Published by 学会事務局 on 25 10月 2024

【協賛行事」分離技術会 年会2024

  • 会期:2024年12月19日(木)~12月20日(金)
     
  • 会場:くにびきメッセ(島根県松江市)
     
  • 詳細URL: https://mtg.sspej.org/
     
  • 事前参加登録:
    第1期締切:2024年11月8日(金)
    第2期締切:2024年12月20日(金)
     
  • 問合せ先:
    分離技術会 事務局
    〒214-0034 神奈川県川崎市多摩区三田1-12-5-135
    TEL: 044-874-0337
    FAX: 044-874-0338
    E-mail:

Published by 学会事務局 on 25 10月 2024

【随縁随意】ハイデガーとテセウスの船 ~「いのち」は時間(とき)に 抗うからこそ「存在」する~ – 芦内 誠

生物生物工学会誌 第102巻 第10号
芦内 誠

小職は高知大学生命環境医学部門に所属しています。当方部門の名称にもある「生命」「環境」について自らが理解できているか(正直にいえば)不安に思うところがありました。今回の「巻頭言“随縁随意”」は思い切って「いのち」をテーマにします。サイエンティフィックな哲学“おちこち”にお付き合いいただければ幸いです。

ところで、「生命」と「生物」、また「環境」と「生態」について本質的な違いを認識したうえで表現することを意識されていますか?いわゆる「理系」的なフィールドにいると何やら曖昧になって、ともすると「同一性」のバイアスに支配されることも少なくないように思います。小職が偶々参加したセミナーの席での件、講師からの『生物にはどのような特徴がありますか?』との質問に対し、参加者の一人から『自立的に増殖する存在』との答えがあったのを記憶しています。セミナー講師は地球微生物学を専門としていましたので、すかさず『深海底生命圏には10万年、ひょっとすると億年単位で時を経ても姿を変えず、増えようともしない生命体が存在する。このような存在を果たして生物と呼べるのか?』と問いかけました。私はこの核心的な問いから、大いなる気づきを頂いたように思っています。もう少し踏み込みますと、時間の長さに対する認知バイアスの存在、加えて「生命」ではなく「生命体」と表現したこと、まさに「言い得て妙である」と感服したことを思い出します。

釈迦に説法のようで恐縮ですが、ハイデガーの主著『存在と時間』は「生命」と「生物」の違いを言語化するうえで大いに役立ちます。生命は存在であって存在者ではありません。逆に生命体は存在者であって存在ではありません。その複製体を高速で作り出せるようになった特殊な生命体「生物」も然りです。存在者には実体があり、一方で存在そのものに実体はありません。ハイデガーの存在論がアインシュタインの一般相対性理論にも影響を与えたことは有名です。実際、『存在と時間』の主題は「存在を時間によって理解する」ことでしたので納得です。

ただし、生命(いのち)に潜在する「時間性」の意味をより理解するにはもう一工夫必要かとも考えています。ハイデガーなる真理の探究者(現存在)は「死」という絶対的可能性(時間性のなかに潜む結果)を傍らに置くことで「存在」することの意味を理解しようと試みます。小職は前出の問答から『生命(いのち)とは時(とき)に抗う存在』ではないかと気づきました。すなわち、「結果」ではなくそこに至るまでの「過程」にこそ、生命に足りうる本質が存在するのです。本件を理解するうえで格好の題材が「テセウスの船」と考えます。あまりにも有名な哲学パラドックスですので詳細は割愛しますが、たとえば、人体は60兆個の細胞でできており1日で約1兆個の細胞を入れ換えます。約2か月後、今のあなたは存在論的な「死」を迎え、生命の基本の細胞レベルで見れば、ほぼ完全に別人のあなたが「命」をつないでいることになります。それでも、あなた(現存在)は未来のあなたを自分だといえますか?逆に、先進再生医療技術によって現在の細胞から正確に生み出されたあなたのクローンは、それでも、あなた(現存在)と同一であるといえますか?存在論上の絶対的可能性に抗うからこその生命であり、故に、存在論は生命を理解するうえできわめて重要な哲学ではある一方、さらなる深化を求めるには不足しているといわざるを得ません。終局、新たな「生命論」を必要とする時代に突入したとの認識に間違いはないようです。

最後に、難培養微生物群の存在と環境保全の方向性についての考えを述べたいと思います。地球上に存在する微生物の総数は1030個といわれ、固定化された生物利用(循環)可能な炭素量(イエローカーボン)は植物が固定している炭素量(グリーンカーボン)に匹敵します。特に重要視すべきは、難培養微生物が大半(> 99 %)を占めるという事実です。したがって、微生物の生存戦略は大量のエネルギーやバイオマスを要する「増殖(バイオ異化)」ではなく「修復(バイオ同化)」に特化していることを意味します。現在、生分解性が環境保全の切り札とされていますが、炭素循環の主役である難培養微生物群への影響が不分明な段階での拙速な環境利用は避けた方が無難かと思います。



著者紹介  高知大学教育研究部総合科学系生命環境医学部門(教授)

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

 

Published by 学会事務局 on 25 10月 2024

生物工学会誌 – 102巻10号

タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGEへのリンクとなっております。

 

►生物工学会誌Top

※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。

Published by 学会事務局 on 25 10月 2024

《締切:2024年12月27日》">【年次大会】第77回日本生物工学会大会(2025) シンポジウム公募《締切:2024年12月27日》

第77回日本生物工学会大会
実行委員長 黒田 章夫

第77回日本生物工学会大会は、2025年9月10日(水)~9月12日(金)に広島工業大学 三宅の森Nexus21にて開催します。つきましては、日本生物工学会大会にふさわしいシンポジウムを公募します。また、本大会では研究部会活動の活性化とジェンダーバランスの均衡化を掲げており、本大会独自の試みとして、研究部会が企画するシンポジウムを数件受け付けます。なお、シンポジウムは会期中複数会場で実施する予定です。新型コロナウイルス感染症問題との関係により、やむを得ずオンライン開催とのハイブリッド、あるいはオンライン開催のみとなるかもしれないことをご承知おきいただきますようお願い致します。

会員各位におかれましては提案書word

1) 課題名(日本語によるシンポジウム、英語によるシンポジウムの別)
2) 開催の趣旨
3) 世話人名(連絡先)
4) 参加予定者数(講演者、参加者)
5) その他希望事項

を記載いただき、2024年11月1日(金)~2024年12月27日(金)までの間に、メールにて下記宛までお申し込みください。
なお、シンポジウム世話人は、参加登録開始日の時点で本学会正会員である必要がありますので、ご注意ください。

会場数には限りがありますので、応募多数の場合には、生物工学に関連する「新たな研究領域の開拓」「生物工学の国際展開(英語によるシンポジウム)」「産学連携の推進」「異分野融合」「地域社会への貢献」「SDGsに貢献する生物工学」「若手研究者主導の研究「博士人材養成・教育の推進」女性研究者の活躍推進」などのコンセプトに沿った申請を優先的に採択させていただきます。また、類似した内容の提案については統合をお願いする場合がございますのでご承知おきください。

シンポジウムの開催時間は2時間を基本とさせていただきます。採択課題は上記1)から3)の項目を大会HPにて掲載させていただきます。また、研究部会企画の場合は、大会プログラムには部会シンポジウムとして明記いたします。研究部会からの申請であっても、採択において優先されるものではありません。基本的にシンポジウムの講演者への旅費、謝礼は実行委員会ではご用意いたしかねますのでご承知おきください。

上記趣旨をご理解の上ご応募頂きますようお願い申し上げます。
採択につきましては2月初旬にメールにてお知らせします。

申込先
広島大学大学院統合生命科学研究科
シンポジウム担当:岡村 好子
E-mail:

 

►年次大会のページ

Published by 支部:九州 on 17 10月 2024

第30回日本生物工学会九州支部宮崎大会(2024)プログラム

  • 一般講演 B会場(農学部講義棟L203室)
    午後の部 14:30~16:39
     
  • 一般講演 C会場(農学部講義棟L202室)
    午前の部 9:30~11:52午後の部 14:30~16:39
     
  • 学生賞審査講演 
    A会場(農学部講義棟L205室)
    <博士の部>午前の部 9:30~10:33
    <修士の部>午前の部 10:34~11:37午後の部 14:30~16:21
    B会場(農学部講義棟L203室)
    <修士の部>午前の部 9:30~11:37  
     
  • 学生賞授賞式 農学部L204室(特別講演会場)17:00~17:30

第30回九州支部宮崎大会・公開シンポジウム開催案内九州支部Topページ

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♦一般講演プログラム♦

C会場(L202室)午前の部 (9:30~11:52)

(講演時間12分:発表10分、討論2分+交代1分)

  • C-a01
    Euglena gracilisによるパラミロン生産における並行複発酵の試み
    …○山本彩加1,福田美月1,松田綾子1,泉 可也2,林 雅弘11宮崎大・農,2株式会社bits)
     
  • C-a02
    分裂酵母Schizosaccharomyces pombeのガラクトース資化性の解析
    …○武谷 碧,中山伊都,竹川 薫(九大・生資環)
     
  • C-a03
    乳酸菌のD-セリン代謝に関する研究
    …○西川純平,水野菜々子,豊竹洋佑,若山 守(立命大院・生命研)
     
