光スイッチ型海洋分解性の可食プラスチックの開発研究
- オーガナイザー:金子 達雄 (北陸先端大)・川口 秀夫 (神戸大)・加藤 太一郎 (鹿児島大)
- 日時:2022年10月18日 (火) 16:00~18:00
- 場所:G会場
【趣旨】世界規模の問題である海洋プラスチック問題対策に寄与するために「使用時は十分な耐久性を持つ一方、海洋環境中における強い太陽光照射の下で光スイッチ分解性を示す海洋生分解性プラスチック」の開発を目指したNEDOムーンショット型研究プロジェクトを2020年度より開始している。本シンポジウムでは、我々が目指す、動物や人間の消化管内で軟化分解することで物理的・化学的障害を生じないユニークな「可食化できる海洋生分解性」ポリアミドの開発について、最新の研究成果を紹介し、社会動向を睨んだ今後の展望について議論したい。
プログラム
- 16:00 はじめに ………国岡 正雄
座長:中山 敦好
- 16:10 (2G07-01)
イタコン酸由来光スイッチ分解性ナイロンの分子設計
……○金子 達雄, Mohammad Asif Ali, 岡島 麻衣子, Yin Hongrong, Maninder Singh, 高田 健司 (北陸先端大・マテリアル)
- 16:30 (2G07-02)
光スイッチを可能にする光触媒の開発
……○勝又 健一1, 町田 慎悟1, 中田 一弥2, 小川 誠3 (1東理大・先進工, 2東農大・農学院, 3VISTEC)
座長:荻野 千秋
- 16:50 (2G07-03)
イタコン酸由来光スイッチポリアミドの酵素分解
……○加藤 太一郎1, 柴田 直樹2, 根来 誠司3 (1鹿大院・理・化学, 2兵庫県大院・理, 3兵庫県大院・工)
- 17:10 (2G07-04)
新しいバイオプラスチック開発のための植物バイオマスを原料とする発酵プロセス
……○川口 秀夫1, 佐塚 隆志2 (1神戸大・先端バイオ工研セ, 2名大・生物機能開発セ)
座長:金子 達雄
- 17:30 (2G07-05)
光スイッチ機能を有するプラスチックの社会実装を目指して
……○佐藤 治 (東理大・経営)
- 17:50 おわりに ………金子 達雄