Published by 学会事務局 on 06 2月 2024
Journal of Bioscience and Bioengineering(JBB)のVol. 137, No. 2(2024年2月号)をScienceDirectで公開しました。
JBB会員用アクセスの利用方法 日本生物工学会の個人会員(正会員・学生会員・海外会員)は、Journal of Bioscience and Bioengineering および前身誌(Vol. 64, 1986年以降)のオンラインジャーナルに無料でアクセスすることができます。
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新着情報
Published by 学会事務局 on 04 2月 2024
創立100周年記念事業として、生物工学会の会員が参画でき、学会としても重要なテーマ(食、環境、医療など)を対象に、産、学、官の立場から、生物工学の未来(2050年)を考える契機となるシンポジウムシリーズ(全5回)を企画・開催しました。
⇒創立100周年記念事業はこちら
100周年記念事業
Published by 部会:非線形バイオシステム on 04 2月 2024
開催日時: 2024年3月28日(木)15:00~17:30
開催方法: 対面(名古屋駅周辺)/Zoomオンライン・ハイブリッド開催
参加費: 無料
開催趣旨:
本研究会では、多様な観点から「非線形バイオシステム」に携わる機会を参加者に提供し、新たな研究課題や共同研究の芽が生まれることを目指している。近年、人工知能、量子生物学など新しい学問の潮流が生まれている。2023年5⽉以降は新型コロナが第5類に以降となった一方で、「mRNA ワクチンの開発」は見事ノーベル生理学・医学賞を受賞した。
本研究部会では、今年度第1回セミナーにおいて「量子生命現象に潜む非線形性」について討論するとともに、令和5年度をまとめたい。
プログラム:
<第一部:公開セミナー>
15:00~16:00
「散逸構造、および、混沌からの秩序:プリゴジン教授の考えてきたこと」
…Dr. Tomio Y. Petrosky
(Center for Complex Quantum Systems, The University of Texas, Austin)
16:00~17:00
「分⼦認識を光や酵素活性で解き明かす」
…北⼝哲也 (東京⼯業⼤学 科学技術創成研究院 化学⽣命科学研究所)
<第二部:総合討論>
♦座長:田丸 浩(三重大学大学院生物資源学研究科)
17:10~17:30
「非線形バイオシステム研究部会の展望」
<第三部:活動方針検討会> (非公開)
18:00~20:00
♦進行役:田丸 浩(三重大学大学院・研究部会長)
・今後と次年度研究部会の運営方針
・その他
申込方法:
参加をご希望の方は2024年3⽉22⽇(⾦)までに、下記までメールにてお申し込みください。
お名前(フルネーム)とご所属の明記をお願い致します。お申し込みをもちまして、非公開部の内容の守秘義務にご了承頂いたものと致します。
申込先:
三重大大学院・研究部会長 田丸 浩
E-mail:
⇒非線形バイオシステム研究部会Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 02 2月 2024
公益社団法人日本生物工学会
会長 秦 洋二
このたびの能登半島地震により、被害に遭われた会員の皆さまに、心からお見舞いを申し上げます。くれぐれも健康と安全にご留意いただければと存じます。また、一日も早い平穏な日々の訪れと被災地の復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。
本学会では、地震の被害が甚大であることから、被害に遭われた会員の皆様に対し、全力で支援に努めたいと考えております。
さて、このたび理事会では、下記のことを決議いたしました。
学生の研究支援および年次大会への参加促進を目的として、事前に手続きした学生につきましては、2024年度大会の参加費を免除いたします。 ♦ 参加費免除の申請方法 (メールのみの申請となります。)
会費・2024年大会参加費 免除申請書(学生会員) 【WORD /PDF 】に所定の項目を記入のうえ、指導教員からメールで事務局に申請してください。
被災された会員の皆様の会費を免除いたします。 ♦ 会費免除申請の対象となる地域(被災地)
新潟県、富山県、石川県、福井県
♦ 会費免除申請の対象となる会員
(1) 被災地に居住の正会員
(2) 災地に居住、被災地にある大学に在学、あるいは被災地に実家(保護者)のある学生会員
(3) 被災地域に住所を有する団体会員、賛助会員
♦ 免除対象の会費
(1) 2024年会費を既納の会員については2025年会費を免除します。
(2) 2024年会費を未納の会員については2024年会費を免除します。
♦ 会費免除の申請方法 (メールのみの申請となります。)
(1) 正会員、団体会員、賛助会員の方
会費 免除申請書 【WORD /PDF 】に所定の項目を記入のうえ、メールで事務局に申請してください。
(2) 学生会員の方
会費・2024年大会参加費 免除申請書(学生会員) 【WORD /PDF 】に所定の項目を記入のうえ、指導教員からメールで事務局に申請してください。
問合せ・申請書送付先 公益社団法人 日本生物工学会 事務局
Tel: 06-6876-2731 E-mail:
新着情報
Published by 学会事務局 on 30 1月 2024
熊田 陽一 (京都工芸繊維大学)
2023年11月26日(日)~29日(水)の日程で第35回タイ生物工学会年次大会(Annual Meeting of the Thai Society for Biotechnology and International Conference, TSB2023)がバンコク郊外のKao Yai National ParkにあるThe Greeney Resort Khao Yaiで開催された。本年のメインテーマは“Sustainable Development through Bio-Circular Green (BCG) Economy Model”と題され、サブテーマとして”Industrial Biotechnology”, “Health & Wellness”, “Agricultural and Food Biotechnology”, “General Biotechnology”, “Future Biotechnologist Presentations”が掲げられていた。日本生物工学会(SBJ)はTSBと2023年より学術交流協定を交わしており、SBJからは筆者が招待された。
TSB2023会場の様子
Opening ceremonyでは、TSB会長のChuenchit Boonchird教授(Mahidol University)からTSBならびに参加者の発展とSustainable Development Goals(SDGs)へ貢献を願う旨の挨拶があった。Plenary Lectureでは、2018年ノーベル化学賞受賞者のProf. Sir Gregory Winterをはじめ、4名の著名な研究者が講演を行った。
2018年ノーベル化学賞受賞 Gregory Winter博士のご講演
Taguchi Prize1) PresentationではYoung Scientist, Private Sector, Master Degree Thesis, Doctoral Degree Thesisという4つのカテゴリーにおいて次代を担う4名の受賞者が発表され、受賞講演を行った。
Taguchi Prizeの紹介
各国からの招待講演者の講演は、各々の講演内容にあったセッションに割り振られる形で講演をし、筆者はGeneral BiotechnologyのセッションにおいてKeynote Lectureを行い、Chuenchit教授とSession Chairも務めさせていただいた。また、各々のセッションの中で活発な質疑応答がなされた。
講演後に
Chuenchit会長(左)と筆者
最後に、TSB2023への参加をご支援いただいた日本生物工学会関西支部、ならびにTSBの大会実行委員の先生方に厚く御礼申し上げます。また、今回このような派遣の機会をいただきました中野秀雄先生(国際展開担当理事)および藤山和仁先生(前国際展開担当理事)に心より御礼申し上げます。
1) 田口久治先生(本会第7代会長)のタイにおけるバイオテクノロジーの教育と振興への多大な貢献を記念して創設された賞。1990年よりタイの研究者に授与されている。
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 1月 2024
生物工学会誌第102巻第1号(2024年1月号)をオンライン公開しました。⇒生物工学会誌第102巻第1号
►生物工学会誌Top
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 1月 2024
こちらでは、生物工学会誌第102巻(2024年)の『バイオミディア』をご覧いただけます。
⇒過去号掲載記事(記事種別)一覧はこちら
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第102巻第12号(2024年12月号) 第102巻第11号(2024年11月号) 第102巻10号(2024年10月号) 第102巻第9号(2024年9月号) 第102巻第8号(2024年8月号) 第102巻第7号(2024年7月号) 第102巻第6号(2024年6月号) 第102巻第5号(2024年5月号) 第102巻第4号(2024年4月号) 第102巻第3号(2024年3月号) 第102巻第2号(2024年2月号) 第102巻第1号(2024年1月号)►このページのTopへ
『バイオミディア』掲載記事一覧(2016年~) ⇒掲載記事(記事種別)一覧へ
生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 25 1月 2024
生物生物工学会誌 第102巻 第1号
秦 洋二
日本生物工学会の会長を拝命して、はや半年が経とうしている。SBJシンポジウムに始まり、名古屋での年次大会やアジア関連団体との協賛など大きなイベントをなんとか無事に終わらせることができた。これも清水先生、青柳先生の二人の副会長をはじめとする理事のみなさんのご支援、ご協力のおかげである。まだまだ力不足はぬぐえないが、学会発展のために尽力してきたい。
2023年は大谷翔平選手が、日本人初となるメジャーリーグでホームラン王を獲得した年となった。打者としての活躍だけでなく、投手としてもチーム最多の10勝をあげるなど、まさしく投打の二刀流の大活躍であった。当初は誰もが投打の二刀流などはあり得ないと考えていたが、大谷選手の卓越した能力と不可能に見えた二刀流に挑戦する強い精神力で、前人未到の偉業を達成した。我々には大谷選手のような二刀流は到底できないが、二刀流に挑戦する姿勢は見習うべきと考える。
日本生物工学会は、2022年に創立100周年を迎えた。1923年に大阪醸造学会として創立された当時は、醸造・発酵分野が中心となっていたが、この100年の間にカバーする研究領域は大きく拡大している。清酒醸造が中心であった微生物による物質生産は、対象となる物質や微生物が多種多様となり、研究対象も微生物だけでなく、広く動植物にまで広がっている。酵素工学、動植物細胞工学、さらには生物情報工学など新しい分野を次々と取り込むことにより、日本のバイオテクノロジー分野を代表する学会になることができた。
このような幅広い研究領域を包含する学会の役割としては、異なる学術領域の交流の促進があげられる。生物工学会では研究部会制度を導入して、異なる研究分野の融合やニッチな研究分野の育成、発展に努めている。現在13の第2種研究部会が活動しており、それぞれ魅力的で個性的なテーマで新しい研究分野に挑戦している。これからは異分野の研究者が役割分担をして領域を融合させるだけでなく、他の分野の研究を理解し実践できる「二刀流」に挑戦することが望まれる。たとえば、実際に生物実験を行って生命現象を解明するウエット研究者とバイオインフォマティクスに代表される情報処理で解析を進めるドライ研究者が、お互い協力するだけでなく、ウエット研究者がドライ研究を行う、ドライ研究者もウエット研究を実践する二刀流も必要だと考える。いままでは、そのような二刀流は難しい、かえって効率が悪いと考えられてきたが、大谷選手の活躍をみて二刀流の先には、新しい世界をみることができるのではと期待している。大谷選手のようなメジャーリーグでの投打の二刀流のような異次元の活躍はできないが、我々の身の回りにも二刀流に挑戦すべき課題はたくさん転がっていると思う。企業においても研究者が、マーケティングや財務の知識を持つことは必須要件で、さらにはその異分野の専門家になることも要求されている。まずは身近な異分野領域を実践する二刀流から始めてみてはいかがだろうか?ただ二本目の刀はどうしても自分の苦手な領域であることが多いので、ぜひ苦手な方の刀もしっかり練習して両刀使いになることが重要である。
私は日本生物工学会として初めて民間企業所属の会長となる。業経営のマネジメントと学会運営のマネジメントの二刀流をさせていただいているが、お陰さまで一刀流ではわからなかった多くの事を学ばせていただいた。特に今まで企業側からしか見えなかった学会について、アカデミアの視点、考え方を理解できるようになった。会社では、業務の効率、効果、銭勘定をまず先に考えてしまうが、学理の究明のためには多少遠回りをしても、真実を明らかにすることが重要であることを教えてもらった。まさしく両方向の視点でみえるようになったことは、二刀流に挑戦したからに他ならない。本来二刀流とは両手に刀や剣を持つ剣術法を指すが、大谷選手の活躍により、「同時に二つのことを行う」という意味の方が有名になった。スポーツ界だけでなく、我々の学術領域でも二刀流、三刀流の研究者が活躍することを望んでいる。
著者紹介 月桂冠株式会社(専務取締役製造本部長)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 1月 2024
日本生物工学会では、生物工学アジア若手賞、および生物工学アジア若手研究奨励賞(DaSilva Award)の2024年度受賞候補者の推薦を募集しております。
生物工学アジア若手賞は、21世紀の人類社会の発展と地球環境の保全に必須である生物工学(バイオテクノロジー)の分野で顕著な研究業績をあげたアジアの若手研究者に授与されます。
生物工学アジア若手研究奨励賞(DaSilva Award)は、元ユネスコバイオサイエンス部長であった故Edgar J. DaSilva博士のご寄付により創設されたもので微生物に関連するバイオテクノロジーの分野で、近い将来に顕著な研究業績をあげることが期待されるアジアの若手研究者に授与されます。
正会員におかれましては、推薦要領をご参照のうえ、各賞の趣旨にふさわしい優秀な若手研究者の推薦をよろしくお願いいたします。
推薦書類は、2024年3月15日(金)までにメールで学会事務局(学会賞担当: )宛に送付してください。
►学会賞Topへ
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 1月 2024
日本生物工学会では、2024年度の学会賞(生物工学賞・生物工学功績賞・生物工学功労賞・生物工学奨励賞・生物工学技術賞・生物工学若手賞・生物工学論文賞・生物工学アジア若手賞・生物工学アジア若手研究奨励賞・生物工学学生優秀賞)受賞候補者の推薦を募集しております。
授賞規程 (2022年1月28日改正) および以下の推薦要領に従って、各賞にふさわしい候補者の推薦をお願いいたします。⇒推薦書のダウンロードはこちら
【推薦要領】
推薦書類の提出先: 公益社団法人日本生物工学会事務局 E-mail:
メールの件名は「(各賞名)推薦」 としてください。
※生物工学学生優秀賞(飛翔賞)の推薦書類は所属支部の支部長に電子メールにて提出して下さい。
各支部長の連絡先は支部活動のページ をご参照ください。
書類提出締切: 2024年3月15日(金)
※生物工学学生優秀賞(飛翔賞)の締切は、各支部で異なりますので、所属支部の支部長にお問い合わせください。
受賞候補者の方は、事務局から連絡があり次第、調書の提出をお願いいたします。
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♦ 関連記事:
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 1月 2024
タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGE へのリンクとなっております。
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生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 24 1月 2024
このページには2023年の日本生物工学会からのお知らせ一覧を掲載しております。
掲載日 内容 2023.12.25 【随縁随意】明るく,楽しく,前向きに!– 岡 賀根雄 2023.12.25 【生物工学会誌】第101巻 第12号(2023年12月号)オンライン公開 2023.12.25 【学術賞】2024年度江崎玲於奈賞受賞候補者推薦のお願い《学会推薦》 2023.12.21 【開催報告】2023年度関西地域企業・公設試と若手研究者/学生の交流ワークショップ-グローカルに活躍する関西地域企業の魅力に迫る!- 2023.12.19 【JBB】Vol. 137, No. 1(2024年1月号)オンライン公開 2023.12.05 【事務局】年末年始休業のお知らせ(12月27日~1月3日) 2023.12.04 【JBB】Vol. 136, No. 6(2023年12月号)オンライン公開 2023.11.25 【生物工学会誌】第101巻 第11号(2023年11月号)オンライン公開 2023.11.25 【随縁随意】オープンイノベーションの最初の一歩は学会参加! – 髙下 秀春 2023.11.24 【国際交流】2023年 KSBB秋季大会に参加して 2023.11.24 【研究部会】生物工学若手研究者の集い 夏のセミナー2024 <協賛のお願い> 2023.11.08 【年次大会】第76回日本生物工学会大会(2024)協賛企業募集中! 2023.11.08 【事務局より】2024年会費納入のお願い 2023.11.07 【事務局より】本会のインボイス制度対応についてのお知らせ 2023.10.26 【和文誌】国立国会図書館デジタルコレクションへの追加収録について(生物工学会誌 第94巻第4号~第98巻第7号) 2023.10.25 【生物工学会誌】第101巻 第10号(2023年10月号)オンライン公開 2023.10.25 【随縁随意】高次の価値創造に向けて自己を開く– 安原 貴臣 2023.10.19 【JBB】Vol. 136, No. 5(2023年11月号)オンライン公開 2023.10.03 【学術賞】第65回藤原賞受賞候補者の推薦募集《学会推薦》 2023.10.02 【年次大会】第76回日本生物工学会大会(2024) シンポジウム公募《締切:2023年12月28日》 2023.09.26 【関西支部】2023年度 関西支部学生優秀賞応募のお願い 2023.09.25 【生物工学会誌】第101巻 第9号(2023年9月号)オンライン公開 2023.09.25 【随縁随意】私にとっての生物工学会 – 小林 元太 2023.09.15 【研究部会】(公社)日本生物工学会未培養微生物(微生物ダークマター)資源工学研究部会[(公財)発酵研究所 2023年度 学会・研究部会助成]研究助成 2023.09.13 【西日本支部】2023年度学生賞候補者推薦募集 2023.09.12 【年次大会】領収書ダウンロードサービスの利用期限について(2023年10月5日まで) 2023.09.12 【JBB】Vol. 136, No. 4(2023年10月号)オンライン公開2023.09.06 【年次大会】第75回日本生物工学会大会(2023)盛会のうちに終了 2023.08.25 【生物工学会誌】第101巻 第8号(2023年8月号)オンライン公開 2023.08.25 【随縁随意】追い風 – 関 実 2023.08.25 【随縁随意】覧古考新 – 梶山 慎一郎 2023.08.21 日本生物工学会2023年度(第31回)論文賞受賞論文へのフリーアクセス提供のお知らせ 2023.08.21 【JBB】Vol. 136, No. 3(2023年9月号)オンライン公開 2023.07.28 【事務局より】夏季休業のお知らせ(8月11日~16日) 2023.07.25 【生物工学会誌】第101巻 第7号(2023年7月号)オンライン公開 2023.07.23 【JBB】Vol. 136, No. 2(2023年8月号)オンライン公開 2023.07.19 【国際交流】2023 BEST Joint YABEC International Symposium 参加報告 2023.07.19 【年次大会】後期・当日参加登録受付中! 2023.07.18 【学術賞】第5回小林賞《学会推薦》 2023.07.14 【若手会】2023年度生物工学若手研究者の集い 夏のセミナー活動報告 2023.07.04 【学術賞】第32回木原記念財団学術賞 受賞候補者推薦募集《学会推薦》 2023.06.28 【JBB】2022 Impact Factor 2.8 2023.06.25 【学会賞】2023年度学会賞受賞者決定のお知らせ 2023.06.25 【生物工学会誌】第101巻 第6号(2023年6月号)オンライン公開 2023.06.25 【学術賞】第13回(2024 年度)三島海雲学術賞(自然科学部門)《学会推薦》 2023.06.22 【JBB】編集委員長交代と新体制発足のお知らせ 2023.06.20 【JBB】Vol. 136, No. 1(2023年7月号)オンライン公開 2023.06.20 【学術賞】令和6年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 受賞候補者の推薦募集《学会推薦》 2023.06.12 【国際交流】Thai Society of Biotechnology(TSB)主催の国際シンポジウム(TSB2023)参加者募集 2023.06.07 【東日本支部】2023年度日本生物工学会東日本支部長賞のお知らせ 2023.05.25 【JBB】Vol. 135, No. 6(2023年6月号)オンライン公開 2023.05.25 【生物工学会誌】第101巻 第5号(2023年5月号)オンライン公開 2023.05.25 【随縁随意】バイオベンチャー – 堀 克敏 2023.05.15 第75回日本生物工学会大会 講演要旨受付中《締切:6月9日(金)正午(締切厳守)》 2023.05.15 【研究部会】スローフード共生発酵工学研究部会 発酵食品機能性データベース更新のお知らせ 2023.05.10 【国際交流】2023年KSBB春季大会での招待講演について 2023.04.27 【会告】代議員選挙の結果について 2023.04.26 【学術賞】第55回(2023年度)内藤記念科学振興賞 候補者推薦募集《学会推薦》 2023.04.26 【研究助成】第55回(2023年度)内藤記念海外学者招聘助成金《学会推薦》 2023.04.26 【研究助成】第51回(2023年度)内藤記念講演助成金《学会推薦》 2023.04.26 【JBB】Vol. 135, No. 5(2023年5月号)オンライン公開 2023.04.25 【生物工学会誌】第101巻 第4号(2023年4月号)オンライン公開 2023.04.25 【生物工学会誌】「続・生物工学基礎講座 バイオよもやま話《分析機器特別編》」掲載開始のお知らせ 2023.04.10 【年次大会】第75回日本生物工学会大会 講演申込受付中!
《申込締切:5月10日(水)正午(締切厳守)》 2023.04.06 第10回SBJシンポジウム 協賛・広告掲載募集中! 2023.04.03 【年次大会】第75回日本生物工学会大会(2023)
講演申込受付期間:4月10日(月) ~5月10日(月)正午 2023.03.31 【学術賞】2023年度 島津賞・島津奨励賞候補者 推薦募集《学会推薦》 2023.03.27 【学術賞】第14回(令和5(2023)年度)日本学術振興会 育志賞受賞候補者募集《学会推薦》 2023.03.26 【生物工学会誌】第101巻 第3号(2023年3月号)オンライン公開 2023.03.25 【随縁随意】AFOB会長に就任して – 大政 健史 2023.03.24 【JBB】Vol. 135, No. 4(2023年4月号)オンライン公開 2023.03.19 【関連行事】AFOB-EFB Virtual Conference “Biotechnology for a circular bioeconomy: carbon capture, waste recycling and mitigation of global warming” のご案内 2023.03.01 【代議員選挙】投票受付終了のお知らせ(2023-2024年度代議員の選出) 2023.03.01 【年次大会】第75回日本生物工学会大会 (2023) サイトオープン 2023.02.27 【学術賞】第20回(令和5(2023)年度)「日本学術振興会賞」受賞候補者推薦募集《学会推薦》 2023.02.25 【随縁随意】昔話 – 山田 修 2023.02.25 【生物工学会誌】第101巻 第2号(2023年2月号)オンライン公開 2023.02.24 【JBB著者の方へ】JBBを騙ったハゲタカジャーナルからの詐欺メールへの注意喚起 2023.02.15 【代議員選挙】投票受付中<締切:2023年3月1日(水)正午>《終了しました》 2023.02.05 【JBB】Vol. 135, No. 2(2023年2月号)オンライン公開 2023.01.29 【東日本支部】2023年度東日本支部学生奨励賞・日本生物工学会学生優秀賞(飛翔賞)候補者推薦募集 2023.01.27 【年次大会】第75回日本生物工学会大会(2023)協賛企業募集中! 2023.01.25 【生物工学会誌】第101巻 第1号(2023年1月号)オンライン公開 2023.01.25 【随縁随意】ビトロはビボを本気で目指せるか? – 酒井 康行 2023.01.25 【学会賞】2023年度 生物工学アジア若手賞/生物工学アジア若手研究奨励賞(DaSilva Award) 受賞候補者推薦募集《締切:3月17日(金)》 2023.01.25 【学会賞】2023年度各賞受賞候補者の推薦について 2023.01.23 【研究部会】次世代アニマルセルインダストリー研究部会 2022年度優秀学生発表賞決定!! 2023.01.20 【代議員選挙】2023–2024年度代議員 立候補受付終了のお知らせ 2023.01.20 【事務局より】2023年度研究部会申請募集中!《締切:2月24日(金)》 2023.01.10 【JBB】Vol. 135, No. 1(2023年1月号)オンライン公開 2023.01.10 【正会員の方へ】2023-2024年度代議員立候補受付中(締切:1月20日正午) 2023.01.06 新着情報 2022年
過去の新着情報
Published by 学会事務局 on 24 1月 2024
日本生物工学会では、研究部会制度を設け、特定分野の研究集会に対して、理事会において審査のうえ運営費の一部を助成しています。
2024年度研究部会の申請の募集をいたしますので設置をご希望の方は、以下の点にご留意いただくとともに、研究部会規程 に従って 研究部会設置申請書 を2024年2月22日(木) (事務局必着)までに学会事務局宛()に提出してください。理事会において審査のうえ代表者の方に結果をお伝えします。
研究部会設置申請に関しての注意点 研究部会の存続期間について、第1種研究部会は1年とし、第2種研究部会と若手研究会については制限を設けない。
助成金の上限について、第1種研究部会は20万円、第2種研究部会は5万円とする。
第2種研究部会への助成金の支給期間は、5年を限度とする。
研究部会承認後、和文誌に会員募集記事を出す(本部より一括してお願いします。記事には研究部会の目的、メリット、アウトプットなどを明示し、意欲ある会員が誰でも参加できるようにすること、会誌5号を予定)。
一年の活動が終了した後、和文誌に活動報告を掲載する(会誌5号を予定)。
本会の研究部会として活動する場合は、助成金の有無にかかわらず、申請・活動報告を行う。
時代の要求、社会や会員の要請に応えるべく理事会では申請の内容を精査します。
►研究部会ページTop
新着情報
Published by 支部:西日本 on 22 1月 2024
2023年度 日本生物工学会西日本支部学生賞の受賞者は、以下の5名に決定しました。
赤嶺 晴香(岡山大院・環境生命科学) 河合 頼央(岡山大院・環境生命科学) 宮本 菜柚(香川大院・農学) 百川 直輝(広島大院・統合生命科学) 山下 璃貢(山口大院・創成科学) ⇒西日本支部Topへ
新着情報
Published by 支部:東日本 on 18 1月 2024
♦コロキウム「微生物代謝工学の最前線」
近年、微生物の代謝工学の再考に迫られている。ここでは広い意味での代謝工学とその関連新規技術に着目し、例えば、ジェネティックツールの開発、代謝改変理論、代謝解析手法、大規模表現型計測手法、実験自動化などのキーワードをもとに、それに関わる第一人者の研究者にご講演いただくことで、当該分野に関する最近の研究動向の情報交換や共有を図る。
12:00~12:05 趣旨説明………堀之内貴明(産業技術総合研究所)
12:05~12:45 佐藤守俊(東京大学)
………生命現象の光操作技術の創出
12:45~13:25 藤田美紀(理化学研究所)
………全自動表現型解析システムRIPPSの開発と植物の環境応答解析
13:25~14:05 野田修平(神戸大学)
………代謝経路の大規模改変から発想する有用化合物生産プラットホーム
14:05~14:15 休憩
♦学生ポスター発表 14:15~15:15
15:15~15:30 休憩
♦学生講演
15:30~15:55 西村 美郁 (早稲田大学)
………高感度な細菌scRNA-seq 技術を用いた細菌集団不均一性の解明
15:55~16:20 多胡 光 (東京農工大学)
………コロニーフィンガープリント法に基づく簡易迅速な微生物検査技術の開発
16:20~16:35 閉会の挨拶………田中 剛(東京農工大学)
17:30~19:30 懇親会(林野会館)
申込方法
申し込みフォーム に必要事項を明記の上、お申し込みください。
※ 当日受付もいたしますが、準備の都合上できるだけ事前登録をお願い致します。
<事前登録締切:2024年2月22日(木)正午> ⇒2月26日(月)17時までに延長しました!
締め切りました。
学生ポスター発表を希望される方へ
申し込みフォーム より、参加申込をしてください。また、こちらの要旨フォーマット をダウンロードし、前田義昌(筑波大学:)および堀之内貴明(産業技術総合研究所:)までお送り下さい。
ポスター発表は本学会がカバーする生物工学の分野から広く募集します。
ポスター発表の定員は20名です。お早めにお申し込み下さい。
<要旨提出締切:2024年2月16日(金)正午> ⇒2月26日(月)17時までに延長しました!
締め切りました。
参加費 無料
懇親会費:一般 4,000円(税込)、学生 2,000円(税込)
※ポスター賞の発表・授与は懇親会のときに行いますので、応募者は是非御参加ください。
問合せ先
筑波大学 前田義昌 E-mail:
産業技術総合研究所 堀之内貴明 E-mail:
►東日本支部Top
学会行事
Published by 支部:東日本 on 12 1月 2024
2024(令和6)年1月12日
日本生物工学会 東日本支部長代行
田中 剛
2024年度東日本支部学生奨励賞、日本生物工学会生物工学学生優秀賞(飛翔賞)候補者推薦のお願い
日本生物工学会では、創立90周年記念事業の一環として2012年に生物工学学生優秀賞(飛翔賞)を創設しました。この賞は、博士後期課程に進学して、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される学生会員の研究奨励を目的とするものです。
東日本支部学生奨励賞(旧:東日本支部長賞)は日本生物工学会東日本支部独自の試みとして創設された賞で、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される学生会員(全学年を対象)の研究奨励を目的としております。
つきましては、東日本支部学生奨励賞ならびに生物工学学生優秀賞への応募者を募集いたします。東日本支部の各大学の先生方におかれましては、是非、優秀な学生会員のご推薦をお願いいたします。
東日本支部学生奨励賞への応募ならびに選考方法 対象者は当学会学生会員(全学年対象)であり、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される者 とする。
応募は「生物工学学生優秀賞候補者調書」 と「生物工学学生優秀賞候補者推薦書」 による自薦および他薦によるものとする。
応募書類をもとに、東日本支部長より指名された選考委員会による第1次選考を行い、学生発表会(第12回東日本支部コロキウム:2024年2月29日(木)に筑波大学東京キャンパス文京校舎にて開催)において東日本支部委員による第2次選考により東日本支部学生奨励賞受賞者を決定する。 生物工学学生優秀賞(飛翔賞)への応募ならびに選考方法 対象者は、東日本支部学生奨励賞応募者のうち、大学院博士前期課程等に在籍しており、博士後期課程への進学を予定し、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される者とする。
応募書類をもとに、東日本支部長より指名された選考委員会による第1次選考を行い、学生発表会(第12回東日本支部コロキウム: 2024年2月29日(木)に筑波大学東京キャンパス文京校舎にて開催)において東日本支部委員による第2次選考を経て生物工学学生優秀賞候補者を選出し、日本生物工学会本部に推薦する。
生物工学学生優秀賞受賞者は、各支部より推薦された候補者から日本生物工学会本部での選考を経て決定される。詳しくは、生物工学学生優秀賞(飛翔賞)受賞候補者推薦要領 をご参照ください。
過去の生物工学学生優秀賞受賞者に関しましては、以下のサイトを御参照ください。
https://www.sbj.or.jp/awards/awards_hisho.html
「生物工学学生優秀賞候補者調書」 と「生物工学学生優秀賞候補者推薦書」 に必要事項を記入し、 「生物工学学生優秀賞」、「東日本支部学生奨励賞」または「生物工学学生優秀賞と東日本支部学生奨励賞」への応募であることを明記の上、電子メールにて、日本生物工学会東日本支部事務局 E-mail: (TEL. 042-388-7021) 宛、2024年2月13日(火)正午迄に お送りください。
よろしくお願いいたします。
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新着情報
Published by 支部:中部 on 11 1月 2024
2023年度 日本生物工学会中部支部例会を下記の要領で開催いたします。
参加費無料ですので、お気軽にご参加下さい。
日時: 2024年1月23日(火) 13:00~17:00
場所: 名古屋大学 オークマ工作機械工学館・オークマホール
(一部の方には、ハイブリッドのURLを送付させていただきます。下記よりお申込みください)
プログラム 《特別講演》
13:05-13:05
挨拶
……堀 克敏 (名古屋大大学院工学研究科、日本生物工学会・理事・中部支部長)
13:05~13:55
基調講演1 「醸造・醗酵技術が地球を救う SDGsに何が貢献できるのか」
……秦 洋二 (月桂冠株式会社,日本生物工学会・会長)
13:55~14:45
基調講演2 「研究の二兎流:微生物から魚類まで〜二兎を狙い、二兎を追い、二兎を狩る〜」
……田丸 浩 (三重⼤学⼤学院⽣物資源学研究科/先端科学研究⽀援センター,日本生物工学会・前中部支部長)
<休憩15分> 15:00~15:30
招待講演 「自立運転可能なルーメンハイブリッド型メタン発酵システムによる
植物バイオマスからのエネルギー生産
〜平時には顧客の廃棄物処理コスト削減に貢献し,
災害時には地域住民の防災拠点として機能する〜」
……馬場 保徳 (石川県立大生物資源工学研究所) 《若手研究者による講演》 若手研究者:ドクター、博士進学決定M2、ポスドク
15:30~17:00
一人 約10~15 min
※応募者多数の場合は、誠に勝手ながら選考をさせていただきます。
※当日出席の中部支部幹事による投票を行い優秀者(博士後期課程または博士進学決定M2)には
「日本生物工学会中部支部長賞」を授与致します。
講演者募集
参加申し込みアンケート ← こちらからお申込みください。登録は、1月19日金曜日17時まで。
講演要旨テンプレート ← 要旨は、1月22日月曜日までに、担当・加藤:kato-r@ps.nagoya-u.ac.jpまでお送りください。
17:00
閉会挨拶
……二又 裕之 (静岡大学グリーン科学技術研究所,日本生物工学会・中部副支部長)
17:30~19:30
……交流会 場所:レストラン シェ・ジロー (名古屋大学内 会場より歩いて1分) 参加申込 準備の都合上、講演会および交流会への参加を希望される方は、
以下のフォームからお申し込みください。
問合せ先: 中部支部庶務幹事 加藤竜司(名古屋大学) E-mail
►中部支部Topへ
学会行事 ,支部活動
Published by 学会事務局 on 11 1月 2024
第76回日本生物工学会大会実行委員会では、「学生のための企業研究セミナー」(大会初日開催予定)への参加企業を募集しております。
⇒開催趣意書 はこちら
⇒ご案内・申込書 はこちら
【開催趣旨】
「企業人から若い世代への産の心と技術の継承」と「従来の枠にとらわれないものづくりの異分野交流」を目的とした学生のための企業研究セミナーです。就職活動などの企業説明会とは異なり、本学会本学会に参加する学生に向け、製品開発に関する心意気や秘話などについてお話いただければと存じます。学生にとっては、ふだん触れることの少ない様々な企業の貴重な話を聞ける機会となります。
日時: 2024年 9月8日(日)17:30~18:30 (一般講演終了10分後に開始予定) ⇒16:30~18:30 変更しました。 場所: 東京工業大学 大岡山キャンパス開催方法: 各企業がポスターを掲示し、学生と懇談する形式で開催します。申込方法: 申込書 に必要事項をご記入の上、E-mail にて下記宛までお送り下さい。申し込み締切日: 2024年5月31日(金) → 7月31日(水)延長しました! 問合せ・申込み先 株式会社エー・イー企画 第76回日本生物工学会大会展示会係
Tel. 03-3230-2744 Fax. 03-3230-2479
E-mail:
♦関連記事: 【年次大会】第76回日本生物工学会大会(2024)協賛企業募集中!