  • C-a04
    黄麹菌におけるTORC1構成因子AoKog1の機能解析
    …◯古賀明花,竹川 薫,樋口裕次郎(九大院・生資環)
     
  • C-a05
    Pseudomonas sp. LLC-1株によるα-トルイル酸の分解および有機性廃棄物の処理
    …○福吉晃大,行山尚寿,廣瀬 遵(宮崎大・工)  
     
  • C-a06
    PCB分解性Pseudomonas属細菌の芳香族化合物メタ開裂経路をコードする重複した遺伝子群の役割
    …○日髙祐誠1,二神泰基2,末永 光3,木村信忠4,渡邊崇人5,後藤正利6,陶山明子7,藤原秀彦7,古川謙介7,廣瀬 遵11宮崎大・工,2鹿大・農,3産総研・細胞分子工,4産総研・生物プロセス,5京大・生存研,6佐賀大・農,7別府大・食栄)
     
  • C-a07
    タンパク質を基質としたアンモニア生成菌のスクリーニング法
    …◯川原 朋,吉田ナオト,清 啓自(宮崎大院・農)
     
  • C-a08
    アルカリ性α-1,3-グルカナーゼ生産菌の探索
    …◯斉藤宇晃,豊竹洋佑,若山 守(立命大院・生命研)
     
  • C-a09
    D-アミノ酸-N-アセチルトランスフェラーゼの機能と構造
    …○中井友晴1,吉村 徹1,2,上原 了1,松村浩由1,豊竹洋祐1,若山 守11立命大・生命研,2名古屋大・農学研)  
     
  • C-a10
    In vitro 培養モデルを用いたClostridium 属細菌の腸内細菌叢に与える影響の解析
    …○池之本光成,大石紗菜,北岡凌雅,中山二郎(九大・生資環)
     
  • C-a11
    Aspergillus nidulansにおける新奇β-D-ガラクトフラノシダーゼの同定と機能解析
    …○関口 仁1,山田久恵1,豊田早紀1,松永恵美子1,渡邊真宏2,樋口裕次郎1,竹川 薫11九大院・生資環,2産業技術総合研究所)

 

C会場(L202室)一般講演 午後の部(14:30~16:39)

(講演時間12分:発表10分、討論2分+交代1分)

  • C-p01
    Lactiplantibacillus plantarum PUK6が生産する多成分バクテリオシンの輸送タンパク質について
    …◯吉原真希1,松田明香里2,河原あい2,善藤威史3,松崎弘美1,21熊本県大院・環境共生,2熊本県大・環境共生,3九大院・農)
     
  • C-p02
    たくあん漬から分離した乳酸菌Lactococcus lactis PJR24が生産するバクテリオシンの精製
    …○野瀬あすか1,永田妃奈子1,善藤威史2,松崎弘美11熊本県大・環境共生,2九大院・農)
     
  • C-p03
    α-1,3-グルカンとそのカルボキシメチル誘導体からなる生分解性架橋ハイドロゲルの機能性
    …○木下陽花1,大垣内 誠2 ,武田陽一1 ,豊竹洋佑1,若山 守11立命大院・生命研,2島津製作所)
     
  • C-p04
    LEAペプチドの発現量およびタイミングがGFP共発現に与える影響
    …浦本琢人,○池野慎也(九工大院・生体工)
     
  • C-p05
    タンパク質言語モデルと立体構造予測を利用した新規糖転移酵素の探索
    …屋嘉優花,岡 拓二,○平 大輔(崇城大・生物生命)
     
  • C-p06
    指向性進化タンパク質分類モデルにおけるタンパク質言語モデルの性能評価
    …○長野拓也1,花井泰三2,濱田浩幸21九大院・生資環,2九大院・農)
     
  • C-p07
    抗真菌ペプチドの設計と生理学的活性評価
    …○西村朋起1,Yang Yiqi1,松澤多聞1,行友遼太郎1,善藤威史2,花井泰三2,濱田浩幸21九大院・生資環,2九大院・農)
     
  • C-p08
    チアミンピロリン酸リボスイッチの数理解析
    …○大下充規1,沼田倫征2,花井泰三2,濱田浩幸21九大院・生資環,2九大院・農)
     
  • C-p09
    FBAとAIを組み合わせた大腸菌代謝改変候補の探索
    …○行友遼太郎1,花井泰三2,濱田浩幸21九大院・生資環,2九大院・農)
     
  • C-p10
    ビオチンリガーゼによる酵素反応とFRETを組み合わせたATP検出系の開発
    …○末田慎二,下八尻利一郎,前田恭平,藤井 聡(九工大・情報工)

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B会場(L203室)一般講演 午後の部 (14:30~16:39)

(講演時間12分:発表10分、討論2分+交代1分)

  • B-p01
    光合成細菌によるイネおよびサツマイモのバイオプライミング
    …○宮坂 均1,岩井蘭子1,内田春太1,山口紗耶馨1,林 修平1,山本進二郎1,古賀 碧2,後藤みどり2,山田直樹3,牧 孝昭31崇城大・生物生命,2株式会社Ciamo,3株式会社松本微生物研究所)
     
  • B-p02
    紅色非硫黄細菌由来リポ多糖による果樹の成長促進効果
    …○林 修平,濵田青空,西水流亜弥,山本進二郎,宮坂 均(崇城大・生物生命)  
     
  • B-p03
    閉鎖循環型陸上養殖の効率化を目指した微生物叢の解析
    …○石井 怜1,宇田川伸吾2,福永耕大2,竹村明洋3,上地敬子1,平良東紀11琉球大・農,2琉球大・研推,3琉球大・理)
     
  • B-p04
    Geobacter sulfurreducensの細胞外電子伝達を担うⅡ型分泌系遺伝子の機能解析
    …○安岡佑樹,石神滉己,木村武蔵,清 啓自,井上謙吾(宮崎大・農)
     
  • B-p05
    Klebsiella属細菌における嫌気性ピレン分解産物および分解系遺伝子の解析
    …○中川豊栄1,七田実咲1,亀井一郎2,井上謙吾21宮崎大院・農,2宮崎大・農)
     
  • B-p06
    桜の花びら抽出液が皮膚細菌叢の代謝に与える影響についてのin vitro解析
    …○藤山奈央1,岩間成吾2,中野弘基3,中野雄揮3,中野敏朗3,北垣浩志1,21佐賀大院・先進,2佐賀大・農,3株式会社インパクト)
     
  • B-p07
    黒麹菌Aspergillus luchuensis α-グルカノトランスフェラーゼの特性解析とニゲラン分子量への影響
    …○島袋 雛,仲松勝一郎,水谷 治,平良東紀,上地敬子(琉球大・農)
     
  • B-p08
    トマト由来セラチア菌による灰色かび病菌の生育抑制機構の解明
    …○川畑優輔,西尾治雄,岡 拓二,平 大輔(崇城大・生物生命)
     
  • B-p09
    Aspergillus fumigatusの真菌型ガラクトマンナン生合成を担うα-1,2-マンノース転移酵素遺伝子の破壊による生育抑制を抑圧する変異株の解析
    …○岸田凜太郎1,門岡千尋1,田中 大2,平 大輔1,岡 拓二11崇城大院・工,2東北医薬大・薬)
     
  • B-p10
    焼酎酵母鹿児島2号のF1株に見られる増殖遅延原因遺伝子の探索
    …○崎原凪紗,奥津果優,吉﨑由美子,高峯和則,二神泰基,玉置尚徳(鹿大・農)  

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♦学生賞審査講演プログラム♦

A会場(L205室)午前の部 (9:30~10:33)

(講演時間15分:発表10分、討論・審査5分+交代1分)

【博士の部】

  • A-a01D
    Real-time visualization of stress-induced mRNAs in Aspergillus oryzae
    …○Pakornswit Sathongdejwisit, Kaoru Takegawa, Yujiro Higuchi(Fac. Agri., Kyushu Univ.)  
     
