オーガナイザー: 藤原 伸介(関西学院大)・保川 清(京大)

日時:9月29日(木)9:00~11:00 
会場:ANAクラウンプラザホテル富山 3階 E会場

趣旨:核酸関連酵素は今日のポストゲノム研究とバイオテクノロジーを支えている。今後、画期的な分析法、製造法、治療法、診断法を開発していくには、DNAの検出 だけではなくRNAの高感度検出も重要になってくる。本シンポジウムでは、逆転写酵素、DNAポリメラーゼ、ヘリカーゼ等の核酸関連酵素に関する機能改変 (安定性の向上、新規な酵素活性の付与)と応用(核酸増幅反応、核酸クロマト、マイクロアレイ等)に焦点を当て、最近の研究成果と新技術開発の展望を紹介する。

プログラム

座長:保川 清

  • 9:00  はじめに……藤原 伸介

座長:藤原 伸介

  • 9:10 (2S-Ea01)
    新規3酵素の組み合わせによるcDNA合成技術の開発
    ……○保川 清 (京大院・農)
     
  • 9:30 (2S-Ea02)
    デジタルPCR の高感度化と臨床診断への応用
    …… ○柳原 格, 名倉 由起子, 吉村 芳修(大阪母子保健総合医療セ研)

     

  • 9:45 (2S-Ea03)
    CRISPR/Cas9 を利用したゲノム編集技術開発から学ぶこと
    ……○石野 良純 (九大院・農)
     

座長:保川 清

  • 10:05 (2S-Ea04)
    核酸分解酵素の組み合わせによる迅速なゲノム合成手法の開発
    ……○板谷 光泰 (慶應大先端生命研)
     
  • 10:25 (2S-Ea05)
    Point of care testingを志向した多項目遺伝子検査
    ……○佐野 創太郎, 兼﨑 祐介, 宮本 重彦 (カネカ)
     
  • 10:40 (2S-Ea06)
    簡便な遺伝子検出法「NASBA – 核酸クロマト法」の原理とその応用
    ……○宇治家 武史, 林 司 (カイノス)

座長:藤原 伸介

  • 10:55  おわりに(総括) ……保川 清