ナノバイオテクノロジー研究部会
ナノバイオテクノロジー研究部会代表
産業技術総合研究所
大阪大学 産業科学研究所
民谷 栄一
生体は、ナノメートルスケールで秩序だった構造体の中で存在し機能している。こうした生体の有するナノシステムの中で、情報伝達・処理、エネルギー変換、物質変換がきわめて有機的に行われており、これらは、次世代技術のシーズの宝庫といってもよい。したがって、こうした生体機能におけるナノ構造に基づいて生体機能を設計・創成し、応用展開しようとする研究開発は、きわめて重要である。こうしたナノバイオテクノロジーを強力に推進するには、医療、環境、食糧などの各種バイオ関連分野との密接な連携が不可欠である。すでに国内外において一部関連分野の連携が開始されているが、広汎なバイオテクノロジー分野を網羅するナノバイオテクノロジー研究会の組織化は、日本生物工学会においてなされるべきと考える。特に、本研究部会では、ナノバイオテクノロジーに関する技術と産業界の持つニーズとの融合を計り、産官学共同研究の実現を目的とした情報の交換を行う。さらに、今後のナノバイオテクノロジー分野における研究を活性化させるために日本生物工学会の会員を中心としたナノバイオテクノロジー関連研究者のネットワークの形成を推進する。
構成員
[代表]
民谷 栄一(産業技術総合研究所/大阪大学 産業科学研究所)
[幹事委員]
中野 秀雄(名古屋大学大学院 生命農学研究科)
植田 充美(京都大学)
近藤 昭彦(神戸大学大学院 工学研究科)
髙木 昌宏(北陸先端科学技術大学院大学)
池袋 一典(東京農工大学大学院 工学府)
福﨑 英一郎(大阪大学大学院 工学研究科)
青木 航(大阪大学大学院 工学研究科)
中村 史(産業技術総合研究所)
藤田 聡史(産業技術総合研究所)
永谷 尚紀(岡山理科大学 工学部)
これまでの活動
- 【共催】日韓ジョイント国際シンポジウム「持続可能な開発目標を目指したバイオセンシングの開発と展開」(2019/9/17)
- シンポジウム(ライフサーベイヤー構築をめざしたナノバイオとコンビバイオの融合の新しい展開)(2007/9/26)
お問い合わせ先
産業技術総合研究所
大阪大学 産業科学研究所
民谷 栄一
E-mail:
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