Published by 学会事務局 on 25 3月 2009

生物工学会誌 – 87巻3号

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Published by 学会事務局 on 23 3月 2009

【研究部会】2009年度 乳酸菌・腸内細菌工学研究部会 講演会

2009年度乳酸菌・腸内細菌工学研究部会

主催 日本生物工学会乳酸菌・腸内細菌工学研究部会
共催 日本乳酸菌学会

 乳酸菌・腸内細菌工学研究部会では、毎年、関連の研究者が一同に会して、昼は各自の研究成果を発表し、夜は車座になって情報交換を行う講演会を企画しております。本年度は以下の要領で開催しますので奮ってご参加下さい。

日時 2009年5月15日(金)13:00~16日(土)12:00
場所 加賀・片山津温泉「加賀観光ホテル」(〒922-0412 石川県加賀市片山津温泉 TEL: 0761-74-1101)
会費 一般18,500円,学生13,500円(一泊宿泊費・懇親会費含む)
定員 70名
申込締切日 2009年4月17日(金)
申込方法 下記事務局までご連絡下さい。折り返し申込書をお送り致しますので,必要事項をご記入の上,再度事務局へ申込書をご返送下さい。
連絡先 日本生物工学会乳酸菌・腸内細菌工学研究部会
2009年度講演会事務局(担当:小田・河上・山下)
(近畿日本ツーリスト株式会社札幌事業部内)
E-mail:  TEL. 011-280-8855  FAX. 011-280-2732 

プログラム(確定しました)

 
一日目(5月15日)

13:30-13:40         はじめに

13:40-14:00        
ビフィズス菌由来1,2-α-L-フコシダーゼを用いたヒトミルクオリゴ糖2’-フコシルラクトースの合成
…(1石川県大,2高エネ研・物構研,3農研機構・食総研,4京大生命・統合生命)…○片山 高嶺1・和田 潤1・本多 裕司1・長江 雅倫2・加藤 龍一2・若槻 壮市2・谷口 肇1・熊谷 英彦1・北岡 本光3・山本 憲二

 糖質加水分解酵素の反応は通常、加水分解反応に大きく偏っているが、近年、触媒残基のうち求核残基をアミノ酸置換した変異体とフッ化糖を用いることにより効率的に糖質を合成する手法(グライコシンターゼ)が開発された。Bifidobacterium bifidum由来1,2-α-L-フコシダーゼはヒトミルクオリゴ糖などの様々な糖質の非還元末端側に存在するFuc α-1,2Gal 構造からフコースを遊離する糖質加水分解酵素であり、これまでの研究において4つのアミノ酸残基(N421、N423、E566、D766)が反応に重要であることを明らかとしている。今回、我々はこれらの残基のアミノ酸置換体を作製して本酵素のグライコシンターゼ化に取り組み、母乳オリゴ糖の主成分である2’-フコシルラクトースの酵素合成に成功した。
 
14:00-14:40
タンナーゼ産生細菌の探索とその利用への展望
…(神戸大院・農)…○大澤 朗 

 植物の「抗草食」成分と考えられる加水分解型タンニンを分解する酵素、タンナーゼは当初真菌類によって産生されることが知られていたが、近年の研究により動物の腸内あるいは植物の発酵食品に生息する細菌群にもこの酵素を産生するものがいることが明にされてきている。これらのタンナーゼ産生細菌の発見からプロバイオティクス的利用への展望までを講述する。

14:40-15:00        
偏性嫌気性ビフィズス菌Bifidobacterium longum JBL05のCO2要求性に関する代謝解析 …(1金沢大・環日本海域環境研究センター、2阪大院工・生命先端、3森下仁丹・バイオファーマ研、4崇城大・応生命)…○仁宮一章1、川畑隆司2、金谷 忠3、片倉啓雄2、浅田雅宣3、塩谷捨明4 

  細胞外多糖生産性ビフィズス菌Bifidobacterium longum JBL05をミルク分解培地で嫌気培養した際に見られたCO2要求性に関して、その原因を13CO2通気培養後の細胞内アミノ酸GC-MS分析、そしてアミノ酸や核酸添加培養の結果から解析した。その結果、0%CO2 の嫌気培養下ではアミノ酸合成ではなく核酸合成が律速になるため、B. longum JBL05の増殖が滞ることが分かった。
 
15:00-15:15         休憩       

15:15-15:55        
乳酸菌を用いた焼酎粕の高付加価値素材への転換プロセス…(1三和酒類,2九大院・農,3九大バイオアーク)…○古田 吉史1・丸岡 生行1・中村 彰宏1・大森 俊郎1・園元 謙二2,3 
  
  焼酎製造時に副産物として排出される蒸留粕の多くは依然として産廃処理されている。そこで、蒸留粕の有効活用を促進することを目的として、大麦焼酎粕の微生物培地素材としての有効性を評価し、さらに大麦焼酎粕から乳酸菌を用いた有用物質生産技術の開発を行った。大麦焼酎粕から得られる発酵大麦エキス(Fermented Barley Extract: FBE)は、乳酸菌およびビフィズス菌に対する増殖促進因子を含有する優れた培地窒素源であった。FBEを主成分とする培地(FBE培地)使用し、試薬培地と同等量のナイシンA並びに高濃度のγ-アミノ酪酸(GABA)の生産が可能であった。

15:55-16:35        
乳酸菌利用による有用物質(抗菌ペプチド)の医療応用…(1オーム乳業㈱、2熊本製粉㈱、3ADEKAクリーンエイド㈱、4九大院・農、5九大・バイオアーク、6Qok・Bio LLP)…○永利浩平1、林いずみ2、竹花稔彦3、善藤威史4、中山二郎4、園元謙二4,5,6 

  乳酸菌が生産する抗菌ペプチドは、最終的にはアミノ酸へ分解される安全性の高い物質である。また、MRSAやVREのような多剤耐性菌に対して強い抗菌活性を示し、抗生物質とは異なり耐性菌を誘導しにくいといった特徴を持った天然抗菌素材である。今回は、我々が医療向けに開発した精製抗菌ペプチドの性能評価やその精製品を利用した新規抗菌剤プロトタイプの一部を紹介する。
 

(終了後,部会幹事会の予定)

19:30-21:30         懇親会

二日目(5月16日)

10:00-10:20       
新規二次胆汁酸生成腸内細菌の探索と変換特性について
…(北大院農・応生科)…○吹谷 智・中村 勇介・川嶋 紘子・和田 大・横田 篤 
 
  腸内細菌による胆汁酸変換については,1970~1980年代に胆汁酸変換酵素の精製が行われ,酵素学的な特性と反応機構が既に詳細に研究されている.しかし,胆汁酸変換反応が腸内細菌の腸内での生存においてどのような生理学的意義を持っているのか,という点については不明のままである.我々は,腸内細菌の胆汁酸変換反応の生理学的な意義の解明を目的として,まず新規胆汁酸変換菌をヒト糞便から単離し,その変換反応の生理学的な解析を行った.結果として,胆汁酸の7位の水酸基に作用する7-Hydroxysteroid dehydrogenaseを持つ新規胆汁酸変換菌2株を単離した.培養による変換反応の解析および粗酵素活性測定の結果から,これらの菌種の胆汁酸変換反応の生理学的意義を考察する.

10:20-10:35         話題提供…(森下仁丹)…金谷 忠 

10:35-10:55  
乳酸菌と酵母による複合バイオフィルムの形成
…(1日大・生物資源,2農研機構・畜草研)…○古川 壮一1・能島 菜積1・磯前 亮介1・小林 美穂2・鈴木 チセ2・荻原 博和1・森永 康1 
  
  これまで福山酢から分離した乳酸菌Lactobacillus plantarum ML11-11を出芽酵母と複合培養すると、両菌細胞が直接接触して、顕著な複合バイオフィルム(BF)を形成することを報告してきた。今回、Lactobacillus属をはじめとする7属ならびに未同定株を含む150株以上の乳酸菌保存株を用いてスクリーニングを行い、新たに出芽酵母と顕著に複合バイオフィルムを形成する3株、L. plantarum E31、D71及びLeuconostoc mesenteroides K01を見出した。これらの結果より、L. plantarum ML11-11にみられる酵母との複合バイオフィルム形成は乳酸菌に一般的に見られるものではなく、L. plantarum などの限られた菌種で、株特異的に発現する表現型であることが示唆された.

10:55-11:05 休憩
 
11:05-11:45
Plasmid Artificial modification(PAM)法によるビフィズス菌の形質転換
…(岐阜大・連農)…○鈴木 徹・安井 一将・坂口 広大 

  ビフィズス菌は、長い研究の歴史があり、多くのゲノム情報が得られているにもかかわらず、形質転換、部位特異的組み換え、ランダム変異などの手法が確立されていなかったため、分子生物学的研究が立ち後れている。我々は、これらの手法の内で最も重要な形質転換系を、ゲノム情報を用いることにより確立することを試みた。B. adolescentis ATCC15703は、形質転換効率が1×100/μg DNAと著しく低い。我々は、その全ゲノム配列を報告したが、逆遺伝学的手法は使用できなかった。本菌が二つの制限修飾酵素系を有することに着目し、この防御系を回避することを目指した。二つのDNAメチラーゼ遺伝子を発現させた大腸菌(PAMホスト)を構築し、シャトルベクターを一旦このホストを経由させて、エレクトロポレーションを行ったところ、効率は、107倍に向上した。

11:45-11:50 おわりに                                                                            
 

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Published by 学会事務局 on 16 3月 2009

【和文誌】 転載許可・機関リポジトリへの登載条件

2009年3月13日の理事会において、和文誌の転載許可および、機関リポジトリ登載条件につきまして以下のように学会の方針が決定いたしましたのでお知らせいたします。

 転載許可について

  1. 著作者自身が自らの著作物を利用するときは、特に本会に届け出る必要はありません。但し、引用される場合は、出典が生物工学会誌であることを明記してください。
     
  2. 第三者の著作権利用に際しては、著作者自身の利用とは区別し、本会への許諾申請を必須条件と致します。メールにて学会事務局までお問い合せ下さい。 
     
  3. 著作物(印刷体および電子版)を商用目的で配布することはできませんが個人的に使用することは可能です。 
     
  4. 著作者本人ならびに所属機関が著作物をホームページに掲載する場合、査読後の著者最終版であれば掲載可ですが、出版社版を利用することはできません。

機関リポジトリへの登載について

  1. 査読後の著者版原稿のリポジトリへの登載を許可します。
     
  2. 雑誌掲載用にレイアウトされた出版社版の登載は認めておりませんので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
     
  3. 登載にあたって学会への申し出は不要です。

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Published by 学会事務局 on 26 2月 2009

【随縁随意】和菌洋才- 加藤 暢夫

生物工学会誌 第87巻 第2号
加藤 暢夫

源氏物語千年紀と日本人科学者によるノーベル賞受賞は、文化・学術の領域で2008年に最も話題になったことであるが、その両者に共通している点は「日本語と外国語との関わり」にあるように思える。源氏物語は美しい日本語で書かれており、18カ国語に翻訳されているという。しかし、当時は和魂漢才といわれ、宮中では漢籍を最高の教養とし、紫式部の漢籍に対する高い素養なくして源氏物語は成立しなかったと言われている。一方、ノーベル賞受賞で特に新聞紙上を賑わした話題は、益川俊英博士の英語嫌いであった。しかし、益川博士は南部陽一郎博士の英文の論文をなめるように読んだとのことで、英語の素養は科学者にとって必須であることはご本人も強調されている。大切なことは和魂洋才ということにあるようだ。

英語が苦手な筆者が特に関心を持ったのかもしれないが、「ノーベル賞を支えた日本語」という新聞記事(京都新聞2008年12月18日付け朝刊)まで出現した。その中で、柳沢浩哉氏(広島大学)は、膨大な外国の用語を和製漢語に翻訳する過程の重要性を指摘されている。さらに、漢字熟語には意味を一瞬にして読み取り、発想や想像が膨らむところがある、と説明している。この指摘には、科学の領域だけでなく日本語でものごとを考えることの特徴を示しているように思える。和魂漢才にしろ、和魂洋才にしろ、日本の文化は常に翻訳という過程を通して成立してきた。この過程は一見無駄なように見えるが、ものごとの本質がわからなければ、よい翻訳とならないことは確かであり、そこに日本独特の科学が芽生える栄養があるように思える。

生物工学の領域で言えば、昆布の主要な呈味成分がグルタミン酸ナトリウムであることを池田菊苗博士が発見してから100年が経った。その発見から約半世紀を経て、Corynebacterium glutamicumを用いたグルタミン酸発酵技術が創出され、次いで、リジン発酵に代表されるような代謝をコントロールして目的物質を生産する制御発酵という手法が開発された。取得した変異株のアミノ酸生産性を説明するために、大腸菌の代謝調節機構に関する欧米の最新の知見が活用された、と聞く。横関健三氏(味の素株式会社)が本誌(86巻493頁)に、日本独自の実学における独創性について述べておられるが、アミノ酸発酵はもとより、そこに挙げられている多くの技術の独創性の源は微生物探索にあり、さらに近代科学を駆使した分離菌の潜在能力の向上にある。言ってみれば「和菌洋才」の結果である。

本会の会長でもあった福井三郎先生(京都大学工学部)は、海外では、ご自分の研究に加えて日本の発酵技術の紹介をされることが多かったと伺っている。筆者も1986年にドイツで一度拝聴したことがあったが、先生は日本地図のスライドを用いて、日本の国土がいかに気候の変化に富み、微生物種が豊富であるかを説明され、日本の伝統的発酵技術そして当時の先端的発酵技術を紹介された。ご講演の趣旨は、日本の豊富な微生物資源が探索技術の深化を促し、伝統的な発酵技術の理解が新技術を生み出す基になる、といったものであったと記憶している。C.glutamicumの代謝工学の研究で有名なドイツのHermann Sahm教授から、この福井先生の講演を契機に日本の応用微生物学に特に注目するようになったと聞いたことがある。

京都曼殊院に「菌塚」があり、海外の微生物学者が京都を訪れたときに案内することにしている。菌塚は酵素関連の会社を経営されていた笠坊武夫氏が「菌恩の尊さ」を形にして建立したものであるが、西洋の科学者にとっては、日本の応用微生物学のレベルの高さは理解できるものの、この「菌恩」という思想は禅と同じように難解なようである。しかし、鬱蒼とした杉の木立を背景にして置かれた塚には何か神秘的なものを感ずるようで、緊張した面持ちで塚と対峙してくれる。この菌塚建立に際して、応用微生物学を代表する研究者の方々が感想を述べられておられる(http://www11.ocn.ne.jp/~kinzuka/)。その中で山田秀明先生は、「学問を進めてゆく過程で、ややもすれば自らの利害や得失にとらわれて、微生物を研究の道具としてのみ考えがちであり、われわれが微生物、そして他の動物や植物と同じように大自然の中の存在であり、ともに大自然の円滑な循環の流れをなしていることを忘れてしまうのである。」という言葉を寄せられている。「大自然の円滑な循環」は西洋の生態学が教えるところであるが、日本ではすべてのものに魂があるという気持ちで微生物に接するところがあり、そこに「菌恩」を感じる素地があるように思える。

翻訳の過程から、原著にはない新しい思想を生み出したものが、日本独自の文化・科学・技術として世界が認めるものになるのかもしれない。


著者紹介 京都学園大学バイオ環境学部(教授)

 

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Published by 学会事務局 on 19 2月 2009

【JBB】Vol. 108 表紙図募集のお知らせ

Journal of Bioscience and Bioengineering(JBB)は、2009年1月号(Vol. 107)より表紙デザインを一新しました。表紙図は巻ごとに更新されます。

今回は2009年下半期(Vol. 108)の表紙図(写真・イラスト)を募集いたします。以下の応募要領をご覧の上、奮ってご応募ください。

応募締切日 2009年5月20日(水)
応募形式 ファイル形式: TIFF, GIF, JPEG (いずれかを選択ください)
解像度: 300dpi以上
サイズ: 15 cm x 20 cm
応募要項

件名を「JBB Cover Contest投稿」とし、メールにて jbb@sbj.or.jp まで画像ファイルをお送り下さい。 メール本文に以下の情報をご記入ください。

A) 氏名(日本語・英語表記とも)

B) 所属先(大学・会社名、学部学科・部署、研究室名)

C) 図についての簡単な説明(英語)

例:
Cover illustration: Podocyte, a terminal differentiated cell, outgrew from glomeruli and proliferated in the culture dish at day 6 after removal of glomeruli. Podocyte was double stained with fluorescence-labeled anti-Ki-67 (green) and rhodamine-conjugated phalloidin (red), respectively. The former showed that podocyte was in an active proliferation phase of cell cycle in the nuclei, and the latter showed the specific foot processing cytoskeleton formed in the differentiated cell.
(Vol. 107, No. 1より抜粋)

採用された方の氏名及び表紙画像は、ウェブサイト上に掲載いたします。予めご了承ください。説明文はプリント版表紙裏に、採用者の氏名と共に掲載されます。

*2008年及び2009年出版のJBB掲載論文の図は、自動的に選考対象となります。

注意事項 応募作品は、応募者ご本人の著作によるオリジナル画像に限ります。著作権などの全ての権利が、応募時点で応募者に帰属していることをご確認下さい。
選考方法 JBB編集委員による協議
問い合せ先 日本生物工学会事務局 英文誌編集係( jbb@sbj.or.jp

Published by 学会事務局 on 18 2月 2009

【随縁随意】若き生物工学研究者に期待する- 手柴 貞夫

生物工学会誌 第87巻 第1号
副会長 手柴 貞夫

明けましておめでとうございます。皆様には良いお年をお迎えのことと存じます。昨年は英文誌の有料配布、印刷形態の見直しなど抜本的な改革をご承認いただき、文科省科研費補助金に依存しない財務体質を築くことができました。会員皆様のご理解とご支援に改めて感謝申し上げます。

昨年は食糧、エネルギー、環境など21世紀の地球的課題解決に、改めてバイオテクノロジー(生物工学)への期待が高まった1年でした。一方で、大学院博士課程進学者の減少、博士号取得者の就職問題、修士課程修了者の早期・長期化した採用時期の問題など、大学院教育・人材育成を巡る課題が浮かびあがった年でもありました。本誌でも昨年「キャリアパス」の連載で取り上げています。知の創造を担う大学は勿論のこと、知の活用を担う産業界にとっても、人材育成や大学院教育は他人事ではありません。日本学術会議ではこれら諸課題の解決に対して、昨年8月に政府と社会、大学への7つの提言をまとめています。

提言1では大学に、育成すべき人材像を明確に示しつつ、新たな時代に相応しい博士号取得者の育成と、専門分野に関する深い知識と研究能力に加え、複眼的な広い知的視点が得られるような人材育成の体制構築を提言しています。企業の採用における博士号取得者への不満にも、関連分野の幅広い知識や関心の不足を指摘する声が多いのも事実です。博士取得者が大学や公的研究機関の研究者として進むだけでなく、行政や産業界に大いに進出する、行政や産業界も歓迎して受け入れる、という好循環を生み出さなくては、科学技術創造立国を標榜する日本の明日はないような気がします。大学や公的研究機関に進む研究者にとっても学際領域や融合領域が重要性を増す今後、複眼的視野は一層必要となります。

私が協和発酵工業(株)に入社し、基礎・基盤研究を担う東京研究所に配属された1971年には、13名の研究職のなかに2名の博士取得者がいました。工学博士の彼は高分子化学の専門家でしたが、自ら望んで当時最先端領域の植物組織培養の研究に進み、この分野の基盤を確立しました(彼はその後、得意な数学を生かして発酵工学分野に進み、工場でのコンピューター制御による発酵プロセスの基礎を築きます)。私自身は核酸関連物質と抗生物質の生産菌育種と発酵プロセスの研究に、各7年間従事するという幸運に恵まれしたが、入社10年までにはほぼ全員が研究所から本社、工場あるいは工場を支える開発研究所に転進しました。企業は個々の研究者の適正を考慮して、研究以外で活躍可能な多様な職場を用意しますが、日頃の関連分野への幅広い知識と強い関心がその後の活躍の基盤になるように思います。

博士課程取得者への産業界の不満に、コミュニケーション能力やマネージメント能力の不足を指摘する声もあります。私は研究管理者の時代を含め、約20年間研究所に勤務後、半ば志願して本社の開発に従事しました。新規(主に発酵)生産物ならびに有用(発酵)物質の新規プロセスの研究開発です。開発は研究、生産、営業のトライアングルの中心となる部署だけに、関係部署との調整、国内外企業との共同開発、大学・公的研究機関との共同研究を通じて、マネージメント能力やコミュニケーション能力の重要性を知らされることになります。そこではほとんどの企画開発が多額の損失を伴う失敗に終わる辛酸を舐めましたが、数少ない成功の美酒を研究、生産、営業の仲間と味わった喜びは格別でした。

21世紀の地球規模の課題に多様な分野での生物工学研究者の活躍が期待されています。また、イノベーションを創出する大学や研究機関のみならず、産業界や行政など多様な社会が生物工学者を必要としています。末筆ながら、学会に所属する若い生物工学研究者はじめ皆様のますますのご活躍を心より祈念致します。

http://www.SCj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-20-t62-11.pdf


著者紹介 協和発酵キリン株式会社(技術顧問)

 

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

Published by 学会事務局 on 08 2月 2009

新着情報 2009年

このページには2009年の日本生物工学会からのお知らせ一覧を掲載しております。

掲載日内容
2009.12.24【本部】生物工学アジア若手賞 受賞候補者推薦のお願い
2009.12.22【JBB】Vol. 109, no. 1をオンライン公開しました
2009.12.22【事務局】年末年始休業のお知らせ
2009.12.22【本部だより】2009 KSBB秋季大会に参加して
2009.12.22【和文誌】第87巻12号の一部をオンライン公開しました
2009.12.22【随縁随意】パステルカラーの遺伝子組換え- 伊藤 清
2009.12.21【年次大会】シンポジウムの開催と運営に関する理事会方針
2009.12.21【年次大会】第62回(2010年)大会シンポジウム公募のお知らせ
2009.12.04【研究部会】第1回若手研究シンポジウム開催報告
2009.11.25【和文誌】第87巻11号の一部をオンライン公開しました
2009.11.25【随縁随意】日本の技術の国際競争力 – 吉田 敏臣
2009.11.25【年次大会】第61回 日本生物工学会大会(2009)後記
2009.11.24【研究部会】第8回脂質工学研究部会講演会
2009.11.24緊急![事業仕分けに関する意見募集](2009/11/24)
2009.11.16JBB Special Issue (APBioChEC’09 講演要旨集)
2009.11.16【JBB】Vol. 108, no.6をオンライン公開しました
2009.11.11【関西支部】第96回醗酵学懇話会のご案内
2009.11.11【関西支部】バイオカフェ&ラボ2009のお知らせ
2009.11.11『別冊キャリアパス』予定配布終了のお知らせ
2009.10.28【本部だより】公益法人制度の施行と日本生物工学会
2009.10.27【会員の方へ】2010年会費請求について
2009.10.26【和文誌】第87巻10号の一部をオンライン公開しました!
2009.10.26SFCテクノロジーシンポジウム 「超臨界流体技術の胎動」
2009.10.26【随縁随意】魅力が失われつつある職業研究者についての独り言 – 鎌形 洋一
2009.10.19スローフード微生物工学研究部会共催行事について
2009.10.19【年次大会】講演要旨集のみの購入について
2009.10.16【事務局より】2010年JBB冊子体有料購読について
2009.10.14【東日本支部】生物工学フォーラムのご案内
2009.10.13【北日本支部】札幌シンポジウム開催のお知らせ
2009.10.05【JBB】Vol. 108, no. 5をオンライン公開しました
2009.09.28【和文誌】第87巻9号の一部をオンライン公開しました!
2009.09.28【随縁随意】断想:五十年は一昔 – 左右田 健次
2009.09.28第61回日本生物工学会大会 – 閉会しました
2009.09.19【東日本支部】第4回 学生発表討論会のお知らせ
2009.09.15日本生物工学会シンポジウム(12月19日)のご案内
2009.09.11【事務局】不在のお知らせ(9月21日~25日)
2009.08.27【JBB 】ScienceDirectのアラート機能について
2009.08.27【JBB】Vol. 108, no. 4をオンライン公開しました
2009.08.25【和文誌】第87巻8号の一部をオンライン公開しました!
2009.08.25【随縁随意】水に生きるバイオ – 微妙な感性 – 佐々木 健
2009.08.25大会実行委員会より- 「ようこそ名古屋へ」
2009.08.24【中部支部】ミニシンポジウムのご案内
2009.08.21【JBB】ScienceDirect Article RSS Feedについて
2009.08.21【年次大会】事前参加申込の受付を終了しました。
2009.08.19平成21年度「日本生物工学会関西支部助成」募集
2009.08.17【本部】2009年度大会 プレス発表会のご案内
2009.08.06【JBB】Vol. 108, no. 3をオンライン公開しました!
2009.08.05【本部行事】平成21年度 技術セミナーのご案内
2009.08.05【和文誌】第87巻7号の一部をオンライン公開しました!
2009.08.05【本部】平成21年度学会賞受賞者決定
2009.08.05【随縁随意】日本微生物学連盟の設立とIUMS2011-冨田 房男
2009.08.04【事務局】夏期休業のお知らせ
2009.07.31【JBB】Articles in Pressの特許出願等への影響について
2009.07.27【西日本支部】生物工学先端セミナーのご案内
2009.07.27【若手会】夏のセミナー報告
2009.07.21【JBB】Vol. 108, no. 2 をオンライン公開しました
2009.07.17過去の年次大会一覧を掲載しました
2009.07.15【JBB】Articles in Pressを開始しました
2009.07.03【JBB】Vol. 108, no. 1をオンライン公開しました!
2009.07.02【関連リンク】微生物産業利用支援データベース追加
2009.06.26【JBB】2008年インパクトファクターについて
2009.06.25【JBB】JBB Cover Contest 優勝者決定
2009.06.25【和文誌】第87巻6号の一部をオンライン公開しました!
2009.06.25【会長挨拶】 飯島 信司会長(2009年6月)
2009.06.25【随縁随意】放線菌って,どんな生物?-宮道 慎二
2009.06.16【年次大会】2009年度大会参加申込受付中!
2009.06.01【年次大会】講演申込受付を終了いたしました!
2009.05.25【本部】生物工学懇話会 講演プログラム変更について
2009.05.25【和文誌】第87巻5号の一部をオンライン公開しました!
2009.05.25【随縁随意】環境・バイオマス研究のあらたな取り組みへ
2009.05.25【中部支部】中学生対象体験型講座 「つくろう!バイオエタノール」
2009.05.25【北日本支部】仙台シンポジウムのご案内
2009.05.18【JBB】Vol. 107, no. 6をオンライン公開しました!
2009.05.11【年次大会】講演申込・講演要旨登録受付中!
2009.05.11【年次大会】参加申込み受付を開始しました!
2009.04.28【会員の皆様へ】メールアドレス登録ご協力のお願い
2009.04.27【和文誌】第87巻4号の一部をオンライン公開しました!
2009.04.27【随縁随意】チェンジ – 英文誌  大竹 久夫
2009.04.24【JBB】Vol. 107, no. 5をオンライン公開しました!
2009.04.24事務局休業のお知らせ
2009.04.23【JBB】Articles in Pressの開始について
2009.04.10【事務局】平成21年会費 口座振替のお知らせ(4月23日)
2009.04.05【若手会】夏のセミナー2009のご案内 (2009/7/4-5)
2009.04.01【年次大会】大会ホームページをオープンしました!
2009.03.30【JBB】Vol. 107 no. 4をオンライン公開しました!
2009.03.26【本部】日本生物工学会2009年大会のご案内 (2009/9/23-25)
2009.03.25【本部】第14回生物工学懇話会のご案内 (2009/5/29)
2009.03.25【本部】平成21年度総会・評議員会のお知らせ(2009/5/29)
2009.03.25【和文誌】第87巻3号の一部をオンライン公開しました!
2009.03.25【随縁随意】不確実にこそ新たな可能性あり – 森永 康
2009.03.16【和文誌】 転載許可・機関リポジトリへの登載条件
2009.03.12【JBB】ご所属先でScienceDirectのアカウントを取得済みの方へ
2009.03.09【JBB】Vpl. 107, no. 3をオンライン公開しました!
2009.02.26【和文誌】第87巻2号を一部オンライン公開しました!
2009.02.26【随縁随意】和菌洋才- 加藤 暢夫
2009.02.19【JBB】Vol. 108 表紙図募集のお知らせ
2009.02.18【随縁随意】若き生物工学研究者に期待する- 手柴 貞夫
2009.02.13【JBB】Vol. 107, no. 2をオンライン公開しました!
2009.01.27【和文誌】 第87巻1号 一部オンライン公開しました!
2009.01.27【本部】平成21年度 各賞受賞候補者推薦のお願い
2009.01.27【本部】平成21年度 研究部会設置申請募集
2009.01.15【本部】 生物工学アジア若手賞受賞候補者推薦のお願い
2009.01.15【JBB】 JBB第107巻1号をオンライン公開しました!
2009.01.14【西日本支部】 支部シンポジウム開催のお知らせ (2009/3/7)
2009.01.09【JBB】 EES連絡アドレス変更のお知らせ
2009.01.09【年次大会】 シンポジウムの公募は終了しました!


 

Published by 学会事務局 on 03 2月 2009

生物工学賞

日本生物工学会は、生物工学の分野において高度に、顕著な業績をあげた本会会員に対し、生物工学賞を授与しています。

受賞者一覧

 受賞年受賞者所属 (受賞当時)受賞課題
第43回2024
(R.6)
福﨑 英一郎阪大院・工生物工学分野におけるメタボロミクスに関わる先駆的研究
第42回2023
(R.5)
髙木 博史奈良先端大・研推機構微生物の代謝調節・細胞機能に関する基盤的研究と発酵・醸造への応用
第41回2022
(R.4)
近藤 昭彦神戸大院・科技イノベバイオ物質生産に資するスマートセル創出に向けた革新的アプローチ
(生物工学会誌101巻1号掲載)
髙木 昌宏北陸先端大・マテリアル生命機能におけるバイオマテリアルの秩序形成に関する研究
(生物工学会誌101巻1号掲載)
第40回2021
(R.3)
五味 勝也東北大院・農醸造微生物の分子生物工学研究と発酵生産分野への応用技術開発
(生物工学会誌100巻1号掲載)
第39回2020
(R.2)
木野 邦器早大・理工有用微生物酵素の探索とバイオプロセス開発への応用研究
(生物工学会誌99巻1号掲載)
第38回2019
(R.1)
伊藤 伸哉富山県大・工pdf新規酸化還元系バイオプロセスの基盤技術開発とその応用
(生物工学会誌98巻1号掲載)
第37回2018
(H.30)
浅野 泰久富山県大・工pdf微生物から動植物へと展開する酵素利用技術とその基盤開拓
(生物工学会誌97巻1号掲載)
第36回2017
(H.29)
田谷 正仁阪大院・ 基礎工pdf構造体形成を伴う動植物細胞の培養と利用に関する生物工学研究
(生物工学会誌96巻1号掲載)
第35回2016
(H.28)
園元 謙二九大院・ 農pdfアプローチをデザインするスマート発酵工学の基盤研究
(生物工学会誌95巻1号掲載)
第34回2015
(H.27)
飯島 信司名大院・工pdf動物における遺伝子の発現制御および有用タンパク質生産技術の開発(生物工学会誌94巻1号掲載)
第33回2014
(H.26)
原島 俊阪大院・工pdf酵母を用いた真核生物遺伝子機能の解明とバイオテクノロジーへの応用(生物工学会誌93巻1号掲載)
第32回2013
(H.25)
大竹 久夫阪大院・工pdfリンのバイオテクノロジーに関する先導的研究
(生物工学会誌92巻1号掲載)
第31回2012
(H.24)
関口順一信州大pdf細菌細胞壁溶解・修飾酵素群の総合的研究
(生物工学会誌91巻2号掲載)
第30回2011
(H.23)
清水 和幸九州工大システム生物工学および細胞の統合的代謝制御に関する研究
(生物工学会誌90巻1号掲載)
第29回2010
(H.22)
木田 建次熊本大院・自然科学バイオマスのバイオガス化・バイオエタノール化のための基盤技術開発とその応用(生物工学会誌89巻1号掲載)
第28回2009
(H.21)
塩谷 捨明祟城大・生物生命生物プロセスシステムの最適化に関する研究
(生物工学会誌88巻1号掲載)
第27回2008
(H.20)
五十嵐 泰夫東大院・農学生命科学微生物集団の構造と機能およびその利用に関する研究
(生物工学会誌87巻1号掲載)
第26回2007
(H.19)
西尾 尚道広島大院・先端嫌気微生物による有用物質生産と環境浄化・エネルギー回収への応用
(生物工学会誌86巻1号掲載)
第25回2006
(H.18)
新名 惇彦奈良先端大・バイオ植物の生物工学的利用のための基盤技術開発とその応用  
(生物工学会誌85巻1号掲載)
第24回2005
(H.17)
田中 秀夫筑波大院・生命環境PDF培養装置の開発とその実用的利用
(生物工学会誌84巻1号掲載)
第23回2004
(H.16)
大宮 邦雄名城大嫌気性細菌の機能を駆使したバイオマスの有効利用
(生物工学会誌83巻1号掲載)
松永 是農工大生物磁石の利用に関する基礎的研究
(生物工学会誌83巻1号掲載)
第22回2003
(H.15)
室岡 義勝阪大遺伝子工学の基盤技術開発
(生物工学会誌82巻1号掲載)
第21回2002
(H.14)
吉田 敏臣阪大培養工学の展開:発酵工学からセルプロセッシングエンジニアリングへ
(生物工学会誌81巻1号掲載)
第20回2001
(H.13)

今中 忠行

京大院・工極限環境微生物の探索と利用
(生物工学会誌80巻1号掲載)
山根 恒夫名大院・生命農微生物、酵素および遺伝子の関与する反応の工学的研究
(生物工学会誌80巻1号掲載)
第19回2000
(H.12)
小林 猛名大院・工生物化学工学の新しい研究領域の開拓
(生物工学会誌79巻1号掲載)
第18回1999
(H.11)
石崎 文彬九大院・生資環科嫌気性微生物による有用物質生産に関する生物工学的研究
(生物工学会誌78巻1号掲載)
第17回1998
(H.10)
木村 光京大・食研酵母の機能解析とその応用
(生物工学会誌77巻1号掲載)
第16回1997
(H. 9)
田中 渥夫京大・工生体触媒の開発と利用に関する研究
(生物工学会誌76巻1号掲載)
第15回1996
(H. 8)
藤尾 雄策九大・農微生物機能の環境,食品への利用に関する研究
山田 靖宙阪大・工微生物二次代謝物質に関する生物有機化学的研究
第14回1995
(H. 7)
永井 史郎ヤエガキ醗酵技研微生物培養プロセスの工学的研究
第13回1994
(H. 6)
兒玉 徹東大院・農生微生物炭酸固定の多様性とその利用
第12回1993
(H. 5)
戸田 清東大・分子細胞連続微生物反応プロセスの研究
第11回1992
(H. 4)
外村 健三福山大・工環境・資源微生物の機能開発に関する研究
大嶋 泰治阪大・工酵母の分子生物学的手法による育種とその応用

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Published by 学会事務局 on 27 1月 2009

生物工学会誌 – 87巻1号

 

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Published by 学会事務局 on 27 1月 2009

【本部】平成21年度 各賞受賞候補者推薦のお願い

日本生物工学会では平成21年度の受賞候補者の推薦を募集しております。

授賞規定(PDF)およびアジア若手賞内規(PDF)をご一読の上、奮ってご推薦ください。

過去5年間の受賞者一覧

受賞者の業績紹介

推薦方法

【推薦者の皆様へ】

下記推薦書を3月13日(金)までに事務局宛()にご送付下さい.

  • 生物工学賞推薦書(MS Word)
  • 生物工学功績賞推薦書(MS Word)
  • 生物工学功労賞推薦書(MS Word)
  • 生物工学奨励賞(江田賞・斎藤賞・照井賞)推薦書(MS Word)
  • 生物工学技術賞推薦書(MS Word)
  • 生物工学論文賞推薦書(MS Word)
  • 生物工学アジア若手賞推薦書(MS Word)

【各賞受賞候補者の皆様へ】

事務局からご連絡いたしますので、調書の提出をお願いいたします。

  • 生物工学賞調書(MS Word)
  • 生物工学功績賞調書(MS Word)
  • 生物工学功労賞調書(MS Word)
  • 生物工学奨励賞(江田賞・斎藤賞・照井賞)調書(MS Word)
  • 生物工学技術賞調書(MS Word)

 


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Published by 学会事務局 on 15 1月 2009

【本部】 生物工学アジア若手賞受賞候補者推薦のお願い

日本生物工学会では、2009年度生物工学アジア若手賞(Young Asian Biotechnology Prize)受賞候補者の推薦を募集しております。下記生物工学アジア若手賞内規をよくお読みの上、奮ってご推薦ください。

過去の受賞者(2002年 – 2008年)

推薦方法 推薦書に必要事項を記入のうえ,必要書類とともにご提出ください.
提出書類
  • 推薦書(MS Word)
  • 履歴書
  • 受賞対象となる研究成果(業績目録と主要5論文の別刷り,またはコピー)
提出締切日 2009年3月13日(金)
提出・問合せ先 〒565-0871 吹田市山田丘 2-1
(社)日本生物工学会事務局
(「生物工学アジア若手賞推薦」と表書き願います.)
TEL. 06-6876-2731 E-mail:

生物工学アジア若手賞(Young Asian Biotechnologist Prize)内規

日本生物工学会は,生物工学アジア若手賞を設け,21世紀の人類社会の発展と地球環境の保全に必須である生物工学(バイオテクノロジー)の分野で顕著な研究業績をあげたアジアの若手研究者に授与する.

  1. 目的
    生物工学アジア若手賞は,バイオテクノロジー分野で顕著な研究業績をあげたアジアの若手研究者を顕彰することを目的とする.
     
  2. 受賞者の選考
    受賞者は,毎年原則1名とし,選考委員会の推薦により理事会が決定する.
     
  3. 賞の内容
    受賞者を年次大会で表彰し,賞状と賞牌を授与する.受賞者が,授賞式に参加するための経費は本会が負担する.
     
  4. 資格
    候補者は,45才(当該授賞年1月1日現在)までの日本を除くアジアの研究機関に所属し,受賞対象研究は,主として所属機関において独立して行い,過去にJournal of Bioscience and Bioengineeringに掲載されたものを対象とする.
     
  5. 候補者の推薦
    正会員は,生物工学アジア若手賞の受賞候補者を,所定の書式により選考委員会に推薦することができる.

Published by 支部:西日本 on 14 1月 2009

【西日本支部】支部シンポジウム「バイオマスからのバイオ燃料/有用物質の生産:バイオ技術によるバイオマス再資源化」

主催: 日本生物工学会西日本支部
共催: 広島大学環境生命科学技術プロジェクト研究センター
      化学工学会バイオ部会

シンポジウムポスター(PDF)はこちら

日時 2009年3月7日(土)13:00-17:00  (懇親会17:00-19:00)
会場 ホテルチューリッヒ東方2001 (JR広島駅新幹線口、徒歩5分)
プログラム
  • 13:00~13:05 開会の辞
     ……西日本支部長 小埜 和久(広島大学大学院先端物質科学研究科)
     
  • 13:05~13:35 
    「セルロース系バイオエタノール製造におけるバイオ技術」
     ……澤山 茂樹((独)産業技術総合研究所バイオマス研究センター)
     
  • 13:35~14:05 
    「堆肥化の解析から見えてきた微生物複合系の性質」
     ……春田 伸(首都大学東京大学院理工学研究科)
     
  • 14:05~14:35 
    「マリンファーメンテーション技術の開拓と水産バイオマスの利用」
     ……内田 基晴((独)水産総合研究センター)
     
  • 14:35~15:05 
    「光合成細菌による環境浄化および再資源化技術の開発」
     ……佐々木 健(広島国際学院大学工学部バイオ・リサイクル専攻)
     
  • 15:05~15:20 休憩
     
  • 15:20~15:50 
    「乾式メタン発酵による有機性廃棄物からのメタン回収」
     ……藪 宏典(広島県立総合技術研究所食品工業技術センター)
     
  • 15:50~16:20 
    「バイオブタノール生産システムの開発」
     ……園元 謙二(九州大学大学院農学研究院)
     
  • 16:20~16:50 
    「有機廃棄物の再資源化バイオ技術/バイオ燃料の生産」
     …西尾 尚道(広島大学大学院先端物質科学研究科)
     
  • 16:50~16:55 閉会の辞
     ……加藤 純一(広島大学大学院先端物質科学研究科)
参加費 無料
懇親会費 一般1000円,学生無料
参加申込 2月20日(金)までに,氏名,所属,一般・学生の別,懇親会参加の有無をお知らせ下さい。
申込先 広島大学大学院先端物質科学研究科内 日本生物工学会西日本支部
E-mail:  FAX: 082-424-7761

Published by 学会事務局 on 09 1月 2009

【JBB】 EES連絡アドレス変更のお知らせ

Elsevier Editorial System (EES)からの連絡メールは、からお送りしていましたが、このたび送信元アドレスを に変更しました。サーバーやメールソフトでスパム防止設定をされている場合は、変更後のアドレスを許可するよう、設定の変更をお願いします。

なお一部の大学では、メールサーバーのセキュリティ設定強化により、 EESからのメールが届きにくい場合があるようです。詳細については、ご所属機関等のサーバー管理者にお問い合わせ下さい。

Published by 学会事務局 on 26 12月 2008

86巻12号

  • 特 集(1)「医薬品の分子設計および構造活性相関の最前線」
    • pdf特集によせて:新規医薬品の開発が切望される時代に…高木 達也…(587)
    • SVMを用いた薬物多重活性クラスの分類学習と予測…高橋 由雅・河合健太郎…(589)
    • Chemoinformaticsと薬物設計…長谷川 清…(593)
    • ロジスティックPLSを用いた3D-QSAR …大軽 貴典・清水  良…(596)
    • Ligand-Based Drug Designにおける3D-QSAR -有機カチオントランスポーター1
    • リガンドの三次元ファーマコフォア解析と結合部位モデリング- …広野 修一・中込  泉…(600)
  • 特集(2)「環境・資源保全のためのメタルバイオテクノロジー」
    • pdf特集によせて…池  道彦・山下 光雄…(604)
    • 微生物群集による地下水からの除鉄・除マンガンのメカニズムとヒ素吸着除去への応用
    • …鈴木 市郎・武田  穣・小泉 淳一…(605)
    • オキソアニオン還元作用を利用したセレン含有排水処理技術の開発
    • …池  道彦・惣田  訓…(608)
    • ヒ酸塩還元菌とメディエーターを併用したヒ素汚染土壌浄化技術…山村 茂樹・渡邊 未来…(611)
    • 根粒菌-レンゲソウ共生系による重金属汚染土壌のファイトレメディエーション…山下 光雄…(614)
    • アーミング技術による細胞表層デザインの展開―環境浄化からレアメタル・レアアース資源の選択回収へ―
    • …植田 充美・黒田 浩一…(617)
    • 微生物による金属類還元作用を利用した光素子の合成…阪口 利文…(620)
    • 光合成生物における重金属応答機能の比較解析とその応用…平田 收正・永瀬 裕康…(623)
  • バイオミディア
    • コンポスト化で地球温暖化?…柏村  崇…(626)
    • 結核は「過去の病気」ではない…福田 剛士…(627)
    • 清酒酵母を活かすには…中原 克己…(628)
    • β-カロテンを強化した遺伝子組換え作物…三沢 典彦…(629)
    • オミクス情報による培養の解析…多田 清志…(630)
  • キャリアパス「生物工学研究者の進む道」
    • 農芸化学からバイオテクノロジーに至る道 ~学ぶ機会を大切に~…平井 輝生…(631)
    • 科学技術系のキャリアパス:天職はどこにある?…大隅 典子…(633)
    • マスコミで働くということ「医者,記者,役者,研究者」…中野 恵子…(634)
    • Love is the essence of research life. …松永 幸大…(635)
  • 大学発!美味しいバイオ
  • Fuji Sankei Business i., News i. …(637)
  • Branch Spirit
  • Germination
    • そんなに「生」(なま)が好きですか? …久保 康弘…(640)
  • pdf今月の Journal of Bioscience and Bioengineering …(641)
  • バイオインフォメーション…(642)
  • 本部だより…(643)
  • 総目次

 

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Published by 学会事務局 on 24 12月 2008

【研究部会】 第7回脂質工学研究部会講演会

日本生物工学会脂質工学研究部会では、以下のように第7回講演会を開催いたします。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

主催:日本生物工学会脂質工学研究部会, バイオ産業研究会

日時 平成21年3月13日(金)13:00~
場所 地方独立行政法人大阪市立工業研究所 講堂
(〒536-8553 大阪市城東区森ノ宮1-6-50)
交通 JR大阪環状線森之宮駅、地下鉄中央線・長堀鶴見緑地線森之宮駅(4番出口)下車
阪神高速道路の高架沿いに東へ300m、赤十字血液センターの角を北へ300m、森之宮小学校北隣(徒歩約10分)
参加費 資料代2,000円、懇親会費3,000円(ただし、いずれも学生無料)
定員 100名(先着順)
申込方法 E-mailまたはFAXにて、住所、氏名、所属、メールアドレス等を明記の上、下記宛に。
申込先 〒536-8553 大阪市城東区森ノ宮1-6-50
地方独立行政法人大阪市立工業研究所 生物・生活材料研究部 永尾寿浩
TEL. 06-6963-8073, FAX. 06-6963-8079, E-mail:
※お申込みいただいたお名前等の個人情報は、参加確認および今後の講習会ご案内以外の目的には使用いたしません。

プログラム

  • 13:05~13:35 海洋微生物ラビリンチュラ類の脂質生産特性と産業応用
              (広島大学大学院先端物質科学研究科) 秋 庸裕

     
  • 13:35~14:05 植物性フラボノイドの生体利用性
              (徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部食品機能学分野) ○室田佳恵子寺尾純二
     
  • 14:05~14:35 位置特異的モノグリセリドの合成法とその分析法への応用
              (地方独立行政法人大阪市立工業研究所) 渡辺 嘉
     
  • 14:35~15:05 米糠の有効利用と可能性
              (築野食品工業株式会社企画開発室副室長) 加藤浩司

     
  • 15:05~15:35 大豆由来ホスファチジルイノシトールの機能性
              (旭化成ファーマ株式会社特薬製品部特薬営業部) 大坪一政

     
  • 15:50~17:30 若手による研究発表(演題は未定)

     
  • 18:00~     懇親会(会場:森之宮駅前)

 

*印刷用詳細 (PDF)はこちら

 


