Published by 支部:北日本 on 08 8月 2018

《グローカルバイオ研究部会共催》">【北日本支部】2018年度日本生物工学会北日本支部札幌シンポジウム「微生物が関与する共生および相互作用・地域における産学官連携」《グローカルバイオ研究部会共催》

日時2018年10月5日(金)10:00~17:00 
場所北海道大学工学部 (札幌市北区北13条西8丁目)
  • フロンティア応用科学研究棟 1階 エントランスホール (ポスター会場)
  • セミナー室 (シンポジウム会場)
参加費無料
懇親会17:30~ 北海道大学「ファカルティーハウス エンレイソウ」にて開催予定です。
 懇親会会費:4,000円(税込) 
参加申込こちらの申し込みフォームに必要事項を記入し、お申し込み下さい。
 
  • ポスター発表を希望される方は、ポスター要旨テンプレートword に必要事項を記入し、9月14日(金)<⇒9月25日(火)延長しました!>までに事務局 玉野(E-mail)宛にお送りください。
  • 要旨はA4一枚以内に収めていただき、必要であれば図表を入れていただいても構いません。
  • 件名には「札幌シンポ」を含めてください。発表要旨はWordファイルとpdfファイルをお送りください。ファイル名には所属と名前(例,産総研_玉野)を含めてください。
  • シンポジウム参加につきましては当日参加も受け付けますが、ポスター発表および懇親会参加につきましては必ず事前にお申し込みください。
申込み締切2018年9月28日(金) ⇒10月2日(火)延長しました!
問合せ先日本生物工学会北日本支部
支部長 : 湯本 勳 (産業技術総合研究所)E-mail
担当幹事: 大井 俊彦(北海道大学)E-mail
担当幹事 : 玉野 孝一(産業技術総合研究所)E-mail

プログラム

  • 9:00~9:30 会場設営
  • 9:30~10:00 ポスター貼り付け
  • 10:00~10:50 ポスター発表(奇数番号)
  • 10:50~11:40 ポスター発表(偶数番号)
学生発表を対象に最優秀ポスター賞(1件)と優秀ポスター賞(3件)を企画いたします。それぞれに賞状と景品を贈呈します。学生の方におかれましては、奮って発表を登録いただけますと幸いです。
  • 13:00~13:05 開会の辞…………湯本 勳(日本生物工学会北日本支部 支部長)

第1部 微生物が関与する共生および相互作用(昆虫、微生物、植物)

  • 13:05~13:40
    「“害虫”の誕生と共生微生物」
     …………………菊池 義智(産業技術総合研究所 生物プロセス研究部門)
     
  • 13:40~14:15
    「腸内での二次胆汁酸生成における腸内細菌間相互作用」
     …………………吹谷 智(北海道大学大学院 農学研究院)
     
  • 14:15~14:50
    「水生植物表層における共生微生物群の拮抗と共存」
     …………………森川 正章(北海道大学大学院 地球環境科学研究院)
     
  • 14:50~15:10 休憩

第2部 地域における産学官連携(北海道、東北、地域)

  • 15:10~15:45
    「北海道の地域に根差した研究・技術開発のこれから ~行政と支援機関の活動から見えること~」
     …………………土居 幹生(北海道大学大学院 農学院)
     
  • 15:45~16:20
    「地域生物資源から新しい価値を創る、グローカルバイオテクノロジー」
     …………………古賀 雄一(大阪大学大学院 工学研究科)
     
  • 16:20~16:55
    「研究開発プラットフォーム形成による地域企業との産学連携の事例について」
     …………………水田 貴信(株式会社東北テクノアーチ)
     
  • 16:55~17:15 学生ポスター賞授賞式・閉会の辞
     …………………阿部 敬悦(日本生物工学会北日本支部 副支部長) 

 

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Published by 支部:西日本 on 06 8月 2018

【西日本支部】第4回 講演会(2018)

日本生物工学会 西日本支部 第4回講演会を鳥取大学工学部にて下記の要領で開催します。
多数のご参加をお待ち申し上げます。

  • 日時:2018年12月1日(土) 13:00~17:50
  • 場所:鳥取大学工学部(〒680-8552 鳥取市湖山町南4-101)
  • 参加費:無料
  • 詳細:ポスターpdfをご参照ください。
  • 要旨:講演要旨集pdfをご参照ください。

シンポジウム<産業に活かされる中四国発祥のバイオ技術>

  • 放線菌酵素の基礎研究から応用へ日本生物工学会西日本支部 第4回講演会 ポスター
    ……畑中 唯史(岡山県生物科学研究所)
     
  • 蟹取県とっとり発の新素材「キチンナノファイバー」のヘルスケア効果と実用化の取り組み
    ……伊福 伸介(鳥取大学工学部)
     
  • ラビリンチュラを用いた脂溶性物質の発酵生産
    ……氏原 哲朗(協和発酵バイオ株式会社)
     
  • 岡山発!林原の酵素技術を用いたユニークな製品の産業化
    ……安田 亜希子(株式会社 林原)
     

一般講演・演題募集

下記要領で、E-mailにてお申し込みください。西日本支部以外の会員からの申し込みも歓迎します。
一般講演発表者は学会会員である必要はありません。
 

【講演申込】

  • 締切日:2018年10月26日(金)必着
  • 講演題名・発表者氏名(ふりがな)・所属略称(連名の場合は講演者氏名の前に○印)・郵便番号・住所・所属・電話番号・E-mailアドレスをお送りください。
  • メールタイトルは「第4回 西日本支部講演会(発信者名)」としてください。
     

【要旨提出】

  • 締切日:2018年11月2日(金)必着
  • 講演要旨要領wordをダウンロードし、必要事項を記入後、E-mailにてお送りください。
  • メールタイトルは「第4回 西日本支部講演会(発信者名)」としてください。
     

【送付先】鳥取大学工学部 鈴木 宏和(日本生物工学会 西日本支部 庶務)E-mail
 

注)一般講演は一人一題のみで、複数の講演はできません。すべての講演は液晶プロジェクターを用いて行います。PC(Macの方は接続アダプターも含めて)は講演者ご自身でご持参下さい。接続はVGA端子(D-Sub 15ピン)です。なおPCを持参できない場合は、その旨あらかじめお知らせください。

懇親会

  • 日時:2018年12月1日(土) 18:00~19:30
  • 場所:鳥取大学生協第2食堂
  • 会費:一般 4,000円、学生 1,000円(税込み)
  • 申込み:2018年11月16日(金)までにE-mailで下記問合せ先にお申し込みください。

問合せ先

〒680-8552 鳥取県鳥取市湖山町南4-101
鳥取大学工学部 大城 隆(日本生物工学会 西日本支部 支部長)
E-mail

 

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Published by 学会事務局 on 29 7月 2018

保護中: 生物工学会誌―著作権について(案)

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Published by 支部:九州 on 25 7月 2018

【九州支部】第25回九州支部 鹿児島大会(2018)

第25回日本生物工学会 九州支部鹿児島大会を鹿児島大学 農学部にて下記の要領で開催します。
多数のご参加をお待ち申し上げます。

⇒一般講演・学生賞講演プログラム

日時2018年12月1日(土)9:30〜19:15
場所鹿児島大学農学部(鹿児島市郡元1丁目21-24)
⇒郡元キャンパスマップ外部リンク
プログラム【一般講演】9:30〜11:30/14:20〜17:08
  • A会場(農・獣医共通棟2階201講義室)
  • B会場(農・獣医共通棟2階203講義室)
【学生賞講演】10:00〜11:30/14:20〜16:15
  • C会場(農・獣医共通棟1階104講義室)
  • D会場(農・獣医共通棟1階105講義室)
【評議員会】評議員会室(農・獣医共通棟3階 大会議室)12:00~13:00

【特別講演】(農・獣医共通棟2階204講義室)13:10〜
 支部長挨拶…光富 勝(佐賀大・農)
 
  • 「生産現場から学ぶ知恵と新たなバイオプロセスの開発」
     ……木野 邦器(日本生物工学会会長)
       座長:光富 勝 支部長
参加費一般2,000円、学生1,000円
(税込、講演要旨集代を含む。当日受付でお支払いください。)
ミキサー2018年12月1日(土)17:45〜19:15
鹿児島大学学習交流プラザ(参加費無料)
問合せ先鹿児島大学 農学部 食料生命科学科
日本生物工学会九州支部 鹿児島大会実行委員長 安部 淳一
〒890-0065鹿児島県鹿児島市郡元1-21-24
E-mail:

講演申込み要領

E-mailでお申し込みください。九州支部以外の会員からの申し込みも歓迎します。(受付は終了しました。)
なお、送信時の件名は「第25回支部大会/発信者名」とし、下記項目をメール本文に記載してください。

1) 講演題名
2) 発表者:氏名(ふりがな)、所属略称(連名の場合は講演者氏名の前に○印)
3) 連絡先:郵便番号、住所、所属、氏名、Tel、Fax、E-mailアドレス
4) 学生賞審査希望の有無
 

【学生賞】学生会員の研究奨励のために、九州支部学生賞を設けています。一般講演の申し込みをされる学生会員で学生賞の審査を希望される方は、申し込み時に学生賞の希望(修士の部・博士の部いずれか)と承諾を得た指導教員名を明記してください。

(注)一般講演は一人一題のみで、複数の講演はできません。また、すべての講演は液晶プロジェクターを用いて行う予定です。PC(Macの方は接続アダプターも含めて)は講演者ご自身でご持参下さい。
接続はVGA端子(D-Sub 15ピン)です。なお、PCを持参できない場合は、その旨をあらかじめお知らせください。

  • 講演申込み締切日:2018年10月5日(金)必着 ⇒延長しました! 10月15日(月)
     
  • 講演要旨締切日:2018年11月2日(金)必着
     
  • 申込み先:
    鹿児島大学 農学部 食料生命科学科 日本生物工学会九州支部 鹿児島大会実行委員会
    (担当)二神 泰基 E-mail:

    受信後、確認のメールと講演要旨集執筆要領を併せてお送りします。

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Published by 部会:次世代アニマルセルインダストリー on 25 7月 2018

【研究部会】次世代アニマルセルインダストリー研究部会 設立記念シンポジウム~生物工学若手研究者が考える、今後の動物細胞培養産業・技術~

次世代アニマルセルインダストリー研究部会は、2018年度に新たに設立されました。この度、研究部会設立記念シンポジウムを開催いたします。今回のシンポジウムのテーマは、「生物工学若手研究者が考える、今後の動物細胞培養産業・技術」です。シンポジウムでは主に研究部会の運営委員が、各自の研究内容についての講演を行う予定です。

【日時】2018年8月27日(月)13:30~17:40

【場所】名古屋大学環境総合館1階レクチャーホール

【参加料】無料

【参加申し込み】申し込みはこちらから

【懇親会】参加費無料

【問合せ先】名古屋大学 大学院創薬科学研究科         
      蟹江 慧  E-mail  



プログラム:

13:00~受付開始
13:30-13:40 開会の挨拶(蟹江)

13:40-14:10 講演1 (座長:岩井)
「細胞培養を『測る』取り組み(ミクロからマクロまで)に関して」
…蟹江 慧(名古屋大学 大学院創薬科学研究科)

14:10-14:40 講演2 (座長:岩井)
「ヒトiPS細胞をソースとした工学的培養プロセスの構築」
 …堀江 正信(京都大学 環境安全保健機構)

14:40-14:50 休憩

14:50-15:20 講演3  (座長:蟹江)
「動物細胞の自己凝集化誘導技術の開発と医療応用に向けた取り組み」
…岩井 良輔(岡山理科大学 技術科学研究所)

15:20-15:50 講演4 (座長:蟹江)
「皮下で移植用組織を創生する新たな医療の実現をめざして」
…佐藤 康史(バイオチューブ株式会社・岡山理科大学 技術科学研究所)

15:50-16:00 休憩

16:00-16:30 講演5 (座長:堀江)
「ゲノム操作工学を用いたバイオ医薬品生産のためのアニマルセルエンジニアリング」
…河邉 佳典(九州大学 大学院工学研究院)

16:30-17:00 講演6 (座長:堀江)
「ニワトリ始原生殖細胞の培養とその応用」
…金岡 英徳(名古屋大学 大学院工学研究科)

17:00-17:30 講演7 (座長:堀江)
「ウイルス骨格やエクソソームを利用した薬物送達技術の開発」
…曽宮 正晴(大阪大学 産業科学研究所)

17:30-17:40 閉会の挨拶(堀江)

18:00~ 懇親会(@シェジロー(大学内フレンチレストラン))

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Published by 学会事務局 on 25 7月 2018

【随縁随意】SGUと学会のグローバル化-伊藤 伸哉

生物工学会誌 第96巻 第7号
伊藤 伸哉

SGUは、文部科学省のスーパーグローバル大学(SGU)創成支援事業の略号で、現在、最長10年間の長期プロジェクトの中間審査時期を迎えています。この事業に参画している大学(タイプA 13校、タイプB24校)に所属する先生方は、英語での授業、留学生の勧誘、学生の留学サポート・英語力アップなど、さまざまな負担を感じておられると思います。私の専門は、生体触媒化学やバイオプロセスですから、こうした専門分野の研究費や事業の評価委員を担当することが度々ありますが、ひょんなことからこのSGU事業の審査部会委員を、以前の大学の世界展開力強化事業から務めています。自分でもこの役は適任かどうか少々疑問ですが、おそらく国公私大・公的機関・民間、地域、理系・文系のバランスの関係から選ばれたのだと思います。もちろん、SGU事業には批判もあります。私自身、採択時、これほどまでに細かい数値目標を採点化する必要があるのか、文部科学省の誘導が強すぎるのではないかと疑問を持ったことも事実です。また、世界大学ランキングは英米が外貨獲得の手段として利用しており、画一的な和製グローバル化では通用しないという論評もあります1)。ちなみに、本来のグローバル人材は、国境を越えて高等教育を受け学位を取得した人々が、出身国に関わらず国際労働市場で活躍する、こうした高度人材を指します。共通言語は英語です。

一方、最近の日本においては、若者人口の著しい減少、特に18才人口の減少が2018年問題として大学人には強く意識されています。若者の減少が、大学の統合や淘汰を推し進めるのは仕方なく、淘汰されないまでも学生の質低下や経営悪化など大学に与える影響は甚大です。しかし、最近のニュースでは、東京のある区の成人式では、20%近くが外国人で占められていたなど、東京圏を中心に非常に多くの外国人留学生が見受けられます。日本に住む外国人は、直近の2017年6月時点で247万人と過去最高であり、正社員やアルバイトなどの形で働いている外国人就労者も108万人に上っています。移民受け入れの是非はともかく、今や日本社会がこうした労働力を必要としているのは明らかです。この内、留学生は2017年にこれも過去最多の26万7000人(内訳:中国 10.72、ベトナム 6.17、ネパール 2.15、韓国 1.57、台湾 0.89、スリランカ 0.66万人)に上っています。この波はゆっくりですが、いずれ地方にも訪れるはずです。

したがって、これからの大学・企業や学会には、日本人の若者の減少を外国人の高度人材で補う(取り込む)努力が、求められるのではないでしょうか。そのために成すべきことは、まず留学生を増やすことですが、これは順調に増えています。また内向きと言われていた日本人留学生数も短期留学が多いのですが増加に転じています。こうした数値の変化は、前述のSGU事業などの後押しによるものであることは明らかです。次に、留学生に質の良い効率的な日本語教育を提供することが大切です(日本語のアドバンテッジを与える)。また、多くの日本人がコミュニケーション手段としての「英語の壁」を完全に払しょくすることはできないまでも、この壁を低くする努力を、個々のレベルも含めてこれからも続けて行くべきです。

昨年の早稲田大での大会のポスター発表でのエピソードですが、観客のほとんどいない外国人留学生に話しかけたところ、実に流ちょうな英語で熱心に答えてくれたのが私には強く印象に残っています。彼らのためにも、大学での英語による教育プログラムやコースの提供はやはり必要だと思われます。また、学会での英語のシンポジウムや情報の提供も引き続き実施・強化して行くべきだと思います。10年後の大学や学会の姿は、グローバル化の流れによって今とは相当変わっているのではないか、もしくは変わらざるを得ないのではないでしょうか。

1) 刈谷剛彦:オックスフォードからの警鐘 グローバル化時代の大学論、中公新書ラクレ (2017).


著者紹介 富山県立大学工学部(教授)

 

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

Published by 学会事務局 on 25 7月 2018

生物工学会誌 – 96巻7号

生物工学会誌Topへ

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Published by 学会事務局 on 17 7月 2018

【後援行事】第10回日中醸造・食品・栄養・環境シンポジウム(第2回日中伝統食品創新フォーラム)〈四川省成都市〉


日中醸造技術及び食品シンポジウムは四川大学、四川大学錦江学院、四川省食品科学技術学会、熊本大学、鹿児島大学と日本生物工学会、全日本漬物組合連合会が開催する技術・学術シンポジウムです。2000年から開始され、中国の成都、日本の熊本、鹿児島、それに東京と京都などで合計9回開催されました。これまでの技術・学術シンポジウムは中国や日本または韓国、東南アジア、そして中国台湾からの食品製造者、醸造技術者、研究者等の参加者を迎え、出席者は毎回数百人に及び、今では中国と日本の間における伝統食品の分野で技術・学術の交流の重要な会議と位置付けられ、大きな影響力を持つに至っています。

今回の大会は第10回日中醸造・食品・栄養・環境シンポジウムとして、会議主催者の合議を経て、2018年9月に中国の成都での開催が決定され、そして、主催者である中国食品科学技術学会の提案により、第2回日中伝統食品創新フォーラムも兼ねた開催となっております。現在、準備作業を進めています。

日中双方の酒類、醤油、食酢、漬物、ヨーグルト、その他の発酵食品などの業界関係者のご参加を心待ちにしております。

大会日程2018年9月13日(金)~15日(日)
開催場所中国四川省成都市 大成賓舘
大会テーマ
  • 伝統食品産業の技術開発
  • 伝統醸造食品安全性と生産規範
  • 白酒産業の自動化と知能化
  • 四川泡菜および漬物産業の発展
  • 特色調味料の加工技術と産業発展
  • 伝統醸造食品の栄養性と機能性
  • 伝統醸造食品産業の歴史と現状
  • 伝統食品の文化と国際化
使用言語中国語、日本語、英語
講演は中国語、日本語に同時通訳
参加費日本からの参加者は1300元(宿泊費は別途となります。)
発表方法論文及び講演、ポスター発表、自由討議、見学等
論文募集の
締め切り
  • 論文要旨提出: 2018年8月5日(日)
  • 論文提出: 2018年8月25日(土)
学会論文集は「食品与発酵科技」誌より発行予定
論文作成要領
  • 論文の言語: 会議に提出する論文はすべて母国語で記載すること。タイトル、著者の所属及び住所、氏名を含み300字以内の要旨は母国語と英語で提出する。論文の字数は5000字以内とする。
     
  • 文章の最後に必ず著者名、所属、住所、郵便番号、電話、ファックス、電子メールを明記する事。
     
  • 大会での発表について:
    口頭発表ではMicrosoft PowerPointを使用し、言語は母国語とする場合、2018年8月15日(水)までに下記大会事務局宛に提出すること。
論文の
提出先
大会事務局(日本語対応可):
徐笑雨(四川大学錦江学院) Email:
スケジュール
  • 初日(9/12): 受付(成都市大成賓舘) 
  • 2日目(9/13): 開会式、基調講演、一般講演、閉幕式
  • 3日目(9/14): 見学(錦江学院訪問、中国泡菜博物館、吉香居泡菜の予定)
  • 4日目(9/15): 見学(八百寿酒造会社見学、彭祖山観光の予定)
  • 5日目(9/16): 解散
問合せ先鹿児島大学農学部焼酎・発酵学教育研究センター 髙峯和則
E-mail:
その他言語は英語、日本語、中国語とし、講演には中国語、日本語の同時通訳のサービスが提供される予定。参加のみされる方も事前に申し込みが必要です。詳しくは問合せ先まで

Published by 支部:西日本 on 17 7月 2018

【関連行事】おかやま女性技術者交流会〈岡山市〉

技術士会関連の主催で、標記交流会が開催されます。女性技術者や技術分野に興味のある女子学生等の交流の場としての集まりです。興味ある方は奮ってご参加ください。

  • 日時:2018年8月10日(金) 18:30~20:30
     
  • 場所:岡山市北区奉還町2-8-15 Area 29
     
  • 参加費:2500円(食事代込み)
     
  • 推薦申込締切日:2018年8月5日(日)
     
  • 申し込み・問合わせ先:日本技術士会中国部 岡山支日本技術士会中国部 岡山支事務局(詳細
     

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Published by 支部:中部 on 12 7月 2018

中部支部-2018年度事業

主催行事

  • 第7回CHUBU懇話会
    日時:2018年9月14日(金)12:00~17:00、18:00~20:00(懇親会)
    場所:一丸ファルコス株式会社 本社・研究所(岐阜県本巣市浅木318番地1)
     
  • 2018年度中部支部例会
    日時:2018年11月20日(火)13:00~17:00、17:00~19:00 (交流会)
    日時:名古屋大学大学院創薬科学研究科 創薬科学研究館2階講義室・ホール
     
  • 国際シンポジウム『2019 Sakura-Bio Meeting』
    日時:2019年3月30日(土)31日(日)
    日時:名古屋大学創薬研究科(名古屋市千種区不老町)

協賛行事

  • 日本油化学会 東海支部 油化学セミナー「油脂・脂質の機能性と応用」
    日時:2018年6月29日(金)10:00 ~ 16:30
    場所:名古屋工業大学 53号館3階 5235教室

 

これまでの活動

 

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Published by 支部:中部 on 12 7月 2018

【中部支部】第7回CHUBU懇話会

日本生物工学会中部支部では、企業・アカデミック・学生を繋ぐ取り組みとして、セミナー・企業見学・懇親会をセットにした“CHUBU懇話会”を開催しています。第7回は、岐阜県本巣市に所在する化粧品原料開発のパイオニア「一丸ファルコス株式会社」のご協力のもと、以下の日時・内容で開催いたします。また今回、新たな試みとしてランチタイムセミナー・お弁当をご提供いただいております。会員・学生の皆さま、奮ってご参加下さい。⇒印刷用ポスターpdf

第7回CHUBU懇話会ポスター

  • 日時:2018年9月14日(金)12:00~17:00
      (懇親会 18:00~20:00)
     
  • 場所:一丸ファルコス株式会社 本社・研究所
      (〒501-0475 岐阜県本巣市浅木318番地1)
       <アクセス>
      当日、「岐阜駅北口」から無料の送迎バスを準備いたします。
        ♦ 行き:11:00 岐阜駅発,11:30 岐阜大学発
        ♦ 帰り:17:40 岐阜駅着
        
  • 内容:

 【ランチタイムセミナー】※お弁当をご提供いただいております。

12:00~12:15
企業紹介:一丸ファルコス株式会社

12:15~13:00
Skin Biological Targets of Cosmetic Ingredient Development:
 A case study from Ichimaru Pharcos Naturals

 ……Arunasiri Iddamalgoda(一丸ファルコス株式会社)

(10分休憩)

 【講演会】

13:10~13:50(40分)
Graph convolutional networkを用いた低分子化合物のプロファイル予測・要因分析・化合物提案
 ……桐谷 太郎(株式会社エクサウィザーズ)

13:50~14:30(40分)
フラボノイドの美容と健康に与える影響
 ……山内 恒生(岐阜大学応用生物科学部)

14:30~15:10(40分)
バイオインフォマティシャンに憧れて–高速DNAシークエンシングを駆使した転写制御機構の解析–
  ……兒島 孝明・中野 秀雄(名古屋大学生命農学研究科)

15:10~15:50(40分)
麹・その古くて新しいもの
  ……今野 宏(株式会社秋田今野商店)
 

 【企業見学】16:00~17:00 
  一丸ファルコス株式会社 本社・研究所


 【懇親会】18:00~20:00 
  ラ・スタシオン(岐阜市橋本町2-52 岐阜シテイ・タワー43 4F)
  (JR岐阜駅まで徒歩5分)
  ※講演会場から岐阜駅までバスを準備しております。
 

  • 参加費(税込)
    講演会・昼食 無料
    懇親会 一般4000円、学生2000円 ※当日会場にてお支払いください。     
          
  • 定員: 50名(定員になり次第締め切ります)
     
  • 申込み方法:こちらの申込フォームよりお申し込み下さい。
    同業他社からのご参加はご遠慮ください。
     
  • 問合せ先
    (担当委員)
    岐阜大学応用生物科学部 鈴木 徹 E-mail
    岐阜大学応用生物科学部 中川智行 E-mail
    岐阜大学応用生物科学部 中村浩平 E-mail
    岐阜大学工学部 菊川寛史 E-mail
     

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Published by 学会事務局 on 05 7月 2018

【研究部会】バイオ計測サイエンス研究部会第一回シンポジウム

日本生物工学会バイオ計測サイエンス研究部会は、計測技術によるバイオテクノロジーの発展を目指し設立されました。そこで、バイオテクロジーに関連する計測技術全体について現状の整理し、今後の展望を描くことを目指したシンポジウムを開催します。計測技術に関心のある、日本生物工学会員や他学会の皆様にも広くご参加をお願いします。

  • 日時:2018年9月8日(土)9:30~17:00
     
  • 場所:大阪大学大学院工学研究科
       サントリー記念館(C3棟)5階 メモリアルホール (吹田キャンパス)
       ⇒工学部へのアクセスマップはこちら
     
  • 参加費: 無料
     
  • 参加登録: 不要
     
  • 連絡先:
    〒565-0871
    大阪府吹田市山田丘1-5 大阪大学大学院情報科学研究科
    松田 史生
    E-mail TEL:06-6879-7433

プログラム

  • 9:30 開会あいさつ……内山 進(大阪大学工学研究科)
     
  • 9:40
    医療分野を超えた領域における質量イメージング法の応用
    ……新間 秀一(大阪大学工学研究科)
     
  • 10:00
    微生物バイオプロセスにおける計測と育種・プロセス開発への展開
    ……清水 浩(大阪大学情報科学研究科)
     
  • 10:40
    どうすれば上手くいくのメタボロミクス?
    ……福崎 英一郎(大阪大学工学研究科)
     
  • 11:20
    植物バイオから、計測サイエンスに期待するもの
    ……村中 俊哉(大阪大学工学研究科)
     
  • 12:00 休憩 (研究部会委員会@4F会議室)
     
  • 13:00
    生命現象をありのままに解析するためにーデータサイエンスを身近にー
    ……植田 充美(京都大学大学院農学研究科、京都バイオ計測センター)
     
  • 13:40
    動物細胞の産業プロセス:測ってどうするの:RTRTへの期待と憂鬱
    ……大政 健史(大阪大学工学研究科)
     
  • 14:20
    ヒト細胞・組織培養における計測技術の重要性
    ……紀ノ岡 正博(大阪大学工学研究科)
     
  • 15:00 休憩
     
  • 15:15
    糖タンパク質の構造計測
    ……加藤 晃一(自然科学研究機構)
     
  • 15:40
    蛋白質相互作用解析と次世代創薬への期待
    ……津本 浩平(東京大学医科学研究所、工学研究科)
     
  • 16:05
    最先端超音波計測とバイオサイエンス:音が光を凌駕するとき
    ……荻 博次(大阪大学工学研究科)
     
  • 16:30 若手ラピッドファイア
     
  • 16:55 終了のあいさつ
     
  • 17:00 散会

 

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Published by 支部:東日本 on 03 7月 2018

【東日本支部】生物工学フォーラム『未来型健康社会創製に向けたオミックス利用の最前線』

事前申込は締め切りましたが、当日参加も可能ですので参加を希望される方は、直接会場にお越しください。

今年度の「生物工学フォーラム」では、第1部は「未来型健康社会創製に向けたオミックス利用の最前線」と題し、健康社会創製に向けオミックス技術を駆使し研究を推進されているフロントランナーの3人の先生方にご講演いただきます。

また第2部では、日本生物工学会東日本支部で活躍する若手研究者を顕彰する「日本生物工学会東日本支部長賞」の選考会を兼ねた、受賞候補者の研究講演会を行います。

日本生物工学会東日本支部長賞のお知らせ(応募締切:8月20日)

日時2018年8月31日(金)13:00~
場所東京大学農学部2号館化学1番教室(2号館2階)
(東京都文京区弥生1-1-1)
プログラム

第1部 「未来型健康社会創製に向けたオミックス利用の最前線」

  • 13:00~13:05
    開会の挨拶……東田 英毅(ちとせ研究所)
     
  • 13:05~13:50
    「未来型健康社会実現のための、二次元電気泳動技術のハイスループット化と高感度化」
    …林 宣宏(東工大)
     
  • 13:50~14:35
    「食と健康ー口腔感覚による生体応答解析の新技術」
    …朝倉 富子(東大)
     
  • 14:35~15:20
    「マルチオミックスによる食品の機能性研究」
    …加藤 久典(東大)
     
  • 15:20~15:35 休憩

  第2部 「日本生物工学会東日本支部長賞候補者講演会」

  • 15:35~16:15…講演1
  • 16:15~16:55…講演2
  • 16:55~17:35…講演3
     
  • 17:35~17:40
    閉会の挨拶……上野 嘉之(鹿島技術研究所)
     
  • 18:00~20:00
    懇親会 東大農学部生協
参加費フォーラム
  • 会員(含: 所属先が賛助会員の方): 1,000円(税込)
  • 一般(非会員): 3,000円(税込)
  • 学生: 無料
【懇親会】
  • 会員・一般: 3,000円(税込)
  • 学生:1,000円(税込)
(参加費は当日、受付にてお支払いください。)
事前登録締切2018年8月17日(金)17:00
※当日受付も行いますが、なるべく事前登録をお願い致します。
申込方法こちらのフォームに必要事項(氏名、所属、会員種別、E-mail、TELおよび懇親会参加の有無)を明記してお申込みください。
申込・
問合せ先
日本生物工学会 東日本支部
支部長: 石井 正治(東大)E-mail
担当幹事:
東田 英毅(ちとせ研究所)E-mail
上野 嘉之(鹿島技術研究所)E-mail

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Published by 支部:東日本 on 03 7月 2018

《候補者募集 締切:8月20日》">【東日本支部】日本生物工学会東日本支部長賞のお知らせ《候補者募集 締切:8月20日》

2018(平成30)年7月3日
日本生物工学会 東日本支部長
石井 正治

日本生物工学会東日本支部長賞のお知らせ

日本生物工学会東日本支部は、生物工学の基礎、応用、技術の進歩に寄与した、若手の東日本支部所属本会会員に対して、『日本生物工学会東日本支部長賞』を授与いたします。

本年は、8月20日(月)を応募締切とし、書類選考による一次選考通過者を対象として、8月31日(金)第二次選考を兼ねた発表会を行います。なお、同発表会は、日本生物工学会会員に対して公開いたします。

多くの会員の皆さまのご応募をお待ちしています。

日程
  1. 応募締切:2018年8月20日(月)中。電子メール受信をもって受付としますが、必ず原本も送付してください。
  2. 第二次選考会:2018年8月31日(金)東京大学農学部にて行います。
  3. 受賞者発表:2018年8月31日(金第二次選考会終了後、東京大学農学部内にて発表し、授賞式を執り行う予定です。
応募について

〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1 
東京大学大学院農学生命科学研究科
応用微生物学研究室 教授 石井 正治
Tel: 03-5841-5142, Fax: 03-5841-5272

電子メール宛先:
※メールのタイトルは「日本生物工学会東日本支部長賞推薦」としてください。

日本生物工学会東日本支部長賞 授賞規程
日本生物工学会東日本支部長賞受賞対象者について

日本生物工学会東日本支部長賞は、以下5点全てに該当する者を対象とする

  1. 主たる業績を、本学会大会で発表しているか、JBB誌、若しくは、生物工学会誌に発表している者
  2. 生物工学の基礎、応用、技術の進歩に寄与した者
  3. 受賞年の12月31日において、年齢が満40歳以下の者
  4. 第二次選考会までに日本生物工学会会員となっている者
  5. 日本生物工学会東日本支部所属の会員である者
日本生物工学会東日本支部長賞選考方法について
  1. 日本生物工学会東日本支部長賞選考委員は、日本生物工学会東日本支部委員が務める
  2. 日本生物工学会東日本支部長賞選考委員は、日本生物工学会東日本支部長賞選考委員会を構成する
  3. 日本生物工学会東日本支部長賞選考委員会委員長は、日本生物工学会東日本支部長が務める
  4. 日本生物工学会東日本支部長賞選考委員会は、日本生物工学会東日本支部長賞を選考する
  5. 日本生物工学会東日本支部長賞選考委員会は、応募者からの書類を審議して、一次選考を行う
  6. 日本生物工学会東日本支部長賞選考委員会は、一次選考通過者に対して、口頭発表形式の二次選考を行う
  7. 日本生物工学会東日本支部長賞選考委員会は、一次、二次の選考結果を総合し、日本生物工学会東日本支部長賞対象者を決定できるものとする
日本生物工学会東日本支部長賞受賞者に対して
  1. 賞状を授与する
  2. 副賞を授与できることとする
日本生物工学会東日本支部長賞授賞規程の変更について
  1. 本授賞規程の変更は、日本生物工学会東日本支部長賞選考委員の発議に基づき、日本生物工学会東日本支部長賞選考委員会で審議の上、行われるものとする

 

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Published by 学会事務局 on 28 6月 2018

生物工学会誌 –『特集』第96巻(2018年)掲載記事一覧

こちらでは、生物工学会誌第96巻(2018年)掲載の特集記事一覧(PDF)をご覧いただけます。
過去号掲載記事(記事種別)一覧はこちら

96巻|4号5号6号7号8号9号10号11号12号

特集 宇宙における生命科学の展望と最新の成果(後編)
第96巻 第12号 680–702(2018)
特集によせて山岸 明彦
宇宙機における生命維持システムについて桜井 誠人
地球周回軌道上の宇宙塵捕集とアストロバイオロジー矢野 創
たんぽぽ計画における宇宙塵捕獲と有機物曝露三田 肇
癸生川 陽子
微生物の長期宇宙生存の科学的検証:宇宙実験「たんぽぽ」河口 優子
たんぽぽ計画での陸棲藍藻の宇宙環境耐性実験木村 駿太
アストロバイオロジー研究の今後の展望山岸 明彦
おわりに富田-横谷香織
特集 宇宙における生命科学の展望と最新の成果(前編)
第96巻 第11号 620–649 (2018)
特集によせて山岸 明彦
地球外有機物と生命小林 憲正
初期地球環境の変遷とシアノバクテリア園池 公毅
極限環境生物学と宇宙における生命科学山岸 明彦
火星生命探査吉村 義隆
太陽系氷衛星内部海におけるハビタビリティ(生命存在条件高井 研
「きぼう」での生命科学実験の実際と今後の展望矢野 幸子
特集 構造に着想する酵素工学
第96巻 第10号 568–588 (2018)
特集によせて浅野 泰久
荒木 通啓​
変異導入による酵素の可溶性発現技術松井 大亮
浅野 泰久
新規アミノ酸配列解析手法の開発とタンパク質工学への応用中野 祥吾
代謝デザインに資する酵素創製と探索森 裕太郎
折下 涼子
白井 智量
生物のタンパク質材料とその展望紙野 圭
アミノ酸分析に向けたトリプトファン酸化酵素の高機能化山口 浩輝
髙橋 一敏
特集 バイオベンチャー2018
第96巻 第9号 500–533 (2018)
特集によせて新城 雅子
「低分子」の能力を引き出すスクリーニング樽井 直樹
海洋生物資源を利用したビジネス展開金本 昭彦
ペプチド創薬を目指して平井 昭光
起業家・研究者・母・妻の四輪駆動山口 葉子
異分野の知識をつなぐ,コミュニケーションテクノロジー丸 幸弘
髙橋 修一郎
腸内環境に基づく層別化ヘルスケアがもたらす未来村上 慎之介
福田 真嗣
Spiberの挑戦菅原 潤一
特集 微生物の「声」が聴きたくて…単細胞生物のコミュニケーションスキル
第96巻 第8号 450–466 (2018)
特集によせて渡辺 大輔
八代田陽子
細菌間情報伝達のデジタル化森永 花菜
鬼澤 里奈
野村 暢彦
豊福 雅典
オキシリピンを介した分裂酵母の細胞間コミュニケーション八代田陽子
異属間相互作用により誘導される放線菌の特殊代謝浅水 俊平
尾仲 宏康
ビール酵母細胞壁を用いたプラントアクティベーターの開発北川 隆徳
微生物間相互作用と代謝,そしてプリオン渡辺 大輔
高木 博史
特集 幹細胞を用いた再生医療実現に向けた最新動向(後編)
第96巻 第7号 381–402 (2018)
ヒトiPS細胞の浮遊攪拌培養に適したバイオリアクターシリーズの開発和田 昌憲
マルチディンプルを用いた新しいヒトiPS細胞集塊大量培養技術綾野  賢
ヒトiPS細胞大量培養を効率化する操作論長森 英二
ヒトiPS細胞由来網膜色素上皮細胞製造におけるアイソレーター運用法の開発稲森 雅和
澤田 昌典
重症心不全に対するヒトiPS細胞由来心筋細胞シート治療の現状齋藤 充弘
宮川 繁
澤  芳樹
ヒト多能性幹細胞検出・除去技術の開発舘野 浩章
特集 幹細胞を用いた再生医療実現に向けた最新動向(前編)
第96巻 第6号 316–341 (2018)
特集によせて紀ノ岡 正博
長森 英二
細胞製造コトづくりPJの概略~細胞製造サイエンスの必要性水谷 学
紀ノ岡 正博
再生医療実用化に資するガイドラインと国際標準の動向廣瀬 志弘
伊藤 弓弦
細胞培養自動化に必要な操作キャリブレーターとサンプリングデバイス久保 寛嗣
牧野 穂高
再生医療用細胞培養基質の開発谿口 征雅
関口 清俊
ボツリヌス菌由来ヘマグルチニンを用いたヒトiPS細胞の大量増幅のための培養操作法の開発金 美海
紀ノ岡 正博
画像情報解析を用いたiPS細胞培養における品質管理加藤 竜司
特集 運動マシナリーの多様性から見えるもの(後編)
第96巻 第5号 240–265 (2018)
糸状性細菌の滑走運動福島 俊一
春田 伸
シアノバクテリアの運動中根 大介
西坂 崇之
細菌の磁気感応運動のためのオルガネラ「マグネトソーム」田岡 東
福森 義宏
ガス小胞が付与する微生物の垂直運動マシナリー田代 陽介
イカダケイソウの滑走運動機構園部 誠司
山岡 望海
クラミドモナスとボルボックスの鞭毛運動調節若林 憲一
井手 隆広
植木 紀子
特集 運動マシナリーの多様性から見えるもの(前編)
第96巻 第4号 182–207 (2018)
特集によせて宮田 真人
バクテリアべん毛モーターの回転を測る曽和 義幸
笠井 大司
ハイブリッド型細菌べん毛モーターとその適応進化伊藤 政博
細菌の祖先がもつ運動マシナリーを現代に蘇らせる西山 雅祥
金井 保
竹川 宜宏
スピロヘータの運動メカニズム中村 修一
マイコプラズマ・モービレの滑走運動宮田 真人
バクテロイデーテス細菌の滑走運動柴田 敏史
中山 浩次

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過去号掲載記事(記事種別)一覧へ
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Published by 学会事務局 on 27 6月 2018

【JBB】2017 Impact Factor 2.015

Journal of Bioscience and Bioengineering (JBB) の2017年のImpact Factorが2.015と発表されました。

クラリベイト・アナリティクスが、Journal Citation Reports 2018年版をリリース(2018年6月27日)

JBBへの投稿論文数は、2017年には791件となりました。
英文誌編集委員会では、日々迅速かつ厳正な審査を続けています。

今後とも、JBBへの投稿、査読および引用などご協力をよろしくお願いいたします。


2017 Journal Impact Factor, Journal Citation Reports (Clarivate Analytics, 2018)

Published by 学会事務局 on 25 6月 2018

【随縁随意】『生物工学会誌』の益々の発展を~和文誌あれこれ~-稲垣 賢二

生物工学会誌 第96巻 第6号
稲垣 賢二

『生物工学会誌』(和文誌)を毎号楽しく読ませていただいています。歴代の編集委員長、編集委員の皆様のご尽力に心から敬意を表したいと思います。各号の「特集」はとても面白く、「バイオよもやま話」は為になる話も多いし、「バイオミディア」も興味深い、本当に読みやすく学会員の為になる和文誌です。バイオサイエンス系のいくつかの学会で理事などを務めた経験から、会員への和文誌の無料配布が「学会本部、支部と会員との橋渡し役」として、きわめて重要であると痛感しています。

現在、さまざまな事情により、学会誌の無料配布の停止や、オンラインジャーナル化がトレンドとなっていますが、以前からこれは考えものだと思っています。一例として、日本農芸化学会では、以前『日本農芸化学会誌』と言う名称の学会誌(1924–2004)と現在も継続発行されている『化学と生物』(1962年発刊)という一般啓蒙雑誌の2種類を刊行していました。『日本農芸化学会誌』は会員に無料配布され、『化学と生物』誌は希望者のみ有料配布でした。学会として2種類の毎月発行が負担となり、2誌を統合し、どちらかの刊行をやめる決断が迫られました。評議員会でその話が出たときに、個人的には『日本農芸化学会誌』を残して欲しいと思いましたが、理事会での議論の結果、統合誌として『化学と生物』という名称が残されました。さらに経費削減のため、オンラインジャーナル化(2015年2月から)と会告欄の廃止が決まりました。

またほぼ同じ時期に、日本生化学会でも学会誌『生化学』のオンラインジャーナル化に伴い、会員への無料配布が中止され、会告欄は廃止されました。現在、『生化学』誌の冊子体は、希望者への有料配布となっています。こうした状況を経て現在冊子体として発行されている日本農芸化学会の『化学と生物』誌、日本生化学会の『生化学』誌ともに会告欄はありません。つまり、学会本部から会員への案内はホームページや電子メールが中心で、和文誌にはほとんど掲載されていません。一方、『生物工学会誌』には年次大会やSBJシンポジウムの案内はもちろん、7つある支部からの行事情報も頻繁に掲載されており、学会を大変身近に感じますし、他支部主催の行事に参加するきっかけともなっています。さらに学生の教育にもなるので、是非無料配布をこの先も続けて欲しいと思います。

さて、ここで現在の『生物工学会誌』の素敵なところを見てみてみたいと思います。まず、「カレンダー」を見れば当面の学会、支部の行事が一目で分かりとても便利です。そしてこの「随縁随意」、学会に長く関わってこられた先輩諸氏のさまざまなご意見は、若い会員の傾聴に値すると思います。そして多くの号で「特集」が組まれ、最近の研究動向を知ることができます。

続いて「続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―」、この実験に関わる基礎講座は、本当に研究者や院生学生の為になります。前身の「生物工学基礎講座―バイオよもやま話―」は、学会創立90周年記念事業の一環で書籍化され『生物工学よもやま話―実験の基礎原理から応用まで―』として市販されていますし、学会のホームページ上でも2011年89巻4号–2013年91巻3号分がPDFとして公開されています。日本のバイオテクノロジー技術、研究の進展や一般市民への知識の普及に大きく貢献していると思います。

「バイオミディア」は、さまざまな研究トピックをミニレビュー風にまとめてあり、こちらも参考になります。「バイオ系のキャリアデザイン」は、OG、OBが歩んできた道を振り返るコーナーで、若い読者すなわち院生、学部生のキャリア選択の参考になるので、是非とも読んでいただきたい。各支部回り持ちで担当する「Branch Spirit」、会告欄に相当する「本部だより」等々、こうしてみるとさまざまな企画があり、読み応えもあります。編集委員に積極的に若手、女性や企業会員を登用してきた成果も現れているように思います。

実は小職、昨秋から日本生化学会の編集担当常務理事に就任したので『生化学』誌を担当する立場となりました。『生物工学会誌』の優れた取組みにも学んで、会員の為になる和文誌になるよう努力したいと思います。最後に『生物工学会誌』の益々の発展、充実を祈念して筆を置くことにします。


著者紹介 岡山大学大学院環境生命科学研究科(教授)

 

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

Published by 学会事務局 on 25 6月 2018

生物工学会誌 – 96巻6号

 pdf合葉修一先生の御逝去を悼んで…木野 邦器・大政 健史・大竹 久夫・遠藤 勲・今中 忠行…( 314 )

生物工学会誌Topへ

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Published by 学会事務局 on 15 6月 2018

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 126 (2018)

Vol. 126 (July–December 2018)

JBB Vol. 126 表紙画像

Streptomyces species are gram-positive filamentous soil bacteria that produce a wide variety of secondary metabolites including antibiotics. Genome sequencing projects of many Streptomyces species have revealed that they have a greater genetic potential to produce over 20 secondary metabolites. However, most of secondary metabolite biosynthetic gene clusters are poorly or not expressed under laboratory growth conditions. Kenji Arakawa’s research group focuses on unique biosynthetic machinery of secondary metabolites, their structural redesign, and genome mining for activating silent secondary metabolite biosynthetic genes. The photograph shows various mutants of Streptomyces rochei grown on yeast extract/malt extract/glucose agar medium for 7 days.

This image was contributed by Aiko Teshima at Arakawa’s laboratory, Hiroshima University (http://home.hiroshima-u.ac.jp/mbiotech/5lab/Arakawa/intro-J.html).



