シンポジウム「ヒ素汚染のバイオレメディエーション技術の新展開」
最終更新日:2014.07.17
オーガナイザー: 天知 誠吾(千葉大)・遠藤 銀朗(東北学院大)
日時: 9月10日(水)午後 15:40~17:50
会場: 2階 D会場(小ホール)
ヒ素汚染の物理化学的修復法はコストが高く、汚染が広範囲に及ぶ場合には現実的ではない。これに対し近年、微生物のヒ素酸化還元能や、植物(モエジマシダ) のヒ素高度蓄積能を用いたヒ素汚染修復法が注目されている。本シンポジウムでは、ヒ酸呼吸細菌を用いた汚染土壌からのヒ素溶出(国環研:山村茂樹、千葉大:天知誠吾)、亜ヒ酸酸化細菌を用いた水中からのヒ素除去(東北学院大:宮内啓介)、さらにモエジマシダを用いたファイトレメディエーションの基礎技術開発(フジタ:北島信行)とその水中ヒ素除去への応用(東北学院大:遠藤銀朗)等について最新の知見を紹介し、本分野における産学連携の推進を目指す。
プログラム
- 15:40 はじめに………………………………天知 誠吾
座長:遠藤 銀朗
- 15:45 (2S-Dp01)
自然的要因に起因するヒ素土壌汚染問題とその修復技術
………………………………○井上 千弘 (東北大院・環境)
- 16:08 (2S-Dp02)
微生物によるヒ素の可溶化 -汚染土壌のバイオレメディエーションを目指して-
………………………………○天知 誠吾 (千葉大・園芸)
- 16:31 (2S-Dp03)
異化型ヒ酸還元細菌と酸化還元メディエーターを併用した汚染土壌浄化技術の開発
……○山村 茂樹1, 天知 誠吾2, 池 道彦3 (1国立環境研, 2千葉大院・園芸, 3阪大院・工・環境エネ)
- 16:54 休憩
座長:天知 誠吾
- 17:00 (2S-Dp04)
超集積植物を利用したファイトレメディエーション-応用と基礎研究-
………………………………○北島 信行 (フジタ・環境エンジセ)
- 17:23 (2S-Dp05)
ヒ素超集積植物を用いたヒ素汚染農地土壌の修復
………○宮内 啓介1, 黄 毅1, 簡 梅芳2, 遠藤 銀朗1 (1東北学院大・工, 2東北大院・環境)
- 17:46 おわりに………………………………遠藤 銀朗