オーガナイザー: 菊地 淳(理研)・田中 剛(農工大)
日時: 10月27日(火)16:00~18:20
会場: 5階 E会場 (ルビーホール飛天)

【趣旨】
今世紀中ごろには世界人口は90億人に達し、特に急激に台頭する新興国の食と資源の利用は大きな問題になると予想されている。前世紀の陸(地下)資源に依存した工学からのパラダイムシフトは、海洋資源の持続的利用に求めることができる。特に日本近海は広大な上に生物多様性のホットスポットであり、本学会が担い得るイノベーションの可能性も広大であ る。シンポジウムでは、細菌や藻類、魚類などの海洋生物資源の各専門家より遺伝的・機能的多様性を紹介して戴き、これら魅力的な海洋生物資源からの新産業創出への道筋を模索する。

プログラム

  • 16:00  はじめに………………………………竹山春子

座長:田中 剛

  • 16:10 (2S-Ep01)
    食資源動物である養殖対象魚介類のマリンバイオテクノロジー 研究について
    ………………………………○廣野 育生 (海洋大院・海洋科学)
     
  • 16:30  (2S-Ep02)
    サンゴ礁生態系の保全・再生へのゲノミクス技術の活用
    ………………………………○新里 宙也 (OIST・マリンゲノミクスユニット)
     
  • 16:50 (2S-Ep03)
    海綿―共生微生物系の化学防御機構
    ………………………………○脇本 敏幸 (北大院・薬)
     

座長:菊地 淳

  • 17:10 (2S-Ep04)
    深海底に広がる電気生態系の可能性
    ………………………………○中村 龍平 (理研・環境資源セ)
     
  • 17:30 (2S-Ep05)
    海洋生態系での影響評価と変動予測:海底鉱物資源開発への応用
    ………………………………○山本 啓之 (海洋研究開発機構)
     
  • 17:50 (2S-Ep06)
    微細藻類を用いた高付加価値物製造と地域産業活性化への貢献の可能性
    …………○鈴木 健吾1,2,3 (1ユーグレナ,2JST・CREST,3JST・ImPACT)
     
  • 18:10  おわりに………………………………菊地 淳