⇒JBBアーカイブ:Vol.107 (2009) ~最新号
⇒JBBアーカイブ:Vol. 93(2002)~Vol. 106(2008)

Published by 学会事務局 on 14 6月 2018

《関西支部若手企画委員会との共催》">【研究部会】2018年度生物工学若手研究者の集い(若手会)総会・交流会 / ものづくり交流サロン《関西支部若手企画委員会との共催》

生物工学若手研究者の集い(若手会)では、例年開催している若手会総会・交流会に加え、関西支部若手企画委員と共催で「ものづくり交流サロン ~学生・若手研究者×企業・公設試~」を開催します。皆様どうぞご参加ください。

  • 日時:2018年9月6日(木)17:00~20:00
     
  • 会場:関西大学 千里山キャンパス 凜風館2階食堂・ディノア
     
  • プログラム:

17:00〜20:00 ものづくり交流サロン(企業・公設試によるポスターセッション)
18:00〜18:10 若手会総会(会長挨拶、会計報告)
18:10〜20:00 若手会交流会

  • 会費:一般3,000円、学生1,000円(すべて税込み)
       ※会費は当日の若手交流会の受付でお支払い下さい。
     
  • 定員:150名 ※当会の参加に年齢制限はございません。皆様どうぞご参加ください。
     
  • 申込:8月17日(金)までにこちらのフォームよりお申込みください。事前登録にご協力ください。
     
  • 問合せ先:
    【若手会交流会】日本生物工学会 若手会2018 原田和生(大阪大学大学院医学系研究科)E-mail
    【ものづくり交流サロン】関西支部若手企画委員代表 根来宏明(月桂冠株式会社)E-mail


関連記事:
生物工学若手研究者の集い(若手会)総会・交流会 /
ものづくり交流サロン ~学生・若手研究者×企業・公設試~

 

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Published by 支部:関西 on 12 6月 2018

【関西支部】第113回醗酵学懇話会

日本生物工学会関西支部では、第113回醗酵学懇話会ならびに懇親会を下記のとおり開催いたします。
多数のご参加をお待ちしています。

  • 日時:2018年8月3日(金)13:30~16:50
     
  • 場所:アサヒビール (株) 吹田工場ゲストハウス
      (〒564-0071 大阪府吹田市西の庄町1-45)
       ⇒アクセスマップpdf
     
  • プログラム: ⇒講演要旨はこちら

13:00~ 受付(講演会会場が直前まで他の見学の方がご使用されるため、開場は13:20頃の予定です。)

13:30~13:35 開会の辞……片倉 啓雄(関西支部支部長・関西大学化学生命工学部)

13:35~14:20
「ゲノム編集の育種への応用と社会実装に向けて」
  ………村中 俊哉(大阪大学大学院工学研究科生命先端工学専攻)

14:20~15:05
「免疫調節作用を有するL-92乳酸菌の研究開発」
  ………弘田 辰彦(アサヒグループホールディングス (株) コアテクノロジー研究所 乳酸菌技術部)

15:05~15:10 休憩
15:10~15:40 見学会 アサヒビール (株) 吹田工場
15:50~16:50 懇親会 ゲストハウス小ホール

  • 定員: 80名
     
  • 参加費: 一般:1,000円(税込)、学生:無料
        (当日会場受付にてお支払いください)
     
  • 懇親会会費: 一般:2,000円(税込)、学生:1,000円(税込)
          (当日会場受付にてお支払いください)
     
  • 申込み方法: 氏名、一般・学生の別、所属、連絡先(Tel、E-mail)、工場見学希望の有無、懇親会参加の有無を明記して、*こちらのWEBフォームよりお申し込み下さい。
    *Safariでは申し込みサイトにアクセスできない場合があります。Firefox、Chrome等別のブラウザをご利用ください。
     
  • 申込み締切: 2018年7月27日(金)正午(定員に達し次第締め切らせていただきます)
     
  • 問合せ先:
    〒565-0871 大阪府吹田市山田丘1-6
    大阪大学大学院 薬学研究科 附属薬用植物園
    日本生物工学会 関西支部委員 原田和生
    TEL. 06-6879-8235
    E-mail
     

アサヒビール(株)吹田工場周辺地図

  1. JR東海道本線(JR京都線)「吹田駅」下車
    東改札(北口)より徒歩10分
    ※東改札(北口)は地下にあります。地下の東改札(北口)を出て左手(北出口)にお進みください。
     
  2. 阪急千里線「吹田駅」下車
    東改札(梅田・天下茶屋方面ホーム)・西改札(北千里方向ホーム)より徒歩約10分
    ※東改札・西改札は地上にあります。改札を出て地下道に入り、「JR吹田」方面へお進みください。

ゲストハウスへは吹田工場西門からお入りください。 ⇒アクセスマップpdf

アサヒビール(株)吹田工場周辺地図

 

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Published by 支部:関西 on 12 6月 2018

【関西支部】第113回醗酵学懇話会 – 講演要旨

日時2018年8月3日(金)13:30~16:50
場所アサヒビール (株) 吹田工場ゲストハウス(〒564-0071 大阪府吹田市西の庄町1-45)
参加費1,000円(税込)/学生 無料
〈懇親会参加費〉 一般:2,000円(税込)、学生:1,000円(税込)

⇒第113回醗酵学懇話会の開催案内はこちら

「ゲノム編集の育種への応用と社会実装に向けて」

大阪大学大学院工学研究科生命先端工学専攻 村中 俊哉

今、新しい育種技術が注目されている。原稿の校正作業のように、目的とする遺伝子配列を、欠失、挿入、置換できるゲノム編集技術である。この技術を用いることにより、育種のスピードを上げ、ピンポイントの精緻な品種改良が技術的に可能となってきた。国内でも、ここ数年の研究開発で、毒のないジャガイモ、GABAを高蓄蓄積するトマト、身の豊かなフグなど、続々と新しいものができあがっている。ゲノム編集とは何?について概説するとともに、私たちの研究を例に、育種への展開、ならびに、社会実装に向けた取組みについて議論したい。

 

「免疫調節作用を有するL-92乳酸菌の研究開発」

アサヒグループホールディングス株式会社コアテクノロジー研究所乳酸菌技術部 弘田 辰彦

乳酸菌には数多くの生理機能を有することが知られているが、中でも免疫調節作用は古くから研究が進められており、これまでに感染防御作用や抗アレルギー作用など多くの報告がなされている。その働きは種や株レベルによって強さが異なることが知られており、また効果の発揮においては菌自体の生死が重要でない場合もある。マウスへのOVA特異的IgE産生抑制作用を指標にスクリーニングされたLactobacillus acidophilus L-92(L-92)も死菌体で免疫調節作用を発揮することが確認されている乳酸菌であり、本講演ではL-92のスクリーニングからヒトでの免疫調節作用の紹介と、近年新たに作用メカニズムの一端として報告した腸管への菌体の取込み機構について紹介する。



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Published by 学会事務局 on 11 6月 2018

【国際交流】2018 KSBB春季大会に参加して

古賀 雄一
2017年度生物工学奨励賞(斎藤賞)受賞者
大阪大学大学院工学研究科

2018年4月19日・20日に韓国南岸の麗水(ヨス)市で開催された韓国生物工学会(Korean Society of Biotechnology and Bioengineering; KSBB)の2018年春季大会(2018 KSBB Spring Meeting)に、日本生物工学会(The Society for Biotechnology, Japan; SBJ)から昨年度「生物工学功績賞」の高木博史先生(奈良先端大)と「生物工学奨励賞(斎藤賞)」の筆者2名が派遣され、招待講演を行った。

2018KSBB春季大会会場T he Ocean Resort(麗水市)の前で

KSBB春季大会が開催された会場にて
高木博史先生(左)、筆者(右)

 

麗水市は2012年のExpo開催で再開発されてから、近年人気の海辺のリゾート地でソウルから韓国高速鉄道(KTX)で3時間の場所にある。300もの小島が見渡せる瀬戸内海のような景色の良いところである。今年のKSBB Spring Meetingは麗水市中心から車で5分ほどの小高い丘にあるリゾートホテル(The Ocean Resort, Yeosu)で開催された。KSBBからSeung Pil Pack教授が最寄り駅(麗川駅)まで出迎えてくださり、会場には迷うことなく到着することができた。

KSBB Spring Meetingは例年3日間のプログラムで行われていたが、KSBBの方針によって今年から1日半のプログラムになった。2題の全体講演と20件の口頭発表セッション、1,046題のポスター発表がそれぞれ行われた。大会全体の参加者は約1,100名で、うち6–7割は学生であった.学生による口頭発表セッションもあり,活気のある雰囲気であった。口頭発表セッションの内の4セッションが国際シンポジウムになっており、それぞれタンパク質工学、代謝工学、医用工学、海洋資源工学がテーマとなっていた。高木先生は代謝工学・合成生物学関連のセッションで基調講演を、筆者はタンパク質工学関連のセッションにてSBJ招待講演をそれぞれ行った。筆者らの他にも、日本人では京都府立医科大学の酒井晃二先生が招待講演をされていた。国際シンポジウムではどの演者も非常に興味深い話をされ、150席ほどの会場は盛況であった。他にも、医用バイオ、バイオエネルギー、ナノバイオ、微生物による物質生産などのテーマが設定され、約60件の口頭発表が行われた。

1日目の夜にレセプションが行われ、高木先生が開発された泡盛も振る舞いながらKSBB会長をはじめ運営サイドの先生方と交流する機会を得た。今回は短期開催ということもあり、ビジネスミーティングは設定されていなかったが、KSBBの動向や今後のSBJとの交流について、和やかな雰囲気の中でお話を伺うことができた。KSBBの多くの先生方が、SBJの発展に貢献された、またはご活躍中の先生方をよくご存知で、SBJとKSBBの交流における長い歴史と活発な活動を実感することができた。レセプション後は、学会関係者との二次会にお誘いいただき、若手やシニアの教員とお酒を酌み交わしながら、日韓の研究環境について情報交換を行うとともに、KSBB会長をはじめ何名かの先生と9月のSBJ年次大会での再会を約束した。

末筆ながら、KSBB会長Si Wouk Kim先生(Chosun University)、会期中我々を温かくお世話いただいたSeung Pil Pack先生(Korean University)、Jong-In Won教授(Hongik University)、Hye Won Kho氏(KSBB事務局)に厚く御礼申し上げます。また、本派遣の機会をいただきましたSBJ国際展開委員長の跡見晴幸先生、諸手続きを行っていただいた事務局をはじめ、SBJの先生方に心より御礼申し上げます。

KSBB2018 春季大会 レセプション会場にて

レセプション会場にて
左から、筆者、高木博史先生、Prof. Si Wouk Kim(KSBB会長,Chosun Univ.)
Dr. Myung-Jun Chung(KSBB副会長,Cell Biotech Co., Ltd. のCOE)
Prof. Tai Hyun Park(Seoul Nat’l Univ.)
Prof. Sick Lee(Chonnam Nat’l Univ. 副学長)
Prof. Jong Deog Kim(Chonnam Nat’l Univ.)
Prof. Byung-Gee Kim(Seoul Nat’l Univ.)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

関連記事:【国際交流】韓国生物工学会(KSBB)大会参加報告


 




 

 

Published by 支部:中部 on 06 6月 2018

【中部支部】2019年度 日本生物工学会 中部支部例会での若手による講演募集

2019年度日本生物工学会中部支部例会(8月6日開催)において、若手研究者(ポスドク・大学院生)による一般講演(20分)および飛翔賞 応募予定者によるショートトーク(10分)の講演者を募集します。

  • 発表日時:2019年8月6日(火)15:35~16:50
     
  • 場所:じゅうろくプラザ(岐阜市橋本町1丁目10番地11)
      http://plaza-gifu.jp/access/

一般講演は、当日出席の中部支部幹事による投票を行い、優秀者には「日本生物工学会中部支部長賞」を授与いたします。
応募締め切りは7月16日(火)です。発表希望の方は以下のフォームよりお申し込みください。
 

2019年度中部支部例会での講演発表申し込みはこちら
 

  • 問合せ:中部支部庶務幹事 中川智行 E-mail

 

♦ 関連記事:【中部支部】2019年度中部支部例会開催案内

 

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Published by 学会事務局 on 04 6月 2018

【研究部会】サスティナブル工学国際特別講演会

サスティナブル工学研究部会では、下記の通り、「生物多様性保全および生物資源利用」に関する国際特別講演会(International Seminar on biodiversity conservation and bioresource application)を開催いたします。

ボルネオ島は世界有数の豊かな自然環境と生物多様性が評価されている一方、未知の生物資源の宝庫として活用が期待されています。本セミナー(英語による講演)では、ボルネオ島における環境および生物多様性に関する研究を精力的に進めてこられたマレーシア・サバ大学(Universiti Malaysia Sabah [UMS])熱帯生物および保全研究所(Institute for Tropical Biology and Conservation [ITBC])Charles S. Vairappan教授による特別講演が行われます。講演内容および演者の詳細はこちらをクリックしてください。

生物資源、環境、生物多様性、ボルネオ島などをキーワードとする研究に興味のある方のご来聴を心より歓迎いたします。(非研究部会員の方も奮ってご参加ください。)

  • 日時:2018年6月11日(月) 15:00~16:00
     
  • 場所:九州大学農学部5号館211室

アクセスURL http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/access/index.html
マップURL  http://www.kyushu-u.ac.jp/f/30077/Hakozaki_jp-2017.pdf
(マップ中の番号68が農学部5号館で、211室は1階です)

  • 演題と演者: ⇒講演内容および演者の詳細はこちらpdf
    Pharmaceutical Potentials and Microarray Gene Expression of Secondary Metabolites from Borneon Flora
    ……Prof. Charles S. Vairappan(ITBC, UMS, Malaysia)
     
  • 問い合わせ:九州大学大学院農学研究院 田代幸寛(

主催:日本生物工学会サスティナブル工学研究部会
共催:九州大学大学院農学研究院土壌環境微生物学研究室

 

Published by 部会:バイオインフォマティクス on 30 5月 2018

【研究部会】バイオインフォマティクス簡易相談ブース+解析体験デモ《2018年度若手会夏のセミナーとの共催》

この度バイオインフォマティクス相談部会は、2018年度生物工学若手研究者の集い 夏のセミナー(2018年6月30日 – 7月1日 北見工業大学)におきまして、共催企画として「バイオインフォマティクス簡易相談ブース+解析体験デモ」を開催いたします。企画は会期中に同会場内で行いますので、夏のセミナーの参加者はどなたでもご参加頂くことができます。奮ってご参加下さい。

 

バイオインフォマティクス簡易相談ブース+解析体験デモ 開催概要

  • 日時: 2018年6月30日 – 7月1日 (2018年度生物工学若手研究者の集い 夏のセミナー会期中
  • 企画主旨 
    • 生物工学研究者にとってバイオインフォマティクス解析は、興味があるものの実際に自身で手掛けるにはハードルが高く感じられることがしばしばある。当企画はそうしたハードルを下げて、個々の研究者が新しいチャレンジをする助けとすべく、実際の解析の模様を身近なものとして紹介することを目的としている。
  • 企画内容1 バイオインフォマティクス簡易相談ブース 
    • バイオインフォマティクス相談部会の運営メンバーが会場に居りますので、日頃のバイオインフォマティクス解析のお悩みごとがありましたら、相談に応じます。当部会ではweb上でバイオインフォマティクス相談窓口(url)を運用しておりますが、窓口利用時の様子や雰囲気をご紹介することもできます。
  • 企画内容2 バイオインフォマティクス解析体験デモ 
    • 部会運営メンバーが持参したノートパソコンでデータ解析の実演、解析体験をしていただくことができます。今回はメタゲノム解析を題材とし、コマンドラインによるBlast解析により、メタゲノムデータに含まれる菌種の同定のデモを予定しております。また最近、高速シーケンサーの低価格化、省スペース化が著しく、利用の敷居が下がっております。簡易に導入できる高速シーケンサーの一例として、当日はノートパソコンに接続して使用可能なモバイルシーケンサーの展示も行います。これらにより、意外と簡単にデータ取得や解析ができそうだということを実感していただき、新たな研究にチャレンジするきっかけとなれば幸いです。

 

【問合せ先】バイオインフォマティクス相談部会  
      理化学研究所・生命機能科学研究センター
      堀之内貴明 E-mail:takaaki_horinouchi[at]riken.jp

 

開催報告

バイオインフォマティクス簡易相談ブース+解析体験デモは、2018年度生物工学若手研究者の集い 夏のセミナーの共催企画として、2018年6月30日-7月1日に北見工業大学ならびに北見市自然休養村センターにて開催しました。開催にあたり、北見工業大学の小西正朗先生をはじめとする実行委員の先生方にご協力を頂きましたことを厚く御礼申し上げます。

 

当日の様子

写真1
6月30日 ポスター会場の一角に簡易ブースを出展しました。

 

写真2
7月1日 解析体験デモを開催しました。朝9時開始の有志参加企画として開催しました。
昨日は夜遅くまで議論を行っていたにも関わらず、多くの方がご参加下さいました。

 

写真3
ノートパソコンでメタゲノムデータの配列解析を体験している様子。

 

⇒バイオインフォマティックス相談部会

Published by 学会事務局 on 30 5月 2018

FAQ – 著作権について



Q1. 学会刊行物(英文誌・和文誌・大会講演要旨集)の転載条件を教えてください。

A. 著作者自身が自らの著作物を利用するときは、特に本会に届け出る必要はありません。 但し、引用される場合は、出典を明記してください。
第三者の著作権利用に際しては、著作者自身の利用とは区別し、本会への許諾申請を必須条件と致します。 メールにて学会事務局までお問い合せ下さい。

※著作物(印刷体および電子版)を商用目的で配布することはできませんが、個人的に使用することは可能です。
※著作者本人ならびに所属機関が著作物をホームページに掲載する場合、著者最終原稿(英文誌・和文誌の場合は査読済みの原稿)であれば掲載可ですが、出版社版を利用することはできません。
 

Q2. 機関リポジトリへの登載条件を教えてください。

【和文誌・大会講演要旨集

A. 著者最終原稿(和文誌については査読済みに限る)のリポジトリへの登載を許可します。

※出版社版の登載は認めておりませんので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
※登載にあたって学会への申し出は不要ですが、出典表示(掲載誌名・巻号・ページ数・出版年)をお願いします。


【英文誌

A. 論文の出版後、以下の条件での登載を許可しています。登載にあたって学会への申し出は不要ですが、権利表示および出典表示(掲載誌名・巻号・ページ数・出版年)をし、DOI番号による正本へのリンクを張ってください(Vol. 55, 1977年~Vol. 63, 1985年については権利表示および出典表示のみで結構です)。

※査読済みの著者最終原稿を機関リポジトリで公開することができます 。
原稿にはCC-BY-NC-ND(クリエイティブ・コモンズ:表示-非営利-改変禁止)の記載が必要です。
※博士論文は、出版社版を機関リポジトリで公開することができます。

詳しくはElsevierのサイト(https://www.elsevier.com/about/company-information/policies/copyright#Author%20rights)をご覧下さい。前身誌Journal of Fermentation and BioengineeringとJournal of fermentation technology についてもJournal of Bioscience and Bioengineeringの利用条件に準じます。
 

Q3. 年次大会での発表用に作成した動画の再利用はできますか?

A. 年次大会での発表動画の著作権は、発表者に帰属します。ご自身が作成された動画・デジタルコンテンツの再利用については特に制限を設けておりません。
ただし、著作権・商標権の問題については、発表者が責任を担います。ご留意の上、発表資料をご作成ください。
(複数の著者によって構成される発表動画を公開する場合は、公開前に必ず全著者の許諾を得てください。他者が作成した動画を無断で利用することはできません。)

参考資料:
「オンライン発表時代に気を付けるべき知財保護のポイント」
生物工学会誌 第99巻 第2号 p. 84-85(2021)
https://doi.org/10.34565/seibutsukogaku.99.2_84
 

 

Published by 学会事務局 on 28 5月 2018

2018年度(第26回)論文賞受賞論文

*はCorresponding authorを示す。 所属は論文掲載時のもの

►生物工学論文賞Topへ

Published by 学会事務局 on 28 5月 2018

【学会賞】2018年度学会賞受賞者決定のお知らせ

会員の皆様からご推薦いただきました候補者から受賞候補者選考委員会にて選考を行い、2018年5月24日(木)の理事会にて本年度の学会賞受賞者が決定しました。⇒受賞者紹介pdf
授賞式は第70回日本生物工学会大会の初日に開催されます。

授賞式

【日時】2018年9月5日(水)
【会場】関西大学 千里山キャンパス 第2学舎BIG100(吹田市山手町3-3-35)
⇒詳しくはこちら

第37回生物工学賞

浅野 泰久(富山県立大学工学部・教授)
「微生物から動植物へと展開する酵素利用技術とその基盤開拓」

第12回生物工学功績賞

清水 浩(大阪大学大学院情報科学研究科・教授)
「計算機工学に基づく代謝設計とその有効性の実証に関する研究」

第12回生物工学功労賞

滝澤 昇(岡山理科大学工学部・教授)
「生物工学および関連分野のJABEE認定審査への多大な貢献」

第51回生物工学奨励賞(江田賞)

浅野 静(アサヒビール(株)酒類技術研究所・主任研究員)
「ビール醸造における微生物検査法の迅速化に関する研究」

第54回生物工学奨励賞(斎藤賞)

本田 孝祐(大阪大学大学院工学研究科・准教授)
「好熱性酵素を用いた細胞外人工代謝経路の構築と利用に関する先駆的研究」

第41回生物工学奨励賞(照井賞)

井藤 彰(九州大学大学院工学研究院・准教授)
「機能性磁性ナノ粒子の開発と医療技術への応用に関する生物工学的研究」

第27回生物工学技術賞 

佐藤 俊輔1・有川 尚志 1・小林 新吾1・藤木 哲也1・松本 圭司2
1(株)カネカ,2大阪大学大学院工学研究科)
「微生物による生分解性ポリマーPHBH製造法の開発」

第15回生物工学アジア若手賞 

Verawat Champreda (Director, National Center for Genetic Engineering and Biotechnology (BIOTEC), Thailand)
“Exploration of lignocellulose degrading enzymes from hidden bioresource for biorefinery and green industries”

第7回生物工学アジア若手研究奨励賞(DaSilva賞)

Pau-Loke Show (Associate Professor, The University of Nottingham, Malaysia)
“Converting wastewater to bioenergy and bio-products using microalgae technology”

第26回生物工学論文賞

第7回生物工学学生優秀賞(飛翔賞)

  • 1)上原 千央(東北大学大学院工学研究科バイオ工学専攻)
    「酵母のストレス応答に関わる陽イオン輸送体の機能解析」
     
  • 2)小川 雅人(早稲田大学大学院先進理工学研究科生命医科学専攻)
    「網羅的シングルセルゲノム解析フローの構築に向けた高精度シングルセルゲノム解析ツールの開発」
     
  • 3)竹村 謙信(静岡大学大学院自然科学系教育部バイオサイエンス専攻)
    「金ナノ粒子-量子ドット間で誘起される局在表面プラズモン共鳴効果による迅速・高感度ウイルス検出に関する研究」
     
  • 4)上野 大心(奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科バイオサイエンス領域)
    「mRNAの内部切断に関わる配列的特徴の解明」
     
  • 5)堀 采音(広島大学大学院先端物質科学研究科分子生命機能科学専攻)
    「免疫グロブリン製剤による新たな免疫抑制作用の発見と次世代抗体医薬設計への応用」
     
  • 6)眞榮田 麻友美(琉球大学大学院農学研究科亜熱帯農学専攻,現,鹿児島大学)
    「黒麹菌Aspergillus luchuensis 由来フェノール酸脱炭酸酵素に関する研究」

 

⇒学会賞のページへ

Published by 学会事務局 on 25 5月 2018

【事務局より】2018年度の研究部会について

2018年4月24日の理事会にて以下14の研究部会設置申請が承認されました。

【第1種研究部会】

【第2種研究部会】

【若手研究会】

 

♦関連記事:研究部会の設置申請について

Published by 学会事務局 on 25 5月 2018

【随縁随意】異業種交流会への期待-日野 資弘

生物工学会誌 第96巻 第5号
日野 資弘

巻頭言を書くという大役を仰せつかった。さて何を書こうかと迷った。そこで、なぜ自分は生物工学会員になったのか、会員として得たことは何か、本会の特徴や魅力について改めて考えてみた。

私は、大阪大学の醗酵工学専攻を卒業後、藤沢薬品工業に入社し、醗酵産物から医薬品の種探しを約25年、その後、醗酵産物や動物細胞が生産するタンパク質の工業化を担当した。私は大学院時代の研究を発表するために本会の前身である醗酵工学会に入会した。約40年も前のことである。その間、本学会に参加して得たことは、発表の機会、技術情報の入手、人材交流の場であり、入会して30年が過ぎた頃より人材育成の場にもなった。

近年はバイオ医薬の最盛期であり、さらに再生医療の時代を迎えつつある。創薬技術の多様化から、入会する学会や研究会を決める際には、先端技術分野に特化したものを選ぶ傾向にあるように感じている。それに対して、本学会は、生物を起源とした幅広い有用物質の産業化について、工学的な視点で、基礎、応用を研究開発する研究者の集まりである。所属する研究者は、醸造、バイオマス利用、環境、バイオ医薬、再生医療などを研究開発する産官学の部門出身である。本会の大会はまさに異業種交流会である。ここが専門的な学会や研究会とは大きく異なる点であろう。

近年の学会選択の方向性からすると、扱われるテーマの分野が広範囲なことはメリットと感じられないかもしれない。しかし、個々のテーマを見ると、遺伝子、核酸、タンパク質、糖質、低分子や中分子代謝物などの生物由来の機能性分子が研究対象であり、微生物や動物細胞がその中心にある。さらに、微生物や動物細胞の遺伝子操作技術、培養技術、その生産物の分析技術、生産物の濃縮・分離技術、代謝物や画像の解析技術やシミュレーション技術などが用いられ、各分野において共通性が高い。

私が関わってきた醗酵医薬やバイオ医薬分野の過去の事例をいくつかあげてみよう。いずれの事例も異なる分野で開発された技術が応用されたものであることがわかる。①アミノ酸発酵の育種技術は醗酵医薬品の生産性向上技術に応用された。②今を時めくバイオ医薬の抗体医薬は、主にCHO細胞のFed Batch培養法で製造されるが、微生物で種々の有用物質生産に実績を上げた培養技術である。③計測・解析技術の進展により、高質の培養技術が構築できるようになっている。大会のシンポジウムでも取り上げられているように、代謝物や培養環境を精度よく解析できる計測技術は、食品関連の有用物質、醗酵医薬やバイオ医薬製造プロセス開発に貢献している。

これからの時代を担うと期待される再生医療の製造プロセスでは、バイオ医薬の製造技術、とりわけ培養装置、培地開発、代謝解析技術、ハーベスト技術などが非常に参考になると思われる。

以上のように、生物工学会がカバーする領域の中で構築されてきた種々の技術開発の歴史や最先端情報を学ぶことは、研究遂行において、知識の強化とともに発想転換のよい機会になると思われる。同じ分野で切磋琢磨、試行錯誤している研究者の中で議論するのも有意義だが、まったく異なる分野で同じ技術領域を持った研究者との交流こそが、ブレークスルーに重要だと感じている。

私の研究生活は、微生物産物の探索研究にはじまり、発酵産物・動物細胞由来タンパク質や抗体の工業化研究へと続き、現在は再生医療の世界にいる。振り返ってみると、それぞれの転換点において、新たな分野でやっていけるかという不安もあったが、その世界に入ってみると共通点の多さに気づき、少し異なる視点からものが見えることが強みになったように感じる。

生物工学会が、生物を中心にした生産技術開発の先端情報の交換や議論の場として、また、異業種交流の場としてますます発展することを期待している。


著者紹介 (株)ヘリオス 神戸研究所

 

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

 

Published by 学会事務局 on 25 5月 2018

【後援行事】第7回国際フードファクター会議(ICoFF2019) / 第9回ポリフェノールと健康国際会議(ICPH2019)/ 第12回国際機能性食品学会(ISNFF2019)〈神戸〉

会期2019年11月28日(木)~2019年12月5日(木)
会場神戸国際会議場・神戸国際展示場・神戸ポートピアホテル他
ICPH2019(会期)2019 年11 月28 日(木)~12 月1 日(日)
(全体テーマ)基礎研究と臨床研究〜ポリフェノール研究の目指すもの〜
http://icph2019.umin.jp/
ICoFF2019
ISNFF2019
(会期)2019 年12 月1 日(日)~12 月5 日(木)
(全体テーマ)食品因子の科学~分子から臨床まで~
http://icoff2019.umin.jp/
問合せ先ICoFF2019/ISNFF2019/ICPH2019 運営事務局
E-mail:

 

Published by 学会事務局 on 25 5月 2018

生物工学会誌 – 96巻5号

生物工学会誌Topへ

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Published by 部会:バイオ計測サイエンス on 18 5月 2018

バイオ計測サイエンス研究部会

バイオ計測サイエンス研究部会代表
大阪大学大学院工学研究科生命先端工学専攻
内山 進

研究概要図pdf

バイオテクノロジーと分析、計測、データ解析技術開発研究が融合した領域を革新し、生物工学各領域の最先端ニーズにこたえられる手法の創出に取り組んでいます。従来の計測手法では解決が難しいニーズをお持ちの皆様、最先端の計測技術をお持ちの皆様、また、日進月歩の分析、計測、解析技術の進展に対応できる体制の構築にご興味をお持ちの皆様、また、未来の計測技術についての展望をお持ちの若手の皆様の参加を歓迎いたします。本年はウェブと対面を組み合わせ、情報発信をはかりながら、研究会と講習会の開催を計画しています。

 

バイオ計測サイエンス研究部会 活動紹介

運営委員

代表内山 進(阪大院・工)
委員
(五十音順)
青木 航(阪大院・工)
和泉 自泰 (九大・生体防御医学研究所)
植田 充美(京大院・農)
岡橋 伸幸(阪大院・情報科学)
荻 博次(阪大院・工)
加藤 晃一(岡崎統合バイオサイエンスセンター)
河原 正浩(医薬基盤研)
加藤 竜司(名大院・創薬)
菊池 淳(理研・環境資源科学研究センター)
榊原 陽一(宮崎大・農・応用生物)
清水 浩(阪大院・情報科学)
新間 秀一(阪大院・工)
津本 浩平(東大院・工)
馬場 健史(九大・生体防御医学研究所)
福崎 英一郎(阪大院・工)
松田 史生(阪大院・情報科学)
吉野 知子(農工大院・工)

開催告知

日本分析機器工業会 (JAIMA) 会員企業との共働による生物工学の自動化の革新
​(2024/9/10)
JAIMA X 日本生物工学会 共働ピッチ・ネットワーキング 生物工学と分析産業の間で「変革の種を見つける交流会」(2024/9/5)

これまでの活動

お問合せ先

大阪大学大学院工学研究科生命先端工学専攻
内山 進 E-mail

 

| 自然共生に学ぶ生物工学研究部会 | 代謝工学研究部会 | スローフード共生発酵工学研究部会 | メタボロミクス研究部会  | ナノバイオテクノロジー研究部会  | 次世代植物バイオ研究部会 | 未培養微生物(微生物ダークマター)資源工学研究部会 | 生物資源を活用した地域創生研究部会 | バイオインフォマティクス相談部会 | 次世代アニマルセルインダストリー研究部会 | バイオ計測サイエンス研究部会 | 脂質駆動学術産業創生研究部会 | 非線形バイオシステム研究部会 | 培養技術研究部会 | 生物工学若手研究者の集い(若手会)|

Published by 支部:九州 on 17 5月 2018

『生物工学会誌』ー Branch Spirit 九州支部(2009年以降)掲載記事一覧

こちらでは、『生物工学会誌』Branch Spiritのコーナーに掲載された日本生物工学会九州支部の活動紹介記事(PDF)がご覧いただけます。

タイトル著者巻–号–頁
(掲載年)
九州支部:宮崎大学フロンティア科学総合研究センター・遺伝資源分野権藤 崇裕
橋口 正嗣
102-10-529 (2024)
九州工業大学情報工学部
生体分子を用いてつくるナノスケールのロボットコンテスト(BIOMOD)
平 順一102-4-192
(2024)
九州工業大学 情報工学部 共通・共用機器の紹介森本 雄祐101-10-560 (2023)
国立大学酒類関連3センターの連携協定と第2回 日本の酒シンポジウム開催について玉置 尚徳101-4-206
(2023)
大学発ベンチャー(株)スディックスバイオテックの歴史と技術について
 
隅田 泰生100-10-569
(2022)
九州工業大学大学院生命体工学研究科における生物工学研究前田 憲成100-4-210
(2022)
植物の合成生物学センターの紹介花田 耕介99-10-556
(2021)
鹿児島大学工学専攻化学工学プログラム―バイオプロセス研究室の紹介―武井 孝行99-4-213
(2021)
人吉球磨の特産品「球磨焼酎」“粕”の光合成細菌を利用した付加価値向上古賀 碧98-10-565
(2020)
九州大学の次世代経皮吸収研究センター後藤 雅宏98-4-210
(2020)
九州から起こす“蚕業(さんぎょう)革命”太田 広人97-10-634
(2019)
高校生によるバイオ研究発表会「バイオ甲子園」寺本 祐司97-4-234
(2019)
福岡県のバイオ産業創出~久留米リサーチ・パークの紹介~本多 進96-10-610 
(2018)
熊本のバイオテクノロジーの過去,現在,未来寺本 祐司96-4-226
(2018)
九州から世界へ―マルチオミクスの新拠点九州大学生体防御医学研究所附属トランスオミクス医学研究センターの紹介馬場 健史95-10-623
(2017)
Kyutech/UPM MSSCを拠点とするパームバイオマスの利活用研究白井 義人95-4-218
(2017)
地域特産物「ブルーベリー葉」の付加価値向上に向けて國武 久登
甲斐 孝憲
94-10-666
(2016)
佐賀大学オリジナル清酒~悠々知酔小林 元太94-4-220
(2016)
サツマイモ発電で地域循環型生産体制を目指す髙瀬 良和93-10-644
(2015)
サークル活動を通じた地域食品産業への協力と学生教育紙谷 喜則

93-4-232
(2015)

福岡県におけるバイオマス循環利用の積極的取組み田代 幸寛
酒井 謙二
92-10-565
(2014)
キノコ雑感八木 史郎92-4-198
(2014)
かごしまルネッサンスアカデミー「焼酎マイスター養成コース」の紹介吉﨑 隆之91-10-592
(2013)
焼酎用大麦の開発梶原 康博91-4-218
(2013)
佐賀大学における機能性食品研究推進・地場発酵産業振興の取り組み北垣 浩志90-10-662
(2012)
わが夢を四川大学との共同ラボに託し木田 建次90-4-206
(2012)
焼酎学講座5年のあゆみと今後の発展吉崎 由美子89-10-626
(2011)
北九州における竹質系バイオマス利活用の取り組み森田 洋89-4-210
(2011)
農商工連携で進める中核バイオ人材育成事業三枝 敬明88-10-548
(2010)
熊本県立大学の地域貢献 ―食育の日を通して―小原 智未88-4-193
(2010)
バクテリオシン研究の実用化への試み:地域産学連携事業「クォーク・バイオ有限責任事業組合」の紹介永利 浩平87-10-501
(2009)
宮崎大学におけるバイオマス利活用研究プロジェクトの紹介太田 一良87-4-208
(2009)

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Published by 支部:西日本 on 17 5月 2018

『生物工学会誌』ー Branch Spirit 西日本支部(2009年以降)掲載記事一覧

こちらでは、『生物工学会誌』Brach Spiritのコーナーに掲載された日本生物工学会西日本支部の活動紹介記事(PDF版)がご覧いただけます。

タイトル  著者巻–号–頁
(掲載年)
山口大学中高温微生物研究センターj-stage阿座上 弘行102–2–86
(2024)
オリーブからの酵母探索 j-stage川人 裕一郎101–8–452
(2023)
なぜ今,土佐酒が面白いのか?j-stage竹村 昭彦101–2–102
(2023)
四国醸造セミナーについてj-stage浅野 徹100–8–455
(2022)
高知の酒造りJ-STAGE上東 治彦100–2–100
(2022)
備前化成株式会社の紹介J-STAGE丸 勇史99–9–448
(2021)
就実大学発ベンチャーの紹介 株式会社ウィズレイJ-STAGE工藤 季之99–2–101
(2021)
岡山大学自然生命科学研究支援センター分析計測・極低温部門の紹介多田 宏子98–8–455
(2020)
岡山理科大学ワイン発酵科学センターの紹介金子 明裕98–2–101
(2020)
地酒(日本酒)文化を盛り上げたい―鳥取大学日本酒講座を通して―松本 邦男97–8–447
(2019)
鳥取のローカル酵母が拓く地域の新しいものづくり児玉 基一朗97–2–99
(2019)
鳥取大学が挑む循環式陸上養殖の課題解決清水 克彦96–8–486
(2018)
(株)マリンナノファイバーの紹介伊福 伸介96–2–96
(2018)
徳島県上勝町のブリュワリーRISE & WIN Brewing Co小川 慶徳95–8–508
(2017)
NTTドコモの農業への取組み岸本 光菜95–2–103
(2017)
ナノミストテクノロジーズ株式会社の紹介安藤由希子94–8–520
(2016)
変わる!トクダイ―生物資源産業学部の研究紹介―川上 竜巳 他94–2–86
(2016)
市民公開講演会「マッサンこと竹鶴政孝氏のウイスキー人生」室岡 義勝93–5–297
(2015)
広島かき業界の現状と可能性について
「量」から「質」へ半世紀ぶりの大改革.世界に翔け広島かき!
川崎 育造93–2–100
(2015)
独立行政法人 酒類総合研究所の紹介後藤 奈美92–8–454
(2014)
共生工学の新展開を目指す藤江 誠92–2–84
(2014)
岡山大学若手研究者キャリア支援センターの紹介稲垣 賢二91–8–480
(2013)
独立行政法人 産業技術総合研究所 四国センターの紹介中島 芳浩91–2–114
(2013)
岡山大学資源植物科学研究所の紹介谷 明生90–8–526
(2012)
岡山理科大学―生物工学分野の研究紹介―原 啓文90–2–99
(2012)
本州最北西端から発するバイオマスエネルギー実用への取り組み 福永 公寿89–8–503
(2011)
「森と人が共生するSMART工場モデル実証」への取り組み 小野 努89–2–87
(2011)
独立行政法人産業技術総合研究所バイオマス研究センターの紹介山岡 到保88–8–422
(2010)
梨包装紙,抗菌和紙壁紙に関する地域資源研究の紹介吉井 英文88–2–94
(2010)
山口大学の微生物研究者の連携 -微生物研究推進体-星田 尚司87–8–408
(2009)
岡山大学工学部生物機能工学科細胞機能設計学研究室の紹介金山 直樹87–2–107
(2009)

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Published by 部会:次世代アニマルセルインダストリー on 17 5月 2018

次世代アニマルセルインダストリー研究部会

次世代アニマルセルインダストリー研究部会代表
医薬基盤・健康・栄養研究所
河原 正浩

研究概要図pdf

動物細胞培養技術の進歩に伴い、細胞機能を利用するバイオ医薬品製造や細胞挙動を評価利用する創薬、細胞自身を利用する再生医療など多くの分野での利用が加速し、産業界における動物細胞利用技術は重要度を増している。本研究部会は既存技術の枠にとらわれず、次世代の産業利用技術開発および発展、さらには次世代を担う若手の奨励を目的として設置された。この目的を達成するためには、アカデミアの持つ多様なシーズ技術の体系化だけでなく、産業界の欲するニーズとのマッチングが不可欠である。本研究部会では当該分野の研究者が一堂に介し、独立したシンポジウム企画、年会でのシンポジウム応募や優秀学生発表表彰などを通じて活発な議論や情報交換を行っていく。

バイオインフォマティクス相談部会 活動紹介

運営委員(2024年2月現在)

代表河原 正浩 (医薬基盤研)
幹事長岩井 良輔(岡山理大・フロンティア研)
副幹事長蟹江 慧(近大・工)(兼会計監事担当)
堀江 正信(京大・環安)
HP&
メーリングリスト担当
曽宮 正晴(阪大・産研)
会計太田 誠一(東大院・工)
委員金岡 英徳 (愛工大・工)
佐藤 康史(旭川医大・医)
山野 範子 (阪大院・工)


活動報告

2018(2018/8/27)設立記念シンポジウム~生物工学若手研究者が考える、今後の動物細胞培養産業・技術~
(2018/10/2)2018年度学生優秀発表賞の決定
(2019/3/27)第1回シンポジウム~再生・細胞医療の関連製品における実用化・産業化を考える~
2019
2021
(2021/3/15)2020年度優秀学生発表賞決定
 (2021/10/27) 2021年度優秀学生発表賞決定
2022(2022/3/23)シンポジウム「バイオベンチャーの今を知り未来へつなぐ~動物細胞関連技術の実用化に向けて~」
(2022/10/17)2022年度優秀学生発表賞決定

 

お問合せ先

岡山理科大学フロンティア理工学研究所
岩井良輔 E-mail

 

| 自然共生に学ぶ生物工学研究部会 | 代謝工学研究部会 | スローフード共生発酵工学研究部会 | メタボロミクス研究部会  | ナノバイオテクノロジー研究部会  | 次世代植物バイオ研究部会 | 未培養微生物(微生物ダークマター)資源工学研究部会 | 生物資源を活用した地域創生研究部会 | バイオインフォマティクス相談部会 | 次世代アニマルセルインダストリー研究部会 | バイオ計測サイエンス研究部会 | 脂質駆動学術産業創生研究部会 | 非線形バイオシステム研究部会 | 培養技術研究部会 | 生物工学若手研究者の集い(若手会)|

Published by 支部:九州 on 17 5月 2018

【九州支部】2018年度市民フォーラム「豊かな海の恵みと水産業を支えるバイオテクノロジー」

盛況のうちに終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。
⇒開催報告はこちら2018年度九州支部市民フォーラム ポスター

  • 日時:2018年7月28日(土) 10:00~16:30
     
  • 場所:長崎大学水産学部大講義室(〒852-8521 長崎市文教町1-14)
     
  • プログラム:

    講演の部(10:00~12:30)

10:00~10:30
「長崎の伝統水産食品からすみと微生物」
 ……井上 徹志(長崎大学水産・環境科学総合研究科)

10:30~11:00
「遺伝子編集技術を用いた魚毒結合タンパク質の機能解明」
 ……大嶋 雄治(九州大学大学院農学研究院 水産生物環境学分野)

11:00~11:30
「人の手による魚の産卵と雌雄のコントロール」
 ……征矢野 清(長崎大学海洋未来イノベーション機構)

11:30~12:00
「魚類生態系機能の解明に基づく海域の再生」
 ……山口 敦子(長崎大学水産・環境科学総合研究科)

12:00~12:30
「海藻に含まれる機能性成分;多糖類を中心に」
 ……小田 達也(長崎大学水産・環境科学総合研究科)   
 

実験の部(13:30~16:30)

♦テーマ1: 村田昌一教授と研究室メンバー  定員10名
バイオテクノロジーによる魚の鮮度測定  [水産学部新館4階 村田研究室]

♦テーマ2: 山口健一准教授と研究室メンバー  定員12名
海藻多糖成分を利用した人工イクラ作成と海苔のうまみ成分の分析  [水産学部新館4階 第5実験室]

♦テーマ3: 井上徹志教授・山田明徳准教授と研究室メンバー  定員12名
海の微細藻類と生き物の腸内に共生する微生物の顕微鏡観察  [水産学部新館4階 第5実験室]

※テーマ2とテーマ3は同じ実験室で実施しますので、両方の体験も可能です。

⇒印刷用ポスターはこちらpdf

  • 参加費:無料
    【講演の部】どなたでも参加できます。
    【実験の部】申込み必要(対象:高校生)。
     ※件名「市民フォーラム実験の部参加希望」として、下記問合せ先までメールをご送付ください。
     
  • 問合せ先:
    小田達也(長崎大学水産・環境科学総合研究科)
    Tel: 095-819-2831 E-mail  
     

主催:日本生物工学会 九州支部  
共催:長崎大学水産学部
   

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Published by 学会事務局 on 17 5月 2018

<法定点検によるサーバ停止のお知らせ>
 2018年5月19日(土)18:30 ~ 20日(日)8:30

電源設備法定点検に伴うサーバー停止により、日本生物工学会のホームページおよび大会ホームページが以下の期間利用できなくなります。

  • サーバー停止日時: 2018年5月19日(土)18:30 ~ 20日(日)8:30

ご不便をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。

なお、上記期間中も会員システム、Journal of Bioscience and Bioengineeringの投稿・査読システム(EVISE)、および閲覧(ScienceDirect)は通常通りご利用いただけます。

