高度に生体を模倣した細胞培養技術「Microphysiological System (MPS)」が拓く未来社会
- オーガナイザー:清水 一憲 (名大)・堀江 正信 (京大)
- 日時: 2022年10月18日(火)16:00~18:00
- 場所: E会場
【趣旨】Microphysiological system (MPS) は、マイクロスケール技術を利用して生体内の微小環境を模倣し、臓器特有の機能や疾患を高度に模倣した細胞培養システムである。従来の平面培養や動物実験に替わる技術として、細胞治療や創薬疾患・基礎生物学研究での応用が大いに期待されている。本シンポジウムでは、MPSの中でも特に発展が著しい「オルガノイド」と「Organ-on-a-Chip」に焦点を当て、ユニークな研究を進める研究者が最新知見を紹介し、本分野の将来像と生物工学が果たすべき役割を討議したい。
プログラム
- 16:00 はじめに ………清水一憲
- 16:05 (2E07-01)
ヒトiPS細胞由来腸細胞を用いた生体模倣システムの開発
……○松永 民秀 (名市大・院薬)
座長:清水 一憲
- 16:25 (2E07-02)
三次元微小血管モデルにおけるマルチスケール解析
……○松永 行子 (東大・生研)
座長:堀江 正信
- 16:45 (2E07-03)
リバースバイオエンジニアリングによる生体再構成への挑戦
……○亀井 謙一郎 (京大・アイセムス)
- 17:05 (2E07-04)
多能性幹細胞からの機能的組織誘導
……○永樂 元次1,2 (1京大・医生研, 2京大・ASHBi)
- 17:25 (2E07-05)
ヒトiPS細胞のライブセルレポーターアッセイと仮想人体構築学
……○福田 淳二 (横国大院・工)
- 17:45 (2E07-06)
運動神経支配されたヒト骨格筋組織モデルの開発
……○清水 一憲 (名大院・工)
- 17:58 おわりに ………堀江正信