シンポジウム「シンセティック・エコロジー:
腸内から自然環境の恒常的維持に向けた微生物生態系の調和」
最終更新日:2014.09.18
オーガナイザー: 菊地 淳(理研/名大/横市大)・二又 裕之(静岡大)
日時: 9月9日(火)午後 15:20~17:30
会場: 1階 C会場(107+108)
前世紀ではブラックボックスであった腸内環境は、急速なオミックス技術開発により分子生態が解明され始めており、またプロバイオティクス・プレバイオティクスの入力でそのエコロジーを“和ませる”ことも可能となっている。本会では、「腸内の微生物生態系を和ませる」研究・技術の最新の知見を紹介しつつ、水陸環境に関しても同様の技術が援用可能か問題提起し、環境調和型な生物工学のあり方を議論する。
共催: 微生物生態学会Socio-Microbiology 研究部会
プログラム
座長:菊地 淳
- 15:20 (1S-Cp01)
シンセティック・エコロジーの始動
………○菊地 淳1,2,3, 二又 裕之4 (1理研・CSRS, 2横市院・生医, 3名大院・生命農学, 4静大院・工・化学バイオ)
- 15:25 (1S-Cp02)
哺乳動物の腸内エコシステムがもたらす生体恒常性維持機構
………○福田 真嗣1,2 (1慶応大・先端生命研, 2理研・IMS)
- 15:50 (1S-Cp03)
昆虫消化系におけるセルロース代謝メカニズム
………○徳田 岳1, 菊地 淳2,3,4 (1琉球大・熱生研, 2理研・環境資源, 3横市大院・生命医, 4名大院・生命農学)
座長:二又 裕之
- 16:15 (1S-Cp04)
植物共生科学の新展開と農学研究のパラダイムシフト
………○池田 成志1, 南澤 究2 (1北農研畑作研究領域, 2東北大院・生命)
- 16:40 (1S-Cp05)
海藻と海草と殺藻細菌: 有害有毒赤潮の発生から沿岸生態系を守る恒常性維持機能
………………………………○今井 一郎 (北大院・水産)
- 17:05 (1S-Cp06)
暗黒の微生物生態系の駆動原理とその普遍性
………………………………○高井 研 (海洋研究開発機構)
- 17:25 おわりに………………………………二又 裕之