日本生物工学会 100年のあゆみ
投稿日: 2022.11.01 最終更新日: 2023.08.04
♦1923 (大正12) 年
大阪醸造学会の設立 『醸造學雜誌』を年12回刊行
日本生物工学会の源流は,坪井仙太郎[東京大学工科大学応用化学科 1889(明治 22)年卒業]を初代教授とする国立大阪高等工業学校醸造科であった.(日本生物工学会100年史より抜粋)
同窓生相互の親交と研究発表を目的として、1910(明治 43)年に設立された大阪高等工業学校醸造会がのちに改組され、1923(大正 12)年8月1日の役員会で「大阪釀造学会」が正式に発足しました。♦1931 (昭和6) 年
坪井記念館落成(東野田)
鉄筋コンクリート2階建で1階に学会事務局が入居。坪井記念館は醱酵本館と共に戦時中ほとんど被害はなく、学会活動(学会事務所、役員会、総会、講演会場など)に活用されました。
♦1935 (昭和10) 年
第1回夏季醸造大学開催
夏期醸造大学は 2年ごとに計4回開催されましたが、戦争が激しくなったためやむなく中止されました。
♦1944 (昭和 19) 年
会誌名を『醱酵工學雜誌』と改称 (Vol.22)
♦1957 (昭和32) 年
第1回江田賞授与
♦1959 (昭和34) 年
第1回学会賞授与
♦1962 (昭和37) 年
創立40周年 日本醱酵工学会と改称
♦1963 (昭和38) 年
第1回斎藤賞授与
♦1965 (昭和40) 年
東日本支部設置
♦1970 (昭和45年) 年
第1回醗酵学懇話会(事務局移転後再開)
大阪大学大学院工学研究科 サントリー記念館内に学会事務局移転
♦1971 (昭和46年) 年
日本醱酵工学会を社団法人化
♦1972 (昭和47) 年
第4回国際発酵会議を主催
♦1973 (昭和48) 年
『醱酵工學雜誌 (Journal of Fermentation Technology)』を年6回英文で発行 (Vol.51)
♦1977 (昭和52) 年
『醱酵工學雜誌』を『醱酵工学会誌』と改称 (Vol.55)
『Journal of Fermentation Technology』を和文誌から完全に分離
♦1978 (昭和53) 年
第1回照井賞授与 研究部会設置
♦1982 (昭和57) 年
創立60周年 西日本支部設置 生物工学賞制定
♦1989 (平成元) 年
英文誌を月刊誌に改め、名称を『Journal of Fermentation and Bioengineering』と改称 (Vol.67)
Vol.67より、年2巻、12冊発行
♦1992 (平成4) 年
創立70周年記念 日本生物工学会と改称 技術賞制定
♦1993 (平成5) 年
『醱酵工学会誌』を『生物工学会誌』と改称 (Vol.71)
関西支部設置 論文賞制定♦1994 (平成6) 年
九州支部・中部支部設置
♦1997 (平成9) 年
北日本支部設置
♦2002 (平成14) 年
創立80周年記念
英文誌名称を『Journal of Bioscience and Bioengineering』と改称 (Vol.87)♦2003 (平成15) 年
学会の英文名を”The Society for Biotechnology, Japan”に改称
♦2004 (平成16) 年
吉田敏臣基金より生物工学アジア若手賞を創設
♦2007 (平成19) 年
生物工学功績賞、生物工学功労賞制定
江田賞、斎藤賞、照井賞を生物工学奨励賞(江田賞/斎藤賞/照井賞)とそれぞれ改称
♦2011 (平成23) 年
日本生物工学会を公益社団法人化
♦2012 (平成24) 年
創立90周年記念
生物工学学生優秀賞(飛翔賞)、生物工学アジア若手研究奨励賞(DaSilva Award)創設♦2020 (令和2) 年
新型コロナウイルス感染拡大により年次大会開催中止(授賞式・受賞講演・シンポジウムを Web 開催)
♦2021 (令和3) 年
生物工学会誌の主要記事をJ-Stageで公開開始
♦2022 (令和4) 年