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Published by 支部:九州 on 15 12月 2008

九州支部 – 平成20年(2008年)度事業

主催行事

共催行事

  • 夏休み子どもサイエンス2008

日時:2008年8月8日(金)9:30~16:00
会場:大分大学旦野原キャンパス
詳細(PDF)はこちら
 

後援行事

  • 高校生および市民のための科学講演会『近代医学の発祥と未来展開 in 宮崎』

日時:2008年10月11日(土)
会場:宮崎県立図書館 大ホール
ポスター(PDF)をご覧下さい。

 

これまでの活動

 

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Published by 支部:北日本 on 13 12月 2008

北日本支部-2008年度事業

年次大会

  • 日本生物工学会第60回大会
    会期:2008年8月27日(水)~29日(金)
    会場:東北学院大学土樋キャンパス
     

主催行事

 

これまでの活動

Published by 学会事務局 on 12 12月 2008

【研究部会】 第7回脂質工学研究部会講演会

日本生物工学会脂質工学研究部会では、以下のように第7回講演会を開催いたします。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

主催:日本生物工学会脂質工学研究部会, バイオ産業研究会

日時 2009(平成21)年3月13日(金)13:00~
場所 地方独立行政法人大阪市立工業研究所 講堂
(〒536-8553 大阪市城東区森ノ宮1-6-50)
交通 JR大阪環状線森之宮駅、地下鉄中央線・長堀鶴見緑地線森之宮駅(4番出口)下車
阪神高速道路の高架沿いに東へ300m、赤十字血液センターの角を北へ300m、森之宮小学校北隣(徒歩約10分)
参加費 資料代2,000円、懇親会費3,000円(ただし、いずれも学生無料)
定員 100名(先着順)
申込方法 E-mailまたはFAXにて、住所、氏名、所属、メールアドレス等を明記の上、下記宛に。
申込先 〒536-8553 大阪市城東区森ノ宮1-6-50
地方独立行政法人大阪市立工業研究所 生物・生活材料研究部 永尾寿浩
TEL 06-6963-8073, FAX 06-6963-8079, E-mail:
※お申込みいただいたお名前等の個人情報は、参加確認および今後の講習会ご案内以外の目的には使用いたしません。

プログラム

  • 13:05~13:35 海洋微生物ラビリンチュラ類の脂質生産特性と産業応用
              (広島大学大学院先端物質科学研究科) 秋 庸裕

     
  • 13:35~14:05 植物性フラボノイドの生体利用性
              (徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部食品機能学分野) ○室田佳恵子寺尾純二
     
  • 14:05~14:35 位置特異的モノグリセリドの合成法とその分析法への応用
              (地方独立行政法人大阪市立工業研究所) 渡辺 嘉
     
  • 14:35~15:05 米糠の有効利用と可能性
              (築野食品工業株式会社企画開発室副室長) 加藤浩司

     
  • 15:05~15:35 大豆由来ホスファチジルイノシトールの機能性
              (旭化成ファーマ株式会社特薬製品部特薬営業部) 大坪一政

     
  • 15:50~17:30 若手による研究発表(演題は未定)

     
  • 18:00~     懇親会(会場:森之宮駅前)

 

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►学際的脂質創生研究部会Top

 

 

 


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Published by 学会事務局 on 11 12月 2008

【支部】 九州支部HPの移行について 

日本生物工学会九州支部の新しいサイトを公開しました。

https://www.sbj.or.jp/branch/branch_kyushu.html

九州支部の活動や関連情報を随時更新しておりますのでご覧下さい。

Published by 学会事務局 on 10 12月 2008

生物工学会誌 – 80巻2号

  • 総合論文
    • 清酒酵母高発酵性変異株の開発とその機作の解明…渡辺 睦…( 57 )
    • 清酒酵母の醸造特性に関する遺伝子の解析…下飯 仁…( 64 )
    • 動物細胞培養に特異的な環境因子に関する培養工学的研究…高木 睦…( 70 )
  • バイオミディア 2002
    • 蛍光標識の消光にご用心!…金川 貴博…( 78 )
    • 食酢が身体に良いのはなぜ?…多山 賢二…( 79 )
    • イオン対導入による洗剤用酵素の耐熱化…袴田 佳宏…( 80 )
    • メタン菌分子遺伝学の現状…殿内 暁夫…( 81 )
    • 麹菌の固体培養研究がめざすもの…赤尾 健…( 82 )
    • 生産物濃度が高いのに活性が低い
    • -糖タンパク質の糖鎖は培養条件によって変化する…大政 健史…( 83 )
  • BRANCH SPIRIT
    • 西日本支部…崎山 高明・秋田 修・末成 和夫…( 84 )
  • GERMINATION
    • 留学生の目で見た日本人…宋 興安…( 86 )
  • 今月の Journal of Bioscience and Bioengineering…( 87 )
  • バイオインフォメーション…( 88 )
  • 学会事務局より…( 90 )

Published by 学会事務局 on 25 11月 2008

生物工学会誌 –80巻1号

  • 巻頭言
    • 創立80周年を迎えて…谷 𠮷樹
  • 総合論文
    • 極限環境微生物の探索と利用…今中 忠行…( 2 )
    • 微生物,酵素,および遺伝子の関与する反応の工学的研究…山根 恒夫…( 10 )
  • バイオミディア 2002
    • トレハロースを用いた野菜チップスの製造方法…齊藤 典行…( 22 )
    • ティッシュ・エンジニアリング分野における培養自動化技術…堀田 仁志…( 23 )
    • 植物に耐塩性効果を付与する!…渡辺圭太郎…( 24 )
    • 緑色蛍光タンパク質(GFP)を用いた細胞内pH環境の可視化…古園さおり…( 25 )
    • 環状アミロースの合成と利用…高田 洋樹…( 26 )
    • cis型プレニル二リン酸合成酵素の構造と機能…広岡 和丈…( 27 )
  • BRANCH SPIRIT
    • 東日本支部…森川 康・原口 和朋…( 28 )
  • GERMINATION
    • 社会人1年生…王寺 幸輝…( 30 )
  • 今月の Journal of Bioscience and Bioengineeringm…( 31 )
  • 会報…( 32 )
  • 諸規定…( 35 )
  • バイオインフォメーション…( 48 )
  • 学会事務局より…( 51 )

Published by 学会事務局 on 20 11月 2008

86巻11号

  • 報 文
  • 特 集「バイオテクノロジーによる循環型産業の新展開と問題点」
    • 特集によせて…松山 彰収…(524)
    • アミノ酸発酵研究の最前線:生産プロセスの高効率化に向けて…安枝  寿…(525)
    • 日本発の技術としての発酵研究で地球を救おう…穴澤 秀治…(528)
    • バイオプロセス開発事例の紹介と今後の展望…上田  誠…(531)
    • バイオマスからの燃料生産技術の新展開…野田 秀夫…(534)
    • 微生物産生ポリエステルの実用化に向けて…松本 圭司・大窪 雄二…(537)
    • 嫌気性塩素呼吸細菌によるPCE汚染バイオオーギュメンテーションと統一ガイドライン…倉根隆一郎…(540)
  • 第60回大会シンポジウム報告…(543)
  • バイオミディア
    • 麹菌とAspergillus属についての一考察…杉山 圭一…(557)
    • 昆虫アクアポリンのはたらき…三宅 誠司…(558)
    • 技術開発による微生物育種の温故知新…阪本  剛…(559)
    • 電気化学的殺菌・防汚技術…大河内美奈…(560)
    • 新たな嫌気的メタン酸化の可能性…(561)
  • キャリアパス「生物工学研究者の進む道」
    • 若手理系人のための大学院教育プログラムの開発…水月ゆう子…(562)
    • ノバルティス・バイオキャンプ ~夢・挑戦・喜び…松本  正…(564)
    • 医薬品製造業界と生物工学研究者…(566)
    • 機械工学から医学へ,さらに情報工学へと挑戦する!…赤川 英毅…(567)
  • Fuji Sankei Business i., News …(569)
  • プロジェクト・バイオ
    • セリシンの機能利用と製…辻本 和久・佐々木真宏…(570)
  • 大学発!美味しいバイオ
    • 「飲むバイオセンサー」開発に…村上 裕二…(572)
  • Branch Spirit
    • 中部支部:(1)ニチニチ製薬株式会社中央研究所…嶋田 貴志…(574)
    • 中部支部:(2)富山県立富山北部高等学校 くすり・バイオ科の取り組み…多鍋 武志…(575)
  • Germination
    • ナゴヤダルマガエルの域外保全への取り組み…茶村真一郎…(577)
  • 今月のJournal of Bioscience and Bioengineering …(578)
  • バイオインフォメーション…(579)
  • 本部だより…(581)
  • 支部だより…(582)
  • 事務局より…(583)

 

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Published by 学会事務局 on 20 11月 2008

【国際交流】 KSBB’08 国際シンポジウムに参加して

韓国生物工学会(Korean Society for Biotechnology and Bioengineering; KSBB)は,年2 回,春と秋に韓国国内で大会を開催している.秋の大会には国際シンポジウムを同時開催しており,アジア各国から招待された研究者の講演が行われている.

日本からも毎年,日本生物工学会を通して講演者の推薦が行われており,今年は本会会長の塩谷捨明先生,本会の技術賞を受賞された浅田雅宣氏(森下仁丹),奨励賞を受賞された金山直樹先生(岡山大)および私(東工大)が招待を受けた.

今年のKSBBの秋大会は,10月6日と7日の2日間にわたり,韓国最南端の島,済州(チェジュ)島で行わた.ご存知かもしれないが,済州島は韓国でも有数の観光地であり,起伏に富んだ地形が印象的な自然豊かな火山島である.国際シンポジウムの会場となった済州島国際コンベンションセンターは,写真の通り非常に立派な施設であり,高級リゾートホテルが建ち並ぶ中文観光団地の一画にある.今回は約700名のKSBB会員が参加して大会が行われた.

国際シンポジウムには,我々の他に,インドからDr. Virendra Swarup Bisaria,インドネシアからDr. Siswa SetyahadiとDr. Misri Gozanの3名の研究者が招かれていた.私を含め,キシロース利用に関する発表が3題あり,南アジアおよび東南アジア地域においてもバイオマス資源を有効に利用することへの関心が非常に高まっていることを感じた.また,熱の入った講演と活発な質疑応答により,講演スケジュールはやや押し気味に進行した.

シンポジウムの最後に,KSBBが利用普及を進めるAsian Biotechnology Directory(ABD)に関する説明があった.これは,アジア各国の生物工学研究者の相互交流を図り,情報交換を円滑にする目的で企画されたウェブサイトで,すでに数百名の研究者が登録して活用しているとのことであった.興味のある方は,http://www.afob.org/ を訪問して,名前,所属,研究テーマなどの研究者情報を登録してもらいたい.また,過去に本誌でも紹介記事(第85巻428ページ)が掲載されているので参考にしてもらいたい.

シンポジウムの後は懇親会にて親睦を深めた.今回のシンポジウムでもそうだが,アジアで行われる国際会議に参加すると,かつて日本に留学し,母国に帰って活躍している研究者とよく一緒になる.帰国して何年経っていても日本のことを忘れずに覚えていて,良き思い出を語ってくれるのは日本人として嬉しいものである.一方で,活躍する彼らに負けないように,我々日本の若手研究者も奮起したいところである.

最後に,今回のシンポジウムで大変お世話になったKSBBの先生方や学生スタッフに感謝を申し上げます.

柘植 丈治 

ICC Jeju

シンポジウムが行われた
済州島国際コンベンションセンター

2008KSBB大会 懇親会

懇親会にて
(左から,筆者,金山先生,塩谷先生,浅田氏)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

関連記事:【国際交流】韓国生物工学会(KSBB)大会参加報告

Published by 学会事務局 on 16 11月 2008

【和文誌】 巻頭言・“随縁随意”ご寄稿のお願い

和文誌編集委員会では2009年1号より巻頭言の名称を「随縁随意(ずいえんずいい)」とし,原稿を広く募集します.


随縁=仏語.縁(条件)に随(したが)って物が生起し変化すること.(広辞苑) 
     仏語.縁に従うこと.縁に従って種々の相を生じること.(大辞泉)

随意=束縛や制限を受けないこと.自分の心のまま.心まかせ(広辞苑) 
     束縛や制限を受けないこと.思いのままであること.また,そのさま.(大辞泉)

巻頭言は,ご自分の経験を踏まえて考えていることや思うことを自由に,そして今の若い研究者たちへ提言やエールを送ってもらえることを願うものです.「生物工学」というキーワードを主幹に,そこに集まってきている多様な人の「縁」を通し,思いのまま(提言)を書いてもらうという意味を込めて「随縁随意(造語)」としました.多くの方々からのご寄稿をお待ち申し上げます.       

和文誌編集委員会

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Published by 学会事務局 on 16 11月 2008

【事務局】 Elsevier 社との編集出版 新契約締結

日頃から学会運営にご協力,ご理解頂き有り難うございます.ご承知のように2009年よりJournal of Bioscience and Bioengineering (JBB)を完全電子ジャーナル化することになりました.そのため,かねてより海外販売を委託しているElsevier社との関係をより密にし,投稿から出版まで電子化されたElsevier Editorial System (EES) を導入し,論文の早期公開,引用文献データベースとの連携などの機能を充実させます.これに伴い,Elsevier社との契約も編集出版作業に学会の独立性と利便性を確保するため,英文誌編集委員会,事務当局の入念な案文検討の上で新たに締結されることになりました.

本年10月13日,中国大連で開催された国際バイオテクノロジーシンポジウム2008(IBS2008)に関係者が揃うことになり,学会からJBB編集委員長大竹久夫先生,編集委員堀克敏先生,小職,Elsevier社からBio担当責任者Mr. Bas Straub,出版編集担当Ms. Alina Helsloot 出席の下に調印が行われました.ここにご報告申し上げます.

Elsevierとの契約Dalian H20
 

調印式の模様とIBS2008会場Elsevier社展示ブース前でのJBB宣伝ポスターの写真を紹介します.Elsevier社もJBB発展のために協力してくれるものと期待しております.会員の皆様にも益々JBBの発展へのご協力宜しくお願い申し上げます.

(会長 塩谷捨明)

Published by 若手会 on 15 11月 2008

第3回電子討論会

第 3 回電子討論会  「こう発音した方が通じる生化学英語」
 


皆さんは英会話で単語の発音が悪くて相手に怪訝な顔をされたことはありませんか?
 以下に掲載するリストは、バイオテクノロジーフォーラム(BTF)で開催された第3回電子討論会で話題になった「そのまま日本語読みで発音するよりもこう発音した方が通じる英単語」のリストです。以下のことをご了解の上、ご参照下さい。なお、最後に討論会で話題に上った教材のリストも添付してありますので、正しい発音はこれらの教材などで各自ご確認下さい。

* 様々な耳と価値観を持つBTF会員の個人的な経験に基づく投稿をそのまままとめたものであり authorizeされたものではありません。異論や修正の余地があると思われます。
* 統一された基準で書かれたものではありません。発音に注意を要する部分を平仮名で書いた単語もありますが、カタカナだけで書かれた単語に発音に注意を要する部分がないわけではありません。
* 発音はカナで表記してありますが、カナでは表現できない発音も多々あります。
* 複数の会員から投稿があった単語の発音はそれぞれ併記してあります(どちらが正しいと言う判断はしていません)。


「こう発音した方がもっと良いはず」、「リストの通り発音しても通じなかった」、「この単語もこう発音すれば通じやすいのでリストに加えて」などのご意見、ご要望がありましたら、世話人の片倉 () までメールをお送り下さい。


生化学英語


allergy アレルゥジ、アラジイ
aluminum foil アルミナム フォイウ
amylase ア’マれぃス
anion アナイあン あ:eがひっくり返った発音記号
anionic アナイオニック 
Arrhenius アゥりニアス
astaxanthin アスタザンチン
Bacillus バスィ’ラス
Bergey バーギイ、バーギー
biotin バイオチン
butadiene ビュータダイイン
butane ビューテーン
butene ビューティーン
* butane とbutene の発音を区別するのは日本人には難しいので、butane は「ビューテイン」と発音し、butene は同義語の butylene を用い「ビュータリーン」と発音するのが無難。
butyne ビュートゥン
butanol ビューサノール
casein ケイシン
cation カタイアン
cationic カタイオニック
cellulase セリュレイス
cellulose セリュロース
cesium スィーズィアム
chitinase カイティネース
chromatography クろぅマト’グらフィ
chymotrypsin カイモトライプシン
cobalt コバゥト
dehydrogenase デハイドロジェネイス
dimetylformamide ダイメソフォウムアマイド
diphenylether ダイフェノリーター
disulfide ダイサルファイド
dithiothreitol ダイサイオスライトール
electrophoresis エレクトロフォ’レスイス
epoxy イパキシ
ethanol エサノール
ether イーサ
flask フラスク
fungi ファンジャイ
glutathione グルたサイオン た:tとeがひっくり返った発音記号
glycine グライシン
glycogen グライコジェン
helium ヒーリウム
hemoglobin ヒーモグロビン
hydrazine ハイ’ドラズィン
hydroxylamine ハイ’ドロキシラミン
iodine アイオダイン
ion アイアン
iron アイあン 「あ」には少し「る」の音が入る
isoleucine アイソリューシン
kinase カイネース
label レイブウ
laccase ら’ケィス
lipase ライペイス
lithium リスィウム
lysine ライシン
magnesium マグニジウム
maltose モ’るトース
manganese マンガニーズ
methane メスィエーン
methionine サイオニン
myoglobin メイオグロビン
nickel ネコゥ
nonionic ノナイオニック
peroxidase ペロ’キシデェィス、ペラ’キシデェィス
phage フェイジ
pipette パイペッ’ト、パペッ’ト
polyacrylamide gel ポリアクリルアマイド ジェル、ぱリアクいうアマイド ジェう
polyethyleneglycol パリエサリングライコール
purine ピューリン
pyrimidine ピュリミディン
Qiagen クアイアジェン
ribonuclease らイボヌークレイス
SalI (制限酵素) サウワン
saline セ’イリーン、セイライン
subtilisin サぶチライシン ぶ:ほとんど発音しない
titanium タイテイニウム
toluene タリュイン
tryptophan ツリプツファン
turbid ツービッド [ur] を発する時に口が開きすぎないように
thyamdine サイミディン
tyrosinase タイロシネース
tyrosine タイロシン
uranuim ユレイニアム
urea ユレア
ultrafiltration アルトラフィルトレィ’ション
ultraviolet ア’ウチュラヴァイオレッツ
vaccine ヴァクシーン
Van der Waals ヴァンダーワォールス
xanthine oxidase ザンチンオキシデース
xenon ジーノン
xylene ザイリーン、ツァイレン
yeast ユイーストと発音すればeastと区別できる


生化学用語以外 


first of all フェスティバル
a little bit アリルビ
MacDonald メッダノウ、メクダ’ーナ
cork コーク


 全く日本語と異なる単語 


カリウム potassium
ナトリウム sodium
ピンセット tweezers, forceps
メスシリンダー measuring cylinder, graduated cylinder
ロート funnel

 


シミュレーションとシュミレーション 


simulation をシュミレーションと発音するのは誤り。専門書のタイトルでさえ誤った表記が見られる。日本語には「ミュ」と発音する単語がないのでつい「シュ」と発音してしまう。アメリカ式にサイミュレーションと発音するのも一つの方法。 



ご意見をいただきました 

先日当 HP に対して T 社の I さんからメールを頂戴しました。I さんご本人の了解を得ましたので紹介させて頂きます。「生化学用語の例を見ても、結構 法則に当てはまっているようで、自信を深めた次第です。みなさん、だいたい同じ所へ行き着くようですね。」とも書いておられました。なお、例は全て「英会話上達法」からの引用なので、その点ご了解下さいことです。

——————————————————————————–
はじめまして。

「こう発音した方が通じる生化学英語」を拝見しました。
分野は違うのですが、皆さん苦労されてるな、と拝読いたしました。

私が予備校で習った先生の本で、「英会話上達法」(倉谷直臣、講談社現代新書)が私のお奨めです。今も売られているのかどうかはちょっとわかりませんが…。

例えば、
・最後の子音は聞こえないのだから、発音しなくていい。
・オといいたくなったらアと言え。

 だから、hot dog はハッダッ。

・t はラリルレロ

 だから、I got it! はア~イガリッ。
     Shut up! はシャラッ。

・nt はナニヌネノ
 だから、shopping center はシャッピンセナー

などなど、らしい発音をするためのポイントが解説されています。
もちろんそれは本書のごく一部で、英語という“異なる言語”へのアプローチガイドという意味でもお奨めです。
私にとっては“異”文化への目を開かせてくれた貴重な一冊です。

お役に立てば幸いです。

****************以下余談****************

私にとっては beer の発音がどうもダメです。レストラン、バー、どこでも聞き返されます。いい方法をご存知でしたら教えてください。せっかく行ったのなら Bud とか Heineken とかでない地ビールを飲みたいじゃないですか。Local beer は何がある? って訊いてもなかなか通じないんですよ。(^_^;
——————————————————————————–
I さんありがとうございました

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Published by 若手会 on 15 11月 2008

平成20年度 若手会報告

夏のセミナー 2008

平成 20 年度夏のセミナーは、6 月6 日から 6 月 8 日に
愛知県大府市(あいち健康プラザ)でで開催され、
大学、研究機関、企業、の76 名の参加がありました。

たくさんのご参加、本当にありがとうございました!
思い出の写真や内容をアップしました!
旧若手会のページ

プログラム

6日(金曜日) 12:00 第1部 受付開始
14:00 ソフトボール大会 まずは、汗を流して、お互いを知りましょう!
18:00 お風呂(大浴場) 温泉があります!
19:00 夕食
各大学研究内容発表
全国の様々な研究室で生物工学が研究されています。
他の研究室では、どんな研究を、どんな人達がやっているのか知りたくありませんか?
自分の研究の位置づけ、自分達のアクティビティーを知るためにも全国にたくさん知り合いを作りましょう!
7日(土曜日) 9:00 第2部 受付開始
10:00 ベーシック
研究者トレーニング
2日目からいらっしゃる皆様も、是非ご参加ください!
C's Career Research
代表
吉田のり子先生
 

良い研究者になるためだけでなく、人と共同して仕事をするためには、コミニュケーションの奥義を知っておくととてもためになります。

全国の大きな企業の社員(管理者から新人まで)に、コミニュケーションスキルを心理学の観点から指導していらっしゃる吉田先生をお招きしています。

・どうすると人と良いコラボレーションができるのか?
・後輩や先輩や生徒とどうすれば良い形で一緒に仕事が進むのか?
・後輩・生徒の可能性を引き出すには?
・どうすれば人からも、自分からも解決案を引き出せるのか?

ということを、理論的に教えてくださいます。

理系は話がわかりづらい。
人とコミニュケーションできない。
なんてもう言わせない!
必聴です!

12:00 昼食
第2部 受付終了(12:50)
13:00 全大会:若手会歴代の先生のご講演

若手会って、何だろう?
そう思って参加される初めての方々も多いかもしれません。
また、まだまだ自分は関係ない、、と思われていたり、、、、。

今回は、これまで生物工学会の若手会を牽引し、引っ張ってくださることで、生物工学会に活気を与えて下さった先生方をお招きし、その熱い胸の内をお聞きするチャンスを企画しました。

誰もが、日本の生物工学を盛り立てる人材になる可能性があります!
熱き想いを受け継ぎましょう!

大政健史先生
(大阪大学工学研究科)
若手会を強力に牽引して下さっている大先生です。
若手会の歴史をお話くださいます。
花井泰三先生
(九州大学農学研究院)
第二の若手世代のエネルギッシュな先生です。次の若手に必要な心意気を話して下さいます。
大槻隆司先生
(山梨大学大学院
医学工学総合研究部)
若手会に熱き想いを注いで下さる武勇伝の多き先生です。若手会のすばらしさを話してくださいます。
15:00 特別講演会:企業・大学・研究所でご活躍の先生方のご講演

若手会の一つの大きな目標は、大先輩のお仕事を通じて、最新の世の中を知ることがあります。
通常の学会や、セミナーではなかなか来て頂けない著名な先生方をお招きし、先生方の研究の心得・生き方を知ることができる貴重なチャンスです。
夜には、先生方とお酒を交えていろいろお話することもできます。

播磨武先生
(ファイザーー製薬株式会社/現・東和薬品工業)

製薬企業において、生物を用いた生産現場をすべてをご存知の先生です。
ファイザーでは名古屋工場長(取締役)でもあられ、たくさんの医薬品を世の中に送り出されてきた先生です。

畠賢一郎先生
(株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング)

日本で初めての再生医療製品(人工皮膚)を世の中に送り出し、日本で唯一上場した超優良再生医療企業を牽引する先生です。
元々は臨床のお医者様であられながら、再生皮膚研究の黎明期から、ご活躍され、現在では、再生医療の分野を強力に引っ張るキーパーソンのお一人です。

加賀孝之先生
(株式会社ミツカン グループ本社 中央研究所)

グループ売上高 1512億円(2007年)を誇る、日本の一大食品関連企業「ミツカン」中央研究所の所長を務められる先生です。
食品企業の中でも、生物工学の礎である「発酵」を中心とした、高度な研究技術のある先進的企業の中で、研究を牽引されているリーダーです。

18:00  お風呂(大浴場) 温泉があります!
19:00  夕食・親睦会

特別講演の先生方、各大学の先生方と共に、フランクな雰囲気で交流を深めましょう!

若手研究者の皆様、人のリンクができる場所です!
そして、若手会と言えば「良いお酒」が集まる場所です!

8日(日曜日) 9:00 討論会:若手研究者のキャリアパス 生物工学における学生の進路

生物工学の研究の先には、どんな職業が待っているのだろう?
どんな生き方があるのだろう?
そんなことを悩んだことはありませんか?
企業も、大学も、研究所も、いろいろな人生と、いろいろなキャリアがあります。
自分の生き方を、先輩の話を聞きながら、考えてみませんか?

荏原充宏先生
(大阪大学医学部付属病院)
理工学研究科から医学と工学との境界のバイオマテリアル開発でご活躍され、現在では病院で研究を進められている先生です。
医学領域で求められる生物工学の若手像について、海外との研究スタイル・キャリアの考え方の違いについてお話頂きます。
水月ゆう子先生
(NPO法人・サイエンス・コミュニケーションサイコムキャリア)
工学部の研究室での研究生活から一転、出版社、証券会社(バイオベンチャーへの出資)まで様々なお仕事を経験されている先生です。
生物工学の若手に求められる像と共に、日本のバイオベンチャーの魅力や、バイオベンチャーに求められる研究者像をお話頂きます。
長森英二先生
(豊田中央研究所)
大学のポスドクを経て、民間企業に移られ、若きリーダーとして自らの研究室を立ち上げられた先生です。
大学とは違った企業での研究、企業の求める生物工学の若手像についてお話頂きます。
冨田秀太先生
(名古屋大学医学部)
工学部から、国立の研究所、そして医学部へと移られ、臨床医の先生の中で、工学者として解析専門家として活躍されている先生です。
医学領域の研究で求められる生物工学の若手像についてお話頂きます。
小川亜希子先生
(鈴鹿工業高等専門学校)
大学を出られた後、企業で製品開発に携わられ、その後再度アカデミックに戻られた女性研究者の先生です。
企業での研究と、アカデミックでの研究、そして教育の場の楽しさをお話いただきます。
12:00 解散

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Published by 若手会 on 15 11月 2008

平成10年度 若手会報告

夏のセミナー 1998

平成 10 年度夏のセミナーは、7 月 31 日から 8 月 1 日に
京都で開催され、22 大学、研究機関、企業、89 名の参加がありました。

<講演内容>

7 月 31 日 (金)

1) シロアリ腸内共生系
  (理化学研究所 主任研究員 工藤俊章 先生)
2) 核酸モデル分子を用いた核酸機能制御へのアプローチ
  (大阪大学工学研究科分子化学専攻 助教授 和田健彦 先生)
3) 高脂血症治療薬プラバスタチンの開発研究
  (三共株式会社第一生物研究所 次長 辻田代史雄 先生)
4) タンパク質の精製技術 ークロマトグラフィーによる分離精製を中心にー
  (アマシャムファルマシアバイオテク 政岡佳子 先生)
5) 日本学術振興会特別研究員制度について
  (日本学術振興会 研究者養成課課長 谷本滋 先生)
  
8 月 1 日 (土)

1) ポスドク制度を考える
  (大阪大学工学研究科応用生物工学専攻 助手 藤原伸介 先生)
2) アメリカでポストドクをするということ
  (奈良先端科学技術大学院大学 助教授 吉田和哉 先生)
3) 知的所有権とその活用
  ((株) 関西新技術研究所 常務取締役 佐村秀夫 先生)

総会・交流会 1998

平成 10 年度の広島大学における大会の
1 日目の夜に総会・交流会を開催しました.

 

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Published by 若手会 on 15 11月 2008

平成11年度 若手会報告

夏のセミナー 1999

平成 11 年度夏のセミナーは、若手会九州支部の主催で、
7 月 30 日 (金) から 7 月 31 日 (土) に阿蘇で開催されました。

Published by 若手会 on 15 11月 2008

平成12年度 若手会報告

秋のセミナー 2000

平成 12 年度は変則的に秋に開催されました.
夏のセミナーは,10 月 27 日 (金) から 10 月 28 日 (土) に
秋のセミナーとして京都のコミュニティ嵯峨野で開催されました.

<講演内容>

1) 酵素デザインの為の alpha-アミラーゼファミリーの概念と触媒機構の究明
  (江崎グリコ (株) 生物化学研究所長 栗木 隆 先生)
2) 酵素の温度適応機構
  (大阪大学大学院工学研究科物質生命工学専攻 教授 金谷 茂則 先生)
3) 水素ガスエネルギーの生物的利用
  (東京大学農学生命科学研究科応用生命工学専攻 助教授
  石井 正治 先生)
4) 微生物でつくるプラスチック
  (京都大学大学院工学研究科合成・生物化学専攻 助手 福居 俊昭 先生)
5) バクテリアのストリンジェント応答におけるポリリン酸の生理的役割
  (広島大学大学院先端物質科学研究科分子生命機能化学専攻 助教授
  黒田 章夫 先生)

<研究室紹介>

1) 京都大学大学院工学研究科合成・生物化学専攻生物工学分野
    今中研究室
2) 福井大学工学部生物応用化学科分子生物物理研究室
    三木研究室
3) 大阪大学大学院工学研究科応用生物工学専攻細胞工学領域
    小林研究室
4) 奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科
    細胞生物学専攻植物代謝調節学講座
    新名研究室
5) 神戸大学工学部応用化学科生物化学工学研究室
    福田研究室


総会・交流会 2000

 平成 12 年度の若手会 総会・交流会は
8 月 3 日 (木) に北海道大学生協北部食堂にて開催されました.
ミキサーとの合同開催ということで,約100名ほどの参加者が集まり,
大変活発な交流が行われました.

 

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Published by 若手会 on 15 11月 2008

平成13年度 若手会報告

夏のセミナー 2001

平成 13 年度の若手会夏のセミナーは,8/3, 4 に
山梨県小淵沢町いこいの村八ヶ岳で約 80 名の参加者で開催されました.

<講演内容>

1) 牛の発酵飼料、サイレージの微生物制御~キラー酵母による変敗制御
   (農林水産省農業生物資源研究所 北本 宏子 先生)
2) 生物化学工学、昨日・今日・明日
   (宇都宮大学農学部生物生産科学化 遠藤 勲 先生)
3) 環境汚染物質の分解菌をモニタリングする PCR 法
   (山梨大学工学部土木環境工学科 清 和成 先生)
4) サイエンスとしての看護研究と EBN への取り組み
   (長野県看護大学看護学部看護形態機能学講座 永井 伸夫 先生)

<研究室紹介>

1) 山梨大学工学部 物質・生命工学科 三村研究室
2) 金沢大学工学部 物質化学工学科 清水・荻野研究室
3) 大阪大学 生物工学国際交流センター 吉田研究室
4) 東京大学大学院工学系研究科 化学生命工学専攻 長棟研究室

総会・交流会 2001

若手会の総会・交流会が,大会1日目の夜に山梨大学にて
開催されました.約 90 名の参加者で賑わいました.

 

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Published by 若手会 on 15 11月 2008

平成14年度 若手会報告

夏のセミナー 2002

平成 14 年度の若手会夏のセミナーは,7/19 (金), 20 (土) に
大阪市此花区ロッジ舞洲にて約 90 名の参加者で開催されました.

<講演内容>

1) Druglikeness と創薬研究
   (大阪大学大学院理学研究科 朝日 知 先生)
2) 動物プリオン病の診断・予防,ならびに人プリオン病治療に関する研究の現状
   (帯広畜産大学獣医公衆衛生学教室 堀内 基広 先生)
3) ウスバカゲロウ科昆虫と殺虫性蛋白質
   (近畿大学農学部農芸化学科 松田 一彦 先生)
4) レーザーを用いた植物細胞加工
   (大阪大学大学院工学研究科応用生物工学専攻 梶山 慎一郎 先生)
5) DNA マイクロビーズを用いた網羅的な遺伝子発現解析
   (タカラバイオ(株)バイオ研究所 峰野 純一 先生)
6) 質量分析で探る酵素反応のメカニズム
   (京都大学化学研究所生体分子機能研究部門 栗原 達夫 先生)

<ポスト移動について考える企画講演>

1) ポスト移動は良い?悪い?
   (産業技術総合研究所ティッシュエンジニアリング研究センター 吉川 智啓 先生)
2) 研究環境について
   (農業技術研究機構果樹研究所 井原 史雄 先生)
3) 研究者の転職:日本の公募問題を考える
   (関西学院大学理工学部生命科学科 藤原 伸介 先生)

総会・交流会 2002

若手会の総会・交流会が,10/28 (月) 大阪国際会議場にて開催されました.

 

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Published by 若手会 on 15 11月 2008

平成15年度 若手会報告

夏のセミナー 2003

 平成 15 年度若手会のセミナーは,7/12(土)から7/13(日)にかけて,
厳島神社で有名な広島県 宮島にて開催されました.
大学,研究所,企業の若手研究者約80名が参加し,
RNAi などの最新技術や,バイオを利用した実用化研究などについて
夜を徹してディスカッションしました.

<講演内容>

7/12 (土)
1) RNAi について
   (京都大学大学院医学研究科 田原 浩昭 先生)
2) 赤血球期マラリア原虫の細胞増殖と脂質代謝・輸送の分子機構
   (大阪大学微生物学研究所 三田村 俊秀 先生)
3) 宇宙環境を使った再生医療への試み
   (広島大学医学部 弓削 類 先生)
4) トレハロース製造
   ((株)林原生物化学研究所 阿賀 創 先生)
5) プロテオーム受託解析ベンチャーの起業
   (株式会社プロフェニックス 山縣 彰 先生)

7/13 (日)
1) 脂質工学ー不飽和脂質代謝に関わる脂肪酸修飾酵素とその利用ー
   (広島大学大学院先端物質科学研究科 秋 庸裕 先生)
2) 泡盛の特徴的な香りはどこから来るのか
   ((独)酒類総合研究所 小関 卓也 先生)
3) 環境中の未知微生物にいかにアクセスするか
   ((独)産業技術総合研究所 関口 勇地 先生)

総会・交流会 2003

若手会の総会・交流会が,
9/17 (水) 熊本大学黒髪北キャンパス・くすの木会館にて開催されました

 

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Published by 若手会 on 15 11月 2008

平成16年度 若手会報告

夏のセミナー 2004

 平成 16年度若手会の夏のセミナーは,7/30(金),7/31(土)にかけて,
金沢市に隣接した内灘町は福祉センター憩にて開催されました.
大学,研究所,企業の若手研究者約80名が参加し,バイオを利用した
研究発表が行われました。

<講演内容>

1) 蛋白質の昼と夜
   (大阪大学・蛋白質研究所 後藤 祐児 先生)
2) 『細胞の品質管理機構』を利用した蛋白質研究
   (産業技術総合研究所 萩原 義久 先生)
3) 殺藻細菌を用いた赤潮防除の可能性
   (京都大学大学院・農学研究科 今井 一郎 先生)
4) 光を用いて可逆的に遺伝子を連結する
   (北陸先端大学大学院大学 藤本 建造 先生)
5) システムバイオロジーに基づくサーカディアンリズムの一解析法
   (金沢大学・工学部 東 剛人 先生)
6) 生体内ピンポイントデリバリー技術の現状と未来
   (大阪大学産業技術科学研究所 黒田 俊一 先生)
7)器官を再生する三次元培養技術の創出構想
   (農業生物資源研究所 竹沢 俊明 先生)

総会・交流会 2004

若手会の総会・交流会が,9/21 (火) 名城大学天白キャンパス校友会館にて
開催されました.

 

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Published by 若手会 on 15 11月 2008

平成17年度 若手会報告

夏のセミナー 2005

 平成 17年度若手会の夏のセミナーは,7/16(土),7/17(日)にかけて,
京都市はコミュニティ嵯峨野にて開催されました.
大学,研究所,企業の若手研究者約80名が参加し,昼夜問わず,
交流と議論が交わされました.

<講演内容>

1) トランスフェクションマイクロアレイの開発とビジネス化
   (産業技術総合研究所 三宅正人先生)
2) 高いストレス耐性を有する緑藻Chlamydomonas W80株からの
   有用遺伝子の分離とその応用
   (関西電力 宮坂 均先生)
3) Architecture Electronic-BioSensor Integrated with Nanofabrication
   (大阪大学・産業科学研究所 HeaYeon Lee先生)
4) 良きモノづくりと生物化学工学
   (花王 田中猛訓先生)
5) メンブレンストレス制御に立脚するバイオプロセスの開発
   (大阪大学・基礎工学研究科 馬越 大先生)
6) 留学雑感~スウェーデン・ウプサラ大学へ留学して
   (神戸大学・工学部 勝田知尚先生)

総会・交流会 2005

 平成17年度の若手会総会・交流会が,
 11/21 (火) 名城大学天白キャンパス校友会館にて開催されました.

 

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Published by 若手会 on 15 11月 2008

平成19年度 若手会報告

夏のセミナー 2007

主催:生物工学若手研究者の集い 後援:日本生物工学会

平成19年度生物工学若手会夏のセミナーを
2007年7月6日(金)12:30~7日(土)12:00
にKKRホテル熱海において開催しました。
本年度は,講演会,研究マッチング公募,パネルディスカッション,
懇親会および恒例のテーマ別討論会を実施し,
バイオ関連の研究・交流を行い,盛会のうちに無事終了しました.
 

第59回日本生物工学会大会 シンポジウム 2007

産学連携から考える「博士」のキャリアパス
共催:生物工学若手研究者の集い 
協賛:大阪大学科学技術キャリア創生支援室

平成19年9月25日(火)~27(木)に広島大学で開催された
第59回日本生物工学会大会において,
ポストポスドク問題に関して,若手研究者が自身のキャリアパスについて
議論するために,1日目午後にシンポジウムを企画しました.
 

総会・交流会2007

第59回日本生物工学会大会の2日目夕方より
広島大学・大学会館において総会を行い,
平成18年度会計報告ならびに
次期役員(会長:西岡 求,副会長:荻野千秋,
会計:馬場健史,会計監査:岡澤敦司)の
承認をいただきました.

引き続いて行われた交流会では,
豪華な料理とお酒が用意された中,
活発な交流が行われ,盛会のうちに中締めとなりました. 

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Published by 学会事務局 on 14 11月 2008

【年次大会】 平成21年度大会シンポジウム公募について

平成21年度日本生物工学会大会
          実行委員長 本多裕之

 日本生物工学会平成21年度大会(9月23日(水)~25日(金))では、一般シンポジウムについて、すべて公募することと致します。本大会では、一般シンポジウムは9月25日午後を中心にすべて同時並行で開催します。

申込期間 平成20年11月28日(金)~21年1月7日(水) 
本年度の募集は終了しました。多数のお申込み有難うございました。
申込方法 平成20年度 日本生物工学会大会シンポジウム提案書(DOC)に①シンポジウム課題(仮題で可)、②開催趣旨 (200字程度)、③世話人氏名、④ご所属、⑤メールアドレス、⑥電話番号、⑦会場の収容人数 を記載の上、メール、FAX、あるいは郵便にて、下記までお申し込み下さい。
申込先 〒464-8603 名古屋市千種区不老町 
名古屋大学 大学院工学研究科 化学・生物工学専攻内 
日本生物工学会平成21年度大会実行委員会
Fax: 052-789-3214 
E-mail:


* ⑦につきましては参加が期待される人数に対応します。
なお、基本的にシンポジウム講演者への謝礼を実行委員会が、ご用意することはできません。
採択および詳細は追ってご連絡申し上げます

Published by 学会事務局 on 14 11月 2008

【事務局】 Biotechonology Progress購読サービス終了のお知らせ

この度、出版体制の変更に伴い、本会はBiotechnology Progressの購読サービスを終了することになりました。長らくご利用いただきありがとうございました。

Published by 学会事務局 on 14 11月 2008

乳酸菌・腸内細菌工学研究部会 – 2007年度生物工学会大会シンポジウム『循環型社会を支えるラクテートインダストリーの新たな研究潮物』(2007/09/27)

乳酸菌・腸内細菌工学研究部会,日本乳酸菌学会共催

オーガナイザー:酒井 謙二(九大院・農),谷口 正之(新潟大・工)


9:30  はじめに
……………………………………………………………………………………酒井 謙二(九大院・農)

9:35 3S1AM1  乳酸発酵微生物研究の現状と好熱菌/耐熱菌の利用
…………………………………………………………………………………○酒井 謙二(九大院・農)

10:05 3S1AM2  廃乳酸菌を栄養源として利用した乳酸発酵
…………………○平田 誠1, 高 旻天1, 通阪 栄一2, 羽野 忠21 大分大・工・応化, 2大分大・工)

10:30 3S1AM3  Rhizopus oryzae を用いたL-乳酸の工業生産
……………………………………………………○谷口 正明, 三浦 重信((株)武蔵野化学研究所)

10:55 3S1AM4  ポリ乳酸の特性と物性改良
……………………………………………………………………………○山根 秀樹(京工繊大・ 繊セ)

11:25 3S1AM5  ポリ乳酸の多孔質化・複合化による機能性材料の開発
………………………………………………………○田中 孝明, 谷口 正之(新潟大・工・機能材料)

11:55 3S1AM6  ポリ乳酸の分解特性とケミカルリサイクル
………………………………………………………………………………○西田 治男(九州工業大学)

12:25  総合討論
……………………………………………………………………………………谷口 正之(新潟大・工)

Published by 学会事務局 on 14 11月 2008

乳酸菌・腸内細菌工学研究部会 – 2008年度生物工学会大会シンポジウム『中?それとも外? -腸内環境と微生物』(2008/08/27)

乳酸菌・腸内細菌工学研究部会,日本乳酸菌学会共催

オーガナイザー:中島田 豊(農工大院・共生),常田 聡(早大・先進理工)


13:30 はじめに
………………………………………………………………………………………横田 篤(北大院・農)

座長:横田 篤
13:35 1S2p01 無菌動物から見た腸内フローラの機能
……………………………………………………………………………○伊藤 喜久治(東大・院・農)

座長:池田 宰
14:25 1S2p02 環境微生物学から見た腸内細菌研究
…………………………………………………○常田 聡, 大坂 利文(早大・先進理工・生命医科学)

座長:常田 聡
15:00 1S2p03 アユ腸内フローラにおける細胞間情報伝達機構の解析
………………………………………………………………………○池田 宰, 諸星 知広(宇大院・工)

座長:福田 真嗣
15:45 1S2p04 バイオリアクタを活用した腸内フローラ研究
……………………………………○中島田 豊1, 渡邊 健太郎2, 西尾 尚道2, 道中 敦子3, 藤井 敏雄3
1東京農工大院・共生・応化, 2広島大院・先端・生命機能,3キリンホールディングス・フロンティア技術研)

座長:中島田 豊
16:20 1S2p05 網羅的解析手法による宿主-腸内フローラ間相互作用の解明
…………………………………………………………………○福田 真嗣, 大野 博司(理研・RCAI)

Published by 支部:関西 on 14 11月 2008

【関西支部】 第94回醗酵学懇話会のお知らせ

表記例会ならびに懇親会を下記の通り開催いたしますので,多数ご参加下さい.

主催:日本生物工学会関西支部

日時 2009(平成)21年1月30日(金)13:30- 18:00
場所 白鶴株式会社本社
(〒658-0041神戸市東灘区住吉南町4丁目5番5号TEL 078-822-8910
見学 白鶴酒造株式会社 本社3号工場,酒造資料館 15:30~16:20
懇親会 白鶴酒造株式会社  本社 16:30~18:00
定員 70名(定員になり次第締め切ります)
参加費 1,000円(学生無料)(当日会場にてお支払い下さい)
懇親会費 2,000円(学生1,000円)(当日会場にてお支払い下さい)
申込み方法 氏名,連絡先,TEL,懇親会の出欠を明記の上,下記宛にお申し込み下さい.
問合せ先 〒599-8531 大阪府堺市中区学園町1-1
大阪府立大学大学院生命環境科学研究科
(社)日本生物工学会 関西支部庶務担当
炭谷 順一
TEL. 072-254-9466  FAX. 072-254-9921
E-mail:


講演

13:30 - 15:20

「如何にして農薬の安全性は担保されているか?」 (日本農薬株式会社 総合研究所 元場 一彦)
 今日,食品の安全性,特に残留農薬に関連するニュースを目にしない日がないほど,多くの情報が氾濫するなか,基準値を超過する残留の認められた工業用米(事故米)を食用に偽装・転用する事件が起こり,食の安全性への不安は高まる一方である.また,食品売り場,商品パッケージ,広告等には「無・減農薬栽培」を強調するメッセージも多く認められ,一般には残留農薬は危険なものと認知されている,あるいは認知するべく刷り込みが行われている.では本当に残留農薬は危険なのであろうか? その基準値は如何にして設定されているのであろうか? 安全性は担保しえるのか? これらについて,前記の事故米での事例を交え,解説を試みる.
 


「真核微生物のRNAスイッチについて」 (白鶴酒造株式会社 研究開発室 山内 隆寛)
 

近年,RNAが遺伝子制御のスイッチの役割を果たしていることが知られ,RNAiなど人工のRNAによる遺伝子制御法も開発されている.我々はチアミンピロリン酸が結合することで遺伝子発現を制御するRNAスイッチ(リボスイッチ)を麹菌より見出した.本リボスイッチはイントロンのスプライシング部位を変化させることによって遺伝子発現を制御しており,真核生物に特徴的な遺伝子制御機構を有している.講演では麹菌リボスイッチの遺伝子制御機構と,その制御機構を利用した新規人工リボスイッチについて紹介する.