  • A-a02D
    担子菌酵母Moesziomyces aphidis AH613株によるプルケリミン酸生産遺伝子の生理機能解析
    …○浜口愛勇生,田口久貴,笹野 佑(崇城大院・工)  
     
  • A-a03D
    繊維状人工タンパク質の末端選択的重合反応に関する基礎検討
    …○長谷彩沙1,南畑孝介1,石川聖人2,吉本将悟3,堀 克敏3,神谷典穂1,41九大院・工,2長浜バイオ大,3名大院・工,4九大未来化セ)
     
  • A-a04M
    オートクレーブ滅菌によるバイオマテリアル創製
    …○山下祐典,大角義浩,吉田昌弘,武井孝行(鹿大・理工)

A会場(L205室)学生賞審査講演 午前の部(10:34~11:37)

(講演時間15分:発表10分、討論・審査5分+交代1分)

【修士の部】

  • A-a05M
    超撥水表面を利用した有用物質を高効率で封入可能な高密度架橋ミリゲルカプセルのワンステップ作製
    …○細川裕平1,甲斐敬美,清山史郎,塩盛弘一郎,吉田昌弘,武井孝行1鹿大・理工,都城高専・物質工学科,宮崎大・工)
     
  • A-a06M
    機能性タンパク質を分岐点とするハイブリッドゲルの創製
    …○稲形のん1,長谷彩沙1,若林里衣1,後藤雅宏1,2,神谷典穂1,21九大院・工,2九大未来化セ)
     
  • A-a07M
    好熱性溶原性ファージΦOH2の溶原化機構の解明
    …○田中理仁1,藤野泰寛1,森 一樹1,田代康介1,岩本武夫2,廣政恭明1,土居克実11九大・生資環,2慈恵医大・医)  
     
  • A-a08M
    選択的細胞損傷を引き起こすParasporin-5のオリゴマー形成解析
    …○那須勇太1,阿部雄一1,2,齋藤浩之3,北田 栄4,原島 俊1,2,浴野圭輔1,21崇城大院・応微,2崇城大・生物生命,3福岡工技セ・生食研,4九工大院・情報工)

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A会場(L205室)学生賞審査講演 午後の部 (14:30~16:21)

(講演時間15分:発表10分、討論・審査5分+交代1分)

【修士の部】

  • A-p01M
    ATADプロセスにおける難培養主要好熱細菌の集積・分離手法の開発と評価
    …○鍵本憲成,奥川友紀,大城麦人,田代幸寛(九大院・生資環)
     
  • A-p02M
    腸内細菌による大豆イソフラボンの代謝機構解析
    …○藤原茉由,黒木勝久,榊原陽一(宮崎大・農)
     
  • A-p03M
    日本とインドネシアの小学生児童の腸内細菌叢と代謝物の解析
    …○秋葉拓人1,田村詩織1,松崎渓作1,篠田あかり1,Endang Sutriswati Rahayu2,中山二郎11九大・生資環,2UGM・FAT)
     
  • A-p04M
    深層学習を用いた真菌の識別手法の検討
    …○平野裕都,立石明日風,北垣浩志(佐賀大院・先進健康科学)
     
  • A-p05M
    1,3-プロパンジオール生産性Citrobacter braakii TB-96の育種による代謝改変
    …○木村武蔵1,鮫島 礼1,柳瀬卓馬1,吉田ナオト1,中島(神戸)敏明2,清 啓自11宮崎大院・農,2筑波大院・生命環境)
     
  • A-p06M
    Cupriavidus necator育種株の作製と乳酸ベースバイオプラスチック合成に関する研究
    …○石川鈴恵1,板倉真優2,田中賢二3,田口精一4,松崎弘美1,21熊本県大院・環境共生,2熊本県大・環境共生,3近大・産理工,4神戸大院・科技イノベ)
     
  • A-p07M
    Aspergillus nidulansにおける細胞内β-グルコシダーゼの機能解析
    …○矢壁 駿1,門岡千尋1,松沢智彦2,岡 拓二11崇城大・生物生命,2香川大・農)
     

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B会場(L203室)学生賞審査講演 午前の部 (9:30~11:37)

(講演時間15分:発表10分、討論・審査5分+交代1分)

【修士の部】

  • B-a01M
    ゲノムマイニングおよび異種バクテリオシン分泌発現系を利用した新奇バクテリオシンの探索
    …○穴井美鈴,小山恵璃,廣段潤一郎,中山二郎,善藤威史(九大院・農)
     
  • B-a02M
    Enrichment and Isolation of Rubber Product-Degrading Microorganisms
    …○Nelly Wira Nurhadi1, Kengo Inoue2, Nobuaki Takahashi3, Miyuki Nagamine21Grad. Agri., Univ. Miyazaki, 2Fac. Agri., Univ. Miyazaki, 3Showa Glove Co., Ltd.)
     
  • B-a03M
    次世代シークエンサーを用いた乳酸菌叢の定量法評価
    …○中村圭佑1,Sk Rahul2,志波 優3,田代幸寛1,大城麦人11九大院・農,2東農大・生物資源ゲノム解析センター,3東農大・生命科学部)
     
  • B-a04M
    Saccharomyces cerevisiae 内因性PUL3PUL4FRE4遺伝子の機能性解析
    …○原田利樹1,亀長一陽2,浜口愛勇生1,田口久貴1,笹野 佑11崇城大院・工,2崇城大・生物生命)
     
  • B-a05M
    分裂酵母Schizosaccharomyces pombeに存在するアミラーゼホモログ遺伝子aah6,aah7の機能解析
    …○板村 稜1,吉川梨乃1,中北愼一2,竹川 薫11九大院・生資環,2香川大・医・総合生命科学)
     
  • B-a06M
    黄麹菌におけるエルゴチオネイン生合成酵素の局在制御機構と生産性解析
    …○井上慶士,福原遼一郎,竹川 薫,樋口裕次郎(九大・生資環)  
     
  • B-a07M
    従属栄養培養Euglena gracilisによる嫌気的ワックスエステル生産に適した流加培養条件の検討とその代謝解析
    …○金川真人1,林 雅弘21宮崎大院・農,2宮崎大・農)
     
  • B-a08M
    大腸菌bamCL-formへの形態変化により必須遺伝子となる
    …○丸野友希1,2,阿蒜侑佳3,和田花佳1,2,中島由香里1,塩見大輔3,塩田拓也11宮崎大・フロンティア,2宮崎大・農,3立教大・理)

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第30回九州支部宮崎大会・公開シンポジウム開催案内九州支部Topページ

Published by 学会事務局 on 15 10月 2024

《学会推薦》">【学術賞】第66回藤原賞受賞候補者の推薦募集《学会推薦》

日本生物工学会では、第66回藤原賞の本会からの候補者推薦(推薦枠1名)を募集しております。 学会長による推薦を希望される方は、本学会助成・授賞係宛()にお問い合わせください。所定の様式に必要事項を記入したうえで、2024年11月29日(金)までに本学会助成・授賞係宛()に電子ファイルにてご送付下さい。

詳しくは藤原科学財団のホームページをご覧下さい。
https://www.fujizai.or.jp

対象自然科学分野に属するもの
賞の内容
  • 年2件
  • 賞状・賞牌
  • 副賞(各1,000万円)
応募資格
  • 日本の国籍があり、且つ日本在住の方
  • 所属組織・研究機関の長又は相当する学識者の推薦が必要です。
  • 受賞対象題目1件につき1人
提出書類
  • 推薦要項書…藤原科学財団のホームページ(https://www.fujizai.or.jp)よりダウンロードしてください。
  • 受賞対象題目と関係する主要論文テーマ(10篇以内)のリスト 
  • 主要論文(3篇以内) 
藤原科学財団の
推薦書類受付期間
2024年10月1日(火)~12月15日(日)
問合せ先〒104-0061
東京都中央区銀座3丁目7番12号
公益財団法人 藤原科学財団
TEL: 03-3561-7736 

本会への書類提出締切日時:
2024年11月29日(金)17:00

応募書類(電子フォーマット)送付先および学会推薦に関する問合せ先:
日本生物工学会 助成・授賞担当 E-mail:

なお、本会推薦によって受賞された場合には、学会ホームページに掲載される旨、予めご了承下さい。

Published by 支部:北日本 on 10 10月 2024

【北日本支部】2024年度北日本支部岩手シンポジウム

2024年12月14日(土)に岩手大学にて,支部シンポジウムを開催いたします。岩手での開催は,大変久しぶりの開催となります。午前中は口頭発表を行い,若手研究者や学生からの多くの発表を期待しております。優秀な発表を行った学生に対しては,「学生優秀発表賞」を表彰します。午後は若手研究者の招待講演とし,新しく北日本支部へお越しになった先生や,これから生物工学会でご活躍くださることが期待される方々にご講演いただきます。さらに,2024年度の飛翔賞および学生精励賞受賞者に受賞講演をしていただく予定です。シンポジウム後には情報交換会も企画しております。このように盛り沢山の企画を準備しておりますので,是非,奮ってご参加いただけますと幸いです。

日時:2024年12月14日(土) 9:30~16:30

場所:岩手大学(岩手県盛岡市上田三丁目18番8号)
    招待講演会場:農学部5号館 ぽらんホール
    午前の研究発表会場:農学部5号館 7番講義室

参加費:無料

参加申込は以下のGoogleフォームからお願いします。
https://forms.gle/WXHVWhXpvSMisNvL9
(口頭発表を希望する方も同じフォームより申込をお願いいたします。)

参加申込締切:11月29日(金)24:00

口頭発表申込締切:11月29日(金)24:00

要旨提出締切:12月6日(金)24:00

講演要旨テンプレート

提出先
山田 美和
E-mail:

プログラム:

9:10~ 受付開始

午前(研究発表:口頭発表)(農学部5号館1階7番講義室)

9:30〜12:18 研究発表
(発表9分,質疑応答3分,交代1分)

12:30~13:30 昼食・休憩(支部役員会,農学部5号館1階生命系スペースC)

午後(招待講演)(農学部5号館2階ぽらんホール)

13:30~13:35 開会の挨拶

13:35~14:05 北海道大学 工学部 蜂須賀 真一 先生
『僕の放浪アカデミア~生分解性ポリマーの研究に至るまで~』

14:05~14:35 公立千歳科学技術大学 理工学部 松井 大亮 先生
『産業用酵素の探索と可溶性発現に関する研究』

14:35~14:45 休憩

14:45~15:15 岩手大学 農学部 西川 華子 特任研究員
『TAT(Twin-Arginine Translocation)膜透過機構の分子機構の解明』

15:15~15:45 岩手生物工学研究センター 生物資源研究部 上杉 祥太 主任研究員
『地域の産業と資源の特色を活かした機能性成分研究と高度利用法開発』

15:45~16:10 2024年度 飛翔賞報告・受賞講演 
東北大学大学院農学研究科 博士1年 高橋 尚央
『麹菌の細胞表層を構成する界面活性タンパク質の自己組織化機構解明』

