第4回生物工学教育セミナーは、おかげさまで盛況のうちに終了いたしました。

産業界の若手研究者・技術者を主たる対象として、基盤となる知の習得を目的に、「生物工学」(生物化学工学、応用微生物学など)の基礎教育セミナーを以下の要項にて開催いたします。企業に入社後数年が経過した若手研究者・技術者の学び直しの場としても、このセミナーをご活用ください。

第4回生物工学基礎教育セミナーでは、前回に引き続き、日本生物工学会創立90周年記念事業の一環として2013年9月に出版された『基礎から学ぶ生物化学工学演習』を教材にして、第2章「バイオキャタリストの特性」、第5章「バイオプロセスにおける単位操作」を中心に、執筆者等による講義と演習指導を実施いたします。また、産業界の著名な講師から、研究・生産現場で利用される、培養・計測技術、並びに単離・精製技術について最新の知見も含め、紹介いただきます。
プログラムはこちら

企業の研究現場、生産現場で働く若手研究者・技術者のみならず、新たな基盤知識を習得したい、今一度学び直したいと考えておられる方々の参加もお待ちしております。

  • 日時
    2016年5月13日(金) 10:00~17:00 (受付開始9:30~)
  • 場所
    サントリーワールドリサーチセンター
    (京都府相楽郡精華町精華台8丁目1-1)
    http://www.suntory.co.jp/company/research/swr/
     
  • 参加費 
    6,000円(税込、テキスト『基礎から学ぶ生物化学工学演習』代、昼食代込)

テキスト『基礎から学ぶ生物化学工学演習』を持参される方は、参加費4,000円となります。
参加費は当日お支払ください。請求書等は事前発行いたしません。領収書は当日お渡しいたします。
要テキストで申し込まれた方がキャンセルされた場合、後日テキストをお送りしますのでテキスト代のみお支払い下さい。

  • 意見交換会  2,000円(税込)17:00~
     
  • 定員
    60名(定員になり次第締め切ります)
     
  • 申込み締切
    2016年4月28日(木)
     
  • 申込み方法
    1) 氏名、2) 住所ならびに所属、連絡先TEL/E-mail、 3) テキスト『基礎から学ぶ生物化学工学演習』の要・不要、4) 意見交換会参加の有無、5) 会員種別を明記して、申込みフォームよりお申し込みください。
     
  • 問合せ先
    日本生物工学会事務局 産学連携活動担当
    E-mail: sangaku@sbj.or.jp

 

講演プログラム

  • 9:55~10:00 開会の挨拶…………坂口 正明(日本生物工学会 監事)
     
  • 10:00~12:00 
    『基礎から学ぶ生物化学工学演習』を教材とした講義と演習指導
      ……荻野 千秋(神戸大学大学院工学研究科応用化学専攻 准教授)
      
  • 12:00~13:00 昼食・休憩
  • 13:00~15:00 
    『基礎から学ぶ生物化学工学演習』を教材とした講義と演習指導
      ……長森 英二(大阪工業大学工学部生命工学科 准教授)
     
  • 15:20~16:40
    バイオプロセスエンジニアリングの現場
     ……佐久間 英雄(株式会社丸菱バイオエンジ 代表取締役専務)

生物工学の基礎を学んだ研究者、エンジニアのすべてではないが、いずれバイオプロセスによる物質生産の設備の新規構築、既設の運用などに従事する機会が訪れることがあると思われます。実験室で使われる機器の新規導入、実際の運用については、比較的機会が多いが中規模以上の設備になると自身の職業人生の中で、頻繁にあるわけもなく、経験の積重ねも限られたものになり種々の戸惑いが生じることがあります。プラント設備はおびただしい数、種類の機器、部品から構成されており、建設の過程では多くの異分野のエンジニアとの共同作業が発生します。醗酵工学を履修して、バイオエンジニアリング分野の業務に従事してきた演者の経験をお話することが、少しでも皆さまのお役に立てることを願っています。

  • 17:00~ 意見交換会

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