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 12月 2023
生物生物工学会誌 第101巻 第12号
岡 賀根雄
2022年の創立100周年記念大会の成功、および記念事業の順調な滑りだしをお祝い申し上げます。私は募金担当として準備に携わらせていただきました。この厳しい社会・経済環境の中、ご寄付いただいた企業、団体、そして個人の皆様に心からのお礼を申し上げます。おかげをもちまして、当初予算を越える金額を頂戴することができ、学会の将来にとって喜ばしい結果となりました。募金集めにご尽力いただいた先生方にもお礼申し上げます。
さて本題です。自分自身はまだまだ若い、少なくとも年寄りだとは思っていなかったのですが、はや還暦を迎え、更にはこんな原稿を頼まれるようになり、現実に目を向けざるを得ない状況となりました。2019年に理事をお受けするまで学会活動とは無縁で来たため、私に語れることは限られていますが、将来を担う若者の皆さんに向けて、何某かの役に立てればと思って書き始めます。「人生の最大幸福は職業の道楽化にある」これは、本田静六さんの『私の財産告白』(実業之日本社文庫)に収められた『平凡人の成功法』という文章の言葉です。私がこれを知ったのは50代になってから。「もっと若い時に出会いたかった」と思いましたが、これまでを振り返って、「そうそう、そうだよな」とうなずくことしきり。「思った仕事と違った」「仕事に興味が持てない」と言って、好きで選んだはずの職業を何年も経たずに辞めてしまう若者が増えてきています。そんな中、多くの人に読んでもらいたい名著です。もう少し引用します。「職業を道楽化する方法はただ一つ、勉強に存する。」「あらゆる職業はあらゆる芸術と等しく、初めの間こそ多少苦しみを経なければならぬが、何人も自己の職業、自己の志向を、天職と確信して、迷わず、疑わず、一意専心努力するにおいては、早晩必ずその仕事に面白味が生まれてくるものである。一度その仕事に面白味を生ずることになれば、もはやその仕事は苦痛でなく、負担ではない。歓喜であり、力行であり立派な職業の道楽化に変わってくる。」
もう一つは遊び心を持ち続けるということ。ペニシリン、ダイナマイトなど、世の中の発見や発明に失敗や偶然がきっかけになったものは少なくありません。その失敗を意図してやってみようということです。企業で研究開発に携わっている人は、それが実用化に近いほど、最適値を求める実験を計画することになります。しかし小スケールの実験であれば、敢えて水準を大きく振ってみる遊び心を持ってもいいのかもしれません。私の職業であるビールの分野でも、現在普通に飲まれている淡い色合いのビールは、「色付けのための黒麦芽を入れ忘れてできたのだ」という伝説があります。意図して水準を大きく振ったのか、本当に入れ忘れたのかはわかりません。入れ忘れたとしても、失敗だとすぐに捨ててしまうのでなく、ビールにまで醸してみて、今までにない美味しさを発見したのだと思います。同じ意味で、意図しない異常点にも大きなチャンスが隠されているかもしれません。しっかり考察しておく必要がありそうです。
三つめは出会いを大切にするということ。自分の考えられる範囲なんて小さなもの。いろんな場所に出かけ、いろんな人に会い、経験し、それで気づかされることの何と多いことか。直接仕事に役に立つヒントになるかもしれませんし、新しい活動につながるかもしれません。また自分の価値観や人生に影響を与えてくれる出来事に出会うかもしれません。時間がない、興味がない、と言って捨てるのは簡単なのですが、「遊びで行ってみようか」これでいいのです。舞い込んできた情報やきっかけに少しの時間を割く。これが人生を豊かにしてくれるかもしれません。皆さんには大きな可能性があります。自分を小さく規定することなく、好きなことで大きな夢を描いて、突っ走ってください。夢大きく!明るく、楽しく、前向きに!
著者紹介 サントリーホールディングス株式会社(取締役専務執行役員)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 12月 2023
生物工学会誌第101巻第12号(2023年12月号)をオンライン公開しました。⇒生物工学会誌第101巻第12号
►生物工学会誌Top
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 12月 2023
タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGE へのリンクとなっております。
►生物工学会誌Top
※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader (無料)が必要となります。ダウンロードはこちら から。
生物工学会誌
Published by 支部:西日本 on 22 12月 2023
2023年度 日本生物工学会西日本支部学生賞 受賞者 赤嶺 晴香(岡山大院・環境生命科学) 河合 頼央(岡山大院・環境生命科学) 宮本 菜柚(香川大院・農学) 百川 直輝(広島大院・統合生命科学) 山下 璃貢(山口大院・創成科学) 【関連記事】
【西日本支部】2023年度学生賞候補者推薦募集
これまでの活動
►西日本支部Topへ
支部活動
Published by 支部:関西 on 21 12月 2023
支部活動 ,新着情報
Published by 学会事務局 on 19 12月 2023
Microcarriers provide a high surface-to-volume ratio that is advantageous for efficient expansion of anchorage-dependent mammalian cells. The authors developed collagen-coated poly(vinyl alcohol) (PVA) microcarriers for the expansion cultivation. The photograph shows cells (blue) expanded on collagen (green)-coated PVA microcarriers.
For more information regarding this work, read the article: Masahiro Kaneko, Airi Sato, Satoru Ayano, Akio Fujita, Goro Kobayashi, Akira Ito, “Expansion of human mesenchymal stem cells on poly(vinyl alcohol) microcarriers” , J. Biosci. Bioeng., volume 136, issue 5, pages 407–414 (2023) (Copyright@2024 The Society for Biotechnology, Japan).
⇒JBBアーカイブ:Vol.107 (2009) ~最新号
⇒JBBアーカイブ:Vol. 93(2002)~Vol. 106(2008)
Journal of Bioscience and Bioengineering
Published by 学会事務局 on 19 12月 2023
Journal of Bioscience and Bioengineering(JBB)のVol. 137, No. 1(2024年1月号)をScienceDirectで公開しました。
JBB会員用アクセスの利用方法 日本生物工学会の個人会員(正会員・学生会員・海外会員)は、Journal of Bioscience and Bioengineering および前身誌(Vol. 64, 1986年以降)のオンラインジャーナルに無料でアクセスすることができます。
⇒詳しくはこちら
会員用アクセスのPasswordをお忘れの場合:
⇒詳しくはこちら
登録したメールアドレスが不明でパスワードのリセットができない場合:
Webフォーム (日本語可)よりElsevierのScienceDirectサポートセンターにお問合せください。ご連絡の際には、ジャーナル名、 学会名、会員番号をお知らせください。
►JBBのTopページへ
新着情報
Published by 支部:東日本 on 18 12月 2023
日本生物工学会東日本支部主催の賀詞交換会を、下記の日程で開催致します。
日時: 2024(令和6)年2月16日(金)12:20~18:00
場所:
<講演会> 東京大学農学部弥生講堂アネックス(セイホクギャラリー)
(東大農学部正門を入って直ぐ左手の建物です。東大農学部は東京メトロ【東大前】1番出口から左手に30秒です。)
<懇親会> 東大生協農学部食堂
形態: ZOOMを用いたハイブリッド形式
(開催場所の関係で、現地参加人数には制限がありますので予めご了承ください。)
プログラム: ♦ 開会の挨拶
12:20~12:30 日本生物工学会東日本支部長 田中 剛
♦ 日本生物工学会東日本支部長賞受賞記念講演
12:30~13:00 朱 博(東京工業大学)
13:00~13:30 福永 圭佑(東京工業大学)
♦ 企業アピール ※ (開始を5分程度早める可能性もあります)
13:45~14:15 サントリー株式会社
14:15~14:45 味の素株式会社
14:45~15:15 SyntheticGestalt株式会社
15:15~15:45 千代田化工建設株式会社
15:45~15:50 休憩
15:50~16:20 ちとせグループ
16:20~16:50 マルハニチロ株式会社
16:50~17:20 キリンホールディングス株式会社
17:20~17:50 キッコーマン株式会社
♦ 閉会の挨拶
17:50~18:00 日本生物工学会東日本支部副支部長 越智 浩
♦ 懇親会
18:15~20:00
※ 企業アピールについて
産学連携が強い日本生物工学会の特長を今後も発展的に続けてゆくためには、直接的な連携だけでなく連携を下支えする情報共有の場を持つことが重要であるとの考えのもと、令和2年度から実施されているプログラムです。
学生諸君のリクルートも念頭に置いているため、当該企業を希望する学生諸君には奮ってご参加いただけますようご案内申し上げます。
⇒東日本支部Topへ
学会行事
Published by 部会:培養技術 on 13 12月 2023
研究部会(若手会) ,資料ダウンロード
Published by 学会事務局 on 05 12月 2023
学会事務局は、下記の期間休業いたします。大阪大学の節電による一斉休業に合わせて12月27日及び28日が特別休業になります。
休業期間: 2023年 12月27日(水)~2024年1月3日(水)
※12月26日 (火)は、15:00 にて業務を終了いたします。
上記期間中にいただきました新規入会申込および投稿論文の受付は、1月4日(木)より順次対応いたします。
ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんが御理解のほどよろしくお願い申し上げます。
本年も日本生物工学会の活動にご協力いただきありがとうございました。
新着情報
Published by 学会事務局 on 04 12月 2023
Journal of Bioscience and Bioengineering(JBB)のVol. 136, No. 6(2023年12月号)をScienceDirectで公開しました。
JBB会員用アクセスの利用方法 日本生物工学会の個人会員(正会員・学生会員・海外会員)は、Journal of Bioscience and Bioengineering および前身誌(Vol. 64, 1986年以降)のオンラインジャーナルに無料でアクセスすることができます。
⇒詳しくはこちら
会員用アクセスのPasswordをお忘れの場合:
⇒詳しくはこちら
登録したメールアドレスが不明でパスワードのリセットができない場合:
Webフォーム (日本語可)よりElsevierのScienceDirectサポートセンターにお問合せください。ご連絡の際には、ジャーナル名、 学会名、会員番号をお知らせください。
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新着情報
Published by 学会事務局 on 01 12月 2023
企画委員会では、創立100周年記念事業 として、生物工学会の会員が参画でき、学会としても重要なテーマ(食、環境、医療など)を対象に、産、学、官の立場から、生物工学の未来(2050年)を皆様で考える契機となるシンポジウムシリーズ(全5回)を企画いたしました。今回は、第5回として、未来の医療技術について考えるシンポジウムを企画しました(未来の医療技術について皆様と一緒に考えたいと思います)。
最後まで参加頂き、活発な議論へと繋げていただければ幸いに存じます。
日時: 2024年2月1日(木)13:00~17:20
懇親会 17:35~19:35
開催場所:
早稲田大学 121号館コマツ100周年記念ホール
(〒162-0041 東京都新宿区早稲田鶴巻町513)
ハイブリッドで開催いたします(現地参加あるいはWeb [Zoom] 参加)。
現地参加は上限70名です。申し込み状況にもよりますが、原則、会員(一般、ご所属先が本会賛助・団体会員の方を含む)を優先し、先着順とさせていただきます。
ご利用には、1月29日(月)にメールでお知らせするユーザーIDとパスワードが必要です。
本シンポジウムで提供されるコンテンツの著作権は、セミナー講師に帰属します。
発表の全部または一部を、保存、改変、再利用、再配布、オンライン翻訳することを固く禁じます。
学会活動の健全な発展のために、ルール厳守をお願いします。
プログラム 13:00~13:03 はじめに……青柳 秀紀(筑波大学)
13:03~13:43
量子技術・量子コンピュータと生物工学の接点
…………藤井 啓祐(大阪大学大学院基礎工学研究科)
13:43~14:23
ゲノム編集技術の現状と2050年展望
…………佐久間 哲史(広島大学大学院 統合生命科学研究科)
14:23~14:29 休憩
14:29~15:09
Extended reality (XR: VR/AR/MR) とmetaverseによる手術支援・遠隔医療
…………杉本 真樹(帝京大学 冲永総合研究所, Holoeyes[株])
15:09~15:49
医療ロボットにおける技術開発と将来展望
…………荒田 純平(九州大学大学院 工学研究院)
15:49~16:29
未来の予防医療を拓く生物工学
…………安井 隆雄(東京工業大学 生命理工学院)
16:29~16:35 休憩
16:35~17:17
パネルディスカッション
モデレーター: 本多 裕之(名古屋大学)、上平 正道(九州大学)
パネリスト:講演者
17:17~17:20 おわりに……竹山 春子(早稲田大学)
17:35~19:35 懇親会
早稲田大学レストラン「森の風」
(〒162-0041 東京都新宿区早稲田鶴巻516 早稲田大学早稲田キャンパス26号館15F)
121号館から徒歩1分(会費:5,500円)
参加費 〈シンポジウム〉
会員(ご所属先が本会賛助・団体会員の方を含む):無料
非会員(学生):1,000円(税込)ただし、正会員の紹介により無料参加可能です。
非会員(一般):2,000円(税込)
〈懇親会〉5,500円(税込)
※参加費(要旨集代を含む)および懇親会参加費のお支払いについては、登録内容確認後にお送りする受付通知メールでご案内いたします。
お支払い方法: クレジット決済(一週間以内に お手続きください。)事務局より入金確認の連絡はいたしません。 領収書は、SQUAREから送信される支払い完了通知メールをもって代えさせて頂きます。 参加費の請求書(見積書・納品書)は発行いたしません。通知メールをもって代えさせて頂く旨ご了承ください。 申込方法 こちらのフォームよりお申し込みください。
※当日受付は行いません。必ず事前登録をお願い致します。
問い合わせ先 公益社団法人 日本生物工学会事務局 (吹田市山田丘2-1 大阪大学工学部内)
TEL: 06-6876-2731 FAX: 06-6879-2034
E-mail: (創立100周年記念シンポジウム担当)
♦【関連記事】 創立100周年記念シンポジウム 生物工学の未来(2050年)
学会行事
Published by 学会事務局 on 25 11月 2023
生物工学会誌第101巻第11号(2023年11月号)をオンライン公開しました。⇒生物工学会誌第101巻第11号
►生物工学会誌Top
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 11月 2023
タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGE へのリンクとなっております。
►生物工学会誌Top
※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader (無料)が必要となります。ダウンロードはこちら から。
生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 25 11月 2023
生物生物工学会誌 第101巻 第11号
髙下 秀春
年号が「平成」から「令和」になって久しいが、人々が美しく心を寄せ合うには程遠く、混沌とした先の読めない時代に突入した.酒類業界の中でも焼酎業界は、グローバル化を進める上で自分自身の強みが何であるのかを知ることが大事である。
最近の日本産酒類の輸出動向(https://www.nta.go.jp/taxes/sake/yushutsu/yushutsu_tokei/index.htm )によると、輸出金額は初めて 1,000億円を超えた 2021 年に引き続き、2022年分でも 1,392億円(対前年比+21.4%)と好調に増加している。品目別ではウイスキーが 561億円、日本酒が 475億円と大きく牽引している。これは、両者が長きにわたる海外へのアプローチを継続してきたからこその結果である。日本酒業界は、同じ醸造酒であるワインの世界展開に着目し、コンペティションとの連携や伝統的な日本食(和食)とのマリアージュなど、ワインの評価基準を通して輸出先のお客様に日本酒の価値の理解を促した。一方、焼酎の 2022年の輸出金額は 21.7億円で日本酒の 5%にも満たない。日本酒では 10年以上連続して過去最高を更新しているが、焼酎での対前年増減率は 2020 年以降にようやくプラスに転じて今に至っている。まだ、小さな兆しだがその上向きのベクトルをさらに推進する手段の一つとして、焼酎自身の強みを認識し、その価値をモノ・サービスに付与して世界に発信することが必要である。2022年に日本の國酒である日本酒、本格焼酎・泡盛、本みりんなどの「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産の提案候補として選定された。また、日本では蒸留酒である焼酎が食中酒として定着しているという、世界でも類を見ない飲酒文化がある。そこで、筆者の所属する三和酒類株式会社では焼酎を「麹文化の蒸留酒」として定義し、焼酎製造における麹を利用した「伝統的酒造り」のまだ解明されていないメカニズムを知ることを目指している。それが、焼酎に秘められた新たな価値を発見し、アウトプットとして世界標準の価値ある商品開発に繋がるものと確信している。
そのためのアクションとして、当社にて基礎に近い研究を自前主義で行うには限界がある。また、環境変化が激しい現在では、オープンイノベーションが重要となってきている。オープンイノベーションとは、組織内部のイノベーションを促進するために、意図的かつ積極的に内部と外部の技術やアイデアなどの資源の流出入を活用し、その結果組織内で創出したイノベーションを組織外に展開する市場機会を増やすための手段のことである 1) 。
外部との連携を強化したい企業としては、共同研究など外部機関とのマッチングが最初の一歩となる。オープンイノベーションを促進するしくみとして、ニーズとシーズをマッチングさせる場の提供やプラットフォームを介したサポートなどがある。しかしながら、オープンイノベーションという言葉がない時代から、企業のニーズに対して自らが探索し、マッチングする研究テーマや研究技術を有する外部機関と共同研究するまで展開する場として学会が存在している。当社のような醸造・発酵関連の研究領域を探索する目利きを養う場としても日本生物工学会は重要である。初代三和研究所所長の故和田昇相談役から当社研究員は他流試合(学会に参加して学会発表、外部研究員との交流)をするように促された。筆者が入社した当時はネット環境が整っていなかったことから、醸造、発酵関連の学会に直接参加したことで最新研究の情報収集や人的ネットワークを広げることができた。外部連携を促進して「麹文化の蒸留酒」のアイデンティティを解明していくために、今後も学会参加を一つの足がかりとしたい。
最後に、オープンイノベーションのマッチングの場として学会を捉えたときに、発表時の導入部分で研究テーマがどのような課題に対して貢献できる技術であるかをニーズ側に立ってプレゼンしていただくことで企業にとってさらに価値のある学会になることを期待して筆を置きたい。
1) 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「オープンイノベーション白書(第三版)」:
https://www.nedo.go.jp/library/open_innovation_hakusyo.html (2023/5/26).
著者紹介 三和酒類株式会社(取締役)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 24 11月 2023
梅津 光央
国際展開委員
(東北大学)
2023年10月4日(水)~6日(金)の日程で韓国のThe Korean Society for Biotechnology and Bioengineering(KSBB)の秋季大会(2023 KSBB Fall Meeting and International Symposium)が釜山の釜山国際コンベンションセンターBEXCOで開催された。日本生物工学会(SBJ)はKSBBと学術交流協定を交わしており,それぞれの年次大会に講演者を派遣することで学術交流を推進している。本年はコロナ禍が終わり、対面での国際交流が再開されることになり、SBJからは学会賞受賞者を中心に、髙木博史先生(生物工学賞・奈良先端科学技術大学院大学)、青柳秀紀先生(生物工学功績賞・筑波大学)、筆者(国際展開理事・東北大学)の3名が招待された。
Opening ceremonyでは、SBJを代表して秦 洋二会長がZoomを使って、両学会の発展と交流を祈願した挨拶があった。招待講演者の講演は、各々の講演内容にあったセッション(髙木先生:Recent Advances of Renewable Environmental Biotechnology for Waste Reuse、青柳先生:From Laboratory to Market: Bioprocess Scale-up、梅津:Enzyme Engineering for Biofoundry)に割り振られる形で講演をし、各々のセッションの中で活発な質疑応答がなされた。筆者が参加したセッションでは、情報科学・機械学習・ロボティクスを組み入れた大規模な酵素開発・システムバイオロジー開発の発表がなされ、韓国においてもこの分野が精力的に行われていることを感じた。
本大会では、対面での国際交流が再開できたこともあり、Breakfast Meetingや懇親会を通して、KSBBと台湾のBiotechnology and Biochemical Engineering Society of Taiwan(BEST)と積極的な交流を行うことができた。Breakfast Meetingには、髙木先生と青柳先生が参加し、KSBB会長のSang Yup Lee先生およびKSBBやBESTの先生方との交流があった。懇親会では、青柳先生から、韓国語を交えながらSBJとKSBBの今後の活発な交流を期するスピーチがなされ、SBJ、KSBB、BESTの方々が同じ円卓を囲み、コロナ禍中に途絶えていた国際交流を埋め合わせるように互いの進捗などを報告しあい、今後の東アジアの生物工学分野での交流を活発にしていくための交流が図られた。
会場となった釜山国際コンベンションセンターBEXCO
Opening ceremonyにて
オンラインで挨拶をされる
秦会長
Breakfast Meeting会場での
KSBB会長のSang Yup Lee先生と
髙木先生(左), 青柳先生(右)との交流
懇親会でスピーチをされている青柳先生
大会2日目のBreakfast Meeting会場での写真(敬称略)
前列左から,Hsiu-Wen Chien(National Kaohsiung University of Science and Technology,
BEST招待講演者),I-Son Ng(National Cheng Kung University,BEST招待講演者)
Sang Yup Lee(KAIST,KSBB会長),Chulhwan Park(Kwangwoon University,KSBB会計)
後列左から,Jeong Hyun Seo(Yeungnam University,KSBB国際交流担当)
Hyung Joon Cha(POSTECH,KSBBシンポジウム座長),Jeong-Geol Na(Sogang University,
KSBB庶務),髙木博史(奈良先端大,招待講演者),Jonghoon Choi(Chung-Ang University,KSBB国際交流担当)
青柳秀紀(筑波大,招待講演者),Jen-Huang Huang(National Tsing Hua University,BEST招待講演者).
懇親会にて,円卓を囲んだSBJ,KSBB,BESTの先生方(敬称略)
前列左から,Dong Soo Hwang(POSTECH,KSBB国際交流担当)
吉本敬太郎(東京大学),Jonghoon Choi(Chung-Ang University,KSBB国際交流担当)
青柳秀紀(筑波大学,招待講演者),梅津光央(東北大学,招待講演者)
Seung Pil Pack(Korea University,KSBB国際交流担当)
Jen-Huang Huang(National Tsing Hua University,BEST招待講演者)
後列左から,Hsiu-Wen Chien(National Kaohsiung University of Science and Technology,BEST招待講演者)
Po Ting Chen(Southern Taiwan University of Science and Technology)
I-Son Ng(National Cheng Kung University,BEST招待講演者).
♦関連記事: 【国際交流】韓国生物工学会(KSBB)大会参加報告
新着情報
Published by 支部:関西 on 24 11月 2023
第121回を迎える醗酵学懇話会ですが、下記の通り対面開催となります。今回は、発酵におけるキープレイヤーとも言える酵母にまつわる3つの話題をご紹介頂きます。また、工場見学および懇親会も下記の通り開催致しますので、多数のご参加をお待ちしております。
日時: 2024年2月6日(火)13:30~18:30
<講演会> 13:30~15:50
<見学会> 15:50~16:40(工場見学は限定15名事前予約、酒造資料館<自由見学>)
<懇親会> 17:00~18:30
会場: 白鶴酒造株式会社(〒658-0041 兵庫県神戸市東灘区住吉南町 4-5-5)5階 会議室
プログラム: 13:00~ 受付
13:30~13:35 開式の辞………東 雅之(関西支部支部長・大阪公立大学工学研究科)
13:35~14:15
「出芽酵母のアミノ酸代謝による細胞寿命制御」
………西村 明 (奈良先端科学技術大学院大学 研究推進機構 発酵科学研究室)
近年、アミノ酸はタンパク質の構成成分のみならず、それ自体に多彩な生理機能があることが知られてきた。特に、プロリンやシステイン誘導体(システインポリスルフィド)は他のアミノ酸と比較して様々な生理機能を有しており、細胞の恒常性維持に極めて重要である。細胞の恒常性の破綻は寿命・老化を引き起こすことから、これらのアミノ酸は寿命・老化を制御していると示唆されている。これまでに、演者はプロリンの酸化分解系がミトコンドリアのエネルギー代謝の維持に関与し、酵母の経時寿命を制御していることを発見した。また、システインポリスルフィドが小胞体内のタンパク質品質管理機構に関与し、経時寿命の制御に関与していることも見出した。本講演では、プロリンやシステインポリスルフィドによる寿命制御の最新の知見を紹介すると共に、その生理的意義や応用展開に関しても議論したい。
14:15~14:55
「酵母に学ぶ健康長寿」
………水沼 正樹 (広島大学大学院 統合生命科学研究科 生物工学プログラム 健康長寿学研究室)
近年、栄養状態や腸内細菌叢などの環境因子が原因で生じた特定の代謝物が、広範な細胞機能(分化・増殖・生存など)のシグナル分子として機能する例が見出された。メチオニン代謝は、メチル基供与体として知られるS -アデノシルメチオニンの産生を行うなど生命活動において極めて重要な代謝経路である。我々は、出芽酵母を用いてメチオニン代謝系酵素のS -アデノシルホモシステイン(SAH)加水分解酵素における変異株(sah1 変異株)を取得した。酵母sah1 変異株は顕著に寿命が短く、テロメア長が短縮するなど老化の特徴を有していた。そこで、sah1 変異株の短命を抑圧する変異株をスクリーニングし、長寿変異株を取得した(SSG1 と命名)。SSG1 変異株の解析から、SAHが寿命制御のシグナル分子として振舞うという代謝物の新機能を発見した。本懇話会では、酵母で明らかになった健康長寿のヒントについて私たちの研究を例に紹介したい。
14:55~15:05 休憩
15:05~15:45
「Bafilomycin A1耐性株の高発酵性と清酒醪ストレスへの適応」
………中瀬 舞(白鶴酒造株式会社 研究室)
清酒醪は、発酵初期には高糖・低pH・低温・低窒素源ストレス、発酵後期には高エタノールストレス環境となり、清酒酵母はこのような様々な環境変化によるストレスに晒されながらアルコール発酵を行っている。この醪環境ストレスへの応答については未だ不明な点が多いが、健全な発酵は高品質の清酒製造には重要である。これまでに我々は、液胞膜V-ATPaseの活性阻害剤Bafilomycin A1(Baf)の耐性株は高発酵性を示すことを見出した。清酒酵母はエタノール発酵を行う際に細胞内ATPを多く生産するが、過剰なATPは解糖系を負に制御する。そこで我々は、細胞内ATPをより多く消費させるために液胞膜V-ATPaseに着目した。Baf耐性株は、細胞内ATP量の減少・糖取り込み活性の向上・エタノール生産性の向上が観察された。さらに、醪末期の生菌率も顕著に高いことが明らかとなった。今回明らかとなったBaf耐性株の特徴から、清酒醪ストレスへの適応と酵母の寿命延伸について考察したい。
15:45~15:50 閉会の辞………蓮沼 誠久(関西支部副支部長・神戸大学先端バイオ工学研究センター)
15:50~16:40 見学会(工場見学〈事前予約者〉、酒造資料館〈自由見学〉)
*工場見学には、上下ツナギの衛生服(スカートは非対応)と衛生帽とマスクの着用、衛生靴履き替えが必要です。
*酒造資料館の館内ショップは 16:30 閉店となります。
17:00~18:30 懇親会(講演会と同会場)
*講演会閉会後は懇親会会場準備の都合上、一時退室をお願いする予定です。
定員: 60名 (工場見学会は15名)
参加費: 一般 1,000円(税込),学生:無料(当日講演会会場受付にてお支払いください)
懇親会会費: 一般 2,000円(税込),学生:1,000円(税込)(当日講演会会場受付にてお支払いください)
申込み方法: 以下のWebフォームよりお申し込み下さい。 定員に達したため受付を終了しました。 申込み締切日: 2024年1月18日(木)正午(定員に達し次第、締め切らせて頂きます。)
問合せ先:
日本生物工学会 関西支部
企画副委員長 窪寺隆文 E-mail
会場へのアクセス JR住吉駅からタクシーで10分以内(徒歩約20数分)
阪神御影駅から徒歩約15分
阪神住吉駅から徒歩約10分
⇒関西支部Topへ
学会行事
Published by 若手会 on 24 11月 2023
おかげ様で盛会のうちに無事終了しました。多数のご参加ありがとうございました。
生物工学若手研究者の集い (若手会) のセミナーは、生物工学の様々な分野の若手研究者および学生の相互交流を目的に、1967年より実施されてきた伝統ある会です。新型コロナウイルス感染拡大の影響により2020年度より3年に渡りオンサイトでの開催を中止せざるを得ない状況でしたが、オンラインで開催するなど若手会の活動を完全に休止することはありませんでした。そして2023年度には富山県砺波青少年自然の家にて4年ぶりにオンサイトで夏のセミナーを開催することができました。コロナ禍の余韻が残る中でも若手研究者たちの研究への熱意は留まるところを知らず、白熱した議論が時間いっぱいに繰り広げられました。
さて、2024年度の夏のセミナーは北海道 富良野市にて開催いたします。開催地にちなみまして、北海道にゆかりのある先生方にご講演いただく予定です。昨年度に引き続き参加者全員が主体的に発表し交流するイベントを企画しております。また、今回は博士課程の学生にも実行委員に参画してもらい、学生が主体となり企画・運営するプログラムも計画しております。参加者の皆様が1泊2日での熱い議論を交わし、深い交流を結べるよう準備を進めております。北海道の地で若手研究者同士の交流・知見を深め、普段の研究に新しい風を吹き込む機会となれば幸いです。実行委員一同、多数の若手研究者の参加を心よりお待ちしております。
初日の夜には懇親会も企画しております。初参加の方も、毎年楽しみにしてくださっている方も、楽しく交流できるように準備を進めておりますので、ぜひこちらにもご参加ください。なお、開催時期はラベンダー畑が見頃となっております。お越しの際は周辺観光もお楽しみいただけますと幸いです。
-ウェルカムイベントについて(3/20追記)-
本会合前にウェルカム企画として、富良野市近郊のワイナリー見学を企画しております(午前10時ごろに富良野駅出発予定)。参加希望の方はセミナー参加登録の際に入力してください(申込先着40名限定、別途参加費が必要となります
*定員となりましたので締め切らせていただきます。
開催概要 日時: 2024年7月13日(土)12:30~ 7月14日(日)13:45
会場: ハイランドふらの(〒076-0036 北海道富良野市島ノ下)
アクセス情報はこちら *2024年4月2日 修正
*旭川空港、新千歳空港(注) およびJR富良野駅より送迎バスを用意する予定です(13日: 旭川空港9:50発、新千歳空港10:00発、JR富良野駅12:00発。14日: 会場14:00発, JR富良野駅14:20着, 旭川空港15:20着予定、交通機関のダイヤなどにより変更になる可能性があります。詳細はこちら をご覧ください。)。希望される方は参加登録の際に入力してください。
((注) :新千歳空港からの送迎バスは13日の往路のみ、完全予約制、有料(5000円)となります。10時に出発するため、9:30までに到着する飛行機を利用ください。)発表形式: ポスター発表
*ポスターはA0サイズ(841×1189 mm)でご用意ください(幅900 mm以上のものは貼り付けできませんので、ご注意ください)。
>>発表要旨テンプレートはこちら <<
定員: 80名(予定、定員になり次第締め切らせていただきます。)
参加費: 一般:13,000円(税込)(セミナー参加費7,000円,宿泊費4,000円,食費(夕・朝食)・懇親会費2,000円)
学生: 6,000円(税込)(セミナー参加費3,000円,宿泊費2,000円,食費(夕・朝食)・懇親会費1,000円)
(ただし、新潟県、富山県、石川県、福井県から参加される学生の方は参加費3,000円(税込)(会費3,000円、宿泊費・食費・懇親会費無料)といたします。)
プログラム:
1日目
12:00 受付開始
12:30~12:40 開会挨拶・諸注意
12:40~13:20 企業セミナー①(株式会社島津製作所、千代田化工建設株式会社)
13:20~13:30 休憩(10分)
13:30~14:20 小菅先生 ご講演
14:20~14:30 休憩(10分)
14:30~14:55 中井先生 ご講演
14:55~15:20 鯉江先生 ご講演
15:20~15:40 休憩(20分)
15:40~17:10 ポスター(奇数45分、偶数45分)
17:10~19:00 チェックイン・入浴・夕食
19:00~ 表彰式・懇親会、坂巻先生 ご講演
2日目
9:30~10:50 委員会企画
10:50~11:00 休憩(10分)
11:00~11:40 企業セミナー②(三洋貿易株式会社、株式会社テクノスルガ・ラボ)
11:40~11:50 休憩(10分)
11:50~13:10 学生企画
13:15~13:45 閉会式・写真撮影
14:00 バス出発
講演予定 (敬称略):
特別講演 小菅 正夫 (旭川市旭山動物園 前園長/北海道大学客員教授/札幌市環境局参与 (円山動物園担当)
「動物たちと歩んだ復活への道 ―「個性」を活かしたイノベーション―」
招待講演 中井 亮佑 (産業技術総合研究所 生物プロセス研究部門)
「雪と氷の世界に生きる微生物たちの謎に迫る -南極・北極・高山での経験から-」
招待講演 鯉江 弘一朗 (サッポロビール株式会社 原料開発研究所)
「ビール会社の育種家が語る、作物および天然素材としてのホップのおもしろさ」
招待講演 坂巻紀久雄 (Maltheads 店主/ビアジャーナリスト/ビア検1級)
「クラフトビールの大地、北海道」
申込方法: 以下のリンクより登録をお願いいたします。 定員になり次第締め切らせていただきます。
一般講演を希望される方は、参加登録の後に演題登録をお願いいたします。
参加登録〆切: 4月30日、演題登録〆切:5月7日
*参加登録・演題登録ともに締め切らせていただきました。
>>参加登録<< >>演題登録<< *観光シーズンの最盛期であり混雑が予想されるため、申し込みされましたら交通機関・前後泊などを早めに手配ください。
(ENG)
The participation registration is closed because the maximum number of participants has been reached.
We will hold summer seminar in Furano, Hokkaido, Japan on July 13th-14th. The presentations in English are welcome for both international students and domestic students. Besides, we will hold a reception on July 13th night. We hope your join!
-Event before the conference-
Before the conference, we plan to visit winery in the suburbs of Furano city (depart from Furano Sta. at 10:00AM). Please fill out the form during resistratin if you would like to join (limited to the first 40 people, in addition to the conference resistration fee, a visit fee is required).
*The registration is now closed.
Date: July 13th 12 P.M.-14th 1:45 P.M., 2024
Venue: Highland Furano, Furano, Japan
Click here for access (Japanese)
*A courtesy bus will be provided from Asahikawa Airpot, New Chitose Airport, and JR Furano Station (it will depart from Asahikawa Airport, New Chitose Airport, and JR Furano Station at 9:50 AM, 10:00 AM, and 12:00, respectively, July 13th. On July 14th, a courtesy bus will depart from the venue at 14:00, and will arrive at JR Furano Station and Asahikawa Airport at 14:20 and 15:20, respectively.). If you would like to take the bus, please fill out the form during registration.
*The courtesy bus between New Chitose Airport and the venue will be available only to the venue (no courtesy bus will be available from the venue to New Chitose Airport on July 14th). You must reserve the bus if you would like to take it. Additional fee (5,000 yen) is required to take the bus.
Presentation Style: Poster
*Posters must be A0 size (if you make bigger poster, you may not paste on the board).
