第71回日本生物工学会大会は、2019年9月16日(月)から18日(水)の3日間、岡山市の岡山大学津島キャンパスで開催いたします。初日の16日は、午前9時より創立50周年記念館で各賞の授賞式、受賞講演を行い、午後6時から岡山ロイヤルホテルで懇親会を開催いたします。一般講演とシンポジウムを16日の午後から18日までの3日間連日開催する予定です。

一般講演については、本大会では口頭発表形式で開催しますので、発表者は各自のノートパソコンをご持参下さい。特に注目に値する演題をプログラム編集委員会で選定し、トピックス集として公開するとともに、報道各社、協賛その他の企業に広く周知します。さらに、トピックス集の中から「トピックス賞」を何件か選定し、表彰する予定です。

シンポジウムは、本部企画3件、公募企画20件の計23件を開催します。in silicoシミュレーションからものづくり産業の現場まで多様な視点のもと、微生物、植物、動物さらに複合系をも対象とした様々な切り口のシンポジウムを開催いたします。また、これとは別に、ランチョンセミナーでは、研究開発を活発に行っておられる企業様の製品・機器に関する最新情報をご提供いただく予定です。

一昨年の大会では、「企業人から若い世代への産の心と技術の継承」と「従来の枠にとらわれないものづくりの異分野交流」を目的としたイブニングセッションが好評でした。昨年の大会ではこれを受けて、「ものづくり交流サロン」と題し、生物工学若手研究者の集いが毎年開催している総会・交流会に合体させたイベントを開催しました。 本大会でも第2日目9月17日午後の一般講演・シンポジウム終了後、同企画を開催します。企業や公的研究機関から、中堅と若手の2名のプレゼンターをお呼びし、独自技術やそのこだわりをポスター等でアピールしていただき、若い世代の学生・研究者が社会人と交流し、議論する場を提供いたしますので、ご期待下さい。

一般講演・シンポジウムの会場は、つながった1つの建物に集約されており、岡山大学津島キャンパスへはJR岡山駅からバスで7分、歩いても20分ほどの平坦な道のりです。途中には国体会場となった総合グランドや古代の遺跡公園も有りのんびりできます。大会成功に向け、西日本支部役員を中心に、中国・四国地域の会員で構成する実行委員会が大会を円滑に運営すべく、万全の体制で準備を進めていますので、是非とも本岡山大会へのご出席をお願いいたします。

2019年3月
第71回日本生物工学会大会
実行委員長 稲垣 賢二
(岡山大学大学院環境生命科学研究科)