16:10~16:20 午前中の優秀発表賞の発表・表彰,閉会の挨拶

16:20~16:30 集合写真撮影

17:30~19:30 情報交換会(懇親会)
岩手の居酒屋 じょ居 (一般 5,000円,学生 2,000円)


                   問合せ先:
                   岩手大学  農学部 山田 美和
                   E-mail:

 

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Published by 学会事務局 on 10 10月 2024

《学会推薦》">【研究助成】山田科学振興財団 2025年度研究援助候補 推薦募集《学会推薦》

日本生物工学会では、山田科学振興財団2025年度研究援助の学会長による推薦を受け付けています。 山田科学振興財団研究援助の応募に際し、学会長による推薦を希望する方は、2025年2月14日(金)までに財団の電子申請システムによって推薦依頼した旨のメールを、本学会助成・授賞係宛()にお送りください。

詳しくは山田科学振興財団のホームページをご覧下さい。
https://yamadazaidan.jp/requirements/grant-bosyu_kenkyu/

対象
  • 萌芽的・独創的研究
  • 新規研究グループで実施される研究
  • 学際性、国際性の観点からみて優れた研究
※評価が定着して研究資金が得やすいものより、萌芽的で将来の発展が期待され る基礎研究を重視します。
※多様な視点や発想を取り入れた研究活動を実践する創造力ある研究者を積極的 に支援するため、本財団は、女性の活躍はもちろんのこと、一人一人の多様性を 尊重します。
応募資格
  • 当該研究を独立して実施し得る者。すなわち、当該研究者は研究代表者であることを必要とし、単に研究グループの研究費集めの一端を担う者であってはなりません。
  • 日本の研究機関に所属する研究者(身分、経験、年齢等は問わない)。
援助額1件当たり150~300万円
(援助規模は総額4,000万円、採択件数は18件程度を予定。また、女性研究者3名以上の採択を見込んでいます。)
応募締切2025年2月28日(電子申請および当学会への推薦依頼は2025年2月14日までにお願いします。)
援助対象期間採択日(2025年8月中)~2027年3月末日(約1年半)
問合せ先公益財団法人 山田科学振興財団 TEL. 06-6758-3745
E-mail:
https://www.yamadazaidan.jp
  • 電子申請の締切日:2025年2月14日(金)17:00
  • 学会推薦に関する問合せ先:
    日本生物工学会 助成・授賞担当 E-mail:

なお、本会推薦によって受賞された場合には、学会ホームページに掲載される旨、予めご了承下さい。

Published by 学会事務局 on 09 10月 2024

【JBB】Vol. 138, No. 5(2024年11月号)オンライン公開

Journal of Bioscience and Bioengineering(JBB)のVol. 138, No. 5(2024年11月号)をScienceDirectで公開しました。

JBB会員用アクセスの利用方法

日本生物工学会の個人会員(正会員・学生会員・海外会員)は、Journal of Bioscience and Bioengineering および前身誌(Vol. 64, 1986年以降)のオンラインジャーナルに無料でアクセスすることができます。
⇒詳しくはこちら

  • 会員用アクセスのPasswordをお忘れの場合:
    ⇒詳しくはこちら
     
  • 登録したメールアドレスが不明でパスワードのリセットができない場合:
    Webフォーム(日本語可)よりElsevierのScienceDirectサポートセンターにお問合せください。ご連絡の際には、ジャーナル名、 学会名、会員番号をお知らせください。

ScienceDirect 最新号アラートの設定方法  

ScienceDirectでユーザー登録をするとJBBの最新号アラート(掲載記事へのリンク付き目次)をメールで受信することができます。
⇒詳しくはこちら
  

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Published by 学会事務局 on 09 10月 2024

【協賛行事】JBA バイオエンジニアリング研究会 テクニカルセミナー4 「データ駆動型バイオイノベーションとその実装」

  • 日時: 2024年11月8日(金)14:00~16:25
     
  • 会場:(一財)バイオインダストリー協会( 会場参加 先着20名)およびMS-Teams配信
     
  • URL: https://www.jba.or.jp/event/tech4/
     
  • 参加費:無料(※事前参加申込制)
     
  • 申込締切日:2024年11月6日(水)
     
  • 問合せ先:
    一般財団法人 バイオインダストリー協会 
    担当:橋本、岸本、矢田
    E-mail:
    https://www.jba.or.jp/

Published by 学会事務局 on 09 10月 2024

【協賛行事】バイオプロセス講演会 「バイオ生産技術実用化への早道」

  • 日時:
    【講演会】2024年12月5日(木)
    【見学会】2024年12月6日(金)
     
  • 会場:
    【講演会】三井化学株式会社茂原分工場(千葉県茂原市東郷1900)
    【見学会】Green Earth Institute 株式会社バイオファウンドリ研究所(三井化学株式会社茂原分工場内)
     
  • 詳細URL: https://www.scej-kt.org/
     
  • 定員:80名
     
  • 申込締切日:2024年11月21日(木)※定員になり次第受付を終了します。
     
  • 問合せ先:
    公益社団法人 化学工学会関東支部 
    〒112-0006東京都文京区小日向4-2-8 大樹生命文京小日向ビル4階
    TEL. 03-6801-5563 E-mail:
    http://www.scej-kt.org

Published by 支部:関西 on 07 10月 2024

【関西支部】2024年度関西地域企業・公的研究機関と若手研究者/学生の交流ワークショップ-グローカルに活躍する関西地域企業の魅力に迫る!-

関西地域企業と公設試験研究機関の研究・開発業務内容をご講演頂き、地域のみならず国内外の産業を支えるコア技術や独自の魅力を産学官の若手研究者/学生の方々に広く知っていただくことを目的としています。これから就職を考える学生さんには、これら企業・研究機関の情報に触れ、働き方とやりがいの多様性を知る機会になるはずです。また、企業・公的研究機関との交流会の場を通して、学会などでは難しい企業・研究機関の方との交流を深めていただければと考えております。

  • 日時:2024年11月14日(木) 13:50~19:00
     
  • 開催場所:[講演会] 大阪公立大学学術総合センター1階文化交流室

[懇親会] 大阪公立大学工学部棟A205

  • プログラム、機関の概要または講演内容:

13:50-14:00 「開会の辞」
……東 雅之(大阪公立大学 大学院工学研究科 物質化学生命系専攻 /関西支部長)

14:00-14:20 「奈良県産業振興総合センターの紹介」
……大橋 正孝(奈良県産業振興総合センターメディカル技術支援科)

14:20-14:40 「株式会社萩原農場の紹介」
……藤田 信吾((株)萩原農場 技術開発部・バイテク研究チーム)
弊社は1916年創業のスイカとメロンの種苗会社です。「スイカの可能性を未来に広げる」という目標のために、優良品種の育種を続けております。その他、果実成分や栽培副産物の機能性研究も行っております。

14:40-15:00 「京都市産業技術研究所の紹介」
……山本 佳宏((地独)京都市産業技術研究所プロジェクト推進室)

15:00-15:20 「株式会社ファーマフーズの紹介」
……庄屋 雄二、橋本 真理恵、木村 風香((株)ファーマフーズ バイオメディカル部)←演者変更2024/10/25
当社は「医食の研究で貢献」というミッションを掲げ、人々の持続可能な健康的で幸せな社会の実現を目指しております。その実現に向け、食品、化粧品、医薬品の開発を科学的根拠に基づいて行い、独自の研究成果及び製品を「BtoB事業」「BtoC事業」「バイオメディカル事業」の3事業において広く社会に提供しております。

15:20-15:30 休憩

15:30-15:50 「大阪産業技術研究所の紹介」
……永尾 寿浩((地独)大阪産業技術研究所森之宮センター)

15:50-16:10 「株式会社ミルボンの紹介」
……八木 真和((株)ミルボン 開発本部 研究開発部)
当社は、美容室専売のヘアケア製品やヘアカラー剤などを製造・販売する化粧品メーカーです。毛髪を補修する独自技術を開発し、プロフェッショナル市場に向けて、実感効果に優れた商品の開発を行なっています。

16:10-16:30 「産業技術総合研究所の紹介」
……千葉 靖典((国研)産業技術総合研究所 生命工学領域)

16:30-16:50 「株式会社堀場製作所の紹介」
……村上 弓月((株) 堀場製作所 営業本部 大阪セールスオフィス Network Salesチーム)
弊社は「おもしろおかしく」というユニークな社是のもと、赤外線計測・ガス流量制御・粒子計測・分光分析・液体計測などをコア技術としてビジネス展開している京都の分析機器メーカーです。ライフサイエンス分野では200年を超える歴史と分光技術が詰まったラマン分光測定装置や蛍光分光測定装置を始め、創業製品であるpH計や粒子計測装置などを多くの研究者にお使い頂いています。

