シンポジウム「生物工学研究者の生命情報との向き合い方 ~バイオインフォマティクス入門から応用へ~」
最終更新日:2017.01.16
オーガナイザー: 牧野 智宏(アスビオファーマ)・蟹江 慧(名大)・兒島 孝明(名大)
日時:9月28日(水)13:30~15:30
場所:富山国際会議場 2階 B会場(特別会議室)
趣旨:高速DNAシークエンス解析技術の普及により、ゲノム解析を始めとする様々な生命科学データが日々集積されている。同時に、スーパーコンピュータによる CPU・GPU計算処理能力の飛躍的な向上に伴い、生命情報を比較的容易に解析することが可能となっている。今後、生物データを論理的かつ効率的に分析し、生命を理解するバイオインフォマティクスが、生物工学分野においてますます重要になってくることは間違いない。本シンポジウムでは、生物工学の視点から、いかにして多種多様な生命情報に向き合っていくかを、基礎から応用まで、食品・医薬品・医療分野への応用を目指した事例を中心に紹介し、その将来展望について議論する。
プログラム
- 13:30 はじめに……蟹江 慧
座長:牧野 智宏
- 13:32 (1S-Bp01)
遺伝疫学データに基づくDNAメチル化と生活習慣病の関係
……○中杤 昌弘1, 市原 佐保子2, 山本 健3, 大中 佳三4, 松原 達昭5, 横田 充弘6 (1名大病院・先端医療,2三重大院・地域イノベーション学,3久留米大・医・医化学,4九大院・医・老年医学,5愛知学院大・歯・内科学,6愛知学院大・歯・ゲノム情報応用診断学)
- 13:55 (1S-Bp02)
高速DNAシークエンシングとバイオインフォマティクスを駆使した転写制御ネットワーク解析
……○兒島 孝明, 中野 秀雄 (名大院・生命農学)
- 14:18 (1S-Bp03)
アミノ酸物性指標を用いたペプチドインフォマティクスの可能性
……○蟹江 慧1, 伊藤 圭祐2, 本多 裕之3, 加藤 竜司1 (1名大院・創薬科学,2静県大院・薬食生命,3名大院・工)
- 14:41 (1S-Bp04)
バイオ産業におけるメタボロームデータの利活用
……○緒方 法親 (日本バイオデータ)
- 15:04 (1S-Bp05)
ヒト常在性ビフィズス菌種と宿主との親和性について
……○小田巻 俊孝1, 堀米 綾子1, 菅原 宏祐1, 南 淳一2, 阿部 文明2, 清水 金忠1 (1森永乳業 基礎研,2森永乳業 素材研)
- 15:27 おわりに ……兒島 孝明