交通案内 

  • 阪神住吉駅から徒歩5分
  • 阪神御影駅(特急停車駅)から徒歩約10分
  • JR住吉駅から徒歩15分
     

懇話会会場案内図

 

白鶴酒造map

 

 

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Published by 学会事務局 on 09 11月 2008

学会賞 – 推薦書・調書のダウンロード

書類の提出先

〒565-0871
大阪府吹田市山田丘2番1号 大阪大学工学部内
公益社団法人 日本生物工学会
Tel: 06-6876-2731 Fax: 06-6879-2034
E-mail:
※メールのタイトルは「(各賞名)推薦」としてください。

►学会賞のページ

※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。

Published by 学会事務局 on 07 11月 2008

86巻10号

  • 特集「機能性脂質生産の新たなターゲットを探る」
    • 特集によせて…小川  順・秋  庸裕・永尾 寿浩…( 469 )
    • 脂質代謝と生活習慣病・メタボリックシンドローム…河田 照雄・後藤  剛・平井  静・高橋 信之…( 470 )
    • 脂質恒常性に関わるABCタンパク質の分子機能…植田 和光…( 473 )
    • バイオサーファクタントの生産とその機能利用…北本  大・森田 友岳・福岡 徳馬・小西 正朗・井村 知弘…( 476 )
    • 微生物における脂質蓄積の制御…神坂  泰…( 479 )
    • アラキドン酸とジホモ-γ-リノレン酸の生理機能…河島  洋…( 482 )
    • DHAの生理機能…玉井 忠和・馬場 貴司・大和田 潔…( 485 )
  • バイオミディア
    • 多糖の構造と機能…細谷 佳代…( 488 )
    • よく似た双子の異なる個性を利用する:DNAシャッフリングによるタンパク質の機能改変…臼木 博一…( 489 )
    • 身近な金属-ステンレス鋼は合金20面相?…福﨑 智司…( 490 )
    • 癌と選択的スプライシング…大江 賢治…( 491 )
    • 腸内でのメタン生成菌の役割…吹谷  智…( 492 )
  • キャリアパス「生物工学研究者の進む道」
    • 日本独自の自然・文化に根ざした独創性…横関 健三…( 493 )
    • 私の若かった頃の思い出…萱野 暁明…( 495 )
    • 寄り道・まわり道・弁理士までの道…前  直美…( 497 )
    • 理解,協力,感謝,信頼…黒岩 麻里…( 499 )
  • 大学発!美味しいバイオ
    • “篤姫”ゆかりの地から誕生した「篤姫酵母」による鹿児島大学ブランド芋焼酎の開発…峯 和則…( 500 )
  • Fuji Sankei Business i., News i.…( 502 )
  • Branch Spirit
    • 九州支部:琉球大学農学部「亜熱帯生物資源科学科,発酵・生命科学コース」と,設置予定の「泡盛学寄附講座」の紹介…外山 博英…( 504 )
  • Germination
    • 水産・海洋教育の推進・科学技術と行政の融合…鈴木 千賀…( 506 )
  • 今月の Journal of Bioscience and Bioengineering…( 507 )
  • バイオインフォメーション…( 508 )
  • 本部だより…( 510 )
  • 事務局より…( 513 )

Published by 学会事務局 on 04 11月 2008

広告について

Journal of Biosicence and Bioengineeringの冊子体への広告掲載を希望される方は下記代理店までお問い合せ下さい。

 株式会社 エー・イー企画
〒101-0003
東京都千代田区一ツ橋2-4-4 一ツ橋別館4F
TEL: 03-3230-2744  FAX: 03-3230-2479
E-mail:

 

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Published by 学会事務局 on 04 11月 2008

著作権について

Journal of Bioscience and Bioengineering (JBB) に掲載された論文の著作権は、日本生物工学会に帰属いたします。

転載許可について

  • 著作者自身が自らの著作物を利用するときは、特に本会に届け出る必要はありません。 但し、転載利用される場合は、出典がJBBであることを明記してください。
  • 第三者の著作権利用に際しては、著作者自身の利用とは区別し、本会への許諾申請を必須条件と致します。 メールにて学会事務局までお問い合せ下さい。
  • 著作物(印刷体および電子版)を商用目的で配布することはできませんが、個人的に使用することは可能です。
  • 著作者本人ならびに所属機関が著作物をホームページに掲載する場合、査読済みの著者最終原稿であれば掲載可ですが、出版社版を利用することはできません。

機関リポジトリへの登載について

論文の出版後、以下の条件での登載を許可しています。登載にあたって学会への申し出は不要ですが、権利表示および出典表示(掲載誌名・巻号・ページ数・出版年)をし、DOI番号による正本へのリンクを張ってください (Vol. 55, 1977年~Vol. 63, 1985年については権利表示および出典表示のみで結構です)。

  • 査読済みの著者最終原稿を機関リポジトリで公開することができます 。
    原稿にはCC-BY-NC-ND(クリエイティブ・コモンズ:表示-非営利-改変禁止)の記載が必要です。
  • 博士論文は、出版社版を機関リポジトリで公開することができます。

詳しくはElsevierのサイト(https://www.elsevier.com/about/company-information/policies/copyright#Author%20rights)をご覧下さい。前身誌Journal of Fermentation and BioengineeringとJournal of fermentation technology (Vol.64 , 1986年以降) についてもJournal of Bioscience and Bioengineeringの利用条件に準じます。

 

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Published by 学会事務局 on 29 10月 2008

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    エルゼビア・ジャパン株式会社
    Researcher Support
    Tel: 03-5561-5032 (日本語対応時間月~金 9:30~18:00)
    E-mail:

  • その他のお問い合わせ

    日本生物工学会事務局 英文誌編集係
    Tel: 06-6876-2731 Fax: 06-6879-2034
    E-mail:

【著者及び審査員の方へ】
各審査に関するお問い合わせは担当編集委員にお願いいたします。

Published by 学会事務局 on 29 10月 2008

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〒113-0022 東京都文京区千駄木1-23-3-303
TEL: 03-3821-2992
Fax: 03-3822-7375
E-mail:

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Published by 学会事務局 on 29 10月 2008

Instructions to Authors

Index

| General requirements | Publication ethics / response to possible misconduct | Retraction | Permissions | Authorship | Conflict of interest | Copyright | Use of human subjects or animals in researchupdated| Disclaimer | Page charges | Color charges | Correction of English | Declaration of Generative AI in scientific writingNew |

| Nucleotide and amino acid sequences | Raw sequence reads by high-throughput sequencing | Structural determinations | Microarray data | Referencing data in your article through tagging identifiers or accession numbers |

| Review process | Notification of acceptance | Proofs |Share Links | Reprints |

| Manuscript type | Errata | Style | Title and short title | Authors | Correspondent footnote | Author contributionsnew | Key words | Abstract | Graphical Abstracts | Introduction | Materials and Methods | Results | Discussion | Acknowledgments | References | Tables | Figures | Figure legends | Supplementary materialsData in Brief | Highlights | AudioSlides | Nomenclature of Microorganisms |

Aims and scope

The Journal of Bioscience and Bioengineering (JBB) aims to contribute to the advancement and dissemination of knowledge and technology in the fields of bioscience and biotechnology. JBB publishes papers on a broad range of topics in the areas of enzymology, physiology and biotechnology of microbes, plants, and animals; genetics, molecular biology, and gene engineering; brewing and food technology; environmental biotechnology; biochemical engineering; cell and tissue engineering; protein engineering; biomedical engineering; and bioinformatics. Genomics, systems biology, and structural biology, which hold much promise for the future, are also within the scope of JBB.

The journal only considers submissions that report on the most significant and fundamental advances in the field of bioscience and bioengineering. Manuscripts that describe optimizations related to phenomena of narrow interest using conventional statistical approaches and/or describe exclusively computer simulation with conventional enzyme reaction models or molecular dynamics will be rejected without peer review.

The brewing and food technology section welcomes researches that provide fundamental advances on fermentation, fermented foods and their process developments. Basic studies solely treating the chemical and/or medicinal aspects of food derivatives prepared by conventional pretreatment techniques are not appropriate for JBB.

The cell and tissue engineering section covers research on cell culture engineering as it relates to regenerative medicine. Topics include the technologies for stem cell culture such as mass production, differentiation control, and tissue reconstruction. Studies in the field of pure cell biology and embryology are not appropriate for JBB.

The biomedical engineering section covers topics related to bioprocess engineering in the field of medicine, including biomaterials, scaffolds, artificial organs, drug delivery systems, microfluidics, and micro-fabrication, but not deals with the topics mainly focusing on mechanical engineering. Studies in the field of basic medicine, pharmaceutical sciences, dentistry, and surgical technique are not suitable for JBB. The journal does not consider pathological, clinical, and epidemiological researches.

Posting of preprints on preprint servers will not threaten the consideration of your manuscript for publication. However, the authors should carefully check and follow the Elsevier’s guideline on preprint and show the DOI number in your cover letter if applicable.

The journal accepts only those papers that are most significant to the field of bioscience and bioengineering. Thus, manuscripts focusing only on optimization of some objective function based on a conventional statistical approach will be rejected without peer review.

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Editorial policy

General requirements
Manuscripts submitted to the journal must represent reports of unpublished original research, which have not been published in any language and are not under consideration for publication elsewhere in any medium. Related works (i.e., articles describing related work by the authors or arising from the same research project, or with any overlap of content to the submitted manuscript) that have been published, or are in press, or submitted, elsewhere must accompany the submission. The submission for publication must be approved by all authors.

Publication ethics / response to possible misconduct
JBB expects authors to adhere to recognized ethical codes  such as those set out in “Responsible research publication: international standards for authors”. Similarly, it expects its editors to follow the international standards for editors (see Responsible research publication: international standards for editors) and the Committee on Publication Ethics (COPE) Core Practices. It expects peer reviewers to follow the COPE Ethical Guidelines for Peer Reviewers.

JBB is a member of COPE and will follow its recommended procedures for handling cases of possible (i.e., alleged or suspected) misconduct. These are described in the COPE flowcharts. Submissions to JBB may be checked by CrossCheck, a text-matching system which can detect plagiarism and redundant publication. In cases of possible serious misconduct (e.g., data fabrication, major plagiarism) the journal may contact the authors’ institution and request an investigation.

Retraction
The editor(s) and publishers of a scholarly journal such as JBB are responsible for ensuring that it does not include misleading or fraudulent information. Therefore, JBB follows the COPE guidelines on retractions and will retract articles that are unreliable, plagiarized or constitute redundant publication.

Permissions
The corresponding author must obtain permission from the copyright owner to reproduce figures or tables that have been published elsewhere and credit the sources in the relevant figure legend or table footnote of the manuscript.

Authorship
Authorship credit should be based on substantial contributions to the overall design and execution of the work. Our authorship policies conform to the guidelines of the International Committee of Medical Journal Editors (ICMJE). The ICMJE recommends that authorship be based on the following 4 criteria:

  • Substantial contributions to the conception or design of the work; or the acquisition, analysis, or interpretation of data for the work; AND
  • Drafting the work or revising it critically for important intellectual content; AND
  • Final approval of the version to be published; AND
  • Agreement to be accountable for all aspects of the work in ensuring that questions related to the accuracy or integrity of any part of the work are appropriately investigated and resolved.

The corresponding author (the single person to whom all the correspondence on the manuscript should be addressed) is responsible for ensuring that all contributors meet the authorship criteria and for informing all authors of the manuscript’s status throughout the review and publication process.
The corresponding author is required to link his/her ORCID to the Editorial Manager profile. For details about ORCID, please visit https://orcid.org/.

The order of authorship on the byline should be a joint decision of the co-authors. Statements regarding equal contributions by two or more authors (e.g., the first two authors contributed equally to this work) are permitted as footnotes to bylines. A change in authorship after first submission requires an agreement signed by all authors. JBB will follow the COPE flow charts on adding  or removing authors.

Membership of the Society for Biotechnology, Japan (SBJ) is not a prerequisite for submission.

Deceased authors: it is permissible to include a deceased author if that person made a significant contribution to the work and it is the wish of the other authors to acknowledge this. The affiliation where the work was done should be listed. A footnote reporting the date of death should be added. Alternatively, the individual’s contribution may be mentioned in the Acknowledgment section. If possible, permission to include the deceased author’s name or to mention them in the Acknowledgments should be obtained from their family.

Conflict of interest
Authors are requested at the time of submission to disclose any commercial association as well as consulting, stock ownership, equity interests, or patent-licensing arrangements that might pose a conflict of interest in connection with their submitted work. Sources of any financial support for the project must be credited in the Acknowledgments section.

Copyright
JBB is copyrighted by the Society for Biotechnology, Japan (SBJ), and authors are considered to have transferred their rights to SBJ upon acceptance. Requests for any reproduction or translation of material published in JBB should be submitted to the SBJ Business Office (jbb@sbj.or.jp). This request must include a statement of intended use as well as explicit specification of the material to be reproduced.

Use of human subjects or animals in researchupdated
Manuscripts reporting experiments on human subjects should clearly state in the article that the research complied with the Declaration of Helsinki as revised in 2024 and with the ethical standards of the responsible committee on human experimentation (institutional and national) and should state the name of the committee that approved the work. Experiments using animals should be conducted in accordance with the relevant institutional and national standards; authors are required to indicate whether the guidelines for the care and use of laboratory animals were followed.

Disclaimer
SBJ assumes no responsibility for the statements and opinions advanced by the contributors to the Society’s publications. Editorial views do not necessarily represent the position of SBJ. The use of trade names does not imply endorsement by SBJ.

Page charges
Submissions from Japan are subject to page charges of 6,050 JPY incl. tax per printed page. An invoice will be sent from the SBJ Office to the author once the article has been published in print. SBJ does not require page charges for articles that meet the following conditions: 1) the research was conducted outside Japan AND 2) the work was not funded by  a Japanese governmental/non-governmental organization, private company or academic institution.

Color charges
Color figures are published on the web at no additional charge, regardless of whether or not they are reproduced in color in the printed version. Authors may choose to publish their figures in color or in black-and-white in the printed version. The corresponding author will receive a request form for the color option from SBJ after the article is accepted for publication. For color reproduction in print, authors will be charged 44,000 JPY incl. tax per printed page.

Correction of English
SBJ strongly recommends authors who are unsure of proper English usage to have their manuscript checked by a language editing service prior to submission. Manuscripts that do not conform to standard English usage may be rejected without peer review and returned to the authors. If a reviewer or editor suggests that a manuscript under review requires correction it may be sent for language correction at the editor’s discretion. In such case, the costs must be borne by the author. No waivers will be considered.

For authors who require information about language editing and copyediting services pre- and post-submission, English Language Editing service is available from Elsevier’s WebShop or visit Elsevier’s customer support site for more information. Please note SBJ neither endorse nor take responsibility for any products, goods or services offered by outside vendors through their services or in any advertising.

Declaration of Generative AI in scientific writingnew
Where authors use generative artificial intelligence (AI) and AI-assisted technologies in the writing process, authors should:

  • Only use these technologies to improve readability and language, not to replace key researcher tasks such as interpreting data or drawing scientific conclusions.
  • Apply the technology with human oversight and control, and carefully review and edit the result, as AI can generate authoritative-sounding output that can be incorrect, incomplete or biased.
  • Not list AI and AI-assisted technologies as an author or co-author, or cite AI as an author. Authorship implies responsibilities and tasks that can only be attributed to and performed by humans, as outlined in Elsevier’s AI policy for authors.
  • Disclose in their manuscript the use of AI and AI-assisted technologies in the writing process by following the instructions below. A statement will appear in the published work. Please note that authors are ultimately responsible and accountable for the contents of the work.

<Disclosure instructions>
Authors must disclose the use of generative AI and AI-assisted technologies in the writing process by adding a statement at the end of their manuscript in the core manuscript file, before the References list. The statement should be placed in a new section entitled ‘Declaration of AI and AI-assisted technologies in the writing process’.

Statement: During the preparation of this work the author(s) used [NAME TOOL / SERVICE] in order to [REASON]. After using this tool/service, the author(s) reviewed and edited the content as needed and take(s) full responsibility for the content of the publication.

This declaration does not apply to the use of basic tools for checking grammar, spelling, references etc. If there is nothing to disclose, there is no need to add a statement.

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Submission to public databases

Nucleotide and amino acid sequences
Before publication, authors must deposit novel nucleotide and/or amino acid sequence data to one of the members of the International Nucleotide Sequence Database Collaboration (INSDC): DNA Data Bank of Japan (DDBJ); European Nucleotide Archive (ENA); and GenBank, National Center for Biotechnology Information (NCBI). The accession number(s) should be listed in a separate paragraph at the end of the Materials and Methods section for Regular papers.

Raw sequence reads by high-throughput sequencing
Before publication, authors must deposit raw sequence reads in the Sequence Read Archive for the case of amplicon, meta-‘omic, and genomic nucleic acid data. Authors are encouraged to comply with community metadata standards, such as the “Minimal Information about any (X) Sequence” (MIxS) checklist, when submitting the raw data to one of the members of the International Nucleotide Sequence Database Collaboration (INSDC). The accession number(s) should be listed as mentioned in the above section “Nucleotide and amino acid sequences”.

Structural determinations
Papers describing new structures of macromolecules must include entry codes assigned by the Protein Data Bank (https://www.rcsb.org/). The atomic parameters and structure-factor amplitudes should be released when the manuscript is published.

Microarray data
Results based on microarray experiments should satisfy the Minimal Information About a Microarray Experiment (MIAME) standard criteria and must be deposited in the appropriate public databases: ArrayExpress, Gene Expression Omnibus (GEO) or Center for Information Biology Gene Expression Database (CIBEX). The accession number(s) should be listed in a separate paragraph at the end of the Materials and Methods section for Regular papers.

Referencing data in your article through tagging identifiers or accession numbers

Authors are encouraged to connect articles with external databases, giving their readers one-click access to relevant databases that help to build a better understanding of the described research. Please refer to relevant database identifiers using the following format in your article: Database: xxxx (e.g., TAIR: AT1G01020; CCDC: 734053; PDB: 1XFN). See https://www.elsevier.com/databaselinking for more information and a full list of supported databases.

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Manuscript submission

Authors are requested to submit their manuscripts electronically, using Editorial Manager®. Detailed instructions are available in Tutorials for Authors, Reviewers, and Editors (WORD/PDF). Video Library is also available, which allows Editors, Authors and Reviewers to familiarize themselves with Editorial Manager through short learning blocks at their own pace, in their own time.

The online submission process must be carried out by the corresponding author. The corresponding author is responsible for providing accurate data in the submission process. Registration using personal data of another person including email address infringes publication ethics.

After registration, authors will be asked to upload their article, an extra copy of the abstract, associated artwork, and information (email, position, and affiliation) of all coauthors. The submission tool will generate a PDF file to be used for the reviewing process. The corresponding author and coauthors will receive an automatic reply and a manuscript number for future correspondence. A cover letter and Author Agreement must be submitted online together with the manuscript. The cover letter must address the following points:

1) all authors have read the submitted version of the manuscript and agree to submit the work to JBB,
2) the work has not been published before and is not being considered for publication by another journal,
3) the novelty and significance of the submitted work must be briefly described,
4) the transfer of copyright from the author to the Society for Biotechnology, Japan (SBJ) (if the article is accepted for publication),
5) whether the manuscript has been checked by language editing services (or a native English speaker) prior to submission (please attach certificate, if applicable).

If the manuscript is a resubmission, the former manuscript number should be indicated. Please note any use of a preprint server in the cover letter and include a link to the preprint.

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Review and publication process

Review process
All manuscripts are considered to be confidential and are reviewed by members of the Editorial Board, and qualified referees. Reviews are normally completed within 3 to 4 weeks from receipt of the manuscript. The authors will be notified of the editor’s decision to accept, reject, or reconsider after revision. Note that manuscripts may be editorially rejected without external peer review, on the basis of lack of conformity to the standards set out in these instructions. If revisions are requested, authors must submit the revised version along with a point-by-point response to each of the reviewers’ and editor’s suggestions. If the revision is not submitted within 60 days any revised version will be considered as a new submission. Additional time for revision may be granted upon request, at the discretion of the editor. Manuscripts that have been rejected or withdrawn after being returned for modification may be resubmitted with appropriate modifications based on the editor’s and reviewers’ comments. In such cases, the revised version must be submitted as a new submission, accompanied by the former manuscript number and detailed response to the original reviewers, using the journal’s online submission system, and should not be sent to the original editor directly.

Notification of acceptance
Once a decision has been made on an article, the author(s) will be notified. If the article is accepted, it will be entered into Elsevier’s production tracking system and the corresponding author will receive an acknowledgement letter containing the production reference number, accompanied by an offprint order form and a copyright transfer form.

The production reference number along with the corresponding author’s last name can be used to track the status of the article at Track Paper.

Please note that the production reference number is different from the editorial reference number assigned by the Editor.

Proofs
The corresponding author will receive one set of page proofs in PDF format from Elsevier’s production department. The email address for the return of corrected proofs will be indicated in the proof e-mail.

Share Links
JBB offers Share Links. This is a customized link which authors receive for their newly-published article on ScienceDirect. The link provides 50 days’ free access to their article – after that, the usual access rules apply. Anyone clicking on the Share Link within the 50-day period will be taken directly to the article with no sign up or registration required. Share Links are ideal for sharing articles via email and social media.

You can find out more about Share Links on Elsevier.com.

Reprints
Prior to publication, authors will be provided with a Share Link – a personalized URL providing 50 days’ free access to download the copy of their newly-published article on ScienceDirect. After publication, authors can order paper offprints via the Elsevier Author WebShop.

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Organization and format

Manuscript type

Regular papers: Full-length papers describing the results of original research. Manuscripts should be written to emphasize clearly and concisely the novel aspects of the information reported, and preferably should not exceed 25 double-spaced pages of text (ca. 25 lines per page, including references). Authors are encouraged to restrict figures and tables to essential data, preferably no more than 6 figures and/or tables combined.

Reviews: Reviews survey recent developments in a topical area of research and should be sharply focused and balanced accounts of progress in fields of interest to readers of the journal. Reviews should not generally exceed 35 double-spaced pages of text (limit of 10,000 words, including references and figure legends) with no more than 70 references. Authorship is normally by invitation, although we are keen to receive proposals for prospective articles from authors. Authors considering submission of a review article must first send a brief synopsis (approximately 500 words), citing key references, to the Journal Office at (jbb@sbj.or.jp) (please do not submit the completed manuscript prior to this consultation). If the proposal is accepted, authors may submit the manuscript via Editorial Manager®.

Letters to the editor: Letters to the editor are confined to discussions of articles that have appeared in JBB within the previous three months. Although the format is flexible, they are peer-reviewed, and are usually substantially edited by JBB editors in consultation with the authors. Letters should not exceed 2 printed pages including figures and tables.

Errata
Erratum provides a means of correcting errors that occurred during the publication process, such as misspelling, mislabeling in a figure, a missed word, and so on. Please contact the SBJ Business Office (jbb@sbj.or.jp) before you send Errata.

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Style
The whole manuscript (including references, figure legends, and table footnotes) must be typed in 12 point and double-spaced (a minimum of 6 mm between lines, ca. 25 lines per page). Times or Times New Roman font is recommended. Format your documents for A4 size (210 × 297 mm). Number each page at the bottom, beginning with the title page. Manuscript pages should have line numbers. Items should be provided in the following order: Title page, Abstract, Introduction, Materials and Methods, Results, Discussion, Acknowledgments, References, Figure legends, Figures, and Tables. Each figure and table file should be uploaded individually. For technical reasons, symbols, shading, double underlines, and wavy lines may not be used in text body or tables. Manuscripts that do not conform to these instructions may be rejected without review and returned to the authors for reformatting. The Manuscript File size may not exceed 150 MB. The total size of your submission files may not exceed 700 MB.

Title and short title
The title should be concise and informative. Complete sentences should be avoided. Numbered series titles are not allowed, because the journal guarantees neither the publication of each title in the series nor the order of publication. The title should not contain any jargon or nonstandard abbreviations. Avoid starting the title with A, An or The (as these are ignored for indexing purposes). Provide a short title of no more than 54 characters including spaces for Regular papers and Reviews. The short title appears at the upper corner of published article pages.

Authors
The full name and the complete mailing address of each author should be given. Place superscript numbers after the name of each author to indicate the affiliation. An asterisk should follow the name of the corresponding author. Multiple corresponding authors are not allowed. State the affiliation where the research was performed (rather than the author’s current location). If an author has moved, the current address may be given in a footnote.

Correspondent footnote
A single e-mail address, a single telephone number for the corresponding author should be provided.

Author contributions
For transparency, we require corresponding authors to provide co-author contributions to the manuscript using the relevant CRediT roles. The CRediT taxonomy includes 14 different roles describing each contributor’s specific contribution to the scholarly output. The roles are: Conceptualization; Data curation; Formal analysis; Funding acquisition; Investigation; Methodology; Project administration; Resources; Software; Supervision; Validation; Visualization; Roles/Writing – original draft; and Writing – review & editing. Note that not all roles may apply to every manuscript, and authors may have contributed through multiple roles. More details and an example.

Key words
A list of 5 to 10 key words that will be useful for indexing or searching must be included on the title page. Avoid abbreviations. General terms, such as “activity”, “culture”, “enzyme” and so on, should not be used unless qualified, e.g., “surface activity”, “fed-batch culture”, and “enzyme stability”. These may be edited and corrected by the journal at the publication stage.

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Abstract
An abstract should provide the context or background for the study and state the purpose of the research, scope of the experiments, major findings, and principal conclusions. References in the abstract must be cited in full using the style “Inoue et al., J. Biosci. Bioeng., 117, 539-543 (2014)”. The abstract should be written in the past tense as a single paragraph not exceeding 250 words for a regular article. Headings are not acceptable.

Graphical Abstracts
Although a graphical abstract is optional, its use is encouraged as it draws more attention to the online article. The graphical abstract should summarize the contents of the article in a concise, pictorial form designed to capture the attention of a wide readership. Graphical abstracts should be submitted as a separate file in the online submission system. Image size: Please provide an image with a minimum of 531 × 1328 pixels (h × w) or proportionally more. The image should be readable at a size of 5 × 13 cm using a regular screen resolution of 96 dpi. Preferred file types: TIFF, EPS, PDF or MS Office files. You can view   Example Graphical Abstracts on Elsevier’s information site.

Authors can make use of Elsevier’s Illustration Services to ensure the best presentation of their images and in accordance with all technical requirements.

Introduction
Provide the context and sufficient background information for the study. Do not include data or conclusions from the work being reported. Subheadings should not be used and an exhaustive review of the literature should be avoided.

Materials and Methods
Provide sufficient technical information to allow the experiments to be reproduced. Previously published methods should be cited, and truly novel procedures should be described in detail. If a manuscript concerns a commercial product, the manufacturer’s name and their location (city, state, and country) must be indicated in this section. Do not number headings or subheadings and avoid third-level headings.

Results
The results of experiments and representative data should be stated clearly and precisely in the past tense. Do not repeat experimental details previously provided in the Materials and Methods section. Subheadings can be used.

Discussion
Discussion should be restricted to interpretation of the results. Subheadings can be used. When appropriate, you may combine the Results and Discussion section.

Acknowledgments
Acknowledgments should be brief in a single paragraph and should precede the references. Personal acknowledgments precede those of agencies and institutions. List all sources of funding. The complete name of the funding agencies and the grant numbers should be given. The sentence should begin: This work was supported by the Japan Society for the Promotion of Science (grant number xxxx).

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References
All listed references must be cited in the text. Arrange the citations parenthetically in the order of their appearance in the text and number consecutively.

The following types of reference may be cited in the References section:

  • Journal articles (both print and online)
  • Books (both print and online)
  • Book chapters (book title is required)
  • Published conference proceedings
  • Meeting abstracts (from published abstract books or journal supplements)
  • Scientific and technical reports
  • Patents
  • Dissertations and theses
  • Legal documents
  • Government/Organization reports
  • Company publications
  • Letters to the editor
  • In-press journal articles, books, and book chapters (publication title is required)

Abbreviate journal names according to the PubMed Journals Database (National Library of Medicine, National Institutes of Health). Use periods after abbreviations. One-word titles (e.g., Biochemistry) are never abbreviated. In-press references should indicate author name(s), article title, journal title, volume and page numbers and/or DOI, and online publication date. In-press articles should be submitted as the item type ‘Supporting File’.

The following types of references are not valid for listing:

  • Unpublished data
  • Manuscripts submitted (but not yet accepted)
  • Unpublished conference presentations (e.g., poster or report)
  • Personal communications
  • Patent applications and patents pending
  • Computer software, databases, and websites

References to such sources should be made parenthetically in the text.

Examples for references cited in the text:
… was observed (Murata, K. and Hashimoto, W., unpublished data).
… available in the GenBank database (http://www.ncbi.nlm.nih.gov/genbank/index.html).

List all authors when there are 12 or fewer; if more than 13, list the first 10 names followed by “and other X authors”. Follow the style shown in the examples below.

1. Takahashi, H. and Honda, H.: Prediction of peptide binding to major histocompatibility complex class II molecules through use of boosted fuzzy classifier with SWEEP operator method, J. Biosci. Bioeng., 101, 137–141 (2006).

2. Ashiuchi, M. and Misono, H.: Poly-γ-glutamic acid, pp. 123–174, in: Fahnestock, S. R. and Steinbüchel, A. (Ed.), Biopolymers, vol. 7. Wiley-VCH, Weinheim (2002).

3. Ivanova, N., Sorokin, A., Anderson, I., Galleron, N., Candelon, B., Kapatral, V., Bhattacharyya, A., Reznik, G., Mikhailova, N., Lapidus, A., and other 13 authors: Genome sequence of Bacillus cereus and comparative analysis with Bacillus anthracis, Nature, 423, 87–91 (2003).

4. Ohtomo, M., Kimura, K., Watanabe, S., and Toeda, K.: Production of components containing γ-aminobutyric acid from rice bran by Lactobacillus brevis IFO12005, Seibutsu-kogaku, 84, 479–483 (2006) (in Japanese).

 5. Yamazaki, H., Gotou, S., Ito, K., Kohashi, S., Goto, Y., Yoshiura, Y., Sakai, Y., Yabu, H., Shimomura, M., and Nakazawa, K.: Micropatterned culture of HepG2 spheroids using microwell chip with honeycomb-patterned polymer film, J. Biosci. Bioeng., http://dx.doi.org/10.1016/j.jbiosc.2014.03.006 (available online 16 April 2014).
 

♦EndNote output style files are available for Journal of Bioscience and Bioengineering.
⇒Download the Journal of Bioscience and Bioengineering style

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Tables
Tables should be numbered consecutively with Arabic numerals in order of appearance in the text. Type each table double-spaced on a separate page with a short descriptive title typed directly above and with essential footnotes below. Tables must be made using the Microsoft Word table function.

Figures
It is the author’s responsibility to provide artwork for all illustrations, both line and halftone  (i.e., photographs). Figures must be restricted to the minimum and numbered consecutively with Arabic numerals. Multipanel figures should be labeled with upper-case, bold letters (A, B, C, etc.). Photomicrographs should have internal scale markers. Lettering should be clear and of adequate size to be legible after reduction. Consider the printed page and column proportions when preparing figures.

Color figures will appear on the web at no additional charge, regardless of whether or not these illustrations are reproduced in color in the printed version. For color reproduction in print, the corresponding author will receive information regarding the costs from SBJ after the article has been accepted. As only one figure caption may be used for both color and black and white versions of figures, please ensure that the figure captions are meaningful for both versions, if applicable. Figures should be checked extremely carefully, particularly after revisions. No changes to figures will be possible after acceptance of the manuscript. A detailed guide on electronic artwork is available in Elsevier’s Artwork & media instructions.

The final sizes of figures are as follows:

Maximum width for a 1-column figure: 8.5 cm
Maximum width for a 2-column figure: 17.5 cm
Maximum height: 23.2 cm

All figures must be submitted at their intended publication size.

Digital figure manipulation: The SBJ endorses the guidelines developed by the Journal of Cell Biology.

Figure legends
Figure legends should be typed double spaced at the end of the text, not on the figures, starting on a separate page, with Arabic numerals corresponding to the figures. When symbols, arrows, numbers, or letters are used to identify parts of the figures, identify and explain each one clearly in the legend. Do not insert symbols in the legend but describe using English terms such as “closed circles” or “open triangles”. Explain the internal scale and identify the method of staining in photomicrographs.

Supplementary materials
JBB accepts electronic supplementary material to support and enhance your scientific research. Supplementary files offer the author additional possibilities to publish supporting applications, movies, animation sequences, high-resolution images, background datasets, sound clips and more. Supplementary files supplied will be published online alongside the electronic version of your article in Elsevier Web products, including ScienceDirect. In order to ensure that your submitted material is directly usable, please ensure that data is provided in one of our recommended file formats. Authors should submit the material in electronic format together with the article and supply a concise and descriptive caption for each file. For ease of download, the recommended upper limit for the size of a single file is 10 MB. When the size of a single file is bigger than this, some users may experience problems when downloading the file. Supplementary figures and tables should be labeled as “Fig. S1” and “Table S1”. Supplementary materials may be supplied to peer reviewers but will not be edited by the journal.

For more detailed instructions please visit Elsevier’s artwork instruction pages.

Data in Brief
Authors are invited to submit a Data in Brief article alongside their research article. The Data in Brief article is an attractive alternative to supplementary material. Data in Brief articles ensure that your data and the metadata to understand it, which is normally buried in supplementary material, is actively reviewed, curated, formatted, indexed, given a DOI and publicly available to all upon publication. If your research article is accepted, your Data in Brief article will also be published in the new, Open Access journal, Data in Brief. Please use the Data in Brief template available through the below link: Data in Brief Template. The fee for Data in Brief articles that are accepted for publication is $500, excluding tax and required by Elsevier.

For more information, please refer to Data in Brief FAQ.

Highlights
Highlights are a short collection of bullet points that convey the core findings and provide readers with a quick textual overview of the article. These three to five bullet points describe the essence of the research (e.g. results or conclusions) and highlight what is distinctive about it.

Highlights will be displayed in online search result lists, the contents list and in the online article, but will not (yet) appear in the article PDF file or print. Submission of highlights is optional.

For more detailed instructions please visit Elsevier’s Highlights instruction page.

AudioSlides
The journal encourages authors to create an AudioSlides presentation with their published article. AudioSlides are brief, webinar-style presentations that are shown next to the online article on ScienceDirect. This gives authors the opportunity to summarize their research in their own words and to help readers understand what the paper is about. More information and examples are available at Elsevier’s AudioSlides instruction pages. Authors will automatically receive an invitation e-mail to create an AudioSlides presentation after acceptance of their paper.

Nomenclature of Microorganisms
The authors should use the correct names (i.e., genus and species) of all the microorganisms referenced in the manuscript by confirming with international rules of nomenclature, because the phylogenic reclassification of microorganisms has been reported frequently in recent years. The authors are encouraged to refer to the following databases.

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Published by 学会事務局 on 29 10月 2008

Editorial Board

英文誌編集委員長
井藤 彰
〒464-8603 名古屋市千種区不老町
名古屋大学大学院工学研究科 化学システム工学専攻
Phone: 052-789-3374 Fax: 052-789-3374
E-mail:

副編集委員長
二神 泰基
鹿児島大学農学部 附属焼酎・発酵学教育研究センター

編集委員

青井 議輝
広島大学大学院統合生命科学研究科

池田 丈
広島大学大学院統合生命科学研究科

石川 周
神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科

太田 誠一
東京大学大学院工学系研究科

岡野 憲司
関西大学 化学生命工学部

金井 宗良
酒類総合研究所 醸造微生物研究部門

加藤 竜司
名古屋大学大学院創薬科学研究科

河邉 佳典
九州大学大学院工学研究院

金 美海
大阪大学大学院工学研究科

兒島 孝明
名城大学 農学部

高橋 征司
東北大学大学院工学研究科

田島 誉久
広島大学大学院統合生命科学研究科

中島 一紀
北海道大学大学院工学研究院

根本 理子
岡山大学 学術研究院環境生命科学学域

平川 秀彦
筑波大学生命環境系

二又 裕之
静岡大学グリーン科学技術研究所
(兼担)工学部・化学バイオ工学系列

松本 謙一郎
北海道大学大学院工学研究院

丸山 千登勢
福井県立大学 生物資源学部・生物資源学科

山崎 思乃
関西大学 化学生命工学部

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Virendra Bisaria
Department of Biochemical Engineering and Biotechnology
Indian Institute of Technology-Delhi, India

Lars Blank
Insitute of Applied Microbiology,
RWTH Aachen University, Germany

Jo-Shu Chang
Department of Chemical Engineering
National Cheng Kung University, Taiwan

Howard Chase
Department of Chemical Engineering
University of Cambridge, UK

I-Ming Chu
Department of Chemical Engineering
National Tsing Hua University, Taiwan

Wei-Shou Hu
Department of Chemical Engineering and Materials Science
University of Minnesota, USA

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Sang Yup Lee
Department of Chemical & Biomolecular Engineering
Korea Advanced Institute of Science and Technology (KAIST)
South Korea

Watanalai Panbangred
Department of Biotechnology
Faculty of Science
Mahidol University, Thailand

Chit Laa Poh
Faculty of Science
Sunway Univeristy, Malaysia

Andreas Schmid
The Helmholtz Centre for Environmental Research (UFZ), Germany

Francesco Secundo
Institute of Chemistry of Molecular Recognition, CNR, Italy

Oskar Zelder
R&D Amino acids & Enzymes
Research Biotechnology
BASF SE, Germany

Chong Zhang
Department of Chemical Engineering
Tsinghua University, P.R. China

Jian Jiang Zhong
College of Life Science & Biotechnology
Shanghai Jiao Tong University, P.R. China

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Published by 学会事務局 on 29 10月 2008

Journal of Bioscience and Bioengineering について

Journal of Bioscience and Bioengineering  Vol.138表紙

Journal of Bioscience and Bioengineeringは、バイオサイエンスとバイオエンジ二アリング分野における技術と知識の普及と発展を目的として日本生物工学会が刊行する英文誌であり、1923年の創刊以来、公正かつ迅速な査読により質の高い論文を多く掲載しています。

本誌は(1) 遺伝学、分子生物学、(2) タンパク質工学、酵素工学、遺伝子工学、(3) 微生物、植物、動物に関する酵素学、生理学、バイオテクノロジー、(4) 醸造工学、食品工学、(5) 環境バイオテクノロジー、(6) 生物化学工学、(7) 細胞工学、組織工学、(8) 医療工学、(9) バイオインフォーマティクスなど広範に渉る分野を包括しています。本誌により発信された研究成果の多くは、医薬、食品、醸造・発酵や環境など様々な分野で活用されています。

Print ISSN 1389-1723
Online ISSN 1347-4421
CODEN: JBBIF6      
Impact Factor: 2.3 (2023)

Vol. 138の表紙画像について

Chinese hamster ovary (CHO) cells are currently the most widely used host cells in the production of biopharmaceuticals such as antibody
drugs, and it is known that the karyotype of CHO cells can be easily changed. The effect of the karyotype changeability of CHO cells on the production of recombinant proteins is an interesting subject. The photograph shows the results of karyotyping of CHO cells with increased chromosome number using the multicolor FISH method, with each chromosome number indicated by a different pseudocolor.

For more information regarding this work, read the article: Noriko Yamano-Adachi, Hirofumi Hata, Yuto Nakanishi, Takeshi Omasa, “Effects of genome instability of parental CHO cell clones on chromosome number distribution and recombinant protein production in parent-derived subclones”, J. Biosci. Bioeng., volume 137, issue 1, pages 54–63 (2024) (Copyright@2024 The Society for Biotechnology, Japan).

SPARC-Japan パートナー誌

Journal of Bioscience and Bioengineering (JBB) は、*SPARC-Japan(Scholarly Publishing and Academic Resources Coalition)のパートナー誌として、化学系ジャーナルの合同プロモーションに参加し、国際学会での学会誌の出展活動・国際的な販路拡大に取り組みました。⇒詳しくはこちら

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Published by 学会事務局 on 28 10月 2008

情報公開

公益社団法人日本生物工学会では、事業内容を情報公開しています。

  1. 定款pdf(2016.05.19改訂)
  2. 役員名簿pdf
  3. 2023-2024年度社員(代議員)名簿pdf
  4. 2023年度事業報告書pdf
  5. 2023年度決算報告書pdf
  6. 2024年度事業計画書pdf
  7. 2024年度収支予算書pdf
  8. 役員の報酬・退職金に関する規定pdf(2016.05.19改訂)
  9. 「国と特に密接な関係がある」公益法人への該当性について(公表)pdf(2024.06.03)

事業計画書

事業報告

予算書

決算報告書(貸借対照表・正味財産増減計算書・財産目録・収支計算書)

社員名簿

※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。

Published by 学会事務局 on 22 10月 2008

生物工学会誌- 原著論文投稿のお願い

本誌に掲載される原著論文として投稿可能な範囲はJBBに準じておりますが、JBBの範囲以外でも柔軟に対応いたします。たとえば、生物工学の発展にかかわる技術的な報告、生物工学関連装置・機械の開発に関する報告なども投稿していただきたいと存じます。

【JBBの対象分野】

 1. 総説
 2. 遺伝子学、分子生物学、および遺伝子工学
 3. 酵素学、タンパク質工学、および酵素工学
 4. 代謝生理学・発酵生産
 5. 醸造・食品工学
 6. 環境バイオテクノロジー
 7. 生物化学工学
 8. 植物バイオテクノロジー
 9. セル&ティッシュエンジニアリング
10. 生体医用工学
11. バイオ情報工学
12. 実験技術
13. その他


なお、2名の審査員の審査の後、掲載の可否を編集委員会が決めることになりますので、業績として取り扱っていただけます。また、本誌掲載の原著論文は日本生物工学会「生物工学論文賞」の審査対象となります。

投稿論文につきましては 投稿規程・投稿要領pdf をご一読の上、投稿前チェックリスト(投稿同意書)pdfと共に和文誌原稿受付係宛()に送付してください。

 

 

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Published by 学会事務局 on 20 10月 2008

IT駆動型微生物工学研究部会- 生物工学会誌特集(84巻7号)

特集「IT駆動型微生物学の創成」

 

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Published by 学会事務局 on 20 10月 2008

日本生物工学会ホームページバナー広告掲載規程

 

(目的)
1. この規程は、日本生物工学会(以下本会)が本会ホームページに掲載する広告(以下バナー広告)の掲載に関する事項を定める。

(責任)
2. バナー広告は広告主が準備し、本会は広告主に掲載場所を提供し、掲載作業を行う。バナー広告の内容に対する責任は、広告主が負う。本会はバナー広告の内容に対する一切の責任を有しない。


(掲載場所および規格)
3. バナー広告の掲載場所および規格は別途仕様書で定める

(掲載基準)
4. 以下に該当する表現、内容を有するバナー広告は掲載しない。

  • 責任の所在が不明確なもの
  • 本会とは無関係の商品やサービスなどを本会が推奨,あるいは保証しているかのような表現のもの
  • 宗教活動、政治活動、本会とは無関係な通信販売や寄付活動を目的とするもの
  • 投機,射幸心を著しくあおる表現のもの
  • 公序良俗に反する行為を肯定しているもの
  • 非科学的または迷信に類するもので,利用者を迷わせたり,不安を与える恐れがあるもの
  • 他の者を著しく中傷し、名誉毀損あるいは差別等人権侵害となる恐れがあるもの
  • 第三者の著作権やプライバシーを侵害する恐れのあるもの
  • 詐欺的なもの,またはいわゆる不良商法とみなされるもの
  • その他,本会が不適切と判断したもの

上記以外の事項が生じた場合は、その都度、本会理事会において審議する。

(掲載内容の確認)
5. 掲載内容は、本会ホームページ担当において確認し、広告主へ掲載の可否を報告する。


(掲載後の掲載削除)
6. 掲載後に本会ホームページ担当の判断で、広告内容が不適切であると判断された場合には、契約の終了を待たずにバナー掲載を解除できるものとする.この場合,掲載しなかった期間分の広告費用は広告依頼主に返還しない。


(変更の申し出)
7. 掲載中のバナーの変更については,提出された新しいバナーを本会ホームページ担当で承認した後,掲載バナーを変更するものとする。


(掲載の延長)
8. バナー広告掲載を延長する時は、掲載期限の1箇月前までに本会に申し出る。
 

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Published by 学会事務局 on 20 10月 2008

このサイトの利用条件

当サイト(※)は日本生物工学会 が運営しております。
当サイトのご利用にあたり、以下のご利用条件をご一読いただき、これらの条件にご同意された場合のみご利用ください。なお、当サイトのご利用条件は変更される場合があります。最新の内容をご確認いただきますようお願いいたします。

※当サイトとは、以下のドメインに含まれるすべてのディレクトリおよびページをいいます。
www.sbj.or.jp


 

著作権について

当サイトに掲載されている記事、写真、イラストなど文字・画像等の著作権は、日本生物学会、および一部についてはコンテンツ提供者にあります。これらの情報は、「私的使用」または「引用」など著作権法上認められている非営利目的で使用する場合を除き、日本生物工学会に無断で転載、複製、放送、公衆送信、翻訳などの利用をすることはできません。当サイトの情報を利用したい場合は、下記学会事務局までお問い合せ下さい。


 

免責事項について

日本生物工学会は、コンテンツ、その他の当サイトで提供される情報等(以下、総称して「コンテンツ等」といいます。)の内容に関し、その正確性、有用性、確実性その他いかなる保証もするものではありません。コンテンツ等のご利用により万一何らかの損害が発生したとしても、日本生物工学会は一切責任を負いません。
日本生物工学会は、当サイトの運営を予告なしに中断または中止することがあります。また、日本生物工学会は、当サイト上に記載されている事項を予告なしに変更または中止することがありますので、あらかじめご承知ください。


 

当サイトへのリンクについて

日本生物工学会ウェブサイトへのリンクは、原則として自由です。
リンク先は、当サイトのトップページ  https://www.sbj.or.jpとさせていただきます。なお、日本生物工学会を不当に誹謗するようなリンクに対しては、本会から削除を申し出る場合があります。


 

本会以外のウェブサイトへのリンクについて

当サイトから、もしくは当サイトへリンクを張っている日本生物工学会以外の第三者のウェブサイト(以下「リンクサイト」といいます。)は、それぞれのリンクサイトの運営者の責任において管理されております。 これらのリンクサイトをご利用される際は、それぞれのリンクサイトの使用条件等に従ってご利用ください。なお、日本生物工学会は、リンクサイトの内容について、またこれらの利用により生じた一切の損害について責任を負いません。


 

お問い合せ先

〒565-0871
大阪府吹田市山田丘2番1号 大阪大学工学部内
公益社団法人 日本生物工学会
Tel: 06-6876-2731 Fax: 06-6879-2034
E-mail: 
 