16:50-16:55 「閉会の辞」
……山内 朝夫((地独)大阪産業技術研究所森之宮センター 生物・生活材料研究部)

17:15-19:00 懇親会

  • 申込方法:氏名、所属、連絡先(TEL、E-mail)、一般・学生の別、会員・非会員の別、紹介者(非会員の場合のみ)を明記して、こちらのフォームよりお申し込みください。→(※定員に達したので締め切らせていただきました)

     
  • 定員:40名
     
  • 参加費:無料
     
  • 申込締切:2024年10月31日(木)(※定員に達したので締め切らせていただきました)
     
  • 問合せ先:
    日本生物工学会関西支部 支部幹事(企画)
    佐藤 喬章(京都大学)
    TEL. 075-383-2773
    E-mail:
     
  • 会場へのアクセス

    大阪公立大学杉本図書館へのアクセスマップ

    大阪公立大学杉本図書館の地図。文化交流室は本建物の1Fにございます。

     

 

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Published by 部会:培養技術 on 06 10月 2024

(限定公開)">保護中: 【培養技術研究部会】 第8回技術セミナー動画配信(限定公開)

このコンテンツはパスワードで保護されています。閲覧するには以下にパスワードを入力してください。

Published by 支部:九州 on 05 10月 2024

九州支部-2024年度事業

主催行事

これまでの活動

 

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Published by 支部:中部 on 04 10月 2024

中部支部 – 2024年度事業

主催行事

共催行事

後援行事

これまでの活動

 

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Published by 学会事務局 on 03 10月 2024

【国際交流】2024年 KSBB秋季大会に参加して

森田 友岳
2020年度生物工学奨励賞(斎藤賞)受賞者
(産業技術総合研究所)


2024年9月25日(水)~27日(金)の日程で、韓国のThe Korean Society for Biotechnology and Bioengineering(KSBB)の秋季大会(2024 KSBB Fall Meeting and International Symposium)が済州島のInternational Convention Center(ICC)で開催された。日本生物工学会(SBJ)からは吉野知子先生(2023年生物工学奨励賞(斎藤賞)・東京農工大学)、井上謙吾先生(2023年生物工学奨励賞(照井賞)・宮崎大学)、筆者(2020年生物工学奨励賞(斎藤賞)・産業技術総合研究所)の3名が招待され講演した。

今大会では9月25日午後から一般講演が行われ、KSBB会長Kyungmoon Park教授のご挨拶で始まった26日のOpening Ceremony の後にシンポジウムが開始となった。ポスターセッションと発表者による3分間スピーチも行われた。同日、SBJからの招待講演者3名が口頭発表を行い、吉野先生は「Interface Engineering and Functionalization of Biomaterials for Biosensing, Diagnosis and Food Safety」のセッションにおいて”Technologies for Single-Cell Analysis of Circulating Tumor Cells”というタイトルで、井上先生と筆者は「Synthetic Biology for Microorganisms」のセッションにおいて、それぞれ”Microorganisms + Electrochemistry = Organic Waste Treatment and Energy”、”Microbial Production of Functional Materials, Biosurfactants”というタイトルで各25分の講演を行った。27日にはPlenary Lecture として、”Integral Biofoundry for the Development of Smart Cells to Produce Chemicals and Fuels from Lignocellulose and Carbon Dioxide”というタイトルで、近藤昭彦先生(神戸大学)による講演が行われた。その他にも日本から参加された先生方がおられたが、筆者の把握できる情報のみで記載させて頂きますことご容赦下さい。

会場となったICCは済州島南部の西帰浦市に位置し、済州国際空港からリムジンバスで約1時間半であった。済州島は、海流の影響もあり温暖で、会期中は半袖でも汗ばむ陽気であった。

会期中は招待講演者やVIP、報道関係者が円卓で食事をする形式でランチタイムが設けられ、26日夜にはレセプション(懇親会)が行われた。レセプションではKSBB会長によるご挨拶の後、食事をしながらVIPや各団体の代表者によるショートスピーチ&乾杯となり、SBJからは吉野先生が代表して挨拶をされた。Biotechnology and Biochemical Engineering Society of Taiwan(BEST)の皆さまとは同じテーブルにて交流させて頂いた。27日朝にはBreakfast Meeting が行われ、終始和やかな雰囲気で交流を深めることができた。このように、KSBB、BEST、SBJで交流する機会が積極的に設けられ、KSBBの皆さまに手厚くサポートして頂き、安心して学会に参加できた。

大変お世話になりましたKyungmoon Park教授(KSBB会長)、Hyun Ho Lee教授(総務担当)及びKSBB事務局の皆様、またSBJの先生方と事務局の皆様に厚く御礼を申し上げます。

ICC Jeju

済州島国際コンベンションセンター (ICC)

2024KSBB大会

会場の様子

懇親会会場にて

懇親会会場にて

左から,Prof. I-Son Ng (National Cheng Kung Univ., BEST招待講演者)
Prof. Jeong-Woo Choi (Sogang Univ., KSBB)
Prof. Kyungmoon Park (Hongik Univ., KSBB会長),
Prof. Wei Wen Winston Su (Univ. of Hawaii) , 長棟輝行先生 (東大名誉教授),
井上謙吾先生 (宮崎大), 吉野知子先生 (農工大), 筆者, Prof.  Hyun Gyu Park  (KAIST, KSBB),
Prof. Yuan-Pang Hsieh (Natl. Taiwan Univ. of Sci & Technol., BEST招待講演者)
Prof. Yoosoo Yang (KIST, KSBB), Prof. Sung Kuk Lee (UNIST, KSBB),
Prof. Yi-Chen Ethan Li (Feng Chia Univ., BEST招待講演者),
Prof. Chulhwan Park (Kwangwoon Univ., KSBB)

 

関連記事:【国際交流】韓国生物工学会(KSBB)大会参加報告

Published by 支部:関西 on 30 9月 2024

関西支部-2024年度事業

主催行事

  • 第123回醗酵学懇話会
    日時:2025年1月17日(金)13:30~19:00
    会場:[講演会] 京都市成長産業創造センター(ACT京都) [見学会] 近隣の酒造会社
    [懇親会] 京都市成長産業創造センター(ACT京都)

 

これまでの活動


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Published by 支部:関西 on 30 9月 2024

【関西支部】2024年度 関西支部学生優秀賞応募のお願い

日本生物工学会 関西支部長
東 雅之

日本生物工学会関西支部では、支部における生物工学学生優秀賞(飛翔賞)候補者の選考過程を明確化するため、関西支部学生優秀賞を2018年度、創設しました。この賞は、翌年度に博士後期課程に進学して、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される、関西支部所属の学生会員の研究奨励を目的とするものです。なお、本賞受賞者の中から選考される最優秀者1名を、生物工学学生優秀賞(飛翔賞)の候補者として、関西支部より推薦することになります。

つきましては、関西支部学生優秀賞への応募者を募集いたします。関西支部の各大学の先生方におかれましては、是非、優秀な学生会員のご応募にご協力くださいますようお願いいたします。

  • 関西支部学生優秀賞への応募ならびに選考方法:
  1. 対象者は、関西支部に所属する日本生物工学会学生会員であり、大学院博士前期課程等に在籍しており、2025年度に博士後期課程への進学を予定し、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される者とする。10月進学予定の学生についても、進学する予定であることを指導教員等が保証することで、同等の扱いをすることができる。
     
  2. 応募は、指導教員による承認の上、「関西支部学生優秀賞申請書」word による自薦によるものとする(下記提出先まで電子メールにて送付)。申請書内に指導教員の氏名・所属・メールアドレスを記載することにより、指導教員の承認を得たものとする。
     
  3. 応募書類をもとに、関西支部委員による選考を行い、関西支部学生優秀賞受賞者を決定する。さらに、関西支部委員による研究プレゼンテーション審査会(2025年1月17日に対面を予定)を経て、最優秀者1名を決定する。
     
  • 提出締切日:
    2024年12月13日(金)正午
     
  • 応募方法:
    「関西支部学生優秀賞申請書」word (記載例はこちらword )に必要事項を記入し、「関西支部学生優秀賞」への応募であることを明記の上、下記提出先に電子メールにてお送りください。
     
  • 問合せ・応募書類提出先:
    日本生物工学会関西支部
    庶務幹事
    E-mail:  TEL. 06-6605-2163

ご多用中とは存じますが、どうかよろしくお願いいたします。

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Published by 部会:代謝工学研究部会 on 30 9月 2024

【研究部会】代謝工学研究部会 第11回技術交流会「代謝シミュレーション法」

日本生物工学会 代謝工学研究部会では2024年度の活動の一環として、技術交流会を開催します。過去の交流会につづき、研究部会関係企業や大学院生、若手研究者を対象として、代謝シミュレーション技術の講習・実習を行います。交流会では、初心者でも代謝シミュレーションを実行できるように、ご自身のパソコンを使ってステップバイステップの演習を予定しています。論文発表されている研究事例を参考に、遺伝子破壊による代謝経路の設計や律速反応候補を抽出するための手法について、実際に解析を行なう際にどのように計算を行なうか解説・体験します。代謝シミュレーションの実行環境はMatlab(体験版)を利用します。

詳しくは、大阪大学大学院情報科学研究科 代謝情報工学講座ホームページをご覧下さい。

 