Published by 学会事務局 on 25 4月 2018

生物工学会誌 –『バイオミディア』第96巻(2018年)掲載記事一覧

こちらでは、生物工学会誌第96巻(2018年)の『バイオミディア』掲載記事(PDF)をご覧いただけます。
過去号掲載記事(記事種別)一覧はこちら

1号2号3号4号5号6号7号8号9号10号11号12号

掲載記事pdf著者
第96巻 第12号
植物多様性に合わせたキノコの進化堀 千明
岩田 茉奈
708
心を物理で記述する黒木 忍709
食品加工におけるリポキシゲナーゼの活用安部 智子710
AIは何を考えているのか山﨑 将太朗711
魅惑の紅麹 おいしいを紐解吉﨑 由美子712
筋肉がしゃべる?竹井 裕介713
第96巻 第11号
溶液中の高分子構造解析はみみずの身体測定?松田 靖弘654
匂いの感じ方の個人差立松 健司
黒田 俊一
655
餅は餅屋;分化細胞の転職は実現するか?得平 茂樹656
微生物機能で水素社会を実現する?成廣 隆657
第96巻 第10号
カイメン(海綿)に共生する製薬工場藤田 雅紀593
海底堆積物に住まう硫黄を餌にする微生物猪原 英之594
シアル酸をめぐる腸内での競争西山 啓太595
菌に優しいものづくり中川 明596
糸状菌における細胞融合制御メカニズム片山 琢也597 
第96巻 第9号
生体膜を模倣した水処理膜佐伯 大輔538
生命現象を見る・操るためのフォトニクス技術細川 千絵539
未開拓の生物資源?土壌原生生物村瀬 潤540
甘酒 ―世界に誇る日本の伝統甘味飲料―倉橋 敦541
第96巻 第8号
BIRD “Microbiome” WATCHING西原亜理沙472
データベースに眠る宝の山 シトクロムP450吉田圭太朗473
サンゴと生きる微生物三浦 夏子474
ゲノム編集の時代における「緑の酵母」クラミドモナスの復権浜地 貴志
西村 芳樹
475
知られざる漢方用薬―「神麹」―奥津 果優476
第96巻 第7号
窒素を食べる微生物たち押木 守408
体の中の構造を再現するための三次元培養の挑戦あれこれ中辻 博貴409
乞うご期待!小さな地球の掃除屋さんの活躍森 美穂410
低分子でも高分子でもない医薬品の開発藤田 裕之411
線虫に良い食べ物は人にも良い?瀬戸山 央412
第96巻 第6号
電気で微生物を制御する高妻 篤史346
体内の血流を測るさまざまな方法森田 伸友347
あまり知られていないグルタミン酸脱水素酵素の細胞機能の多様性富田 武郎348
多種のノンコーディングRNAが担う多様な機能小宮 怜奈349
糸状菌のα-1,3- グルカン合成酵素水谷 治350
第96巻 第5号
鏡の国のタンパク質佐藤 浩平270
機能性ヒドロゲルの最前線中畑 雅樹271
増えるために食べる~中央代謝と細胞分裂の接合点~柘植 陽太272
糖質制限時のエネルギーの主役“ケトン体”の効能と応用西村 拓273
クラウドファンディングで出来るコト長井 隆274
第96巻 第4号
サイキンの再分類の話渡邊 美穂211
ペラペラセンサで健康管理竹下 俊弘212
セルロースの酵素糖化には酵素同士の協力が大切篠田 優213
稲のことは稲に聞け~モデル植物を用いた集団ゲノミクス~太治 輝昭214
メタゲノム分別河合 幹彦215
第96巻 第3号
4本足のリン脂質田代 陽介142
逆転の発想で,細胞を磁場であやつる秋山 佳丈143
複合微生物系で誰が何をしているか?馬場 保徳144
葉圏微生物の持つ可能性を活かす吉田 重信145
種麴 ―古くして新しきもの―白石 洋平146
第96巻 第2号
環境ゲノミクスが見いだした「謎の微生物」の存在鈴木 志野76
健全なる身体には健全なる脂肪組織を田中 都77
研究,健康,医療を支えるデータベース児玉 悠一78
ダイナミックなオルガネラ:初期エンドソーム樋口 裕次郎79
第96巻 第1号
「プラスミドパラドックス」~プラスミドはなぜ「生き残って」いる?~新谷 政己25
食品偽装を見破る肉種判別技術古谷 俊介26
補酵素のレドックスを制御した絶妙な「ものづくり」冨宿 賢一27
異常膜タンパク質の救世主千場 智尋28
焼酎造りの陰のプレーヤー宮川 博士29

『バイオミディア』掲載記事一覧(2016年~2024年)

掲載記事(記事種別)一覧へ

※第98巻第7号(2020)以前の掲載記事は、国立国会図書館デジタルコレクションに収録されています。
♦生物工学会誌 https://dl.ndl.go.jp/pid/10387559

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Published by 学会事務局 on 25 4月 2018

【随縁随意】オールドバイオの楽しみ-下飯 仁

生物工学会誌 第96巻 第4号
下飯 仁

『生物工学会誌』の前身である『醸造學雜誌』が大阪醸造学会から創刊されたのは大正12年(1923年)である。大学図書館に創刊号があったので目次を見てみると、ほとんどが清酒(日本酒)に関する記事である。生物工学会はバイオテクノロジーの学会であるが、その中でも清酒醸造学はもっとも歴史のあるオールドバイオの一つであることは間違いないであろう。昔の酒がどんな味がしたのかを現物で確認することはできないが、明治初期の清酒の分析値をみると、非常に辛口で酸味も強く、まさに「鬼殺し」の味であったようだ。

明治以降の日本の近代化に伴い、清酒醸造にもさまざまな技術的進歩がなされて、現在の芳醇な清酒がつくり出されてきたのである。主な技術だけでも、高度精白米の利用、培養酵母の利用と酒母製造の合理化、主要な工程の機械化などがある。筆者が醸造学研究の道に進んだころ、ある先輩から「清酒醸造の歴史は、なりふりかまわぬ技術革新の歴史なのだ」と教えられたことがある。清酒醸造は日本の誇る伝統技術だが、一方で、その時々の最新の技術を積極的に取り入れてきたのである。

筆者の専門である清酒酵母にしても、変異株である泡なし酵母が実用化されたのは1970年であり、すでに50年近い歴史がある。清酒酵母はもろみで高い泡をつくる性質があるが、この高泡は発酵の指標となる一方で、もろみタンクの利用効率を悪くする。国税庁醸造試験所の大内らは、高泡をつくる優良清酒酵母から高泡をつくらない泡なし変異株を巧妙な手法で分離し、泡なし変異株を使用しても、できたお酒の品質には影響を与えないことを示した。その後、多くの泡なし変異株が優良清酒酵母菌株から分離され、広く使用されるにいたっている。アミノ酸の代謝制御発酵における変異株の使用には遅れるものの、醸造の分野にこれほど古くから変異株の利用がなされていたことは驚くべきことである。

また、生成酒の品質を向上させる変異株も多数取得されており、たとえば月桂冠株式会社による香気成分高生産変異株の育種は吟醸酒の品質を大きく向上させた。最近では、清酒の貯蔵にともなう劣化臭を出さないような菌株の育種も進められており、今後、清酒の品質保持に大きな貢献をすることが期待されている。

清酒発酵の特徴の一つは醸造酒の中でもっとも高濃度のエタノールを生産することであるが、清酒醸造における高濃度エタノール生産のメカニズムについては、いくつかの原因が考えられている。まず、清酒の発酵は麹菌によるデンプンの糖化と清酒酵母によるエタノール発酵が同時に進行する並行複発酵である。並行複発酵ではグルコースが蓄積しないので高濃度の仕込が可能となる。また、麹菌は糖化酵素以外にもさまざまな栄養素を生産することで酵母の増殖を助けている。さらに、清酒酵母自体も他の菌株に比べて高濃度のエタノールを生産することが知られている。清酒酵母の高い発酵力については、長い間、清酒酵母がエタノールなどのストレスに強いことが原因であると考えられてきた。しかし、筆者らは、清酒酵母は他の酵母に比べてむしろエタノールなどのストレスに弱いことを明らかにした。酵母が発酵で生産するエタノールは酵母自身にとっても増殖阻害物質であり、通常の酵母はストレス応答を引き起こしてエタノール発酵を停止する。しかし、現在使用されている清酒酵母はストレス伝達経路の遺伝子に多数の変異が入っており、エタノール濃度が高くなっても発酵を停止せず、結果的に高濃度のエタノールを作り出す。ストレス応答がむしろエタノール発酵を阻害することは大変興味深い。

ゲノム解析に基づいた最近の系統学的研究によると、清酒酵母はワイン酵母など他の系統の酵母から独立した「純系」であるとのことである。清酒酵母は日本という地理的に隔離された環境の中で進化してきたと考えられる。最近、自然界から分離した酵母を使用する試みが盛んであるが、それらの天然酵母は清酒酵母のような高い発酵力を持たない場合も多い。清酒酵母と同様に、ストレスに弱いが発酵力の強い酵母が元来自然界に存在していたのか、酒類製造という人間の営みがあって生まれてきた酵母なのか、興味は尽きない。


著者紹介 岩手大学農学部(教授)

 

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

Published by 学会事務局 on 25 4月 2018

生物工学会誌 – 96巻4号

生物工学会誌Topへ

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Published by 学会事務局 on 19 4月 2018

《日本生物工学会中部支部協賛》">【関連行事】日本油化学会 東海支部 油化学セミナー「油脂・脂質の機能性と応用」〈名古屋〉《日本生物工学会中部支部協賛》

日時2018年6月29日(金)10:00 ~ 16:30
場所名古屋工業大学 53号館3階 5235教室
(名古屋市昭和区御器所町 電話052-735-5000)
[交通] JR中央線 鶴舞駅より徒歩7分、地下鉄鶴舞線 鶴舞駅より徒歩10分
地下鉄桜通線 吹上駅より徒歩10分
詳細URLhttp://www.jocs.jp/2018tokai.pdf
プログラム
  1. リン脂質や糖脂質の機能性の新たな展開
    園 良治(辻製油株式会社)
     
  2. 不規則な食生活は脂質代謝異常をもたらす
    —時間栄養学の最近の進歩—
    小田 裕昭(名古屋大学大学院 生命農学研究科)
     
  3. 油脂の構造と機能
    後藤 直宏(東京海洋大学 海洋生命科学部)
     
  4. 食事由来脂質と腸内細菌と機能性
    岸野 重信(京都大学大学院 農学研究科)
     
  5. 今、また注目される中鎖脂肪酸油の魅力
    渡邉 愼二(日清オイリオグループ株式会社)
参加費
(テキスト代含む)
普通会員・法人会員・協賛団体会員:10,000円
学校・官公庁:5,000円
学生:500円
非会員:14,000円
申込締切2018年6月19日(火)
問合せ先〒460-0011 名古屋市中区大須一丁目35-18
中部科学技術センター内
日本油化学会 東海支部
TEL 052-231-3070 052-204-1469
E-mail:
http://c-goudou.org/

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Published by 学会事務局 on 18 4月 2018

【共催行事】第39回動物細胞工学シンポジウム「バイオ医薬品の高品質化に向けた物性解析」〈東京〉

日時2018年6月15日(金)
場所キャンパス・イノベーションセンター(CIC)国際会議室
東京都港区芝浦3-3-6 (JR田町駅から徒歩2分)
内容抗体医薬を中心に様々なバイオ医薬品が登場し広く利用されるにつれ、バイオ医薬品における課題も次第に明らかとなってきている。一方で、そうした課題に応えるべくバイオ医薬品の分析技術についての進歩が著しく新しい分析方法が次々に登場している。
本シンポジウムでは、バイオ医薬の物理化学分析に取り組んでいる大学、研究機関および企業の研究者による講演を中心に、抗体医薬を中心にバイオ医薬品の物性解析における課題および実際の対応について、背景から将来展望に至るまで討議する。
参加費
  • 会員・学生・共催団体会員
    シンポジウム:無料、交流会:3,000円
     
  • 非会員
    シンポジウム:5,000円、交流会:3,000円
申込方法2018年6月8日(金)までに以下のフォームからのお申し込みをお願い致します。
https://feb.db-boss.com/asas/seminar/regist.asp?sid=1059
問合せ先日本動物細胞工学会事務局
〒112-0012 東京都文京区大塚5-3-13 小石川アーバン4階
一般社団法人 学会支援機構内 坂本 大輔
TEL: 03-5981-6011 FAX: 03-5981-6012       
E-mail:  
http://www.jaact.org/      

 

Published by 若手会 on 09 4月 2018

【研究部会】2018年度生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー

「生物工学若手研究者の集い(若手会)」は、生物工学(生体分子工学、細胞組織工学、醸造・食品工学、代謝工学、生物化学工学、生物情報工学など)に関連した研究を行っている、全国の学生、ポスドク、若手企業研究者、若手教員の相互交流を目的とした団体です。この度、2018年度の若手会夏のセミナー(合宿形式)を北海道北見市にて開催する運びとなりました。北見市は道東のオホーツク地方に位置し、 古くはハッカの世界的産地でした。たまねぎの産地としても有名です。近くには、世界自然遺産知床半島、マリモで有名な阿寒湖、ホタテやカキの養殖で有名なサロマ湖などたくさんの観光地があります。

今年は第一線で活躍する研究者の特別招待講演や、優秀賞つきのポスターセッションなど、参加者全員が主体的に発表し交流するイベントを企画しております。参加者の皆様が一泊二日でじっくりと熱い議論を行って有意義なつながりを作ることを支援致します。

教育機関、研究所、企業の若手研究者や学生の方々を含め、生物工学に興味のある皆様の多数のご参加を心よりお待ち致しております。

「生物学的方法による生体材料評価の現状」
 ……大津 直史 (北見工業大学 工学部地球環境工学科)
「電子顕微鏡で解き明かす生物の仕組み」
 ……釜崎 とも子 (北海道大学 遺伝子病制御研究所・分子腫瘍分野)
「エネルギーの観点から見る微生物の多様な生存戦略」
 ……加藤 創一郎 (産業技術総合研究所 生物プロセス研究部門)
「私の来た道~油田細菌から超好熱菌そして植物共生細菌まで」
 ……森川 正章 (北海道大学大学院 地球環境科学研究院)
「次世代シーケンサーの現状」
 ……森本 一 (北海道システムサイエンス株式会社)

  • 申込方法:
    こちらの申込みフォームからお申込み下さい(終了しました)。折り返し、申込確認や参加費振込口座等を連絡させて頂きます。また、申込時にポスター発表を希望された方は、要旨フォームdocをダウンロードの上、6月1日(金)までに事務局( )宛にお送りください。
  • 定員:110名(定員になり次第締め切らせていただきます)
     
  • 参加費:
    一般:15,000円(セミナー参加費8,000円、宿泊費5,000円、食費(夕・朝食)・懇親会費2,000円)
    学生: 6,000円(セミナー参加費2,000円、宿泊費3,000円、食費(夕・朝食)・懇親会費1,000円)
    いずれも税込
     
  • 問合せ先:
    北見工業大学工学部地域未来デザイン工学科 小西 正朗
    E-mail:
    TEL. 0157-26-9402 FAX. 0157-24-7719
     
  • 事務局実行委員:
    邱 泰瑛(北見工大)、小西 正朗(北見工大,実行委員長)、 佐藤 康治(北大・工)
    中島 一紀(北大・工)、東 恒仁(北大・医)、堀 千明(北大・工)

 

►生物工学若手研究者の集い(若手会)Topへ

Published by 学会事務局 on 09 4月 2018

【年次大会】第70回大会 講演要旨受付中
      <締切: 2018年5月8日(火)正午>

第70回日本生物工学会大会(2018)の一般講演、およびシンポジウム要旨登録の受付を開始しました。

 

  • 講演申込み・要旨受付期間:2018年4月9日(月)~ 5月8日(火)正午
  • 事前参加登録締切:2018年7月10日(火)17:00

締切以降は、要旨を含む訂正ができません。また、終了前はアクセスが集中し申し込みできない場合がありますので、早めの申し込みをお願いします。 

本年度の一般講演はすべて口頭発表形式で行います。

一般講演(口頭発表)の発表者は2018年会費既納の本会正会員または学生会員に限ります。講演申込みには発表者の会員番号が必須となり、会員番号がない場合には登録できません。事前に必ず入会手続きをお願いします。会員番号は入会登録と会費の入金確認ができ次第お知らせしますが、1週間程度かかりますので早めの手続きをお願いします。なお、会員番号が不明の場合は、事務局(info@sbj.or.jp)にお問い合わせ下さい。

⇒入会はこちらから
 

►第70回日本生物工学会大会ホームページ

Published by 学会事務局 on 04 4月 2018

2017年度 共催・協賛・後援行事一覧

内容開催日
【協賛行事】サイエンス友の会特別教室「微生物がパンを作る! 筑波大学で微生物実験&見学会」〈つくば市〉2018.03.17
【協賛行事】第13回理研「バイオものづくり」シンポジウム〈和光市〉2018.03.09
【協賛行事】熱測定スプリングスクール2018(第80回熱測定講習会)~熱測定の基礎から,測定データ解析,解釈法,最新の測定手法まで系統的に学ぶ~〈東京〉2018.03.08-9
【協賛行事】17-3 エコマテリアル研究会 「バイオマテリアルの新たな潮流」〈東京〉2018.03.01
【協賛行事】JBA”未来へのバイオ技術” 勉強会「アクティブセンシング~ストレスフリー&脳活性化」〈東京〉2018.02.20
【協賛行事】GMPセミナー「医薬品製造に関わるGMPの最新動向:講演会&見学会」〈大阪〉2018.02.08-9
【協賛行事】JBA”未来へのバイオ技術” 勉強会 「スマート創薬、医用画像診断におけるサイバーフィジカルシステムの最前線〈東京〉2018.02.05
【協賛行事】平成29年度 産総研 材料・化学シンポジウム
「21世紀の化学反応とプロセス-機能性材料開発に寄り添う分析評価技術-」〈つくば市〉
2018.02.02
【協賛行事】未踏科学技術協会 特別講演会「量子計算利用シリーズ 第1回 人工知能・IoT時代の量子コンピュータ、量子アニーリング、量子ニューラルネットワーク ~量子ビジネスの幕開け~」〈東京〉2018.02.01
【協賛行事】2018年産業技術総合研究所 中部センター研究講演会 〈名古屋〉2018.01.29
【協賛行事】第23回高専シンポジウムin KOBE〈神戸〉2018.01.27
【協賛行事】JBA”未来へのバイオ技術” 勉強会「バイオ素材百花繚乱12~エコロジー&エコノミーとしなやかさ」〈東京〉2018.01.25
【協賛行事】JBA”未来へのバイオ技術” 勉強会「ココロの動きと神経系に着目した新商品開発」〈東京〉2018.01.22
【協賛行事】JBAバイオエンジニアリング研究会講演会「スマートセルインダストリーとバイオエンジニアリング」~バイオ医薬品・バイオ素材生産株の構築から製造プロセスまで~〈東京〉2018.01.19
【協賛行事】JBA”未来へのバイオ技術” 勉強会「超絶生物イノベーション」〈東京〉2017.12.22
【協賛行事】JBA”未来へのバイオ技術” 勉強会「微細藻類でもう一度、地球の大気を変える?!」〈東京〉2017.12.15
【協賛行事】第30回バイオエンジニアリング講演会〈京都〉2017.12.14-15
【協賛行事】平成29年度国立高専第4ブロック研究推進フォーラム〈宇部市〉2017.12.14
【協賛行事】第44回炭素材料学会年会〈千葉〉2017.12.06-8
【協賛行事】第37回水素エネルギー協会大会〈東京〉2017.12.04-5
【後援行事】内閣府 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)次世代農林水産業創造技術「次世代機能性農林水産物・食品の開発」公開シンポジウム~得られた成果とさらなる発展に向けて〈東京〉2017.11.30
【後援行事】第3回持続的リン利用シンポジウム〈東京〉2017.11.21
【協賛行事】INCHEM TOKYO 2017〈東京〉2017.11.20-22
【協賛行事】第4回再生医療とリハビリテーション研究会「-認識, 理解, 融合, そして展開-」〈大阪〉2017.11.18
【協賛行事】JBA”未来へのバイオ技術” 勉強会「商品偽装を斬る!!」〈東京〉2017.11.17
【協賛行事】第31回日本吸着学会研究発表会〈静岡〉2017.11.16-17
【後援行事】第85回醤油研究発表会〈宮城〉2017.11.09-10
【協賛行事】第48回Continuing Educationシリーズ講習会 「高度医療のエンジアリングの現状と社会普及に向けた課題-再生医療・ナノ医療・医用ビッグデータ-」〈東京〉2017.11.07
【協賛行事】第53回熱測定討論会〈福岡〉2017.11.04-6
【協賛行事】8th International and 10th Japan-China Joint Symposium on Calorimetry(CATS-2017) 〈福岡〉2017.11.02-4
【協賛行事】日本化学会 コロイドおよび界面化学部会 第5回分散凝集科学技術講座「分散・凝集のすべて」~希薄系から濃厚系までのあらゆる分散・凝集現象に関わる研究者・技術者のための最新理論とテクニック~〈東京〉2017.11.01-2
【協賛行事】第33回日本イオン交換研究発表会〈山梨〉2017.10.26-27
【協賛行事】JBA”未来へのバイオ技術” 勉強会「ICT活用は水産業の救世主となるか?」〈東京〉2017.10.23
【協賛行事】第34回ニューメンブレンテクノロジーシンポジウム2017〈東京〉2017.10.17-20
【協賛行事】17-2 エコマテリアル研究会「バイオマス資源からの高機能・高性能材料開発研究最前線」〈京都〉2017.10.06
【後援行事】残留性有害物質に関する国際会議 2017 (ISPTS2017)〈名古屋〉2017.09.24-28
【協賛行事】第15回高付加価値食品開発のためのフォーラム(シーズのニーズの新たな出会い)〈静岡〉2017.09.15-16
【協賛行事】第27回イソプレノイド研究会〈千葉〉2017.09.15
【協賛行事】第33回ファジィシステムシンポジウム / FSS20172017.09.13-15
【協賛行事】第19回日本感性工学会大会「感性ジュークボックス (KANSEI jukebox)」〈東京〉2017.09.11-13
【協賛行事】 “未来へのバイオ技術”勉強会「宇宙とバイオ」〈東京〉2017.09.11
【後援行事】JASIS2017〈千葉〉2017.09.06-8
【後援行事】日本応用糖質科学会平成29年度大会(第66回)・応用糖質科学シンポジウム〈神奈川〉2017.09.06-8
【協賛行事】第68回コロイドおよび界面化学討論会〈神戸〉2017.09.06-8
【協賛行事】JBA”未来へのバイオ技術”勉強会「微生物探索の最新技術動向~先導探索技術開発とバイオ界面活性剤スクリーニング」〈東京〉2017.09.05
【後援行事】環境微生物系学会合同大会20172017.08.28-31
【協賛行事】第79回熱測定講習会~最先端熱測定技術を基礎から学ぶ~〈京都〉2017.08.28-29
【協賛行事】未来を拓く高圧力科学技術セミナーシリーズ(42) 「高圧力実験の装置及び素材の開発の現状と今後の課題」 〈広島〉2017.08.25
【協賛行事】第30回におい・かおり環境学会〈東京〉2017.08.24-25
【共催行事】第31回日本キチン・キトサン学会大会〈沖縄〉2017.08.23-24
【協賛行事】日本ゾル- ゲル学会 第15回討論会〈大阪〉2017.08.07-8
【協賛行事】17-1 エコマテリアル研究会 「触媒が先導する新しいバイオプラスチックの世界」〈東京〉2017.07.21
【共催行事】第36回日本糖質学会年会〈旭川〉2017.07.19-21
【後援行事】学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2017〈宮城〉2017.07.16
【協賛行事】異分野融合シンポジウム「微生物を基軸とした環境と電気と金属」〈東京〉2017.07.10
【協賛行事】大阪工研協会 バイオ実習セミナー
―微生物・細胞取扱いと検査・試験の基本操作―〈大阪〉
2017.07.07, 2017.07.10
【協賛行事】第30回イオン交換セミナー「産業界に貢献するイオン交換技術! Ⅱ」 〈東京〉2017.07.07
【協賛行事】IFSA-SCIS 2017 (Joint 17th World Congress of International Fuzzy Systems Association and 9th International Conference on Soft Computing and Intelligent Systems)〈大津〉2017.06.27-30
【協賛行事】JBA”未来へのバイオ技術” 勉強会「デジタル&先端メディアと人工知能が拓く新しい食の世界」〈東京〉2017.06.20
【協賛行事】日本ゾル-ゲル学会 第14回セミナー「ウェットプロセスによる構造・形態・界面制御の新展開」〈豊橋市〉2017.06.09
【協賛行事】第19回マリンバイオテクノロジー学会大会〈仙台〉2017.06.03-4
【協賛行事】JBA”未来へのバイオ技術”勉強会「デジタルとIoTが広げる新たな食の可能性」〈東京〉2017.06.02
【協賛行事】第24回HAB研究機構学術年会「モデリングの拓く新薬創成と新しい医療」〈東京〉2017.06.01-3
【協賛行事】JBA”未来へのバイオ技術” 勉強会「バイオ素材百花繚乱11~強く、やさしく、美しく」〈東京〉2017.05.25
【協賛行事】界面コロイドラーニング 第33回現代コロイド・界面化学基礎講~教科書配布!2日間でコロイド・界面化学の基礎を幅広く習得!〈東京:5月18・19日/大阪:6月15・16日〉2017.05.18-19/06.15-16
【協賛行事】第28回食品ハイドロコロイドシンポジウム食品およびハイドロコロイドセミナー2017~初心者のためのハイドロコロイド研究法の解説~〈東京〉2017.05.16-17
【協賛行事】JBA”未来へのバイオ技術”勉強会「生物学実験における限界の破壊と新素材革命の加速」〈東京〉2017.05.15
【協賛行事】JBA”未来へのバイオ技術” 勉強会「食と味覚とエピジェネティクス~父から子へ?!脳への影響と生活習慣病」〈東京〉2017.04.27
【後援行事】化学工学会バイオ部会「企業技術者のための生物化学工学集中講義」2017
2012年度 後援/協賛/共催行事一覧 
2013年度 後援/協賛/共催行事一覧 
2014年度 後援/協賛/共催行事一覧 
2015年度後援/協賛/共催行事一覧 
2016年度 後援/協賛/共催行事一覧 

Published by 学会事務局 on 26 3月 2018

【随縁随意】新しい研究テーマを立ち上げる-谷口 正之

生物工学会誌 第96巻 第3号
 谷口 正之

学生や助教などの若手の時代には、指導教員や上司から研究テーマをいただくことが多いが、新しい一つの研究室や分野を担当することになると、新規性、将来性、革新性、波及性などがある研究テーマを自ら設定することが必須になる。若手の時代にやってきた研究を継続して発展させることは一つの方法であり、その分野をリードできる可能性が高いかもしれない。筆者も2人の恩師からいただいた研究テーマである「セルロース系バイオマス資源の有効利用」や「膜分離型バイオリアクターを用いた有用物質生産」に関連する研究を20年以上継続してきた。この間、「学位を取った後は、論文が先生だよ」「生産方法の研究であれば、おもしろい物質の生産を研究対象にしなさい」などのアドバイスを念頭に、その時々の教育研究環境を考慮して、どのような研究テーマを設定するかを常に考えてきた。

学会には、自身の発表以外に、新しい研究テーマの設定のヒントになる情報を収集するなどの目的を持って参加した。特に本学会では、数多くのヒントをいただき、また、多くの学会会員の方々と出会い、情報交換させていただいた。さらに、いただいたヒントなどをもとに新しいテーマの研究を開始する時には、厚顔も顧みず、研究材料の無償提供や新しい装置の借用などをお願いし、多くの学会会員の方々から多大なご支援をいただいた。もちろん、流動層型固体培養装置の開発など、多くの挫折や失敗もあったが、これらの支援のおかげで研究を継続してなんとか展開してきた。

研究室を主宰してしばらくは、研究テーマ間の相乗効果を期待して、またリスク分散のために、三つ程度の大テーマについて研究を同時に進めた。また、約15年前には新潟県内の企業や公設試を含めた「食品タンパク質の構造と機能」や「バクテリオシンによる清酒の火落ち防止」に関する共同研究なども開始した。その後、脱脂コメ糠や飼料用多収米を原料としたエタノールや乳酸の生産性を、稲わらなどのセルロース系バイオマスを原料とした場合と比較し、考察した。結局、セルロース系バイオマスを糖質などに変換する研究は中止することを決断した。さらに上記の共同研究を進める中で、「歯周病菌プロテアーゼを阻害するコメタンパク質由来ペプチドが抗菌活性を発揮する」という偶然の発見が、新しい研究テーマを立ち上げる契機になった。

約8年前からは、一つの大テーマ「食品タンパク質由来ペプチドの構造と機能」に集中して研究を進めている。この新テーマの研究の初期段階では、主に大学院生を所属大学内の他の研究室はもちろんのこと、他の大学(東京歯科大学、北陸先端科学技術大学院大学、京都大学など)や研究機関(国立医薬品食品衛生研究所など)に派遣して多くの実験手法を習得してもらい、研究の質のレベルアップに努めた。現在は、抗菌作用に加えて、ペプチドの抗炎症や創傷治癒などの機能に関する研究へと展開し、研究対象もタンパク質のアミノ酸配列に基づいて化学合成したペプチドから、食品タンパク質酵素加水分解物や発酵食品中の天然型ペプチドへと拡大し、三つ程度の中テーマを設けて研究を進めている。

研究テーマの設定は、研究者の存亡を左右する重要課題である。若手研究者がポジションを得た後は、いつもヒト、モノ、カネ、スペースなどの教育研究環境を熟慮して、これまでにやってきた研究を継続して発展させるか、その継続研究に関連する新しい研究テーマを立ち上げるか、まったく新しいテーマの研究を開拓するか、それらを決断するのは研究者の実力であるが、正解がない永遠の課題かもしれない。特に、重要なのは、やはり共同研究者、研究協力者、学生などのヒトであり、先輩・後輩はもちろんのこと、学会などでの新しい出会いを大切にし、活用してほしい。友達の友達も頼りにしたらよいと思う。以上、若手研究者が研究テーマを設定するときに、何かの参考になれば幸いである。


著者紹介 新潟大学自然科学系(工学部)(教授)

 

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

Published by 学会事務局 on 26 3月 2018

生物工学会誌 – 96巻3号

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Published by 学会事務局 on 23 3月 2018

【後援行事】早稲田地球再生塾(WERS)開設記念シンポジウム「知の結集から新たな再生の道を探る -日本版バイオエコノミーとSDGs推進-」〈東京〉

日時 2018年4月6日(金)13:00~17:50(交流会17:50~)
会場早稲田大学 55号館 N棟第会議室(東京都新宿区大久保3-4-1)
URLhttps://www.waseda.jp/fsci/wise/news/2018/03/05/1547/
参加費無料
申込先・問合せ先早稲田大学 理工学術院 総合研究所(荒、三好、清水)
〒169-8555 東京都新宿区大久保3-4-1
TEL: 03-5286-3107 FAX: 03-5286-3472
E-mail:

Published by 学会事務局 on 09 3月 2018

【関連行事】TSB2018“Bridging Research and Society’s Needs“〈タイ〉

The 30th Annual Meeting of the Thai Society for Biotechnology and International Conference (TSB2018)

日本生物工学会関西支部では、TSB2018でのジョイントセッション講演者を募集しています。
ジョイントセッションでの講演を希望される方は2018年4月30日までにお申し込みください。
⇒詳しくはこちら

  • 日時: 2018年11月22日(木)~23日(金)
     
  • 場所: The Ambassador Hotel, Bangkok, Thailand  

1. Agricultural & Environmental Biotechnology
2. Molecular Biology and Bioinformatics
3. Food Biotechnology and Food Safety
4. Biotransformation and Bioprocess Engineering
5. Chemical and Synthetic Biology
6. Biopharmaceuticals and Medical Biotechnology
7. Microbiology and Microbiome Research
8. Biomarkers and Stem Cell Therapeutics
9. Thailand – Japan Joint Seminar
(日本生物工学会関西支部とのジョイントセッション)
10. Thailand – Taiwan Joint Seminar
11. Partnership opportunities

  • 講演要旨提出締切: 2018年8月15日(水)
     
  • 事前参加申込締切: 2018年7月15日(日)
     
  • 問合せ先:

    <ジョイントセッションに関するお問合せ>

    日本生物工学会関西支部
    藤山和仁(大阪大学) E-mail:

    <その他のお問合せ>
    Department of Biotechnology
    Faculty of Science, Mahidol University
    272 Rama VI Road, Bangkok 10400, Thailand
    Tel: +66(0)2-201-5310-2 Fax: +66(0)2-354-7160
    E-mail:

Published by 学会事務局 on 01 3月 2018

【年次大会】第70回日本生物工学会 大会サイトオープン

第70回日本生物工学会大会(2018)のホームページを開設しました。当サイトでは、2018年9月5日(水)から7日(金)に、関西大学千里山キャンパスで開催される年次大会に関する情報を発信していきます。

講演要旨登録と大会参加申込のウェブ受付は、2018年4月9日(月)より開始いたします。

本大会への皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

公益社団法人日本生物工学会
第70回年次大会(2018)ホームページアドレス
https://www.sbj.or.jp/2018/

Published by 支部:関西 on 27 2月 2018

【関西支部】Thai Society of Biotechnology (TSB) 主催 国際シンポジウム (TSB2018) ジョイントセッション講演者の募集

日本生物工学会関西支部では、2014年度より「啓発活動基金」を活用し、産学官の若手研究者の育成と国際化を目的としたワークショップ・シンポジウムを開催しています。⇒開催報告はこちら

2018年度は5回目の企画として、タイ・バンコクで2018年11月22日(木)、23日(金)に開催予定のThai Society of Biotechnology(TSB)主催の国際シンポジウム(TSB2018)The 30th Annual Meeting of the Thai Society for Biotechnology and International Conference “Bridging Research and Society’s Needs” でジョイントセッションの枠を主催者より頂戴しました。その演者を関西支部から招待したく、準備を進めています。

関西支部地域内の民間企業、研究機関、大学等に所属する研究者から、ジョイントセッション枠(合計4名)の内の演者1名として派遣し、国際シンポジウムでの発表の機会を与えるとともに、タイを中心とする東南アジア地域におけるバイオテクノロジーの基礎・応用研究の現状を学ぶ機会にしたいと考えています。また、TSB2018の前には、バンコク市内の大学、バンコク近郊の公的研究施設 The National Center for Genetic Engineering and Biotechnology(BIOTEC)などを訪問し、施設見学および所属研究者とのディスカッションを行う予定です。

つきましては、本企画の趣旨に賛同いただき、参加を希望される若手会員を募りたいと思います。下記の実施要領をご一読の上、奮って応募いただければ幸いです。

募集内容

  • 募集人数: 1名
     
  • 資格:
    関西支部地域内の民間企業、教育・研究機関に所属の生物工学会会員(学生会員を含む)であること.民間企業の若手研究者、もしくは実用化を強く志向した研究を展開する官学の若手研究者を優先します。
     
  • 支援内容:
    関西国際空港から現地までの往復旅費、現地宿泊費・移動費、TSB2018参加費
    ※旅行保険にはご自身の負担で必ずご加入ください。
     
  • スケジュール:
    11月20日(火) 関西空港に集合後、バンコクへ移動
    11月21日(水) 公的研究施設(BIOTEC、大学)等の見学
    11月22日(木) TSB2018に登録、Joint Symposiumにて講演
            (講演時間20分予定 質疑応答を含む)
    11月23日(金) TSB2018のその他講演、シンポジウムに参加
    11月24日(土) 同日便にて離バンコク、関西国際空港着,解散

*11月23日(金)終了後、同日深夜便による帰国も可能です。
 

  • 応募方法:
    推薦者、もしくは応募者本人から、大阪大学・藤山 に以下をご連絡下さい。応募者多数の場合は、関西支部企画委員会にて審査を行います。この際、ご講演の簡単な内容等を追加で提出していただく場合があります。

    ・所属
    ・役職または学年
    ・氏名
    ・年齢(2018年11月22日現在)
    ・会員番号(非会員の場合、入会手続きをお願いします)
    ・講演タイトル
     
  • 応募締切日: 2018年4月30日(月)
     
  • 問合せ先: 大阪大学・藤山 E-mail


これまでの活動

2014年度Workshop on Asian Brewery Technology(月桂冠)
⇒開催報告
2015年度TSB2015 「Current status of industrial biotechnology in Thailand and Japan」
⇒開催報告pdf
2016年度ICY14 「Yeast Fermentation in Asia」(淡路島)
⇒開催報告pdf
2017年度TSB2017「The special Thai-Japanese Biotechnology Joint Session on Enzyme Engineering for Industries」(タイ)

⇒関西支部Topへ

Published by 学会事務局 on 26 2月 2018

【本部】第5回SBJシンポジウム
   ―センシング技術の生物工学的展開―

盛況のうちに終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。⇒開催報告はこちらpdf

SBJシンポジウムは、日本生物工学会がカバーする広い科学技術・教育分野について、産官学の連携を深め、さらにはアジアをはじめとした諸外国の情報や動向について討議することを目的として、創立100周年に向けて新たにスタートしたものです。

5回目となる今回は、センシング技術の生物工学的展開と題し、センシング技術の最先端を紹介いたします。動物細胞分化状態、微生物培養経過、DNA 塩基配列、そしてヘルスケアと多様なターゲットを対象としたセンシング技術を紹介し、生物工学的展開を展望して議論いたします。

口頭発表終了後には、各発表者にポスター等をご用意いただき、討論がさらに深まることを期しています。
多数の皆様のご参加をお待ちしております。

  • 日時:2018年5月25日(金)9:50~17:00
     
  • 場所:筑波大学 東京キャンパス 文京校舎
      (〒112-0012  東京都文京区大塚3-29-1)⇒キャンパスマップ
       丸ノ内線 茗荷谷駅下車「出口1」徒歩5分程度
       
  • 参加費:
    会員:1,000円(税込・要旨集代を含む)
       (ご所属先が賛助・団体会員・後援学会ご所属の方を含む)
    学生:無料
    非会員:3,000円(税込・要旨集代を含む)
    ※参加費は当日受付にてお支払いください。
     
  • 申込方法:こちらのフォームよりお申込みください。

【主催】公益社団法人 日本生物工学会
【後援】公益社団法人 日本農芸化学会、公益社団法人 化学工学会
    公益財団法人 日本醸造協会、一般財団法人 バイオインダストリー協会   

プログラム

  • 9:50~10:00 開会の辞……日本生物工学会会長 木野 邦器(早稲田大学)
     
  • 10:00~10:35
    「細胞形態画像計測を用いた再生医療用細胞培養の管理」
     …………加藤 竜司(名古屋大学)
     協力:バイオインフォマティクス相談部会
     
  • 10:40~11:15
    「微生物の培養経過をセンシングする技術
     ~培養経過をリアルタイムで非侵襲的にセンシングする~」
     …………中吉 佳昭 ⇒変更しました 福田 鉄平(三洋貿易株式会社)
     
  • 11:20~11:55
    “Nanobiosensors and Lateral Flow Assay (LFA) using Pairs of Aptamers developed with GO-SELEX for Biomarkers and Pandemic Viruse”
    ⇒変更しました
    Aptamer Duos From Screening to Nanobiosensors and Lateral Flow Assays”
     …………Man Bock Gu (Korea University)
     
  • 12:00~12:35【特別講演】
    「長鎖DNAを用いた生命現象の理解と,それを可能とする新技術創出に向けて
     ―CREST・さきがけの新規研究開発領域―」
     …………川口 哲(科学技術振興機構)
     
  • 12:35~13:40 昼休み
     
  • 13:40~14:15
    「呼気診断センサの開発」
     …………下野 健(パナソニック株式会社)
     
  • 14:20~14:55
    「指尖からの経皮蛍光を用いた健康状態モニタリング技術」
     …………山中 幹宏(シャープライフサイエンス株式会社)
     
  • 15:00~15:35
    「腸内環境に基づく個別化ヘルスケアの必要性」
     …………村上 慎之介(株式会社メタジェン)
     
  • 15:40~16:15
    「アミノ酸で健康状態を測る―現在と将来のリスク評価―」
     …………森 妹子(味の素株式会社)
     
  • 16:20~16:55 討論(ポスターや展示等による) 各発表者
     
  • 16:55~17:00 閉会の辞……日本生物工学会副会長 高木 昌宏(北陸先端科学技術大学院大学)                

問い合わせ先

公益社団法人 日本生物工学会事務局 (吹田市山田丘2-1 大阪大学工学部内)
TEL: 06-6876-2731 FAX: 06-6879-2034
E-mail: (SBJシンポジウム担当)

 

Published by 学会事務局 on 26 2月 2018

【事務局より】2018年度総会および関連行事のお知らせ

日本生物工学会の2018年度総会および第23回生物工学懇話会を下記のとおり開催いたします。
会員のみなさまにおかれましては、多数ご出席くださいますようご案内申し上げます。
⇒このページの印刷用PDFpdf

2018年度総会

日時:2018年5月24日(木)13:00~14:20
場所:東京農業大学 アカデミアセンター 横井講堂→アクセス
(〒156-6502 東京都世田谷区桜丘 1-1-1 )

次第:

  1. 会長挨拶
  2. 2017年度事業報告
  3. 2017年度決算報告・2017年度監査報告
  4. 功労会員等の推戴
  5. 2018年度事業計画
  6. 2018年度予算

第23回生物工学懇話会

日時:2018年5月24日(木)14:40~17:00
場所:東京農業大学 アカデミアセンター 横井講堂
参加費:無料(事前申込み不要)

プログラム: ⇒講演要旨はこちら

  • 14:40~14:45  
    開会の挨拶………木野 邦器
     
  • 14:45~15:45 
    講演1「走り始めて走り続けることへの挑戦」……堀内 貴之(ちとせ研究所)
     
  • 15:45~15:55  休 憩
     
  • 15:55~16:55 
    講演2「機能性農林水産物開発の現状と課題」……山本(前田)万里(農研機構)
     
  • 16:55~17:00  
    閉会の挨拶………伊藤 伸哉

懇親会

日時:2018年5月24日(木)17:10~19:00
場所:東京農業大学 レストランすずしろ(東京都世田谷区桜丘 1-1-1)
参加費:5,000円(税込)(懇親会費は当日受付にてお支払いください。)

申込方法:懇親会参加者希望者は、原則として予め参加申込してください。

  • 日本生物工学会代議員の方には事務局から個別に案内メールをお送りします。メールの案内に従って申込みフォームよりお申し込みください。
     
  • 代議委員以外で懇親会への参加を希望される方は1) 氏名、2) 住所、3) 所属、4) 連絡先TEL/FAX/E-mail、5) 会員種別を明記して、下記の申込先までE-mailまたはFAXをお送り下さい。

申込締切日:2018年5月10日(木)

申込先:日本生物工学会事務局
    TEL: 06-6876-2731  FAX: 06-6879-2034  E-mail:

Published by 学会事務局 on 26 2月 2018

【本部】第23回生物工学懇話会

日時2018年5月24日(木)14:40~17:00
場所東京農業大学 アカデミアセンター 横井講堂
〒156-6502 東京都世田谷区桜丘 1-1-1
参加費無料(事前申込み不要)

プログラム

⇒開催報告はこちらpdf

(司会:上平 正道)

  • 14:40~14:45 開会の挨拶………………木野 邦器
     
  • 14:45~15:45 講演1「走り始めて走り続けることへの挑戦」
                …………堀内 貴之(ちとせ研究所)

「不均衡進化論」をベースにした微生物育種技術とその機能を最大限に引き出す培養技術を確立し、発展させてきた。我々ちとせグループは、技術力、事業構築力、黒字化までやりぬく人材力の3つの力で、農業、化学、燃料、環境、食、医療など、生物利用産業の様々な分野でシーズを開発し、事業として社会に埋め込むことを続けている。本講演では、おもにバイオ医薬品とバイオ燃料の分野を中心とした取り組みについて紹介し、事業の創出と継続に挑み続けることが、それを可能にする人材の育成そのものであるということをお伝えしたい。

(座長:上平 正道) 

  • 15:45~15:55 休憩
     
  • 15:55~16:55 講演2「機能性農林水産物開発の現状と課題」
                …………山本(前田) 万里(農研機構)

2015年4月に消費者庁は、食品事業者は自ら食品の科学的根拠を示して機能性を表示する機能性表示制度を施行した。2017年11月30日現在、9生鮮食品、38低次加工食品を含む1135機能性表示食品が届出・受理された。機能性成分を通常の農産物より多く含む機能性農産物の健康増進効果を明らかにするため、今までに実施されてきたヒト介入試験の結果や開発された機能性表示農産物、それらを組み合わせた食事の健康増進効果、機能性農産物開発の際の課題など農産物機能性研究動向を紹介する。

(座長:堤 浩子)
 

  • 16:55~17:00 閉会の挨拶………………伊藤 伸哉
     

関連記事:【事務局より】2018年度総会および関連行事のお知らせ

Published by 学会事務局 on 26 2月 2018

【随縁随意】泥臭い研究とスマートな研究-辻 明彦

生物工学会誌 第96巻 第2号
 辻 明彦

近年、大学からの校費は減少し、外部資金を獲得しないと十分な研究費を得ることはできなくなりました。申請書が採択されるためには、時代のトレンドに合致した研究、10年先の成果が見通せる研究、社会貢献、社会実装が期待される研究として上手にまとめる作文技術が必要で、社会ニーズに対応した最新技術を活用したスマートな研究計画、関連分野の実績が要求されます。私自身は酵素学が専門ですが、酵素の研究で外部資金を獲得しようとすれば、医学的な分野であれば、酵素の立体構造からの阻害剤の設計と創薬への応用、ノックアウトによる病因解析、生物工学的分野であれば、酵素の大量発現、機能改変、有用物質生産への応用に関する研究計画、そして実績が必要です。しかし、クローニングされたタンパク質が、すべて大量発現が可能ではなく、また大量発現しても、すべて結晶構造解析ができるわけでもありません。若い研究者の方は、高インパクトファクター(IF)の学術誌への論文発表や外部資金獲得状況で人事評価されるために、どうしても成果が確実に期待される研究に集中することになり、日本全体の研究の多様性が失われています。

私は長い間、ズブチリシンと相同性の高い哺乳類のズブチリシン様プロプロテインコンベルターゼの研究を20年ほど行っていました。生理活性ペプチドの前駆体の活性化を行うCa2+依存性セリンプロテアーゼですが、Furin、PC1/3、PC2、PACE4などが知られています。ただでさえ含量の少ない生理活性ペプチドの活性化を行う酵素なので、酵素の含量はさらに少なく、ウエスタンブロットで明快なバンドを出すことも非常に困難な酵素でした。siRNAを使った機能解析や転写調節に関する結果を加えて、なんとか論文を発表していましたが、費用対効果がきわめて悪い研究で、気づくと日本でこれらの酵素を研究しているのは私どものみという状況でした。定年まであと10年という時に、少しは生物工学で役に立ちたいと思い、このプロテアーゼからは撤退し、セルラーゼの研究へ移行しました。ところがこの間に海外では、特にがんとこのプロテアーゼとの関係が明らかになり、さらに近年では診断マーカーや創薬の研究が盛んになり、今では撤退したことを少し後悔しています。生物工学会大会でも酵素研究の発表件数は減少傾向ですが、生化学会や分子生物学会でも激減し、成果が出やすい酵素の研究に集中しています。このままでは、低含量で不安定な酵素を精製できる研究者がいなくなるのではと危惧しています。