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Published by 学会事務局 on 16 10月 2008

【JBB】 JBB Cover Contest 優勝者決定

JBB cover image (contest)
Journal of Bioscience and Bioengineering (JBB) Cover Contest 優勝者が決定しました。筑波大学の王碧昭先生の画像がJBBVol. 107, no.1~no.6までの表紙を飾ります。王先生にはJBBの冊子体1年分(12冊)およびAmazon.comの250ドル分のクーポン券が贈られます。王先生おめでとうございました。

今回、応募いただきながら採用には至らなかった応募者の皆様には、Vol. 107には採用されませんでしたが将来また利用させて頂くこともあるかと思いますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

Published by 支部:東日本 on 13 10月 2008

【本部】 技術セミナー『バイオイメージングが拓く生物工学の未来』

 平成20年 日本生物工学会 技術セミナーを開催いたします。参加希望者は、下記をご参照の上、E-mailあるいはFaxでお申込みください。

日時 2008(平成20)年12月17日(水) 10:00~19:30
会場 学士会館本館202号室 (東京都千代田区神田錦町3-28)
参加費 (要旨集代含む) 会員2,000円、非会員3,000円、学生会員 無料、学生非会員 1,000円、
(懇親会費) 一般5,000円、学生3,000円
*参加費は当日徴収させていただきます。
申込締め切り日 12月10日(水)
申込方法 氏名、所属、住所、連絡先(Tel/FaxおよびE-mail)、会員種別の有無、懇親会の出欠を明記の上、下記までE-mailあるいはFaxでお申し込み下さい。
問い合わせ先」 日本生物工学会 東日本支部 事務局
早稲田大学 先進理工学部 生命医科学科 常田 聡
E-mail: Tel: 03-5369-7325, Fax: 03-3341-2684

【主催】 (社)日本生物工学会、日本生物工学会 東日本支部
【協賛】 (予定) 日本農芸化学会、化学工学会バイオ部会、日本化学会バイオテクノロジー部会、バイオインダストリー協会 
 

セミナー内容

DNAシークエンシング技術の飛躍的進歩により、ヒトを始めとする様々な生物種のゲノムの塩基配列が解読されつつあります。その結果、それらのゲノムからいつ、どのように分子が作られ、それらの分子が生体内でどのように働いているのか、さらにはそれらの分子がどのような機序により相互作用しているのかを解明することが次の重要な課題となっています。

一方、近年、顕微鏡技術、コンピューターによる画像解析技術、生体内・細胞内で特定の分子をセンシングする技術等の性能が急速に向上しています。これらの技術を統合的に利用する「バイオイメージング技術」は、細胞内で起こる生体分子の働きや相互作用の様子を時空間的に可視化することができる非常に魅力的な技術であります。この技術は近年目覚ましい発展を遂げており、ライフサイエンスの基礎的な領域だけでなく、医工学や生物工学の分野でも注目を集めております。

本セミナーではバイオイメージング技術が、革新的な進歩を遂げつつある現状を踏まえて、バイオイメージング技術の最新動向と今後の方向性について、この分野の第一線で精力的にご研究を進められている方々にご講演をいただき、バイオイメージング技術が拓く生物工学の将来を展望したいと思います。


プログラム

10:00~10:10 開会の辞
日本生物工学会・東日本支部長(早大) 竹山 春子 
10:10~11:10 「生命のラマン分光指標」による酵母単一生細胞の分子レベル活性評価
(東大) 浜口 宏夫
11:10~12:10 バイオイメージングのための化学ツールの開発
(京大) 浜地 格
12:10~13:10 休憩
13:10~13:50 細胞内分子反応・分子動態の可視化計測
(理研) 佐甲 靖志
13:50~14:30 様々な光学顕微鏡で微細な構造をみる
(産総研) 加藤 薫
14:30~15:10 (演題未定)
(筑波大) 野村 暢彦
15:10~15:30 休憩
15:30~16:10 細胞画像をベースにした数値解析の新展開 -画像の数値化からHigh Content Analysisまで-
(GEヘルスケア バイオサイエンス) 高田 元
16:10~16:50 1分子蛍光検出技術を用いた核酸定量法について
(オリンパス) 安部 隆史
16:50~17:00 閉会の辞
日本生物工学会・理事(早大) 木野 邦器

懇親会は17:30~19:30 の予定です。

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Published by 支部:九州 on 12 10月 2008

九州支部 – スケジュール

1993年~2012年

年度年次大会(会場)シンポジウム技術セミナー九州支部大会市民フォーラム
平成5
(1993)
東日本支部
(筑波大)
関西支部
(阪市大)
九州支部
(崇城大)
  
平成6
(1994)
関西支部
(神戸国際会議場)
東日本支部
(東大)
北海道大学崇城大九工大
平成7
(1995)
九州支部
(九大)
西日本支部
(広大)
信州大学宮崎大大分大
平成8
(1996)
中部支部
(名大)
関西支部東日本支部大分大佐賀大
平成9
(1997)
東日本支部
(東農大)
九州支部
(崇城大、熊大)
関西支部佐賀大鹿児島大
平成10
(1998)
西日本支部
(広島大)
中部支部九州支部
(崇城大)
鹿児島大長崎大
平成11
(1999)
関西支部
(関西大)
東日本支部中部支部長崎大九工大
平成12
(2000)
北日本支部
(北大)
関西支部西日本支部九工大崇城大
平成13
(2001)
東日本支部
(山梨大)
西日本支部東日本支部九大宮崎大
平成14
(2002)
本部(80周年)
(大阪国際会議場)
東日本支部関西支部
(80周年)
琉大大分大
平成15
(2003)
九州支部
(熊大)
北日本支部西日本支部南九州大佐賀大
平成16
(2004)
中部支部
(名城大)
 関西支部九州支部
(九大)
大分大鹿児島大
平成17
(2005)
東日本支部
(つくば国際会議場)
九州支部
(九工大)
中部支部佐賀大長崎大
平成18
(2006)
関西支部
(阪大 豊中キャンパス)
中部支部北日本支部鹿児島大崇城大
平成19
(2007)
西日本支部
(広島大)
東日本支部関西支部長崎大九工大
平成20
(2008)
北日本支部
(東北学院大)
関西支部東日本支部崇城大九大
平成21
(2009)
中部支部
(名大)
西日本支部九州支部
(崇城大)
九工大
開催報告pdf
琉大
平成22
(2010)
九州支部
(宮崎シーガイア)
北日本支部西日本支部琉大
⇒開催報告pdf
宮崎大
平成23
(2011)
東日本支部
(農工大)
九州支部中部支部九大
⇒開催報告pdf
別府大
平成24
(2012)
本部(90周年)
(神戸国際会議場)
西日本支部北日本支部別府大
⇒開催報告pdf
佐賀大

 2013年~

年度年次大会(会場)九州支部大会市民フォーラム
平成25
(2013)
西日本支部
(広島国際会議場)
佐賀大
⇒開催報告pdf
四川大
⇒開催報告pdf
平成26
(2014)
北日本支部
(札幌コンベンションセンター)
熊大
⇒開催報告pdf
宮崎大
平成27
(2015)
九州支部
(城山観光ホテル(鹿児島))
宮崎大
⇒開催報告pdf
九工大
平成28
(2016)
中部支部
(富山国際会議場)
九工大
⇒開催報告pdf
琉大
平成29
(2017)
東日本支部
(早稲田大)
琉大
⇒開催報告pdf
鹿児島大
平成30
(2018)
関西支部
(関西大)
鹿児島大
⇒開催報告pdf
長崎大
⇒開催報告
⇒開催報告pdf
令和元
(2019)
西日本支部
(岡山大)
長崎大
⇒開催報告pdf
別府大
令和2
(2020)
北日本支部<開催中止>
(東北大)
別府大<開催中止> 



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Published by 支部:九州 on 12 10月 2008

【九州支部】第15回日本生物工学会九州支部熊本大会(平成20年度)

h20meeting_poster
第15回日本生物工学会九州支部熊本大会は、会誌第8号の支部だよりに掲載しましたように、崇城大学にて下記の要領で開催します。
多数のご参加をお待ち申し上げます。

日時2008(平成20)年12月6日(土)9:30~17:00(予定)
 
場所崇城大学 生物生命学部講義棟
熊本市池田4丁目22番1号(アクセス

 

講演申込

講演申込要領基本的にE-mailで受け付けます.送信は申込み専用アドレスにお願いします.E-mailが使用できない場合のみ郵便またはFAXで受け付けます.なお,九州支部以外の会員からの申込みも歓迎します.
下記の項目を記して申込み専用アドレスまでお申込み下さい.
■件名は「第15回支部大会/発信者名」としてください.
  1. 講演題名
  2. 発表者:氏名(ふりがな),(所属略称),[連名の場合は講演者に○]
  3. 連絡先:郵便番号,住所,所属機関,氏名,電話番号,FAX番号,E-mailアドレス
  4. 学生賞希望の有無(下記参照)

    (注)一般講演は一人一題のみで,複数の講演はできません.また,すべての講演は液晶プロジェクターを用いて行う予定です.
申込み締切日平成20年10月1日(水)必着
締切日を10月8日まで延長しました。
本年度の申込受付は終了いたしました。多数のお申し込みありがとうございました。
申込み先E-mail:  (申込み専用)

〒860-0082 熊本市池田4-22-1 
崇城大学応用微生物工学科
日本生物工学会九州支部大会実行委員会 
担当 田口久貴
TEL. 096-326-3940 FAX. 096-326-3940
※受信後,確認のメールをお送りします.また,講演要旨集執筆要領(PDF)をお送りします.

<学生賞>学生会員の研究奨励のために,九州支部学生賞を設けています.一般講演の申込みをされる学生会員で,学生賞の審査を希望される方は,申込み時に学生賞希望(修士・博士)と明記してください.
講演要旨の締切日平成20年11月3日(月)必着
講演要旨受付は終了いたしました。
参加費一般2,000円,学生1,000円(要旨集代を含む)
ミキサー17:30~19:00(参加費無料)
問合せ先崇城大学生物生命学部応用微生物工学科
日本生物工学会九州支部大会実行委員長 
赤松 隆
TEL. 096-326-3929 FAX. 096-326-3940 E-mail:
または庶務担当 田口久貴 E-mail:

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Published by 支部:九州 on 12 10月 2008

九州支部 – 平成18年度市民フォーラム『体験エコバイオ』

概要
 エコバイオに関するシンポジウムを午前の部に,実験を中心とした体験学習を午後の部に行います。

開催予定日平成18年10月21日(土曜日) 10:00~17:00
場所崇城大学
テーマ体験エコバイオ

 

『午前の部』シンポジウム

  •  「高校生発表」(鹿本農業高校)

  地域のバイオセンターを目指して
 ―地域廃棄物の資源化と新素材発掘への取り組みー

  •  「エコバイオ講演」

  マリンバイオテクノロジー:八代海における海況
  海洋性(深海)微生物のゲノム

『午後の部』体験エコバイオ実験

  • NASAも注目“ホタルの光”で微生物探し
  1.   実験の導入講義
  2.   実験の説明
  3.   実験体験

生命体はATP(アデノシントリリン酸:生物共通のエネルギー)を含んでいる。ホタルが発光するときにはATPが必要であり,この発光メカニズムを利用して,目に見えない微生物を探索する実験や手のひらの汚染度などをグループに分けて体験実験をする。

 

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Published by 支部:九州 on 12 10月 2008

九州支部 – タンパク質結晶化講習会(2006/3/16)

日時:2007年3月16日(金)10:00~16:00
場所:九州シンクロトロン光研究センター(鳥栖市弥生が丘8丁目7番地)

終了しました。講習会のテキストをダウンロードできます(PDF: 1.9 MB)。

 

10:00 開催の挨拶(芳本)
10:10~10:30 生化学系研究室での解析事例 (渡邉、伊藤)
 
10:30~11:00
 酵素の発現、精製、濃縮 (伊藤)
11:00~11:15 休憩
11:15~12:00
  • X線結晶解析の基礎 (本島)
  • 結晶化法と実習説明 (中嶋)
12:00~12:30 ランチョンセミナー (フリューダイム(株))
 
  休憩
13:00~15:30 結晶化実習 (伊藤、本島、中嶋)
13:30~14:30 フリューダイム(株)、(株)リガクのブースで説明
  休憩
15:30~16:00 施設の説明と見学 (渡邉)
16:00頃 閉会の挨拶   解散

共催:日本生物工学会九州支部、九州シンクロトロン生体分子構造研究会協賛:日本農芸化学会西日本支部、日本薬学会九州支部協力:(株)リガク 中野 賢一 九州営業所長() フリューダイム(株) 岩淵 毅 社長()

 

Published by 学会事務局 on 11 10月 2008

JABEE – 日本生物工学会の取り組み(設立から2006年まで)

– 最近の審査状況と生物工学会の7年間の取り組み –

JABEE(Japan Accreditation Board for Engineering Education;技術者教育認定機構)とは、我国の高等教育機関で実施されている技術者教育プログラムが、社会の要求する水準を満たしているかどうか を評価、認定する非政府団体のことです。日本生物工学会は、1999年のJABEE設立当初から、「生物工学分野」が、将来にわたって非常に重要な技術者 教育分野になると考え、その認可への努力をしてきましたが、いろいろな議論があって、その認可は容易ではありませんでした。

5年の歳月を経てようやく2004年3月に「生物工学分野」は「生物工学および生物工学関連分野」として正式に認められました。それ以来、日本生物 工学会は、「生物工学分野」の幹事学会として関連学協会(日本農芸化学会、(財)農学会、化学工学会、日本化学会)を取りまとめ、本分野の円滑な運営に主 導的な役割を果たしています。この目的のもとに、実際的な活動をしているのが 21名の委員からなる日本生物工学会JABEE委員会です。また関連学協会より選出された委員をもって、生物工学分野全体に関連する問題や学協会間のいろいろな問題の調整にあたる生物工学分野委員会 (PDF)が構成されています。

JABEE

JABEEは教育の質の保証、優れた教育方法の導入、技術者教育の継続的発展、技術者教育の評価方法の発展、技術者教育の評価に関する専門家の育 成、教育活動に対する組織の責任と個人の役割の明確化、教員の教育貢献の評価の推進などを目的として設立されています。技術士法の改正に伴い、JABEE の認定を受けた学生は、技術士一次試験が免除されるとか、教育の質の保証をベースに、就職が有利になるといったインセンティブを頼りに、JABEEの認定 が促進されてきた面も否めません。しかし、JABEEのねらうところは、学生個々の知識、能力を審査するのではなく、教育システムを審査することであり、 日本の工学系の高等教育制度の改善を行うことです。上でも述べたようなインセンティブを駆動力に、2005年度までに281の教育プログラムがJABEE の認定を受けており、修了生は34968人にのぼりました。認定可能な教育プログラムのうち、約半数が認定を受けたと考えられています。しかし、認定プロ グラム数は最近頭打ちになってきており、なかでも、伝統校の受審率が極めて低いのが現状です。JABEEは産・官・学の協力で成り立っており、国際的にも高く評価されています。このことを念頭に、今後さらに多くの高等教育機関がJABEEの認定を受けることが期待されます。

JABEE、最近のホットなニュース

JABEEの最近のホットな話題を2つばかり紹介します。

1. JABEE産業諮問評議会

JABEE産業諮問評議会では以下のような議論が活発化しています。技術者あるいは工学教育の真の向上、すなわち教育改善というJABEE本来の目的からは少し違う観点での産業界からの意見ですが、JABEEは、こうした意見も考慮して発展していくことが必要でしょう。

  • 分野別産学連携プラットフォームの設置
    産と学のギャップを埋めるにしても、修士教育を改善するにしても、分野の問題として取組まなければ改善しない。分野別に学会にプラットフォームを作るべきである。
     
  • 学と産の役割の明確化
    大学は細分化されたディシプリンを深化させ、産は複数ディシプリンの融合を促進するという融合型という点で産が協力する必要がある。
     
  • 大学院外部認定への取組み
    JABEEが修士認定をすることで、修士の教育目的の明確化が進むのでは。
     
  • 高度人材育成への取組み
    産が教える人を出す、カリキュラムを作る、教材を開発する、インターンを受け入れる、出てきた学生は、差別した給与体系で採用するなどの例を増やすなど、産がもっと積極的な役割を果たしてもよいのではないか。
     
  • インセンティブへの要望
    国際的に見て日本ほどインセンティブの無い国はない。技術士の1次試験免除はあるが、その他にも認定を条件にして評価すべきである。
     
  • JABEEの認知度向上
    採用の時にJABEEのプログラムを履修したかを聞く企業はないし、履歴書にも書かれていない。これでは会社に入ってJABEEの意味があったか評価できない。認知度向上のために、企業側でも積極的にできることがあるのではないか。
     
  • 産学人材育成をプラスのスパイラルに
    企業は人材を育成する余力が無くなり、外から獲得するようになっている。就職活動で多くの学習時間が奪われるなど、学習環境を破壊する負のスパイラルに陥っているが、プラスの方向に持っていかなければならない。

2. 大学院JABEE始まる

現在26万人の学生を擁する大学院改革は急務であり、将来のあるべき姿を先取りした戦略的な改革が求められています。1991年および1993年の大綱化に伴って、大学や教育課程の新設、改組等の規制が緩和され、予算面の優遇処置もあって、大学院の重点化が一気に進み、大学院の量的拡大は達成されたものの、どのような知識や能力を身につけた学生が実際に育成されているのか、あいまいになる傾向にあり、産業界からも大学院教育の質的向上に対して強い要望が出されています。

また、「○○特論」といった科目名に代表されるように、恣意的に断片的な知識を与えるのではなく、世界水準を満たす体系的なコースワークの重要性も指摘されています。さらに、平成19年度の教育再生会議では、大学院改革の鍵として、「国際化」、「個性化」、「流動性」をあげています。このような背景を踏まえて大学院JABEEが検討され、建築分野を中心に、平成19年度に試行審査を実施して、認定基準の見直しを行い、いよいよ、平成20年度から本格審査がスタートします。なお、大学院では学習保障時間に関する基準がなくなっており、また建築分野を除き、分野別要件を設定しないことになりました。大学院の場合は、学部の場合に行っているような分野ごとの認定審査は行わずに、JABEE大学院委員会が審査員の決定から、審査までを行うことになっています。

生物工学分野の分野要件

修了生が修得すべき知識・能力
  1. 応用数学に関する基礎知識、もしくは生物工学に係わる情報処理技術の応用に関する能力
  2. 本分野の主要領域(生物学、生物情報、生物化学、細胞工学、生体工学、生物化学工学、環境生物工学)のうちの二つ以上、あるいはそれらの複合した領域を修得することによって得られる知識、およびそれらを工学的視点に立って問題解決に応用できる力、すなわち
  • 専門知識・技術
  • 実験を計画・遂行し、得られたデータを正確に解析・考察し、かつ説明する能力
  • 専門的な知識および技術を駆使して課題を探求し、組み立て、解決する能力
  •  本分野に携わる技術者が経験する実務上の課題を理解し、適切に対応する能力と判断力
教員技術士等の資格を有するか、または教育内容に関わる実務について教える能力を有する教員を含むこと。

この分野要件を決めるにあたってはいろいろな議論がありました。例えば、生物工学が関連している分野は、工学だけではなく、農学、水産学、生物資源科学などいろいろな学部にまたがっており、その中には、生物工学という名前が付いた分野(例えば水産生物工学)もかなりあるとの指摘から、そうした分野の教育プログラムが生物工学分野で受審することも想定して、分野要件はできる限り広い分野を包含できるように考慮しました。しかし、一方では、生物工学分野の特徴を持たせることが重要であるとの認識から、数学や応用数学など、工学に必須の学問分野を分野要件に含めました。

生物工学分野の英語名

世界的なレベルでの相互承認という意味合いから、ABET (Accreditation Board for Engineering and Technology, USA)に分野の英文名を届け出る必要があり、これについても相当な議論を行いました。結論として、現在ABETに登録している「生物工学および生物工学関連分野」の英文名は、「Biochemical, Biological and Biophysical Engineering and related fields」です。「生物工学」の日本語訳としては、通常、「Biotechnology」という言葉が使われるにもかかわらず、どうしてこれを用いないかと思われる方もおられるかもしれません。しかし、これについては、JABEEやABETが定義する「工学」の概念が、英語では「Engineering」であり「Technology」ではないこと、また、「生物工学および生物工学関連分野」が、現在多様な分野を包含することから、Biochemical, Biological and Biophysical Engineeringという言葉を使うことに致しました。

Biochemical、Biological、Biophysicalという言葉をどうして上記のような順番にしたかについては、米国の関連分野の調査などから、少なくとも現在の時点で生物工学が扱っている内容は、Biochemical Engineeringという分野に最も近いこと、次いでBiological Engineering、Biophysical Engineeringの順番であることが理由です。しかし、「生物工学および生物工学関連分野」が、将来にわたってこのような英文名で充分表現できているかと言われれば、今後のこの分野の発展にもかかわってくる問題でもあり、予断を許さないところです。ABETに登録してある英文名については随時変更可能ですので、会員諸氏には、忌憚のない御意見を賜りたいところです。

生物工学分野のホットなニュース
– 鳥取大学の技術者教育プログラムが正式に認定される –

2004年度に受審した崇城大学工学部応用微生物工学科が、「応用微生物工学科」というプログラム名で、生物工学分野としては初めて正式に認定された技術者教育プログラムとなりました(2005年度夏の官報公示)。 2005年度には九州工業大学情報工学部生命情報工学科の「生命情報工学教育プログラム」と、徳島大学工学部の「生物工学科 昼間コース」の2つの技術者教育プログラムが正式に認可されました(2006年夏の官報公示)。さらに、2006年度には鳥取大学工学部の「生物応用工学科」が認定されました。[http://www.jabee.org/ (JABEEホームページ)]

生物工学および生物工学関連分野でこれまでに認定された技術者教育プログラム
高等教育機関名認定プログラム名認定年度
1)崇城大学生物生命学部応用微生物工学科2004
2)徳島大学工学部生物工学科 昼間コース2005
3)九州工業大学情報工学部生命情報工学科生命情報工学教育プログラム2005
4) 鳥取大学工学部生物応用工学科生物応用工学科2006

JABEEの規則(守秘義務)によって詳細は公開できませんが、続いて2006年度にも受審があり、現在認定の可否について審議中です。認定されれば、2007年度夏の官報に公示されます。今後、これらの教育機関に続くプログラムが続々と出てくることを切に願っています。これまでに認定されたプログラムは、他分野のものも含めて全てJABEEのホームページに公表されています。

日本生物工学会 – 今後のJABEE活動 –

幹事学会として、日本生物工学会が今後のJABEE活動に果たす役割には大変大きいものがあります。JABEE審査における実際的な運営を取り仕切ることはもちろんですが、学会として、我が国の生物工学技術者教育の向上に理念や将来構想を含めて益々積極的に、また主導的にかかわっていかなければなりません。そのため、日本生物工学会JABEE委員会では、

  1. 生物工学分野の試行審査や本審査の実施
  2. JABEE啓蒙活動
  3. JABEE審査員の養成
  4. 生物工学会主催のJABEE審査員研修会の開催
  5. 他学会主催の審査員研修会への講師派遣
  6. 技術士ならびに技術士会との連携
  7. 大学院JABEEについての情報収集、学習会の開催

など、多面的な活動を展開しています。例えば啓蒙活動の一環としては、これまでに、生物工学会誌に、JABEEについての啓蒙記事を連載しました。また、2004年の日本生物工学会においてミニ講演会を、また、2005年は生物工学教育委員会との共催で「JABEEと生物工学教育、現状とその将来展望」と題するシンポジウムを開催致しました。審査員の養成については、それまで他学会に頼っていたものを、2003年の11月に初めて日本生物工学会の主催(JABEE、日本工学教育協会、化学工学会、農学会協賛)で、北九州市北九州国際会議場会議室において開催し、翌年の2004年にも、大阪大学中之島センターで、第2回目の審査員研修会を主催しました。また、JABEE本部委員会委員(PDF)はJABEE本部のいろいろな委員会に出席して意見を述べたり情報を収集したりしています。

おわりに、- 生物工学分野認定プログラム数の増加を目指して –

いろいろなところで指摘されるように、諸外国と比べて我国の大学では、今まで(個人レベルでは別として、システムとして)教育が研究のうしろに置かれてきた感があります。それがようやくこの機に至って、我国全体で教育改革の気運が高まっており、そうした教育改革が、個人的な努力や教育論だけでなく、大学評価・学位授与機構、大学基準協会、そしてJABEEなど、いろいろな制度によって、システムとして形作られてきたことは大きな進展です。中でも、JABEEは、その教育プログラムの認定によって、修了生(卒業生)に、その時の社会の要求に答えることができる一定の学力レベルや考え方を身に付けられるような技術者教育を受ける権利を保証します。そしてそのことによって、我国における産業の発展に大きな貢献をすることができるという意味において、その存在意義には大きなものがあります。 学会としても、我が国の生物工学技術者教育に、いろいろな観点から貢献しなければなりませんが、幸い、日本生物工学会は、教育機関に所属する会員だけでなく、企業に所属している会員も多いので技術者教育の向上について、いずれのサイドからも意見を伺うことができます。ぜひ、JABEEについていろいろな御意見をお寄せ下さい。

また、今後、JABEE「生物工学分野」の発展を確固たるものにするためには、できるだけ多くの教育機関に審査を受けて頂くことが重要です。生物工学および関連分野の認定教育プログラムの数はいまだに一桁台であり、何とか二桁までに認定数を増やすことが生物工学会に課せられた課題です。是非、伝統校も含めた多くの大学が、JABEEの意義を理解していただき、教育システムの改善や教育改革につなげていただきたいと思います。

大中逸雄 JABEE副会長の言葉を借りれば、 「JABEE認定制度が単なる規制ではなく、21世紀における技術者あるいは工学教育の真の向上に役立つように発展しなければならない。」のです。このためには、JABEE、教育機関、専門学協会、産業界間の協力、特に教育機関と良質の教育を受ける権利を有する学生・父兄の意識改革が必要です。

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Published by 学会事務局 on 10 10月 2008

セル&ティッシュエンジニアリング研究部会 – 2008年度の活動報告

シンポジウム「動物細胞工学の新展開」

日時: 平成21年3月27-29日
会場: 福岡国際会議場・マリンメッセ福岡(於 日本農芸化学会 2009年度大会)
オーガナイザー: 大政健史・白畑實隆
 

国際シンポジウム(JAACT2008)

日時: 平成20年11月25-27日
会場: 福岡国際会議場
共催: 日本動物細胞工学会
オーガナイザー: Takeshi Omasa, and Masayoshi Tsukahara

【シンポジウム-3】"Cell Engineering -from Omics to Cell Culture Processes"

  1. "The mammalian cell factory: the route from systems biology to cell engineering"
    David C.James (Sheffield University, UK) 
     
  2. "Molecular mechanisms of cell death and its application "
    Shigeomi, Shimizu (Tokyo Medical and Dental University)
     
  3. "Computer-aided rational design of cellular functions at gene expression level"
    Hiroyuki Kurata (Kyushu Institute of Technology)
     
  4. "CHO BAC library – its application in CHO genome analysis "
    Takeshi Omasa (Osaka University)

【シンポジウム-6】"Recent Progress in Cell Culture Process Developments"

  1. "Improvement of CHO cell culture by genetic modification"
    Masayoshi Tsukahara (Kyowa-Kirin Pharma)
     
  2. "Characterization of CHO cells for the production of monoclonal antibodies using DNA microarray technology"
    Yung-shyeng Tsao (Schering-Plough, USA)
     
  3. "Novel strategies to improve cell viability and production titer"
    Hisahiro Tabuchi (Chuigai Pharmaceutical)
     
  4. "Development of high performance cell culture processes and their utilization for compact, flexible, and modular manufacturing facilities"
    Sadettin Ozturk (Centocore USA)

シンポジウム『網羅情報に基づく細胞システムの理解とバイオ産業への展開システムバイオロジーの現状と課題,そして今後‐』

日時・会場: 平成20年8月21日(木)日本生物工学会大会にて
協賛: IT駆動型微生物研究部会
オーガナイザー: 棟方 正信・高木 睦・吉川 智啓・小川亜希子

 

第20回動物細胞工学シンポジウム

日時: 平成20年8月4日(月)
場所: 東京工業大学 百年記念館
主催: 日本動物細胞工学会
共催: セル&ティッシュエンジニアリング研究部会
オーガナイザー: 東 恒仁・大政健史
座長: 東 恒仁(福島県立医科大学)

【プログラム】

  • 「はじめに」東 恒仁(福島県立医科大学)
     
  • 「二光子レーザー顕微法を用いた細胞小器官の操作」
    渡辺 歴(産業技術総合研究所)、東 恒仁(福島県立医科大学)
     
  • 「環境応答型蛍光プローブの開発」
    飛田成史、吉原利忠(群馬大学大学院工学研究科)、穂坂正博、竹内利行(群馬大学生体調節研究所)
     
  • 「蛍光相関分光法および蛍光寿命イメージング顕微鏡を用いた細胞内タンパク質凝集体形成の解析」
    北村 朗(北海道大学先端生命科学研究院)
     
  • 「レーザーを利用した細胞の診断と操作:特に再生医療へのアウトプット」
    高木 睦(北海道大学工学研究科)
     
  • 「光照射による細胞マニピュレーション~医薬品開発における細胞アッセイへの応用を目指して~」
    須丸公雄、杉浦慎治、金森敏幸(産業技術総合研究所)
     
  • 「FISH (Fluorescence in site hybridization) 法のバイオ医薬品生産への応用」
    大政健史(大阪大学大学院工学研究科)
     
  • 「閉式の辞」大政健史(大阪大学大学院工学研究科)

 

第19回動物細胞工学シンポジウム「再生医療/細胞治療関連の事業化、最前線」

日時: 平成20年6月24日(火)
会場: 首都大学東京 国際交流会館
主催: 日本動物細胞工学会
共催: 日本生物工学会セル&ティッシュエンジニアリング研究部会

【プログラム】

  • 「医療最前線における細胞医療:癌免疫細胞療法活性化自己リンパ球療法と樹状細胞ワクチン療法」
    谷川 啓司(東京女子医大消化器外科講師、ビオセラクリニック院長)
     
  • 「マウス、ヒトES細胞の無血清培養」 
    古江-楠田 美保 (独立行政法人 医薬基盤研究所)
     
  • 「再生医療を目指した自動培養装置の開発」
    中嶋 勝己 (川崎重工業株式会社 技術開発本部)
     
  • 「再生医療評価技術開発に関して」
    山本  宏  (三洋電機株式会社 研究開発本部)
     
  • 「総合討論」 司会:高木 睦、横田匡美
     
     

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Published by 支部:関西 on 10 10月 2008

関西支部 – 2008年度活動報告

2008年度

 

これまでの活動

 

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Published by 支部:中部 on 10 10月 2008

中部支部-2008年度事業

会議

H20.8.29H20年度第1回役員会(第60回大会会期中:東北学院大学)
H21.3.29H20年度第2回役員会(日本農芸化学会会期中)

事業

H20.6.6.~8生物工学若手研究者の集い 夏のセミナー(共催)
場所:あいち健康プラザ
H20.8.25高校生を対象とした生物工学セミナー 「時代をつくるバイオの話」(主催) (PDF)
場所:B-nest 6階(静岡市葵区御幸町3番地の21、Tel: 054-275-1655)
H20.11.15日本生物工学会・中部支部セミナー「未来を築く生物工学の世界」(主催)(PDF)
場所:信州大学工学部 総合研究棟大会議室(長野市)
対象:長野県内の高校生・一般の方 

 

これまでの活動

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Published by 支部:西日本 on 09 10月 2008

西日本支部 – 2005年度の活動報告

2005年度

H18.2 生物工学会誌記事掲載(84巻2号) 広島県のバイオ研究拠点 
H17.12.19 研究者講演会「アレルギーの話」(広島大学)
広島大学大学院医歯薬学総合研究科・横山彰仁先生
H17.12.3 シンポジウム「環境とアレルギーをめぐるニューバイオテクノロジー」(広島国際会議場)(PDF)
H17.11.16 第1回支部評議員・役員会(筑波・文部科学省研究交流センター)
H17.11.4 研究者講演会「生物工学先端セミナー」(鳥取大学)
H17.10.15 市民講座「健康とバイオ」(鳥取大学工学部)
H17.9.12 研究者講演会「生物工学先端セミナー」(山口大学)
H17.8.1-3 市民講座「バイオ講習会」(島根大学)
H17.7.26 研究者講演会「生物工学先端セミナー」(広島大学)
H17.7.12 市民講座「高校生のための出前講座」(広島大学)
H17.6.17 第1回支部役員会(広島大学)
役員 支部長:西尾尚道,副支部長:小埜和久,庶務:柿薗俊英,会計:中島田 豊,企画:加藤純一・黒田章夫,編集:秋 庸裕 

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Published by 支部:西日本 on 09 10月 2008

西日本支部-2008年度事業

H20.3.7シンポジウム『バイオマスからのバイオ燃料/有用物質の生産:バイオ技術によるバイオマス再資源化』(PDF) (広島,ホテルチューリッヒ東方2001)
H20

平成20年度学生賞受賞者決定

  • 松永哲郎氏(鳥取大学大学院連合農学研究科博士課程1年)
  • 仲行あゆみ氏(山口大学大学院農学研究科修士課程2年)
  • 小島 基氏(鳥取大学大学院工学研究科博士前期課程2年)
  • 竹下慎一氏(広島大学大学院先端物質科学研究科博士課程前期1年)
  • 林田直樹氏(広島大学大学院先端物質科学研究科博士課程前期1年)
  • 中川拓郎氏(広島大学大学院先端物質科学研究科博士課程前期2年)
  • 福田靖久氏(岡山大学大学院自然科学研究科博士前期課程1年)
  • 中田春香氏(岡山大学大学院自然科学研究科博士前期課程2年)
H20.12.13市民講演会「健やかに,美しく―ビタミンの大切さ―」(岡山大学)
H20.11.27-29第8回宇部国際バイオ分離シンポジウム「バイオ医薬品分離プロセスのイノベーション」(山口大学)
H20.11.11生物工学先端セミナー「バイオマスからの燃料、化学品の高効率生産を目指した統合バイオプロセスの開発」(鳥取大学)
H20.8.27第1回支部役員・評議員会(東北学院大学)
H20.7.25生物工学先端セミナー「脂質恒常性に関与するABC蛋白質の作用機構と制御機構」京都大学大学院農学研究科・植田和光教授(広島大学)
H20.5.29講演会「Anaerobic Energy Conservation from Amino Acids and Its Application to Biotechnology」Prof. Wolfgang Buckel, Universty of Marburg, Germany(岡山大学)
H20.5.27生物工学先端セミナー「術後癒着の発症機序と制御技術」 兵庫医科大学・中西憲司教授(広島大学)
H20.4.26薮田セミナー「環境微生物利用の新展開」(倉敷市芸文館)
H20.4.5第1回支部役員会(広島大学)
H20.4~普及事業「パン酵母を利用した組換えDNA実験キット」(山口大学,中四国域の高校ほか)
役員支部長:小埜和久,副支部長:赤田倫治,庶務:秋 庸裕・柿薗俊英,会計:秋 庸裕,企画:加藤純一・黒田章夫,編集:滝口 昇

これまでの活動

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Published by 支部:九州 on 08 10月 2008

九州支部 – 第13回 平成18年度九州大会(2006/12/09)

第13回日本生物工学会九州支部大会を鹿児島大学にて下記の要領で開催します。多数のご参加をお待ち申し上げます。なお、本支部大会プログラムは、こちらの PDF ファイル(40 KB)をご参照下さい。
また、翌10日(日)には焼酎学講座シンポジウムも開催されますことをご案内いたします。

大会概要(PDF:8 KB) 支部大会プログラム(PDF: 40 KB)プログラムを一部修正しましたので差替えをお願いします。(修正後のファイル名:programs_rev1.pdf)

実行委員長 竹田 靖史 

 

日 時平成 18 年 12 月 9 日(土)9:30~18:30
場 所鹿児島大学工学部(鹿児島市郡元1-21-40)
参加費一般 2,000円,学生 1,000円(要旨集代を含む)

プログラム

一般講演9:30~12:00/14:00~16:12
学生賞講演  9:30~11:46/14:00~14:34
支部役員会 12:00~13:00
特別講演 

13:10~14:00 (A 会場)
九州支部長挨拶 芳本 忠(長崎大院・医歯薬)
会長挨拶 五十嵐泰夫(東大院・農学生命)
特別講演 「焼酎粕の総合利用を目指した25年の歩み」
木田建次(熊大院・自然科学)
座長 竹田靖史(鹿児島大学)

ミキサー 17:00~18:30
場 所鹿児島大学生協郡元南食堂エデュカ
参加費無料

     
——————————————————————————–

鹿児島大学農学部生物資源化学科
日本生物工学会九州支部鹿児島大会実行委員会
委員長 竹田靖史

Tel: 099-285-8642, Fax: 099-285-3441
E-mail:
 

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Published by 支部:九州 on 08 10月 2008

【九州支部】第15回九州支部大会講演要旨募集(2008/12/6)

第15回日本生物工学会九州支部大会を崇城大学にて下記の要領で開催します.多数のご参加をお待ち申し上げます.なお,本支部大会プログラムは,九州支部Webページに掲載します.
 

日時 平成20年12月6日(土)9:30~17:00(予定)
場所 崇城大学生物生命学部講義棟(熊本市池田4丁目22番1号)

講演募集

講演申込要領 講演申込み要領 基本的にE-mailで受け付けます.送信は申込み専用アドレスにお願いします.E-mailが使用できない場合のみ郵便またはFAXで受け付けます.なお,九州支部以外の会員からの申込みも歓迎します.
下記の項目を記して申込み専用アドレスまでお申込み下さい.
■件名は「第15回支部大会/発信者名」としてください.
  1. 講演題名
  2. 発表者:氏名(ふりがな),(所属略称),[連名の場合は講演者に○]
  3. 連絡先:郵便番号,住所,所属機関,氏名,電話番号,FAX番号,E-mailアドレス
  4. 学生賞希望の有無(下記参照)

    (注)一般講演は一人一題のみで,複数の講演はできません.また,すべての講演は液晶プロジェクターを用いて行う予定です.
申込み締切日

平成20年10月1日(水)必着
締切日を10月8日まで延長しました。

申込み先 E-mail:  (申込み専用)
〒860-0082 熊本市池田4-22-1 崇城大学応用微生物工学科
日本生物工学会九州支部大会実行委員会 
担当 田口久貴
TEL. 096-326-3940 FAX. 096-326-3940
※受信後,確認のメールをお送りします.また,講演要旨集執筆要領をお送りします.

<学生賞>学生会員の研究奨励のために,九州支部学生賞を設けています.一般講演の申込みをされる学生会員で,学生賞の審査を希望される方は,申込み時に学生賞希望(修士・博士)と明記してください.
講演要旨の締切日 平成20年11月3日(月)必着
参加費 一般2,000円,学生1,000円(要旨集代を含む)
ミキサー 17:30~19:00(参加費無料)
問合せ先 崇城大学生物生命学部応用微生物工学科
日本生物工学会九州支部大会実行委員長 
赤松 隆
TEL. 096-326-3929 FAX. 096-326-3940 E-mail:
または庶務担当 田口久貴 E-mail:

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Published by サイト管理者 on 08 10月 2008

テストページ

お問い合わせは、こちらまで

学会に関するお問い合わせ: E-mail

Published by 支部:北日本 on 08 10月 2008

北日本支部 – 市民フォーラム「おなかの微生物と健康」(2007/2/3)

「腸内細菌」はヒトの健康に深く関わり、誰もがおなかの中に抱えている身近な存在です。この「腸内細菌」の中でも「プロバイオティクス」として知られる乳酸菌やビフィズス菌などの「善玉菌」の働きを平易に解説し、食生活の改善等を通じて、皆様の健康管理、生活習慣病の予防に役立つ情報を提供します。

講演内容に対する皆様からの質問を受け付けます。総合討論で回答いたしますので、ご希望の方は合せてご連絡下さい。なおご質問多数の場合はご希望に添えないことがございますので、あらかじめご了承下さい。

主催:日本生物工学会北日本支部

日時平成19年2月3日(土)13:30 – 16:35
場所札幌市教育文化会館4F講堂
(〒060-0001札幌市中央区北1条西13丁目 TEL 011-271-5821)
●地下鉄/東西線西11丁目駅(1番出口)から徒歩5分
●JRバス・中央バス/厚生年金会館前から徒歩1分
●市電/西15丁目前から徒歩10分
定員150名
締め切り平成19年1月22日(月)必着
申込み方法郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号を明記し、
ハガキ、FAXか電子メールで下記問合せ先まで。先着順、定員になり次第締切ります。
折返しハガキで受付番号をお知らせしますので、当日会場受付迄ご持参下さい。
問合せ先〒060-8589札幌市北区北9条西9丁目
北海道大学大学院農学研究院微生物生理学研究室内 市民フォーラム事務局
電話:011-706-2501 Fax:011-706-4961
電子メール:shiminf@chem.agr.hokudai.ac.jp


 

プログラム

13:30-13:35はじめに(北海道大学大学院農学研究院 横田 篤
13:35-14:00 「腸内細菌とじょうずに付き合うには」
(東京大学大学院農学生命科学研究科 伊藤喜久治
14:00-14:25「ピロリ菌抑制作用に優れた乳酸菌」
(明治乳業(株) 研究本部 食機能科学研究所 木村勝紀
14:25-14:50 「プロバイオティクス研究から生まれた血圧を下げる発酵乳製品」
((株)ヤクルト本社 中央研究 早川和仁
14:50-15:05休憩
15:05-15:30 「乳酸菌が作る血圧降下ペプチド」
(カルピス(株)基礎研究フロンティアラボラトリー 高野俊明
15:30-16:05「アレルギーを鎮める乳酸菌」
(キリンビール(株)フロンティア技術研究所 小西 豊
16:10-16:30総合討論
16:30-16:35  閉会の辞(東北大学大学院農学研究科 勝亦瞭一


 

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Published by 支部:北日本 on 08 10月 2008

北日本支部 - 七夕シンポジウム「新しいバイオ技術の創製を目指して」(2006/8/5)

主催:日本生物工学会北日本支部
共催:東北地域バイオインダストリー振興会議 (TOBIN)

日時 平成18年8月5日(土)13:30 〜 17:10
場所 仙台市シルバーセンター 第2研修室(仙台市青葉区花京院1-3-2; TEL 022-215-3191)

 プログラム

13:30 開会の辞
支部長 横田 篤 氏(北海道大学大学院農学研究科)
13:40 世界自然遺産“白神山地”の恵みー“白神こだま酵母”の特性と製パンへの利用
高橋慶太郎 氏(秋田県総合食品研究所)
14:25 細菌由来の脱ハロゲン酵素の構造-機能相関と応用への展望  
永田裕二 氏(東北大学大学院生命科学研究科)
15:10 – 15:30 休憩
15:30 過酸化水素耐性微生物の生産するカタラーゼの構造と機能
湯本 勲 氏(産業技術総合研究所)
16:15 リン酸化タンパク質特異的プロリン異性化酵素
内田隆史 氏(東北大学大学院農学研究科)
17:00 閉会の辞
副支部長 勝亦瞭一 氏(東北大学大学院農学研究科)

参加費                     
学会員 1,000円、非会員 2,000円、学生 無料

シンポジウム終了後17:30より懇親会を開催する予定です。

参加申し込み方法    
平成18年7月25日(火)までに、はがき、FAXまたはE-mailにて、

1. 参加希望者氏名
2. 所属
3. 役職
4. 会員・非会員・学生の別
5. 懇親会参加希望の有無   

を明記の上、下記「問い合わせ先」までお申し込み下さい。

問い合わせ先         
〒981-8555 
仙台市青葉区堤通雨宮町1-1
東北大学大学院農学研究科
生物産業創成科学専攻 
米山 裕

TEL: 022-717-8915
FAX: 022-717-8708
E-mail:

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Published by 支部:北日本 on 08 10月 2008

北日本支部 – 平成18年度日本生物工学会技術セミナー『微生物を活用した道産食素材高付加価値化技術の新展開』(2006/11/21)

主催:日本生物工学会,日本生物工学会北日本支部
共催:NPO北海道バイオ産業振興協会

日時 平成18年11月21日(火)10:00〜17:10
講演会終了後懇親会 18:00〜
場所 北海道大学学術交流会館 1F講堂(札幌市北区北8条西5丁目 北大正門入って左)
http://www.hokudai.ac.jp/bureau/map/map4.htm


プログラム

10:00〜  開会の辞
日本生物工学会北日本支部長 横田 篤(北大)
10:10〜 「耐塩性酵母および乳酸菌を活用したシロサケ発酵調味料の開発」
吉川 修司(道立食加研)
10:50〜 「寒冷地に適したマロラクチック発酵乳酸菌株の検索」
橋渡 携(道立食加研)
11:30〜  「道産小麦を利用した乳酸菌発酵即席麺の開発」
横田 篤(北大)
12:20〜 昼食休憩
13:20〜  「地域独自のスターターを用いたオリジナルチーズの開発」
葛西 大介(道立十勝食加技セ)
14:10〜  「LAMP法を用いたエンテロトキシンA産生黄色ブドウ球菌判別試薬キットの開発」
尾上 貞雄(道立畜試)
15:00〜 休憩
15:20〜  「分子生物学的手法(FISH法)を応用した食品衛生細菌の迅速検査法」
大坪 雅史(道立工業技術セ)
 
16:10〜 「各種農産資源を用いたビール・発泡酒の醸造について」
永島 俊夫(東農大)
17:00〜 閉会の辞 日本生物工学会北日本支部副支部長
勝亦 瞭一(東北大)


参加費
:無料

懇親会:
北海道大学ファカルティハウスエンレイソウ1Fレストランえるむ(予定)

懇親会参加費
:4000円(学生1000円)(予定)

申込み方法:
参加希望者は、懇親会への出席希望の有無、連絡先を明記の上、
E-mailまたはFAXにて下記までご連絡下さい。

申込み締切日:11月17日(予定)

連絡先:

〒060-8589 札幌市北区北9条西9丁目
北海道大学大学院農学研究院 
微生物生理学研究室 

和田 大(支部庶務担当)
Tel 011-706-4185 Fax 011-706-4961
E-mail:

または横田 篤  E-mail:

北日本支部のページはこちら

Published by 支部:北日本 on 08 10月 2008

【北日本支部】札幌シンポジウム「もの作りのための生命システムデザイン―分子・細胞・個体・フィールド―」

主催:日本生物工学会北日本支部
共催:北海道大学グローバルCOEプログラム「触媒が先導する物質科学イノベーション」
   日本農芸化学会北海道支部
   北海道バイオ産業振興協会(HOBIA)
   日本食品科学工学会北海道支部
   北海道農芸化学協会
 