  • 日時: 2024年12月15日(日)10:00 ~ 18:00
     
  • 場所: 大阪大学情報科学研究科 B棟 B511 オープンラボ
     
  • プログラム:
    9:30~10:00 受付
    10:00~11:00 講義:代謝シミュレーションの基礎(講師:清水 浩 大阪大学教授)
    11:00~12:00 講義:代謝シミュレーションの実行(講師:今田辰海)
    ※12:00~13:00は昼食休憩
    13:00~14:30 講義+演習:代謝シミュレーションの実行(講師:二井手 哲平)
    14:30~16:00 講義:代謝シミュレーションを利用した研究の紹介(講師:戸谷 吉博)
    ※16:00~16:30は休憩
    16:30~18:00 講義:ゲノムスケール代謝モデルや反応データベースの活用法(講師:戸谷 吉博)
    18:00~ 交流会
     
  • 定員: 10人程度
     
  • 参加費: 無料
     
  • 申込締切日:2024年11月15日(金)
     
  • 申込方法:1) 参加希望者名、2) 所属、3) メールアドレス、4) 電話番号を記入して、
    下記申込先にE-mail にてお申込みください。
     
  • 申込・問合せ先:
    大阪大学大学院情報科学研究科 代謝情報工学講座 戸谷 吉博
    E-mail:  TEL: 06-6879-7432
     

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Published by 部会:培養技術 on 30 9月 2024

(限定公開)">保護中: 【培養技術研究部会】第8回セミナー 資料ダウンロード(限定公開)

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Published by 学会事務局 on 30 9月 2024

【協賛行事】JBA 先端技術情報セミナー「睡眠データの利活用~新規ヘルスケア産業の立ち上げに向けて 」

  • 日時:2024年11月6日(水)16:00~17:20 終了後名刺交換会
     
  • 会場:(一財)バイオインダストリー協会(会場参加 先着22名)およびZoom配信)
     
  • URL: https://www.jba.or.jp/event/post_202/
     
  • 講演会参加費:無料(※事前参加申込制)
     
  • 申込締切日:2024年11月4日(月)
     
  • 問合せ先:
    一般財団法人 バイオインダストリー協会 
    (担当:橋本、安田、大木、瀬下、矢田)
    E-mail:

Published by 学会事務局 on 30 9月 2024

【協賛行事】JBA “未来へのバイオ技術” 勉強会/ 北大発:複合領域で切り拓く食料安全保障の新時代

  • 日時:2024年10月17日(木) 14:00~16:30
     
  • 開催形式: ZOOM(定員500名)
     
  • URL: https://www.jba.or.jp/event/post_199/
     
  • 内容:

    大豆と同等のタンパク質を含有する未利用紅藻の健康機能
    ……岸村 栄毅 (北海道大学大学院 水産科学研究院)

    根で植物をコントロールする
    ……綿引 雅昭(北海道大学大学院 理学研究院 生物科学部門 形態機能学分野)

    成長のツボを押す新しい植物生育促進技術
    ……森川 正章 (北海道大学大学院 地球環境科学研究院 環境生物科学部門
    環境分子生物学分野)
     
  • 参加費:無料(※事前参加申込制)
     
  • 申込締切:2024年10月15日(火)
     
  • 問合せ先:
    一般財団法人 バイオインダストリー協会 
    担当:矢田、岸本、北嶋
    E-mail:
    https://www.jba.or.jp/

Published by 支部:西日本 on 25 9月 2024

【西日本支部】2024年度学生賞候補者推薦募集

日本生物工学会西日本支部では2024年度学生賞候補者を募集しております。下記の要領に従って優秀な学生の推薦をお願いいたします。

  • 対象・資格:次の (1) および (2) を満たす者

(1) 西日本支部地域内の大学の修士課程(博士前期課程)、博士課程(博士後期課程)および高等専門学校専攻科の学生で生物工学会会員

(2) 生物工学会年次大会および支部講演会において口頭・ポスター発表した者もしくは本学会の和文・英文誌に論文を公表した者

  • 推薦者:西日本支部の正会員で対象研究室、講座、学科および研究科の代表者
     
  • 推薦方法:推薦用紙wordに必要事項を記入して下記提出先までメールで送付してください。
     
  • 推薦申込締切日:2024年11月29日(金)
     
  • 問合せ・応募書類提出先: 
    山口大学工学部応用化学科
    日本生物工学会西日本支部事務局(庶務) 星田 尚司
    TEL: 0386-85-9293
    E-mail:

 

►西日本支部Topへ

 

Published by 学会事務局 on 25 9月 2024

【協賛行事】第44回水素エネルギー協会(HESS)大会

  • 会期: 2024年12月5日(木)、6日(金)
     
  • 開催形式:ハイブリッド (対面;タワーホール船堀小ホール)
     
  • 詳細URL:https://confit.atlas.jp/guide/event/hessecsj2024/top
     
  • 講演要旨提出締切日:2024年10月 4日(金)
     
  • 参加登録締切日:2024年12月 6日(金)

(早期割引料金)2024年10月1日(火)~2024年11月 8日(金)
(通常料金)2024年11月9 日(土)~2024年12月6日(金)

  • 問合せ先:
    第44回 水素エネルギー協会(HESS)大会事務局
    担当:米富(HESS 事務局)
    E-mail:

Published by 学会事務局 on 25 9月 2024

【後援行事】産総研 エネルギー・環境シンポジウムシリーズ「水環境浄化・計測のための環境バイオ技術の最前線」

  • 日時:2024年11月22日(金)13:00~17:15
     
  • 場所:産総研臨海副都心センター別館11階会議室
     
  • 詳細URL: https://unit.aist.go.jp/env-mri/kouenkai/2024/index.html
     
  • 参加申込締切: 2024年11月15日(金)17:00
     
  • 参加費:無料
     
  • 問合せ先:
    産業技術総合研究所 環境創生研究部門
    研究発表会事務局
    E-mail:

Published by 学会事務局 on 25 9月 2024

【生物工学会誌】第102巻 第9号(2024年9月号)オンライン公開

生物工学会誌第102巻第9号(2024年9月号)をオンライン公開しました。⇒生物工学会誌第102巻第9号

►生物工学会誌Top

Published by 学会事務局 on 25 9月 2024

【随縁随意】学問を楽しむための自問自答 – 紀ノ岡 正博

生物生物工学会誌 第102巻 第9号
紀ノ岡 正博

シニアの教授の仲間入りをする年齢となり,自分が進めてきた研究はどの学問領域で,どのような貢献をなしてきたか,さらに,今後どこまで進められるのであろうかと問うことが多くなってきました.そこで,最近思うことを,自問自答しながら,語弊を恐れずに述べてゆきたいと思います.

私自身は,専門としての生物化学工学を,生物的な物事(対象)を系としメカニズムを仮定し解釈する活動と捉え,学問の体系化を進めつつ,研究としての技術構築(モノづくり),それを活かすための決め事(ルールづくり),そして,伝える努力(ヒトづくり)からなる「コトづくり」いわゆる社会実装に活かしてゆきたいと思ってまいりました.

昨今の社会実装では,産(民間企業),学(教育・研究機関),官(国・地方自治体),民間(地域住民・NPO)など,ステークホルダーの多様化により,大学における他との連携の在り方が大きく変わっております.たとえば,再生医療や細胞治療などの新たな医療技術の産業化では,私どもの研究対象である「細胞製造」が重要となりますが,学問が未熟で,学問構築と社会実装が同時進行する必要があり,人,情報,技術,分野をつなぐ仕組みを持つセンス良いチーム形成が不可欠であります.良いチーム形成には,受動的な活動ではなく,一人ではできないことを意識し,「良いお節介」ができる環境づくりが大切であると感じております.そこで,「良いお節介とは?」と問いながら,産学官民が協力し,教育・研究・産業化・生活に対する活動を可能とするエコシステムを形成することで,新技術産業領域に対して開発の方向性(ロードマップ)を明確にし,固有の概念・技術を構築ならびに迅速な産業化活動を行う必要があると思います.私は,教員として,学問の体系化の活動を怠ることなく,専門性を高め,次世代へつなぐことが重要な役割の一つであると思い活動しております.その際,諸先輩が築き上げてきた学問体系を読み解き,歴史を感じながら,新たな言葉や概念を加えようと挑むことは,至上の楽しみであり,同世代の仲間と,体系化の考え方を比較し,議論することで,楽しみを分かち合え,学問に磨きをかけるものと信じています.昨今は年齢層を超えたこのような活動が減ってきているように感じ,学会活動の中でも重視することを提案してゆきたいと思います.

さらに,研究を通し学問を進めることの楽しさを次世代へ紡いでいくことができればと思います.楽しみには,習うこと(学問の理解),見いだすこと(発見),創ること(技術創出),築くこと(技術構築),考えること(体系化),伝わること(技術伝承),変えること(変革),つかわれること(社会実装),育むこと(教育)などが挙げられ,各自が興味を持ち寄り醸成することで学問を育むことができると思います.