大学院時代の恩師から、「泥の中からダイアモンドを探り出し、それを世界初の研究へ発展させなさい」という教えを叩き込まれました。その人しかやっていない研究を推進するには、大きな困難が伴います。しかし、大きな喜びもあります。私は学生時代には山岳部でしたので、研究を登山にたとえて考えますと、泥臭い研究とは初登頂をめざす登山であり、スマートな研究とは初登頂でなくてもより困難なバリエーションルートを登る登山なのではと思います。いくら航空写真があっても、初登頂の場合は、実際登ってみないとわからない地形が多くあり困難が伴うのに対し、バリエーションルートを登る場合は先行チームからのデータを利用できます。

1989年に米国ミシガン大学に留学していたころ、日本はバブル時代で、特にバイオの分野では大学にも多額の研究費が投入されていました。当時の米国の雑誌には、このままでは経済のみならずサイエンスでも米国は日本に追い抜かれると心配する記事もありましたが、逆に多様な基礎研究の分野では圧倒的に米国が優勢であり心配する必要はないという記事も多くあり、米国の優位性をあらためて実感した記憶があります。

研究資金や昇進のため、若い研究者が置かれた現在の状況が非常に厳しいことは十分に承知していますが、どうか初登頂を目指して、誰も手をつけていない領域に踏み出していただきたいと思います。科学や物理に比べれば、生物の領域は、まだまだ小さい研究室でも大発見できる未知の分野があると思います。また年長の研究者は、若い研究者の多様な研究を公平に多角的に評価し、支援するシステムの構築に努力しないといけないと思います。


著者紹介 徳島大学 生物資源産業学部 教授

 

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

Published by 学会事務局 on 25 2月 2018

生物工学会誌 – 96巻2号

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Published by 学会事務局 on 23 2月 2018

【後援行事】第三回国際シンポジウム「コメとグローバルヘルス~コメとコメ糠の科学~」〈京都〉

The Study Group of Rice and Health, Japanでは、主要穀物であるコメやコメ糠に関する企業・研究者の国際ネットワークを活性化させるために、医薬や食品、農業などのあらゆる分野、および産学官のあらゆる機関の有識者が一斉に会し、意見交換するシンポジウムを開催いたします。ひいてはグローバルヘルスや地球環境問題、および世界の食糧問題の改善に寄与することを目的とします。

日時2018年11月29日(木)・30日(金)
場所国立京都国際会館(京都市左京区岩倉大鷺町422番地)
詳細URLhttp://www.c-linkage.co.jp/rice-studies/
セミナーは同時通訳で開催されます。
事前登録締切 2018年11月12日(月)
参加費
(事前登録)
一般:20,000円 学生:5,000円 同伴者:10,000円
申込み・
問合せ先
シンポジウム事務局
〒649-7194 和歌山県伊都郡かつらぎ町新田94
築野食品工業株式会社 気付
The Study Group of Rice and Health, Japan (S.G.R)
E-mail :
TEL : 0736-22-0061

Published by 学会事務局 on 21 2月 2018

【産学連携活動】第11回 生物工学産学技術研究会

盛況のうちに終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。

第11回生物工学産学技術研究会を東京大学、中島董一郎記念ホールにて開催いたします。今回は、近年活気を見せている元気な日本のバイオベンチャーをとりあげます。これまで日本のベンチャー企業は、行く先の不安定さが嫌気される傾向にあり、資金や人材の確保に苦労してきたようですが、近年は状況に変化が見られ、元気なバイオベンチャーが増えています。今回は国内の選りすぐりのバイオベンチャー企業をお招きし、「ものづくり」へのチャレンジとベンチャー経営の最前線をご紹介いただきます。

多数の方々のご参加をお待ち申し上げます。

  • 日時:2018年5月23日(水)13:00~17:30(予定)
     
  • 場所:東京大学 中島董一郎記念ホール
       (文京区弥生 1-1-1 )
     
  • 講演会: ⇒プログラム・講演要旨はこちら

    「生命の根源物質5-アミノレブリン酸」
     ……田中 徹(SBIファーマ株式会社 )

    「個人向け腸内細菌叢解析事業について(仮)」
     ……沢井 悠(株式会社サイキンソー)

    「メタボローム解析によるバイオマーカー開発のシーズ探索」
     ……大橋 由明(ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社)

    「この10数年のバイオベンチャー業界の動向とちとせグループの歩み」
     ……藤田 朋宏(株式会社ちとせ研究所)
     
  • 参加費:<講演会>無料
         <懇親会>一般3,000円(税込)、学生1,000円(税込)
          ※当日、会場受付にてお支払いください。
     
  • 定員:120名(定員になり次第締め切ります。)
     
  • 申込方法:参加を希望される方は申込フォームからお申し込み下さい。
     
  • 申込締切:2018年5月16日(水) ⇒5月20日(日)17時
     
  • 問合せ先:日本生物工学会事務局 TEL. 06-6876-2731 E-mail:

プログラム

  • 12:30 受付開始
     
  • 13:00 開会挨拶……………木野 邦器(日本生物工学会会長)
     
  • 13:05~13:55 
    「生命の根源物質5-アミノレブリン酸」
     ………………田中 徹(SBIファーマ株式会社 代表取締役執行役員副社長)

5-アミノレブリン酸(ALA)はヘムの前駆体であり、投与でミトコンドリアを活性化する。ALAを含有する機能性表示食品「糖ダウン」は好評である。一方、がん細胞においてはワールブルグ効果によりヘム代謝が抑制されるため前駆体プロトポルフィリンIX(PPIX)が蓄積する。PPIXは青色光の照射で赤色蛍光を示すためがんの術中診断(PDD)に使用でき、脳腫瘍と膀胱がんについてはすでに薬事承認済みである。
 

  • 13:55~14:45 
    「個人向け腸内細菌叢解析事業について(仮)」
     ………………沢井 悠(株式会社サイキンソー 代表取締役)

株式会社サイキンソーは個人向け腸内細菌叢解析サービスを主事業として、理化学研究所認定ベンチャーとして創業された。個人向け検査キットの提供でスタートした当社であるが、現在では、医療機関への解析サービス導入や研究機関との各種共同研究も進んでいる。今なお研究盛んであり発展途上の常在細菌叢分野で事業を行ってきたこれまでの経緯と、今後の展望についてご紹介したい。
 

  • 14:45~15:20 休憩・交流会
     
  • 15:20~16:10 
    「メタボローム解析によるバイオマーカー開発のシーズ探索」
     ………………大橋 由明(ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社、取締役研究本部長)

メタボローム解析に技術が誕生して20年ほどになるが、これまでに多くの疾病バイオマーカーの探索に用いられてきた。メタボローム解析の歴史を顧みながら、弊社の持つキャピラリー電気泳動-質量分析法によるバイオマーカー発見の例を紹介しつつ、メタボローム解析の将来像について議論したい。
 

  • 16:10~17:00 
    「この10数年のバイオベンチャー業界の動向とちとせグループの歩み」
     ………………藤田 朋宏(株式会社ちとせ研究所、代表取締役CEO)

日本のバイオ産業におけるベンチャー企業への印象は、この十数年で着実に変化してきた。しかしながら、社会のベンチャー企業への興味が増すにつれて、ベンチャー企業の中で奮闘する人たちではなく、ベンチャー企業を支援することを生業にする人たちにお金が流れる仕組みが強化されただけともいえる。このような社会の動向を十数年のちとせグループの歩みとともに振り返り、今後のあるべき姿について議論したい。

  • 17:00~17:30 交流会
     
  • 17:30 閉会挨拶……………川面 克行(日本生物工学会副会長)
     
  • 17:45~19:30 懇親会(於:東大生協農学部食堂

 

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Published by 学会事務局 on 19 2月 2018

【研究部会】サスティナブル工学研究部会 技術セミナー(16Sメタゲノム解析)

日本生物工学会サスティナブル工学研究部会(2017年度設立)は、2018年3月8日に16Sメタゲノム解析に関する技術セミナー(MiSeqシーケンスデータの処理を中心)を開催します。

MiSeqなどの次世代シーケンサーによる16Sメタゲノム解析は複合微生物を活用したバイオプロセスや環境・生態などの細菌群集構造の決定には欠かせない技術として急速に普及しています。一方、バイオインフォマティクスを専門外とする実験研究者にとっては、メガシーケンスデータのプロセッシング技術の習得が障壁となっている場合もあります。

そこで今回は、中山二郎先生(九州大学)を講師にお招きして、MiSeqで得られた16Sメタゲノムデータの解析に関する技術セミナーを開催します。中山先生は世界中のヒトの腸内細菌群集構造に関する研究で多数の優れた論文を発表(Nakayama et al., Sci Rep, 5, ,#8397, 2015など)されています。また、現在の技術の課題についてもディスカッションする予定です。これから16Sメタゲノム解析を行う予定の未経験者の方も経験者の方もご参加ください。

講師中山 二郎(九州大学大学院農学研究院)
セミナー内容MiSeqによる16Sメタゲノム解析データのプロセッシング
日時2018年3月8日(木)13:00~17:00(予定)
会場九州大学農学部5号館211教室 ⇒アクセス
⇒キャンパスマップpdf
(マップ中の番号68が農学部5号館で、211号室は2階です。)
企画代表者サスティナブル工学研究部会 部会長 
九州大学農学研究院 酒井謙二 ( )
問合せ
申込先
サスティナブル工学研究部会 幹事 
同上 田代幸寛 ( )
その他ノートPC(OS: WindowsでもMacでも可)を持参ください。

►サスティナブル工学研究部会Topへ

Published by 学会事務局 on 13 2月 2018

【本部】第6回SBJシンポジウム―スマート社会(Society 5.0)の実現に向けた「生物工学」の挑戦 !!―

盛況のうちに終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。⇒開催報告はこちらpdf

SBJシンポジウムは、日本生物工学会がカバーする広い科学技術・教育分野について、産官学の連携を深め、さらにはアジアをはじめとした諸外国の情報や動向について討議することを目的として、創立100周年に向けて新たにスタートしたものです。

今回は、政府が推進する超スマート社会(Society 5.0)の実現に向けて「生物工学」が先導すべき基盤技術、特に日本の強みである「生物機能の高度活用によるモノづくり」について、コア・要素技術を中心とする最新の研究成果および技術・戦略動向を紹介し、それら先進技術の社会実装への期待や課題を議論するシンポジウムにしたいと思います。

多数の皆様のご参加をお待ちしております。

  • 日時:2019年5月24日(金)9:50~17:15
  • 場所:千里ライフサイエンスセンター会議室(501-503室)
      (〒560-0082 大阪府豊中市新千里東町1-4-2)⇒アクセス
       
  • 参加費:
    会員(ご所属先が賛助・団体会員・後援学会ご所属の方を含む):無料
    学生:無料
    非会員:1,000円(税込・要旨集代を含む)
    ※参加費は当日受付にてお支払いください。
     
  • 申込方法:こちらのフォームよりお申込みください。

【主催】公益社団法人 日本生物工学会
【後援】公益社団法人 日本農芸化学会、公益社団法人 化学工学会
    一般財団法人 バイオインダストリー協会   

プログラム

  • 9:50~10:00 開会の辞……髙木 昌宏(北陸先端科学技術大学院大学)
     
  • 10:00~10:40
    「スマートセル創出プラットフォーム構築へ向けた挑戦 」
     ………… 蓮沼 誠久  (神戸大学)
     
  • 10:40~11:20
    「炭素循環社会の実現を目指したグリーンバイオプロセスの開発」
     …………乾 将行(地球環境産業技術研究機構)
     
  • 11:20~12:00
    人工知能(AI)・分子シミュレーションを用いたタンパク質高機能化法
     …………亀田 倫史(産業技術総合研究所)
     
  • 12:00~13:20 昼休み
     
  • 13:20~14:00
    「代謝デザインのデジタル化」
     …………荒木 通啓(京都大学)
     
  • 14:00~14:40
    “Systems and Synthetic Biology of Acetogenic Bacteria”
     ………… Byung-Kwan Cho(KAIST)

    ⇒(変更)“Microbial Synthetic Biology for Rational and Evolutionary Engineering”
     ………… Gyoo Yeol Jung(POSTECH)
     
  • 14:40~15:00 休憩
     
  • 15:00~15:40
    「微生物の高機能開発に向けた細胞へのストレス耐性付与技術」
     …………髙木 博史(奈良先端科学技術大学院大学)
     
  • 15:40~16:20
    「未病社会に必要なプレシジョン・メディシン,世界の動向と日本の取組み」
     …………佐藤 孝明(島津製作所/筑波大学)
     
  • 16:20~17:00
    「バイオエコノミー:Society 5.0の推進力としての位置づけ」
     …………五十嵐 圭日子(東京大学)
     
  • 17:00~17:10 閉会の辞……木野 邦器(早稲田大学) 
                  

問い合わせ先

公益社団法人 日本生物工学会事務局 (吹田市山田丘2-1 大阪大学工学部内)
TEL: 06-6876-2731 FAX: 06-6879-2034
E-mail: (SBJシンポジウム担当)

 

Published by 支部:九州 on 31 1月 2018

『生物工学会誌』ー 支部だより 九州支部掲載記事一覧

こちらでは、『生物工学会誌』支部だよりのコーナーに掲載された日本生物工学会九州支部の活動紹介記事(PDF版)がご覧いただけます。

⇒九州支部Topへ

Published by 学会事務局 on 31 1月 2018

『生物工学会誌』ー 支部だより 関西支部掲載記事一覧

こちらでは、『生物工学会誌』支部だよりのコーナーに掲載された日本生物工学会関西支部の活動紹介記事(PDF版)がご覧いただけます。

タイトル巻–号–頁
(掲載年)
pdf関西支部「第122回醗酵学懇話会」会告102-6-303
(2024)
pdf関西支部「第121回醗酵学懇話会」報告102-6-305
(2024)
pdf「国際交流企画研究者海外派遣」報告101-1-45
(2023)
pdf8/1「第119回醗酵学懇話会」報告100-10-580
(2022)
pdf「若手企画委員会企画シンポジウム 生物工学×AI=∞
~生物工学におけるAI活用術~」報告
100-10-582
(2022)
pdf9/28「第118回醗酵学懇話会」報告99-12-666
(2021)
pdf関西支部若手企画委員会「自宅で味わうオンラインセミナー」報告99-9-504
(2021)
pdf12/4「学生オンライン発表会」報告99-2-105
(2021)
pdf11/19「第117回醗酵学懇話会」報告99-1-52
(2021)
pdf関西支部若手企画委員会 麹体験会 報告
pdf関西支部国際交流企画 産学若手研究者海外派遣 報告
pdf1/31「第116回醗酵学懇話会」報告
98-4-216
(2020)
pdf 8/30「第115回醗酵学懇話会」報告97-10-639
(2019)
pdf 関西支部若手企画セミナー「AIはものづくりの現場にどう活かせるか」報告97-7-465
(2019)
pdf 1/29「第114回醗酵学懇話会」報告97–3–157
(2019)
pdf 12/6「関西地域企業・公設試と若手研究者の交流ワークショップ(2018)」報告97–1–58
(2019)
pdf 8/3「第113回醗酵学懇話会」報告96–10–614
(2018)
pdf 1/29「第112回醗酵学懇話会」報告96–3–171
(2018)
pdf Thai Society of Biotechnology(TSB)主催 国際シンポジウム(TSB2018)ジョイントセッション講演者募集96–3–170
(2018)
pdf 8/25 第111回醗酵学懇話会 報告「クラフトビールを知る・楽しむ」95–10–635
(2017)
pdf 「産学官若手研究者国際ワークショップ(Yeast Fermentation in Asia)」報告95–4–231
(2017)
pdf 3/3「第110回醗酵学懇話会」開催報告95–4–234
(2017)
pdf 8/26 第109回 醗酵学懇話会「腸内フローラ研究の新展開」開催報告94–10–672
(2016)
pdf 2/10「第108回醗酵学懇話会」報告94–3–165
(2016)
pdf 11/12「関西地域企業・公設試と若手研究者の交流ワークショップ」報告94–1–51
(2016)
pdf 8/20「第107回醗酵学懇話会」報告93–10–654
(2015)
pdf 1/27「第106回醗酵学懇話会」報告93–3–182
(2015)
pdf 8/19「第105回醗酵学懇話会」報告92–10–584
(2014)
pdf 2/13「第104回醗酵学懇話会」報告92–4–207
(2014)
pdf 8/30「第103回醗酵学懇話会」報告91–10–606
(2013)
pdf 2/8「第102回醗酵学懇話会」報告91–3–184
(2013)
pdf 8/31「第101回醗酵学懇話会」報告90–10–672
(2012)
pdf 8/5「第99回醗酵学懇話会」報告89–10–636
(2011)
pdf 11/26「第98回醗酵学懇話会」報告89–1–48
(2011)
pdf 8/6「第97回醗酵学懇話会」報告88–9–506
(2010)
pdf 1/29「第96回醗酵学懇話会」報告88–3–143
(2010)
pdf 8/7「第95回醗酵学懇話会」報告87–9–461
(2009)
pdf 1/30「第94回醗酵学懇話会」報告87–3–158
(2009)

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Published by 支部:関西 on 30 1月 2018

【関西支部】「若手企画委員会セミナー(2017/10/31〜11/1)」開催報告

関西支部若手企画委員会は2017年6月に半数の委員が交代し、新しい一歩を踏み出しました。その初回企画として、委員内の親睦を深めることに重点を置き、2017年10月31日(火)〜11月1日(水)の2日間、クローズドでの合宿形式のセミナーを行いました。

1日目は、お互いを知ることを目的に、関西セミナーハウス(京都市左京区)にて各委員の研究・業務内容の紹介を行いました。委員内の活発な交流を通して、新企画の着想に繋げることができました。
2日目は、これまで馴染みの薄かった分野の見聞を広めることを目的に、見学会を行いました。今回は食の嗜好性とも関連が深い「色」に着目し、着色のメカニズムと染色技術について理解を深めたいと考え、川島織物セルコン様、及び京都市産業技術研究所の色染化学チーム様を見学させていただきました。伝統的な織物の製造工程や染色のメカニズムについて知見を深めることができ、非常に興味深い見学会となりました。さらに、京都リサーチパーク内の京都産業科学技術総合イノベーションセンター(KISTIC)様を見学させていただき、最先端計測技術についての理解を深めることができました。

若手企画委員会では、今後も「現場目線」での企画を実施し、学会活動を盛り上げていきたいと考えています。今後ともご支援ご協力のほど、宜しくお願い致します。

(関西支部若手企画委員会)

 

若手企画委員会セミナー集合写真

 

 

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Published by 学会事務局 on 26 1月 2018

【学会賞】2018年度各賞受賞候補者推薦のお願い

日本生物工学会では、2018年度の学会賞(生物工学賞・生物工学功績賞・生物工学功労賞・生物工学奨励賞・生物工学技術賞・生物工学論文賞・生物工学アジア若手賞・生物工学アジア若手研究奨励賞・生物工学学生優秀賞)受賞候補者の推薦を募集しております。

授賞規程pdf(2017年9月12日改訂)および以下の推薦要領に従って、各賞にふさわしい候補者の推薦をお願いいたします。

【推薦要領】

 

推薦書・調書のダウンロードはこちら

 

【推薦書類の提出先】公益社団法人日本生物工学会事務局  E-mail:
メールの件名は「(各賞名)推薦」としてください。

【書類提出締切】2018年3月16日(金) 
生物工学学生優秀賞(飛翔賞)の推薦書類は、2018年2月26日(月)までに各支部長宛にお送りください。
(ただし、東日本支部の提出締切日は、2018年2月13日(火))

受賞候補者の方は、事務局から連絡があり次第、調書の提出をお願いいたします。

 

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♦ 関連記事:

 

Published by 学会事務局 on 26 1月 2018

《締切:2月23日》">【事務局より】2018年度研究部会設置申請募集《締切:2月23日》

日本生物工学会では、2018年度研究部会の設置申請を募集しております。研究部会の設置をご希望の方は、研究部会規程pdfに従って研究部会設置申請書を2018年2月23日(金)までに学会事務局宛()に提出してください。理事会で審議のうえ採否を決定し、申請代表者あてに審議結果を通知いたします。

研究部会設置申請に関しての注意点

日本生物工学会は、特定分野の研究集会に対して下記のとおり研究部会制度を設け運営費の一部を助成します。
2010年度から、第1種研究部会、第2種研究部会および若手研究会に対して理事会審議決定の補助金を付与するとともに、研究部会を学会運営の重要な柱と位置づけています。

理事会では研究部会活動の活性化を目的に、適切な成果発表の方法や場の確保、開かれて 活力ある研究部会をめざした制度の改革について議論し、2016年に研究部会の存続期間などを含めた研究部会規程の見直しを行いました。

2018年度におきましては、申請に際して以下の点にご留意をお願いします。

  • 1) 研究部会の存続期間について、第1種研究部会は1年とし、第2種研究部会と若手研究会については制限を設けない。
  • 2) 助成金の上限について、第1種研究部会は20万円、第2種研究部会は5万円とする。
  • 3) 第2種研究部会への助成金の支給期間は、5年を限度とする。
    ただし、本年度の第2種研究部会で

i) 2018年度に第2種研究部会の継続期間が10年を超える場合は、助成金を受けることができない。
ii) 2017年度より前から継続している場合は、申請に応じ2年間助成金を受けることができる。

  • 4) 研究部会承認後、和文誌に会員募集記事を出す(本部より一括してお願いします。記事には研究部会の目的、メリット、アウトプットなどを明示し、意欲ある会員が誰でも参加できるようにすること、会誌7号を予定)。
  • 5) 一年の活動が終了した後、和文誌に活動報告を掲載する(会誌5号を予定)。
  • 6) 本会の研究部会として活動する場合は、助成金の有無にかかわらず、申請・活動報告を行う。
  • 7) 時代の要求、社会や会員の要請に応えるべく理事会では申請の内容を精査します。

活動報告については、年次大会以外の各種の機会に速やかにご報告いただくともに、年度末には活動報告書および会計報告書の提出をお願いいたします。

 

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Published by 学会事務局 on 26 1月 2018

生物工学会誌 – 過去号掲載記事(記事種別)一覧

 

こちらでは生物工学会誌の掲載記事を記事種別にご覧いただけます。

『巻頭言“随縁随意”』

第99巻(2021)以降
第87巻(2009)~第98巻(2020)

『特集』掲載記事(PDF)

『生物工学基礎講座―バイオよもやま話―』(PDF)

※『続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―』《分析機器特別編》new
※『生物工学基礎講座―バイオよもやま話―』《学生実験補助教材編》

『バイオミディア』(PDF)

『バイオ系のキャリアデザイン』(PDF)

プロジェクト・バイオ(PDF)

生物材料インデックス(PDF)

その他(連載終了)

♦続・間違いから学ぶ実践統計解析
 (2019年4月~2021年2月隔月掲載)

♦『間違いから学ぶ実践統計解析』
 (2016年4月~2018年2月隔月掲載)

♦『バイオインフォマティクスを使い尽くす秘訣教えます!』
 (2016年9月~2017年9月奇数月掲載)

♦ Fuji Sankei Business i
 (2010年6月~2017年6月掲載)
 

⇒生物工学会誌-電子版(PDF)の閲覧

※第98巻7号(2020年7月)以前の掲載記事は、国立国会図書館デジタルコレクションで一般公開されています。
♦生物工学会誌 https://dl.ndl.go.jp/pid/10387559
⇒第71巻第1号(1993)~第94巻第3号(2016)の総目次はこちらexcel

Published by 学会事務局 on 26 1月 2018

生物工学会誌 –『バイオミディア』第95巻(2017年)掲載記事一覧

こちらでは、生物工学会誌第95巻(2017年)の『バイオミディア』掲載記事(PDF)をご覧いただけます。
過去号掲載記事(記事種別)一覧はこちら

1号2号3号4号5号6号7号8号9号10号11号12号

掲載記事pdf著者
第95巻 第12号
環境中の電子移動と微生物鹿島 裕之739
SFの世界に近づけるか?「触媒モータ」の仕組みとその応用吉積 義隆740
母乳オリゴ糖によって支えられる腸内細菌と宿主の共生阪中 幹祥741
なるほど!?プレバイオティクス平野 勝紹742
気候変化に適応する植物の開花調節機構三井 裕樹743
抗酸化物質の二面性にご用心!~プロオキシダント能を持つ化合物は,使い方次第で毒にも薬にもなる?黒川 洋一744
第95巻 第11号
温暖化の抑制のためにバイオができることは小林 肇667
時代はLOVEじゃなくてLOVだよね髙橋 文雄668
藻類ブルーム動態とホロビオーム植木 尚子669
清酒開発の新展開大土井律之670
第95巻 第10号
隠れた増殖に潜むもの花島 大612
急増する非結核性抗酸菌症濱田 将風613
タンパク質合成における緩急寳関 淳614
目に見えない細菌を見分ける京井 大輔615
麹菌ゲノム情報から知る醤油の話辻 聡616
第95巻 第9号
Pseudonocardia属:知名度は低いが意外に有用な微生物井上 大介547
人獣共通感染症吉村 芳修548
細菌たちよ,アミノ酸をなぜ脱炭酸する?小栁 喬549
オルガネラ膜を介したビタミンB12 の輸送川口 甲介550
お酒の安全・安心を保証する分析技術栗林 喬551
第95巻 第8号
ウキクサが未来を救う?小さな水草と微生物の可能性米田 恭子480
光で神経・筋肉を操る大﨑 達哉481
ヒトと微生物:共存・共栄の関係宮本 潤基482
今さら聞けない逆転写酵素の基礎知識木庭 猟達483
きのこで食品を発酵させる本間 裕人484
第95巻 第7号
植物のマイクロバイオームとプロバイオティクス遠山 忠401
微生物酵素のこれから今井 岳志402
ビタミンDの作用メカニズム解明に貢献する微生物安田 佳織403
ファージを利用した環境中の病原細菌制御北島 正章404
超微小バクテリアは何者か?中井 亮佑405
酵母と有機合成の意外な関係勝田 亮406
第95巻 第6号
マルチリンガルな微生物草田 裕之333
微細な凹凸と細胞接着掛川 貴弘334
ゲノム編集のちょっとした話渡邉 崇人335
微小管形成中心~新たな抗がん剤標的~知念 拓実336
環境中に眠る有用遺伝子を探せ戸田 弘337
第95巻 第5号
バイオミネラリゼーションで環境を浄化する堀池 巧268
植物から“甘い汁”を吸う?~新規糖輸送体SWEETの生物工学的利用の可能性~米倉 円佳269
ズッキーニの憂鬱乾 秀之270
分析値の信頼性確保のために神本 真紀271
バニラの甘い香り成分の新しい製法古屋 俊樹272
第95巻 第4号
健康維持を目的としないメタボ健診技術の活用石川 聖人203
誰が膜を詰まらせるのか?稲葉 知大204
昆虫タンパクの飼料利用吉永 直子205
転移RNAのいろいろな機能尾﨑 太郎206
デルブレッキー菌は少し変わった乳酸菌田中 尚人207
第95巻 第3号
活性汚泥のバルキングと糸状性細菌新田見 匡140
ナノ炭素素材グラフェンがつくる明るい未来五十嵐健輔141
触媒活性をもとに植物の酵素遺伝子を捉える明石 智義
青木 俊夫
142
脂質修飾を狙う病原菌の細胞乗っ取り戦略松原 守143
フレーバーホイールは香味表現の道しるべ大石 雅志144
第95巻 第2号
地圏微生物学~発展する分野融合研究~眞弓 大介81
細菌のファージ防御機構山本 達也82
共生する細菌の選択山崎(屋敷)思乃83
微生物のユニークな化合物代謝熊野 匠人84
海洋に住む‘偏食’な微生物―海洋性有機ガス資化性Haliea属細菌の特徴―鈴木 敏弘85
ナノ粒子in脂質ナノ粒子岡本 行広86
第95巻 第1号
植物によるケイ素利用の謎石澤 秀紘
北島 薫
20
海洋植物プランクトンの光合成―特異な脂質を貯める円石藻―辻 敬典21
ウェット・ドライ融合によるタンパク質工学研究の今中野 祥吾22
生物学的視点から見る,日本海産メタンハイドレート小田 沙織23
酵母は見かけによる五島 徹也24

『バイオミディア』掲載記事一覧(2016年~2024年)

掲載記事(記事種別)一覧へ

※第98巻第7号(2020)以前の掲載記事は、国立国会図書館デジタルコレクションに収録されています。
♦生物工学会誌 https://dl.ndl.go.jp/pid/10387559

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Published by 学会事務局 on 26 1月 2018

生物工学会誌 –『バイオミディア』第94巻(2016年)掲載記事一覧

こちらでは、生物工学会誌第94巻(2016年)の『バイオミディア』掲載記事(PDF)をご覧いただけます。
過去号掲載記事(記事種別)一覧はこちら

1号2号3号4号5号6号7号8号9号10号11号12号

掲載記事pdf著者
第94巻 第12号
酸素の要らない「酢酸生成菌」の世界加藤創一郎774
粒子法 ~つぶつぶが織りなす真の世界~蟹江 慧
松岡 毅
775
ソテツ竹内 道樹776
植物のプロテオグリカン小竹 敬久777
凍結耐性と関連生体物質小西 正朗778
第94巻 第11号
好気性グラニュールによる排水処理三宅 將貴708
ちぎって取り込むペプチド輸送伊藤 圭祐709
「相同性」に潜む罠―かくも多様な植物二次代謝酵素―野村 泰治710
“微”の視点で“美”を追求する取り組み渡邉 義之711
醤油を今以上に愛される調味料にするために仲原 丈晴712
第94巻 第10号
マイノリティとして生きる微生物山本 京祐639
人工知能は「匠」になれるのか?佐々木寛人640
魔法の壺で「ものづくり」菊川 寛史641
シアノバクテリアの光センサー加藤 浩642
米飯のおいしさの解明に向けて辻井 良政643
第94巻 第9号
偶然?必然?微生物の機能遺伝子―その遺伝子型と地理的分布―坪井 隼559
ゴムを食べる微生物たち笠井 大輔560
サポニンの構造を思いのままに中安 大561
ビールを造る小さな主役大室 繭562
代謝物質生産性向上の現在と未来玉野 孝一563
第94巻 第8号
大気中のうすい水素を利用する微生物がいた!菅野 学496
生体分子の整列固定化法飯嶋 益巳
黒田 俊一
497
結合様式の異なるフルクトオリゴ糖・フルクタン上野 敬司498
レプトスピラの病原性と運動性福井 貴史499
カラダに潜む‘小さなクルミのような巨大な球体’は何者か?大西 章博500
第94巻 第7号
バイオ凝集剤のあれやこれや柏 雅美425
セレンも世界を救う戸部 隆太426
プレニル化酵素~「ひげ」修飾で植物ポリフェノールの高機能化~棟方 涼介427
あなたの息,いただきます矢野 彰三428
呼気で手軽に健康チェック大津 厳生429
第94巻 第6号
茶色い沈殿物は面白い牧田 寛子343
亜鉛と中枢神経疾患西川 麻裕
森 英樹
344
切れないハサミも使いよう田中 晃一345
メカノセンシティブチャネルの多機能性とその活用橋本 賢一346
機能性食品成分の「見える化」小林 謙一347
第94巻 第5号
家畜排せつ物に由来する窒素廃水―その利用と処理―和木美代子268
大腸菌における炭素カタボライト抑制解除秋田 紘長269
人工タンパク質で「かたち」をつくろう―ブロック遊びしようよ!―小林 直也
新井 亮一
270
次世代型シーケンシングを生物工学へ活かそう小池 英明271
テロワールを生み出すワイン微生物矢野 嵩典272
第94巻 第4号
ミトコンドリアの多様性と進化千葉 洋子202
肝臓を創る白木川奈菜203
細胞の脂質二重膜における脂質の分布と相互作用長尾耕治郎204
陸棲藍藻が有人宇宙活動導入生物として活躍する可能性木村 駿太
富田-横谷 香織
205
苦味を感じる仕組みと抑制手段前橋 健二206
浴室に潜むピンクモンスター井原 望207
第94巻 第3号
Viva,異分野融合!~微生物による半導体ナノ粒子合成~綾野 裕之130
進化は長い目で見て秀瀬 涼太131
「みどりの香り」をつくる酵素肥塚 崇男132
組織の透明化技術田村 直輝133
同居して初めて本性を知る~糸状菌の細胞融合と不和合性丸山 潤一134
第94巻 第2号
意外と知られていない?細菌が逃げるメカニズム奥 正太81
がんの多様性田村 磨聖
杉浦 慎治
82
動物試験での絶食,大丈夫ですか?伊藤 隼哉
仲川 清隆
83
触媒界のニューフェイス「有機触媒」西山 辰也84
ミトコンドリアと低アルコール清酒の関係数岡 孝幸85
第94巻 第1号
1,4-ジオキサン汚染の生物浄化黒田 真史21
モルヒネの発酵生産佐藤 康治22
高次構造を持たない無秩序な植物タンパク質原 正和23
生物から学ぶみらいの洗剤平田 善彦24
醸造酵母を想う中沢 伸重25
シグナル伝達経路の人工改変古川健太郎26

 

『バイオミディア』掲載記事一覧(2016年~2024年)

掲載記事(記事種別)一覧へ

※第98巻第7号(2020)以前の掲載記事は、国立国会図書館デジタルコレクションに収録されています。
♦生物工学会誌 https://dl.ndl.go.jp/pid/10387559

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Published by 学会事務局 on 26 1月 2018

【随縁随意】技術立国日本における学会の使命と人財の育成-木野 邦器

生物工学会誌 第96巻 第1号
会長 木野 邦器

新年を迎えて今月号から表紙がリニューアルされた。生物工学が扱う素材や技術をイメージした魅力的なデザインは本学会をわりやすく紹介し、毎号変わるデザインは読者を楽しませてくれるはずである。

昨年も世界的に社会全体が落ち着かない不安定な一年であったように思う。温暖化による異常気象ばかりではなく、政治も社会も経済も地球規模で不確実で不安定な状況にある。もちろん、こうした状況はさまざまな人間活動に起因するものであることを強く認識しなくてはならない。ところで、昨今の企業における不祥事は何とも嘆かわしい。長年にわたり受け継がれてきた多くの経験や知識をもとに、さらに極みを目指そうとする熱意と工夫によってオンリーワン製品を作り出す高度な技術は、日本が得意とする生産技術改良によるものづくりとあわせて“技術立国日本”を支えてきた。これまでの日本の科学技術は匠の技に代表されるようにこだわりを持った研究者や技術者で支えられてきたが、利益を追求するが故に合理的な経営・管理手法に基づいた運営が主導的となり、優秀だが現場を知らないリーダーが多くなってきた。その結果、暗黙知で築かれてきた技術の継承が難しくなっている。グローバル化や標準化が進むとその傾向はさらに強くなるように思う。

日本の伝統的な匠の技があらためて海外から注目されているが、技術の本来あるべき姿やそれに打ち込む人間のこだわりへの理解が世界共通であることを示すものとして大変嬉しく思っている。日本では文化や芸事、武術に対して、茶道、華道、書道、剣道、柔道などと求道的な意味で「道」と名付けることが多い。それは、巧拙や勝敗よりも、自己の精神修養や他者への敬意、感謝の心を尊重する日本人固有の考え方に基づくもので、伝統的な匠の技のみならず自身に課せられた仕事に対する取組み方にも通じている。道を究めることにはゴールはなく、自分自身との戦いがより洗練された高度な技術を作り上げていくと信じている。しかしながら、この職人技とも言える伝統的な匠の技とその世界観を伝える後継者の不足はきわめて危機的な状況にある。

一方、政府は第5期科学技術基本計画において、人々に豊かさをもたらす「超スマート社会(Society 5.0)」を未来社会の姿とし、IoTやAIなどのサイバー空間と現実社会であるフィジカル空間を高度に融合させる取組みを推進することでその実現を目指そうとしている。とくに、OECDが生物資源とバイオテクノロジーを用いて地球規模の課題の解決と経済発展の共存を目指す「バイオエコノミー」を提唱していることもあり、アカデミアや企業に対する革新的な技術創出への期待は大きい。生物工学にとっては今がチャンスと捉えるべきで、その使命を果たす時を迎えている。

この大きな動きの中で、本学会としては枠にとらわれない自由な発想と挑戦的な取組みによって魅力的なテーマの立案とイノベーション創出に挑んでいきたい。こだわりを持った真摯な姿勢が新たな可能性と境地を切り拓くものと信じている。酒造りの工程にある“火入れ”は、パスツールが「低温殺菌法」というワインの腐食防止技術を開発する300年前から確立していた“経験的な知”に基づく匠の技である。“こだわり”から創意工夫により技術が洗練され、さらに研ぎ澄まされて技術の革新が起きるものと考えている。

最近、多くの分野で若い人の活躍が目立つが、その中でも、史上最年少で将棋のプロ棋士となった藤井聡太四段のデビューからの公式戦29連勝は、世代を越えて多くの人に鮮烈な印象を与えた。完璧ではない“人としての危うさ”の中で、運をも引き寄せる彼の精神的な強さと読みの深さに魅了された。しかも、AIを取り入れて自身の技術を高めるという今の若者らしい取組み方もしている。

デジタル化が進み、究極的な合理化の時代になっても人の知的・精神活動が社会の主体であると信じている。未来社会の良し悪しは、それを動かす人の資質に大きく依存することは間違いのない事実である。本学会においては、近未来の科学技術の主軸になるであろうバイオテクノロジーを専門とする次世代を担う人財の育成に注力していきたい。


著者紹介 早稲田大学理工学術院(教授)

 

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

Published by 学会事務局 on 26 1月 2018

生物工学会誌 – 96巻1号

※お詫びと訂正

生物工学会誌第96巻1号の本部だより「第10回生物工学産学技術研究会 報告」に誤記がありました。
以下の通り訂正して、 お詫びいたします

誤)南九州酪農協同(株)⇒ 正)南日本酪農協同(株)

なお当サイトでは修正済みの報告記事(PDF)を掲載しております。

►生物工学会誌Top

PDF
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Published by 学会事務局 on 26 1月 2018

生物工学会誌について

日本生物工学会の和文誌「生物工学会誌」は、バイオテクノロジー分野のホットな話題を取り上げ、皆様にお届けしています。「生物工学会誌」は「醸造學雜誌」として1923年に創刊されて以来、「醗酵工學雑誌」、「醗酵工学会誌」と名称を変えながらも、90年以上もの長い歴史の中で常に情報交換の場として大きな役割を果たしてきました。 これからも読者でありまた投稿者である皆様の声を発信し続けていきます。また、和文誌だからこそ発信できる支部活動や地域の情報も掲載していく予定ですのでご期待ください。つきましては、様々な分野でご活躍の皆様からのご投稿をお待ちしております。
(毎月25日発行 ISSN: 0919-3758 Online ISSN 2435-8630 CODEN: SEKAEA)  

 

『生物工学会誌』表紙デザインについて

『生物工学会誌』の表紙モチーフは、バイオの歴史を過去から現在まで12トピックス選んだものになっています。

生物工学会誌 第96巻 第1号 表紙

農耕のはじまり
(オオムギ)

96巻2号表紙

醸造のはじまり
(ワイン樽)

生物工学会誌 第96巻 第3号 表紙

天然痘の予防接種
(ウイルス)

生物工学会誌 第96巻 第4号 表紙

パスツールの実験
(酵母)

生物工学会誌 第96巻 第5号 表紙

遺伝学の確立
(エンドウ)
 

生物工学会誌 第96巻 第6号 表紙

染色体説の誕生
(染色体)
 

生物工学会誌 第96巻 第7号 表紙

ペニシリンの生産
(アオカビ)
 

生物工学会誌 第96巻 第8号 表紙

ワトソン・クリック
モデルの提唱
(DNA 二重螺旋)

生物工学会誌 第96巻 第9号 表紙

遺伝子組換え技術
の確立(大腸菌と
プラスミド)
 

生物工学会誌 第96巻 第10号 表紙

バイオ医薬品の
生産
(抗体)
 

生物工学会誌 第96巻 第11号 表紙

再生医療研究の
はじまり
(動物細胞)
 

生物工学会誌 第96巻 第12号 表紙

ゲノム編集技術の
確立
(CRISPR)
 

『生物工学会誌』は、モチーフはこのままで、毎年背景の色を少し変えてお届けしています。
表紙のみならず、編集全般に関し、今後とも皆様からのご意見やご感想をお寄せいただければ幸いです。

(和文誌編集委員会)

 

 

Published by 学会事務局 on 26 1月 2018

生物工学会誌 –『特集』第95巻(2017年)掲載記事一覧

こちらでは、生物工学会誌第95巻(2017年)掲載の特集記事一覧(PDF)をご覧いただけます。
過去号掲載記事(記事種別)一覧はこちら

95巻|4号5号6号7号8号9号10号11号12号

特集 ナノカーボンとバイオの接点
第95巻 第12号 704–733 (2017)
特集によせて平野 篤
光機能性フラーレンを用いた細胞機能の光制御アプローチ髙野 勇太
フラーレンの自己集合ナノ構造とバイオ南 皓輔
ナノカーボンと骨再生平田 恵理
炎症性疾患の治療を指向したカーボンナノホーン薬剤キャリアの開発中村 真紀
湯田坂 雅子
カーボンナノチューブを用いたバイオイメージング蓬田 陽平
カーボンナノチューブとタンパク質の相互作用岩下 和輝
亀田 倫史
白木 賢太郎
カーボンナノチューブの柔らかく丈夫なトランジスタ関口 貴子
生体分子の分離技術を利用したカーボンナノチューブの分離田中 丈士
  
特集 微生物発現系の最前線~現状と課題
第95巻 第11号 640–661 (2017)
特集によせて幸田 明生
橋本 義輝
大腸菌における染色体挿入型ワンコピー発現系の応用上垣 浩一
中村 努
駒 大輔
大本 貴士
「CORYNEX」:Corynebacterium glutamicumを用いたタンパク質分泌生産系松田 吉彦
ブレビバチルス発現システムを用いたタンパク質の効率生産花方 寛
Streptomyces属放線菌用誘導高発現ベクターのシャトル化橋本 義輝
松本 雅子
小林 達彦
担子菌酵母クリプトコッカスを用いた異種タンパク質発現系正木 和夫
家藤 治幸
麹菌によるタンパク質大量生産システムの開発坪井 宏和
幸田 明生
峰時 俊貴
坊垣 隆之
特集 わが国の機能性食品の科学と産業の興隆を目指して 〈3〉
~機能性成分・機能性食品の科学的エビデンス,商品開発,そして社会へのインパクト~(後編)
第95巻 第10号 586–607 (2017)
Lactobacillus gasseri CP2305株の機能性とその応用樋口 敏将
藤原 茂
腸内環境および便通を改善する機能性表示食品田中 祥之
サラシア由来サラシノールを主成分とした機能性表示食品「メタバリアS」の開発と今後の展望植田 文教
機能性表示食品届出に向けたキリン株式会社での取組み岡田 和也
新たな腸内標的を有する機能性食品素材アガロオリゴ糖大野木 宏
清酒醸造から機能性素材の開発堤 浩子
おわりに辻村 英雄
特集 わが国の機能性食品の科学と産業の興隆を目指して 〈3〉
~機能性成分・機能性食品の科学的エビデンス,商品開発,そして社会へのインパクト~(前編)
第95巻 第9号 520–542(2017)
特集によせて河田 照雄
キッコーマンの特定保健用食品「まめちから大豆ペプチドしょうゆ」内田理一郎
仲原 丈晴
野菜飲料への機能性表示に向けた取組み吉田 和敬
井上 拓郎
臨床試験に基づいた5-アミノレブリン酸リン酸塩含有機能性表示食品の開発田中 徹
土屋 京子
脂肪代謝を高める茶カテキン大崎 紀子
(株)伊藤園の機能性表示食品馬場 吉武
細山 広和
提坂 裕子
ホスファチジルセリン(PS)の概要とその機能宮崎 洋祐
特集 医薬品・化成品開発に求められる細胞・組織・臓器工学
第95巻 第8号 450–396(2017)
特集によせて杉浦 慎治
創薬プロセスに応用されるインビトロ細胞アッセイ法石田 誠一
化学物質の安全性評価に利用されるインビトロアッセイ(in vitro試験)法小島 肇夫
幹細胞からの薬物動態関連臓器細胞の分化誘導技術岩尾 岳洋
松永 民秀
インビトロ細胞アッセイの高度化に向けた肝組織工学篠原満利恵
酒井 康行
コラーゲンビトリゲル膜チャンバーを用いた組織構築とその化学物質の動態・毒性評価への応用竹澤 俊明
Wet in-vivoシミュレーターとしてのmulti-organ-on-a-chip(MOC)への期待金森 敏幸
杉浦 慎治
特集 核酸の高感度検出技術とゲノム編集・合成技術の最前線
第95巻 第7号 373–396(2017)
特集によせて藤原 伸介
保川 清
核酸分解酵素の組合せによる迅速なゲノム合成手法板谷 光泰
遺伝子工学技術はDNA関連酵素に支えられている
~制限酵素,PCR,そしてゲノム編集へ~
石野 良純
耐熱性ヘリカーゼを利用した高精度核酸検出技術の開発藤原 伸介
藤原 綾子
秀瀬 涼太
新規3酵素の組合せによるcDNA合成技術の開発岡野 啓志
保川 清
デジタルPCRの高感度化と臨床診断への応用柳原 格
名倉由起子
吉村 芳修
簡易な遺伝子検出法「NASBA-核酸クロマト法」の原理とその応用宇治家武史
特集 わが国の機能性食品の科学と産業の興隆を目指して 〈2〉
~科学的エビデンスに基づいた次世代機能性食品の開発~(後編)
第95巻 第6号 309–327(2017)
高齢者の身体ロコモーション機能に及ぼす食品成分と効果永井 成美
柳生 聡美
坂根 直樹
脳-消化管軸を介したプロシアニジンの生理作用の発現越阪部奈緒美
小豆島産オリーブ由来果実エキスの関節炎予防効果と商品化間 和彦
嶋津 京子
福光 聡
新規食品の機能性評価 ―桑葉を例にして亀井 飛鳥
阿部 啓子
生体内異物に着目したホメオスタシス維持機能の評価法開発の意義稲川 裕之
杣 源一郎
光センシングによる簡便なホメオスタシス多視点評価システムの開発數村 公子
おわりに辻村 英雄
特集 わが国の機能性食品の科学と産業の興隆を目指して 〈2〉
~科学的エビデンスに基づいた次世代機能性食品の開発~(前編)
第95巻 第5号 238–253(2017)
特集によせて阿部 啓子
内閣府SIP「次世代機能性農林水産物・食品の開発」のグランドデザイン三坂 巧
脳機能を活性化する機能性食品素材と商品化への展望小林 彰子
篠原もえ子
山田 正仁
玄米機能成分による脳機能改善と糖尿病予防・実用化の取組み益崎 裕章
小塚智沙代
島袋 充生
時間栄養学・時間運動学と健康増進青山 晋也
柴田 重信
ロコモーション機能向上に寄与する食品の開発佐藤隆一郎
特集 藻類に託す今後の産業創成戦略
第95巻 第4号 176–202(2017)
特集によせて井上 勲
福島藻類プロジェクトから見えてきた燃料生産シナリオ宮下 修
福島県南相馬市における「土着藻類」バイオマス生産出村 幹英
藻類培養液の濃縮と水熱液化による燃料生産の試み中嶋 光敏
市川 創作
東北藻類プロジェクトの現状と課題鈴木 石根
藻類バイオマス評価:クロレラの物質生産能を電顕3Dとゲノムで解析する
 