日時 2008年12月3日(水)13:30~17:15
場所 北海道大学百年記念会館(札幌市北区北9条西5丁目)

プログラム

13:30~13:35 開会の辞
田口 精一(北海道大学大学院工学研究科)
13:35~14:15 人工塩基対システムの創製
平尾 一郎(理化学研究所,北海道大学大学院工学研究科)
14:15~14:55 ロドコッカス属放線菌を宿主としたもの作り
-多目的用途に利用可能なプラットフォームの開発-
田村 具博(産総研ゲノムファクトリー)
14:55~15:35 バイオプラスチック生産のための微生物工場と植物工場
松本謙一郎(北海道大学大学院工学研究科)
15:35~15:50  休憩
15:50~16:30 組換え植物による有用物質生産システムの開発
松村  健(産総研ゲノムファクトリー)
16:30~17:10 食料生産と競合しない植物からのもの作り~草類バイオマスの利用~
山田 敏彦(北海道大学北方生物圏フィールド科学センター)
17:10~17:15 閉会の辞
勝亦 瞭一(東北大学大学院農学研究科)

参加費
会員 500円,会員外 1,000円,学生 無料

懇親会
シンポジウム終了後17:30より懇親会を開催いたします

参加申込
11月26日(水)までに

  1. 氏名
  2. 所属
  3. 役職
  4. 会員・非会員・学生の別
  5. 懇親会参加希望の有無

を明記の上、下記問い合せ先までご連絡ください。

 

申込先・問合せ先
北海道大学大学院工学研究科
生物機能高分子専攻 
藤原 政司
E-mail:

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Published by 学会事務局 on 08 10月 2008

おわりに、- 生物工学分野認定プログラム数の増加を目指して

いろいろなところで指摘されるように、諸外国と比べて我国の大学では、今まで(個人レベルでは別として、システムとして)教育が研究のうしろに置かれてきた感があります。それがようやくこの機に至って、我国全体で教育改革の気運が高まっており、そうした教育改革が、個人的な努力や教育論だけでなく、大学評価・学位授与機構、大学基準協会、そしてJABEEなど、いろいろな制度によって、システムとして形作られてきたことは大きな進展です。中でも、JABEEは、その教育プログラムの認定によって、修了生(卒業生)に、その時の社会の要求に答えることができる一定の学力レベルや考え方を身に付けられるような技術者教育を受ける権利を保証します。そしてそのことによって、我国における産業の発展に大きな貢献をすることができるという意味において、その存在意義には大きなものがあります。 学会としても、我が国の生物工学技術者教育に、いろいろな観点から貢献しなければなりませんが、幸い、日本生物工学会は、教育機関に所属する会員だけでなく、企業に所属している会員も多いので技術者教育の向上について、いずれのサイドからも意見を伺うことができます。ぜひ、JABEEについていろいろな御意見をお寄せ下さい。

また、今後、JABEE「生物工学分野」の発展を確固たるものにするためには、できるだけ多くの教育機関に審査を受けて頂くことが重要です。生物工学および関連分野の認定教育プログラムの数はいまだに一桁台であり、何とか二桁までに認定数を増やすことが生物工学会に課せられた課題です。是非、伝統校も含めた多くの大学が、JABEEの意義を理解していただき、教育システムの改善や教育改革につなげていただきたいと思います。

大中逸雄 JABEE副会長の言葉を借りれば、 「JABEE認定制度が単なる規制ではなく、21世紀における技術者あるいは工学教育の真の向上に役立つように発展しなければならない。」のです。このためには、JABEE、教育機関、専門学協会、産業界間の協力、特に教育機関と良質の教育を受ける権利を有する学生・父兄の意識改革が必要です。

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Published by 学会事務局 on 08 10月 2008

今後のJABEE活動

幹事学会として、日本生物工学会が今後のJABEE活動に果たす役割には大変大きいものがあります。JABEE審査における実際的な運営を取り仕切ることはもちろんですが、学会として、我が国の生物工学技術者教育の向上に理念や将来構想を含めて益々積極的に、また主導的にかかわっていかなければなりません。そのため、日本生物工学会JABEE委員会では、

  1. 生物工学分野の試行審査や本審査の実施
  2. JABEE啓蒙活動
  3. JABEE審査員の養成
  4. 生物工学会主催のJABEE審査員研修会の開催
  5. 他学会主催の審査員研修会への講師派遣
  6. 技術士ならびに技術士会との連携
  7. 大学院JABEEについての情報収集、学習会の開催

など、多面的な活動を展開しています。例えば啓蒙活動の一環としては、これまでに、生物工学会誌に、JABEEについての啓蒙記事を連載しました。また、2004年の日本生物工学会においてミニ講演会を、また、2005年は生物工学教育委員会との共催で「JABEEと生物工学教育、現状とその将来展望」と題するシンポジウムを開催致しました。審査員の養成については、それまで他学会に頼っていたものを、2003年の11月に初めて日本生物工学会の主催(JABEE、日本工学教育協会、化学工学会、農学会協賛)で、北九州市北九州国際会議場会議室において開催し、翌年の2004年にも、大阪大学中之島センターで、第2回目の審査員研修会を主催しました。また、JABEE本部委員会委員(PDF)はJABEE本部のいろいろな委員会に出席して意見を述べたり情報を収集したりしています。

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Published by 学会事務局 on 08 10月 2008

生物工学分野のホットなニュース

– 鳥取大学の技術者教育プログラムが正式に認定される –

2004年度に受審した崇城大学工学部応用微生物工学科が、「応用微生物工学科」というプログラム名で、生物工学分野としては初めて正式に認定された技術者教育プログラムとなりました(2005年度夏の官報公示)。 2005年度には九州工業大学情報工学部生命情報工学科の「生命情報工学教育プログラム」と、徳島大学工学部の「生物工学科 昼間コース」の2つの技術者教育プログラムが正式に認可されました(2006年夏の官報公示)。さらに、2006年度には鳥取大学工学部の「生物応用工学科」が認定されました。[http://www.jabee.org/ (JABEEホームページ)]

 

生物工学および生物工学関連分野でこれまでに認定された技術者教育プログラム
高等教育機関名認定プログラム名認定年度
1)崇城大学生物生命学部応用微生物工学科2004
2)徳島大学工学部生物工学科 昼間コース2005
3)九州工業大学情報工学部生命情報工学科生命情報工学教育プログラム2005
4) 鳥取大学工学部生物応用工学科生物応用工学科2006

JABEEの規則(守秘義務)によって詳細は公開できませんが、続いて2006年度にも受審があり、現在認定の可否について審議中です。認定されれば、2007年度夏の官報に公示されます。今後、これらの教育機関に続くプログラムが続々と出てくることを切に願っています。これまでに認定されたプログラムは、他分野のものも含めて全てJABEEのホームページに公表されています。

 

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Published by 学会事務局 on 08 10月 2008

生物工学分野の英語名

世界的なレベルでの相互承認という意味合いから、ABET (Accreditation Board for Engineering and Technology, USA)に分野の英文名を届け出る必要があり、これについても相当な議論を行いました。結論として、現在ABETに登録している「生物工学および生物工学関連分野」の英文名は、「Biochemical, Biological and Biophysical Engineering and related fields」です。「生物工学」の日本語訳としては、通常、「Biotechnology」という言葉が使われるにもかかわらず、どうしてこれを用いないかと思われる方もおられるかもしれません。しかし、これについては、JABEEやABETが定義する「工学」の概念が、英語では「Engineering」であり「Technology」ではないこと、また、「生物工学および生物工学関連分野」が、現在多様な分野を包含することから、Biochemical, Biological and Biophysical Engineeringという言葉を使うことに致しました。

Biochemical、Biological、Biophysicalという言葉をどうして上記のような順番にしたかについては、米国の関連分野の調査などから、少なくとも現在の時点で生物工学が扱っている内容は、Biochemical Engineeringという分野に最も近いこと、次いでBiological Engineering、Biophysical Engineeringの順番であることが理由です。しかし、「生物工学および生物工学関連分野」が、将来にわたってこのような英文名で充分表現できているかと言われれば、今後のこの分野の発展にもかかわってくる問題でもあり、予断を許さないところです。ABETに登録してある英文名については随時変更可能ですので、会員諸氏には、忌憚のない御意見を賜りたいところです。

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Published by 学会事務局 on 08 10月 2008

生物工学分野の分野要件

修了生が修得すべき知識・能力
  1. 応用数学に関する基礎知識、もしくは生物工学に係わる情報処理技術の応用に関する能力
  2. 本分野の主要領域(生物学、生物情報、生物化学、細胞工学、生体工学、生物化学工学、環境生物工学)のうちの二つ以上、あるいはそれらの複合した領域を修得することによって得られる知識、およびそれらを工学的視点に立って問題解決に応用できる力、すなわち
  • 専門知識・技術
  • 実験を計画・遂行し、得られたデータを正確に解析・考察し、かつ説明する能力
  • 専門的な知識および技術を駆使して課題を探求し、組み立て、解決する能力
  •  本分野に携わる技術者が経験する実務上の課題を理解し、適切に対応する能力と判断力

 

教員 技術士等の資格を有するか、または教育内容に関わる実務について教える能力を有する教員を含むこと。

この分野要件を決めるにあたってはいろいろな議論がありました。例えば、生物工学が関連している分野は、工学だけではなく、農学、水産学、生物資源科学などいろいろな学部にまたがっており、その中には、生物工学という名前が付いた分野(例えば水産生物工学)もかなりあるとの指摘から、そうした分野の教育プログラムが生物工学分野で受審することも想定して、分野要件はできる限り広い分野を包含できるように考慮しました。しかし、一方では、生物工学分野の特徴を持たせることが重要であるとの認識から、数学や応用数学など、工学に必須の学問分野を分野要件に含めました。

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Published by 学会事務局 on 08 10月 2008

JABEE、最近のホットなニュース

JABEEの最近のホットな話題を2つばかり紹介します。

1.JABEE産業諮問評議会

JABEE産業諮問評議会では以下のような議論が活発化しています。技術者あるいは工学教育の真の向上、すなわち教育改善というJABEE本来の目的からは少し違う観点での産業界からの意見ですが、JABEEは、こうした意見も考慮して発展していくことが必要でしょう。

  • 分野別産学連携プラットフォームの設置
    産と学のギャップを埋めるにしても、修士教育を改善するにしても、分野の問題として取組まなければ改善しない。分野別に学会にプラットフォームを作るべきである。
     
  • 学と産の役割の明確化
    大学は細分化されたディシプリンを深化させ、産は複数ディシプリンの融合を促進するという融合型という点で産が協力する必要がある。
     
  • 大学院外部認定への取組み
    JABEEが修士認定をすることで、修士の教育目的の明確化が進むのでは。
     
  • 高度人材育成への取組み
    産が教える人を出す、カリキュラムを作る、教材を開発する、インターンを受け入れる、出てきた学生は、差別した給与体系で採用するなどの例を増やすなど、産がもっと積極的な役割を果たしてもよいのではないか。
     
  • インセンティブへの要望
    国際的に見て日本ほどインセンティブの無い国はない。技術士の1次試験免除はあるが、その他にも認定を条件にして評価すべきである。
     
  • JABEEの認知度向上
    採用の時にJABEEのプログラムを履修したかを聞く企業はないし、履歴書にも書かれていない。これでは会社に入ってJABEEの意味があったか評価できない。認知度向上のために、企業側でも積極的にできることがあるのではないか。
     
  • 産学人材育成をプラスのスパイラルに
    企業は人材を育成する余力が無くなり、外から獲得するようになっている。就職活動で多くの学習時間が奪われるなど、学習環境を破壊する負のスパイラルに陥っているが、プラスの方向に持っていかなければならない。

2.大学院JABEE始まる

現在26万人の学生を擁する大学院改革は急務であり、将来のあるべき姿を先取りした戦略的な改革が求められています。1991年および1993年の大綱化に伴って、大学や教育課程の新設、改組等の規制が緩和され、予算面の優遇処置もあって、大学院の重点化が一気に進み、大学院の量的拡大は達成されたものの、どのような知識や能力を身につけた学生が実際に育成されているのか、あいまいになる傾向にあり、産業界からも大学院教育の質的向上に対して強い要望が出されています。

また、「○○特論」といった科目名に代表されるように、恣意的に断片的な知識を与えるのではなく、世界水準を満たす体系的なコースワークの重要性も指摘されています。さらに、平成19年度の教育再生会議では、大学院改革の鍵として、「国際化」、「個性化」、「流動性」をあげています。このような背景を踏まえて大学院JABEEが検討され、建築分野を中心に、平成19年度に試行審査を実施して、認定基準の見直しを行い、いよいよ、平成20年度から本格審査がスタートします。なお、大学院では学習保障時間に関する基準がなくなっており、また建築分野を除き、分野別要件を設定しないことになりました。大学院の場合は、学部の場合に行っているような分野ごとの認定審査は行わずに、JABEE大学院委員会が審査員の決定から、審査までを行うことになっています。

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Published by 支部:九州 on 07 10月 2008

九州支部 会員HPリンク集

福岡県】【佐賀県】【大分県】【熊本県】【長崎県】【宮崎県】【鹿児島県】【沖縄県

福岡県

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佐賀県

大分県

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熊本県

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長崎県

宮崎県

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鹿児島県

沖縄県

 

功労会員

  • 石崎 文彬(九州大学名誉教授)
  • 緒方 靖哉(九州大学名誉教授)
  • 関口 順一(信州大学名誉教授)
  • 古川 謙介(別府大学,九州大学名誉教授)
  • 木田 建次(熊本大学名誉教授)
 

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Published by 学会事務局 on 06 10月 2008

乳酸菌・腸内細菌工学研究部会 – これまでの活動

  • 2011年度

平成23年度勉強会〈参加者限定なし・オープン〉(2011/9/28)
2011年度 乳酸菌・腸内細菌工学研究部会 講演会(中止)

  • 2010年度

日本乳酸菌学会設立20周年記念シンポジウム(2010/11/19-20)
2010年度 乳酸菌・腸内細菌工学研究部会 講演会(2010/5/14-15)

 

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| 有機溶媒耐性微生物利用技術研究部会 | 超臨界流体バイオテクノロジー研究部会 | セルプロセッシング計測評価研究部会 | システムバイオテクノロジー研究部会 | メタルバイオテクノロジー研究部会 | メタボロミクス研究部会バイオマスリファイナリー研究部会 | ナノバイオテクノロジー研究部会 | スローフード微生物工学研究部会脂質工学研究部会 | コンビナトリアル・バイオ工学研究部会 | 乳酸菌・腸内細菌工学研究部会 | 光合成微生物研究部会 |

Published by 学会事務局 on 06 10月 2008

「乳酸菌・腸内細菌工学研究部会- 東南アジアにおける乳酸菌資源の学術調査及びデータベースの構築」報告会(2006/1/24)

科学研究費補助金 基盤研究B海外学術調査

循環型資源である乳酸の製造、またバイオプリザベーションやプロバイオティクスなどの分野において、より有用な(新規な)乳酸菌が求められている。遺伝子資源を海外に求める場合、生物多様性条約の観点から、共同研究が前提となる。そこで、東南アジア各国の研究者及び、それぞれの研究者が研究対象としている乳酸菌のデータベースを、現地調査を基に構築することによって、効率的な相互利用、共同研究が可能となるようにし、実用化を加速する。

 

日時 平成18年1月24日(火) 13:00~15:30
場所 千里ライフサイエンスセンター6階603+604号室
大阪府豊中市新千里東町1-4-2
地下鉄御堂筋線千里中央駅下車2分
大阪モノレール千里中央駅下車5分
プログラム 13:00~13:10 はじめに(阪大院・工 塩谷捨明)
13:05~14:10 各国出張報告(モンゴル、タイ、ベトナム、マレーシア、インドネシア、フィリピン、オランダ各担当者)
14:10~14:40 乳酸の発酵生産プロセスの現状と将来(武蔵野化学 谷口正明)
14:40~15:00 乳酸生産菌育種の現状と将来(大分大工 酒井謙二)
15:00~15:20 機能性乳酸菌の現状と将来(九大院農 園元謙二)
15:30~15:40 国際乳酸菌データベースの構築について(九大院農 土居克実)
15:40~16:05 アジアの乳酸菌の特徴と将来(東京農大 岡田早苗)
16:05~16:10 おわりに(阪大院・工 塩谷捨明)
問い合せ先 〒565-0871 吹田市山田丘2-1
大阪大学大学院工学研究科生命先端工学専攻生物プロセスシステム研究室
片倉啓雄
katakura@bio.eng.osaka-u.ac.jp (この表記の@は全角です。半角に打ち代えて下さい。)
Tel/Fax 06-6879-7436

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Published by 学会事務局 on 06 10月 2008

乳酸菌・腸内細菌工学研究部会 – 2006年度生物工学会大会シンポジウム『ポストゲノム時代の機能性乳酸菌の新展開』

乳酸菌工学研究部会
乳酸菌学会 共催
 

  • オーガナイザー浅田雅宣(森下仁丹・バイオファーマ研究所)、塩谷捨明(阪大院・工・生命先端)
     
  • 13:30 座長:塩谷捨明(阪大)
    「ポストゲノム時代の乳酸菌研究―欧州と日本の比較―」)
    横田 篤(北大院・農)
     
  • 14:00 座長:園元謙二(九大)
    「Lactobacillus brevis KB290(ラブレ菌)研究の現状」
     矢嶋 信浩(カゴメ(株)・総合研究所・プロバイオティクス研究部)
     
  • 14:40 座長:園元謙二(九大)
     「耐酸性シームレスカプセル化ビフィズス菌とその特性」
    浅田 雅宣(森下仁丹(株)・バイオファーマ研究所)
     
  • 15:30 座長:塩谷捨明(阪大)「乳酸菌研究におけるDNAマイクロアレイ技術の利用」
    佐々木 隆(明治乳業(株)・研究本部・食機能科学研究所)
     
  • 16:10 座長:浅田 雅宣(森下仁丹(株))
    「ゲノム配列情報を活用したプロバイオティクス乳酸菌Lactobacillus casei シロタ株の遺伝学的、逆遺伝学的解析」
    左古 友行(ヤクルト中央研究所)
     
  • 16:50 座長:浅田 雅宣(森下仁丹(株))
    「Lactobacillus helveticus CM4株ゲノム配列解析からの機能性ペプチド生成メカニズムの解析」
    篠田 直(カルピス(株)基礎研究フロンティアラボ)

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Published by 学会事務局 on 06 10月 2008

乳酸菌工学研究部会 – 2006年度講演会(2006/05/30)

本年は以下の要領で開催しますので奮ってご参加下さい。なお、6月1日、2日には、同じく甲府で酵母合同シンポジウムが、北里大学薬学部(東京都港区白金)で腸内細菌学会が開催されます。

日時 2006年5月30日(火)13時~31日(水)12時
場所 KKR甲府ニュー芙蓉 (JR甲府駅下車1.5 km)
参加費 一般14,000円、学生10,000円 (1泊2食、要旨集を含む)
定員 70名
宿泊は3~5名の相部屋になります。
申込み多数の場合、先着順とさせて頂きますので予めご了承下さい。
申込方法 ①お名前、②性別、③ご所属、部署名(学生の方は学年もお知らせ下さい)④電話番号を明記の上、下記事務局宛てにE-mailにてお申し込み下さい。翌平日(土日祝日の場合はその後の最初の平日)までに確認メールを差し上げます。確認メールが届かない場合、参加登録ができていない可能性がありますので、再度お問い合わせ下さい。どちらか一日のみの参加(宿泊しない参加)も受け付けております(詳しくは下記にお問い合わせ下さい)。
 
締切 5月22日(月)  延長しました。
問い合せ先 〒565-0871 吹田市山田丘2-1
大阪大学大学院工学研究科生命先端工学専攻
片倉啓雄
katakura@bio.eng.osaka-u.ac.jp (この表記の@は全角です。半角に打ち代えて下さい。)
Tel/Fax: 06-6879-7436

 プログラム


5月30日

  • 13:00~13:10 はじめに
     
  • 13:10~13:50 ビフィズス菌に特異的なグリコシダーゼについて
    -2種の新規なGHファミリー酵素-
    片山高嶺1、山本憲二2 1石川県立大、2京大院・生命科学)

    ビフィズス菌が宿主の腸管内に定着することに関してビフィズス菌が生産する糖分解酵素との関連性が指摘されている。私達はビフィズス菌が特異な糖分解酵素である1,2-α-L-フコシダーゼとエンド-α-N-アセチルガラクトサミニダーゼを有することを見出し、その機能や腸管接着との関係を明らかにするために、さまざまな酵素科学的な解析を行った。
     
  • 13:50~14:30 新ペプチド工学としてのランチビオティック工学
    園元 謙二1,2、永尾 潤一1、麻生 裕司1、中山 二郎11九大院・農、2九大・バイオアーク)

    ランチビオティックはリボソーム上でプレペプチドとして合成された後、異常アミノ酸形成等の翻訳後修飾反応により成熟化する。これらの触媒酵素によるペプチドへの異常アミノ酸の導入は、プロテアーゼ耐性や酸・熱安定性などの物理的特性や新機能を付与するペプチドの新たな分子設計法"ランチビオティック工学"の創製を可能にする。今回、Staphylococcus warneri ISK-1が生産するnukacin ISK-1の生合成酵素の機能解析とこれらを利用したランチビオティック工学への取り組みについて紹介する。
     
  • 14:30~15:10 分子生物学的手法を用いた糞便中ビフィズス菌、乳酸菌定量法の開発
    *辻 浩和、松木隆広 (ヤクルト中研)

    Bifidobacterium属およびLactobacillus属は、ヒトの健康に密接にかかわる微生物である。しかしながら、従来用いられてきた培養法は、煩雑で長期間を要するためそれらの詳細な定量解析は困難であった。今回は、最近我々が開発した細菌ゲノムに存在するrRNAオペロンDNAを標的とした定量的PCR法と、rRNAそのものを標的とした定量的RT-PCR法による糞便中Bifidobacterium 属細菌およびLactobacillus属細菌の詳細かつ簡便な定量法について解説したい。
  • 15:10~15:30 休息
     
  • 15:30~16:10 FISH-フローサイトメトリーを用いた迅速菌叢解析法の確立
             とヒト糞便内ビフィズス菌動態解析への応用
    吹谷 智横田 篤 (北大院・農)

    蛍光in situ ハイブリダイゼーション(FISH)法によるヒト糞便中の菌数測定を迅速化するため,FISH法とフローサイトメトリーを組み合わせた計測法(以下本法とする)の有効性を検討した.サンプル中の自家蛍光物質が測定を妨害したが、Cy5標識プローブの使用により,その影響を排除することができた。その結果,フローサイトメトリーにより得られた菌数計測結果と、蛍光顕微鏡下で手動計測した結果がほぼ一致したので、本法による迅速な菌叢解析が可能であると考えられた.そこで,これまで培養法による属レベルでのデータしか報告されていない、オリゴ糖ラフィノースを摂取したヒト糞便におけるビフィズス菌の動態について,本法を適用して種レベルでの解析を行ったので、その結果について紹介する.
     
  • 16:10~16:50 分子生物学的手法による糠床の菌叢解析
    *中山二郎1星子浩之1、安藤瑞起1田中英俊1田中重光1大上和敏2酒井謙二2園元謙二11九大院農、2大分大院工)

    我が国の伝統的発酵食品である糠床の細菌叢解析を種々分子生物学的手 法により行なった。その結果、発酵過程初期には種々乳酸桿菌が増殖し乳酸発酵を行 ない、pHが低下し、その後、Lactobacillus acetotoleransが優勢になることが観察 された。L. acetotoleransは糠床中においては代謝活性が低く(RNAの転写量が極度に 低い)、また倍加時間も約12時間と他の乳酸菌に比べて3倍程度遅い。糠床の繰り 返される自然発酵において本菌は必ず最終的に優勢種となる。本菌の生理特性と糠床 の安定した菌叢との関係に興味が持たれる。
     
  • 16:50~17:30 モンゴルの乳製品について
    緒方靖哉、寺本祐司 (崇城大・応微)

    ウランバートル周辺で調査した乳酒や乳製品について次の順序で紹介する。チーズ類は欧米等のチーズと比較する。1.モンゴル州立農業大学(MSUA):家畜病に対する乳酸製剤やラクダ乳の開発研究。2.市販の乳製品: 乾燥チーズアロールと軟質チーズ アールツ、硬質チーズ ホロードやビャスラグ、ラクダ乳のチーズ、カッテージタイプのチーズ、酒の香りのするチーズエレム、馬乳酒アイラグ、馬乳以外の乳酒オンダー、オンダーを蒸留して作る蒸留酒アルヒ。3.伝統的な自家製乳製品:ヨーグルト タラグ、硬質チーズ ビャスラグ、バター ツァガーントス、乳茶スーティツアイ。
     

5月31日

  • 9:00~9:40 プロピオン酸菌を用いた 1,4-dihydroxy-2-naphtoic acid の効率的生産
    古市圭介 (明治乳業(株))

    Propionibacterium freudenreichii ET-3の生産する1,4-dihydroxy-2-naphtoic acid (DHNA) にビフィズス菌に特異的に作用する増殖促進効果があることを確認している。よって、本研究ではET-3株によるDHNAの効率的生産方法を検討した。ET-3株の好気培養はDHNAの生産阻害物質であるプロピオン酸およびDHNAのメナキノン生産利用への低減の観点から有効であり、嫌気培養よりDHNAの生産性が高くなることを確認した。また、好気培養条件を検証することにより、好気培養の利点を最大限に生かす培養法を開発した。さらには、炭素源を制限基質した培養がDHNA生産に適していることを見出し、前述の知見と組み合わせた高濃度培養法も開発した。
     
  • 9:40~10:05 バクテリオシンの抗菌剤への応用
    永利浩平1竹花稔彦2善藤威史3中山二郎3園元謙二3,41オーム乳業㈱、2㈱アデカクリーンエイド、3九大院・農、4九大・バイオアーク)

    乳酸菌が生産する天然の抗菌性ペプチド(バクテリオシン)は抗生物質のように耐性菌を誘導しにくく、ヒトの体内で分解される非常に安全性の高いペプチドである。本研究では、このバクテリオシンを医療分野へ応用するための検討を行い、バクテリオシンを利用した新規抗菌剤(プロトタイプ)を開発した。本発表では、このプロトタイプの開発経緯と諸特性について報告する。
     
  • 10:05~10:25 休息
     
  • 10:25~10:50 乳酸菌バクテリオシンに対する耐性機構の解明に向けた分子生物学解析及び相互作用解析
    島 純安藤 安 穎、田中ふみ子 (食総研)

    乳酸菌の生産するバクテリオシンは安全な食品保存料等としての利用が期待されている。しかし、抗菌物質の使用は耐性変異株の出現を生む可能性があり、バクテリオシンの実用化を図るためには予め耐性変異株における耐性メカニズムの分子機構を理解することが必要である。本発表では、バクテリオシンに対する耐性変異に関する分子生物学的解析及び分子間相互作用に関する解析について報告する。
     
  • 10:50~11:15 サイレージ乳酸菌の機能開発 ~サイレージ乳酸菌の増殖に関わる因子の解明~
    土居克実1八坂由希子1大桃定洋2緒方靖哉3 (九大院・農1、国際農林水産研2、崇城大・生物生命3

    九州・沖縄などの西南暖地、タイなどの東南アジアでは高温多湿の環境下での速やかな増殖が重要なファクターとなっている。代表的なサイレージ乳酸菌であるLactobacillus plantarumでは増殖に関わるプラスミドを細胞内に保持しており、プラスミドの脱落によって増殖が著しく阻害された。本プラスミドは既報の乳酸菌プラスミドとは異なる構造と機能を呈示したので紹介する。また、高温条件で増殖するL. plantarumの特性、特に耐熱性についても紹介したい。
     
  • 11:15~11:40 酵母との共培養による乳酸菌のケフィラン生産性の向上
    片倉啓雄夛田志緒里塩谷捨明 (阪大院・工)

    乳酸菌が生産する有用物質の多くは、乳酸菌の増殖に連動して生産されるが、増殖に伴って培地中に蓄積する乳酸の影響によって、培養後半の比生産速度が低下してしまう。保湿、増粘効果、免疫賦活作用を持つ多糖であるケフィランを生産するLactobacillus kefiranofaciensをモデルに、乳酸資化性酵母と流加共培養を行うことによって、乳酸濃度を低レベルに保ち、ケフィランの生産性を向上させることができたので報告する。
     
  • 11:40~11:50 おわりに

 

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乳酸菌工学研究部会 – 講演会(2007/5/31-6/1)

乳酸菌工学研究部会では毎年,乳酸菌研究者が一同に会して,昼は各自の研究成果を発表し,夜は車座になって情報交換を行う講演会を企画しております.本年度は以下の要領で開催しますので奮ってご参加下さい.
 

主催 日本生物工学会乳酸菌工学研究部会
共催 日本乳酸菌学会

日時 2007年5月31日(木)13:50~6月1日(金)12:00
場所 ホテルシャトレーゼ ガトーキングダムサッポロ
札幌市北区東茨戸132番地, TEL 011-773-2200
http://www.gateauxkingdom.com/
会費 一般17,000円,学生12,000円(一泊宿泊費・懇親会費含む)
定員 70名
申込方法 下記事務局まで御連絡下さい.折り返し申込書をお送り致しますので,必要事項を御記入の上,再度事務局へ申込書を御返送下さい.
申し込み締め切り 5月15日(火)(延長しました)
お問い合せ先 日本生物工学会乳酸菌工学研究部会2007年度講演会事務局
〒060-0003 札幌市中央区北3条西1丁目札幌パナソニックビル4階
近畿日本ツーリスト株式会社札幌事業部内
TEL 011-280-8855 FAX 011-280-2732
E-mail: hkd-ec@or.knt.co.jp 担当:小田・権平・山下

プログラム(確定しました)

一日目(5月31日)

  • 13:50~14:00  はじめに
     
  • 14:00~14:40  我が国伝統発酵食品に棲む乳酸菌“植物性乳酸菌”の特性について
    岡田早苗(東京農大・応生科)

    乳酸菌と一口で言っても、その生息範囲は非常に広い。日本を含む東アジアから東南アジアにかけての伝統発酵食品は米、大豆、野菜、芋など植物質が原料となっている。これらの多くの伝統発酵食品の発酵過程に関わる主要微生物としては、ほとんどがカビや酵母が主体とされているが、乳酸菌もしっかりと関わっている。そして、その役割や多様性には注目に値するものがある。また生息環境から来る生活力の強さがあり、またそれに派生して人の健康に対して有益な機能性も多く証明されはじめている。著者はこれらの乳酸菌を“植物性乳酸菌”と区分けしており、ここではその“植物性乳酸菌”の特性について解説をする。
     
  • 14:45~15:25  食品機能性対応指標に基づく階層的バイオプロセス制御技術の開発
    *園元謙二1,2、中山二郎1、善藤威史11九大院・農、2九大・バイオアーク)

    平成18年度から地域新生コンソーシアム研究開発事業として、医・農・工連携による高効率な機能性食品製造技術の開発を開始した。すなわち、乳酸菌活用などの要素技術群を駆使して、機能性食品群の生産性の効率化を目的に、機能性に対応する医学的指標に裏打ちされた生産プロセス指標を明らかにし、これらに基づき各種生産プロセスを制御する、医・農・工連携による「階層的バイオプロセス制御技術」を確立する。さらに、本技術を活用して、安価な脱脂大豆を原料として、アンチエイジングに繋がる3つの機能性(抗酸化効果、血液循環改善効果、免疫調節効果等)に着目した種々の機能性食品群を開発する。
     
  • 15:30~16:10  Lactobacillus brevis KB290(ラブレ菌)の整腸作用並びに人工消化液耐性
    *矢嶋信浩、鈴木重德、信田幸大、矢賀部隆史(カゴメ株式会社・総合研究所)

    Lactobacillus brevis KB290は、「すぐき」より発見され、細胞外多糖を産生する植物性食品由来の乳酸菌である。摂取することによりインターフェロン-αの産生能を高め、NK活性を増強するといった報告がある。演者らは、乳酸菌の免疫賦活作用の発現に対して、整腸→腸管免疫→全身免疫の賦活、という作業仮説を立てて研究を進めている。昨年の生物工学会のシンポジウムでは、本菌株の免疫学的作用機序やゲノム、ポストゲノム視点での研究を出口から逆に入口へ戻る形で、生物学的反応プロセスを埋める作業として進めていると、報告した。今回は、作業仮説の入口である、整腸作用並びに人工消化液耐性について説明する。
     
  • 16:10~16:25  休憩
     
  • 16:25~16:50  サイレージ乳酸菌の機能開発 ~Lactobacillus属乳酸菌における硝酸還元性の検討
    *緒方靖哉1、渡辺誠人1、岩井 覚1、福田耕才1、野村善幸1、土居克実2、大桃定洋3
    1崇城大・生物生命、2九大院・農、3アサマ化成)

    近年、飼料作物への硝酸態窒素の蓄積による反芻家畜の急性・慢性疾病の発症、さらに家畜糞尿中に蓄積された硝酸態窒素の河川・湖沼への流入による環境汚染が問題になっている。本研究は、サイレージ発酵過程において、飼料作物中の硝酸態窒素を低減化させるスターターの開発を目的とする。今回は、硝酸還元機能を有するLactobacillus属菌株の検出および応用に向けた基礎的研究を行った。

    九州・沖縄地方のサイレージより分離したLactobacillus rhamnosus NGRI0110に硝酸還元性のあることが分かったので、増殖と乳酸生産の良好なLactobacillus plantarum NGRI0101(2006年度本部会講演要旨集p27-28)との混合培養を液体培養とパウチ法培養で検討した。L. plantarum が培養初期から菌体増殖と乳酸生産が良好なのに対し、L. rhamnosusの菌体増殖と乳酸生成量は培養後期で上昇した。従って、両菌株の混合培養は、長期間に渡って菌体生育と乳酸生成が継続することになり、サイレージ発酵に適していると判断した。現在、硝酸還元能の増強条件の検討や増強株の作出を検討している。
     
  • 16:55~17:35  好熱性/耐熱性バチルス属乳酸生産菌の多様性と利用性
    酒井謙二(九大院・農)

    我々はあまり報告の無かった好熱性/耐熱性を示すバチルス属乳酸生産菌の分離を行っている。その結果,従来考えられていたより多様な性質を示す菌株が分布することがわかってきたのでこれまでの分離菌の特徴と我々が考えているそれらの利用の方向について紹介したい。
     
  • 17:40~18:10  新奇乳酸菌バクテリオシンの探索とその特性
    *善藤威史1、胡 智柏1、米山史紀1、中山二郎1、園元謙二1,2
    1九大院・農、2九大・バイオアーク)

    乳酸菌バクテリオシンはとくにグラム陽性菌に対して優れた抗菌活性を示し、様々な分野への利用が期待されている。我々はバクテリオシン生産乳酸菌の迅速なスクリーニング法を構築し、種々の新奇バクテリオシンを見出してきた。今回は、Lactococcus lactis QU 5が生産するラクティシンQやEnterococcus属分離株が生産する新奇バクテリオシンについて、その構造や特性を紹介する。また、乳酸菌バクテリオシンの応用への取り組みについても紹介する。
     
  • 18:30~20:30  懇親会
     

二日目(6月1日)

  • 9:00~9:20  サワードウ乳酸菌の機能解析
    中村敏英、*島 純(食総研)

    サワーブレッド等のパン生地類には特異的な乳酸菌(ドウ乳酸菌)が生息している。我々は、サワードウ中の機能性成分生成におけるドウ乳酸菌の機能に着目して研究を行っている。ドウ乳酸菌は、低分子量ペプチドやγ-アミノ酪酸(GABA)等の機能性アミノ酸の生成に重要な役割を有している可能性が示唆された。また、サワードウ中に特異的に生成するペプチドを見出し、アミノ酸配列の決定および機能性の評価を行った。
     
  • 9:25~9:45  ランダム変異導入系構築に向けたビフィズス菌からのトランスポゾン様因子の同定と解析
    吹谷 智1、杉山友彦2、加納康正2、横田 篤11北大院・農、2京都薬科大)

    ビフィズス菌は人の健康に有用な効果を持つ事が広く知られているが,ビフィズス菌における遺伝子操作系の開発が立ち遅れているため,その遺伝子機能については未だ知見が限られている.本研究ではビフィズス菌におけるランダム変異導入系の構築を目指して,Bifidobacterium longumからトランスポゾン様因子を同定し,分子生物学的な解析を行った結果を報告する.
     
  • 9:50~10:30  rRNAを標的とした定量的RT-PCR法によるヒト腸内菌叢の網羅的解析法の開発
    *辻 浩和, 松田 一乗, 朝原 崇, 松本 一政, 松木 隆広, 野本 康二(ヤクルト本社・中央研究所)

    ヒト腸内には400菌種以上の微生物が複雑な生態系を構築しており、それらと健康とのかかわりが注目を浴びている。これまでヒト腸内菌叢解析には、主に培養法が用いられてきたが、操作が煩雑で熟練を要する、時間がかかるなどの問題があった。近年、培養法の代替手法として種々の分子生物学的手法が用いられるようになったが、これら手法は簡便で迅速である一方、検出感度が培養法に比べて低いという問題があった。これまで、我々は細菌に多コピー存在するrRNAを標的とする定量的RT-PCR法により細菌を迅速かつ高感度に定量する方法を開発してきた(Matsuda et al., Appl. Environ. Microbiol. 73(1), 2007)。本発表では、定量的RT-PCR法についてヒト腸内菌叢の網羅的解析への適用を試みたので報告する。
     
  • 10:30~10:45  休憩
     
  • 10:45~11:05  偏性嫌気性ビフィズス菌Bifidobacterium longumが示すCO2要求性について*仁宮一章1、松田和大1、金谷 忠2、片倉啓雄1、浅田雅宣2、塩谷捨明1
    1阪大院・工、2森下仁丹・バイオファーマ研)

    偏性嫌気性菌の一種であるビフィズス菌Bifidobacterium longumの培養を行うため、炭酸ガスもしくは窒素ガス通気下にて嫌気培養を行った。炭酸ガス通気下では培養時間とともに生菌数が増加したのに対し、窒素ガス通気下では生菌数の増加は全く見られなかった。この実験結果から、偏性嫌気性であるビフィズス菌が増殖するためには、培養環境中から単に酸素が除去されればよいという訳ではなく、二酸化炭素の存在が必要であるということが示唆された。このビフィズス菌の二酸化炭素要求性について、その代謝経路を踏まえた検討を行った。
     
  • 11:10~11:30  ビフィズス菌のミルクオリゴ糖資化経路
    *片山高嶺1、和田 潤2、山本憲二21石川県立大、2京大院・生命科学)

    ビフィズス菌は健康な成人や乳幼児の腸管に生息し、整腸作用や抗感染症作用など宿主に好影響をもたらすプロバイオティクスとして知られ、最近では腸管内での免疫調節機能の点からも注目されている。我々は、宿主腸管内における本菌の生息を理解するためには、その特異な糖代謝を理解することが重要であると考え、種々の糖質分解酵素について研究を行ってきた。本研究部会では、北岡らによって近年提唱された’ラクト-N-ビオース仮説’に基づいたビフィズス菌のミルクオリゴ糖資化経路を紹介するとともに、ラクト-N-ビオシダーゼおよびガラクト-N-ビオース/ラクト-N-ビオーストランスポーターについての最近の成果を報告する。
     
  • 11:30~11:40  おわりに

 

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乳酸菌・腸内細菌工学研究部会 講演会(2008/6/6-6/7)

乳酸菌・腸内細菌工学研究部会では毎年,関連の研究者が一同に会して,昼は各自の研究成果を発表し,夜は車座になって情報交換を行う講演会を企画しております.本年度は以下の要領で開催しますので奮ってご参加下さい.

