Published by 支部:中部 on 23 8月 2019
【主催】岐阜大学 応用生物科学部(岐阜大学70周年記念事業)
【共催】日本生物工学会 中部支部
プログラム
《特別講演》
- 9:30-10:10
「各種製パン用酵素の品質改良効果と複合利用例」
……伊賀 大八((一社)日本パン技術研究所 )
- 10:10-10:50
「製パンと小麦粉内在酵素」
……野口 智弘 (東京農大 食品加工技術センター)
- 11:00-11:40
「食の安全と安心(HACCPによる管理手法について)」
……濱田 和弘(岐阜大学グローカル推進機構)
- 11:40-12:20
「学校給食パンの現状と今後」
……嶋内 八郎(全日本パン協同組合連合会)
- 12:20-13:30 昼休み(ポスター展示もご覧になれます)
《研究講演》
- 13:30-13:50
「冷凍生地製パン法に関するあれこれ」
……山田 誠二(サンタ ベーキング ラボラトリー)
- 13:50-14:10
「米粉利用に優れる水稲新系統の特性と今後の展開」
……吉田 一昭(岐阜県農業技術センター)
- 14:10-14:30
「パン生地ミキシング状態解析法」
……伴 信雄(伴技術研究所)
- 14:30-14:50
「学校給食におけるパン・小麦の提供頻度について」
……柴田 奈緒美(岐阜大 教育学部)
《ポスターセッション》
- 15:00-15:20 ポスターショートプレゼン
- 15:20-16:50 ポスター発表
- 17:00-19:00 懇親会
参加申込
準備の都合上、講演会および懇親会への参加を希望される方は、9月2日(月)までにシンポジウム公式サイトの申込フォーム(https://gifubread.info/wpx/)からお申し込みください。
問合せ先
岐阜大学応用生物科学部応用生命科学課程 橋本美涼
Tel:058-293-2916(直通) E-mail
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支部活動
Published by 支部:北日本 on 22 8月 2019
本企画は盛会のうちに終了いたしました。多くのご参加どうもありがとうございました。
- 日時:2019年10月18日(金)
- 場所:北海道大学札幌キャンパス
フロンティア応用科学棟1階セミナー室
- 共催:北海道大学工学部フロンティア化学教育研究センター(FCC)
北海道大学ロバスト農林水産工学連携研究教育拠点
- プログラム:
10:00~12:00 学生ポスターセッション@フロンティア棟1階エントランスホール
昼食 (役員会議)
13:20-13:25
開会の辞………松本 謙一郎(生物工学会北日本支部副支部長/北海道大学工学研究院応用化学部門)
13:25-13:55
「下水道の現状と未来像」
………………佐藤 久(北海道大学工学研究院環境創生工学部門 教授)
13:55-14:25
「余剰汚泥を活用した下排水からのバイオプラスチック生産への挑戦」
………………井上 大介(大阪大学大学院工学研究科環境・エネルギー工学専攻 准教授)
休憩
14:40-15:10
「未利用資源の海藻を原料としたバイオプラスチックの微生物合成を目指して」
………………山田 美和(岩手大学農学部応用生物化学科 准教授)
15:10-15:40
「バイオマス利活用の現場からの課題」
………………石井 一英(北海道大学大学院工学研究院環境創生工学部門 教授)
休憩
15:55-16:20
飛翔賞受賞記念講演「情報科学と進化工学を組み合わせた分子認識タンパク質創出プロセスの開発」
………………伊藤 智之(東北大学工学研究科バイオ工学専攻 博士後期課程)
16:20-16:45
北日本支部賞受賞記念講演 「糖尿病性腎症の治療 -微生物酵素工学からのアプローチ-」
………………及川 大樹(東北大学工学研究科バイオ工学専攻 博士後期課程)
16:45~16:50
閉会の辞………魚住 信之(生物工学会北日本支部支部長 東北大学大学院工学研究科バイオ工学専攻)
17:40~ 懇親会(会場未定)
〇ポスター発表
- 大腸菌内における放線菌由来ホスホリパーゼDの可溶化と精製 岩本 学拓1,伊東 明乃1, 向 めぐみ2, 田 美和2,柏木 明子1
- シリカ重合酵素群が形成するフィラメントによるチタニアの重合 岡本 淳之介,中島 一紀,川﨑 了 (北大院・工)
- Facile fabrication of silica layer on cellulose using immobilized silicatein Kasun Godigamuwa, Kazunori Nakashima, Junnosuke Okamoto, Satoru Kawasaki
- 宮崎県沿岸部に生息する尿素分解菌のウレアーゼ活性評価と砂の固化試験 宮永 未森,中島 一紀,川﨑 了,青木 園子 (北大院・工)
- バイオベース材料で構成された環境に優しい金属吸着材の開発 東郷 佑樹,中島 一紀,川﨑 了 (北大院・工)
- ペプチドリガーゼ相同遺伝子の探索と機能解析 成冨 駿1,小笠原 泰志2,大利 徹2 (1北大院・総合化学,2北大院・工)
- ペプチドグリカン新規生合成経路阻害剤の探索 清水 庸平1佐藤 洋平1小笠原 泰志2米田 友貴2猪熊 泰英2大利 徹2
- バクテリア由来コニフェリルアルデヒド二重結合還元酵素の結晶化 林 翼1,千田 美紀2,松浦 裕志1,上村 直史3,政井 英司3,千田 俊哉2,杉本 敬祐1 (1旭川高専,2高エネ機構,3長岡技大)
- リグニン由来化合物に作用する新規デカルボキシラーゼPhcFの結晶化 吉田 啓貴1,朝比奈 琴音1,松浦 裕志1,千田 美紀2,上村 直史3,政井 英司3,千田 俊哉2,杉本敬祐1 (1旭川高専,2高エネ機構,3長岡技大)
- 抗リウマチ薬メトトレキサート標的タンパク質マクロファージ遊走阻害因子の中性子結晶構造解析 江澤 理徳1,杉島 小雪2,松村 洋寿2,面川 歩³,尾高 雅文2,廣川 誠³,山田 貢⁴,石田 卓也⁴,玉田 太郎⁵,涌井 秀樹¹ ⁴JAXA有人宇宙技術部門きぼう利用センター, ⁵量子科学技術研究開発機構(QST))
- 細菌の16S rRNAを検出する紙チップの開発 中島 芽梨1,平野 麗子2,佐藤 久3 (1北大・工,2セルスペクト,3北大院・工)
- 大腸菌の呼吸鎖変異株 DNDH-I DCytbo3におけるグルタミン酸脱炭酸酵素GadABの活性発現解析 溝越 拓哉,瀬島 祐大,濱田 和宏,松尾 祥子,和田 大,横田 篤
- 白色木材腐朽菌Phlebiopsis giganteaにおける針葉樹由来抗菌成分の分解性 岩田 茉奈1,堀 千明2、大井 俊彦2,松本 謙一郎2
- 光合成関連酵素RubisCOを利用したグリコール酸ポリマー合成系の構築 大潟 祥梧1,永田 暁洋2,齋藤 樹理2,横尾 俊憲2,工藤 悠希2,堀 千明3,大井 俊彦3,田口 精一4,松本 謙一郎3
- 遺伝子組換え大腸菌を用いたブロックコポリエステルの配列制御機構の解明 佐藤 圭悟1,藤井 隆之輔2,堀 千明3,大井 俊彦3,田口 精一4,松本 謙一郎3
- In vitro系を用いた乳酸重合酵素の作用機構解析 梶川 彩香1,飯島 翠2,堀 千明3,大井 俊彦3,田口 精一4,松本 謙一郎3
- カルボキシソーム外殻形成過程の鍵タンパク質CcmOの発現と精製 大久保 泳一郎1,大畠 昌也2,松村 洋寿2,池内 良彦3,養王田 正文4,野口 恵一4,尾高 雅文2
- 参加費:
シンポジウム参加費 無料
懇親会会費 一般:未定(税込),学生:未定(税込)
- ポスター発表・懇親会参加申込締切:2019年9月27日(金) こちらのフォームに必要事項(氏名、所属、会員種別、E-mail、TELおよび懇親会参加の有無)を明記してお申込みください。
ポスター発表ご希望の方は、メールにて下記担当者宛にタイトル・著者リストをお送りください。ポスター発表は、シンポジウムのテーマとは関係なく、広い意味での生物工学的内容を含む研究を発表頂けます。要旨の提出は不要です。発表者は生物工学会の会員である必要はありません。英語でのポスター発表も可能です。
- 問合せ先:
2019年度日本生物工学会北日本支部 副支部長
北海道大学工学研究院応用化学部門 松本 謙一郎
E-mail
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学会行事
Published by 学会事務局 on 20 8月 2019
- 開催日時:2019年11月27日(水)14:00~22:00
- 場所:ホテル椿館(〒790-0836 愛媛県松山市道後鷺谷町5-32)
- 参加費:6,000円(税込)
- 開催の主旨:
本研究会では、多様な観点からバイオインターフェースを捉える機会を参加者に提供し、新たな研究課題や共同研究の芽が生まれることを目指している。近年、人工知能、量子生物学など新しい学問の潮流が生まれている。くしくも2019年は、デカルトが中世哲学を脱し、近代科学につながる考え方でもある方法的懐疑により「我思う、ゆえに我あり」という真理を得た思索から400年になる。そこで今年の研究会では、哲学的考察と科学のインターフェースから導かれる生命論について考え、新たな時代に向けて各々の思索を深めるきっかけとしたい。
- プログラム:
<第一部:公開セミナー>
14:00~16:00 「生命誕生の神秘:生物工学者の考える大胆な仮説」
進行役:中村 史(産総研・バイオメディカル研究部門)、神谷 典穂(九州大学大学院・未来化セ)
「科学と認識の間:自然科学だけでは生命現象の完全な把握はできない・人工知能による再整理」
…三宅 淳(大阪大学・国際医工情報センター)
「生命と物質のインターフェース」
…堀 克敏(名古屋大学大学院・研究部会長)
「秩序と無秩序の間で、何かが起こった?」
…高木 昌宏(北陸先端科学技術大学 マテリアルサイエンス研究科)
<第二部>(非公開・部会委員及び事前登録者のみ)
16:30~18:00 「創造的研究:生物工学温故知新」(全員参加)
進行役:座古 保(愛媛大学大学院・理工)
コメンテーター:三宅 淳、堀 克敏、高木 昌宏
<第三部:活動方針検討会>(非公開)
20:00~22:00
進行役:堀 克敏(名古屋大学大学院)
・次年度研究部会の運営方針
・その他
- 申込み方法:
第二部、第三部は非公開としますので、参加をご希望の方は2019年9月20日(金)までに、下記までメールにてお申し込みください。お名前(フルネーム)とご所属の明記をお願い致します。お申し込みをもちまして、非公開部の内容の守秘義務にご了承頂いたものと致します。参加者が予定人数を超過する場合は選考を行うことがありますので、予めご了承下さい。
- 申込先:
愛媛大大学院 理工学研究科 座古 保
E-mail:
⇒バイオインターフェース研究部会Topへ
学会行事
Published by 支部:九州 on 16 8月 2019
- 日時:2019年10月5日(土)
- 場所:コンパルホール 1階文化ホールおよび4階調理実習室
(〒870-0021 大分県大分市府内町1丁目5番38号) - プログラム:
<講演の部>
♦第1部(10:00~12:20)
10:00~10:20
「糀産業について」
……浅利 良得(有限会社糀屋本店 糀師)
10:20~10:40
「麹文化のお酒「焼酎」の魅力」
……高下 秀春(三和酒類株式会社 取締役)
10:40~11:00
「みその効用」
…… 後藤 頼信(フンドーキン醤油株式会社 品質保証部)
11:00~11:20
「最新のバイオテクノロジーと食への応用の可能性」
……塩屋 幸樹(別府大学食物栄養科学部発酵食品学科 講師)
11:20~11:40
「発酵食品で楽しく減塩・おいしく減塩」
……平川 史子(別府大学食物栄養科学部食物栄養学科 教授)
11:40~12:00
「健康ウォッチ めざせ100歳」
……湯けむり健康戦隊ゲンエンジャー(別府大学食物栄養科学部食物栄養学科 学生)
12:00~12:20
「食品の香りと美味しさについて」
……米元 俊一(別府大学食物栄養科学部発酵食品学科 客員教授)
♦第2部(13:00~14:10)
「アルコール適性検査と飲酒の功罪」
……木下 健司(武庫川女子大学薬学部健康生命薬科学科 教授)
※講演中に希望者に対してアルコール適性検査を行います。定員100名
<実験の部>(13:00~15:00)
♦〔A〕「スマホで微生物を見てみよう!」
定員10名 ①13:10~13:40 ②13:50~14:20
大坪 素秋(別府大学食物栄養科学部発酵食品学科 教授)
♦〔B〕「バイオリアクターでアルコールをつくってみよう!」
定員10名 ①13:10~14:00 ②14:10~15:00
陶山 明子(別府大学食物栄養科学部発酵食品学科 准教授)
♦〔C〕「発酵食品にかかわる微生物の遺伝子を取り出してみよう!」
定員10名 ①13:10~14:00 ②14:10~15:00
塩屋 幸樹(別府大学食物栄養科学部発酵食品学科 講師)
<実習の部>(13:00~15:00)
♦〔D〕「麹を使った料理教室」定員30名
浅利 妙峰(有限会社糀屋本店 代表取締役)
♦〔E〕「ゲンエンジャーによる減塩教室」
湯けむり健康戦隊ゲンエンジャー(別府大学食物栄養科学部食物栄養学科 学生)
♦〔F〕「アルコール適性検査」定員100名 ※講演第2部で実施します。
<展示物の部>(10:00~15:00)
「別府大学食物栄養科学部発酵食品学科における発酵食品に取り組む学生の活動について」
(別府大学食物栄養科学部発酵食品学科 学生)
- 参加費:無料
- 申込方法:
講演の部・実習の部〔E〕
参加申込み不要(どなたでも参加できます)。
実験の部・実習の部〔F〕
当日先着順で受け付けます。開始時間の10分前までに受付にお越しください。
実習の部〔D〕「麹を使った料理教室」
申し込みが必要です。件名を「市民フォーラム料理教室参加希望」として、下記問合せ先までメールをご送付、またはお電話ください。申込締切は2019年9月30日(月)です。希望者が多い場合は抽選となります。
- 問合せ先:
日本生物工学会九州支部・市民フォーラム事務局
Tel: 0977-66-9630 E-mail
本シンポジウムは、JSPS科研費 JP19HP1234 の助成を受けたものです。
主催:日本生物工学会九州支部
共催:別府大学
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学会行事
Published by 支部:東日本 on 08 8月 2019
日本生物工学会東日本支部 第14回 学生発表討論会
(公社)日本生物工学会東日本支部 主催
日時 | 2019年11月8日(金)13:00~11月9日(土)16:00 |
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場所 | 大学セミナーハウス(東京都八王子市下柚木1987-1) |
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開催趣旨 | 「令和最初」の学生発表討論会で、研究室の中だけではみえない世界に飛び込もう!
自分の研究をネタに、企業の研究者とじっくり話してみませんか?~日本生物工学会東日本支部 第14回学生発表討論会のご案内~
「自分の研究の進め方って、企業の人から見たらどうなんだろう?」
「企業での研究ってどんなもの?」
「学生のうちに身につけておかなければならない能力は?」
学生の皆さん、このような疑問を、社会人に直接ぶつけてみませんか? 就職や進学を考えている皆さんの研究内容の発表を通じて、バイオ関連の様々な分野で活躍する先輩方がアドバイスをしてくださいます。
研究発表といっても、学会のようなまとまったデータは必要ありません。もちろん、学会で発表した内容そのままを持ってきても構いません。一方、まだ途中の段階でも、うまくいっていなくて滞っているようなものでも歓迎します。むしろ、そのようなうまくいっていない時にどう考えたらよいか、研究室の外に出ればヒントが見つかるかもしれません。
夕食後には、社会人との自由討論会も企画しています。企業の研究ってどういうもの? 社会人になって必要とされる能力は? のような、皆さんの将来に関する疑問など、研究室ではなかなか聞けないことを質問するチャンスです。
学生の皆さんの参加をお待ちしております。
社会人、大学教員の皆様の参加も、もちろん歓迎いたします。本討論会は社会人の参加があってはじめて成り立つ会ですので、第12回(2017年度)より社会人の皆様にお願いすることを明文化いたしました(下記「社会人の皆様へ」をごらんください)。また、過去にこの「学生発表討論会」に学生として参加した社会人の方のご参加を、特にお待ちしております。
内容についての詳細は、以下のURLより、生物工学会誌2010年第88巻第1号のBranch Spirit欄に掲載しました記事をご覧ください。
https://www.sbj.or.jp/wp-content/uploads/file/sbj/8801_branch_spirit.pdf |
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募集人数 | 学生・一般合わせて 35名程度
(定員になり次第、締め切らせて頂きます。相互交流の観点から、学生はできるだけ指導教員と一緒に参加されるようお願いします。人数に限りがありますので、広く交流を図る目的から学生さんはなるべく1研究室あたり2名程度までの申し込みにご協力下さい。学生単独での参加も可能ですが、必ず指導教員の許可を得てからお申し込みください。また、特許に係る情報を含むプレゼンテーションには対応できませんので、ご了承ください。) |
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内容 | プログラム予定 11月8日(金) | 12:30 | 受付 | 13:00 | 開会の辞 | 13:05 | 基調講演
「企業の研究開発とキャリア開発〜長いようで短い四半世紀」
吉田 聡(キリンホールディングス株式会社 ワイン技術研究所 主査(主任研究員)) | 14:05 | 社会人参加者紹介 | 14:15 | 途中休憩をはさみ研究発表会(1)および(2) | 18:00 | 夕食 | 19:30 | 自由討論会 | 11月9日(土) | 8:00 | 朝食 | 9:00 | モーニングプレゼンテーション
日本生物工学会飛翔賞受賞講演
「SCF法を活用した好酸性微生物や耐酸性微生物の高効率なスクリーニング系の開発」
高野 力(筑波大学大学院 生命環境科学研究科 生物機能科学専攻) | 9:30 | 研究発表会(3) | 12:00 | 昼食 | 13:10 | 研究発表会(4) | 16:00 | 記念撮影、解散 |
本セミナーは、三つのプログラムから構成されます。 <研究発表会> 参加学生全員に、自分の研究内容について発表していただきます。一度学会で発表したものや、まだデータが出ていないもの、全然うまくいっていないものでも構いません。発表時間は1名あたり10分間(+質疑10分間)を予定しています。全体の発表時間は限られておりますので、先着順で受付させていただき、枠が埋まった時点で学生さんの申込みを締め切らせていただきます。研究発表では研究室外の人にも実験の背景や目的、進捗状況などをわかりやすく説明することを心掛けて、スライドを用意してください。(PCはこちらでも用意いたしますが、持参等については申込後に確認します。) <自由討論会> 企業や研究所などで社会人として研究・開発に携わっている先輩方と、学生時代や現在の経験談、企業で必要とされる能力や研究の心得など様々なことについて、緊密かつ自由に語り合います。ふだんなかなか知ることのできない、企業人や大学教員の経験や知識に触れるチャンスです。 <基調講演、モーニングプレゼンテーション> 本セミナーでは、将来生物工学分野での活躍を目指す皆さんへのエールとして、生物工学分野で活躍されている大先輩方に、ご自身の研究歴やご経験を1日目の基調講演にてお話しいただいています。また、2日目にモーニングプレゼンテーションとして、日本生物工学会飛翔賞の受賞者による講演を予定しています。 |
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社会人の皆様へ | 本討論会では、企業・法人ならびに国公立研究機関に所属する方(大学教員は含まない)を「社会人」と表記させていただきます。
本討論会では、下記「参加申込」にて「アドバイザー就任を希望」で申込みいただいた方には「学生発表討論会アドバイザー」として、日本生物工学会東日本支部長名にて依頼状を発行いたします。「学生発表討論会アドバイザー」に依頼する任務の内容、参加費、謝金につきましては、こちら(「学生発表討論会アドバイザーについて」)をご覧ください。また、アドバイザー就任を希望されない場合、一般会員の参加費をお支払いいただきますようお願い致します。今年度の本討論会で募集するアドバイザーは5名です。ご参加をよろしくお願いいたします。 |
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参加申込 | 10月17日(木)までに、1) 氏名、2) 性別(部屋割りに必要)、3) 一般会員(大学教員以外)/一般会員(大学教員)/学生会員/学生非会員の別、4) 社会人の場合はアドバイザー就任希望の有無、5) 所属および学生の場合は学年、6)連絡先住所・TEL・E-mail、7) その他連絡事項(特にアレルギー等で食事指定のある方はご相談ください) を記入の上、件名を「第14回学生発表討論会申込」として、下記申込先にE-mailにてお申し込みください。
プログラム作成のため、学生の方には、参加申込締切後に簡単な要旨(500字程度)を作成して頂きますのであらかじめご承知おきください(要旨〆切は10月28日を予定)。 |
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参加費 | 参加費の支払は、当日受付時にお願いいたします。
学生会員3,000円(税込)、学生非会員4,000円(税込)、一般会員(大学教員・社会人)10,000円(税込)
(いずれも宿泊代・夕朝昼食代・要旨集代込)
大学教員・社会人の皆様には、研究発表会において学生の発表に対する様々な視点からのご指摘や自由討論会での積極的なアドバイスをお願いします。
定員に限りがありますので、下記申し込み先まで早めにお問い合わせください。 |
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申込先 | 日本生物工学会東日本支部 第14回学生発表討論会
担当 大槻隆司(山梨大学大学院医学工学総合研究部生命環境学域)
E-mail |
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学会行事,支部活動
Published by 支部:東日本 on 08 8月 2019
日本生物工学会東日本支部 学生発表討論会アドバイザーについて
社会人の皆様へ | <学生発表討論会アドバイザーについて>
本討論会では、企業・法人ならびに国公立研究機関に所属する方(大学教員は含まない)を「社会人」と表記させていただきます。
本討論会では、「参加申込」にて「アドバイザー就任を希望」で申込みいただいた方には「学生発表討論会アドバイザー」として、日本生物工学会東日本支部長名にて依頼状を発行し、以下の役割をお願いいたします。なお、アドバイザー就任を希望されない場合には一般会員として10,000円の参加費をお支払いいただきますのでご了承ください。 今年度の本討論会で募集する社会人アドバイザーは5名です。ご参加をよろしくお願いいたします。
<アドバイザーにお願いする任務>- 参加学生の研究内容発表に対し、学術的視点のみならず産業的視点から、研究の道標や出口設定に関する建設的な質問・助言を行うことで、将来の生物工学分野の産業・研究発展に貢献しうる視野を有する若者の育成の支援を行う。
- 自由討論会等の場面において、社会人としての心構え等も含めた自身の経験や知識を伝授し、若者が自らの道を切り開いていくためのロールモデル構築を為すための一助となる。
<アドバイザーの謝金>
学生発表討論会の参加費は無料とし、アドバイザー任務に対する謝金(交通費込)として、討論会当日に日本生物工学会東日本支部より源泉徴収分差し引き後額10,000円を支払う。 |
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問合せ先 | 日本生物工学会東日本支部 第18回学生発表討論会
世話人 細川正人(早稲田大学大学院先進理工学研究科)
E-mail |
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支部活動
Published by 学会事務局 on 01 8月 2019
こちらでは、生物工学会誌に掲載された『プロジェクト・バイオ』の目次および87巻1号以降掲載記事(PDF版)がご覧いただけます。第99巻(2021年)より本コーナーの掲載記事は、J-STAGEで公開しております。
第102巻(2024年)
第101巻(2023年)
第100巻(2022年)
第99巻(2021年)
第87巻 第1号(2009年) ~第98巻 第12号(2020年)
掲載記事 | 著者(*代表者) | 所属(掲載当時) | 巻–号–頁
(掲載年) |
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酒蔵発のタンパク質受託生産サービス | 幸田 明生*・阪本 薫・山田 尚平・橋本 一俊・仙波 弘雅・木田 真理衣・畑 健介・加戸 悠・山田 浩之・坪井 宏和・坊垣 隆之 | 大関 (株) 総合研究所 | 98-12-706
(2020) |
ふくしま発宇宙日本食の開発 | 小野 洋一 | 日本大学研究推進部知財課 | 98-7-382
(2020) |
ヨーグルトにユニークな特徴を付与するプロテアーゼの開発 | 品田 敦子 | (株) 合同酒精 | 98-4-203
(2020) |
UV-LEDにより育種した新規清酒酵母「LED夢酵母」 | 岡久 修己 | 徳島県立工業技術センター 食品・応用生物担当 | 98-1-42
(2020) |
微生物活用への取組み~NBRCが提供する多彩な乳酸菌とデータプラットフォーム~ | 宮下 美香*・渡邉 瑞貴・木村 明音 | 製品評価技術基盤機構バイオテクノロジーセンター(NBRC) | 97-12-770
(2019) |
事業化へ向けた研究開発材料としてのCHO細胞の樹立 | 源治 尚久 | (株) chromocenter | 97-7-450
(2019) |
ナノ粒子の食品への展開 | 金城 綾乃*・尾形 望嘉・松尾 タケル・江口 暢次朗・鶴丸 早織・平野 隆・福田 宏太郎・原 敏夫・永井 朋子・松原 正東 | (株) 先端医療開発 | 97-6-365
(2019) |
玄米発酵飲料 玄米オリザーノ®試飲後の心理学的変化~4象限マトリクス「KOKOROスケール」を用いた新しい解析と近未来展望~ | 益崎 裕章1*・片岡 洋祐2・満田 昌代3・藤井 力4・阿部 啓子5 | 1 琉球大学, 2 (株) Kokorotics, 3 会津天宝醸造 (株), 4 酒類総合研究所, 5 東京大学 | 97-5-296
(2019) |
L8020乳酸菌と特許ビジネス | 二川 浩樹 | 広島大学大学院医歯薬保健学研究科 | 97-4-230
(2019) |
ゲノム編集による養殖魚の品種改良―筋肉増量マダイの作出― | 家戸 敬太郎 | 近畿大学水産研究所 | 97-1-42
(2019) |
ニホンウナギの完全養殖技術の現状と展望 | 野村 和晴 | 水産研究・教育機構 | 96-12-722
(2018) |
沙漠海岸にバイオマス・コンビナートを造る | 倉橋みどり | 東京大学大学院農学生命科学研究科 | 96-10-605
(2018) |
ジャガイモマイクロチューバー生産技術の開発,実用利用,応用 | 大西 昇 | キリン (株) | 96-9-552
(2018) |
「きぼう」日本実験棟を利用した高品質タンパク質結晶生成実験の新しい展開 | 木平 清人*・永尾 紗理・和田 理男・石田 卓也・山田 貢・岩田 茂美・吉崎 泉 | 宇宙航空研究開発機構 | 96-8-484
(2018) |
なぜ我々は土壌微生物叢の動態を知りたいのか | 藤田 朋宏 | (株) ちとせ研究所 | 96-1-40
(2018) |
有毒藻類の大量培養による下痢性貝毒認証標準物質の製造 | 内田 肇1・渡邊 龍一1・松嶋 良次1・及川 寛1・石原 賢司1・鈴木 敏之1*・山﨑 太一2・川口 研2・高津 章子2 | 1 水産研究・教育機構, 2産業技術総合研究所 | 95-12-764
(2017) |
持続可能な生産と消費を目指すアグロフォレストリー | 林 建佑 | (株) フルッタフルッタ | 95-11-682
(2017) |
玄米発酵飲料の開発と機能の検証 復興支援,そして健康・長寿への道 | 満田 昌代1*・金本 淳一1・益崎 裕章2 | 1会津天宝醸造 (株), 2琉球大学 | 95-9-568
(2017) |
多変量解析に一石を投じる―ConfeitoGUIplusの開発 | 萬年 一斗1・尾形 善之2・鈴木 秀幸1* | 1かずさDNA研究所, 2大阪府立大学 | 95-7-420
(2017) |
生スピルリナの研究開発とタベルモ事業の挑戦 | 尾張 智美 | (株) ちとせ研究所 | 95-2-100
(2017) |
飲み込んでも安全な乳酸菌抗菌ペプチドの口腔ケア剤の開発 | 永利 浩平 | (株) 優しい研究所 | 94-12-794
(2016) |
アスベストの有無を簡単に検知できるタブレット顕微鏡 | 黒田 章夫 | 広島大学 | 94-8-507
(2016) |
ビフィズス菌の新しい食べ方を提案する「BifiX フローズンジェリー」の開発 | 瀧田 佳樹*・伊澤 桂・玉井 敏博 | 江崎グリコ (株) | 94-6-352
(2016) |
バイオ高速精製カラム「CIM®モノリス」~モノリス型担体の進化と未来~ | 青木 裕史 | 昭和電工 (株) | 94-5-286
(2016) |
「腸内細菌検査」を迅速簡便化する検体プールとPCRによるスクリーニング法の開発 | 松本 弘嵩・東 隆寛・荒川 琢* | 東洋紡 (株) | 94-4-212
(2016) |
宇宙環境下における閉鎖居住施設における食料生産用養殖技術の開発 | 遠藤 雅人 | 東京海洋大学 | 94-1-36
(2016) |
バイオ画像自動分類ソフトウェアCARTAの開発 | 朽名 夏麿 | 東京大学大学院新領域創成科学研究科, エルピクセル (株) | 93-12-760
(2015) |
トドマツの枝葉を利用した空気浄化剤の開発 | 大平 辰朗 | 森林総合研究所 | 93-11-698
(2015) |
緑茶カテキン(ガレート型カテキン)の機能性研究と特定保健用食品の開発 | 卯川 裕一*・提坂 裕子 | (株) 伊藤園 | 93-10-63
(2015) |
健康長寿への貢献を目指したりんごポリフェノール配合食品の開発 | 灘岡 勲 | カルピス (株) | 93-9-558
(2015) |
カスピ海ヨーグルトに含まれる新規機能性糖質ラクトビオン酸の開発 | 桐生 高明*・木曽 太郎・中野 博文・村上 洋 | 大阪市立工業研究所 | 93-8-494
(2015) |
北海道食品機能性表示制度【ヘルシーDo】の経緯と展望について | 田村 耕志 | 北海道経済部食関連産業室研究集積グループ | 93-7-416
(2015) |
光センシングと自然免疫応答を利用した食品機能性評価法 | 數村 公子 | 浜松ホトニクス (株) | 93-6-356
(2015) |
みえ発「地産地消型バイオリファイナリー」 | 田丸 浩 | 三重大学大学院生物資源学研究科 | 93-1-40
(2015) |
グリーンフェノールと高機能フェノール樹脂生産への挑戦 | 乾 将行1*・郷 義幸2 | 1地球環境産業技術研究機構, 2住友ベークライト(株) | 92-12-680
(2014) |
健康寿命伸長のための大腸内ポリアミン増強食品の開発
―狙った生理活性物質を腸内細菌に産生させることができるのか?― | 松本 光晴 | 協同乳業 (株) | 92-9-516
(2014) |
「渾沌(カオス)」の制御法…複合培養系を制御するコツ | 篠原 信 | 農業・食品産業技術総合研究機構 | 92-7-372
(2014) |
ニワトリ抗体の医薬品への応用展開 | 庄屋 雄二・豊浦 雅義* | (株) ファーマフーズ | 92-6-312
(2014) |
摂食・嚥下障害のサポート―食の支援ステーションの紹介― | 井上 誠 | 新潟大学大学院医歯学総合研究科 | 92-5-242
(2014) |
環境微生物を利用した石油・天然ガス資源開発技術 | 藤原 和弘*・佐藤 朋之・川村 太郎・浅野 貴博 | 中外テクノス (株) | 92-4-194
(2014) |
咀嚼・嚥下困難者向け食品の品質評価 | 神山かおる | 農業・食品産業技術総合研究機構 | 92-3-120
(2014) |
地域農業の力で糖質が湧き続ける?!セルロース系原料糖化技術「CaCCO」の現在と未来 | 徳安 健*・池 正和 | 農業・食品産業技術総合研究機構 | 91-11-660
(2013) |
DHA結合型リン脂質(PC)の研究開発 | 大久保 剛 | 日油 (株) | 91-5-264
(2013) |
ビトリゲルの開発とその再生医療,創薬,動物実験代替法,化粧品および食品の分野での実用化構想 | 竹澤 俊明 | 農業生物資源研究所 | 91-4-214
(2013) |
マイコトキシン汚染検体前処理用カラム「Trapper DON/NIV」の開発 | 佐々木 道代・加藤 美穂子 | (株) フロンティア研究所 | 90-12-800
(2012) |
酵素・微生物を利用した地域特産農産物の食品加工 | 西脇 俊和 | 新潟県農業総合研究所 食品研究センター | 90-11-742
(2012) |
乳糖を原料とした新規機能性オリゴ糖「ラクトビオン酸」の開発 | 木村 隆 | ユニチカ (株) | 90-9-595
(2012) |
がごめ昆布をめぐる食クラスターの取組み | 仲川 昇一 | 北海道食産業総合振興機構 | 90-9-598
(2012) |
地域の特産物を用いたブランド発泡酒の開発 | 梶川 悟史 | 宮崎ひでじビール (株) | 90-7-442
(2012) |
名水分析,名水鑑定から見えてくること | 森川 博代 | 有限会社 名水バイオ研究所 | 90-4-204
(2012) |
高機能タマネギの開発と地域ブランド化 | 岡本 大作 | 有限会社植物育種研究所 | 90-3-144
(2012) |
低エミッシヨン型水産加工を目指したウニ魚醤油の開発 | 田中 真人 | (株) 丸恭水産 | 90-1-42
(2012) |
世界中の人々が安全な水を飲めるように | 小田 兼利 | 日本ポリグル (株) | 89-11-692
(2011) |
構造改革特別区域制度を活用したどぶろくの製造 | 吉川 修司 | 北海道立総合研究機構 食品加工研究センター | 89-8-504
(2011) |
戦艦「大和」の呉から届ける「海軍さんの麦酒」 | 佐々木雅治 | 呉ビール (株) | 89-5-274
(2011) |
「地ビール」は文化へ【松江地ビールビアへるん】 | 矢野 学 | 島根ビール (株) | 89-3-134
(2011) |
日本橋茅場町で造られた日本最初のビール“幸民麦酒” | 辻 巌 | 小西酒造 (株) | 89-2-84
(2011) |
ドイツ発、牛久経由、世界行き | 高野 貫冶・角井 智行* | シャトーカミヤ 牛久ブルワリー | 89-1-32
(2011) |
植物工場は究極の地産地消 | 中村 謙治 | エスペックミック (株) | 89-1-34
(2011) |
大山の味“Daisen G Beer” | 岩田 秀樹 | 久米桜麦酒 (株) | 88-12-686
(2010) |
岡山の地ビール「独歩」―15年の歩みとこれから― | 宮下 晃一 | 宮下酒造 (株) | 88-11-618
(2010) |
「ビールを楽しむ」きっかけづくりを | 園田 智子 | (株) イクスピアリ | 88-10-544
(2010) |
「Panaferd-AX」の開発 | 坪倉 章 | JX日鉱日石エネルギー (株) | 88-9-492
(2010) |
鹿児島ならではのビールを目指して 城山ブルワリー | 倉掛 智之 | 城山観光ホテル | 88-9-494
(2010) |
「整腸・Ca吸収促進Wの効果」乳果オリゴ糖の開発 | 藤田 孝輝 | 塩水港精糖 (株) | 88-7-362
(2010) |
「ビール」その100年の夢を紡ぐ,品質本位のもの造り | 山口 司 | ワダカン (株) | 88-7-364
(2010) |
「糖質ゼロ」清酒の開発 | 犬堂 雅栄*・堤 浩子 | 月桂冠 (株) | 87-9-448
(2009) |
=新しい微生物資源を求めて③=
NITEの海外微生物探索:モンゴル編 | 安藤 勝彦 | 製品評価技術基礎基盤機構(NITE) | 87-8-404
(2009) |
=新しい微生物資源を求めて②=
NITEの海外微生物探索:ベトナム編 | 安藤 勝彦 | 製品評価技術基礎基盤機構(NITE) | 87-7-352
(2009) |
=新しい微生物資源を求めて①=
NITEの海外微生物探索:インドネシア編 | 安藤 勝彦 | 製品評価技術基礎基盤機構(NITE) | 87-6-298
(2009) |
新ジャンル「麦とホップ」の開発 | 坂下 聡 | サッポロビール (株) | 87-5-252
(2009) |
As busy as a bee; roses are blue! | 中村 典子・田中 良和* | サントリーホールディングス (株) | 87-4-206
(2009) |
「納豆のススメ」日本初遺伝子組換え食品 | 池田 順子 | 有限会社A-HITBio | 87-3-150
(2009) |
“愛・地球博”が残したもの ~バイオマス・プラスチックの本格普及へ向けて | 大島 一史 | 財団法人バイオインダストリー協会(JBA) | 87-2-98
(2009) |
醤油から生まれた機能性成分SPS | 真岸 範浩*・松下 裕昭・古林 万木夫 | ヒガシマル醤油 (株) | 87-1-34
(2009) |
セリシンの機能利用と製品開発 | 辻本 和久・佐々木 真宏* | セーレン (株) | 86-11-570
(2008) |
甲州きいろ香にみるワインの個性化醸造法 | 小林 弘憲1*・故 富永 敬俊2 | 1メルシャン (株), 2ボルドー第二大学醸造学部 | 86-7-366
(2008) |
ALA配合液肥「ペンタキープ」の商品開発 | 岩井 一弥 | コスモ石油 (株) | 86-4-200
(2008) |
トレハロースを身近に,夢の糖一般化大作戦 | 姫井 佐恵 | (株) 林原商事 | 86-3-136
(2008) |
メチル化カテキンの抗アレルギー作用と「べにふうき」緑茶の開発 | 山本(前田)万里 | 農研機構 野菜茶業研究所 | 86-2-92
(2008) |
2つの乳酸菌から生まれた高血圧予防飲料の開発 | 水澤 進 | (株) ヤクルト | 86-1-26
(2008) |
新規な分離技術「超音波霧化分離」 | 松浦 一雄1*,3・矢野 陽子2・脇坂 昭弘3 | 1(株) 本家松浦酒造場, 2立命館大学, 3産業技術総合研究所 | 85-12-554
(2007) |
北海道えりもから発信する魚醤油の現在と未来 | 吉川 修司 | 北海道立食品加工研究センター | 85-11-500
(2007) |
安全な食材で食卓を囲むために-残留合成抗菌剤検査方法の開発 | 加藤 美穂子 | (株) フロンティア研究所 | 85-10-456
(2007) |
産学官共同研究による「福岡オリジナルソフト清酒」の開発 | 松江 勇次 | 福岡県農業総合試験場 | 84-12-506
(2006) |
研究用ヒト3次元培養組織「ラボサイト:LabCyte」 | 加藤 雅一 | (株) ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング | 84-6-248
(2006) |
熱応答性磁性ナノ粒子( Therma-Max )の開発~万年主任社長奮闘記~ | 大西 徳幸1*・近藤 昭彦1,2 | 1マグナビート (株) , 2神戸大学 | 84-5-204
(2006) |
最高のセキュリティを求めて | 田中 昌司 | バイオニクス (株) | 84-4-154
(2006) |
“すっきり”と“しっかり”の両立で実現! ―「キリン のどごし<生>」の開発― | 太田 雄人 | キリンビール (株) | 83-12-582
(2005) |
スーパードライ酵母で実現した味-「アサヒ新生」の開発- | 髙橋 浩一郎 | アサヒビール (株) | 83-11-532
(2005) |
「サッポロドラフトワン」による新スッキリ味の創出 | 中村 剛 | サッポロビール (株) | 83-10-494
(2005) |
「ビールの泡」エンジェルリング | 近藤 平人 | サントリー (株) | 83-9-454
(2005) |
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生物工学会誌
Published by 部会:代謝工学研究部会 on 29 7月 2019
日本生物工学会代謝工学研究部会では2019年度の活動の一環として、技術交流会を開催します。ご好評いただきました過去の交流会につづき、第7回交流会でも研究部会関係企業や大学院生、若手研究者を対象として、代謝シミュレーション技術の講習・実習を行います。論文発表されている研究事例を参考に、遺伝子破壊による代謝経路の設計や律速反応候補を抽出するための手法について、実際に解析を行なう際にどのように計算を行なうか解説・体験します。代謝シミュレーションの実行環境はMatlab(体験版)を利用します。
詳しくは、大阪大学大学院情報科学研究科 代謝情報工学講座ホームページ(http://www-shimizu.ist.osaka-u.ac.jp/hp/me.html)をご覧下さい。
- 日時: 2019年11月2日(土)10:00~18:00
- 場所: 大阪大学情報科学研究科 B棟 B511オープンラボ
- プログラム:
10:00-11:00 講義:代謝シミュレーションの基礎(講師:清水 浩)
11:00-14:30 演習:代謝シミュレーションの実行(講師:豊島 正和)
※12:00-13:00は昼食休憩
14:30-16:00 講義:代謝シミュレーションを利用した研究の紹介(講師:戸谷 吉博)
16:30-18:00 講義:ゲノムスケール代謝モデルや反応データベースの活用法(講師:戸谷 吉博)
- 定員: 15人
- 資料代: 5,000円(懇親会費は当日徴収します)
- 申込締切日:2019年9月30日(月)
- 申込方法:1) 参加希望者名、2) 所属、3) メールアドレス、4) 電話番号を記入して、下記申込先にE-mail にてお申込みください。
- 申込・問合せ先:
大阪大学大学院情報科学研究科 代謝情報工学講座 戸谷 吉博
E-mail: , TEL: 06-6879-7432
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学会行事
Published by 学会事務局 on 24 7月 2019
►生物工学会誌Top
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生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 24 7月 2019
生物工学会誌 第97巻 第7号
金川 貴博
自然界では、どの種の生物も、他の種の生物との係わりあいの中で生活している。ヒトでは、他の種の生物を食して生きているという形での係わりあいだけでなく、ヒトの皮膚の表面や腸内には多種類の細菌が生息していてヒトの健康に係わっている。だから、皮膚表面や腸内に、どんな種類の細菌がどれくらいいて、どんな働きをしているのかを解明したいと思うが、複数種の細菌が混じった状態のものを解明するのは、ほぼ不可能である。したがって、皮膚表面や腸内にいる細菌の様子は、よくわからない。こう言うと「最新のDNA解析技術を使えば、かなりわかるはずだ」という反論が出てくるだろうが、本当にそうなのか。DNA解析を行えばたくさんのデータは出る。しかし、そのデータは試料の細菌相をどの程度に反映しているのだろうか。
細菌相解析上の最初の問題点は、試料中のどの細菌からも等しくDNAを抽出する手段がないという点である。DNAの抽出のしやすさは菌ごとに異なり、DNA抽出段階で大きな偏りが生まれる。DNA抽出後の操作としては、菌の同定の指標である16S rRNA遺伝子をPCR増幅することが多いが、ここでも偏りや誤りを生じる。この点について、私は総説に詳述した1)。この総説はELSEVIER社のMost Downloaded JBBArticles(最近90日間)に今もランクインしており、引用回数も増え続けて500回を超えた(2019年5月に確認)。微生物集団を解析したデータには偏りがあることが広く認識されつつあるようである。解析データはあまり当てにならない。
一方で、微生物集団の利用は大いに進んでいる。微生物の利用というと発酵食品や医薬品製造に目が行きやすいが、実際にもっとも微生物が利用されているのは廃水処理分野である。しかしながら、廃水処理分野に微生物の専門家は私以外にはほとんどいない。そもそも微生物学の基本は純粋培養であり、他の種の生物との係わりを断ち切った特異な環境で育つ微生物を対象にして出来上がった学問は、特異な環境(純粋培養系)にしかあてはまらない。自然界の微生物集団を扱うには、現在の微生物学とは異なる考え方が必要であり、微生物学者には不向きな分野と言わざるをえない。どの微生物にも当てはまるような共通事項は使えるが、使える事項はわずかしかない。
それでは、微生物学者は微生物集団にどう挑めばよいのか。ひとまず微生物学を忘れて、微生物集団を注意深く眺めることである。目の前で起こっていることが真実の姿である。微生物集団の中身を解析するのではなくて、さまざまな条件のもとで集団が示す行動を十分に見ることが必要であり、これには膨大な時間がかかる。これを自分で行うのは大変だから、こういう作業は他の分野の人に任せよう。他人の実験や現場のデータを眺めた結果、微生物学者の強みを発揮できそうな局面が来たら乗り出す。「先手必勝」ではなくて「後手楽勝」をねらってみよう。
微生物集団の利用は医学分野でも始まっている。「糞便移植」である。これは、お腹の調子が悪い人を治療するために、お腹の調子がいい人から便をもらって腸内に挿入する方法である。お腹の調子がいい人は、腸内の微生物相健全なのであるから、健全な人から出た新鮮な便を調子が悪い人に入れて腸内に健全な微生物相を作る。「善玉菌?」を入れるのではなく、微生物集団をそのまま使う。廃水処理分野の発想と同一である。
微生物集団の利用は今後ますます重要になるだろう。微生物集団に挑むには、微生物学の常識を捨てて、研究対象をよく見て、考え方を組み立てなおす作業が必要になる。
1) Kanagawa, T.: Bias and artifacts in multitemplate PCR, J. Biosci. Bioeng., 96, 317 (2003).