大田 修平
河野 重行
藻類の燃料以外の用途の取組み渥美 欣也
笠井 宏朗
林 京子

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Published by 学会事務局 on 26 1月 2018

生物工学会誌 –『特集』第94巻(2016年)掲載記事一覧

こちらでは、生物工学会誌第94巻(2016年)掲載の特集記事一覧をご覧いただけます。
過去号掲載記事(記事種別)一覧はこちら

94巻|4号5号6号7号8号9号10号11号12号

特集 バイオインターフェイス(後編)マテリアルを組織化したバイオインターフェイス
第94巻 第12号 746–768(2016)
生物,物理,数学の境界領域としての膜研究下川 直史
高木 昌宏
バイオインターフェイスとバイオセンサー民谷 栄一
ペプチドを用いたバイオインターフェイスの構築大河内美奈
異種細胞間作用評価インターフェイスとしての細胞アレイ本多 裕之
細胞遊走を評価するバイオインターフェイスの構築藤田 聡史
長崎 玲子
袴田 和巳
長崎 晃
細胞内の核酸分子のダイナミクス中村 史
内藤 瑞紀
固相基質界面で機能する酵素集合体の設計神谷 典穂
バイオインターフェイス研究は構成論と還元論を越えて新しい科学概念を拓くか三宅 淳
特集 バイオインターフェイス(前編)生命現象から見たバイオインターフェイス
第94巻 第11号 682–703(2016)
特集によせて堀 克敏
生命の完全な理解を目指して―構成的遺伝学の提唱によるバイオインターフェイスの新しい視点―青木 航
植田 充美
細胞内電子フラックス制御を実現する電子伝達ポリマー石川 聖人
橋本 和仁
中西 周次
磁性細菌が生合成する磁気微粒子のインターフェイス設計吉野 知子
インターフェイスから探る代謝機構のルーツ跡見 晴幸
セルロソーム生産菌によるバイオインターフェイスとバイオリファイナリーへの応用岡﨑 文美
田丸 浩
原子間力顕微鏡による酵母細胞表層セルラーゼの局在評価猪熊健太郎
竹中 武蔵
荻野 千秋
蓮沼 誠久
近藤 昭彦
細胞表層タンパク質の合成生物学石川 聖人
堀 克敏
特集 わが国の機能性食品の科学と産業の興隆を目指して 〈1〉
第94巻 第10号 601–633(2016)
特集によせて阿部 啓子
機能性表示食品制度の健全な発展のための課題阿南 久
特定保健用食品と新機能性食品制度河田 照雄
食品の用途発明に係る審査基準の改訂と今後への期待秋元 健吾
TPP時代における機能性食品事業の海外展開武田 猛
新機能性食品制度における生鮮食品の表示に向けた取組み
~JAみっかびの三ヶ日みかんを実例に~
杉浦 実
機能性表示食品制度に関する考察小田嶋文彦
メディアから見た新機能性食品制度河田 孝雄
機能性食品の安全性評価桂木 能久
徳田 一
サントリーの健康食品事業の軌跡辻村 英雄
おわりに辻村 英雄
特集 産業応用を指向した細胞の操作・計測技術
第94巻 第9号 530–554(2016)
特集によせて境 慎司
河原 正浩
ゲノム操作工学によるバイオ医薬品生産技術の開発河邉 佳典
上平 正道
細胞内シグナル伝達を操る:再生医療・創薬への応用を目指して河原 正浩
固相界面より1細胞に遺伝子を導入する技術藤田 聡史
1細胞のヒドロゲル薄膜内包括と細胞識別・分離・制御境 慎司
光応答性材料を用いた1細胞アレイ技術山口 哲志
山平 真也
長棟 輝行
組織内細胞挙動を理解し複雑組織設計に活かすための培養・解析雛型としての積層細胞シート長森 英二
特集 ネオバイオ分子:未知なるバイオ分子との遭遇
第94巻 第8号 470–491(2016)
特集によせて藤井 郁雄
ネオバイオ分子創生を目指した配列空間探索松浦 友亮
人工コアのファージ上での分子進化瀧 真清
伊東 祐二
分子デザインと進化工学によるRNA構造エンジニアリング井川 善也
cDNAディスプレイによる機能性ペプチドアプタマーの創生根本 直人
バイナリーパターン配列デザインによるデノボタンパク質の創出とタンパク質ナノブロックによる 超分子複合体の創生小林 直也
木村 尚弥
新井 亮一
ネオバイオ分子としてのQ-body上田 宏
董 金華
鄭 熙陳
阿部 亮二
特集 超臨界流体テクノロジーの新展開
第94巻 第7号 401–419(2016)
特集によせて馬場 健史
超臨界流体クロマトグラフィーを用いた物性測定船造 俊孝
超臨界流体クロマトグラフィーを用いた代謝物プロファイリング技術の開発と応用竹田 浩章
和泉 自泰
馬場 健史
超臨界流体抽出分離技術を用いた残留農薬分析技術の開発安藤 孝
SFC/MSの合成樹脂分析への応用八坂 栄次
馬場 健史
福﨑英一郎
津田五輪夫
超臨界水を用いたバイオマス有効利用プロセスの開発松村 幸彦
大村智先生ノーベル賞受賞記念特集 微生物由来天然物の実用化と未来
第94巻 第7号 382–400(2016)
特集によせて五味 勝也
微生物は無限の資源高橋 洋子
放線菌に潜在する有用物質生産能力に魅せられて木谷 茂
仁平 卓也
微生物が生産する生理活性物質研究―生物工学的観点から―大利 徹
天然物創薬の未来…将来?藤江 昭彦
微生物の多様性に学ぶ酵素探索と利用木野 邦器
抗生物質ホルミシスの理解と応用保坂 毅
特集 Non-conventional yeasts:探索と産業利用への展開(後編)
~新しい酵母はどこにでもいる~
第94巻 第6号 308–335(2016)
日本に棲息する酵母の種多様性と生物遺伝資源としての期待遠藤 力也
高島 昌子
大熊 盛也
生物多様性条約や名古屋議定書が生物工学の研究に及ぼす影響川﨑 浩子
水圏に生息する天然酵母の単離と有効利用浦野 直人
三矢 太亮
岡井 公彦
スクリーニングしたLipomyces酵母と再生可能資源の利用によるBDF用油脂実用生産の目論見長沼 孝文
柳場 まな
南極産酵母の環境適応機構の解明とその産業利用星野 保
辻 雅晴
横田 祐司
工藤 栄
内海 洋
湯本 勲
新規酵母の分離とその機能の応用展開家藤 治幸
特集 Non-conventional yeasts:探索と産業利用への展開(前編)
~酵母はものづくりに役立つ~
第94巻 第5号 237–262(2016)
特集によせて正木 和夫
高島 昌子
Kluyvermyces lactisのβガラクトシダーゼ(ラクターゼ)の開発塩田 一磨
Candida maltosaによる生分解性プラスチック(PHBH)の生産松本 圭司
担子菌酵母Cryptococcus sp. S-2 による西洋ワサビペルオキシダーゼの異種組換え発現歌島 悠
正木 和夫
Pseudozyma属によるバイオ界面活性剤の生産と用途開拓森田 友岳
酵母Pichia pastorisによる植物由来抗菌タンパク質AFP1の生産とAFP1の作用メカニズムの解析高久 洋暁
小黒 芳史
山崎 晴丈
高木 正道
Yarrowia lipolyticaにおける炭化水素の代謝岩間 亮
福田 良一
特集 合成生物学の基盤技術の構築
第94巻 第4号 176–197(2016)
特集によせて花井 泰三
合成システム生物学の展望岡本 正宏
動物細胞で作動する温熱応答型遺伝子発現システムの開発上平 正道
井藤 彰
進化計算を用いた遺伝子回路設計成瀬 裕紀
濱田 浩幸
花井 泰三
伊庭 斉志
RNAによる遺伝子発現制御デバイス横林 洋平
遺伝子発現ダイナミクスの人工光制御とその応用磯村 彰宏

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Published by 学会事務局 on 25 1月 2018

【和文誌】『生物工学会誌』表紙デザイン変更のお知らせ

生物工学会誌表紙 96巻1号『生物工学会誌(和文誌)』の表紙が7年ぶりにリニューアルされました。

毎号、バイオに関連するモチーフと背景の色が変わります。机に並べるのが楽しくなるようにとのデザイナーさんのご配慮で、背表紙にも色がついています。モチーフにも隠されたテーマがありますが、12号並べたうえで、皆様でお考えいただければと思います。

これを機に会員の皆様に一層愛される学会誌となるように努力をしていく所存です。新しい表紙についてのご感想・ご意見を編集委員会までお寄せいただければ幸いです。

(和文誌編集委員会)

 

Published by 支部:東日本 on 19 1月 2018

【東日本支部】第6回日本生物工学会東日本支部コロキウム

主催:日本生物工学会 東日本支部  
共催:筑波大学
協賛:一般財団法人バイオインダストリー協会

  • 日時 2018年3月2日(金)13:00~20:00(懇親会を含む)
     
  • 場所  
    講演会:筑波大学 東京キャンパス文京校舎 134講義室(〒112-0012 東京都文京区大塚3-29-1 ) 
        丸ノ内線 茗荷谷駅下車「出口1」徒歩5分程度 ⇒アクセス
    懇親会:林野会館 603会議室(〒112-0012 東京都文京区大塚3-28-7)
     
  • プログラム

13:00~13:05 開会の挨拶………吉田 聡(キリン (株))

「酵素機能の解明と利用~分子レベルで見えてくる新規性と可能性~」
オーガナイザー:大室 有紀(東京工業大学)、亀谷 将史(東京大学)

13:05~13:55
テルペン合成酵素の機能改変とグルタミン酸脱水素酵素の調節機構
……富田 武郎(東京大学・生物生産工学研究センター)

13:55~14:45
光計測を用いた生体成分の高感度分析法の開発
……佐野 佳弘(昭和大学・薬学部)

14:45~14:55 休 憩

14:55~15:55 学生ポスター発表 (122講義室)

15:55-16:20 学生講演1
16:20-16:45 学生講演2
16:45-17:10 学生講演3
17:10-17:35 学生講演4

17:35~17:40 閉会の挨拶………石井 正治(東京大学)

18:00~20:00 懇親会

  • 申込方法
    申し込みフォームに必要事項および懇談会参加の有無を明記の上、お申し込みください。
    ※当日受付も行いますが、原則として事前登録をお願い致します。
    (ポスター発表者は事前登録のみ。事前登録締切:2018年2月15日(木)
     
  • 学生ポスター発表希望者
    申し込みフォームより、参加申込をしてください。また、こちらの要旨フォーマットwordをダウンロードし、筑波大学 青柳()までお送り下さい。
    ポスター発表は本学会がカバーする生物工学の分野から広く募集します。
    ポスター発表の定員は30名です。お早めにお申し込み下さい(要旨提出締切:2018年2月16日(金))。
     
  • 参加費
    コロキウム:無料
    懇親会:一般 3,500円(税込)、学会員・協賛団体:3,000円(税込)、学生:1,000円(税込)
    ※ポスター賞の発表・授与は懇親会のときに行いますので、応募者は是非御参加ください。
    (参加費は当日、受付にてお支払いください。)
     
  • 問合せ先 青柳 秀紀  E-mail:


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Published by 学会事務局 on 05 1月 2018

新着情報2017年

このページには2017年の日本生物工学会からのお知らせ一覧を掲載しております。

掲載日内容
2017.12.26【和文誌】『バイオインフォマティクスを使い尽くす秘訣教えます!』および『間違いから学ぶ実践統計解析』掲載記事一覧 公開のお知らせ
2017.12.22【JBB】Vol. 125, No. 1(2018年1月号)オンライン公開
2017.12.22【東日本支部】2018年度東日本支部学生奨励賞、日本生物工学会学生優秀賞(飛翔賞)候補者推薦のお願い《締切:2018/2/13》
2017.12.21【和文誌】95巻12号の一部を公開しました
2017.12.21【随縁随意】学問ノススメ-安部 淳一
2017.12.21【和文誌】第95巻9号の特集とバイオミディア公開
2017.12.21【年次大会】第69回日本生物工学会大会(2017)後記
2017.12.14【学会賞】2018年度生物工学アジア若手賞/生物工学アジア若手研究奨励賞(The DaSilva Award) 受賞候補者推薦募集 《締切:2018年3月16日》
2017.12.14【事務局】年末年始休業のお知らせ(12月29日~1月3日)
2017.12.11【西日本支部】2017年度日本生物工学会西日本支部学生賞受賞者決定のお知らせ
2017.12.04【年次大会】ランチョンセミナー(開催趣旨と協賛企業の募集)
2017.12.04生物工学若手研究者の集い(若手会)総会・交流会2017 報告
2017.12.01【正会員の方へ】2018年度生物工学学生優秀賞(飛翔賞)受賞候補者推薦募集
2017.11.27【随縁随意】Vietnam奮闘記-播磨 武
2017.11.27【和文誌】第95巻8号の特集とバイオミディア公開
2017.11.27【和文誌】95巻11号の一部を公開しました
2017.11.16【JBB】Vol. 124, No. 6(2017年12月号)オンライン公開
2017.11.16【事務局より】2018年会費納入のお願い
2017.11.01【研究部会】バイオインフォマティクス相談部会 相談窓口開設のお知らせ
2017.10.27【JBB】Graphical Abstractの掲載開始について
2017.10.25【随縁随意】科学の進歩と科学者の貢献-山田 隆
2017.10.25【和文誌】第95巻7号の特集とバイオミディア公開
2017.10.25【和文誌】95巻10号の一部を公開しました
2017.10.25【学術賞】第59回藤原賞受賞候補者の推薦募集《学会推薦》
2017.10.24【国際交流】2017年度KSBB秋季大会 参加報告
2017.10.13【中部支部】メールマガジンBBChubu 第12号 発刊
2017.10.10【JBB】Vol. 124, No. 5(2017年11月号)オンライン公開
2017.09.27【研究助成】山田科学振興財団 2018年度研究援助候補 推薦募集《学会推薦》
2017.09.25【随縁随意】企業はもっと発表を、学会の活性化-浅田 雅宣
2017.09.25【和文誌】第95巻6号の特集とバイオミディア公開
2017.09.25【和文誌】95巻9号の一部を公開しました
2017.09.25【JBB】Corresponding author のORCID iDが必須になりました
2017.09.21【研究部会】セルプロセッシング計測評価研究部会 2017年度優秀学生発表賞決定
2017.09.15【年次大会】第69回日本生物工学会大会 盛会のうちに終了
2017.09.08【西日本支部】2017年度学生賞候補者推薦募集《締切:2017年11月17日(金)》
2017.09.07【年次大会】第70回日本生物工学会大会(2018)
 シンポジウム公募のお知らせ《締切:12月28日(木)》
2017.09.06【事務局より】大会開催期間(2017年9月11日~14日)中の事務局業務について
2017.09.06【JBB】Vol. 124, No. 4 (2017年10月号)オンライン公開
2017.08.24【和文誌】95巻8号の一部を公開しました
2017.08.24【和文誌】第95巻5号の特集とバイオミディア公開
2017.08.24【随縁随意】Delft Schoolに想うこと-駒形 和男
2017.08.22【後援行事】化学工学会バイオ部会「企業技術者のための生物化学工学集中講義」
2017.08.09【JBB】Vol. 124, No. 3 (2017年9月号)オンライン公開
2017.08.08【事務局より】夏季休業のお知らせ(8月11日~16日)
2017.07.28【研究部会】セルプロセッシング計測評価研究部会 第9回若手研究シンポジウム報告
2017.07.26【年次大会】公開シンポジウムのご案内(9月11日)
2017.07.26【JBB】Vol. 124, No. 2 (2017年8月号)オンライン公開
2017.07.25【随縁随意】幸せの無意識的共感のために-遠藤 銀朗
2017.07.25【和文誌】95巻7号の一部を公開しました
2017.07.25【和文誌】第95巻4号の特集とバイオミディア公開
2017.07.10【年次大会】第69回大会プログラムPDF公開のお知らせ
2017.07.06【中部支部】中部支部例会での若手による講演 発表者募集
2017.06.26【学会賞】2017年度学会賞受賞者決定のお知らせ
2017.06.26【JBB】Vol. 124, No. 1 (2017年7月号)オンライン公開
2017.06.26【和文誌】95巻6号の一部を公開しました
2017.06.26【和文誌】第95巻3号バイオミディア公開
2017.06.21【和文誌】Fuji Sankei Business i. 企画特集「よくわかるバイオ」記事掲載
2017.06.16【JBB】2016 Impact Factor 2.2400
2017.06.14【関西支部】Thai Society of Biotechnology (TSB) 主催 国際シンポジウム (TSB2017) ジョイントセッション講演者の募集
2017.06.05【学術賞】平成30年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 受賞候補者の推薦募集《学会推薦》
2017.05.30【年次大会】事前参加登録受付中<締切:2017年7月14日(金)>
2017.05.24【随縁随意】アジア若手国際交流のすすめ-長棟 輝行
2017.05.24【和文誌】95巻5号の一部を公開しました
2017.05.24【和文誌】第95巻2号のバイオミディア公開
2017.05.19「遺伝資源の取得の機会及びその利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分に関する指針」の公布について
2017.05.17【和文誌】Fuji Sankei Business i. 企画特集「よくわかるバイオ」記事掲載
2017.05.15【東日本支部:募集、締切8月11日】日本生物工学会東日本支部長賞のお知らせ
2017.05.11【JBB】Vol. 123, No. 6(2017年6月号)オンライン公開
2017.05.08【学術賞】第26回木原記念財団学術賞 受賞候補者推薦募集《学会推薦》
2017.04.25【和文誌】95巻4号の一部を公開しました
2017.04.25【随縁随意】生物工学とバイオテクノロジー-山本 憲二
2017.04.25【和文誌】第95巻1号のバイオミディア公開
2017.04.24【学術賞】第7回(平成30年度)三島海雲学術賞候補者推薦募集《学会推薦》
2017.04.19【和文誌】Fuji Sankei Business i. 企画特集「よくわかるバイオ」記事掲載
2017.04.14【国際交流】2017 KSBB春季大会に参加して
2017.04.13<法定点検によるサーバ停止のお知らせ>
 2017年5月20日(土)13:00 ~ 21日(日)10:00
2017.04.10【年次大会】第69回大会 講演要旨受付中
      <締切: 2017年5月16日(火)正午>
2017.04.06【JBB】Vol. 123, No. 5(2017年5月号)オンライン公開
2017.04.04【学術賞】第9回とうきゅう環境財団 社会貢献学術賞 受賞候補者推薦募集《学会推薦》
2017.04.04【中部支部】メールマガジンBBChubu 第11号 発刊
2017.04.04【研究助成】第45回内藤記念講演助成金《学会推薦》
2017.04.04【研究助成】第49回内藤記念海外学者招聘助成金《学会推薦》
2017.04.04【学術賞】第49回内藤記念科学振興賞 候補者推薦募集《学会推薦》
2017.04.03【年次大会】講演要旨受付: 2017年4月10日~5月16日正午
2017.03.28【学術賞】平成29年度 島津賞候補者推薦募集《学会推薦》
2017.03.27【研究助成】山田科学振興財団 国際学術集会開催助成公募
2017.03.27【若手会】博士後期課程学生口頭発表コンペティション(2017年9月12日)
2017.03.27代議員選挙の結果について
2017.03.26【随縁随意】オープンイノベーションに向けて-清水 範夫
2017.03.26【和文誌】95巻3号の一部を公開しました
2017.03.25【和文誌】第94巻12号の特集とバイオミディア公開
2017.03.24【学術賞】第8回(平成29年度)日本学術振興会 育志賞受賞候補者募集《学会推薦》
2017.03.20【JBB】Vol. 123, No. 4 (2017年4月号)オンライン公開
2017.03.16【和文誌】Fuji Sankei Business i. 企画特集「よくわかるバイオ」記事掲載
2017.03.02【年次大会】第69回日本生物工学会 大会サイトオープン
2017.03.01【代議員選挙】投票受付を終了いたしました
2017.02.24【和文誌】95巻2号の一部を公開しました
2017.02.24【随縁随意】研究と経営-近藤 恭一
2017.02.24【和文誌】第94巻11号の特集とバイオミディア公開
2017.02.17【学術賞】第14回日本学術振興会賞 (JSPS Prize)受賞候補者推薦募集《学会推薦》
2017.02.15【代議員選挙】投票受付中<締切:2017年3月1日(水)正午>終了しました
2017.02.15【JBB】Vol. 123, No. 3 (2017年3月号)オンライン公開
2017.02.15【和文誌】Fuji Sankei Business i. 企画特集「よくわかるバイオ」記事掲載
2017.02.07【本部だより】「基礎教育奨励項目」掲載のお知らせ
2017.01.31【JBB】Vol. 123, No. 2 (2017年2月号)オンライン公開
2017.01.30【和文誌】『バイオ系のキャリアデザイン』掲載記事一覧
2017.01.25【随縁随意】手なづけられるか人工知能(AI)-川面 克行
2017.01.25【和文誌】95巻1号の一部を公開しました
2017.01.25【和文誌】第94巻10号の特集とバイオミディア公開
2017.01.23【学会賞】2017年度各賞受賞候補者推薦のお願い
2017.01.23【事務局より】2017年度研究部会設置申請募集
2017.01.20【代議員選挙】2017-2018年度代議員立候補受付終了のお知らせ
2017.01.18【和文誌】Fuji Sankei Business i. 企画特集「よくわかるバイオ」記事掲載
2017.01.17【東日本支部】東日本支部学生奨励賞、日本生物工学会学生優秀賞(飛翔賞)候補者推薦のお願い《締切:2017/2/13》
2017.01.10【正会員の方へ】2017-2018年度代議員立候補受付中(締切:1月20日正午)(終了しました)
2017.01.05新着情報2016年

Published by 学会事務局 on 28 12月 2017

『生物工学会誌』ー Branch Spirit 中部日本支部(2009年以降)掲載記事一覧

こちらでは、『生物工学会誌』Brach Spiritのコーナーに掲載された日本生物工学会中部支部の活動紹介記事(PDF)がご覧いただけます。

タイトル著者巻–号–頁(掲載年)
静岡大学食品・生物産業創出拠点から生まれた新しい化粧品原料「レピスタ®」の紹介青島 央江・吉田 信行102-5-240
(2024)
静岡大学工学部のバイオグループ(LMG7)吉田 信行101-11-600
(2023)
2022年度 第9回Chubu懇話会中谷 肇101-5-258
(2023)
パンシンポジウム 2021今泉 鉄平100-11-630
(2022)
開催報告「2021年度中部支部例会」中谷 肇100-5-269
(2022)
開催報告「2021 Sakura-Bio Meeting」中谷 肇99-11-607
(2021)
信州大学の特色と強みを伸ばす先鋭領域融合研究群下坂 誠99-5-265
(2021)
第12回北陸合同バイオシンポジウム開催報告伊藤 崇志98-11-643
(2020)
パンシンポジウム2019今泉 鉄平98-5-268
(2020)
開催報告「2019 Sakura-Bio Meeting」加藤 竜也97-11-691
(2019)
開催報告「2018年度中部支部例会」加藤 竜司97-5-300
(2019)
第7回CHUBU懇話会に参加して菊川 寛史96-11-665
(2018)
第6回CHUBU懇話会の報告田口 悟朗96-5-298
(2018)
2017年度支部例会開催報告岩崎 雄吾95-11-686
(2017)
第5回CHUBU懇話会に参加して兒島 孝明95-5-283
(2017)
開催報告「2016年度中部支部例会」岩崎 雄吾94-11-728
(2016)
名古屋大学に生まれた創薬科学の研究拠点加藤 竜司94-5-284
(2016)
開催報告「第4回CHUBU懇話会」&「2015年度中部支部例会」清水 一憲93-11-709
(2015)
バイオのかがやきin北陸伊藤 伸哉93-8-503
(2015)
「CHUBU懇話会」:企業見学―講演会―懇親会のセットで支部活性化河原崎 泰昌92-11-629
(2014)
静岡大学グリーン科学技術研究所朴 龍洙92-5-241
(2014)
みえバイオリファイナリー研究会田丸 浩91-11-659
(2013)
エコビレッジ構想~未利用エネルギーを農に生かそう~田中 孝二郎91-5-268
(2013)
中部支部による新しい試み 片山 高嶺90-11-744
(2012)
バイオ拠点としての北陸 片山 高嶺90-5-257
(2012)
2011年度中部支部例会報告片山 高嶺89-11-691
(2011)
「知の拠点」とシンクロトロン光利用施設愛知県産業労働部新産業課科学技術推進室89-5-277
(2011)
若手育成の試み鈴木 徹88-11-617
(2010)
株式会社ゲン・コーポレーション抗体事業カンパニー・免疫研究所児玉 義勝88-5-258
(2010)
大会トピックスの効果・怖さ高見澤 一裕87-11-547
(2009)
太陽化学株式会社研究所朱 政治87-5-255
(2009)

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Published by 支部:東日本 on 27 12月 2017

『生物工学会誌』ー Branch Spirit 東日本支部(2009年以降)掲載記事一覧

こちらでは、『生物工学会誌』Brach Spiritのコーナーに掲載された日本生物工学会東日本支部の活動紹介記事(PDF版)がご覧いただけます。

タイトル著者巻–号–頁
(掲載年)
マルハニチロ株式会社 中央研究所小泉 大輔102-7-348
(2024)
ニオイの見える化を目指し福谷 洋介102-1-30
(2024)
バイオものづくり 成功のためのコンパス細川 正人101-7-378
(2023)
毛髪再生医療の実現を目指して景山 達斗101-1-34
(2023)
温故知新(21)
東京理科大学における教育と研究
古屋 俊樹100-7-392
(2022)
温故知新(20)
産業技術総合研究所一微生物研究(廃水処理研究室)の流れを振り返って
野田 尚宏
中村 和憲
100-1-53
(2022)
温故知新(19)
東京工業大学 生命理工学院・同 科学技術創成研究院
化学生命科学研究所における生物工学研究
上田 宏99-7-378
(2021)
温故知新(18)
森永乳業株式会社 研究本部
越智 浩99-1-44
(2021)
温故知新(17)
コンボリューショナルデータを活用したバイオ生産マネジメント
株式会社ちとせ研究所
庄野 暢晃
笠原  堅
藤田 朋宏
98-7-392
(2020)
温故知新(16)
東京工科大学における実学主義教育と研究
西野 智彦98-1-46
(2020)
温故知新(15)
国産ペニシリン開発史―深部培養の温故知新―
松本 邦男97-7-477
(2019)
温故知新(14)
キユーピー株式会社 研究開発本部
武内 章97-1-50
(2019)
温故知新(13)
宇都宮大学における生物工学教育・研究~過去,現在,そして未来~
諸星 知広96-7-422
(2018)
温故知新(12)
発酵用DOセンサーの温故知新
石川 陽一96-1-38
(2018)
温故知新(11)
工学院大学における生命化学科と生物資源化学研究室
阿部 克也95-7-419
(2017)
温故知新(10)
電力中央研究所における生物工学分野の研究
松本 伯夫95-1-44
(2017)
温故知新(9)
設置11年目を迎えた神奈川工科大学応用バイオ科学科の歩み
栗原 誠94-7-439
(2016)
温故知新(8)
横浜国立大学 理工学部 化学・生命系学科 バイオ教育プログラム(大学院 工学府 機能発現工学専攻)生物システム工学研究室
鈴木 市郎94-1-42
(2016)
温故知新(7)
筑波大学 生命環境系(大学院 生命環境科学研究科 生物機能科学専攻)細胞機能開発工学研究室
青柳 秀紀93-7-430
(2015)
温故知新(6)
キッコーマン株式会社研究開発本部
梶山 直樹93-1-39
(2015)
温故知新(5)
日本大学 生物資源科学部食品生命学科
成澤 直規92-7-378
(2014)
温故知新(4)
東京大学大学院農学生命科学研究科応用生命工学専攻応用微生物学研究室
石井 正治92-1-36
(2014)
温故知新(3)
醗酵装置基本技術の変遷
佐久間 英雄91-7-402
(2013)
温故知新(2)
微生物による醸しの世界~東京農業大学における醸造学教育~
徳田 宏晴91-1-28
(2013)
温故知新(1)
山梨大学ワイン科学研究センターの改革とワイン科学教育の実情
奥田 徹90-7-444
(2012)
東日本支部の生物工学教育活動(5)
東日本支部協和発酵キリン株式会社パイオアドベンチャー活動
根岸 志子90-1-44
(2012)
東日本支部の生物工学教育活動(4)
~高校生セミナー~ 
鈴木 市郎89-7-417
(2011)
東日本支部の生物工学教育活動(3)
東京農工大学遺伝子実験施設で開催する遺伝子操作実技講習会
丹生谷 博89-1-36
(2011)
東日本支部の生物工学教育活動(2)
人の循環が次世代を育てる~学生発表討論会に参加して~
塚田 周平88-7-360
(2010)
東日本支部の生物工学教育活動(1)
~学生発表討論会~
大槻 隆司
鈴木 市郎
88-1-28
(2010)
東日本支部の研究拠点~研究機関紹介(6)
独立行政法人農業環境技術研究所
東日本支部の研究拠点~研究機関紹介(5)
味の素株式会社発酵技術研究所
廉沢 敏弘(355)
伊藤 久生(354)
87-7-354
(2009)
東日本支部の研究拠点~研究機関紹介(4)
三菱レイヨン株式会社横浜技術研究所
湯 不二夫87-1-33
(2009)

お詫びと訂正

第99巻第7号のBranch Spiritのタイトルに誤記がありました。以下の通り訂正しお詫び申し上げます。

誤)東日本支部:温故知新(18)
正)東日本支部:温故知新(19)

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Published by 学会事務局 on 27 12月 2017

『生物工学会誌』ー Branch Spirit 北日本支部(2008年12月号以降)掲載記事一覧

こちらでは、『生物工学会誌』Brach Spiritのコーナーに掲載された日本生物工学会北日本支部の活動紹介記事(PDF)がご覧いただけます。

タイトル著者巻–号–頁
(掲載年)
岩手生物工学研究センターJ-Stage上杉 祥太101-12-646
(2023)
弘前大学と岩手大学の連携J-Stage柏木 明子101-6-323
(2023)
非可食バイオマス活用に向けた弘前大学の微生物工学J-Stage園木 和典
樋口 雄大
吉田 曉弘
竹内 大介
100-12-682
(2022)
岩手県の自然から発見された有用菌たちJ-STAGE山田 美和100-6-330
(2022)
ムムム!最弱小支部,いいんです!J-STAGE杉森 大助99-12-622
(2021)
#こんなことやってみた!大学間合同ゼミJ-STAGE杉森 大助99-6-318
(2021)
札幌シンポジウム「情報科学を駆使して生命分子を見る・知る・使う」をオンライン開催して大井 俊彦98-12-709
(2020)
札幌シンポジウム「分解と再生のバイオテクノロジー」成功の理由は?松本 謙一郎98-6-332
(2020)
仙台シンポジウム「バイオスティミュラントを探す,作る,試す」を開催して魚住 信之97-12-776
(2019)
北海道大学大学院理学研究院のスペクトル計測技術栗原 純一97-6-374
(2019)
北海道大学「ロバスト農林水産工学国際連携研究教育拠点」の紹介松本 謙一郎96-12-727
(2018)
生物工学研究拠点―東北大学大学院農学研究科・戦略統括部門の紹介―竹岡 芳成96-6- 360
(2018)
東北大学大学院農学研究科「微生物資源学寄附講座」の紹介矢部 修平95-12-756
(2017)
地理的表示「GI山形」の指定を受けて仲野 益美95-6-354
(2017)
「食と農免疫国際研究教育センター」の紹介白川 仁94-12-787
(2016)
ワイン醸造技術を応用した日本酒―MLF純米酒の開発―石垣 浩佳94-6-361
(2016)
帯広畜産大学地域環境学研究部門―生物資源循環工学研究室の紹介―宮竹 史仁93-12-759
(2015)
出羽桜酒造株式会社の紹介仲野あかり93-6-368
(2015)
岩手大学農学部応用生物化学課程の紹介下飯 仁92-12-685
(2014)
福島大学のバイオ関連研究室の紹介杉森 大助92-6-307
(2014)
フードバレーとかち人材育成事業藤倉 雄司91-12-726
(2013)
岩手大学農学部附属寒冷バイオフロンティア研究センター・生体熱制御システム研究分野伊藤 菊一91-6-358
(2013)
山形大学農学部食糧生命環境学科-地域連携と研究分野の紹介-小関 卓也90-12-799
(2012)
秋田県総合食品研究センター-日本酒の研究紹介- 高橋 仁90-6-356
(2012)
北見工業大学・バイオ環境化学科 食品科学研究室佐藤 利次89-12-753
(2011)
国立大学法人帯広畜産大学 イノベーションシステム整備事業
地域イノベーションクラスタープログラム(都市エリア型)の取り組み
 
折笠 善丈89-6-354
(2011)
東北学院大学バイオテクノロジー・リサーチ・コモン棟宮内 啓介88-12-685
(2010)
弘前大学の生物工学会会員です柏木 明子
園木 和典
88-6-317
(2010)
東北大学生態適応グローバルCOE人工湿地実験施設中野 和典87-12-611
(2009)
世界に羽ばたく生物工学教育へ向けて: 東北大学 化学・バイオ工学科教育プログラムのJABEE認定への取り組み梅津 光央87-6-302
(2009)
北海道十勝地方におけるバイオ研究のネットワーク「スクラム十勝」小田 有二86-12-639
(2008)

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Published by 学会事務局 on 26 12月 2017

【和文誌】『バイオインフォマティクスを使い尽くす秘訣教えます!』および『間違いから学ぶ実践統計解析』掲載記事一覧 公開のお知らせ

2016年9月からに7回にわたって生物工学会誌に掲載されたシリーズ企画『バイオインフォマティクスを使い尽くす秘訣教えます!』、および現在好評連載中の『間違いから学ぶ実践統計解析』の掲載記事一覧をホームページで公開しました。

 

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Published by 学会事務局 on 26 12月 2017

生物工学会誌 –『間違いから学ぶ実践統計解析』(2016年94巻4号~2018年96巻2号 隔月掲載)

こちらでは、生物工学会誌のシリーズ企画『間違いから学ぶ実践統計解析』 (2016年94巻4号~2018年96巻2号 隔月掲載)のPDF版をご覧いただけます。⇒『続・間違いから学ぶ実践統計解析』はこちら

 pdf掲載記事著者巻–号–頁
(掲載年)
第1回平均値にご注意を川瀬 雅也
松田 史生
94-4-208
(2016)
第2回正規分布を極める川瀬 雅也
松田 史生
94-6-348
(2016)
第3回データ数はいくつ必要川瀬 雅也
松田 史生
94-8-510
(2016)
第4回平均の差の検定の使い方川瀬 雅也
松田 史生
94-10-656
(2016)
第5回正しい統計記述とは?川瀬 雅也
松田 史生
94-12-788
(2016)
第6回外れ値にご用心川瀬 雅也
松田 史生
95-2- 96
(2017)
第7回多重比較って何?川瀬 雅也
松田 史生
95-4-214
(2017)
第8回χ2検定の使い方?川瀬 雅也
松田 史生
95-6-348
(2017)
第9回相関と相関係数川瀬 雅也
松田 史生
95-8-494
(2017)
第10回単回帰分析はむずかしい川瀬 雅也
松田 史生
95-10-624
(2017)
第11回誤差の伝播川瀬 雅也
松田 史生
95-12-752
(2017)
第12回
最終回
直交表と重回帰分析
mlr.csv
川瀬 雅也
松田 史生
96-2-88
(2018)

過去号掲載記事(記事種別)一覧へ
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Published by 学会事務局 on 26 12月 2017

生物工学会誌 –『バイオインフォマティクスを使い尽くす秘訣教えます!』

こちらでは、2016年9月からに7回にわたって生物工学会誌に掲載されたシリーズ企画『バイオインフォマティクスを使い尽くす秘訣教えます!』のPDF版をご覧いただけます。

 掲載記事pdf著者巻–号–頁
(掲載年)
第1回ウェブ上に散在する情報を生命科学研究にどう役立てるか坊農 秀雅94-9-572
(2016)
第2回AllieとColilの使い方―PubMed/MEDLINEから効率よく情報を抽出する日本発のサービス―山本 泰智94-11-722
(2016)
第3回DBCLSが提供する日本語コンテンツ飯田 啓介
小野 浩雅
95-1-40
(2017)
第4回塩基配列データベースの現状とその有効活用方法坊農 秀雅
中村 保一
95-3-152
(2017)
第5回Cytoscapeを使ったパスウェイ、ネットワーク解析櫛田 達矢95-5-284
(2017)
第6回RDFによるデータベース統合化技術河野 信95-7-414
(2017)
最終回新規ゲノムアセンブリとアノテーション野口 英樹95-9-552
(2017)

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Published by 学会事務局 on 22 12月 2017

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 125 (2018)

Vol. 125 (January–June 2018)

JBB Vol. 125 表紙画像

Asbestos is the general term for a number of silicate mineral fibers that have been widely used in construction materials. While most developed countries have banned the use of asbestos, residual contamination remains a widespread problem, with airborne asbestos fibers contributing to the increasing incidence of lung cancer and mesothelioma. The mechanisms of translocation of asbestos and disease development are still unclear. Akio Kuroda’s research group has developed a fluorescent probe (red) for asbestos using an asbestos-binding protein and succeeded in visualization of frustrated phagocytosis of asbestos that has been stated as an important factor in the initiation of an inflammatory response after fiber exposure.

This image was taken by Takenori Ishida and Nobutoshi Fujihara at Kuroda’s laboratory, Hiroshima University (http://home.hiroshima-u.ac.jp/akbio/pg276.html).



⇒JBBアーカイブ:Vol.107 (2009) ~最新号
⇒JBBアーカイブ:Vol. 93(2002)~Vol. 106(2008)

Published by 支部:東日本 on 22 12月 2017

【東日本支部】2018年度東日本支部学生奨励賞、日本生物工学会学生優秀賞(飛翔賞)候補者推薦のお願い

2017(平成29)年12月22日
日本生物工学会 東日本支部長
石井 正治

2018年度東日本支部学生奨励賞、日本生物工学会生物工学学生優秀賞(飛翔賞)候補者推薦のお願い

 

日本生物工学会では、創立90周年記念事業の一環として2012年に生物工学学生優秀賞(飛翔賞)を創設しました。この賞は、博士後期課程に進学して、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される学生会員の研究奨励を目的とするものです。生物工学学生優秀賞受賞者には研究奨励金(5万円)が授与されます。

東日本支部学生奨励賞(旧:東日本支部長賞)は日本生物工学会東日本支部独自の試みとして創設された賞で、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される学生会員(全学年を対象)の研究奨励を目的とするものです。

つきましては、東日本支部学生奨励賞ならびに生物工学学生優秀賞への応募者を募集いたします。東日本支部の各大学の先生方におかれましては、是非、優秀な学生会員のご推薦をお願いいたします。

 

東日本支部学生奨励賞への応募ならびに選考方法
  1. 対象者は当学会学生会員(全学年対象)であり、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される者とする。
     
  2. 応募は「生物工学学生優秀賞候補者調書」と「生物工学学生優秀賞候補者推薦書」による自薦および他薦によるものとする。

     
  3. 応募書類をもとに、東日本支部長より指名された選考委員会による第1次選考を行い、学生発表会(第6回東日本支部コロキウム: 2018年3月2日に筑波大学 東京キャンパス文教校舎にて開催)において東日本支部委員による第2次選考により東日本支部学生奨励賞受賞者を決定する。
生物工学学生優秀賞(飛翔賞)への応募ならびに選考方法
  1. 対象者は、東日本支部学生奨励賞応募者のうち、大学院博士前期課程等に在籍しており、博士後期課程への進学を予定し、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される者とする。
     
  2. 応募書類をもとに、東日本支部長より指名された選考委員会による第1次選考を行い、学生発表会(第6回東日本支部コロキウム:2018年3月2日に筑波大学 東京キャンパス文教校舎にて開催)において東日本支部委員による第2次選考を経て生物工学学生優秀賞候補者を選出し、日本生物工学会本部に推薦する。
     
  3. 生物工学学生優秀賞受賞者は、各支部より推薦された候補者から日本生物工学会本部での選考を経て決定される。

詳しくは、生物工学学生優秀賞(飛翔賞)受賞候補者推薦要領をご参照ください。

過去の生物工学学生優秀賞受賞者に関しましては、以下のサイトを御参照ください。
https://www.sbj.or.jp/awards/awards_hisho.html

「生物工学学生優秀賞候補者調書」と「生物工学学生優秀賞候補者推薦書」に必要事項を記入し、  「生物工学学生優秀賞」、「東日本支部学生奨励賞」または「生物工学学生優秀賞と東日本支部学生奨励賞」への応募であることを明記の上、電子メールにて、日本生物工学会東日本支部事務局 E-mail: (TEL. 03-5841-5142)宛、2018年2月13日(火)迄にお送りください。

ご多忙中とは思いますが、どうかよろしくお願いいたします。

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Published by 学会事務局 on 21 12月 2017

【随縁随意】学問ノススメ-安部 淳一

生物工学会誌 第95巻 第12号
安部 淳一

日本の片隅で糖質の分解酵素を地味に研究していると、つい最先端の知識や技術からは遠ざかり気味になります。したがって、私に不向きなそれらの話は他の先生方にお任せし、これまでの大学生活で自分をもっと磨けば良かったことの反省を述べ、若い研究者とその卵の院生・学生の皆さんへのエールとしたいと思います。

各自の専門と近辺のできるだけ幅広い自然科学の知識を蓄えることは言われずとも行っておられると思いますが、ぜひ専門とまったく異なった分野にも興味を持つことを特にお薦めしたいと思います。最近では、総合科学、あるいは統合科学という言葉も頻繁に目にするようになり、幅広い教養を身につける重要性が指摘されています。国際学会や留学などで海外の研究者と話をする機会を得て、親しくなればなるほど会話が弾み、専門以外にさまざまな話題の会話がなされます。専門領域の最新の科学の話題はもちろんですが、野原を歩くときはさまざまな自然の風物について、町中では建物、道、交通機関、そして室内では政治、文化、歴史、絵画に音楽、文学、映画などの芸術、あらゆることが話題になります。時には、教育システムについても当然話題に上がります。これらについて、皆さんはどの程度興味を持っており、それらの話題を提供することができるでしょう?