>>Click here to download the abstract template <<
Number of participants: 80 (tentative, we will stop accepting applications once the limit is reached.)Registration fee: General…13,000 yen (tax included) (Participation fee: 7,000 yen; Accommodation fee: 5,000 yen; Dinner, breakfast, and reception fee: 2,000 yen)
Student…6,000 yen (tax included) (Participation fee: 3,000 yen; Accommodation fee: 2,000 yen; Dinner, breakfast, and reception fee: 1,000 yen)
*For students from Fukushima, the participation fee will be 3,000 yen (tax included) (3,000 yen for the participation fee, no charge for accommodation, dinner, breakfast and reception).
Registration: Please register from “Participation Registration”. If you register to give a poster presentation, please also register from “Abstract Registration”. Deadlines for participation registration and abstract registration are April 30th and May 7th, respectively. W e will stop accepting applications once the limit is reached.
*The participation registration and abstract registration are now closed.
>>Participation Registration<<
>>Abstract Registration<< *Please book flight tickets, hotel for staying the night before and after, and so on early because Furano is crowded with travelers in July.
若手会夏のセミナー 2024実行委員 (五十音順) 生田 宗一郎
一色 理乃(産総研・生物プロセス)
扇谷 昌宏(旭川医大・医・解剖)
菊川 寛史(北大・工・応用化学)
黒田 恭平(産総研・生物プロセス)
兒島 孝明(名城大・農・生物資源)
佐藤 康史(旭川医大・先進医工学研究センター 実行委員長)
鈴木 琢磨(大阪大・生物工学国際交流センター)
高野 力 (北大・工・環境循環)
辻 雅晴(旭川高専・物質化学工学)
蜂須賀 真一(北大・工・応用化学)
堀之内 貴明(産総研・人工知能)
(学生実行委員)
小坂 唯心(京都大・農・D2)
篠田 あかり(九州大・生物資源・D3)
橋本 真悟(岡山大・医歯薬・D3)
村山 拳午(山梨大・医工農・D4)
山田 あずさ(九州大・生物資源・D3)
問合せ先:
夏のセミナー2024実行委員会 E-mail:
協賛のお願い 生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2024実行委員会では協賛企業を募集しております。
協賛のお願い
⇒若手会Topページへ
学会行事
Published by 若手会 on 24 11月 2023
生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2024実行委員会では協賛企業を募集しています。
協賛申込 こちらの協賛申込フォーム に必要事項を入力して下記実行委員会宛にご送付ください。
*(2023年12月22日追記) ショートセミナーは定員に達しましたので締め切らせていただきました。
お問合せ・申込み先 生物工学若手研究者の集い 夏のセミナー2024
実行委員会 事務局
E-mail:
♦関連記事: 生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2024
⇒若手会Topページへ
新着情報
Published by 若手会 on 17 11月 2023
2023年9月4日(月)に若手会の主催で、『博士人材のためのキャリアパスシンポジウム』を開催しました。
若手研究者の日々の悩みを赤裸々に語っていただいたり、
その悩みに対する解決策に関する質問が多く出ました。
キャリアを考える上で、参考になれば幸いです。
最後にシンポジストの皆様と写真撮影しました。
お忙しい中お話しくださり、誠にありがとうございました。青木会長が来られなくて残念です!
⇒若手会Topページへ
研究部会(若手会)
Published by 支部:中部 on 14 11月 2023
年次大会 主催行事 後援行事 パンシンポジウム2023
日時: 令和5年9月19日(火曜日)9:00~18:00
会場: みんなの森 ぎふメディアコスモス
これまでの活動
►中部支部Topへ
支部活動
Published by 支部:九州 on 14 11月 2023
主催行事 2023年度 市民フォーラム「日本のひなた 宮崎発!:バイオ産業の最前線」
日時: 2023年11月11日(土)13:30~16:30
会場: 宮崎市民プラザ4F ギャラリー2 (〒880-0001 宮崎市役所隣 宮崎市橘通西1-1-2 )
第29回九州支部 福岡大会(2023)・創立30周年記念講演会・祝賀会
日時:
<記念講演会>2023年12月2日(土)14:00~17:05
<祝賀会>2023年12月2日(土)18:00~20:00
<支部大会>2023年12月3日(日)9:30~16:30
場所:
<記念講演会・支部大会>
九州大学 病院キャンパス コラボステーションIおよび総合研究棟
(福岡市東区馬出3丁目1番1号)
<祝賀会>
福岡リーセントホテル 2階レインボーホール
(福岡市東区箱崎2丁目52番1号)
これまでの活動
►九州支部Topへ
支部活動
Published by 学会事務局 on 08 11月 2023
第76回日本生物工学会大会(2024年9月8~10日、東京工業大学大岡山キャンパス)実行委員会では、協賛企業を募集しています。大会でのランチョンセミナー、附設展示会、プログラム・要旨集広告を活用した情報の発信および交換につきまして是非ともご検討いただくとともにご支援をご協力を賜りますようお願い申し上げます。
なお、ランチョンセミナー、展示運営および広告業務に関しては、代理店に委託しております。
本大会でのランチョンセミナー協賛を希望される方は、ランチョンセミナー申込書 に必要事項をご記入の上、e-mail にて下記宛までお送り下さい。
問合せ・申込み先 株式会社エー・イー企画 日本生物工学会大会展示会係
〒101-0003 東京都千代田区一ツ橋2-4-4 一ツ橋別館4F
E-mail:
TEL: 03-3230-2744
♦URL: 第76回日本生物工学会大会(2024)「企業協賛案内」サイト
※(お知らせ)
大会初日(9月8日)に開催予定の「学生のための企業研究セミナー」への参加企業も募集しております。
⇒
開催趣意書 ・
ご案内・申込書
♦関連記事: 【年次大会】「学生のための企業研究セミナー」参加企業募集中!
新着情報
Published by 学会事務局 on 08 11月 2023
平素より学会活動にご協力賜り、誠にありがとうございます。
2024年の会費の納入をお願い申し上げます。会費は会誌の刊行、大会の開催、講演会、その他学会の事業運営にあてられますので、何卒ご協力下さいますようよろしくお願い申し上げます。なお、振込用紙は12月上旬に会員の皆様宛に直接お送り致します(会費口座振替登録者は除く)。
学生会員に対し、2023年度の大学卒業、大学院修了後の優遇措置を導入いたします。 ⇒詳しくはこちら
ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
2024年会費 (1月~12月、不課税)
正会員 11,000円(だたし、海外在住の正会員は12,000円) 学生会員 5,000円 団体会員 30,000円 賛助会員 50,000円(1口以上)
納入期限 振込用紙をご利用の場合:
正会員および学生会員: 2023年12月末日
団体会員および賛助会員: 2024年4月末日
自動引落(口座振替)をご利用の場合 : 2024年4月23日(火)に引落実施予定
領収書について 【銀行振込 でのお支払い】 振込票の控えを領収証としてご利用ください。
【口座振替でのお支払い】 領収証を希望される方は、事務局にお申し出ください。領収証は会費引き落し後(5月初旬)に送付いたします。領収証の宛名は会員名、送付先は会誌送付先と同住所となります。毎年領収証が必要な方はその旨お知らせください。 紛失による領収証の再発行はいたしませんのでご注意ください。
英文誌Journal of Bioscience and Bioengineering (JBB) の購読について 2009年より英文誌(JBB)は電子ジャーナルへのアクセス権のみとなりました。冊子体はご希望の会員に年額5,000円(税込)で有料配布しております。正会員および学生会員の方で、新規に有料購読をご希望の方はできるだけ早めにお知らせください。また、冊子購読を中止される場合も早めに事務局までご一報ください。
会費の口座振替について 毎年の会費をご指定の銀行口座からお支払いいただくことも可能です。預金口座振替依頼書 を、下記学会事務局までご送付下さい(押印をご確認下さい)。
異動届出 会誌送付先、住所、会員資格(学生会員から正会員へ移行)などの変更は、会員サービス から異動届出をお願いします。FAXの場合は、ダウンロードした書面にご記入のうえ、下記宛にお送り下さい。
退会届出 2023年12月13日(水) までに理由を付してE-mailまたはFAXにてお届け下さい。なお滞納会費があれば納入をお願いします。⇒詳しくはこちら
年度途中で退会された場合、会費は返金いたしません。年度末退会(12月31日付での退会)を希望する方は、その旨退会届にご記入ください。
お問い合せ先 日本生物工学会事務局
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2番1号
大阪大学工学部内
公益社団法人 日本生物工学会
Tel: 06-6876-2731 Fax: 06-6879-2034
E-mail:
新着情報
Published by 学会事務局 on 07 11月 2023
お取引様各位
公益社団法人 日本生物工学会
平素より当学会にご支援、ご協力を賜りまして誠にありがとうございます。
さて、2023年10月1日より適格請求書等保存方式(インボイス制度)が導入されました。
これに伴い、当法人は「課税業者」として登録をしておりますので、適格請求書発行事業者登録番号を通知致します。
登録番号 T4120905003123
名称 公益社団法人 日本生物工学会
本件についての問い合わせ先 公益社団法人 日本生物工学会
事務局会計担当 続(ツヅキ)
〒565-0871
吹田市山田丘2-1 大阪大学工学部内
TEL: 06-6876-2731
E-mail:
新着情報
Published by 支部:関西 on 06 11月 2023
2023年度関西地域企業・公設試と若手研究者/学生の交流ワークショップは、おかげさまで盛況のうちに終了いたしました。⇒開催報告はこちら
関西地域企業と公設試験研究機関の研究・開発業務内容をご講演頂き、地域のみならず国内外の産業を支えるコア技術や独自の魅力を産学官の若手研究者/学生の方々に広く知っていただくことを目的としています。また、これから就職を考える学生さんには、これら企業・研究機関の情報に触れ、働き方とやりがいの多様性を知る機会になるはずです。また、企業・公設試交流会の場を通して、学会などでは難しい企業・研究機関の方との交流を深めていただければと考えております。
日時: 2023年12月4日(月) 13:00~17:15
開催場所: 京都市産業技術研究所 2階 ホール
プログラム、機関の概要、または講演内容: 13:00 開会の辞
13:05 【公設試験研究機関の業務の紹介】 (各10分)
(地独)大阪産業技術研究所
(森之宮センター 生物・生活材料研究部)山内 朝夫
奈良県産業振興総合センター
(産業技術研究部 バイオ・食品グループ)大橋 正孝
(地独)京都市産業技術研究所
(研究室)山本 佳宏
13:35 【国立研究機関の紹介】 (20分)
(国研)産業技術総合研究所
(生命工学領域 副領域長)千葉 靖典
研究所の簡単な案内:産総研は国を代表する “日本最大×最先端”の国の研究所です。本会では、社会課題解決に繋がる近年の生命工学領域の研究開発の成果を紹介させていただきます。
13:55 【企業の事業の紹介】 (各20分)
ゲオール化学株式会社
(製品開発研究部 執行役員 部長 博士(農学))森村 佳司
1957年の創業以来、独自の化粧品開発に取り組んできました。当日はキノコの無菌培養による独自の化粧品原料開発について、ご紹介します。
株式会社フィールドアンドデバイス
(代表取締役 博士(薬学))土佐 秀樹
Health & Beauty Careをテーマにした処方構築からパッケージデザインまで、商品開発のトータルサポート事業を行っています。商品化事例とともに、当社の仕事内容をご紹介します。
佐々木酒造株式会社
(代表取締役)佐々木 晃
1893年創業。京都産米と京都市産技研開発の酵母を使い、京料理に合う京の酒として酒造りをしています。イベントや酒蔵ツーリズム事業などを通じ、日本酒の素晴らしさを広く伝える取り組みを行っています。
ナカライテスク株式会社
(本社営業部)田淵 都花
当社は、大学の研究室や企業の研究部門等で分析や試験を行う際に使用される試薬や周辺機器を扱うメーカー兼商社です。
15:15 休憩(会場設営)
15:25 【企業交流会】 グループディスカッション
17:15 閉会
申込方法: 氏名、所属、連絡先(TEL、E-mail)、一般・学生の別、会員・非会員の別、紹介者(非会員の場合のみ)を明記して、こちらのフォームよりお申し込みください。
定員: 40名
参加費: 無料
申込締切: 2023年11月30日(木)(※ただし定員に達し次第締め切らせていただきます。)
問合せ先:
日本生物工学会関西支部企画委員
佐藤 喬章(京都大学)
TEL. 075-383-2773
E-mail:
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学会行事
Published by 学会事務局 on 26 10月 2023
Editorial Managerには査読履歴をORCIDに連携する機能 (Peer review recognition services in EM)が実装されています。Editorial ManagerのユーザーアカウントにORCID iDを登録の上、ORCIDとのデータ連携に同意すると、Journal of Bioscience andBioengineering (JBB) で査読をした履歴がORCIDの業績リストに表示されます。表示されるデータはジャーナル名、出版社、出版年等で、具体的な論文名は開示されません。ORCIDと連携するか否かは審査員自身が論文毎に選択可能です。
►JBBTopへ
Journal of Bioscience and Bioengineering
Published by 学会事務局 on 26 10月 2023
国立国会図書館デジタルコレクションに生物工学会誌第94巻第4号~第98巻第7号が追加収録され、広く一般に公開されました。第98巻第8号~第98巻第12号についても順次収録される予定です。
⇒生物工学会誌 – 電子版(PDF)の閲覧はこちらから
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 10月 2023
生物工学会誌第101巻第10号(2023年10月号)をオンライン公開しました。⇒生物工学会誌第101巻第10号
►生物工学会誌Top
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 10月 2023
生物生物工学会誌 第101巻 第10号
安原 貴臣
私が企業に入社した1991年当時、多くの消費財メーカーでは自社の保有するリソースをベースにした自前でのモノづくりが主流であったように思う。その後、新興国を中心とする人口増や情報化技術の普及による世界同時成長に伴い、化石資源依存経済が拡張を続けた結果、世界が持続可能な開発目標(SDGs)や、2050年のカーボンニュートラルの実現に向けた各国目標を定めたパリ協定などの国際合意に繋がっていることは周知のとおりである。特にSDGsにおいては、「誰一人取り残さない」との決意のもと、欧米を中心に新たな持続可能な経済活動パラダイムの主導権を握ろうと法令・規制の整備や産官学一体での技術プラットフォーム開発競争が急速に進んでいる。さらには、コロナ禍やウクライナ問題で露呈した地経学的リスクは化石資源脱却と資源自律の両立など、各国に強靭で持続可能な循環経済戦略を再考させている。こうして産業界は今、不確実な未来と経験のない事業環境の大きな変曲点を迎え、未来社会に受容、歓迎される事業への転換や再構築を迫られている。
こうした壮大な社会共通課題に対しては、産官学からの英知を総動員した質の高い技術開発と実証サイクルに加え、それらを国民理解と新制度の設計・発動を通して社会の行動変容にまで繋げる必要がある。すでに欧米では、ハード、ソフト面での総合知を結集する政策や積極投資が進められている。日本でもこの課題解決にはバイオの果たす役割はきわめて大きいとされ、「2030年に世界最先端のバイオエコノミー社会の実現」を掲げたバイオ戦略が2019年に策定された。本戦略は、世界環境の変化に伴い、毎年見直しが図られつつ、政府主導で産官学の共創での課題解決を誘導する施策が積極的に進められている。
一方で、「日本は技術で勝ってビジネスで負ける」との声や、社会変革に伴うルール形成において欧米の後塵を拝しているとの声を耳にする。この原因として、日本のビジネスモデル面での劣後が指摘されているが、その真因はどこにあるのだろうか? 2018年に実施された理事、代議員を対象とした生物工学会への参画目的と要望に関するアンケート(https://www.sbj.or.jp/wp-content/uploads/file/sbj/9711/9711_sangaku_survey.pdf )によると、学術界では成果発表と育成を目的とする意見が多い一方、産業界では成果発表と研究・情報発信に加え、ネットワークや有用技術・情報獲得が期待され、後者において不満足の意見が目立った。また、全体的に産官学が議論できる企画の充実を期待する声も多かった。こうした意見と現状から、産業界には連携・共創の意識はあるが、どう連携・共創するかの様子見、慎重な姿勢が感じられた。この背景には、日本の製造業が基本的に閉鎖的な枠組みでの生産で富を築けてきたこと、長期安定雇用もあり事業に必要な技術を内製化できたこと、および、業界ごとに優良な競合企業が複数共存する競争環境の歴史が関係しているかもしれない。いずれにしても、研究力や国際競争力の低下が指摘されているが、長きにわたって積み上げてきたナレッジと実直で連帯の精神が本国民の根底にあると信じており、個々の躊躇の先にある一歩が未来社会への競争優位なトランスフォーメーションと国力の復活に繋がると期待している。
近年、フードテック関連の研究会が複数立ち上げられ、そこにはITやエンターテイメント業界などに加え、多くのベンチャー企業も参画し、産官学の分野・業界を超えてバイオを起点としたSociety 5.0社会の高次の実現に繋がる共創議論が繰り広げられていると聞く。産も官も学も皆、持続可能なより良い未来社会の実現のために共存する公器である。それぞれの個人、組織、企業の存続と繁栄が大前提との相互理解の上、より多くの幅広い技術者が構想を恐れず掲げ、気付きや共感と連帯を生み、社会課題を解決する高次の競争価値を創造できる場として、100年の歴史を刻んだ今後の日本生物工学会の役割と繁栄を共に楽しみたい。
著者紹介 アサヒクオリティーアンドイノベーションズ株式会社(社長付、担当部長(OI担当))
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 10月 2023
タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGE へのリンクとなっております。
►生物工学会誌Top
※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader (無料)が必要となります。ダウンロードはこちら から。
生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 19 10月 2023
Journal of Bioscience and Bioengineering(JBB)のVol. 136, No. 5(2023年11月号)をScienceDirectで公開しました。
JBB会員用アクセスの利用方法 日本生物工学会の個人会員(正会員・学生会員・海外会員)は、Journal of Bioscience and Bioengineering および前身誌(Vol. 64, 1986年以降)のオンラインジャーナルに無料でアクセスすることができます。
⇒詳しくはこちら
会員用アクセスのPasswordをお忘れの場合:
⇒詳しくはこちら
登録したメールアドレスが不明でパスワードのリセットができない場合:
Webフォーム (日本語可)よりElsevierのScienceDirectサポートセンターにお問合せください。ご連絡の際には、ジャーナル名、 学会名、会員番号をお知らせください。
►JBBのTopページへ
新着情報
Published by 支部:九州 on 18 10月 2023
一般講演 C会場(総合研究棟 105室 102室変更しました )
午前の部 9:30~11:39| 午後の部 13:20~15:03一般講演 D会場(総合研究棟 204/205室)
午前の部 9:30~11:39| 午後の部 13:20~14:50
学生賞審査講演 A会場(コラボステーションI 視聴覚ホール)
<博士の部> 午前 9:30~10:17
<修士の部> 午前の部 10:18~11:21| 午後の部 13:20~15:11
学生賞審査講演 B会場(総合研究棟 102室 105室変更しました )
<修士の部> 午前の部 9:30~11:37| 午後の部 13:20~15:11 学生賞授賞式 A会場(コラボステーションI 視聴覚ホール) 16:15~16:30*******************************************************
♦一般講演プログラム♦
C会場(105室 102室変更しました )午前の部 9:30 ~ 11:39(講演時間12分:発表10分、討論2分+交代1分)
C-a01
白麹菌Aspergillus luchuensis mut. kawachii におけるβ-xylosidaseの解析
…朱 恩康1,2 ,平松健太郎3 ,森 一樹4 ,奥津果優1,3 ,吉﨑由美子1,3 ,髙峯和則1,3 ,田代康介4 ,玉置尚徳1,3 ,○二神泰基1,3 (1 鹿大・農,2 湖南農大,3 鹿大院・農林水産,4 九大・農)
C-a02
鰹節カビAspergillus chevalieri の生活環に関する遺伝子の探索
…○平松健太郎1 ,森 一樹2 ,門岡千尋3 ,奥津果優1 ,吉﨑由美子1 ,髙峯和則1 ,田代康介2 ,玉置尚徳1 ,二神泰基1 (1 鹿大院・農林水産,2 九大・農,3 崇城大・生物生命)
C-a03
生酛系酒母から分離した乳酸菌のエタノール存在下での増殖特性
…○行武慧音1 ,澤田和敬2 ,後藤正利1 ,小林元太1 (1 佐賀大院・農,2 佐賀県工技セ)
C-a04
曝気と微生物燃料電池による養豚廃水の処理性能と微生物群集構造の変化
…○長嶺美幸1 ,Nelly Wira Nurhadi2 ,Mochammad Wachid3 ,小林弘明4 ,飯田和輝4 ,井上謙吾1 (1 宮崎大・農,2 宮崎大院・農,3 宮崎大院・農工,4 日本工営株式会社)
C-a05
海水を用いたメタン菌培養の簡略化
…〇小役丸桜季,前田憲成(九工大・生体工)
C-a06
黄麴菌における初期エンドソーム動態の細胞生理機能解析
…○幡野若奈,一瀬智美,立花宏文,藤村由紀,竹川 薫,樋口裕次郎,(九大院・生資環)
C-a07
希少糖5-ケト-D-フルクトースの油脂酵母Lipomyces starkeyi における代謝経路の解析
…○野寄裕暉慧1 ,佐藤里佳子2 ,高久洋暁2 ,竹下 圭3 ,竹川 薫1 (1 九大院・生資環,2 新潟薬科大・応生科,3 株式会社伏見製薬所)
C-a08
分裂酵母におけるGPI-アンカー型アミラーゼホモログの機能解析
…○吉川莉乃1 ,中北愼一2 ,樋口裕次郎1 ,竹川 薫1 (1 九大院・生資環,2 香川大・総合生命セ)
C-a09
遺伝子組換え微生物を用いた硫酸化ペプチドの合成と精製法の検討
…○池田有輝1 ,黒木勝久1 ,榊原陽一1 ,水光正仁1 ,Ming-Cheh Liu2 (1 宮崎大・農,2 トレド大・薬)
C-a10
Citrobacter braakii TB-96株におけるグリセロール存在下での高発現プロモーターの選抜
…○木村武蔵,鮫島 礼,柳瀬卓馬,吉田ナオト,清 啓自(宮崎大・農)
C会場(105室 102室変更しました )午後の部(一般講演)13:20~15:03(講演時間12分:発表10分、討論2分+交代1分)
C-p01
光合成細菌のリポ多糖による植物成長促進効果と害虫防除の可能性
…○林 修平1 ,岩本康成1 ,岩井蘭子1 ,山口紗耶香1 ,古賀 碧2 ,山田直樹3 ,牧 孝昭3 ,山本進二郎1 ,宮坂 均1 (1 崇城大・生物生命,2 株式会社Ciamo,3 株式会社松本微生物研究所)
C-p02
代謝調節制御機構に基づいた大腸菌のモデリングとカタボライト制御や生合成機構の解析
…○松岡 結1 ,清水和幸2,3 (1 水大校,2 九工大院・情報工,3 慶応大・先端生命)
C-p03
糖を炭素源とした組換えCupriavidus necator による乳酸ベースポリマーの生合成
…○石川鈴恵1 ,板倉真優2 ,田中賢二3 ,田口精一4 ,松崎弘美 1,2 (1 熊本県大・環境共生、2 熊本県大院・環境共生,3 近畿大・産理工,4 神戸大院・科技イノベ)
C-p04
ダンダー(蒸留残液)を利用した黒糖ラム酒醸造における発酵特性
…○天良 葵1 ,仲里 彬2 ,Asikin Yonathan1 ,上地敬子1 ,平良東紀1 (1 琉球大院・農,2 瑞穂酒造株式会社)
C-p05
部位特異的変異導入による黒麹菌細胞壁多糖ニゲラン合成への影響
…○平田風子1 ,水谷 治1,2 ,平良東紀1,2 ,上地敬子1,2 (1 鹿大院・連農,2 琉球大・農)
C-p06
好塩性細菌ハロモナスにおける不揮発性腐敗アミンからのエクトイン生産
…○仲山英樹,三好勝之(長崎大院・水環)
C-p07
化粧品が皮膚常在菌の短鎖脂肪酸産生に及ぼす影響についてのin vitro 解析
…○藤山奈央,北垣浩志(佐賀大・農)
C-p08
紅麹脂質の腸内細菌に与える影響のin vitro 解析
…○平野裕都1 ,重松佑佳2 ,深見祐之3 ,川間祐里奈3 ,北垣浩志2 (1 佐賀大・農,2 佐賀大院・先進健康科学,3 小林製薬株式会社) ►Page Top
D会場(204/205 講義室)午前の部(一般講演)9:30~11:39(講演時間12分:発表10分、討論2分+交代1分)
D-a01
ヘパリン導入ナノファイバーを用いた肝細胞培養における間葉系幹細胞併用の効果
…○安井恵吾1 ,西田元気2 ,池上康寛2 ,堺 祐輔2 ,井嶋博之2 (1 九大・工,2 九大院・化工)
D-a02
ナノファイバー多層化創傷被覆材の開発と形態制御に基づいた最適化
…○茶堂直志1 ,隈元紘輝2 ,吴 卓盈2,池上康寛2,堺 裕輔2 ,井嶋博之2 (1 九大・工,2 九大院・化工)
D-a03
味刺激によって放出される神経伝達物質の探索
…○北野沙樹1 ,髙橋奈々2 ,大坪義孝3 ,越村匡博4 ,山崎隆志4 (1 佐世保高専・専攻科,2 九工大院,3 九工大,4 佐世保高専・物質工)
D-a04
細菌性毒素を活用したアジュバントの構築と機能性評価
…○村田亜未1 ,里 圭太1 ,福島洋司1 ,玉城志博2 ,新川 武2 ,宮田 健1 (1 鹿大院・農水,2 琉球大・熱生圏)
D-a05
タンパク質システインSSH化酵素の発現誘導食品成分の探索
…○日恵井由依,黒木勝久,永濵清子,榊原陽一(宮崎大・農・応生科)
D-a06
タンパク質言語モデルにより推定された糖質加水分解酵素の発現・精製と性質解明
…○屋嘉優花,岡 拓ニ,平 大輔(崇城大・生物生命)
D-a07
エンカプスリンナノ粒子を利用した異種発現タンパク質のアフィニティクロマトグラフィに依らない精製
…○森田琉正,隈元詩織,平 大輔(崇城大・生物生命)
D-a08
カイズカイブキの精油と応用
…○郭 真愛1 ,大山莉輝1 ,山口浩暉1 ,劉 暁輝1 ,佐藤崇雄2 ,長濱一弘1 (1 崇城大・応微工,2 熊本県産業技術セ)
D-a09
コクゾウムシの生態調査
…○古賀汐莉,劉 暁輝,長濱一弘(崇城大院・工)
D-a10
タケノコ発酵食品の開発
…○川上留奈1 ,中村文香1 ,劉 暁輝1 ,佐藤崇雄2 ,長濱一弘1 (1 崇城大・応微工,2 熊本県産業技術セ) ►Page Top
D会場(204/205 講義室)午後の部(一般講演)13:20~14:50(講演時間12分:発表10分、討論2分+交代1分)
D-p01
Characterization of recombinant domains of novel bacteriolysins produced by Weissella minor COM
…○Ta Hoang Trang Thy, Naito Atsuki, Nomiyama Taisei, Nagano Yuka, Koyama Eri, Phan Thien Hoang, Nakayama Jiro, Zendo Takeshi(Fac. Agri., Kyushu Univ.)