著者紹介 京都先端科学大学バイオ環境学部(特任教授)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 23 7月 2019
2019年度生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2019は、7月20日(土)~21日(日)に、琵琶湖畔近江白浜の旅館『白浜荘』(滋賀県高島市)にて開催されました。
⇒活動報告はこちら
新着情報
Published by 支部:九州 on 23 7月 2019
主催行事
共催行事
これまでの活動
►九州支部Topへ
支部活動
Published by 支部:九州 on 23 7月 2019
第26回日本生物工学会 九州支部長崎大会を長崎大学 水産学部にて下記の要領で開催します。
多数のご参加をお待ち申し上げます。
⇒一般講演・学生賞講演プログラム
日時 | 2019年12月7日(土)9:30~19:30 |
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場所 | 長崎大学 水産学部(長崎県長崎市文教町1-14)→アクセス |
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プログラム | 【一般講演】- A会場(第1講義室)9:30~11:30、14:20~17:08
- B会場(第2講義室)9:30~11:30、14:20~17:08
【学生賞審査講演】- 修士の部 C会場(第3講義室)10:30~11:45、14:20~15:35
- 修士・博士の部 D会場(第4講義室)10:30~11:45、14:20~15:50
【評議員会】評議員会室(大会議室)12:00~13:00
【特別講演】特別講演会場(大講義室)13:10~14:10
学会長挨拶…髙木 昌宏(北陸先端科学技術大学院大学)
- 「演繹、帰納、アブダクション(ロジカルシンキングの基礎)」
……髙木 昌宏(北陸先端科学技術大学院大学、日本生物工学会会長)
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参加費 | 一般2,000円、学生1,000円
(税込、講演要旨集代を含む。当日受付でお支払いください。) |
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ミキサー | 長崎大学 大講義室 17:30~19:30(参加費無料) |
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講演申込み締切日 | 2019年9月30日(月)必着 ⇒10月7日(月)延長しました |
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講演要旨締切日 | 2019年11月1日(金)必着 |
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問合せ先 | 長崎大学 水産学部
日本生物工学会九州支部 長崎大会実行委員長 小田 達也
〒852-8521長崎県長崎市文教町1-14
E-mail: |
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演題募集
終了しました。多数のお申込みありがとうございました。
<講演申込み要領>
E-mailでお申し込みください。九州支部以外の会員からの申し込みも歓迎します。
なお、送信時の件名は「第26回支部大会/発信者名」とし、下記項目をメール本文に記載してください。
1)講演題名
2)発表者:氏名(ふりがな)、所属略称(連名の場合は講演者氏名の前に○印)
3)連絡先:郵便番号、住所、所属、氏名、TEL、FAX、E-mailアドレス
4)学生賞審査希望の有無:希望する場合、審査講演のセッション(修士の部・博士の部のいずれか)と承諾を得た指導教員名を明記してください。
【学生賞】学生会員の研究奨励のために、九州支部学生賞を設けています。一般講演の申し込みをされる学生会員で学生賞の審査を希望される方は、申し込み時に学生賞の希望(修士の部・博士の部いずれか)と承諾を得た指導教員名を明記してください。なお、申し込みは指導教員あたり各賞1名まででお願いします。
(注)一般講演は一人一題のみで、複数の講演はできません。また、すべての講演は液晶プロジェクターを用いて行う予定です。PC(Macの方は接続アダプターも含めて)は講演者ご自身でご持参下さい。接続はVGA端子(D-Sub 15ピン)です。なお、PCを持参できない場合は、その旨をあらかじめお知らせください。
<申込み先>
長崎大学 水産学部 日本生物工学会九州支部 長崎大会実行委員会
(担当)山口 健一 E-mail:
受信後、確認のメールと講演要旨集執筆要領を併せてお送りします。
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学会行事
Published by 若手会 on 22 7月 2019
本年度の生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2019は7月20日~7月21日に、琵琶湖国定公園白浜荘にて開催されました。
おかげさまをもちまして全国から111名(一般47名、学生64名)の御参加をいただき、7件の特別講演、59件のポスター発表、全員参加の座談会を行いました。
初日
はじめに
若手会会長の今中先生にご挨拶いただき、講演会を開始しました。
講演会
初日の講演会では6名の先生方にご講演いただきました。研究内容だけではなく、研究とは何か、研究開発の苦労など、多彩なトピックをご講演頂きました。
特別講演1
『理学研究者が行うタンパク質工学~アカデミアが目指すべき技術開発とは?』
高木 淳一 先生(大阪大学 蛋白質研究所)
特別講演2
『生物と機械の融合—心筋・電気器官その他を用いた独創デバイス—』
田中 陽 先生(理化学研究所 生命機能科学研究センター)
特別講演3
『特許出願する?しない?究極の選択!~そもそも発明って何?~』
前田 治子 先生(京都北山特許法律事務所)
特別講演4
『腸内フローラ検査サービスMykinso立ち上げからの4年間を振り返って』
竹田 綾 先生(株式会社サイキンソー)
特別講演5
『製薬企業における生物工学出身者のキャリアパス』
葛本 雅宣 先生(塩野義製薬株式会社)
特別講演6
『ワイルドはセクシーである~夢のない研究なんてNGだぜ~』
内藤 健 先生(農業・食品産業技術総合研究機構 遺伝資源センター)
活発な討論が行われました。
ポスターセッション
59件のポスター発表で活発な議論が行われました。
BBQ
白浜荘でバーベキューの夕食を楽しみました。
学会長の髙木昌宏先生が乾杯の挨拶をされました。
討論会
朝方まで、研究やキャリアに関して討論が盛り上がりました。
2日目
講演会
二日目の講演会ではSpiber株式会社の村上先生にご講演いただきました。
特別講演7
『構造タンパク質の実用化への挑戦』
村上 賢宏 先生(Spiber株式会社)
座談会
「これからの未来の話をしよう」というテーマで、研究の未来や今後のキャリアパスについて、全員参加型の座談会を行いました。
授賞式
1日目のポスター発表の投票結果から各ポスター賞が授与されました。
最優秀ポスター賞
・橋本 講司(The Scripps Research Institute)
P10: 人間が作った文字を大腸菌が覚えた!人工塩基対による遺伝暗号拡張可能性の検証
優秀ポスター賞
・藤野 美穂(広島大学)
P12: シンプル酵素触媒における酵素の高機能化に関する研究
・今井 祐太(名古屋大学)
P46: 細胞形態情報解析による神経系細胞の薬剤応答プロファイリング
・大林 洋貴(九州大学)
P15: 薬物キャリアへの応用を志向したペプチド-小分子共集合体の創製
・白井 薫(石川県立大学)
P50: メタン発酵消化液による植物病原菌の生育抑制効果
特別ポスター賞
・佐藤 崚(九州大学)
P04: タンパク質の片末端集合化を可能にするPolyTagの機能性評価
・緋田 安希子(広島大学)
P51: 植物病原菌は何を目印にして宿主を探す?
・東 秀隆(岡山大学)
P17: 超好熱菌由来タンパク質CutA1を利用した高次構造体の構築と分子認識素子への応用
優秀ポスターデザイン賞
・北村 瑠璃子(大阪府立大学)
P28: サンゴに共生するRuegeria属細菌の分布調査を目的とした環境DNA検出法の検討
おめでとうございます。
おわりに
実行委員から、お礼申し上げ、閉会とさせていただきました。
会場で集合写真を撮影しました。
本セミナーをご支援いただきました日本生物工学会(本部、関西支部、バイオインフォマティクス相談部会)、 加藤記念バイオサイエンス振興財団、ご協賛・ご寄附を頂きました多数の企業様(サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社、宮野医療器株式会社、株式会社島津製作所、株式会社池田理化、三洋貿易株式会社、月桂冠株式会社)に深く御礼申し上げます。また、ご多忙の中、講演をお引き受けくださいました講師の先生方、会場のお世話をしてくださいました白浜荘の皆様、本セミナー開催の機会をくださりサポートくださいました若手会役員の先生方に心より感謝申し上げます。そして、全国よりお集まりいただきました参加者の皆様、誠にありがとうございました。本セミナーをきっかけに、皆様の交流の輪がさらに広がることを祈念しております。
来年も福岡での夏のセミナーにてお会いしたいと思います。
生物工学若手研究者の集い夏のセミナー2019 実行委員一同
青木 航(京大)
安藤 晃規(京大)
岡橋 伸幸(阪大)
曽宮 正晴(阪大)
西村 勇哉(神戸大)
堀之内 貴明(理研)
三浦 夏子(阪府大)
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♦関連記事:【研究部会】2019年度生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー
⇒若手会Topへ
研究部会(若手会)
Published by 部会:バイオ計測サイエンス on 16 7月 2019
バイオ計測技術が生み出す膨大なデータから、役に立つ知見を見つけるには、データを解析するテクニックが必要となります。表計算ソフト上で気合と根性と膨大な時間を使って行ったデータ処理が、Pythonというプログラミング言語を覚えれば、あっという間に終わります。Pythonは、バイオインフォマティクス技術を活用したデータマイニング、AIの活用への近道です。そこで本講座はデータ解析の必要に迫られた大学院生、研究者を対象に、学生チューターに助けてもらいつつ自習用教材を用いて、Pythonを使う基礎を学びます。また、少人数でのハンズオンセミナーを行い、課題解決へPython活用法を実践します。今回は生物工学分野の学生、および社会人を対象として行います。
- 日時:2019年8月23日(金)13:00~18:00
- 場所:大阪大学産学共創A棟1階セミナー室(吹田キャンパス)
⇒アクセスマップはこちら
- 募集人数:16名
- 対象:生物工学分野の大学院生、研究者
- 内容:
Python上でのプログラミング基礎(変数、リスト、辞書、if文、for文)
モジュールのインポート
数値データファイルの読み込み
統計解析(t検定、階層化クラスタリング)
データファイルの書き出し
- 参加費: (資料代) 学生4千円、社会人8千円/人
(教育効果を高めるため2名のグループでの参加を推奨します。また資料作成にご協力をお願いします。)
- 持ち物: Windows10が入ったノートパソコン、USBメモリ
(事前にPythonのインストールを行ってからご参加ください。)
- 申込:2019年7月31日(火)までに1)参加希望者名、2)所属、3)メールアドレス、4)電話番号、5)Pythonで解析したいテーマ(必須)を記入したメールを下記までご送付ください。
- 申込・問合せ先:
〒565-0871
大阪府吹田市山田丘1-5
大阪大学大学院情報科学研究科 バイオ情報計測学講座
松田 史生
E-mail TEL:06-6879-7433
プログラム
自習形式。教材をもとに自分で学習。わからないところはチューターに聞く。
- 13:00~ Python上でのプログラミング基礎
- 14:00~ 統計解析、RNASeqデータ解析(選択)
- 15:00~ ハンズオンセミナーで各自の課題をクリアしてみる。
- 18:00~ 情報交換会
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学会行事
Published by 学会事務局 on 08 7月 2019
こちらでは、生物工学会誌に掲載された『生物材料インデックス』がご覧いただけます。第99巻(2021年)より本コーナーの掲載記事は、J-STAGEで公開しております。
第102巻(2024年)
第99巻(2021年)
第90巻 (2012年)~第98巻(2020年)掲載記事一覧
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⇒過去号掲載記事(記事種別)一覧へ
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生物工学会誌
Published by 支部:東日本 on 03 7月 2019
2019(令和元)年7月2日
日本生物工学会 東日本支部長
青柳 秀紀
日本生物工学会東日本支部長賞のお知らせ
日本生物工学会東日本支部は、生物工学の基礎、応用、技術の進歩に寄与した、若手の東日本支部所属本会会員に対して、『日本生物工学会東日本支部長賞』を授与いたします。
本年は、8月19日(月)を応募締切とし、書類選考による一次選考通過者を対象として、8月30日(金)に第二次選考を兼ねた発表会を行います。なお、同発表会は、日本生物工学会会員に対して公開いたします。
多くの会員の皆さまのご応募をお待ちしています。
日程 |
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- 応募締切:2019年8月19日(月)中。電子メール受信をもって受付としますが、必ず原本も送付してください。
- 第二次選考会:2019年8月30日(金)キャンパスイノベーションセンター東京にて行います。
- 受賞者発表:2019年8月30日(金)第二次選考会終了後、キャンパスイノベーションセンター東京内にて発表し、授賞式を執り行う予定です。
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応募について |
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〒305-8572 茨城県つくば市天王台1-1-1
筑波大学 生命環境系 生物機能科学専攻
細胞機能開発工学研究室 教授 青柳 秀紀
Tel: 029-853-7212 Fax: 029-853-4605
電子メール宛先:
※メールのタイトルは「日本生物工学会東日本支部長賞推薦」としてください。 |
日本生物工学会東日本支部長賞 授賞規程 |
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日本生物工学会東日本支部長賞受賞対象者について | 日本生物工学会東日本支部長賞は、以下5点全てに該当する者を対象とする - 主たる業績を、本学会大会で発表しているか、JBB誌、若しくは、生物工学会誌に発表している者
- 生物工学の基礎、応用、技術の進歩に寄与した者
- 受賞年の12月31日において、年齢が満40歳以下の者
- 第二次選考会までに日本生物工学会会員となっている者
- 日本生物工学会東日本支部所属の会員である者
| 日本生物工学会東日本支部長賞選考方法について | - 日本生物工学会東日本支部長賞選考委員は、日本生物工学会東日本支部委員が務める
- 日本生物工学会東日本支部長賞選考委員は、日本生物工学会東日本支部長賞選考委員会を構成する
- 日本生物工学会東日本支部長賞選考委員会委員長は、日本生物工学会東日本支部長が務める
- 日本生物工学会東日本支部長賞選考委員会は、日本生物工学会東日本支部長賞を選考する
- 日本生物工学会東日本支部長賞選考委員会は、応募者からの書類を審議して、一次選考を行う
- 日本生物工学会東日本支部長賞選考委員会は、一次選考通過者に対して、口頭発表形式の二次選考を行う
- 日本生物工学会東日本支部長賞選考委員会は、一次、二次の選考結果を総合し、日本生物工学会東日本支部長賞対象者を決定できるものとする
| 日本生物工学会東日本支部長賞受賞者に対して | - 賞状を授与する
- 副賞を授与できることとする
| 日本生物工学会東日本支部長賞授賞規程の変更について | - 本授賞規程の変更は、日本生物工学会東日本支部長賞選考委員の発議に基づき、日本生物工学会東日本支部長賞選考委員会で審議の上、行われるものとする
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支部活動,新着情報
Published by 支部:東日本 on 02 7月 2019
今年度の「生物工学フォーラム」では、第1部は「人工知能は生物工学の夢を見るか?」と題し、最近話題の人工知能を駆使した創薬・生物工学研究を推進されているフロントランナーの3人の先生方にご講演いただきます。
また第2部では、日本生物工学会東日本支部で活躍する若手研究者を顕彰する「日本生物工学会東日本支部長賞」の選考会を兼ねた、受賞候補者の研究講演会を行います。
⇒日本生物工学会東日本支部長賞のお知らせ(応募締切:8月19日)
日時 | 2019年8月30日(金)13:00~ |
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場所 | キャンパスイノベーションセンター東京 国際会議室
(東京都港区芝浦3-3-6)JR田町駅東口前 |
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プログラム | 第1部 「人工知能は生物工学の夢を見るか?」 - 13:00~13:05
開会の挨拶……上田 宏 (東工大)
- 13:05~13:50
「AIとスーパコンピュータによる創薬の現状と可能性」
…関嶋 政和 (東工大)
- 13:50~14:35
「高生産性微生物創製に向けたAI基盤技術」
…伊藤 潔人(日立 基礎研究センタ)
- 14:35~15:20
「人の制御を超えたバイオ生産マネジメントにおけるAIの活用」
…笠原 堅、藤田 朋宏 (ちとせ研究所)
- 15:20~15:35 休憩
第2部 「日本生物工学会東日本支部長賞候補者講演会」 - 15:35~16:15…講演1
- 16:15~16:55…講演2
- 16:55~17:35…講演3
- 17:35~17:40
閉会の挨拶……青柳 秀紀 (筑波大)
- 18:00~20:00
懇親会 キャンパスイノベーションセンター東京 多目的室3
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参加費 | 【フォーラム】- 会員(含: 所属先が賛助会員の方): 1,000円(税込)
- 一般(非会員): 3,000円(税込)
- 学生: 無料
【懇親会】- 会員・一般: 3,000円(税込)
- 学生:1,000円(税込)
(参加費は当日、受付にてお支払いください。) |
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事前登録締切 | 2019年8月16日(金)17:00 ⇒ 8月28日(水)延長しました。
※当日受付も行いますが、なるべく事前登録をお願い致します。 |
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申込方法 | こちらのフォームに必要事項(氏名、所属、会員種別、E-mail、TELおよび懇親会参加の有無)を明記してお申込みください。 |
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申込・
問合せ先 | 日本生物工学会 東日本支部
支部長: 青柳 秀紀(筑波大)E-mail
担当幹事:
上田 宏(東工大)E-mail
柘植 丈治 (東工大)E-mail |
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学会行事
Published by 若手会 on 24 6月 2019
盛会のうちに終了しました。多数のご参加ありがとうございました。
生物工学若手研究者の集い(若手会)では、例年開催している若手会総会・交流会に加え、「イブニングセッション」を開催します。皆様どうぞご参加ください。
- 日時:2019年9月17日(火)18:00~20:00
- 会場:岡山大学 津島キャンパス ピーチユニオン3階
- プログラム:
18:00~18:10 若手会総会
18:10〜20:00 イブニングセッション・若手会交流会
- 会費:一般3,000円、学生1,000円(すべて税込)
※会費は当日の若手交流会の受付でお支払い下さい。
- 申込方法:
8月30日(金) ⇒延長しました 9月13日(金)17時までにこちらのフォームよりお申込みください。事前登録にご協力ください。
- 定員:110名 ※当会の参加に年齢制限はございません。皆様どうぞご参加ください。
- 問合せ先:
日本生物工学会 若手会2019
今中洋行(岡山大学大学院自然科学研究科)
E-mail
⇒若手会Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 24 6月 2019
- 就任挨拶
- 特集 バイオ医薬品の製造技術研究開発:国際基準に適合した次世代抗体医薬等の製造技術プロジェクト(前編)
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―
- バイオミディア
- バイオ系のキャリアデザイン
- バイオ系のキャリアデザイン(就職支援OG・OBインタビュー編)
…三浦 夏子・宮本 聖子…( 357 )
- 続・間違いから学ぶ実践統計解析【第2回】
- 談話室
- プロジェクト・バイオ
- ナノ粒子の食品への展開
…金城 綾乃・尾形 望嘉・松尾 タケル・江口 暢次朗・鶴丸 早織・平野 隆・福田 宏太郎・原 敏夫・永井 朋子・松原 正東…( 365 )
- 解 説
- 支部長および支部組織紹介と活動方針…( 372 )
- Branch Spirit
- 今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 375 )
- バイオインフォメーション…( 376 )
- 研究部会…( 377 )
- 支部だより…( 379 )
►生物工学会誌Top
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生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 21 6月 2019
Journal of Bioscience and Bioengineering (JBB) の2018年のImpact Factorが2.032(2017年は2.015)と発表されました。英文誌編集委員会では、日々迅速かつ厳正な審査を続けています。今後とも、JBBへの投稿、査読および引用などご協力をよろしくお願いいたします。
2018 Journal Impact Factor, Journal Citation Reports (Clarivate Analytics, 2019)
新着情報
Published by 学会事務局 on 20 6月 2019
新会長を拝命して
この度、日本生物工学会の第22代会長を拝命いたしました、北陸先端科学技術大学院大学の髙木昌宏でございます。伝統ある本学会の会長ということで、その責任の重さを痛感しております。不安もございますが、副会長の福崎英一郎先生(大阪大学)、秦 洋二氏(月桂冠)、ならびに理事・役員、そして会員の皆様の御助力により、2022年(令和4年)の創立100周年記念行事に向けて、一層の学問領域の活性化と会員サービスの向上に励みたいと思います。
よろしくお願い申し上げます。
以下に、私が会長就任に際して思うところを述べさせていただきます。
【取り組むべき課題:アクションプラン】
第19代会長の園元謙二先生が提唱された3つのアクションプラン、つまり、
- 学会を維持運営するための財政基盤の確保、
- 公益目的事業の企画・明確化と寄付文化の醸成、
- 年代・職種が異なる会員間の交流促進、
について、私の在職期間中も粛々と実行したいと考えています。特に力を入れたいのは、産業界との連携と学会誌の充実です。産学連携委員会のアンケート調査でも、産業界から「学会活動を、広報の場として活用したい」との声が寄せられており、そのご要望にお応えしたいと考えております。また、ユニークな企画で好評を頂いている和文誌、インパクトファクターが2を越えた英文誌についても、さらなる充実に向けて知恵を絞りたいと考えております。
【生物工学会らしさ:密度の濃い人間関係】
上述したプランは、他学会とも共通する課題です。すると「生物工学会らしさとは?」について、常に意識する必要があります。私どもの学会の歴史を振り返りますと、その発端は、学生の企画に基づいた「同窓会組織」でした。その後、醗酵工学会へと発展するまでの歴史は、第5代会長の照井堯造先生のお言葉を借りれば、「学会組織としての健全な発達への要望と、同窓会組織への郷愁」の葛藤の歴史であったそうです。我々の学会に独特の雰囲気を感じておられる向きもあるそうですが、その理由を考えるに、「上意下達ではない同窓会的組織」であった設立の思想が、脈々と受け継がれているからです。会員の皆様が相互に、他学会とは異なった密度の濃い人間関係を構築しつつ、忌憚のないご意見・ご要望を、学会に向けて発信していただければと思います。この雰囲気こそが、生物工学会らしさであり、発展のエネルギーです。
【学理と技術:応用基礎研究のすすめ】
成熟期を迎えた日本の科学技術において、学理と技術の関係については、再認識する必要があると考えています。物理学者の上田良二先生は、次のように述べています。「日本人の多くは、学理を応用して技術を開発するものだと思っている。しかし、ガリレイは望遠鏡を改良したが、幾何光学を勉強してからその仕事をしたのではない。蒸気機関の発達の後を追って熱力学が確立されたことはよく知られている。日本人は、学理を生むような技術を開発したり、技術のなかから学理を育てた経験に乏しいから、教壇に立つ先生まで、学理が先で技術が後と思い込んでいる。」つまり、応用研究や実用化が先に進んでから、基礎研究分野が生まれる「イノベーション」を仕掛けることがもっとできるはずです。科学史を紐解くと、黒体輻射が量子力学を生み、アスピリンが脂質メディエーター研究を生んだように、「技術が先で学理が後」となる「応用基礎研究」について意識した研究テーマ設定について、より真剣に考える必要があると思います。
「バイオテクノロジー」は、典型的な学際領域であり、さまざまな知識と手法が相互に対峙・融合して発達が遂げられています。創造的研究とは、結局は学問と学問が出会う境界領域で生まれています。そして、それはとりもなおさず人と人の出会いに端を発するのです。工学、農学、医学、薬学などの学問分野、さらには、産官学など、異なった種々の価値観を相互に、そして積極的に、刺激、対峙、融合させ、会員の皆様が、イノベーション創出に関わるための一助となることが、学会活動の大切な使命です。
2019年6月
日本生物工学会会長
髙木 昌宏
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学会について
Published by 学会事務局 on 10 6月 2019
Fabrication of in vitro functional tissues which can accurately model disease condition is required for efficient drug development. Although there are a lot of skeletal muscle related diseases, very few drugs for them have been developed so far. Kazunori Shimizu and Hiroyuki Honda have developed 96 well formatted microdevices for fabricating tissue-engineered human contractile skeletal muscle and applied them to model disease condition such as skeletal muscle atrophy. A ribbon-shaped skeletal muscle tissue with a lot of myotubes is formed between two micro-posts. When the tissue generates a contractile force by electric stimulus, the tip of the post (white circle) moves and the contractile force can be quantified by its displacement.
This image was taken by Nao Yamaoka and Saki Ohsumi at Honda’s laboratory in Nagoya University (http://www.nubio.nagoya-u.ac.jp/proc/index_english.html).
(© 2019 The Society for Biotechnology, Japan).
⇒JBBアーカイブ:Vol.107 (2009) ~最新号
⇒JBBアーカイブ:Vol. 93(2002)~Vol. 106(2008)
Journal of Bioscience and Bioengineering
Published by 支部:中部 on 06 6月 2019
日時:2019年8月6日(火)13:00~17:40(交流会 18:00~20:00)
場所:じゅうろくプラザ(岐阜市橋本町1丁目10番地11)
http://plaza-gifu.jp/access/
参加費:講演会 無料
交流会参加費(税込)一般3,000円、学生1,500円(予定)
プログラム
《特別講演》
- 13:05-13:50
「機能性磁性ナノ粒子の開発と医療分野への応用」
……井藤 彰(名古屋大学)
- 13:50~14:35
「食塊形成過程に着目した食感研究について」
……西津 貴久(岐阜大学)
《若手研究者による講演》
- 14:50~17:40
一般(博士課程の学生・ポスドク、20 min) 5件程度
ショートトーク(飛翔賞 応募予定者、10 min)5件程度
講演者募集《締切:7月16日(火)》⇒詳しくはこちら
- 18:00~19:30 交流会 場所:未定(決定次第、お知らせいたします)
参加申込
準備の都合上、講演会および交流会への参加を希望される方は、以下のフォームからお申し込みください。
問合せ先:中部支部庶務幹事 中川智行 E-mail
►中部支部Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 06 6月 2019
関連団体行事
Published by 部会:バイオインフォマティクス on 05 6月 2019
この度バイオインフォマティクス相談部会は、2019年度生物工学若手研究者の集い 夏のセミナー(2019年7月20日 滋賀県高島市)におきまして、共催企画として「バイオインフォマティクス出張相談窓口」を開催いたします。企画は会期中に同会場内で行いますので、夏のセミナーの参加者はどなたでもご参加頂くことができます。奮ってご参加下さい。
バイオインフォマティクス出張相談窓口 開催概要
- 日時: 2019年7月20日 (2019年度生物工学若手研究者の集い 夏のセミナー会期中)
- 企画概要
分析技術の革新やコンピュータの演算能力の向上に伴い、多量のデータを論理的かつ効率的に解析するバイオインフォマティクスの生物工学分野における重要性が増しています。しかしバイオインフォマティクス解析は高度な専門知識を要し、さらにターゲットや目的によって方法論が多種多様であるため、未経験者にとっての敷居が高いことが課題となっています。そこでバイオインフォマティクス相談部会では当該分野の活性化、交流の場の形成、人材育成、研究活動の支援などの活動を行っています。
当日は当部会の運営メンバーが出張相談窓口を開設しますので、日頃のバイオインフォマティクス解析のお悩みごとがありましたら、ぜひご相談下さい。当部会ではweb上において常設の相談窓口(url)を運用しており、当日は窓口利用時の様子や雰囲気の紹介も予定しております。
【問合せ先】バイオインフォマティクス相談部会
理化学研究所・生命機能科学研究センター
堀之内貴明 E-mail:takaaki_horinouchi[at]riken.jp
バイオインフォマティクス出張相談窓口は、2019年度生物工学若手研究者の集い 夏のセミナーの共催企画として、2019年7月20日-21日に滋賀県高島市にて開催しました。開催にあたり、実行委員長の青木航先生(京都大学)をはじめとする実行委員の先生方にご協力を頂きましたことを厚く御礼申し上げます。
当日の様子
会場では、ポスター発表時に部会のポスターを掲示して部会委員が説明をおこなったほか、「たすき」をかけた部会委員が随時相談や説明に応じました。
⇒バイオインフォマティクス相談部会
学会行事
Published by 部会:脂質駆動学術産業創生研究部会 on 03 6月 2019
脂質駆動学術産業創生研究部会代表
徳島大学大学院社会産業理工学研究部
櫻谷 英治
⇒研究紹介図
脂質研究領域のさらなる発展には多様な学術分野の融合と新規概念の導入が必要と考えられます。すなわち、新規機能性脂質の創出、脂質・脂質代謝物の正確なリピドーム解析、脂質代謝産物を介したヒト(細胞)と腸内細菌の相互作用解明、細胞への脂質の輸送と生理学的機能解明、機能性脂質の物性評価と合成技術開発などが重要となります。本研究部会では、脂質と脂質代謝物を鍵化合物とした新たな機能の開拓に基づき、産業の創出を駆動することを目指しています。これからの脂質研究に関する情報交換、産学官交流にご興味をお持ちの方に、毎年開催の講演会を中心とした本研究部会の活動に、ご参加いただければ幸いです。
【日時】2024年10月4日(金)
【場所】北海道大学 工学部 フロンティア応用科学研究棟2階レクチャーホール(鈴木章ホール)
(世話人:北海道大学・菊川寛史)
⇒詳しくはこちら
⇒2019年度第1回講演会の内容はこちら
⇒2020年度第2回講演会の内容はこちら
⇒2021年度第3回講演会の内容はこちら
⇒2022年度第4回講演会の内容はこちら
⇒2023年度第5回講演会の内容はこちら
構成員
代表 | 櫻谷 英治(徳島大・生物資源・教授) |
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委員 | 岸野 重信(京大院・農・准教授) | 安藤 晃規(京大院・農・助教) |
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竹内 道樹(京都工繊大・分子化学・助教) | 菊川 寛史(北大院・工・准教授) |
和泉 自泰(九大・生医研・准教授) | 高橋 政友(九大・生医研・助教) |
中谷 航太(九大・生医研・助教) | 渡邉 研志(広島大院・統合生命・助教) |
雜賀 あずさ(産総研) | |
オブザーバー | 小川 順(京大院・農) | 永尾 寿浩(大阪技術研) |
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秋 庸裕(広島大院・統合生命) | 角田 元男 |
岩崎 雄吾(中部大・応用生物) | 馬場 健史(九大・生医研) |
杉森 大助(福島大院・理工) | |
お問い合わせ先
徳島大学大学院社会産業理工学研究部
生物資源産業学域
櫻谷 英治
E-mail
| 自然共生に学ぶ生物工学研究部会 | 代謝工学研究部会 | スローフード共生発酵工学研究部会 | メタボロミクス研究部会 | ナノバイオテクノロジー研究部会 | 次世代植物バイオ研究部会 | 未培養微生物(微生物ダークマター)資源工学研究部会 | 生物資源を活用した地域創生研究部会 | バイオインフォマティクス相談部会 | 次世代アニマルセルインダストリー研究部会 | バイオ計測サイエンス研究部会 | 脂質駆動学術産業創生研究部会 | 非線形バイオシステム研究部会 | 培養技術研究部会 | 生物工学若手研究者の集い(若手会)|
研究部会(若手会)
Published by 学会事務局 on 03 6月 2019
会員の皆様からご推薦いただきました候補者から受賞候補者選考委員会にて選考を行い、2019年5月23日(木)の理事会にて本年度の学会賞受賞者が決定しました。
授賞式は第71回日本生物工学会大会の初日に開催されます。
授賞式
【日時】2019年9月16日(月・祝)9:00~9:50
【会場】岡山大学 創立50周年記念館(金光ホール)
注)所属は推薦・申請時のもの。
第38回生物工学賞
伊藤 伸哉(富山県立大学工学部)
「新規酸化還元系バイオプロセスの基盤技術開発とその応用」
第13回生物工学功績賞
紀ノ岡 正博(大阪大学大学院工学研究科)
「再生医療に資する細胞製造性に関する研究」
第13回生物工学功労賞
今井 泰彦(キッコーマン(株))
「未来社会を先導する技術開発研究の実現を目指した産学連携活動への貢献」
第52回生物工学奨励賞(江田賞)
伊藤 一成(岡山県工業技術センター)
「無通風箱培養法を利用した固体培養における麹菌の生育と酵素生産に関する研究」
第55回生物工学奨励賞(斎藤賞)
佐々木 建吾(神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科)
「持続可能・健康社会の構築に向けた複合微生物系の制御」
第42回生物工学奨励賞(照井賞)
杉浦 慎治(産業技術総合研究所)
「圧力駆動型Microphysiological systemsの開発」
第28回生物工学技術賞
小原 聡1・寺島 義文2・杉本 明3・福島 康裕4・菊池 康紀5
(1アサヒクオリティ&イノベーションズ(株),2国際農林水産業研究センター,3サトウキビコンサルタント,4東北大学,5東京大学)
「選択的発酵酵母を利用した砂糖・バイオエタノール逆転生産プロセスの開発」
第16回生物工学アジア若手賞
Li Tan (Chinese Academy of Sciences, China)
“Recycling of municipal solid waste via ethanol and/or methane fermentation”
第8回生物工学アジア若手研究奨励賞(DaSilva賞)
Han Xiao (Shanghai Jiao Tong University, China)
“Metabolic engineering of Saccharomyces cerevisiae for efficient biosynthesis of antitumor ganoderic acid HLDOA”
第27回生物工学論文賞
- Bioconversion of biodiesel-derived crude glycerol into lipids and carotenoids by an oleaginous red yeast Sporidiobolus pararoseus KM281507 in an airlift bioreactor
Atchara Manowattana, Charin Techapun, Masanori Watanabe, Thanongsak Chaiyaso*
(JBB Volume 125, Issue 1, January 2018, Pages 59-66)
- Leucine responsive regulatory protein is involved in methionine metabolism and polyamine homeostasis in acetic acid bacterium Komagataeibacter europaeus
Yuri Ishii, Naoki Akasaka, Hisao Sakoda, Ryota Hidese, Shinsuke Fujiwara*
(JBB Volume 125, Issue 1, January 2018, Pages 67-75)
- Production of aminoacyl prolines using the adenylation domain of nonribosomal peptide synthetase with class III polyphosphate kinase 2-mediated ATP regeneration
Shin Suzuki, Ryotaro Hara, Kuniki Kino*
(JBB Volume 125, Issue 6, June 2018, Pages 644-648)
- N-glycan sialylation in a silkworm-baculovirus expression system
Masatoshi Suganuma*, Tsuyoshi Nomura, Yukiko Higa, Yukiko Kataoka, Shunsuke Funaguma, Hironobu Okazaki, Takeo Suzuki, Kazuhito Fujiyama, Hideki Sezutsu, Ken-ichiro Tatematsu, Toshiki Tamura
(JBB Volume 126, Issue 1, July 2018, Pages 9-14)
- Effect of intermittent opening of breathable culture plugs and aeration of headspace on the structure of microbial communities in shake-flask culture
Masato Takahashi, Hideki Aoyagi*
(JBB JBB Volume 126, Issue 1, July 2018 Pages 96-101)
- Metabolic switching of sake yeast by kimoto lactic acid bacteria through the [GAR+] non-genetic element
Daisuke Watanabe*, Maika Kumano, Yukiko Sugimoto, Minoru Ito, Masataka Ohashi, Keisuke Sunada, Toshinari Takahashi, Tasuku Yamada, Hiroshi Takagi
(JBB Volume 126, Issue 5, November 2018, Pages 624-629)
- 生きた植物から可溶性糖を取り出す:糖輸送体SWEETと排水液による採取方法の検討
米倉 円佳,青木 直大*,廣瀬 竜郎,大杉 立,近藤 聡,大音 徳
(生物工学会誌 第96巻第3号, Pages 129-136)
第8回生物工学学生優秀賞(飛翔賞)
- 1)伊藤 智之(東北大学大学院工学研究科)
「情報科学と進化工学を組み合わせた分子認識タンパク質創出プロセスの開発」
- 2)高野 力(筑波大学大学院生命環境科学研究科)
「SCF法を活用した好酸性微生物や耐酸性微生物の高効率なスクリーニング系の開発」
- 3)本山 智晴(静岡県立大学大学院薬食生命科学総合学府)
「L-アミノ酸を起点とするピラジン生合成機構の解明とその応用」
- 4)橋田 礼博(大阪大学大学院工学研究科)
「回転浮遊培養におけるヒトiPS細胞集塊挙動の速度論的解釈」
- 5)大川 敦司(岡山大学大学院環境生命科学研究科)
「PLP依存性L-メチオニン代謝関連酵素の構造機能解析と応用」
- 6)馬場 嵩一朗(佐賀大学大学院農学研究科,現,鹿児島大学大学院連合農学研究科)
「清酒酵母の育種と醸造特性評価」
⇒学会賞のページへ
新着情報
Published by 学会事務局 on 03 6月 2019
*はCorresponding authorを示す。 所属は論文掲載時のもの
- Bioconversion of biodiesel-derived crude glycerol into lipids and carotenoids by an oleaginous red yeast Sporidiobolus pararoseus KM281507 in an airlift bioreactor: JBB Volume 125, Issue 1, January 2018, Pages 59-66
Atchara Manowattana1・Charin Techapun1・渡辺 昌規2・Thanongsak Chaiyaso1*(1Chiang Mai University, Thailand,2山形大学)
論文賞紹介(生物工学会誌98巻2号掲載)
- Leucine responsive regulatory protein is involved in methionine metabolism and polyamine homeostasis in acetic acid bacterium Komagataeibacter europaeus: JBB Volume 125, Issue 1, January 2018, Pages 67-75
石井 友理1・赤坂 直紀2・佐古田久雄2・秀瀬 涼太1・藤原 伸介1*(1関西学院大学,2マルカン酢株式会社)
論文賞紹介(生物工学会誌98巻2号掲載)
- Production of aminoacyl prolines using the adenylation domain of nonribosomal peptide synthetase with class III polyphosphate kinase 2-mediated ATP regeneration: JBB Volume 125, Issue 6, June 2018, Pages 644-648
鈴木 伸・原 良太郎・木野 邦器*(早稲田大学)
論文賞紹介(生物工学会誌98巻2号掲載)
- N-glycan sialylation in a silkworm-baculovirus expression system: JBB Volume 126, Issue 1, July 2018, Pages 9-14
菅沼 政俊1*・野村 雄1・比嘉友紀子1・片岡由起子1・船隈 俊介1・岡﨑 博之1・鈴木 健夫1・藤山 和仁2・瀬筒 秀樹3・立松謙一郎3・田村 俊樹3(1シスメックス株式会社,2大阪大学,3農業・食品産業技術総合研究機構)
論文賞紹介(生物工学会誌98巻2号掲載)
- Effect of intermittent opening of breathable culture plugs and aeration of headspace on the structure of microbial communities in shake-flask culture: JBB Volume 126, Issue 1, July 2018, Pages 96-101
高橋 将人・青柳 秀紀*(筑波大学)
論文賞紹介(生物工学会誌98巻2号掲載)
- Metabolic switching of sake yeast by kimoto lactic acid bacteria through the [GAR+] non-genetic element: JBB vol.126, no.5, p.624-629, 2018
渡辺 大輔1*・熊野 舞香1・杉本 幸子1・伊藤 稔1・大橋 正孝2・砂田 啓輔3・高橋 俊成3・山田 翼3・高木 博史1(1奈良先端科学技術大学院大学,2奈良県産業振興総合センター,3菊正宗酒造株式会社)
論文賞紹介(生物工学会誌98巻2号掲載)
- 生きた植物から可溶性糖を取り出す:糖輸送体SWEETと排水液による採取方法の検討: 生物工学会誌 第96巻第3号, p.129-136
米倉 円佳1・青木 直大2*・廣瀬 竜郎2,3・大杉 立2・近藤 聡1・大音 徳1
(1トヨタ自動車,2東京大学,3農業・食品産業技術総合研究機構)
論文賞紹介(生物工学会誌98巻2号掲載)
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学会賞
Published by 学会事務局 on 01 6月 2019
2019年6月1日より、神谷典穂教授(九州大学)が編集委員長に就任し、英文誌Journal of Bioscience and Bioengineering (JBB) 編集委員会の新体制が発足しました。⇒JBB Editorial Board
加藤純一前編集長のリーダーシップのもと、2017年に発表されたJournal Citation Reports2016でJBBのIFは過去最高の2.24を記録しました。英文誌編集委員会では、今後もJBBのさらなる飛躍を目指して編集委員一同努力してまいります。JBBへの投稿、査読および引用などご協力をよろしくお願いいたします。
【新編集委員】(敬称略)
- 神谷 典穂(編集委員長・九州大学)
♦就任挨拶:『BioscienceとBioengineeringを両輪として』
- 新垣 篤史 (東京農工大学)
- 岡咲 洋三(三重大学)
- 小西 正朗(北見工業大学)
- 田代 幸寛(九州大学)
- 原 清敬(静岡県立大学)
- 福居 俊昭(東京工業大学)
- 堀 知行(産業技術総合研究所)
- 正木 和夫(酒類総合研究所)
- 丸山 潤一(東京大学)
- 山中 一也(関西大学)
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新着情報
Published by 支部:関西 on 22 5月 2019
主催行事
- 第115回醗酵学懇話会
⇒開催報告日時 | 2019年8月30日(金)13:00~19:00 |
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場所 | 関西大学 千里山キャンパス 第4学舎4号館4201教室(大阪府吹田市山手町3丁目3番35号) |
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- 第116回醗酵学懇話会
⇒開催報告日時 | 2020年(令和2年) 1月31日(金)13:30~18:30 |
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場所 | 講演会・懇親会:沢の鶴本社ビル5階ホール(兵庫県神戸市灘区新在家南町5丁目1番2号)
見学会:沢の鶴 醸造蔵 瑞宝蔵および資料館(兵庫県神戸市灘区大石南町1丁目29番1号) |
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関連行事
2019年度 関西支部学生優秀賞
一瀬 涼(関西大院)
受賞課題:乳酸菌の高密度培養のための好気的流加培養による乳酸生産の抑制
丸山 正晴(大阪大院)
受賞課題:時系列メタボローム解析による代謝応答の解析に関する研究
湯川 貴弘(神戸大)
受賞課題:出芽酵母における鉄代謝工学の開発と新規キシロース同化経路構築への応用
♦関連記事:【関西支部】2019年度 関西支部学生優秀賞応募のお願い
これまでの活動
⇒関西支部Topへ
支部活動
Published by 学会事務局 on 22 5月 2019
- 巻頭言“随縁随意”
- 報文
- 特集 生物工学分野におけるバイオインフォマティクス技術の利活用の現状と展望
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―
- バイオミディア
- バイオ系のキャリアデザイン
- バイオ系のキャリアデザイン(私のバイオ履歴書編)
- プロジェクト・バイオ
- 談話室
- Branch Spirit
- 今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 301 )
- バイオインフォメーション…( 302 )
- 研究部会活動報告…( 305 )
- 研究部会…( 311 )
- 本部だより…( 312 )
- 支部だより…( 313 )
※お詫びと訂正
『生物工学会誌』97巻5号(2019年5月25日発行)に以下の誤りがありました。
謹んでお詫び申し上げるとともに、下記の通り、訂正させていただきます。
バイオ系のキャリアデザイン(私のバイオ履歴書編)
「微生物が誘ってくれた豊かで充実した研究人生(山下 道雄 著)」
・p. 287 著者紹介欄
誤)東京大学大学院医学系研究科専攻
正)東京大学大学院医学系研究科(“専攻”不要)
・p. 295 略歴欄
誤)東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻生物医化学専攻
正)東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻生物医化学教室
►生物工学会誌Top
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生物工学会誌
Published by 支部:関西 on 22 5月 2019
生物工学分野の研究者・技術者にとって『培養』は日常的に行う操作のひとつです。しかし、それを支える理論と技術は奥が深く、基本をおろそかにすると微生物や細胞の能力をうまく引き出すことも、効率の良い生産をすることもできません。今回の懇話会では、培養制御の基礎理論から工業スケールでの実践的な応用例まで、第一線の研究者・技術者にご講演頂きます。
- 日時:2019年8月30日(金)13:00~19:00
- 場所:関西大学 千里山キャンパス 第4学舎4号館4201教室(大阪府吹田市山手町3丁目3番35号)
阪急電鉄「関大前」駅から徒歩約15分 ⇒会場へのアクセス
- プログラム: ※講演順序が変更になりました
12:30~ 受付
13:00~13:05 開会の辞 藤山 和仁(関西支部支部長・大阪大学生物工学国際交流センター)
13:05~13:35
「培養工学の基礎知識」片倉 啓雄(関西大学化学生命工学部)
培養を効率化するために必須な(1)比速度の概念と求め方、(2)菌体・生産物・基質および溶存酸素の濃度の変化速度式、(3)菌体収率と生産物収率、(4)流加培養の基本式とその意義を分かり易く解説する。
13:35~14:05
「流加培養の乳酸菌培養への応用」片倉 啓雄(関西大学化学生命工学部)
流加培養は高濃度培養を可能にし、グルコースリプレッションを回避できるなどの特徴がある。工業生産における基本技術でもある流加培養を利用した乳酸菌と酵母の混合培養と、乳酸菌の高濃度培養を紹介する。
14:05~14:35
「種々の発酵製品と生産技術開発」神田 彰久(株式会社カネカ R&B企画部)
微生物を利用した発酵製品は食品から医薬品、化学品まで多種多様であり、工業生産にあたっては様々な問題が生じる。ここでは、好気培養のスケールアップも含め、その対応策や今後の技術への期待について述べる。
14:35~14:50 休憩
14:50~15:20
「Value creation by fermentation technology」児島 宏之(味の素株式会社)
生体に不可欠のものである必須アミノ酸は人、動物等では生合成できず外部から取り入れる必要がある。必須アミノ酸を中心とするアミノ酸の微生物を用いた発酵生産の技術を振り返り、発酵工学の将来に向けての課題を考える。
15:20~15:50
「バイオ医薬品生産における動物細胞培養 これまでとこれから」大政 健史(大阪大学大学院工学研究科)
抗体医薬の市場は飛躍的に増加し、世界Top10医薬品の売上げの約7割を占めている。本講演では、抗体医薬を中心に動物細胞培養技術について微生物と動物細胞の相違点、最近のトレンドなど、わかりやすく紹介する。
15:50~16:10 休憩
16:10~16:40
パネルディスカッション「培養工学の未踏のフロンティア」
産業界でニーズがあるにも関わらず、培養をきちんと教えている大学が少なくなっている。生物工学の他の分野に比べて、培養は技術・知識の体系化が進んでしまったがゆえに、ハイインパクトな論文が出しづらく、競争的資金もとりづらいことが一因かもしれない。そこで、このような現状について討論するとともに、培養の分野に未着手のフロンティアが残されているとすれば、それはどのようなものかを考えたい。
16:40~16:45 閉会の辞 大政 健史(関西支部副支部長・大阪大学大学院工学研究科)
17:00~19:00 懇親会
- 定員: 80名
- 参加費: 一般:2,000円(税込)、学生:無料(当日会場受付にてお支払いください)
- 懇親会会費: 一般:3,000円(税込)、学生:1,000円(税込)(当日会場受付にてお支払いください)
- 申込み方法:こちらのWEBフォームよりお申し込み下さい。
- 申込み締切:2019年8月20日(火)正午(定員になり次第、締め切ります)
- 問合せ先:
〒564-8680 大阪府吹田市山手町3丁目3番35号
関西大学 化学生命工学部 生命・生物工学科 環境微生物工学研究室
日本生物工学会 関西支部支部委員 岩木 宏明
Tel: 06-6368-0779
⇒E-mail
会場へのアクセス
⇒関西支部Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 22 5月 2019
生物工学会誌 第97巻 第5号
太田 明徳
私は1971年6月30日卒業という、明治初期の大学9月入学時代のような履歴を持つ大学紛争世代の一員である。大学ストライキ、すなわち学生による授業放棄と大学の封鎖が始まったのは教養学部の2年次学生の時の7月頃であり、翌年1月のストライキ解除まで、長期の無為の期間を過ごしていた。それだけの期間があれば有意義に過ごすことができそうなものであるが、いつストライキが終わるかわからないので、結局、日時が経過するままであった。喫煙という悪癖に馴染んだのが後遺症で、30才直前まで止められなかった。
