バイオ実験を安全に行うために
投稿日: 2018.09.18 最終更新日: 2022.09.09
遺伝子や細胞を扱うバイオ系の実験は、化学実験に比べると事故の可能性や危険度が低いと思われがちですが、注意を怠ると、自身の安全だけでなく、研究室や大学、社会にまで影響を及ぼす事故を引き起こす可能性があります。
本書では、バイオ実験を安全に行うためには具体的にどのような点に注意すればよいのかについて丁寧に解説し、また、わかりやすく注意を喚起するために実際の事故例も多数掲載しています。経験の少ない学生にも要点がわかりやすいよう、実験を行う人の目線で説明するよう心がけました。
バイオ実験を行う人・指導する人必携の「安全のてびき」です。
A5判・2色刷・144頁
ISBN 978-4-7598-1921-2
2018年9月発行
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概要目次
- 1章 研究室や実験室における注意事項(研究のリスクと責任/基本的な注意事項)
- 2章 試薬の取り扱い(危険物/高圧ガス/有毒物質/低温試薬など)
- 3章 器具・機器の取り扱い(オートクレーブ/遠心分離機/クリーンベンチ/電子レンジなど)
- 4章 生物試料の取り扱い(生体試料・細胞/遺伝子組換え体/病原体/実験動物など)
- 5章 情報の保管と管理(ソーシャルメディアの利用/著作権など)
- 6章 応急手当・災害対策(外傷/やけど/被ばく/心肺蘇生法など)