私が尊敬する多くの先生方は、専門以外にも深い知識・興味をお持ちでした。物理学者であった寺田寅彦先生や朝永振一郎先生は随筆家としてとても有名で、科学、教育、芸術の分野で多くの作品を残しておられます。学生時代に所属していた研究室のある先生は、さまざまなジャンルをお読みの読書家でまた知識人でした。昼休みに読んでおられた本のタイトルを横目で盗み見て、へディンという探検家やさまよえる湖ロブノールという話を知り、私もシルクロードに興味を持ちました。同じ糖質分野のある先生は、ベートーベンのさまざまな年代における生活状況と心理状態からいくつもの曲の背景を論じ、ついに著書にまとめられました。留学先の仲間達からはよく歴史の話題に巻き込まれましたが、ヨーロッパの歴史はほとんど分からず、またアジアの歴史と対比して語ることもできず沈黙。もちろんその当時の西欧と東欧をまたいだ政治の話にはまったく歯が立ちませんでした。研究室のボスからはカズオ・イシグロの本を紹介されましたが、世界が認める日系イギリス人作家について当時はまったく知らず、また世界中にファンが多い黒澤明監督の映画についての背景や思想について尋ねられても答えられず、恥ずかしい思いをしました。日本の文化、歴史を、そしてそれらに対する私の理解を聞いてもらうチャンスを失しました。

各地で巡り合った教養のある人々の社会科学や歴史、文化の話題の豊かさは、とても豊かな精神性と深い人物像を感じさせ、印象が強く残っています。それらのいくつもの話題が次々に展開されるのが日常会話なのではないでしょうか?ぜひ日常会話に強くなりたいものです。芸術や歴史、文化について深く学べというのではありませんが、それらに接したときに心に留めると同時に感想を必ず言葉で表現し、感性を磨きたいと思いました。私が感じた彼らの豊かな精神性は、研究領域に重要な足跡を示す業績を上げると同時に、毎日の生活を本当に楽しんでいることから来るのではと察することができました。

今後、自然科学にとどまらず、社会科学、芸術、歴史、文化、多方面のことに興味を広く持ち、世界のあちらこちらで話題を提供できる研究者、技術者になって活躍されることをお祈りします。


著者紹介 鹿児島大学農学部食料生命科学科(教授)

 

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

Published by 学会事務局 on 21 12月 2017

生物工学会誌 – 95巻12号

►生物工学会誌Top

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Published by 学会事務局 on 21 12月 2017

【年次大会】第69回日本生物工学会大会(2017)後記

大会実行委員長 竹山 春子

第69回日本生物工学会大会は東京、新宿の地にある早稲田大学西早稲田キャンパスにて2017年9月11日から14日までの4日間開催されました。私が大会実行委員長を務めさせていただきましたが、東日本支部が一丸となって準備、運営を行い、多くの参加者を得て、盛況のもと終了することができました。例年の会期よりも1日多い日程となりましたが、新しい試みにチャレンジした大会であったと思います。

山崎直子様のご講演

山崎 直子氏

国内からの参加者は、1732名、海外からも6か国32名の参加者がありました。韓国KSBBからの参加者による講演だけでなく、二つの国際シンポジウムを開催しており、少しずつではありますが国際化が進んでいると思われます。大会初日は、午後から大隈記念講堂にて生物工学賞、生物工学功績賞、生物工学技術賞の表彰と受賞講演が行われました。その後の公開シンポジウムでは、宇宙飛行士の山崎直子様による「宇宙、人、夢をつなぐ」というプラネットレベルでの講演があり、宇宙での生物工学研究に大きな展望を与えていただけました。

 

濵口道成様のご講演

濵口 道成先生

次に、国立研究開発法人科学技術振興機構理事長の濵口道成先生から「イノベーションと課題大国日本」というご講演をいただきました。科学立国を目指し、さまざまな取組みが進められてきた日本の力が今減衰してきているというショッキングな内容が、具体的な課題とともに紹介されました。多くの参加者が危機感を覚えたのではなかったでしょうか。それらの課題をどうやって解決したらよいのか、というお話に入る前に講演時間がなくなってしまったとのことなので、是非次回どこかでその部分をお願いしたいと思っています。初日の夕方には、懇親会がリーガロイヤルホテル東京で行われました。早稲田大学ゆかりの酒蔵から銘酒がふるまわれ、お酒をこよなく愛する生物工学会の面々からは大変好評でした。

2日目からは西早稲田キャンパスにて「生物工学の未来を展望する」というコンセプトで、24のシンポジウムが行われました。生物工学の伝統分野である発酵醸造から、腸内細菌、合成生物学、生命情報解析、1細胞解析、機能性食材開発、難培養微生物、細胞培養など最新の先端技術や多くのホットな研究分野のシンポジウムが目白押しでした。若手会からは、博士後期課程学生の口頭発表コンペティションが企画され、今後の生物工学分野を担う若手研究者の活力を感じることができました。また、ランチョンセミナー12件、企業展示は54社となり、産官学交流の場が多く生まれ、今後の生物工学研究の発展が強く感じられました。今回の大会での研究発表は、口頭発表とポスター発表があり、ポスター発表では事前にショート口頭発表を行うことで、口頭発表の機会を多く設けました。聞く側も、どのような研究が進んでいるかを簡単に総括的に聞くことができることから、大変好評でした。また、東日本支部の特別企画として、イブニングセッションを行いました。企業から研究内容をポスターで発表していただき、学生を中心とした参加者が質問するという方式で行われました。将来の就活の情報にもなり得ることから、各ポスターブースでは熱い討議が行われていました。

4日間の大会期間を通じて感じたことは、研究の多様性だけでなく、若手の研究者の活力でした。若手会交流会は、大学院の学生も参加して盛り上がり、大変はじけたようでしたが、うれしい限りです。組織が発展する要件としては、若手が元気なこと、ダイバーシティーが確保されていることだと思っています。今回、私が大会長を務めた際に、女性は初めてですね、とお声をかけてくださる方々がいらっしゃいました。今後、生物工学の研究、学会組織ともに多様性をもって発展していくことによって、濱口先生が言及された課題の解決に生物工学分野が貢献できると思っております。

今回、本当に多くの皆様のお陰で4日間の大会を無事に終えることができました。誠にありがとうございました。この機会に新たなネットワーク、研究シーズが生まれたと信じております。

会長挨拶(木野会長)

会長挨拶

鏡開き

懇親会での招待者による鏡開き

銘酒コーナー

銘酒コーナー

 

 

 

 

 

 

 

2017年度学会各賞受賞者 前列向かって左から,園元,上田,Ling,Lan,田谷,髙木,渡部,古賀,加藤,宮本, 後列向かって左から,中村,菊川,山野,落合,池田,林,袴田,小崎,中野,李(敬称略)

2017年度学会各賞受賞者
前列向かって左から,園元,上田,Ling,Lan,田谷,髙木,渡部,古賀,加藤,宮本,
後列向かって左から,中村,菊川,山野,落合,池田,林,袴田,小崎,中野,李(敬称略)

Published by 学会事務局 on 14 12月 2017

《締切:2018年3月16日》">【学会賞】2018年度生物工学アジア若手賞/生物工学アジア若手研究奨励賞(The DaSilva Award) 受賞候補者推薦募集 《締切:2018年3月16日》

日本生物工学会では、生物工学アジア若手賞、および生物工学アジア若手研究奨励賞(The DaSilva Award)の2018年度受賞候補者の推薦を募集しております。

生物工学アジア若手賞は、21世紀の人類社会の発展と地球環境の保全に必須である生物工学(バイオテクノロジー)の分野で顕著な研究業績をあげたアジアの若手研究者に授与されます。

生物工学アジア若手研究奨励賞(The DaSilva Award)は、元ユネスコバイオサイエンス部長であった故Edgar J. DaSilva博士のご寄付により創設されたもので微生物に関連するバイオテクノロジーの分野で、近い将来に顕著な研究業績をあげることが期待されるアジアの若手研究者に授与されます。

正会員におかれましては、推薦要領をご参照のうえ、各賞の趣旨にふさわしい優秀な若手研究者の推薦をよろしくお願いいたします。

推薦書類は、2018年3月16日(金)までにメールで学会事務局(学会賞担当: )宛に送付してください。

 

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Published by 支部:北日本 on 13 12月 2017

北日本支部-2017年度事業

主催行事

北日本支部学生精励賞  2017年度受賞者

  • 中村 隆太郎(秋田大学)

 

これまでの活動

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Published by 支部:西日本 on 12 12月 2017

西日本支部-2017年度事業

共催行事

 

2017年度支部学生賞受賞者

  • 中野 智貴(岡山理科大学大学院工学研究科M1)
  • 萩本 惇史(岡山大学大学院自然科学研究科M1)
  • 藤井 健太(鳥取大学大学院工学研究科M2)
  • 松尾 慎作(岡山大学大学院環境生命科学研究科M2)
  • 三宅 誠人(愛媛大学大学院農学研究科M2)

 

これまでの活動

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Published by 支部:西日本 on 11 12月 2017

【西日本支部】2017年度日本生物工学会西日本支部学生賞受賞者決定のお知らせ

日本生物工学会西日本支部では、生物工学に関連する優れた実績を讃え、下記の5名に2017年度の支部学生賞を授与することに決定しました。誠におめでとうございます。

中野 智貴(岡山理科大学大学院工学研究科M1)
萩本 惇史(岡山大学大学院自然科学研究科M1)
藤井 健太(鳥取大学大学院工学研究科M2)
松尾 慎作(岡山大学大学院環境生命科学研究科M2)
三宅 誠人(愛媛大学大学院農学研究科M2)

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Published by 支部:東日本 on 05 12月 2017

【東日本支部】2018年 日本生物工学会 賀詞交換会

日本生物工学会東日本支部主催の賀詞交換会を、下記の日程で開催致します。意見交換ならびに懇親を深める場としていただけますとさいわいです。

  • 日時
    2018年1月26日(金)13:20~19:30(受付13:00~)
  • 場所 
    講演会: サッポロビール本社 講堂
        (〒150-8522 東京都渋谷区恵比寿4-20-1)

    懇親会: 恵比寿ガーデンカフェ (東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー3F)
     
  • プログラム

13:00~    受付

【13:20~17:00 講演会】

13:20~13:30 開会の辞

13:30~14:00 
「側鎖分岐型ユニットを含むバイオポリエステルの開発」
 ………雜賀 あずさ(産業技術総合研究所 機能化学研究部門)

14:05~14:35 
「NMRメタボロミクスとデータマイニング」
 ………伊達 康博(理化学研究所)

14:40~15:10 
「極地に住む菌類とその排水処理、酒類醸造への利用」
 ………辻 雅晴(国立極地研究所)

15:10~15:20 休憩

15:20~16:05 
タイにおけるキャッサバパルプからのエタノール生産
 ⇒変更しました「ビール泡品質向上への一貫した取組み」
 ………中村 剛(サッポロホールディングス株式会社 グループR&D本部 グループ研究戦略推進部)

16:05~16:50 
「合成生物学が拓く生物工学の限りない可能性」
 ………木賀 大介(早稲田大学 理工学術院)

16:50~17:00 総合討論・閉会の辞

【17:30~19:30 懇親会】

 

  • 参加費
    講演会: 会員・賛助会員・学生:無料、 非会員:5,000 円(税込)
    懇親会: 会員・賛助会員3,000円、非会員5,000 円、学生1,000 円(すべて税込)
    ※講演会費、懇親会費は当日会場にてお支払い下さい。
     
  • 申込み締切
    2018年1月12日(金)
  • 申込み方法
    こちらの申込みフォームにて必要事項を入力し、確認の上お申し込みください。
    ※当日受付も行いますが、なるべく事前登録をお願い致します。
     
  • 問合せ先
    東京大学大学院農学生命科学研究科 石井研究室
    FAX: 03-5841-5272  E-mail
     
  • 交通アクセス
    JR「恵比寿駅」東口より「恵比寿スカイウォーク」で徒歩約7分
    地下鉄日比谷線「恵比寿駅」下車。JR方面出口より「恵比寿スカイウォーク」で徒歩約10分
    http://www.sapporobeer.jp/company/maindata/index.html
     

 


 

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Published by 支部:東日本 on 05 12月 2017

【東日本支部】高校生セミナー(付:生徒研究発表会)のご案内

日本生物工学会東日本支部では、戸山高校SSH部様との共催事業として、『高校生セミナー(付:生徒研究発表会)』を開催しています。本年度は、以下の要領で開催いたします。年末のお忙しい時期とは存じますが、ご参会頂き、ご意見を頂戴できますと、大変幸甚に存じます。

  • 日時
    2017年12月16日(土)13:30~16:45
     
  • 場所
    東京都立戸山高校(〒162-0052 東京都新宿区戸山3−19−1)
    http://www.toyama-ssh.hs.plala.or.jp/
     
  • プログラム

13:00~ 受付開始(1階生徒昇降口)

13:30~ 開会式 (講堂)

13:35~ 第一部 講演会(講堂)

「 育種、そしてバイオエコノミー:未来のトップリーダーに向けて」
…… 東田 英毅(株式会社ちとせ研究所)

 

14:35~ 第二部 大学生や大学院生による口頭発表(講堂)

「私の研究履歴書 ~微生物の硫黄代謝を中心に~」
…… 小倉 一将(東京大学 博士3年)

「CAR-Tがん治療のための抗体断片のヒト化」
…… 土屋 陽平(東京工業大学 修士2年)

「好熱性水素細菌Hydrogenobacter thermophilus TK-6が排出する香気成分と硫黄代謝についての研究」
…… 中山 宗一郎(東京大学 修士1年)

「酢酸菌Acetobacter acetiのTCA回路関連遺伝子の調節機構の解明」
…… 中村 匡(東京大学 修士1年)

 

15:40~ 第三部 高校生によるポスター発表(講義室1など)

高校生が研究成果発表を行います。生徒たちの発表には生物工学会の先生方からのコメントがもらえます。

16:30~ 閉会式(講堂)
 

  • 申込み
    こちらの申込みフォームにて必要事項を入力し、確認の上お申し込みください。
    (高校生は、生年月日、学校名、学年、住所、電話番号、保護者名の登録が必要です。)
     
  • 問合せ先
    東京大学大学院農学生命科学研究科
    石井 正治
    E-mail


【共催】戸山高校SSH部

 

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Published by 学会事務局 on 04 12月 2017

【年次大会】ランチョンセミナー(開催趣旨と協賛企業の募集)

第70回日本生物工学会大会(2018年9月5~7日、関西大学千里山キャンパス)実行委員会では、ランチョンセミナーの協賛企業を募集しています。⇒終了しました。
詳しくは、ランチョンセミナー開催趣意書およびランチョンセミナー募集要項pdfをご覧ください。

本大会でのランチョンセミナー協賛を希望される方はランチョンセミナー申込書wordに必要事項をご記入の上、e-mail にて下記大会実行委員会事務局までお送り下さい。

【問合せ・申込み先】

〒565-0871
大阪府吹田市山田丘2-1
大阪大学 大学院工学研究科 生命先端工学専攻 合成生物工学領域 内
第70回日本生物工学会大会実行委員会・ランチョンセミナー係 (担当:本田孝祐)
E-mail:
TEL: 06-6879-7438
FAX: 06-6879-7439

 

Published by 学会事務局 on 04 12月 2017

【関連行事】ORCID活用による研究活動分析の負担軽減と透明性向上プロジェクト(ORBIT)に関するセミナー<東京>

科学技術・学術政策研究所では今回ORCIDの事務局長であり、ORCIDの立ち上げから主体的に関わってきたLaure Haak氏の来日に伴い、ORBIT(ORCID活用による研究活動分析の負担軽減と透明性向上プロジェクト)とその周辺の学術情報流通のアップデートに関して議論する機会を設けました。ORBITは、主にファンディング機関を対象にしたイニシアチブですが、エビデンスベースの政策作りや、ネットワーク分析による研究活動の可視化に興味のある皆様にも有意義な話題です。

  • 日時:2017年12月11日(月)15時30分~17時30分
  • 場所:文部科学省16階 科学技術・学術政策研究所会議室 (16B)
     
  • 講師:Laure Haak氏(ORCIDの事務局長)
  • 言語:英語(同時通訳はありません)
     
  • 詳細URL:http://www.nistep.go.jp/archives/35058
     
  • セミナー開催の趣旨:
    科学計量学やエビデンスベースの科学技術・学術政策づくりにおいて、誰が、どの研究費を使い、どのような研究成果生みだし、それがどのようなインパクトをもたらすかを分析することは非常に重要な課題で、ICTの発展によって、様々なデータをひも付けしてネットワーク化することができるようになりました。主に研究論文の名寄せ問題解決を目的として立ち上がった国際研究者識別子ORCIDは、研究者の負担をなるべくかけずにその貢献が蓄積できる仕組みを他の関係機関と共に開発しており、当研究所のSTI Horizon誌でもその可能性を兆しとして報告しています。(http://dx.doi.org/10.15108/stih.00014

<ORBIT(ORCID to Reduce Burden and Improve Transparency)プロジェクトとは>

ORBITプロジェクトの要点は以下のとおりです。

  1. ORBITプロジェクトでは、永続的な識別子(PID)を組み合わせて使用することで、システム間の研究情報の流れを自動化し簡素化できます。
  2. ORCID iDやデジタルオブジェクト識別子(DOI)などの永続的な識別子が、異なるシステムが研究情報を共有できるようにするキーとして機能します。この機能を実現するには、研究コミュニティの各部門(出版社、大学、資金提供者、研究者)がデータを共有するための識別子を同じ枠組みの中で使用する必要があります。 ORBITは、研究助成団体を中心とした資金配分のデータシステムで識別子の実用的な使用法を開発し、テストするイニシアチブです。
  3. ORBITは資金提供者のコミュニティを対象としており、2つの要素から構成されています。すなわち、①資金提供者のネットワークと②実装検討(パイロット)プロジェクトです。

<講師略歴>
Laure Haak氏はORCIDの事務局長としてその立ち上げから活動を先導。前職は、Discovery Logic社の主任科学幹部(Chief Science Officer)で、米国国立科学アカデミー科学技術工学委員会のプログラム責任者やアメリカ科学振興協会のScience誌のNext Wave Postdoc Networkの編集者を歴任。スタンフォード大学で生物学の修士を獲得後、同大学の医学部で1997年に脳科学の博士号を取得。彼女は米国国立衛生研究所(NIH)のポスドクも経験。
 

  • 参加申込み・問い合わせ先:
    科学技術・学術政策研究所 科学技術予測センター (担当:林)
    Tel:03-3581-0605
    E-mail:
     
  • 申込み締切り:2017年12月6日(木)
     

 

Published by 若手会 on 04 12月 2017

生物工学若手研究者の集い(若手会)総会・交流会2017 報告

本年度の生物工学若手研究者の集い(若手会)総会・交流会2017は、9月12日に東京都新宿区内早稲田大学西早稲田キャンパスにて開催されました。総参加者120名(学生56名,一般54名,シンポジスト10名)と、多数のご参加を頂き、ありがとうございます。

今回の生物工学会では、学生の発表の場を増やしたいとの思いから、昨年度に引き続き2回目となる、若手会オーガナイズの博士後期課程学生プレゼンコンペを開催しました。多数の応募の中から10件の口頭発表を採択し、プレゼンに臨んでもらいました。当日も、100名を越える方がシンポジウムに参加していただき、非常に活気のあるシンポジウムになったかと思います。多数の応募の中から10件の口頭発表を採択し、非常に活発なディスカッションを行うことができました。聴講者全員に採点をお願いし、その結果をもとにその中から、特に優秀なプレゼンを行った4名の発表者を、総会で表彰しました。

最優秀賞:兼吉航平さん (大阪大学)

優秀賞:加藤明宏さん (名古屋大学)、Camila Utsunomiaさん (北海道大学)、依田卓也さん (早稲田大学)
 


受賞者(若手会会長 今中先生と)
 


発表者全員で

総会・交流会をご準備頂きました東京工業大学 柘植丈治先生、早稲田大学 細川正人先生をはじめ、本会をご支援頂きました皆様に深く御礼申し上げます。そして、全国よりはるばる東京にご参集頂きました参加者の皆様、誠にありがとうございました。本セミナーをきっかけに、皆様の交流の輪が広がっていくことを若手会一同、切に期待しております。

来年、北見工業大学 小西正朗先生が実行委員長をされる夏のセミナー(北海道)でぜひお会いしましょう。

【総会の様子】


司会進行(青木先生)


新役員メンバー挨拶
(原田会長、お疲れ様でした!!)

 

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Published by 学会事務局 on 01 12月 2017

【学会賞】2018年度生物工学学生優秀賞(飛翔賞)受賞候補者推薦募集

日本生物工学会では、生物工学学生優秀賞(飛翔賞)受賞候補者の推薦を募集しております。本賞は、日本の大学の博士後期課程(あるいはそれに同等の大学院教育課程)に進学して優れた研究業績を上げることが期待される学生会員の研究奨励を目的として、研究奨励金(5万円)を授与するものです。優秀な学生会員の推薦を宜しくお願いいたします。

【書類提出 締切】 2018年2月26日(月)
ただし、東日本支部の提出締切日は、2018年2月13日(火)です。

⇒推薦要領はこちら

 

Published by 学会事務局 on 01 12月 2017

学会賞 – 生物工学奨励賞(照井賞)受賞候補者推薦要領

日本生物工学会は、生物化学工学分野の進歩に寄与した本会会員に生物工学奨励賞(照井賞)を授与し、さらなる研究を奨励しています。
⇒受賞者一覧はこちら

  • 受賞者の選考:
    受賞者は、毎年原則1名とし、選考委員会の推薦により理事会が決定する。
     
  • 賞の内容:
    受賞者を年次大会で表彰し、賞状と賞牌を授与する。
    (受賞者には年次大会で受賞講演を行い、生物工学会誌に受賞論文を寄稿していただきます。)
  • 資格:
    候補者は45才(当該受賞年4月1日現在)以下の本会会員で、受賞対象研究は主として本会学会誌に掲載されたものを対象とする。
     
  • 候補者の推薦:
    正会員は、生物工学奨励賞(照井賞)の受賞候補者を、所定の書式により選考委員会に推薦することができる(自薦可)。
     
  • 推薦方法:
    推薦書wordに必要事項を記入のうえ、下記学会事務局(学会賞担当)宛に送付してください。
    メールの件名は、「生物工学奨励賞(照井賞)推薦」としてください。
     
  • 提出締切: 2024年3月15日(金)(本年度の受付は終了しました。)
     
  • 提出・問合せ先:
    公益社団法人 日本生物工学会事務局 学会賞担当 
    TEL: 06-6876-2731 E-mail:

 

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Published by 学会事務局 on 01 12月 2017

学会賞 – 生物工学奨励賞(斎藤賞)受賞候補者推薦要領

日本生物工学会は、生物工学分野の基礎学の進歩に寄与した本会会員に生物工学奨励賞(斎藤賞)を授与し、さらなる研究を奨励しています。
⇒受賞者一覧はこちら

  • 受賞者の選考:
    受賞者は、毎年原則1名とし、選考委員会の推薦により理事会が決定する。
     
  • 賞の内容:
    受賞者を年次大会で表彰し、賞状と賞牌を授与する。
    (受賞者には年次大会で受賞講演を行い、生物工学会誌に受賞論文を寄稿していただきます。)
  • 資格:
    候補者は45才(当該受賞年4月1日現在)以下の本会会員で、受賞対象研究は主として本会学会誌に掲載されたものを対象とする。
     
  • 候補者の推薦:
    正会員は、生物工学奨励賞(斎藤賞)の受賞候補者を、所定の書式により選考委員会に推薦することができる(自薦可)。
     
  • 推薦方法:
    推薦書wordに必要事項を記入のうえ、下記学会事務局(学会賞担当)宛に送付してください。
    メールの件名は、「生物工学奨励賞(斎藤賞)推薦」としてください。
     
  • 提出締切: 2024年3月15日(金)(本年度の受付は終了しました。)
     
  • 提出・問合せ先:
    公益社団法人 日本生物工学会事務局 学会賞担当 
    TEL: 06-6876-2731 E-mail:

 

►学会賞Topへ

 

Published by 学会事務局 on 01 12月 2017

学会賞 – 生物工学奨励賞(江田賞)受賞候補者推薦要領

日本生物工学会は、醸造(清酒など)に関する学理および技術の進歩 、発展、拡張に寄与した本会会員に生物工学奨励賞(江田賞)を授与し、さらなる研究・技術開発を奨励しています。
⇒受賞者一覧はこちら

  • 受賞者の選考:
    受賞者は、毎年原則1名とし、選考委員会の推薦により理事会が決定する。
     
  • 賞の内容:
    受賞者を年次大会で表彰し、賞状と賞牌を授与する。
    (受賞者には年次大会で受賞講演を行い、生物工学会誌に受賞論文を寄稿していただきます。)
  • 資格:
    候補者は45才(当該受賞年4月1日現在)以下の本会会員で、受賞対象研究は主として本会学会誌に掲載されたものを対象とする。
     
  • 候補者の推薦:
    正会員は、生物工学奨励賞(江田賞)の受賞候補者を、 所定の書式により選考委員会に推薦することができる(自薦可)。
     
  • 推薦方法:
    推薦書wordに必要事項を記入のうえ、下記学会事務局(学会賞担当)宛に送付してください。
    メールの件名は、「生物工学奨励賞(江田賞)推薦」としてください。
     
  • 提出締切: 2024年3月15日(金)(本年度の受付は終了しました)
     
  • 提出・問合せ先:
    公益社団法人 日本生物工学会事務局 学会賞担当 
    TEL: 06-6876-2731 E-mail:

 

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Published by 学会事務局 on 27 11月 2017

学会賞 – 生物工学学生優秀賞(飛翔賞)受賞候補者推薦要領

日本生物工学会では、創立90周年記念事業の一環として生物工学学生優秀賞(飛翔賞)を設置しました。
本賞は、日本の大学の博士後期課程(あるいはそれに同等の大学院教育課程)に進学して優れた研究業績を上げることが期待される学生会員の研究奨励を目的として授与するものです。

受賞者一覧はこちら

正会員は同賞の受賞候補者を、所定の書式により支部長を経由して推薦することができますので、優秀な学生会員の推薦を宜しくお願いいたします。

  • 受賞対象学生
    応募時に博士前期課程(修士課程)(あるいはそれに同等の大学院教育課程(年次))に在籍する本会学生会員で、受賞年度において日本の大学の博士後期課程(あるいはそれに同等の大学院教育課程)に進学することが決定(予定)されている者を対象とします。10月進学予定の学生についても、進学する予定であることを指導教員等が保証することで、同等の扱いをすることができます。
     
  • 受賞人数:各支部1名 合計6名
     
  • 推薦方法
    推薦にあたり、推薦方法の詳細を所属支部の支部長に必ずお問い合わせください。原則として、推薦者(指導教員または指導予定教員等の正会員)の推薦書①と候補者調書②に必要事項を満たし、推薦者から所属支部の支部長宛に電子メールで送付してください。
     
  • 提出書類:
    1) 日本生物工学会生物工学学生優秀賞候補者推薦書 [wordpdf / pdfPDFフォーム(576KB)]
    2) 生物工学学生優秀賞(飛翔賞)候補者調書 [word / pdf]
     
  • 提出締切日:各支部で異なりますので、所属支部の支部長にお問い合わせください。
     
  • 提出先
    書類1), 2) は、推薦者から所属支部の支部長に電子メールにて提出して下さい。
    各支部長の連絡先は支部活動のページをご参照ください。
    電子メールのSubjectタイトルに、「生物工学学生優秀賞推薦」と記載下さい。
     
  • 問合せ先
    所属支部の支部長 または 
    公益社団法人日本生物工学会事務局 学会賞担当
    E-mail:  TEL. 06-6876-2731

※本賞は大会時に表彰されます。受賞者は対象となった研究の成果(あるいはその一部)について、i) 本会大会における発表、もしくは、ii) 本学会の英文誌または和文誌での論文などで発表いただくこととなっております。

 

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Published by 学会事務局 on 27 11月 2017

生物工学会誌 – 95巻11号

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Published by 学会事務局 on 27 11月 2017

【随縁随意】Vietnam奮闘記-播磨 武

生物工学会誌 第95巻 第11号
播磨 武

ベトナムのGMP(Good Manufacturing Practice)のレベルを引き上げようと思って、この地に来たのですが。想像していた以上に苦しんでいます。今回は生物工学から離れて、製剤の分野に移った人間のベトナム奮闘記を楽しんでいただければと思います。

さて、私は外資系の新薬メーカーであるファイザーで約30年(前半の20年間は生物化学工学をやっておりました)、日本のジェネリックメーカーである東和薬品で約8年、一昨年の2015年6月まで勤務しました。昨年(2016年)の正月明けに友人から電話があり、「退職して何もしていないなら、ベトナム国内企業でNo. 1の製薬会社であるDHG PHARMA社がコンサルタントを探しているので、ベトナムのために一肌脱いでくれないか」と言うのです。

環境次第ということになり、その年の2月にベトナムへ下見に行きました。ベトナムのGMPレベルがどれほどか知りたいのと、住居と食事が気になっていました。GMPのレベルは想像した通りでした。想像と違っていたのはベトナムではダイレクターレベルでも英語がほとんど通じないと言うことです。会社が準備してくれた住居はホテルでしたが、一軒家とメイドが希望であることと、自宅から会社まで通うのに運転手をお願いしたところ、すべて聞いてくれたのです。会社の会長の熱意が伝わってくる感じでした。もう一つ気になっていた食事はまったく問題なく受け入れることができました。2月にDHG PHARMAで2018年末まで働くことを決めましたが、書類の提出に時間が掛かり、実際にベトナムを再訪したのは4月の半ばでした。

ベトナムに着いて、まず工場見学を行い、工場の人達と話しました。驚いたのは、彼らが前のコンサルタントを盲目的に信じていることでした。以前に東和薬品で働き始めの頃のことを思い出しました。東和薬品の方々は、私の言うことを盲目的に信じてくれました。ただ、これでは私がいなくなった後で、何をするか自分達で考えられるようになりません。東和薬品で人を育てることの難しさを感じましたが、結局、彼らの成長を信じ、自分で考えることの大切さを教えました。ベトナムではもう少し状況は異なりますが、DHGの人々の成長を信じ、日本でやったように、自分で考えることの大切さを教えていこうと思いました。ただし、前のコンサルタントが必ずしも正しくないということを証明してからです。大変だったのは前のコンサルタントの協力がほとんど得られなかったことです。自分で自分のやった仕事や自分で承認した仕事を否定するのですから、無理もありません。このことによって前のコンサルタントとの人間関係が傷つかないことを祈るばかりです。

自分で考えることの大切さは、自由で活発な議論なくしてありえないと思います。しかし、自由で活発な議論をすることは中々大変です。ベトナム人は直属上司に対する信仰が厚く、その言葉に盲目的に服従することに慣れているので、自分で考えようとせず、すぐに答えを聞いてしまいます。答えをすぐに与えずに、根気よく、自分で考えることの大切さを教えていくのです。

私はよく人に“Be a reliable person.”「信頼できる人に成れ」と言いますが、信頼できる人とは約束を守る人だと思います。組織である以上、他人のした約束も守らないといけません。来た当初はAさんがやらないからとか、Bさんが遅れたとか言って、平気で約束を破ることに随分泣かされました。在任中にはReliable personを数人育てたいと思います。

ベトナムの人はある件の担当者を他の誰かに決めたら、その件が自分の担当の仕事と関係あるとしても、まったく無関心な人が多いと思います。また、新しい知識を身に着けようとしない人も多いようです。私は彼らの意識を変え、組織を見直し、必要があれば担当者を変え、DHGを他人の言葉を鵜呑みにせず、自分で考え、新しいことを積極的に学ぶような組織にしたいのです。難しいです。私が苦しむ理由が分かったと思います。任期までに完成は無理でも何とか目途を付けたいと思っています。


著者紹介 DHG PHARMA、 Senior Consultant

 

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Published by 学会事務局 on 26 11月 2017

【ご挨拶】会員が欲する情報の発信をめざして – 藤原 伸介

生物工学会誌 第91巻 第6号
和文誌編集員長 藤原 伸介

この度、生物工学会誌編集委員長を務めさせていただくことになりました関西学院大学理工学部の藤原伸介でございます。就任にあたり、会員の皆様にご挨拶申し上げたいと思います。

伝統ある日本生物工学会の学会誌(和文誌)の編集を担当させていただくことは大変光栄なことだと感じております。和文誌は新会長の園元謙二先生が編集委員長をされていたときに掲げられた三つの目標(学問情報の伝達、学会活動の伝達、会員の相互交流)を継承し、これまで活動を行って参りました。前任の木野邦器先生は民間の視点を重視され、産学連携や民間研究の紹介にもご尽力されました。日本の発酵産業の歴史にも注目され、特に90周年では、記念座談会(本年4月号掲載)を企画化され、黎明期の出来事を生物工学会の歴史を交えながら紹介されています。私は先生方の目標を継承しつつ、さらに「会員が欲する情報の発信」を意識して取り組みたいと考えております。

ご存知のように本学会は民間企業の研究者が会員の約4割を占め、民間企業、大学、あるいは公的研究機関の研究者が集うユニークな学術団体です。和文誌は、学生、教員に学問的価値の高い情報を発信するとともに、民間研究者が欲する情報も発信しなければならないと考えています。学生にとって企業が欲している情報を知ることは、将来の職業選択、キャリアデザインを考える上で大切なことです。また学生会員の方に知っておいていただきたい実験の原理、生化学の基礎なども生物工学基礎講座などを通じて提供して参ります。和文誌が世代を超え会員の皆様にとっての価値ある情報源になるよう務めて参りたいと思っております。

数年前から和文誌の内容もWEB上で公開され、パソコンや情報端末でもお読みいただけるようになっています。特にキーワード検索の機能が進歩したこともあり、冊子体ではなく情報端末の方が読まれているのではないかと感じます。中でも「生物工学基礎講座」「バイオミディア」はダウンロード件数も多く、補助教材としてもかなり活用されているのではないでしょうか。今年の4月号から新たに連載されている「科学者が知っておきたいビジュアルデザインの心得」も好評で、学会発表や学位論文発表などのパワーポイント作りに役立っているのではないかと思います。冊子体では表現できない写真やカラー図もWEBを通じた情報端末では可能です。これからは積極的にWEB媒体も意識し、「会員が欲する情報の伝達」を心がけて参りたいと考えております。

学会誌には大きく二つの使命があると考えております。一つはトレンドとなる学術性の高い情報を会員に知らせることです。和文誌には英文誌にはない親しみやすさがあると思いますが、バイオの最新トレンド、あるいはこれからトレンドになりそうなトピックスを日本語でわかりやすく提供して参りたいと考えています。もう一つは次世代を担う若手研究者の方に、忘れないでいただきたい情報の再発信です。最新の知見とともに、教科書から忘れ去られてしまいそうな内容も、継承すべき事柄は取り上げたいと思います。日本の発酵産業の中で産まれた技術、発酵工学を基礎として培われた先端技術も積極的にとりあげ、我が国の技術水準の高さを会員の皆様に再認識していただきたいと思っています。編集副委員長としては岡澤敦司先生(大阪府立大学 )にご尽力いただくことになっています。デザインセンス抜群の岡澤先生の力を借りて、視覚的にも訴えられる和文誌を目指したいと思います。新年度はこれまで和文誌の編集に携わられた多くの委員の方が去られました。同時に新しい委員の方が多数加わり、委員会全体も若返りしています。新しい力を活力として、他の学会誌に負けない内容の学会誌刊行が続けられるよう努力して参りたいと思います。

どうか会員の皆様のご指導とご鞭撻を、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

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Published by 学会事務局 on 16 11月 2017

【事務局より】2018年会費納入のお願い

平素より学会活動にご協力賜り、誠にありがとうございます。

2018年の会費の納入をお願い申し上げます。会費は会誌の刊行、大会の開催、講演会、その他学会の事業運営にあてられますので、何卒ご協力下さいますようよろしくお願い申し上げます。なお、振込用紙は12月上旬に会員の皆様宛に直接お送り致します(会費口座振替登録者は除く)。

2018年会費 (1月~12月、不課税)

正会員9,800円(だたし、海外在住の正会員は12,000円)
学生会員5,000円
団体会員30,000円
賛助会員50,000円(1口以上)

納入期限

  • 振込用紙をご利用の場合:

    正会員および学生会員: 2017年12月末日
    団体会員および賛助会員: 2018年4月末日
     
  • 自動引落(口座振替)をご利用の場合: 2018年4月23日(月)に引落実施予定
     

領収書について

  • 銀行振込でのお支払い】 振込票の控えを領収証としてご利用ください。
  • 【口座振替でのお支払い】 領収証を希望される方は、事務局にお申し出ください。領収証は会費引き落し後(5月初旬)に送付いたします。領収証の宛名は会員名、送付先は会誌送付先と同住所となります。毎年領収証が必要な方はその旨お知らせください。 

紛失による領収証の再発行はいたしませんのでご注意ください。
 

英文誌Journal of Bioscience and Bioengineering (JBB) の購読について

2009年より英文誌(JBB)は電子ジャーナルへのアクセス権のみとなりました。冊子体はご希望の会員に年額5,000円(税込)で有料配布しております。正会員および学生会員の方で、新規に有料購読をご希望の方はできるだけ早めにお知らせください。また、冊子購読を中止される場合も早めに事務局までご一報ください。

 

会費の口座振替について

毎年の会費をご指定の銀行口座からお支払いいただくことも可能です。預金口座振替依頼書pdfを、下記学会事務局までご送付下さい(押印をご確認下さい)。

 

異動届出

会誌送付先、住所、会員資格(学生会員から正会員へ移行)などの変更は、会員サービスから異動届出をお願いします。FAXの場合は、ダウンロードした書面にご記入のうえ、下記宛にお送り下さい。

 

退会届出

2017年12月15日(金)までに理由を付してE-mailまたはFAXにてお届け下さい。なお滞納会費があれば納入をお願いします。⇒詳しくはこちら

年度途中で退会された場合、会費は返金いたしません。年度末退会(12月31日付での退会)を希望する方は、その旨退会届にご記入ください。

 

お問い合せ先 

日本生物工学会事務局
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2番1号 
大阪大学工学部内
公益社団法人 日本生物工学会
Tel: 06-6876-2731   Fax: 06-6879-2034
E-mail:

Published by 支部:九州 on 08 11月 2017

【九州支部】第24回 九州支部 沖縄大会(2017)

盛況のうちに終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。

第24回日本生物工学会 九州支部沖縄大会を下記の要領で開催します。
多数のご参加をお待ち申し上げます。⇒このページの印刷用pdf

⇒一般講演・学生賞審査講演プログラムはこちら

日時2017年12月9日(土)9:30~20:00
場所琉球大学農学部(沖縄県中頭郡西原町字千原1)⇒アクセス
プログラム【一般講演
  • A会場(202講義室)10:30~11:30,15:00~17:15
  • B会場(209講義室)10:30~11:30,15:00~17:15
  • C会場(207講義室)10:30~11:30,15:00~17:27
【学生賞審査講演 修士・博士の部】
  • D会場(201講義室)9:30~11:45,15:00~17:30
【評議員会】評議員会室(第1会議室)12:00~13:00

【特別講演】特別講演会場(207講義室)13:00~14:50
 学会会長挨拶…木野 邦器(日本生物工学会会長)

「有用物質生産に向けた酵素の探索と利用研究、そして展望」
 ……木野 邦器(早稲田大学理工学術院・先進理工学部)

「酵素工学からスマート発酵工学への道程:アプローチから生まれたインスピレーション」
 ……園元 謙二(九州大学大学院・生物資源環境科学府)
講演申込み
締切
2017年10月13日(金)必着
講演要旨
締切
2017年11月10日(金)必着
参加費一般2,000円、学生1,000円(税込、講演要旨集代を含む)
ミキサー2017年12月9日(土)18:00~20:00
琉球大学 生協北食堂 (参加費無料)
問合せ先琉球大学 農学部 亜熱帯生物資源科学科
日本生物工学会九州支部 沖縄大会実行委員長 外山 博英
〒903-0213 沖縄県中頭郡西原町字千原1
TEL. 098-895-8805  E-mail:

講演申込み要領

九州支部以外の会員からの申し込みも歓迎します。(受付は終了しました。)
メールでお申込みください。送信時の件名は「第24回支部大会/発信者名」とし、下記項目をメール本文に記載してください。

1. 講演題名
2. 発表者:氏名(ふりがな)、所属略称(連名の場合は講演者氏名の前に○印)
3. 連絡先:郵便番号、住所、所属、氏名、Tel、Fax、E-mailアドレス
4. 学生賞審査希望の有無

【学生賞】学生会員の研究奨励のために、九州支部学生賞を設けています。一般講演の申し込みをされる学生会員で学生賞の審査を希望される方は、申し込み時に指導教員名とともに学生賞の希望(修士の部・博士の部いずれか)を明記してください。

(注)一般講演は一人一題のみで、複数の講演はできません。また、すべての講演は液晶プロジェクターを用いて行う予定です。PC(Macの方は接続アダプターも含めて)は講演者ご自身でご持参下さい。接続はVGA端子(D-Sub 15ピン)です。

  • 申込み締切日: 2017年10月13日(金)必着
     
  • 申込み先:
    琉球大学 農学部 亜熱帯生物資源科学科
    日本生物工学会九州支部 沖縄大会実行委員会
    (担当)水谷 治  E-mail:

    受信後、確認のメールと講演要旨集執筆要領を併せてお送りします。

 

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Published by 支部:九州 on 08 11月 2017

第24回 日本生物工学会九州支部 沖縄大会(2017)
一般講演・学生賞審査講演プログラム

第24回九州支部沖縄大会開催案内九州支部Topページ


♦一般講演プログラム♦

A会場(202講義室)午前の部(一般講演)10:30~11:30

(講演時間12分:発表10分、討論2分)

  • A-a01 微細藻類Parachlorella beijerinckiiによる生体組織内での有機水銀の脱メチル化
    …○内川拓也1,安武 章21クロレラ工業(株),2熊本大院)
     
  • A-a02 光合成細菌の養殖クルマエビにおけるプロバイオティクス効果
    …○古賀 碧1,山内菜央1,草野頌平1,寺本哲也1,太田功一1,山田直樹2,牧 孝昭2,尾﨑健一3,谷 雄策3,奥畑博史4,林 修平1,山本進二郎1,宮坂 均11崇城大・生物生命,2(株)松本微生物研究所,3(株)拓水,4関西電力(株))
     
  • A-a03 海洋放線菌の分離及び生物活性物質の探索
    …○柴田 恵,越村匡博,山崎隆志,柳生義人,宇月原貴光,里見暢子,金森みゆき,堀内 昭(佐世保高専)
     
  • A-a04 沖縄及びその他の地域での生分解性樹脂の海水分解性
    …〇中山敦好,川崎典起,山野尚子(産総研)
     
  • A-a05 ポリアミド4分解菌の単離とその分解性評価
    …○森上佳衣子1,外村彩夏1,橘弘一郎2,有薗幸司1,阿部英喜2,下田誠也11熊本県大・環境共生,2理研CSRS)

A会場(202講義室)午後の部(一般講演)15:00~17:15

(講演時間12分:発表10分、討論2分)

  • A-p01 アマモの根に共生する窒素固定細菌の特性
    …○内野真子1,安藤 空1,中田晴彦2,太田広人2,新留琢郎2,森村 茂21熊大・工・物質生命,2熊大院・先科研)
     
  • A-p02 ミドリムシに含まれる有用脂質の解析
    …○宮川 幸1,藤川彩美1,酒谷真以1,阪本真由子1,柘植圭介2,北垣浩志11佐賀大・農,2佐賀工技セ)
     
  • A-p03 大腸菌におけるイオン液体の増殖阻害
    …〇林 修平,原 恭祐,山本進二郎,宮坂均(崇城大・生物生命)
     
  • A-p04 嫌気性ピレン分解菌の単離
    …○梶 泰博1,今西伸政2,渡邊史子1,井上謙吾1,21宮崎大・農・応生科,2宮崎大院・農)
     
  • A-p05 一級アミン集積化によるトランスグルタミナーゼ高反応性基質の探索
    …○高原茉莉1,2,若林里衣1,南畑孝介1,後藤雅宏1,神谷典穂11九大院・工,2北九州高専)

(休憩 16:00~16:15)

  • A-p06 Gordonia属細菌のフタル酸ジエステル類加水分解酵素
    …神田慶太,島添大地,○西山 孝,藤井隆夫(崇城大・応生)
     
  • A-p07 超音波破砕した光合成細菌を用いた植物の成長促進効果の検証
    …〇岩本康成,馬場育美,平川夕貴,宮崎 優,東垂水健太,古川浩也,宮坂 均,林 修平,山本進二郎(崇城大院・応生)
     
  • A-p08 Streptomyces thermodiastaticus由来耐熱性キチナーゼに関する研究
    …〇武慶太郎1,藤木英寿1,高木一好2,林 順司1,若山 守11立命館大院・生命科学・生工,2立命館大・生命科学・応化)
     
  • A-p09 キチン結合性 Fibronectin type III domain 融合キチナーゼの抗真菌活性
    …〇神初 弾1,矢野成和2,上地敬子1,平良東紀11琉球大・農,2山形大院・理工)
     
  • A-p10 イチジク乳液由来の抗真菌性キチナーゼ
    …〇津波古遥奈1,北島佐紀人2,上地敬子1,平良東紀11琉球大・農,2京都工繊大・応用生物)

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B会場(209講義室)午前の部(一般講演)10:30~11:30

(講演時間12分:発表10分、討論2分)

  • B-a01 酢酸菌の酢酸過酸化代謝に関わる遺伝子欠損変異株の取得
    …○仲村修平1、水谷治1、Wichai Soemphol2、外山博英11琉球大院・農, 2Khon Kaen University)
     
  • B-a02 Halomonas sp. OITC1261株によるPHB及びR-3HBの同時生産
    …○世嘉良宏斗1,照屋盛実1,花城隆二1,合田雅浩1,常盤 豊21沖縄工技セ,2産総研)
     
  • B-a03 発酵(R)-3-ヒドロキシ酪酸(3HB)を用いた(R,S)-3HBやL-乳酸との共重合体の生分解性
    …〇常盤 豊1,中山敦好1,川崎典起1,山野尚子1,伊田小百合1,楽 隆生2,世嘉良宏斗31産総研,2甲南化工(株),3沖縄工技セ)
     
  • B-a04 発酵食品から分離したLactococcus lactis subsp. SK1由来α-アミラーゼの諸性質の検討
    …〇山本脩幾,林 順司,若山 守(立命館大院・生命科学・生工)
     
  • B-a05 大気圧プラズマ照射による酵母の培養への影響
    …○中尾吉貴,本村将次,柳生義人,越村匡博,里見暢子,山崎隆志(佐世保高専)

B会場(209講義室)午後の部(一般講演)15:00~17:15

(講演時間12分:発表10分、討論2分)

  • B-p01 新規酵母 Saccharomyces arboricola の特性解析
    …〇山本裕貴1、Matthew Winans2、田口誠我1、北垣浩志11佐賀大農 ,2 ウエストバージニア大学)
     
  • B-p02 焼酎酵母の機能解析
    …○益田知華,奥津果優,吉崎由美子,高峯和則,二神泰基,玉置尚徳(鹿大・農)
     
  • B-p03 出芽酵母における“超”高次倍数体育種技術の開発
    …○糸数帆高,松本拓己,浴野圭輔,西澤正文,原島 俊(崇城大・生物生命)
     
  • B-p04 バガス由来阻害物耐性出芽酵母変異株の分離と遺伝解析
    …○谷 龍典,門畑凌太,村上亮輔,藤本昌希,平川万里,浴野圭輔,原島 俊(崇城大・生物生命)
     
  • B-p05 白麹菌におけるZn(II)2Cys6型推定転写因子NosAとRosAの機能解析
    …○木本大地1,門岡千尋1,田代智史2,梶原康博2,髙下秀春2,竹川 薫3,玉置尚徳1,後藤正利4,二神泰基11鹿大・農,2三和酒類(株),3九大院・農,4佐賀大・農)

(休憩 16:00~16:15)

  • B-p06 Aspergillus nidulans に存在するβ-D-ガラクトフラノシダーゼ活性をもつ酵素の探索
    …〇松永恵美子,小野健太郎,豊田早紀,樋口裕次郎,竹川 薫(九大院・農)
     