なんとか無事に学部に進学できたのは、紛争収束のために、さらにいい加減になった単位認定のおかげと思う。農学部農芸化学科に進学したが、この学科を選んだ理由は、微生物に惹かれたためと、受験時にお世話になった家の子息がビール会社の社員で、学科の先輩であったことである。進学決定後は慌ただしく2年次後半と3年次の短縮された課程を済ませて、卒業研究の研究室に配属された。微生物に関心を持ったのならば、伝統があり、人脈も豊かな研究室を選べば良かったのであるが、当時の私はうかつにも卒業研究の研究室の選択によってその後の人生が大きく左右されるなんて思いもしなかった。単純に酵素学が新鮮で先端的な学問分野に思われたので、今堀和友教授の酵素学研究室を志望したのである。
今の私は学生たちに、目指す分野を真剣に考え、調査することを勧めている。若い未熟な人間が慎重に考えても、必ずしも思うようにはならない。しかし、最上の選択ではなくとも人生に対して肯定的で積極的であるかぎり、有意義な人生を送ることができるであろう。どのような分野が自分に向いていて、おもしろいか、また重要であるかということを懸命に考え、選択することが、自分の人生を生きるということでもある。私自身はあまり流れに逆らわず生きてきたように思うが、同時にそのことによって研究者として失ったものも多かったのではないかと振り返ることがある。良い研究者であるということと円満な人生を送ることとはあまり関わりがない。時に研究者となることを人に勧めることにためらいを感ずるのは、それが人生に大きなひずみを生ずることがあるからである。
今堀教授は教養学部基礎科学科の助教授から農芸化学科教授に異動して来られ、私は2代目の農芸化学科卒論生であった。研究室には教授についてきた基礎科学科の優秀な大学院生がいて、農芸化学科の卒論生には必ずしも馴染みやすい雰囲気ではなかった。博士課程院生のなかにはノーベル生理学・医学賞を受賞された大隅良典先生がいたのであるが、先生は自ら望んで京都大学にいてほとんど不在であり、酵母研究の仲間としておつきあいが始まるのは10年近く後のことである。当時の今堀研究室では助手2名が留学中で、残る当時の太田隆久助教授、大島泰郎助手、そして私を指導した松澤洋助手は、てんでに自分の持ち込んだ研究をしていた。私はこれが当たり前の大学の研究室だと思っていたが、今時の研究室とはだいぶ違ったようである。
卒業研究では松澤助手が分離した大腸菌の形態変異(短桿菌が丸くなる)に関する遺伝学を始めることになったが、酵素学とは関わりのないこのテーマは私に合っていたらしく、楽しかった。今堀研究室の当時の酵素学は一種の分光学で、酵素の円偏光二色性の測定により、酵素の構造を調べる仕事が中心であった。これにはあまり興味が持てず、旋光の数式にも困惑していたので、松澤先生についたのは私にとってまことに幸運なことであった。
後に分子生物学的な手法による研究に向かう大きな契機にもなった。卒論の発表会で今堀教授から、吸光度と濁度の混同を指摘されたが、これが唯一の教授からの直接の教えであった。酵素学研究室に卒論配属の希望をしながら、大学院では志望しなかったのであるが、その理由はもう一つある。当時の今堀研究室には、理学部生化学科の学生も卒論生として来ており、大学院生をチューターとしての「Enzyme Physics」(Volkenstein)の英語版を読む卒論生の読書会があった。そこで生化学科出身の卒論生が教養学部時代にロシア語の原書で読んだと言った。ストライキの期間を有意義に過ごした学生がいたのである。これで今堀研究室に残るという気持ちがきれいに消えてしまった。
結局、私はなんとなく自分に向いた世界に向かって進んでいたのだと思う。もし私が勤勉な勉強家で、当時の酵素学にまともに向き合っていたら、苦しかったに違いなく、博士課程を志望しなかっただろう。若者にとって研究は何より楽しくなくてはならず、新しい発見が伴えばもっと楽しい。楽しくない研究はやらない方が良いと今の私は言うことができる。
著者紹介 中部大学応用生物学部(教授)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 20 5月 2019
日本プロテオーム学会(JPrOS)/日本電気泳動学会(JES)合同大会(フェニックス・シーガイア・リゾート、宮崎市)において、日本生物工学会バイオ計測サイエンス研究部会のサテライトワークショップを開催することになりました。本ワークショップでは、バイオ計測技術勉強会と題して、実際に計測を行う際に必要な技術を理解することを目的に、それぞれ計測技術の第一人者の先生にプロトコールを解説していただきます。
日時 | 2019年7月26日(金)14:40~17:10 |
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会場 | フェニックス・シーガイア・リゾート
シーガイア コンベンションセンター 会場2(天樹)(宮崎市) |
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プログラム | - 14:40~15:10
次世代シークエンス…中村 昇太(大阪大学)
- 15:10~15:40
HDX-MS…内山 進(大阪大学)
- 15:40~16:10
代謝フラックス解析…岡橋 伸幸
- 16:10~16:40
質量分析イメージング…新間 秀一(大阪大学)
- 16:40~17:10
オミクスデータ解析…早川 英介(沖縄科学技術大学) 19:00~コテージヒムカにおいて、ナイトセッション(宿泊可能)を企画しております。講演者の先生、バイオ計測サイエンス研究部会のメンバーも参加予定ですので、ワークショップに参加される方は、是非ナイトセッションにもご参加ください。 |
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参加登録について | こちらの申込方法 専用サイトにて登録をお願い致します。 |
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参加申込締切日 | 2019年7月12日(金) |
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参加費 | ワークショップの参加費は無料です。
ナイトセッションの参加希望者は、「ナイトセッションの参加希望」および「宿泊(必要・不要)」を追記ください(宿泊については先着順)。宿泊料は、コテージヒムカ:5000円、ラグゼーツ葉:7000円となります。 |
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詳細URL | バイオ計測サイエンス研究部会HP
https://www.sbj.or.jp/division/division_bio_analysis.html |
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問合せ先 | 日本生物工学会 バイオ計測サイエンス研究部会
幹事 馬場 健史
E-mail: |
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⇒バイオ計測サイエンス研究部会Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 20 5月 2019
日本プロテオーム学会(JPrOS)/日本電気泳動学会(JES)合同大会(フェニックス・シーガイア・リゾート、宮崎市)において、日本生物工学会バイオ計測サイエンス研究部会共催のシンポジウムを開催することになりました。本シンポジウムでは、1細胞解析技術の開発に第一線で取り組んでおられる若手の先生方にご講演いただきます。
日時 | 2019年7月26日(金)8:50~10:50 |
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会場 | フェニックス・シーガイア・リゾート
シーガイアコンベンションセンター会場2(天樹)(宮崎市) |
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プログラム | - 細胞形態情報解析を用いた1細胞~細胞集団の応答性の解析
… 加藤 竜司(名古屋大学)
- 1細胞オルガネラメタボロミクス実現に向けた試料採取・解析技術の開発
…水野 初(静岡県立大学)
- シングルセル分子フェノタイプ解析に向けた基盤技術の創生
…和泉 自泰(九州大学)
- 希少細胞を対象としたシングルセル遺伝子解析技術の確立と応用展開
…吉野 知子(東京農工大学)
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詳細URL | バイオ計測サイエンス研究部会HP
https://www.sbj.or.jp/division/division_bio_analysis.html
JPrOS/JES合同大会HP
https://www.jhupo.org/2019/index.html |
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演題登録期間 | 2019年4月14日 (日)~ 5月24日(金) |
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参加登録について | <JPrOS/JES合同大会および懇親会に全日参加される方>
日本生物工学会会員は、後援団体会員としてJPrOS・JES会員と参加費は同条件で登録可能です。ただし、ポスター発表の資格はJPrOSまたはJES会員のみです。所属団体名をバイオ計測とし、生物工学会の会員番号入力で参加登録システム(https://www.jhupo.org/2019/registration.html)から登録できます。- 参加費 個人会員:8,000円、学生会員:2,000円
<7月26日のみ参加の方>
申込方法 大会の参加登録システムではなく、こちらの専用サイトにて登録をお願い致します。 |
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参加申込締切日 | 2019年7月12日(金) |
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問合せ先 | 日本生物工学会 バイオ計測サイエンス研究部会
幹事 馬場 健史
E-mail: |
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関連団体行事
Published by 支部:関西 on 20 5月 2019
日本生物工学会関西支部では、2014年度より「啓発活動基金」を活用し、産学官の若手研究者の育成と国際化を目的としたワークショップ・シンポジウムを開催しています。
2014年度 | Workshop on Asian Brewery Technology(月桂冠)
⇒開催報告はこちら |
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2015年度 | TSB2015「Current status of industrial biotechnology in Thailand and Japan」(タイ)
⇒開催報告 |
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2016年度 | ICY14「Yeast Fermentation in Asia」(淡路島)
⇒開催報告 |
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2017年度 | TSB2017「The special Thai-Japanese Biotechnology Joint Session on Enzyme Engineering for Industries」(タイ) |
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2018年度 | 生物工学会「ASEAN における生物資源の社会実装を目指した研究ネットワーキング」<国際シンポジウム>(関西大学) |
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TSB2018「Bridging Research and Society’s Needs」(タイ) |
2019年度は6回目の企画として、タイ・プーケットで11月11、12日に開催予定のThai Society of Biotechnology(TSB)主催の国際シンポジウム(http://www.tsb2019.com/)でジョイントセッションの枠を主催者より頂戴しました。その演者を関西支部から招待したく、準備を進めています。
関西支部地域内の民間企業、研究機関、大学等に所属する研究者から、2-3名 の演者を派遣し、国際シンポジウムでの発表の機会を与えるとともに、タイを中心とする東南アジア地域におけるバイオテクノロジーの基礎・応用研究の現状を学ぶ機会にしたいと考えています。
つきましては、本企画の趣旨に賛同いただき、参加を希望される若手会員を募りたいと思います。下記の実施要領をご一読の上、奮って応募いただければ幸いです。なお、予算により演者数が変わることがあります。
<シンポジウム概要>
Thai Society of Biotechnology(TSB)主催の国際シンポジウム(TSB2019)
The 30th Annual Meeting of the Thai Society for Biotechnology and International Conference”Bridging Research and Society’s Needs”
【日時】2019年11月11日(月)・12日(火)
【場所】Duangjitt Resort & Spa, Phuket
http://www.tsb2019.com/
<募集内容>
- 募集人数:2-3名(予算により演者数が変わることがあります)
- 資格:関西支部地域内の民間企業、教育・研究機関に所属の生物工学会会員(学生会員を含む)であること。民間企業の若手研究者、もしくは実用化を強く志向した研究を展開する官学の若手研究者を優先します。
- 支援内容: 関西国際空港から現地までの往復旅費、現地宿泊費・移動費、TSB2019参加費。
(旅行保険にはご自身の負担で必ずご加入ください。)
- スケジュール:
11月9日(土) 夕刻関西空港に集合後、バンコクへ移動(深夜便)
11月10日(日) バンコク到着後、プーケットへ乗継ぎ
11月11日(月) TSB2019に登録、Joint Symposiumにて講演(講演時間20分予定 質疑応答を含む)
11月12日(火) TSB2019のその他講演等に参加。同日便にて出発
*13日出発(14日着)も可能(延泊は自己負担)
11月13日(水) 関西国際空港着(早朝)、解散TSB2019のその他講演等に参加。
も可能です。
- 応募方法: 推薦者、もしくは応募者本人から、大阪大学・藤山 に以下をご連絡下さい。応募者多数の場合は、関西支部企画委員会にて審査を行います。この際、ご講演の簡単な内容等を追加で提出していただく場合があります。
・所属
・役職または学年
・氏名
・年齢(2019年11月10日現在)
・会員番号(非会員の場合、入会手続きをお願いします)
・講演タイトル(仮題)
- 応募締切:2019年6月20日(木)
- 問合せ先:大阪大学・藤山宛に E-mail でお問い合わせください。
⇒関西支部Topへ
支部活動,新着情報
Published by 学会事務局 on 17 5月 2019
電源設備法定点検に伴うサーバー停止により、日本生物工学会のホームページおよび大会ホームページが以下の期間利用できなくなります。
- サーバー停止日時: 2019年5月18日(土)18:30 ~ 19日(日)8:30
ご不便をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。
なお、上記期間中も会員システム、Journal of Bioscience and Bioengineeringの投稿・査読システム(EVISE)、および閲覧(ScienceDirect)は通常通りご利用いただけます。
新着情報
Published by 学会事務局 on 24 4月 2019
生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 23 4月 2019
こちらでは、生物工学会誌のシリーズ企画『間違いから学ぶ実践統計解析』の続編(全12回・隔月掲載)をご覧いただけます。
⇒『間違いから学ぶ実践統計解析』本編はこちら
⇒生物工学会誌 過去号掲載記事(記事種別)一覧
生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 23 4月 2019
生物工学会誌 第97巻 第4号
宇多川 隆
産業界から大学へ、そして公設研究所と異なる文化の中で勤務する機会を得た。その間にバイオものづくりの研究・開発・生産に従事し、それぞれの立場でその面白さを経験してきたので一端を紹介する。
最初にバイオものづくりの面白さを知ったのは、入社して間もなく取り組んだ抗ウイルス剤の製法研究においてである。生産菌の探索を1年近く続けたが、ポジティブな結果がまったく得られず諦めかけていたところ、ある時、発酵(酵素反応)に使用していた培養器の温度が上昇するというトラブルに見舞われた。失敗かと思われたその発酵(反応)液を分析すると、なんと目的とする抗ウイルス性化合物(アデニンアラビノシド:Ara-A)が生成していたのである。生産の最適温度は60°Cにあり、室温まで冷却するとAra-Aの結晶がキラキラと出てきた。その時の感激は忘れられない。ヘルペスウイルスに効果的で、多くの関係者の尽力で工業化され、商品名アラセナAとして上市された。60°Cでは生産微生物の生育はおろか完全に死んでしまう。なぜ当該微生物は死ぬほどの温度で抗生物質を作るのか不思議であり、興味の尽きないところである。
他にも、高温で強い活性を示すアミラーゼやプロテアーゼなども中温微生物によって生産されることが知られている。生物の生育至適環境と酵素力価の至適条件が必ずしも一致しないところに生物触媒のスクリーニングの難しさと面白さがある。酵素活性の最適値の多様性は生物の進化と関係があるのかもしれない。一方、耐熱性DNAポリメラーゼは高温菌、アルカリプロテアーゼは好アルカリ細菌が生産するように生育環境と酵素の活性発現至適条件が一致するものは数多く知られている。
その後、地域資源をバイオの力で有効に活用するという研究に携わることになった。漁業が盛んな地域では、魚加工場から大量の副生物(アラ)が生成し、その多くは有償で廃棄されている。この副生物には良質なタンパク質とそれを分解する酵素が含まれている。分解酵素の最適温度は55°Cにあり、タンパク質は速やかに分解されてアミノ酸を遊離する。この性質を利用すると、魚加工副生物から短時間で魚醤を生産することができる。サバやブリの加工副生物を原料にした場合、1~3日で発酵が完結し、精製して得られる魚醤は旨味を呈していることから調味料として販売するに至っている。廃棄されていた副生物を短時間で有用物に変換するバイオの力に感動である。55°Cではサバやブリは生存できないが、体内の酵素が生きているところに生物の驚異を感じる。
高温発酵では速度が速くなるだけでなく、雑菌の生育がほとんど認められないので、都合の悪い化合物が副生しないことも大きな利点である。雑菌が汚染すると、Ara-A生産の場合アデニン部位がヒポキサンチンに分解されて抗ウイルス活性は弱くなる。魚醤では、ヒスチジンが分解されてアレルギー物資であるヒスタミンが生成する。
有用物質の生産研究において微生物などをスクリーニングする場合、中性・常温条件で実験することが多いが、温度やpHなどの条件を大胆に変えてみると、思いもよらない新しい反応や物質の発見につながる可能性がある。
現在の地球上に生存する生物は、過去のさまざまな環境を生き延びてきた生物の末裔であり、過去の過酷な環境に対応してきた能力がその遺伝子の中に隠されていると考えられる。この能力を引き出し、有用物質の生産に利用することは、バイオによるものづくり研究者の重要なミッションである。
常識にとらわれず、だれもが思いつかないような条件において発現される生物の力を利用し、有益なものを生産するバイオものづくりの面白さを味わってほしい。
著者紹介 福井県食品加工研究所(特別研究員)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 23 4月 2019
►生物工学会誌Top
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生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 22 4月 2019
井藤 彰
2018年度生物工学奨励賞(照井賞)受賞者
九州大学大学院工学研究院(受賞時)
2019年4月11日~12日にかけて韓国済州島(Jeju)のMaison Glad Jeju Hotelにおいて、韓国生物工学会(Korean Society of Biotechnology and Bioengineering; KSBB)の2019年春季大会(2019 KSBB Spring Meeting and International Symposium)が“Biotechnology from the Nature to Human Life”という大会スローガンで開催された。日本生物工学会(The Society for Biotechnology, Japan; SBJ)からは、2018年度「生物工学功績賞」の清水浩先生(大阪大学)と「生物工学奨励賞(照井賞)」の筆者が招待され、講演を行った。
済州島は朝鮮半島の南に位置する風光明媚な観光地であり、道路には椰子の木が立ち並び、ルイ・ヴィトンなどの高級ブランドが軒を連ねることから「韓国のハワイ」とも言われるが、 学会当日は気温が低く、韓国の先生方も寒さに少し驚いていた。その日は4月にして東京でも積雪があったので、特別寒かったと思われる。学会会場であるホテルまでは、ホテルのシャトルバスで空港から15分ほどの便利なロケーションだった。
KSBBの春季大会は昨年から2日間プログラムで行われている。6題の全体講演と20件のシンポジウム、784題のポスター発表が行われた。シンポジウムのうち、7つのセッションが国際シンポジウムになっており、バイオセンサーとバイオチップ[台湾生物工学会(Biotechnology and Biochemical Engineering Society of Taiwan; Best)とのジョイントシンポジウム]、ナノバイオセンシングとセルエンジニアリングI、ナノバイオセンシングとセルエンジニアリングII、ティッシュエンジニアリングと再生医療、酵素工学、システムバイオロジーと合成生物学、漢方の科学と工学がテーマとなっていた。
清水先生はシステムバイオロジーと合成生物学のセッションで基調講演を、筆者はティッシュエンジニアリングと再生医療のセッションで招待講演をそれぞれ行った。他の日本人としては、味の素がランチョンセミナーを開催しており、ES/iPS細胞用の培地の紹介のほか、現地で立ち上げられたAjinomoto GenexineによるCHO細胞用の培地最適化事業が紹介された。ランチョンセミナーには珍しく、お弁当ではなく、温かいプルコギ定食がシンポジウム参加者全員に供された。他にも、バイオエネルギー、微生物による物質生産、タンパク質工学などのテーマが設定され、約150件の口頭発表が行われた。
1日目の夜にレセプションが開かれ、SBJのメンバーである清水先生と筆者はBESTのメンバー三名とKSBBの国際連携担当の先生方とテーブルを共にした。テーブルには多くのKSBBの先生に訪れて頂き、お酒を酌み交わしながら懇談する機会を頂いた。特に、シニアの先生方が、SBJの発展とKSBBとの交流に尽力されたSBJのシニアの先生方のお名前を出してお話されるのを聞き、SBJとKSBBの交流の歴史を実感した。レセプション後は二次会にお誘い頂き、さらに密な交流を深めるとともに、今年のSBJの年次大会は岡山で、KSBBの秋季大会は韓国大邱(Daegu)で行われる旨、情報交換した。
末筆ながら、今回のKSBB訪問をご支援いただきましたKSBB会長のHei Chan Lee先生(Sun Moon University)をはじめ、国際連携ご担当のJong Wook Hong先生(Hanyang University)、Seung Pil Pack先生(Korea University)、筆者の講演の座長を務められ、会期中温かくお世話頂いたKye Il Joo先生(POSTECH)、KSBB事務局のHye Won Kho氏に厚く御礼申し上げます。また、今回貴重な機会を頂きましたSBJ国際展開委員長の跡見晴幸先生とSBJ事務局の皆様、SBJの先生方に厚く御礼申し上げます。
懇親会会場にて
<台湾生物工学会(BEST)の講演者と同じテーブルを囲んで>
左から、Prof. Seung Pil Pack (Korea Univ.) 、Prof. Jae-Hyung Jang (Yonsei Univ.) 、
Prof. Hee-Jin Jeong (Hongik Univ.)、Prof. Hyung Joon Cha (POSTECH)、
Prof. Chun Jen Huang (Nat’l Central Univ., Taiwan)、筆者、清水浩先生、
Prof. Ho Hsiu Chou (Nat’l Tsing Hua Univ., Taiwan)、
Prof. Hsing-Wen Sung (Nat’l Tsing Hua Univ., Taiwan)
♦関連記事:【国際交流】韓国生物工学会(KSBB)大会参加報告
新着情報
Published by 学会事務局 on 22 4月 2019
15th International Congress on Thermophiles (Thermophiles 2019)
日時 | 2019年9月2日(月)~9月6日(金) |
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会場 | 九州大学 医学部 百年講堂(〒812-8582 福岡市東区馬出3丁目1番1号) |
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URL | http://www.acplan.jp/thermophiles2019/ |
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テーマ | 好熱菌をトピックとして、基礎生物学、生命の起源研究、医薬品や有用物質の生産、およびバイオテクノロジーといった多岐にわたる研究分野の卓越した研究者が一堂に会し最新の研究成果の発表と討論を行う。 |
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要旨登録締切 | 2019年5月20日(月) |
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事前参加登録締切 | 2019年7月15日(月) |
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実行委員長 | 石野良純(九州大学大学院農学研究院) |
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主なセッション | - Applied Microbiology
- Genetics
- Astrobiology
- Genomics
- Biodiversity
- Metabolism
- Biotechnology
- Metagenomics
- Evolution
- Origin of Life
- Microbial Ecology
- Physiology
- Proteins/Enzyme Application
- RNA biology
- Protein modification
- Thermophily
- Cell membrane/Cell Surface
- Transcription
- CRISPR
- Translation
- DNA replication/DNA repair
- Viruses
- Gene expression
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問合せ先 | ACプランニング
〒612-8369 京都市伏見区村上町406
Tel: 075-611-2008 Fax: 075-603-3816
E-mail: |
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関連団体行事
Published by 学会事務局 on 08 4月 2019
第71回日本生物工学会大会(2019)の一般講演、およびシンポジウム要旨登録の受付を開始しました。
- 講演申込み・要旨受付期間:2019年4月8日(月)~ 5月14日(火)正午
- 事前参加登録締切:2019年7月12日(金)17:00
締切以降は、要旨を含む訂正ができません。また、終了前はアクセスが集中し申し込みできない場合がありますので、早めの申し込みをお願いします。
本年度の一般講演はすべて口頭発表形式で行います。
一般講演(口頭発表)の発表者は2019年会費既納の本会正会員または学生会員に限ります。講演申込みには発表者の会員番号が必須となり、会員番号がない場合には登録できません。事前に必ず入会手続きをお願いします。会員番号は入会登録と会費の入金確認ができ次第お知らせしますが、1週間程度かかりますので早めの手続きをお願いします。⇒入会はこちらから
►第71回日本生物工学会大会ホームページ
新着情報
Published by 支部:北日本 on 02 4月 2019
主催行事
北日本支部学生精励賞 2019年度受賞者
これまでの活動
►北日本支部Topへ
支部活動
Published by 支部:北日本 on 02 4月 2019
14:00~14:05
開会の辞………魚住 信之(日本生物工学会北日本支部 支部長)
14:05~14:30
「バイオスティミュラント資材の現場での取り組みについて」
………………高谷 憲之(株式会社 ハイポネックスジャパン)
14:30~14:55
「機能性液肥、微生物資材を含めた現場での活用例」
………………高木 篤史(株式会社 サカタのタネ)
休憩
15:10~15:35
「微生物、薬剤、鉄鋼スラグを組み合わせて植物の病気を防ぐ」
………………今崎 伊織(農研機構東北農業研究センター)
15:35~16:00
「植物の鉄の吸収メカニズムに適合させた農業資材」
………………鈴木 基史(愛知製鋼株式会社)
休憩
16:15~16:40
「農業分野を中心とした、トレハロースの研究と開発の取り組み」
………………大垰 勝寛(株式会社 林原)
16:40~17:05
「気孔開閉と根長の制御をめざした植物イオン輸送体の活性化剤・阻害剤の探索」
………………魚住 信之(東北大学大学院工学研究科)
17:05~17:10
閉会の辞………松本 謙一郎(日本生物工学会北日本支部 副支部長)
17:40~ 懇親会(東北大学青葉記念会館「レストラン四季彩」、TEL. 022-711-2350)
- 参加費:
シンポジウム参加費 無料
懇親会会費 一般:3,000円(税込),学生:1,500円(税込)
- 申込締切:2019年6月6日(木)
- 問合せ先:
2019年度日本生物工学会北日本支部事務局
東北大学大学院工学研究科バイオ工学専攻 解良・石丸・魚住
E-mail:
►北日本支部Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 01 4月 2019
内容 | 開催日 |
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【協賛行事】JBA”未来へのバイオ技術” 勉強会「転機に立つ日本のイネ育種」〈東京〉 | 2019.03.20 |
【協賛行事】第14回理研「バイオものづくり」シンポジウム〈和光市〉 | 2019.03.08 |
【協賛行事】熱測定スプリングスクール2019(第82回熱測定講習会)~熱測定の基礎,測定データ解析,解釈法まで系統的に学ぶ~〈東京〉 | 2019.03.07-8 |
【協賛行事】サイエンス友の会特別教室「微生物がパンを作る! 筑波大学で微生物実験&見学会」〈つくば市〉 | 2019.03.02 |
【協賛行事】18-3 エコマテリアル研究会 「プラスチックの取り巻く環境を俯瞰する 」〈東京〉 | 2019.03.01 |
【協賛行事】JBA”未来へのバイオ技術” 勉強会「口腔ケア革命」〈東京〉 | 2019.02.19 |
【協賛行事】平成30年度 産総研 材料・化学シンポジウム
「21世紀の化学反応とプロセス-SDGsの推進に資する化学技術と材料-」〈つくば市〉 | 2019.02.08 |
【協賛行事】GMPセミナー「医薬品製造に関わるGMPの最新動向:講演会&見学会」〈大阪〉 | 2019.02.07-8 |
【協賛行事】第11回大阪大学国際医工情報センター 国際シンポジウム「再生医療に資する細胞製造」〈大阪〉 | 2019.02.04 |
【協賛行事】バイオエンジニアリング研究会 公開講演会「バイオ×デジタル(AI・IoT)」~バイオ産業におけるデジタルトランスフォメーション~〈東京〉 | 2019.02.01 |
【協賛行事】JBA”未来へのバイオ技術” 勉強会「核酸医薬開発の動向と課題」〈東京〉 | 2019.01.30 |
【協賛行事】第24回高専シンポジウム in Oyama〈栃木〉 | 2019.01.26 |
【協賛行事】第36回コロイド・界面技術シンポジウム「ブレークスルーを生み出す次世代コロイド界面技術」〈東京〉 | 2019.01.24-25 |
【協賛行事】JBA”未来へのバイオ技術” 勉強会「微生物・覚醒」〈東京〉 | 2018.12.17 |
【協賛行事】第31回バイオエンジニアリング講演会〈郡山市〉 | 2018.12.14-15 |
【協賛行事】SCIS&ISIS 2018 (Joint 10th International Conference on Soft Computing and Intelligent Systems and 19th International Symposium on Advanced Intelligent Systems〈富山〉 | 2018.12.05-8 |
【協賛行事】第45回炭素材料学会年会〈名古屋〉 | 2018.12.05-7 |
【協賛行事】第31回イオン交換セミナー「イオン交換の基礎と応用(無機イオン交換体、イオン液体、原子力化学)」〈東京〉 | 2018.11.30 |
【後援行事】第三回国際シンポジウム「コメとグローバルヘルス~コメとコメ糠の科学~」〈京都〉 | 2018.11.29-30 |
【協賛行事】第38回水素エネルギー協会大会〈東京〉 | 2018.11.28-29 |
【協賛行事】JBA”未来へのバイオ技術” 勉強会「カフェと健康長寿~機能性、コホート研究から商品設計まで~」〈東京〉 | 2018.11.26 |
【関連行事】TSB2018“Bridging Research and Society’s Needs“〈タイ〉 | 2018.11.22-23 |
【協賛行事】日本化学会 コロイドおよび界面化学部会 第6回分散凝集科学技術講座「分散・凝集のすべて」~希薄系から濃厚系までのあらゆる分散・凝集現象に関わる研究者・技術者のための最新理論とテクニック~〈東京〉 | 2018.11.15-16 |
【協賛行事】第32回日本吸着学会研究発表会〈大阪〉 | 2018.11.08-9 |
【協賛行事】第54回熱測定討論会〈横浜〉 | 2018.10.31-11.02 |
【協賛行事】第35回ニューメンブレンテクノロジーシンポジウム2018〈東京〉 | 2018.10.29-11.01 |
【協賛行事】JBA”未来へのバイオ技術”勉強会「結晶が変える未来社会」〈東京〉 | 2018.10.26 |
【協賛行事】18-2 エコマテリアル研究会「生物がつくる多様なバイオポリマー」〈京都〉 | 2018.10.19 |
【協賛行事】18-4 ポリマーフロンティア21「持続可能社会のためのバイオベース素材の現状と展望」〈東京〉 | 2018.10.16 |
【協賛行事】未来を拓く高圧力科学技術セミナーシリーズ(43) 「高圧力科学技術の未来を拓く新発見・新技術」 〈東京〉 | 2018.10.12 |
【協賛行事】未踏科学技術協会 特別講演会 量子計算利用シリーズ 第2回「量子ハードウェアのビジネス利用」~量子コンピュータ・量子アニーラーは何に使えるのか~」〈東京〉 | 2018.10.10 |
【協賛行事】第16回高付加価値食品開発のためのフォーラム「オルガネラから考える抗老化~食とえいようがかかわれるか?~」〈静岡〉 | 2018.09.28-29 |
【協賛行事】第69回コロイドおよび界面化学討論会「分散系、凝集、ソフトマターの科学」〈つくば市〉 | 2018.09.18-20 |
【後援行事】第10回日中醸造・食品・栄養・環境シンポジウム(第2回日中伝統食品創新フォーラム)〈四川省成都市〉 | 2018.09.13-15 |
【関連行事】第22回酵母合同シンポジウム「アジアへのゲートウェイ九州から発信する酵母の魅力!」〈福岡市〉《日本生物工学会九州支部共催》 | 2018.09.12-13 |
【後援行事】JASIS2018〈千葉〉 | 2018.09.05-7 |
【協賛行事】第20回日本感性工学会大会「創造的多様性 (Creative diversity)」〈東京〉 | 2018.09.04-6 |
【協賛行事】第34回ファジィシステムシンポジウム(FSS2018)「Human + Fuzzy = Humane」〈名古屋〉 | 2018.09.03-5 |
【協賛行事】第31回におい・かおり環境学会〈千葉〉 | 2018.08.30-31 |
【共催行事】第37回日本糖質学会年会〈仙台〉 | 2018.08.28-30 |
【共催行事】第32回日本キチン・キトサン学会大会/14th International Chitin and Chitosan Conference (14th ICCC) / 12th Asia-Pacific Chitin and Chitosan Symposium (12th APCCS)〈大阪〉 | 2018.08.27-30 |
【協賛行事】第81回熱測定講習会~明日から使える!材料・環境・医薬・バイオ分野の熱測定初心者・ユーザー向け基礎講義&実習~〈京都〉 | 2018.08.23-24 |
【協賛行事】 微生物科学イノベーション連携研究機構・発足記念シンポジウム「微生物科学の新たな学知創出をめざして」〈東京〉 | 2018.08.21 |
【協賛行事】極限環境生物学会シンポジウム・日本Archaea研究会講演会合同大会〈神戸〉 | 2018.08.03-4 |
【協賛行事】18-1 エコマテリアル研究会 「バイオベースマテリアルをつくろう・つかおう」〈東京〉 | 2018.07.20 |
【協賛行事】日本学術振興会 先導的研究開発委員会「食による生体恒常性維持の指標となる未病マーカーの探索戦略」公開シンポジウム〈東京〉 | 2018.07.20 |
【協賛行事】スマートエンジニアリング TOKYO 2018〈東京〉 | 2018.07.18-20 |
【後援行事】学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2018〈仙台〉 | 2018.07.15 |
【協賛行事】第25回旬の技術・見学講演会「酵素の新たな産業応用への挑戦とクラフトビール醸造所見学会」〈埼玉〉 | 2018.07.13 |
【協賛行事】大阪工研協会 バイオ実習セミナー
―微生物・細胞取扱いと検査・試験の基本操作―〈大阪〉 | 2018.07.06, 2018.07.09 |
【後援行事】早稲田地球再生塾(WERS)第1回勉強会「SDGs推進のための建築物の脱炭素化と新しい緑のデザイン-ZEB/ZEHの動向、自然エネルギー、バイオフィリックデザイン-」〈東京〉 | 2018.07.06 |
【後援行事】第15回日中韓酵素工学会議(酵素工学研究会第79回講演会、40周年記念シンポジウム合同)〈京都〉 | 2018.06.30-07.01 |
【協賛行事】JBA”未来へのバイオ技術” 勉強会 「”未来へのバイオ技術”勉強会「東京五輪への課題シリーズ:魅力的で安全・安心な食の提供に向けて」〈東京〉 | 2018.06.29 |
【関連行事】日本油化学会 東海支部 油化学セミナー「油脂・脂質の機能性と応用」〈名古屋〉《日本生物工学会中部支部協賛》 | 2018.06.29 |
【共催行事】第39回動物細胞工学シンポジウム「バイオ医薬品の高品質化に向けた物性解析」〈東京〉 | 2018.06.15 |
【協賛行事】 “未来へのバイオ技術”勉強会「筋肉修復に向けた先進医療の可能性」〈東京〉 | 2018.06.11 |
【後援行事】第86回日本醤油研究発表会〈東京〉 | 2018.06.08 |
【協賛行事】JBA”未来へのバイオ技術” 勉強会「接ぎ木で産業革命を興す!」〈東京〉 | 2018.06.05 |
【協賛行事】第20回マリンバイオテクノロジー学会大会〈宮崎〉 | 2018.05.26-27 |
【協賛行事】第25回HAB研究機構学術年会「人体模倣システムを用いた創薬研究基盤技術の新基軸」〈つくば市〉 | 2018.05.24-26 |
【協賛行事】バイオプロセス講演・見学会「高度化するバイオ医薬品生産技術—グローバル化、連続生産、少量多品種生産—」〈東京〉 | 2018.05.17-18 |
【協賛行事】JBA “未来へのバイオ技術” 勉強会「育てる!バイオと水産業2~ウナギとマダイの明日」〈東京〉 | 2018.05.16 |
【協賛行事】JBA “未来へのバイオ技術” 勉強会「感動、デザイン、センシング。」〈東京〉 | 2018.04.27 |
【協賛行事】JBA “未来へのバイオ技術” 勉強会「先進遺伝子治療はどこまで行こうとしているか~エピゲノム疾患治療と脳神経再生医学」〈東京〉 | 2018.04.19 |
【協賛行事】第8回ポルフィリン-ALA学会年会〈東京〉 | 2018.04.14-15 |
【後援行事】早稲田地球再生塾(WERS)開設記念シンポジウム「知の結集から新たな再生の道を探る -日本版バイオエコノミーとSDGs推進-」〈東京〉 | 2018.04.06 |
関連団体行事
Published by 学会事務局 on 01 4月 2019
盛会のうちに終了しました。多数のご参加ありがとうございました。⇒活動報告はこちら
「生物工学若手研究者の集い(若手会)」は、生物工学(生体分子工学、細胞組織工学、醸造・食品工学、代謝工学、生物化学工学、生物情報工学など)に関連した研究を行っている、全国の学生、ポスドク、若手企業研究者、若手教員の相互交流を目的とした団体です。この度、2019年の若手会夏のセミナー(合宿形式)を滋賀県高島市にて開催する運びとなりました。高島市は琵琶湖西岸に位置し、 その水辺景観は日本遺産に認定されています。また、京都へも近く、近隣には多数の世界文化遺産があります。
今年は第一線で活躍する研究者の特別招待講演や、参加者と講演者との座談会形式による交流企画、優秀賞つきのポスターセッションなど、参加者全員が主体的に発表し交流するイベントを企画しております。参加者の皆様が一泊二日でじっくりと熱い議論を行って有意義なつながりを作ることを支援致します。
教育機関、研究所、企業の若手研究者や学生の方々を含め、生物工学に興味のある皆様の多数のご参加を心よりお待ち致しております。
- 日時:2019年7月20日(土)13:00~7月21日(日)12:00
- 場所:琵琶湖国定公園 近江白浜 政府登録旅館 白浜荘
(〒520-1223 滋賀県高島市安曇川町下小川2300-1)
- 講演予定:
「理学研究者が行うタンパク質工学~アカデミアが目指すべき技術開発とは?」
……高木 淳一(大阪大学 蛋白質研究所)
「腸内フローラ検査サービスMykinso立ち上げからの4年間を振り返って」
……竹田 綾(株式会社サイキンソー)
「生物と機械の融合—心筋・電気器官その他を用いた独創デバイス—」
……田中 陽(理化学研究所 生命機能科学研究センター)
「ワイルドはセクシーである~夢のない研究なんてNGだぜ~」
……内藤 健(農業・食品産業技術総合研究機構 遺伝資源センター)
「特許出願する?しない?究極の選択!~そもそも発明って何?~」
……前田 治子(京都北山特許法律事務所)
「構造タンパク質の実用化への挑戦」
……村上 賢宏(Spiber 株式会社)
「製薬企業における生物工学出身者のキャリアパス」
……葛本 雅宣(塩野義製薬株式会社)
- 申込方法:こちらのフォームより
6月21日(金)までにお申し込みください。
ポスター発表を希望される方は、6月21日(金)までに要旨登録フォーム(https://forms.gle/rgBSjYPSazMQ7mnj8)で登録をお願いいたします。
※申込受付は終了しました。
- 定員:150名
- 参加費:
一般:15,000円(セミナー参加費8,000円、宿泊費5,000円、食費(夕・朝食)・懇親会費2,000円)
学生:6,000円(セミナー参加費2,000円、宿泊費3,000円、食費(夕・朝食)・懇親会費1,000円)
※上記はいずれも税込みです。また、当日支払いの場合は参加費が1,000円高くなります。
- 問合せ先:
京都大学大学院農学研究科 青木 航
E-mail:
Tel: 075-753-6495
- 事務局実行委員:
青木 航(京大,実行委員長)、安藤 晃規(京大)、 岡橋 伸幸(阪大)、曽宮 正晴(阪大)
西村 勇哉(神大)、堀之内 貴明(理研)、三浦 夏子(阪府大)
►生物工学若手研究者の集い(若手会)Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 25 3月 2019
日本生物工学会では、定款に基づき、任期満了に伴う代議員選挙を実施いたしました。
選挙結果を下記のとおりお知らせします。
⇒2019-2020年代議員一覧はこちら
♦ 関連記事:
【正会員の方へ】2019-2020年度代議員の選出について
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 3月 2019
生物工学会誌 第97巻 第3号
秦 洋二
日本生物工学会の始祖は、1923(大正12)年に設立された大阪醸造学会である。名前の通り、清酒醸造などの醸造・発酵分野が中心となった学会である。当時は国税収入の中に酒税が占める割合が2割近くに及び、酒造業の発展は安定な税収確保のためにも重要な課題であった。また単なる「お金」だけの問題ではなく、酒造りのテクノロジーは、当時の微生物学で解明するに非常に魅力的な研究対象であったに違いない。
酒造りにおいては、西洋に先んずること300年以上前から低温加熱殺菌法「火入れ」が導入されていたり、複数の微生物を巧みに操りながら清酒酵母のみを純粋に培養する技術「生もと」が確立されていたり、先人たちの努力により多くのテクノロジーが組み込まれていた。ただ、これら先人たちが苦労して発明したものについて、国際的には我が国が発明者になりえていない。低温加熱殺菌法の発明者は、火入れの完成から300年後のルイ・パスツールである。なぜか?それは、清酒製造におけるテクノロジーについて、その理屈が解明されていなかった点があげられる。ヨーロッパのような多民族で構成される地域においては、人種、言語が異なる相手を納得させるために「理屈」で説明することが要求される。まさしくパスツールは、低温加熱により混入する乳酸菌が死滅することを理屈で明らかにした。一方我が国のように、ほぼ単一民族で同一言語を使用する地域においては、理屈もさることながら「情緒」を含む人間同士の信頼関係で他人を説得することが多い。酒造りをはじめ、日本の伝統的技術においては、当時の世界に先んずる発明が多数見いだされているが、残念ながら理屈の解明がなされずに、その多くについて世界の中で発明者の名称は与えられていない。
このような「宝の山」であった清酒醸造技術を当時の最新の科学理論で次々と解明していった原動力が大阪醸造学会であった。大阪醸造学会の学会誌である『醸造學雑誌』の創刊号には、清酒醸造におけるさまざまな問題点を技術的に解決する論文はもちろんのこと、「清酒醸造上の持論」のような論説記事や、「南シナにおける酒類」といった国際色溢れた論文まで掲載されている。また同年は関東大震災に被災した年でもあり、下半期の学会誌には、「大震災と諸味仕込用タンク」といった時事に迅速に対応した記事も紹介されている。学会誌として、清酒醸造の技術的な学理の解明だけでなく、さまざまな分野で酒造産業の発展に貢献した雑誌であったことがうかがえる。
生物工学会は、4年後の2023年に創立100周年を迎える。醸造・発酵が中心となってスタートしたが、現在は生物化学工学として微生物が関係する幅広いプロセスに応用されるようになり、さらに酵素工学、動植物細胞工学とその研究対象が広がり、近年は生物情報工学など新しい分野との融合も図られ、幅広い研究領域を網羅する学会となった。設立当初の大阪醸造学会が対象とする産業分野が醸造・発酵産業に限られていたものが、いまでは食品産業はもちろんのこと、医薬、医療分野、環境分野など、学会が貢献すべき産業分野も大きく広がっている。かつての大阪醸造学会が酒造業の発展に大きく貢献したように、現在の生物工学会もその波及する産業界の発展に大いに貢献して欲しいと願う。そのためには何が必要か?その一つに「枠を超える」「壁を取り除く」ことがあげられる。『醸造學雑誌』が、学術誌として単なる技術・研究報告にとどまっていたならば、酒造業への影響力は限定的であったかもしれない。学術誌の枠を超え、酒造業の発展に必要な情報提供を進めたが故、業界への貢献度は飛躍的に向上したのではないだろうか。先述のように生物工学会が関係する研究領域は非常に多岐にわたっている。この多様な研究領域の枠を超えて、異業種の壁を取り除いて、さまざまな産業に貢献できる技術シーズを学会から発信し続けることを期待する。
著者紹介 月桂冠(株)総合研究所
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 3月 2019
- 巻頭言“随縁随意”
- 生物工学奨励賞(江田賞)
- 生物工学奨励賞(斎藤賞)
- 生物工学奨励賞(照井賞)
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―
- バイオミディア
- バイオ系のキャリアデザイン
- バイオ系のキャリアデザイン(私のバイオ履歴書編)
- 談話室
- Branch Spirit
- 今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 152 )
- バイオインフォメーション…( 153 )
- 本部だより…( 155 )
- 支部だより…( 156 )
- 事務局より…( 158 )
►生物工学会誌Top
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生物工学会誌
Published by 支部:西日本 on 05 3月 2019
生物資源活用による地方創生(グローカルバイオ)研究部会の主催で、シンポジウムが開催されます。地域の生物資源の活用や,DIYバイオのようなバイオテクノロジーを利用した新しい動きなどに焦点を当てます。興味ある方は奮ってご参加ください。
- 日時:2019年3月23日(土) 13:00~17:00
- 場所:大阪大学医学工学研究科東京ブランチ
- 参加費:無料(交流会 1500円)
- 申し込み・問合わせ先:大阪大学 古賀雄一(詳細)
►西日本支部Topへ
支部活動
Published by 学会事務局 on 01 3月 2019
日本生物工学会2019年代議員選挙の投票受付は、2019年3月1日(正午)をもって終了いたしました。ご協力ありがとうございました。
♦関連記事:【正会員の方へ】2019-2020年度代議員の選挙について
新着情報
Published by 学会事務局 on 01 3月 2019
第71回日本生物工学会大会(2019)のホームページを公開しました。大会サイトでは、2019年9月16日(祝・月)から18日(水)に、岡山大学津島キャンパスで開催される年次大会に関する情報を発信していきます。
講演要旨登録と大会参加申込のウェブ受付は、2019年4月8日(月)より開始いたします。
本大会への皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
公益社団法人日本生物工学会
第71回年次大会(2019)ホームページアドレス
https://www.sbj.or.jp/2019/
新着情報
Published by 部会:生物資源を活用した地域創生 on 26 2月 2019
地域の産業振興や新しいイノベーションの種として、バイオテクノロジーに注目が集まって久しい。大型のバイオプロジェクトが進む一方で、地域の生物資源の活用や、DIYバイオのような、バイオテクノロジーを利用した新しい動きが身近になっている。「バイオの民主化時代」に、バイオテクノロジーから創造される価値とはなにか、新しいバイオイノベーションを加速するために必要なノウハウはどこにあるのかを共有する。
⇒ポスター(664KB)
- 日時:2019年3月23日(土)13:00~17:00
- 場所:大阪大学 医学工学研究科 東京ブランチ
(日本橋ライフサイエンスビルディング9F)
- プログラム:
13:00~13:05 はじめに
13:05~13:35
Georg Tremmel(BCL/東京大学 医科学研究所)
福原 志保(BCL)
「Driving BioInnovation through BioArt and DIY-Bio」
(逐次通訳 付き)
13:35~14:05
菊池 隆裕(日経BP総研)
「世界でにわかに脚光を浴びる「フードテック」最前線」
14:05~14:20 休憩
14:20~14:50
阿部 敬悦(東北大学大学院農学研究科)
14:50~15:20
古賀 雄一(大阪大学大学院工学研究科)
「生物資源を活用したグローカルバイオ研究事例」
15:20~15:50
照井 保幸(NITE バイオテクノロジーセンター 産業連携推進課地域連携室)
16:00~16:40
パネルディスカッション「バイオ民主化時代に必要とされる支援プラットフォームについて」
小柳 智義(筑波大学医学系研究科)
川﨑 浩子(NITE バイオテクノロジーセンター 産業連携推進課)
16:50~18:00 交流会 同会場にて交流会 (交流会参加費は1,500円)
- 参加費: 無料
- 申込方法: 申込みフォーム(QRコードからアクセス)に必要事項を記入
または、下記にお氏名、ご所属、連絡先、交流会参加の有無をご連絡ください。
(当日参加も可能ですが、人数把握のため申込いただけると幸いです。)
- 申込先:
生物資源を活用した地域創生研究部会
古賀雄一(大阪大学)
E-mail:
Tel: 06-6879-7443
【共催】大阪大学大学院工学研究科 生命先端工学専攻生物化学工学領域
【後援】製品技術基盤機構(NITE)
►生物資源を活用した地域創生研究部会Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 25 2月 2019
生物工学会誌 第97巻 第2号
栗木 隆
産業界では、常に「誰に」「何を」「どのように届けるか(売るか)」を考えて活動している。こんな中、paradigm changeはdisruptive changeとも思えるほどの近年の産業構造の変化についていけず、消滅していく会社は多い。最近のdisruptive changeの例は、従業員わずか3千人余りのAirbnbの時価総額が、すでに従業員1万7千人の世界的ホテルチェーンのHiltonを超えたことである。HiltonはMarriottと競争している場合ではなくなったのである。顧客の解決して欲しい問題をいかに解決するかを突き詰めて考えると「立派な建物」「行き届いたサービス」は必ずしもすべての顧客に必要ないことがわかる。Airbnbは顧客が想像も認識もしていなかった問題解決法を提供したことが成功の鍵であったと思える。こんな風に「イノベーション」に必ずしも研究や技術開発は必要がない。では、これからの産官学の研究機関はいかにして生き残っていけば良いのであろうか。
「マーケティングは顧客から出発する」とはP・F・ドラッカーの有名な言葉であるが、産業界だけでなく学術界の研究者も「顧客」を意識せず自分の仕事を進めることは困難な時代になったと考えねばならなくなったと私は思う。最高水準の科学によって、未知の現象を解き明かす、あるいは誰も目にしなかった技術やモノを生み出すことは学術界の研究者が第一に目指すことであろう。研究者のモチベーションは「その研究がいかに自分にとって面白いものであるか」「世界の誰もがまだ成し遂げていないか」などであり、この点は学術界であろうと産業界であろうと同じであると考える。しかしここで「顧客は誰か」を考えることもまた同じく必要になったと皆さんも思われないだろうか。
学術界においての顧客は、その研究に喜んで資源を投入してくれる納税者や社会そのものであると思う。2015年にスーパーカミオカンデでニュートリノ振動の発見によりノーベル賞を受賞した梶田隆章博士は受賞後、「何の役に立つのですか?」という質問に「何の役にも立たない」と答えた。人間だけが持つ高度な知的欲求を満たし、100年後かも知れないが人類に恩恵をもたらすであろう、このような最高水準の科学であれば「顧客」は喜んで資源を投入する。山中伸弥博士は、最高水準の科学でありかつ医療に直接大きく貢献するiPS細胞を開発した。「顧客」はこの成功に歓喜し、これを利用した医療を待ち望んでいる。しかし多くの研究は、その域にははるかに達しない「そこそこのレベルの研究」に終わる。顧客はそれらの研究に今後も資源を投入してくれるだろうか?
