オーガナイザー: 濱野 吉十(福井県大)・荒川 賢治(広島大)
日時: 10月28日(水) 8:30~10:50
会場: 2階 B会場 (アメジストホール鳳凰)

【趣旨】
ポストゲノム時代の今、二次代謝産物の生合成研究は急速に発展しており、人為的な生合成改変、非天然型新規化合物の創出、コンビナトリアル生合成による化合物ライブラリーの構築、制御因子・低分子エリシターなどによる二次代謝の人為制御、希少有用物質の安定供給など合成生物学的アプローチが実用的なレベルに達しつつある。これら二次代謝産物の生合成を基軸する合成生物学の研究においては、生合成経路・酵素反応の解明が前提であり、本シンポジウムでは、これら研究の最前線を提供する。

プログラム

  • 8:30  はじめに………………………………濱野 吉十

座長:濱野 吉十

  • 8:33 (3S-Ba01)
    放線菌のポリケタイド生合成における新規な環構造形成機構
    ………………………………○勝山 陽平, 大西 康夫 (東大院・農生科)
     
  • 9:00 (3S-Ba02)リベロマイシン生合成機構の解析
    ………………………………○高橋 俊二, 長田 裕之 (理研CSRS・ケミカルバイオロジー)
     

座長:荒川 賢治

  • 9:27 (3S-Ba03)   
    麹菌群での2次代謝遺伝子クラスターの比較解析と生産制御機構
    ………………………………○岩下 和裕1,2 (1酒総研,2広島大院・先端物質)
     
  • 9:54 (3S-Ba04)   
    チューリップ抗菌性二次代謝産物の活性化に関わる新規カルボキシルエステラーゼの発見
    ………野村 泰治1, 荻田 信二郎1,2, ○加藤 康夫1 (1富山県大・生工研セ,2県大広島・生命科学)
  • 10:21 (3S-Ba05)
    放線菌に見出したATP-grasp-ligaseが触媒する多様なアミド形成反応
    ………………………………○大利 徹 (北大院・工)
     
  • 10:48  おわりに………………………………荒川 賢治