平成20年 日本生物工学会 技術セミナーを開催いたします。参加希望者は、下記をご参照の上、E-mailあるいはFaxでお申込みください。

日時 2008(平成20)年12月17日(水) 10:00~19:30
会場 学士会館本館202号室 (東京都千代田区神田錦町3-28)
参加費 (要旨集代含む) 会員2,000円、非会員3,000円、学生会員 無料、学生非会員 1,000円、
(懇親会費) 一般5,000円、学生3,000円
*参加費は当日徴収させていただきます。
申込締め切り日 12月10日(水)
申込方法 氏名、所属、住所、連絡先(Tel/FaxおよびE-mail)、会員種別の有無、懇親会の出欠を明記の上、下記までE-mailあるいはFaxでお申し込み下さい。
問い合わせ先」 日本生物工学会 東日本支部 事務局
早稲田大学 先進理工学部 生命医科学科 常田 聡
E-mail: Tel: 03-5369-7325, Fax: 03-3341-2684

【主催】 (社)日本生物工学会、日本生物工学会 東日本支部
【協賛】 (予定) 日本農芸化学会、化学工学会バイオ部会、日本化学会バイオテクノロジー部会、バイオインダストリー協会 
 

セミナー内容

DNAシークエンシング技術の飛躍的進歩により、ヒトを始めとする様々な生物種のゲノムの塩基配列が解読されつつあります。その結果、それらのゲノムからいつ、どのように分子が作られ、それらの分子が生体内でどのように働いているのか、さらにはそれらの分子がどのような機序により相互作用しているのかを解明することが次の重要な課題となっています。

一方、近年、顕微鏡技術、コンピューターによる画像解析技術、生体内・細胞内で特定の分子をセンシングする技術等の性能が急速に向上しています。これらの技術を統合的に利用する「バイオイメージング技術」は、細胞内で起こる生体分子の働きや相互作用の様子を時空間的に可視化することができる非常に魅力的な技術であります。この技術は近年目覚ましい発展を遂げており、ライフサイエンスの基礎的な領域だけでなく、医工学や生物工学の分野でも注目を集めております。

本セミナーではバイオイメージング技術が、革新的な進歩を遂げつつある現状を踏まえて、バイオイメージング技術の最新動向と今後の方向性について、この分野の第一線で精力的にご研究を進められている方々にご講演をいただき、バイオイメージング技術が拓く生物工学の将来を展望したいと思います。


プログラム

10:00~10:10 開会の辞
日本生物工学会・東日本支部長(早大) 竹山 春子 
10:10~11:10 「生命のラマン分光指標」による酵母単一生細胞の分子レベル活性評価
(東大) 浜口 宏夫
11:10~12:10 バイオイメージングのための化学ツールの開発
(京大) 浜地 格
12:10~13:10 休憩
13:10~13:50 細胞内分子反応・分子動態の可視化計測
(理研) 佐甲 靖志
13:50~14:30 様々な光学顕微鏡で微細な構造をみる
(産総研) 加藤 薫
14:30~15:10 (演題未定)
(筑波大) 野村 暢彦
15:10~15:30 休憩
15:30~16:10 細胞画像をベースにした数値解析の新展開 -画像の数値化からHigh Content Analysisまで-
(GEヘルスケア バイオサイエンス) 高田 元
16:10~16:50 1分子蛍光検出技術を用いた核酸定量法について
(オリンパス) 安部 隆史
16:50~17:00 閉会の辞
日本生物工学会・理事(早大) 木野 邦器

懇親会は17:30~19:30 の予定です。

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