一つ目の解はその時点で「何の役にも立たない」と思われても、顧客すなわち人類ならではの知的好奇心と夢を満たす喜びを与えるほどの「世界でダントツ」の研究を行うことである。こんな研究は100年後には必ず「大変役に立つ」研究になるものである。二つ目の解は、レンガを高く積み上げるには横方向にも積まなければならないことを研究者が理解し、顧客も納得させることである。素晴らしい研究の周辺領域にはその研究を支える分析技術の開発や実験方法の開発が必要であり、また「ダントツを目指して」切磋琢磨し競争することにより抜きんでた研究は生まれる。最高水準の科学を支えるこんな裾野も必要である。三つ目の解は学術界でも産業界でも「顧客のニーズ」に応えることであると思う。顧客のニーズはその研究によって産業競争力が生まれ、雇用が創出され、世の中が豊かになることに尽きると思う。そんな研究には間違いなく大きな資源が投入されるであろう。これに関連して、産業界では「顧客ニーズ」に応える時代から、顧客さえもニーズと認識していない「インサイト」を探索しこれに応えないと市場で勝てない時代になっている。これら三つに当てはまらない研究は、「顧客の投資効率に合わない」研究として今後淘汰される覚悟が必要である。ただ、この覚悟さえできていれば、かく言う私も四つ目の解はあると思う。長い間注目されず、大きな研究費も安定した地位ももたず、細々とコツコツと「動く遺伝子」の研究を続け、81歳でノーベル賞を受賞したバーバラ・マクリントックの研究者としての生き方に、私は強い共感と魅力を持つ一人である。
著者紹介 江崎グリコ株式会社(取締役常務執行役員)、グリコ栄養食品株式会社(代表取締役社長)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 2月 2019
►生物工学会誌Top
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生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 20 2月 2019
日時 | 2019年5月23日(木)14:40~17:00 |
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場所 | 千里ライフサイエンスセンター 501~503会議室
〒560-0082 大阪府豊中市新千里東町 1-4-2 |
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参加費 | 無料(事前申込み不要) |
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プログラム
⇒開催報告はこちら
(司会:伊藤 伸哉)
- 14:40~14:45 開会の挨拶………………木野 邦器
- 14:45~15:45 講演1「臨床応用を志向した人工知能を活用した医療システムの開発」
……浜本 隆二(国立がんセンター研究所)
近年の人工知能(AI)技術の飛躍的な進歩により、医療ビッグデータの解析が可能な時代となってきた。特に、深層学習技術の台頭により、医用画像解析・ゲノム解析を中心に、AI技術を疾患の診断・治療及び創薬などへ応用する試みが世界レベルで進んでいる。現在世界の潮流となりつつある、プリシジョン・メディシンの推進には最新のIT技術やAI技術が必要不可欠であることは間違いなく、医療現場との密接な連携の中、最先端IT技術を取り込み、世界の開発競争に勝ちうる体制を我が国で構築していくことが急務であると考えている。
(座長:伊藤 伸哉)
- 15:45~15:55 休憩
- 15:55~16:55 講演2「バイオイメージ・インフォマティクスの可能性」
…………内田 誠一(九州大学)
多くの生命現象は、顕微鏡等を通して画像観察されている。本講演では、こうした画像を解析する研究分野「バイオイメージ・インフォマティクス」について紹介する。一般的な情景画像に比べ、バイオイメージの解析には困難な点が多い。その困難性は、時空間低解像度、高ノイズ、低コントラスト、見えの情報の不足、不定形、境界不明瞭、類似多物体の存在、など枚挙に暇がない。逆に言えば、画像情報学的には極めてチャレンジングで興味深い課題でもある。本講演では、協働研究例を通して、これらの点を具体的に説明する。
(座長:堤 浩子)
- 16:55~17:00 閉会の挨拶………………上平 正道
♦ 関連記事:【事務局より】2019年度総会および関連行事のお知らせ
学会行事
Published by 学会事務局 on 20 2月 2019
⇒このページの印刷用PDF
日本生物工学会の2019年度総会およびその後の諸行事を下記のとおり開催いたします。
会員のみなさまにおかれましては、多数ご出席くださいますようご案内申し上げます。
2019年度総会
日時:2019年5月23日(木)13:00~14:20
場所:千里ライフサイエンスセンター 501~503会議室→アクセス
(〒560-0082 大阪府豊中市新千里東町 1-4-2)
次第:
- 会長挨拶
- 2018年度事業報告
- 2018年度決算報告・2018年度監査報告
- 役員選任
- 名誉会員等の推戴
- 会費の値上げ
- 2019年度事業計画
- 2019年度予算
第24回生物工学懇話会
日時:2019年5月23日(木)14:40~17:00
場所:千里ライフサイエンスセンター 501~503会議室
参加費:無料(事前申込み不要)
プログラム: ⇒講演要旨はこちら
- 14:40~14:45
開会の挨拶………木野 邦器
- 14:45~15:45
講演1「臨床応用を志向した人工知能を活用した医療システムの開発」
……浜本 隆二(国立がんセンター研究所)
- 15:45~15:55 休憩
- 15:55~16:55
講演2「バイオイメージ・インフォマティクスの可能性」
……内田 誠一(九州大学)
- 16:55~17:00
閉会の挨拶………上平 正道
懇親会
日時:2019年5月23日(木)17:00~19:00
場所:千里ライフサイエンスセンター6階 千里ルームA(〒560-0082大阪府豊中市新千里東町 1-4-2)
参加費:5,000円(税込)(懇親会費は当日受付にてお支払いください。)
申込方法:懇親会参加者希望者は、原則として予め参加申込してください。
- 日本生物工学会代議員の方には事務局から個別に案内メールをお送りします。メールの案内に従って申込みフォームよりお申し込みください。
- 代議委員以外で懇親会への参加を希望される方は1) 氏名、2) 住所、3) 所属、4) 連絡先TEL/FAX/E-mail、5) 会員種別を明記して、下記の申込先までE-mailまたはFAXをお送り下さい。
申込締切日:2019年5月9日(木)
申込先:日本生物工学会事務局
TEL: 06-6876-2731 FAX: 06-6879-2034 E-mail:
学会行事
Published by 支部:関西 on 20 2月 2019
近年、様々な分野においてAI(人工知能)の活用に注目が集まっています。本セミナーでは、AIを活用されている第一線の方々をお招きし、生物工学やものづくりの現場におけるAIの活用の現状と今後の展望についてご講演頂きます。質疑応答の時間もございますので、この機会にAIについての知見を深めていただければ幸いです。
皆様奮ってご参加ください。
- 日時: 2019年5月20日(月)13:00 ~ 16:45
- 会場: 大阪府立大学I-siteなんば(大阪市浪速区敷津東2-1-41 南海なんば第一ビル2階)
⇒アクセスマップ
- 参加費:一般: 2,000円(税込) 学生: 無料
- 申込方法: こちらの申込みフォームからお申込み下さい。
- 定員:
60名 ⇒ 100名
- 申込締切:
2019年5月8日(水)(定員に達し次第締め切らせて頂きます。)
⇒2019年5月16日(木)延長しました!
- 問合せ先:
日本生物工学会関西支部若手企画委員会 世話人代表 根来 宏明(月桂冠株式会社)
E-mail:
プログラム
- 12:30~ 受付
- 13:00~13:10
開会の辞……根来 宏明(関西支部若手企画委員会 世話人代表/月桂冠株式会社)
- 13:10~13:50
AIを活用して最適な計画の立案を支援する「Hitachi AI Technology / 計画最適化サービス」
……柳田 貴志(株式会社日立製作所 )
- 13:50~14:30
生物工学分野での機械学習の活用に向けて(仮題)
……菊地 亮太(Doer Research)
- 14:30~14:40 休憩
- 14:40~15:20
発酵プロセス産業における、IoTテクノロジーの活用事例と今後の可能性
……天辰 健一(カマルク特定技術研究所株式会社)
- 15:20~16:00
AIを活用したバイオ生産マネジメントシステム
……笠原 堅(株式会社ちとせ研究所 )
- 16:00~16:40
生物名前判定AIを用いた生物多様性ビジネスインフラの創出
……藤木 庄五郎(株式会社バイオーム )
- 16:40~16:45
閉式の辞……玉田 佳大(関西支部若手企画委員会 世話人副代表/白鶴酒造株式会社)
►関西支部Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 19 2月 2019
サスティナブル工学研究部会では、下記の通り、「複合微生物を活用したサスティナブル工学研究の応用と新展開」に関する講演会を開催いたします。
複合微生物は古来より醸造製造に用いられている他、各排水の浄化処理や未利用資源からの有価物生産として、持続的な資源循環利用と環境保全に寄与しています。単一微生物系と異なり、複合微生物系プロセスでは、細菌種・群集構造や各微生物の機能など従来ブラックボックスでしたが、近年の解析技術の進化により、それらが解明されつつあります。本セミナーでは、未利用資源から有価物を生産する異なるプロセス(嫌気消化および自家熱型高温好気消化)に関する複合微生物研究の最新の成果の紹介と今後の展望を議論する機会を提供します。
複合微生物、メタン、液肥、次世代シーケンサー、細菌叢解析、資源循環利用などをキーワードとする研究に興味のある方のご来聴を心より歓迎いたします。(非研究部会員の方も奮ってご参加ください。
【主催】日本生物工学会サスティナブル工学研究部会
【共催】九州大学大学院農学研究院土壌環境微生物学研究室
►サスティナブル工学研究部会Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 15 2月 2019
日本生物工学会では、2018年11月25日に告知致しました通り、代議員選挙の投票受付を開始しました。
今回の選挙で選出される代議員の任期は、次の代議員選挙(2021年3月予定)終了までの2年間となります。
正会員の皆様におかれましては、相応しい代議員の選出にご協力をお願いいたします。
- 投票受付期間
2019年2月15日(金)10:00~3月1日(金)正午
- 選挙人資格
選挙人は、2018年11月25日までに2018年会費納入済みの日本生物工学会正会員に限ります。
- 電子投票システムに関する注意点
- 会員番号とパスワードでログイン後、投票画面へ進んでください。会員番号とパスワードがご不明の方は事務局( )までお問い合わせ下さい。
- 【投票】ボタンをクリックした後、変更できませんのでご注意ください。投票画面にアクセスできるのは1回だけです。ただし、内容の確認は可能です。
投票システムを利用するには、有効なメールアドレスの登録が必須となります。メールアドレスを登録していない方、あるいは変更をご希望の方は、異動連絡届出の提出をお願いいたします。
♦ 関連記事:【正会員の方へ】2019-2020年度代議員の選出について
新着情報
Published by 学会事務局 on 14 2月 2019
近年、微生物代謝の理解は基礎研究から工学的な応用まで、その重要性が着目されています。そこで、2018年度の代謝工学研究部会の活動として、代謝を基盤とした生物研究の広がりをテーマにシンポジウムを企画しました。産学の研究者、学生の皆様の来聴を歓迎します。
日時: 2019年3月11日(月) 13:00~16:00
場所: 大阪大学吹田キャンパス 情報科学B棟B511
<プログラム>
- 13:00~13:10
あいさつ………清水 浩(大阪大学大学院情報科学研究科)
- 13:10~13:50
「生命科学のツールとしてのマイクロフルイディクス」
……鈴木 宏明(中央大学) - 13:50~14:30
「細菌の細胞表層合成とL-form化との複雑な関係」
……大島 拓(富山県立大学)
- 14:30~14:40 休憩
- 14:40~15:20
「コリネ型細菌によるグルタミン酸発酵~メカニズムを理解し応用する」
……平沢 敬(東京工業大学)
- 15:20~16:00
「光を利用した大腸菌代謝の制御」
……戸谷 吉博(大阪大学大学院情報科学研究科)
参加費: 無料
参加登録: 不要
連絡先:
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘1-5
大阪大学大学院情報科学研究科 代謝情報工学講座
戸谷 吉博 E-mail TEL 06-6879-7432
►代謝工学研究部会Topへ
学会行事
Published by 支部:東日本 on 13 2月 2019
2019(平成31)年1月23日
日本生物工学会 東日本支部長
石井 正治
2019年度東日本支部学生奨励賞、日本生物工学会生物工学学生優秀賞(飛翔賞)候補者推薦のお願い
日本生物工学会では、創立90周年記念事業の一環として2012年に生物工学学生優秀賞(飛翔賞)を創設しました。この賞は、博士後期課程に進学して、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される学生会員の研究奨励を目的とするものです。生物工学学生優秀賞受賞者には研究奨励金(5万円)が授与されます。
東日本支部学生奨励賞(旧:東日本支部長賞)は日本生物工学会東日本支部独自の試みとして創設された賞で、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される学生会員(全学年を対象)の研究奨励を目的とするものです。
つきましては、東日本支部学生奨励賞ならびに生物工学学生優秀賞への応募者を募集いたします。東日本支部の各大学の先生方におかれましては、是非、優秀な学生会員のご推薦をお願いいたします。
東日本支部学生奨励賞への応募ならびに選考方法 |
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- 対象者は当学会学生会員(全学年対象)であり、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される者とする。
- 応募は「生物工学学生優秀賞候補者調書」と「生物工学学生優秀賞候補者推薦書」による自薦および他薦によるものとする。
- 応募書類をもとに、東日本支部長より指名された選考委員会による第1次選考を行い、学生発表会(第7回東日本支部コロキウム:2019年3月5日に東京大学農学部弥生講堂にて開催)において東日本支部委員による第2次選考により東日本支部学生奨励賞受賞者を決定する。
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生物工学学生優秀賞(飛翔賞)への応募ならびに選考方法 |
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- 対象者は、東日本支部学生奨励賞応募者のうち、大学院博士前期課程等に在籍しており、博士後期課程への進学を予定し、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される者とする。
- 応募書類をもとに、東日本支部長より指名された選考委員会による第1次選考を行い、学生発表会(第7回東日本支部コロキウム:2019年3月5日に東京大学農学部弥生講堂にて開催)において東日本支部委員による第2次選考を経て生物工学学生優秀賞候補者を選出し、日本生物工学会本部に推薦する。
- 生物工学学生優秀賞受賞者は、各支部より推薦された候補者から日本生物工学会本部での選考を経て決定される。
詳しくは、生物工学学生優秀賞(飛翔賞)受賞候補者推薦要領をご参照ください。
過去の生物工学学生優秀賞受賞者に関しましては、以下のサイトを御参照ください。
https://www.sbj.or.jp/awards/awards_hisho.html |
「生物工学学生優秀賞候補者調書」と「生物工学学生優秀賞候補者推薦書」に必要事項を記入し、 「生物工学学生優秀賞」、「東日本支部学生奨励賞」または「生物工学学生優秀賞と東日本支部学生奨励賞」への応募であることを明記の上、電子メールにて、日本生物工学会東日本支部事務局 E-mail: (TEL. 03-5841-5142)宛、2019年2月22日(金)⇒2月26日(火)迄にお送りください。
ご多忙中とは思いますが、どうかよろしくお願いいたします。
►東日本支部Topへ
支部活動,新着情報
Published by 支部:東日本 on 13 2月 2019
- 日時 2019年3月5日(火)13:00~20:00(懇親会を含む)
- 場所
【講演会】東京大学農学部弥生講堂
(〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1 )
東京メトロ南北線 東大前駅下車すぐ
【懇親会】東京大学農学部生協(文京区弥生1-1-1)
- オーガナイザー
雑賀 あずさ(産業技術総合研究所)
伊達 康博(理化学研究所)
辻 雅晴(国立極地研究所)
- プログラム
13:00~13:05 開会の挨拶………青柳 秀紀(筑波大学)
♦コロキウム「生物工学における酒造り~若手研究者が挑む微生物研究最前線~」
13:05~13:10 趣旨説明………辻 雅晴(国立極地研究所)
13:10~13:50
「ビール及びワインに関する研究紹介」
……朝田 圭(サッポロビール株式会社・酒類技術研究所)
13:50~14:30
「細胞の「かたち」が解き明かす清酒酵母の隠れた特性」
……五島 徹也(酒類総合研究所・醸造微生物研究部門)
14:30~15:10
「日本の伝統甘味飲料-麴甘酒-の魅力」
……倉橋 敦(八海醸造株式会社・研究開発室)
15:10~15:20 休憩
♦学生ポスター発表 (弥生講堂内)15:20~16:00
♦学生講演 16:00~17:40
16:00-16:25 学生講演1
16:25-16:50 学生講演2
16:50-17:15 学生講演3
17:15-17:40 学生講演4
17:40~17:50 閉会の挨拶………石井 正治(東京大学)
18:00~20:00 懇親会(東大農学部生協)
- 申込方法
申し込みフォームに必要事項および懇談会参加の有無を明記の上、お申し込みください。
※当日受付も行いますが、原則として事前登録をお願い致します。
(ポスター発表者は事前登録のみ。事前登録締切:2019年2月26日(火))
- 学生ポスター発表希望者
申し込みフォームより、参加申込をしてください。また、こちらの要旨フォーマットをダウンロードし、東京大学 石井()までお送り下さい。
ポスター発表は本学会がカバーする生物工学の分野から広く募集します。
ポスター発表の定員は30名です。
お早めにお申し込み下さい(要旨提出締切:2019年2月23日(土)⇒2月26日(火)延長しました!)。
- 参加費
【コロキウム】一般1,000円(税込・学生無料)
【懇親会】一般:3,000円(税込)、学生:1,000円(税込)
※ポスター賞の発表・授与は懇親会のときに行いますので、応募者は是非御参加ください。
(参加費は当日、受付にてお支払いください。)
- 問合せ先
石井 正治 E-mail:
►東日本支部Top
学会行事
Published by 部会:次世代アニマルセルインダストリー on 13 2月 2019
人工多能性幹細胞(iPS細胞)や体性幹細胞等の幹細胞を用いた再生・細胞医療は、疾病の新たな治療法の選択肢として高く期待されており、医療産業における市場拡大が見込まれ、国内外における競争が激化している。しかしながら、現状の再生・細胞医薬産業は、対象疾患が限定され、産業としては事業規模が小さく、収益性が低くとどまっている。今後、産業として成熟させていくためには、市場性の高い製品を開発し上市させること、細胞加工プロセスを規格化し、コストダウンすることなど、多くの課題が残されている。これらの課題を克服するためにも、将来を見据えたより具体的な戦略と取り組みが必要である。
本シンポジウムでは、再生・細胞医療等製品の開発においてご活躍されている研究者をお招きし、産業化に向けた取り組みを中心にご講演いただき、再生・細胞医療等製品に関わる課題やこれからの対応について、背景から将来展望に至るまで多岐にわたり討議していただく予定である。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。
- 日時:2019年3月27日(水) 13:00~17:30
- 場所:京都大学放射性同位元素総合センター講堂
- オーガナイザー: 蟹江 慧(名古屋大学)・山口 佳奈(東ソー株式会社)・堀江 正信(京都大学)
- プログラム:
13:00 開会挨拶
13:10 講演1 「再生医療等製品の品質及び安全性確保」
……桐原 清(株式会社生命科学インスティテュート)
14:10 講演2「バイオマテリアル材料の研究開発から実用化まで」
……平岡 陽介(新田ゼラチン株式会社)
〜休憩〜
15:30 講演3「医療用iPS細胞セルバンクの構築」
……塚原 正義(京都大学iPS細胞研究所)
16:30 講演4「平成29年度 特許出願技術動向調査 ‐ヒト幹細胞関連技術‐」
……千葉 直紀(特許庁)
17:30 閉会挨拶
18:00 懇親会
- 参加申し込み:申し込みはこちらから
当日の受付業務軽減のため、事前申し込みにご協力ください。申し込み〆切は、3月18日(土)です。
- 参加費:[一般]シンポジウム(1,000円)、交流会(2,000円)
[学生]シンポジウム(無料)、交流会(1,000円)
- 問合せ先:
日本生物工学会次世代アニマルセルインダストリー研究部会事務局
〒464-8601 名古屋市千種区不老町 創薬科学研究館302号室
名古屋大学大学院 創薬科学研究科
蟹江 慧 E-mail
【主催】日本生物工学会次世代アニマルセルインダストリー研究部会
【共催】公益社団法人化学工学会バイオ部会、日本動物細胞工学会(予定)
►次世代アニマルセルインダストリー研究部会Topへ
学会行事,研究部会(若手会)
Published by 学会事務局 on 24 1月 2019
生物工学会誌 第97巻 第1号
山本 秀策
デジタル革命の急速な進展に立ちすくむだけのそんな日本に、労働人口の減少という国力衰退の始まりが重なり、再生を期して国を挙げての「生産性向上」「イノベーション創出」のかけ声も、ただ虚しく響くだけ。今こそ大学は、その「知」を生かし、日本の再生に貢献すべき時ではないか。古くて新しい喫緊の課題である。
知財の視点から私見を述べたい。
2017年3月のネイチャー特別企画冊子は「日本の科学研究は失速か」という問題を提起した。日本の研究論文数が世界で相対的に減少している。特に物理、生物学、免疫学、コンピュータ科学で、いずれもこれから最重要視される領域である。日本政府の科学への資金が停滞し、各大学は研究者の雇用を短期契約に舵を切らざるを得なくなったなど、要するに研究費がないのがその理由ではとのこと。
表1は日本の大学のライセンス収入トップ5を示す。表2の米国に比べて日本は2桁少ない。日本の全大学の合計額も米国のそれより2桁少ない。いったいこれは何だ。
2017年8月のネイチャー・インデックスがイノベーション・ランキング・トップ200を示した。トップ30までが米国の大学。31位に初めて日本の大阪大学が登場。日本の2位が理研、ランキングにして39位。日本の3位が京大、ランキングにして53位。特許に引用された研究論文の引用回数から研究論文を評価したとのこと。
表3は米国の大学の特許出願件数トップ10を示す。そこに示すノーベル賞受賞者数と高い相関を示し、同時にライセンス収入とも相関している。この出願件数トップ6位までの大学にノーベル賞が集中し、ライセンス収入も多額、しかも上記イノベーション・ランキング上位30内にすべて入っている。
つまり、イノベーションの観点から高いランクに評価される研究論文の出る大学にノーベル賞が集中し、特許出願が多くライセンス収入も多額ということである。
この事実は、これら大学は、特許などの知財に対する認識が高く、かつ上流側に位置する基礎研究から民間企業に魅力的な下流側の応用研究に至るまで広範にわたって優れた業績を上げているということである。
米国の大学はその存在意義を「社会への還元」と周知していることから、企業への協力という点が重視され、それが同時に研究者の評価の指標となる。研究の方向は必然的に社会に向かう。ゆえに大学発ベンチャーが多く輩出され、多額の投資がそれになされる。投資競争は過熱気味で、投資側は少しでも有利なポジションを占めようと、上流側の基礎研究にも投資対象を広げる。研究者は基礎研究に没頭できるというわけだ。魅力的で優れた研究をする大学には必然的にお金が集まり、大学はそれを独自に運用し、運用益は研究費に使われる。
日本は、研究者が伝統的に下流側に位置する応用研究を嫌う。大学発ベンチャーという発想がそもそもない。ゆえに民間企業には、その研究成果は魅力的でなく興味もない。その結果、企業にも大学にも研究成果に対するお金が入ってこない。大学の存在意義に日米間で差はないはず。学問の府にいつまでもとどまっていては「社会還元」という使命を果たすことは難しい。
「武士は食わねど高楊枝」という古い表現がある。「清貧と体面を重んじるのが武士」という意味である。もはや「武士」を「研究者」と読み代えて納得している時代ではない。研究費を国に頼る時代も終わっている。
自分の研究費は自分で稼ぐべきで、主体的戦略的に研究活動を立案し実行すれば可能なことである。知財の威力、特許の威力をしっかり認識し、生かすことだ。
日本政府は、この度、交付金の一部を成果重視で配分する意向を示した。成果の評価はベンチャー設立や企業との連携とのこと。当然の施策である。大学人は真剣に社会に目を向け、その「知」で研究費を稼ぐことを視野に研究に向うべきで、それが今、社会が大学に求めていることである。それこそが大学が果すべき「社会への還元」の第一歩であり、日本の再生への貢献ということではないだろうか。
著者紹介 山本特許法律事務所 弁理士
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 24 1月 2019
- 巻頭言“随縁随意”
- 生物工学賞
- 生物工学功績賞
- 生物工学功労賞
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―
- バイオミディア
- バイオ系のキャリアデザイン
- バイオ系のキャリアデザイン(私のバイオ履歴書編)
- プロジェクト・バイオ
- 大学発!美味しいバイオ
- 解説
- Branch Spirit
- はじめまして!―新設学部紹介―
- 投稿規程……( 52 )
- 今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 55 )
- バイオインフォメーション…( 56 )
- 支部だより…( 57 )
- 事務局より…( 59 )
※お詫びと訂正
『生物工学会誌』97巻1号(2019年1月25日発行)に以下の誤りがありました。
謹んでお詫び申し上げるとともに、下記の通り、訂正させていただきます。
「バイオ系のキャリアデザイン(私のバイオ履歴書編):その場で生きよ(飯島 信司 著)」
・p.35 著者紹介欄 メールアドレス
誤)aitech.ac.jpの前のドット「.」 → 正)@
「解説:ムチン奇譚:我が国における誤った名称の起源(丑田 公規 著)」
・p.48 著者紹介欄 メールアドレス
誤)kitazato-u.ac.jp → 正)kitasato-u.ac.jp
・p.48 右段下から6行目
誤)C19-9 → 正)CA19-9
►生物工学会誌Top
PDFファイルをご利用いただくためにはAdobe Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。
生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 23 1月 2019
日本生物工学会では、2019年度の学会賞(生物工学賞・生物工学功績賞・生物工学功労賞・生物工学奨励賞・生物工学技術賞・生物工学論文賞・生物工学アジア若手賞・生物工学アジア若手研究奨励賞・生物工学学生優秀賞)受賞候補者の推薦を募集しております。
授賞規程および以下の推薦要領に従って、各賞にふさわしい候補者の推薦をお願いいたします。
<推薦要領>
【推薦書類の提出先】公益社団法人日本生物工学会事務局 E-mail:
メールの件名は「(各賞名)推薦」としてください。
【書類提出締切】2019年3月15日(金)
生物工学学生優秀賞(飛翔賞)の推薦書類は、2019年2月25日(月)までに各支部長宛にお送りください。
※東日本支部の提出締切日は、2019年2月22日(金)⇒2月26日(火) です。⇒詳しくはこちら
※関西支部の方は、関西支部学生優秀賞への応募が必須となります。⇒詳しくはこちら
受賞候補者の方は、事務局から連絡があり次第、調書の提出をお願いいたします。
►学会賞Topへ
♦ 関連記事:
新着情報
Published by 学会事務局 on 23 1月 2019
日本生物工学会では、2019年度研究部会の設置申請を募集しております。
研究部会の設置をご希望の方は、研究部会規程に従って研究部会設置申請書を2019年2月26日(火)までに学会事務局宛()に提出してください。理事会で審議のうえ採否を決定し、申請代表者あてに審議結果を通知いたします。
研究部会設置申請に関しての注意点
日本生物工学会は、特定分野の研究集会に対して下記のとおり研究部会制度を設け運営費の一部を助成します。
2010年度から、第1種研究部会、第2種研究部会および若手研究会に対して理事会審議決定の補助金を付与するとともに、研究部会を学会運営の重要な柱と位置づけています。
理事会では研究部会活動の活性化を目的に、適切な成果発表の方法や場の確保、開かれて 活力ある研究部会をめざした制度の改革について議論し、2016年に研究部会の存続期間などを含めた研究部会規程の見直しを行いました。
2019年度におきましては、申請に際して以下の点にご留意をお願いします。
- 研究部会の存続期間について、第1種研究部会は1年とし、第2種研究部会と若手研究会については制限を設けない。
- 助成金の上限について、第1種研究部会は20万円、第2種研究部会は5万円とする。
- 第2種研究部会への助成金の支給期間は、5年を限度とする。
ただし、本年度の第2種研究部会で
i) 2019年度に第2種研究部会の継続期間が10年を超える場合は、助成金を受けることができない。
ii) 2017年度より前から継続している場合は、申請に応じ2019年度限り助成金を受けることができる。
- 研究部会承認後、和文誌に会員募集記事を出す(本部より一括してお願いします。記事には研究部会の目的、メリット、アウトプットなどを明示し、意欲ある会員が誰でも参加できるようにすること、会誌7号を予定)。
- 一年の活動が終了した後、和文誌に活動報告を掲載する(会誌5号を予定)。
- 本会の研究部会として活動する場合は、助成金の有無にかかわらず、申請・活動報告を行う。
- 時代の要求、社会や会員の要請に応えるべく理事会では申請の内容を精査します。
活動報告については、年次大会以外の各種の機会に速やかにご報告いただくともに、年度末には活動報告書および会計報告書の提出をお願いいたします。
►研究部会ページTop
新着情報
Published by 学会事務局 on 23 1月 2019
こちらでは、生物工学会誌第97巻(2019年)の『バイオミディア』掲載記事(PDF)をご覧いただけます。
⇒過去号掲載記事(記事種別)一覧はこちら
|1号|2号|3号|4号|5号|6号|7号|8号|9号|10号|11号|12号|
『バイオミディア』掲載記事一覧
⇒掲載記事(記事種別)一覧へ
►このページのTopへ
生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 21 1月 2019
日本生物工学会では、2019年1月21日(月)正午をもって、2019-2020年度代議員の立候補受付を終了しました。今後は、支部ごとの候補者一覧を作成の上、電子投票を以下の通り実施いたします。
- 投票期間:
2019年2月15日(金)10:00~3月1日(金)正午
- 選挙権:
選挙人は、2018年11月25日までに2018年会費納入済みの日本生物工学会正会員に限ります。
- 投票方法:
電子投票システムにより行います。会員番号とパスワードでログイン後、投票画面へ進んでください。
投票システムを利用するには、有効なメールアドレスの登録が必須となります。メールアドレスを登録していない方、あるいは変更をご希望の方は、異動連絡届出の提出をお願いいたします。
♦ 関連記事:【正会員の方へ】2019-2020年度代議員の選出について
新着情報
Published by 学会事務局 on 10 1月 2019
日本生物工学会では、2019–2020年度代議員の立候補を受け付けております。立候補される方は、Web選挙システムにて期日までにご登録ください。(終了しました)
受付期間:2019年1月10日(木)10時~1月21日(月)正午
立候補に関する注意点
- 立候補者は、2018年11月25日に2018年会費を納入済みの本会正会員に限ります。
- 立候補受付は、選挙システムを利用して行います。会員番号とパスワードでログイン後、「立候補受付」画面へ進んでください。パスワードをお忘れの方は、事務局()までお問い合わせください。
- 【確定】ボタンをクリックした後は、変更できませんのでご注意ください(【確定】ボタンをクリックした後で立候補を取り消す場合は事務局へご連絡頂く必要があります)。
- 立候補の登録画面にアクセスできるのは1回だけです。ただし、内容の確認は可能です。
⇒詳しい手順はこちら
♦関連記事:【正会員の方へ】2019–2020年度代議員の選出について
新着情報
Published by 学会事務局 on 07 1月 2019
このページには2018年の日本生物工学会からのお知らせ一覧を掲載しております。
掲載日 | 内容 |
---|
2018.12.25 | 【学術賞】第16回江崎玲於奈賞受賞候補者推薦のお願い《学会推薦》 |
2018.12.20 | 『生物工学会誌』表紙デザインについて |
2018.12.20 | 【随縁随意】次世代を担う若き研究者にエールを込めて!-倉根隆一郎 |
2018.12.20 | 【和文誌】96巻12号の一部を公開しました |
2018.12.20 | 【和文誌】第96巻9号の特集とバイオミディア公開 |
2018.12.18 | 【年次大会】第71回大会 ランチョンセミナー(開催趣旨と協賛企業の募集) |
2018.12.18 | 【JBB】Vol. 127, No. 1(2019年1月号)オンライン公開 |
2018.12.17 | 【学会賞】2019年度生物工学アジア若手賞/生物工学アジア若手研究奨励賞(The DaSilva Award) 受賞候補者推薦募集 《締切:2019年3月15日》 |
|
2018.12.14 | 【事務局】年末年始休業のお知らせ(12月29日~1月3日) |
2018.11.25 | 【正会員の方へ】2019–2020年度代議員の選出について |
2018.11.22 | 【和文誌】96巻11号の一部を公開しました |
2018.11.22 | 【随縁随意】企業研究者と大学教員-堀内 淳一 |
2018.11.22 | 【和文誌】第96巻8号の特集とバイオミディア公開 |
2018.11.21 | 【学会賞】2019年度生物工学学生優秀賞(飛翔賞)候補者推薦募集 |
2018.11.20 | 【関西支部】関西支部学生優秀賞応募のお願い |
2018.11.15 | 会員システム一時停止のお知らせ
(11月19日/28日 22:00~18:00) |
2018.11.14 | 【事務局より】2019年会費納入のお願い |
2018.11.02 | 【JBB】Vol. 126, No. 6(2018年12月号)オンライン公開 |
2018.11.02 | 【国際交流】2018年 KSBB秋季大会に参加して |
2018.10.24 | 【随縁随意】運か才能か-中山 亨 |
2018.10.24 | 【和文誌】96巻10号の一部を公開しました |
2018.10.24 | 【和文誌】第96巻7号の特集とバイオミディア公開 |
2018.10.24 | 【JBB】Vol. 126, No. 5(2018年11月号)オンライン公開 |
2018.10.24 | 【学術賞】第60回藤原賞受賞候補者の推薦募集《学会推薦》 |
2018.10.11 | 【中部支部】2018年度支部例会での若手による講演 発表者募集 |
2018.10.03 | 【研究部会】次世代アニマルセルインダストリー研究部会 2018年度優秀学生発表賞決定!! |
2018.10.01 | <システムメンテナンスに伴うサーバ停止のお知らせ>
2018年10月1日(月)11:00 ~ 12:00 |
2018.10.01 | 【JBB】Vol. 126, No. 4(2018年10月号)オンライン公開 |
2018.09.26 | 【年次大会】第71回日本生物工学会大会(2019)
シンポジウム公募のお知らせ《締切:12月28日(金)》 |
2018.09.25 | 【和文誌】96巻9号の一部を公開しました |
2018.09.25 | 【和文誌】第96巻6号の特集とバイオミディア公開 |
2018.09.25 | 【随縁随意】時と生物工学-朴 龍洙 |
2018.09.25 | 【研究助成】山田科学振興財団 2019年度研究援助候補 推薦募集《学会推薦》 |
2018.09.20 | 【若手会】2018年度生物工学若手研究者の集い 夏のセミナー活動報告 |
2018.09.19 | 「バイオ実験を安全に行うために」出版のお知らせ |
2018.09.07 | 【年次大会】第70回日本生物工学会大会終了しました |
2018.09.05 | 【参加者の皆様へ】年次大会スケジュール通り開催予定 |
2018.08.31 | 【年次大会】台風の接近について |
2018.08.27 | 【西日本支部】2018年度学生賞候補者推薦募集 |
2018.08.23 | 【随縁随意】独走的研究のススメ-養王田 正文 |
2018.08.23 | 【和文誌】第96巻5号の特集とバイオミディア公開 |
2018.08.23 | 【和文誌】96巻8号の一部を公開しました |
2018.08.10 | 【JBB】Vol. 126, No. 3(2018年9月号)オンライン公開 |
2018.08.08 | 【九州支部】2018年度市民フォーラム 開催報告 |
2018.08.06 | 【事務局より】夏季休業のお知らせ(8月11日~15日) |
2018.07.25 | 【和文誌】第96巻4号の特集とバイオミディア公開 |
2018.07.25 | 【和文誌】96巻7号の一部を公開しました |
2018.07.25 | 【随縁随意】SGUと学会のグローバル化-伊藤 伸哉 |
2018.07.18 | 【JBB】Vol. 126, No. 2(2018年8月号)オンライン公開 |
2018.07.03 | 【東日本支部】日本生物工学会東日本支部長賞のお知らせ《候補者募集 締切:8月20日》 |
2018.06.27 | 【JBB】2017 Impact Factor 2.015 |
2018.06.25 | 【随縁随意】『生物工学会誌』の益々の発展を~和文誌あれこれ~-稲垣 賢二 |
2018.06.25 | 【和文誌】96巻6号の一部を公開しました |
2018.06.25 | 【和文誌】第96巻3号のバイオミディア公開 |
2018.06.15 | 【JBB】Vol. 126, No. 1(2018年7月号)オンライン公開 |
2018.06.11 | 【国際交流】2018 KSBB春季大会に参加して |
2018.06.08 | 【JBB】Vol. 125, No. 6(2018年6月号)オンライン公開 |
2018.06.01 | 【学術賞】平成31年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 受賞候補者の推薦募集《学会推薦》 |
2018.05.28 | 【学会賞】2018年度学会賞受賞者決定のお知らせ |
2018.05.25 | 【事務局より】2018年度の研究部会について |
2018.05.25 | 【和文誌】第96巻2号のバイオミディア公開 |
2018.05.25 | 【随縁随意】異業種交流会への期待-日野 資弘 |
2018.05.25 | 【和文誌】96巻5号の一部を公開しました |
2018.05.17 | <法定点検によるサーバ停止のお知らせ>
2018年5月19日(土)18:30 ~ 20日(日)8:30 |
2018.05.14 | 【学術賞】第27回木原記念財団学術賞 受賞候補者推薦募集《学会推薦》 |
2018.05.05 | 【JBB】Vol. 125, No. 5(2018年5月号)オンライン公開 |
2018.04.27 | 【学術賞】第8回(2018年度)三島海雲学術賞候補者推薦募集《学会推薦》 |
2018.04.25 | 【随縁随意】オールドバイオの楽しみ-下飯 仁 |
2018.04.25 | 【和文誌】96巻4号の一部を公開しました |
2018.04.25 | 【和文誌】第96巻1号のバイオミディア公開 |
2018.04.24 | 【学術賞】第10回とうきゅう環境財団 社会貢献学術賞 受賞候補者推薦募集《学会推薦》 |
2018.04.16 | 【JBB】Vol. 125, No. 4(2018年4月号)オンライン公開 |
2018.04.09 | 【年次大会】第70回大会 講演要旨受付中
<締切: 2018年5月8日(火)正午> |
2018.04.06 | 【研究助成】第46回内藤記念講演助成金《学会推薦》 |
2018.04.06 | 【研究助成】第50回内藤記念海外学者招聘助成金《学会推薦》 |
2018.04.06 | 【学術賞】第50回内藤記念科学振興賞 候補者推薦募集《学会推薦》 |
2018.04.02 | 【学術賞】平成30年度 島津賞・島津奨励賞候補者 推薦募集《学会推薦》 |
2018.03.29 | 【公募】山田科学振興財団 国際学術集会開催助成 |
2018.03.29 | 【学術賞】第9回(平成30年度)日本学術振興会 育志賞受賞候補者募集《学会推薦》 |
2018.03.26 | 【和文誌】96巻3号の一部を公開しました |
2018.03.26 | 【随縁随意】新しい研究テーマを立ち上げる-谷口 正之 |
2018.03.26 | 【和文誌】第95巻12号の特集とバイオミディア公開 |
2018.03.12 | 【JBB】Vol. 125, No. 3(2018年3月号)オンライン公開 |
2018.03.01 | 【年次大会】第70回日本生物工学会 大会サイトオープン |
2018.02.27 | 【関西支部】Thai Society of Biotechnology (TSB) 主催 国際シンポジウム (TSB2018) ジョイントセッション講演者の募集 |
2018.02.26 | 【随縁随意】泥臭い研究とスマートな研究-辻 明彦 |
2018.02.26 | 【和文誌】96巻2号の一部を公開しました |
2018.02.23 | 【和文誌】第95巻11号の特集とバイオミディア公開 |
2018.02.19 | 【学術賞】第15回日本学術振興会賞 (JSPS Prize)受賞候補者推薦募集《学会推薦》 |
2018.01.30 | 【関西支部】「若手企画委員会セミナー(2017/10/31〜11/1)」開催報告 |
2018.01.26 | 【学会賞】2018年度各賞受賞候補者推薦のお願い |
2018.01.26 | 【事務局より】2018年度研究部会設置申請募集《締切:2月23日》 |
2018.01.26 | 【随縁随意】技術立国日本における学会の使命と人財の育成-木野 邦器 |
2018.01.26 | 【和文誌】96巻1号の一部を公開しました |
2018.01.25 | 【和文誌】第95巻10号の特集とバイオミディア公開 |
2018.01.25 | 【和文誌】『生物工学会誌』表紙デザイン変更のお知らせ |
2018.01.18 | 【JBB】Vol. 125, No. 2(2018年2月号)オンライン公開 |
2018.01.05 | 【学術賞】第15回江崎玲於奈賞受賞候補者推薦のお願い《学会推薦》 |
2018.01.05 | 新着情報2017年 |
過去の新着情報
Published by 支部:東日本 on 21 12月 2018
日本生物工学会東日本支部主催の賀詞交換会を、下記の日程で開催致します。意見交換ならびに懇親を深める場としていただけますとさいわいです。
- 日時:2019年1月18日(金)13:30~19:10
- 場所:味の素(株)川崎事業所
クライアントイノベーションセンター
(京浜急行大師線鈴木町駅徒歩1分)
- スケジュール:
<勉強会>(敬称略)
13:30~13:40 開会の辞……石井 正治
13:40~14:00
「味の素(株)の価値共創活動」
………野中 源(味の素・バイオファイン研究所)
14:00~14:40 CIC棟見学
14:40~14:50 休憩
<ミニシンポ『栄養の俯瞰:カラダと健康』>
14:50~15:00 趣旨説明……伊藤 久生
15:00~15:40
「栄養素・非栄養素成分の腸管吸収機作」
………小林 彰子(東京大学大学院農学生命科学研究科)
15:40~16:20
「腸管における微生物叢解析の最前線」
………植松 智(東京大学医科学研究所)
16:20~17:00
「アミノインデックス®技術を用いた生活習慣病予防への技術展開」
………影山 陽子(味の素・バイオファイン研究所)
17:00~17:05 閉会の辞…青柳 秀紀
<懇親会>
17:10~19:10 川崎事業所特別食堂にて
- 参加費:
【勉強会】会員・賛助会員・学生:無料/非会員:1,000 円(税込)
【懇親会】会員・賛助会員:3,000円/非会員:5,000 円/学生:1,000 円(すべて税込)
※講演会費、懇親会費は当日会場にてお支払い下さい。
- 申込み方法:
こちらの申込みフォームにて必要事項を入力し、確認の上お申し込みください。
※当日受付も行いますが、なるべく事前登録をお願い致します。
- 問合せ先:
東京大学大学院農学生命科学研究科 石井研究室
FAX: 03-5841-5272 E-mail
⇒東日本支部Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 20 12月 2018
新着情報
Published by 学会事務局 on 20 12月 2018
生物工学会誌 第96巻 第12号
倉根 隆一郎
筆者はこれまでに産官学と3つの職場を経験してきました。次世代を担う研究者にエールを込めて3つの キーワードを贈りたいと考えています。①女神様の微笑みを見逃さないように! ②知識、文献などは重要だが、これらを超えた発想と展開力を! ③トータルで考える! これらを頭に入れて諦めずに努力することが読者の方々の将来につながると考えています。
①女神様の微笑みを見逃さないように! 女神様はすべての人々に等しく1~2回は微笑んでくれます。 筆者が伯東(株)野畑靖浩氏との共同研究成果として生物工学技術賞を受賞した微生物の生産する高機能性バイオポリマーは女神様の微笑みの賜物です。バイオポリマーは微生物が菌体外に生産する多糖類で、1gで2Lの水を吸水保持する吸水保水性バイオポリマーです。国内外の多くの有力化粧品メーカーにて乳液やクリームなどに保湿剤として広く使用されています。粗精物に水溶液を加えたところ、溶けずに吸水し始めた時に、突如、かわいい赤ちゃんが紙オムツをはいて歩き出した姿が目の前に現われました。きっと女神様に微笑んでいただいたと確信しています。
②知識、文献などの枠を超えた発想と展開力を! この事例の代表例はノーベル賞に輝いた山中伸弥教授です。筆者のつたない2事例を記します。
(1)有害な有機塩素化合物TCE(テトラクロロエチレン)の塩素呼吸細菌によるバイオレメディエーション。従来の知見では完全嫌気性塩素呼吸細菌を用いて一つずつ脱塩素して最終的にエチレンにするものですが、分解途中産物にTCEより強い発がん性があり、脱塩素スピードが遅く年単位を要します。テーマ設定にあたり、TCEより一つ塩素が嫌気的にはずれたトリクロロエチレンで止まり、かつ、ある程度の酸素耐性を有する塩素呼吸細菌を探し、その後は好気的処理法などにより処理することを考えました。1か月後には目的塩素呼吸細菌が世界で初めて見つかり、能力は年単位から3日に大幅にスピードアップし、リスクのない脱塩素工程が完成しました。これにより、経済的に優れかつリスク管理型となり、我が国のバイオレメディエーション指針の大臣認定第1号となりました。
(2)医療現場での抗生物質耐性腸内細菌の感染拡大を防止。伊勢志摩サミットでオバマ大統領から、抗生物質耐性菌の拡大に手をこまねいていると、人類はやがては中世時代の医療環境に戻る恐れがあるので、第4世代の抗生物質の開発とともに耐性菌の拡大防止策を各国協議すべきとの提案がありました。この事案はサミット宣言に書き込まれ、日本でもアクションプランになりました。筆者は愛知県衛生研究所の鈴木匡弘先生、山田和弘先生とサミット前より共同研究を開始しており、従来法では遺伝子タイピングの検出に約1週間必要であったのに対し、同精度で、わずか4時間で遺伝子タイピングが可能な新規検出法を開発しました。サミット後1か月には関東化学(株)よりキットとして販売されるに至り、全国の医療現場で抗生物質耐性菌の感染拡大防止に役立っています。
③トータルで考える! 生物工学分野では木質・草本系バイオマス利用がエネルギー課題です。糖化およびエタノール生産工程は各々優れた多くの研究報文があります。しかし、現行の脱リグニン工程は酸などによる物理化学的処理によりなされ、結果として生じる廃液(黒液)処理に必要なエネルギーは、エタノール として得られるエネルギーの数倍以上必要と報告されています。私共の研究室では新規取得した糸状菌などにより、短時間での直接、脱リグニン・糖化を可能とし、まだ実用化には至っていませんが、稲ワラなどよりビール程度のエタノール生産に至っています。研究課題の産業への展開を図る時などに何らかのトータル の指標(例、エネルギー)を入れると独自性のあるテーマにつながると考えられます。
筆者のこれまでの狭くつたない経験からですが、何らかの参考にしていただければ幸いと存じ、次世代を担う方々にエールを込めて3つのキーワードを贈ります。
著者紹介 中部大学客員教授
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 支部:中部 on 20 12月 2018
日本生物工学会中部支部では、3月30日(土)、31日(日)に国際シンポジウム「2019 Sakura-Bio Meeting」を開催いたします。発表分野は生物工学関連全般で、すべての発表は英語で行われます。皆様のご参加をお待ちいたしております。
詳しくはこちら(英語サイト)をご覧ください。⇒Click here for details.
