オーガナイザー: 藤山 和仁(阪大)・山本 憲二(石川県立大)
日時: 9月11日(木)午前 9:00~11:30
会場: 2階 E会場(204)

最近のバイオ医薬品の活発な開発に伴って、多様な糖鎖を有するバイオ医薬品のヒトへの適合問題が認識され、糖鎖に対するさまざまな知見や技術が注目されてい る。とりわけ、抗体医薬における糖鎖の問題は最近にスタートした経産省の次世代医薬品創出基盤技術開発事業における主要な課題のひとつにもなっている。本 シンポジウムではバイオ医薬品における糖鎖の問題とそれを克服する技術開発の課題などを生物工学の視野からディスカッションし、次世代型の糖鎖工学基盤技 術開発につなげたいと考えている。

プログラム

 

  • 9:00 はじめに………………………………山本 憲二

座長:山本 憲二

  • 9:10 (3S-Ea01)
    酵母での生産と酵素法を組み合わせた糖タンパク質製造法の開発
    ………………………………○千葉 靖典 (産総研・糖鎖創薬)

座長:千葉 靖典

  • 9:35 (3S-Ea02)
    ぜんそく治療薬開発に向けた炎症抑制メカニズムの解明
    ……○加藤 紀彦1,2, 際本 拓未3, Evans Christopher4, Hudson Sherry3, Brummet Mary3, Zhu Zhou5, Tiemeyer Michael2, Bochner Bruce3 (1石川県大・生物資源研, 2ジョージア大, 3ジョンズホプキンス大, 4コロラド大, 5イェール大)

座長:加藤 紀彦

  • 10:00 (3S-Ea03)
    ムチンの生物学的機能の解析と医薬への展望
    ………………………………○中田 博 (京都産業大学・総合生命)

座長:中田 博

  • 10:25 (3S-Ea04)
    異種細胞を用いた医療用糖タンパク質の生産
    ………………………………○藤山 和仁 (阪大・生工国際セ)

座長:藤山 和仁

  • 10:50 (3S-Ea05)
    ヒト型糖鎖の大量生産とその応用
    ………………………………○朝井 洋明 (糖鎖工学研究所)

     
  • 11:15 おわりに………………………………藤山 和仁