酢酸菌ナノセルロース研究の最前線:合成の分子メカニズムと応用

  • オーガナイザー: 外山 博英(琉球大)・田島 健次(北大)
  • 日時: 2021年10月29日(金)13:00~15:00
  • 場所: H3会場

【趣旨】酢酸菌セルロースの合成酵素複合体の各サブユニットの構造が近年解明され、グルコース分子の連結・菌体外排出・結晶化(不溶化)を同時に行うメカニズムの理解が進んできた。海外での論文数増加もある。また、酢酸菌のナノセルロース自体も、天然のナノセルロース素材としても改めて注目されてきている。活躍する日本の研究者を一同にお招きして、様々な角度からナノセルロース研究の最前線を紹介したい。

プログラム

  • 13:00  はじめに …… 外山 博英

座長: 外山 博英

  • 13:02 (S3H3-1701)
    世界で拡がるナノセルロースの生産と利用
    …… ○平田 悟史 (エンパシード)
  • 13:26 (S3H3-1702)
    酢酸菌におけるセルロース生産に関わる遺伝子の欠失と復帰変異
    …… ○松谷 峰之介1, Theeragool Gunjana2, 藥師 寿治3,4, 松下 一信4,5, 石川 森夫6 (1東農大・ゲノム解析セ, 2カセサート大・理, 3山口大院・創成科学, 4山口大・中高温微セ, 5山口大・農, 6東農大・応生科)
  • 13:50 (S3H3-1703)
    酢酸菌セルロース合成酵素複合体の構造と機能
    …… ○田島 健次 (北大院・工)

座長: 田島 健次

  • 14:14 (S3H3-1704)
    セルロース合成酵素の天然活性再構成へむけて
    …… ○今井 友也 (京大・生存研)
  • 14:38 (S3H3-1705)
    ヒアルロン酸/セルロースの新規複合素材の創製
    …… ○近藤 哲男 (九大院・農)
  • 15:02  おわりに ………… 田島 健次

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