• オーガナイザー:清水 浩(阪大)・魚住 信之(東北大)
  • 日時:9月7日(金)13:00~15:00
  • 場所:E会場(第4学舎2号館1階)

【趣旨】継続的な光合成には、光エネルギーを使うとともに、上手く捨てる機構が必要であることが分かってきた。現存の光合成生物は局所環境に適応進化し、「光エネルギーの効率的利用」と「過剰光からの防御」のバランスを調節している。本シンポジウムでは、光合成生物の工学利用を目指し、プロトン駆動力の解析や光化学系における電子伝達と中枢代謝のシステム解析を軸にして、光合成の最適化に導くまだ教科書には記述されていない最新の研究を展開する研究者を招待し、光合成生物工学の新たな展開を議論する。

共催:文部科学省科学研究費補助金新学術研究「新光合成:光エネルギー変換システムの再最適化」

プログラム

  • 13:00 はじめに ……清水 浩

座長:魚住 信之

  • 13:05 (S3Eb01)
    プロトン駆動力による光合成のフィードバック制御
    ……○皆川 純 (基生研・環境光生物)
     
  • 13:35 (S3Eb02)
    代謝工学による光合成の統合解析と工学応用
    ……豊島 正和, 戸谷 吉博, 松田 史生, ○清水 浩 (阪大院・情報)

座長:清水 浩

  • 14:00 (S3Eb03)
    中枢代謝を利用した物質生産と光合成能の改変
    ……○小俣 達男1, 高谷 信之1, 池田 和貴2, 愛知 真木子3, 西山 佳孝4 (1名大院・生命農学,2理研・統合生命医科学研究セ,3中部大・応生,4埼大院・理工学)
     
  • 14:35 (S3Eb04)
    駆動力形成を担うイオン輸送による光合成調節
    ……○魚住 信之, 辻井 雅, 狩野 文香, 解良 康太, 浜本 晋, 斉藤 俊也 (東北大院・工)
  • 14:55 おわりに ……魚住 信之

 

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