この楽しみは,時には苦に感じることもありますが,子供たちを育むことと同様,「楽しく思い挑み続ける能力」を身に着けた者が学問を育めるものだと思います.この能力は,やりぬいてこそわかること(グリット),いろいろ経験してうまれること(セレンディピティ),溢れる情報から取捨選択し,大切なことを留めること(鈍力・鋭力),負けたら再度挑戦すればよいこと(リベンジ),自分は無知であることを認め周りに聞くこと(頼る力),話にオチを考え,面白く,筋を通すこと(ひねる力)からなると考えており,日々の研究において意識していれば自然と身につき,学問の発展に挑み続ける原動力になると信じております.

最後に,思いのままに述べる機会を与えていただきました学会の皆様に感謝したいと思います.今後,私は,目の前の研究も大切ですが,学会活動を通して,自分の中で研究の流れを体系化し,次世代に伝えたいと思います.また,皆様におかれましては,よかったら一緒に,学問を楽しみ,発展に挑み続けませんか.日本生物工学会へ「良いお節介」をしませんか.


著者紹介  大阪大学大学院工学研究科(教授)

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

 

Published by 学会事務局 on 25 9月 2024

生物工学会誌 – 102巻9号

タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGEへのリンクとなっております。

►生物工学会誌Top

 

※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。

Published by 支部:中部 on 18 9月 2024

《日本生物工学会中部支部後援》">【関連行事】パン シンポジウム2024 《日本生物工学会中部支部後援》

【イベント】パン シンポジウム2024

  • プログラム: 

    司会:梶田香織氏(プレゼンジャパン) 

    10:30-  一般向け、パンの官能評価体験 

    11:45-  NSC生徒によるランチメニューの発表 

    12:00-  休憩 特別ランチ(NSCによるパンに合うランチ) 

    13:00-  特別講演2名(40分ずつ) 

    ①山本剛史氏(日本パン技術研究所)『パン職人の視点で捉えた製パン』 

            ②他1名(予定)

    14:30-  対談 山本剛史氏(日本パン技術研究所)× 楳村春江氏(名古屋学芸大学)  

          聞き手:梶田香織氏 

    15:10-  研究発表ポスターセッション 

    16:00-  終了 

  • 参加費:聴講無料
     
  • 参加人数:500名(見込み)

 

問合せ先:

パンシンポジウム運営委員会:
 

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Published by 学会事務局 on 14 9月 2024

【後援行事】岡山大学寄付講座 微生物インダストリー講座 主催 第3回シンポジウム「固体培養技術の社会実装チャレンジ  ~麴の有用性と未来像~」

  • 開催日:2024年11月1日(金)10:00~
     
  • 会場:創立五十周年記念館(岡山大学 津島キャンパス 岡山市北区津島中1 丁目1 番1 号)
     
  • 開催形式:会場&オンラインのハイブリット開催
    学生プレゼンテーションは会場参加のみとなります。
     
  • 詳細URL:https://www.ou-m-industry.jp/topics/35
     
  • 参加費:無料(事前参加申込制)
     
  • 参加申込方法:
    以下フォームよりお申込みください。
    https://x.gd/JYQRK
     
  • お問合せ先:
    国立大学法人岡山大学微生物インダストリー講座
    Email:

Published by 支部:東日本 on 14 9月 2024

東日本支部-2024年度事業

年次大会

主催行事

 

第9回日本生物工学会東日本支部長賞

【2024年度受賞者】

【関連記事】【東日本支部】2024年度日本生物工学会東日本支部長賞のお知らせ

⇒受賞者一覧はこちら

 

これまでの活動

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Published by 支部:東日本 on 14 9月 2024

【東日本支部】第19回学生発表討論会

~日本生物工学会東日本支部 第19回学生発表討論会のご案内~

平素より日本生物工学会東日本支部の活動にご協力いただきましてありがとうございます。

さて、東日本支部主催の第19回学生発表討論会が下記のように開催されます。

「学生発表討論会」は、皆様のご協力をもちまして毎年、活発な討論が交わされて東日本支部の恒例名物企画となり、参加した学生からも高い評価を頂いております。 学生、大学教員だけでなく、多くの企業の方のご参加をお待ちしております。

日時

2024年11月22日(金)10時~19時半

場所

L stay & grow 南砂町(東京都江東区南砂7-10-14)

開催趣旨

日本生物工学会東日本支部が主催する学生発表討論会は、長年にわたり東日本支部に所属する学生、教員、社会人の皆様の交流の場として高い評価を得てまいりました。これまで合宿形式やオンライン開催など、時代に合わせて形を変えながら、本会の伝統を守り続けてまいりました。

2024年度の第19回討論会は、新たな試みとして、より多くの方々にご参加いただけるよう、1日の集中プログラムとして開催いたします。新しい会場での開催となりますが、参加者の皆様にとって、より参加しやすく、かつ実りある学びの機会となるよう企画しております。

世話人一同、皆様にとって有意義な討論会となるよう鋭意準備を進めております。学生の皆様はもちろん、社会人や大学教員の皆様のご参加を心よりお待ちしております。

本年度の特徴:

  1. 参加研究室紹介:東日本支部に所属する各研究室の特色や研究テーマを知る絶好の機会です。
  2. インタラクティブセッション:小グループでの研究発表を通じて、より深い議論と交流が可能です。参加者同士の活発な意見交換を促進します。
  3. 新会場での開催:充実した設備環境を持ちアクセスの良い場所を選定し、より多くの方々にご参加いただけるよう配慮いたしました。

定員

学生・教員・社会人をあわせ35名程度(定員になり次第、締め切らせていただきます)

  • 相互交流の観点から、学生はできるだけ指導教員と一緒に参加されるようお願いします。
  • 学生単独での参加も可能ですが、発表内容については、特許出願等に留意し必ず指導教員の許可を得てからお申し込みください。

プログラム

プログラム予定:
9:30  受付
10:00 開会
10:10 参加者・研究室紹介※1
12:10 昼食休憩
13:00 インタラクティブセッション(1)※2
14:30 休憩
14:45 インタラクティブセッション(2)※2
16:15 飛翔賞受賞者発表※3
16:45 写真撮影
17:00 片付け
17:15 自由討論会
19:15 閉会

プログラム詳細:
本セミナーは、 以下のプログラムから構成されます。

1. 参加者・研究室紹介 

  • 参加学生全員の自己紹介
  • 研究室ごとのフランクな紹介(1研究室あたり5分程度) 
    目的:研究室の雰囲気や特色を共有し、参加者間の親睦を深める。
    内容:研究テーマの大まかな方向性、研究室の日常、ユニークな取り組みなど。
    注意点:詳細な研究内容の説明は不要です。研究室の全体像や魅力が伝わるようにご準備下さい。
    (プレゼンテーションスライドの使用可、研究室代表者学生1名〜数名で発表)

2. インタラクティブセッション 

  • 参加学生全員が研究発表
  • A4またはA3サイズの印刷物1枚(ミニポスター)を各自4-5部持参
  • 発表時間:1名あたり発表10分間+質疑10分間
  • 小グループでの議論形式
  • 教員も参加するが、進行は学生主導
  • 発表者へのフィードバックやベストプレゼンテーション投票を予定

3. 飛翔賞受賞者発表 

  • 2024年度日本生物工学会飛翔賞受賞者による講演

参加申込

  • 締切:10月25日(金) →11月8日(金)に延長しました!  
  • 申込方法:下記フォームよりご登録ください。
    https://forms.gle/UvC1e2pZ3jG6gJba9

プログラム作成のため、学生の方には参加申込締切後にタイトルや概要を提出していただきます。あらかじめご承知おきください。

参加費

参加費は当日受付時にお支払いいただきます。

  • 学生:3,000円(税込)
  • 一般(大学教員・社会人):6,000円(税込)

※いずれも昼夕食代込

問合せ先

日本生物工学会東日本支部 第19回学生発表討論会
世話人 細川正人(早稲田大学大学院先進理工学研究科)
E-mail:

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Published by 支部:中部 on 14 9月 2024

《静岡大学食品・生物産業創出拠点事務局後援》">【中部支部主催】第10回CHUBU懇話会 《静岡大学食品・生物産業創出拠点事務局後援》

第10回CHUBU懇話会

日本生物工学会中部支部では、2024年11月29日(金曜日)に
第10回CHUBU懇話会を開催いたします。
(後援:静岡大学食品・生物産業創出拠点事務局)

講演会と貴重な工場見学(日本食品化工株式会社・富士工場)となっております。

皆様のご参加をお待ちいたしております。

開催概要


 

  • 主催: 公益社団法人日本生物工学会中部支部 
    後援:静岡大学食品・生物産業創出拠点事務局
     
  • 日時:2024年11月29日(金曜日) 13:00-17:00
     
  • 場所:日本食品化工株式会社富士工場
       静岡県富士市田島30(東海道新幹線新富士駅南口よりタクシー10分)
     
  • プログラム

講演会
13:00 はじめに(堀克敏 日本生物工学会中部支部長)

13:05-13:40
  「若返りの薬?!ニコチンアミドモノヌクレオチドと乳酸菌のコラボレーション」
   吉田信行(静岡大学学術院工究領域)

13:40-14:15
  「Festīnā lente (ゆっくり急げ):lente carbohydrateの未来」
   西村直道(静岡大学学術院農学領域)