D-p02
Pseudomonas sp. LLC-1株によるα-トルイル酸およびその誘導体の分解経路をコードする遺伝子群の機能解析
…○稲吉秀次朗1 ,福吉晃大1 ,榎木翔也2 ,廣瀬 遵1,2 (1 宮崎大院・工,2 宮崎大・工)
D-p03
dCas9を用いた代謝トグルスイッチの構築
…○小野正幹,永田優道,相馬悠希,濱田浩幸,花井泰三(九大院・農) D-p04
微生物バイオプロダクションのための人工遺伝子回路の再構築
…○中田匠哉1 ,濱田浩幸2 ,花井泰三2 ,相馬悠希2 (1 九大・農,2 九大院・農)
D-p05
微生物間の代謝物相互供与に着目した新たな酵素進化工学手法の開発
…○相馬 凜1 ,濱田浩幸2 ,花井泰三2 ,相馬悠希2 (1 九大・農,2 九大院・農)
D-p06
高感度NADPHセンサー構築のための高活性SoxRの取得
…○笠 皓恵,濱田浩幸,相馬悠希,花井泰三(九大院・農)
D-p07
Meyerozyma 属酵母のペントース発酵特性評価
…浜口愛勇生,○原田利樹,田口久貴,笹野 佑(崇城大・生物生命) ►Page Top
♦学生賞審査 講演プログラム♦
A会場(視聴覚ホール)午前の部(学生賞審査講演)9:30~10:17(講演時間15分:発表10分、討論・審査5分+交代1分)
【博士の部】
A-a01D
始原生殖細胞におけるゲノム操作による抗体生産トランスジェニックニワトリの作出
…○金子悠哉1 ,河邉佳典1 ,西島謙一2 ,上平正道1 (1 九大院・工,2 名大院・生命農学)
A-a02D
優占なヒト毛髪細菌によるin vitro ケラチノサイト内毛髪健康関連遺伝子の発現制御の解明
…○山田あずさ1 ,渡辺康太2 ,大城麦人1 ,片倉喜範1 ,酒井謙二1 ,田代幸寛1 (1 九大院・生資環,2 東農大・応用生物)
A-a03D
分裂酵母vps3844遺伝子の機能未知ドメインは液胞タンパク質輸送に重要である
…○稲川智章,樋口裕次郎,竹川 薫(九大院・生資環)
A会場(視聴覚ホール)午前の部(学生賞審査講演)10:18~11:21(講演時間15分:発表10分、討論・審査5分+交代1分)
【修士の部】
A-a04M
複合型糖鎖を資化するBarnesiella 属腸内細菌の解析
…○土井佳奈子,中山二郎,樋口裕次郎,竹川 薫(九大院・生資環) A-a05M
プラズマ照射による酵母培養への影響
…○馬場星樹朗1 ,越村匡博2 ,山崎隆志2 (1 佐世保高専・専攻科,2 佐世保高専・物質工)
A-a06M
複合微生物工学アプローチによるバイオプロセス制御:メタ発酵の微生物群集における種レベルの代謝解析法の開発
…○梶本寛太,石津満興,古閑友紀,濱田浩幸,大城麦人,田代幸寛(九大院・生資環)
A-a07M
紅麹菌Monascus pilosus の生物機能活性を示す新規二次代謝産物の探索と同定
…○古瀬結萌1 ,川添嘉徳2 ,後藤正利1 ,小林元太1 (1 佐大院・農,2 佐賀大・先進健康) ►Page Top
A会場(視聴覚ホール)午後の部(学生賞審査講演)13:20~15:11(講演時間15分:発表10分、討論・審査5分+交代1分)
【修士の部】
A-p01M
ケール摂取が腸内細菌叢を介して慢性便秘症に及ぼす影響の解析
…○松崎渓作1 ,江崎 充2 ,木村勇祐2 ,伊原 栄吉2 ,中山二郎1 (1 九大院・農,2 九大院・医) A-p02M
カプセルの内部構造が内包する微生物に及ぼす影響の調査
…○岩元隆人,小原咲紀,吉田昌弘,武井孝行(鹿大院・理工)
A-p03M
炭素源制御によるLactococcus cremoris の寿命延伸
…○東郷 舜1 ,小田遼史1 ,藤野泰寛1 ,森 一樹1 ,岩本武夫2 ,廣政恭明1 ,土居克実1 (1 九大院・生資環,2 慈恵医大)
A-p04M
麴の水溶性成分が皮膚細菌叢に与える影響のin vitro 解析
…○森口ちひろ1 ,北垣浩志1 ,中野弘基2 ,中野雄揮2 ,中野敏朗2 (1 佐賀大院・先進健康,2株式会社インパクト)
A-p05M
Lactiplantibacillus plantarum PUK6が生産する多成分バクテリオシンの生合成機構
…○松田明香里1 ,吉原真希2 ,河原あい2 ,善藤威史3 ,松崎弘美1,2 (1 熊本県大院・環境共生,2 熊本県大・環境共生,3 九大院・農)
A-p06M
Aspergillus fumigatus の真菌型ガラクトマンナン生合成に関わるα-1,2-マンノース転移酵素遺伝子の破壊による菌糸成長抑制を抑圧する変異株の解析
…○岸田凜太郎1 ,門岡千尋1 ,田中 大2 ,平 大輔1 ,岡 拓二1 (1 崇城大院・工,2 東北医薬大・薬)
A-p07M
変異導入LuxRによる人工Luxシステムの動作安定性向上の試み
…○朝田捺暉,濱田浩幸,花井泰三,相馬悠希(九大院・農) ►Page Top
B会場(102室 105室変更しました )午前の部(学生賞審査講演)9:30〜11:37(講演時間15分:発表10分、討論・審査5分+交代1分)
【修士の部】
B-a01M
下水汚泥への光照射と振盪速度の変更による細菌叢プロファイルの変化
…○入口俊介,前田憲成(九工大院・生体工)
B-a02M
微生物菌叢との共培養特異的な白麹菌の二次代謝生産能
…○前田 空1 ,永野幸生2 ,Myat Htoo San2 ,二神泰基3 ,小林元太1 ,後藤正利1 (1 佐賀大院・農,2 佐賀大・総合分析セ,3 鹿大院・農林水産)
B-a03M
黄麹菌生細胞におけるβ-tubulin mRNAの動態解析
…○川富渓舟,守田湧貴,竹川 薫,樋口裕次郎(九大院・農)
B-a04M
乳酸菌由来バクテリオシン分泌生産系の大腸菌での再構築
…○小山恵璃,竹内愛子,廣段潤一郎,中山二郎,善藤 威史(九大院・農)
B-a05M
発酵微生物を低次分類群レベルで計数する平板培地
…○鈴木真太朗,田代幸寛,大城麦人(九大院・農)
B-a06M
汲み水由来のミネラルが焼酎もろみに与える影響
…○先間晴紀1 ,小橋有輝2 ,吉﨑由美子2,3 ,二神泰基2,3 ,玉置尚徳2,3 ,髙峯和則2,3 (1 鹿大院・農林水産,2 鹿大院・連農,3 鹿大・農)
B-a07M
Klebsiella 属細菌による嫌気性ピレン分解経路の解明
…○中川豊栄1 ,七田実咲1 ,亀井一郎2 ,井上謙吾2 (1 宮崎大院・農,2 宮崎大・農)
B-a08M
プルケリミン酸高生産酵母Metschnikowia pulcherrima AH550株について
…○浜口愛勇生1 ,Shang Siqi2 ,田口久貴1 ,笹野 佑1 (1 崇城大院・工,2 崇城大・生物生命) ►Page Top
B会場(102室 105室変更しました )午後の部 (学生賞審査講演)13:20 ~ 15:11(講演時間15分:発表10分、討論・審査5分+交代1分)
【修士の部】
B-p01M
カイコ蛹を活用した家畜感染症のための食べるワクチンの開発研究
…○南 奈津1 ,江崎啓一2 ,中武洋和2 ,佐々木友樹2 ,谷口雅浩2 ,増田亮津3 ,李 在萬3 ,日下部宜宏3 ,宮田 健1 (1 鹿大院・農林水産,2 KAICO株式会社,3 九大院・農)
B-p02M
ハイドロゲルビーズと無細胞タンパク質合成からなる酵素選抜系の構築と解析
…○古賀大晴1 ,大川優生1 ,折田兼成1 ,南畑孝介1 ,神谷典穂1,2 (1 九大院・工,2 九大・未来科学創造セ)
B-p03M
微量なDNA断片の増幅を目指したDNA均一化法の効率化
…○川上凌平1 ,松本祥吾1 ,上之薗優也1 ,山口佳宏1,2 (1 熊本大院・自然,2 熊本大・環安セ)
B-p04M
生成AIを用いた最小タンパク質設計のためのアプローチ
…○松澤多聞1 ,相馬悠希2 ,花井泰三2 ,濱田浩幸2 (1 九大院・生資環,2 九大院・農)
B-p05M
イネの新規ホルモン様ペプチドをコードする遺伝子の機能解析
…○中川 明1 ,深田史美2 ,河野洋治2 ,石崎琢磨3 ,花田耕介1 (1九工大院・情,2岡山大・植物研,3国際農研・熱研)
B-p06M
遺伝子組換えCHO細胞を用いたヘパリン様糖鎖の生産
…○岡田大輝,Razia Sultana,鄭 飛揚,天本友季,河邉佳典,上平正道(九大院・工)
B-p07M
ヘム分解系酵素を利用した二分子型FRETヘムセンサーの開発
…○前田圭介1 ,杉島正一2 ,平 順一1 ,坂本 寛1 (1 九工大院・情報工,2 久留米大・医) ►Page Top
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支部活動
Published by 部会:培養技術 on 17 10月 2023
培養技術研究部会では、第6回セミナーとして、培養の基本技術に関する懇談会を開催します。まず、広島大学生命科学研究科の中島田豊先生から、嫌気培養の具体的な手技・ノウハウについてお話頂きます。次に、大阪工業大学工学部 長森英二先生から、好気培養におけるkL a の測定法、特に、高いkL a を正しく測定する方法についてお話頂きます。最後に、関西大学化学生命工学部の片倉啓雄先生から、グルコース以外の炭素源を使う際に、何がグルコースを炭素源とする場合とは異なってくるのかについて話題を提供して頂きます。
今回は、講演というより、懇談会的な雰囲気にしたいと思いますので、上記の話題に関して、事前の質問・ご要望を歓迎します。また、これまでは講演後の懇談会は部会員限定としていましたが、今回は部会員以外の方も参加可とします。
日時: 2023年12月12日(火) 13:30~17:30 (Zoom開催)
プログラム
13:30~14:00 入室
14:00~14:40 嫌気培養のイロハ
/広島大学生命科学研究科 中島田 豊
・完全嫌気培地の作製方法(バイアル、リアクター)
・酸素除去に必要な還元剤(システイン、Na2 S、 Ti(III)-クエン酸etc.)の使い分け
・ヘッドスペースのガス置換方法(N2 、N2 /CO2 、H2 /CO2 、CO etc.)あれこれ
・ブチルゴム栓の使い方(種類、ガス置換、ガス圧概算、培地採取)
14:40~15:20 kL a あれこれ
/大阪工業大学工学部 長森英二
・スケールアップ指標としてkL a は今でも重要なのか
・各種のkL a 測定法~その長所・短所・注意点~
・最近の進展(光学式センサーの活用)
・最後に大事なのはOTR
15:20~16:00 培地の炭素源に関する話題提供
/関西大学化学生命工学部 片倉啓雄
・炭素源としてのグルコースとスクロースの違い
-メイラード反応とカタボライト抑制の観点から-
・炭素源としてのグリセリン
-コストと酸化還元バランスの観点から-
16:00~ 技術懇談会
参加資格: 生物工学会の正会員・学生会員・賛助会員
参加費: 無料
申込方法: 下記のフォームから申し込みください。後日、事前資料や当日の会議リンクを登録アドレスにお送りします。
URL:https://forms.gle/h7mgpwZkMJcw8vT98 (締切:12月5日(火))
懇談会では、講師の先生を交えてフリートークと質疑応答を行います。申し込みの際に、具体的な質問をお寄せ頂ければ、講師と幹事で可能な限り対応します。懇親会のZoomアドレスは前日までに参加申し込みをいただいた参加者にお知らせしますのでご自由にご参加下さい。
質問登録先: 下記のフォームから質問をお寄せください。
URL:https://forms.gle/GaDLWWkR6iXmjMyo6 (締切:12月11日 (月) )
問合せ先: 関西大学 片倉啓雄 E-mail: katakura@kansai-u.ac.jp
北見工業大学 小西正朗 E-mail: konishim@mail.kitami-it.ac.jp
(登録フォームが利用できない方はこちらにお申し込みください。)
学会行事 ,研究部会(若手会)
Published by 部会:バイオインフォマティクス on 06 10月 2023
バイオインフォマティクス相談窓口における生成系AIの使用に関する基本方針
バイオインフォマティクス相談部会代表
産業技術総合研究所 人工知能研究センター
堀之内 貴明
生成系AIは、効果的に活用することによって研究開発効率を格段に向上させるポテンシャルを有するものの、情報漏洩をはじめとする様々な懸念も存在します。そこで当部会では、バイオインフォマティクス相談窓口 の運用に際して、生成系AIの使用について以下のように定めます。これらの方針は、今後の情勢により変更する可能性がありますのでご了承ください。
生成系AIを使用する場合は、個人情報や機密情報は含めない。 1を踏まえたうえで、生成系AIの使用は各相談担当者に一任する。
なお、この基本方針の策定にあたり生成系AIは使用しておりません。
お問合せ先 産業技術総合研究所 人工知能研究センター
堀之内 貴明 問い合わせ先:(1)E-mail , (2)E-mail
⇒バイオインフォマティクス相談部会Topへ
研究部会(若手会)
Published by 部会:培養技術 on 03 10月 2023
研究部会(若手会) ,資料ダウンロード
Published by 学会事務局 on 02 10月 2023
第76回日本生物工学会大会
実行委員長 大河内 美奈
第76回日本生物工学会大会は、2024年9月8日(日)~9月10日(火)に東京工業大学 大岡山キャンパス(目黒区大岡山)にて開催します。
つきましては、日本生物工学会大会にふさわしいシンポジウムを公募します。なお、シンポジウムは9日(月)、10日(火)に複数会場で実施する予定です。新型コロナ感染症問題等の関係により、やむを得ずオンライン開催とのハイブリッド、あるいはオンライン開催のみとなるかもしれないことをお含みおきいただけますと幸いです。
会員各位におかれましては提案書 に
1) 課題名(日本語によるシンポジウム、英語によるシンポジウムの別)
2) 開催の趣旨
3) 世話人名(連絡先)
4) 参加予定者数(講演者、参加者)
5) その他希望事項
を記載いただき、2023年11月1日(水)~2023年12月28日(木)までの間に、メールにて下記宛までお申し込みください。
なお、シンポジウム世話人は、参加登録開始日の時点で本学会正会員である必要があります ので、ご注意ください。
会場数には限りがありますので、応募多数の場合には、生物工学に関連する「新たな研究領域の開拓 」「生物工学の国際展開(英語によるシンポジウム) 」「産学連携の推進 」「異分野融合 」「地域社会への貢献 」「SDGsに貢献する生物工学 」「若手研究者主導の研究 」「博士人材養成・教育の推進 」などのコンセプトに沿った申請を優先的に採択させていただきます。また、類似した内容の提案については統合をお願いする場合がございます。
シンポジウムの開催時間は2時間を基本とさせていただきます。採択課題は上記1)から3)の項目を大会HPにて掲載させていただきます。研究部会からの申請であっても、採択において優先されるものではありません。基本的にシンポジウムの講演者への旅費、謝礼は実行委員会ではご用意いたしかねますのでご承知おきください。
上記趣旨をご理解の上ご応募頂きますようお願い申し上げます。
採択につきましては2月初旬にメールにてお知らせします。
申込先 :東京工業大学生命理工学院
シンポジウム担当:福居 俊昭
E-mail:
日本生物工学会 大会シンポジウム開催に関する中期的方針 【募集】
会員各位より広くシンポジウムを募る。 本会として重要なテーマに関するシンポジウムを理事会から応募する場合がある。 【選考の手続き】
応募多数の場合は、理事会から応募されたシンポジウムを含めて、時代に即した重要なテーマを中心に大会実行委員会で選考し、理事会で承認する。
研究部会からの応募に対しては、
1)本部からの資金援助も行っていることから、基本的には大会期間中以外の機会にシンポジウム等の報告会の場を設けて頂くことを前提として選考する。 2)大会中開催の必然的理由がある場合には、応募時にその旨を明記していただくものの、 順位が低くなることがありうる。
前年に引き続き応募されたシンポジウムについては、採択順位が下がる場合がある。 他の学会などとの共催・協賛によるシンポジウムについては、記載された共催・協賛の理由を採否判断材料の一つとする。 ■関連記事: 【年次大会】シンポジウムの開催と運営に関する理事会方針
https://www.sbj.or.jp/meeting/meeting2010_sympo_board_policy.html
►年次大会のページ
新着情報
Published by 支部:関西 on 26 9月 2023
日本生物工学会 関西支部長
東 雅之
日本生物工学会関西支部では、支部における生物工学学生優秀賞(飛翔賞)候補者の選考過程を明確化するため、関西支部学生優秀賞を2018年度、創設しました。この賞は、翌年度に博士後期課程に進学して、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される、関西支部所属の学生会員の研究奨励を目的とするものです。なお、本賞受賞者の中から選考される最優秀者1名を、生物工学学生優秀賞(飛翔賞)の候補者として、関西支部より推薦することになります。
つきましては、関西支部学生優秀賞への応募者を募集いたします。関西支部の各大学の先生方におかれましては、是非、優秀な学生会員のご応募にご協力くださいますようお願いいたします。
対象者は、関西支部に所属する日本生物工学会学生会員であり、大学院博士前期課程等に在籍しており、2024年度に博士後期課程への進学を予定し、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される者とする。10月進学予定の学生についても、進学する予定であることを指導教員等が保証することで、同等の扱いをすることができる。
応募は、指導教員による承認の上、「関西支部学生優秀賞申請書」 による自薦によるものとする(下記提出先まで電子メールにて送付)。申請書内に指導教員の氏名・所属・メールアドレスを記載することにより、指導教員の承認を得たものとする。
応募書類をもとに、関西支部委員による選考を行い、関西支部学生優秀賞受賞者を決定する。さらに、関西支部委員による研究プレゼンテーション審査会(2024年2月6日に対面を予定)を経て、最優秀者1名を決定する。
提出締切日:
2023年12月15日(金)正午
応募方法:
「関西支部学生優秀賞申請書」 (記載例はこちら )に必要事項を記入し、「関西支部学生優秀賞」への応募であることを明記の上、下記提出先に電子メールにてお送りください。
問合せ・応募書類提出先:
日本生物工学会関西支部
庶務幹事
E-mail: TEL. 06-6605-2163ご多用中とは存じますが、どうかよろしくお願いいたします。
⇒関西支部Topへ
支部活動 ,新着情報
Published by 学会事務局 on 25 9月 2023
開催日: 2024年8月25日(日)~30日(金)
会場: 神戸アリストンホテル、神商ホール(神戸商工会議所会館 内)
URL: https://smartconf.jp/content/icbrp2024/
Categories:
Polyamines and Health
Therapeutic Applications of Polyamines in Cancer and other Diseases
Gene Regulation by Polyamines
Polyamines and Medicinal Chemistry
Polyamines in Plants and Microorganisms
Biotechnological Applications of Polyamines
参加登録・講演申込開始日: 2024年1月15日(月)
問合せ先:
ICBRP2024 第7回山田シンポジウム事務局
c/o PCO Co., Ltd.
E-mail:
Tel: 076-461-7028
関連団体行事
Published by 学会事務局 on 25 9月 2023
タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGE へのリンクとなっております。
►生物工学会誌Top
※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader (無料)が必要となります。ダウンロードはこちら から。
生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 25 9月 2023
生物工学会誌第101巻第9号(2023年9月号)をオンライン公開しました。⇒生物工学会誌第101巻第9号
►生物工学会誌Top
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 9月 2023
生物生物工学会誌 第101巻 第9号
小林 元太
「巻頭言“随縁随意”」の執筆依頼を安直に引き受けてしまったものの、さて何を書こうかとずっと悩んでおりました。そもそも「巻頭言」とは高名な大先生がお書きになるもので私が書くなど大それたことだと思いながらも、記憶と記録をたどりながら、学生の頃からお世話になっている本会で得たことについてご紹介してみます。
2022年末にコロナ禍でままならなかった九州支部佐賀大会を実行委員長として対面式で開催することができ、福﨑英一郎前会長にも遠路はるばる佐賀までご足労いただきご講演いただきました。その際に色々な先生方と久しぶりにお話しができ、お酒を酌み交わし(ここがとても大事です)、大変刺激を受け、やはり対面式の学会は良いな~大事だなぁと痛感したところです。さて、私自身が初めて参加した学会も、本会の前身である日本醱酵工学会大会(於 大阪国際交流センター)でした。遠い遠い昔の1988(昭和63)年11月(修士1年)のことでしたが、自分の番が来るまでの緊張感や話し終えた後の安堵感、そして会場いっぱいの聴衆に驚いたことなどを昨日のことのように思い出します。そして翌年に名古屋大学で開催された同大会でも発表をすることができ、それらの成果をまとめた初めての論文が掲載されたのも『Journal of Fermentation and Bioengineering(JFB)』でした。まさに私の研究者としての第一歩は日本生物工学会(日本醱酵工学会)から始まり、後に九州支部長となる恩師の故 石崎文彬先生(九州大学名誉教授)の生物工学に関する熱いご指導がなければ、今の私はありません。本学会とのご縁をとても感じています。その後、鐘淵化学工業(現 カネカ)を経て、1996(平成8)年に九州大学農学部助手として赴任しました。大学教員となった後は、前述の石崎先生が初代支部長として設立された日本生物工学会九州支部を中心とした学会活動を今でも行っています。
さて、本学会活動でもっとも楽しかった(有意義だった!?)のは何といっても「生物工学若手研究者の集い(若手会)」です。当時の吉田和哉若手会長から九州地区での開催を依頼され、手探りで開催したことも良い経験になり、参加・協力してくれた当時の若手(今はただのオッサン)の皆さんとは今でも交流が続いています。若手会の良いところは、お酒を酌み交わしながら、さまざまな分野の人たちと語らうことにより、将来的に役に立つ人間関係を構築できることにあると思っています。1999(平成 11)年に「休暇村 南阿蘇」で開催した若手会の巻頭言に吉田和哉先生が「夏のセミナー’99によせて ―ワイワイ騒ぐのがエエわ!」「インターネットフォーラムで酒は飲めませんもんね」と書いてくださっていますが、コロナ禍を経て対面式の良さを実感するにあたり、まさにその通りだと思っています。本学会の多くの方々とはその頃にお目にかかって以来お付き合いしていますし、最近では九州地区で「若手だった会」という任意部会(笑)を設立し、遠い昔に若手だったメンバー達と今でも熱い議論を戦わせています。
その若手会は、若い人たちだけでなくさまざまな人たちが交流をはかる場として非常に大事だと思いますが、今の学生さん達を見ると違和感を覚えることがあります。最近は趣味・嗜好が多様化しており、私の若い頃とは少し考え方が変わってきており、飲んで楽しいというだけでは、なかなか理解してもらえないようです。その最近の学生さんたちへの思いを少しだけ述べさせてもらえればと思います。私が企業から大学に移ったときに、なかなか大学に来ない学生さんが多くて、いったい何のために大学に入ったのかなと思ったことがあります(今でもそう思っています)。もし大学が面白くないのであれば、もっと面白いことを探せば良いのになぁと思いますし、自分のテーマに興味を持てない場合でも、それをどう受け取るかは自分の考え方次第だと思います。ほとんどの学生さんは自分自身の卒論や修論テーマの実験・研究を社会に出てからやることはありません。だからこそ、いま何のために実験・研究をするのかということを自分自身で考えてみて欲しいなと思います。たぶん、テーマは何だって良くて、その問題を解決するプロセスを学んでいるのだと気付けば少しは気持ちも変わるのでは…。
私は、彼らに、実験「を」教えるのではなく、実験「で」教えることが大事なんだと常日頃から思っていますが、それも日本生物工学会のさまざまな分野の皆さんとの交流で学んだことであり、今でも大変感謝しております。
著者紹介 佐賀大学農学部生物資源科学科生命機能科学コース(教授)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 9月 2023
会期: 2024年11月9日(土)~11月12日(火)
会場: アクリエひめじ(兵庫県姫路市)
URL: http://soft-cr.org/scis/2024/
問合せ先:
日本知能情報ファジィ学会事務局(担当:國安)
TEL. 0948-24-3355 FAX. 0948-24-3356
E-mail:
関連団体行事
Published by 部会:培養技術 on 22 9月 2023
研究部会(若手会) ,資料ダウンロード
Published by 支部:関西 on 20 9月 2023
主催行事 関西支部企画 これまでの活動
⇒関西支部Topへ
支部活動
Published by 部会:未培養微生物(微生物ダークマター)資源工学 on 15 9月 2023
従来の微生物培養法では自然界の微生物の1%程度しか培養ができていません。残された99%の未培養微生物(Microbial dark matter)資源は、国内外で学術、産業面の利活用が期待され、網羅的なゲノム解析などが活発に行われています。しかしながら、塩基配列だけでは分からない微生物の機能解明や利用を考えた場合、生物工学的視点から、ダークマター微生物の解析、探索、分離・単離、培養、評価、保存、利用に関連する新規技術開発や、ビッグデータとの連携が必須です。未培養微生物(微生物ダークマター)資源工学研究部会 は、ダークマター微生物に関連する研究、基盤技術開発、利用の活性化を目指しています。
今回、本研究部会の活動を中心とする申請が2023年度(公財)発酵研究所 学会・研究部会助成に採択されたことから、微生物の分離・培養・分類・保存などに関する研究で、生物工学分野におけるダークマター微生物の課題解決に資する新たな方法論や基盤技術の確立を目指し、本研究部会の活動推進に貢献する研究提案を生物工学会会員の皆様から募ります。ついては、下記の要領で研究課題を募集しますので、積極的な応募をお願いいたします。
未培養微生物(微生物ダークマター)資源工学研究部会
[(公財)発酵研究所 学会・研究部会助成]研究助成 募集要項 助成対象者
申請者は日本生物工学会の正会員とします。
助成対象の研究課題
微生物の分離・培養・分類・保存などに関する研究で、生物工学分野におけるダークマター微生物の課題(高効率選抜・分離・覚醒・培養法など)を解決する新たな方法論や基盤技術(自動化などの技術も含む)の確立を目指した研究を推進し、本研究部会の活動推進に貢献する提案。異分野・融合領域、産官学連携のシーズとなる研究も含みます。次世代を担う若手研究者からの提案を歓迎いたします。なお、同一もしくは類似申請課題で重複して助成を受けていない事も要件とします。
応募金額、助成金額、助成件数
70万円〜100万円の範囲で応募できます。審査の結果、助成金額は応募金額より減額される場合もあります。また、3件程度の採択を予定しておりますが、審査結果により採択件数が変更となる場合もあります。
助成期間
採択決定後から2025年3月21日(金)までとします。
助成金受給者の義務
適宜、研究の進捗状況について報告・討論を行います。本学会の年次大会やシンポジウムで研究成果の発表を義務付けます(JBBや生物工学会誌など学術誌への公表も積極的に行ってください)。なお、研究成果を公表する際は、謝辞に本助成を受けた旨を指定した形で明記いただきます。また、2025年4月7日(月)までに所定の用紙で研究成果報告書、収支報告書をご提出いただきます。
応募および選考について
【応募方法]
所定の申請書 に記載のうえ、電子媒体(PDF形式)で提出のこと。
♦ 申請書提出期限: 2023年11月17日(金)
♦ 提出先:
未培養微生物(微生物ダークマター)資源工学研究部会代表
筑波大学 生命環境系
青柳 秀紀
E-mail:
【選考方法]
選考委員会における申請書の書類審査の議を経て、理事会で決定します。その後、助成金の支給手続きを行います。なお、審査の内容に関するお問い合わせには一切応じることは出来ません。
問い合わせ先
筑波大学 生命環境系 青柳秀紀
E-mail:
⇒未培養微生物(微生物ダークマター)資源工学研究部会Topへ
新着情報
Published by 支部:西日本 on 13 9月 2023
日本生物工学会西日本支部では2023年度学生賞候補者を募集しております。下記の要領に従って優秀な学生の推薦をお願いいたします。
対象・資格: 次の (1) および (2) を満たす者(1) 西日本支部地域内の大学の修士課程(博士前期課程)、博士課程(博士後期課程)および高等専門学校専攻科の学生で生物工学会会員
(2) 生物工学会年次大会および支部講演会において口頭・ポスター発表した者もしくは本学会の和文・英文誌に論文を公表した者
推薦者: 西日本支部の正会員で対象研究室、講座、学科および研究科の代表者
推薦方法: 推薦用紙 に必要事項を記入して下記提出先へ郵送してください。推薦申込締切日: 2023年11月30日(木)
問合せ・応募書類提出先:
〒755-8611山口県宇部市常盤台2-16-1
山口大学工学部応用化学科
日本生物工学会西日本支部事務局(庶務) 星田 尚司 宛
TEL: 0386-85-9293
►西日本支部Topへ
新着情報
Published by 学会事務局 on 12 9月 2023
第75回日本生物工学会大会(2023) の参加費の領収書ダウンロードサービスは、2023年10月5日(木)をもって終了いたします。領収書(PDF)をダウンロードをまだされていない方は、お早めにお手続きください。
新着情報
Published by 学会事務局 on 12 9月 2023
Journal of Bioscience and Bioengineering(JBB)のVol. 136, No. 4(2023年10月号)をScienceDirectで公開しました。
JBB会員用アクセスの利用方法 日本生物工学会の個人会員(正会員・学生会員・海外会員)は、Journal of Bioscience and Bioengineering および前身誌(Vol. 64, 1986年以降)のオンラインジャーナルに無料でアクセスすることができます。
⇒詳しくはこちら
会員用アクセスのPasswordをお忘れの場合:
⇒詳しくはこちら
登録したメールアドレスが不明でパスワードのリセットができない場合:
Webフォーム (日本語可)よりElsevierのScienceDirectサポートセンターにお問合せください。ご連絡の際には、ジャーナル名、 学会名、会員番号をお知らせください。
►JBBのTopページへ
新着情報
Published by 学会事務局 on 06 9月 2023
第75回日本生物工学会大会(2023) は、おかげさまをもちまして、盛会のうちに終了いたしました。ご参加いただきました皆様、ご協力いただきました関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
第76回日本生物工学会大会は、2024年9月8日(日)~9月10日(火)に 東京工業大学 にて開催します。
新着情報
Published by 部会:脂質駆動学術産業創生研究部会 on 05 9月 2023
脂質駆動学術産業創生研究部会 は2023年度第5回脂質駆動学術産業創生研究部会講演会を開催しました。
ご参加いただいた皆様、お忙しい中ご参加いただき、ありがとうございました。
学生優秀発表賞は、樋口 響さん(京大院農)と音村 茉佑さん(北大院水)が受賞されました。
誠におめでとうございます。
主催:公益社団法人日本生物工学会 脂質駆動学術産業創生研究部会
協賛:公益社団法人日本農芸化学会関西支部
日時: 2023年12月15日(金)
場所 :現地開催(京都大学北部総合教育研究棟1階「益川ホール」(京都市左京区北白川追分町))
(https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/facilities/campus/kyoshokuin/hokubu) (世話人:京都大学・岸野 重信)
講演会参加費: 一般:3,000円(税込み),学生:1,000円(税込み)意見交換会参加費: 一般:3,000円(税込み),学生:1,000円(税込み)
プログラム:
12:00 受付開始
12:30 開会の辞
【招待講演】 (講演時間30分,質疑4分,交代1分)
12:35~13:10「脂質の匂いから、病を嗅ぎ分ける」
〇松岡 悠太(京都大学 大学院医学研究科附属 がん免疫総合研究センター)
13:10~13:45「スフィンゴ脂質生合成を律速する
セリンパルミトイル転移酵素の反応制御機構に関する研究」
〇生城 浩子(大阪医科薬科大学 医学部)
(20分休憩)
14:05~14:40「微細藻類のSAF生産に向けた脂質分析への取り組み」
〇丸谷 飛之(一般社団法人 日本微細藻類技術協会)
14:40~15:15「食事性ポリフェノールの吸収代謝機構と活性調節」
〇室田 佳恵子(島根大学 学術研究院 農生命科学系)
15:15~15:50「腸内細菌由来脂肪酸による小腸のエネルギー代謝制御」
〇清水 誠(お茶の水女子大学 基幹研究院自然科学系) (20分休憩)
【一般講演】 (発表時間9分・質疑交代3分)
16:10~16:22「脂肪酸アミド合成に有用な微生物酵素の探索」
〇横尾 航平1 , 深尾 達夫1 , 原 良太郎1 , 上田 誠1, 2 , 小川 順1
(1 京大院農, 2 小山高専)
16:22~16:34「Aurantiochytrium sp. による植物残渣を活用した
ドコサヘキサエン酸 (DHA) の生産と養殖飼料原料への応用」
〇樋口 響1 , Ip Chi Hei1 , Wu Chang-Yu1 , 奥田知生1 , 勝矢祥平1 , 安藤晃規1,2 , 小川 順1,2
(1 京大院農・応用生命,2 京大・生理化学)
16:34~16:46「分泌性ホスホリパーゼA2特異的阻害剤の創生を目指した酵素活性測定法の構築」
〇本常 広将1 、三木 寿美2 、鬼塚 正義2 、山本 圭2
(1 徳島大学大学院創成科学研究科生物資源学専攻
2 徳島大学大学院社会産業理工学研究部生物資源産業学域)
16:46~16:58「脂質固定化ビーズを用いた脂質特異的結合タンパク質の探索」
〇森藤 将之1 , 石岡 沙耶果1 ,木下 祥尚1 , 松森 信明1
(1 九州大学院理府)
(12分休憩)
17:10~17:22「酵素的変換反応により合成したホスファチジルパンテノールの
表皮角化細胞における抗炎症機能評価」
〇音村 茉佑・細川 雅史・別府 史章(北大院水)
17:22~17:34「6-ヒドロキシヘキサン酸を含むポリヒドロキシアルカン酸生合成のための
重合酵素の進化工学的改変」
〇穂積 侑伽1 , 蜂須賀 真一2 , 菊川 寛史2 , 冨田 宏矢2 , 松本 謙一郎2
(1 北大院・総合化学, 2 北大院・工)
17:34~17:46「長主鎖非天然基質を含むポリヒドロキシアルカン酸生合成のための重合酵素の機能解析」
○山本 一輝1 ,田近 誠也1 ,穂積 侑伽1 ,蜂須賀 真一2 ,菊川 寛史2 ,松本 謙一郎2
(1 北大院・総合化学院,2 北大院・工学研究院)
17:46 表彰式・閉会の辞
18:00 意見交換会(場所: 旧演習林事務室ラウンジ)
参加申込フォームは こちら 締め切りました。
締切を過ぎましたが、参加ご希望の方は、下記メールにお問合せください。 参加申込み締切:2023年12月8日(金)
一般講演発表申込みフォームは こちら 締め切りました。一般講演発表申込み締切(要旨提出を含む):2023年12月1日(金)
学生を対象とした優秀発表賞を企画しておりますので、積極的な参加をお待ちしております。
・形式: 口頭発表(発表9分、質疑3分を予定)
・募集演題数: 8演題程度(予定数に達しましたら申込みを締切る可能性がございます.)