  • B-p07 紅麹の製麴中における水浸漬の効果
    …◯曾 伝濤1,吉崎由美子2,奥津果優2,二神泰基2,玉置尚徳2,高峯和則21鹿大院・農,2鹿大・農)
     
  • B-p08 製麹段階におけるデンプン構造の変化
    …◯王 甜甜1,吉崎由美子2,奥津果優2,二神泰基2,玉置尚徳2,高峯和則21鹿大院・農,2鹿大・農)
     
  • B-p09 棚田特産香り米二品種を用いた米焼酎の低沸点香気成分の特性
    …◯岸本泰三1,内藤遥菜1,藤居 崇2,岡本啓湖11別大・食栄・発酵食,2藤居酒造(株))
     
  • B-p10 植物発酵エキスにおけるアントシアニン成分の分析
    …○高木康裕,石井もも子,吉川秀一,北垣浩志(佐賀大・農)

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C会場(207講義室)午前の部(一般講演)10:30~11:30

(講演時間12分:発表10分、討論2分)

  • C-a01 L-アミノ酸エステラーゼによる血管拡張作用ペプチド(Trp-His)の酵素合成に関する研究
    …〇牧 慶子1,田中貴大1,高木一好2,林 順司1,若山 守11立命館大院・生命科学・生工,2立命館大・生命科学・応化)
     
  • C-a02 抗体のN-結合型糖鎖を効率良く遊離可能な新しい特異性を持ったエンドグリコシダーゼの特性解析
    …Yibo Huang1,樋口裕次郎1,木下崇司2,三谷 藍2,江島康成1,◯竹川 薫11九大院・農,2(株)伏見製薬所)
     
  • C-a03 抗体に酵素作用を持たせる方法(I)
    …○一二三恵美1,秋吉裕子1,田口博明2,宇田泰三31大分大・全学研究推進機構,2鈴鹿医療大・薬,3九州先端研)
     
  • C-a04 Flavobacterium由来イソアミラーゼへの耐熱性の賦与
    …○永倉裕也,安部淳一(鹿大・農)
     
  • C-a05 異常アミノ酸導入酵素NukMを用いた新規ペプチドデザイン技術の構築
    …〇長田弥生1,野口 萌1,永尾潤一2,善藤威史1,園元謙二1,31九大院・農,2福岡歯大・機能生物,3九大バイオアーク)

C会場(207講義室)午後の部(一般講演)15:00~17:27

(講演時間12分:発表10分、討論2分)

  • C-p01 Bacillus subtilis NBRC13719由来抗菌ペプチドの解析
    …○前山 諒,岡 拓二,原島 俊,浴野圭輔(崇城大・生物生命)
     
  • C-p02 グリコシルセラミドの腸内細菌への影響       
    …○北島悠花1,佐藤友哉1,藤川彩美1,酒谷真以1,許 志豪1,山本裕貴1,中山二郎2,北垣浩志11佐賀大・農,2九大・農)
     
  • C-p03 ウメの花由来乳酸菌Enterococcus faecalisによる免疫細胞に対する活性化の解析
    …〇平野美佳子1,Jannatul Ferdouse1,酒谷真以1,阪本真由子1,中野雄揮2,北垣浩志11佐賀大・農,2(株)インパクト)
     
  • C-p04 胆汁酸 7 位硫酸転移酵素の諸性質解析
    …下平武彦1,〇黒木勝久1,Ming-Cheh Liu2,水光正仁1,榊原陽一11宮崎大・農・応生科,2トレド大学・薬)
     
  • C-p05 口内細菌叢の光学特性評価
    …○木村匠吾,高橋利幸(都城高専)

(休憩 16:00~16:15)

  • C-p06 TGF-β生産遺伝子導入ニワトリが産んだ卵の食餌による腸管炎症抑制効果の検証
    …◯大坪嵩征,河邉佳典,小畑玲奈,井藤 彰,上平正道(九大院・工・化工)
     
  • C-p07 フェリチン遺伝子発現による動物細胞の磁気標識技術の開発
    …○亀井一貴1,井藤 彰1,小野章彦2,山口雅紀1,河邉佳典,上平正道1,21九大院・工・化工,2九大院・シス生)
     
  • C-p08 インクジェットバイオプリンティングに向けた金属-配位子相互作用により架橋されたゲル微粒子の開発
    …○平岡功匡,中畑雅樹,境 慎司,田谷正仁(阪大・基工)
     
  • C-p09 Myoblast interactions with enzymatically cross-linked hyalauranic acid – gelatin hydrogel scaffolds.
    …○Mail Matthew,境 慎司,田谷正仁,中畑雅樹(阪大・基工)
     
  • C-p10 微生物燃料電池の発電に必須なc型シトクロムの精製及び特徴付け
    …○内田健裕,甲斐絢子,井上謙吾(宮崎大院・農)
     
  • C-p11 微生物燃料電池の発電に必須なシトクロムの成熟メカニズムに関する研究
    …〇甲斐絢子,徳石崇宏,河野好裕,榊原陽一,水光正仁,井上謙吾(宮崎大院・農)
     

♦学生賞審査講演プログラム♦

D会場(201講義室)午前の部(学生賞審査講演 修士の部)9:30~11:45

(講演時間15分:発表10分、討論・審査5分)

【修士の部】

  • D-a01 黒麹菌のプロトプラスト形成に影響を与えるα-1,3-glucan合成遺伝子
    …○渡嘉敷直杏1,利田賢次2,林 梨咲2,西堀奈穂子2,山田 修2,渡邉泰祐3,水谷 治1,2,外山博英11琉球大院・農,2酒総研,3日大・生物資源)
     
  • D-a02 Aspergillus luchuensis由来フェノール酸脱炭酸酵素の誘導物質の探索
    …〇眞榮田麻友美1,渡嘉敷正司2,渡嘉敷みどり2,上地敬子1,伊藤 進1,平良東紀11琉球大・農,2(有)石川種麹店)
     
  • D-a03 紅麹水抽出物の低分子画分による骨芽細胞の石灰化促進効果
    …〇比嘉康貴,橘信二郎(琉球大・農)
     
  • D-a04 ピロロキノリンキノン(PQQ)生合成に関与する新規な遺伝子の探索
    …○石川枝里奈,水谷 治,外山博英(琉球大院・農)
     
  • D-a05 サツマイモに含まれるβ-ダマセノンの前駆体同定とその植物体での分布
    …◯小薗 蘭1,吉崎由美子2,小平万瑠美2,中山新奈2,奥津果優2,二神泰基2,玉置尚徳2,高峯和則21鹿大院・農,2鹿大・農)
     
  • D-a06 プロテアーゼ高生産黒麹菌を用いた芋焼酎の製造
    …◯矢野真也1,白石洋平2,原口愛美1,奥津果優1,二神泰基1,吉崎由美子1,玉置尚徳1,高峯和則11鹿大院・農,2(株)ビオック)
     
  • D-a07 ファージ由来溶菌タンパク質Holinの膜穿孔機構を応用したガン細胞へのアポトーシス誘導
    …○千羽啓太1,黒木未知瑠1,白澤拓海2,原田額郎1,2,藤野泰寛1,2,片倉喜範1,2,土居克実1,21九大院・生資環,2九大・農)
     
  • D-a08 ヒト毛髪に付着する細菌の存在形態と群集構造
    …◯渡邉康太,田代幸寛,酒井謙二(九大院・生資環)
     
  • D-a09 焼酎粕微生物燃料電池における発電菌の単離
    …○飯ケ谷玲央1,江藤聖也2,井上謙吾1,21宮崎大院・農,2宮崎大・農・応生科)

D会場(201講義室)午後の部(学生賞審査講演 修士・博士の部)15:00~17:30

(講演時間15分:発表10分、討論・審査5分)

【修士の部】

  • D-p01 糸状菌Aspergillus nidulansの糖代謝に関連するβ-D-Galactofuranosidaseの機能解析
    …○豊田早紀1,八色奈央1,松永恵美子1,樋口裕次郎1,岡 拓二2,後藤正利3,竹川 薫11九大院・農,2崇城大・生物生命,3佐賀大・農)
     
  • D-p02 レトロトランスポゾンを用いた遺伝子導入技術の開発
    …◯村上 舞1,河邉佳典2,吉田宗一郎2,井藤 彰2,上平正道1,21九大院・シス生,2九大院・工・化工)
     
  • D-p03 好熱性乳酸菌のホモ乳酸発酵における新規ペント―スリン酸経路の解析
    …〇沼口真緒1,園元謙二21九大院・農,2九大バイオアーク)
     
  • D-p04 植物ゲノムに存在する形態形成に関連した機能未知の短い遺伝子の探索
    …〇武田智之,金有王,樋口美栄子,清水みなみ,大林 祝,岡本昌憲,吉積 毅,中南健太郎,仁志蘭子,関原 明,篠崎一雄,松井 南,花田耕介(九工大)

(休憩 16:00~16:15)

  • D-p05 西洋わさび由来ペルオキシダーゼ(HRP)代替触媒としてのヘマチンの機能化とその応用
    …○古川翔大,境 慎司,劉 楊,田谷正仁(阪大・基工)
     
  • D-p06 「泥の電池」の電極電位と発電量に及ぼす外部抵抗の影響
    …○音谷隼平,冨永昌人(佐賀大院・工)
     

【博士の部】

  • D-p07 LysM融合キチナーゼの抗真菌活性
    …○高島智也1,砂川 凌2,上地敬子2,平良東紀21鹿大院・連農学,2琉球大・農)
     
  • D-p08 糖を炭素源とした新規の乳酸ベースポリマーの微生物合成
    …◯後藤早希1,龍野菜々美2,松本謙一郎3,阿部英喜4,田口精一5,田中賢二6,松崎弘美1,21熊本県大院・環境共生,2熊本県大・環境共生,3北大院・工,4理研-CSRS,5東農大・生命科学,6近大・産理工)
     
  • D-p09 黒麹菌Aspergillus luchuensispepA破壊および高発現が芋焼酎の香気に与える影響
    …○瀬戸口翔1,4,水谷 治2,高橋 徹3,山田 修3,益留綾菜4,岩井謙一4,髙瀬良和4,外山博英2,二神泰基5,玉置尚徳51鹿大院・連農,2琉球大・農,3酒総研,4霧島酒造(株),5鹿大・農)

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第24回九州支部沖縄大会開催案内九州支部Topページ

Published by 部会:生物資源を活用した地域創生 on 08 11月 2017

【研究部会】生物資源を活用した地域創生研究部会シンポジウム「生物資源活用の世界展開~グローカルバイオテクノロジー~」

生物資源を活用した地域創生研究部会(グローカルバイオ研究部会)では、生物工学の切り口で地域の課題をグローバルに考える、グローカルバイオシンポジウムを開催いたします。今回はSATREPS プロジェクトをはじめ、地域から世界に広がる生物資源の活用事例を紹介していただきます。

【共催】大阪大学大学院工学研究科  生命先端工学専攻生物工学コース

  • 日時:2017年 12月 4日(月) 13:30 ~17:30
     
  • 場所:大阪大学吹田キャンパス
       C3棟メモリアルホール⇒生物工学国際交流センター4Fセミナー室(変更しました)
       (大阪府吹田市山田丘2-1)
     
  • プログラム:

    13:30 ~13:35 はじめに

    13:40 ~14:30 
    「地中海食薬資源の機能解析と有効利用」
     ……礒田 博子(筑波大学北アフリカ研究センター・生命環境系)

    14:30 ~15:20
    「インドネシアにおけるバイオリファイナリーの社会実装戦略」
     ……荻野 千秋(神戸大学大学院工学研究科)

    15:20 ~15:30  休憩

    15:30 ~16:05
    「徳島県産間伐材を有効利用するための総合プロセス開発」
     ……淺田 元子(徳島大学生物資源産業学部)

    16:05 ~16:40
    「根寄生雑草による被害の克服を目指すスーダンとの共同研究」
     ……岡澤 敦司(大阪府立大学)

    16:40 ~17:10
    「生物資源を活用したグローカルバイオ研究事例」
     ……古賀 雄一(大阪大学大学院工学研究科)

17:30~19:30  交流会 ラ・シェーナ (交流会参加費は5000円)
 

  • 参加費: 無料  
     
  • 申込方法: 氏名、ご所属、連絡先、交流会参加の有無を下記までご連絡ください。
        (当日参加も可能ですが、人数把握のためご協力お願いします。)
     
  • 申込先:
    生物資源を活用した地域創生研究部会
    古賀雄一(大阪大学)
    E-mail:

 

►生物資源を活用した地域創生研究部会Topへ

 

 

 

Published by 学会事務局 on 02 11月 2017

【研究部会】最新バイオインターフェース研究会・金沢 

開催の主旨

バイオインターフェース研究部会では、生体分子の界面における相互作用に着目した高感度検出デバイスや、生体分子と高親和性を示す人工材料などのバイオインターフェース研究の成果をさらに上位の段階に発展させるという観点から“より細胞の表層に近い機能をもつバイオインターフェースのデザイン”を目指している。単なる“表面”ではなく、その両側の領域とのつながりをもった真の“界面”を検討対象とする。また、表面に分子を並べることを主眼とした分子アレイより高度な機能性界面の実現を目指し、輸送、伝達、変換といった機能(トランスダイナミクス)を可能とする生物界面をデザインし、新しい分子デバイスの開発や、人工細胞創生技術への応用などを目標とし、関連研究分野のさらなる発展を目指している。

幅広い分野から当会にご参加いただき、新たな基礎・応用研究、研究者間の共同研究が生まれ、育まれることを目指した。

<第一部:研究報告>
1:00~3:20(公開セミナー)

1:00~1:10   
最新バイオインターフェース研究の潮流
……堀 克敏(名古屋大学大学院・研究部会長) 

1:10~1:40
バイオインターフェースで働く合成分子ツールの開発
……山口 哲志(東京大学大学院) 

1:40~2:10
バイオミネラリゼーションペプチドライブラリーによるナノ材料界面の制御
……田中 祐圭(東京工業大学大学院) 

2:20~2:50
ナノ粒子を用いた新規分析法の開発
……座古 保(愛媛大学大学院)

2:50~3:20
インターフェイスに創る新しい価値を目指して
……石川 聖人(名古屋大学大学院)
 

<第二部:パネルディスカッション>
3:30 ~5:30(非公開・部会委員及び、事前登録者のみ)

進行役:中村 史(産総研)、高木昌宏(北陸先端大)

「研究戦略の立て方 (より良い研究申請書の準備に向けて)」
 研究戦略の立案に必要な要素や、申請書を書くポイント等を、皆さんで考えてみるという企画
 

<第三部:活動方針検討会>
5:40~6:00(非公開)

進行役:堀 克敏(名古屋大学大学院)

・次年度研究部会開催場所の決定
・今後の運営方針
・その他
 

<懇親会>
7:00~(会費制 要事前予約)
金沢・片町 割烹懐石 新橋 こうや
 

  • 申込み先:

バイオインターフェース研究部会 部会長
名古屋大学大学院工学研究科化学・生物工学専攻
堀 克敏  Email:

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Published by 部会:バイオインフォマティクス on 01 11月 2017

【研究部会】バイオインフォマティクス相談部会 相談窓口開設のお知らせ

バイオインフォマティクス相談部会では、各種のバイオインフォマティクス解析手法に精通した生物工学研究者により構成される相談窓口を開設しました。

⇒バイオインフォマティクス相談窓口はこちら

 

バイオインフォマティクス相談窓口 概要図

 

⇒バイオインフォマティクス相談部会ページへ

 

 

 

 

Published by 学会事務局 on 27 10月 2017

【JBB】Graphical Abstractの掲載開始について

Journal of Bioscience and Bioengineering(JBB)では、掲載論文の注目度向上のため、Graphical Abstractの掲載を開始しました。

論文投稿時に、論文ファイルと共にGraphical Abstractのファイルをアップロードしてください。
形式につきましては、Instructions to AuthorsおよびElsevierのGraphical Abstractsサンプル画像あり)の説明をご参照ください。

Published by 支部:九州 on 26 10月 2017

九州支部 – 2017年度(平成29年度)事業

主催行事

協賛行事

これまでの活動

 

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Published by 学会事務局 on 25 10月 2017

【随縁随意】科学の進歩と科学者の貢献-山田 隆

生物工学会誌 第95巻 第10号
山田 隆

科学研究は絶え間なく進み、その成果たる知識と技術も絶え間なく増加し、進歩している。この進歩は、インターネットなど高度情報伝達技術によって全世界でほぼ同時に共有できる。全世界で共有された進歩は、それを基に更なる進歩につながる。しかし、この連鎖がどんなに加速しても、変わらないものは「科学の進歩は科学者によってもたらされ、科学者は人間だ」ということである。それぞれの科学者がさまざまな程度で進歩に貢献する。万有引力の発見や相対性理論、DNA構造解明などの飛躍的進展は、ごく一部の天才的科学者によってもたらされた。天才(ここでは飛躍的進展をもたらす人を天才と定義する)による飛躍が生まれるまでのその土壌は、凡人によって準備されるのが常である。チョッピリ土壌を耕すヒトや、かなり深く広く耕すヒトもいるが(耕す程度を本人は自覚していない)、大多数は天才とはなり得ない。如何に情報が速く広く全世界に流れてもこの土壌耕作者が増えるだけかもしれない。特に情報に敏感で影響を受けやすいヒトほど土壌を耕す側に回る危険がある。

(土壌を地道に耕し、確実に科学の基盤を固める作業を軽視しているわけではない。あらゆる仮説や理論は実証されねば意味がない。実証には多大のエネルギーが必要であり、実証された原理からの演繹で多くの成果が生まれる。天才が出るためにはそれなりの科学者コミュニティーの広がりが必要である。)

あるアイデア(科学情報・技術)が流行すると全世界が一色に染まる(しばらくの間)傾向が、最近特に気になる。これは音楽や映画などの世界では普通であるが、科学の世界では最近まではそうではなかった。科学の世界は基本的に保守的であり、新概念の受け入れには慎重であり、その広がりにも時間がかかった。最近の(軽薄な?)傾向にある情報技術と連動した科学価値観の変化を見逃すわけにはいかない。科学の成果は論文として科学雑誌に発表する。主要雑誌のほとんどはオンライン化され、投稿、査読、公開までインターネット上で行われる。公開された論文はウェブサイトで閲覧され、その頻度が記録される。このプロセスの中に新価値観が埋め込まれてしまった。流行のキーワードを入れておけば、被閲覧頻度が上がる。雑誌編集者、査読者の受けも良い(ただし、研究内容、質とは無関係であるが)。この風潮の影響は看過できないほど大きく見える。結果的に、一見加速されて見える科学の進展が、実は同じレベルでの高速空回りにしか過ぎないことに気づくべきである。この空回りは時に大きな波のうねり(後で無用とわかる)を引き起こす。

科学の進歩に飛躍的貢献をする天才(必ずしも天才でなくても良いが)となるためには、他とは違わなければならない。ボールに集まってボールと一緒に動く下手なサッカー選手たちとは距離を置いて、冷静に物事を見なければいけない。科学者コミュニティーの中では異端者扱いされるかもしれないし、研究費などの獲得競争でも冷遇されるかもしれない。研究成果も学会などでなかなか認められないかもしれない。ただし、意義の高い研究成果は必ず認められるし(昔に比べれば比較的速く)、意味のないものは膨大な論文の海に埋没してゆく。こうした状況で、科学者として如何に自らを鼓舞していくか。また、このような科学者をいち早く発掘して、きちんと評価する体制を整備できるのか。はたまた、このようなポテンシャルのある人材を現教育制度の中でどのように育成していけるのか。科学技術基本法に基づく科学技術創造立国の課題は多い。


著者紹介 放送大学広島学習センター(所長)、広島大学名誉教授

 

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

Published by 学会事務局 on 25 10月 2017

生物工学会誌 – 95巻10号

 

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Published by 支部:関西 on 24 10月 2017

【関西支部】第112回醗酵学懇話会 – 講演要旨

日時2018年1月29日(月)13:30~19:00
場所大関株式会社 会議室 (〒663-8227 兵庫県西宮市今津出在家町4番9号)
参加費1,000円(税込)/学生 無料
〈懇親会参加費〉 一般:3,000円(税込)、学生:1,500円(税込)

⇒第112回醗酵学懇話会の開催案内はこちら

「醸造過程終盤における酵母の生き残り戦略」

京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科 井沢 真吾

高濃度のエタノールは、自身でエタノールを産生する酵母にとってもストレスとなり、さまざまな障害を細胞内に引き起こす。ワインや清酒の醸造過程終盤は高濃度エタノールをはじめとする非常にストレスフルな環境だと考えられるが、このような過酷な状況における酵母の生理は十分に解明されていないのが現状である。本講演では、高濃度エタノールストレス下における酵母細胞の解析で得られた知見を通して、醸造過程終盤で酵母がどのように生き残りを図ろうとしているのか考察したいと考えている。

 

「麹菌の多様な遺伝子情報を活用した味噌醸造技術を目指して」

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 食品研究部門 楠本 憲一

和食に欠かせない味噌などの醸造食品は、麹菌を使って製造される。そのため、醸造産業上重要な麹菌の生物学的特性を科学的に解明し、醸造食品の品質維持と向上に関わるような研究が必要となる。この麹菌の一種Aspergillus oryzae(以降、便宜的に麹菌と呼ぶ)のゲノム情報を解明した。その情報を活用して、味噌などのおいしさに関わると考えられる麹菌酵素の解明に取り組み、新しい醸造技術の開発につながる成果が得られたので以下にご紹介したい。「だし」の旨味成分を分解する麹菌酵素群を解明し、その分解活性が低い菌株を育種することにより、加熱を回避した省エネルギーだし入り味噌製造技術開発への道筋を示した。また、麹菌のゲノム上に見いだされた全プロテアーゼ遺伝子の機能解明に共同で取り組み、新規な基質特異性を示す酵素を多数発見した。これらのプロテアーゼの組合せが味噌の多様な旨み発現に寄与していると考えられる。

 

「酒粕を利用した抗疲労素材開発」

大関株式会社総合研究所 製品技術開発グループ 平田 みよ

社会構造の複雑化や急激な変化に伴いストレス社会となった現代において、多くの人々が日常生活や普段の仕事の中で「疲労」を感じている。実際に、2012年厚生労働省の疲労調査研究班が一般住民4,000名を対象に疫学調査を行った結果、1/3以上の人々が半年以上続く慢性的な「疲労」を感じていることが明らかとなっている。一方、日本固有の発酵食品である酒粕は、アミノ酸、有機酸、ビタミン、ミネラル、食物繊維などのさまざまな栄養成分が含まれており、酒粕や米麹などを用いた甘酒は、古くから『飲む点滴』として認知され、「疲労」に効果があることが経験的に知られている。我々はこの点に着目し、酒粕を酵母と乳酸菌で再発酵させることで、さらに抗疲労成分であるL-オルニチンを高含有した素材を開発した。本講演では素材開発の概要と、疲労動物モデルやヒト試験での機能性評価について報告する。

 

関連記事:【関西支部】第112回 醗酵学懇話会

⇒関西支部Topへ

 

Published by 支部:関西 on 24 10月 2017

【関西支部】第112回醗酵学懇話会

定員に達しましたので参加申込み受付を終了しました。多数のお申込みありがとうございました。
会場に余裕がありませんので、当日参加は受け付けません。ご了承ください。
⇒開催報告はこちらpdf

標記例会ならびに懇親会を下記のとおり開催いたしますので、多数のご参加をお待ちしています。

  • 日時: 2018年1月29日(月)13:30~19:00
     
  • 場所: 大関株式会社 会議室
       (〒663-8227 兵庫県西宮市今津出在家町4番9号)
        ⇒アクセスマップpdfのダウンロード
     
  • プログラム: ⇒講演要旨はこちら

12:30~ 受付開始

13:30~13:35 開会の辞……片倉 啓雄(関西支部支部長・関西大学化学生命工学部)

13:35~14:15
「醸造過程終盤における酵母の生き残り戦略」
    …………井沢 真吾(京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科)

14:15~14:55
「麹菌の多様な遺伝子情報を活用した味噌醸造技術を目指して」
    …………楠本 憲一(国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 食品研究部門)

14:55~15:05 休憩

15:05~15:45
「酒粕を利用した抗疲労素材開発」
    …………平田 みよ(大関株式会社総合研究所 製品技術開発グループ)


16:00~17:00 見学会(希望者のみ、大関株式会社 工場)

17:00~19:00 懇親会(大関株式会社 社員食堂)
 

  • 定員: 80名(工場見学の定員は30名とさせて頂きます)
     
  • 参加費: 一般:1,000円(税込)、学生:無料
        (当日会場受付にてお支払いください)
     
  • 懇親会会費: 一般:3,000円(税込)、学生:1,500円(税込)
           (当日会場受付にてお支払いください)
     
  • 申込み方法: 氏名、一般・学生の別、所属、連絡先(Tel、E-mail)、工場見学希望の有無、懇親会参加の有無を明記して、*こちらのWEBフォームよりお申し込み下さい。
    *Safariでは申し込みサイトにアクセスできない場合があります。Firefox、Chrome等別のブラウザをご利用ください。
     
  • 申込み締切: 2018年1月24日(水)正午(定員に達し次第締め切らせていただきます)
     
  • 問合せ先:
    〒564-8680 大阪府吹田市山手町3丁目3番35号
    関西大学 化学生命工学部 生命・生物工学科 環境微生物工学研究室
    日本生物工学会 関西支部庶務担当 岩木宏明
    TEL. 06-6368-0779 
    E-mail
     
  • 交通

    【大阪方面より】
    ①阪神電車 久寿川駅下車 南へ徒歩8分
    梅田(大阪)から神戸方面行きの快速急行・急行に乗車、甲子園駅で普通に乗り換え次の駅下車
    ②JR東海道本線 西宮駅下車 タクシー約10分
    新大阪駅・大阪駅よりJR神戸方面行きの普通に乗車、西宮駅下車

    【神戸方面より】
    ①阪神電車 今津駅下車 南へ徒歩13分
    三宮(神戸)から大阪方面行の特急に乗車、西宮駅で普通に乗り換え次の駅下車
    ②JR東海道本線 西宮駅下車 タクシー約10分
    新神戸→地下鉄→JR三宮駅より大阪方面行きの普通に乗車、西宮駅下車

    アクセスマップpdfのダウンロード

    大関工場マップ


 

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Published by 学会事務局 on 24 10月 2017

【国際交流】2017年度KSBB秋季大会 参加報告

2017年10月12日(木)~13日(金)にBEXCO 釜山国際展示場で開催されたThe Korean Society for Biotechnology and Bioengineering (KSBB)の秋季大会に、日本生物工学会より高木昌宏副会長と中野秀雄理事が参加し、招待講演を行いました。

 


左から、Min Kyu Oh教授(Korea Univ.)、中野理事、高木副会長、
Jong Wook Hong教授(Hanyang Univ.)、Dong-Myung Kim教授(Chungnam Nat’l Univ.)
Donghyun Lee教授(Chung-Ang Univ.)

 


BEXCO 釜山国際展示場

 

 

関連記事:【国際交流】韓国生物工学会(KSBB)大会参加報告

Published by 部会:バイオインフォマティクス on 20 10月 2017

【研究部会】バイオインフォマティクス相談部会 第一回講演会

この度バイオインフォマティクス相談部会第一回講演会を大阪大学吹田キャンパスで開催する運びになりました。本講演会では生物工学分野に限らず、バイオインフォマティクス技術を利活用されている先生方をお招きしてご講演いただく予定ですので、交流の輪を広げる場としてご活用いただけますと幸いです。

⇒バイオインフォマティクス相談部会の活動紹介はこちら

第一回講演会 開催概要

  • 日時: 2017年12月26日(火) 13:00~
  • 場所: 大阪大学吹田キャンパス 銀杏会館  (大阪府吹田市山田丘2-2)
    • 参加費:無料
  • 懇親会: 17:30~ レストラン「クルール」
    • 懇親会参加費:一般4000円 / 学生1000円
  • 参加申込フォーム: 終了しました。

 

  • プログラム

13:00-13:10 開会挨拶

13:10-13:40 講演1 戸谷吉博 先生(大阪大学 情報科学研究科)
「バイオインフォマティクスを利用した代謝工学のための設計技術」

13:40-14:10 講演2 松田史生 先生(大阪大学 情報科学研究科)
「代謝工学におけるバイオインフォマティクスの仕事」

14:10-14:40 講演3 海津一成 先生(理化学研究所 生命システム研究センター)
「E-Cell System: from a single molecule to a whole cell」

14:40-15:00 休憩

15:00-15:30 講演4 岩本一成 先生(大阪大学 蛋白質研究所)
「シグナル依存的なクロマチン構造変化によるスーパーエンハンサーの制御機構」

15:30-16:00 講演5 瀬尾茂人 先生(大阪大学 情報科学研究科)
「バイオイメージインフォマティクスと共同研究について」

16:00-16:30 講演6 樋口千洋  先生(医薬基盤・健康・栄養研究所 バイオインフォマティクスプロジェクト)
「企業でのバイオインフォマティクス研究を振り返って 」

16:30-17:00 講演7 尾形善之 先生(大阪府立大学 生命環境科学研究科)
「次世代シーケンサーをより簡便に活用する」

17:00-17:10 閉会挨拶

17:30- 懇親会 レストラン「クルール」

 

【実行委員】戸谷吉博(大阪大学)
        豊島正和(大阪大学)  
      堀之内貴明(理化学研究所) 


【問合せ先】理化学研究所・生命システム研究センター  
      堀之内貴明 E-mail:takaaki_horinouchi[at]riken.jp

 

開催報告

バイオインフォマティクス相談部会第一回講演会は、2017年12月26日に、大阪大学吹田キャンパス銀杏会館にて開催されました。

生物工学分野の内外より、バイオインフォマティクス技術を利活用されている7名の先生にご講演をいただき、最先端の研究に加え、共同研究やウェット・ドライ間の連携などに関するご講演を頂きました。会は終始リラックスした雰囲気で進行し、しばしば現場の本音が漏れる貴重なお話を聞くことが出来ました。

年の瀬のご多忙のところ、お陰様を持ちまして33名(一般27名、学生6名)にご参加頂きました。ウェット系・ドライ系を含め色々な立場の参加者がおられ、質疑応答も盛況でした。本講演をきっかけに、皆様の交流の輪が広がっていくことを願っております。

ご参加いただきました皆様に心より感謝申し上げます。
 

当日の様子

講演1 戸谷吉博 先生(大阪大学 情報科学研究科)
「バイオインフォマティクスを利用した代謝工学のための設計技術」

 

講演2 松田史生 先生(大阪大学 情報科学研究科)
「代謝工学におけるバイオインフォマティクスの仕事」

 

講演3 海津一成 先生(理化学研究所 生命システム研究センター)
「E-Cell System: from a single molecule to a whole cell」

 

講演4 岩本一成 先生(大阪大学 蛋白質研究所)
「シグナル依存的なクロマチン構造変化によるスーパーエンハンサーの制御機構」

 

講演5 瀬尾茂人 先生(大阪大学 情報科学研究科)
「バイオイメージインフォマティクスと共同研究について」

 

講演6 樋口千洋  先生(医薬基盤・健康・栄養研究所 バイオインフォマティクスプロジェクト)
「企業でのバイオインフォマティクス研究を振り返って 」

 

講演7 尾形善之 先生(大阪府立大学 生命環境科学研究科)
「次世代シーケンサーをより簡便に活用する」

 

講演会場の様子

集合写真

懇親会 (大阪大学吹田キャンパス レストラン「クルール」)

    

    

 

Published by 支部:関西 on 18 10月 2017

関西支部-2017年度事業

関西支部主催行事

  • 2017年度若手企画委員会合宿セミナー
    ⇒開催報告はこちら
    日時2017年10月31日(火)~11月1日(水)
    場所1日目:関西セミナーハウス(京都市左京区)
    2日目:見学会
    ・株式会社川島織物セルコン(京都市左京区)
    ・京都市産業技術研究所・色染化学チーム(京都リサーチパーク)

関連行事

これまでの活動

 

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Published by 学会事務局 on 17 10月 2017

【JBB】 オンライン投稿・査読(Editorial Manager)

Journal of Bioscience and Bioengineering (JBB) では、投稿論文をEditorial Manager®で受け付けています。

投稿にあたっては、Corresponding AuthorのORCID iDが必須です。
JBBに論文を投稿される方は、事前にORCID iDを取得して、Edirotial Manager
®のユーザー情報(User Profile)にリンクさせてください。

ORCID iDを取得する方法

ORCIDのサイトで必要情報をご登録ください。⇒ ORCIDとは?

ORCID iDの登録はこちら

登録に関してご不明な点がある場合は Register for your ORCID iDをご参照ください。
 

♦ 論文投稿サイト:https://www.editorialmanager.com/JBIOSC

Author Agreementテンプレートのダウンロードはこちら
 

JBB:論文の投稿・査読はこちらから

 

 

※ご利用にあたっては、初回ログイン時にパスワードの設定をする必要があります。
Editorial Managerのユーザー名とパスワードは、Elsevier Profileとは連動しませんので、ScienceDirect等他のElsevierのサービスで設定されたユーザー名とパスワードに変更はありません。

 

Published by 学会事務局 on 17 10月 2017

《西日本支部共催》">【研究部会】2017年度第8回学際的脂質創生研究部会講演会《西日本支部共催》

日時2018年1月26日(金)12:30~ (※会場の都合上、12時30分からの開催となっています)
場所東広島芸術文化ホール くらら、小ホール(東広島市西条栄町7-19、TEL: 082-426-5900)
プログラム
  • 12:30 開会の辞
     
  • 12:35 「食用固体脂におけるおいしさと健康のための開発技術」
         …上野 聡(広島大学大学院生物圏科学研究科)
     
  • 13:05 「リポソーム含有芳香族化合物の調製とその機能評価」
         …池田 篤志(広島大学大学院工学研究科応用化学専攻)
     
  • 13:35 「HDLはまだ死んでいない」
         …小倉 正恒(国立循環器病研究センター研究所 病態代謝部)
     
  • 14:05 「プラズマローゲンの基礎的事項とその臨床的応用」
         …馬渡 志郎(レオロジー機能食品研究所)

(14:35 休憩)

  • 14:45 一般講演
     
  • 16:15 閉会の辞
     
  • 16:40 懇話会
        会場:東広島芸術文化ホールくらら 「ソラオト
           (東広島市西条栄町7-19、TEL: 050-5593-3152
参加費2,000円(非課税)、懇話会費4,000円(税込)ただし、いずれも学生無料
定員講演会100名、懇話会50名
申込み方法メールにて、住所、氏名、所属、メールアドレス等を明記の上、下記宛にお申込みください。懇話会参加の有無も必ずご記載ください。
申込先〒536-8553 大阪市城東区森ノ宮1-6-50
地方独立行政法人 大阪産業技術研究所(旧:大阪市立工業研究所)
生物・生活材料研究部 永尾 寿浩
TEL: 06-6963-8073  FAX: 06-6963-8079  E-mail:
備考お申込みいただいたお名前等の個人情報は、参加確認および今後の学際的脂質創生研究部会講演会のご案内以外の目的には使用いたしません。

第8回学際的脂質創生研究部会講演会 演題募集について

本講演会では、下記のように一般講演を募集します。(終了しました)

  1. 形式: 12~15分程度の口頭発表(演題数によって変更あり)
     
  2. 募集演題数: 6~8題程度
     
  3. 応募に必要な情報: 講演タイトルと発表者名、所属
     
  4. 演題申込み締切: 2017年12月20日(水)
     
  5. 要旨の書式:本文のみで300~800字程度(全角文字換算)。様式には特に制限を設けておりませんが図を挿入する場合は、あまり大きな図でなければ可能。ファイルはMS-Wordで作成。
     
  6. 要旨の締切: 2018年1月11日(木)
     
  7. 申込先: (地独)大阪産業技術研究所 生物・生活材料研究部
         永尾 寿浩(E-mail: )  

⇒学際的脂質創生研究部会のページ
⇒西日本支部のページ

Published by 支部:中部 on 13 10月 2017

【中部支部】メールマガジンBBChubu 第12号 発刊

日本生物工学会中部支部のメールマガジンBBChubuの第12号(2017年10月号)を掲載しました。

日本生物工学会中部支部 メールマガジン『BBChubu』(第12号)pdf(2.08MB)

BBChubuは、中部支部の会員相互の交流のためのマガジンで、研究紹介、留学体験、大学ブランド商品紹介、中部地区の企業紹介、コーヒーブレイクという会員交流広場もあります。他支部の会員の方々にもお知らせいたしますので、ご覧いただき、ご意見をお送りください。

⇒BBChubu過去号はこちら

 

中部支部 BBChubu編集担当 
 

 

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Published by 部会:メタボロミクス on 30 9月 2017

【研究部会】メタボロミクス講習会2017

メタボロミクス講習会2017

日本生物工学会メタボロミクス研究部会主催

オームサイエンスの一つとして注目されているメタボロミクスについて理解を深めていただき、実際にメタボロミクスを実施していただけるための技術の習得を目的として、今年も例年通り、下記講習会を開催させていただきます。昨年に引き続き、質量イメージング講習をメニューに加え、3日間の講習とします。

  • 日時:2017年11月27日(月)~11月29日(水)
     
  • 場所:大阪大学生物工学国際交流センター
      (大阪大学吹田キャンパス内)β棟3階セミナー室
     
  • 講習内容:

♦11月27日(月)(第1日)

(午後) イントロダクション(福崎):
 メタボロミクス概要 基本講義:ガスクロマトグラフィー(GC)と多変量解析
 

♦11月28日(火)(第2日)

(午前) 実習:GC/MSを用いたサンプル分析

(午後) 実習:GC/MSデータの多変量解析

実習終了後、懇親会(予定)
 

♦11月29日(水)(第3日)

(午前) 講義(新間):
 見えないものを見るイメージングMS 実習:イメージングMSを用いたサンプル分析

(午後) ラウンドテーブルディスカッション、総括

終了予定 17:00頃

 

  • 参加費:無料
     
  • 募集定員:若干名
     
  • 申し込み方法: 以下の内容のメールを送信してください。定員に達したら締め切らせていただきます。

1)メールのタイトルは、「2017メタボロミクス講習会参加希望(氏名@所属)」としてください。
2)本文中に、以下の項目を記載してください。
  「氏名」、「所属」、「現在の仕事」、「メタボロミクスを何に使いたいか?」

  • 申し込み先: 

日本生物工学会メタボロミクス研究部会代表
大阪大学工学研究科生命先端工学専攻教授
福崎英一郎
E-mail  

 

⇒メタボロミクス研究部会Topへ

Published by 支部:九州 on 28 9月 2017

【九州支部】2017年度市民フォーラム「バイオテクノロジーを学ぼう~伝統的発酵技術から最新バイオまで~」

⇒ポスターはこちらpdf2017年度九州支部市民フォーラム ポスター

  • 日時:2017年11月12日(日)10:00~16:00
     
  • 場所:鹿児島大学農学部 農・獣医共通棟101号教室
    (鹿児島市郡元1丁目21番24号)
     
  • プログラム:

    講演の部(10:00~11:30)
    (参加申込は不要です・どなたでも参加できます)


10:00~10:30「麹菌からの贈り物~発酵食品~」
……白石 洋平(株式会社ビオック)

10:30~11:00「麹菌、その高い物質生産能力」
……二神 泰基(鹿児島大学)

11:00~11:30「酵母ゲノムから解き明かす醸造特性のひみつ」
……渡辺 大輔(奈良先端科学技術大学院大学)

講演会後に、微生物を観察できる体験コーナーを設置します。
11:30~16:00 「発酵に使われる微生物を観察しよう!」
……藤田 清貴(鹿児島大学)

実験の部(13:00~16:00)
(参加申込が必要です・対象:高校生)

実験の部への参加をご希望の方は、下記の実験A~Dの中から第一希望と第二希望を選んでお申込み下さい。
下記 URLからサイトにアクセスして詳細をご確認ください。
詳細:http://chem.agri.kagoshima-u.ac.jp/sbj-k.html

A「醸造技術に使われている酵素反応を体験しよう!」………安部 淳一(鹿児島大学)
B「取り出してみよう微生物のDNA!」………石橋 松二郎(鹿児島大学)
C「造ってみよう!芋焼酎」………吉﨑 由美子・奥津 果優(鹿児島大学)
D「造ってみよう!甘酒」………小城 章裕(ほたる醸造)

  • 参加費:無料
     
  • お問合せ先:日本生物工学会九州支部・市民フォーラム事務局
          電話/FAX: 099-285-3536  E-mail
     

主催:日本生物工学会 九州支部  
共催:鹿児島大学農学部
   本フォーラムは、JSPS 科研費17HP0019 の助成を受けたものです。

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Published by 若手会 on 28 9月 2017

生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2017 報告

今年度の生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2017は、広島県福山市(ツネイシしまなみビレッジ)にて行いました。今回も参加者の皆さんの交流ができるよう、第一線で活躍する先生による特別講演、ポスター発表、交流会を三本柱として企画しました。
今回は首都圏から離れた地方での開催となりましたが、最寄りの福山駅は新幹線のぞみの停車であることから関東,関西,九州からのアクセスがよく、広島空港からも近いこともあり、北海道から九州まで全国各地よりご参加いただきました。当初の定員100名を上回る計111名(一般60名、学生51名)のご参加を頂き、ポスター発表件数は54件となりました。ありがとうございました。

1日目

参加者の皆様を迎える準備ができました。
参加者の皆様を迎える準備ができました。

福山駅から送迎バスで到着して受付開始です。
福山駅から送迎バスで到着して受付開始です。

受付中です。
受付中です。

講演会場に集まりました。
講演会場に集まりました。

それでは開会です。皆様、新たなつながりを見つけて、交流しましょう。
それでは開会です。皆様、新たなつながりを見つけて、交流しましょう。

若手会会長の原田和生先生からの挨拶です。
若手会会長の原田和生先生からの挨拶です。
 

特別講演会のはじまりです。
特別講演には生物工学に関わる様々な分野から産学官にてご活躍の7名の先生を講師にお願いしました。初日は3名の先生方です。

最初は星野保先生(産業技術総合研究所)です。「世界の果てできのこ狩り:買えない菌は探すしかない」と題して講演してくださいました。
星野保先生(産業技術総合研究所)

次は渡辺大輔先生(奈良先端科学技術大学院大学)です。「清酒酵母をサイエンスしてみた」と題して講演してくださいました。
渡辺大輔先生(奈良先端科学技術大学院大学)

次に山崎理沙先生(広島県立総合技術研究所)より、「広島県産酒の高品質化・新規需要開拓に関する技術開発」と題して講演してくださいました。
山崎理沙先生(広島県立総合技術研究所)

研究成果に加え、その過程についての苦労話、これまでの研究者人生について教訓を含めて講演いただき、大変貴重なお話を伺うことができました。

1日目の講演はこれで終了です。講演が2日間に分かれてしまうため、明日講演していただく先生方を参加者の皆様に紹介させていただきました。


 
恒例のポスターセッションはこれまでのポスター発表に加えて、参加者全員が発表の内容を概観できるようにスライド1枚を1分で発表するショートプレゼンテーションを新たに企画しました。1題あたりわずか1分間(1分で強制終了)でしたが、研究の要を効果的に発表していました。
ポスター発表のショートプレゼンテーション  ポスター発表のショートプレゼンテーション

 

ポスター発表は、54題のポスターで熱心な議論が時間いっぱいまで随所で行われていました。
ポスター発表

 

バーベキューはまだ暑さの残る野外にて行われました。名札裏に無作為に入れた番号カードで席が割り振られ、新たな出会いとなるような仕掛けを行いました。コンロの火も相まってとても熱いバーベキューでしたが、初めて顔合わせるグループ(8人ごと)で食事も交流も進みました。
 

 

 

 

 


入浴して汗を流した後、若手会夏のセミナーの大きな目的の一つ、交流会が始まりました。
まずは特別講演で山崎先生が紹介された広島銘菓もみじまんじゅうに合う日本酒の試飲です。さて、どんな味わいだったでしょうか。
交流会

次に実行委員会企画、広島にちなんだ「きき○○」(○○には、もみじまんじゅう、お好みソース、広島の日本酒が入ります、かなりの難問?軟問?)です。各テーブルで感性を発揮して解答を考えました。

 
場が盛り上がったところで、交流です。研究、キャリアパス、様々な話題で夜遅くまで交流が続きました。

2日目

朝食、チェックアウト後、4名の先生から特別講演を拝聴しました。
最初はです。「大腸菌を用いた非天然型アミノ酸導入~コドン再定義が拓く新たな可能性」と題して講演してくださいました。
大竹和正先生(理化学研究所)


次に釘宮理恵先生(株式会社ちとせ研究所)です。「生物と事業をはぐくむ」と題して講演くださいました。
釘宮理恵先生(株式会社ちとせ研究所)


 次に佐藤俊輔先生(株式会社カネカ)です。「発酵と高分子の融合。生分解ポリマー実用化への挑戦」と題して講演指定いただきました。
佐藤俊輔先生(株式会社カネカ)

最後に野口琢史先生(株式会社東洋高圧)より、「超高圧技術の活用と可能性」と題して講演してくださいました。
野口琢史先生(株式会社東洋高圧)

大学とは異なる環境で研究されている先生方の新しい視点や考え方に感銘をうけ、刺激を受けることができました。

来年度の夏のセミナーは北海道です。実行委員長は北見工業大学の小西先生です。代理で北海道大学の中島先生にアナウンスしていただきました。

 

つづいて表彰式を行いました。ポスター発表優秀賞は中小路菫さん(首都大学東京)、鹿島大揮さん(東京大学)、吉岡純矢さん(東京大学)、藤原由梨さん(九州大学)、手島愛子さん(広島大学)、相馬悠希さん(九州大学)の計6名が選ばれました。受賞した皆様おめでとうございました。賞状と副賞(広島の銘酒と銘菓)が授与されました。受賞された皆様、誠におめでとうございます。

中小路菫さん(首都大学東京)

中小路菫さん(首都大学東京)

鹿島大揮さん(東京大学)

鹿島大揮さん(東京大学)

 

 

吉岡純矢さん(東京大学)

