「ゲノム合成」という方法論の秘めた可能性を考える
- オーガナイザー: 高木 博史(奈良先端大)・相澤 康則(東工大)
- 日時: 2021年10月27日(水)13:00~15:00
- 場所: H2会場
【趣旨】「ゲノム工学」の進歩はめざましく、現在日本では「ゲノム編集」ブームの真っ只中であるが、世界ではその先の「ゲノム合成」が始まっている。2010年に発表されたマイコプラズマ属細菌ゲノム全合成の後、しばらく沈黙は続いたが、2019年になって韓国と英国から大腸菌ゲノムの全合成が報告され、方法論としてのゲノム合成の汎用性が急激に高まっている。本シンポジウムでは、最新の研究成果と社会動向を紹介し、産業への応用を含む今後の展望を議論したい。
プログラム
- 13:00 はじめに ………… 相澤 康則
座長: 相澤 康則
- 13:05 (S1H2-0201)
合成生物学における新規ゲノム工学技術(CRAGE)の可能性
…… ○吉国 靖雄 (Lawrence Berkeley National Laboratory) - 13:35 (S1H2-0202)
大腸菌のメガサイズゲノムの合成と移植の技術
…… ○末次 正幸 (立教大・理)
座長: 高木 博史
- 14:00 (S1H2-0203)
マウス/ヒト人工染色体によるデザイナー細胞・動物の作製と応用
…… ○香月 康宏 (鳥取大・染工セ) - 14:25 (S1H2-0204)
ヒト細胞ゲノム大規模改変技術の開発とその応用
…… ○相澤 康則 (東工大・生命理工) - 14:55 おわりに ………… 高木 博史