・発表資格: すべての方が対象です。非会員の方もご発表いただけます。
・要旨の書式: A4で1ページ(PDF)。様式には特に制限を設けておりません。
・お手数ですが、参加申込みも別途ご入力をお願いいたします。
ご不明点がございましたらlipid.based.creation@gmail.com(京都大学 竹内道樹)までお問い合わせください。
►脂質駆動学術産業創生研究部会Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 25 8月 2023
生物工学会誌第101巻第8号(2023年8月号)をオンライン公開しました。⇒生物工学会誌第101巻第8号
►生物工学会誌Top
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 8月 2023
生物生物工学会誌 第101巻 第8号
関 実
バイオへの追い風が強く吹いている。しかし、順風がいつまでも続くわけではない。2020年度から、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の通称「バイオものづくり」プロジェクトのプロジェクト・リーダーを拝命している。正式には、「カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発」という長い名前のプロジェクトである。直接的には、2019年6月、内閣府から発表された「バイオ戦略2019」という政策方針を受けたものである。国が、バイオテクノロジーに関連する方針を発表するのは、2002年の「バイオテクノロジー戦略大綱」とそれを補完する2008年の「ドリームBTジャパン」以来である。このときは、どちらかと言えば、基礎研究のフロンティア開拓に軸足を置いていたため、社会還元の遅れが懸念されていた。今回の戦略では、出口指向がさらに強まり、目標は「2030年に世界最先端のバイオエコノミー社会を実現すること」になっている。
加えて、「バイオ戦略」策定後に発表された菅首相(当時)の「カーボンニュートラル宣言」(CN宣言)に呼応する形で、2020年12月に経済産業省が主導して「グリーン成長戦略」という政策方針も発表されている。CN対策を「成長の機会」と捉え、「経済と環境の好循環」を作っていく産業政策である。その主眼は、エネルギー転換である。再エネ、電化・蓄電、水素関連の新たな産業の発展が期待できるとして、14の重点分野が選定された。「バイオものづくり」も含まれている。
「バイオものづくり」のCNに対する貢献は必ずしも大きいとは言えないが、より重要なことは、循環型で持続性のある産業構造への転換(SX)である。石油化学製品のバイオマス原料への転換だけでなく、省エネルギー・省資源型のバイオプロセスを目指した技術開発は、バイオエコノミーの発展にも寄与する。NEDO「バイオものづくり」プロジェクトのミッションの一つでもある。
私の学生時代は、第二次オイルショック後の経済低迷の中で、石油代替エネルギーとしての太陽光、地熱、風力、水素、バイオマスなどの自然エネルギーの開発が注目された時期である。私自身がバイオに足を踏み入れるキッカケの一つでもあった。また、NEDO設立もこの時期(1980年)であり、当初より「新エネルギー開発」が目的の一つだった。その後、総合化学会社に入社し、当時の通産省が主導した次世代産業基盤技術研究開発制度の下で実施された大型のナショプロに参画する機会を得て、「次世代バイオリアクター」の開発に取り組んだ。コンピュータ自動制御による汎用化学品のバイオ生産を行うというもので、40年近く前の技術開発ではあるが、目指していたところは、現在のそれに通じるところもあった。
40年前の第一次バイオブーム、約20年前の第二次ブームは、それぞれ、遺伝子操作技術、ゲノム解析技術とその成果を中心とするバイオとその関連科学および技術の発展に裏打ちされたものである。そして、数年前からのバイオへの追い風も、情報技術やゲノム編集技術、そしてロボティクスの進展などの科学・技術の深化に後押しされている。同時に、経済発展の起爆剤としての「バイオエコノミー」に対する世界的な期待があることも大きな要素である。これまでのブームでも、それなりの成果を挙げて来たものの、社会実装・変革が大きく進まないと、10年も経たずにフェードアウトして行くことが繰り返されて来たとも言える。
「2050年CN実現」は、困難で時間の掛かる目標である。目標が大きければ、循環型のバイオプロセスの価値は益々高まって行くはずではあるが、追い風が続くかどうかは分からない。バイオエコノミーの発展に繋がる新たなバイオプロセスの社会実装を加速し、同時に、バイオ関連の情報解析技術や自動化システムなどの共通基盤の構築を急ぐ必要があるのだろう。
著者紹介 千葉大学 大学院工学研究院(名誉教授)
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新着情報
Published by 学会事務局 on 25 8月 2023
生物生物工学会誌 第101巻 第7号
梶山 慎一郎
年初から暖かい日が続き、例年雪がちらつく大学入学共通テストも今年は穏やかに過ぎたと思っていたら、昨日から10年に一度という寒波が襲ってきた.私立大学の一般入試も始まっており、受験生に影響がでなければよいのだが……。毎年この時期になると自身が受験生だった頃を思い出す。当時は未だバブル崩壊以前で、周りもなんとなく将来に対する期待感みたいなものがあったように思う。受験生であった私もバイオテクノロジーをはじめとする科学技術の進歩に、これからどんな素晴らしい未来が待っているのだろうと胸躍らせていた。大学に入学し、研究室に配属されてからも、誤解を恐れずに言うなら、自分の興味に素直で心底研究を楽しんでおられる先生方や先輩が多かったように思う。あれから30有余年の年月が流れ、社会環境は大きく変化した。特に情報処理技術の進歩は目覚ましく、今やチャットAIがMBAに合格する時代である。生命科学の分野でも、あらゆる情報に簡単にアクセスし、データ横断的な解析やさまざまな予測・診断にAIが用いられるようになってきている。この状況は、ある意味科学者にとって夢の時代のはずだが、何となく昔のようにワクワクしないのはなぜだろう。
先日たまたまNatureに気になる投稿を見つけた。お読みになった諸氏もおられると思うが、さまざまな科学分野の過去60年に発表された膨大な数の論文や特許、さらにはアブストラクトの解析から、最近の科学技術研究の革新性が著しく鈍化してきている事を指摘した論文である1)。もっとも、発表論文の数自体は増えており、論文の質も特に低下しているわけではないのだが、多くは既知の知見の組合せや漸進的展開にとどまり、いわゆる常識を打ち破るような真に創造的で革新的な研究(原著ではdisruptiveとなっており、巷では「破壊的科学技術」と訳されるようであるが、なんとなくしっくりこないのでここではあえて、革新的研究とし)の割合が科学のあらゆる分野で減ってきているというのである。この論文ではその理由として、近年、研究者がより狭い分野の知識に依存して研究を行う傾向にあることを挙げている。また、このような傾向は、個々の研究者のキャリアには利益をもたらすが、より一般的な科学の進歩には結び付きにくいと指摘している。真に革新的な研究には、分野を超えた幅広い知識との関わりが必要であるというのである。
ただ、なぜそのような傾向になってきたかについてはあまり述べられていない。そもそも技術革新に学際的な視点が重要であるという指摘は従前から行われてきたし、大学の学部や研究科もそのことを意識して組織化されてきている。問題は研究者が異分野に興味を持つ余裕が無くなってきていることではないだろうか。
ここでいう余裕とは、時間的あるいは制度的な制約が少ないという事ではなく、いろいろなことを面白がる「心の」余裕である。言い換えれば、研究者の心理的安全性が低くなってきているのではと思うのである。日本だけでなく世界的に見ても、人類の持続可能性への危機感から、差し迫った問題に対してより即効性を有する研究に重点が置かれ、研究者に対する社会的要請も、シビアになってきているように感じる。必要は発明の母であるから、このような雰囲気は必ずしも疎まれるべきではないのかもしれないが、無駄を許容しない状況は研究者を萎縮させ、結果としてパフォーマンスが低下するのではないかと思う。
気象問題やエネルギー問題、食料問題など人類が直面する難題の解決に資するキーテクノロジーやこれらを乗り越える知性を生み出すためには、逆説的ではあるが研究者の遊び心や心理的安全性の確保が重要ではないだろうか。もちろん、状況のせいばかりにしてはいられない。研究者もつとめて異分野の知識に興味を
持てるよう、自身の心のマネジメントの努力が必要だろう。今年の受験生の中にも科学を背負って立つ人材がいることであろう。上記の論文でも今後科学政策が変わるかもしれないと書かれていたが、彼らが2045年にも訪れると言われるシンギュラリティを迎えた後も、自分の興味に素直に研究できる事を願う。
1) Park, M. et al.: Nature, 613,138 (2023)
著者紹介 近畿大学大学院生物理工学研究科(教授)
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新着情報
Published by 学会事務局 on 24 8月 2023
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生物工学会誌
Published by 部会:代謝工学研究部会 on 22 8月 2023
日本生物工学会 代謝工学研究部会では2023年度の活動の一環として、技術交流会を開催します。過去の交流会につづき、研究部会関係企業や大学院生、若手研究者を対象として、代謝シミュレーション技術の講習・実習を行います。新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけも5類に引き下げられた昨今の状況を鑑み、対面に戻して実施する予定です。交流会では、初心者でも代謝シミュレーションを実行できるように、ご自身のパソコンを使ってステップバイステップの演習を予定しています。論文発表されている研究事例を参考に、遺伝子破壊による代謝経路の設計や律速反応候補を抽出するための手法について、実際に解析を行なう際にどのように計算を行なうか解説・体験します。代謝シミュレーションの実行環境はMatlab(体験版)を利用します。
詳しくは、大阪大学大学院情報科学研究科 代謝情報工学講座ホームページ をご覧下さい。
日時: 2023年11月21日(火)10:00 ~ 18:00
場所: 大阪大学情報科学研究科 B棟 B511 オープンラボ
プログラム:
9:30~10:00 受付
10:00~11:00 講義:代謝シミュレーションの基礎(講師:清水 浩 大阪大学教授)
11:00~12:00 講義:代謝シミュレーションの実行(講師:二井手 哲平)
※12:00~13:00は昼食休憩
13:00~14:30 講義+演習:代謝シミュレーションの実行(講師:二井手 哲平)
14:30~16:00 講義:代謝シミュレーションを利用した研究の紹介(講師:戸谷 吉博)
※16:00~16:30は休憩
16:30~18:00 講義:ゲノムスケール代謝モデルや反応データベースの活用法(講師:戸谷 吉博)
18:00~ 交流会
定員: 10人程度
参加費: 無料
申込締切日: 2023年10月23日(月)
申込方法: 1) 参加希望者名、2) 所属、3) メールアドレス、4) 電話番号を記入して、
下記申込先にE-mail にてお申込みください。
申込・問合せ先:
大阪大学大学院情報科学研究科 代謝情報工学講座 戸谷 吉博
E-mail: TEL: 06-6879-7432
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学会行事
Published by 学会事務局 on 21 8月 2023
日本生物工学会2023年度(第31回)論文賞受賞論文について、Elsevierからフリーアクセスが提供されることになりました。
期間は2023年8月14日(月)から6か月間です。フリーアクセス提供期間中はScienceDirectの契約がなくても無料で対象の受賞論文にアクセスすることができます。
新着情報
Published by 学会事務局 on 21 8月 2023
Journal of Bioscience and Bioengineering(JBB)のVol. 136, No. 3(2023年9月号)をScienceDirectで公開しました。
JBB会員用アクセスの利用方法 日本生物工学会の個人会員(正会員・学生会員・海外会員)は、Journal of Bioscience and Bioengineering および前身誌(Vol. 64, 1986年以降)のオンラインジャーナルに無料でアクセスすることができます。
⇒詳しくはこちら
会員用アクセスのPasswordをお忘れの場合:
⇒詳しくはこちら
登録したメールアドレスが不明でパスワードのリセットができない場合:
Webフォーム (日本語可)よりElsevierのScienceDirectサポートセンターにお問合せください。ご連絡の際には、ジャーナル名、 学会名、会員番号をお知らせください。
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新着情報
Published by 部会:メタボロミクス on 14 8月 2023
オームサイエンスの一つとして注目されているメタボロミクスについて理解を深めていただき、実際にメタボロミクスを実施していただけるための技術の習得を目的として下記の講習会を開催させていただきました.久しぶりに対面での開催となりましたが好評のうちに終了させていただきました。
2023年度も同時期に開催する予定です。
日時: 2023年11月27日(月)~ 11月29日(水)
場所: 大阪大学生物工学国際交流センター(大阪大学吹田キャンパス内)β棟3階セミナー室
講習内容 (予定):
♦11月27日(月)(第1日)
午後
イントロダクション(福崎):メタボロミクス概要
講義:GC/MSと多変量解析
♦11月28日(火)(第2日)
午前
実習:GC/MSを用いたサンプル分析
午後
実習:GC/MSデータの多変量解析
♦11月29日(水)(第3日)
午前
講義(新間):見えないものを見るイメージングMS
実習:イメージングMSを用いたサンプル分析
午後
ラウンドテーブルディスカッション,総括
終了予定 17:00頃
福崎 英一郎
日本生物工学会メタボロミクス研究部会代表
大阪大学工学研究科生物工学専攻教授
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学会行事 ,研究部会(若手会)
Published by 支部:中部 on 11 8月 2023
【イベント】 パン シンポジウム2023
(講演)みんなのホール(13:00~18:00)
(対談・パネル展示)ドキドキテラス(屋内)(10:00~18:00)
(パンのミニマルシェ)みんなの広場 カオカオ(屋外)(9:00~13:00)
プログラム: 特別講演1「多加水パンとその品質改善に及ぼす国産小麦の影響」
佐藤 淳 氏(一般社団法人日本パン技術研究所)
特別講演2「タイトル未定」
石臥 博代 氏(株式会社ソーレプランニング)
岐阜大学主催講演1「グルテンフリー穀物について(仮)」
瀬口 氏(神戸女子大学 )
岐阜大学主催講演1「タイトル未定」
山谷 健太氏(亀田製菓株式会社)
一般講演 (6-8件程度)
パンのミニマルシェ(岐阜近郊のベーカーリーによる出店)
トークショー・パネル展(パンにまつわる対談・研究パネル展示)
参加費: 聴講無料参加人数: 500名(見込み)参加方法: Webからの申し込み
問合せ先:
パンシンポジウム運営委員会:
〒501-1193 岐阜市柳戸1-1岐阜大学応用生物科学部 勝野那嘉子
電話:058-293-2869
e-mail:katsuno.nakako.n0@f.gifu-u.ac.jp
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学会行事 ,関連団体行事
Published by 部会:培養技術 on 08 8月 2023
培養技術研究部会では、第5回セミナーとして、遺伝子組換え生物の培養にフォーカスし、勉強会を企画しました。遺伝子組換え技術の発展によって、優れた機能を持つ微生物の構築が可能となり、安全性を担保した上での培養を含めたダウンストリーム技術が、ものづくりには欠かせません。本講演会では2件の講演を通じて、それらの最先端技術を学ぶ場を提供いたします。
1件目のご講演は、旭硝子株式記会社(現AGC株式会社)にて、組換えタンパク質生産の一例として、分裂酵母発現(ASPEX)システムを用いた培養プロセス開発および受託タンパク質生産事業について紹介していただく予定です。関連する事業戦略、技術者教育、キャリアパスなどについても話題提供をいただき、議論する予定です。
2件目のご講演は、有用産物を製造するための最適な宿主の構築や、スケールアップを伴う培養や目的物の精製などを得意とする神戸天然物化学株式会社から、山本泰司様と山井由美子様にケーススタディとして2-ピロン-4,6-ジカルボン酸(PDC)の生産を中心にご講演頂きます。その概要は以下になります。
「バイオプラスチックの工業化において、製造コストを下げるためには、1度の培養で如何に多くの目的物を生産するかが重要なポイントとなる。これを実現するための手段として、①培養量を増やす、②目的物濃度を上げる、ことが考えられる。本講演では、バニリン酸を原料とし、遺伝子組換え体を用いて、如何にして多くのバイオプラスチックの原料となるを生産したかを紹介する。」
講演会後、講師の先生を交えた懇談会も企画しております。ぜひご参加ください。
日時: 2023年9月28日(木) 13:30~17:30 (Zoom開催)
プログラム
13:30~ 入室開始
14:00~15:00 講演1 組換え蛋白質生産の実際~分裂酵母による生産系を例として~
株式会社ちとせ研究所 東田 英樹氏
15:00~16:00 講演2 CDMOによる微生物発酵の培養条件の最適化及びスケールアップ「ケーススタディ」
神戸天然物化学株式会社 バイオ事業部 生命科学部 山本 泰司氏
営業部 営業第三課 山井 由美子氏
16:00~ 技術懇談会(部会員限定)
参加資格: 生物工学会の正会員・学生会員・賛助会員
参加費: 無料
申込方法: 下記のフォームから申し込みください。後日、事前資料や当日の会議リンクを登録アドレスにお送りします。
URL:https://forms.gle/rYYvrT9raYLyET5f6 (締切:9月21日(木))
懇談会は部会員限定のイベントです。
懇談会では、講師の先生を交えてフリートークと質疑応答を行います。申し込みの際に、具体的な質問をお寄せ頂ければ、講師と幹事で可能な限り対応します。懇親会のZoomアドレスは前日までに参加申し込みをいただいた部会員にお知らせしますのでご自由にご参加下さい。
部会員以外の方で懇談会に参加を希望される場合、9月22日(金)までにご入会下さい。
問合せ先: 関西大学 片倉啓雄 E-mail: katakura@kansai-u.ac.jp
北見工業大学 小西正朗 E-mail: konishim@mail.kitami-it.ac.jp
(登録フォームが利用できない方はこちらにお申し込みください。)
学会行事 ,研究部会(若手会) ,過去の学会行事
Published by 支部:中部 on 02 8月 2023
日本生物工学会中部支部では、2023年9月6日から8日に国際交流シンポジウム「Chubu International Symposium for Biotechnology 2023 (CIS-BIO 2023)」を開催いたします。発表分野は生物工学関連全般で、すべての発表は英語で行われます。今後、本シンポジウムは、支部の若手の先生の国際連携活動の起爆剤的な役割を果たす場に育てたいと考えています。今年は、生物工学会大会で開催される国際シンポジウムINTPART-MISCの第二部を兼ねての開催となります。INTPART(International Partnerships for Excellent Education, Research and Innovation)はノルウェー政府の国際交流プログラムで、MISC(Microbial Surface Colonization)は名古屋大学の堀教授、オスロ大学のLinke教授、中国科学院のFan教授が、INTPARTとして実施しているプロジェクトになります。さらに今年は、諸般の事情により、中部支部行事であるSakura-Bio Meetingも兼ねております。皆様のご参加をお待ちいたしております。もちろん、学生の発表も歓迎です。
【共催】 INTPARTプログラムMISC、Sakura-Bio Meeting
開催日: 2023年9月6日(水)~8日(金)
会場: トヨタ白川郷自然學校 催事ホール・研修室(https://toyota.eco-inst.jp/ )
参加費: 20,000円
プログラム:
9月6日(水)
14:00~15:00 Opening & Resistration
15:00~17:00 Poster Session
20:00~22:00 Networking
9月7日(木)
10:00~12:00 Poster Session
14:00~17:00 Social program
20:00~22:00 Networking
9月8日(金)
9:00~10:00 Closing参加登録締切: 2023年8月18日(金)正午まで
演題募集 発表形式: ポスター
発表申込: 事務局宛に氏名、所属、役職(学年)、発表タイトルをお送りください。メールの件名にはCIS-BIO 2023を含めてください。ただし発表枠に限りがございますので、事前に打ち切らせていただくこともあります。
発表申込締切: 2023年8月21日(月)正午まで
問合せ先・参加申込先: 生物工学会中部支部CIS-BIO 2023 事務局
吉本将悟(名古屋大学大学院工学研究科)
E-mail:
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学会行事
Published by 支部:東日本 on 02 8月 2023
(公社)日本生物工学会 東日本支部 主催
平素より日本生物工学会東日本支部の活動にご協力いただきましてありがとうございます。
さて、東日本支部主催の第18回学生発表討論会 が下記のように開催されます。
「学生発表討論会」 は、皆様のご協力をもちまして毎年、活発な討論が交わされて東日本支部の恒例名物企画となり、参加した学生からも高い評価を頂いております。今年は、「招待講演」 に企業で活躍される2名の若手研究者をお招きし、企業の研究開発・キャリア開発についてお話いただきます 。また、2日目の朝には、「モーニングプレゼンテーション」 として今年度の日本生物工学会「飛翔賞」受賞者 にも講演いただきます。
今年は4年ぶりの合宿形式での開催 となります。 学生、大学教員だけでなく、多くの企業の方のご参加をお待ちしております。
日時 2023年11月10日(金)13:00~11月11日(土)16:00 場所 大学セミナーハウス (東京都八王子市下柚木1987-1)開催趣旨 今年は4年ぶりの合宿形式での開催!ネットワークを広げよう! ~日本生物工学会東日本支部 第18回学生発表討論会のご案内~
「自分の研究の進め方って、企業の人から見たらどうなんだろう?」
「企業での研究ってどんなもの?」
「学生のうちに身につけておくべきことは?」
学生の皆さん、このような疑問を、社会人に直接ぶつけてみませんか?
学生発表討論会では、企業で活躍する若手研究者2名の講演、参加学生全員の研究発表を行います。バイオ分野で活躍する先輩方の体験談をじっくり聞くことができるだけでなく、皆さんの将来に向けたアドバイスを得ることや、東日本支部に所属する同年代の学生会員との交流が可能です。
初日の夕食後には、企業研究者を含む参加者全員での自由討論会を企画しています。皆さんの将来に関する疑問など、研究室ではなかなか聞けないことを質問するチャンスです。
多くの学生の皆さん、社会人、大学教員の皆様の参加をお待ちしております。 定員 学生・教員・社会人をあわせ35名程度。
定員になり次第、締め切らせて頂きます。相互交流の観点から、学生はできるだけ指導教員と一緒に参加されるようお願いします。人数に限りがありますので、広く交流を図る目的から、学生さんはなるべく1研究室あたり2名程度までの申し込みにご協力下さい 。学生単独での参加も可能ですが、発表内容については、特許出願等に留意し必ず指導教員の許可を得てからお申し込みください。プログラム プログラム予定 11月10日(金) 12:30 受付 13:00 開会の辞 13:05 招待講演1
栗本 昌樹(森永乳業株式会社 研究本部 基礎研究所 機能素材研究室)
招待講演2
井之上 一平(サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社)14:35 社会人参加者紹介 14:45 途中休憩をはさみ研究発表会(1)および(2) 18:00 夕食 19:30 自由討論会 11月11日(土) 8:00 朝食 9:00 モーニングプレゼンテーション(日本生物工学会「飛翔賞」受賞者講演)
「有用微生物群集の選抜に向けたダイズ根圏微生物叢の機能解析」
木伏 真子(早稲田大学 大学院先進理工学研究科)9:30 研究発表会(3) 12:00 昼食 13:10 研究発表会(4) 16:00 記念撮影、解散
本セミナーは、 以下のプログラムから構成されます。
<研究発表会> 参加学生全員 に、自分の研究内容について発表していただきます。 一度学会で発表したものでも構いません。発表時間は1名あたり10分間+質疑10分間を予定しています。 全体の発表時間は限られておりますので、先着順で受付させていただき、枠が埋まった時点で学生さんの申込みを締め切らせていただきます。研究発表では研究室外の人にも実験の背景や目的、進捗状況などをわかりやすく説明すること を心掛けて、スライドを用意してください 。(PCはこちらでも用意いたしますが、持参等については申込受付後に確認します。)
<自由討論会> 企業や研究所などで社会人として研究・開発に携わっている先輩方と、学生時代や現在の経験談、企業で必要とされる能力や研究の心得など様々なことについて、緊密かつ自由に語り合います。ふだんなかなか知ることのできない、企業人や大学教員の経験や知識に触れるチャンスです。
<招待講演、モーニングプレゼンテーション> 本セミナーでは、将来生物工学分野での活躍を目指す皆さんへのエールとして、生物工学分野で活躍されている先輩に、ご自身の研究歴やご経験を1日目の「招待講演」 にてお話しいただきます。また、2日目にモーニングプレゼンテーションとして、本年度の日本生物工学会「学生優秀賞(飛翔賞)」 受賞者による講演を予定しています。社会人の皆様へ 本討論会では、企業・法人ならびに国公立研究機関に所属する方 (大学教員は含まない)を「社会人」 と表記させていただきます。
本討論会では、下記「参加申込」にて「アドバイザー就任を希望」 で申込みいただいた方には「学生発表討論会アドバイザー」 として、日本生物工学会東日本支部長名にて依頼状を発行いたします。「学生発表討論会アドバイザー」 に依頼する任務の内容、参加費、謝金につきましては、こちら(「学生発表討論会アドバイザーについて」) をご覧ください。また、アドバイザー就任を希望されない場合、一般会員の参加費をお支払いいただきますようお願い致します。今年度の本討論会で募集するアドバイザーは5名 です。ご参加をよろしくお願いいたします。 参加申込 10月10日(火) までに、こちらの「参加申込フォーム 」よりお申し込みください。
プログラム作成のため、学生の方には、参加申込締切後に簡単な要旨(500字程度)を作成して頂きますのであらかじめご承知おきください(要旨〆切は10月27日 を予定 )。参加費 参加費の支払は、当日受付時にお願いいたします。
学生会員3,000円(税込)、学生非会員4,000円(税込)、一般会員(大学教員・社会人)10,000円(税込)
(いずれも宿泊代・夕朝昼食代・要旨集代込)
大学教員・社会人の皆様には、研究発表会において学生の発表に対する様々な視点からのご指摘や自由討論会での積極的なアドバイスをお願いします。
定員に限りがありますので、上記の「参加申込」より早めにお申込みください。 問合せ先 日本生物工学会東日本支部 第18回学生発表討論会
世話人 細川正人(早稲田大学大学院先進理工学研究)
E-mail
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学会行事 ,支部活動
Published by 若手会 on 27 7月 2023
第75回日本生物工学会大会の2日目に生物工学若手研究者の集い(若手会)の総会・交流会を開催します。皆様どうぞご参加ください。
日時: 2023年9月4日(月)19:00 ~ 21:00 盛会のうち終了しました。また来年お会いしましょう!
会場: 名古屋大学 東山キャンパス 南部食堂1階 Mei-dining
プログラム: 19:00~19:10 若手会総会
19:10〜21:00 若手会交流会
会費:
【事前振込み】一般 3,000円,学生 1,000円(税込)
【当日払い】 一般 4,000円,学生 2,000円(税込)当日受付にてお支払いください。
申込方法 :2023年8月25日(金)までにこちらのフォーム よりお申込みください。
(事前登録にご協力ください。)
※当日参加も可能です。
事前振り込み 支払い方法:
銀行名:PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行) 支店名 :すずめ支店(店番:002)
預金種目:普通口座
口座番号:7435477
口座名義:生物工学若手研究者の集い
※振込される方のフルネームをご記入ください。
<支払期限>2023年8月30日(水)
定員: 100名 ※当会の参加に年齢制限はございません。皆様どうぞご参加ください。
問合せ先:
日本生物工学会 若手会 2023
戸田 弘(富山県立大学工学部)
E-mail:
蟹江新会長の挨拶
三浦先生の挨拶
交流会の様子1
交流会の様子2
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学会行事
Published by 学会事務局 on 25 7月 2023
生物工学会誌第101巻第7号(2023年7月号)をオンライン公開しました。⇒生物工学会誌第101巻第7号
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新着情報
Published by 学会事務局 on 25 7月 2023
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生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 23 7月 2023
Journal of Bioscience and Bioengineering(JBB)のVol. 136, No. 2(2023年8月号)をScienceDirectで公開しました。
JBB会員用アクセスの利用方法 日本生物工学会の個人会員(正会員・学生会員・海外会員)は、Journal of Bioscience and Bioengineering および前身誌(Vol. 64, 1986年以降)のオンラインジャーナルに無料でアクセスすることができます。
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新着情報
Published by 学会事務局 on 19 7月 2023
日本生物工学会(SBJ)は台湾生物工学会(Biotechnology and Biochemical Engineering Society of Taiwan ; BEST)と2017年に学術協定を締結し、年次大会を通して両学会および会員間の交流を深めています。
第28回になる今年のBEST大会は、Young Asian Biological Engineer’s Community(YABEC)との共催で2023 BEST Joint YABEC International Symposium として、2023年7月11日(火)~14日(金)にNational Cheng Kung University(台南市)で開催されました。本会からは大政健史教授(大阪大学)と2022年度学会賞受賞者であるSastia Prama Putri准教授(生物奨励賞(斎藤賞)・大阪大学)が参加し、7月12日(水)午前のBEST-SBJ-KSBBジョイントセッションで招待講演を行いました。また、同セッション内で、秦会長からのビデオメッセージが紹介されました。
秦会長のビデオメッセージ
招待講演の様子(大政 健史先生)
招待講演の様子(Sastia Prama Putri先生)
2023 BEST Joint YABEC International Symposium 演者の先生方
(左より、Prof. I-Son Ng, Assoc. Prof. Soo Rin Kim, Assoc. Prof. Sastia Prama Putri,
Prof. Takeshi Omasa, Prof. Choul Gyun Lee, Prof. Yong Hwan Kim,
Prof. Moon Il Kim, Prof. John Chi-Wei Lan, Dr. Ifan Lin)
新着情報
Published by 学会事務局 on 19 7月 2023
第75回日本生物工学会大会 (2023) の後期・当日参加登録を受け付けております。⇒参加登録はこちらから (終了しました)
※後期・当日参加登録期間の支払方法は、オンラインカード決済のみです (当日受付での現金払い及びクレジット決済はできません)。予めご了承ください。⇒詳しくはこちら
新着情報
Published by 学会事務局 on 14 7月 2023
2023年度の生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナーは、6月24日(土)~6月25日(日)に、砺波青少年自然の家 (富山県)にて開催されました。 ⇒開催報告はこちら
新着情報
Published by 若手会 on 14 7月 2023
2023年度の生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナーは、6月24日(土)~6月25日(日)に、砺波青少年自然の家 (富山県)にて開催されました。
おかげさまをもちまして全国から96名(一般33名、学生63名)の御参加をいただき、4件の特別講演、47件のポスター発表、グループワークを行いました。
初日 はじめに
若手会会長の青木先生にご挨拶いただき、講演会を開始しました。
講演会
初日の講演会では3名の先生方にご講演いただきました。研究内容だけではなく、ご自身の研究者キャリアの中で体験した、他ではなかなか聞けない貴重なお話をしていただきました。
招待講演1
『若手研究者が考えるキャリアパス:3つの研究室と1つの就職先を経験して』
川崎 純菜 先生(早稲田大学 理工学術員 日本学術振興会特別研究員 (PD))
川崎先生には、これまでの研究に合わせて、自身の経験をもとにした若手研究者のキャリアパスについて講演して頂きました。就職を経てアカデミアに戻ってこられた経験は、多くの聴講者にとって新鮮なお話だったのではないでしょうか。
招待講演2
『作物の耐水性機構解明を目指した分子マーカー育種』
黒川 裕介 先生(名城大学 農学部 助教)
黒川先生には、稲の耐水性機構解明に関する研究成果を丁寧にご教示いただきました。また、海外での経験談も教えていただき、とても刺激的な講演となりました。多くの聴講者が国際交流に強く思いを馳せたのではないかと思います。
招待講演3
『環境に応答して変化する核酸構造による遺伝子発現制御』
松本 咲 先生(甲南大学 先端生命工学研究所 特任助教) 生体内の環境に応答した核酸構造の変化についての研究成果とともに、自身のキャリアやライフイベントについてご説明頂きました。これからさらに増えていくであろう、女性研究者の参考となるような貴重な経験をお聞かせいただきました。
フラッシュトーク
3件の招待講演のあと、夕食前にポスター発表のフラッシュトークを実施しました。発表者の皆さんに、1分間という時間制限の中で、自身の研究の魅力を伝えていただきました。
夕食
ポスター発表前に、カレーライスを食べて英気を養いました。
ポスター発表
47件のポスター発表が実施されました。各ポスター前で激しい議論が飛び交い、濃密な時間を過ごすことができました。
討論会
研究やキャリアに関しての討論が活発になされました。日付が変わっても勢いは衰えず、参加者全員が交流を深めていました。
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2日目
講演会
招待講演4
『菌と遺伝とトランスクリプトーム~生物工学会育ちの若手による研究日誌~』
岡 大椰 先生(名古屋大学大学院 工学研究科 博士研究員)
生物工学会にずっと関わってこられた岡先生には、これまでの研究を中心に、自身のキャリア選択について順を追って紹介していただきました。進路に悩んでいる学生のみならず、すでにアカデミアに進んでいる者にとっても参考になるお話でした。
グループワーク
グループに分かれて、30年後の未来でのベンチャー企業設立について議論しました。付箋を使ったブレインストーミングにより、多数の意見が飛び交い、所属の垣根を超えた交流をすることができました。また、特に優れたベンチャー企業を考案した3つの班は表彰されました。
授賞式
1日目のポスター発表の投票結果から各ポスター賞が授与されました。
最優秀賞
P.37 ヒト毛髪細菌叢の推移による宿主への寄与度評価と優先細菌が及ぼすケラチノサイト内遺伝子発現制御の解明
山田 あずさ さん (九州大学)
優秀賞
P.14 細胞表層タンパク質 AtaA_Cheadのナノ力学応答解析
笹原 純 さん (名古屋大学)
優秀賞
P.03 細胞の自己凝集化技術を用いた血管内皮被覆化ファイバー状組織体の作製
橋本 真悟 さん (岡山大学)
優秀賞
P.01 モンゴル国における2型糖尿病肥満者と非2型糖尿病肥満者の腸内細菌叢の比較
篠田 あかり さん (九州大学)
専門分野プレゼン賞
P.34 糸状菌Aspergillus nidulans 由来の新規aminopeptidaseの機能解析
釣上 竜河 さん (名城大学)
専門分野プレゼン賞
P.01 モンゴル国における2型糖尿病肥満者と非2型糖尿病肥満者の腸内細菌叢の比較
篠田 あかり さん (九州大学)
専門分野プレゼン賞
P.23 耐酸性細菌の酸性鉱山廃水中からのヒ素回収能力の評価
岩間 蒼平 さん (北海道大学)
異分野プレゼン賞
P.37 ヒト毛髪細菌叢の推移による宿主への寄与度評価と優先細菌が及ぼすケラチノサイト内遺伝子発現制御の解明
山田 あずさ さん (九州大学)
異分野プレゼン賞
P.01 モンゴル国における2型糖尿病肥満者と非2型糖尿病肥満者の腸内細菌叢の比較
篠田 あかり さん (九州大学)
異分野プレゼン賞
P.47 ウイルス遺伝子配列からヒト感染リスクを評価する深層学習モデルの構築
川崎 純菜 さん (早稲田大学)
新進気鋭賞
P.46 イネ葉鞘における出穂後のデンプン分解性と粒形質の共分離を説明する遺伝子の探索
伊藤 蓮 さん (名城大学)
新進気鋭賞
P.32 一分子ディスプレイ技術による酸化酵素の有向進化プラットフォームの開発
池田 翔 さん (名古屋大学)
デザイン賞
P.37 ヒト毛髪細菌叢の推移による宿主への寄与度評価と優先細菌が及ぼすケラチノサイト内遺伝子発現制御の解明
山田 あずさ さん (九州大学)
受賞者の皆さん、おめでとうございました。
“これ便利だよ”
本セミナーのメイン会場では、参加者からあらかじめ募った研究生活に役立ちそうなちょっとしたオトク情報の展示を行いました。
参加者の皆様から寄せられた知識は好評を博し、休憩中に多くの方々が閲覧していました。
展示したオトク情報は下記のURLよりアクセスできます。
➢これ便利だよ2023年度夏のセミナー編
おわりに
戸田実行委員長から、お礼申し上げ、閉会とさせていただきました。
会場で集合写真を撮影しました。
本セミナーをご支援いただきました日本生物工学会(本部、中部支部)、 加藤記念バイオサイエンス振興財団、富山県ひとづくり財団に深く御礼申し上げます。また、ご多忙の中、講演をお引き受けくださいました講師の先生方、会場のお世話をしてくださいました砺波青少年自然の家の皆様、本セミナー開催の機会をくださりサポートくださいました若手会役員の先生方に心より感謝申し上げます。そして、全国よりお集まりいただきました参加者の皆様、誠にありがとうございました。本セミナーをきっかけに、皆様の交流の輪がさらに広がることを祈念しております。
来年も北海道での夏のセミナーにてお会いしたいと思います。
生物工学若手研究者の集い夏のセミナー2023 実行委員一同 (五十音順)
池内暁紀(豊田中研・懇親会係 補佐)
岡 大椰(名大・招待講演係)
加藤晃代(名大・懇親会係)
亀谷将史(東大・技術係)
木原もなみ(名大院・要旨係 補佐)
兒島孝明(名城大・懇親会係)
朱 博(東工大・会場係 補佐)
杉山亜矢斗(名大院・表彰係 補佐)
鈴木琢磨(阪大・広報係)
高野 力(北大・表彰係)
田中健二郎(名大・プログラム係)
田中祐圭(東工大・招待講演係 補佐)
谷口百優(島津製作所・プログラム係 補佐)
戸田 弘(富山県大,実行委員長)
堀之内貴明(産総研・技術係 補佐)
前田義昌(筑波大・要旨係)
山口拓也(富山県大・会場係)
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♦関連記事: 【研究部会】2023年度生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー
⇒若手会Topへ
研究部会(若手会)
Published by 支部:北日本 on 11 7月 2023
共催行事 北日本支部学生精励賞 2023年度受賞者 齋藤 祐介 (岩手大学大学院)
伊藤 和哉 (秋田大学大学院)
「新規標的分子PGLYRP1の構造機能解析を基盤とした炎症性腸疾患治療薬5-アミノサリチル酸の
作用機序解明」大塚 彩葵 (北海道大学大学院)
これまでの活動 ►北日本支部Topへ
