森も木も見る微生物研究:連携による集積知
- オーガナイザー:阿座上 弘行 (山口大),野村 暢彦 (筑波大)
- 日時:2023年9月4日(月)9:00~11:00
- 場所:K会場 オークマ工作機械工学館・オークマ講義室
【趣旨】持続可能社会の実現に向け、利用価値の高い微生物の獲得熱が高まっているが、微生物に対する研究手法は多様化かつ専門的になっている。このような中で、SDGsの達成に貢献できるブレイクスルー技術の確立には、研究者間にとどまらず、組織的な連携が求められる。国内には、独自の有用微生物資源や専門技術を有する微生物研究機関が幾つかあるが、既に機関連携が始まっているものや始まろうとしているものもある。本シンポジウムでは、それぞれの強みを持つ研究機関の連携によって見えてくる新たな微生物による生物工学研究の新展開について議論したい。
プログラム
- 9:00 開会の挨拶 ……野村 暢彦
座長:阿座上 弘行
- 9:02 (2S-Ka01)
基礎から応用、サイエンスとテクノロジー、個と集団の微生物研究センター
……○野村 暢彦 (筑波大・微生物サステイナビリティ研究センター)
- 9:25 (2S-Ka02)
バイオとデジタルの技術融合による先端バイオ工学研究プラットフォーム確立に向けた挑戦
……○蓮沼 誠久1,2,3 (1神戸大・先端バイオ工研セ, 2神戸大院・科技イノベ, 3理研・環境資源)
- 9:48 (2S-Ka03)
低温と嫌気―微生物の培養が切り拓くタンパク質研究の新展開
……○渡邉 友浩, 福井 学 (北大・低温研)
- 10:11 (2S-Ka04)
多様な智を繋ぐネットワーク形成:集積知で生きる個性
……○片岡 正和 (信州大院・生命医工)
- 10:34 (2S-Ka05)
耐熱性微生物の特性とそれを生かしたグリーンエネルギー技術開発
……○山田 守1,2 (1山口大院・創科, 2山口大・中高温セ)
- 10:57 閉会の挨拶 ……阿座上 弘行