未来の食とバイオものづくりを牽引するPrecision fermentation
- オーガナイザー:小川 順 (京大),長森 英二 (大阪工大),矢田 美恵子 (バイオインダストリー協会)
- 2024年9月9日 (月) 9:00~11:00
- E会場 西講義棟1・WL1-401
【趣旨】地球環境や世界情勢の変化を背景に、未来の食の選択肢が多様化してきている。海外では、Precision fermentationが注目され、ベンチャー企業が数多く生まれている。Precision fermentationを国内に根付かせるには、安全性や「表示」問題の解決が必須である。一方、糸状菌や麹菌で作る非組換えでのタンパク質生産は日本の強みであり、スタートアップも誕生している。こうした食料問題と対峙し、かつ、バイオものづくりを牽引しうる取組の現状と課題を議論したい。
プログラム
- 9:00 はじめに ……小川 順
座長: 長森 英二
- 9:02 (2S-Ea01)
醗酵ならびに微生物変換によるバイオものづくり
……○小川 順 (京大院・農)
- 9:22 (2S-Ea02)
世界のPrecision fermentationの現状と課題
……○坂元 雄二1,2,3 (1(一財)バイオインダストリー協会, 2日本バイオ産業人会議, 3早大・先進理工)
- 9:42 (2S-Ea03)
微生物発酵によるヒトミルクオリゴ糖の工業生産
……○氏原 哲朗 (協和発酵バイオ)
座長: 小川 順
- 10:02 (2S-Ea04)
お米生まれ麹育ちの新奇タンパク質食材
……○佐賀 清崇 (Agro Ludens株式会社)
- 10:22 (2S-Ea05)
Precision fermentationに資するOITバイオものづくりラボの使命と展望
……○長森 英二 (大阪工大・院)
- 10:42 総合討論
- 10:57 おわりに ……長森 英二