主催 日本生物工学会乳酸菌・腸内細菌工学研究部会
共催 日本乳酸菌学会
 

日時 2008年6月6日(金)13:00 ~ 6月7日(土)12:00
会場 サントリー箕面トレーニングセンター
〒562-0027 大阪府箕面市石丸2-11-1, TEL 072-729-7324
会費 一般14,000円,学生8,000円(一泊宿泊費・懇親会費含む)
定員 70名
申込方法 下記事務局まで御連絡下さい.折り返し申込書をお送り致しますので,必要事項を御記入の上,再度事務局へ申込書を御返送下さい.
申し込み締め切り 5月19日(月)(延長しました)
お問合せ先 日本生物工学会乳酸菌・腸内細菌工学研究部会2008年度講演会事務局
近畿日本ツーリスト株式会社札幌事業部内
TEL 011-280-8855 FAX 011-280-2732
E-mail: hkd-ec@or.knt.co.jp 担当:小田・権平・山下

 プログラム (確定しました)


一日目(6月6日)

  • 13:00-13:10 はじめに
    部会長 横田 篤
     
  • 13:10-13:15 ご挨拶
    サントリー(株)乳酸菌研究所所長 安田 隆
     
  • 13:20-13:40 Lactobacillus pentosus S-PT84株による免疫調節作用
    *前川敏宏、出雲貴幸、北川義徳、柴田浩志、木曽良信(サントリー(株)健康科学研究所)

    近年、乳酸菌による免疫賦活作用が注目されている中で、我々は京都の伝統的な漬物であるしば漬け由来の乳酸菌に注目し、Th1型免疫賦活作用の強い乳酸菌L. pentosus S-PT84株を選抜した。これまで、本菌体による自然免疫活性化作用、腸管および全身免疫活性化作用、免疫バランス改善作用を明らかにし、更にTh1/Th2バランス改善作用に基づく抗アレルギー作用、抗ストレス作用、免疫低下抑制作用、細菌感染抑制作用などについても明らかにしている。本講演では、S-PT84株の持つこれら免疫機能調節作用についてのレビューを報告する。
     
  • 13:45-14:30 腸内細菌ダイナミクス解析の工学的アプローチ
    *中島田豊1、渡邊健太郎2、西尾尚道2、道中敦子3、藤井敏雄31東京農工大・共生、2広島大院・先端・分子生命、3キリンホールディングス・フロンティア技術研)

    近年、成人病予防や免疫機能改善を目的として、プレバイオティクスに代表される腸内細菌叢の制御方策が研究されている。しかし、実際の人や家畜腸管内の微生物叢をリアルタイムにモニタリングすることは難しい。本発表では、腸内菌叢ダイナミクスを解析するため工学的手法として、これまでに発表されてきた人工腸管リアクターシステムについての構造と得られた知見を概説するとともに、将来の展望について述べたい。
     
  • 14:35-14:55 Lactococcus lactis IO-1株における遺伝子操作技術の開発とキシロース代謝改変の試み
    *門多真理子1, 3、園元謙二2、吉川博文31武蔵野大・環境、2九大院・農、3農大・バイオ)

     L. lactis IO-1株はL-乳酸のみを高効率で生産できキシロオリゴ糖を資化できる。キシランから高効率乳酸発酵を行うことをめざし、IO-1株の遺伝的改変を試みている。染色体組込み型DNAの導入によりキシロースオペロン制御遺伝子xylRの欠損変異株を分離し、その機能解析を行った結果を中心に述べる。
     
  • 14:55-15:10 休憩
     
  • 15:10-15:55 福山壷酢由来乳酸菌と酵母の相互作用
    *古川壮一1、吉田可奈子1、能島菜積1、河原井武人1、荻原博和1、山崎眞狩2、森永康1
    1日大・生物資源、2日大院・総合科学)

    福山酢は、鹿児島県福山町に古から伝わる伝統的な米酢である。我々は、伝統発酵における微生物間相互作用に関して、バイオフィルム形成という視点で解析を試みた。 その結果、福山酢の醸造試料から、複合培養にて顕著にバイオフィルム(BF)を形成する酵母(Saccharomyces cerevisiae Y11-43)と乳酸菌(Lactobacillus plantarum ML11-11)の組合せを見出した。この菌の共培養時のBF形成には、両菌の細胞同士の直接接触が不可欠であった。また、ML11-11は各種既知酵母との組合せでもBFを形成したことから、ML11-11は酵母細胞と接触してBFを形成する特異な性質をもつと考えられた。
     
  • 16:00-16:20 乳酸菌・パン酵母複合発酵系によるパン生地の食品機能性強化
    *安藤 聡、小松崎典子、中村敏英、島 純(農研機構・食総研)

    サワーブレッド等のパン生地は、乳酸菌と酵母を主体とした複合微生物系と考えることが出来る。我々は、乳酸菌機能の活用によるパン生地の機能性強化の可能性について検討を行ってきた。今回は、乳酸菌・パン酵母からなる複合発酵系におけるγ-アミノ酪酸(GABA)の増強の試みについて報告する。まず、GABA高生産乳酸菌を分離して、その特性解明を行った。また、パン酵母は発酵中にGABAを消費することが知られているため、GABA非資化性パン酵母変異株を分離し、遺伝学的特性を明らかにした。さらに、これらの乳酸菌とパン酵母変異株を組合せて使用した複合発酵系パン生地におけるGABA含量の変化について検討を行った。
     
  • 16:25-17:10 乳酸菌は酵母のマンナンを認識する
    片倉啓雄、佐野良介、橋本高志、仁宮一章、塩谷捨明(阪大院・工)

    ハイマンノース型糖鎖を持つ酵母のインベルターゼをリガンドとして、溶菌酵素処理によって得たLactococcus lactis IL1403株の細胞壁画分をアフィニティ精製した。二次元電気泳動で解析したところ、DnaKなどのシャペロンタンパク質やGAPDHなどの解糖系酵素が同定され、蛍光標識したDnaKは酵母にも乳酸菌にも結合し、両者を凝集させた。乳酸菌はこれらのタンパク質を細胞表層に提示し、酵母の細胞壁のマンナンと相互作用していると考えられる。
     
  • 18:00-20:00 懇親会

二日目(6月7日)

  • 9:20-9:40 ヒトミルクオリゴ糖代謝に関わるビフィズス菌のシアリダーゼ
    *清原正志、谷川加奈、山本憲二(京大院・生命)

    ビフィズス菌の増殖因子の有力な候補であるヒトミルクオリゴ糖(HMO)にはシアル酸が結合したシアリルオリゴ糖が多く存在する。これらを資化するために必要なシアリダーゼをBifidobacterium bifidumが有していることを我々は見出し、発現クローニング法で2種類のシアリダーゼ遺伝子(siabb1、siabb2)を取得した。2種類のシアリダーゼはどちらもシアリルオリゴ糖に作用し、腸管におけるHMOの代謝に関与すると推定される。siabb1はシアリダーゼに加え、アセチルエステラーゼ活性も有するユニークな酵素であり、HMOの代謝の他に何らかの機能を有する可能性が示唆される。
     
  • 9:45-10:30 腸内乳酸菌の生き残り戦略:胆汁酸適応現象と細胞脂質組成の再編成
    *横田 篤1、松原裕樹1、加藤慎二1、森田直樹2、佐々木泰子3、扇谷 悟2、吹谷 智1 
    (1北大院・農、2産総研・ゲノムファクトリー、3明治乳業・食機能科学研)
     
    腸内細菌にとって胆汁酸は最も強力な消化管内ストレス化合物である。このため腸内細菌の胆汁酸耐性機構については様々な角度から研究が行われてきたが、いまだに決定的な解明には至っていない。私たちは代表的腸内乳酸菌Lactobacillus gasseri JCM1131Tに非致死濃度のコール酸処理により致死濃度のコール酸に耐性を獲得する適応現象を見出している。この適応において細胞膜の変化が耐性獲得に関与している可能性が示唆されたため、今回は細胞脂質に着目して解析を行った。その結果、適応処理により糖脂質とリン脂質の組成に大きな変化が起こることを見出したので、新規な耐性獲得機構として報告する。
     
  • 10:30-10:45 休憩
     
  • 10:45-11:05 Lactococcusの制限・修飾プラスミドの除去が誘引するオリゴペプチドトランスポーターオペロンの消失
    *小林美穂、野村将、木元広実、鈴木チセ(農研機構・畜草研)

    L. lactis 712に内在する9 kb プラスミドpAG6には、制限・修飾システムの認識サブユニット等がコードされているが、乳発酵に関与するlac, prt, opp 等の既知遺伝子はない。しかしpAG6除去株(712ΔpAG6)は、乳発酵能が低下した。712ΔpAG6では、オリゴペプチドトランスポーター(opp)オペロンの遺伝子発現が親株に比べ1/40-200に減少しており、発酵不良の主原因と考えられた。サザン解析の結果、712ΔpAG6ではopp-オペロン( >8 kb)全体の欠失が認められ、pAG6がopp-オペロンの安定保持に関与することが示唆された。この機作について、transposaseの発現解析の結果から考察する。
     
  • 11:10-11:30 高濃度ナイシン生産株の育種に向けた生合成経路のボトルネック解析
    *仁宮 一章、野口智子、森脇久美子、Antari Daru Cahyani、片倉啓雄、塩谷捨明(阪大院・工)

    乳酸菌によるナイシン生産は、乳酸菌自身のナイシン耐性を含めた関連遺伝子の発現量に依存する他に、高濃度のナイシンよっても抑制される。ナイシンをより高濃度に生産する乳酸菌の育種を目指して、高濃度のナイシンがLactococcus lactis ATCC11454株の増殖能、ナイシン生産能、および、nisAプロモーター活性に及ぼす影響を解析すると共に、生合成関連遺伝子nisRK, nisI, nisFEG, nisBTC, nisPそれぞれの増強効果について報告する。
     
  • 11:30-11:35 おわりに

 

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乳酸菌・腸内細菌工学研究部会- 東南アジアにおける乳酸菌資源の学術調査及びデータベースの構築

目的


循環型資源である乳酸の製造、またバイオプリザベーションやプロバイオティクスなどの分野において、より有用な(新規な)乳酸菌が求められています。遺伝子資源を海外に求める場合、生物多様性条約の観点から、共同研究が前提となります。そこで効率的な相互利用、共同研究を実現し、実用化を加速するため、本学術調査では、現地調査を基に、東南アジア各国の研究者及び、それぞれの研究者が研究対象としている乳酸菌のデータベースを構築します。(科学研究費補助金 基盤研究B海外学術調査)

データベースの概要

本データベースは、研究者データと各研究者が保有する乳酸菌株のデータから構成されています。研究者データベースは各研究者の国籍、所属研究機関、研究テーマ、キーワード、研究業績等の項目からなっており、各項目からの検索も可能です。また、菌株データベース(400株以上が入力される予定)は各菌株の特性や分離源、分譲可能性等からなっており、各項目、研究者データベースと同様に検索ができます。また、両方のデータベースはリンクしておりますので、欲しい乳酸菌株を検索し、保有者に直接譲渡を申し込むことも可能です。

データベースの閲覧は無料ですが、会員登録が必要です。
氏名、所属、連絡先などを登録して頂ければ、以下の項目が可能になります。

  1. 研究者データベースの閲覧
  2. 菌株データベースの閲覧
  3. お持ちの菌株データの登録、編集、削除
  4. ご自身の研究者データの編集、削除


お名前、ご住所、E-mailアドレス、研究分野、研究分野のキーワードは必須入力項目です。
入力した情報は全て登録会員に公開されます。予めご了承下さい。


会員登録の手順

  1. http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/ALABDBにアクセスして下さい。
  2. 「Unresistrated User」のウインドウにE-mailアドレスを入力して「Resistrated URL retrieval」をクリックして下さい。
  3. 自動で登録用Webサイトのアドレスが(2)で指定したE-mailアドレスに届きます。
  4.  登録用Webサイトにアクセスし、氏名、所属、連絡先、などのプロフィールを入力し、今後のアクセスのためのパスワードを設定して下さい。赤字で表示された項目(Name, Organization, Department, Main research themes, Keywords)は必須入力項目です。企業の方の場合、Departmentの項はresearch laboratory、Main research themesとKeywordsの項はLAB beverageやdairy productsなど、差し支えない範囲で結構です。
  5. Updateをクリックして下さい。
  6. 自動でユーザー登録が行われます(しばらく時間がかかる場合があります)。

閲覧・菌株登録・登録情報の修正

  1. http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/ALABDBにアクセスして下さい。
  2. 「Login」をクリックして下さい。
  3. User IDには登録したE-mailアドレスを、Pass wordには(3)で登録したパスワードを入力して下さい。

メニュー画面が現れます。

  • 研究者データの閲覧
    Search Researchersをクリックして下さい。何も入力せずにSerachをクリックすれば全データが表示されます。
     
  • 菌株データの閲覧
    Search LABをクリックして下さい。何も入力せずにSerachをクリックすれば全データが表示されます。
     
  • 菌株登録
    Add LABをクリックし、必要事項を入力後、Addをクリックして下さい。 
     
  • 登録したプロフィールの修正
    My profileをクリックし、修正後、Updateをクリックして下さい。

問い合わせ先

九州大学大学院農学研究院遺伝子資源工学部門
土居克実
E-mail:

 

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Published by 学会事務局 on 06 10月 2008

【事務局】 JBB冊子体の有料購読 について

日頃からJournal of Bioscience and Bioengineering (JBB)の発行にご支援くださいまして誠にありがとうございます。お陰様でJBBの2006年のIFは1.136と1を超え、さらに2007年は1.782と大幅な向上をはかることができました。2008年度8月13日には投稿から出版まで電子化されたElsevier Editorial Systemを導入いたしましたので今後は論文の早期公開及び引用文献データベースとの連動など新たな機能を提供させていただく予定です。

さて、昨年より学会の財政改善とJBBのさらなる発展を意図し、JBB出版形態につきまして協議を続けて参りましたが、5月30日開催の総会にて下記を諮り承認されましたのでご報告いたします。

  1. 従来の冊子体無料配布に代え、会員(正会員・学生会員)には電子ジャーナルへのアクセス権を付与する。
  2. 冊子体は希望者に有料配布する(年額5,000円)。

*但し、賛助・団体会員には従来通り冊子体を無料配布する.

つきましては、ご購読希望数をあらかじめ把握しておきたく存じます。ご希望される場合にはJBB有料購読申込書(DOC)にご必要事項を記入のうえ、学会事務局へお送りください。購読料は2009年度会費と共に12月に請求させていただきますので2008年12月31日(金)までにご納入ください。


 

問い合わせ先:

〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-1 大阪大学工学部内C3棟4F
社団法人日本生物工学会 事務局
Phone: +81-6-6876-2731 Fax: +81-6-6879-2034
E-mail: sbbj@bio.eng.osaka-u.ac.jp

Published by 学会事務局 on 06 10月 2008

editorial manager

2008年8月12日よりJournal of Bioscience and Bioengineering (JBB)の論文投稿・査読システムが変わりました。旧システムでの新規投稿受付を終了し、すべての論文をElsevier Editorial System(EES) (http://ees.elsevier.com/jbiosc)にて受付けております。

新システムでは著者自身が投稿から査読結果が出るまでの審査状況をWeb上で確認することができます。また、受理後の原稿データが自動的に製作システムに転送されますので論文の早期公開や引用文献データベースとの連動も可能になります。

EESのご利用方法についてはサポートページ(http://epsupport.elsevier.com/)のInteractive Tutorialsに進み各項目をクリックしてご覧ください。


なお旧システムで審査中の論文に関しましては、審査終了まで旧システムをご利用ください。
 

Published by 学会事務局 on 05 10月 2008

IT駆動型微生物工学研究部会 – シンポジウム『IT駆動型微生物学の展開』(2006/9/11)

IT駆動型微生物工学研究部会では2006年度日本生物工学会大会でシンポジウム『IT駆動型微生物学の展開』を開催しました。このシンポジウムには120名以上の方が参加されました。
 

日時 2006年9月11日 日本生物工学会 第58回大会1日目 13:30 ~ 17:00
会場 大阪大学豊中キャンパス A会場

 

プログラム

  • 13:30 1A-PM1 大腸菌染色体大規模加工と機能改良
    ……………………………………………○森 英郎(協和発酵工業・バイオフロンティア研)
     
  • 14:05 1A-PM2 From the parts to the systems
    ………………………………………○森 浩禎(奈良先端大・バイオ, 慶応大・先端生命研)
     
  • 14:40 1A-PM3 遺伝子発現情報解析による有機溶媒耐性遺伝子の探索
    ……………………………………………○本多 裕之, 大河内 美奈(名大院・工・生物機能)
     
  • 15:15 1A-PM4 代謝フラックス解析のアミノ酸発酵への応用
    ………………………………………………………………………○臼田 佳弘(味の素発酵研)
     
  • 15:50 1A-PM5 Wetな研究者はITに何を期待する?
    …○園元 謙二 1 , 進藤 秀彰 2 , 田代 幸寛 3 , 小林 元太 3 , 関口 達也 4 , 花井 泰三 2 , 岡本 正宏 1( 1 九大院・農, 九大・バイオアーク, 2 九大院・農, 3 佐大・有明プロ, 4 前橋工大・工)
     
  • 16:25 総合討論 …………………………………………………岡本 正宏(九大院・農、九大・バイオアーク)

 

 

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Published by 学会事務局 on 05 10月 2008

IT駆動型微生物工学研究部会 – シンポジウム『網羅情報に基づく細胞システムの理解とバイオ産業への展開-システムバイオロジーの現状と課題、そして今後-』

IT駆動型微生物工学研究部会では2008年度日本生物工学会大会でシンポジウム『網羅情報に基づく細胞システムの理解とバイオ産業への展開-システムバイオロジーの現状と課題,そして今後-』を協賛しました。

日時:2008年8月28日 日本生物工学会 第60回大会2日目 13:30 ~ 17:00
会場:東北学院大学土樋キャンパス S1会場

 

プログラム
 

  • 13:30 はじめに
    ……………………………………………………………………………小川 亜希子(鈴鹿高専・生応)
     

座長:高木 睦(北大院・工)

  • 13:35 2S1p01 システム生物学の現状と展望
    …………………………………………………………………………………○花井 泰三(九大院・農)
     
  • 14:15 2S1p02 レクチンアレイによる比較糖鎖プロファイリングとその応用展開
    …………………………………………………………○久野 敦(産総研・糖鎖医工学研究センター)
     

座長:幡多 徳彦(森下仁丹)

  • 14:55 2S1p03 シグナル伝達系のネットワーク構造と細胞運命 ウェットとドライのクロストーク
    …………………………○佐伯 夕子, 畠山 眞里子(理研・基幹研・細胞システムモデル化チーム)
     
  • 15:35 2S1p04 マテリアルとバイオをインターフェイスするペプチドアプタマー
    ……………………………………………………………………………………○佐野 健一1,2, 芝 清隆21理研・基幹研・分子情報生命科学特別研究ユニット, 2癌研・蛋白創製)
     

座長:井藤 彰(九大院・工)

  • 16:15 2S1p05 システムバイオロジ―時代の細胞解析技術
    …………………………………………………………○三宅 正人(産総研・セルエンジニアリング)
     

     

  • 16:55 おわりに
    ……………………………………………………………………吉川 智啓(サイトパスファインダー)

 

 

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Published by 学会事務局 on 03 10月 2008

パーツ_トップページ_右バナー_出版物情報

出版物情報

Published by 学会事務局 on 03 10月 2008

パーツ_トップページ_右バナー_英文誌

2024 Sakura-Bio Meeting 会期:2024年12月16日(月)~17日(火) 会場:沖縄科学技術大学院大学(OIST) カンファレンスセンター

 

Journal of Bioscience and Bioengineering

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Published by 部会:ナノバイオテクノロジー on 03 10月 2008

シンポジウム『ライフサーベイヤー構築をめざしたナノバイオとコンビバイオの融合の新しい展開』

第59回日本生物工学会大会第2日(9 月26日)
S1 会場 午前の部(9:30 ~ 12:40)


 


ナノバイオテクノロジー研究部会、コンビナトリアル・バイオ工学研究部会共催

  • 9:30 はじめに
    ………………………………………………………………………………………民谷 栄一(阪大院工)
  • 9:35 2S1AM1 環境バイオセンシングのための新しいライフサーベイヤーの開発-アスベストや細菌検出を目指して
    ………………………黒田 章夫, 野田 健一, 村上 裕二, 廣田 隆一(広島大院・先端・生命機能)
  • 10:05 2S1AM2 ハロモナス細胞表層ディスプレイシステムを用いた高塩環境浄化に有用な金属結合ドメインの探索
    ……………………………………………仲山 英樹, 新名 惇彦, 吉田 和哉(奈良先端大・バイオ)
  • 10:35 2S1AM3 金属ナノ粒子の光捕捉を利用した分光計測とナノバイオセンシングへの応用
    ……………………………………………………………………吉川 裕之(阪大院・工・応用物理)
  • 11:05 2S1AM4 高速・高解像度分離系超臨界流体クロマトグラフィーの可能性
  • …………………………………………………………………………………馬場 健史(阪大院・薬)
  • 11:35 2S1AM5 化学反応プローブを用いた細胞内遺伝子検出
  • …………………………………………………………………………………阿部 洋(理化学研究所)
  • 12:05 2S1AM6 超集積・高機能型一細胞チップを用いた細胞シグナル解析システムの開発
  • …………………………………………………山村 昌平(北陸先端大院・マテリアルサイエンス)
  • 12:35 おわりに
    ………………………………………………………………………………………植田 充美(京大院農)

 

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Published by 学会事務局 on 02 10月 2008

保護中: 「個人情報の保護に関する法律」について

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Published by 学会事務局 on 02 10月 2008

86巻9号

  • 特集「希少糖研究への挑戦と期待」
    • 特集によせて…何森  健…( 427 )
    • 希少糖生産の新たな展開…森本 兼司…( 428 )
    • 希少糖分子の立体構造と安定性…深田 和宏・石井 知彦…( 431 )
    • 希少糖D-プシコースの食品への利用…早川  茂…( 434 )
    • 希少糖の医薬品への応用可能性…徳田 雅明・山口 文徳・松尾 達博・木村 正司・ 大森 浩二・村尾 孝児・坂野 俊文・隋   麗…( 437 )
    • 希少糖の植物分野への利用…秋光 和也…( 440 )
  • バイオミディア
    • 生命活動を制御するRNAのスイッチ…山内 隆寛…( 443 )
    • メタンの消滅 (Sink) と微生物…稲富 健一…( 444 )
    • 高電圧?バイオで?…大嶋 孝之…( 445 )
    • 巧妙なり!タンパク質へのS-S結合導入システム…大津 厳生…( 446 )
    • 伝統的発酵食品研究の旨み…石井 正治…( 447 )
    • 新興感染症の発生パターン…相阪 和夫…( 448 )
  • キャリアパス「生物工学研究者の進む道」
    • なぜ私が応用菌学 (微生物学) の道に入ったか?…冨田 房男…( 449 )
    • 自分の研究を長時間興味尽きさせずに語れるか…石井 茂孝…( 451 )
    • 研究にはコミュニケーションが大事―「酵母マフィア」への道―…北本 宏子…( 452 )
    • 企業とアカデミック研究機関における研究の相違点―創薬リード化合物探索研究を例に―…新家 一男…( 453 )
  • 大学発!美味しいバイオ
    • 北海道大学認定商品 ―幻のハム― 札幌農学校「永遠(とこしえ)の幸(さち)」…三本木 毅…( 455 )
  • Fuji Sankei Business i., News i.…( 456 )
  • Branch Spirit
    • 関西支部:関西支部の研究拠点~公的研究機関紹介 (5)
    • 大阪府立産業技術総合研究所…増井 昭彦…( 458 )
  • Germination
    • 温故知新 今,世界の農業がおもしろい!…田中  徹…( 459 )
    • H20年度若手会in名古屋 夏のセミナー報告…加藤 竜司…( 460 )
  • 今月の Journal of Bioscience and Bioengineering…( 461 )
  • バイオインフォメーション…( 462 )
  • 支部だより…( 464 )

Published by 学会事務局 on 02 10月 2008

関連リンク – 関連団体

関連学協会

政府機関

 

 

Published by 学会事務局 on 02 10月 2008

研究関連リンク

データ検索

論文検索

人材データベース

Published by 学会事務局 on 01 10月 2008

研究部会設置申請手続きについて

日本生物工学会は、特定分野の研究集会に対して研究部会制度を設置し、運営費の一部を補助しています。

2010年度(H22)から、第1種研究部会、第2種研究部会および若手研究会に対して理事会審議決定の補助金を付与するとともに、研究部会を学会運営の重要な柱と位置づけています。

研究部会設置ご希望の方は、研究部会規程(2010.01.29改訂)に従って、word研究部会設置申請書を学会事務局宛()に提出してください。理事会で審議の上決定し、その代表者宛に通知いたします。

活動報告については、年次大会以外の各種の機会に速やかにご報告いただき、word研究部会活動報告書の提出をお願いいたします。

年次大会のシンポジウム開催に関する中期的方針

Published by 学会事務局 on 01 10月 2008

生物工学実験書

生物工学実験書本書は、生物工学の実験指導書として、定評を得てきた書の改訂版であり、生物工学会の創立80周年を記念して、総力をあげて編集・執筆されたものです。この実験書は、工学系の生物工学を学ぶ学生を対象としたために、純粋な生化学、農芸化学、化学工学、分子生物学等の実験は省いています。また、各大学で実験指導実績のある確実な内容のみを採択し、さらに各大学の実情にあった使用しやすい形式をめざし、内容の似通った実験例もあえて取り上げています。改訂にあたっては、できるだけ重複部分や学生実験に使用されていない部分を削除し、新たな実験項目を組み込み、さらに読みやすい体裁にするなど、大幅に変更しました。実験マニュアルとして、あるいは実験を組み立てるうえでの参考書として,幅広く役立つ座右の書になることでしょう。
価格: 本体4,900円+税 お求めは書店で

 


単行本: 480ページ
出版社: 培風館; 改訂版 (2002/04)
ISBN: 978-4-563-07774-7

 
 

 

 

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Published by 学会事務局 on 01 10月 2008

日本生物工学会80年史

日本生物工学会80年史本書は日本生物工学会が創立80周年を迎えた機会にその80年の歴史を史料としてまとめたものです.学会の歴史が長くなるとどうしても古い時代の活動の足跡は埋もれてしまいがちです.本会ではこの機会に80年史編集委員会を組織し,創立前史,大阪醸造学会の40年,日本醗酵工学会の30年,日本生物工学会の10年に加えて,貴重な各種資料,年表などをまとめて,ここに成書として発刊しました.この発刊にあたり,これまで学会活動に参加され,また側面からさまざまなご支援をいただいた各位に改めて敬意を表しますとともに,80周年を通過点としてさらに大きく本学会および生物工学分野が発展する礎として,また今後の学会のあり方を考える上での資料となれば幸いです。

 

 

 

目次

「日本生物工学会80年史」B5判 172頁

  • 第1章 学会創立の前史
  • 第2章 大阪醸造学会の40年  
  • 第3章 日本醗酵工学会の30年  
  • 第4章 日本生物工学会の10年  
  • 第5章 支部の設置と活動  
  • 第6章 創立80周年記念事業  
  • 第7章 将来への展望  
  • 附録
    • 1. 80年のあゆみ―年表―
    • 2. 学会構成の変遷および会費の推移
    • 3. 歴代会長,顧問および名誉会員 
    • 4. 受賞者名簿
    • 5. 学会誌内容の変遷
    • 6. 年次大会
    • 7. 主催会合ほか 

 

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Published by 学会事務局 on 01 10月 2008

生物工学会誌・ミレニアム特別号「発酵工学・20世紀のあゆみ」―バイオテクノロジーの源流を辿る―

発酵工学20世紀のあゆみ日本生物工学会は2002年に創立80周年を迎えましたが、20世紀の締めくくりとして、生物工学会誌特別号として本書を編集しました。温故知新、すなわちバイオテクノロジーの歴史、流れを理解することは未来の科学、技術を考えるうえに欠かせないことは言うまでもありません。現在のバイオテクノロジーの源流が発酵工学にあり、そのサポート役として生物工学会が果たしてきた役割、今後も果たすべき役割を次代に伝えることが本書の目的です。「発酵工学は日本のお家芸」という歴史を、21世紀も「発酵工学=バイオテクノロジー=世界をリードする」という意識が重要であると思われます。特に若い世代の学生、大学院生およびポスドク研究者の皆さんにしっかり読んで頂きたく存じます。(ISSN:09193758)

価格: 定価 2,200円(税込)/冊
    送料 370円  
全115ページ(直販のみ)


ご注文方法: 事務局にメール(件名:発酵工学・20世紀のあゆみ購入申込み)で下記をお知らせ下さい。

・購入者氏名

・購入冊数

・発送先ご住所

・支払方法(クレジットカード払いまたは銀行振込のどちらかをご指定下さい)

 ※銀行振込の場合は送金手数料のご負担をお願い申し上げます。

お申込みは事務局まで
E-mail:

本書の活用法の具体例:

  • 学生諸君には、論文、レポートを作成する時に引用すべき豊富な資料が盛り込まれている。
  • バイオテクノロジーの今日の隆盛は、一朝一夕にでき上がったものではない。先人達の苦難の歴史を辿り、学び、感銘を受けることも多い。私たちがもし100年前、50年前に研究を行っていたら、どう進めたであろうと想像することも楽しいかもしれない。
  • 高等学校、大学、大学院等で教鞭をとられている先生方には講義資料に欠かせない多くの内容が含まれている。
  • 先生方は勿論のこと、企業経営者、開発担当者、研究者の皆さまも講演、原稿執筆の序論、緒言に必要な情報が満載されている。
  • 話をしたり文章を書くときに、「昔ありました」「古い話です」などの表現は聴衆、読者に感銘を与えない。西暦何年、昭和何年と数字を上げることは重要であり、年表は貴重な情報を提供する。

目次

序 吉田敏臣

第1章 微生物の分類と育種 大嶋泰治、関 達治、原島 俊、金子嘉信、川崎・中川浩子

第2章 菌株保存法 高野光男

第3章 発酵生産・培養工学 谷 吉樹、田中秀夫、塩谷捨明、小林 猛、菅 健一

第4章 醸造工学 石川雄章、佐藤和夫

第5章 酵素工学 土佐哲也

第6章 食品工学 芝崎 勲

第7章 環境工学 藤田正憲

第8章 21世紀へ向けて―多様な微生物資源と遺伝子資源を求めて― 加藤暢夫、今中忠行

あとがき 新名淳彦

詳しい目次はこちら

 

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Published by 学会事務局 on 01 10月 2008

20世紀のあゆみ – 総目次

  • 目次
    • 序… i
    • 第1章 微生物の分類と育種
    • 第1節 はじめに… 1
    • 第2節 微生物分類学の発展… 1
    • 第3節 微生物育種… 4
    • 第4節 展望… 9
  • 第2章 菌株保存法
    • 第1節 はじめに… 12
    • 第2節 微生物株保存機関とカルチャーコレクション… 12
    • 第3節 微生物株保存研究の展開… 13
    • 第4節 微生物の保存技術… 14
    • 第5節 保存法の評価と問題点… 15
    • 第6節 展望… 16
  • 第3章 発酵生産·培養工学
  •  
  • 第1節 発酵生産·代謝制御
    • Ⅰ はじめに… 17
    • Ⅱ 発酵代謝生産物… 17
    • Ⅲ 生産方法… 21
    • Ⅳ 発酵原料… 22
    • Ⅴ 展望… 23
  • 第2節 発酵槽·培養装置
    • Ⅰ はじめに… 24
    • Ⅱ フラスコ培養装置… 24
    • Ⅲ 発酵槽·培養装置… 26
    • Ⅳ スケールアップ… 29
    • Ⅴ 展望… 31
  • 第3節 モデル化と最適化
    • Ⅰ はじめに… 33
    • Ⅱ 数式モデルの役割とその分類… 33
    • Ⅲ シミュレーションおよび運転管理用プロセスモデル… 38
    • Ⅳ 物理モデルに基づく最適化… 38
    • Ⅴ 比速度に基づく最適化… 39
    • Ⅵ 知識工学的手法に基づく最適化の実現… 41
    • Ⅶ 展望… 42
  • 第4節 計測と制御
    • Ⅰ はじめに… 43
    • Ⅱ バイオプロセスにおける計測… 43
    • Ⅲ オフライン計測とオンライン計測… 45
    • Ⅳ カビなどのペレットや不定胚の形態計測… 46
    • Ⅴ PID 制御… 47
    • Ⅵ ファジィ制御… 48
    • Ⅶ 展望… 48
  • 第5節 分離精製
    • Ⅰ はじめに… 50
    • Ⅱ ろ過… 50
    • Ⅲ 遠心分離… 52
    • Ⅳ 蒸留… 52
    • Ⅴ 抽出… 53
    • Ⅵ クロマトグラフィー… 54
    • Ⅶ その他… 55
    • Ⅷ 展望… 56
  • 第4章 醸造工学
    • 第1節 はじめに… 58
    • 第2節 清酒醸造… 58
    • 第3節 焼酎… 66
    • 第4節 ビール… 68
    • 第5節 展望… 69
  • 第5章 酵素工学
    • 第1節 はじめに… 70
    • 第2節 酵素の固定化… 71
    • 第3節 微生物の固定化… 73
    • 第4節 増殖微生物の固定化… 73
    • 第5節 動物·植物細胞,細胞内小器官の固定化… 74
    • 第6節 補酵素の固定化… 74
    • 第7節 固定化生体触媒の利用… 75
    • 第8節 有機培養中での酵素反応… 78
    • 第9節 国際会議と研究会… 79
    • 第10節 展望… 80
  • 第6章 食品工学
    • 第1節 はじめに… 82
    • 第2節 容器詰加熱食品製造の変遷… 82
    • 第3節 低温処理技術の開発と冷凍食品の普及… 87
    • 第4節 乾燥,濃縮食品からインスタント食品へ… 88
    • 第5節 わが国における防腐剤利用の消長… 91
    • 第6節 展望… 93
  • 第7章 環境工学
    • 第1節 はじめに… 94
    • 第2節 環境工学における生物の役割… 95
    • 第3節 汚水の生物処理… 96
    • 第4節 生物による環境評価と計測… 98
    • 第5節 バイオレメディエーション… 99
    • 第6節 汚染空気の生物浄化…101
    • 第7節 生物資源化…101
    • 第8節 展望…101
  • 第8章 21世紀へ向けて ―多様な微生物資源と遺伝子資源を求めて―
    • 第1節 はじめに…103
    • 第2節 バイオテクノロジーの重要性…103
    • 第3節 地球のカレンダーと生物進化の系統図…104
    • 第4節 極限環境微生物とは…104
    • 第5節 地下の微生物…105
    • 第6節 21世紀への展望…105
    • 補追 10年間の英文誌論文カテゴリーの推移…106
  • あとがき…108
  • 表…109
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Published by 学会事務局 on 29 9月 2008

生物工学アジア若手賞(Young Asian Biotechnologist Prize)

日本生物工学会は、生物工学アジア若手賞(Young Asian Biotechnologist Prize)を設け、21世紀の人類社会の発展と地球環境の保全に必須である生物工学(バイオテクノロジー)の分野で顕著な研究業績をあげたアジアの若手研究者に授与しています。⇒推薦要領はこちら

受賞年受賞者所属(受賞当時)受賞課題 / JBB掲載Review
第21回
2024年
(R.6)
Jianqiao Wang
Profile

Guangzhou Univ.
(P.R.China)

Studies on the biodegradation of xenobiotics (recalcitrant environmental pollutants and lignin) by white-rot fungi
第20回
2023年
(R.5)
Pau-Loke Show
Profile
Univ. of Nottingham Malaysia
(Malaysia)
Recovery of valuable bioactive compounds from renewable resources towards a sustainable circular bioeconomy: A solution to global issues
Chun-Yen Chen
Profile
National Cheng Kung Univ.
(Taiwan)
Engineering strategies for enhancing microalgae lipid production using effluents of coke-making wastewater
第19回
2022年
(R.4)
Jonghoon Choi
Profile
Chung-Ang Univ.
(Korea)
Nanoscale liposomes encapsulating oxygen saturated buffers for the reverse of hypoxia and drug delivery
Physiological significance of elevated levels of lactate by exercise training in the brain and body
(JBB vol. 135, no. 3, pp. 167–175, 2023)
第18回
2021年
(R.3)
Rodney Honrada Perez
Profile
Univ. of the Philippines Los Baños
(Philippines)
Multiple bacteriocin production and the novel circular bacteriocin of newly isolated lactic acid bacteria
Multiple bacteriocin production in lactic acid bacteria
(JBB vol. 134, no. 4, pp. 277–287, 2022)
第17回
2020年
(R.2)
Chong Zhang
Profile
Tsinghua Univ.
(P.R. China)
High-throughput genotype-phenotype association study to accelerate understanding of microbes and designing of MCFs
Genome-wide genotype-phenotype associations in microbes
(JBB vol. 132, no. 1, pp. 1–8, 2021)
第16回
2019年
(R.1)
Li Tan
Profile
Chengdu Institute of Biology, CAS
(P.R. China)
Recycling of municipal solid waste via ethanol and/or methane fermentation
Potential for reduced water consumption in biorefining of lignocellulosic biomass to bioethanol and biogas
(JBB vol. 131, no. 5, pp. 461–468, 2021)
第15回
2018年
(H.30)
Verawat Champreda
Profile
BIOTEC
(Thailand)
Exploration of lignocellulose degrading enzymes from hidden bioresource for biorefinery and green industries
Designing cellulolytic enzyme systems for biorefinery: From nature to application
(JBB vol. 128, no. 6, pp. 637–654, 2019)
第14回
2017年
(H.29)
John Chi-Wei Lan
Profile
Yuan Ze Univ. (Taiwan)Aerobic utilization of crude glycerol by recombinant Escherichia coli for simultaneous production of poly 3-hydroxybutyrate and bioethanol
Development of polyhydroxyalkanoates production from waste feedstocks and applications
(JBB vol. 126, no. 3, pp. 282–292, 2018)
Tau Chuan Ling
Profile
Univ. of Malaya (Malaysia)Recovery of biotechnological products using aqueous two phase systems
Recovery of biotechnological products using aqueous two phase systems
(JBB vol. 126, no. 3, pp. 273–281, 2018)
第13回
2016年
(H.28)
Choowong Auesukaree
Profile
Mahidol Univ. (Thailand)Molecular mechanisms underlying yeast adaptive responses to environmental stresses and pollutants
Molecular mechanisms of the yeast adaptive response and tolerance to stresses encountered during ethanol fermentation
(JBB vol. 124, no. 2, pp. 133–142, 2017)
第12回
2015年
(H.27)
Xinqing Zhao
Profile
Shanghai Jiao Tong Univ.
(P.R. China)
Towards efficient bio-based production: new aspect of zinc for improved stress tolerance and low cost cell harvest by controlled cell flocculation
Development of stress tolerant Saccharomyces cerevisiae strains by metabolic engineering: New aspects from cell flocculation and zinc supplementation
(JBB vol. 123, no. 2, pp. 141–146, 2017)
第11回
2014年
(H.26)
Ki Jun Jeong
Profile
KAIST
(Korea)
Antibody engineering and production in bacterial hosts
Challenges to production of antibodies in bacteria and yeast
(JBB vol. 120, no. 5, pp. 483–490, 2015)
第10回
2013年
(H.25)
Yue-Qin Tang
Profile
Sichuan Univ.
(P.R. China)
Microbial communities responsible for methane fermentation
Dynamics of the microbial community during continuous methane fermentation in continuously stirred tank reactors
(JBB vol. 119, no. 4, pp. 375–383, 2015)
第9回
2012年
(H.24)
Jingchun Tang
Profile
 
Nankai Univ.
(P.R.China)
Reaction evaluation and new process design in composting of biological wastes
Characteristics of biochar and its application in remediation of contaminated soil
(JBB vol. 116, no. 6, pp. 653–659, 2013)
第8回
2011年
(H.23)
Nguyen Nhu Sang
Profile
Vietnam Natl.Univ.
(Vietnam)
Effects of intermittent and continuous aeration on accelerative stabilization and microbial population dynamics in landfill bioreactors
Microorganisms in landfill bioreactors for accelerated stabilization of solid wastes
(JBB vol. 114, no. 3, pp. 243–250, 2012)
第7回
2010年
(H.22)
Yu-Hong Wei 
Profile
Yuan Ze Univ.
(Taiwan)
Development of a natural anti-tumor drug by microorganisms
Development of natural anti-tumor drugs by microorganisms
(JBB vol. 111, no. 5, pp. 501–511, 2011)
第6回
2009年
(H.21)
Suchada Chanprateep
Profile
Chulalongkorn Univ.
(Thailand)
Biochemical engineering approaches toward bioprocess development for biodegradable polyhydroxyalkanoates production
Current trends in biodegradable polyhydroxyalkanoates
(JBB vol. 110, no. 6, pp. 621–632 , 2010)
第5回
2008年
(H.20)
Dong-Myung Kim
Profile
Chungnam Natl. Univ.
(Korea)
Development of highly productive and economical cell-free protein synthesis systems
Methods for energizing cell-free protein synthesis
(JBB vol. 108, no. 1, pp.1–4, 2009)
第4回
2007年
(H.19)
Ping XuShandong Univ.
(P.R. China)
The development and potential on microbial degradation of sulfur, nitrogen and oxygen heterocycles
Biotechnological routes to pyruvate production
(JBB vol. 105, no. 3, pp. 169–175, 2008)
第3回
2006年
(H.18)
Jitladda SakdapipanichMahidol Univ.
(Thailand)
More Value Materials from Natural Rubber Based on Structural characterization studies
Structural characterization of natural rubber based on recent evidence from selective enzymatic treatments
(JBB vol. 103, no. 4, pp. 287–292 , 2007)
第2回
2005年
(H.17)
Wen-Tso LiuNatl. Univ. of Singapore
(Singapore)
Environmental biotechnology-on-a-chip
Nanoparticles and their biological and environmental applications
(JBB vol. 102, no. 1, pp. 1–7, 2006)
第1回
2004年
(H.16)
Amulya K. PandaNatl. Inst. Immunol.
(India)
High throughput recovery of recombinant protein from inclusion bodies of Escherichia coli
Solubilization and refolding of bacterial inclusion body proteins
(JBB vol. 99, no. 4, pp. 303–310, 2005)
創立80周年
記念事業
(2002年)
Jian-Jiang ZhongEast China Univ. of Sci. and Technol.
(P.R. China)
Manipulation of inducing signals and cell physiology and innovation of bioreactors and bioprocesses for efficient production of valuable secondary metabolites in cell culture
Plant cell culture for production of paclitaxel and other taxanes
(JBB vol. 94, no. 6, pp. 591–599 , 2002)
Suraini bt. Abd. AzizUniv. Putra Malaysia
(Malaysia)
Biological hydrolysis of gelatinized sago starch using a recombinant yeast
Sago starch and its utilisation
(JBB vol. 94, no. 6, pp. 526–529, 2002)

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生物工学技術賞

日本生物工学会は生物工学に関連する工業の技術開発に顕著に貢献した本会会員に対し、生物工学技術賞を授与しています。

注)所属は推薦・申請時のもの

受賞者一覧

 受賞年受賞者所属受賞課題
第33回2024年
(R.6)
竹下 正彦1
黒川 昌彦2
山﨑 正夫3
上村 修司4
竹田 志郎5
1南日本酪農協同
2九州医療科学大
3宮崎大
4鹿児島大
5麻布大
モンゴル伝統的乳製品由来乳酸菌のスクリーニングと新規機能性発酵食品の開発
第32回2023年
(R.5)
該当者なし
第31回2022年
(R.4)
塚原 正俊1
山田 修2
髙木 博史3
外山 博英4
1バイオジェット
2酒総研
3奈良先端大
4琉球大
微生物機能を活用した新たな風味を有する泡盛醸造技術の開発
(生物工学会誌101巻2号掲載)
第30回2021年
(R.3)
栗本 昌樹1
久保 智里1
越智 浩1
本多 裕之2
大河内 美奈
1森永乳業
2名大
3東工大
「ペプチドアレイ」を基盤とする低抗原性生理活性ペプチドの製造に関する研究
(生物工学会誌100巻2号掲載)
第29回2020年
(R.2)
加藤 晃代1
中野 秀雄2
兒島 孝明2
永井 里美1
1iBody
2名大
無細胞タンパク質合成系を利用した迅速抗体スクリーニング技術開発とその実用化
(生物工学会誌99巻2号掲載)
第28回2019年
(R.1)
小原 聡1
寺島 義文2
杉本 明3
福島 康裕4
菊池 康紀5
1アサヒクオリティ&イノベーションズ
2国際農林水産業研究センター
3サトウキビコンサルタント
4東北大
5東大
pdf選択的発酵酵母を利用した砂糖・バイオエタノール逆転生産プロセスの開発
 (生物工学会誌98巻2号掲載)
第27回2018年
(H.30)
佐藤 俊輔1
有川 尚志1
小林 新吾1
藤木 哲也1
松本 圭司2
1カネカ
2阪大
pdf微生物による生分解性ポリマーPHBH製造法の開発
 (生物工学会誌97巻2号掲載)
第26回2017年
(H.29)
宮本 浩邦1,2,3,4
児玉 浩明1,3
宮本 久1,5
酒井 謙二6
田代 幸寛6
1サーマス
2日環科学
3千葉大
4理研
5三六九
6九大
pdf好熱性微生物を活用した未利用バイオマス資源からの高機能性発酵製品の製造と学術的解明
(生物工学会誌96巻2号掲載)
第25回2016年
(H.28)
該当者なし
第24回2015年
(H.27)
高橋 俊成1
増田 康之1
吉田 和利2
水野 雅史3
1菊正宗酒造
2兵庫県立工業技術センター
3神戸大
pdf生酛乳酸菌のバイオジェニックス効果に着目した米乳酸発酵飲料の開発
(生物工学会誌94巻2号掲載)
第23回2014年
(H.26)
該当者なし
第22回2013年
(H.25)
五味 恵子1
廣川 浩三2
一柳 敦1
荒井 あゆみ1
梶山 直樹1
1キッコーマン
2キッコーマンバイオケミファ
pdf新規フルクトシルペプチドオキシダーゼの開発とそれを用いた糖尿病診断法の構築
(生物工学会誌92巻2号掲載)
第21回2012年
(H.24)
小路博志1
杉本利和2
舛田 晋1
上野貴生3
1アサヒビール
2ニッカウヰスキー
3アサヒフードアンドヘルスケア
PDF新規液体麹の開発と発酵飲食品への展開
(生物工学会誌91巻2号掲載)
第20回2011年
(H.23)
中村 幸宏1
山中 寛之1
秦 洋二1
江波戸厚子2
小池 謙造2
1月桂冠・研究所
2花王・ビューティーケア研究センター
PDF麹菌チロシナーゼで製造したメラニン前駆体による新規染毛料の開発
(生物工学会誌90巻3号掲載)
第19回2010年
(H.22)
該当者なし
第18回2009年
(H.21)
古田 吉史1
大森 俊郎1
中村 彰宏1
丸岡 生行1
園元 謙二2, 3
1三和酒類・研究所
2九大院・農
3九大・バイオアーキテクチャセンター
PDF乳酸菌を利用した焼酎蒸留粕の高付加価値素材への転換プロセスの構築
(生物工学会誌88巻3号掲載)  
第17回2008年
(H.20)
浅田 雅宣
釜口 良誠
大野 徹
小崎 敏雄
杉本 敬之
森下仁丹PDF生菌入りシームレスカプセルの研究開発 
(生物工学会誌87巻3号掲載)
第16回2007年
(H.19)
該当者なし
第15回2006年
(H.18)
井原 慶児1
永井 展裕2
柚木 俊二2
森 一生1
1井原水産
2北海道大
PDF鮭皮コラーゲンのバイオマテリアル化技術の開発と商品化 
(生物工学会誌85巻3号掲載)
第14回2005年
(H.17)
高田 洋樹1
小島 岩夫1
田治 襄2
鈴木 裕治3
山本 幹男4
1江崎グリコ
2元ナガセ生化学
3ナガセケムテックス
4日本食品化工
PDFブランチングエンザイムの実用化と高度分岐環状デキストリン(クラスターデキストリン™)の開発 
(生物工学会誌84巻2号掲載)
第13回2004年
(H.16)
山下 道雄
松田 充功
大畑 暢敬
神田 宗和
桧垣 知臣
藤沢薬品工業深在性真菌症治療剤ミカファンギン(FK463)の工業化研究
第12回2003年
(H.15)
該当者なし
第11回2002年
(H.14)
田中 賢二
吉村 研治
吉松 隆夫
近畿大・九州工学部
福岡県栽培漁業公社
九大
溶存酸素濃度制御による栽培漁業用餌料ワムシの超高密度培養法の開発と実用化
第10回2001年
(H.13)
倉根 隆一郎
野畑 靖浩
産業技術総合研究所 /クボタ
伯東・四日市研究所
微生物の生産する高機能性バイオポリマー
第9回2000年
(H.12)
小原 仁実
奥山 久嗣
土井 梅幸
大塚 正盛
岡田 早苗
 
島津基盤研
サンエイ研究開発
東農大
グルコースからポリ-L-乳酸を工業的に製造する方法の開発
第8回1999 年(H.11)米原 徹
宮田 令子
松野 宏
後藤 基治郎
矢半田 三郎
東レ・ケミカル研代謝工学的手法によるピルビン酸の発酵生産法の開発
上山 宏輝
堀田 康司
田中 徹
西川 誠司
宮地 伸也
渡辺 圭太
佐々木 健
コスモ総合研究所
広島国際学院大
光合成細菌変異株育種による5-アミノレブリン酸の工業的生産
第7回1998年
(H.10)
丸山 明彦
青山 良秀
河原 伸
西 達也
藤尾 達郎
協和発酵異菌体間共役反応による5′-グアニル酸(GMP)の生産
第6回1997年
(H.9)
前田 清
添田 慎介
川北 毅
明石 健志
藤沢薬品タクロリムス (Tacrolimus FK506) の工業化研究
第5回1996年
(H.8)
笠井 尚哉
鈴木 利雄
ダイソー微生物による光学活性 C3 合成ユニットの開発
第4回1995年
(H.7)
松前 裕明
赤塚 浩之
古井 正勝
柴谷 武爾
土佐 哲也
田辺製薬リパーゼによる Ca 拮抗剤ジルチアゼムの光学活性中間体の工業的生産
第3回1994年
(H.6)
武部 英日
蛭田 修
佐藤 篤行
片岡 廣
田中 秀夫
明治製菓
筑波大学
放線菌による新規含リン除草剤ビアラホスの工業的生産
第2回1993年
(H.5)
広常 正人
松浦 一雄
濱地 正昭
大関バイオリアクターによる清酒の連続醸造法の開発
第1回1992年(H.4)今安 聰
杉並 孝二
安部 康久
川戸 章嗣
大石 薫
月桂冠新しい清酒醸造法の開発

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生物工学奨励賞(照井賞)

日本生物工学会は、生物化学工学の進歩に寄与した本会会員に対し、生物工学奨励賞(照井賞)を授与しています。受賞候補者は、その業績が主として本会学会誌に発表されたものを対象としています。
⇒推薦要領はこちら