支部活動
Published by 支部:東日本 on 11 7月 2023
主催行事 共催行事 第8回日本生物工学会東日本支部長賞 【2023年度受賞者】
朱 博(東京工業大学) 福永 圭佑(東京工業大学) 【関連記事】 【東日本支部】2023年度日本生物工学会東日本支部長賞のお知らせ
⇒受賞者一覧はこちら
これまでの活動 ►東日本支部Topへ
支部活動
Published by 学会事務局 on 28 6月 2023
Journal of Bioscience and Bioengineering (JBB) の2022年のImpact Factor(IF)が2.8と発表されました。
♦クラリベイト・アナリティクスが、Journal Citation Reports 2023年版をリリース (2023年6月28日)
2023年発表分よりIFの小数点以下が従来の3桁から1桁に変更されています。また2023年発表分よりWeb of Science Core Collectionの全ての収録誌にImpact Factorが付くようになりました。詳しくは2022年6月26日付でClarivateが出した概要 をご覧ください。
英文誌編集委員会では、日々迅速かつ厳正な審査を続けています。今後とも、JBBへの投稿、査読および引用などご協力をよろしくお願いいたします。
2022 Journal Impact Factor, Journal Citation Reports (Clarivate Analytics, 2023)
新着情報
Published by 支部:九州 on 28 6月 2023
日時: 2023年11月11日(土)13:30~16:30
会場: 宮崎市民プラザ4F ギャラリー2
(〒880-0001 宮崎市役所隣 宮崎市橘通西1-1-2 )⇒ポスター(PDF)はこちら
【主催】 日本生物工学会九州支部
【後援】 宮崎大学
プログラム:
<講演の部>
13:30~13:40
「生物工学で開く未来」
……… (宮崎大学農学部 教授)榊原 陽一
13:40~14:05
「原料の魅力を引き出す微生物の力 !! ~芋焼酎の新たな挑戦~」
……… (霧島酒造株式会社 研究開発部)藤田 剛嗣
14:05~14:30
「医療機器開発の最前線」
……… (東郷メディキット株式会社 開発部門)木口 英基
14:30~14:55
「ヨーグルトだけじゃない!? 腸活のススメ」
……… (南日本酪農協同株式会社 商品開発部)松﨑 竜也
14:55~15:20
「サプリメント開発の最前線」
……… (株式井会社 Have fun Factory 代表取締役)森下 雅之
<参加者とバイオ企業との交流会>
15:30~16:30参加費: 無料(以下のフォームより事前登録をお願いします。)Webでの申込を締め切りました。
空席状況は下記のメールアドレスにお問い合わせください
問合せ先 宮崎大学工学部 廣瀬 遵
Email:
Tel: 0985-58-7322
►九州支部Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 25 6月 2023
Dynamic metabolic engineering of Escherichia coli improves fermentation for the production of pyruvate and its derivatives
JBB Volume 133, Issue 1, January 2022, Pages 56-63
相馬 悠希・山路 大樹・花井 泰三(九州大学)
論文賞紹介(生物工学会誌102巻2号掲載)
Novel cell line development strategy for monoclonal antibody manufacturing using translational enhancing technology
JBB Volume 133, Issue 3, March 2022, Pages 273-280
増田 兼治1,2 ・渡辺 和彦1 ・上野 智規3 ・中澤 祐人1,4 ・田邊 裕美子1 ・加来 祐子3 ・後藤 希代子3,5
江原 幸和6* ・佐伯 尚史6 ・奥村 武1 ・野中 浩一1 ・上平 正道2 (1 第一三共株式会社,2 九州大学,3 株式会社ニッピ,4 奈良先端科学技術大学院大学,5 日本皮革研究所,6 富士フイルム和光純薬株式会社,* 現 J リーフ株式会社)
論文賞紹介(生物工学会誌102巻2号掲載)
CRISPR/Cpf1-mediated mutagenesis and gene deletion in industrial filamentous fungi Aspergillus oryzae and Aspergillus sojae
JBBVolume 133, Issue 4, April 2022, Pages 353-361
片山 琢也・丸山 潤一(東京大学)
論文賞紹介(生物工学会誌102巻2号掲載)
Metabolic pathway engineering for the non-growth-associated succinate production in Escherichia coli based on flux solution space
JBB Volume 134, Issue 1, July 2022, Pages 29-33
戸谷 吉博・清水 浩(大阪大学)
論文賞紹介(生物工学会誌102巻2号掲載)
Effects of the PI3K/Akt signaling pathway on the hair inductivity of human dermal papilla cells in hair beads
JBB Volume 134, Issue 1, July 2022, Pages 55-61
山根 萌奈実1 ・Jieun Seo1 ・Yinghui Zhou1* ・浅場 智貴1 ・Shan Tu1 ・南茂 彩華1 ・景山 達斗1,2 ・福田 淳二1,2 (1 横浜国立大学,2 神奈川県立産業技術総合研究所,* 現 Fudan University)
論文賞紹介(生物工学会誌102巻2号掲載)
Extracellular electron transfer-dependent Cr(VI)/sulfate reduction mediated by iron sulfide nanoparticles
JBB Volume 134, Issue 2, August 2022, Pages 153-161
Danshi Qian, Huimin Liu, Fan Hu, Song Song, Yuancai Chen(South China University of Technology)
Silica adsorption tag derived from the silica polycondensation protein glassin for the immobilization of soluble proteins
JBB Volume 134, Issue 6, December 2022, Pages 477-483
有馬 二朗・坂手 勇斗・門田 啓吾・小林 大起・西 美智佳・清水 克彦(鳥取大学)
論文賞紹介(生物工学会誌102巻2号掲載) ►生物工学論文賞Topへ
学会賞
Published by 学会事務局 on 25 6月 2023
会員の皆様からご推薦いただきました候補者から受賞候補者選考委員会にて選考を行い、2023年5月30日(火)の理事会にて2023年度の学会賞受賞者が決定しました。
授賞式および受賞講演は、第75回日本生物工学会大会期間中に開催いたします。
第42回生物工学賞 髙木 博史 (奈良先端科学技術大学院大学 研究推進機構)
「微生物の代謝調節・細胞機能に関する基盤的研究と発酵・醸造への応用」
第17回生物工学功績賞 青柳 秀紀 (筑波大学 生命環境系)
「微生物機能・資源の開拓に資する培養技術の開発と利用に関する基礎的研究」
堀 克敏 (名古屋大学 大学院工学研究科)
「細菌の接着機構と界面微生物工学プロセスの創出に関する研究」
第17回生物工学功労賞 川瀬 雅也 1 、中山 亨 2
(1 長浜バイオ大学 バイサイエンス学部、2 東北大学 大学院工学研究科)
「学会における生物工学教育事業への貢献」
第56回生物工学奨励賞(江田賞) 徳岡 昌文 (東京農業大学 応用生物科学部)
「清酒中の未知オリゴ糖に関する研究」
第59回生物工学奨励賞(斎藤賞) 吉野 知子 (東京農工大学 工学研究院)
「希少細胞を対象とした単一細胞解析技術の開発と応用」
第46回生物工学奨励賞(照井賞) 井上 謙吾 (宮崎大学 農学部)
「微生物燃料電池の発電機構の解明と有機性廃棄物処理への応用に関する生物工学研究」
第32回 生物工学技術賞 該当者なし
第2回生物工学若手賞 景山 達斗1,2 (1 神奈川県立産業技術総合研究所、2 横浜国立大学 大学院工学研究院)
「工学的手法を利用した毛髪再生技術の開発」
片岡 尚也 (山口大学 大学研究推進機構)
「有用物質生産菌における細胞内外の代謝に関する生物工学研究」第31回生物工学論文賞 Dynamic metabolic engineering of Escherichia coli improves fermentation for the production of pyruvate and its derivatives
JBB Volume 133, Issue 1, January 2022, Pages 56-63
相馬 悠希・山路 大樹・花井 泰三(九州大学)
Novel cell line development strategy for monoclonal antibody manufacturing using translational enhancing technology
JBB Volume 133, Issue 3, March 2022, Pages 273-280
増田 兼治1,2 ・渡辺 和彦1 ・上野 智規3 ・中澤 祐人1,4 ・田邊 裕美子1 ・加来 祐子3 ・後藤 希代子3,5
江原 幸和6* ・佐伯 尚史6 ・奥村 武1 ・野中 浩一1 ・上平 正道2 (1 第一三共株式会社,2 九州大学,3 株式会社ニッピ,4 奈良先端科学技術大学院大学,5 日本皮革研究所,6 富士フイルム和光純薬株式会社,* 現 J リーフ株式会社)
CRISPR/Cpf1-mediated mutagenesis and gene deletion in industrial filamentous fungi Aspergillus oryzae and Aspergillus sojae
JBB Volume 133, Issue 4, April 2022, Pages 353-361
片山 琢也・丸山 潤一(東京大学)
Metabolic pathway engineering for the non-growth-associated succinate production in Escherichia coli based on flux solution space
JBB Volume 134, Issue 1, July 2022, Pages 29-33
戸谷 吉博・清水 浩(大阪大学)
Effects of the PI3K/Akt signaling pathway on the hair inductivity of human dermal papilla cells in hair beads
JBB Volume 134, Issue 1, July 2022, Pages 55-61
山根 萌奈実1 ・Jieun Seo1 ・Yinghui Zhou1* ・浅場 智貴1 ・Shan Tu1 ・南茂 彩華1 ・景山 達斗1,2 ・福田 淳二1,2 (1 横浜国立大学,2 神奈川県立産業技術総合研究所,* 現 Fudan University)
Extracellular electron transfer-dependent Cr(VI)/sulfate reduction mediated by iron sulfide nanoparticles
JBB Volume 134, Issue 2, August 2022, Pages 153-161
Danshi Qian, Huimin Liu, Fan Hu, Song Song, Yuancai Chen(South China University of Technology)
Silica adsorption tag derived from the silica polycondensation protein glassin for the immobilization of soluble proteins
JBB Volume 134, Issue 6, December 2022, Pages 477-483
有馬 二朗・坂手 勇斗・門田 啓吾・小林 大起・西 美智佳・清水 克彦(鳥取大学)第20回生物工学アジア若手賞 Pau-Loke Show (University of Nottingham Malaysia, Malaysia)
“Recovery of valuable bioactive compounds from renewable resources towards a sustainable circular bioeconomy: A solution to global issues”
Chun-Yen Chen (National Cheng Kung University, Taiwan)
“Engineering strategies for enhancing microalgae lipid production using effluents of coke-making wastewater”
第12回生物工学アジア若手研究奨励賞(DaSilva賞) Kit Wayne Chew (Nanyang Technological University, Singapore)
“Bioseparation of multiple products using nanobubbling-assisted liquid triphasic flotation for microalgae biorefinery”
第12回生物工学学生優秀賞(飛翔賞) 宇田川 喜信 (東北大学 大学院環境科学研究科)
「血管の構築と評価に向けたバイオファブリケーションと電気化学デバイス」
木伏 真子 (早稲田大学 大学院先進理工学研究科)
「有用微生物群集の選抜に向けたダイズ根圏微生物叢の機能解析」
加藤 大志 (名城大学 大学院農学研究科)
「リグニンを原料とした環境低負荷なバイオエタノール生産プロセスの開発」
角田 悠 (大阪大学 大学院工学研究科)
「CHO細胞におけるSar1A過剰発現の抗体生産および分泌プロセスへ与える影響」
大成 冬真 (高知大学 大学院総合人間自然科学研究科)
「ポリγグルタミン酸イオンコンプレックスの衛生強化目的部材としての技術応用」
内田 和希 (九州大学 大学院工学府)
「人工パルミトイル化タンパク質の脂質膜ドメイン選択的局在化と細胞内取り込みに関する研究」
⇒学会賞のページへ
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 6月 2023
生物工学会誌第101巻第6号(2023年6月号)をオンライン公開しました。⇒生物工学会誌第101巻第6号
►生物工学会誌Top
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 6月 2023
こちらでは、生物工学会誌で好評連載中のシリーズ企画『続・生物工学基礎講座-バイオよもやま話-《分析機器特別編》 』の掲載記事がご覧いただけます。
続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―《分析機器特別編》
⇒『続・生物工学基礎講座-バイオよもやま話-』
⇒過去号掲載記事(記事種別)一覧へ
⇒生物工学会誌Topへ
生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 25 6月 2023
タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGE へのリンクとなっております。
►生物工学会誌Top
※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader (無料)が必要となります。ダウンロードはこちら から。
生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 25 6月 2023
生物工学会誌 第101巻 第6号
英文誌編集委員長 井藤 彰
この度、英文誌編集委員長を拝命しました名古屋大学大学院工学研究科化学システム工学専攻の井藤彰です。就任にあたり、自己紹介方々、会員の皆様にご挨拶申し上げます。
私は1997年に名古屋大学工学部生物機能工学科の小林猛先生の研究室に配属され、機能性磁性ナノ粒子を用いた、がん温熱療法に関する研究に従事しました。当時、小林先生は日本生物工学会の会長を務めていらっしゃったので、当然、私も日本生物工学会に入会し、以来四半世紀が経過します。英文誌 ‘Journal ofBioscience and Bioengineering(JBB)’ への私の初めての投稿論文は2000年に掲載されました。それ以降、2004年、2008年、2014年とJBBの論文賞受賞論文に選んでいただき、これらの学術的成果は私のキャリア形成に大きく貢献しました。JBBに投稿して貴重な査読意見を頂戴するだけでなく、2001年に名古屋大学の助手となってからは、JBBへの投稿論文の査読を依頼されるようになりました。恩師である小林猛先生、本多裕之先生、上平正道先生から、学会誌であるJBBにおけるpeer reviewの厳しさと温かさについてご指導いただき、査読しながら多くのことを学びました。若い研究者には査読が多く回ってくるもので、自分が投稿した論文の数よりも圧倒的に多くの査読を依頼されると、他人の評価ばかりしているような卑屈な気持ちにもなりますが、ある日Elsevier から‘Top Reviewer’と書かれたボールペンが送られてきたことは、驚きとともに、ちょっとやる気が出たりしました。
2011年から2015年は、JBBの編集委員をお引き受けすることになり、髙木昌宏編集委員長にジャーナルの編集に関わる責務と意義についてご指導いただきました。特に、後半の二年間は副編集委員長として、編集委員長の仕事をサポートする貴重な機会を頂きました。若い頃から編集に携わる機会を与えるとともに、国際誌の副編集委員長を務めた実績をプロモーションに利用して欲しいという髙木先生のご厚意であり、大変感謝しております。編集委員であった当時、JBBのインパクトファクターを上げるための方策として、‘NOTES’として掲載されている論文の被引用回数が低いことからNOTESのカテゴリー廃止を提案しました。髙木編集委員長のご英断でNOTESは廃止されましたが、学生の学位取得のためにNOTESは残すべきだという意見に対して、「JBBは会員の駆け込み寺ではない」と仰った髙木先生のお言葉が心に残っています。
さて、直近4年間の英文誌編集作業は、神谷典穂編集委員長をはじめとする編集委員や事務局の方々の献身的なご尽力に支えられてきました。インパクトファクターも3を超え、JBBは日本、引いてはアジア圏のバイオテクノロジーを世界に発信する日本生物工学会のフラッグシップジャーナルとして益々発展し続けております。一方で、これからの10年は学術情報にとっての非常に大きな変革期であるといわれています。国などの研究資金提供機関の要請で、オープンアクセスのジャーナルが急増しており、学術の成果が社会へ広く公開されて誰もが利用できるようになるオープンサイエンスの一層の発展が見込まれています。こういったデジタルトランスフォーメーションが起こっている最中に、学会誌としてのJBBの未来をどのように描いていくか、編集委員長としての私の重責は非常に大きいのですが、その時代の渦中にあることは大きな挑戦であるとともに新たな学びの機会であると捉えています。今後4年間、編集委員および事務局の皆様と協働し、会員の皆様のご意見やご叱正を賜りながら、この変革期におけるJBBの在り方を考え、会員の皆様に愛され続けるJBBを目指していく所存です。会員の皆様にはご指導とご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
著者紹介 名古屋大学大学院工学研究科化学システム工学専攻(教授)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 22 6月 2023
英文誌編集委員会では、2023年6月1日に井藤 彰教授(名古屋大学)が新編集委員長に就任し、新体制が発足しました。
井藤 彰 (編集委員長・ 名古屋大学大学院工学研究科)⇒就任挨拶はこちら 二神 泰基 (副編集委員長・鹿児島大学農学部)青井 議輝 (広島大学大学院統合生命科学研究科)池田 丈 (広島大学大学院統合生命科学研究科)石川 周 (神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科)太田 誠一 (東京大学大学院工学系研究科)岡野 憲司 (関西大学 化学生命工学部)金井 宗良 (酒類総合研究所 醸造微生物研究部門加藤 竜司 (名古屋大学大学院創薬科学研究科)河邉 佳典( 九州大学大学院工学研究院)金 美海 (大阪大学大学院工学研究科)兒島 孝明 (名城大学 農学部)高橋 征司 (東北大学大学院工学研究科)田島 誉久 (広島大学大学院統合生命科学研究科)中島 一紀 (北海道大学大学院工学研究院根本 理子 (岡山大学 学術研究院環境生命科学学域)平川 秀彦 (筑波大学生命環境系)二又 裕之 (静岡大学グリーン科学技術研究所/工学部・化学バイオ工学系列)松本 謙一郎 (北海道大学大学院工学研究院)丸山 千登勢 (福井県立大学 生物資源学部)山崎 思乃 (関西大学 化学生命工学部)前編集長神谷典穂先生のリーダーシップのもと、Journal of Bioscience and Bioengineering(JBB)の国際的な認知度はますます向上し、2021年のJBBのインパクトファクター値(IF)は、3.185で過去最高となりました。英文誌編集委員会では、今後もJBBのさらなる飛躍を目指して編集委員一同努力してまいります。
JBBへの投稿、査読および引用などご協力をよろしくお願いいたします。
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新着情報
Published by 学会事務局 on 20 6月 2023
The development of a sustainable source of protein and nutrients is one of the important challenges to achieving a better and more sustainable future for all. For being widely accepted as the source of protein and nutrients in sustainable foods, the technologies enabling to tune shape and texture of the ‘food’ as preferred is believed to play a crucial role. Hiromasa Ohara and Shinji Sakai are developing a technology based on bioprinting technologies for the fabrication of 3D functional tissues and using various sustainable sources of protein and nutrients as inks at Osaka University for contributing to Sustainable Development Goals (SDGs). This image shows a grilled 3D-printed cubic ‘steak’ obtained from an ink containing yeast, Saccharomyces cerevisiae , with a visible fabric structure that mimics muscle fibers.
This image was taken by Hiromasa Ohara in Biochemical Materials Engineering Group, Division of Chemical Engineering, Graduate School of Engineering Science, Osaka University (http://www.cheng.es.osaka-u.ac.jp/sakailabo/home.html ) (Copyright@2023 The Society for Biotechnology, Japan).
⇒JBBアーカイブ:Vol.107 (2009) ~最新号
⇒JBBアーカイブ:Vol. 93(2002)~Vol. 106(2008)
Journal of Bioscience and Bioengineering
Published by 学会事務局 on 20 6月 2023
Journal of Bioscience and Bioengineering(JBB)のVol. 136, No. 1(2023年7月号)をScienceDirectで公開しました。
JBB会員用アクセスの利用方法 日本生物工学会の個人会員(正会員・学生会員・海外会員)は、Journal of Bioscience and Bioengineering および前身誌(Vol. 64, 1986年以降)のオンラインジャーナルに無料でアクセスすることができます。
⇒詳しくはこちら
会員用アクセスのPasswordをお忘れの場合:
⇒詳しくはこちら
登録したメールアドレスが不明でパスワードのリセットができない場合:
Webフォーム (日本語可)よりElsevierのScienceDirectサポートセンターにお問合せください。ご連絡の際には、ジャーナル名、 学会名、会員番号をお知らせください。
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新着情報
Published by 支部:九州 on 20 6月 2023
第29回日本生物工学会九州支部福岡大会(2023)および九州支部創立30周年記念講演会・祝賀会を九州大学にて下記の要領で開催します。多数のご参加をお待ち申し上げます。九州支部以外の会員からの申し込みも歓迎します。
12月2日(土)の福岡市内のホテルが高騰しております、早めの予約をお願いいたします。
日時:
<記念講演会>2023年12月2日(土)14:00~17:05
<祝 賀 会>2023年12月2日(土)18:00~20:00
<支部大会>2023年12月3日(日) 9:30~16:30
場所:
<記念講演会・支部大会>
九州大学 病院キャンパス コラボステーションIおよび総合研究棟
(福岡市東区馬出3丁目1番1号)⇒アクセス ⇒講演会場マップ
お車でご来場の方は,東門が夕方に閉鎖されますので,講演会場付近の駐車場ではなく,病院駐車場(正門より入庫)または学外のコインパーキング をご利用ください.
<祝賀会>
福岡リーセントホテル 2階レインボーホール
(福岡市東区箱崎2丁目52番1号) ⇒アクセス
記念講演会 A会場(コラボステーションI 視聴覚ホール)12月2日(土)14:00~17:05 “九州一丸”の30年:“ものがたり”と“よもやま話”
……… (九大 名誉教授,元会長)園元 謙二
微生物の生体分子・個・集団の機能をデザインする合成生物学研究
……… (九大院・農)相馬 悠希
微生物の細胞外電子伝達能力とその応用
……… (宮崎大・農)井上 謙吾
焼酎らしさを研究する
……… (鹿大・農)吉﨑由美子
佐賀大学オリジナル清酒『悠々知酔』を通じた人材育成
………(佐賀大・農)小林 元太
架橋酵素前駆体の活性化と生体分子工学への展開
………(九大院・工)神谷 典穂
一般講演 C会場(総合研究棟105室 102室変更しました )9:30~11:39,13:20~15:03
D会場(総合研究棟204/205室)9:30~11:39,13:20~14:50学生賞審査講演
博士の部 A会場(コラボステーションI 視聴覚ホール)9:30~10:17
修士の部 A会場(コラボステーションI 視聴覚ホール)10:18~11:21,13:20~15:11
B会場(総合研究棟102室 105室変更しました )9:30~11:37,13:20~15:11評議員会 評議員会室(コラボステーションI共同セミナー室)12:00~13:00学生賞授与式 A会場(コラボステーションI 視聴覚ホール)16:15~16:30※12月2日に支部創立30周年記念祝賀会を開催しますので,第29回九州支部福岡大会(2023)では講演後のミキサーは開催されません。
参加費:
<記念講演会・支部大会>一般:2,000円(税込)(11/30まで)、学生:無料
12/1以降、一般の参加費は3,000円(税込)となります。当日学会会場受付で現金にてお支払いください。 <祝賀会> 一般:8,000円(税込)、学生: 3,000円(税込)
こちらの参加登録フォーム よりお申し込みください。
事前申込は終了しました。当日、学会会場受付で申込ください。
・祝賀会の参加申込・参加費振込締切: 10月31日(火)
祝賀会の事前振込は終了しました.以後は,当日支払い(一般\9,000,学生\4,000)となります.
・参加費振込先:
金融機関名:西日本シティ銀行(銀行コード 0190)
支店名:周船寺支店(店番号 723)
口座種類:普通
口座番号:3168940
口座名義:ニホンセイブツコウガクカイキユウシユウシブジツコウイインカイ
(日本生物工学会九州支部実行委員会 会計 善藤威史)
・参加費振込の注意点: 振込依頼人の入力項目には、申込者の氏名をフルネームで記入してください。振込手数料を申込者自身でご負担願います。
・支部大会の参加申込・参加費振込締切: 11月30日(木)
演題募集(支部大会) 講演申込は10月6日(金)をもって締め切りました。
多数の申込ありがとうございました。
〒819-0395 福岡県福岡市西区元岡744番地
九州大学大学院農学研究院システム生物工学講座
日本生物工学会九州支部 福岡大会実行委員長 竹川 薫
E-mail:
►九州支部Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 19 6月 2023
2023年・2024年度
日本生物工学会会長
秦 洋二 (月桂冠)
2023 年度より、日本生物工学会会長を拝命することになりました月桂冠株式会社の秦洋二です。初めて民間企業所属の学会長となることに不安があることは事実ですが、清水浩先生(大阪大学)、青柳秀紀先生(筑波大学)という 2 人のアカデミアの副会長とともに学会発展に貢献していく所存です。学会員各位のご理解とご協力のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
【創立100周年記念事業について】
2022年は学会創立100年に当たり、福﨑前会長のもと多くの記念事業を行うことができました。10月17日には千里ライフサイエンスセンターにおいて記念式典、受賞講演、創立100周年記念シンポジウムを開催いたしました。コロナ禍の中、当初予定していた会員が一同に集まる式典はできませんでしたが、ハイブリッド開催によって多くの会員と周年事業を共有できたと思います。その他にも記念誌『日本生物工学会100年史』『ひらくひらくバイオの世界(英語版)』などさまざまな記念発刊も行うこともできました。このような100周年記念事業を行うにあたり、非常に多数の個人、団体からご寄付を賜りましたこと、ここに改めて厚く御礼申し上げます。100周年とは歴史の大きな区切りでありますが、次の100年に向けてのスタートでもあります。創立100周年事業で醸成した熱気を保ちつつ、新たな歴史に向けて活動の継続を進めていきます。
【産学官にとって魅力ある学会】
創立当初より生物工学会は積極的に産学連携が進められており、これまでにも多くの連携成果を残すことができました。ただ近年は産業側の会員数や年次大会の発表の減少が顕著になっており、産側の学会離れが危惧されています。ただ、年次大会には産学官の多くの参加者が講演を聴講するなど、学会が発信する情報の魅力が見劣りしているわけではありません。産学官いずれの分野においても魅力ある学会を目指すには、年次大会の活性化を促進することと研究部会活動の継続的発展だと考えています。これまで学会が果たしてきた産学官の交流の場に多くの会員が集うような仕組みを作っていきたいと考えます。P.F.ドラッカーによれば、イノベーションとは「新しく創造した価値を顧客に提供する」とされています。単なる発見、発明に留まらず、社会実装による価値提供が必要です。まさしく生物工学会がその推進力となり、学会が関係する分野のイノベーション創出に貢献できるよう努めていきたいと考えます。
【ポストコロナに向けた新しい学会のスタイル】
我々は新型コロナウイルス感染拡大によって、多くの行動制限を受け、不自由な思いをしました。学会活動も同様に、年次大会が中止またはリモート開催になるなど大きな影響を受けました。本年はコロナウイルス感染が収束に向かい、コロナ禍前の状況に戻りつつあります。ただ我々はコロナ禍で苦しい思いをしただけでなく、多くのことを学びました。学会のスタイルもオンラインなどのデジタル技術を普通に使用できるようになりました。このデジタル技術の普及は、時間や場所を選ばない新たな学会活動を可能にするものであります。今年は名古屋にて対面方式の年次大会が復活し、昨年できなかった100周年記念祝賀会を実施します。
このようなコロナ禍前のスタイルを復活させるだけでなく、ポストコロナにおける新たな学会活動を模索し、会員の皆様の満足度を高める努力をいたします。
学会活動の目的は、当該学問分野の発展、普及と研究者、技術者の育成であると考えています。そのためには、なによりも会員同士のコミュニケーションが重要です。多様な分野の研究者、技術者が生物工学会というプラットフォーム上に集い、闊達な議論をすることが重要です。これからも多くの会員に学会活動に参加していただき、会員間でのコミュニケーションをさらに深めていただければ幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。
2023年6月
日本生物工学会会長
秦 洋二
【歴代会長挨拶】
【生物工学会誌 巻頭言】 ►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧はこちら
学会について
Published by 学会事務局 on 12 6月 2023
日本生物工学会は、Thai Society of Biotechnology(TSB)と2023年5月23日に学術協定を締結し、年次大会を通して両学会および会員間の交流を深めていくことになりました。TSBから、タイ・Khao Yai National Parkで11月26‐29日に開催予定のTSB主催の国際シンポジウム(https://tsb2023.sut.ac.th/ )に生物工学会会員に対して招待枠2名を頂戴しました。
民間企業、研究機関、大学等に所属する会員を派遣し、国際シンポジウムでの発表の機会が得られるとともに、タイを中心とする東南アジア地域におけるバイオテクノロジーの基礎・応用研究の現状を学ぶ機会になると考えています。
つきましては、本企画の趣旨に賛同いただき、参加を希望される会員を募りたいと思います。下記の実施要領をご一読の上、奮って応募いただければ幸いです。
<シンポジウム概要> Thai Society of Biotechnology(TSB)主催の国際シンポジウム(TSB2023)
The 35th Annual Meeting of the Thai Society for Biotechnology and International Conference (TSB 2023)
“Sustainable Development through Bio-Circular Green (BCG) Economy Model”
https://tsb2023.sut.ac.th/
【日時】 2023年11月26日(日)~29日(水)
【場所】 The Greenery Resort Khao Yai, Khao Yai National Park, Nakhon Ratchasima, Thailand
<募集内容> 募集人数: 2名
資格:
民間企業、教育・研究機関に所属の生物工学会会員(学生会員を含む)であること。民間企業の若手研究者、もしくは実用化を強く志向した研究を展開する官学の若手研究者を優先します。
TSB支援内容:
会場での2‐3泊の宿泊(食事費用含む)、バンコク市内の空港から会場までの交通
(Accommodation for two guests for 2-3 nights and round trip transportation from the airport to hotel)
必要な費用:
タイ・バンコク国際空港までの移動費(国内移動費含む)、TSB支援以外に必要となる宿泊、旅行保険(ご自身の負担で必ずご加入ください。)
応募方法:
推薦者、もしくは応募者本人から、名古屋大学・中野教授に以下をご連絡下さい。応募者多数の場合は、国際展開理事で審査を行います。この際、ご講演の簡単な内容等を追加で提出していただく場合があります。
【送付先】 名古屋大学・中野教授 ()
・所属
・役職または学年
・氏名
・年齢(2023年11月26日現在)
・会員番号
・講演タイトル(仮題)
応募締切日: 2023年7月15日(木)
問合せ先:
藤山 和仁(大阪大学) E-mail:
中野 秀雄(名古屋大学) E-mail:
新着情報
Published by 支部:東日本 on 07 6月 2023
2023(令和5)年6月7日
日本生物工学会 東日本支部長
田中 剛
日本生物工学会東日本支部長賞のお知らせ
日本生物工学会東日本支部は、生物工学の基礎、応用、技術の進歩に寄与した、若手の東日本支部所属本会会員に対して、『日本生物工学会東日本支部長賞』 を授与いたします。
本年は、2023年7月21日(金) を応募締切 とし、書類選考による一次選考通過者を対象として、7月31日(火) に第二次選考を兼ねた発表会 を行います。なお、同発表会は、日本生物工学会会員に対して公開いたします。
多くの会員の皆さまのご応募をお待ちしています。
日程 応募締切:2023年7月21日(金) 中。電子メール受信をもって受付とします。 第二次選考会:2023年7月31日(月) 東京工業大学にて行います。 受賞者発表:2023年7月31日(月) の第二次選考会終了後、受賞選考委員会にて決定、発表し、授賞式を執り行う予定です。 応募について 電子メール宛先:
※メールのタイトルは「日本生物工学会東日本支部長賞推薦」 としてください。
日本生物工学会東日本支部長賞 授賞規程 日本生物工学会東日本支部長賞受賞対象者について 日本生物工学会東日本支部長賞は、以下5点全てに該当する者を対象とする
主たる業績を、本学会大会で発表しているか、JBB誌、若しくは、生物工学会誌に発表している者 生物工学の基礎、応用、技術の進歩に寄与した者 受賞年の4月1日において、年齢が満40歳以下の者、または博士取得後8年以内の者。但し産休育休介護期間等があればそれらを考慮する 第二次選考会までに日本生物工学会会員となっている者 日本生物工学会東日本支部所属の会員である者 日本生物工学会東日本支部長賞選考方法について 日本生物工学会東日本支部長賞選考委員は、日本生物工学会東日本支部委員が務める 日本生物工学会東日本支部長賞選考委員は、日本生物工学会東日本支部長賞選考委員会を構成する 日本生物工学会東日本支部長賞選考委員会委員長は、日本生物工学会東日本支部長が務める 日本生物工学会東日本支部長賞選考委員会は、日本生物工学会東日本支部長賞を選考する 日本生物工学会東日本支部長賞選考委員会は、応募者からの書類を審議して、一次選考を行う 日本生物工学会東日本支部長賞選考委員会は、一次選考通過者に対して、口頭発表形式の二次選考を行う 日本生物工学会東日本支部長賞選考委員会は、一次、二次の選考結果を総合し、日本生物工学会東日本支部長賞対象者を決定できるものとする 日本生物工学会東日本支部長賞受賞者に対して 賞状を授与する 副賞を授与できることとする なお東日本支部長賞の受賞は、生物工学若手賞への応募を妨げない 日本生物工学会東日本支部長賞授賞規程の変更について 本授賞規程の変更は、日本生物工学会東日本支部長賞選考委員の発議に基づき、日本生物工学会東日本支部長賞選考委員会で審議の上、行われるものとする
►東日本支部Topへ
新着情報
Published by 支部:東日本 on 07 6月 2023
下記の通り、2023年度の日本生物工学会東日本支部の生物工学フォーラムを開催します。
第1部では、日本生物工学会東日本支部で活躍する若手研究者を顕彰する「日本生物工学会東日本支部長賞」の選考会を兼ねた、受賞候補者の研究講演会を行います。
第2部では、東⽇本⽀部・北⽇本⽀部共催で昨年末に急逝された上田宏先生を偲んで、フォーラムを開催致します。上田先生の研究者としての足跡をたどり、それぞれの研究室で共に過ごされた先生方よりご講演をいただきます。上田先生が情熱を傾けられたご研究を振り返り、東日本支部の様々な活動にご尽力いただきましたことに感謝し、ご冥福をお祈りいたします。
⇒日本生物工学会東日本支部長賞のお知らせ
日時 2023年7月31日(月)13:00~ 場所 東京工業大学 大岡山キャンパス (東京都目黒区大岡山2-12-1)
西講義棟1 (旧西5号館)レクチャーシアター (ハイブリッド開催、ライブ配信)
大岡山駅(東急大井町線・目黒線)より徒歩8分 アクセス プログラム 13:00~13:05
開会の挨拶……田中 剛(東京農工大学工学研究院) 第1部 「日本生物工学会東日本支部長賞候補者講演会」 13:05~13:45
講演(1)……福永 圭佑(東京工業大学)
13:50~14:30
