メタボロミクス研究部会代表
大阪大学大学院工学研究科
福崎 英一郎

 

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ゲノム情報が転写、翻訳過程を経て実行された表現型の一部である『メタボローム(代謝物総体)』を解析することにより、ゲノム情報の理解に資することは自明である。また、メタボロームを説明変数として定量的表現型を解析するメタボリックフィンガープリンティングの手法は、ゲノム科学が切り離して独立運用が可能であり、特に食品産業分野での有用性が強く期待されている。本研究部会では、各分野の研究者との情報交換ならびに、共同研究を通して、実用的なメタボロミクス運用方法を提案することを目的とする。さらに定期的に技術講習会を開催し、メタボロミクス技術の普及と理解を図ることも大きな目的として考えている。本研究部会は設立21年目を迎える。メタボロミクス技術は、醗酵、食品、農業、創薬、メディカル等の種々の応用分野での期待が近年急激に増加している。しかしながら、メタボロミクス技術はいまだ発展途上であり、社会実装にはコンサルティングが必要である。本研究部会は日本におけるメタボロミクス情報発信の中心的存在であり、産学官からの期待も大である。

メタボロミクス研究部会の研究紹介図

    構成員

    [代表]

    福﨑 英一郎(大阪大学大学院工学研究科)

    [委員]

    植田 充美(京都大学)
    清水 浩(大阪大学)
    青柳 秀紀(筑波大学)
    村中 俊哉(大阪大学)
    馬場 健史(九州大学)
    曽我 朋義(慶応義塾大学)
    秦 洋二(月桂冠株式会社)
    堤 浩子(月桂冠株式会社)
    原田 和生(大阪大学)
    金谷 重彦(奈良先端科学技術大学院大学)
    蓮沼 誠久(神戸大学)
    松田 史生(大阪大学)
    向 由紀夫(長浜バイオ大学)
    和泉 自泰(九州大学)
    新間 秀一(大阪大学)

    これまでの活動

    お問い合わせ先

    大阪大学大学院工学研究科 生命先端工学専攻
    福﨑 英一郎
    E-mail:

     

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