受賞者一覧

 受賞年受賞者所属(受賞当時)受賞課題
第47回2024年
(R.6)
石井 純神戸大・先端バイオ工学研究セバイオものづくりに向けた酵母の発現制御・センシング基盤の開発と応用
山野‐足立 範子阪大院・工バイオ医薬品生産に関わるセルエンジニアリング
第46回2023年
(R.5)
井上 謙吾宮崎大・農微生物燃料電池の発電機構の解明と有機性廃棄物処理への応用に関する生物工学研究
(生物工学会誌102巻3号掲載)
第45回2022年
(R.4)
戸谷 吉博阪大院・情報科学光を利用したバイオプロセスの開発に関する研究
(生物工学会誌101巻2号掲載)
中島 一紀北大院・工有機-無機界面に着目した複合バイオ材料の創製に関する生物化学工学的研究
(生物工学会誌101巻2号掲載)
第44回2021年
(R.3)
小西 正朗北見工大・工成分分析と機械学習を用いた微生物培地解析に関する研究
(生物工学会誌100巻3号掲載)
第43回2020年
(R.2)
清水 一憲名大院・工微細加工デバイスを用いた培養骨格筋細胞の機能発現と評価に関する研究
(生物工学会誌99巻3号掲載)
第42回2019年
(R.1)
杉浦 慎治産総研pdf圧力駆動型Microphysiological systemsの開発
(生物工学会誌98巻3号掲載)
第41回2018年
(H.30)
井藤 彰九大院・工pdf機能性磁性ナノ粒子の開発と医療技術への応用に関する生物工学的研究
(生物工学会誌97巻3号掲載)
第40回2017年
(H.29)
加藤 竜司名大院・創薬科学pdf画像情報処理を用いた再生医療用製品製造工程における非破壊的品質管理技術の開発
(生物工学会誌96巻3号掲載)
第39回2016年
(H.28)
河原 正浩東大院・工pdfキメラ受容体による細胞運命制御系の構築とライブラリー選択への応用
(生物工学会誌95巻3号掲載)
第38回2015年
(H.27)
金 美海阪大院・工pdf幹細胞の足場タンパク発現制御に基づく分化誘導プロセスの開発
(生物工学会誌94巻3号掲載)
第37回2014年
(H.26)
田代 幸寛九大・高等研究院pdfバイオ燃料生産におけるデザインドバイオマスの創生と高速高効率化に関する新生物化学工学研究
(生物工学会誌93巻3号掲載)
第36回2013年
(H.25)
福田 淳二横浜国大pdf細胞培養マイクロデバイスの研究
(生物工学会誌92巻1号掲載)
第35回2012年
(H.24)
熊田 陽一京都工繊大単鎖抗体の高密度配向固定化技術の開発と高感度免疫診断への応用
(生物工学会誌91巻3号掲載)
第34回2011年
(H.23)
荻野 千秋神戸大生体分子融合ナノ粒子の生物化学工学領域への高度応用に関する研究
(生物工学会誌90巻3号掲載)
第33回2010年
(H.22)
該当者なし
第32回2009年
(H. 21)
滝ロ 昇金沢大院・理工生物由来制御アルゴリズムの工学的応用に関する研究 
(生物工学会誌88巻3号掲載)
第31回2008年
(H. 20)
柘植 丈治東工大・総合理工バイオプラスチックの環境低負荷型発酵生産法に関する研究 
(生物工学会誌87巻2号掲載)
第30回2007年
(H.19)
勝田 知尚神戸大院・工フォトバイオリアクターによる有用物質生産の為の生化学工学的検討 
(生物工学会誌86巻3号掲載)
第29回2006年
(H.18)
中島田 豊広島大院・先端嫌気性菌のエネルギー代謝制御による有用物質の効率的生産 
(生物工学会誌85巻3号掲載)
第28回2005年
(H.17)
川瀬 雅也阪大院・薬PDF生物工学を支える材料の基礎研究とその細胞培養への応用 
(生物工学会誌84巻2号掲載)
第27回2004年
(H.16)
大政健史阪大院・工動物細胞培養による物質生産系構築とティッシュエンジニアリングヘの応用
第26回2003年
(H.15)
紀ノ岡 正博阪大院・工移植を前提としたヒト培養組織生産に関する生物化学工学的研究
第25回2002年
(H.14)
中野 秀雄名大無細胞タンパク質合成系の高度化と応用
第24回2001年
(H.13)
髙木 睦阪大・ICBiotech動物細胞培養に特異的な環境因子に関する培養工学的研究
第23回2000年
(H.12)
青柳 秀紀筑波大・応用化人工細胞壁を装着したプロトプラストによる有用物質の高速生産システムに関する研究
第22回1999年
(H.11)
本多 裕之名大院・工知的推論モデルによる品質の定量化と培養プロセスの管理
第21回1998年
(H.10)
魚住 信之名大・生セ毛状根の培養と再分化に関する工学的研究
第20回1997年
(H.9)
清水 浩阪大・工微生物培養プロセスの状態認識への知識工学的手法の応用
第19回1996年
(H.8)
田中 賢二九大・農炭酸ガスから化学合成独立栄養的に PHB を生産する安全な培養プロセスの開発
第18回1995年
(H.7)
朴 龍洙静岡大・農微生物機能の効率的発現に関する培養工学的研究
第17回1994年
(H.6)
米谷 正富山高専酵母による光学活性アルコール類製造のためのリアクターに関する研究
第16回1993年
(H.5)
上平 正道名大・工動物細胞培養における有用物質の生産と分離に関する研究
第15回1992年
(H.4)
Konstantin KonstantinovDelaware Univ.Control of bioprocesses using knowledge―based approaches
第14回1991年
(H.3)
野村 善幸熊本工大電気透析培養による回分培養の高速化に関する研究
塩谷 捨明阪大・工流加培養系における最適化とその実現に関する研究
第13回1990年
(H.2)
飯島 信司名大・工高濃度培養による物質生産の効率化に関する研究
加藤 滋雄京大・工イムノアフィニティを利用する分離・分析法の工学的検討
第12回1989年
(H.元)
佐藤 誠吾筑波大高酸素濃度下における発酵生産と微生物増殖の制御
第11回1988年
(S.63)
谷口 正之新潟大・工生物化学工学分野における超臨界二酸化炭素抽出の応用に関する研究
第10回1987年
(S.62)
南波 章広島大・工醗酵生産における計測と制御に関する研究
第9回1986年
(S.61)
田谷 正仁名大・工嫌気性微生物の培養工学的研究
第8回1985年
(S.60)
西尾 尚道広島大・工メタン生成菌の増殖特性とその機能の利用
第7回1984年
(S.59)
矢野 卓雄広島食品工技セマイクロコンピュータ制御法による高濃度菌体生産に関する研究
大川 輝新潟大・工醗酵における機械的消泡に関する研究
第6回1983年
(S.58)
岸本 通雅阪大・工統計的手法を応用した醗酵プロセスの計算機制御
第5回1982年
(S.57)
松村 正利筑波大純酸素を用いる強制気体巻込み醗酵槽に関する研究
第4回1981年
(S.56)
加藤 陽専売公社タバコ細胞の工業培養生産に関する研究
第3回1980年
(S.55)
五嶋 慎治三楽オーシャンメタノール資化性細菌の培養工学的研究
福田 秀樹鐘化高菌体濃度培養法に適した培養装置に関する研究
第2回1979年
(S.54)
浅井 幹友武田薬品工業二次代謝産物等の生産における培養工学的研究
第1回1978年
(S.53)
前田 嘉道阪大・工廃水処理技術の改善とその基礎研究

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Published by 学会事務局 on 28 9月 2008

生物工学奨励賞(斎藤賞)

日本生物工学会は生物工学分野の基礎学の進歩に寄与した本会会員に対し、生物工学奨励賞(斎藤賞)を授与しています。 受賞候補者は、その業績が主として本会学会誌に発表されたものを対象としています。
⇒推薦要領はこちら

受賞者一覧

 受賞年受賞者所属(受賞当時)受賞課題
第60回2024年
(R.6)
田中 祐圭東工大・物質理工学院微生物によるバイオナノミネラリゼーションの解析とその研究展開
第59回2023年
(R.5)
吉野 知子農工大・工希少細胞を対象とした単一細胞解析技術の開発と応用
(生物工学会誌102巻3号掲載)
第58回2022年
(R.4)
Sastia P. Putri阪大院・工代謝工学・食品工学のためのメタボロミクスの新展開
(生物工学会誌101巻3号掲載)
第57回2021年
(R.3)
諸星 知広宇都宮大・工細菌間コミュニケーション機構の解析とその応用
(生物工学会誌100巻3号掲載)
第56回2020年
(R.2)
森田 友岳産総研機能性バイオ素材の普及・拡大に資する応用微生物学的な基礎研究
(生物工学会誌99巻3号掲載)
第55回2019年
(R.1)
佐々木 建吾神戸大院・科技イノベpdf持続可能・健康社会の構築に向けた複合微生物系の制御
(生物工学会誌98巻3号掲載)
第54回2018年
(H.30)
本田 孝祐阪大院・工pdf好熱性酵素を用いた細胞外人工代謝経路の構築と利用に関する先駆的研究
(生物工学会誌97巻3号掲載)
第53回2017年
(H.29)
古賀 雄一阪大院・工pdf超好熱菌由来酵素の構造機能相関研究とその応用
(生物工学会誌96巻3号掲載)
第52回2016年
(H.28)
松浦 友亮阪大院・工pdfセルフリータンパク質合成系を用いた進化分子工学技術の開発
(生物工学会誌95巻3号掲載)
第51回2015年
(H.27)
吹谷 智北大院・農pdfビフィズス菌における実用的な遺伝子変異導入系の開発
(生物工学会誌94巻3号掲載)
第50回2014年
(H.26)
蓮沼 誠久神戸大pdf代謝プロファイリングに基づく微生物育種技術の開発と応用
(生物工学会誌93巻3号掲載)
第49回2013年
(H.25)
菊地 淳理研pdf安定同位体標識による生体分子混合物ならびに代謝経路解析
(生物工学会誌92巻3号掲載)
第48回2012年
(H.24)
大河内美奈名古屋大PDFナノ磁性微粒子を用いたテクノロジーの開発と応用 
(生物工学会誌91巻6号掲載)
第47回2011年
(H.23)
中川 智行岐阜大PDF 酵母のメタノール代謝制御の分子メカニズムの解明とその応用
(生物工学会誌90巻2号掲載)
第46回2010年
(H.22)
馬場 健史阪大院・工PDFメタボロミクスの技術開発と応用
(生物工学会誌89巻3号掲載)
第45回2009年
(H.21)
杉山 峰崇阪大院・工PDF出芽酵母におけるゲノム工学技術の開発と応用
(生物工学会誌88巻2号掲載)
第44回2008年
(H.20)
金山 直樹岡山大院
自然科学
PDF高親和性抗体の産生機構に関する基礎研究とその工学的応用
(生物工学会誌87巻3号掲載)
第43回2007年
(H.19)
芦内 誠高知大・農PDFバイオキラルナイロンの生産に関する微生物科学的基礎研究
(生物工学会誌86巻2号掲載)
第42回2006年
(H.18)
前田 勇宇都宮大・農PDF細菌ポリエステルおよび関連代謝の新規利活用システムに関する研究
(生物工学会誌85巻2号掲載)
第41回2005年
(H.17)
野村 暢彦筑波大院
生命環境
PDF微生物による石油成分系化合物の代謝研究とその多角的応用研究
(生物工学会誌84巻4号掲載)
第40回2004年
(H.16)
福﨑 英一郎阪大院・工植物代謝工学に資する基礎技術に関する研究
第39回2003年
(H.15)
該当者なし
第38回2002年
(H.14)
黒田 章夫広島大微生物におけるポリリン酸代謝制御機構の解明と利用
第37回2001年(H.13)吉田 和哉奈良先端大植物の遺伝子発現制御機構の解析と応用
中山 亨東北大院・工生体触媒の新しい機能・特性の探索と解析
第36回2000年(H.12)神崎 浩岡山大・農微生物由来のジケトピペラジン環化合物代謝酵素による生理活性物質生産
第35回1999年(H.11)栗木 隆江崎グリコa-アミラーゼファミリーの概念とそれに基づいた澱粉関連酵素の特異性変換
第34回1998年(H.10)山下 光雄阪大院・工有用酵素・タンパク質の機能改良に関する研究
第33回1997年(H.9)山田 隆広島大・工クロレラ染色体基本構造ユニットの解析とその再構成による人工染色体のモデル化
第32回1995年(H.7)四方 哲也阪大・工タンパク質配列空間上の地形の実験的描写
第31回1994年(H.6)髙木 昌宏阪大・工Bacillus 属細菌由来菌体外酵素の解析と利用
第30回1993年(H.5)植田 充美京大・工酵母ペルオキシソームの機能と発達の分子生理学的研究とその展開
第29回1992年(H.4)簗瀬 英司鳥取大・工Zymomonas 細菌の分子育種と糖代謝に関する研究
第28回1991年(H.3)根来 誠司阪大・工ナイロンオリゴマー分解酵素の性質とその遺伝子構造
第27回1990年(H.2)杉山 政則広大・医放線菌の抗生物質耐生機構に関する研究
仁平 卓也阪大・工放線菌信号伝達物質の構造と機能
第26回1989年
(H.元)
浦上 貞治三菱瓦斯化学C1 資化性微生物の分類と応用に関する研究
第25回1988年(S.63)杉尾 剛岡山大・農鉄酸化細菌の利用に関する基礎的研究
第24回1987年(S.62)今中 忠行阪大・工微生物の酵素生産に関する基礎的研究
第23回1986年(S.61)長谷川 淳三鐘化光学活性β-ヒドロキシ酸の醗酵生産
第22回1985年(S.60)卜部 格阪大・工高分子化補酵素の合成とその酵素リアクターへの応用
第21回1984年(S.59)東江 昭夫広大・工酵母ホスファターゼ生産の調節機構に関する研究
第20回1983年(S.58)園元 謙二京大・工プロポリマー法による生体触媒の固定化とその応用
第19回1982年(S.57)高橋 里美鐘化DL-5 置換ヒダントインを用いる D-アミノ酸の微生物的合成
第18回1981年(S.56)木下 晋一阪大・工非天然型化合物に作用する酵素
第17回1979年(S.54)中西 透協和発酵L-グルタミンおよび N-アセチル-L-グルタミンの醗酵生産と醗酵転換機構
第16回1978年(S.53)新家 龍神戸大・農微生物による β-アミラーゼの生産に関する研究
第15回1977年(S.52)河合 弘康奈良女子大糖ヌクレオチドの醗酵生産とその代謝機構に関する研究
関口 順一熊本工大Bacillus subtilis の α-Amylase の生産性の遺伝  
第14回1976年(S.51)土戸 哲明阪大・工微生物の加熱損傷に対する薬剤の併用効果
第13回1975年(S.50)松島 宏親三共醗酵法による L-イソロイシンの工業的製造法に関する研究
北野 一昭武田薬品工業β-ラクタム抗生物質の生産に関する研究
第12回1974年(S.49)堀田 国元微化研Rhizopus 属と細菌の連関作用によるフマル酸醗酵からの転換醗酵
第11回1973年(S.48)野々村 英夫山梨大土壌中における放線菌の分布
八木 寿一郎藤沢薬品工業Cephalosporium の生産するアルカリ性プロテアーゼに関する研究
第10回1972年(S.47)今原 広次京府大・農醤油の産膜性酵母に関する研究
第9回1971年(S.46)北田 牧夫理化学研究所麹酸醗酵に関する研究
第8回1970年(S.45)田中 渥夫京大・工微生物による炭化水素の利用
第7回1969年(S.44)岡崎 光雄阪大・工微生物酵素生産動力学に関する研究
第6回1968年(S.43)箕浦 久兵衛阪大・工Cladosporium 属菌の分類学的研究
今井 和民岡山大・農硫黄細菌の生化学的研究
第5回1967年(S.42)立花 精立命館大炭酸固定醗酵に関する研究
第4回1966年
(S.41)
渡部 一穂理化学研究所Aspergillus awamori の生産する糖化アミラーゼの研究
第3回1965年
(S.40)
大嶋 泰治サントリー酵母の糖醗酵性にかんする遺伝子解析
第2回1964年
(S.39)
松村 親武田薬品工業Aspergillus saitoi の生産するセルローズ分解酵素の研究
第1回1963年(S.38)江夏 敏郎阪大・工真菌によるアントラニル酸の代謝とトリプトファン醗酵の研究
高橋 光雄奈良学芸大細菌キシラーゼに関する研究

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生物工学奨励賞(江田賞)

日本生物工学会は、醸造(清酒など)に関する学理および技術の進歩 、発展、拡張に寄与した本会会員に対し、生物工学奨励賞(江田賞)を授与しています。受賞候補者は、その業績が主として本会学会誌に発表されたものを対象としています。⇒推薦要領はこちら

受賞者一覧

 受賞年受賞者所属(受賞当時)受賞課題
第57回2024年
(R.6)
中山 俊一東農大清酒酵母の特性解明に関する生化学的・遺伝学的研究
第56回2023年
(R.5)
徳岡 昌文東農大清酒中の未知オリゴ糖に関する研究
(生物工学会誌102巻3号掲載)
第55回2022年
(R.4)
該当者なし
第54回2021年
(R.3)
金井 宗良酒類総研清酒酵母の機能性成分高蓄積機構とその応用に関する研究
(生物工学会誌100巻3号掲載)
第53回2020年
(R.2)
根來 宏明月桂冠有機酸高生産清酒酵母の遺伝子解析とその応用
(生物工学会誌99巻3号掲載)
第52回2019年
(R.1)
伊藤 一成岡山県工技セpdf無通風箱培養法を利用した固体培養における麹菌の生育と酵素生産に関する研究
(生物工学会誌98巻3号掲載)
第51回2018年
(H.30)
浅野 静アサヒビールpdfビール醸造における微生物検査法の迅速化に関する研究
(生物工学会誌97巻3号掲載)
第50回2017年
(H.29)
渡部 潤ヤマサ醤油pdf醤油酵母における香気成分生成機構に関する研究
(生物工学会誌96巻3号掲載)
第49回2016年
(H.28)
伊藤 考太郎キッコーマンpdfしょうゆ醸造に寄与する麴菌由来グルタミナーゼに関する研究
(生物工学会誌95巻3号掲載)
第48回2015年
(H.27)
髙下 秀春三和酒類pdf大麦焼酎製造に適した焼酎酵母BAW-6 の醸造適性に関する研究
(生物工学会誌94巻3号掲載)
第47回2014年
(H.26)
磯谷 敦子酒類総研pdf清酒の老香成分ジメチルトリスルフィド(DMTS)の生成に関する研究
(生物工学会誌93巻3号掲載)
第46回2013年
(H.25)
該当者なし
第45回2012年
(H.24)
渡辺 大輔酒類総研清酒酵母の高発酵性に関する遺伝学的研究
(生物工学会誌91巻1号掲載)
第44回2011年
(H.23)
小髙 敦史月桂冠二倍体清酒酵母の新しい育種法の開発とその応用
(生物工学会誌90巻2号掲載)
第43回2010年
(H.22)
吉田 聡キリンホールディングスメタボロミクスを利用した下面発酵酵母の育種 
(生物工学会誌89巻2号掲載)
第42回2009年
(H.21)
該当者なし
第41回2008年
(H.20)
山田 翼菊正宗酒造清酒醸造工程における酵母のペプチド輸送調節と、その機構に着目した酵母の育種
(生物工学会誌87巻1号掲載)
北垣 浩志佐賀大・農清酒醸造における酵母ミトコンドリアの役割の解析とその育種への応用
(生物工学会誌87巻2号掲載)
第40回2007年
(H.19)
古林万木夫ヒガシマル醤油醤油の機能性に関する研究
(生物工学会誌86巻2号掲載)
第39回2006年
(H.18)
浅野 忠男宝酒造清酒酵母の有機酸生成に関する研究
(生物工学会誌85巻2号掲載)
第38回2005年
(H.17)
山下 伸雄
窪寺 隆文
白鶴酒造PDF清酒麹菌の分子育種に関する研究
(生物工学会誌84巻3号掲載)
第37回2004年
(H.16)
岩下 和裕酒類総研固体培養における麹菌の酵素生産と菌体外可溶性多糖に関する研究
(生物工学会誌83巻2号掲載)
第36回2003年
(H.15)
福田 潔黄桜酒造酢酸イソアミル分解性エステラーゼに着目した香気成分高生産性清酒酵母の分子育種
(生物工学会誌82巻2号掲載)
第35回2002年
(H.14)
中沢 伸重秋田県立大醸造酵母における分子育種技術の開発
(生物工学会誌81巻2号掲載)
第34回2001年
(H.13)
渡辺 睦白鶴酒造清酒酵母高醗酵性変異株の開発とその機作の解明
(生物工学会誌80巻2号掲載)
下飯 仁酒類総研清酒酵母の醸造特性に関する遺伝子の解析
(生物工学会誌80巻2号掲載)
第33回2000年
(H.12)
善本 裕之
藤原 大介
藤井 敏雄
坊垣 隆之
長澤 直
キリンビール
大関
酵母における酢酸エステル生成制御機構の解明
(生物工学会誌79巻2号掲載)
第32回1999年
(H.11)
秦 洋二
石田 博樹
月桂冠麹菌(Aspergillus oryzae)のグリコアミラーゼ遺伝子に関する研究
(生物工学会誌78巻4号掲載)
第31回1998年
(H. 10)
溝口 晴彦菊正宗酒造清酒醸造にみられる酒母のエタノール耐性獲得機作と耐性機構
(生物工学会誌76巻3号掲載)
第30回1997年
(H. 9)
福田 和郎協和醗酵代謝制御を導入した酵母による清酒の多様化
(生物工学会誌75巻2号掲載)
第29回1996年
(H.8)
水津 哲義月桂冠清酒酵母の胞子形成に関する研究
(生物工学会誌74巻2号掲載)
第28回1994年
(H.6)
西村 顕白鶴酒造清酒のムレ香に関する研究
(生物工学会誌73巻3号掲載)
第27回1992年
(H.4)
伊藤 清醸造試験所麹菌の米粒上での増殖特性に関する研究
(生物工学会誌71巻2号掲載)
第26回1991年
(H.3)
椎木 敏仙台国税局清酒もろみにおける蒸米溶解の機作に関する研究
(醗酵工学会誌70巻4号掲載)
第25回1990年
(H.2)
玉城 武
西谷 尚道
東京国税局
醸造試験所
泡盛醸造の新技術に関する研究
(醗酵工学会誌69巻4号掲載)
第24回1989年
(H.元)
内田 正裕宝酒造みりん製造の合理化に関する研究
(醗酵工学会誌68巻2号掲載)
第23回1988年
(S.63)
栗山 一秀月桂冠清酒に関する酵素の研究
(醗酵工学会誌67巻2号掲載)
佐藤 和夫
近藤 恭一
醸造試験所
白鶴酒造
清酒もろみの計測と制御
(醗酵工学会誌67巻3号掲載)
第22回1986年(S.61)杉本 芳範
藤田 栄信
菊正宗酒造清酒醪のプロセス制御
(醗酵工学会誌65巻3号掲載)
第21回1985年(S.60)吉沢 淑
石川 雄章
醸造試験所清酒醸造における脂質の動向と香気エステル生成への影響
(醗酵工学会誌63巻2号掲載)
第20回1981年(S.56)菅間 誠之助
岡崎 直人
東京国税局
醸造試験所
製麹管理の定量化
麹菌の増殖特性とその製麹管理への応用
(醗酵工学会誌60巻3号掲載)
第19回1980年(S.55)大内 弘造醸造試験所優良キラー清酒酵母の育種
(醗酵工学会誌59巻6号掲載)
第18回1979年(S.54)布川 弥太郎醸造試験所清酒醸造における諸酵素の役割
(醗酵工学会誌58巻5号掲載)
第17回1976年(S.51)高松 智田辺製薬清酒醗酵槽のスケールアップに関する研究
(醗酵工学会誌55巻2号掲載)
第16回1975年(S.50)今村 武司辰馬本家酒造清酒醸造におけるKiller酵母の研究
第15回1974年(S.49)原 昌道醸造試験所Defferiferrichrome非生産性を主にした清酒麹菌有用変異株の開発
第14回1973年(S.48)永谷 正治醸造試験所清酒醸造工程の生物化学工学的制御
第回131972年(S.47)三吉 和重日本清酒清酒醸造における酵素バランスについて
第12回1971年(S.46)山城 敬一富安本家酒造清酒酵母の代謝に関する研究
第11回1969年(S.44)上田 隆蔵
林田 正典
阪大
若竹屋酒造
醸造における有機酸に関する研究
第10回1968年(S.43)秋山 裕一国税庁醸試泡なし酵母に関する研究
第9回1966年(S.41)谷 喜雄
下出 光男
谷酒造店
山本本家
清酒酵母の生理的研究
第8回1964年(S.39)米崎 治男豊沢酒造酒造用原料米およびその処理に関する研究
第7回1963年(S.38)今安 聡大倉酒造清酒醸造における連続蒸について
第6回1962年(S.37)井上 貞三辰馬本家酒造清酒酵母に関する研究
第5回1961年(S.36)梅津 雅裕鳥取大清酒醸造中におけるアミノ酸およびアミン類の消長について
第4回1960年
(S.35)
森 太郎
杉田 脩
安藤 智雄
本嘉納
大倉酒造
山邑酒造
清酒の蛋白混濁に関する研究
第3回1959年(S.34)豊沢 誠豊沢酒造清酒醸造工業の原料利用率に関する研究
第2回1958年(S.33)福井 三郎京大・工化清酒醸造とビタミンB群の関係
第1回1957年(S.32)蔭山 公雄山邑酒造清酒醸造における澱粉および蛋白質の変化と之に関する麹菌の酵素について

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生物工学功績賞

日本生物工学会は生物工学に関する学術、技術の研究に顕著な功績のあった本会会員に対し、生物工学功績賞を授与しております。

受賞者一覧

 受賞年受賞者所属 (受賞当時)受賞課題
第18回2024年(R.6)中島田 豊広島大院・統合生命科学嫌気性微生物によるカーボンリサイクル型発酵技術に関する研究
第17回2023年(R.5)青柳 秀紀筑波大・生命環境微生物機能・資源の開拓に資する培養技術の開発と利用に関する基礎的研究
(生物工学会誌102巻2号掲載)
堀 克敏名大院・工細菌の接着機構と界面微生物工学プロセスの創出に関する研究
(生物工学会誌102巻2号掲載)
第16回2022年(R.4)上平 正道九大院・工機能細胞作製のための動物細胞工学に関する研究
(生物工学会誌101巻3号掲載)
神谷 典穂九大院・工酵素触媒架橋反応を利用した生体分子工学分野の開拓に関する研究
(生物工学会誌101巻3号掲載)
第15回2021年(R.3)竹山 春子早大・理工環境微生物資源の有効利用のためのシングルセル解析技術の開発と展開研究
(生物工学会誌100巻1号掲載)
第14回2020年(R.2)大政 健史阪大院・工生物化学工学分野における動物細胞工学に関する研究
(生物工学会誌99巻1号掲載)
第13回2019年(R.1)紀ノ岡 正博阪大院・工pdf再生医療に資する細胞製造性に関する研究
(生物工学会誌98巻1号掲載)
第12回2018年(H.30)清水 浩阪大院・情報科学pdf計算機工学に基づく代謝設計とその有効性の実証に関する研究
(生物工学会誌97巻1号掲載)
第11回2017年(H.29)髙木 博史奈良先端大pdf微生物におけるアミノ酸の代謝制御機構・生理機能の解析とその応用
(生物工学会誌96巻1号掲載)
第10回2016年(H.28)本多 裕之名大院・工pdf短鎖ペプチドの新機能発現に関する研究
(生物工学会誌95巻2号掲載)
第9回2015年(H.27)福﨑 英一郎阪大院・工pdfメタボロミクス技術開発と精密表現型解析への応用
(生物工学会誌94巻5号掲載)
第8回2014年(H.26)加藤 純一広島大院・先端物質pdf細菌走化性の分子生態工学的研究と微生物機能を活用するケミカル生産に関する研究
(生物工学会誌93巻2号掲載)
第7回2013年(H.25)髙木 昌宏北陸先端大pdfバイオマテリアルの構造機能相関及び相互作用に関する研究
(生物工学会誌92巻4号掲載)
第6回2012年(H.24)横田 篤北大院・農pdf有用物質生産菌の中枢代謝強化に関する基礎研究
(生物工学会誌91巻6号掲載)
第5回2011年
(H.23)
髙木 睦北大院・工PDF新分野セルプロセッシング工学の展開
(生物工学会誌90巻1号掲載)
第4回2010年
(H.22)
近藤 昭彦神戸大院・工PDF細胞表層工学技術の広範な展開と合成生物工学の開拓によるバイオ燃料・グリーン化学品生産のための細胞工場の創製-バイオリファイナリーの構築を目指して-
(生物工学会誌89巻4号掲載)
第3回2009年
(H.21)
田谷 正仁阪大院・基礎工PDF固体表面設計に基づく細胞制御
(生物工学会誌88巻1号掲載)
山田 隆広島大院・先端物質PDF生物間相互作用(共生・寄生)の分子機構解析とバイオテクノロジーへの利用
(生物工学会誌88巻2号掲載)
第2回2008年
(H.20)
園元 謙二九大院・農
九大バイオアーク
新奇バクテリオシンの探索・発見とその利用
第1回2007年
(H.19)
仁平 卓也阪大・生物工学国際交流センターPDF微生物における有用生理活性物質生合成と制御機構の解明 
(生物工学会誌86巻3号掲載)

 

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生物工学功労賞

生物工学功労賞は、日本生物工学会の事業推進に顕著な功労のあった本会会員に対し授与されます。

受賞者一覧

 受賞年受賞者所属 (受賞当時)受賞課題
第18回該当者なし
第17回2023年
(R.5)
川瀬 雅也1 
中山 亨2
1長浜バイオ大
2東北大
学会における生物工学教育事業への貢献(生物工学会誌102巻1号掲載)
受賞にあたって (川瀬 雅也)
受賞にあたって (中山 亨)
第16回2022年
(R.4)
日野 資弘ヘリオス日本生物工学会における産学連携の発展および90周年記念事業の成功に資する貢献
受賞にあたって(生物工学会誌101巻1号掲載)
第15回2021年
(R.3)
水光 正仁宮崎大蛋白質硫酸化に関する研究、人材育成、並びに学会活動を通した生物工学分野への貢献
受賞にあたって(生物工学会誌100巻1号掲載)
第14回2020年
(R.2)
該当者なし
第13回2019年
(R.1)
今井 泰彦キッコーマン未来社会を先導する技術開発研究の実現を目指した産学連携活動への貢献
pdf受賞にあたって(生物工学会誌98巻1号掲載)
第12回2018年
(H.30)
滝澤 昇岡山理科大・工生物工学および関連分野のJABEE認定審査への多大な貢献
pdf受賞にあたって(生物工学会誌97巻1号掲載)
第11回2017年
(H.29)
該当者なし
第10回2016年
(H.28)
坂口 正明サントリースピリッツ産学連携活動の新規提案と推進による学会の活性化
pdf受賞にあたって(生物工学会誌95巻1号掲載)
松井 和彦味の素産学連携活動の活性化策の検討と企画・運営
pdf受賞にあたって(生物工学会誌95巻1号掲載)
第9回2015年
(H.27)
西尾 敏男エー・イー企画研究者と企業との交流の促進および本会事業運営への貢献
pdf受賞にあたって(生物工学会誌94巻1号掲載)
第8回2014年(H.26)川面 克行アサヒグループホールディングス学会創立90周年記念事業運営に対する多大な貢献
pdf受賞にあたって(生物工学会誌93巻1号掲載)
第7回2013年
(H.25)
原 昌道菊正宗酒造記念館醸造科学・技術の進歩発展と学会事業運営への貢献
pdf受賞にあたって(生物工学会誌92巻1号掲載)
第6回2012年
(H.24)
広常正人大関清酒醸造の進歩発展と学会事業運営に対する貢献
PDF受賞にあたって(生物工学会誌91巻1号掲載)
第5回該当なし
第4回2010年
(H.22)
石井 茂孝野田産業科学研究所公益法人としての本会事業運営に対する貢献
髙﨑 實髙﨑科学器械培養機器開発による生物工学技術の発展および本会事業発展に対する貢献
第3回2009年
(H.21)
安部 康久月桂冠清酒醸造の進歩発展と学会事業運営に対する貢献
PDF受賞にあたって(生物工学会誌88巻1号掲載)
石川 陽一エイブルバイオ研究支援機器開発による生物工学技術発展および本会事業発展への貢献
PDF受賞にあたって(生物工学会誌88巻1号掲載)
第2回2008年
(H.20)
西山 徹味の素学会事業の発展に対する卓越した識見による貢献
PDF受賞にあたって(生物工学会誌87巻1号掲載)
第1回2007年
(H.19)
山縣 民敏丸菱バイオエンジ学会の年次大会併設展示会の端緒を切り拓くなど,本学会の事業発展への貢献

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Published by 学会事務局 on 27 9月 2008

メタルバイオテクノロジー研究部会 – シンポジウム『資源・環境保全分野におけるメタルバイオテクノロジーの可能性』

平成20年8月29日に仙台の東北学院大学で開催された日本生物工学会大会でメタルバイオテクノロジー研究部会はシンポジウムを共催しました。
 

 

2008年8月29日(金) S3会場 午前の部(9:00~ 12:05) 

 プログラム                           (*シンポジストのお名前のリンクから研究内容についてより詳しくご覧いただけます。)

9:00 はじめに                                                       
………………………………………………………………………………………池 道彦(阪大院・工)


座長:山下 光雄(芝浦工大・工)
9:05 3S3a01 微生物を用いた水溶液からのウラン,トリウムの選択的濃縮と微生物表面におけるイオン交換反応
………………………………………………………鶴田 猛彦(八戸工大・工・生物環境化学工学)

9:30 3S3a02 微生物群集による鉄・マンガンを含む地下水の上水処理と,ヒ素除去への応用
………………………………………………………………鈴木 市郎(横国大院・工・物エネ創成)

9:55 3S3a03 植物を用いたフッ素・ホウ素汚染土壌・地下水浄化技術
…………………………○浅田 素之1, 堀内 澄夫1, 渡辺 泰一郎1, 米村 惣太郎1, 伴 武彦2, 森 一博3
1清水建設・技研, 2ポリテック・エイディディ, 3山梨大院・医工総合)

10:20 3S3a04 光合成生物における重金属応答機能の比較解析とその応用
…………………………………………………………………………………平田 收正(阪大院・薬)


座長:池 道彦(阪大院・工)
10:45 3S3a05 微生物によるテルル化カドミウム(CdTe)の合成
……………………………………………………………………阪口 利文(県立広島大・環境科学)

11:10 3S3a06 好塩性細菌のゲノム情報を活用した金属結合タンパク質の探索と環境メタルバイオへの応用
………………………………………………………………………仲山 英樹(奈良先端大・バイオ)

11:35 3S3a07 細胞表層を利用した金属イオンの吸着・回収 ―アーミング技術による細胞表層デザイン―
………………………………………………………植田 充美, 黒田 浩一(京大院・農・応用生命)

12:00 おわりに
…………………………………………………………………………………山下 光雄(芝浦工大・工)
 

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Published by 学会事務局 on 27 9月 2008

スローフード微生物工学研究部会 – 発酵食品の機能性データベース更新履歴

発酵食品の機能性データベース更新履歴

  • 発酵食品の機能性データベース(味噌)xls.を更新しました。(2011/11/16)
  • 発酵食品の機能性データベース(焼酎)xls.を更新しました。(2011/11/16)
  • 発酵食品の機能性データベース(醤油)xls.を更新しました。(2011/9/22)
  • 発酵食品の機能性データベース(焼酎)xls.を更新しました。(2011/9/22)
  • 発酵食品の機能性データベース(日本酒)xls.を更新しました。(2011/9/22) 
  • 発酵食品の機能性データベース(食酢)xls.を更新しました。(2010/3/16)
  • 発酵食品の機能性データベース(日本酒)xls.を更新しました。(2010/3/16)
  • 発酵食品の機能性データベース(醤油)xls.を更新しました。(2010/3/16) 
  • 発酵食品の機能性データベース(日本酒)xls.を更新しました。(2008/2/8)      
  • 発酵食品の機能性データベース(納豆)xls.を更新しました。(2008/1/11)
  • 発酵食品の機能性データベース(焼酎)xls.を更新しました。(2007/12/27)
  • 発酵食品の機能性データベース(醤油)xls.を更新しました。(2007/12/25) 
  • 醗酵食品の機能性データーベース(日本酒)を更新しました。(2007/4/24)
  • 発酵食品の機能性データベースをもとにして、「醸造物の機能性」(北本勝ひこ 編著、定価5,250円)が醸造協会から出版されました。(2007/3/30)

 

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Published by 学会事務局 on 27 9月 2008

スローフード微生物工学研究部会 – シンポジウム「ゲノム情報を利用して醸造微生物の特性を探る」

生物工学会でシンポジウム「ゲノム情報を利用して醸造微生物の特性を探る」を協賛しました。(2007.9.25)


下飯 仁氏(本研究部会会員、運営委員;酒類総研)と岩下和裕氏(酒類総研)がオルガナイザーとなって清酒酵母・麹研究会が主催した生物工学シンポジウム「ゲノム情報を利用して醸造微生物の特性を探る」を協賛しました。
 

プログラム

大会第1日目 2007年9月25日
S3 会場 午前の部(9:30 ~ 12:35)
シンポジウム(ゲノム情報を利用して醸造微生物の特性を探る)
清酒酵母・麹研究会共催、スローフード微生物工学部会協賛

9:30 はじめに
……………………………………………………………………………………………下飯 仁(酒総研)

9:35 2S3AM1 ゲノム麹学への挑戦-ゲノム情報を利用した麹菌株のジェノタイピングと麹造りへの展開-
………………………………………………………………………………………○岩下 和裕(酒総研)

10:00 2S3AM2 麹菌ポストゲノム解析 -遺伝子破壊技術の利用-
…………………………○佐野 元昭1, 玉野 孝一2, 織田 健1, 小林 亜紀子1, 北川 治恵1, 石井 智子2,
丸井 淳一郎3, 阿部 敬悦3, 町田 雅之2, 大箸 信一11金沢工業大学・ゲノム研, 2 産総研, 3東北大・未来研)

10:25 2S3AM3 麹菌のメタボロミクス
…………………………………………………………………………………○堤 浩子(月桂冠・総研)

10:50 2S3AM4 清酒酵母のゲノムからみた醸造特性の解析
…………………………………………………………………………………………○下飯 仁(酒総研)

11:15 2S3AM5 酵母のストレス耐性機構の解析と醸造用酵母の育種への応用
………………………………………………………………………○高木 博史(奈良先端大・バイオ)

11:40 2S3AM6 下面発酵酵母の減数分裂分離体を用いたQTL解析
……………………………………………○小林 統1, 金井 圭子1, 中川 晶子1, 橋本 香1, 生嶋 茂仁1,
川崎 信二2, Hanneke WITSENBOER31キリンビールフロンティア研, 2(独)農業生物資源研究所, 3Keygene N. V.)

12:05 2S3AM7 Dissection of genetic architecture underlying ethanol tolerance in budding yeast
……………Xiaohua HU, ○ Zewei LUO(Institute of Genetics & Biostatistics, Fudan University)

12:30 おわりに
…………………………………………………………………………………………岩下 和裕(酒総研)

Published by 学会事務局 on 27 9月 2008

スローフード微生物工学研究部会 – 古林万木夫氏、生物工学奨励賞(江田賞)を受賞

古林万木夫氏が生物工学奨励賞(江田賞)を受賞しました(2007.9.25)


スローフード微生物工学研究部会会員で運営委員の古林万木夫氏(ヒガシマル醤油株式会社研究所)が「醤油の機能性に関する研究で第40回生物工学奨励賞(江田賞)を受賞しました。9月25日(火)にサタケメモリアルホール(広島大学東広島キャンパス)で授賞式が行われ、翌26日に受賞講演がありました。

Published by 学会事務局 on 27 9月 2008

スローフード微生物工学研究部会 - 新運営委員のお知らせ

部会長が代わりました(H19.9.25)


北本勝ひこ先生が2003年の本研究部会の設立以来お努めになられた部会長を伊藤義文(東北大大学院農学研究科)が引き継ぐことになりました。
本年度の運営委員は以下の先生方です。


秋田 修(実践女子大学)

石井正治(東京大学大学院農業生命科学研究科)

柏木 豊(独)農業・食品技術総合研究機構食品縫合研究所)

北本勝ひこ(東京大学大学院農業生命科学研究科)

五味勝也(東北大学大学院農学研究科)

下飯 仁((独)酒類総合研究所)

中島春紫(明治大学)

古林万木夫(ヒガシマル醤油株式会社研究所)

秦 洋二(月桂冠総合研究所)
 

Published by 学会事務局 on 27 9月 2008

スローフード微生物工学研究部会 – フードフォラムつくば 講演会

-醸造とスローフード微生物-


醤油、味噌、清酒、納豆などは、わが国が世界に誇るスローフードと言うべき発酵食品です。すばらしい発酵食品を造り出す酵母、麹菌、納豆菌などの発酵微生物-スローフード微生物は、私たちが祖先から受け継いだ財産であります。分子生物学などがめざましく発展している今、私たちは最新の科学技術をもって、発酵微生物を再評価し、その未知の働きを知り、新たな利用に結びつけることを目指しています。この度は、醤油、味噌、清酒に関わる微生物や発酵食品の機能性についての講演会を開き、情報交換の場といたします。

日本生物工学会スローフード微生物工学研究部会
協賛:フードフォラムつくば、食品総合研究所
 


日時:平成20年2月19日(火)14:00~17:15
場所:独立行政法人農研機構 食品総合研究所 講堂


開会14:00

14:00~14:05
挨拶      (スローフード微生物工学研究部会会長・東北大学大学院・伊藤義文氏)

講演
14:05~15:05
(1)醤油の製造方法と微生物          (キッコーマン株式会社・樋口猛氏)

15:05~15:15休憩

15:15~16:15
(2)味噌と機能性研究                (食品総合研究所・柏木豊氏)

16:15~17:15
(3)花酵母の分類学的性質と醸造特性 (東京農大短期大学部・木下(小室)友香理氏)

閉会17:15

講演終了後、交流会を予定しています。

 





 

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Published by 学会事務局 on 26 9月 2008

過去の研究部会 – スローフード微生物研究部会 – 発酵食品機能性データベース(2011年まで)

スローフード微生物工学研究部会では、発酵食品の機能性データベースを作成中です。これらのデータベースをさらに充実したものにするために、皆様からの新たな情報をお寄せいただきたいと思います。お気づきの点、新情報をお寄せください。
⇒最新版データベースについてはスローフード共生発酵工学研究部会のサイトをご覧ください。

【日本酒 機能性データベース】

Nihonshu_2011.xlsxls.
採録基準
対象: 日本酒とその原材料・副産物 (酵母・麹菌・米麹・酒粕・米糠など)
公開日: 原則として1990年以降とする
発表方法: 公開特許、総説、原著論文、学会発表 等
宛先: 秦洋二(月桂冠株式会社 総合研究所)
 

【醤油 機能性データベース】

Shoyu_2011.xlsxls.
採録基準
対象: 醤油とその原材料・副産物
発表方法: 公開特許、総説、原著論文、学会発表 等
宛先: 古林万木夫
    (ヒガシマル醤油株式会社研究所)
 

【味噌、納豆 機能性データベース】

Miso2011.xlsxls., Natto 080111.xlsxls.
採録基準
対象: 上記と同様
発表方法: 公開特許、総説、原著論文、学会発表 等
宛先: 柏木 豊(東京農業大学)
 

【食酢 機能性データベース】

su_2010.xlsxls. 
採録基準
対象: 上記と同様
発表方法: 公開特許、総説、原著論文、学会発表 等
宛先: 石井 正治(東京大学)
 

【焼酎 機能性データベース】

shochu20111103.xlsxls.
採録基準
対象: 上記と同様
発表方法: 公開特許、総説、原著論文、学会発表 等
宛先: 北垣浩志(佐賀大学)
 

【梅酒 機能性データベース】

Umeshu.xlsxls.
採録基準
対象: 上記と同様
発表方法: 公開特許、総説、原著論文、学会発表 等
宛先: 赤木 知裕(チョーヤ梅酒(株))

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⇒スローフード共生発酵工学研究部会Topへ

Published by 学会事務局 on 26 9月 2008

スローフード微生物工学研究部会 – 過去のお知らせ

過去のお知らせ




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Published by 学会事務局 on 26 9月 2008

過去の研究部会 – スローフード微生物工学研究部会(2003年~2015年)

近年、伝統的食品を再評価したスローフード運動が展開されています。日本のスローフードを代表し、食品機能的にも優れた伝統的発酵食品を生み出すスローフード微生物の研究は長い歴史をもっていますが、ゲノム科学の進展により、醸造や発酵に関わるスローフード微生物の機能が分子生物学的手法で解明できる時代を迎えています。本研究部会は、スローフード微生物を分子生物学的手法で研究している研究者で構成されています。研究情報の交換を行うことにより、スローフード微生物研究を新たな切り口から見直し、産業の創出、健康維持・病気の治療など分野での貢献を視野に入れた技術開発の展望を提示することを目的として活動を続けています。⇒研究概要図pdf

興味ある方はぜひ部会員としての登録をお願いします。
 

スローフード微生物研究部会 研究紹介図

構成員

代表秦 洋二(月桂冠(株))
委員秋田 修(実践女子大学)石井 正治(東京大学農学生命科学研究科)
相木 豊(東京農業大学醸造科学科)北垣 浩志(佐賀大学)
北本 勝ひこ(東京大学農学生命科学研究科)木村 啓太郎(( 独)食品総合研究所)
古林 万木夫(ヒガシマル醤油(株) )五味 勝也(東北大学農学研究科)
下飯 仁(岩手県立大学)中島 春紫(明治大学農学部)
橋爪 克己(秋田県立大学) 

リンク

⇒過去の研究部会一覧はこちら

 

Published by 学会事務局 on 24 9月 2008

生物工学会誌の原稿作成・送付方法について

生物工学会誌では下記のような原稿を募集しております。皆様からのご投稿をお待ちしております。

投稿論文生物工学領域の学術論文
2名のレフリーによる査読の後、採否を決定 ⇒詳しくはこちら
巻頭言「随縁随意」生物工学というキーワードを主幹に、思いのままをお書きいただき、また若い研究者への提言やエールをお寄せ下さい。巻頭言1500字程度。
特集刷り上がり16~20頁程度。4~5名の執筆者で構成。特集をご提案いただく場合は、タイトル、責任編集者名、テーマの趣旨、セールスポイント(400字程度)、予定執筆者名を付記して事務局にご連絡ください。 
バイオミディア刷り上り1頁(約2000字)。原則として1名の執筆者。生物工学に関連する最近の話題、または将来有用であろうと思われるトピックスを、焦点を絞り平易な解説を加えて紹介する。文献は5つ程度。図挿入可。
プロジェクト・バイオ見開きで2ページ(4000字程度)。新規技術・バイオ関連新製品(器具、試薬、キット、食品など)について、その学術的解説(開発の裏ドラマも)を加えて紹介する。広告(有料)も歓迎。
大学発!美味しいバイオバイオ関連技術で実現した、大学発の“美味しい(食べ物に限らず)”商品開発ストーリーを紹介。見開き2ページ(4000字)程度。
生物材料インデックス生物工学分野で用いられる生物材料の歴史的な背景、特長=利点、面白い点(研究の魅力)、難しさ、今後への期待を写真つきでまとめていただく。生物材料への愛(と実利)を語るシリーズ。
その他バイオ系のキャリアデザイン、談話室、解説、スピーカーズ・コーナー、はじめまして、Germinationなど。

いずれも採否、掲載時期の決定は編集委員会にご一任ください。

投稿原稿の送付方法

投稿論文につきましては 投稿規程・投稿要領 pdf をご一読の上、 投稿前チェックリスト(投稿同意書) pdfと共に和文誌原稿受付係宛()に送付してください。

     

    ►生物工学会誌Topへ

    Published by 学会事務局 on 24 9月 2008

    生物工学会誌 – 79巻1号

    • 巻頭言
      • 21世紀の初夢…西山 徹
    • 総合論文
      • 生物化学工学の新しい研究領域の開拓…小林 猛…( 2 )
    • バイオミディア 2001
      • タンパク質の細胞内集配システム:小胞輸送の特異性を求める SNARE タンパク質…大西 康夫…( 12 )
      • 鼻を助ける「におい識別装置」…喜多 純一…( 13 )
      • 金属の大移動:21世紀,第二の鉱山との戦い…立田 真文…( 14 )
      • バイオフィルターによる脱臭システム…岡本 賢治…( 15 )
      • ゲノムサイエンスを支える pH 指示薬…市瀬 浩志…( 16 )
    • BRANCH SPIRIT
      • 東日本支部…佐藤 誠吾・黒澤 尋…( 17 )
    • GERMINATION(若手のページ)
      • 生物化学工学若手研究者の会について想うこと…今中 忠行…( 19 )
    • 今月の Journal of Bioscience and Bioengineering…( 21 )
    • テクノロジーサロン
      • Boom 法と磁性体粒子を利用したハイスループット核酸精製
      • …池田 勝徳・鈴木 正宏・西矢 芳昭…( 22 )
    • 会報……( 24 )
    • バイオインフォメーション……( 28 )
    • 学会事務局より……( 30 )