講演(2)……朱 博(東京工業大学)
休憩 第2部「上田宏先生を偲んで」(東日本支部・北日本支部共催) 14:40~14:45
挨拶……養王田 正文(東京農工大学工学研究院)
14:45~15:15
「0(零)から ~西村研時代からの上田宏さんとの縁~」
……中野 秀雄(名古屋大学大学院生命農学研究科)
15:15~15:45
「作る生物学のパイオニア ~上田 宏博士の研究業績を回顧して~」
……長棟 輝行(東京大学名誉教授)
15:45~16:15
「生物工学の社会貢献 ~寄付講座でのバイオセンサー研究から、共同研究での脱炭素研究まで~」
……伊原 正喜(信州大学農学部)
16:15~16:45
「機械仕掛けのタンパク質 ~シンガポールでの出会いから始まった万能センサー~」
……北口 哲也(東京工業大学科学技術創成研究院)
16:45~16:55
ビデオメッセージ
……Nobel Laureate, Gregory Winter博士(MRC Laboratory of Molecular Biology)
16:55~17:05
ご挨拶……上田たかね
17:05~17:15
東日本支部長賞 表彰式
17:15~17:20
閉会の挨拶……尾髙 雅文(秋田大学大学院理工学研究科)
17:40~
懇親会 参加費 【フォーラム】 会員(含: 所属先が賛助会員の方): 無料
学生: 無料
一般(非会員):2,000円(税込)
【懇親会】 一般:4,000円(税込)
学生:2,000円(税込)
事前登録締切 2023年7月21日(金)17:00
※当日受付も行いますが、なるべく事前登録をお願い致します。 申込方法 こちらのフォーム に必要事項(メールアドレス、氏名、所属、会員種別、参加方法(現地/オンライン))を明記してお申込みください。
一般(非会員)の方は、7月21日(金)まで に 下記の口座に参加費(2,000円)をお振込みくださるか、当日受付にてお支払いください。
懇親会に参加される方は、7月21日(金)まで に 下記の口座に懇親会費(一般:4,000円、学生:2,000円)をお振込みくださるか、当日受付にてお支払いください。
ゆうちょ銀行 記号10120 番号93418411
(他行からは店番018 口座番号9341841 )問合せ先 日本生物工学会 東日本支部
支部長:田中 剛(農工大)E-mail
担当幹事:大河内 美奈(東工大)E-mail
►東日本支部Topへ
学会行事 ,支部活動
Published by 支部:関西 on 02 6月 2023
標記例会ならびに懇親会を下記のとおり開催いたしますので、多数のご参加をお待ちしております。
日時: 2023年8月8日(火)10:00~17:20
<見学会> 10:00~11:00(希望者のみ)
【会場】 大阪工業大学大宮キャンパス(〒535-8585 大阪市旭区大宮5丁目16-1)
10号館
<講演会> 14:30~17:20
【会場】 大阪工業大学梅田キャンパス(〒530-0013 大阪市北区茶屋町1-45)
OIT梅田タワー2階 セミナー室203
プログラム:
見学会
10:00 集合
10:00~10:20 8階会議室にて概要説明
10:20~11:00 バイオものづくりラボ(10号館3階)の見学
11:00 解散
(見学会終了後は各自で講演会の会場へ移動してください。また、昼食の用意はございませんので各自でお済ませください。)
講演会
14:00~ 受付14:30~14:40 開会の辞………東 雅之(関西支部支部長・大阪公立大学工学研究科)
14:40~15:15
「大阪工業大学「バイオものづくりラボ」について」
………長森 英二(大阪工業大学工学部生命工学科)
バイオ由来製品の社会実装を促進するため、生産技術の標準化、試作支援、技術者教育という3つの柱を軸に活動している。NEDOのプロジェクト「カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発」に参画し、2021年に「バイオものづくりラボ」を開設した。通気攪拌型培養槽を0.25 Lサイズで32連、1 Lサイズで12連、5 Lサイズで4連と、他大学に類を見ないほどの数量・ラインナップで設置している。さらに教育用としては恐らく国内の大学で唯一、30 Lサイズの定置滅菌・定置洗浄型バイオリアクターを設置・運用している。同施設を拠点に取り組んでいる人材育成プログラムや試作支援事業、各種の要素技術開発事例について、いくつかご紹介したい。
15:15~15:50
「バイオ技術による廃棄物の資源循環社会実現に向けた取組み」
………佐藤 周知(積水化学工業株式会社 新事業開発部BRグループ)
国内では年間約6,000万tの可燃廃棄物が排出され、そのエネルギー量はカロリー換算で約200兆kcalに相当する。この量は国内のプラスチック素材を生産する際に用いられる化石資源(約150兆kcal)に比べても大きい。可燃廃棄物の多くは、焼却・埋立て処分され、その再資源化は進んでこなかった。この課題は、可燃廃棄物が雑多で不均質であり成分・組成の変動が大きく、既存の工業プロセスの原料として適用が難しいことであった。当社では、微生物を用いたガス発酵により、この課題を解決する技術開発を推進してきた。具体的には、可燃廃棄物を熱分解により合成ガス(CO、H2 )に分子変換し、ガス発酵技術を用いてエタノールを生成後、更に化学プロセスで各種プラスチック類を生産し資源循環させるプロセスである。本懇話会では、ガス発酵技術を利用したプロセスの紹介やバイオ技術の利点等に触れつつ、本技術が可燃廃棄物の資源循環社会実現に貢献出来る事を紹介する。
15:50~16:05 休憩
16:05~16:40
「昆虫の季節適応メカニズム」
………向井 歩(摂南大学理工学部生命科学科)
温帯地域に棲息する生物は、1年周期の季節変動にさらされる。多くの昆虫は、生存に不適な季節は「休眠」という耐性の高い生理状態に入る。休眠に入る発育段階は種ごとに決まっており、多くの場合は1日の日の長さ(日長)をもとに季節をよみとり、内分泌系を介して自身の発育を切り替え、休眠に入る。ところが、季節のよみとりを母親が担い、子世代の休眠が誘導される例も知られる。講演者は寄生蜂の一種キョウソヤドリコバチにおいて、この「母性休眠誘導」の分子生理学的解析を行い、幼若ホルモン(JH)と呼ばれるステロイドが関与することを明らかにした。興味深いことにJHは、他の昆虫での発育、休眠の制御にもかかわる。講演では、休眠の内分泌制御について触れつつ、広く昆虫の季節適応メカニズムについて話題を提供する。
16:40~17:15
「植物の昆虫食害認識における腸内細菌の関与」
………新屋 友規(岡山大学資源植物科学研究所)
植物が害虫食害を認識し、防御応答を誘導するためには「傷」に加えて、害虫が摂食時に体内から放出される「吐き戻し液成分」の感知が重要と考えられている。同時に、吐き戻し液に含まれる昆虫腸内細菌叢が防御誘導に影響することも知られている。しかしながら昆虫腸内細菌叢は多様であり、植物の害虫食害認識に関与する腸内細菌の特定や、その分子メカニズムに迫ることは容易ではない。最近、演者らはイネを食害するクサシロキヨトウ(ヤガ科)幼虫の吐き戻し液から糖質性の防御誘導分子を見出した。興味深いことに、本分子はクサシロキヨトウ腸内細菌由来の酵素により、食害時特異的に産生する可能性が示唆された。本講演では、植物の害虫認識機構について概説するとともに、食害認識に関わる糖鎖をめぐる植物-昆虫-腸内細菌の三者間の分子リレーを紹介する。
17:15~17:20 閉会の辞………蓮沼 誠久(関西支部副支部長・神戸大学先端バイオ工学研究センター)
17:40~19:40 懇親会(講演会会場横のセミナー室204)
定員: 80名(見学会の定員は23名程度、先着順で定員に達し次第、締め切らせて頂きます。)
参加費: 一般 1,000円(税込),学生:無料(当日講演会会場受付にてお支払いください)
懇親会会費: 一般 3,000円(税込),学生:2,000円(税込)(当日講演会会場受付にてお支払いください)
申込み方法: 以下のWebフォームよりお申し込み下さい。(見学会からご参加の方は左《見学会参加者用》、講演会からご参加の方は右《講演会/懇親会のみ参加》のボタンを押して申込みフォームへお進み下さい。)申込み締切日: 2023年7月31日(月)正午(定員に達し次第、締め切らせて頂きます。)
問合せ先:
〒599-8570 大阪府堺市中区学園町1-2
大阪公立大学 理学部生物化学科 細胞組織工学研究室
日本生物工学会 関西支部 支部幹事(企画) 森 英樹 E-mail 【主催:日本生物工学会関西支部 共催:大阪工業大学】
会場へのアクセス 見学会の会場(大宮キャンパス)⇒アクセス
JR大阪駅前バス乗り場9番から大阪シティバス 34系統守口車庫前行きに乗車し、中宮で下車、バス停から徒歩約5分 地下鉄谷町線「千林大宮」駅から徒歩約18分
講演会の会場(梅田キャンパス)⇒アクセス
JR「大阪」駅や地下鉄御堂筋線「梅田」駅から徒歩約5分、阪急「大阪梅田」駅から徒歩3分
⇒関西支部Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 26 5月 2023
こちらでは、生物工学会誌第101巻(2023年)の『特集』をご覧いただけます。
⇒過去号掲載記事(記事種別)一覧はこちら
| 5号 | 6号 | 7号 | 8号 | 9号 | 10号 |11号 |12号 |
第101巻第12号(2023年12月号)
特集 革新的ながん免疫療法の実現を目指す分子技術開発の最前線 第101巻第11号(2023年11月号)
特集 天然有機化合物の生合成研究が開拓する新しい生物化学の世界 第101巻第10号(2023年10月号)
特集 酵母という生き物~生態学的ふるまいとその多様性の理解に向けて~ 第101巻第9号(2023年9月号)
特集 若手研究者が拓くこれからの生物工学 2023 第101巻第8号(2023年8月号)
特集 ナノポア応用研究の最前線 第101巻第7号(2023年7月号)
特集 日本抗体学会設立記念特集~アカデミアと産業界の協力による日本の抗体研究への期待 第101巻第6号(2023年6月号)
特集 次世代抗体医薬の実用化に向けた生産技術開発 第101巻第5号(2023年5月号)
特集 バイオマスは日本のどこにある?►このページのTopへ
過去号掲載『特集』記事一覧 ⇒掲載記事(記事種別)一覧へ
生物工学会誌
Published by 部会:生物資源を活用した地域創生 on 25 5月 2023
私たちの身の回りには無数の微生物が生息しています。微生物は、人間にとって有用であったり、害をもたらしたり、環境に役立ったり…多種多様な性質を持ち、無限の可能性を秘めています。今回のイベントでは、身近な微生物を採取し、微生物研究の基礎知識(発酵、単離、ゲノム情報解析、データベース活用)を、微生物の専門家から学ぶことができます。
生物に興味のある方はもちろん、大学での研究・実験に興味のある方におすすめです。
⇒チラシ (1.9MB)
日時: 2023年8月10日(木) 10:00~14:10(お昼休み含む)
場所 :岡山理科大学 + オンライン(Zoom)
応募資格: 高校生、高専生(講演会は先生のみの参加も歓迎)
(試料のやり取り、Zoom参加/現地参加できるグループ)
プログラム:
10:00~10:10 開会あいさつ
10:10~10:40 第1部 講演
「発酵食品に使われてる酵母」」
…金子明裕(岡山理科大学ワイン発酵科学センター)
10:45~11:15 第2部 講義
「微生物ハンティング基礎知識」
…(独)製品評価技術基盤機構(NITE)
11:30~12:30 第3部 ワークショップ
「身近な微生物の情報解析」
事前に皆さんが採取した試料の中に、どんな微生物がいたのか、そしてその微生物はどんなバイオものづくりに使えそうなのかということを、第2部の情報を使ってグループごとに専門家と一緒に調べます。
※ 詳細は「ワークショップの流れ」参照
13:30~14:05 発表・総評
第3部のワークショップで調べた結果を専門家と一緒に共有ファイルにまとめ、最後にグループごとに発表を行い、微生物情報検索コンテストを実施します。
14:05~14:10 閉会挨拶
※ ワークショップの流れ(当日まで)
参加受付後、参加者(代表)に「微生物単離キット」を送付します。 キットに入っている単離用チューブに試料を採取し、写真を撮って試料の採取状況を記録しましょう。 採取した試料を岡山理科大学に返送してください。
(事務局への到着期限:7月10日(月) ) また、2.で撮影した写真を事務局宛に電子メールに添付して送付してください。 (当日)
キットを使って採取した試料から岡山理科大で微生物を分離した過程について、写真を見ながら説明をします。 系統樹を作って、分離した微生物が何者かを調べてみましょう。 各自のサンプルを使って、微生物の名前や同種の微生物が何に使われているかを調べてみましょう。 参加費: 無料
申込方法: 下記参加フォームよりお申込みください。
https://forms.gle/4FC1XcgHA4sPmBff9
※申込後事務局より参加確認の連絡を差し上げます。連絡がない場合は下記にご連絡ください。
申込締切:
【第1部・第2部】2023年8月3日(木) 先生の参加も可能です。
【第3部】2023年6月30日(金) 定員:8グループ(1グループ 2~5名) 第3部しめきり締め切りました。満員御礼。
事務局:
岡山理科大学工学部応用化学科
微生物バイオテクノロジー研究室内
古賀雄一
TEL: 086-256-9649 E-mail:
【後援】 岡山理科大学工学部応用化学科、独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)
►生物資源を活用した地域創生研究部会Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 25 5月 2023
近年、SDGs(持続可能な開発目標)という言葉をあらゆる場所で見かけるようになり、その実現に向けた取り組みに大変注目が集まっています。本シンポジウムでは、食のサステナビリティの実現に向けて、代替タンパク質の安定供給・品質向上に関する研究や、宇宙での植物生産基盤の構築に取り組まれている方々をお招きし、現状の課題、活動内容、今後の展望などについて、一部試食を交えながらご講演頂きます。
質疑応答の時間もございますので、この機会に食のサステナビリティについての知見を深めていただければ幸いです。皆様奮ってご参加ください。
日時: 2023年7月21日(金)14:00 ~ 17:40
会場: Web開催(URLは参加登録後に直接ご連絡致します。)
プログラム: 14:00~14:05
開会の辞……関西支部若手企画委員会 世話人代表
柴田 裕介(菊正宗酒造株式会社)
14:05~14:45
「麹菌による代替肉の開発~ゼロをイチにする新しい発酵のかたち」
……萩原 大祐(大筑波大学 生命環境系)
環境負荷を抑えて生産が可能な代替肉の開発が世界的に進んできた。一方で、多様な選択肢の必要性から、新たな食(次世代食)の創出が強く求められている。欧米では、菌類を培養して得られる菌体バイオマス(マイコプロテイン)食品が出現し注目を集めており、私たちのグループでも、我が国の伝統的な発酵微生物である麹菌を対象として、その実現に向けた研究に取り組んでいる。伝統的な発酵とは違う「バイオマス発酵」という概念により、人も地球もヘルシーにするような次世代食の創出を目指す。
14:45~15:25
「循環型食品としての食用コオロギについて」 (試食サンプルあり)
……渡邉 崇人(徳島大学バイオイノベーション研究所 )
15:25~15:35 休憩
15:35~16:15
「小麦由来の植物性代替肉素材 」 (試食サンプルあり:申込先着50名限定)
……廣瀨 太洋(グリコ栄養食品株式会社 素材技術開発センター テクスチャライジンググループ )
近年、植物性代替肉は日本でも注目が集まってきているが、欧米と比較すると市場の拡大は顕著ではない。その要因として、日本人の嗜好に合わせた植物性代替肉素材そのものの「おいしさ」、また多様な料理への活用するための調理方法やメニュー数など「バリエーションの充実」に課題があると考える。
本発表では、上記の課題を踏まえ、1)植物性代替肉の市場動向、2)弊社の小麦由来である植物性代替肉素材の特長、3)その特長を活かした「おいしさの見える化」を目的とする科学的なアプローチ、4)バリエーションの充実を目指した植物性代替肉のメニュー開発(水産資源代替、畜肉資源代替含む)の4点に関して、提案事例を交えて紹介する。
16:15~16:55
「HOBOTAMAの開発背景と食の未来への挑戦」 (試食サンプルあり)
……磯部 和宏(キユーピー株式会社 研究開発本部 機能素材研究部)
キユーピーグループは、タマゴのリーディングカンパニーとしてタマゴの魅力をもっとお届けしたいという想いのもと、HOBOTAMAシリーズ(スクランブルエッグ風、加熱用液卵風)を開発いたしました。価値観の多様化が進む社会において、一人ひとりの食のパートナーとして、多様な食の選択肢を提供する商品として販売しております。
本講演では、キユーピーグループがなぜHOBOTAMAを発売したのか?という開発の背景と商品開発でのこだわったポイント、未来の食に向けての展望について講演いたします。
16:55~17:35
「月面に人工生態系を作る-植物工場を用いた食料生産-」
……後藤 英司(千葉大学 大学院園芸学研究院)
植物工場は、閉鎖度の高いインドア施設において、太陽光の代わりにLEDランプを用いて植物を育成する画期的な植物生産システムである。我が国では、1980年代に、世界に先駆けて葉菜類の商業生産が開始された。日本の植物工場はその後も技術的・経営的に発展し、今も世界をリードする。近年、我が国を含む先進国は、宇宙開発の一環として月面基地の開発に着手した。その中で、ヒトの居住にあっては、現地で新鮮な食料を生産・供給するために、植物工場を中心とする月面農場の利用が必須と考えられている。本講演では、これらの背景および現在の研究開発を紹介し、将来の月面農場に関して解説する。
17:35~17:40
閉会の辞……関西支部若手企画委員会 世話人副代表
藤田 陽平(サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社)
参加費 :
<試食サンプル提供を希望されない方> 無料
<試食サンプル提供を希望される方> 一般(会員):2,000円 一般(非会員):3,000円
学生(会員・非会員):無料
定員: 100名
(グリコ栄養食品株式会社様提供の試食サンプルについては、数量に限りがあるため、申込先着50名様限定とさせていただきます。予めご了承ください。)
申込締切: 2023年6月30日(金)(定員に達し次第締め切らせていただきます。)申し込みはこちら>>
問合せ先:
日本生物工学会関西支部若手企画委員会
世話人代表 柴田 裕介(菊正宗酒造株式会社)
E-mail:
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学会行事
Published by 学会事務局 on 25 5月 2023
Journal of Bioscience and Bioengineering(JBB)のVol. 135, No. 6(2023年6月号)をScienceDirectで公開しました。
JBB会員用アクセスの利用方法 日本生物工学会の個人会員(正会員・学生会員・海外会員)は、Journal of Bioscience and Bioengineering および前身誌(Vol. 64, 1986年以降)のオンラインジャーナルに無料でアクセスすることができます。
⇒詳しくはこちら
会員用アクセスのPasswordをお忘れの場合:
⇒詳しくはこちら
登録したメールアドレスが不明でパスワードのリセットができない場合:
Webフォーム (日本語可)よりElsevierのScienceDirectサポートセンターにお問合せください。ご連絡の際には、ジャーナル名、 学会名、会員番号をお知らせください。
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新着情報
Published by 学会事務局 on 25 5月 2023
生物工学会誌第101巻第5号(2023年5月号)をオンライン公開しました。⇒生物工学会誌第101巻第5号
►生物工学会誌Top
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 5月 2023
生物生物工学会誌 第101巻 第5号
堀 克敏
本学会の会員にも起業経験者や起業を検討している方が少なからずおられるであろう。ここでは、自身の経験をもとに起業に対する思いを述べたい。私は、2017年 6月に名古屋大学発ベンチャー、(株)フレンドマイクローブ(以下 FM 社)を起業した。名称には「微生物を友達に」の意味が込められている。商品・サービスとしては、微生物と酵素、バイオリアクターおよび受託研究が中心である。FM社の事業は、排水中の動植物油脂を強力に分解する微生物からスタートした。このテーマは、企業との共同研究から始まり、NEDOやJSTの複数のプロジェクトを得て発展してきた。現在 FM 社は、微生物と酵素でSDGsを実現することを掲げ、事業展開している。
さて、起業は、自身の研究開発の成果を社会実装する一つの手段である。しかし、起業以外にも、企業との共同研究や技術供与、知財のライセンスなど、社会実装の手段は複数ある。起業が他の社会実装とまったく異なる点は、通常、自己資金を投入する必要があるということである。私は約1千万円を自ら投資している。これには、事の他、大きな決心がいる。自分の研究成果が、近い将来に絶対に売れる自信がなければできることではない。失敗すれば、投資したお金を失うことになる。他者から投資をしてもらって起業することもできるが、それでは自分の会社にはならない。逆に言えば、自分の会社にこだわらなければ、他者に投資してもらえばよい。自己資金を出すだけの自信もない技術に投資してくれる人を探すのは容易ではないが、研究成果に惚れ込んでくれて資金を出してくれる人を見つけられるかもしれない。しかし、投資家の考え方次第で、いつでも退場させられてしまうリスクがある。研究者と投資家の意見が合わずに対立することは、ベンチャーではよくあることである。そうなったら仕方がないと腹をくくり、当面の研究費を稼ぐことを目的に起業する場合もあろう。起業は民間資金を得るための有効な手段であることには間違いない。しかし、真の起業とは、自ら投資して会社を興し、それを自己投資額の何百倍以上にも成長させてキャピタルゲインを得ることを目指すものである。自分の研究成果でそれを目指せるところが、大学発ベンチャーの魅力である。
私の起業の目的も自分の会社をもつことであった。その場合、もっとも重要なことは資本政策である。完全な議決権を有する51%、拒否権を有する34%をどの段階まで保持し続けるかが最重要事項である。そうなると、多くの資金を集めればよいということにはならない。多すぎる金は自らを滅ぼしかねない。資本政策で失敗した大学発ベンチャーは数知れない。
無論、会社をもつ目的は、利潤を追求し、会社の価値を上げるだけのことではない。私も定年が見えてきた頃であり、科学者として何を後世に残せるかと考えることも多くなってきた。もちろん、新しい発見や発明を後世に残したいと考えているが、如何に画期的な発明であろうと、その寿命はどれくらいであろうか?20年以上使われる発明は、どれぐらいあるだろうか?発明した技術が次の世代の技術の土台になれば、間接的には残ることになる。他方、会社を興し、それが発展すれば、技術と共に後世に残るであろう。また、ベンチャーには研究成果の社会実装の場としてだけではなく、教育成果である人材の活躍の場としての意義もある。人、金、技術で日本に革新をもたらすバイオベンチャーに発展させられれば、本望である。発明王エジソンは世界的大企業ゼネラル・エレクトリック社の創始者であったことは言うまでもない。バイオの世界でそんなことを実現したい、そんな大それた夢を見られるのも起業したからである。ベンチャーは、まさに我が子のようであり、苦労を伴いながらも育てることは楽しいものである。
資本政策上、これまで外部資金を入れてこなかった FM社も、実績が上がり、第一期の資金調達の時期に入った。調達目標はなんとか達成できそうである。バイオベンチャーで世の中を変えようという挑戦は、第二幕に突入する。
著者紹介 東海国立大学機構名古屋大学(教授)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報 ,過去の学会行事
Published by 学会事務局 on 25 5月 2023
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生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 25 5月 2023
企画委員会では、創立100周年記念事業 として、生物工学会の会員が参画でき、学会としても重要なテーマ(食、環境、医療など)を対象に、産、学、官の立場から、生物工学の未来(2050年)を皆様で考える契機となるシンポジウムシリーズ(全5回)を企画いたしました。今回は第3回として、未来の“エネルギー”と“環境”について考えるシンポジウムを企画しました(未来の“エネルギー”と“環境” について皆様と一緒に考えたいと思います)。
最後まで御視聴頂き、活発な議論へと繋げていただければ幸いに存じます。
日時: 2023年7月6日(木)13:00~16:3
開催形式: オンライン開催(Zoom)
【主催】公益社団法人 日本生物工学会 プログラム 13:00~13:05 はじめに……秦 洋二(月桂冠株式会社)
13:05~13:35
なぜ今、持続可能な開発なのか
…………沖 大幹(東京大学未来ビジョン研究センター)
13:35~14:05
バイオエコノミー分野の最近の動向と生物工学への期待
…………水無 渉(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
技術戦略研究センター バイオエコノミーユニット)
14:05~14:35
米国エネルギー省ジョイント・ゲノム・インスティテュート(DOE JGI)が牽引するチームサイエンスの可能性
…………吉国 靖雄(ローレンスバークレー国立研究所
米国エネルギー省ジョイント・ゲノム・インスティテュート)
14:35~15:05 脱光合成型バイオCO2 資源化技術の可能性
…………加藤 創一郎(産業技術総合研究所・生物プロセス研究部門)
15:05~15:35
Engineering Biologyによるバイオモノづくり革命の推進
…………近藤 昭彦(神戸大学)
15:35~15:40 休憩
15:40~16:25
パネルディスカッション (45分)
モデレーター: 東田 英毅(ちとせ研究所)
パネリスト:講演者
16:25~16:30 おわりに……吉野 知子(東京農工大学) 参加費 会員(ご所属先が本会賛助・団体会員の方を含む):無料
非会員(学生):1,000円(税込)ただし、正会員の紹介により無料参加可能です。
非会員(一般):2,000円(税込)
※参加費(要旨集代を含む)のお支払方法は、参加確認のメールでお知らせします。
お支払い方法: 銀行振込またはクレジット決済
注)6月28日(水) 以降はクレジット決済のみとなります。 本人以外の名義でお振り込みをされる場合は学会事務局までご連絡ください。 事務局より入金確認の連絡はいたしません。 領収書は振込控えをもって代えさせて頂きます。(ネットバンキングの場合は「送金情報」や「取引記録」を印刷して振込控えとして下さい。) 参加費の請求書(見積書・納品書)は発行いたしません。通知メールをもって代えさせて頂く旨ご了承ください。 申込方法 こちらのフォームよりお申し込みください。
※当日受付は行いません。必ず事前登録をお願い致します。
申込締切日: 2023年6月30日(金)
※「会員」あるいは、「紹介者有の学生」の方は当日までお申込みいただけます。 問い合わせ先 公益社団法人 日本生物工学会事務局 (吹田市山田丘2-1 大阪大学工学部内)
TEL: 06-6876-2731 FAX: 06-6879-2034
E-mail: (創立100周年記念シンポジウム担当)
【関連記事】
学会行事
Published by 学会事務局 on 15 5月 2023
第75回日本生物工学会大会の講演要旨を受付けております。
大会で発表をされる方は、要旨の登録をお願いいたします。⇒詳しくはこちら
講演要旨の受付締切: 2023年6月9日(金)正午(締切厳守)
新着情報
Published by 学会事務局 on 15 5月 2023
スローフード共生発酵工学研究部会では発酵食品機能性データベースを更新しました。⇒詳しくはこちら
新着情報
Published by 学会事務局 on 10 5月 2023
2023年4月12日(水)~14日(金)に済州国際コンベンションセンターで開催された韓国生物工学会(Korean Society of Biotechnology and Bioengineering; KSBB)の2023年春季大会(2023 KSBB Spring Meeting and International Symposium)に日本生物工学会(The Society for Biotechnology, Japan; SBJ)の2022年度学会賞受賞者である近藤昭彦教授(生物工学賞・神戸大学)と上平正道教授(生物工学功績賞・九州大学)が招待されオンラインで講演を行いました。近藤教授は、4月13日の国際シンポジウム”Synthetic Biology for Healthy and Sustainable Future”、また、上平教授は4月14日の”Innovative Bioprocess Engineering”でそれぞれ基調講演を行いました。
♦関連記事: 【国際交流】韓国生物工学会(KSBB)大会参加報告
新着情報
Published by 学会事務局 on 01 5月 2023
フォーム
Published by 学会事務局 on 27 4月 2023
日本生物工学会では、定款に基づき、代議員選挙(2023年2月15日~3月1日)を実施いたしました。当選者を下記のとおり告示いたします。なお、任期は、次の代議員選挙(2025年3月予定)終了の時までです。
⇒ 当選者一覧はこちら (202KB)
♦ 関連記事:
【正会員の方へ】2023–2024年度代議員の選出について
https://www.sbj.or.jp/news/news_20221125.html
新着情報
Published by 学会事務局 on 26 4月 2023
Journal of Bioscience and Bioengineering(JBB)のVol. 135, No. 5(2023年5月号)をScienceDirectで公開しました。
JBB会員用アクセスの利用方法 日本生物工学会の個人会員(正会員・学生会員・海外会員)は、Journal of Bioscience and Bioengineering および前身誌(Vol. 64, 1986年以降)のオンラインジャーナルに無料でアクセスすることができます。
⇒詳しくはこちら
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Webフォーム (日本語可)よりElsevierのScienceDirectサポートセンターにお問合せください。ご連絡の際には、ジャーナル名、 学会名、会員番号をお知らせください。
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新着情報
Published by 学会事務局 on 25 4月 2023
生物工学会誌第101巻第4号(2023年4月号)をオンライン公開しました。⇒生物工学会誌第101巻第4号
►生物工学会誌Top
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 4月 2023
生物工学会誌で好評連載中の「続・生物工学基礎講座 バイオよもやま話」のコーナーで、新しい連載企画《分析機器特別編》が始まりました。一般社団法人日本分析機器工業会(JAIMA)と連携し、生物工学研究に必要不可な分析・計測技術および機器開発に関するよもやま話をシリーズ(全12回)でお届けします。
⇒続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―《分析機器特別編》
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 4月 2023
生物生物工学会誌 第101巻 第4号
吉田 聡
2020年以降、特にコロナ禍になってから、さまざまな職場で働き方改革の議論がなされてきている。オンライン会議の浸透で在宅勤務が普通に行われるようになり、通勤時間が節約でき、その分仕事ができるという話もよく聞く。また、本学会を含めて学術大会がオンラインで行われることが主流となり、遠くまで行かなくても自宅や勤務先で学会に参加できるというメリットもある。一方で、オンライン会議では複数人が同時に発言することができず、またシステムの負荷を考えて画像を出さずに行うことが多いため、参加者の表情が読み取れないといったコミュニケーション上の不便さも指摘されている。さらに、顔を合わせての懇親の場がないため物足りなさを感じたり、特に新しい人脈を作る機会が減ったりしている。今後、会議などはハイブリッドが主流になっていくと思われるが、それぞれの業態にマッチした進化をしていくのだろう。
このように、コロナ禍によりハード面で大きな働き方の変化がみられた。一方、ソフト面、すなわち働く人達の考え方も数年前から変化がみられ、特に若い20、30代の人達は終身雇用に拘らず、仕事が自分に合っていなければ退職して新たな職場に勤めることが普通になってきた。この傾向はコロナ禍により急速に加速してきている。変化する状況を受けて、働く人達のキャリアパスやモチベーションの維持、向上を推進するために、副業を解禁する会社も多くなってきた。以前より大学では優れた発明をした先生がスピンアウトして起業したり、会社でも社内ベンチャーの提案、推進がなされたりしている。会社によっては提案制度があり、採用されればその仕事を本業として行うことができるところもある。ただし、このような会社でも採用されなかった場合はアイデアとしてお蔵入りさせざるを得ない。しかし、副業が認められることで、会社が許可する範囲内であれば、就業時間外で自分のやりたいことを仕事として行うことができるようになった。
不肖、私も2022年2月に技術士(生物工学部門、総合技術監理部門)の資格を活かそうと一念発起して(血迷って)、個人事業主として技術士事務所を開設した。人生100年と言われる時代であり、定年後に年金をいただける歳までは働きたいと考え、会社に在籍中にセカンドキャリアの準備も兼ねて副業を開始した次第である。始めてみてわかったことは、人脈の大切さ、仕事を見つけてくることの難しさとお金(の計算)の大切さである。会社にいれば後者2つは別の部門の方々に担当していただけるが、個人事業主ではすべて自分で行わなければならない。間接部門、事業会社の方々への感謝を身をもって感じている。副業を始めるにあたり、本を読んだり、技術士会が主催する研修に参加したりしてそれなりに準備をしたつもりでいたが、いざ始めてみると準備不足に落ち込んだ。青色申告にすると65万円までの控除が受けられるということ、開業の書類の出し方などは知ってはいたものの、いざ青色申告の勉強会に参加してみると領収書の取り扱い方、経費の分類、帳簿の付け方など知らないことだらけである。ところで、仕事の内容について副業の難しいところは、技術の秘密保持を含めた本業との線引きである。コンサルティングをするにしても、本業の情報はもちろん副業では出せない。本業にも活かせて、ほかの人がやっていないようなニッチな領域を見つけられるか、同業者との差別化がこれからの副業の課題である。いろいろ副業でやりたいことはあるが、もちろん自分一人ではたいしたことはできない。よって、自分にはないものを持っている同業者や同じ考えを持った関係者との協働が必須である。会社内でやりたいことができなかったり、副業を始めるべきかどうか迷っていたりで悩んでいる読者の方がいらっしゃれば、私と同じことをやられてしまうと困ってしまうので複雑な心境ではあるが、まずは副業を始めてみてはいかがだろうか。きっと今まで経験したことのなかった世界が拓けると思う(と信じている)。そして、本業ではできないこと、何か面白いことを一緒にやりましょう。
著者紹介 キリンホールディングス株式会社飲料未来研究所(リサーチフェロー)、SYT吉田技研(所長)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
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Published by 学会事務局 on 24 4月 2023
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生物工学会誌
Published by 若手会 on 17 4月 2023
おかげ様で盛況のうちに無事終了しました。 ⇒開催報告はこちら
生物工学若手研究者の集い(若手会)では1967年より毎年、若手会夏のセミナーを実施してきました。しかしながら、コロナ禍の影響により2020年度および2021年度は中止となりましたが、そのような状況であっても若手研究者には議論・交流の場が必要であるとして、若手会ではオンラインセミナーを開催してきました。また、2022年度はオンラインで若手会夏のセミナーが開催されました 。オンライン開催にもかかわらず、予想を上回る多数の若手研究者に参加いただきました。オンサイトに負けず劣らずの活発な議論が繰り広げられ、コロナ禍にありながらも若手研究者の熱意がぶつかり火花を散らす有意義なセミナーとなりました。
オンラインを活かしてコロナ禍の三年間を乗り切った若手会は、2023年度夏のセミナーを合宿形式にて富山県砺波市で開催することといたしました。四年ぶりのオンサイト開催となる本セミナーでは、第一線で活躍する研究者の招待講演や優秀賞つきのポスターセッションなど、参加者全員が主体的に発表し交流するイベントを企画しております。参加者の皆様が一泊二日で熱い議論を交わし、深い交流を結べるよう支援いたします。多数の若手研究者の参加を心よりお待ちしております。
初日の夜には懇親会も企画しております。初参加の方もそうでない方も楽しく交流できるように実行委員一同準備を進めておりますので、ぜひこちらにもご参加ください。
開催概要 日時: 2023年6月24日(土)13:30~6月25日(日)11:30会場: 富山県砺波青少年自然の家(〒939-1432 富山県砺波市徳万字赤坂17-5)
セミナー会場の最寄りの「あいの風富山鉄道 高岡駅」および「JR 新高岡駅」より送迎のシャトルバスが出ますのでご利用ください。
発表形式: ポスター発表
定員: 100名(定員になり次第締め切らせていただきます。)
参加登録期限: 2023年5月22日(月) (延長しました)
参加費: 一般:5,000円(税込) 学生:3,000円(税込)プログラム:
<1日目>
13:30-13:40 開会挨拶
13:45-14:15 招待講演1
「若手研究者が考えるキャリアパス:3つの研究室と1つの就職先を経験して」
…川崎 純菜(早稲田大学)
14:20-14:50 招待講演2
「作物の耐水性機構解明を目指した分子マーカー育種」
…黒川 裕介(名城大学)
14:50~15:00 休憩
15:00~15:30 招待講演3
「環境に応答して変化する核酸構造による遺伝子発現制御」
…松本 咲(甲南大学)
15:30~15:50 休憩
15:50~17:00 フラッシュトーク
17:00~18:30 入浴
18:30~20:00 夕食
20:00~20:30 ポスター発表奇数
20:30~21:00 ポスター発表偶数
21:00~ 懇親会
<2日目>
7:30~8:30 朝食
9:00~9:30 特別講演
「菌と遺伝とトランスクリプトーム~生物工学会育ちの若手による研究日誌~」
…岡 大椰(名古屋大学)
9:30~9:40 休憩
9:40~10:40 グループワーク
10:40~11:00 休憩
11:00~11:30 表彰、閉会申込方法
以下のリンクよりGoogleフォームにて申し込んでください。
なお、発表を希望する方は参加登録の際に発表要旨(PDF)をGoogleフォームよりアップロードしてください。
発表要旨テンプレートはこちら >> ※参加登録および発表申込みは同一フォームになっています。参加のみの方は登録時に「発表しない」を選択してください。
Summer Seminar 2023 (Young Researchers Committee for Biotechnology) The presentations in English are welcome for both international students and domestic students. The ‘’Excellent Presentation Awards’’ will be awarded to the most inspiring presentations given by the participants. We will hold a reception on June 24th night, we hope your join!
Date: June 24th–25th, 2023
Venue: Tonami Youth Outdoor Learning Center
Shuttle buses will be available from “Ainokaze Toyama Railway Takaoka Station” and “JR Shin Takaoka Station” near the seminar venue.
Presentation Style: Poster
Number of participants: 100
Registration fee : General: 5,000 yen/Student: 3,000 yen (tax included)
Registration: Sign up using the Google form below (Deadline: May 22, 2023 )
If you wish to make a presentation, please upload your presentation abstract (PDF) via the form.
