シンポジウム「環境は持続可能か?―地球規模の物質循環を生物工学から考える―」
最終更新日:2018.07.08
- オーガナイザー:新谷 政己(静岡大)・寺田 昭彦(農工大)
- 日時:9月7日(金)15:20~17:20
- 場所:F会場(第4学舎2号館1階)
【趣旨】持続可能な社会を構築する上で、窒素やリン等農業に必須な物質の地球規模の循環は重要である。それらの物質は人類の発展とともに急激に消費され、その循環は不可逆的な閾値を超えつつある。こうした危機的状況は、既に何度か注目されてきたものの継続的な発信がなされなくなりがちである、本シンポジウムでは、いくつかの元素の物質循環に焦点を絞り、日本固有の現状や対策等の最新情報を提供し、参加者にも可能な取り組みについて議論する。
共催:NPO法人環境バイオテクノロジー学会
プログラム
- 15:20 はじめに ……加藤 純一
座長:新谷 政己
- 15:25 (S3Fc01)
工学システムの進展から見る窒素マネジメントの現状と課題
……○寺田 昭彦 (農工大院・工)
- 15:55 (S3Fc02)
硫化カルボニルの生物地球化学循環と安定同位体比を用いた動態解析
……○服部 祥平1, 亀崎 和輝1, 小川 貴弘2, 片山 葉子2, 吉田 尚弘1 (1東工大,2農工大)
座長:金原 和秀
- 16:20 (S3Fc03)
結晶性酸化鉄の微生物還元とその地球炭素循環との関わり
……○堀 知行 (産総研)
- 16:45 (S3Fc04)
リン最前線-Pイノベーションとリン循環産業ビジョン-
……○大竹 久夫1, 常田 聡2 (1早大・総合研究機構,2早大・先進理工)
- 17:15 おわりに ……寺田 昭彦