吉岡純矢さん(東京大学)

藤原由梨さん(九州大学)

藤原由梨さん(九州大学)

 

手島愛子さん(広島大学)

手島愛子さん(広島大学)

相馬悠希さん(九州大学)

相馬悠希さん(九州大学)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

原田会長からの挨拶です。
原田会長からの挨拶です。

最後に実行委員から一言ずつ挨拶して終了となりました。
 最後に実行委員から一言ずつ挨拶して終了となりました。

 

 

本セミナーをご支援いただきました日本生物工学会(本部および西日本支部)、福山コンベンション協会、広島醗酵会、ご協賛・ご寄附を頂きました多数の企業様に深く御礼申し上げます。
また、ご多忙の中、講演をお引き受けくださいました講師の先生方、会場のお世話をしてくださいましたツネイシしまなみビレッジの皆様、本セミナー開催の機会をくださり、サポートくださいました若手会役員の先生方に心より感謝申し上げます。
そして、全国より広島県福山市にお集まりいただきました参加者の皆様、誠にありがとうございました.本セミナーをきっかけに、皆様の交流の輪がさらに広がり、来年も北海道での夏のセミナーにてお会いしたいと思います。

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Published by 支部:中部 on 25 9月 2017

【中部支部】高校生 体験講座「だ液アミラーゼの働きを観てみよう!」

日本生物工学会中部支部では「高校生体験講座」を長野市にある信州大学工学部において開催します。
高校生の皆様、奮ってご参加ください。

⇒ポスターpdf(405KB)     
2017年度日本生物工学会中部支部高校生 体験講座「だ液アミラーゼの働きを観てみよう!」ポスター

  • 日時: 2017年11月11日(土)13:00~16:00
     
  • 場所: 信州大学 工学部 物質化学科 W7棟
       (長野市若里4-17-1、JR長野駅から徒歩20分程)
     
  • プログラム:

【オリエンテーション】13:00~13:30 

【実習】13:30~15:30 
だ液アミラーゼが澱粉を分解する様子を確かめてみよう。
酵素の触媒反応の不思議さを実感してもらいます。自分自身のだ液アミラーゼの強さを調べてもらいます。
また、デンプンを分解してどのような物質ができるのかを調査してもらいます。

【研究室見学】15:30~16:00 

⇒詳しくはこちら外部リンク

  • 参加費:無料(交通費はご負担ください。)     
          
  • 定員: 高校生30名ほど
     
  • 申込み・問合せ先
    信州大学 工学部 物質化学科 酵素化学研究室
    日本生物工学会中部支部幹事 野﨑功一
    (〒380-8553  長野市若里4-17-1)
    TEL: 026-269-5396
    E-mail
     

【共催】信州大学 工学部 物質化学科
    信州大学 菌類・微生物ダイナミズム創発研究センター(CFMD)

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Published by 学会事務局 on 25 9月 2017

【随縁随意】企業はもっと発表を、学会の活性化-浅田 雅宣

生物工学会誌 第95巻 第9号
浅田 雅宣

生物工学会の会員の専門分野は、私が会員になった醗酵工学会であったころから比べると非常に広がっており、会員数も増え、学会としては発展してきています。そこで複数の企業で研究を行ってきて大学に移った経験を踏まえて、学会のさらなる活性化と学術研究レベルの向上に関する私案を述べたいと思います。

総務省統計局の平成28年科学技術研究調査結果によると、2016(平成28)年3月31日現在の我が国の研究者(企業、非営利団体・公的機関および大学などの研究者の合計)は、84万7,100人であり、そのうち企業の研究者は50万6,134人で、約6割を占めています。企業の研究費は13兆6,857億円、大学などは3兆6,439億円、非営利団体・公的機関は1兆6,095億円となっています。すなわち、企業は研究に膨大なお金と人員を費やしており、実用化に向けた研究だけではなく、基礎的な研究でも非常に優れた多くの知見を有しています。もちろん、一口に企業と言っても、その規模やカバーする分野によって研究内容は多様であり、人員やデータの蓄積量も異なります。

私は、大学院時代には、企業は応用と商品開発研究を行い、大学は基礎から広範な研究を行っていると思っていました。しかし、実際に企業の研究所に入ると、実用化するために多くの基礎的な研究がなされていることに驚いたものです。企業が得意としている分野における研究手法や商品化に関しては、独特の技術やノウハウが蓄積されています。企業は発表するために研究をすることはなく、何らかのアウトプットを目的としていますが、その過程で多くの知見を得ています。企業には、企業秘密という囲いがあり、実用化したものを守らなければならないため、それに関連したキーとなる研究成果は一部しか発表していません。その他にもビジネスにつながらなかった研究が多くあり、特許以外には公表されず死蔵されているため、学会においても社会においても知られていないのが実情です。それらには、まったくの新分野であったり、既知のものや大学で研究されているものよりも数値的には上回っているものもありますが、大学や公的機関ではそれらを目にすることがないため、自分達のデータが一番と思っている時もあります。そこで提案です。企業としては、ビジネスにつながらなかった研究データの発表にお金もマンパワーも使いたくないというのが本音ではありますが、まずは死蔵データでも個々のデータが優れているものは、企業の研究レベルの高さを示す良い機会であるので、発表を促したいと思います。それだけでもかなりの数になります。

こうした発表は、携わった企業研究者の張り合いになりますし、交流会の話題にもなり、人脈を広げるきっかけになります。企業の高いレベルのデータが発表されれば、大学や公的研究機関の研究者にとっても刺激となり、新たなアイデアや共同研究の機会を生み、その分野全体の底上げにつながり、まさしくオープンイノベーションとしてより大きな発展をもたらすと思われます。

大学生、特に大学院生には、企業における研究者の仕事にも目を向けて欲しいし、圧倒的に多くの先輩たちは企業や民間研究機関で仕事をしており、そのレベルの高さを知って欲しいと思います。生物工学分野は、基礎研究だけでなく、応用あるいは商品化研究に特徴があり、学会を介して大学と企業の交流がより盛んになることで両者のさらなる発展が見込まれます。発表数が増えるということは、会員数も増えるということになり、学会が活性化し、価値を生み出す媒体としての意義が一層高まることになります。本学会の40%が企業の会員ということですが、研究者数からするともっと企業の会員が増える余地があります。学会としては、会員のメリットになる色々な企画をされていますが、企業に過去の研究データも含めて発表するように促す取組みもしてみてはどうでしょうか。


著者紹介 甲子園短期大学(特任教授)

 

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

Published by 学会事務局 on 25 9月 2017

【産学連携活動】第10回生物工学産学技術研究会

盛況のうちに終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。活動報告pdfupdated

第10回生物工学産学技術研究会を宮崎県都城市の霧島酒造株式会社・霧島ファクトリーガーデンにて開催いたします。今回は、九州を代表する企業から、健康機能が注目されている乳酸菌研究と実用化技術、焼酎事業を起点とする6次産業化へのチャレンジや製造技術の最前線について、ご紹介いただきます。併せて、「西郷どん」の時代考証で知られる原口泉先生より飲酒文化についての基調講演をいただきます。また、講演会に先立ち、霧島酒造 (株) 志比田増設工場の見学会も企画いたしました。多数の方々のご参加をお待ち申し上げます。

⇒このページの印刷用pdf

 

 

  • 日時:2017年11月24日(金)14:00~18:50
     
  • 場所:霧島酒造株式会社・霧島ファクトリーガーデン
       霧の蔵ホール(都城市志比田町5480番地)
        ⇒アクセスマップ
     
  • 講演会: ⇒プログラム・講演要旨はこちら

    「モンゴル由来乳酸菌の可能性について」
     ……竹下 正彦(南日本酪農協同 (株) 商品開発部)

    「地域に根ざした焼酎製造~その開発~」
     ……藤田 剛嗣(霧島酒造 (株) 研究開発部)

    《基調講演》「西郷どんにみる飲酒文化」
     ……原口 泉(志學館大学教授・鹿児島県立図書館長)
     
  • 参加費:<講演会・見学会>無料
         <懇親会>一般3,000円(税込)、学生1,000円(税込)
          ※当日、会場受付にてお支払いください。
     
  • 定員: 100名(定員になり次第締め切ります。)
  • 申込方法:参加を希望される方は申込フォームからお申し込み下さい。
  • 申込締切:2017年11月17日(金)
     
  • 問合せ先:日本生物工学会事務局 TEL. 06-6876-2731 E-mail:

プログラム

  • 12:30~13:30 見学会(希望者のみ)
            霧島酒造 (株) 志比田増設工場 霧の蔵ブルワリー前集合(同上)
     
  • 13:30 受付開始
     
  • 14:00 開会あいさつ ……………木野 邦器(日本生物工学会会長)
     
  • 14:10~15:00
    「モンゴル由来乳酸菌の可能性について」
     ………………竹下 正彦(南日本酪農協同株式会社 商品開発部 次長)

モンゴルには西洋とは違った遊牧を基本とした独自の乳文化が発達しており、そこでは各家庭(ゲル)で伝統的な乳製品が作られている。一方、プロバイオティクスとは抗生物質(アンチバイオティクス)に対する造語で、イギリスの微生物生態学者フラー博士(1989年)が「腸管常在細菌叢バランスを改善することにより動物に有益な効果をもたらす生きた微生物」と定義されている。本講演ではモンゴル伝統的乳製品から分離した乳酸菌のプロバイオティクス性およびさまざまな機能性に関する研究などを紹介する。

  • 15:00~15:10 休 憩
     
  • 15:10~16:00
    「地域に根ざした焼酎製造~その開発~」 
     ………………藤田 剛嗣(霧島酒造株式会社 研究開発部 醸造原料研究係主任)

    本格焼酎は、清酒と同様に日本固有の酒類であり、古くから日本になじみのある原料を用いています。鹿児島・宮崎で生産される芋焼酎の主原料はサツマイモであり、生食用は全国で生産されているのに対し、デンプン・アルコール用の多くが南九州地域で生産され、地域農業と密接に関連しています。弊社においても、行政機関と連携し6次産業化を推進しており、サツマイモ全体の生産量が漸減する中、第3次焼酎ブーム以降、焼酎用サツマイモの生産量は約2.6倍に増加しています。今回は、サツマイモを使った商品開発、また、地域農業への貢献について紹介したい。
     
  • 16:00~17:00
    《基調講演》「西郷どんにみる飲酒文化」
     ………………原口 泉(志學館大学教授 鹿児島県立図書館長)

    西郷隆盛、島津斉彬、大久保利通、小松帯刀、桂久武ら薩摩藩幹部や志士たちにとって、お酒を酌み交わす宴会の席は政治的に重要な舞台でした。“のんかた”からいかに明治維新が進められたのか、飲酒文化論としてお話しします。
     
  • 17:00 閉会あいさつ ……………川面 克行(日本生物工学会副会長)
     
  • 17:20~18:50 懇親会

 

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Published by 学会事務局 on 25 9月 2017

【JBB】Corresponding author のORCID iDが必須になりました

Journal of Bioscience and Bioengineering (JBB) では、Corresponding AuthorのORCID iDが必須となりました。JBBに論文を投稿をされる方は、事前にORCIDを取得し、認証手続き(Authorization)を行ってください。

まだORCID iDを取得されていない方は、ORCIDのサイトで必要情報をご登録ください。

♦ORCIDの登録サイト: https://orcid.org/register

ORCID iDの認証(Authorization)

  • 【EVISEのアカウントをお持ちでない方】
    EVISEのユーザー登録画面(https://www.evise.com/profile/#/JBIOSC/login)の”Register”をクリックし、登録フォームにORCID iDを入力してください。
     
  • 【EVISEのアカウントをお持ちの方】
    1)EVISEにログインします。右上に表示されるユーザー名をクリックし、プルダウンメニューより”Update your details”を選択します。

    EVISE:Update your details

2)ユーザープロファイルのORCID入力欄に表示される”Add your ORCID”をクリックしてください。

3)ORCIDのサイトが立ち上がります。”AUTHORIZE”をクリックしてください。
  自動的に取得済みORCID iDがEVISEのユーザーファイルにリンク付けされます。

 

ORCIDについて詳しくはこちら(Elsevierのサイト)をお読みください。

 

 

 

 

Published by 学会事務局 on 25 9月 2017

生物工学会誌 – 95巻9号

►生物工学会誌

 

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Published by 支部:北日本 on 21 9月 2017

【北日本支部】2017年度北日本支部 福島シンポジウム「東北,北海道から起こす酵素研究開発の潮流」

日時2017年12月25日(月)10:00~17:45
場所コラッセふくしま(福島県福島市三河南町1番20号 
<ポスターセッション>研修室、<シンポジウム>小研修室
参加費無料
懇親会18:00~20:00 コラッセふくしま12階「ki-ichigo」
懇親会会費:5,000円(税込)
申込み締切ポスター発表申込み: 2017年11月18日(土) ⇒12月9日(土)(延長しました)
ポスター発表要旨提出: 2017年11月25日(土) ⇒12月9日(土)(延長しました)
懇親会参加申込み: 2017年12月15日(金)
参加申込*こちらの申込みフォームからお申込み下さい。
*Safariの古いバージョンをお使いの場合はフォームが表示されない場合があります。Firefox、Chrome等別のブラウザをご利用ください。

♦ポスター発表を希望される方は、ポスター要旨テンプレートwordに必要事項を記入し、11月25日(土)⇒12月9日(土)までに事務局 杉森( )宛にお送りください。
♦件名には「福島シンポ」を含めてください。発表要旨はWordファイルとpdfファイルをお送りください。ファイル名には所属と名前(例,福島大_杉森)を含めてください。
♦シンポジウム参加につきましては当日参加も受け付けますが、ポスター発表および懇親会参加につきましては必ず事前にお申し込みください。
問合せ先日本生物工学会北日本支部
支部長:湯本 勳(産業技術総合研究所) E-mail:
担当幹事:杉森大助(福島大学) E-mail:

主催: 公益社団法人 日本生物工学会 北日本支部
共催: 福島大学学術振興基金

プログラム

<ポスターセッション>10:00~12:00  

学生ポスター賞あり

<シンポジウム>

  • 13:30~13:35  開会の辞…………阿部 敬悦(日本生物工学会 北日本支部 副支部長)
     
  • 13:35~14:10
    「酵素合成を利用した機能性糖質材料の開発と展開」
              …………………尾形 慎(福島工業高等専門学校 化学・バイオ工学科)
  • 14:10~14:45
    「ランダム変異導入による大腸菌アセチルエステラーゼの活性向上」
            …………………春木 満(日本大学工学部 生命応用化学科)
  • 14:45~15:20
    「酵素はどこまで進化させられるか?:L-グルタミン酸オキシダーゼの耐熱性向上とリゾプラズマローゲン特異的ホスホリパーゼDの基質特異性改変を例に」
            …………………杉森 大助(福島大学 共生システム理工学類)
     
  • 15:20~15:40  休憩
     
  • 15:40~16:15
    「細胞分離用酵素コラゲナーゼの構造と医療への応用」
            …………………村山 和隆(東北大学大学院医工学研究科)
  • 16:15~16:50
    「放射光利用とタンパク質機能開発」
            …………………日高 將文(東北大学大学院農学研究科)
  • 16:50~17:25
    「生分解性プラスチックの分解に関する、エステラーゼと界面活性足場タンパク質の協同による分解促進機構」
            …………………阿部 敬悦(東北大学大学院農学研究科)
  • 17:25~17:45  
    学生ポスター賞授賞式・閉会の辞…………湯本 勳(日本生物工学会 北日本支部 支部長)

 

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Published by 学会事務局 on 21 9月 2017

【研究部会】セルプロセッシング計測評価研究部会 2017年度優秀学生発表賞決定

セルプロセッシング計測評価研究部会では、「優秀学生発表賞」を設けております。
優秀学生発表賞は、将来を担う研究者の卵たち(高専生、学部生および大学院前期課程(修士)学生)の意欲向上や自身の研究に対する更なる理解を促す動機づけを目的としています。

本年度は、第69回日本生物工学会大会で一般講演(ポスター発表)を行った、高専生、学部生および大学院前期課程(修士)学生の発表(14研究グループの20名)に対し、計31名の先生方による厳正な審査を行い、以下の4名に優秀学生発表賞を授与いたしました。

優秀学生発表賞受賞者(五十音順)

秋山 真一 さん(阪大院・工)
ヒトiPS細胞の育て方がエピゲネティクスに与える影響
 

澤登 美空 さん(山梨大院・総合)
胚様体形成段階におけるGSK3β阻害剤添加がヒトiPS細胞の心筋細胞分化に及ぼす影響
 

長島 拓則 さん(名大院・工)
高濃度アミノ酸入り培地を用いた未分化ヒトiPS細胞の選択的細胞死
 

山岡 奈央 さん(名大院・工)
神経筋接合部解析のための細胞アッセイデバイスの開発

 

受賞された方および関係者の皆様、おめでとうございます!
さらなるご活躍と研究のご発展をお祈りいたします。

 

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Published by 学会事務局 on 15 9月 2017

【年次大会】第69回日本生物工学会大会 盛会のうちに終了

第69回日本生物工学会大会は、盛会のうちに終了いたしました。
ご参加いただきました皆様、ご協力いただきました関係者の皆様に深く感謝申し上げます。

第70回日本生物工学会大会は2018年9月5日(水)~7日(金)に関西大学 千里山キャンパス(大阪)にて開催します。つきましては、日本生物工学会大会にふさわしいシンポジウムを公募します。

受付期間:2017年11月1日(水)~12月28日(木)

⇒詳しくはこちら

Published by 支部:西日本 on 08 9月 2017

【西日本支部】2017年度学生賞候補者推薦募集

日本生物工学会西日本支部では2017年度学生賞候補者の推薦募集をしております。下記の要領に従って優秀な学生の推薦をお願いいたします。

  • 対象・資格:次の(1) および(2) を満たす者

(1) 西日本支部地域内の大学の修士課程(博士前期課程)、博士課程(博士後期課程)および高等専門学校専攻科の学生で生物工学会会員

(2) 生物工学会年次大会および支部講演会において口頭・ポスター発表した者もしくは本学会の和文・英文誌に論文を公表した者

  • 推薦者:西日本支部の正会員で対象研究室、講座、学科および研究科の代表者
  • 推薦方法:推薦用紙wordに必要事項を記入して下記提出先へ郵送してください。
  • 推薦申込締切日:2017年11月17日(金)
     
  • 問合わせ先・応募書類提出先: 
    〒680-8552 鳥取市湖山町南4丁目101
    鳥取大学大学院工学研究科化学・生物応用工学専攻
    日本生物工学会西日本支部事務局
    庶務・鈴木宏和 宛 E-mail

 

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Published by 学会事務局 on 07 9月 2017

《締切:12月28日(木)》">【年次大会】第70回日本生物工学会大会(2018)
 シンポジウム公募のお知らせ《締切:12月28日(木)》

第70回日本生物工学会大会
実行委員長 片倉 啓雄

第70回日本生物工学会大会は2018年9月5日(水)~7日(金)に関西大学 千里山キャンパス(大阪)にて開催します。つきましては、日本生物工学会大会にふさわしいシンポジウムを公募します。なお、シンポジウムは7日(金)の午後に二部制で開催する予定です。

会員各位におかれましては提案書word

1) 課題名(日本語によるシンポジウム、英語によるシンポジウムの別)
2) 開催の趣旨
3) 世話人名(連絡先)
4) 参加予定者数(講演者、参加者)
5) その他希望事項

をお書きいただき、2017年11月1日(水)~12月28日(木)までの間に、メールにて下記宛までお申し込みください。

なお、シンポジウム世話人は、参加登録開始日(2018年4月9日予定)の時点で本学会正会員である必要がありますので、ご注意ください。

会場数に限りがありますので、応募多数の場合には、生物工学に関連する「新たな研究領域の開拓「生物工学の国際展開(英語によるシンポジウム)」「産学連携の推進」「地域社会への貢献」「若手研究者主導の研究」「博士人材養成・教育の推進」などのコンセプトに沿った申請を優先的に採択させていただきます。また、類似した内容の提案については統合をお願いする場合がありますのでご承知おき下さい。

シンポジウムの開催時間は2時間を基本とさせていただきます。採択課題は上記1) から3) の項目を大会HPにて掲載させていただきます。研究部会からの申請であっても、採択において優先されるものではありません。基本的にシンポジウムの講演者への旅費、謝礼は実行委員会ではご用意できません。

上記趣旨をご理解の上ご応募頂きますようお願い申し上げます。

採択につきましては2月初旬にメールにてお知らせします。

【申込先】
大阪大学情報科学研究科バイオ情報工学専攻
シンポジウム担当: 清水 浩
E-mail:

 

日本生物工学会 大会シンポジウム開催に関する中期的方針

【募集】

  1. 会員各位より広くシンポジウムを募る。
  2. 本会として重要なテーマに関するシンポジウムを理事会から応募する場合がある。

【選考の手続き】

  1. 応募多数の場合は、理事会から応募されたシンポジウムを含めて、時代に即した重要なテーマを中心に大会実行委員会で選考し、理事会で承認する。

    研究部会からの応募に対しては、
    • 1)本部からの資金援助も行っていることから、基本的には大会期間中以外の機会にシンポジウム等の報告会の場を設けて頂くことを前提として選考する。
    • 2)大会中開催の必然的理由がある場合には、応募時にその旨を明記していただくものの、 順位が低くなることがありうる。
  2. 前年に引き続き応募されたシンポジウムについては、採択順位が下がる場合がある。
  3. 他の学会などとの共催・協賛によるシンポジウムについては、記載された共催・協賛の理由を採否判断材料の一つとする。

関連記事:【年次大会】シンポジウムの開催と運営に関する理事会方針
https://www.sbj.or.jp/meeting/meeting2010_sympo_board_policy.html

►年次大会のページ

Published by 学会事務局 on 06 9月 2017

【事務局より】大会開催期間(2017年9月11日~14日)中の事務局業務について

第69回日本生物工学会大会開催のため、2017年9月11日(月)から14日(木)にいただきましたお問い合わせ、および投稿論文の受付については、9月15日(金)より、順次対応いたします。予めご了承ください。

Published by 支部:中部 on 04 9月 2017

中部支部-2017年度事業

主催行事

    共催行事

    • 第10回 北陸合同バイオシンポジウム外部リンク
      日時:2017年11月10日(金)13:00 ~ 11月11日(土)12:00
      場所:初日夕方まで…富山県立大学(富山県射水市黒河5180)
         初日の夕方以降…いこいの村 磯波風(富山県富山市婦中町細谷1-2)

    協賛行事

    BBChubu

     

    これまでの活動

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    Published by 支部:東日本 on 30 8月 2017

    東日本支部-2017年度事業

    年次大会

    • 第69回日本生物工学会大会外部リンク
      会期:2017年9月11日(月)~14日(木)
      会場:9月11日:早稲田大学 大隈記念講堂(東京都新宿区戸塚町1-104)
         9月12日~14日:早稲田大学 西早稲田キャンパス(東京都新宿区大久保3-4-1)

    主催行事

    共催行事

    第2回 日本生物工学会東日本支部長賞

    日本生物工学会東日本支部は2016(平成28)年度より、生物工学の基礎、応用、技術の進歩に寄与した、若手の東日本支部所属本会会員に対して、『日本生物工学会東日本支部長賞』を授与しています。 2017年度は書類審査ならびに口頭発表形式の二次審査を行い、以下の三名が選考されました。(2017.8.21)     

    • 産業技術総合研究所 研究員 雜賀 あずさ氏
    • 理化学研究所 研究員 伊達 康博氏
    • 国立極地研究所 特任研究員 辻 雅 晴氏 

    【関連記事】
    【東日本支部:募集、締切8月11日】日本生物工学会東日本支部長賞のお知らせ
    【東日本支部】東日本支部学生奨励賞、日本生物工学会学生優秀賞(飛翔賞)候補者推薦のお願い
     

    これまでの活動

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    Published by 支部:東日本 on 30 8月 2017

    【東日本支部】第13回学生発表討論会アドバイザーについて

    日本生物工学会東日本支部 第13回 学生発表討論会アドバイザーについて

    社会人の皆様へ<学生発表討論会アドバイザーについて>
    本討論会では、企業・法人ならびに国公立研究機関に所属する方(大学教員は含まない)を「社会人」と表記させていただきます。
    本討論会では、「参加申込」にて「アドバイザー就任を希望」で申込みいただいた方には「学生発表討論会アドバイザー」として、日本生物工学会東日本支部長名にて依頼状を発行し、以下の役割をお願いいたします。なお、アドバイザー就任を希望されない場合には一般会員として10,000円の参加費をお支払いいただきますのでご了承ください。 今年度の本討論会で募集する社会人アドバイザーは5名です。ご参加をよろしくお願いいたします。

    <アドバイザーにお願いする任務>
    • 参加学生の研究内容発表に対し、学術的視点のみならず産業的視点から、研究の道標や出口設定に関する建設的な質問・助言を行うことで、将来の生物工学分野の産業・研究発展に貢献しうる視野を有する若者の育成の支援を行う。
       
    • 自由討論会等の場面において、社会人としての心構え等も含めた自身の経験や知識を伝授し、若者が自らの道を切り開いていくためのロールモデル構築を為すための一助となる。

    <アドバイザーの謝金>
    学生発表討論会の参加費は無料とし、アドバイザー任務に対する謝金(交通費込)として、討論会当日に日本生物工学会東日本支部より源泉徴収分差し引き後額10,000円を支払う。
    申込・問合せ先日本生物工学会東日本支部 第13回学生発表討論会
    担当 大槻隆司(山梨大学大学院医学工学総合研究部)
    E-mail

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    Published by 支部:東日本 on 30 8月 2017

    【東日本支部】第12回学生発表討論会のお知らせ

    日本生物工学会東日本支部 第12回 学生発表討論会

    (公社)日本生物工学会東日本支部 主催

    日時2017年11月10日(金)13時~11月11日(土)16時
    場所大学セミナーハウス(東京都八王子市下柚木1987-1)
    開催趣旨

    「研究室から飛び出よう!」
    自分の研究をネタに、企業の研究者とじっくり話してみませんか?

    ~日本生物工学会東日本支部 第11回学生発表討論会のご案内~

    「自分の研究の進め方って、企業の人から見たらどうなんだろう?」
    「企業での研究ってどんなもの?」
    「学生のうちに身につけておかなければならない能力は?」

     学生の皆さん、このような疑問を、社会人に直接ぶつけてみませんか? 就職や進学を考えている皆さんの研究内容の発表を通じて、バイオ関連の様々な分野で活躍する先輩方がアドバイスをしてくださいます。

     研究発表といっても、学会のようなまとまったデータは必要ありません。もちろん、学会で発表した内容そのままを持ってきても構いませんし、まだ途中の段階でも、うまくいっていなくて滞っているようなものでも歓迎します。むしろ、そのようなうまくいっていない時にどう考えたらよいか、研究室の外に出ればヒントが見つかるかもしれません。

     夕食後には、社会人との自由討論会も企画しています。企業の研究ってどういうもの? 社会人になって必要とされる能力は? のような、皆さんの将来に関する疑問など、研究室ではなかなか聞けないことを質問するチャンスです。

     学生の皆さんの参加をお待ちしております。

     社会人、大学教員の皆様の参加も、もちろん歓迎いたします。本討論会は社会人の参加があってはじめて成り立つ会ですので、今年度より社会人の皆様にお願いすることを明文化いたしました(下記「社会人の皆様へ」をごらんください)。また、過去にこの「学生発表討論会」に学生として参加した社会人の方のご参加を、特にお待ちしております。

     内容についての詳細は、以下のURLより、生物工学会誌2010年第88巻第1号のBranch Spirit欄に掲載しました記事をご覧ください。
    https://www.sbj.or.jp/wp-content/uploads/file/sbj/8801_branch_spirit.pdf

     学生・一般合わせて 35名
    (定員になり次第、締め切らせて頂きます。相互交流の観点から、学生はできるだけ指導教員と一緒に参加されるようお願いします。人数に限りがありますので、広く交流を図る目的から学生さんはなるべく1研究室あたり2名程度までの申し込みにご協力下さい。学生単独での参加も可能ですが、必ず指導教員の許可を得てからお申し込みください。また、特許に係る情報を含むプレゼンテーションには対応できませんので、ご了承ください。)
    内容

    プログラム予定

    11月10日(金)
    12:30受付
    13:00開会の辞
    13:05基調講演
    「私が辿ったキャリアパス 〜アカデミア、ベンチャー、企業を経験して〜(仮題)」

    吉川 智啓 (東ソー株式会社 研究企画部 参事)
    14:15途中休憩をはさみ研究発表会(1)および(2)
    18:00夕食
    19:30自由討論会
    11月11日(土)
    8:00朝食
    9:00モーニングプレゼンテーション
    日本生物工学会東日本支部学生奨励賞受賞講演

    「細胞内タンパク質相互作用検出系(KIPPIS)の阻害剤探索プラットフォームとしての現状(仮題)」
    鹿島 大揮 (東京大学大学院 工学系研究科 化学生命工学専攻)
    9:30研究発表会(3)
    12:00昼食
    13:10研究発表会(4)
    16:00記念撮影、解散

    本セミナーは、三つのプログラムから構成されます。

    <研究発表会> 参加学生全員に、自分の研究内容について発表していただきます。一度学会で発表したものや、まだデータが出ていないもの、全然うまくいっていないものでも構いません。発表時間は10分間(+質疑10分間)を予定しています。全体の発表時間は限られておりますので、先着順で受付させていただき、枠が埋まった時点で学生さんの申込みを締め切らせていただきます。研究発表では研究室外の人にも実験の背景や目的、進捗状況などをわかりやすく説明することを心掛けて、スライドを用意してください。(PCはこちらでも用意いたしますが、持参等については申込後に確認します。)

    <自由討論会> 企業や研究所などで社会人として研究・開発に携わっている先輩方と、学生時代や現在の経験談、企業で必要とされる能力や研究の心得など様々なことについて、緊密かつ自由に語り合います。ふだんなかなか知ることのできない、企業人や大学教員の経験や知識に触れるチャンスです。

    <基調講演、モーニングプレゼンテーション> 本セミナーでは、将来生物工学分野での活躍を目指す皆さんへのエールとして、生物工学分野で活躍されている大先輩に、ご自身の研究歴やご経験をお話しいただいています。また、2日目のモーニングプレゼンテーションでは、日本生物工学会東日本支部学生奨励賞の受賞者による講演を予定しています。

    社会人の皆様へ

    本討論会では、企業・法人ならびに国公立研究機関に所属する方(大学教員は含まない)を「社会人」と表記させていただきます。

    本討論会では、下記「参加申込」にて「アドバイザー就任を希望」で申込みいただいた方には「学生発表討論会アドバイザー」として、日本生物工学会東日本支部長名にて依頼状を発行いたします。「学生発表討論会アドバイザー」に依頼する任務の内容、参加費、謝金につきましては、こちら(「第12回学生発表討論会アドバイザーについて」)をご覧ください。また、アドバイザー就任を希望されない場合、一般会員の参加費をお支払いいただきますようお願い致します。今年度の本討論会で募集するアドバイザーは5名です。ご参加をよろしくお願いいたします。

    参加申込

    10月6日(金)までに、1) 氏名、2) 性別(部屋割りに必要)、3) 一般会員(大学教員以外)/一般会員(大学教員)/学生会員/学生非会員の別、4) 社会人の場合はアドバイザー就任希望の有無、5) 所属および学生の場合は学年、6)連絡先住所・TEL・E-mail、7) その他連絡事項(特にアレルギー等で食事指定のある方はご相談ください) を記入の上、件名を「第12回学生発表討論会申込」として、下記申込先にE-mailにてお申し込みください。

    プログラム作成のため、学生の方には、参加申込締切後に簡単な要旨(500字程度)を作成して頂きますのであらかじめご承知おきください(要旨〆切は10月31日を予定)。

    参加費

    参加費の支払は、当日受付時にお願いいたします。
    学生会員3,000円(税込)、学生非会員4,000円(税込)、一般会員(大学教員・社会人)10,000円(税込)
    (いずれも宿泊代・夕朝昼食代・要旨集代込)

    大学教員・社会人の皆様には、研究発表会において学生の発表に対する様々な視点からのご指摘や自由討論会での積極的なアドバイスをお願いします。

    定員に限りがありますので、下記申し込み先まで早めにお問い合わせください。

    申込先日本生物工学会東日本支部 第12回学生発表討論会
    担当 大槻隆司(山梨大学大学院医学工学総合研究部生命環境学域)
    E-mail

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    Published by 学会事務局 on 25 8月 2017

    生物工学会誌 – 95巻8号

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    Published by 学会事務局 on 24 8月 2017

    【随縁随意】Delft Schoolに想うこと-駒形 和男

    生物工学会誌 第95巻 第8号
    駒形 和男

    微生物の研究には、乳酸発酵の研究から、酪酸発酵、アルコール発酵、酢酸発酵、自然発生説の否定、狂犬病のワクチン治療まで広範な研究を行い、微生物学の基礎を開いたフランスのパスツールの研究の流れと、家畜の炭疽病の病因が炭疽菌という細菌であることを解明し、寒天培地の導入、結核菌の分離などいわゆるコッホの条件を確立し、医学細菌学の基礎を開いたコッホの流れがあると考えられる。他方、1800年代の後半から1900年代の半ばにわたり、オランダのベイエリンク(Beijerinck, M. W.)はデルフトのPolytechnicalSchool(現在のDelft University of Technology)の教授として微生物学研究室を開設し、基礎微生物学(generalmicrobiology)の基礎を築いた。最近、この学派についての記録が出版され、再評価の機運が見られるので、この学派(Delft School)について紹介したい。

    Delft Schoolの創始者であるベイエリンクは、根粒菌の分離で知られているが、さらに増菌培養(集積培養、elective culture, enrichment culture technique)の手法を発展させ、1921年から1940年の間に、硫酸還元菌、硫黄酸化菌、硝酸還元菌、窒素固定菌、尿素分解菌、発光細菌、酢酸菌、乳酸菌、セルロース分解菌、水素酸化菌、メタン酸化菌などの細菌を分離し、研究の対象とする微生物の幅を拡大した。増菌培養は、微生物の成育環境に基づいて、生育因子を制限し、その環境に生育する微生物を増殖・分離するする手法で、環境に存在する少数の微生物を分離するのに用いられる。また、ベイエリンクは、タバコモザイク病の病原体は細菌ではなく、濾過性のもので、これをウイルス(virus)と命名したことで知られている。

    ベイエリンクの後継者となるクライバー(Kluyver, A. J.)は1914年、酵母の発酵性を利用した糖の分別定量の研究で学位を取得し、その後、セイロン(現在のスリランカ)、ジャワ(現在のインドネシア)で農産物の調査をしていたが、1921年にベイエリンクの職を継いだ。彼は、就任に際しMicrobiology and Industryという講演を行い、その中で、微生物は人類にとって有用な働きをするもので、微生物と人類とのかかわりは病気だけではないと述べている。また、クライバーは、微生物の発酵などに見られる代謝の研究から、すべての生化学的反応は水素の受け渡しであると述べ、unity in biochemistryを提唱した。現在の生化学からすれば常識であるが、この考えを発表したのが1926年のことであるから、ほぼ90年前のことである。クライバーは、基礎微生物学は医学細菌学と異なり、科学のなかの独立した一分野であると強調するとともに、化学工学をはじめ他分野との協調を述べている。糸状菌の振とう培養、通気培養の原型と考えられるクライバー・フラスコは彼の研究室で開発された。彼の研究室の名称がLaboratory of general and appliedmicrobiologyというのも彼の研究方針を物語っている。また、彼が糖の分別定量に用いた菌株は、オランダのカルチャーコレクションの酵母部門の中核となっている。

    ファン・ニール(van Niel, C. B.)は、クライバーの研究室で助手を務め、1928 年12 月米国に渡り、Stanford UniversityのHopkins Marine Stationで紅色硫黄細菌の研究を続けた。また、1930年から1962年にわたり、同大学に基礎微生物学のコースを開設した。微生物の形態学、分類学、酵母と細菌の生態学、微生物の生化学、光合成などに関する講義、集積培養の実験が行われ、密度の濃いコースであったといわれている。受講生は、米国のみならず世界各国より集まり、後日、彼らのなかから基礎微生物学をリードする優れた研究者が多数うまれた。

    ベイエリンク、クライバー、ファン・ニールの系譜に属する研究者の一門をDelft School といい、このSchoolは、微生物学を生物学の一分野と位置づけ、常に微生物とは何かという視点から研究を続けた。また、Delft Schoolの貢献は、微生物学研究者の育成である。このSchoolに学んだ研究者は広く世界に分布し、その地で基礎微生物学を根付かせた。微生物を研究の材料として用いるだけでなく、基礎微生物学を教育・研究する学部とはいわないまでも、せめて微生物学科の設立を望みたいものである。


    著者紹介 東京大学名誉教授

     

    ►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

     

    Published by 学会事務局 on 22 8月 2017

    【後援行事】化学工学会バイオ部会「企業技術者のための生物化学工学集中講義」

    化学工学会バイオ部会では、発酵、食品、製薬等の分野で事業展開されている企業で活躍されている若手・中堅の研究者・技術者の皆様の技術力の向上を目指して、出前講義方式の生物化学工学集中講義を開催致します。

    内容は、コースごとに異なる内容で生物化学工学の基礎から応用まで捉えており、例えば、酵素反応や微生物反応に関する基礎や、殺菌方法、バイオセンサー、生産物精製、培養方法、流加培養、動物細胞培養などで遺伝子組換え技術なども含みます。下記に具体的な講義内容も例として挙げました。どのプログラムも2日間の日程で、スケジュールに関しては講師の先生と相談して決めていただけます。講師には、名古屋大学名誉教授の小林猛先生にお願いしてあります。テキストには東京化学同人の「生物化学工学」を使用する予定です。
     

    問合せ・申込先:
    化学工学会バイオ部会事務局
    Email:
    http://www.scej-bio.org/

    Published by 支部:北日本 on 18 8月 2017

    【北日本支部】2017年度日本生物工学会北日本支部 札幌シンポジウム「生物プロセスによるモノづくり・資源循環を目指して」

    日時2017年10月23日(月) 13:30~17:30
    場所産業技術総合研究所 北海道センター D棟会議室(札幌市豊平区月寒東2条17丁目2-1)
    札幌地下鉄東豊線福住駅から徒歩約25分、札幌地下鉄東豊線福住駅からタクシー約5分
    ※アクセスはhttp://www.aist.go.jp/hokkaido/ja/access/ でご確認ください。
    2箇所ある中で札幌ドーム寄(最寄駅 福住)の方です。
    参加費無料
    懇親会18:15~ 「さんかい 月寒本店」
    (〒062-0053 北海道札幌市豊平区月寒東3条19丁目13-1) にて開催予定
    懇親会会費:4,000円(税込)
    参加申込*こちらの申し込みフォームに必要事項を記入し、お申し込み下さい。
    *Safariをお使いの場合はフォームが表示されない場合があります。Firefox、Chrome等別のブラウザをご利用ください。
    (シンポジウム参加につきましては当日参加も受け付けますが、懇親会参加につきましては事前にお申し込み下さい。)
    申込み締切2017年10月13日(金) ⇒10月20日(金)延長しました
    問合せ先日本生物工学会北日本支部
    支部長 : 湯本 勳 (産業技術総合研究所)E-mail
    担当幹事 : 玉野 孝一(産業技術総合研究所)E-mail

    プログラム

    • 13:30~13:35 開会の辞…………湯本 勳(日本生物工学会北日本支部 支部長)
       
    • 13:35~14:10
      「メタン菌による磁硫化鉄形成とそれを利用したメタン生産促進技術」
              …………………五十嵐 健輔(産総研・生物プロセス研究部門)
       
    • 14:10~14:45
      「米由来副産物のバイオリファイナリー技術開発とその事業化への取り組み」
              …………………渡辺 昌規(山形大学 農学部 食料生命環境学科)
       
    • 14:45~15:20
      「麹菌を用いた微生物脂質生産に関するこれまでの研究と今後の方向性」
              …………………玉野 孝一(産総研・生物プロセス研究部門)
       
    • 15:20~15:40 休憩
       
    • 15:40~16:15
      「イチジクゴム粒子関連タンパク質の機能解析」
              …………………横田 早希(秋田大学大学院理工学研究科)
       
    • 16:15~16:50
      「ストレス耐性酵母のスクリーニングと応用研究へのアプローチ」
              …………………小西 正朗(北見工業大学バイオ環境化学科)
       
    • 16:50~17:25
      「コンポストから分離された次世代放線菌[クテドノバクテリア]の魅力」
              …………………矢部 修平(東北大学大学院農学研究科)
       
    • 17:25~17:30 閉会の辞…………阿部 敬悦(日本生物工学会北日本支部 副支部長) 

     

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    Published by 支部:中部 on 04 8月 2017

    《中部支部共催》">【関連行事】第10回 北陸合同バイオシンポジウム〈富山〉《中部支部共催》

    日時2017年11月10日(金)13:00 ~ 11月11日(土)12:00
    会場
    • 富山県立大学(富山県射水市黒河5180)
      …初日夕方まで
    • いこいの村 磯波風(いそっぷ)(富山県富山市婦中町細谷1-2)
      …初日の夕方以降
    詳細URLhttp://www.pu-toyama.ac.jp/BR/hibari/10th sympo/10sympo index.html
    参加・発表
    申し込み締切
    2017年9月21日(木)
    参加費参加費: 3,000円(学生 無料)
    宿泊費: 11,000円(学生同額、夕食・朝食込)、日帰り 6,000円(夕食込)
    実行委員長浅野 泰久(富山県立大学 教授)
    問合せ先富山県立大学 工学部生物工学科 奥 直也
    TEL: 0766-45-5305
    E-mail:

    【主催】富山県立大学生物工学研究センター、福井県立大学生物資源学部
        石川県立大学生物資源工学研究所、東京大学生物生産工学研究センター
    【共催】 日本生物工学会中部支部ほか

     

    Published by 部会:代謝工学研究部会 on 31 7月 2017

    【研究部会】代謝工学研究部会第5回技術交流会「代謝シミュレーション法」

    日本生物工学会代謝工学研究部会では2017年度の活動の一環として、技術交流会を開催します。ご好評いただきました過去4回の交流会につづき、第5回交流会でも研究部会関係企業や大学院生、若手研究者を対象として、代謝シミュレーション技術の講習・実習を行います。代謝シミュレーションの実行環境にMatlab(体験版)を利用し、より実践的な形式で実習を行います。また交流会の2日目では応用編として、代謝解空間の解析やフラックスバライアビリティー解析など、代謝工学に有用な手法の解説と研究事例の紹介を行います。代謝シミュレーションの新たな用途を知る機会としてふるってご参加いただきますよう宜しくお願い申し上げます。

    詳しくは、大阪大学大学院情報科学研究科 代謝情報工学講座ホームページ(http://www-shimizu.ist.osaka-u.ac.jp/hp/me.html)をご覧下さい。
     

    • 日時: 2017年11月11日(土)14:00~12日(日)12:00
    • 場所: 大阪大学情報科学研究科 B棟 B511オープンラボ
       
    • プログラム:

      11月11日(土)
      14:00-15:00 講義:代謝シミュレーションの基礎(講師:清水浩 大阪大学教授)
      15:00-16:00 演習:代謝シミュレーションの実行(講師:豊島正和)
      16:30-18:00 講義+演習:代謝シミュレーションの実行(講師:松田史生)

      11月12日(日)
      9:00-10:30 講義:代謝シミュレーションを利用した研究の紹介(講師:戸谷吉博)
      10:30-12:00 講義:ゲノムスケール代謝モデルや反応データベースの活用法(講師:戸谷吉博))
       
    • 定員: 8人
       
    • 資料代: 5,000円(懇親会費は当日徴収します)
       
    • 申込先、問合せ先: 2017年10月6日(金)までに1) 参加希望者名、2) 所属、3) メールアドレス、4) 電話番号を記入したメールを下記までご送付ください。

      大阪大学大学院情報科学研究科 代謝情報工学講座
      戸谷 吉博(E-mail: , TEL: 06-6879-7432)
       

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    Published by 学会事務局 on 28 7月 2017

    【研究部会】セルプロセッシング計測評価研究部会 第9回若手研究シンポジウム報告

    セルプロセッシング計測評価研究部会主催の第9回若手研究シンポジウムが2017年7月23日(13時から16時)にツネイシしまなみビレッジ(広島)にて開催されました。今年は、大学院博士課程、ポスドク合わせて計7名の方に発表していただきました。発表時間を昨年より延長し発表12分、質疑7分という時間配分の中、日頃の研究を凝縮した熱心なご発表と活発な質疑討論がなされました。

    ​​セルプロセッシング計測評価研究部会 第9回若手研究シンポジウム参加者

    非常にレベルの高いご発表で接戦ではありましたが、厳正な審査の結果、下記の1名がYoung Researcher’s Award(研究奨励賞)に選ばれました。

    平成29年度(2017年度)Young Researcher’s Award(研究奨励賞)受賞者

     鹿島大揮さん(東京大学大学院工学系研究科)
     発表演題:細胞の生死を指標とした細胞内タンパク質間相互作用検出系の構築と阻害剤探索への展開

    平成29年度(2017年度)Young Researcher’s Award(研究奨励賞)受賞者 

    本シンポジウムに参加された方々の今後のさらなるご発展をお祈りしております。

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    Published by 学会事務局 on 26 7月 2017

    【年次大会】公開シンポジウムのご案内(9月11日)

    第69回日本生物工学会大会では、初日の9月11日(月)の午後に公開シンポジウムを開催いたします。
    本シンポジウムは、大会参加を申し込まれていない方もご聴講いただけます。

    【日時】9月11日(月) 16:00~17:30
    【会場】早稲田大学大隈記念講堂 W会場(大講堂)

    • 「宇宙,人,夢をつなぐ」
      山崎 直子(宇宙飛行士・女子美術大学客員教授・立命館大学客員教授)
       
    • 「イノベーションと課題大国日本」     
      濵口 道成(国立研究開発法人 科学技術振興機構 理事長)
       

    多くの皆様のご参加をお待ちしております。

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