Abstract Template >>
*Please note that registration may be closed when the maximum number of participants is reached, regardless of the above date.生物工学若手研究者の集い 夏のセミナー2023 実行委員(五十音順) 池内暁紀(豊田中研・懇親会係 補佐)
岡 大椰(名大・招待講演係)
加藤晃代(名大・懇親会係)
亀谷将史(東大・技術係)
木原もなみ(名大院・要旨係 補佐)
兒島孝明(名城大・懇親会係)
朱 博(東工大・会場係 補佐)
杉山亜矢斗(名大院・表彰係 補佐)
鈴木琢磨(阪大・広報係)
高野 力(北大・表彰係)
田中健二郎(名大・プログラム係)
田中祐圭(東工大・招待講演係 補佐)
谷口百優(島津製作所・プログラム係 補佐)
戸田 弘(富県大,実行委員長)
堀之内貴明(産総研・技術係 補佐)
前田義昌(筑波大・要旨係)
山口拓也(富県大・会場係)
問合せ先:
富山県立大学工学部生物工学科 戸田 弘 E-mail:
⇒生物工学若手研究者の集い(若手会)Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 13 4月 2023
人事公募
Published by 学会事務局 on 10 4月 2023
第75回日本生物工学会大会(2023) の一般講演、およびシンポジウムの講演申込を開始しました。
今大会も昨年同様、講演申込と要旨登録の期間が別になっております。講演を希望される方は、参加申込後に、講演内容(タイトル・著者名・所属略称・発表概要等)をご登録ください。⇒参加申込はこちらから
終了前はアクセスが集中し申し込みできない場合がありますので、早めの申し込みをお願いします。
一般講演の発表者は、2023年会費既納の本会正会員または学生会員に限ります。講演申込みには発表者の会員番号が必須となり、会員番号がない場合には登録できません。事前に必ず入会手続きをお願いします。会員番号は入会登録と会費の入金確認ができ次第お知らせしますが、1週間程度かかりますので早めの手続きをお願いします。なお、会員番号が不明の場合は、事務局(info@sbj.or.jp)にお問い合わせ下さい。⇒入会はこちらから
重要な大会日程 講演申込受付期間: 2023年4月10日 (月) ~5月10日 (水) 正午講演要旨受付期間: 2023年5月15日 (月) ~6月9日 (金) 正午前期参加登録締切日: 2023年7月13日 (木) 17時講演要旨集 [PDF版]発行日: 2023年8月21日 (月) 予定
新着情報
Published by 学会事務局 on 06 4月 2023
内容 開催日 【協賛行事】 JBAバイオエンジニアリング研究会講演会(オンライン)「国内の製造業回帰への道と技術のインテグレーション~医薬品、バイオモノづくり製造を中心に」2023.03.30 【協賛行事】 22-3 エコマテリアル研究会 「海洋プラ問題の現状と高性能なバイオプラスチックの開発動向」2023.03.17 【協賛行事】 コロイド先端技術講座2022 ソフトマターの「液液」相分離2023.03.16 【協賛行事】 バイオエンジニアリング研究会 テクニカルセミナー2「クライオ電顕による創薬基盤研究と応用」2023.03.10 【協賛行事】 第4回世界エンジニアリングデー記念シンポジウム
~ダイアローグ:多様性と包摂性のある社会のための工学の未来~2023.03.04 【協賛行事】 JBA “未来へのバイオ技術” 勉強会 (オンライン)「食品の分子機能に対する信頼性ある科学的検証法の探求」2023.02.20 【協賛行事】 緊急特別 セミナー令和4年度補正予算案のポイント2023.02.16 【協賛行事】 Cutting-edge Bio-seminar 1「Cutting-edge技術の市場拡充のカギを探る 」2023.02.13 【協賛行事】 JBA バイオエンジニアリング研究会 見学会・講演会 サーモフィッシャーサイエンティフィック 再生医療クリエイティブ・エクスペリエンス・ラボ(T-CEL)2023.02.08 【協賛行事】 GMPセミナー「医薬品製造に関わるGMPの最新動向:講演会&見学会」~連続製造技術と装置設計における品質保証~講演会:2023.02.02
見学会:2023.02.03/202.02.10 【協賛行事】 ”未来へのバイオ技術”勉強会 SDGsと未来食シリーズ5「次世代食の受容拡大のための3つのチャレンジ!!」2023.01.31 【協賛行事】 第28回高専シンポジウム2023.01.28 【協賛行事】 3大学+1企業産学連携アグリ食品セミナー 「2030年の食卓」2023.01.27 【協賛行事】 第35 回 CES21講演会「医療・医薬分野で活躍する化学工学」2023.01.27 【協賛行事】 第40回コロイド・界面技術シンポジウム「コロイド界面化学が叶える、持続可能な社会~ミクロな一歩で マクロに貢献~」2023.01.26-2023.01.27 【協賛行事】 第17回理研「バイオものづくり」シンポジウム2023.01.11 【協賛行事】 バイオエンジニアリング研究会 テクニカルセミナー1「バイオ医薬品の連続生産技術―どんな製品に対してどう使うのか― Continuous bioprocessing technology – how to use it for what kind of product-」2022.12.09 【協賛行事】 第3回 天然ゴム研究会「天然ゴムに学ぶサーキュラー・バイオエコノミー社会におけるものづくり」2022.12.09 【協賛行事】 第49回炭素材料学会年会2022.12.07-2022.12.09 【協賛行事】 JBA “未来へのバイオ技術” 勉強会 「バイオ素材百花繚乱17~SDGsへの道」2022.11.30 【協賛行事】 Joint 12th International Conference on Soft Computing and Intelligent Systems and 23rd International Symposium on Advanced Intelligent Systems (SCIS&ISIS2022)2022.11.29-2022.12.02 【後援行事】 日本学術会議公開シンポジウム 連続公開シンポジウム「SDGs達成に向けた農芸化学の挑戦」第4回「植物科学からサステイナブルな農業生産・ものづくりへ」2022.11.29 【後援行事】 第1回 日本抗体学会設立記念 学術大会2022.11.26-2022.11.27 【後援行事】 日本動物実験代替法学会第35回大会2022.11.18-22.11.20 【協賛行事】 2022合同WEB討論会~第46回電解技術討論会 -ソーダ工業技術討論会 -、第42回水素エネルギー協会大会、2022HESS特別講演会~2022.11.17-2022.11.18 2022.11.28-2022.11.30 【協賛行事】 第38回ニューメンブレンテクノロジーシンポジウム2022~カーボンニュートラルへ貢献する膜技術~2022.11.21, 22, 24, 25 【協賛行事】 22-4ポリマーフロンティア21「サステイナブル社会実現に貢献する高分子」2022.11.11 【協賛行事】 第35回日本吸着学会研究発表会2022.11.10-2022.11.11 【協賛行事】 8th International Conference of Ion Exchange(ICIE2022)2022.11.04-2022.11.07 【協賛行事】 JBA “未来へのバイオ技術”勉強会 SDGsと未来食シリーズ4「次世代肉をさらに美味しく!自由に!」2022.11.04 【後援行事】 岡山大学寄付講座 微生物インダストリー講座 開設記念シンポジウム「麴を活かしたものづくり 固体培養が生み出す発酵のイノベーション」2022.11.01 【協賛行事】 JBA “未来へのバイオ技術”勉強会「テクニカルシリーズⅥ 治療パラダイムとしてのタンパク質近接のマッピングと操作」2022.10.28 【協賛行事】 近畿化学協会 第2回ものづくりプロセス基礎講習シリーズ2022.10.27/2022.11.01 【後援行事】 第58回熱測定討論会 および 国際シンポジウム(VIACTA2022)2022.10.25-2022.10.28 【協賛行事】 22-2 エコマテリアル研究会「環境影響を低減した高分子材料の設計指針を探る」2022.10.07 【協賛行事】 Food Bio Plus 研究会 説明会 ~新規開発食品の受容のための方策とは2022.10.03 【後援行事】 酵素活性分子国際会議2022 (Active Enzyme Molecule 2022)2022.09.30-2022.10.01 【共催行事】 第41回日本糖質学会年会2022.09.29-2022.10.01 【協賛行事】 JBA “未来へのバイオ技術” 勉強会 「テクニカルシリーズ V 細胞の重要品質特性 (CQA) 研究が可能にしたQulaity by Design (QbD) による細胞製造とは何か?~漸く始動した細胞製造業界の第4次産業革命〜」2022.09.28 【協賛行事】 第19回高付加価値食品開発のためのフォーラム~老化・抗老化―加齢とともに何が起こり、どのように防ぐか~2022.09.27-2022.09.28 【協賛行事】 バイオエンジニアリング研究会小委員会「バイオDXに向けた人材育成-技術伝承から新産業分野まで」講演会 DX人材と技術伝承2022.09.27 【協賛行事】 第73回コロイドおよび界面化学討論会「異分野融合・学際領域として拡がるコロイド・界面科学」2022.09.20-2022.09.22 【協賛行事】 第38回ファジィシステムシンポジウム(FSS2022)「ファジィで一つになろう」2022.09.14-2022.09.16 【協賛行事】 第24回日本感性工学会大会 2022.08.31-2022.09.02 【協賛行事】 第35回におい・かおり環境学会2022.08.30-2022.08.31 【協賛行事】 Food Bio Plus研究会(仮称)設立準備勉強会 第7回 日本企業の参入事例と国際動向からみた我が国のフードテックの進め方2022.08.26 【後援行事】 日本学術会議公開シンポジウム 連続公開シンポジウム「SDGs達成に向けた農芸化学の挑戦」第3回「SDGs達成に向けた微生物や微生物菌叢への革新的機能付与・機能制御の新展開」2022.08.18 【協賛行事】 JBA “未来へのバイオ技術” 勉強会 「シン・育種法」2022.08.08 【協賛行事】 JBA “未来へのバイオ技術” 勉強会 「生物間コミュニケーションは未来を拓く」2022.08.05 【協賛行事】 「食」により「人と社会と地球」の健康を創造するためのバイオ技術研究会(仮称)設立準備勉強会 第6回 「トップリーダー&トップランナーと語る!~食による新産業の創出」2022.07.29 【協賛行事】 JBA “未来へのバイオ技術” 勉強会 「テクニカルシリーズⅣ 世界最高精度の全遺伝子発現解析技術」2022.07.29 【協賛行事】 第34回イオン交換セミナー「挑戦するイオン交換 VI」2022.07.05 【協賛行事】 JST 共創の場形成支援プログラム「大阪大学革新的低フードロス共創拠点」国際シンポジウム2022.07.05 【後援行事】 環境バイオテクノロジー学会第80回シンポジウム「グリーンイノベーションと環境バイオテクノロジー」2022.07.01 【協賛行事】大阪工研協会 初心者のためのバイオ実習セミナー<br />―微生物取扱いと検査・試験の基本操作― 2022.06.29, 30/07.03 【協賛行事】 第34回バイオエンジニアリング講演会2022.06.25-2022.06.26 【協賛行事】 JBA “未来へのバイオ技術” 勉強会「テクニカルシリーズⅢ 細胞の分子相互作用の次世代分析法〜免疫療法および細胞療法の開発を支えるバイオチップ〜」 2022.06.24 【協賛行事】 3大学+1企業産学連携オンラインセミナー ~畑から食卓まで、美味しさと安心がつなぐ食品の科学~2022.06.23 【後援行事】 熱測定オンライン講習会20222022.06.17/07.08/08.05/08.26/09.16 【協賛行事】 「食」により「人と社会と地球」の健康を創造するためのバイオ技術研究会(仮称)設立準備勉強会 第5回 「食文化・心理・倫理」からフードテックを考える2022.06.17 【協賛行事】 界面コロイドラーニング 第38回現代コロイド・界面化学基礎講座2022.06.02-2022.06.03 【協賛行事】 第22回マリンバイオテクノロジー学会大会2022.05.28-2022.05.29 【協賛行事】 JBA “未来へのバイオ技術” 勉強会「テクニカルシリーズⅡ AlphaFold2が与えた実験構造生物学への衝撃」2022.05.25 【協賛行事】 「食」により「人と社会と地球」の健康を創造するためのバイオ技術研究会(仮称)設立準備勉強会 第4回 食用・飼料用昆虫生産研究の最前線2022.05.23 【協賛行事】 JBA “未来へのバイオ技術” 勉強会 SDGsと未来食シリーズ3「未来食のビジョン~ユニバーサル・完全栄養・AIサポート」2022.05.19 【協賛行事】 JST 共創の場形成支援プログラム「大阪大学革新的低フードロス共創拠点」アフタヌーンウェビナー(課題4・課題5)2022.05.09 【協賛行事】 緊急特別講演X「新型コロナウイルスとの対峙:新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者に対する5-アミノレブリン酸(5-ALA)を用いた特定臨床研究の結果」2022.04.18 【協賛行事】 JBA “未来へのバイオ技術” 勉強会「テクニカルシリーズⅠ ゴーストサイトメトリーの応用展開~細胞形態情報に基づくAI駆動型高速セルソーティング技術」2022.04.13 【後援行事】 ACT-X 「環境とバイオテクノロジー」は 地球環境の危機を救う!Ⅱ2022.04.11 【協賛行事】 「食」により「人と社会と地球」の健康を創造するためのバイオ技術研究会(仮称)設立準備勉強会 第3回 ムーンショット型農林水産研究開発事業と未来の食料生産のビジョン2022.04.06
関連団体行事
Published by 学会事務局 on 06 4月 2023
日本生物工学会では、第10回SBJシンポジウム ―微生物利用の大展開と未来社会― の協賛・広告掲載企業を募集しています(申込締め切り:4月28日金曜日)。
協賛金 :50,000円(一口)広告掲載 (ホームページバナー・要旨集A4、1ページ):50,000円(税別)詳しくは、下記代理店にお問い合わせください。
株式会社 エー・イー企画
〒101-0003 東京都千代田区一ツ橋2-4-4 一ツ橋別館4F
TEL:03-3230-2744 FAX:03-3230-2479
E-mail:
新着情報
Published by 学会事務局 on 03 4月 2023
科学技術振興機構(JST)では、戦略的創造研究推進事業CREST・さきがけ・ACT-Xにおける2023年度の研究提案募集をまもなく開始予定です。
その中、若手研究者を支援・育成するプログラムであるACT-Xの「生命現象と機能性物質」研究領域(研究総括:豊島陽子 東京大学 名誉教授)について、研究提案募集及び募集説明会を以下の通りご案内いたします。詳細は研究提案募集ホームページ、各研究領域の基本情報ホームページ、募集説明会ホームページをご覧ください。
みなさまからのご提案をお待ちしております。
2023年度 研究提案募集「生命現象と機能性物質」研究領域 【募集説明会】
研究提案募集に関するお問い合わせ先 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)
戦略研究推進部(募集専用)
E-mail: TEL. 03-3512-3530
電話受付時間 10:00~12:00/13:00~17:00(土曜日、日曜日、祝祭日を除く)
戦略的創造研究推進事業 CREST・さきがけ・ACT-X研究提案募集 (※ )
戦略的創造研究推進事業 ACT-Xについて
♦【関連記事】 JST戦略的創造研究推進事業:2023年度戦略目標決定および募集スケジュール
新着情報
Published by 学会事務局 on 03 4月 2023
第75回日本生物工学会大会 (2023年9月3日~5日、名古屋大学東山キャンパスにて開催)の講演申込は、2023年4月10日(月)に受付を開始いたします。
一般講演(口頭発表)の発表者は、2023年会費既納の本会正会員または学生会員に限ります。講演申込みには発表者の会員番号が必須となり、会員番号がない場合には登録できません。事前に必ず入会手続きをお願いします。⇒入会申込みはこちらから
会員番号は入会登録と会費の入金確認ができ次第お知らせしますが、1週間程度かかりますので早めの手続きをお願いします。なお、会員番号が不明の場合は、事務局(info@sbj.or.jp)にお問い合わせ下さい。
重要な大会日程 講演申込受付期間: 2023年4月10日(月)~5月10日(水)正午(締切厳守)
講演要旨登録期間: 2023年5月15日(月)~6月9日(金)正午(締切厳守)
前期参加登録締切日: 2023年7月13日(木)17:00
講演要旨集 [PDF版]発行日: 2023年 8月21日 (月)予定
新着情報
Published by 部会:培養技術 on 27 3月 2023
研究部会(若手会) ,資料ダウンロード
Published by 学会事務局 on 26 3月 2023
生物工学会誌第101巻第3号(2023年3月号)をオンライン公開しました。⇒生物工学会誌第101巻第3号
►生物工学会誌Top
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 3月 2023
生物生物工学会誌 第101巻 第3号
大政 健史
2022年10月から第6代目のAsian Federation of Biotechnology(AFOB)の会長を仰せつかっている。
AFOBは、2008年に発足したアジア各国を代表するバイオテクノロジー関連学会の連合体である。初代の会長は吉田敏臣先生で、私は日本からの2人目の会長となる。会長の下に、14か国(バングラデシュ、インド、インドネシア、日本、韓国、中国、マレーシア、モンゴル、ネパール、パキスタン、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、ベトナム)からの副会長を置き、Secretary Generalとして、韓国Inha大学のChoul Gyun Lee教授にご就任いただいている。学会の本部は韓国Incheon市に設けられているが、直接のRegional Branch Officeが、インド、インドネシア、韓国、マレーシア、パキスタン、タイに設置され、約6000名の個人メンバーも登録されている。また、各国のバイオテクノロジー関連学会をInstitutional Member として受け入れており、日本生物工学会をはじめとして、日本からの計5学会を含む20学会が加盟している。AFOBは、European Federation of Biotechnology(EFB)と活発に交流しており、1年おきにEFB主催European Congress on Biotechnology(ECB)とAFOB主催Asian Congress on Biotechnology(ACB)で合同セッションが開催されている。
国際学会のACBは、AFOBのもっとも大きな活動の一つであり、その前身のAsia Pacific Biochemical Engineering Conference(APBioChEC)から引き継いで2022年はインドネシアにて15回目の開催となった。
ACB以外に各国で開催されるAFOB-Regional Symposium(ARS)も重要な活動である。ARSは毎年開催で、すでに12回目を迎えており、生物工学分野のアジア各国での活性化に貢献している。
さらにAFOBでは、Divisionでの活動を推進している。現在、(1)Agricultural and Food Biotechnology、(2)Applied Microbiology、(3)Biopharmaceutical and Medical Biotechnology、(4)Biocatalysis and Protein Engineering、(5)Bioprocess and Bioseparation Engineering、(6)Bioenergy and Biorefinery、(7)Environmental Biotechnology、(8)Marine Biotechnology、(9)Nanobiotechnology、(10)Biosensors and Biochips、(11)Systems and Synthetic Biotechnology、(12)Tissue Engineering and Biomaterials、(13)Bioindustry Promotion and Bioeducation(Formerly Bioeconomy and Biobusiness)の分野を設定し、各国から委員を出して、それぞれ活発に活動を行っている。
すでに27年も毎年実施されている日本・韓国・台湾・中国の50歳以下の若手の博士号をもつ研究者の集い、Young Asian Bioengineers’ Community(YABEC)の活動もAFOBの重要なミッションである。これに加えて、2022年、インドネシア、シンガポール、マレーシア、ベトナム、フィリピン、タイの6か国からなるYABEC-Southが発足し、各国での自主的な交流活動も広がっている。
近年のバイオテクノロジー分野やバイオ産業の目覚ましい発展に伴って、AFOBの活動も非常に活発になり、新しい分野を積極的に取り入れ、対象とする研究分野もさまざまに増え続けている。一方、AFOBが行っている多様な活動における日本人研究者のプレゼンスや貢献は年々低下しているように思われる。我が国の生物工学(バイオテクノロジー)分野を代表する日本生物工学会は、バイオテクノロジーの発展と共にもっと発展すべきであり、是非新しい分野を積極的に取り入れ、アジアにおけるプレゼンスを発揮して欲しいと切に願っている。
AFOBの活動の状況はホームページ(https://www.afob.org/ )を参照されたい。
著者紹介
大阪大学総長補佐・大学院工学研究科(教授・副研究科長)、Asian Federation of Biotechnology(会長)
日本動物細胞工学会(会長)、バイオインダストリー協会バイオエンジニアリング研究会(会長)
日本生物工学会関西支部(支部長)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 3月 2023
タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGE へのリンクとなっております。
►生物工学会誌Top
※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader (無料)が必要となります。ダウンロードはこちら から。
生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 24 3月 2023
Journal of Bioscience and Bioengineering(JBB)のVol. 135, No. 4(2023年4月号)をScienceDirectで公開しました。
JBB会員用アクセスの利用方法 日本生物工学会の個人会員(正会員・学生会員・海外会員)は、Journal of Bioscience and Bioengineering および前身誌(Vol. 64, 1986年以降)のオンラインジャーナルに無料でアクセスすることができます。
⇒詳しくはこちら
会員用アクセスのPasswordをお忘れの場合:
⇒詳しくはこちら
登録したメールアドレスが不明でパスワードのリセットができない場合:
Webフォーム (日本語可)よりElsevierのScienceDirectサポートセンターにお問合せください。ご連絡の際には、ジャーナル名、 学会名、会員番号をお知らせください。
►JBBのTopページへ
新着情報
Published by 学会事務局 on 19 3月 2023
日本生物工学会が加盟しているAsian Federation of Biotechnology(AFOB)は、European Federation of Biotechnology(EFB)との共催で2023年3月28日(火)~3月29日(水)に国際シンポジウム”Biotechnology for a circular bioeconomy: carbon capture, waste recycling and mitigation of global warming”を開催します。
詳しくは、下記をご参照ください。
https://www.accelevents.com/e/circular-bioeconomy-2023
日時: 2023年3月28日(火)~3月29日(水)
開催形式: オンライン開催
プログラム: ♦ Session 1: Carbon capture for energy, products and proteins
♦ Session 2: From waste and wastewater to valuable products
♦ Session 3: Biotechnology to mitigate climate change and global warming
♦ Session 4: Towards a circular bioeconomy: progress and bottlenecks
参加費: 38ユーロ
※同じ組織から3名以上で参加される場合、8ユーロ のディスカウントがあります。
⇒申し込みはこちらから
問合せ先:
E-mail:
新着情報
Published by サイト管理者 on 16 3月 2023
ホーム
Published by 部会:次世代アニマルセルインダストリー on 02 3月 2023
本シンポジウムでは動物細胞を使用して何かを製造する(細胞で「造る」)、もしくは動物細胞自身を原料として製造する(細胞を「造る」)ということを中心的なテーマとして、輝きを放って活動していらっしゃる日本の研究者の皆様に自社の研究や技術をご紹介いただくとともに、コロナ禍で難しくなっております様々な研究者と繋がりを構築し、各人の更なる知識の拡大と人脈の拡大を目的としております。会員の皆様におかれましても、ご興味を持っていただける内容になっているものと存じます。
是非、産学官を含めお知り合いの皆様へもご紹介いただき多くの方々による闊達な質疑応答や議論が展開されることを期待しております。
【開催要項】
『細胞を「造る」、細胞で「造る」』
開催日時: 2023年3月28日13:00-17:00
主催: 公益社団法人日本生物工学会次世代アニマルセルインダストリー研究部会
共催: 化学工学会バイオ部会、日本動物細胞工学会
開催方式: オンライン(Zoomを予定)
参加費: 無料
講演・タイトル:
・松崎典弥 先生(大阪大学)「細胞で造る組織・肉の可能性」
・宝田剛志 先生(岡山大学)「ES/iPS細胞を用いた分化指向性幹細胞の開発と応用展開」
・加藤竜司 先生(名古屋大学)「再生医療用細胞製造のためのDX化技術の可能性」
・小林和男 先生(協和キリン株式会社)「バイオ医薬品開発・製造の経験から考えること」
発表時間45分、質疑応答10分
参加登録:
下記のGoogleフォームよりお申し込みください
https://forms.gle/5fGhG9n4si7dnywy6
日本生物工学会次世代アニマルセルインダストリー研究部会幹事一同⇒次世代アニマルセルインダストリー研究部会Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 01 3月 2023
SBJシンポジウム は、日本生物工学会がカバーする広い科学技術・教育分野について、産官学の連携を深め、さらにはアジアをはじめとした諸外国の情報や動向について討議することを目的として、日本生物工学会創立100周年に向けて新たにスタートしたものです。
今回は、本会のルーツともいえる微生物・酵素の利用による産業界や社会への貢献に焦点を当て、醸造、発酵、食品、化学、製薬、環境などの分野の最新の技術動向、産学連携の取組みについて、産、官、学の研究者、技術者にご講演いただき、次の100年に向けた微生物利用の展開を議論したいと考えて企画いたしました。生物工学会を取り巻く微生物・酵素の研究の広がりと輝かしい未来社会創造への期待を感じられる講演会にしたいと思います。
事務局からメールでお知らせしたIDとパスワードでログインしてください。
プログラム 9:50~10:00 開会の辞……福﨑 英一郎(大阪大学)
10:00~10:45
<基調講演>
醸造・発酵技術とSDGs
…………秦 洋二(月桂冠株式会社)
10:45~11:30
<基調講演>
生命システムの曖昧さを利用した特殊構造ペプチド合成法の開発
………… 木野 邦器(早稲田大学) 〈微生物を知る・創る〉
11:30~12:10
アルコール発酵の残された謎を解く
…………渡辺 大輔(奈良先端科学技術大学院大学)
12:10~13:10 昼休み
13:10~13:50
微生物培養技術の温故知新と微生物ダークマター
…………青柳 秀紀(筑波大学) 〈微生物を使う(操る)〉
13:50~14:30
微生物機能が拓くこれからの食・健康・環境
…………小川 順(京都大学)
14:30~15:10
アミノ酸発酵技術の新展開
…………児島 宏之(味の素株式会社)
15:10~15:30 休憩
15:30~16:10
独立栄養細菌は【未来社会】に貢献できるか
…………石井 正治、亀谷 将史、新井 博之(東京大学)
16:10~16:50
酸性温泉に生息する微細藻イデユコゴメ類の産業利用に向けた開発
…………宮城島 進也(国立遺伝学研究所)
16:50~17:20 総合討論
17:20~17:30 閉会の辞…… 中島田 豊(広島大学)
参加費 会員(ご所属先が本会賛助・団体会員の方を含む):無料
学生:無料
非会員:3,000円(税込)
※参加費(要旨集代を含む)のお支払方法は、参加確認のメールでお知らせします。
申込方法 こちらのフォームよりお申し込みください。
※当日受付は行いません。必ず事前登録をお願い致します。
申込締切日: 2023年4月28日(金) ⇒ 5月22日(月)延長しました。
問い合わせ先 公益社団法人 日本生物工学会事務局 (吹田市山田丘2-1 大阪大学工学部内)
TEL: 06-6876-2731 FAX: 06-6879-2034
E-mail: (SBJシンポジウム担当)
学会行事
Published by 学会事務局 on 01 3月 2023
日本生物工学会代議員選挙の投票受付は、2023年3月1日(正午)をもって終了いたしました。ご協力ありがとうございました。
♦関連記事: 【正会員の方へ】2023-2024年度代議員の選出について
新着情報
Published by 学会事務局 on 01 3月 2023
第75回日本生物工学会大会(2023)のホームページを開設しました。大会サイトでは、2023年9月3日(日)から5日(火)に開催される第75回日本生物工学会大会(2023)および創立100周年記念祝賀会に関する情報を発信していきます。
講演申込み、および大会参加申込のウェブ受付は、2023年4月10日(月)より開始いたします。
本大会への皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
公益社団法人日本生物工学会
第75回年次大会(2023)ホームページアドレス
https://www.sbj.or.jp/2023/
新着情報
Published by 学会事務局 on 28 2月 2023
日時: 2023年5月30日(火)14時40分~17時
場所: 千里ライフサイエンスセンター 5F 山村雄一ライフホール
(〒560-0082 大阪府豊中市新千里東町 1-4-2)
参加費: 無料(事前申込み不要)
プログラム (司会:吉野 知子)
14:40~14:45 開会の挨拶………………福﨑 英一郎
14:45~15:45 講演1「次世代機能性食品科学の開発と展開 」
……阿部 啓子(東京大学) “健康でwell-beingな食”が注目されている。とりわけ、味覚はその信号を脳に伝達することで、心身の生理制御を行っている。私たちは,1)口腔味細胞や消化管味様細胞などの化学感覚センサーが、脂質燃焼などのエネルギー代謝に関与し、肥満予防効果を持つことを明らかにした。2)食塩摂取量の低減は,SDGs目標の一つである。そこで、塩味増強物質スクリーニング系の開発を目指し、塩味受容チャネルの探索を行い、クロライドイオンチャネルTMC4を発見した。本日はこれらについての話題を提供したい。
(座長:馬場 健史)
15:45~15:55 休憩
15:55~16:55 講演2「食品由来ポリフェノールのセンシング機構 」
…………立花 宏文(九州大学) 食品の機能性を担う主要な因子であるポリフェノールを生体がどのようにして感知し、その機能性を発現するのかという視点での理解が進みつつある。我々は緑茶由来ポリフェノールの一種である(−)-エピガロカテキンガレート(EGCG)の生体調節作用を仲介する「細胞膜センサー」として、ラミニン受容体の一種である67-kDaラミニン受容体(67LR)を同定した.本講演では、EGCGをはじめとする代表的な食品由来ポリフェノールの分子標的とその機能性発現との関係について紹介する。
(座長:馬場 健史)
16:55~17:00 閉会の挨拶………………青柳 秀紀
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学会行事
Published by 学会事務局 on 28 2月 2023
総会およびその後の諸行事を下記のとおり千里ライフサイエンスセンターにおいて開催いたします。
2023年度総会 日時: 2023年5月30日(火)13時~14時20分
場所: 千里ライフサイエンスセンター 5F 山村雄一ライフホール ⇒アクセス
(〒560-0082 大阪府豊中市新千里東町 1-4-2)
次第:
会長挨拶 2022年度事業報告 2022年度決算報告・2022年度監査報告 役員選任 功労会員の推戴 2023年度事業計画 2023年度予算 第28回生物工学懇話会 日時: 2023年5月30日(火)14時40分~17時
場所: 千里ライフサイエンスセンター 5F 山村雄一ライフホール
(〒560-0082 大阪府豊中市新千里東町 1-4-2)
参加費: 無料(事前申込み不要)
プログラム: ⇒講演要旨はこちら
14:40~14:45
開会の挨拶………福﨑 英一郎
14:45~15:45
講演1「次世代機能性食品科学の開発と展開」
……阿部 啓子(東京大学)
15:45~15:55 休憩
15:55~16:55
講演2「食品由来ポリフェノールのセンシング機構」
……立花 宏文(九州大学)
16:55~17:00
閉会の挨拶………青柳 秀紀 懇親会 日時: 2023年5月30日(火)17時~19時
場所: 千里ライフサイエンスセンター6F 千里ルーム
(〒560-0082大阪府豊中市新千里東町 1-4-2)
参加費: 6,000円(税込)
申込方法:
日本生物工学会代議員の方には事務局から個別に案内メールをお送りします。メールの案内に従って申込みフォームよりお申し込みください。
代議員以外で懇親会への参加を希望される方は、
1) 氏名 2) 所属 3) 連絡先TEL/E-mail 4) 会員種別 を明記して、下記E-mail宛にお申し込みください。
申込締切日: 2023年5月15日(月)
決済方法: 参加費のお支払いはクレジットカード決済のみ です。
※当日受付はございません ので、必ず事前申し込みと決済をお願い致します。
※お支払い済みの参加費につきましては、当日ご欠席の場合も返金致しませんので、あらかじめご了承ください。
申込先: 日本生物工学会事務局
TEL: 06-6876-2731 E-mail:
学会行事
Published by 学会事務局 on 25 2月 2023
生物生物工学会誌 第101巻 第2号
山田 修
「巻頭言“随縁随意”」の執筆依頼が来て「学会への提言や若手、学生へのエールなど」を書くようにといわれました。しかし、そもそも、ものを書くほどの実力も実績もありません。そこで改めて、これまでの来し方を振り返ってみると「まったく仕事ができていない」ことに愕然とするとともに、世の中の移り変わりやデジタル界隈のうつろいの早さに驚いてしまいました。特に他に思いもつかないので、爺ぃの昔話を記してみることにします。
大学を卒業して1年間ブラブラした後、国税庁に技官として拾ってもらいました。9か月ほど国税庁醸造試験所で研修を受け、翌年1月に仙台国税局鑑定官室に配属となりました。変則的な時期の異動だったため、醸造指導の真最中、出張で部屋には誰もいなかったことが印象に残っています。また、メーカーに泊まり込みで清酒造りを実地に教わる機会を与えられたものの身につかず、今さらながらきちんと勉強しておけばよかったと悔やんでいます。当時はまだ、国税庁への計数報告は紙テープに打ち出し、切ったり張ったりして行っていました。また、鑑定官室のPC-9801には8インチフロッピーディスクドライブが接続され、そこからMS-DOSやアプリを起動して使っていましたので、広大な20MBのハードディスクが設置された時は感動したものでした。
仙台で数年間勉強したり、醸造試験所で1年間研修を受けたり、霞が関の国税庁酒税課へ1年間実査官として勤務した後、東京国税局鑑定官室分室というところで、全国の鑑定官室から送られてくる計数の集計などに携わることになりました。分室では、紙テープをハードディスクに記録し直して捨てたり、お役御免となったHITAC 10IIというオフコン(オフィスコンピュータ、事務処理用中型計算機)の廃棄を手伝ったりと、片付けに精を出しました。世の中ではWindows 3.1が出回り、DOS/V、PHSなどという話題も出はじめていたような気がします。
その後、首都機能分散というかけ声の余波による醸造試験所の引越しのお手伝いをすることとなり、荷物を送り出しては受け取ったりと、東京と広島とを行きつ戻りつしていました。古いラベルの剥げた試薬や用途もよく分からない機器の廃棄など、ここでも片付けにハリキリました。また、巷ではインターネットという言葉がちらほらと聞こえてきており、移転を機に試験所もインターネットに接続させようと、JPNIC(日本ネットワークインフォメーションセンター)にドメイン名を申請したり、こっそりDNSサーバを立ち上げてもらったりしていました。世の中はWindows 95前夜といったところでした。
引越しが終わると福岡国税局鑑定官室へ鑑定官として配属されました。しかし、鑑定官としての能力がかけらもなく、とある清酒酒造メーカーの社長からは「うちの社員なら即日クビ」と言い渡されたこともありました。福岡は清酒の他に焼酎メーカーも多くあり、初めて蒸留酒造りや黒麹菌などに触れることもできました。MS嫌いからノートPCへLinuxを入れてみたり、HP-200LXを雪山へ担ぎ上げたりしていました。また、PCで組んだツールがそのままMacで動くのを見てJava VMの威力を実感したりしておりました。
福岡で4年間、人様の邪魔にならないようにと過ごした後、独立行政法人化のどさくさにまぎれて醸造研究所へと異動となりました。しかし、ここでも研究者としての経験も力量もまったくなく、不惑を前に途方に暮れてしまいました。なにしろ、初めてPCRという技術を知らされて度肝を抜かれている体たらくでした。研究室では黄麹菌EST解析だ、ゲノム解析だ、と難しい言葉が飛び交っており、なんとか勉強して喰らいついて行こうと四苦八苦していました。このころ福岡で触れた黒麹菌の勉強をほそぼそと始めたのでした。しかし、世の中は、やれプロテオームだ、トランスクリプトームだ、メタボロームだ、携帯だ、スマホだ、5Gだ、Twitterだ、Instagramだ、クラウドだ、テレワークだ、などと怒涛のごとく流れていき、もはや理解不能、とうの昔に追いかけるのを完全に諦めて現在に至っております。
こんな奴でもここまで続けてこられたのは、「なんとかなるさ」という、いい加減さの賜物かもしれません。
著者紹介 独立行政法人 酒類総合研究所 品質・評価研究部門(部門長)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
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Published by 学会事務局 on 25 2月 2023
生物工学会誌第101巻第2号(2023年2月号)をオンライン公開しました。⇒生物工学会誌第101巻第2号
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新着情報
Published by 学会事務局 on 25 2月 2023
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生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 24 2月 2023
Journal of Bioscience and Bioengineering (JBB) の名前を騙った詐欺メールを受け取ったという情報が事務局に寄せられました。投稿料の搾取を狙ったいわゆるハゲタカジャーナルが送信元だと思われます。
疑わしいメールについては、必ず送信元アドレスを確認して下さい。詐欺メールに返信するとメールアドレスが有効であることが先方に明らかになってしまい、ターゲットとされる恐れがありますのでご注意ください。
関連情報: Seven top tips on stopping APC scams (Elsevierのサイト)
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