⇒プログラム
- 開催日:2019年3月30日(土)、31日(日)
- 会場:名古屋大学創薬研究科(名古屋市千種区不老町)
- 基調講演:
Alice Vrielink (Univ. of Western Australia)
Dong-Myung Kim (Chungnam National Univ.)
- 招待講演:
Yuichi Koga (Osaka Univ.)
Ryuji Kato (Nagoya Univ.)
- 企業からの招待参加:
Teruyo Kato (iBody Inc.)
Hisashi Arikawa (Kaneka Co.)
- 講演要旨提出締切:2019年2月15日(金)
ポスター発表要旨提出締切:延長しました ⇒2019年3月15日(金)(終了しました)
- 参加費:一般2,000円、学生1,000円、交流会参加費用 1,000円(すべて税込)
※参加費、交流会参加費は当日受付にてお支払いください。
- 問合せ・要旨提出先:
名古屋大学大学院生命農学研究科分子生物工学研究室内
生物工学会中部支部Sakura-Bio Meeting 事務局
Email:
⇒案内用リーフレット
►中部支部Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 20 12月 2018
PDFファイルをご利用いただくためにはAdobe Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。
生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 18 12月 2018
第71回日本生物工学会大会(2019年9月16~18日、岡山大学津島キャンパス)実行委員会では、ランチョンセミナーの協賛企業を募集しています。
詳しくは、ランチョンセミナー開催趣意書およびランチョンセミナーご案内・申込書をご覧ください。
本大会でのランチョンセミナー協賛を希望される方はランチョンセミナー申込書(Word / PDFフォーム)に必要事項をご記入の上、e-mail にて下記宛までお送り下さい。
【問合せ・申込み先】
株式会社エー・イー企画
第71回日本生物工学会大会展示会係
E-mail:
TEL: 03-3230-2744
FAX: 03-3230-2479
新着情報
Published by 学会事務局 on 18 12月 2018
Aurantiochytrium sp. overproducing unsaturated fatty acids (PUFAs) such as docosahexaenoic acid (DHA) and eicosapentaenoic acid (EPA), and carotenoids such as -carotene and xanthophylls (red droplets). To use the macroalgae Laminaria japonica (Konbu) as feedstock for the bioproduction of value-added lipids, mannitol, the main component of Konbu, should be converted to fructose which can be assimilated by Aurantiochytrium sp.
Following paper has demonstrated the efficient conversion of mannitol derived from Konbu to fructose by the psychrophile-based simple biocatalyst: Tajima, T. et al., “Efficient conversion of mannitol derived from brown seaweed to fructose for fermentation with a thraustochytrid”, J. Biosci. Bioeng., volume 125, issue 2, pages 180-184 (2018).
⇒JBBアーカイブ:Vol.107 (2009) ~最新号
⇒JBBアーカイブ:Vol. 93(2002)~Vol. 106(2008)
Journal of Bioscience and Bioengineering
Published by 学会事務局 on 18 12月 2018
開催の主旨
本研究会では、界面を自身の研究の切り口の1つとして精力的に研究を展開している講師による講演を通して、多様な観点からバイオインターフェースを捉える機会を参加者に提供し、新たな研究課題や共同研究の芽が生まれることを目指す。また、新たな研究課題の設定に向けたアプローチについて考え、本研究会の目指す方向とミッションについて議論を深める。
- 開催日時:2019年2月8日(金)14:00~22:00
- 場所:ゆふいん山水館(〒879-5196 大分県由布市湯布院町川南108-1)
- 参加費:5,000円
- プログラム:
<第一部:公開セミナー及びパネルディスカッション>
14:00~15:00
進行役:神谷 典穂(九州大学大学院・未来化セ)・堀 克敏(名古屋大学大学院)
「考えるを科学して、科学を考える: 論理思考の限界と、その突破法」
…高木 昌宏(北陸先端科学技術大学 マテリアルサイエンス研究科)
<第二部:研究報告>
15:00~18:00(非公開・部会委員及び、事前登録者のみ)
15:00~15:25
「微生物接着研究の世界に強力固着」
… 堀 克敏(名古屋大学大学院・研究部会長)
15:25~15:50
「メカニカルインターフェースとしての中間径フィラメントの機能」
… 中村 史(産業技術総合研究所 バイオメディカル研究部門)
15:50~16:20
「考えるのやめました:ヒトの悪知恵をあまり入れない進化工学」
… 梅津 光央(東北大学大学院)
16:30~17:00
「タンパク質トランスダクション細胞マイクロアレイ作製の試み」
… 藤田 聡史(産業技術総合研究所 バイオメディカル研究部門)
17:00~17:25
「メタン生合成の微生物インターフェース」
… 田丸 浩(三重大学大学院)
17:25~17:50
「バイオ界面を指向した人工脂質修飾タンパク質の設計」
… 神谷 典穂(九州大学大学院・未来化学創造センター)
<第三部:活動方針検討会>
20:00~22:00(非公開)
進行役:堀 克敏(名古屋大学大学院)
・次年度研究部会の運営方針
・その他
- 申込み方法:第二部、第三部は非公開としますので、参加をご希望の方は2019年1月18日(金)までに、下記までメールにてお申し込みください。お名前(フルネーム)とご所属の明記をお願い致します。お申し込みをもちまして、非公開部の内容の守秘義務にご了承頂いたものと致します。参加者が予定人数を超過する場合は選考を行うことがありますので、予めご了承下さい。
- 申込先:
九州大学大学院・未来化学創造センター 神谷 典穂
E-mail
⇒バイオインターフェース研究部会Topへ
学会行事
Published by 支部:東日本 on 18 12月 2018
主催行事
- 生物工学フォーラム『未来型健康社会創製に向けたオミックス利用の最前線』
日時:2018年8月31日(金)13:00~
場所:東京大学農学部2号館化学1番教室(2号館2階)(東京都文京区弥生1-1-1)
- 東日本支部 第13回 学生発表討論会
日時:2018年10月12日(金)13:00~10月13日(土)16:00
場所:八王子セミナーハウス(東京都八王子市下柚木1987-1)
- 賀詞交換会
日時:2019年1月18日(金)13:30~19:10申込みフォームはこちら
場所:味の素(株)川崎事業所 クライアントイノベーションセンター
(京浜急行大師線鈴木町駅徒歩1分)
- 第7回日本生物工学会東日本支部コロキウム
日時: 2019年3月5日(火)13:00~20:00(懇親会を含む)
場所: 【講演会】東京大学農学部弥生講堂(東文京区弥生1-1-1 )
【懇親会】東京大学農学部生協
共催行事
第3回 日本生物工学会東日本支部長賞
日本生物工学会東日本支部は2016(平成28)年度より、生物工学の基礎、応用、技術の進歩に寄与した、若手の東日本支部所属本会会員に対して、『日本生物工学会東日本支部長賞』を授与しています。 2018年度は書類審査ならびに口頭発表形式の二次審査を行い、以下の1名が選考されました。(2018.8.31)
東京大学 助教 山田千早氏
【関連記事】
【東日本支部】日本生物工学会東日本支部長賞のお知らせ
【東日本支部】2019年度東日本支部学生奨励賞、日本生物工学会学生優秀賞(飛翔賞)候補者推薦募集
これまでの活動
►東日本支部Topへ
支部活動
Published by 支部:東日本 on 18 12月 2018
日本生物工学会東日本支部では、戸山高校SSH部様との共催事業として、『高校生セミナー(付:生徒研究発表会)』を開催しています。本年度は、以下の要領で開催いたします。年末のお忙しい時期とは存じますが、ご参会頂き、ご意見を頂戴できますと、大変幸甚に存じます。
- 日時
2018年12月23日(日)13:30~16:55
- 場所
東京都立戸山高校(〒162-0052 東京都新宿区戸山3−19−1)
(副都心線「西早稲田」駅より徒歩3分)
- プログラム
13:00~ 受付開始(1階生徒昇降口)
13:30~ 開会式 (講堂)
13:35~ 第一部 講演会(講堂)
「科学への誘(いざな)い」
…… 石井 正治(東京大学大学院農学生命科学研究科)
14:35~ 第二部 大学生や大学院生による口頭発表(講堂)
「研究という道を志して~光合成細菌の末端酸化酵素の研究~」
…… 吉田 昇平(東京大学 修士1年)
「新しい視点に出会って」
…… 石田 菜津美(東京大学 学部4年)
「身近な”モノ”を作る人を目指して~壺造り純米黒酢醸造過程における酢酸菌と乳酸菌の研究~」
…… 星 南穂子(東京大学 学部4年 )
15:40~ 第三部 高校生によるポスター発表(講義室1など)
高校生が研究成果発表を行います。
16:45~ 閉会式(講堂)
- 申込み
こちらの申込みフォームにて必要事項を入力し、確認の上お申し込みください。
(高校生は、生年月日、学校名、学年、住所、電話番号、保護者名の登録が必要です。)
- 問合せ先
東京大学大学院農学生命科学研究科
石井 正治
E-mail
【共催】戸山高校SSH部
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学会行事
Published by 学会事務局 on 17 12月 2018
日本生物工学会では、生物工学アジア若手賞、および生物工学アジア若手研究奨励賞(The DaSilva Award)の2019年度受賞候補者の推薦を募集しております。
生物工学アジア若手賞は、21世紀の人類社会の発展と地球環境の保全に必須である生物工学(バイオテクノロジー)の分野で顕著な研究業績をあげたアジアの若手研究者に授与されます。
生物工学アジア若手研究奨励賞(The DaSilva Award)は、元ユネスコバイオサイエンス部長であった故Edgar J. DaSilva博士のご寄付により創設されたもので微生物に関連するバイオテクノロジーの分野で、近い将来に顕著な研究業績をあげることが期待されるアジアの若手研究者に授与されます。
正会員におかれましては、推薦要領をご参照のうえ、各賞の趣旨にふさわしい優秀な若手研究者の推薦をよろしくお願いいたします。
推薦書類は、2019年3月15日(金)までにメールで学会事務局(学会賞担当: )宛に送付してください。
►学会賞Topへ
新着情報
Published by 支部:西日本 on 10 12月 2018
日本生物工学会西日本支部では、生物工学に関連する優れた実績を讃え、下記の3名に2018年度の支部学生賞を授与することに決定しました。誠におめでとうございます。
奥村 友太(鳥取大学大学院持続性社会創生科学研究科 工学専攻M2)
小林 大起(鳥取大学大学院持続性社会創生科学研究科 農学専攻M2)
松本 侑也(岡山大学大学院環境生命科学研究科 生物資源科学専攻M2)
⇒西日本支部Topへ
支部活動,新着情報
Published by 学会事務局 on 26 11月 2018
生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 25 11月 2018
2018(平成30)年11月25日
公益社団法人 日本生物工学会
公益社団法人 日本生物工学会は 定款 に基づき、任期満了に伴う代議員選挙を下記のように実施いたします。
選挙日程
候補者の立候補受付 | 2019年1月10日(木)10時~1月21日(月)正午 |
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支部からの候補者の
推薦受付 | 2019年1月22日(火)10時~2月5日(火) |
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候補者の公示・
電子投票の実施 | 2019年2月15日(金)10時~3月1日(金)正午 |
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結果の公示 | 2019年3月下旬(ホームページ)および
生物工学会誌第97巻第4号(2019年4月25日発行) |
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代議員候補者は、立候補および各支部からの推薦によります。
選挙権・被選挙権を有するための資格要件
- 2018年11月25日に本会正会員であること(2018年の会費を納入済みのこと)
任期
今回の選挙で選ばれる代議員の任期は、次の代議員選挙(2021年3月予定)終了までの2年間となります。
選挙方法
本選挙は、電子投票システムを利用して、立候補の届け出および投票をWeb上で受け付けます。
電子投票システムを利用するには、有効なメールアドレスの登録が必須となります。メールアドレスを登録していない方、あるいは変更したい方は、異動連絡届出、または、以下の登録フォームより予めご登録いただきますようお願い申し上げます。
問合せ先
公益社団法人 日本生物工学会 事務局
〒565-0871
大阪府吹田市山田丘2番1号 大阪大学工学部内 C3棟4F 433
Tel: 06-6876-2731 Fax: 06-6879-2034
E-mail: info@sbj.or.jp
新着情報
Published by 学会事務局 on 22 11月 2018
生物工学会誌 第96巻 第11号
堀内 淳一
本学会の会員には、大学教員はもちろんのこと、民間企業の研究者も多く含まれている。筆者は大学院の修士課程を修了後、民間企業に約15年勤務し、その後大学に転じ約20年勤務してきた。ここでは、これらの経験をもとに、企業研究者と大学教員について思いつくままに比較し、読者の参考に供したい。
本学会会員の仕事は主に研究である。問題を解決するために文献を調べ、仮定を立て実験を行う研究の進め方そのものに、企業と大学で違いがあるとは思えない。しかしながら、研究の動機には大きな違いがある。企業における研究活動は、経営目標を達成するための手段の一つである。したがって、研究テーマは企業戦略の中で重要な、優先度の高い課題が選択され、そこに研究者の趣味が入る余地はない。一方、大学教員の研究の原動力は、特定の領域に関する強固な知的関心であり、本質を明らかにしたいという個人的欲求である。解くべき問題は、企業研究者の場合は社会やマーケットにあり、大学教員ではその人の心の中にある、と言っていいかもしれない。
研究成果は、企業では商品やサービスとして社会や消費者に提供される。研究成果が目に見える形で世の中に出ていく醍醐味は、企業研究者の特権だろう。大学では、研究はオリジナリティにより評価され、論文数が重要になる。大学で継続的に論文を出し続けるためには、研究に対するモチベーションに加え、強いメンタルが求められる。以前に比べ、大学教員の論文数は大幅に増加しており、ポストの減少と相まって企業研究者の大学への異動が難しい時代である。企業における研究は組織的に行われ、大学での研究は個人的に進められる。企業では、あるテーマを誰が担当するかは会社の都合で決まり、チームで研究が行われ、多少休んでも研究は支障なく進んでいく。大学の研究は個人の意思と責任に基づいて行われ、本人が休むと進捗は直ちにゼロになる。組織人として歩んできた企業研究者が大学に異動することは、大企業のサラリーマンが自営業者になるのに似ており、それなりの覚悟が必要である。
大学教員の重要な仕事に講義や研究指導などの教育がある。実は企業研究者は、仕事として教育を考える機会は余りない。筆者も大学に転じた時、若い学生たちに何をどのように教えていくべきかについて、深く考えたことがなかったことに気づかされた。会社にいた時のペースで学生に厳しく接し、見兼ねた上司の教授から「先生、教育は忍耐ですよ。」と諭され未熟を恥じたものである。せっかちな企業出身者には、誘導期にある学生の成長を辛抱強く見守ることが難しかったのである。実際、日々学生から教えられることも大変多く、その成長を身近に見ることは、大学教員でなければ得られない貴重な機会であろう。
企業研究者のキャリア形成には難しい面がある。企業のキャリア育成システムは、研修や海外勤務、ローテーションなどにより、バランス感覚や広い視野を持った経営中枢を担う人材の育成を目的としていることが多い。残念ながら研究をいくら一生懸命やっても大組織の運営能力は身につかない。このため企業研究者は一定の年齢で、このままスペシャリストとして進むか、マネジメントに進むかを決断する必要がある。筆者は結果的にこのタイミングで大学に異動したことになる。一方大学では、指導教員の下、専門分野を深く極める教育が行われるが、かなり若い段階で人材を絞り込み、その将来性を見極めねばならない点が大変難しい。テニュアのポジションが得られれば一般に定年まで研究を継続する環境が保証される。
最後にお金の話をするが、国立大学法人では、教員一人に配分される研究予算は旅費込みで概ね年100万円以下である。学生の人件費がタダであることを考慮しても、企業で使える研究費の1/10以下と考えてよい。このため研究室の維持に外部資金の導入は欠かせない。ちなみに筆者の場合、30代後半で民間企業から大学に移った際、年収で約2割減少した。大学教員は蓄財には向かない職業である。
著者紹介 京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科(教授)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 22 11月 2018
⇒生物工学会誌Topへ
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生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 21 11月 2018
日本生物工学会では、生物工学学生優秀賞(飛翔賞)受賞候補者の推薦を募集しております。本賞は、日本の大学の博士後期課程(あるいはそれに同等の大学院教育課程)に進学して優れた研究業績を上げることが期待される学生会員の研究奨励を目的として、研究奨励金(5万円)を授与するものです。優秀な学生会員の推薦を宜しくお願いいたします。⇒推薦要領はこちら
【書類提出 締切】 2019年2月25日(月)
※東日本支部の提出締切日は、 2019年2月22日(金)⇒2月26日(火) です。
※関西支部の方は、関西支部学生優秀賞への応募が必須となります。
(応募締切日 2019年1月11日(金)⇒18日(金)正午 延長しました)
⇒詳細はこちら
新着情報
Published by 支部:関西 on 20 11月 2018
2018(平成30)年11月20日
日本生物工学会 関西支部長
片倉 啓雄
日本生物工学会では、創立90周年記念事業の一環として2012年に生物工学学生優秀賞(飛翔賞)を創設しました。この賞は、博士後期課程に進学して、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される学生会員の研究奨励を目的とするものです。生物工学学生優秀賞(飛翔賞)受賞者には研究奨励金(5万円)が授与されます。⇒受賞者一覧はこちら
この度、日本生物工学会関西支部では、支部における生物工学学生優秀賞(飛翔賞)候補者の選考過程を明確化するため、関西支部学生優秀賞を新たに創設しました。この賞は、翌年度に博士後期課程に進学して、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される、関西支部所属の学生会員の研究奨励を目的とするものです。なお、本賞受賞者の中から選考される最優秀者1名を、生物工学学生優秀賞(飛翔賞)の候補者として、関西支部より推薦することになります。
つきましては、関西支部学生優秀賞への応募者を募集いたします。関西支部の各大学の先生方におかれましては、是非、優秀な学生会員のご応募にご協力くださいますようお願いいたします。
関西支部学生優秀賞への応募ならびに選考方法 |
---|
- 対象者は、関西支部に所属する日本生物工学会学生会員であり、大学院博士前期課程等に在籍しており、2019年度に博士後期課程への進学を予定し、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される者とする。
- 応募は、指導教員による承認の上、「関西支部学生優秀賞申請書」 による自薦によるものとする(下記提出先まで電子メールにて送付)。申請書内に指導教員の氏名・所属・メールアドレスを記載することにより、指導教員の承認を得たものとする。
- 応募書類をもとに、関西支部委員による選考を行い、関西支部学生優秀賞受賞者を決定する。さらに、関西支部委員による研究プレゼンテーション審査会(2019年1月29日(火)に月桂冠株式会社 昭和蔵にて開催される第114回醗酵 学懇話会に先立って、12:00より開催)を経て、最優秀者1名を決定する。
- 最優秀者は、「生物工学学生優秀賞候補者調書」 と「生物工学学生優秀賞候補者推薦書」 を提出の上、関西支部より日本生物工学会本部に推薦される。生物工学学生優秀賞(飛翔賞)受賞者は、各支部より推薦された候補者から日本生物工学会本部での選考を経て決定される。
詳しくは、生物工学学生優秀賞(飛翔賞)受賞候補者推薦要領をご参照ください。
|
「関西支部学生優秀賞申請書」 (記載例はこちら )に必要事項を記入し、「関西支部学生優秀賞」への応募であることを明記の上、電子メールにて、日本生物工学会関西支部庶務幹事 岩木 宏明(E-mail: ; TEL. 06-6368-0779)宛、2019年1月18日(金)正午迄にお送りください。
ご多忙中とは思いますが、どうかよろしくお願いいたします。
⇒関西支部Topへ
新着情報
Published by 学会事務局 on 15 11月 2018
計画停電に伴うサーバ停止のため、下記の期間、日本生物工学会の会員システムが利用できなくなります。
入会申込みおよび異動届をWeb上で受け付けることができませんのでご注意ください。
- 2018年11月19日(月)22:00~11月20日(火)18:00
- 2018年11月28日(水)22:00~11月29日(木)18:00
ご不便をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。
なお、上記期間中も、学会HP、Journal of Bioscience and Bioengineeringの投稿・査読システム(EVISE)、および閲覧(ScienceDirect)は通常通りご利用いただけます。
新着情報
Published by 学会事務局 on 14 11月 2018
平素より学会活動にご協力賜り、誠にありがとうございます。
2019年の会費の納入をお願い申し上げます。会費は会誌の刊行、大会の開催、講演会、その他学会の事業運営にあてられますので、何卒ご協力下さいますようよろしくお願い申し上げます。なお、振込用紙は12月上旬に会員の皆様宛に直接お送り致します(会費口座振替登録者は除く)。
2019年会費 (1月~12月、不課税)
正会員 | 9,800円(だたし、海外在住の正会員は12,000円) |
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学生会員 | 5,000円 |
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団体会員 | 30,000円 |
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賛助会員 | 50,000円(1口以上) |
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納入期限
- 振込用紙をご利用の場合:
正会員および学生会員: 2018年12月末日
団体会員および賛助会員: 2019年4月末日
- 自動引落(口座振替)をご利用の場合: 2019年4月23日(火)に引落実施予定
領収書について
- 【銀行振込でのお支払い】 振込票の控えを領収証としてご利用ください。
- 【口座振替でのお支払い】 領収証を希望される方は、事務局にお申し出ください。領収証は会費引き落し後(5月初旬)に送付いたします。領収証の宛名は会員名、送付先は会誌送付先と同住所となります。毎年領収証が必要な方はその旨お知らせください。
紛失による領収証の再発行はいたしませんのでご注意ください。
英文誌Journal of Bioscience and Bioengineering (JBB) の購読について
2009年より英文誌(JBB)は電子ジャーナルへのアクセス権のみとなりました。冊子体はご希望の会員に年額5,000円(税込)で有料配布しております。正会員および学生会員の方で、新規に有料購読をご希望の方はできるだけ早めにお知らせください。また、冊子購読を中止される場合も早めに事務局までご一報ください。
会費の口座振替について
毎年の会費をご指定の銀行口座からお支払いいただくことも可能です。預金口座振替依頼書を、下記学会事務局までご送付下さい(押印をご確認下さい)。
異動届出
会誌送付先、住所、会員資格(学生会員から正会員へ移行)などの変更は、会員サービスから異動届出をお願いします。FAXの場合は、ダウンロードした書面にご記入のうえ、下記宛にお送り下さい。
退会届出
2018年12月14日(金)までに理由を付してE-mailまたはFAXにてお届け下さい。なお滞納会費があれば納入をお願いします。⇒詳しくはこちら
年度途中で退会された場合、会費は返金いたしません。年度末退会(12月31日付での退会)を希望する方は、その旨退会届にご記入ください。
お問い合せ先
日本生物工学会事務局
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2番1号
大阪大学工学部内
公益社団法人 日本生物工学会
Tel: 06-6876-2731 Fax: 06-6879-2034
E-mail:
新着情報
Published by 部会:バイオインフォマティクス on 14 11月 2018
この度バイオインフォマティクス相談部会は、株式会社Preferred Networksの後援により、ハンズオンセミナーを開催致します。
バイオインフォマティクス相談部会 ハンズオンセミナー
Chainerを用いた深層学習によるバイオイメージングデータ解析
- 主催: バイオインフォマティクス相談部会
- 後援: 株式会社Preferred Networks
- 日時: 2019年3月9日(土) 10:00~18:00 (交流会18:00-)
- 会場: 株式会社Preferred Networks本社セミナー室 (東京都千代田区大手町1-6-1大手町ビル)
- 参加費: 1000円(交流会費用を別途徴収いたします)
- 定員: 30名
- 講師: 鈴木脩司先生・大野健太先生(株式会社Preferred Networks)
内容
ニューラルネットワークの計算および学習を行うためのオープンソースソフトウェアライブラリであるChainer を用い、バイオイメージングデータの解析を体験していただきます。題材として様々な遺伝的背景を持つ酵母細胞の蛍光画像(Kraus et al., Mol Syst Biol., 13(4), 924, 2017)の公開データを用い、細胞の形状を深層学習を用いて分類します。
当日は深層学習の実行環境として、クラウドサービスのGoogle Colaboratory を使用します。可能であればノートPC をご持参ください。都合がつかない場合はご一報いただければ当方にて用意します(詳細は当事者に後日連絡します)。
本セミナーの参加には、プログラミング言語の基本的な構文や概念(変数代入やループなど)を既に習得していることが望まれます。ハンズオンではPythonを使います。Pythonまたは他の言語で、そのような作業の経験があれば理解がスムーズになります。日程の都合上、プログラミング部分のレクチャーに割くことができる時間に制約がございます。当日の作業を少しでも円滑に行えるように、参加者には事前に資料を配布する等の配慮をしますが、ご協力をお願い申し上げます。
尚、宿泊される場合は各自手配をお願いします。また、参加者が超過する場合は選考を行うことがありますのでその点予めご了承下さい。
【問合せ先】理化学研究所 生命機能科学研究センター
堀之内貴明 E-mail:takaaki_horinouchi[at]riken.jp
セミナー当日に使用した資料を公開しました。
資料1 メディカルAI専門コース オンライン講義資料 (深層学習の理論とChainer関数群の解析用)
資料2 microscopy_data_with_chainer (今回の実習のプログラム実行内容)
バイオインフォマティクス相談部会ハンズオンセミナーは、2019年3月9日に、株式会社Preferred Networks社セミナー室にて開催されました。様々な所属の参加者が集まり、持参したPCにて深層学習によるイメージングデータの解析にチャレンジいたしました。
開催にあたり株式会社Preferred Networks社および講師の鈴木脩司先生・大野健太先生には大変お世話になりました。改めて御礼申し上げます。
当日の様子
大手町にある株式会社Preferred Networks社セミナー室をお借りしました。
講師の鈴木先生(右)と大野先生(左)
ハンズオンセミナーの様子
►バイオインフォマティクス相談部会Topへ
学会行事
Published by 支部:九州 on 07 11月 2018
|第25回九州支部鹿児島大会開催案内|九州支部Topページ|
♦一般講演プログラム♦
A会場(農・獣医共通棟2階 201講義室)午前の部(一般講演)9:30〜11:30
(講演時間12分:発表10分、討論2分)
- A-a01 RNA結合タンパク質NrdAの高発現は糸状菌の二次代謝生産を促進する
…○門岡千尋1,泉津弘佑2,浅井禎吾3,奥津果優1,吉﨑由美子1,髙峯和則1,後藤正利4,玉置尚徳1,二神泰基1(1鹿大・農,2滋賀県大・環境科学,3東大院・総合文化,4佐賀大・農)
- A-a02 乳酸菌を用いたリン酸除去
…○眞﨑加奈子,堤 汐里,中山泰宗,松岡正佳,長濱一弘(崇城大・生物生命)
- A-a03 ゲノム構造不安定株を用いた遺伝子水平伝播の遺伝因子の探索
…○竹下智尊1,小代安莉1,末永 光2,木村信忠2,廣瀬 遵3,渡邊崇人4,後藤正利5,二神泰基6,古川謙介1,藤原秀彦1 (1別府大 ・発酵,2産総研・生物プロセス,3宮崎大・農,4京大・生存研,5佐賀大・農,6鹿大・農)
- A-a04 Chlorella vulgarisの藻体を培地成分に用いる水素生産
…○山田健介,宮武宗利,廣瀬 遵,横井春比古(宮崎大・工・環境応化)
- A-a05 Pseudomonas sp. LLC-1株のベンゾイルぎ酸の分解に関わる遺伝子の同定
…○月俣隆世,宮武宗利,横井春比古,廣瀬 遵(宮崎大・工・環境応化)
- A-a06 大腸菌の嫌気発酵におけるヒドロゲナーゼ2の役割
…○今林彩花,Chandra SHEKHAR,前田憲成(九工大・院・生命体)
- A-a07 Quorum sensing between Gram-negative bacteria responsible for methane production in complex waste sewer sludge consortia
…○Thi Dong Phuong Nguyen,前田憲成(九工大・院・生命体)
- A-a08 熊本地震による地下水中の微生物群集構造の変化
…○岳野恭平1,登 直幹2,細野高啓3,森村 茂3(1熊大・工・材化,2熊大院・物質生命,3熊大院・先科研)
- A-a09 人工飼料で飼育したカイコの腸内細菌叢の解析
…○森山かな1,片山葉月1,太田広人2,森村 茂2(1熊大・工・材化,2熊大院・先科研)
- A-a10 分岐型脂肪酸を用いたコナヒョウヒダニの防除
…○南山美音1,好田年成2,森田 洋1(1北九大,2日産化学)
A会場(農・獣医共通棟2階 201講義室)午後の部(一般講演)14:20〜17:08
(講演時間12分:発表10分、討論2分)
- A-p01 白麹菌のSirtuin Dは固体培養時のクエン酸,酵素生産を制御する
…○宮本 葵1,門岡千尋1,奥津果優1,吉﨑由美子1,髙峯和則1,後藤正利2,玉置尚徳1,二神泰基1(1鹿大・農,2佐賀大・農)
- A-p02 Paenibacillus sp. A13 由来ニゲラン分解酵素の精製と性質
…○山内夢乃,稲福隆之,上地敬子,平良東紀(琉大・農)
- A-p03 昆虫病原糸状菌Beauveria bassianaゲノムに存在するGH18ファミリーエンドグリコシダーゼの諸性質の解析
…○野田滉陽,黄 一博,樋口裕次郎,竹川 薫(九大院・生資環・生命機能)
- A-p04 褐藻類Ascophyllum nodosum由来硫酸化多糖体アスコフィランのα-glucosidase阻害作用に関する研究
…○Liang Yan1,沖村 崇2,山口健一1,小田達也1(1長大・水,2林兼産業)
- A-p05 Streptomyces属由来α-1,3-グルカナーゼに関する研究
…○矢幡翔太,林順司,若山守(立命館大・生命)
- A-p06 自己集合型ナノパーツ(SNAP)による組換えマラリアワクチンの開発
…○山下賢剛1,小山浩舗1,笹原健嗣2,栗原浩一1,イブラヒム ヒッシャム1,新井亮一2,宮田 健1(1鹿大・農・食品化学,2信州大・繊維・応生)
- A-p07 海洋性発光細菌の発光増大因子の検討
…○桑原 眸1,二宮 純子2,森田 洋1(1北九大・国際環境工,2大分高専)
- A-p08 ミドリムシ由来脂質が免疫細胞に及ぼす影響の解析
…○小濵 可奈絵1,宮川幸1,藤丸裕貴1,柘植圭介2,鈴木健吾3,中島綾香3,杉本良太3,北垣浩志1(1佐賀大・農,2佐賀工技セ,3ユーグレナ)
- A-p09 コハク酸要求性Thermus thermophilus変異株におけるエチレン生成酵素の耐熱性獲得進化
…魚住昇平,中山泰宗,長濱一弘,○松岡正佳(崇城大・生物生命・応微工)
- A-p10 光化学系ⅡD1タンパク質のC末端プロセシングを改良した異種耐熱性D1ポリペプチドの中温性シアノバクテリアでの発現
…○樋口 稜,福田浩之,中山泰宗,長濱一弘,松岡正佳(崇城大・生物生命・応微工)
- A-p11 ストレス下におけるアオリイカのタンパク質発現解析
…○渡辺 翼1,飯田有里沙1,小林佳苗1,岡本 昭2,陶山明子1(1別大・食栄・発酵食,2別大短大・食栄)
- A-p12 ストレス下におけるケンサキイカのタンパク質発現解析
…○小林佳苗1,飯田有里沙1, 渡辺 翼1,岡本 昭2,陶山明子1(1別大・食栄・発酵食,2別大短大・食栄)
- A-p13 特異的低分子抗体の単離を目指した新規抗体フォーマットFv-claspによるウサギ抗体ライブラリの構築と評価
…○米丸朋美1,高木淳一2,有森 貴夫2,伊東 祐二1 (1鹿大院・理工,2阪大・蛋白質研)
- A-p14 中度好塩菌Chromohalobacter salexigens由来酸可溶性タンパク質の検索と発現
…○樫木まどか,山上 史煕,鶴丸博人,石橋松二郎(鹿大・農)
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B会場(農・獣医共通棟2階 203講義室)午前の部(一般講演)9:30~11:30
(講演時間12分:発表10分、討論2分)
- B-a01 プロテアーゼを高生産する黒麹菌の育種と芋焼酎醸造試験による評価
…○瀬戸口翔1,2,益留綾菜2,岩井謙一2,髙瀬良和2,二神泰基3,玉置尚徳3(1鹿大院・連農,2霧島酒造,3鹿大・農)
- B-a02 新規調味料「酪醬」の醸造法の検討
…○服部 俊,三品裕太,林順司,若山守(立命館大院・生命科学・生工)
- B-a03 ホエイを原料とする新規酒類の開発
…○石山真乃介,山畑直樹,林順司,若山守(立命館大院・生命科学・生工)
- B-a04 棚田特産香り米添加清酒の開発における香気成分の特性
…○鈴木白彬1,下川瑞穂1,藤居 崇2,岡本啓湖3,塩屋幸樹1(1別大・食栄・発酵食,2藤居酒造,3福女短・健栄)
- B-a05 鳩麦糠からの糠床調製および米糠床との比較
…渡邉正一1,〇木村洋2,波多野淳子2,矢野寿美子2,木村康子2,三嶋真由美2,土井琴美3,初見泰寛3,河邉真也3,宮﨑泰幸3(1渡辺農産,2北九州小倉・糠床糠炊き研究会,3水産大)
- B-a06 麹菌でりんごを発酵させた「りんご麹」の開発
…○國本龍司 ,和田康佑,陶山明子(1別大・食栄・発酵食)
- B-a07 北九州産ブドウから分離した酵母の醸造特性…○岡本実紗子,森田洋(北九大)
- B-a08 焼酎製造に適した混合培養麹による酵素生産性の向上
…○守口裕二,一ノ瀬貴弘,森田洋(北九大)
- B-a09 醸造酵母の異数性染色体出現頻度の解析
…○草場裕貴1,藤丸裕貴1,山本裕貴1,高木康裕1,東 将之1,豊田 敦2,北垣浩志1(1佐賀大・農,2遺伝研)
- B-a10 麹由来グリコシルセラミドの腸内細菌への作用解析
○永留真優1,阪本真由子1,宮川幸1,北島悠花1,中村強2,中山二郎3,北垣浩志1(1佐賀大・農,2福岡女子大,3九大・農)
B会場(農・獣医共通棟2階 203講義室)午後の部(一般講演)14:20〜17:08
(講演時間12分:発表10分、討論2分)
- B-p01 講演中止
- B-p02 出芽酵母によるD-アミノ酸誘導体の発酵生産法の構築
…○中本 侃,林 順司,若山 守(立命館大院・生命科学・生工)
- B-p03 食品中アクリルアミド低減に向けたL-アスパラギナーゼ高生産乳酸菌の探索及び諸性質の検討
…○古川 慎,林順司,若山 守(立命館大院・生命科学・生工)
- B-p04 高菜漬けから分離した乳酸菌のGABA生産に関する研究
…○松本 栞1,嶋田有希1,田中沙織1,菊池秀一2,松崎弘美1(1熊本県大・環境共生,2菊池食品)
- B-p05 アンヒドロフルクトースと酢酸の併用による静菌効果
…○宮﨑直人1,吉永一浩1,久保満2,安部淳一3(1サナス,2鹿児島県水産技術開発セ,3鹿大・農)
- B-p06 小曲米酒における固体糖化の有無による酒質への影響
…○杉町美奈1,吉﨑由美子2,印 璇3,竹内春佳4,奥津果優2,二神泰基2,玉置尚徳2,高峯和則2(1鹿大院・農,2鹿大・農・焼酎発酵セ,3鹿大院・連農,4鹿大・農)
- B-p07 漢方用薬「神麹」の菌叢構造と含有成分の実態調査
…○王子 泰1,奥津果優2,二神泰基2,吉﨑由美子2,玉置尚徳2,丸山卓郎3,小松かつ子4,髙峯和則2
(1鹿大院・農,2鹿大・農・焼酎発酵セ,3国立医薬品食品衛生研,4富山大・和漢研)
- B-p08 奄美大島の自然界からの醸造用酵母の分離とそれを利用した焼酎の開発
…○皆川貴義1,吉﨑由美子2,岩崎史奈1,奥津果優2,二神泰基2,玉置尚徳2,髙峯和則2(1鹿大院・農,2鹿大・農・焼酎発酵セ)
- B-p09 小曲米酒と泡盛の香気成分比較
…○趙 喆1,吉﨑由美子2,杉町美奈1,奥津果優2,二神泰基2,玉置尚徳2,髙峯和則2(1鹿大院・農,2鹿大・農・焼酎発酵セ)
- B-p10 原料サトウキビ品種の違いが黒糖焼酎香気に及ぼす影響
…○松尾郁弥1,岩崎史奈2,奥津果優3,吉﨑由美子3,二神泰基3,玉置尚徳3,髙峯和則3(1鹿大・農,2鹿大院・農,3鹿大・農・焼酎発酵セ)
- B-p11 芋焼酎の酒質に与える製麹日数の影響
…○矢野真也1,藏薗秀伍1,南 果2,奥津果優2,二神泰基2,吉﨑由美子2,玉置尚徳2,髙峯和則2(1鹿大院・農,2鹿大・農)
- B-p12 焼酎酵母鹿児島2号の増殖遅延因子の解明
…○中島直人,奥津果優,吉﨑由美子,髙峯和則,二神泰基,玉置尚徳(鹿大・農)
- B-p13 黒糖焼酎用酵母鹿児島6号の性状解析
…○益田知華1,安藤義則2,吉﨑由美子3,奥津果優3,髙峯和則3,二神泰基3,玉置尚徳3(1鹿大院・農,2鹿児島県工技セ,3鹿大・農)
- B-p14 白麹菌Aspergillus kawachiiの推定クエン酸輸送体CitTの機能解析
…○中村恵理1,門岡千尋1,奥津果優1,吉﨑由美子1,髙峯和則1,後藤正利2,玉置尚徳1,二神泰基1(1鹿大・農,2佐賀大・農)
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♦学生賞講演プログラム♦
C会場(農・獣医共通棟1階 104講義室)午前の部(学生賞審査)10:30~11:30
(講演時間10分、討論時間5分)
【修士の部】
- C-a01 ビフィズス菌由来アラビアガム分解酵素3-O-α-D-galactosyl-α-L-arabinofuranosidaseの機能解析
…○佐々木優紀1,堀米綾子2,小田巻俊孝2,清水(肖)金忠2,石渡明弘3,伊藤幸成3,北原兼文1,藤田清貴1(1鹿大・農,2森永乳業・基礎研,3理研)
- C-a02 分裂酵母に特有なアルカリストレス応答と遺伝子発現機構の解析
…○森日香里,富永陽大,樋口裕次郎,竹川 薫(九大院・農)
- C-a03 有明海から分離した清酒酵母の変異処理によるリンゴ酸高生産株の育種
…○馬場 嵩一朗1,澤田和敬2,永野幸生1,木村 圭1,後藤正利1,小林元太1(1佐賀大・農,2佐賀県工技セ,3佐賀大分析セ)
- C-a04 トランスジェニックニワトリ作製のための胚細胞ゲノム編集技術の開発
…○前田大樹,石 銘,河邉佳典,井藤 彰,上平正道(九大院・工・化工)
- C-a05 光合成細菌由来のLPSはシロイヌナズナの根の成長に影響を及ぼす
…○岩本康成,岩下彰吾,平川夕貴,馬場育美,林 修平,山本進二郎,宮坂 均(崇城大・応生)
- C-a06 黄麹菌Aspergillus oryzaeにおけるSMタンパク質の有用物質生産への関与
…〇原爽太朗,竹川薫,樋口裕次郎(九大院・生資環・生命機能)
C会場(農・獣医共通棟1階 104講義室)午後の部(学生賞審査)14:20〜16:15
(講演時間10分、討論時間5分)
【修士の部】
- C-p01 非性的凝集素Gsf2を介した分裂酵母の細胞間認識機構の解析
…◯藤野友輔,樋口裕次郎,竹川 薫(九大院・生資環・生命機能)
- C-p02 植物共生糸状菌(Colletotrichum tofieldiae)が強化する植物生存力(病原菌と共生菌の違いとは?)
