• 日時:5月24日(土)12:30~16:00(12:00開場)
     
  • 会場:SENRITOよみうりホール(〒560-0082 大阪府豊中市新千里東町1-1-3)
     
  • 開催方式:対面形式
     
  • 事前予約:有(参加費無料)
     
  • 参加登録:https://forms.office.com/r/kBs9BxiYud
     
  • 主催:大阪大学先導的学際研究機構産業バイオイニシアティブ研究部門
     
  • ホームページ:https://sangyobio.jpn.org/?p=6266
     
  • 概要:

私たちは、植物が人類の健康と地球環境の持続可能性に果たす重要な役割に注目し、新たな概念「産業植物」を提唱します。これまで「産業酵母」や「産業動物」といった用語は存在していたものの、農作物、薬用植物、微細藻類など、多様な植物の可能性を包括的・体系的に捉える視点が欠けていました。
本シンポジウムでは、「産業植物」という視座から、植物を基盤とした研究・技術開発とその社会実装に向けた最新の取り組みを紹介します。前半では、植物研究において国際的に卓越した成果を挙げ、スタートアップにも挑戦している大学研究者による講演を行います。後半では、世界的な視野を持ち、研究から実装に至るバイオ戦略を推進する企業による事例紹介を通じて、産業植物が切り開く未来像を多角的に議論します。「産業植物」の可能性とその社会的意義を共有し、学術界・産業界・社会をつなぐ第一歩として、本シンポジウムを開催いたします。
 

<講演者およびタイトル>
奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 教授
出村 拓
「木質バイオマス研究:基礎から社会実装へ」

神戸大学大学院 農学研究科 教授
水谷 正治
「トマトとジャガイモ、そして、ゼニゴケを代謝デザインして産業植物に!」

東京科学大学 生命理工学院 教授
刑部 祐里子
「国産ゲノム編集TiD技術が展開する新しい品種創生」

高砂熱学工業株式会社 技術研究所 CCUS技術開発プロジェクトリーダー
増田 正夫
「微細藻類を用いたオフィス環境浄化」

株式会社カネカ 理事・アグリバイオリサーチセンター長
田岡 直明
「植物のゲノム編集における「デリバリー技術」研究開発の新展開」

住友化学株式会社 理事・バイオサイエンス研究所 研究所長
住田 佳代
「住友化学のバイオものづくり」

  • 問合せ先:
    大阪大学先導的学際研究機構
    産業バイオイニシアティブ研究部門
    E-mail:
    https://sangyobio.jpn.org/