微生物炭素固定代謝の多様性に基づく合成生物学
- オーガナイザー: 跡見 晴幸 (京大),阪井 康能 (京大)
- 日時: 2023年9月4日 (月) 13:00~15:00
- 場所: E会場 ES総合館・ESホール
【趣旨】いままでの微生物を用いた代謝工学・合成生物学は主として糖質化合物を基質として進められてきた。本シンポジウムでは微生物代謝の多様性を念頭に、二酸化炭素・メタン・メタノールなどに代表されるC1化合物を炭素・エネルギーの基質として利用できる微生物に焦点を当て、それらの特異な代謝とその利用に関する研究例を紹介する。今後の展開を議論・整理することにより、炭素固定代謝に基づいた新しい合成生物学のプラットホームを築く。
プログラム
- 13:00 はじめに ……阪井 康能
座長:阪井 康能
- 13:03 (2S-Ep01)
超好熱性アーキアのC1代謝関連酵素
……○跡見 晴幸 (京大院・工)
- 13:21 (2S-Ep02)
高濃度CO2と(超)好熱菌の中央代謝
……○布浦 拓郎 (海洋研究開発機構)
座長:跡見 晴幸
- 13:46 (2S-Ep03)
Biohydrogen production from one carbon substrates using a hyperthermophilic archaeon, Thermococcus onnurineus NA1
……Hyun Sook Lee1,2, ○Sung Gyun Kang1,2 (1Korea Institute of Ocean Science and Technology, 2University of Science and Technology)
- 14:11 (2S-Ep04)
微生物電気化学を活用したCO2資源化技術
……○加藤 創一郎1,2,3 (1産総研・生物プロセス, 2北大院・農, 3阪大院・基礎工)
- 14:36 (2S-Ep05)
C1微生物炭素固定反応による炭素資源利用とバイオ生産への応用
……○阪井 康能, 由里本 博也 (京大院・農)
- 14:58 おわりに ……跡見 晴幸