…荒巻 徹1,晝間 敬2,花田耕介1,3(1九工大,2奈良先端大,3理研・CSRS)
- C-p03 光合成細菌の養殖クルマエビにおけるプロバイオティクス効果
…○古賀碧1,山内菜央1,諸石喬之1,鳥巣啓太郎1,永田伸也1,山田直樹2,牧孝昭2,尾﨑健一3,谷雄策3,奥畑博史4,林修平1,山本進二郎1,宮坂均1(1崇城大・生物生命,2松本微生物研究所,3拓水,4関西電力)
- C-p04 Cre組換え酵素によるミニサークルDNAベクターの作製
…○久野晶生,河邉佳典,羽田 毅,井藤 彰,上平正道(九大院・工・化工)
- C-p05 直交型酵素触媒反応を用いた高活性キチナーゼ集合体の設計
…○田中悠佑1, 神初 弾2,南畑孝介1,3,平良東紀2,神谷 典穂1,3,4(1九大院・工・応化,2琉大院・農,3KAICO,4九大・未来化セ)
【博士の部】
- C-p06 新規二重特異性抗体の開発を目指したアフィニティーペプチドによるIgG抗体特異的修飾法の開発
…○岸本 聡,MD Abdur Rafique,永溝修幸,折小野 優,盛満晴佳,加藤太一郎,伊東祐二(鹿大院・理工)
- C-p07 Improved substrate specificity for D-galactose of L-arabinose isomerase for industrial application
…○Fina Amreta Laksmi1,新井栄揮2,鶴丸博人1,石橋松二郎1(1鹿大院・連農,2量研開発機構)
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D会場(農・獣医共通棟1階 105講義室)午前の部(学生賞審査)10:00~11:30
(講演時間10分、討論時間5分)
【修士の部】
- D-a01 黒糖焼酎の香気に及ぼす石灰の影響
…○岩崎史奈1,奥津果優2,吉﨑由美子2,二神泰基2,玉置尚徳2,髙峯和則2(1鹿大院・農,2鹿大・農・焼酎発酵セ)
- D-a02 環状バクテリオシン,ラクトサイクリシンQの生合成機構の解析
…○吉村京一,高城博也,池田史織,佐戸翔太,澤 稔彦,善藤威史,園元謙二(九大院・農)
- D-a03 化学架橋剤フリーな疎水化ゼラチンゲルの疎水基炭素鎖長が疎水性薬剤の吸着・放出挙動に及ぼす影響
…○福原芳樹,武井孝行,吉田昌弘(鹿大院・理工)
- D-a04 Pseudomonas sp. 61-3のポリヒドロキシアルカン酸(PHA)生合成遺伝子の解析と共重合PHAの生合成
…◯森恵美1,西上明花1,橋本真奈2,後藤早希1,阿部英喜3,松崎弘美1,2(1熊本県大院・環境共生,2熊本県大・環境共生,3理研-CSRS)
- D-a05 In vitro 培養系を利用した短鎖脂肪酸生産に関わる細菌コミュニティーの解析
…○冬野憂介,安達桂香,田中優,園元謙二,中山二郎(九大院・農)
- D-a06 抗体を用いたホタル生物発光活性制御
…○鶴田篤弘1,加藤太一郎1,有馬一成1,伊東祐二1,赤澤陽子2,中島芳浩2(1鹿大院・理工, 2産総研)
D会場(農・獣医共通棟1階105講義室)午後の部(学生賞審査)14:20〜16:15
(講演時間10分、討論時間5分)
【修士の部】
- D-p01 Lactobacillus plantarum PUK6が生産する多成分バクテリオシン遺伝子群の同定および解析
…○河原あい1,善藤威史2,松崎弘美3(1熊本県大院・環境共生, 2九大院・農, 3熊本県大・環境共生)
- D-p02 複合微生物系によるメタ乳酸発酵プロセスの再構築と機能解析
…○溝口尊春,田代幸寛,酒井謙二(九大院・生資環)
- D-p03 細胞内における一過的遺伝子導入に起因する蛍光消光型ヘムプローブの発現量変動とその改善
…○池永康幸 ,祁答院渉,田下美沙貴,平 順一,小松英幸 ,坂本 寛(九工大院・情報・生命)
- D-p04 絶対定量メタボローム解析の実用化に向けた安定同位体ラベル化内部標準群のバイオプロダクション
…○藤原由梨1,相馬悠希1,2,高橋政友2,和泉自泰1,2,馬場健史1,2(1九大院・シス生科,2九大・生医研)
- D-p05 新規な自家熱型高温好気消化過程のメタゲノム解析
…○河野祥尚,田代幸寛,酒井謙二(九大院・生資環)
- D-p06 Clostridium difficileのAgrDチオラクトンペプチドの合成
…○糸原萌,安達桂香,園元謙二,中山二郎(九大院・農)
- D-p07 ホタルルシフェラーゼのダイナミックな構造変化の起こるメカニズム
…○溝口晃平,加藤太一郎,有馬一成,伊東祐二(鹿大院・理工)
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|第25回九州支部鹿児島大会開催案内|九州支部Topページ|
支部活動
Published by 支部:関西 on 07 11月 2018
日時 | 2019年1月29日(火)13:10 ~ 19:00 |
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場所 | 月桂冠株式会社 昭和蔵(〒612-8361 京都市伏見区片原町300番地) |
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参加費 | 1,000円(税込)/学生 無料
〈懇親会参加費〉 一般:2,000円(税込)、学生:1,000円(税込) |
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⇒第114回醗酵学懇話会の開催案内はこちら
⇒印刷用PDF
「DNA二重鎖を切らない塩基編集技術」
神戸大学先端バイオ工学研究センター 西田 敬二
TALENやCRISPRなどのゲノム編集技術はそのヌクレアーゼ活性により標的部位にDNA二重鎖切断を引き起こし、宿主細胞が修復する過程で配列の変換を期待するものである。これまで遺伝子操作が困難であった材料においても飛躍的に効率がよく、また、外来DNA断片を残さず編集可能であり、従来の遺伝子組換えの規制が適用されない可能性があることから幅広い応用が期待される。一方、課題として改変結果の不確実性や、細胞毒性の問題があった。このヌクレアーゼに代わる反応機構として、私たちはDNA脱アミノ化反応を触媒するデアミナーゼによる塩基編集(Base editing)法であるTarget-AIDの開発に成功した。これはヌクレアーゼ失活型のCRISPR/Cas9に脱アミノ化酵素を結合させることでDNA塩基の変換反応を行い、点変異を実現する。これによってこれまでDNA切断に関わる不確実性や毒性を回避することができ、また、ドナーDNAの挿入なしに精密な配列改変が可能となる。本講演では塩基変換技術について、開発の過程や動作原理を解説しつつ、直近の技術進歩や派生技術、またさまざまな応用展開とその可能性について概説したい。
「超高耐熱バイオプラスチックの原料となる芳香族アミンの微生物生産」
筑波大学生命環境系/微生物サステイナビリティー研究センター 高谷 直樹
バイオマス由来材料の重要性を反映して、これまでに多くのバイオプラスチックが開発されてきた。しかし、そのほとんどは脂肪族系の炭化水素であり、耐熱性や強度に優れた芳香族系バイオプラスチックの開発例はほとんどない。この原料モノマーとなる芳香族アミン化合物の発酵生産系の構築と、非天然型のアミノ酸である4-アミノ桂皮酸を用いた超高耐熱バイオアラミドなどの開発例を紹介する。新たなバイオ材料の開発のためには、バイオで何が作れるか?何を作れば優れた材料になるのか?の両方が重要である。このための戦略と新たな芳香族バイオマスの材料化の可能性について議論する機会になればと考えている。
「清酒酵母・麹菌と上手く付き合っておいしい清酒を造る」
月桂冠株式会社総合研究所 小高 敦史
清酒醸造に必要な清酒酵母・麹菌は、清酒醸造環境で長い時間をかけて選抜、育種されてきた。杜氏や蔵人がこれらの微生物を巧みに利用することによって清酒は造られる。また、現代では意図的に育種された醸造微生物を使用することによって、多様な清酒を醸造することが可能となっている。しかし、清酒酵母も麹菌も交配による育種や劣性変異株の取得が、研究用の微生物と比べて難しい。その理由として、有性生殖が困難、多倍体/多核などがあげられる。本講演では、これらの特徴に従い、清酒酵母・麹菌と上手く付き合っていく方法について議論したい。
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支部活動
Published by 支部:関西 on 07 11月 2018
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日本生物工学会関西支部では、第114回醗酵学懇話会ならびに懇親会を下記のとおり開催いたします。
多数のご参加をお待ちしています。
- 日時:2019年1月29日(火)13:10 ~ 19:00
- 場所:月桂冠株式会社 昭和蔵 ⇒アクセスマップ
(〒612-8361 京都市伏見区片原町300番地)
1)京阪本線「中書島駅」から徒歩5分~7分
2)近鉄京都線「桃山御陵前駅」から徒歩10分~15分
- プログラム: ⇒講演要旨はこちら
13:10 ~ 14:10 見学会(希望者のみ) 月桂冠大倉記念館(京都市伏見区南浜町247番地)
(※ 今回は、講演に先立って見学会を開催しますので、見学会に参加の方は、お申し込みの上、現地まで直接お越しください。)
14:10~ 受付 月桂冠株式会社 昭和蔵(※見学会不参加の方は、昭和蔵へ直接お越しください)
14:25 ~ 14:30 開会の辞……片倉 啓雄(関西支部支部長・関西大学化学生命工学部)
14:30 ~ 15:10
「DNA二重鎖を切らない塩基編集技術」
………西田 敬二(神戸大学先端バイオ工学研究センター)
15:10 ~ 15:50
「超高耐熱バイオプラスチックの原料となる芳香族アミンの微生物生産」
………高谷 直樹(筑波大学生命環境系/微生物サステイナビリティー研究センター)
15:50 ~ 16:00 休憩
16:00 ~ 16:40
「清酒酵母・麹菌と上手く付き合っておいしい清酒を造る」
………小高 敦史(月桂冠株式会社総合研究所)
17:30 ~ 19:00 懇親会 月桂冠株式会社 昭和蔵
- 定員: 80名
- 参加費: 一般:1,000円(税込)、学生:無料(当日会場受付にてお支払いください)
- 懇親会会費: 一般:2,000円(税込)、学生:1,000円(税込)(当日会場受付にてお支払いください)
- 申込み方法:こちらのWEBフォームよりお申し込み下さい。
- 申込み締切: 2019年1月16日(水)正午(定員に達し次第締め切らせて頂きます)
- 問合せ先:
〒630-0192 奈良県生駒市高山町8916-5
奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 バイオサイエンス領域
日本生物工学会 関西支部企画幹事 渡辺大輔
TEL. 0743-72-5423
⇒E-mail
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学会行事
Published by 学会事務局 on 05 11月 2018
バイオ計測技術が生み出す膨大なデータから、役に立つ知見を見つけるには、データを解析するテクニックが必要となります。表計算ソフト上で気合と根性と膨大な時間を使って行ったデータ処理が、Pythonというプログラミング言語を覚えれば、あっという間に終わります。Pythonは、バイオインフォマティクス技術を活用したデータマイニング、AIの活用への近道です。そこで本講座はデータ解析の必要に迫られた大学院生を対象に、学生チューターに助けてもらいつつ自習用教材を用いて、Pythonを使う基礎を学びます。今回はPython自習用資料の作成と、学生チューターが学生を教える形式のテストとして、小規模に行います。
- 日時:2018年12月18日(火)13:00~17:00
- 場所:大阪大学情報科学研究科B棟 B618演習室
⇒アクセス
- 内容:
自習形式。教材をもとに自分で学習。わからないところはチューター役の学生に聞く。
♦ Pythonのインストール–
♦ Python上でのプログラミング基礎(変数、リスト、辞書、if文、for文)
♦ モジュールのインポート
♦ 数値データファイルの読み込み
♦ 統計解析(t検定、階層化クラスタリング)
♦ データファイルの書き出し
- プログラム:
13:00– Python起動
14:00– Python上でのプログラミング基礎
15:00– 統計解析
16:00– 課題をクリアしてみる。
17:00– 情報交換会
- 対象:生物工学分野の大学院生
- 募集人数:大学院生6名程度(多数の場合選考あり)
- 参加費: 無料(自習用資料の作成に協力していただきます)
- 持ち物: Windows10が入ったノートパソコン。USBメモリ。
- 申込み方法:2018年11月30日(金)までに1) 参加希望者名、2) 所属、3) メールアドレス、4) 電話番号、5) Pythonで解析したいテーマを記入したメールを下記までご送付ください。
- 問合せ先:
大阪大学大学院情報科学研究科バイオ情報計測学講座
松田 史生
E-mail TEL:06-6879-7433
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学会行事
Published by 学会事務局 on 02 11月 2018
加藤 竜司
2017年度生物工学奨励賞(照井賞)受賞者
名古屋大学大学院創薬科学研究科
2018年10月10日~12日にかけて韓国ソウル特別市広津区・世宗(Sejong)大学Convention Centerにおいて韓国生物工学会(Korean Society of Biotechnology and Bioengineering; KSBB)の2018年秋季大会(2018 KSBB International Academia-Industry Joint Meeting)が開催された。日本生物工学会(The Society for Biotechnology, Japan; SBJ)からは、2017年度生物工学奨励賞(照井賞)受賞者である筆者が学会参加および招待講演を行った。
世宗大学正面入り口
会場となった世宗(Sejong)大学は、キリスト教系の1940年創立の私大で、ソウル特別市を横切って流れる漢江の北岸に位置する。漢江南側の清潭(Cheongdam)駅から地下鉄に乗ると、地下鉄はすぐに地上へと出て漢江を渡るが、そこには川を挟みソウル郊外を一望する景色が広がっていた。川沿いからソウルの中心まで最先端のビルやマンションがそびえ立つ様子や、公園やリゾート的な施設が整備されている風景は、ソウル特別市の繁栄を強く感じるものであった。
筆者が参画したKSBBの秋季プログラムは、国先的なジョイントミーティングと位置付けられており、連日朝9時~18時半まで5会場・1展示会場で、広いバイオテクノロジーをカバーした最新研究発表が行われていた。Plenary 3、口演発表150、学生発表53、ポスター約300が開催され、会はとても盛況であった。今回、団長としてご参加されたSBJ副会長・高木昌宏先生も招待講演を行われていた。筆者が参加したJeong-Woo Choi先生(Sogang大学)のシンポジウムでは、ナノバイオテクノロジーとセルエンジニアリングにおける先端技術の紹介がなされた。全体を通じ、強く感じたことは、韓国の若手の研究者が、きわめて英語が流暢なことである。帰国子女レベルのスピードで英語を操る若手研究者達は、美的に優れたイラストレーションを活用した発表に秀でており、国際的な場での発表にとても慣れていることを感じた。
初日の夜には、シンポジウム企画のJeong-Woo Choi先生が昼食・夕食共に懇親会を開催してくださり、近い分野の講演者全員と近く親交を持つことができたのは素晴らしい経験であった。2日目の夜には、Banquetとその後の懇親会で、KSBB会長Si Wouk Kim先生をはじめとした多くの先生方がSBJのメンバーを温かく迎えてくださり、お酒を介した心の交流をさせていただくことができたことは何ものにも代えがたい経験であった。これはKSBBとSBJが長い交流の中で素晴らしい関係を築いてきた歴史であり、SBJにとって国際的な信頼関係という財産となっているのだということに感動を覚えた。筆者としても今後のKSBBとSBJの更なる交流に貢献したいと強く感じるに至った。
末筆ながら、今回のKSBB訪問をご支援いただきましたKSBB会長Si Wouk Kim先生、会期中大変温かくお世話を頂きましたJeong-Woo Choi先生、Jinha Choi先生、Jong Wook Hong(KSBB国際推進担当)に厚く御礼申し上げます。また、本派遣の機会をご支援いただきました日本生物工学会および国際展開委員長の跡見晴幸先生、諸手続きを面倒見ていただいた事務局の皆様に心より御礼申し上げます。
左から、Prof. Jeong-Woo Choi、Prof. Eock-Kee Hong、Prof. Joong Kon Park、
Prof. Tai Hyun Park、黒田章夫先生、Prof. Si Wouk Kim(現KSBB会長)、
高木昌宏副会長、筆者、Prof. Heichan Lee(次期KSBB会長)、Prof. Jong Wook Hong
♦関連記事:【国際交流】韓国生物工学会(KSBB)大会参加報告
新着情報
Published by 部会:メタボロミクス on 01 11月 2018
日本生物工学会メタボロミクス研究部会主催
オームサイエンスの一つとして注目されているメタボロミクスについて理解を深めていただき,実際にメタボロミクスを実施していただけるための技術の習得を目的として,今年も例年通り,下記講習会を開催させていただきます.昨年に引き続き,質量イメージング講習をメニューに加え,3日間の講習とします.
- 日時:2018年12月12日(水)~ 12月14日(金)
- 場所:大阪大学生物工学国際交流センター(大阪大学吹田キャンパス内)β棟3階セミナー室
- 講習内容:
♦12月12日(水)(第1日)
午後 イントロダクション(福崎):メタボロミクス概要
講義:GC/MSと多変量解析
♦12月13日(木)(第2日)
午前 実習:GC/MSを用いたサンプル分析
午後 実習:GC/MSデータの多変量解析 実習終了後,懇親会(予定)
♦12月14日(金)(第3日)
午前 講義(新間):見えないものを見るイメージングMS 実習:イメージングMSを用いたサンプル分析
午後 ラウンドテーブルディスカッション,総括
終了予定 17:00頃
- 参加費:無料
- 募集定員:若干名
- 申し込み方法: 以下の内容のメールを送信してください.定員に達したら締め切らせていただきます.
1)メールのタイトルは,「2018メタボロミクス講習会参加希望(氏名@所属)」としてください.
2)本文中に,以下の項目を記載してください. 氏名,所属,現在の仕事,メタボロミクスを何に使いたいか?
3)申し込み用アドレス fukusaki[atmark]bio.eng.osaka-u.ac.jp
⇒メタボロミクス研究部会Topへ
学会行事
Published by 部会:バイオインフォマティクス on 25 10月 2018
この度バイオインフォマティクス相談部会は、第二回講演会を12/5に東京大学(本郷キャンパス)で開催する運びになりました。今回はメタゲノム解析をトピックとして、生物工学分野の内外でご活躍されている先生方をお招きしてご講演頂きます。
バイオインフォマティクス相談部会 第二回講演会
- 講演会日時: 2018年12月5日(水) 13:00~17:00
- 講演会会場: 東京大学本郷キャンパス (東京都文京区本郷7-3-1)山上会館2F大会議室
- 懇親会: 17:15開始
- 懇親会会場: 東京大学本郷キャンパス 銀杏メトロ食堂
- 懇親会費: 11/28(水)迄に申込された場合 一般 4000円 / 学生 1000円
11/28(水)以降申込または当日参加 一般 4500円 / 学生 1500円
- 参加申込フォーム: 終了しました。
※ 当日参加も可能ですが、準備の都合上可能な限り事前参加登録をお願い致します。講演会一週間前(11/28)までにお申し込みいただければ、懇親会費を割引致します。
概要
シーケンシング技術の発展に伴い、近年急速に普及しているメタゲノム解析は、新規遺伝子資源の探索、環境や生態系における微生物動態の解析、腸内細菌と宿主との関係の解析などに広く用いられ、生物工学分野においてもホットトピックの1つとなっております。しかし得られる多量のシーケンスデータを扱う際にバイオインフォマティクス技術が必要となり、実験系研究者の参入障壁となっている場合があります。そこで本講演会では、生物工学分野に限らず、バイオインフォマティクスクス技術を利活用してメタゲノム解析を利用した研究を行っておられる、Wet系ならびにDry系の両方の背景をお持ちの先生方をお招きしてご講演頂く予定です。
最先端の研究に加え、こうした分野でしばしば生じる共同研究者ウェット・ドライ間の連携に関する生の声などもお聞かせいただけるかと思います。是非この機会にお集まりいただき、交流の輪を広げる場としてご利用頂けますと幸いです。
プログラム
13:00-13:10 開会挨拶
13:10-13:40 講演1 鈴木市郎 先生 (横浜国立大学)
「マイクロバイオームの各細菌の動態を見分ける」
13:40-14:10 講演2 平岡聡史 先生 (海洋研究開発機構)
「メタエピゲノム解析から明らかにする環境細菌叢のエピジェネティクスの多様性と新規DNAメチル化酵素」
14:10-14:40 講演3 森宙史 先生 (国立遺伝学研究所)
「古代の動物の骨のメタゲノム解析」
14:40-15:00 休憩
15:00-15:30 講演4 西嶋傑 先生 (産業技術総合研究所)
「ヒト腸内細菌叢のメタゲノム解析」
15:30-16:00 講演5 竹田綾 先生 (株式会社サイキンソー)
「腸内フローラ検査サービスMykinsoを支える解析環境」
16:00-16:30 講演6 馬場保徳 先生 (石川県立大学)
「ウシルーメン液処理によるメタン発酵効率化 〜複合微生物系の理解に向けたNGSの活用〜」
16:30-16:40 閉会挨拶
【実行委員】大野聡(東京大学)
堀之内貴明(理化学研究所)
兒島孝明(名古屋大学)
蟹江慧(名古屋大学)
【問合せ先】理化学研究所 生命機能科学研究センター
堀之内貴明 E-mail:takaaki_horinouchi[at]riken.jp
バイオインフォマティクス相談部会第二回講演会は、2018年12月5日に、東京大学本郷キャンパス山上会館にて開催されました。今回はメタゲノム解析にフォーカスした会として開催しました。生物工学分野の内外より、バイオインフォマティクス技術を利活用されている先生方にご講演をいただきました。
ウェット系・ドライ系、扱う対象(たとえば環境微生物や腸内細菌叢など)を含め色々な立場の参加者がおられ、質疑応答も活況でした。本講演会をきっかけに、皆様の交流の輪が広がっていくことを願っております。
ご参加いただきました皆様に心より感謝申し上げます。
当日の様子
鈴木市郎 先生 (横浜国立大学)
「マイクロバイオームの各細菌の動態を見分ける」
平岡聡史 先生 (海洋研究開発機構)
「メタエピゲノム解析から明らかにする環境細菌叢のエピジェネティクスの多様性と新規DNAメチル化酵素」
森宙史 先生 (国立遺伝学研究所)
「古代の動物の骨のメタゲノム解析」
西嶋傑 先生 (産業技術総合研究所)
「ヒト腸内細菌叢のメタゲノム解析」
馬場保徳 先生 (石川県立大学)
「ウシルーメン液処理によるメタン発酵効率化 〜複合微生物系の理解に向けたNGSの活用〜」
懇親会 (東京大学本郷キャンパス 銀杏メトロ食堂)
懇親会中も熱いディスカッションが行われていました。
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学会行事
Published by 支部:関西 on 24 10月 2018
関西地域企業と公設試験研究機関の研究・開発業務内容をご講演頂き、地域のみならず国内外の産業を支えるコア技術や独自の魅力を産学官の若手研究者の方々に広く知っていただくことを目的としています。また、これから就職を考える学生さんには、公設試験研究機関に集まる地域企業の情報に触れ、働き方とやりがいの多様性を知る機会になるはずです。
テーブルディスカッション、懇親会を通して、学会などでは難しいこれら企業・研究機関の方との交流を深めていただければと考えております。奮ってご参加ください!
- 日時:2018年12月6日(木)13:30 ~ 19:00
(懇親会 17:00~19:00)
- 会場:【講演会/懇親会】京都市産業技術研究所 2Fホール(京都リサーチパーク西地区)
- プログラム:
【公設試験研究機関の紹介】
♦(地独)大阪産業技術研究所 森ノ宮センター
生物・生活材料研究部長 畠中 芳郎
♦(地独)京都市産業技術研究所 知恵産業融合センター
知恵産業推進課長 廣岡 青央
♦ 奈良県産業振興総合センター
生活・産業技術研究部 バイオ・食品グループ 大橋 正孝
♦ 和歌山県工業技術センター
食品産業部 加工技術グループ 中村 允
【企業からのプレゼンテーション】
♦ 佐々木化学薬品株式会社(分析・検査試薬、めっき用薬剤の開発・製造・販売)
研究開発部 機能性化学品事業課 副責任者 高田 慎一
♦ 玉乃光酒造株式会社(創業1673年、伏見の酒造メーカー)
生産部 醸造課 山川 結
♦ 株式会社ファーマフーズ(医薬と食の融合を目指す食品素材メーカー)
総合研究所 開発部 次長 山津 敦史
【テーブルディスカッション】
講演者の方を囲んで交流を深めていただきます!
- 参加費(すべて税込):
【講演会】一般 1,000円、学生 無料
【懇親会】一般 2,000円、学生 1,000円
※参加費は、当日受付にてお支払ください。
- 申込方法: こちらの申込みフォームからお申込み下さい。
- 定員: 50名
- 申込締切: 2018年12月3日(火)17:00(※ただし定員に達し次第締め切らせて頂きます)
- 問合せ先:
日本生物工学会関西支部企画委員 原田 和生(大阪大学)
TEL. 06-6879-8235 E-mail
主催:日本生物工学会関西支部
共催:(地独)京都市産業技術研究所
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学会行事
Published by 学会事務局 on 24 10月 2018
生物工学会誌 第96巻 第10号
中山 亨
最近、イタリアのカターニア大学のプルチーノらによる「才能か運か」と題する興味深いアーカイブ(arXiv)論文1)が出版された。世の中の富の分布には「パレートの80:20の法則」というものがあり、富の8割は人口のわずか2割で所有されるという。世界でもっとも富める8人の財産の合計は、世界の貧困層36億人の財産の合計に等しいという計算もある。このように、世の中の富の配分は「べき乗則」に従う不均衡なものだという。
IQなどの人の能力は統計的にガウス分布を示すのに、富の配分はなぜそうならずに「べき乗則」に従うのか?プルチーノらはコンピュータモデルを用いてその理由を解析した。その結果、成功と才能との間には必ずしも相関がなく、富の不均衡な配分を生んでいる要因は、ひとえに「運」であることが示された。彼らの結論は、富める人々は幸運に恵まれた人々でもあり、貧しい人々は運に恵まれなかった人々であるというものだった。
この論文が特に興味深いのは、研究費の配分にかかわるこの種の問題の解析にも取り組んでいることである。科学的発見に関わるさまざまな逸話が示しているように、科学的発見に「運」が果たす役割は大きく、これをセレンディピティという。プルチーノらは、いくつかの研究費配分モデルを設定し、セレンディピティを考慮した場合にどのモデルが最大の効果を生み出すかを調べた。設定したモデルは、「すべての科学者に均等に研究費を配分する」、逆に、極端な配分格差をつけて「過去に高い業績を上げているごく一部のエリート科学者のみに配分する」、および、それらの中間の配分方法からなる19パターンであった。シミュレーションの結果、最大の効果を与えたのは「すべての科学者に均等に研究費を配分する」であった。
翻って、わが国の大学への研究費の配分はどのようになっているのだろうか?この点に関しては、日本学術振興会学術システム研究センターの黒木登志夫顧問による興味深い分析結果がある2)。それによれば、研究費配分には大学間格差があり、これも「べき乗則」に従うという。すなわち、大学への研究費配分額(教員あたり)の対数を、配分額に基づく大学ランキングの順位の対数に対してプロットすると、右下がりの直線関係が成立する。この負の傾きが大きいほど大学間格差が大きいことを意味する。
この「べき乗則」はわが国のみならず、英米独の3か国についても成立する。重要なことは、この「べき乗則」の成立においては研究費配分に関するその国の施策の特徴が明確に反映されていることである2)。日本も含めた4か国間の比較では、この負の傾きはわが国がもっとも大きく(–0.92)、次いで、英国(–0.64)、米国(–0.27)、ドイツ(–0.25)の順である。すなわち、わが国の研究費の配分のされかたは4か国の中ではもっとも不均衡で格差が大きい。一方、ドイツでは上述のプルチーノらの結論にもっとも近い、格差の小さいやり方で研究費が配分されていることになる。わが国の科学研究が低迷し、世界におけるその相対的地位を下げつつあるなかで、近年ドイツの科学研究が存在感を増しているという最近の新聞報道3)は、プルチーノらの結論に照らして納得がいく。
ルイ・パスツールは、「幸運は準備された心のみに宿る」と述べた。「準備された心」はたゆみない研究によって培われるのだから、そのための基礎体力となる研究費くらいは皆になるべく均等に配分した方が全体的にはより多くの幸運の女神が微笑むことになるのだ……プルチーノらの結果はそのようなことを意味するように思われる。国立大学の場合、1990年代までは積算校費がそうした財源の一部として機能していたと思われるが、積算校費に代わる現在の運営費交付金はそのような状況にはない。国レベルで見た場合、研究費の極端な配分格差は研究や研究者の多様性を失わせるとともに、科学の発展に不可欠な研究者層の厚みも失わせる。わが国の科学研究の力量を高めるための方策を考えるうえで、プルチーノらの論文の結果は示唆に富んでいる。
1) Pluchino, A. et al.: arXiv:1802.07068v2 (2018).
2) 黒木登志夫:IDE 現代の高等教育, 589, 17 (2017).
3) 朝日新聞 2018年3月1日付.
