シンポジウム「試験管から個体までの人工生命体研究の現状と将来」
最終更新日:2014.09.18
オーガナイザー: 田川 陽一(東工大)・田口 精一(北大)
日時: 9月9日(火)午後 15:20~17:30
会場: 2階 E会場(204)
遺伝子発現のシミュレーションや高度の発現システム系が開発され、合成生物学の社会への貢献が期待されているが、実際出口として見えてくるものは何か、社会への利益はなにか、問題点はなにか、本シンポジウムはそのようなことに答えたい。細胞に依存しない試験管内でのウイルス合成、有用物質生産用植物工場、 ES/iPS細胞からの人工生命体、最先端の発生工学を紹介し、生命倫理学的な立場からの合成生物学からトランスヒューマンまでの研究に対する議論をおこない、合成生物学の出口における現状と将来の展望・問題を幅広く考えることを企画した。
共催: 文部科学省科学研究費補助金「新学術領域研究」:
動的・多要素な生体分子ネットワークを理解するための合成生物学の基盤構築
プログラム
- 15:20 はじめに………………………………田川 陽一
座長:田川 陽一
- 15:22 (1S-Ep01)
試験管内ウイルス合成
………………………○今高 寛晃, 町田 幸大(兵庫県大院・工)
- 15:47(1S-Ep02)
合成生物学的見地からのバクテリア型生命体のゲノムデザイン
………………………………○柘植 謙爾(慶應大・先端生命研)
- 16:12 (1S-Ep03)
二酸化炭素からプラスチックを合成する人工生命システムの創製 -最短の合成ルートは?-
…○松本 謙一郎1,2, 横尾 俊憲1, 大井 俊彦1, 田口 精一1 (1北大院・工・生機高, 2JST・さきがけ)
座長:田口 精一
- 16:37 (1S-Ep04)
最小哺乳類in vitroシステムの戦略と応用
…○田川 陽一1, 玉井 美保1, 藤山 陽一2 (1東工大院・生命理工, 2島津製作所)
- 17:02 (1S-Ep05)
人工生命体研究の倫理?:どこまでやったら社会はやめろというだろうか
………………………………○橳島 次郎 (東京財団)
- 17:27 おわりに………………………………田口 精一