泡盛の基盤研究と産業応用―地域特産品の研究成果を活用するには―

  • オーガナイザー: 塚原 正俊(バイオジェット)・平良 東紀(琉球大)
  • 日時: 10月27日(水)15:30~17:30
  • 場所: H3会場

【趣旨】泡盛は、約700年の歴史を有する国内最古の蒸留酒である。黒麹菌の使用、全麹仕込み、単式蒸留、および「熟成による古酒化」という特徴を有する。近年、特に黒麹菌および酵母の研究成果を応用した泡盛の開発が進められている。本シンポジウムでは、近年の基盤研究の成果と共に商品化に至った実例を紹介することで、基盤研究の成果を産業で活用するための課題について議論したい。

共催: 沖縄県酒造組合

プログラム

  • 15:30  はじめに ………… 平良 東紀

座長: 平良 東紀

  • 15:35 (S1H3-0501)
    泡盛業界と研究機関の連携の試み
    …… ○外山 博英 (琉球大・農)
  • 15:45 (S1H3-0502)
    Aspergillus luchuensisの系統解析とその利用
    …… ○塚原 正俊 (バイオジェット)
  • 16:05 (S1H3-0503)
    黒麹菌による泡盛古酒香バニリン前駆体の生成過程
    …… ○眞榮田 麻友美 (東農大・応生科)

座長: 塚原 正俊

  • 16:25 (S1H3-0504)
    アミノ酸に着目した酵母の育種と泡盛醸造への応用
    …… ○高木 博史 (奈良先端大・バイオ)
  • 16:45 (S1H3-0505)
    泡盛フレーバーホイールの作成と活用
    …… ○宮本 宗周 (在上海日本国総領事館)
  • 17:05 (S1H3-0506)
    泡盛蒸留粕を原料とする新規乳酸菌飲料の開発
    …… ○上間 長亮 (石川酒造場)
  • 17:25  おわりに ………… 塚原 正俊

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