著者紹介 東北大学大学院工学研究科(教授)、日本学術振興会学術システム研究センター(専門研究員)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 24 10月 2018
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生物工学会誌
Published by 支部:北日本 on 17 10月 2018
日時 | 2018年12月22日(土) |
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場所 | 主会場:秋田大学理工学部6号館(総合研究棟)1階講義室
ポスター会場:秋田大学アクティブラーニング棟 |
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参加費 | 無料 |
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懇親会 | 18:30~20:30 「かまくらの郷」(秋田市中通4丁目13-1) Tel: 018-874-8313
懇親会会費:一般5,000円、学生2,000円(税込み、定員50名、事前予約制) |
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申込み締切 | ポスター発表申込・要旨受付締切:2018年12月1日(土) ⇒12月12日(水)延長しました
参加登録締切:2018年12月8日(土) ⇒12月12日(水)延長しました |
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参加申込 | こちらの申し込みフォームに必要事項を記入し、お申し込みください。
北日本支部以外の会員からの御参加も歓迎いたします。 ポスター発表は、主題の「食と健康を支える生物工学」に限らず、広く生物工学全般についての発表を募集します。学生のポスター発表者は学会会員でなくても構いません。
♦ポスター発表を希望される方は、ポスター要旨テンプレートに必要事項を記入し、12月1日(土) ⇒12月12日(水)までに北日本支部事務局()宛にお送りください。
♦要旨はA4一枚以内に収めていただき、必要であれば図表を入れていただいてもかまいません。
♦件名には「秋田シンポ」を含めてください。word、PDFファイルの両方をお送りください。ファイル名には所属と氏名をご明記ください。
♦シンポジウム参加につきましては当日参加も受け付けますが、ポスター発表および懇親会参加につきましては必ず事前にお申し込みください。 |
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問合せ先 | 〒010-8502 秋田県秋田市手形学園町1-1
秋田大学大学院理工学研究科生命科学専攻
2018年度日本生物工学会北日本支部事務局
Tel: 018-889-3069 FAX: 018-889-3050
E-mail: |
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プログラム
【ポスターセッション】 学生ポスター賞あり
- 10:00~10:50(奇数番号)
- 10:50~11:40(偶数番号)
【シンポジウム】
13:15~13:20
開会の辞…………阿部 敬悦(日本生物工学会 北日本支部 副支部長)
<特別講演>
- 13:20~14:05
「細胞膜のダイナミクスと信号伝達」
…………高木 昌宏(北陸先端科学技術大学院大学 日本生物工学会副会長)
<招待講演>
- 14:10~14:40
「納豆由来抗がん,抗菌,抗ウィルス活性ペプチド」
…………伊藤 英晃(秋田大学大学院理工学研究科教授)
- 14:40~15:10
「古くて新しいグルタミン酸発酵 ~次世代発酵法」
…………原 吉彦(味の素株式会社バイオファイン研究所)
- 15:10~15:30 休憩
- 15:30~16:00
「酵素を起点とした食品技術の開発」
…………中原 光一(サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社)
- 16:00~16:30
「乳たんぱく分解物の開発に関わる技術」
…………越智 浩(森永乳業株式会社研究本部 素材応用研究所)
<2018年度学生賞受賞講演>
- 16:40~17:00
「酵母のストレス応答に関わる陽イオン輸送体の機能解析」
…上原 千央(学生優秀賞(飛翔賞)受賞、東北大学大学院工学研究科、博士後期課程一年)
- 17:00~17:20
「新規ナノ材料開発を志向した好熱菌由来カルボキシソームの形成機構解明」
…中村 隆太郎(支部若手奨励賞受賞、秋田大学大学院理工学研究科、博士後期課程一年)
17:20~17:40
ポスター賞授賞式・閉会の辞…………湯本 勳(日本生物工学会 北日本支部 支部長)
►北日本支部Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 15 10月 2018
⇒開催案内のダウンロード
日時 | 2019年2月1日(金)13:00~ |
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場所 | 名古屋大学ベンチャービジネスラボラトリー 3階 ベンチャーホール
(名古屋市千種区不老町B2-4)⇒アクセス |
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プログラム | - 13:00 開会の辞
- 13:05
「反応熱分解分析法による生体試料中の脂肪酸成分の迅速解析」
…石田 康行(中部大学応用生物学部応用生物化学科)
- 13:35
「成長発達期における必須脂肪酸の相互作用」
…守口 徹(麻布大学 生命・環境科学部 食品生命科学科)
(14:05 休憩) - 14:15
「腸内細菌脂肪酸代謝物の生理機能と応用」
…米島 靖記(日東薬品工業株式会社
研究開発本部 研究部 菌・代謝物研究センター)
- 14:45
「食事性スフィンゴミエリンの運動機能に対する作用」
…太田 宣康(花王株式会社 生物科学研究所)
(15:15 休憩)
【一般講演】 (講演、質疑、交代をあわせて1演題15分) 「好熱性放線菌ホスホリパーゼDによる表皮肥厚性疾患の緩和」
…○山本 圭(徳島大学大学院社会産業理工学研究部、AMED-PRIME)
「酸化リン脂質の包括的メタボローム解析システムの確立と応用」
…○青柳 良平(慶應義塾大学薬学部・代謝生理化学講座)
「腸内細菌が産生するヒドロキシ脂肪酸の消化管細胞における代謝と脂質代謝への影響」
…○森戸 克弥、 清水 良多、北村 苗穂子、朴 時範、岸野 重信、小川 順、
福田 達也、小暮 健太朗、田中 保(徳島大学大学院医歯薬学研究部) 「酢酸生成菌とオーランチオキトリウム属による新規Gas-to-Liquidプロセスの開発」
…○廣谷 蘭1、Charose M. T. Perez1、石垣 元務1、渡邉 研志1、田島 誉久1、
岡村 好子1、松村 幸彦2、中島田 豊1、角田 祐介3、黛 新造4、秋 庸裕1
(1広島大院・先端物質、2広島大院・工、3(株)中国電力、4(株)出光興産)
「ラビリンチュラ類によるω3ドコサペンタエン酸 (DPA) 生産」
…○波多野 文美1、安藤 晃規1,2、奥田 知生1、菊川 寛史1、松山 恵介3、小川 順1,2
(1京大院・農、2京大・生理化学ユニット、3長瀬産業株式会社)
「改変型ホスホリパーゼDによるホスファチジルトレオニンの酵素合成」
…〇松永 望、ダムニャノビッチ ヤスミナ、中野 秀雄、岩崎 雄吾
(名大院・生命農学)
「コリン型リゾプラズマローゲン特異的ホスホリパーゼDの1アミノ酸置換によるリゾPAF特異的ホスホリパーゼDの創出」
…小山 貴之1、河原 光希1、酒瀬川 信一2、村山 和隆3、○杉森 大助1
(1福島大・理工、2旭化成ファーマ、3東北大院・医工)
「低融点植物油の等温保持過程における結晶化挙動」
…〇宮川 弥生、安達 修二(京都学園大学バイオ環境学部) - 17:30 閉会の辞
- 17:45 懇話会
会場:名古屋大学ベンチャービジネスラボラトリー 3階 ラウンジ
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参加費 | 2,000円(不課税)、懇話会費4,000円(不課税)ただし、いずれも学生無料 |
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定員 | 80名 |
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申込み方法 | E-mailにて、住所、氏名、所属、メールアドレス等を明記の上、下記宛までお申し込み下さい。懇話会参加の有無も必ずご記載ください。 |
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申込先 | 〒536-8553 大阪市城東区森ノ宮1-6-50
地方独立行政法人 大阪産業技術研究所(旧:大阪市立工業研究所)
生物・生活材料研究部 永尾 寿浩
TEL: 06-6963-8073 FAX: 06-6963-8079 E-mail: |
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備考 | お申込みいただいたお名前等の個人情報は、参加確認および今後の学際的脂質創生研究部会講演会のご案内以外の目的には使用いたしません。 |
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第9回学際的脂質創生研究部会講演会 演題募集について
本講演会では、下記のように一般講演を募集します。(終了しました)
- 形式:12~15分程度の口頭発表(演題数によって変更あり)
- 募集演題数:8~10題程度
- 応募に必要な情報:講演タイトルと発表者名、所属
- 演題申込み締切:2018年12月21日(金)
- 要旨の書式:A4で1ページ(MS-Word)。様式には特に制限を設けておりません。
- 要旨の締切:2019年1月15日(火)
- 申込先:(地独)大阪産業技術研究所 生物・生活材料研究部
永尾 寿浩(E-mail: )
⇒学際的脂質創生研究部会のページ
学会行事
Published by 学会事務局 on 15 10月 2018
第70回日本生物工学会大会(2018年9月5~7日、関西大学にて開催)では、以下2件の本部企画シンポジウムを開催しました。
新しい農業と未来の食料のための生物工学《国際シンポジウム》
- オーガナイザー:
今井 泰彦(キッコーマン)・髙木 忍(ノボザイムズ ジャパン)・田口 精一(東農大)
児島 宏之(味の素)・安原 貴臣(アサヒグループホールディングス)
⇒プログラム
人口増加に合わせて持続可能に食料を増産してゆくためには、高効率なスマート農業や、化石製品に頼らない新しい生物系農薬・肥料が重要となってくる。さらに限られた農地に代わり、気候変動の影響を受けにくい植物工場も益々発展すると思われ、そのための周辺技術開発も必要となる。一方、従来の作物に代わる水生植物の様な新たな食料の栽培や、人工肉(培養肉)開発への挑戦も進行中である。これらに関するトピックスを紹介し、持続可能な社会へ向けた産学連携による生物工学の方向性を考える機会を提供する。
工学が見出すエッセンシャル細胞培養~動物細胞培養の根本に工学はどう立ち向かうか~
- オーガナイザー:
河原 正浩(東大)・加藤 竜司(名大)・児島 宏之(味の素)
⇒プログラム
動物細胞培養は、次世代バイオ医薬品(抗体医薬や細胞医薬)の根幹を担う基盤であるが、さらなる高度な細胞培養を実現するには更なる工学的飛躍が強く求められている。現在も、多くの細胞培養を牽引するのは、歴史から受け継いだ容器、培地組成、モニタリング方法などの「常識」と「ブラックボックス」である。細胞を用いる産業の更なる発展には、現在の細胞培養の根幹に、工学のメスを入れる必要がある。本シンポジウムは、現在の最先端工学技術の観点から、いかに常識を覆す「新しい細胞培養」を工学が生み出せるか、その課題と可能性について議論する。
⇒過去大会本部企画シンポジウム一覧はこちら
►産学連携活動Topへ
産学連携活動
Published by 支部:北日本 on 11 10月 2018
主催行事
北日本支部学生精励賞 2018年度受賞者
これまでの活動
►北日本支部Topへ
支部活動
Published by 支部:九州 on 11 10月 2018
支部活動
Published by 支部:西日本 on 11 10月 2018
主催行事
- 西日本支部 第4回講演会
日時: 2018年12月1日(土) 13:00~17:50
場所: 鳥取大学工学部(〒680-8552 鳥取市湖山町南4-101)
2018年度支部学生賞受賞者
- 奥村 友太(鳥取大学大学院持続性社会創生科学研究科 工学専攻M2)
- 小林 大起(鳥取大学大学院持続性社会創生科学研究科 農学専攻M2)
- 松本 侑也(岡山大学大学院環境生命科学研究科 生物資源科学専攻M2)
関連行事
これまでの活動
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支部活動
Published by 支部:関西 on 11 10月 2018
年次大会
主催行事
- 第114回醗酵学懇話
⇒開催報告日時 | 2019年1月29日(火)13:10 ~ 19:00 |
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場所 | 月桂冠株式会社 昭和蔵(〒612-8361 京都市伏見区片原町300番地) |
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関連行事
- Thai Society of Biotechnology (TSB) 主催 国際シンポジウム (TSB2018) ジョイントセッション(2018/11/22-23)
⇒募集案内はこちら
これまでの活動
⇒関西支部Topへ
支部活動
Published by 支部:中部 on 11 10月 2018
日時:2018年11月20日(火)13:00~17:00(同日 17:00~19:00 交流会)
場所:名古屋大学大学院創薬科学研究科 創薬科学研究館2階講義室・ホール
http://www.ps.nagoya-u.ac.jp/access/
参加費:講演会 無料
交流会参加費(税込)一般4,000円、学生2,000円
プログラム
《特別講演:日本生物工学会第37回生物工学賞 受賞講演》
- 13:05-14:00 招待講演1 ご講演50分 質疑5分
「微生物から動植物へと展開する酵素利用技術とその基盤開拓」
……浅野 泰久(富山県立大学)
《企画特別講演:中部発バイオベンチャーの躍動》
- 14:00-14:45 招待講演2
「iBodyの抗体開発技術で何ができる?」
……加藤 晃代(名古屋大学発ベンチャー iBODY株式会社)
- 14:45-15:30 招待講演3
「HLAハプロタイプ細胞資源としての歯髄細胞」
……手塚 建一(岐阜大学大学院医学系研究科・岐阜大学発ベンチャーしずい細胞プロジェクト)
- 15:30-15:35 休憩
《若手研究者による発表会》
- 15:35-16:50 若手による講演発表
《締切:10月30日(火)》⇒詳しくはこちら
- 16:50-16:55 閉会挨拶
- 17:00-19:00 交流会
参加申込
準備の都合上、講演会および交流会への参加を希望される方は、以下のフォームからお申し込みください。(2018年11月19日をもって申込み受付を終了しました。)
問合せ先:中部支部庶務幹事 加藤竜司 E-mail
►中部支部Topへ
学会行事
Published by 支部:中部 on 11 10月 2018
2018年度日本生物工学会中部支部例会(11月20日開催)において、若手研究者(ポスドク・大学院生)による講演を募集します。
- 発表日時:2018年11月20日(火)15:35~16:50
- 場所:名古屋大学大学院創薬科学研究科 創薬科学研究館2階講義室・ホール
当日出席の中部支部幹事による投票を行い、優秀者には「日本生物工学会中部支部長賞」を授与いたします。
発表希望の方は以下のフォームよりお申し込みください。
※時間の制約上、発表希望者多数の場合は、調整する場合がございます。
※1演題あたり12分程度を予定しています。
- 申込み締切り:2018年10月30日(火)
- 問合せ:中部支部庶務幹事 加藤竜司 E-mail
♦ 関連記事:【中部支部】2018年度中部支部例会開催案内
►中部支部Topへ
新着情報
Published by 部会:次世代アニマルセルインダストリー on 03 10月 2018
次世代アニマルセルインダストリー研究部会では、「優秀学生発表賞」を設けております。優秀学生発表賞は、将来を担う研究者の卵たち(高専生、学部生および大学院前期課程(修士)学生)の意欲向上や自身の研究に対する更なる理解を促す動機づけを目的としています。
本年度は、第70回日本生物工学会大会で一般講演(口頭発表)を行った、学部生および大学院前期課程(修士)学生の発表(11研究グループの16名)に対し、部会員の先生方による厳正な審査を行い、以下の3名に優秀学生発表賞を授与いたしました。
優秀学生発表賞受賞者(五十音順)
- 今井 祐太 さん(名大院・創薬)
細胞形態情報解析を応用した神経系細胞の非侵襲的評価
- 大隅 早紀 さん(名大院・工)
ヒト三次元筋萎縮モデルを搭載した96ウェルプレートフォーマット収縮力評価系の開発
- 山本 涼平 さん(名大院・創薬)
画像情報解析を用いたスフェロイド培養環境プロファイリング
受賞された皆様、おめでとうございます!さらなるご活躍と研究のご発展をお祈りいたします。
次世代アニマルセルインダストリー研究部会では、来年度の大会でも優秀学生発表賞を行う予定をしております。沢山のエントリーをお待ち致しております。
今井 祐太 さん
細胞形態情報解析を応用した神経系細胞の非侵襲的評価
大隅 早紀 さん
ヒト三次元筋萎縮モデルを搭載した96ウェルプレートフォーマット収縮力評価系の開発
山本 涼平 さん
画像情報解析を用いたスフェロイド培養環境プロファイリング
►次世代アニマルインダストリー研究部会Topへ
新着情報,研究部会(若手会)
Published by 学会事務局 on 01 10月 2018
システムメンテナンスのため下記の期間、日本生物工学会のホームページおよび大会ホームページが利用できなくなります。
- サーバー停止日時: 2018年10月1日(月)11:00 ~ 12:00
ご不便をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。
なお、上記期間中も会員システム、Journal of Bioscience and Bioengineeringの投稿・査読システム(EVISE)、および閲覧(ScienceDirect)は通常通りご利用いただけます。
新着情報
Published by 学会事務局 on 26 9月 2018
第71回日本生物工学会大会
実行委員長 稲垣 賢二
第71回日本生物工学会大会は、2019年9月16日(月・祝)~18日(水)に岡山大学 津島キャンパス(岡山市)にて開催します。つきましては、日本生物工学会大会にふさわしいシンポジウムを公募します。なお、シンポジウムは16日(月)の午後~18日(水)の午後まで、複数会場で一般講演と並行して実施する予定です。
会員各位におかれましては提案書に
1) 課題名(日本語によるシンポジウム、英語によるシンポジウムの別)
2) 開催の趣旨
3) 世話人名(連絡先)
4) 参加予定者数(講演者、参加者)
5) その他希望事項
をお書きいただき、2018年11月1日(木)~2018年12月28日(金)までの間に、メールにて下記宛までお申し込みください。
なお、シンポジウム世話人は、参加登録開始日の時点で本学会正会員である必要がありますので、ご注意ください。
会場数に限りがありますので、応募多数の場合には、生物工学に関連する「新たな研究領域の開拓」「生物工学の国際展開(英語によるシンポジウム)」「産学連携の推進」「地域社会への貢献」「SDGsに貢献する生物工学」「若手研究者主導の研究」「博士人材養成・教育の推進」などのコンセプトに沿った申請を優先的に採択させていただきます。また、類似した内容の提案については統合をお願いする場合がございますのでご承知おきください。
シンポジウムの開催時間は2時間を基本とさせていただきます。採択課題は上記1) から3) の項目を大会HPにて掲載させていただきます。研究部会からの申請であっても、採択において優先されるものではありません。基本的にシンポジウムの講演者への旅費、謝礼は実行委員会ではご用意できません。
上記趣旨をご理解の上ご応募頂きますようお願い申し上げます。
採択につきましては2月初旬にメールにてお知らせします。
【申込先】
岡山大学大学院環境生命科学研究科
シンポジウム担当: 田村 隆
E-mail:
日本生物工学会 大会シンポジウム開催に関する中期的方針
【募集】
- 会員各位より広くシンポジウムを募る。
- 本会として重要なテーマに関するシンポジウムを理事会から応募する場合がある。
【選考の手続き】
- 応募多数の場合は、理事会から応募されたシンポジウムを含めて、時代に即した重要なテーマを中心に大会実行委員会で選考し、理事会で承認する。
研究部会からの応募に対しては、- 1)本部からの資金援助も行っていることから、基本的には大会期間中以外の機会にシンポジウム等の報告会の場を設けて頂くことを前提として選考する。
- 2)大会中開催の必然的理由がある場合には、応募時にその旨を明記していただくものの、 順位が低くなることがありうる。
- 前年に引き続き応募されたシンポジウムについては、採択順位が下がる場合がある。
- 他の学会などとの共催・協賛によるシンポジウムについては、記載された共催・協賛の理由を採否判断材料の一つとする。
■関連記事:【年次大会】シンポジウムの開催と運営に関する理事会方針
https://www.sbj.or.jp/meeting/meeting2010_sympo_board_policy.html
►年次大会のページ
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 9月 2018
生物工学会誌 第96巻 第9号
朴 龍洙
私は、二つの国で生物工学を学び、この分野の位置付けについて非常に悩んだ覚えがある。韓国で修士課程の時、米国MITから赴任されたDewey Y. Ryu教授の下で発酵工学を学んだ。1980年代の韓国では、この分野は最先端であり、新鮮さとおもしろさに魅了され、私は一生この分野に身を投じる決心をした。その後4年間、学んだことをもとに韓国最大の発酵企業で、核酸発酵、発酵工場の建設、試運転まで携わり、発酵工学の随を経験した。日本に渡り、東京大学応用微生物学研究所の戸田清先生と名古屋大学工学部の小林猛先生の両恩師の下で生物工学分野のイロハを学んだ。その後、静岡大学の岡部満康先生の研究室(当時の培養工学)に移り、より実践的な生物工学を学んだ。
学問として生物工学はどのようなものなのか。修士課程では発酵が至極の学問だと思ったが、その後、高密度細胞培養、遺伝子産物の効率的生産および放線菌による抗生物質の生産を研究課題にして取り組んでいるうちに、私は、生物工学は時の流れに密に関わりながら変化し続けるものだと理解するようになった。醸造学から始まった生物工学は、発酵工学、生物化学工学、生体情報工学、環境工学、酵素工学、動物細胞工学および生体医用工学分野に至る広範囲をカバーしている。
私は、この広範囲な分野でどのような研究をすればよいか相当悩んだ。しかし今振り返ってみると、対象は変わったが、自分が物質の生産性向上を常に追い求めてきたことに気がついた。細胞の密度を高めて培養する「高密度培養」のコンセプトで、遺伝子操作が可能で、かつ自由に飼育できる生物としてカイコに辿り着き、蚕糸学会の主役であるカイコを生物工学会に持ち込んだ。カイコは、溶存酸素もpHの制御も要らない、きわめて高い高密度培養が可能であり、スケールアップの心配も不要なため、生体バイオファクトリーに適していると確信している。発酵工学に魅了され、最後にはカイコバイオファクトリーをライフワークとして挑戦するとはまったく想像もしなかった。
時の中で生物工学の目指すものは何か。時代の変化に伴い姿は変わっていくものであるが、人類のために何をすべきかは不変の課題である。地球規模で進んでいる温暖化、そして、日本社会の異常なほど急速に進む高齢化・少子化は人類が経験したことのない最大の危機であり、知恵を絞って対応していかなければならない。私が所属している静岡大学では、このような問題の解決のためにグリーン科学技術研究所を2013年に設立し、あらゆる分野の研究者を集めて未来課題の解決に向けて研究を進めている。生物工学は、微生物、動物および植物を対象に、さらに物事をシステム的に考える工学的思考の上に成り立っているので、21世紀の諸問題の解決に貢献できる絶好の機会と考える。第5期科学技術基本計画(平成28~32年度)の経済・社会的な課題への対応として、
(1)持続的な成長と地域社会の自律的な発展、
(2)国民の安全・安心の確保と豊かで質の高い生活の実現、
(3)地球規模課題への対応と世界の発展への貢献、
があげられている。特に、(1)では資源の安定的な確保と循環的な利用、超高齢化・人口減少社会などに対応する持続可能な社会の実現、(2)では食品安全と生活環境安全の確保、(3)では地球規模の気候変動に対応した温室効果ガスの大幅削減などが、重要課題として設定されている。
このような課題は、まさに、生物工学者が大いに貢献できる分野である。このような地球規模の課題は、日本の国内学会だけでは解決が不可能である。そのためには、国際的な会合の場を増やし、高いポテンシャルを有する海外の学会と学会間のネットワークを構築することが求められている。国際共同研究プロジェクトへ参加すると同時に、優れた外国人研究者が本学会に入って活躍できるようになれば、本学会のポテンシャルをより一層強化することになる。これによって、国ごとの地域特性を活かし多様な視点や発想に基づく解決策を共有できる仕組みが本学会を中心にできあがるのではないだろうか。
学会として、21世紀の重要課題の解決に向けたロードマップを策定し、国の政策決定に提言できるように、また生物工学会は、これから学会を担っていく多くの若手研究者がこのような課題に果敢に挑戦していく場であることを願っている。
著者紹介 静岡大学グリーン科学技術研究所(教授)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 9月 2018
- 巻頭言“随縁随意”
- 特集 バイオベンチャー2018
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―
- バイオミディア
- バイオ系のキャリアデザイン
- バイオ系のキャリアデザイン(私のバイオ履歴書編)
- Branch Spirit
- プロジェクト・バイオ
- Germinaton
- 今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 558 )
- バイオインフォメーション…( 559 )
- 研究部会…( 561 )
- 支部だより…( 562 )
⇒生物工学会誌Topへ
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生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 20 9月 2018
2018年度生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2018は、6月30日~7月1日に、北海道北見市・北見工業大学ならびに自然休暇村センターにて開催されました。
⇒活動報告はこちら
新着情報
Published by 若手会 on 20 9月 2018
本年度の生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2018は6月30日~7月1日に、北海道北見市・北見工業大学ならびに自然休暇村センターにて開催されました。
今回は、初の北海道開催で会場の制約から1日目の招待講演とポスター発表を北見工業大学で行い、宿泊ならびに2日目にバイオインフォマティックス相談部会との共催イベントなどを北見市自然休暇村センターで行いました。
おかげさまをもちまして全国から81名(一般37名、学生44名)の御参加をいただき、45件のポスター発表を行いました。
【初日】
はじめに
若手会会長の今中先生にご挨拶いただき、講演会を開始しました。
講演会
講演会では、5名の先生方にご講演いただきました。研究成果に加え、研究過程やキャリアに関する経験談もご講演いただき感銘を受けました。
特別講演1 (座長:小西)
『生物学的方法による生体材料評価の現状』
大津 直史 先生 (北見工業大学)
特別講演2 (座長:堀)
『電子顕微鏡で解き明かす生物の仕組み』
釜崎 とも子 先生(北海道大学 遺伝子病制御研究所・分子腫瘍分野)
特別講演3 (座長:中島)
『エネルギーの観点から見る微生物の多様な生存戦略』
加藤 創一郎 先生(産業技術総合研究所 生物プロセス研究部門)
特別講演4 (座長:東)
『私の来た道〜油田細菌から超好熱菌そして植物共生細菌まで』
森川 正章 先生(北海道大学大学院 地球環境科学研究院)
特別講演5
『次世代シーケンサーの現状』(座長:佐藤)
森本 一 先生 (北海道システムサイエンス株式会社)
活発な討論が行われました。
ポスターセッション
北見工業大学コミュニケーションアトリウムで開催しました。
45件のポスター発表で活発な議論が行われました。
BBQ
バスで北見市自然休暇村センターに移動し、バーベキューの夕食を楽しみました。
学会長の木野先生が乾杯の挨拶をされました。
ビンゴ大会
ビンゴ大会が行われました(担当:邱)
討論会
北海道の日本酒とともに、討論会を行いました。
【2日目】
バイオインフォマティクス相談会主催セミナー
Oxford社MinIONシーケンサーの紹介やデータプロセッシングのいろはを解説していただきました。
⇒バイオインフォマティックス相談部会
授賞式
1日目のポスター発表の投票結果から各ポスター賞が授与されました。
最優秀ポスター賞
・兼吉 航平(大阪大院・工)
P19: 高生産株の構築を目指した蛍光標識抗体による細胞内分泌過程解析
優秀ポスター賞
・元根 啓佑(京大院農・応用生命)
P06: 海洋資源の有効利用と保全への取り組み―大型藻類の有効利用とサンゴ礁の保護―
・渡辺 一樹(北見工大院・工・バイオ環境化学)
P09: 人工知能や統計的手法による天然培地成分からの発酵生産量予測
・岩舘 秀樹(千葉大院・融合理工)
P17: ECM 薄膜を組み込んだ細胞培養用マイクロ灌流デバイスの開発
・竹内 健人(北見工大院・バイオ環境)
P20: 発酵阻害物質耐性酵母KS47-1 株の性質と遺伝子導入法の検討
専門分野賞
・河合 美桜(関西大院・理工)
P14: グルコースリプレッションを回避する流加培養による乳酸菌の乳酸生産抑制
・竹田 雄大(北大院・工・環循シ)
P34: GFP を融合したシリカ重合酵素の機能解析
・岡 大椰(名古屋大学生命農学研究科 応用生命科学)
P40: データマイニングを駆使したAspergillus oryzae 由来転写因子AoXlnR 制御遺伝子の網羅的解析
ユニバーサル賞
・森本 一輝(北見工大院・バイオ環境)
P01: 新規凍結耐性酵母を用いた冷凍パンの品質調査
・宮永 未森(北大院・工・環境循環)
P07: 宮崎海岸周辺に生息する尿素分解菌を用いた地盤固化試験
Good Design賞
・今井 祐太(名大院創薬)
P27: 細胞形態情報解析を用いた間葉系幹細胞培養プロセスにおける品質工学的逸脱管理
・佐伯 琴音(千葉大院 融合理工)
P35: マイクロ流体デバイスを用いた細胞の配列化およびカプセル化技術の開発
Beginners’賞
・岩田 茉奈(北大院工)
P25: 針葉樹分解過程における木材腐朽菌Phlebiopsis gigantea のオミクス解析
・立花 成我(北見工大・工・バイオ環境化学)
P26: 統計解析、ニューラルネットワークを用いた培養予測システム構築
おわりに
初代会長の高木 昌宏先生(北陸先端大)にご挨拶いただきました。
実行委員から、お礼申し上げ、閉会とさせていただきました。
最後に会場で集合写真を撮影しました。
来年も京都での夏のセミナーにてお会いしたいと思います。
►Page Top
⇒若手会Topへ
研究部会(若手会)
Published by 学会事務局 on 19 9月 2018
日本生物工学会生物工学教育委員会では、大学・高専・企業等の研究における安全のために「バイオ実験を安全に行うために」の編集に協力しました。
本書では、バイオ実験を安全に行うためには具体的にどのような点に注意すればよいのかについて丁寧に解説し、また、わかりやすく注意を喚起するために実際の事故例も多数掲載しています。経験の少ない学生にも要点がわかりやすいよう、実験を行う人の目線で説明するよう心がけました。⇒詳しくはこちら
►生物工学教育委員会Topへ
新着情報
Published by 学会事務局 on 18 9月 2018
1章 基本的注意事項
- 1.1 研究室や実験室におけるリスクと責任
1.1.1 安全に関わるリスクと責任
1.1.2 社会に対する責任
1.1.3 情報管理・機密保持に関するリスクと責任
1.1.4 研究室の構成メンバーとしての責任
- 1.2 実験者が守るべきこと
1.2.1 研究室のルール
1.2.2 日常的な注意事項
2章 試薬の取り扱い
- 2.1 一般的な注意
2.1.1 おさえておくべきポイント
2.1.2 実験で扱う物質の危険性を知ろう
2.1.3 SDSを熟読しよう
- 2.2 危険物
2.2.1 危険物とは
2.2.2 危険物取り扱いの基本
2.2.3 バイオ実験で扱う危険物
2.2.4 混合による危険
- 2.3 高圧ガス
2.3.1 バイオ実験でよく使うガス
2.3.2 高圧ガス容器
2.3.3 高圧ガスの使用
- 2.4 有毒物質
2.4.1 毒物・劇物
2.4.2 発がん物質・生殖毒性物質
2.4.3 放射性物質
2.4.4 環境汚染物質
- 2.5 寒剤
- 2.6 酸性・アルカリ性物質
2.6.1 酸性物質
2.6.2 アルカリ性物質
- 2.7 試薬の廃棄
2.7.1 実験廃液
2.7.2 固形廃棄物
3章 器具・機器の取り扱い
- 3.1 一般的な注意
3.1.1 必ず取扱説明書を読む
3.1.2 電気容量とプラグの差し込み方
- 3.2 ガラス器具の取り扱い
3.2.1 ガラス器具に関する一般的な注意
3.2.2 ガラス管のゴム栓への(ピペットのピペッターへの)挿入
3.2.3 大きなガラス容器,危険な試薬瓶は両手で持つ
3.2.4 ガラス容器の蓋が開かなくなった時
3.2.5 アンプルの開封
3.2.6 破損時の後始末
3.2.7 洗うときの注意
3.2.8 その他の注意点
- 3.3 オートクレーブ
3.3.1 オートクレーブの構造
3.3.2 使用手順
3.3.3 安全上の注意
3.3.4 その他の注意点
- 3.4 遠心分離機
3.4.1 最大回転数に関する注意
3.4.2 遠心管に関する注意
3.4.3 バランスに関する注意
3.4.4 試料の漏れに関する注意
3.4.5 運転に関する注意
3.4.6 スイング型遠心機
3.4.7 超遠心分離
- 3.5 恒温槽・乾燥器・乾熱器
3.5.1 共通する注意事項
3.5.2 恒温水槽(ウォーターバス)
3.5.3 孵卵器,乾燥器,乾熱滅菌器
- 3.6 減圧操作
3.6.1 装置に関する注意
3.6.2 減圧操作に関する注意
3.6.3 ロータリーエバポレーター
- 3.7 紫外線ランプ
3.7.1 保護具の着用
3.7.2 ランプ交換時の注意
- 3.8 電子レンジ
3.8.1 絶対に密栓しない
3.8.2 加熱の手順
- 3.9 クリーンベンチ
3.9.1 クリーンベンチと安全キャビネット
3.9.2 使用前後の注意
3.9.3 滅菌用のエタノールに関する注意
- 3.10 天秤
3.10.1 使用上の注意
3.10.2 試薬をこぼしたら
- 3.11 電気泳動
3.11.1 アガロースゲル電気泳動
3.11.2 ポリアクリルアミドゲル電気泳動
- 3.12 その他の注意すべき事例
3.12.1 破裂・噴出
3.12.2 目に異物が入った事例
4章 生物試料の取り扱い
- 4.1 一般的な注意
4.1.1 バイオ研究と生物・生体試料
4.1.2 バイオセーフティの概念
4.1.3 生物災害のリスク
4.1.4 生物・生体試料の廃棄
- 4.2 生体物質・培養細胞
4.2.1 実験時の服装・装備
4.2.2 実験準備
4.2.3 実験を行うときの注意点
4.2.4 ヒト培養細胞やヒト組織の取り扱い
- 4.3 遺伝子組換え体
4.3.1 遺伝子組換え体の定義
4.3.2 遺伝子組換え体の管理
4.3.3 遺伝子組換え体の不活化・廃棄法
- 4.4 病原体
4.4.1 バイオハザードの危険度分類
4.4.2 バイオハザード対策
4.4.3 オートクレーブ処理
4.4.4 バイオテロ
- 4.5 実験動物
4.5.1 一般的注意(マウスを例に)
4.5.2 順守する法律等
4.5.3 実験従事者の安全確保
4.5.4 実験動物の品質の確保
- 4.6 試料の譲渡
4.6.1 生物試料に関する権利
4.6.2 生物試料の譲渡手続き
4.6.3 生物試料の運搬
4.6.4 生物試料の保管と使用
4.6.5 海外との生物試料の授受
- 4.7 生物試料の廃棄
5章 情報の保管と管理
- 5.1 ソーシャルメディアの利用
- 5.2 著作権
- 5.3 情報漏洩を防ぐために
6章 応急手当・災害対策
- 6.1 薬品による障害(化学傷)
6.1.1 一般的な応急手当
6.1.2 飲み込んだ場合
6.1.3 吸入した場合
6.1.4 皮膚に付着した場合
6.1.5 目に入った場合
- 6.2 外傷
6.2.1 出血が少ない場合
6.2.2 出血が多い場合
6.2.3 切断された部分(四肢や指など)の取り扱い
6.2.4 応急手当てを行う者への注意
- 6.3 やけど(熱傷)
6.3.1 やけど(熱傷)の重症度の判定
6.3.2 やけどの応急手当
- 6.4 凍傷
- 6.5 感電(電撃傷)
- 6.6 放射線被ばく
6.6.1 X線などによる外部被ばく
6.6.2 放射性物質の付着
- 6.7 心肺蘇生法(CPR)
6.7.1 最初の対応
6.7.2 心臓マッサージ(胸骨圧迫法)
6.7.3 人工呼吸法
6.7.4 自動体外式除細動器(AED)
- 6.8 防災対策
6.8.1 火災対策
6.8.2 地震対策
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その他の出版物
Published by 学会事務局 on 18 9月 2018
遺伝子や細胞を扱うバイオ系の実験は、化学実験に比べると事故の可能性や危険度が低いと思われがちですが、注意を怠ると、自身の安全だけでなく、研究室や大学、社会にまで影響を及ぼす事故を引き起こす可能性があります。
本書では、バイオ実験を安全に行うためには具体的にどのような点に注意すればよいのかについて丁寧に解説し、また、わかりやすく注意を喚起するために実際の事故例も多数掲載しています。経験の少ない学生にも要点がわかりやすいよう、実験を行う人の目線で説明するよう心がけました。
バイオ実験を行う人・指導する人必携の「安全のてびき」です。
日本生物工学会
生物工学教育委員会
A5判・2色刷・144頁
ISBN 978-4-7598-1921-2
2018年9月発行
⇒お申し込みはこちら(化学同人ウェブサイト)
概要目次
⇒詳細目次はこちら
- 1章 研究室や実験室における注意事項(研究のリスクと責任/基本的な注意事項)
- 2章 試薬の取り扱い(危険物/高圧ガス/有毒物質/低温試薬など)
- 3章 器具・機器の取り扱い(オートクレーブ/遠心分離機/クリーンベンチ/電子レンジなど)
- 4章 生物試料の取り扱い(生体試料・細胞/遺伝子組換え体/病原体/実験動物など)
- 5章 情報の保管と管理(ソーシャルメディアの利用/著作権など)
- 6章 応急手当・災害対策(外傷/やけど/被ばく/心肺蘇生法など)
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その他の出版物
Published by 学会事務局 on 13 9月 2018
International Biohydrometallurgy Symposium (IBS)
- 会期: 2019年10月20日(日)~10月23日(水)
- 会場: 福岡市(アクロス福岡)(福岡市中央区天神1丁目1−1)
- URL: www.ibs2019fukuoka.jp/
- テーマ:
Fundamentals and Applications in Biomineral Processing
(bioleaching, bio-oxidation, bio-flotation, bio-beneficiation)
Microbial Ecology, Biogeochemistry
Microbiology, Biochemistry, Molecular Biology
Bioremediation, Bio-barriers, Mine Waste, Radionuclide
Biomineralization, New Biomaterials
Bio-recovery of Precious Metals, Fuels and Energy
⇒ポスター(PDF)はこちら
- 問合せ先:
一般社団法人資源・素材学会
事務局 所在地・連絡先
〒107-0052 東京都港区赤坂 9丁目6-41
TEL: 03-3402-0541 FAX: 03-3403-1776
Email:
関連団体行事
Published by 学会事務局 on 07 9月 2018
第70回日本生物工学会大会は、おかげ様で2018年9月7日(金)に無事終了しました。
台風21号の影響で、交通機関の遅延・運休や停電が発生したにもかかわらず、ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた関係者の皆様に心より御礼申し上げます。
第71回日本生物工学会大会は、2019年9月16日(月・祝)~18日(水)に岡山大学津島キャンパスにて開催します。
新着情報
Published by 学会事務局 on 05 9月 2018
このたびの台風で被害・影響を受けておられる方にお見舞いを申し上げます。
本日、阪急電車が平常通り運行していますので、大会はスケジュール通り開催します。午前中の授賞式については、順序を入れ換えるなどして可能な限り柔軟に対応する方針です。
なお、交通機関の不通や欠航などで発表ができなかった場合も、講演中止として扱わず、発表が行われたと見なします。
大会についての最新情報は大会のホームページでご確認ください。
新着情報
Published by 部会:バイオインフォマティクス on 03 9月 2018
この度バイオインフォマティクス相談部会は、第70回生物工学会大会(2018年9月5日 – 9月7日 関西大学)の附設展示会におきまして、展示ブースを出展いたします。皆様のご来場をお待ちしております。
バイオインフォマティクス相談部会 展示ブース 開催概要
- 日時: 2018年9月5日 – 9月7日 (第70回生物工学会大会会期中)
- 展示内容
- バイオインフォマティクス相談部会の活動紹介
- 部会主催企画 深層学習ハンズオンセミナー(2019年3月開催予定)の告知
- R言語を用いたRNA-Seqデータのクラスタリング解析実演
- モバイルシーケンサーの展示
- バイオインフォマティクス出前相談
- 展示時刻
- 展示会場は9月5日10:00~9月7日14:00まで開場しておりますが、ブースへの駐在を部会委員が担当する都合上、一部時間は不在とします。
詳しくは下記リンクをご参照下さい。
【問合せ先】バイオインフォマティクス相談部会
理化学研究所・生命機能科学研究センター
堀之内貴明 E-mail:takaaki_horinouchi[at]riken.jp
バイオインフォマティクス相談部会 展示ブース
2018年9月5日 – 9月7日 関西大学(第70回生物工学会大会会期中)
台風21号の影響で交通機関の遅延・運休や停電が発生したにもかかわらず、たくさんの方々にお越しいただき、誠にありがとうございます。またブース出展にあたり格別のご配慮をいただいた大会実行委員の先生方に厚く御礼申し上げます。
当日の様子
展示会場で示した「R言語を用いたRNA-Seqデータのクラスタリング解析」の実演ムービーを、希望者に配布いたします。現在配布準備中ですのでお待ちいただけますと幸いです。→資料アーカイブにuploadしました(リンク)
研究部会(若手会)
Published by 学会事務局 on 31 8月 2018
台風21号は、9月4日の午後に近畿地方に最接近し、大きな影響を及ぼす可能性があります。第70回日本生物工学会大会に参加される方は、台風の進路や交通機関の運行状況などに十分ご注意下さい。
大会の中止・変更等についての最新情報は大会のホームページでご確認ください。
新着情報
Published by 部会:代謝工学研究部会 on 29 8月 2018
日本生物工学会代謝工学研究部会では2018年度の活動の一環として、技術交流会を開催します。ご好評いただきました過去5回の交流会につづき、第6回交流会でも研究部会関係企業や大学院生、若手研究者を対象として、代謝シミュレーション技術の講習・実習を行います。代謝シミュレーションの実行環境にMatlab(体験版)を利用し、より実践的な形式で実習を行うため、論文発表されているシミュレーションを活用した代謝工学の研究事例を参考に、研究を実際に行なう上で、どのように計算を行なうか解説・体験します。
詳しくは、大阪大学大学院情報科学研究科 代謝情報工学講座ホームページ(http://www-shimizu.ist.osaka-u.ac.jp/hp/me.html)をご覧下さい。
- 日時: 2018年12月15日(土)10:00~18:00
- 場所: 大阪大学情報科学研究科 B棟 B511オープンラボ
- プログラム:
12月15日(土)
10:00-11:00 講義:代謝シミュレーションの基礎(講師:清水 浩)
11:00-14:30 演習:代謝シミュレーションの実行(講師:豊島 正和)
※12:00-13:00は昼食休憩
14:30-16:00 講義:ゲノムスケール代謝モデルや反応データベースの活用法(講師:戸谷 吉博)
16:30-18:00 講義:代謝シミュレーションを利用した研究の紹介(講師:戸谷 吉博)
- 定員: 8人
- 資料代: 5,000円(懇親会費は当日徴収します)
- 申込締切日:2018年10月31日(水)
- 申込方法:1) 参加希望者名、2) 所属、3) メールアドレス、4) 電話番号を記入して、下記申込先にE-mail にてお申込みください。
- 申込・問合せ先:
大阪大学大学院情報科学研究科 代謝情報工学講座 戸谷 吉博
E-mail: , TEL: 06-6879-7432
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学会行事
Published by 支部:西日本 on 27 8月 2018
日本生物工学会西日本支部では2018年度学生賞候補者の推薦募集をしております。下記の要領に従って優秀な学生の推薦をお願いいたします。
(1) 西日本支部地域内の大学の修士課程(博士前期課程),博士課程(博士後期課程)および高等専門学校専攻科の学生で生物工学会会員
(2) 生物工学会年次大会および支部講演会において口頭・ポスター発表した者もしくは本学会の和文・英文誌に論文を公表した者
- 推薦者:西日本支部の正会員で対象研究室、講座、学科および研究科の代表者
- 推薦方法:推薦用紙に必要事項を記入して下記提出先へ郵送してください。
- 推薦申込締切日:2018年11月16日(金)
- 問合わせ先・応募書類提出先:
〒680-8552 鳥取市湖山町南4丁目101
鳥取大学大学院工学研究科化学・生物応用工学専攻
日本生物工学会西日本支部事務局(庶務)鈴木宏和 宛 E-mail
►西日本支部Topへ
支部活動,新着情報
Published by 学会事務局 on 23 8月 2018
生物工学会誌 第96巻 第8号
養王田 正文
研究者としてSurvivalするには、Impact Factorの高いJournalに論文を発表し、Citation数の多い論文を出すことが求められている。渾身の研究成果をまとめてNatureなどに投稿しても、数日も経ないでEditorによりRejectされた経験をお持ちの方も多いだろう。NatureなどのEditorも雇われの身であり、JournalのImpact Factorを上げることで評価されている。その結果、Citationが多くなることが期待される論文を選別することになる。Citationが高いということは、内容が読者にとって面白いだけでなく、そのテーマに関わる研究者が多いことを意味している。必然的に、流行のテーマに関わる論文を選別することになる。
私は学部学生の時、学生実験が大嫌いだった。学科の学生全員が、一斉に結果の分かっている実験を行うことに意義を感じることができなかった。同じ課題で考察することなど、バカバカしくやる気にならなかった。学生実験に関してまったくダメな学生だった私が変わったのは、4年生の卒業研究からである。自分だけのテーマを自分独自の考え方で研究することに醍醐味を感じ、研究者の道を進むことになった。学生時代に指導していただいた西村肇先生が『冒険する頭―新しい科学の世界』1)という本の冒頭で以下のようなことを書かれている。
“研究というのは、どんな場合も、今まで人のやらなかったことをやることですから、研究をやるにはまず、人の前にでなければなりません。ハイウェイのように、みんなが走っている時はたいへんです。自分はもっとはやく走って列の先頭にでなければなりません。”
なぜか大学院でタンパク質の研究を志すことになった私が、テーマとして選んだのはF1-ATPaseだった。生化学研究の素人である私がどうせ後から追いかけるなら、当時もっとも重要で複雑なタンパク質の一つと考えられていたF1-ATPaseを研究するのが良いと考えたからである。F1-ATPaseの反応機構の解明にはX線結晶構造の解明が不可欠だったが、当時の技術では不可能であると考えられていた。そこで私は、各サブユニットを単独で解析して全体の構造を再構成するというアプローチを取ることにした。その実現のために、博士課程で好熱性F1-ATPaseのサブユニットの大腸菌発現系と再構成系を構築した。そのままF1-ATPaseの研究を続けるという道もあったが、指導していただいた吉田賢右先生らが私のアイデアで研究を行ってくれることになったので、独自のテーマを求めて企業に就職した。ご存知のように、後にJ. Walkerらが牛心筋ミトコンドリア由来F1-ATPaseの結晶構造解析に成功し、さらに吉田先生たちがF1-ATPaseが回転することを示し、J. Walkerと回転のモデルを最初に提唱したP. Boyerがノーベル化学賞を受賞した。私が意図した方向ではなかったが、F1-ATPaseの反応機構解明に貢献することができたのは私の誇りである。
企業から理化学研究所を経て、現在の東京農工大学までさまざまな研究を行っているが、研究に対する考えは変わっていない。流行のテーマで多くの研究者と同じ方向で研究を行えば、Citationの高い論文を出せることは分かっているが、どうしてもMotivationが上がらない。他の人が研究するなら、自分がその研究をする必要はないと思うからである。さらに、多くの研究者と競争して先んじて独創的な研究をすることは、ほとんど不可能である。あえて、ハイウェイを降りて、他の研究者が走らない独自のルートを探して進む独走的研究を考えながら研究を行って来ている。論文を出すときは苦労し、期待した程Citationが上がらないことも多いが、自分が満足のできる研究を進めることができている。さて、西村先生の本当に言いたかったことは先の引用の後にある。字数の関係で少し修正して紹介する。
“ハイウェイで追いつくには、ブロイラーのようになんでもすばやく吸収してしまえば良いです。しかし、本当の研究をするには、みんなが走りたがるハイウェイを降りて、まだ人が通ったことのない大地を歩く野生のにわとりになる必要があります。”
ハイウェイでは決まった方向にしか進むことができない。野生のニワトリのように自由に走り回る独走的な研究こそ科学技術の進歩につながると信じている。
1) 西村 肇:冒険する頭―新しい科学の世界、筑摩書房 (1983).
