オーガナイザー: 菊地 淳(理研/名大/横市大)・二又 裕之(静岡大)

日時: 9月9日(火)午後 15:20~17:30
会場: 1階 C会場(107+108)

前世紀ではブラックボックスであった腸内環境は、急速なオミックス技術開発により分子生態が解明され始めており、またプロバイオティクス・プレバイオティクスの入力でそのエコロジーを“和ませる”ことも可能となっている。本会では、「腸内の微生物生態系を和ませる」研究・技術の最新の知見を紹介しつつ、水陸環境に関しても同様の技術が援用可能か問題提起し、環境調和型な生物工学のあり方を議論する。

共催: 微生物生態学会Socio-Microbiology 研究部会

プログラム

座長:菊地 淳

  • 15:20 (1S-Cp01)
    シンセティック・エコロジーの始動
    ………○菊地 淳1,2,3, 二又 裕之4 (1理研・CSRS, 2横市院・生医, 3名大院・生命農学, 4静大院・工・化学バイオ)
     
  • 15:25 (1S-Cp02)
    哺乳動物の腸内エコシステムがもたらす生体恒常性維持機構
    ………○福田 真嗣1,2 (1慶応大・先端生命研, 2理研・IMS)
     
  • 15:50 (1S-Cp03)
    昆虫消化系におけるセルロース代謝メカニズム
    ………○徳田 岳1, 菊地 淳2,3,4 (1琉球大・熱生研, 2理研・環境資源, 3横市大院・生命医, 4名大院・生命農学)
     

座長:二又 裕之

  • 16:15 (1S-Cp04)
    植物共生科学の新展開と農学研究のパラダイムシフト
    ………○池田 成志1, 南澤 究2 (1北農研畑作研究領域, 2東北大院・生命)
     
  • 16:40 (1S-Cp05)
    海藻と海草と殺藻細菌: 有害有毒赤潮の発生から沿岸生態系を守る恒常性維持機能
    ………………………………○今井 一郎 (北大院・水産)
     
  • 17:05 (1S-Cp06)
    暗黒の微生物生態系の駆動原理とその普遍性
    ………………………………○高井 研 (海洋研究開発機構)

     
  • 17:25 おわりに………………………………二又 裕之