シンポジウム「糖鎖工学技術がもたらすバイオ医薬品の新潮流」
最終更新日:2018.07.08
- オーガナイザー:三﨑 亮(阪大)・加藤 紀彦(京大)・千葉 靖典(産総研)
- 日時:9月7日(金)15:20~17:50
- 場所:M会場(第4学舎2号館3階)
【趣旨】バイオ医薬品市場の急速な拡大に伴い、翻訳後修飾の制御を含めた生産物の高品質化が切望されている。特に、糖タンパク質性医薬品が提示する糖鎖構造の多様性は、高品質化に向けて解決すべき問題点である。本シンポジウムでは、高付加価値バイオ医薬品生産を目指した糖鎖構造の制御・均一化、および糖鎖を活用した創薬に注力する国内産学の研究者と生産者より、工学的糖鎖改良方法の現況と新たに見えてきた課題を紹介いただき、本学会にて糖鎖工学が産学協働で目指すべき展望を議論したい。
プログラム
座長:三﨑 亮
- 15:20 (S3Mc01)
糖転移酵素を用いた糖ペプチド合成と糖鎖創薬への応用展開
……○千葉 靖典1, 吉村 弥生1,2, 高橋 佳江1, 横尾 岳彦1, 清水 弘樹3 (1産総研・創薬基盤,2バイオインダストリー協会,3産総研・生物プロセス)
- 15:35 (S3Mc02)
糖タンパク質の精密化学合成
……○梶原 康宏 (阪大院・理)
座長:千葉 靖典
- 16:00 (S3Mc03)
糖タンパク質合成の制御とバイオ医薬品への機能付与
……○朝井 洋明 (糖鎖工学研究所)
- 16:25 (S3Mc04)
糖アナログを利用した糖鎖機能の追跡と改変
……○木塚 康彦 (岐阜大・G-CHAIN)
座長:加藤 紀彦
- 16:50 (S3Mc05)
バイオ医薬品開発を指向した化学合成糖鎖からのアプローチ
……○松崎 祐二 (東京化成工業 糖鎖技術部)
- 17:15 (S3Mc06)
エンドグリコシダーゼと機能性合成N型糖鎖を利用するネオ糖タンパク質医薬品の開発を目指して
……○伊藤 孝司1,6, 西岡 宗一郎1,6, 小林 功2,6, 笠嶋 めぐみ2,6, 立松 謙一郎2,6, 瀬筒 秀樹2,6, 松崎 祐二3, 飯野 健太3, 木下 崇司4, 堂崎 雅仁4, 灘中 里美5, 北川 裕之5 (1徳島大院・医歯薬学研・創薬生命工,2農研機構・カイコ機能改変技術開発ユニット,3東京化成工業,4伏見製薬所,5神戸薬科大・生化学,6SERIREVO)
- 17:40 おわりに ……三﨑 亮