• オーガナイザー:丸山 潤一(東大)・松田 史生(阪大)
  • 日時:9月7日(金)13:00~15:00
  • 場所:H会場(第4学舎2号館2階)

微生物を利用した有用物質の生産性の向上には、宿主の代謝経路の改変が有効である。近年、様々な生物で遺伝子改変の劇的な効率化をもたらしたゲノム編集をもとに、宿主に対して多重・多段階の遺伝子操作を効率よく行う技術が開発され、代謝経路を無限に改変することが可能になった。これにより、代謝制御機構の理解に基づく、より合理的な代謝設計が求められるようになってきた。本シンポジウムでは、物質生産の宿主開発技術の最先端とともに、代謝経路間の相互作用を解析する新規分析手法を紹介し、物質生産宿主開発の新たな方法論について議論する。

共催:文部科学省科学研究費補助金 新学術領域研究 「生合成リデザイン」

プログラム

座長:丸山 潤一

  • 13:00 (S3Hb01)
    物質生産宿主・麹菌で自在にかつ無限に遺伝子を改変する~ゲノム編集技術の進展
    ……○丸山 潤一 (東大院・農生科・応生工)
     
  • 13:24 (S3Hb02)
    大規模な代謝経路をデザインすることへの挑戦
    ……○柘植 謙爾 (神戸大院・科技イノベ)
     
  • 13:48 (S3Hb03)
    芳香族化合物合成プラットホームの開発~芳香族モノマー合成に理想的な大腸菌代謝デザイン~
    ……○野田 修平, 白井 智量, 近藤 昭彦 (理研・環境資源)
     
  • 14:12 (S3Hb04)
    物質生産宿主としての酵母の代謝経路改変とゲノム改変に向けた合成生物工学的手法開発
    ……○石井 純 (神戸大院・科技イノベ)
     
  • 14:36 (S3Hb05)
    大腸菌中心炭素代謝システムの動力学モデル開発と有用物質生産の合理的設計
    ……○倉田 博之 (九工大)

 

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