著者紹介 東京農工大学(教授
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 23 8月 2018
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生物工学会誌
Published by 支部:九州 on 22 8月 2018
年度 | 氏名 | 所属(当時) |
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平成6–8(1994–1996) | 石崎 文彬 | 九大・農 |
平成9–10(1997–1998) | 小川 隆平 | 熊工大 |
平成11–12(1999–2000) | 古川 謙介 | 九大・農 |
平成13–14(2001–2002) | 清水 和幸 | 九工大 |
平成15–16(2003–2004) | 木田 建次 | 熊大工 |
平成17–18(2005–2006) | 芳本 忠 | 長崎大・薬 |
平成19–20(2007–2008) | 水光 正仁 | 宮大・農 |
平成21–22(2009–2010) | 園元 謙二 | 九大院・農 |
平成23–24(2011–2012) | 赤松 隆 | 崇城大 |
平成25–26(2013–2014) | 安部 淳一 | 鹿大・農 |
平成27–28(2015–2016) | 酒井 謙二 | 九大院・農 |
平成29–30(2017–2018) | 光富 勝 | 佐賀大・農 |
令和元–2(2019–2020) | 外山博英 | 琉球大・農 |
►九州支部Topへ
支部活動
Published by 支部:東日本 on 22 8月 2018
日本生物工学会東日本支部 第13回 学生発表討論会
(公社)日本生物工学会東日本支部 主催
日時 | 2018年10月12日(金)13:00~10月13日(土)16:00 |
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場所 | 大学セミナーハウス(東京都八王子市下柚木1987-1) |
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開催趣旨 | 「研究室の中だけではみえない世界に飛び込もう!」
自分の研究をネタに、企業の研究者とじっくり話してみませんか?~日本生物工学会東日本支部 第13回学生発表討論会のご案内~
「自分の研究の進め方って、企業の人から見たらどうなんだろう?」
「企業での研究ってどんなもの?」
「学生のうちに身につけておかなければならない能力は?」
学生の皆さん、このような疑問を、社会人に直接ぶつけてみませんか? 就職や進学を考えている皆さんの研究内容の発表を通じて、バイオ関連の様々な分野で活躍する先輩方がアドバイスをしてくださいます。
研究発表といっても、学会のようなまとまったデータは必要ありません。もちろん、学会で発表した内容そのままを持ってきても構いません。一方、まだ途中の段階でも、うまくいっていなくて滞っているようなものでも歓迎します。むしろ、そのようなうまくいっていない時にどう考えたらよいか、研究室の外に出ればヒントが見つかるかもしれません。
夕食後には、社会人との自由討論会も企画しています。企業の研究ってどういうもの? 社会人になって必要とされる能力は? のような、皆さんの将来に関する疑問など、研究室ではなかなか聞けないことを質問するチャンスです。
学生の皆さんの参加をお待ちしております。
社会人、大学教員の皆様の参加も、もちろん歓迎いたします。本討論会は社会人の参加があってはじめて成り立つ会ですので、第12回(2017年度)より社会人の皆様にお願いすることを明文化いたしました(下記「社会人の皆様へ」をごらんください)。また、過去にこの「学生発表討論会」に学生として参加した社会人の方のご参加を、特にお待ちしております。
内容についての詳細は、以下のURLより、生物工学会誌2010年第88巻第1号のBranch Spirit欄に掲載しました記事をご覧ください。
https://www.sbj.or.jp/wp-content/uploads/file/sbj/8801_branch_spirit.pdf |
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募集人数 | 学生・一般合わせて 35名程度
(定員になり次第、締め切らせて頂きます。相互交流の観点から、学生はできるだけ指導教員と一緒に参加されるようお願いします。人数に限りがありますので、広く交流を図る目的から学生さんはなるべく1研究室あたり2名程度までの申し込みにご協力下さい。学生単独での参加も可能ですが、必ず指導教員の許可を得てからお申し込みください。また、特許に係る情報を含むプレゼンテーションには対応できませんので、ご了承ください。) |
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内容 | プログラム予定 10月12日(金) | 12:30 | 受付 | 13:00 | 開会の辞 | 13:05 | 基調講演
「動物実験代替法の開発から学んだこと」
板垣 宏 (横浜国立大学大学院工学研究院 機能の創成部門 教授) | 14:05 | 社会人参加者紹介 | 14:15 | 途中休憩をはさみ研究発表会(1)および(2) | 18:00 | 夕食 | 19:30 | 自由討論会 | 10月13日(土) | 8:00 | 朝食 | 9:00 | モーニングプレゼンテーション
日本生物工学会飛翔賞受賞講演
「網羅的シングルセルゲノム解析フローの構築に向けた高精度ゲノム解析ツールの開発(仮題)」
小川 雅人 (早稲田大学大学院 先進理工学研究科 生命科学専攻) | 9:30 | 研究発表会(3) | 12:00 | 昼食 | 13:10 | 研究発表会(4) | 16:00 | 記念撮影、解散 |
本セミナーは、三つのプログラムから構成されます。 <研究発表会> 参加学生全員に、自分の研究内容について発表していただきます。一度学会で発表したものや、まだデータが出ていないもの、全然うまくいっていないものでも構いません。発表時間は1名あたり10分間(+質疑10分間)を予定しています。全体の発表時間は限られておりますので、先着順で受付させていただき、枠が埋まった時点で学生さんの申込みを締め切らせていただきます。研究発表では研究室外の人にも実験の背景や目的、進捗状況などをわかりやすく説明することを心掛けて、スライドを用意してください。(PCはこちらでも用意いたしますが、持参等については申込後に確認します。) <自由討論会> 企業や研究所などで社会人として研究・開発に携わっている先輩方と、学生時代や現在の経験談、企業で必要とされる能力や研究の心得など様々なことについて、緊密かつ自由に語り合います。ふだんなかなか知ることのできない、企業人や大学教員の経験や知識に触れるチャンスです。 <基調講演、モーニングプレゼンテーション> 本セミナーでは、将来生物工学分野での活躍を目指す皆さんへのエールとして、生物工学分野で活躍されている大先輩に、ご自身の研究歴やご経験を1日目の基調講演にてお話しいただいています。また、2日目にモーニングプレゼンテーションとして、日本生物工学会飛翔賞の受賞者による講演を予定しています。 |
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社会人の皆様へ | 本討論会では、企業・法人ならびに国公立研究機関に所属する方(大学教員は含まない)を「社会人」と表記させていただきます。
本討論会では、下記「参加申込」にて「アドバイザー就任を希望」で申込みいただいた方には「学生発表討論会アドバイザー」として、日本生物工学会東日本支部長名にて依頼状を発行いたします。「学生発表討論会アドバイザー」に依頼する任務の内容、参加費、謝金につきましては、こちら(「第13回学生発表討論会アドバイザーについて」)をご覧ください。また、アドバイザー就任を希望されない場合、一般会員の参加費をお支払いいただきますようお願い致します。今年度の本討論会で募集するアドバイザーは5名です。ご参加をよろしくお願いいたします。 |
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参加申込 | 9月14日(金)までに、1) 氏名、2) 性別(部屋割りに必要)、3) 一般会員(大学教員以外)/一般会員(大学教員)/学生会員/学生非会員の別、4) 社会人の場合はアドバイザー就任希望の有無、5) 所属および学生の場合は学年、6)連絡先住所・TEL・E-mail、7) その他連絡事項(特にアレルギー等で食事指定のある方はご相談ください) を記入の上、件名を「第13回学生発表討論会申込」として、下記申込先にE-mailにてお申し込みください。
プログラム作成のため、学生の方には、参加申込締切後に簡単な要旨(500字程度)を作成して頂きますのであらかじめご承知おきください(要旨〆切は10月1日を予定)。 |
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参加費 | 参加費の支払は、当日受付時にお願いいたします。
学生会員3,000円(税込)、学生非会員4,000円(税込)、一般会員(大学教員・社会人)10,000円(税込)
(いずれも宿泊代・夕朝昼食代・要旨集代込)
大学教員・社会人の皆様には、研究発表会において学生の発表に対する様々な視点からのご指摘や自由討論会での積極的なアドバイスをお願いします。
定員に限りがありますので、下記申し込み先まで早めにお問い合わせください。 |
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申込先 | 日本生物工学会東日本支部 第13回学生発表討論会
担当 大槻隆司(山梨大学大学院医学工学総合研究部生命環境学域)
E-mail |
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支部活動
Published by 若手会 on 20 8月 2018
- 私個人の意見として、実践も必要ですが学生さんは試験勉強は得意なので、上記の資格や毒物劇物取扱責任者などの資格取得の試験勉強などは良い教育方法と思います。(危険物取扱責任者は甲種でなければ意味がありません)
- 皆さんは、研究室での安全教育はいかがされていますか?私は、今回の電討を編集して研究室の学生への教訓にしようと思っていますが、体験談 (自分のも含めて) を話してやるのが一番、効果的な気がします。以前いた学校で、有機化学実験の際、いくら注意しても白衣を着ない学生がいたのですが、強酸がジャージにかかり、ボロボロになってしまいました。幸い、身体は無事でした。翌年から、その話をすると全員、白衣を着るようになりました。研究室での個別の指導は、体験談などでも良いのでしょうが、学生実験も含めた大学教育のなかでのいわゆる安全教育は、難しい面があるように思います。個人的な例でも学科としての例でも結構ですので安全教育の例を btf の中で紹介していただければ幸いです。
- この世の中には連日のように事故が起きています。我々は常に危険と背中合わせの生活をしています。まして実験室の中には危険な試薬、装置がたくさんあり、それぞれについて注意が必要です。比較的マニュアル化し易い、例えばオートクレーブのようなものでさえ、何度で開ければ絶対安全 (正しい又は誤り)、ということはありえません。マニュアル通りにやって事故が起きた場合の責任は、マニュアルを書いた人も取りたくないでしょうから、逃げ道を作っておくでしょう。マニュアルは、あっても読まないのが人の常、失敗談の方が説得力があります。
- 大学では安全教育というのをしっかりやっていないのが現実のように思えます。私が某化学メーカーに勤めた時の話ですが、研究所に配属になると、とにかく安全についてしっかりと教え込まれました。地震や火災時の対処の仕方から日々使っている試薬の危険性まで色々と教えられました。ヘキサン蒸気は静電気の火花でも着火することを実験してみて体験しましたし、個々のヒヤリハット事例を朝礼で紹介しあうようなこともやってました。保護具 (保護メガネや手袋等々) をつける習慣は今でも身に付いています。白衣の話が出ていましたが、やはり実際にそういう目にあってみないと理解できないのが現状でしょう。
- 安全教育には、実験室での火災の模擬実験のビデオ等が有効ではないでしょうか?もしなければ、そういうことを研究する機関があるべきですね。
- 体験談を話してやるのが一番効果的」私もそう思います。昨年から私は、学部 4 年生対象の「安全工学序論」なる集中講義で、実験における安全について講義しているのですが、体験談を話している時、学生は本当に集中して聞いてくれています (ただし身近な話題でないとアクビをしています)。正直に白状すると、来年の講義でしゃべる体験談を増やしたくてこの討論会を提案しました。m( _ _;)m まだ始めたばかりでつたない内容ですが、私が講義で工夫したこと(しようとしていること)を書きます。
1.講義を始める前に以下のような心構えを話しています。
(1)プロとしての自覚を持つ
広辞苑によれば、「プロフェッショル:専門的、職業的」となっています。諸君は研究を専門的、職業的に行うわけですから「プロ」なのです。プロには「知らなかったから」、「教えてもらっていないから」、「調べるのがめんどうだから」などの言い訳は通用しません。
(2)自分自身で下調べする。
研究に使用する機器類はプロ用の機器です。アマチュアが使う家庭電化製品とは異なり、いい加減な使い方をしても事故が起こらないような機構になっている保証は全くありません。実験を始める前に、あなた自身が、使用する実験機器や試薬の取扱いについて十分な下調べを行なわなくてはなりません (先輩や先生の使い方が正しいとは限りません)。実験機器を正しく使用し、実験の効率を上げ、精度に注意を払うことは研究者の義務です。
(3)失敗は報告する。
失敗は過失ですが、失敗を放置したり報告を怠るのは故意であり許されません。また、関係者に危害が及ぶのを知りながら危険な状態を放置するのは立派な犯罪行為です。
2.テキストに読んでもらえる工夫をする
(1)具体的な事例とその理由を載せる
「こうしてはいけない」だけではなく、「こうしないとこう言う事故を起こす」、「そのメカニズムはこれこれだ」というように、事故の実例とそれが起こる理由を具体的に解説する。これは冒頭に述べた通り効果的でした。
(2)「べからず」だけでなく、実験を失敗せず効率良く行うコツも載せる。
テキストには、安全に実験を行うための注意事項と、実験機器の寿命を縮めないために必要な注意事項だけでなく、実験を効率良く行い、精度を保つためのコツも載せました。「べからず」は対岸の火事と感じても、実験のコツや実験を失敗する理由も載せると直接自分の損得にかかわるので、狙い通りテキストを良く読んでくれました。
- 企業にいたとき研究所だけでなく、工場などでおきた事故やヒヤリハットは、以下の内容でA4一枚のレポートにまとめられて
1. 起こった事例(イラストで分かりやすく)
2. 考えられる原因
3. 考えうる対策
実験室単位で配布、掲示され、特に、重大と考えられるものは事務長から各所属長を通じて口頭で伝えられました。起きた事故やヒヤリハットは、その場で注意するのも必要ですが、原因などをはっきりさせた上で、週に一度のゼミの前などで報告、注意するのが望ましいと考えます。口頭よりも紙に書いて分かりやすい形で掲示するのもいいと思います。
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研究部会(若手会)
Published by 若手会 on 20 8月 2018
- 某大型プロジェクトがらみの装置を、操作を習熟していない学生さんが終夜運転。帰宅後、火が出て消防車出動。ボヤで済みましたが原因は装置の設定ミス。研究に用いる機器はプロが使用することを前提にしており、家庭電器製品のようにフェールセーフになっていないものが多いことを忘れてはなりません。
- 私が学部4年の時、廊下から「バシュ、キーーーーン」と言う大音響がしました。廊下に出てみると、窒素ボンベが白く霜をかぶっていました。ボンベは未使用で、レギュレーターも付けていませんでしたが、残圧はゼロでした。ボンベのキャップが突然壊れて一気に吹き出し、断熱膨張で冷えて霜をかぶったと考えられます。エレベーターや換気の悪い部屋で起こっていれば酸欠死亡事故になっていたかも知れません。エレベーターにボンベと同乗するのはやめましょう。液体窒素と同乗した時も、もし停電でエレベーターが止まったら酸欠になります。(確率は低いがロシアンルーレットと同じです。)
- 名前を忘れましたが、水銀の入ったU字管と細い管の組み合わせで流速を計る装置を使って、測定系を組み立てていました。足らない部品があることに気付き、別の部屋に取りに行く際に、留学生に「触るな」と言ったら、「はい」と言ったので、安心して部品を取りに行きました。帰ってくると、部屋中が、美しい銀世界と化していました。見た人の話によると、7気圧全開でかけたらしく、銀色の煙が飛び出したそうです。
- まだガラスのシャーレを使っていた頃ですが、コンタミが異常増加して、実験にならなくなりました。原因を調べたところ、「オートクレーブが120℃ 10分で殺菌できるなら、150℃の乾熱滅菌器なら 10分で滅菌できていないはずは無い」と思い込んでいた人がいました。
- FPLCを駄目にしてしまった例です。大学の共通施設内にある共通のアマ ************* 社(長い。。)の FPLCで93年にMonoQカラムを使っていたラボが、利用終了後に、バッファー置換をせず、Tris-EDTAとNaClの入ったバッファーを放置していました。99年に利用を希望して気付いたのですが、バッファータンクには、きれいな塩の単結晶(2.5 cm X 2.5 cm)が複数できていました。システムを利用するためにポンプを修理、UVメータ交換をして高額な投資が必要となりました。(できるだけのことはして、修復しようとしましたが無理でした。)
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研究部会(若手会)
Published by 若手会 on 20 8月 2018
- 手のひらサイズのUVボックスの上で、ゲルの切り出しを裸眼でやってしまいました。時間にして、10分ぐらいだったのですが数時間後、眼に異物感と霧視が・・・その後、徐々に眼の痛みが出てきて、視界はまるで磨りガラスのようになりました。翌日はほとんど物が見えなくなり、3日ぐらい部屋に缶詰状態でした。みなさんくれぐれも、UVには気をつけましょう。手のひらサイズだからと思って油断した私が馬鹿でした。(^^;)
- A君は蛍光灯とUVランプが同時についていたことに気付かず、クリーンベンチで長時間作業をしましたが、翌日自分の手首から先が日焼けしているので大変理解に苦しみました。色白のB子さんはゴーグルで目を保護してアガロースゲルからDNAの切り出し作業をしましたが、翌朝自分の目の周り以外が赤くなっているので電車に乗るのも恥ずかしく、何らかの病気になったと一人で悩みました。その他、昼間に裸眼でUVランプを見て、夜になってから目を開けられないほどの痛みに襲われた人を2名知っています。幸いなことに回復後は正常でした。
- UVボックスのランプが切れたので、出入りの業者に、「おっちゃん、20WのUVランプ1個」と頼んで、交換しました。次の日の午前中は、全員目医者に行ってお休みで、昼過ぎにやってきた人達の顔は、まるで、ハワイや沖縄に行って来たかのようでした。短波長のランプを付けてしまったのが原因です。教訓:UVランプの交換は、W数だけでなく型番(波長)を確認しましょう。
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研究部会(若手会)
Published by 若手会 on 20 8月 2018
- 私が4年生の時,まだ熱いオートクレーブを開けて中をのぞくと、フラスコ内から寒天培地が私の顔をめがけて飛んできました。若かったので、ボールをよけるように顔をそらして助かりましたが、天井を汚しました。今では学生にしつこいくらいに言っています「Xリットルのフラスコには0.5Xリットル以上の培地を入れるな」と。
- 私の経験では、90℃以下まで、さまして開けると突沸しないようです。
- 後輩がオートクレーブから寒天培地を取り出そうとしたところ、突沸して手にはめていた軍手にかかり、脱ぐのに手間取り2度の火傷を負いました。別の後輩が消泡剤を入れたフラスコを取り出す際、突沸して栓が飛び、やはり火傷しました。何れの場合も90℃まで下がるのを待ってからオートクレーブから出した場合です。カマの温度(厳密には温度センサーの位置の温度)が90℃を切っていても、粘度が高い液体や大量の液体は、100℃以上である場合があり、非常に危険です。90℃で取り出したい場合、突沸しても火傷しない体勢で(もちろん突沸の可能性がある溶液の場合80℃くらいまで待つのが正しい)。
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研究部会(若手会)
Published by 若手会 on 20 8月 2018
- 前のラボにいた頃、遠心エバポレータから火が出ました。機械が漏電していた模様で減圧制御がおかしかったようです。先輩が電源を入れ、切った後ふたたび入れたところで大きな音と共に火柱が立ちました。(電源を入切するのは、マナーに欠けているとも思いますが。)しかし、この原因には純水製造装置が漏電していたためであることが判明しました。(同じ所から電源をとっていた。)(発火したのは、、遠心エバポレータの方なのです。)
- オートクレーブが漏電していて、それに気づかずに中のものを取りだそうとして手を入れたとたん、激しく感電し、しびれてしまい、手を抜くことが出来なくなってしまいました。もちろんしゃべることもできないので助けを呼ぶわけにも行かず、そのまましびれるままになって、「このまま死んじゃうのかな・・・」と記憶が飛びかかった頃 (とはいっても、ものの1分弱だったと思う)、たまたま通りかかった同僚にゴム手袋をつけて助けてもらい事なきを得ました。それ以来、オートクレーブに手を突っ込むときは、縁をさわって漏電していないことを確かめる癖がついてしまいました。
- 昔、恒温水槽による感電なら経験があります。テスターで電圧を計ってみたら数十ボルトでした。手で漏電を確認するより、電気的に確認される事をお勧めします。
- 以前いたラボで、5Lジャーファーメンタが漏電していたことがありました。このときは、菌体の挙動がおかしかったことと、他の学生が「ファーメンタがビリビリする」と言い出したことから漏電が発覚し、事故には至りませんでした。pH調製用の塩酸によってかなり内部が腐食していたので、これが原因だったのではないかと思います。
それから、4回生がSDS-PAGEのサンプルをボイルしているのを忘れて席を外し、水がすべて蒸発し、チューブが燃え出す寸前になっていたことがありました。(電気泳動を流しきってしまうようなうっかり屋さんは特に)火を使うときは気をつけなければいけません。
- 細胞培養のCO2インキュベータで、扉にも電熱線が入っていて加熱しているタイプのもので、扉と本体をつなぐケーブルのコネクタの部分が劣化して過熱、発火した。幸い、すぐ横で作業していた人がいたので、大事には至らなかった。
- ウォーターバスインキュベータ。ヒーターのシールが劣化していたようで漏電。中のサンプルを取ろうとして感電。
- 別の漏電事例。アースつきの3本ピンのプラグがついていたものを無理やり、アースなしの普通のコンセントに差し込んで使用していた。シャーシアースになっていたので、逆差ししたことにより、シャーシに100V がそのままかかった状態になり、感電。
- 漏電事故ではないですが、インキュベーターなど大電流が流れる機器に延長コードを使うと危険ですね。家庭用の延長コードの規格は数 A 程度ですから、15A流れる機器をつなげば発熱し、最悪の場合発火する危険があります。
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研究部会(若手会)
Published by 若手会 on 20 8月 2018
- 3階の実験室で培養を行っていたとき、冷却水を水道の蛇口から直接黒ゴム管で取っていた。黒ゴム管が破れ、一晩中漏れっぱなしになり、1階まで濡らしてしまった。階下のパソコンなどが濡れて結構な被害総額となり、これに懲りて、循環型の冷却装置を買いました。
- 水道の蛇口からイオン交換水作成装置につないでいたプラスチック製の器具が割れて、吹き出した水が、配電盤に直接かかっていました。
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研究部会(若手会)
Published by 若手会 on 20 8月 2018
- チップとプラスチックチューブを乾燥器で乾かしていたら、誰かが設定温度を上げた。乾燥器内で炭化して、それに気づいた学生がドアを開けたとたんバックファイアー状態になった。
- 研究室に住み着いている学生がいる。旧式のストーブを点けた締め切った部屋の中で寝ているので、一酸化炭素中毒が心配。
- 某社での話です。過熱装置付きスターラーを使用後、ヒーターのスイッチを切り忘れ、何も知らない人が談笑中にスターラーにヒジをついて火傷しました。労災になったので(原因を分析してその対策を報告しなければならない)、「安全は全てに優先する」と言う標語の通り、ヒーターが入らないように改造してしまったそうです。また、ヒーターを入れていないつもりでプラスチックビーカーを載せ、ビーカーが溶けてしまい、異臭で大騒ぎした事例もあります。学生さんが「過熱装置付きスターラーが欲しい」と言ってきますが、私は「ダメ。お湯で溶かす工夫をしなさい。」と答えています。
- 安全装置付き(フロートタイプ)のウォーターバスを長時間運転。フロートが水垢で動かなくなっていたので空焚きになった。幸い空焚きになったのが日中で、異臭で気付いて事なきを得た。帰宅前には必ず水位を確認しましょう。特に、高温に設定する時は時間当たりの蒸発量を測って朝まで持つかどうか確認するぐらいの慎重さが必要です。取扱い説明書には「毎回安全装置の動作を確認せよ」とありますが、そもそも「安全装置の作動=実験の失敗」ですよネ。
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研究部会(若手会)
Published by 若手会 on 20 8月 2018
- バケット式の低速遠心機で500mL X 4本を遠心したらバランスが合っていなかったためか遠心機が1mくらい吹っ飛んだ。
- 高速遠心機でサンプルのバランスは取ったが、うっかり対称に入れなかったため軸が曲がった。
- スイング型遠心機でガラス遠心管を回したところ、遠心管が長かったため、回転してバケットが傾いた時にアームに引っかかり、破損して中に飛び散ってしまいました。遠心管の長さには制限があると、このときに初めて知りました。この例は別として、通常の事故はバランスをとるという基本的な事で大半防げるのではないでしょうか?
- 現在、海水域の生き物を利用しています。御想像どおり、遠心機の腐食は激しいです。現在、1つの小型遠心機は中が茶色です。つまり、錆による粉が充満して内壁に付いた模様です。(私は使っていません。)また、ローターは現在アンバランスにより軸が曲がり、変な音が周期的に聞こえます。(<かなり危ない)メーカーに来てもらい、見てもらったところ壊れるまで使ってもらわないと対処のしようが無い、と無責任な事をいわれました。こういうものなのでしょうか?
- 昔いた研究室で、ローターがむき出しの遠心機を使っていた時、回転数が上昇するにつれて、いやな気分になったのを覚えています。今でも、目的の回転数に達するまではその場を離れないようにし、異常持には、すぐにスイッチを切るようにしていますが、異常になってからでは間に合わないのでは … と思う時もあります。理想的には、別室で遠隔操作するのがベストでしょうね。音だけは、ちゃんと聞こえるようにして。
- 以前いたラボで超遠心機のうち蓋をつけ忘れ、最高速度でローターが飛び出るという事故がありました。その時は、最大スピードに達するまで近くにいなかったことで、人的被害は出ませんでした。近くにいれば事故を未然に止められたのか、或いは惨事となっていたかは今となっては分かりません。それを思えば近くにいるのも恐いですね。
- 遠心機のローターの装着が不完全のまま回した。回転軸が曲がり修理に約100万円もかかった。
- 遠心機の事故で意外に多いのは遠心管の破損です。古い遠心管や、遠心力に耐えられない使い捨てチューブを使った場合(案外よく見かけます)、割れたり液漏れしたりすることが原因でバランスが崩れてしまうことがあります。この場合は、バランスを合わせる等の操作が正しくても起こります。250mLや500mLの遠心管を使う場合には液漏れなどによってもバランスがかわってしまいます。古い遠心管は使わない方がよいと思います。あと、超遠心用のキャップが老朽化で破損し、恐ろしい音が聞こえてきたことがあります。
- プラスミドを超遠心で精製する際、誤って4℃に設定したため塩化セシウムが析出してバランスが崩れ、軸が曲がった(修理に100万円以上)。冷却機を入れずに超遠心機を回したところ、モーターの発熱と空気との摩擦で温度が上がり、遠心管が溶けた(内容物はもちろん蒸発、ローターは精密検査)。これ以外にも超遠心機のローターが飛ぶ事故(何れもバランスが崩れたのが原因)を3例見聞きしたことがあります。超遠心機の操作はウッカリが即事故につながることを認識しましょう。
- 以下は試料漏れに関するコメントです(ちょっと計算をごまかしてます^^;)。
遠心分離時には液面は軸に平行になりますが、この時、遠心管の口ぎりぎりの液面をAとします。これより1cm余分に試料を入れ(液面B)、10000 Xgで遠心分離した場合、遠心管の口とフタの境目(*の位置)には10気圧もの水圧がかかります(1 Xg では10mの水柱の圧力が1気圧)。だから試料が洩れるかどうかは、例え柔らかい遠心管であっても指で押してみたぐらいでは分かりません。密閉性が十分確認された遠心管でない場合、試料はAまでにしましょう。Aの液量は、ローターのアングル(シータ)度を調べ、水をいっぱいに入れた遠心管を90-(シータ)度傾けた時に残った水の量です。これ以上入れるとサンプルはロスるし、後始末が大変だし、ろくな事はありません。
- うちの研究室では経験してませんが。使用限度を越えてヴァーチカルロータを使用していて、ロータが真っ二つに割れた。B社によると、国内でも事故事例があるそうな。
- ロータの蓋をきちんとしめていなかったので、遠心中に蓋が飛び、チャンバ内およびロータを破損。ロータの締めつけネジを締め忘れて遠心。ロータが飛び、ドライブ、チャンバを破損。バケットをきちんとかけずに遠心。バケットが飛び、ドライブ、チャンバを破損。よくあるのは、規定量以下のサンプル量で遠心。チューブが壊れてロータから取り出せなくなる。
- ローターとフタの間のパッキンが無いと、減速時にフタが緩んで飛ぶ場合があるそうです。多分、加速時は慣性でネジが閉まるが、逆に、減速時は緩むのが原因だと思います。と言いながら、先ほどうちの遠心機のローターを見たら、3個ともパッキンが無い!(あわてて発注しました ^ ^;)
- バケット式のローターのアセンブリー(?)は、例えば 4個掛けるタイプの場合、4個とも同じものを掛けろ(たとえサンプルが2つしかなくても)と取扱い説明書にあります。床置き式のスイング型遠心機(いわゆる clinical fuge)の取説は無くしてしまっていることが多いので、以外と知られていないのでは? 「規定量以下のサンプル量で遠心」ですが、うちでもテフロン製のチューブを何本かだめにしたことがあります。
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研究部会(若手会)
Published by 若手会 on 20 8月 2018
エチジウムブロマイド、ニトロソグアニジン、エチルメタンスルホン酸などの物質は強い発ガン性があり、こぼして放置すれば、例え微量であっても本人はもちろん、関係者全員を長期に渡って危険にさらすことになる。こぼした場合の検出が難しいため、アイソトープよりも危険だと考えるべきである(エチジウムブロマイドは紫外線を当てれば検出できる)。使用する場合は例えば以下のようにアイソトープと同様に(アイソトープ以上に)細心の注意が必要である。また、こぼした場合の対処方法や廃棄する場合の処理方法を熟知していなければならない。なお、使用する試薬、実験目的によって使用手順は異なるので、必ず教官の指導の元で実験を行うこと。
- 必ず手袋を着用する。決して素手で扱ってはならない。なお、使用した手袋は汚染しているものとして取扱い、手袋をしたまま不用意に物品に触ってはならない。
- 作業する実験台には十分な大きさのポリエチレンコートされた濾紙などをひく。
- 秤量の際は微量でもこぼさないように細心の注意を払う。
- もし微量でもこぼしたら教官に報告し、直ちに適正かつ十分な中和処理を行うこと。
- 試薬瓶は新しい透明な袋に入れて口を閉じて保管する。
- 試薬が入っていた古い袋は(8)に示す方法で廃棄する。
- 使用した全ての器具(試験管などの容器、チップ、薬さじ、薬包紙)について必ず中和処理を行うこと。
- 使用した手袋、下にひいた濾紙、試薬を入れていた袋などは人が(関係者だけでなく廃棄業者も含めて)触れることがないようにして廃棄する。例えば手袋をしたまま廃棄したい袋をつかみ、それを包み込むように裏返しに手袋を脱ぎ、口を縛る。さらにこれを別の袋に入れ、口を縛って廃棄する。この際、中にチップなどの先のとがった袋を破る可能性のある物を入れてはならない。チップ類は別途中和処理を行って廃棄する。
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研究部会(若手会)
Published by 若手会 on 20 8月 2018
- 危険物(火薬)に相当する粉末の反応性を向上させようという目的で、微粉末化を試みた。最初は、超音波ふるい機にておこなったが、静電気発生により粒子がだまになる傾向があったため、ドラフトで乳鉢を使って「手摺り」で粉砕することにした。乳鉢は充分な大きさのものがなく、手短にあった小さいもので、擦ると縁からこぼれかけるような量を「素手」で扱った。ドラフトは防爆型でガラスを閉められるタイプのものであった。しかし、手とうでの一部は素手のままドラフトの中にはいっており、微粉末は静電気を帯びていたためか、あるいは安全量を超えていたかは定かでないが、扱っている本人の意表をついて一瞬にして反応を起こし、乳鉢と乳棒はこなごな。乳棒を支えていた本人の指ならびに眼鏡も一部爆風で吹き飛んだ。就業時間後のことであり、処置が少々遅れた。入院 1 ヶ月半、全治 3 ヶ月。指はもとにもどらず。
(教訓)危険物の知識をもっていても、安全には念をいれて慎重に扱いましょう。大学の研究室も安全教育についての講座は設けていないところが多いですから。その延長で、職場でやられると、労災適用で職場の安全信頼性が低下するので困ります。
- 某企業の研究所に入りたてのとき試薬棚の整理を任されました。その棚の奥に、かなり昔のしかも未開封の五酸化二リンがあり、それを開封して中身を見ようとしたときにこぼしてしまいました。それを拾ってごみ箱に捨てたところ、いきなり煙が出てきました。さらにたちの悪いことに燃え始めたと思い、水を入れたところすごい音を立てはじめ、実験室をパニックに陥れてしまいました。結局、乾いたガラスのビーカに移し、外に持っていき研究所の裏の土の中に埋めまして一件落着となりました。五酸化二リンは水と反応することを知らない故におきた事故でした。
- 昔々、大掃除の時、ホコリをかぶった古いデシケーターを学生さんが流しで洗おうとしていました。まさに蛇口をひねろうとしている時に気付いて大声で止めました。デシケーターの内容物(白い粉末で表面は溶けている)を少量スパテラで取って水につけたら激しく反応しました。デシケーターの乾燥剤(五酸化二リン、生石灰、濃硫酸etc.)は水と激しく反応します。シリカゲルでさえ水をかけると弾けて危険です。
- 過酸化水素水を密栓して冷蔵庫に保存していたところ、容器が爆発して過酸化水素水が周囲に撒き散らされた。
過酸化水素の容器は小さな穴が開いていますね。安全対策のため必須なんでしょうが、家庭用オキシフルのフタには穴がありません(と思う・・)。30%の試薬は危なくて、3%(多分)の家庭用なら大丈夫なんでしょうか??。3%でも500mLの過酸化水素から約5L の酸素が出ますが・・・。
- プラスミド精製で共通の超遠心機を使おうとしたところ、シーラーやキャップの所々に赤っぽいものがついていました。UVランプで照らして見ると遠心機のチャンバーも含めてそこら中エチブロで汚染していました。ハンディのUVランプを学科の共通費で購入して遠心機の横に常備し、使用前後の汚染検査と、汚染発見時の教官への報告を義務付けました。
- 「私はエチブロを触って癌になりました」という話を聞きませんし、「痛い話」でもないので迫力に欠けますが、安全教育の参考になるかと思いましたので投稿します。エチジウムブロマイドを漂白剤で処理して捨てるという指導がかなり多いと思いますが、漂白剤による分解産物はエチジウムブロマイドよりもさらに「変異原性」が高いという報告があります(Trends Biochem Sci 1994 Jun;19(6): 257-258)。
- 第1回の電子討論会でも話題になりましたね([btf 1026] あたりをご参照下さい)。その後、私の専攻では他の先生方と話し合って、
Molecular Cloning 第2版 E8に記載されている過マンガン酸カリウムなどによる酸化処理も完全ではない。そこで、ゲル染色液などの希薄な溶液、平衡密度勾配遠心に用いた濃厚な溶液は、共に含ハロゲン廃液として専門業者に処理を委託するのが最も無難だと思われる。なお、希薄な廃液の場合、活性炭あるいはAmberlite XAD-16に吸着させて処理する方法(Molecular Cloning 第2版 E9 参照)もあるが、使用した活性炭、Amberlite XAD-16を適切に処分しなければならない。
と言うことにしています。また、以下のように指導しています。
- エチジウムブロマイドについては、処理方法もさることながら秤量の方法も問題になります。粉末の場合は誤って吸入してしまうことのないように注意が必要です。
酵素標識抗体法の基質に使うDABについても発がん性が指摘されていますが、最近では便利で安全な錠剤タイプのエチジウムブロマイドやDABが市販されています。うちは秤量してくれる人がいるからと言って、ドラフトも使わずにDABを秤量させる人がいるようなのでちょっと怖いですね。エチジウムブロマイドや DAB 廃液処理用のフィルタも雑誌広告などでよく目にします。
いずれも高価につくのかも知れませんが、安全と引き換えと考えればこういった便利なものを使用するのも手かも知れません。
- 吸入するとコワイといえば。SDSなども、粉末を吸入すると難治性の気管支炎などになるとの話がありますが、あまり気にしないで盛大に舞上げながら秤量する人もいたりしますね。パラホルムアルデヒドの粉末や、酢酸ウランの粉末も同様。別のラボに遊びに行って気になったのが、ベリリウム。無知なのか、お茶してる人達の横で平気でバリバリ秤量。さすがに後で気になったのでヤンワリと指摘すると、「え、毒だったの!」
- それは私です^^; SD Sを秤量している最中に鼻血が出ました。
- 私も SDS の秤量の際、あまり気にしないでスパテルも使わないでポリの試薬びんから量り取っていました。今になって思えば、結構咳き込むときに止まらなくなったりするのはそのせいかもしれません。SDS-PAGE を日常的にやっていた関係で、アクリルアミド毒にやられたらしく、左手の親指の表側の感覚がちょっと鈍くなってしまいました。
- フッ化水素酸でガラスを溶かしていて、誤って自分の手にかけてしまった。
- ファルコンチューブでフェノールの水和をしていたところ、チューブが壊れ、着衣の上からフェノールを被ってしまった。
- フェノール抽出の時、ボルテックスで攪拌したらフタがはずれ、飛び散ったフェノールで火傷を負った。幸い軽傷で済みましたが、目に入っていれば失明していたかも知れません。ボルテックス使用時は保護メガネを着用しましょう。特に、フェノール抽出時は手袋も着用しましょう。
- 当時学部生だった私は、電気泳動用のゲルを作っている先輩の横で、フェノール溶液を使っていました。パスツールピペットでフェノール溶液を吸い込み、勢いよく試薬瓶から抜き出したところ、パキッとパスツールピペットの先が折れてしまいました。「しまった」と思うのと横の先輩が「い、痛い」と言うのが同時でした。そうです、ゲルの状態を見るため実験台と同じ高さに目線をおいていた先輩の顔にフェノールをかけてしまったのでした。保護メガネを着用していなかったので一歩間違うと非常に危険な状態でした。顔に黒っぽい火傷のような痕がしばらくついていましたが、数週間後に顔を洗っているときにポロッとはげ落ち、その下は綺麗に再生していました。それ以来、私は保護具着用に異常なくらいこだわっています(K 先輩、ご免なさい)。危険物を使用するときには必ず保護具はつける、また危険物を使っている横での作業は十分気をつけるましょう。
- 某大学の化学実験でのことですが、ある学生さんが目にアルカリ、(たぶん1M 程度の NaOH)を入れてしまいました。安全メガネをしていなかったのも問題ですが、その後、急いで目の洗浄機(よく小学校のプールについているもの)で目を思いっきり洗浄した後、病院に行きましたら、網膜が剥離していたそうで、数週間、入院したそうです。洗浄機を使っていなかったら、どうなったかは定かではありませんが、目に何か入った場合は、洗面器様なものに水をため、目をパチクリが基本の様です。
- あと、他大学でもあるかと思いますが、液体窒素でものを凍らせるとき、軍手をし、物をもっていましたら、ひどい凍傷になった例があります。本人曰わく、少し我慢していたら痛くなくなったそうです。液体窒素をはじく手袋を付けるか、あるいはまだ素手のほうがましだったかもしれませんが、わたしは、-80℃の冷凍庫で固めるのが安全な様な気がします。
- 他大学に移動された先生の廃液を院生と共に処分していて(誰もやらないのでボランティアでやったのですが)、ドラフト内で廃液タンクに廃液を移していたら突然、発熱し気泡まで出てきて、あわゆく爆発か突沸かと言う感じになりました。院生は避難させ、自分は廃液タンクの外側から水をかけて冷却し何とか事なきを得ました。翌日、タンクの中身は固体になっていました。廃液の成分表示がおおざっぱであったことと微量成分は全く不明であったことが原因です。正体不明の廃液などの取り扱いは、要注意です。(当たり前のことですが……)
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研究部会(若手会)
Published by 若手会 on 20 8月 2018
- K: 以前の電子討論会で、うちではフタ付きのプラスチック容器を使っています。Sigmaなどの試薬瓶が入ってくる容器です。フタをした時の密閉性が良いので、エタノールを入れたまま保管できて便利です。一度火が入ったことがありますが、フタをしてすぐ消火できました(容器の口が少し溶けたので交換しました)。と投稿しましたが、ある方から、フタをして消そうとしたが、容器がプラスチック製だったので熱で変形し、消火できなかった事例があると教えて頂きました。この事例では、当事者はフタで消せなかったためパニックになり、結局粉末消火器で消火したそうです(背に腹は代えられませんが、粉まみれになった研究室の状態は想像するのも怖いですね)。Tさんが仰るように、金属製が最も安全です。私の発言を取消してお詫びします。
カタログを見ると、直径70mm、高さ90mmのステンレス保存容器が安くてよさそうなのですが(KENIS、342-760、980円)、Tさんはどのような容器を購入されたんですか?
- T: 深型キッチンポット(科学機器419-32-20-01)の身だけ使い、中(液量)が見えるように、身の外径90mmのガラスシャーレのフタをして使っています。残った部分の使い道がないので、バラで売ってくれませんかメーカーさん(^^;アルコールを入れるためのステンレス製容器とガラス製フタの組み合わせでも安全ではないので、自己責任で、お使い下さい。中のアルコールに引火した経験は未だ有りません。引火したらフタをするつもりですが、ガラスが割れる可能性もあります。重心は低いですが、容器ごと倒し、アルコールを自分の方に流すのが一番危険です。また、引火しても、他に可燃物がない状態で使うのが一番です。もっといい物が有りましたら教えて下さい。
- S: 話題からそれますが、私は市販のコーンラージ棒を複数用意して、毎回オートクレーブして使っています。市販のものは火炎滅菌に耐えられませんし、(ひびが入り割れる)そのほうが、クロス・コンタミもしにくく、気が楽です。ディスポの製品も有るようです。
- T: 確かに、アルコールを使わないのが一番ですね。本当に必要なのか、他の方法に変えることは出来ないのか考え直してみます。
- K: 仰る通りですね。良く考えてみると、企業に勤務していた時は、軟質ガラス棒の先をバーナーで溶かしてヤットコで少しつぶして斜めにしたもの (歯医者さんが歯の裏見るとき使う鏡のような形をイメージして下さい)を 50本ぐらい作って、オートクレーブで滅菌して使っていました。
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研究部会(若手会)
Published by 若手会 on 20 8月 2018
- 溶媒(ジエチルエーテル)の入った三角フラスコの栓が取れなくなったので、湯せんでガラスを暖めて取ろうとしたところ、栓が飛び、肩から顔にかかった溶媒に引火し大やけどを負った。
- 水溶性の溶媒を流しに流したところ、流れて行った先の排水溝で何かの火が引火し、排水溝のフタが何枚か吹っ飛んだそうです(某社工場長談)。溶媒は回収して適正に処理しましょう。
- ある先輩がエバポレーターで溶媒を循環式アスピレーターで引いて飛ばしていた時、冷却水を流していた水道の栓を誰かが止めてしまったそうです。そのため、溶媒が回収されずにアスピレーター経由で漏れ、湯沸かし器の種火で引火して天井を火が走ったそうです。以来、その先輩は冷却水の蛇口に必ず「触るな」と表示し、こまめに水が流れているか確認しているそうです。
- ある学生さんが核酸抽出用フェノールを溶かそうとして、湯せんにかけたまま忘れてしまいました。空焚きになる寸前、たまたま通りかかった別の学生が気付いて事なきを得ました。以来その学生さんはウォーターバスを使って溶かしているそうです。
- 微生物を培地に塗布するために白金耳をガスバーナーで滅菌しようとしていたのですが、熱した白金耳を誤ってエタノールの入ったビーカーにつけてしまいました。エタノールは引火し、ビーカーは上部のほうが砕け散りながらも、ビーカーの下の方はそのまま形が残り、燃え続けていました。万が一のことを考え急いで消化器を持ってきてから、大きいバケツに水をいっぱいに入れたものを用意しました。大きい鉄製のはさみで引火したエタノールの入ったビーカーをつかみ、水の入ったバケツに静かに入れました。これで無事消化できました。ビーカーが全部砕け散っていたら火の海になるところでした。ここから得られた教訓は、熱した白金耳などをエタノールに絶対につけないこと。
- もし引火しても割れない容器を用い、フタをして消すようにする考え方もあります。
- 恥ずかしい事故(?)ので、名乗れません。クリーンベンチとエタノールの事故で思い出しました。年末の大掃除で、汚れたクリーンベンチ内部を消毒用エタノールで拭き掃除をやっていました。上半身は丸ごとクリーンベンチの中に入れ、エタノールをふんだんに使っていたら… 30分後には完全に酔っぱらっていました。ちゃかしてすみません。失礼しました…
- それより引火しなくてよかったですね。クリーンベンチの中をエタノールでスプレーするのも危険だと思います。エタノールと火は、有機化学系の実験室ではミスマッチですが、微生物系では必需品ですから問題ですね。さっそくステンレス製の容器を買うことにしました。熱でガラスが割れるのは予想してませんでしたので。
- うちではフタ付きのプラスチック容器を使っています。Sigmaなどの試薬瓶が入ってくる容器です。フタをした時の密閉性が良いので、エタノールを入れたまま保管できて便利です。一度火が入ったことがありますが、フタをしてすぐ消火できました(容器の口が少し溶けたので交換しました)。ただし、重心が高くて転倒しやすいので、ガラスシャーレに接着剤で固定して使っています。また、クリーンベンチ内ではバーナーとは出来るだけ離れた位置に置くように指導しています。
⇒その後の btf での議論
- 溶媒の瓶を取り落として割れ、ストーブの火で引火して研究室が全焼。貴重な実験材料やデータも全て失われ、何人か卒業が遅れたそうです。溶媒使用時はもちろん、溶媒瓶を「持つ」時も火気厳禁です。
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研究部会(若手会)
Published by 若手会 on 20 8月 2018
学生に事故報告の重要性を理解させ、学生実験中の事故事例を収集分析したところ、事故の65% は切傷であり、その47% はゴム栓にガラス管を挿入する際に起こっていた。
ガラス管の破損はゴム栓の根本だけでなく、根本から5~6cmのところで起こっていた。前者の原因は、挿入時にゴム栓の根本から2cm の所を持っても、小指はゴム栓から約10cm 離れているため、人差し指と親指の5倍の曲げモーメントが発生することが、後者の原因は、挿入時にゴム栓の摩擦に打ち勝つためにガラス管を握りしめると、手のひら (小指の付け根) と親指で支えられたガラス管を中指と薬指で押さえつけることになるのが原因であると分析し、実験でこれらを実証した。この結果をふまえて、ガラス管挿入時には、親指、人差し指、中指の3指で、根本から2cm 以内を持つように指導したところ、事故は激減した。
圓尾勝彦,化学系有機化学実験における事故の分析と安全指導,第2回「学術研究機関における安全」シンポジウム要旨集,pp42-46 (1997)より著者の了解を得て要約。
化学実験の安全指針, 日本化学会編, 丸善 (1999),pp138-141 もご参照下さい。
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研究部会(若手会)
Published by 支部:九州 on 08 8月 2018
九州支部2018年度市民フォーラム実行委員長
小田 達也
2018年7月28日、本会九州支部主催の2018年度市民フォーラム「豊かな海の恵みと水産業を支えるバイオテクノロジー」(長崎大学水産学部共催)が、長崎大学水産学部大講義室(長崎県長崎市文教町)にて開催されました。当日は、講演の部に92名、実験の部に37名、計129名の方にご参加いただきました。講師の先生方、参加者の皆様、ならびに関係者各位に厚く御礼申し上げます。
井上 徹志先生
講演会では、筆者(実行委員長 長崎大学水産・環境科学総合研究科)と光富勝九州支部長による挨拶の後、井上徹志先生(長崎大学水産・環境科学総合研究科)より、「長崎の伝統水産食品からすみと微生物」と題した演題で、伝統水産食品の「すし(鮓、鮨)」や「からすみ」等の発酵との関わりについて紹介いただきました。
大嶋 雄治先生
大嶋雄治先生(九州大学大学院農学研究院水産生物環境学分野)からは、「遺伝子編集技術を用いた魚毒結合タンパク質の機能解明」と題した演題で、先端的バイオテクノロジーとして注目されている遺伝子編集技術が魚に対する毒物(トリブチルスズ)の毒性緩和と排出に関わるタンパク質の機能解析に貢献した例を説明いただきました。
征矢野 清先生
征矢野清先生(長崎大学海洋未来イノベーション機構)からは、「人の手による魚の産卵と雌雄のコントロール」と題した演題で、魚の性のコントロール手法や成熟・産卵誘導の技術開発、これを用いた養殖への応用についてお話いただきました。
山口 敦子先生
山口敦子先生(長崎大学水産・環境科学総合研究科)からは、「魚類生態系機能の解明に基づく海域の再生」と題した演題で、有明海のサメ・エイ類等の高次捕食者の徹底調査と多様な種の補食-被食関係から明らかにされた有明海独自の複雑な食物網について、また、魚類生態系機能を活用した有明海の海域再生についてお話いただきました。
筆者(小田達也)
筆者は、「海藻に含まれる機能性成分;多糖類を中心に」と題した演題で、海藻多糖体(褐藻類由来のアルギン酸・フコイダンや紅藻スサビノリ由来のポルフィラン)の有用な機能性(免疫賦活作用、抗酸化作用、抗腫瘍効果、抗炎症効果、骨粗鬆症抑制作用など)についてお話いたしました。
午後からは、水産学部新館4階第5実験室に会場を移し、主に高校生を対象とした実験の部が実施されました。村田昌一先生(長崎大学水産・環境科学総合研究科)と研究室メンバーは、「バイオテクノロジーによる魚の鮮度測定」というテーマで、独自に開発された鮮魚用脂質含量測定装置(フィッシュアナライザ)とヒスタミン測定装置(コーミル)で魚の品質や安全性を測定し、数値化することを紹介されました。
山口健一先生(長崎大学水産・環境科学総合研究科)と研究室メンバーは、「海藻多糖成分を利用した人工イクラ作成と海苔のうまみ成分の分析」というテーマで、褐藻類のアルギン酸のゲル化反応を利用した人工イクラ作成と海苔のうまみ成分イノシン酸の生成に関わる酵素(アデニル酸デアミナーゼ)の活性測定について紹介されました。
井上徹志先生・山田明徳先生(長崎大学水産・環境科学総合研究科)と研究室メンバーは、「海の微細藻類と生き物の腸内に共生する微生物の顕微鏡観察」というテーマで、赤潮の原因微細藻や種々の生物の腸内共生微生物の顕微鏡観察を体験する内容に加え、シロアリと腸内微生物の関係やボールペンのインクを辿る不思議なシロアリの習性についても紹介されました。
実験会場はリラックスした雰囲気の中、しばしば歓声が上がり、熱心な科学談話や質疑応答があって終始活気に溢れていました。海洋生物に関したバイオテクノロジーの話と体験実験に触れた参加者の皆様からは、「新しい知識が得られてよかった。」、「お話が面白かった。」、「実験が楽しかった。」などの感想をいただき、たいへん嬉しく思っております。
講演の部の様子
実験の部の様子
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