オーガナイザー: 中島 信孝(東工大)
日時: 9月10日(水)午後 15:40~17:50
会場: 1階 C会場(107+108)

生物機能を用いた物質生産(バイオものづくり)は、従来から、研究者の経験や知識に基づいて実験的(wet)に試行錯誤することで進められてきた。近年で は、dry(生物情報科学)研究の発展に伴い、wet研究とdry研究を融合させ、生物機能をより高度に理解し利用する試みがなされている。しかし、日本 でのそのような融合研究は世界に比べて立ち遅れていると言わざるを得ない。本シンポジウムは、日本のwet-dry研究の融合と、その融合から生み出され るバイオものづくりを活発化させるために開催する。

プログラム

 

  • 15:40 はじめに………………………………中島 信孝

座長:吉川 勝徳

  • 15:45 (2S-Cp01)
    化合物の高生産とデザインに向けた大規模生物情報の複合利用
    ……○梅村 舞子1, 玉野 孝一1, 小池 英明1, 池上 努2, 稲次 豊広3, 長野 希美4, 油谷 幸代4, 熊谷 俊高5, 寺井 悟朗6, 津久井 隆裕4, 竹田 至1, 小島 功2, 浅井 潔4, 町田 雅之1 (1産総研・生物プロセス, 2産総研・情報技術, 3(株)Cift, 4産総研・ゲノム情報, 5(株)ファームラボ, 6(株)インテック)

座長:梅村 舞子

  • 16:05 (2S-Cp02)
    代謝改変への活用を目指した非常用酵母のドラフトゲノム解析
    ………………………………○小西 正朗, 堀内 淳一 (北見工大)

座長:中島 信孝

  • 16:30 (2S-Cp03)
    ハイスループット実験室進化とオミックス解析による大腸菌の様々なストレスへの耐性機構の解析
    ……○堀之内 貴明1, 清水 浩2, 古澤 力1,2 (1理研・QBiC, 2阪大院・情報・バイオ情報)
     
  • 16:55 (2S-Cp04)
    代謝モデルを用いたin silico代謝予測と有用物質生産への応用
    ………………………………○吉川 勝徳 (阪大院・情報・バイオ情報)

座長:小西 正朗

  • 17:20 (2S-Cp05)
    アンチセンスRNA法による大腸菌代謝経路の包括的な解析とin silico代謝予測
    ……○中島 信孝1,2, 大野 聡3, 吉川 勝徳3, 清水 浩3 (1東工大院・生命理工, 2産総研・生物プロセス, 3阪大院・情報・バイオ情報)