    Published by 学会事務局 on 24 9月 2008

    生物工学会誌 – 79巻2号

    • 総合論文
      • 酵母における酢酸エステル生成制御機構の解明
      • …善本 裕之・藤原 大介・坊垣 隆之・長澤 直・藤井 敏雄…( 33 )
    • バイオミディア 2001
      • Is your cell really safe? (携帯電話は安全か?)…高木 昌宏…( 41 )
      • バイオリアクターでセルロースを生産する?…天野 良彦…( 42 )
      • アラニンラセマーゼの触媒機構…渡邉 彰…( 43 )
      • 環境中の微生物の多様性を数値化する…鈴木 市郎…( 44 )
      • 実用的な清酒酵母は交雑育種で…黒瀬 直孝…( 45 )
    • BRANCH SPIRIT
      • 西日本支部…疋田 正喜・阿賀 創・飛松 孝正…( 46 )
    • GERMINATION(若手のページ)
      • 平成12年度夏のセミナー報告…跡見 晴幸…( 48 )
    • 今月の Journal of Bioscience and Bioengineering…( 49 )
    • 諸規定……( 50 )
    • バイオインフォメーション……( 63 )
    • 学会事務局より……( 66 )

    Published by 学会事務局 on 24 9月 2008

    生物工学会誌 – 79巻3号

    • 総合論文
      • 微生物由来のジケトピペラジン環化合物代謝酵素による生理活性物質生産…神崎 浩…( 71 )
    • バイオミディア 2001
      • バクテリオファージを利用した特定細菌の迅速検出技術…野上 尊子…( 78 )
      • 酵母を使った生理活性物質の新規スクリーニング法
      • …平田 大・下向 敦範・水沼 正樹・宮川 都吉…( 79 )
      • フリーズ! -酵母反応中間体のトラップ-…日び 隆雄…( 80 )
      • 大砲型の外膜タンパク質 TolC…京野 潔…( 81 )
      • 僧坊酒を科学する…松澤 一幸…( 82 )
    • BRANCH SPIRIT
      • 関西支部…岸本 通雅・小林 昭雄…( 83 )
    • GERMINATION(若手のページ)
      • 第 5 回電子討論会「面白いバイオ実験」…片倉 啓雄…( 85 )
    • 今月の Journal of Bioscience and Bioengineering…( 87 )
    • テクノロジーサロン
      • 新規リアルタイム PCR 装置「Smart Cycler」を用いた核酸の定量…奥井 利豪…( 88 )
    • バイオインフォメーション……( 90 )
    • 学会事務局より……( 92 )

    Published by 学会事務局 on 24 9月 2008

    生物工学会誌 – 79巻4号

    • 総合論文
      • 人工細胞壁を装着したプロトプラストによる有用物質の高速度生産システム…青柳 秀紀…( 105 )
    • バイオミディア2001
      • PAH微生物分解への界面活性剤の効果…宮田 直幸…( 113 )
      • RNAi-2本鎖RNAによる遺伝子発現の抑制現象…上平 正道…( 114 )
      • 新しいバイオシグナル素子 ―硫酸化オリゴ糖鎖―…村田 健臣…( 115 )
      • 神経再生 ―再生誘導と細胞補充療法―…桜田 一洋…( 116 )
      • “天然物”としてのホルムアルデヒド:物質循環の鍵物質…三井 亮司…( 117 )
    • BRANCH SPIRIT
      • 九州支部…岩原 正宜・清水 和幸…( 118 )
    • GERMINATION(若手のページ)
      • 日本で学んだ留学生からのメッセージ…Somchai Chauvatcharin…( 120 )
    • 今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 121 )
    • バイオインフォメーション……( 122 )

    Published by 学会事務局 on 24 9月 2008

    生物工学会誌 – 79巻5号

    • 報文
      • エノキタケ(Flammulina velutipes)の子実体形成におけるサイクロフィリンの役割
      • …小田 亜紀・中井 亮介・千 菊夫・黒澤 辰一…( 127 )
    • 清酒醪におけるイノシトール生成に及ぼす酵母酸性ホスファターゼの影響
      • …古川 恵司・溝口 晴彦・原 昌道…( 133 )
    • 総合論文
      • グルコースからポリ-l-乳酸を工業的に製造する方法の開発
      • …小原 仁実・土井 梅幸・大塚 正盛・奥山 久嗣・岡田 早苗…( 142 )
    • バイオミディア2001
      • ジーン・サイレンシングと形態形成のホットな関係…大平 和幸…( 149 )
      • 植物の水分張力測定(凝集力説は否定されるか?)…町村 尚…( 150 )
      • α-マンノシダーゼの活用あれこれ…吉田 孝…( 151 )
      • 植物細胞培養における物理的ストレスの緩和…長森 英二…( 152 )
      • お酒に酔いにくくなる食品…中野 真知…( 153 )
    • BRANCH SPIRIT
      • 中部支部…大宮 邦雄…( 154 )
    • GERMINATION
      • ドイツ留学記…江崎 聡…( 156 )
    • 今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 157 )
    • バイオインフォメーション…( 158 )
    • 学会事務局より…( 161 )

    Published by 学会事務局 on 24 9月 2008

    生物工学会誌 – 79巻6号

    • 報文
      • 生ごみコンポストの高速化と臭気発生抑制のための放線菌の添加効果
        …惠谷 浩…( 163 )
    • 特集「現代の乳酸菌研究を斬る」
      • 特集によせて:「ヒトに優しく,地球に優しい」乳酸菌研究の新世紀
        …緒方 靖哉…( 171 )
         
      • ヒト腸管起源の Lactobacillus gasseri (ガセリ菌)におけるラクトース資化系の新経路の発見
        …齋藤 忠夫・伊藤 敞敏・舘野 義男・山崎由紀子…( 172 )
         
      • ラクトバチルス属乳酸菌は表層タンパク質を介して糖鎖に接着する…山本 憲二…( 173 )
         
      • 腸内細菌の新機能:Lactobacillus 属乳酸菌による胆汁酸輸送とプロビオティックメカニズム
        …横田  篤・Peter Kurdi・Hendrik W. van Veen・田中 博・Igor Mierau・
        Wil N. Konigns・Gerald W. Tannock・冨田 房男…( 176 )
         
      • サイレージ乳酸菌の機能開発-サイレージ乳酸菌が保持するプラスミドの特性と利用開発-
        …土居 克実・江口 智子・島 純・西山 孝・大桃 定洋・緒方 靖哉…( 177 )
         
      • 醤油乳酸菌 Tetragenococcus halophila の分子シャペロン DnaK の構造と機能解析
        …福田 大介・渡邉 麻希・曾根崎志野・園元 謙二・石崎 文彬…( 179 )
         
      • 細菌の脱炭酸共役型エネルギー生成系…阿部 敬悦・樋口 猛…( 181 )
         
      • 乳酸菌を利用する食品にやさしい殺菌方法-バイオプリザベーション-
        …園元 謙二・石崎 文彬…( 182 )
         
      • 生物に学ぶ:乳酸菌との共培養による有用物質生産
        …塩谷 捨明・江川 直・清水 浩…( 185 )
         
      • Lactococcus lactis IO-1 による Synchronized Fresh Cell Bioreactor を用いたサゴデンプンからの高効率連続L-乳酸菌発酵
        …小林 元太・Cirilo Nalasco-Hipolito・園元 謙二・石崎 文彬…( 187 )
         
      • ポリ乳酸はクリーンケミストリーの理念を具現化する…小原 仁実…( 188 )
    • バイオミディア 2001
      • DNA 結合タンパク質の可溶化:熱センサータンパク質の候補へ…渡部 邦彦…( 190 )
      • 動物細胞培養の操作因子としての圧力…高木 睦…( 191 )
      • ホスホリラーゼを利用した有用糖質の合成…岡田 正通…( 192 )
      • カエルの奇形の原因をさぐる…滝上 英孝…( 193 )
      • 真菌類におけるセルラーゼ発現のアクセルとブレーキ…須藤 学…( 194 )
    • BRANCH SPIRIT
      • 北日本支部…比良 徹…( 195 )
    • GERMINATION
      • どこまでアメリカを追いかけるの?…向 由起夫…( 197 )
    • 今月の Journal of Bioscience and Bioengineering…( 198 )
    • バイオインフォメーション…( 199 )
    • 学会事務局より…( 200 )

    Published by 学会事務局 on 23 9月 2008

    生物工学会誌 – 79巻7号

    • 挨拶
      • 会長就任にあたって…谷 樹
      • 積んどく誌では勿体ない…川崎 東彦
    • 報文
      • 乙類焼酎粕を利用した減塩調味料の生産および性質…横山 定治・垂水 彰二…( 211 )
    • バイオミディア 2001
      • ビールは鮮度が命,「抗酸化製造法」の開発史抄…高塩 仁愛…( 218 )
      • CO2 の資源化と藻類の培養技術…原納 究・乾 博…( 219 )
      • Fas によるアポトーシスの分子機構の解析…潘 才息…( 220 )
      • 光合成微細藻類の効率生産における屋内および屋外パネル型
      • フォトバイオリアクター培養システムの構築…張 凱…( 221 )
      • 抗体による環境モニタリング…郷田 泰弘…( 222 )
      • 比較ゲノム解析―より微生物の理解を目指して―…中川 智…( 223 )
    • 支部長紹介と活動方針
      • …西野 徳三・田中 秀夫・河合 啓一・土戸 哲明・大森 斉・清水 和幸…( 224 )
    • BRANCH SPIRIT
      • 東日本支部…伊藤 久生・木野 邦器…( 226 )
    • GERMINATION
      • UW-Madison トムソン研への留学…川本 卓男…( 228 )
    • 今月の Journal of Bioscience and Bioengineering…( 229 )
    • バイオインフォメーション…( 230 )
    • 学会事務局より…( 232 )

    Published by 学会事務局 on 23 9月 2008

    生物工学会誌 – 79巻8号

    • ノート
      • 植物細胞壁溶解酵素の添加による清酒もろみにおける原料利用率の向上
      • …福田 央・日吉 智・砂川 英之・田中健太郎・藤田 仁・山根 雄一・若林 三郎…( 299 )
    • 特集「光合成生物の活性酸素代謝の応答機構」
      • 特集によせて…重岡 成…( 303 )
      • 植物オルガネラにおける活性酸素生成…嶋岡 泰世・三宅 親弘…( 304 )
      • 光合成生物の酸化ストレス防御系…石川 孝博・吉村 和也…( 307 )
      • 活性酸素消去系の酸化ストレス応答…森田 重人・田中 國介…( 311 )
      • 活性酸素およびグルタチオンが関わる植物の生長生理制御…小川 健一・逸見 健司…( 314 )
      • 光酸素毒防御系の改変による耐性植物の分子育種…田茂井政宏・宮川 佳子…( 319 )
    • バイオミディア 2001
      • カイコの繭由来タンパク質セリシン…寺田 聡…( 323 )
      • 鬼に金棒,酵素に多糖―麹造りの分子生物学がもたらすもの―…岩下 和裕…( 324 )
      • 苦味を呈する糖質…海野 剛裕…( 325 )
      • ポリリン酸で何ができるか?―リン酸ポリマーの新しい利用法―…柴 肇一…( 326 )
      • 培養可能な共生細菌は語る…上田 賢志…( 327 )
    • BRANCH SPIRIT
      • 西日本支部…崎山 高明…( 328 )
    • GERMINATION
      • ロボット競技会に学ぶこと…前田 勇…( 330 )
    • 今月の Journal of Bioscience and Bioengineering…( 331 )
    • 会報…( 332 )
    • バイオインフォメーション…( 337 )
    • 学会事務局より…( 340 )

    Published by 学会事務局 on 23 9月 2008

    生物工学会誌 – 79巻9号

    • ノート
      • メンブレンリアクターを用いた (α2-3) シアリルラクトースの効率生産
      • …増田 美奈・川瀬 優治・川瀬 三雄…( 345 )
    • 特集「コンビナトリアル・バイオエンジニアリング」
      • 特集によせて:コンビナトリアル・バイオエンジニアリング―ヘッドライトとテールライト―
        …植田 充美…( 349 )
         
      • SELEX 法による核酸アプタマーの取得
        …福崎英一郎・岡澤 敦司・小林 昭雄…( 350 )
         
      • ファージディスプレイ技術による機能性分子の選択と創製
        …上田 宏…( 354 )
         
      • 抗体 CDR ファージ・ライブラリーからの酵素機能の創出
        …藤井 郁雄…( 357 )
         
      • 無細胞タンパク質合成系を用いたコンビナトリアル・バイオエンジニアリング
        …河原崎泰昌・中野 秀雄・山根 恒夫…( 360 )
         
      • 細胞表層ディスプレイ法の進展とコンビナトリアル・バイオエンジニアリングへの展開
        …近藤 昭彦・福田 秀樹・植田 充美・田中 渥夫…( 363 )
         
      • チップ技術と連携したコンビナトリアル設計法による機能分子の創成
        …森田 資隆・金原 健・村上 裕二・横山 憲二・民谷 栄一…( 367 )
    • バイオミディア 2001
      • スーパーファミリーを形成する GAF ドメインと PAS ドメイン…藤重古都美…( 371 )
      • 微生物による活性型ビタミン D3 の合成…佐々木冗二…( 372 )
      • 新たな技術革新への対応は?―種麹と遺伝子組換え技術…和久 豊…( 373 )
      • 細菌のゲノム情報を用いる新たな抗菌薬開発の戦略…前田 拓也…( 374 )
      • 樹状細胞の分化と Th 細胞の誘導…永井 伸夫…( 375 )
      • 海を守るバクテリア…笠井 由紀…( 376 )
    • BRANCH SPIRIT
      • 関西支部…三宅 淳・西村 顕…( 377 )
    • GERMINATION
      • 日本留学…唐 暁峰…( 379 )
    • 今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 380 )
    • バイオインフォメーション…( 381 )
    • 学会事務局より…( 385 )

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    生物工学会誌 – 79巻10号

    • 特集「微生物炭酸固定―その特徴と利用―」
      • 特集によせて:なぜ「微生物」炭酸固定か?…五十嵐泰夫…( 391 )
      • 微生物における独立栄養的炭酸固定経路の多様性…石井 正治…( 392 )
      • 微生物の Calvin-Benson 回路と 3-Hydroxypropionate 回路…跡見 晴幸・今中 忠行…( 395 )
      • 光合成微生物とその培養…藏野 憲秀…( 400 )
      • 微生物の carboxylation 反応とその利用…吉田 豊和・長澤 透…( 403 )
    • バイオミディア 2001
      • 狂牛病 ~ヒトへの感染と治療への可能性~…田中 穂積…( 407 )
      • 海の酵母でワイン?…柳田 藤寿…( 408 )
      • キラー酵母はこのごろ元気か?…北本 宏子…( 409 )
      • 変異型糖加水分解酵素によるオリゴ糖合成…藤田 雅也…( 410 )
      • 微生物酵素を用いたショ糖の有効利用…伊藤 哲也…( 411 )
      • ファイト! レメディエーション!?…仲山 英樹…( 412 )
    • BRANCH SPIRIT
      • 九州支部…清水 和幸・水光 正仁・小川喜八郎…( 413 )
    • GERMINATION
      • 生物工学若手研究者の集い・夏のセミナー報告記…黒澤 尋…( 415 )
    • 今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 416 )
    • バイオインフォメーション…( 417 )

    Published by 学会事務局 on 23 9月 2008

    生物工学会誌 – 79巻11号

    • 特集「生物工学部門技術士の産業寄与」
      • 特集によせて…森 明彦…( 423 )
         
      • 技術士とは、そして技術士になるには
        …森 明彦…( 424 )
         
      • 技術の組み合わせによる新規製品の開発・評価
        平井 輝生・矢田美恵子…( 428 )
         
      • 組換えラン藻の技術開発-組換えラン藻によるエチレンの生産を例として-
        …坂井 美穂…( 431 )
         
      • 光合成細菌による廃水処理におけるCOD,窒素,リンおよび硫化水素の同時処理
        …佐々木 健…( 434 )
         
      • 遺伝子組換え作物の開発の現状
        …田中 宥司・坂井 美穂・萓野 暁明・古賀(番)保徳…( 439 )
    • バイオミディア 2001
      • β-Lactmaseの誘導機構で明らかになった新規のシグナル伝達系
        …間世田英明…( 446 )
         
      • 生物によるモノハロメタンの生成機構
        …大沢 登…( 447 )
         
      • 清酒酵母は他の酵母とどこが違うのか-DNAマクロアレイによる解析-
      • …下飯 文快…( 449 )
         
      • 油汚染土壌のバイオレメディエーション~バイオトリータビリティーとモニタリング~
      • …岸良日出男…( 450 )
    • BRANCH SPIRIT
      • 中部支部…米谷 正・金山 晋治・民谷 栄一…( 451 )
    • GERMINATION
      • 日本生物工学会山梨大会に参加して
        …梅垣 良太・幡田 徳彦・屋敷 思乃…( 453 )
    • 今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 454 )
    • バイオインフォメーション…( 455 )
    • 学会事務局より…( 457 )

    Published by 学会事務局 on 23 9月 2008

    生物工学会誌 – 79巻12号

    • 報文
      • パンダから分離した耐熱性酵素群を産生する高温細菌による生ゴミ処理の試み
      • …田口文章・宗 国富・張 光磊…( 463 )
    • 特集 「パネルディスカッション:世界をリードする生物工学教育とは」
      • …関口 順一・青山 紘一・大島 敏久・大島 淳・河原 秀久
        清水 和幸・西村 基弘・播磨 武・室岡 義勝…( 470 )
    • バイオミディア 2001
      • アスリートのためのスポーツドリンク…滝井 寛…( 490 )
      • 水質浄化植物を分子育種できないか…森 一博…( 491 )
      • 有機溶媒耐性生体触媒…荻野 博康…( 492 )
      • 微小流体デバイスを用いたイムノアッセイ…谷 博文…( 493 )
      • アオサの有効活用…石川 和宏…( 494 )
    • BRANCH SPIRIT
      • 北日本支部 ―バイオテクノロジーお国自慢―…湯本 勲…( 495 )
    • GERMINATION
      • 若手に読んでほしい本 ―btf で紹介された本―…川瀬 雅也…( 497 )
    • 今月の Journal of Bioscience and Bioengineering…( 498 )
    • バイオインフォメーション…( 499 )
    • 学会事務局より…( 502 )

    Published by 学会事務局 on 23 9月 2008

    生物工学会誌 – 80巻3号

    • 報文
      • オルガノゲル担体に固定化したCandida rugosaリパーゼによるエステル合成の
      • 反応条件と連続反応…長山 和史・唐岩 克徳・植田 章夫・今井 正直…(95)
    • 総合論文
      • 植物の遺伝子発現制御機構の解析と応用…吉田 和哉…(102)
      • 生体触媒の新しい機能・特性の探索と解析…中山  亨…(111)
      • 微生物の生産する高機能性バイオポリマー…倉根隆一郎・野畑 靖浩…(118)
    • バイオミディア 2002
      • メイラード反応と微生物発酵の連携は発酵食品の香ばしい風味と機能性を創る…林田 安生…(124)
      • バイオポリマーを機能性高分子材料に!?…田島 健次…(125)
      • プロテアーゼの再分類…鶴岡 直樹…(126)
      • 微小管は続くよどこまでも! ―微小管の工学的応用―…荷方 稔之…(127)
      • 光合成微生物による水素生産のゆくえ…勝田 知尚…(128)
      • 無細胞タンパク質合成系の新展開…中野 秀雄…(129)
    • BRANCH SPIRIT
      • 関西支部…藤原 信明・田中 良和…(130)
    • GERMINATION
      • 国際学会参加…谷 佳津治…(132)
    • 今月の Journal of Bioscience and Bioengineering…(133)
    • バイオインフォメーション…(134)
    • 学会事務局より…(136)

    Published by 学会事務局 on 23 9月 2008

    生物工学会誌 – 80巻4号

    • 特集「花粉症」
      • 特集によせて…川瀬 雅也・井手 武…( 139 )
      • 花粉症の感作および発症メカニズム…岡野 光博…( 140 )
      • 花粉アレルゲン…安枝 浩…(145)
      • 花粉アレルゲンの遺伝子解析…山本 恵三・後藤 陽子…( 148 )
      • スギ花粉症に対する新しい特異的免疫療法
        …平原 一樹・戸田 雅子・白石 明郎・阪口 雅弘…( 152 )
      • 花粉症治療において生物工学がどう貢献できるか―「まとめ」にかえて―
        …川瀬 雅也・井手 武…( 156 )
    • バイオミディア 2002
      • お米君へ,あなたの品種はすぐわかる…井上 茂孝…( 157 )
      • 活性汚泥と生分解性プラスチックの生産…佐藤 弘泰…( 158 )
      • 清酒におけるペプチドの意義…山田 翼…( 159 )
      • 細菌のプログラム死はあるのか?…渡辺 淳…( 160 )
      • 酢酸菌のセルロース合成モデル…外内 尚人…( 161 )
      • カビの交配型遺伝子座…横山 英之…( 162 )
    • BRANCH SPIRIT
      • 九州支部 ―バイオテクノロジーお国自慢―…田中 賢二…( 163 )
      • 九州支部大会報告…古川 謙介…( 164 )
    • GERMINATION
      • Arabidopsis と Arabis…高橋 正道…( 165 )
    • 今月の Journal of Bioscience and Bioengineering…( 166 )
    • バイオインフォメーション…( 167 )
    • 学会事務局より 創立80周年記念大会案内…( 171 )

    Published by 学会事務局 on 23 9月 2008

    生物工学会誌 – 80巻5号

    • 報文
      • 膜分離システムを用いた餌料用動物プランクトン,ワムシの超高密度培養と細菌数低減効果
      • …田中 賢二・武田 憲亨・南 優次・倉本 将毅・吉村 研治・吉松 隆夫…( 181 )
    • 特集「セル&ティッシュエンジニアリング」
      • 特集によせて:再生医療に工学者は何を寄与できるか?…酒井 康行…( 188 )
      • 再生医工学におけるscaffoldの開発と展望…川瀬 雅也・八木 清仁…( 189 )
      • 三次元培養による骨髄前駆細胞の増幅…高木 睦・相馬 俊裕・吉田 敏臣…( 191 )
      • 器官工学の新しいアプローチ…竹澤 俊明…( 194 )
      • 組織モジュール構築法と実用化…石川 陽一・青田とも子…( 196 )
      • ティッシュエンジニアリングの産業化と課題…森 由紀夫…( 198 )
      • 細胞プロセッシングセンター(CPC)を中心とした臨床治験インフラの整備…千葉 敏行…( 201 )
    • バイオミディア 2002
      • 皮膚から神経細胞ができた-Transdifferentiationによる目的細胞の取得…川瀬 雅也…( 204 )
      • エビ類黒変の主犯は誰だ!…足立 亨介…( 205 )
      • できそうでできない(?),実用的バイオレメディエーション…渡辺 昌規…( 206 )
      • 哺乳類の目覚まし時計細胞…養王田正文…( 207 )
      • 歯周組織の再生医療…上松 隆司・山岡 稔・川添 祐美・柴 肇一…( 208 )
    • BRANCH SPIRIT
      • 中部支部…河合 啓一・伊藤 伸哉・曽我部行博…( 209 )
    • GERMINATION
      • You should find out how the rest of the world is.
      • -君は世間を知るべきなんだ…山川 純次…( 211 )
    • 今月の Journal of Bioscience and Bioengineering…( 212 )
    • バイオインフォメーション…( 213 )
    • 学会事務局より…( 218 )

    Published by 学会事務局 on 23 9月 2008

    生物工学会誌 – 80巻6号

    • ノート
      • 米麹から分離したPediococcus sp. NPIB-38が生産するバクテリオシン
      • …金桶 光起・渡辺 健一・青木 俊夫・鍋倉 義仁・佐藤 圭吾・月岡 本…( 223 )
    • 特集「循環型社会に向けた光合成微生物の活用-基礎と応用-」
      • 特集によせて…小川 隆平・宮本 和久…( 227 )
      • ラン藻における光合成電子伝達系の遺伝子改変…松岡 正佳・高濱 一貴・小川 隆平…( 228 )
      • 葉緑体工学とその応用…新名 惇彦・加藤 晃…( 230 )
      • 組換え光合成微生物による物質生産…浅田 泰男…( 232 )
      • 光合成細菌の医用と環境問題への応用…佐々木 健・渡辺 昌規・Napavarn Noparatnaraporn…( 234 )
      • 微細藻類を利用した物質循環型二酸化炭素固定および再資源化技術…平田 收正・宮本 和久…( 236 )
      • クロロウイルスのバイオテクノロジーへの利用…山田 隆…( 239 )
      • 従属栄養代謝を積極的に利用したEuglena gracilisの培養法とα-トコフェロール生産
      • …James C. Ogbonna・田中 秀夫…( 242 )
      • ヘマトコッカスによるアスタキサンチン生産…古林万木夫…( 244 )
    • バイオミディア 2002
      • CCAAT結合複合体の転写活性化機構の多様性…田中 昭光…( 247 )
      • シロアリの腸内共生系に見る微生物生態学の新しい展開…大熊 盛也…( 248 )
      • 脂には油をもって制す:脂肪酸のホルモン様作用…河田 照雄…( 249 )
      • 微生物の電気培養技術…松本 伯夫…( 250 )
      • 酵素を利用した希少糖の生産…高田 悟郎…( 251 )
      • 未知の地殻内生命圏への挑戦…稲垣 史生…( 252 )
    • BRANCH SPIRIT
      • 北日本支部―バイオテクノロジーお国自慢―…湯本 勲…( 253 )
    • GERMINATION
      • 連合王国での100日間…木下 浩…( 255 )
    • 今月の Journal of Bioscience and Bioengineering…( 256 )
    • 会報…( 257 )
    • バイオインフォメーション…( 274 )
    • 学会事務局より…( 277 )

    Published by 学会事務局 on 23 9月 2008

    生物工学会誌 – 80巻7号

    • 報文
      • シマミミズEisenia fetidaを利用した家庭生ゴミ処理―
      • 減量能力の評価および微生物群集の解析…平石 明…( 283 )
    • ノート
      • 脂肪酸低資化性を利用した清酒酵母からの高香気生産性酵母の取得…高野 光生…( 291 )
    • 特集「宇宙で植物を育てる」
      • 特集によせて…保尊 隆享…( 296 )
      • 宇宙利用の現状と展望…上垣内茂樹…( 297 )
      • 宇宙環境における植物の成長と形態形成…保尊 隆享…( 300 )
      • 微小重力下におけるウリ科植物の形態形成―ペグ形成とオーキシン―…高橋 秀幸…( 304 )
      • 国際宇宙ステーションで陸上植物は種子から種子への生活環を完結できるか…神阪盛一郎…( 307 )
      • 閉鎖生態系生命維持システムにおける植物の役割…後藤 英司…( 311 )
    • バイオミディア 2002
      • 佃煮と活性酸素…牧野 義雄・岡﨑 賢志…( 316 )
      • 深海多細胞生物の飼育・研究法開発…小山 純弘…( 317 )
      • DNAの伸長操作と1分子観測…桂 進司…( 318 )
      • 酸化鉄触媒による有機塩素化合物の低減化…松井 敏樹…( 319 )
      • PAHを分解するバクテリア…斉藤 敦…( 320 )
    • BRANCH SPIRIT
      • 東日本支部…若林 三郎・藤井 貴明…( 321 )
    • GERMINATION
      • 大学における研究スタンスとは?…酒井 康行…( 323 )
    • 今月の Journal of Bioscience and Bioengineering…( 324 )
    • バイオインフォメーション…( 325 )
    • 学会事務局より…( 328 )

    Published by 学会事務局 on 23 9月 2008

    生物工学会誌 – 80巻8号

    • 報文
      • 生分解プラスチックの自然環境を反映する好気的土壌系室内試験に用いるのに適正な土壌
        …惠谷 浩・平野 元三・岩城 尚子…( 331 )
    • バイオミディア2002
      • 無酸素環境下の微生物共生 ―環境微生物のコスト削減化戦略…関口 勇地…( 339 )
      • 米デンプンの改変で用途拡大…深井 洋一…( 340 )
      • シリカでできたハチの巣 ―ナノ細孔の秘められた可能性…梶野 勉…( 341 )
      • お米のDNA鑑定技術最前線 ―「あきたこまち」本場からの挑戦…小笠原博信…( 342 )
      • 培地…長沼 孝文…( 343 )
      • ファージは抗生物質に取って代われるか…丹治 保典…( 344 )
    • BRANCH SPIRIT
      • 西日本支部 ―バイオテクノロジーお国自慢…髙森 吉守…( 345 )
    • GERMINATION
      • 若い研究者に期待すること…伏見 良治…( 347 )
    • 今月の Journal of Bioscience and Bioengineering…( 348 )
    • バイオインフォメーション…( 349 )
    • 学会事務局より…( 352 )
    • 平成14年度大会プログラム…( 363 )
       

    Published by 学会事務局 on 23 9月 2008

    生物工学会誌 – 80巻9号

    • 報文
      • 米焼酎蒸留残渣からの機能性を有する醸造酢の製造
      • …森村 茂・叶 秀娟・重松 亨・木田 建次…( 417 )
    • 創立80周年記念特集
      • 座談会「日本生物工学会80年の裏話および今後の課題と展望」……( 424 )
      • 日本生物工学会の80年を顧みて…芝崎 勲…( 435 )
      • 資料―日本生物工学会の歴史…黒木 猛熊…( 441 )
    • バイオミディア 2002
      • 乳酸菌がモルトウイスキーを甘くする…鰐川 彰…( 446 )
      • ナノ生体模倣材料の応用―リポソーム,ニオソームおよびナノポリマー粒子…吉本 誠…( 447 )
      • 酵母が生産するバイオサーファクタントとリパーゼ―その油汚染浄化への利用…角川 幸治…( 448 )
      • ベストカップルを捜せ!:タンパク質間相互作用を検出する新しい方法…上田 宏…( 449 )
      • Clostridium属細菌によるガンの治療…森本 兼司…( 450 )
      • 真核生物にも存在するオペロン構造…相阪 和夫…( 451 )
    • BRANCH SPIRIT
      • 関西支部…藤原 伸介・河田 直紀…( 452 )
    • GERMINATION
      • ひよっこ助手,考える…新谷 紀人…( 454 )
    • 第1回btf大賞発表
      • …大政 健史…( 455 )
    • 今月の Journal of Bioscience and Bioengineering…( 456 )
    • バイオインフォメーション…( 457 )

    Published by 学会事務局 on 23 9月 2008

    生物工学会誌 – 80巻10号

    • 特集「生物工学の世界を拓げた酵母遺伝学―大嶋泰治先生の米国遺伝学会モルガンメダル受賞を記念して―」
      • 特集によせて…原島 俊…( 463 )
      • 酵母遺伝学の発展と共に…大嶋 泰治…( 464 )
      • 糸状菌の遺伝学から酵母遺伝学へ…東江 昭夫…( 467 )
      • 酵母遺伝学から医学生化学へ―膵臓β細胞の再生―…禾 泰壽…( 469 )
      • 酵母遺伝学とバイオテクノロジー…原島 俊…( 471 )
      • 酵母遺伝学から線虫の分子生物学へ…久本 直毅・松本 邦弘…( 475 )
      • 大腸菌の遺伝学から酵母遺伝学へ―出芽酵母の複製開始に働く因子―…荒木 弘之…( 477 )
      • 酵母遺伝学から酵母分子系統学,比較ゲノム学へ…金子 嘉信…( 478 )
      • 酵母と医科学…田中 一馬…( 481 )
      • 酵母分子遺伝学から植物バイオテクノロジーへ…吉田 和哉…( 482 )
    • バイオミディア 2002
      • タンパク質を味わう…前橋 健二…( 486 )
      • 遺伝子情報を指標とする微生物モニタリング法の応用…山口 進康…( 487 )
      • 醸造用酵素剤で新しい風味を作り出す…天野 仁…( 488 )
      • Quorum sensing が固定化微生物技術を変える?…中野 和典…( 489 )
      • 微生物がつくる環境調和型高分子材料…松崎 弘美…( 490 )
      • 木からアルコールへ―白色腐朽菌による生物学的前処理の効果―…伊藤 弘道…( 491 )
    • BRANCH SPIRIT
      • 九州支部―バイオテクノロジーお国自慢―
        微生物を利用した地球環境保全技術の開発…小林 元太…( 492 )
    • GERMINATION
      • ベルギーでの研究生活…田川 陽一…( 494 )
    • 生物工学若手研究者の集い・夏のセミナー報告記
      • …木下 浩…( 495 )
    • 今月の Journal of Bioscience and Bioengineering…( 496 )
    • バイオインフォメーション…( 497 )
    • 学会事務局より…( 499 )

    Published by 学会事務局 on 23 9月 2008

    生物工学会誌 – 80巻11号

    • 報文
      • 酒造用低グルテリン米の酒造適性
        …水間 智哉・古川 幸子・清川 良文・若井 芳則山本 佳宏・筒井 延男・松下 景
        前田 英郎・飯田 修一・根本  博…( 503 )
         
      • 走査型電子顕微鏡による酒造用低グルテリン米の観察
        …古川 幸子・水間 智哉・清川 良文柳内 敏靖・若井 芳則・松下 景・前田 英郎
        飯田 修一・根本 博…( 512 )
    • 特集「環境適用における微生物安全性」
      • 特集によせて…藤田 正憲…( 521 )
         
      • 微生物利用における安全性の考え方…中村 和憲…( 522 )
         
      • 廃水処理における外来微生物の挙動と安全性
        …池 道彦・惣田 訓・井上 大介・藤田 正憲…( 524 )
         
      • 石油汚染バイオレメディエーションの安全性評価
        …加来 伸夫・渡辺 一哉…( 527 )
         
      • TCE汚染地下水のバイオレメディエーションにおける出現微生物の解析および安全性確認
        …中村 寛治・石田 浩昭・飯泉 太郎…( 530 )
         
      • 外来遺伝子の水平伝播と安全性
        …福田 雅夫…( 532 )
         
      • 安全性評価のための微生物モニタリング手法
        …谷 佳津治・那須 正夫…( 536 )
    • バイオミディア 2002
      • バイオがつくる容器包装 ―環境に影響の少ない容器包装を求めて…松丸 直彦…( 539 )
      • W/O/Wエマルションの用途と食品分野への展開…島 元啓…( 540 )
      • 固体表面で生育する微生物 ―バイオフィルム…西岡 求…( 541 )
      • ビーズを用いたDNA解析法…大河内美奈…( 542 )
      • カビ(糸状菌)の浸透圧応答機構は酵母よりも複雑か?…阿部 敬悦…( 543 )
    • BRANCH SPIRIT
      • 中部支部…中村 嘉利・榊原三樹男・中森 茂…( 544 )
    • GERMINATION
      • 今感じること…幸田 明生…( 546 )
    • 今月の Journal of Bioscience and Bioengineering…( 547 )
    • バイオインフォメーション…( 548 )
    • 学会事務局より…( 552 )

    Published by 学会事務局 on 23 9月 2008

    生物工学会誌 – 80巻12号

    • ノート
      • 油脂分解微生物製剤による油脂含有排水処理
        …杉森 大助・中村 正寿・坪内 直樹・坪内 武夫・小畑 徹・卯津羅健作・宮崎 勝雄…( 559 )
         
      • 泡盛醸造における原料米からのフェルラ酸の遊離
        …石原 昌信・根路銘美穂・平良 東紀・多和田真吉・小波本直忠…( 563 )
    • 特集「乳酸菌工学の未来像 ―バイオプリザベーションとプロバイオティクス―」
      • 特集によせて…緒方 靖哉…( 568 )
         
      • 乳酸菌のバクテリオシンを利用するバイオプリザベーション
        …善藤 威史・島田 信也・谷本 保英・相馬さやか・中山 二郎・園元 謙二…( 569 )
         
      • ワイン醸造に関する乳酸菌の種内多様性とバイオプリザベーション
        …柳田 藤寿…( 574 )
         
      • サイレージ発酵におけるバクテリオシンの有効利用と高生産性の追究
        …土居 克実・岩武 敦司・江口 智子・大桃 定洋・緒方 靖哉…( 578 )
         
      • 二つの顔を持つ乳酸菌 ―有胞子乳酸菌と健康―
        …荒 勝俊・川合 修次…( 581 )
         
      • シームレスカプセルのプロバイオティクスへの応用
        …浅田 雅宣…( 584 )
    • バイオミディア2002
      • 生物膜の構造と機能をin situで明らかにする…岡部 聡…( 587 )
      • 乾杯!地ビール…永島 俊夫…( 588 )
      • 清酒復権!新規機能性糖質の巻き返し!…竹中 史人…( 589 )
      • 実用的なATP再生系をめざして…野口 利忠…( 590 )
      • グリーンプラ開発に求められる微生物研究 …中島(神戸)敏明…( 591 )
      • キノコがダイオキシンを壊すわけ…割石 博之・一瀬 博文…( 592 )
    • BRANCH SPIRIT
      • 北日本支部―バイオテクノロジーお国自慢―
      • 水産資源の有効利用法の開発…湯本 勳…( 593 )
    • GERMINATION
      • 個と集合…石毛たける…( 595 )
    • バイオインターハイ報告…( 596 )
    • 今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 602 )
    • バイオインフォメーション…( 603 )
    • 学会事務局より…( 606 )
    • 総目次

    Published by 学会事務局 on 23 9月 2008

    生物工学会誌 – 81巻1号

    ⇒生物工学会誌 – 第79巻(2001年)~第88巻(2010年)目次

    Published by 学会事務局 on 23 9月 2008

    生物工学会誌 – 81巻2号

    • 挨拶
      • 裏方30年を振り返って…黒木 猛熊
    • 報文
      • イネ由来キチナーゼ遺伝子を導入したイチゴの安全性評価
      • …浅尾 浩史・荒井  滋・西澤 洋子…( 57 )
    • 総合論文
      • 醸造酵母における分子育種技術の開発…中沢 伸重…( 64 )
      • 無細胞タンパク質合成系の高度化と応用…中野 秀雄…( 71 )
    • バイオミディア 2003
      • アプタマー:進化の機構を利用した新機能の創製…菊池  洋…( 77 )
      • 乳からつくった酒はprobioticsの先駆…石井 智美…( 78 )
      • 農産廃棄物からキシリトールを作る…多田 清志…( 79 )
      • 医薬品タンパク質の生産は誰が担う?…星田 尚司…( 80 )
      • バイオ脱硫酵素の奇妙な性質…石井 義孝…( 81 )
      • 抗腫瘍化合物「アンサマイトシン」の特異な生合成経路の解明と応用…加藤 康夫…( 82 )
    • BRANCH SPIRIT
      • 西日本支部-バイオテクノロジーお国自慢-…狩山 昌弘…( 83 )
    • GERMINATION
      • UCSB留学体験記…小比賀 聡…( 85 )
    • 今月の Journal of Bioscience and Bioengineering…( 86 )
    • バイオインフォメーション…( 87 )
    • 学会事務局より…( 89 )

    Published by 学会事務局 on 23 9月 2008

    生物工学会誌 – 81巻3号

    • 報文
      • 染色合成廃水の嫌気性および好気性処理における前処理としての樹脂吸着処理効果
        …森村 茂・重松 亨・後藤 泰貴・濱田 恵介・野中 敬正・種村 公平・木田 建次…( 95 )
    • 総合論文
      • 微生物におけるポリリン酸代謝制御機構の解明と利用…黒田 章夫…( 104 )
      • 溶存酸素濃度制御による栽培漁業用餌料ワムシの超高密度培養法の開発と実用化
      • …田中 賢二・吉村 研治・吉松 隆夫…( 112 )
    • バイオミディア 2003
      • 日本におけるバイオレメディエーションの現状と今後の展望…村上周一郎…( 118 )
      • 麹菌だって鉄が欲しい,でも・・・…山田 修…( 119 )
      • 解明が進む多剤排出のメカニズム…米山 裕…( 120 )
      • 色素依存性アミノ酸脱水素酵素の新展開…里村 武範・大島 敏久…( 121 )
      • 回収したバイオガスの活用法…中島田 豊…( 122 )
      • プロポリスの新たな薬効・食効を探る!!…吉積 一真…( 123 )
    • BRANCH SPIRIT
      • 関西支部…バイオテクノロジー啓発活動「バイオってなんやろ?実験で学ぶバイオ」を終えて
      • …河原 秀久…( 124 )
    • GERMINATION
      • 個の評価を考える…石田 博樹…( 127 )
    • 今月の Journal of Bioscience and Bioengineering…( 128 )
    • バイオインフォメーション…( 129 )
    • 学会事務局より…( 131 )

    Published by 学会事務局 on 23 9月 2008

    生物工学会誌 – 81巻4号

    • 特集「構造生物学(2)」
      • 特集によせて…吉田 卓也…( 141 )
      • 多次元NMRによる水素結合の直接測定…三島 正規…( 142 )
      • 低温電子顕微鏡法によるタンパク質の構造解析…米倉 功治…( 146 )
      • リボソーム再生因子 (RRF) の構造と機能…吉田 卓也…( 150 )
      • 多剤排出トランスポーターAcrBの結晶構造解析…村上 聡…( 155 )
    • バイオミディア 2003
      • きのこで発酵した健康・機能性アルコール飲料…松井(岡村)徳光・大杉 匡弘…( 161 )
      • Ca2+シグナル伝達経路による細胞周期制御…水沼 正樹…( 162 )
      • 粘液細菌は渚のかなめ石?…飯塚 俊…( 163 )
      • まだまだ謎の多いビオチン生合成…三原 久明…( 164 )
      • 乳酸菌の死とチーズの旨味…佐々木正弘…( 165 )
    • BRANCH SPIRIT
      • 九州支部…石崎 文彬・安田 正昭…( 166 )
    • GERMINATION
      • CASPとグリッドと研究モデル…鬼塚健太郎…( 168 )
    • 今月の Journal of Bioscience and Bioengineering…( 169 )
    • バイオインフォメーション…( 170 )
    • 学会事務局より…( 174 )

    Published by 学会事務局 on 23 9月 2008

    生物工学会誌 – 81巻5号

    • 特集「DDSとナノ粒子」
      • 特集によせて…真弓 忠範…( 177 )
      • リピドマイクロスフェアー製剤「基礎から臨床へ」…五十嵐理慧…( 179 )
      • 高分子ナノスフェアを用いるエイズワクチンの開発…金子 達雄・馬場 昌範・明石 満…( 182 )
      • 生分解性ナノパーティクルを用いたDDS…山本 浩充・竹内 洋文・川島 嘉明…( 186 )
      • 細胞内薬物動態制御を目指した機能性ナノ粒子の細胞質内導入…中川 晋作・真弓 忠範…( 189 )
    • バイオミディア 2003
      • 有名だが謎:アミノ酸アンモニアリアーゼの反応機構に二つの解…浅野 泰久…( 193 )
      • パン造りの陰の主役:乳酸菌…岡田  寿…( 194 )
      • DNAマイクロアレイデータに対するバイオインフォマティクス…花井 泰三…( 195 )
      • 環境にやさしいインテリジェントな殺菌システム…増井 昭彦…( 196 )
      • 複雑な細胞壁構築現場―建材としてのキチンと大工の多様性…千木良裕子…( 197 )
    • BRANCH SPIRIT
      • 中部支部…河合 啓一・関口 順一…( 198 )
    • GERMINATION
      • 博士号はアメリカで!? (1)…杉井 重紀…( 200 )
    • 今月の Journal of Bioscience and Bioengineering…( 201 )
    • バイオインフォメーション…( 202 )
    • 学会事務局より…( 205) )

    Published by 学会事務局 on 23 9月 2008

    生物工学会誌 – 81巻6号

    • 挨拶
      • 会長就任にあたって…新名 惇彦
    • 特集「宇宙生物学 ―これまで,そしてこれから」
      • 特集によせて…最上 善広…( 213 )
      • 宇宙ステーションでのメダカ実験をめざす…井尻 憲一…( 214 )
      • 宇宙と細胞…粂井 康宏…( 217 )
      • カエルのカエルによるカエルのための宇宙…山下 雅道…( 220 )
      • 宇宙滞在と生物時間…最上 善広…( 224 )
    • バイオミディア 2003
      • 微生物が作るナノサイズの磁石…竹山 春子…( 228 )
      • 代謝シミュレーションの新展開…倉田 博之…( 229 )
      • ビールの歴史とビール酵母の進化…中尾 嘉宏…( 230 )
      • ダイオキシンで呼吸!?…吉田奈央子…( 231 )
      • ビールとがんの予防の興味深い関係…野澤  元…( 232 )
      • 野生酵母の形質から見える清酒酵母の分類学的位置の再検討…門倉 利守…( 233 )
    • 支部長紹介と活動方針
      • …棟方 正信・木野 邦器・関口 順一・加藤 滋雄・和泉 好計・木田 建次…( 234 )
    • BRANCH SPIRIT
      • 北日本支部―バイオテクノロジーお国自慢…湯本  勳…( 236 )
    • GERMINATION
      • 博士号はアメリカで!? ( 2 )…杉井 重紀…( 238 )
    • 今月の Journal of Bioscience and Bioengineering…( 239 )
    • 会報…( 240 )
    • バイオインフォメーション…( 257 )
    • 学会事務局より…( 259 )

    Published by 学会事務局 on 23 9月 2008

    生物工学会誌 – 81巻7号

    • バイオミディア 2003
      • ヤシ酒のある暮らし…赤嶺 淳…( 263 )
      • イムノクロマト法キットによる微生物・ウイルスの迅速簡易検出…太田 俊也…( 264 )
      • CO2温暖化脅威説は誤り?…奥野 和政…( 265 )
      • 洗剤酵素に求められる性質…前田 浩…( 266 )
      • 敵か味方か?:拒絶と受容を分ける免疫系の鍵分子…西島 謙一…( 267 )
    • BRANCH SPIRIT
      • 東日本支部…今井 泰彦・田口 精一…( 268 )
    • GERMINATION
      • 私が出会った研究者たち…栗生 俊彦…( 270 )
    • 今月の Journal of Bioscience and Bioengineering…( 271 )
    • バイオインフォメーション…( 272 )
    • 本部だより…( 275 )
    • 学会事務局より…( 277 )
    • 平成15年度大会プログラム…( 288 )

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