14:15-14:25  休 憩

14:25-15:00
  「酵母の醸造特性・物質変換に着目したビールテイスト飲料の品質向上と商品開発
  (2024年農芸化学技術賞受賞)」
   谷川篤史(サッポロビール㈱ マーケティング本部商品・技術イノベーション部)

15:00-15:35
  「日本食品化工の糖化品開発」
   竹地 紀昭(日本食品化工 研究所研究一課)

15:35 おわりに(二又裕之 日本生物工学会中部副支部長)

企業見学
15:40-17:00 日本食品化工株式会社富士工場

懇親会
17:30-19:30 新富士駅周辺

  • 参加費

講演会 無料
懇親会 一般5000円、学生2000円 程度 ※当日会場にてお支払いください。

  • 参加登録

こちらからご登録ください → 参加登録サイトへ

  • 定員

   ​40名(定員になり次第締め切ります)

  • 問い合わせ先

   (担当委員)静岡大学グリーン科学技術研究所 二又裕之  Email  


 

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Published by 支部:中部 on 13 9月 2024

《日本農芸化学会中部支部共催》">【中部・九州支部】2024 Sakura-Bio Meeting (in Okinawa) 《日本農芸化学会中部支部共催》

2024 Sakura-Bio Meeting

日本生物工学会中部支部と九州支部では、2024年12月16日(月)~17日(火)に国際シンポジウム「2024 Sakura-Bio Meeting」を日本農芸化学会中部支部と共催で開催いたします。

発表分野は生物工学関連全般で、すべての発表は英語で行われます。

皆様のご参加をお待ちいたしております。

  • 日程:2024年12月16日(月)-17日(火)
  • Date: 2024.12.16 (Mon) – 17 (Tue)
     
  • 会場:
    沖縄科学技術大学院大学(OIST) カンファレンスセンター
    (〒904-0495 沖縄県国頭郡恩納村字谷茶1919-1 )
     https://www.oist.jp/ja   
             
  • Place: 
    Okinawa Institute of Science and Technology Conference Center 
    (1919-1 Tancha, Onna-son, Kunigami-gun Okinawa, Japan 904-0495)
     
  • 使用言語(Language):英語(English)
     
  • プログラム(Program):
    ⇒プログラムはこちら(Click here for the program)
     
  • 参加費(Participating fee):

一般 (General) 5,000 yen、学生 (Student) 3,000 yen 
(税込み・交流会費込み including networking tax and event fee)

16日の農芸化学中部支部例会ならびに17日の口頭発表などを
webでご視聴される場合は、参加費無料です。
Free to join oral presentations on Dec 16 and Dec 17 online.
 

  • 参加申込 (Registration for on-site participation)

⇒参加登録はこちら

事前参加申込締切:11月4日(月)12:00
Registration deadline: November 4 (Mon), 12:00

事前参加申込締切(延長しました):11月11日(月)12:00
Registration deadline (Extended) : November 11 (Mon), 12:00

口頭およびポスター発表は、オンサイトのみになります。
Only on-site oral and poster presentations are available.
 

♦発表要旨締切:12月1日(日) 12:00
Abstract submission deadline: December 1 (Sun), 12:00
⇒要旨のテンプレートはこちら(Abstract Template)word
 

♦Web参加締切:12月8日(日)
Registration for online participation: December 8 (Sun)
 

  • お問合せ(Contact):

♦日本農芸化学会中部支部第200回例会に関して (about Chubu branch in JSBBA):
矢部 富雄(岐阜大学応用生物科学部)
〒501-1193 岐阜市柳戸1-1 岐阜大学応用生物科学部
E-mail:

♦2024 Sakura-Bio Meeting in OKINAWAへの参加・発表について(about Chubu branch in SBJ):
E-mail:


 

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Published by 学会事務局 on 11 9月 2024

第76回日本生物工学会大会終了および次年度大会のお知らせ

第76回日本生物工学会大会(2024)は、盛会のうち終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。
来年は、以下の通り、第77回日本生物工学会大会(2025)が開催されます。

【会期】 2025年9月10日(水)~12日(金)
【会場】 広島工業大学 五日市キャンパス

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

Published by 学会事務局 on 07 9月 2024

【JBB】Vol. 138, No. 4(2024年10月号)オンライン公開

Journal of Bioscience and Bioengineering(JBB)のVol. 138, No. 4(2024年10月号)をScienceDirectで公開しました。

JBB会員用アクセスの利用方法

日本生物工学会の個人会員(正会員・学生会員・海外会員)は、Journal of Bioscience and Bioengineering および前身誌(Vol. 64, 1986年以降)のオンラインジャーナルに無料でアクセスすることができます。
⇒詳しくはこちら

  • 会員用アクセスのPasswordをお忘れの場合:
    ⇒詳しくはこちら
     
  • 登録したメールアドレスが不明でパスワードのリセットができない場合:
    Webフォーム(日本語可)よりElsevierのScienceDirectサポートセンターにお問合せください。ご連絡の際には、ジャーナル名、 学会名、会員番号をお知らせください。

ScienceDirect 最新号アラートの設定方法  

ScienceDirectでユーザー登録をするとJBBの最新号アラート(掲載記事へのリンク付き目次)をメールで受信することができます。
⇒詳しくはこちら
  

►JBBのTopページへ

Published by 学会事務局 on 31 8月 2024

【協賛行事】JBA “未来へのバイオ技術” 勉強会 「超高齢化社会を支える人に優しい製剤デザイン」

  • 開催日時:2024年9月25日(水) 14:00~16:20
     
  • 開催形式:Zoom配信(定員500名)
     
  • 詳細URL: https://www.jba.or.jp/event/post_198/
     
  • 参加費:無料(※事前参加申込制)
     
  • 申込締切:2024年9月23日(月)
     
  • 問合せ先:
    一般財団法人 バイオインダストリー協会 
    担当:矢田、橋本、岸本、北嶋
    E-mail:
    https://www.jba.or.jp/

Published by 学会事務局 on 29 8月 2024

【公募】JST-NBDC事業推進室 主任専門員/専門員(システム担当)

  • 募集人員: 主任専門員又は専門員 1名
     
  • 応募資格:大学卒以上

    <必須要件>
    データベース開発の支援もしくは運用・管理のマネジメント経験を有すること。LinuxやWindowsサーバにおいて運用・管理に必要な作業や対応ができること。
    日常業務の遂行に必要な社会的知識・技能、コミュニケーションスキルがあり、現場のポリシーやルールに理解を示し、機構内外の関係者等と緊密な連携を取りつつ、チームメンバーと協調して業務を遂行することができること。

    <より望ましい要件>
    生命科学系分野や医学系分野のデータベース開発の支援もしくは運用・管理のマネジメント経験を有すること。
    複数のプログラミング言語によるプログラム経験があること。
    Elasticsearchを用いたシステム開発経験もしくはElasticsearchについての豊富な知識があること。
     
  • 詳細URL: https://biosciencedbc.jp/about-us/jobs/20240820-02.html
    事業の関連URL: https://biosciencedbc.jp/
     
  • 着任時期:2024年9月1日以降(応相談)
     
  • 応募締切:随時(随時選考し、適任者が決まり次第締め切ります)
     
  • 問合せ先:
    国立研究開発法人科学技術振興機構
    情報基盤事業部 NBDC事業推進室
    担当:川口 貴史
    TEL:03-5214-8491
    E-mail:

Published by 部会:メタボロミクス on 28 8月 2024

【研究部会】メタボロミクス技術講習会2024(応募しめきりました)

メタボロミクス講習会2024

日本生物工学会メタボロミクス研究部会主催

オームサイエンスの一つとして注目されているメタボロミクスについて理解を深めていただき、実際にメタボロミクスを実施していただけるための技術の習得を目的として下記の講習会を開催させていただきます.

多数の応募ありがとうございました
 

  • 日時:2024年11月25日(月)~ 11月27日(水)
     
  • 場所:大阪大学生物工学国際交流センター
       (大阪大学吹田キャンパス内)β棟3階セミナー室
     
  • 講習内容(予定):

♦11月25日(月)(第1日)
午後
イントロダクション(福崎):メタボロミクス概要
講義:GC/MSと多変量解析

♦11月26日(火)(第2日)
午前
実習:GC/MSを用いたサンプル分析

午後
実習:GC/MSデータの多変量解析


♦11月27日(水)(第3日)
午前
講義(新間):見えないものを見るイメージングMS
実習:イメージングMSを用いたサンプル分析

午後
ラウンドテーブルディスカッション、総括

終了予定 17:00頃


福崎英一郎
日本生物工学会メタボロミクス研究部会代表
大阪大学工学研究科生物工学専攻教授
 

⇒メタボロミクス研究部会Topへ




Published by 学会事務局 on 25 8月 2024

【生物工学会誌】第102巻 第8号(2024年8月号)オンライン公開

生物工学会誌第102巻第8号(2024年8月号)をオンライン公開しました。⇒生物工学会誌第102巻第8号

►生物工学会誌Top

Published by 学会事務局 on 25 8月 2024

【随縁随意】中高温微生物学のすすめ – 阿座上 弘行

生物生物工学会誌 第102巻 第8号
阿座上 弘行

本誌第102巻第2号のBranch Spirit 1)でも触れましたが、筆者は2年前から山口大学の中高温微生物研究センターのセンター長をしています。皆さん、中高温微生物についてどのようなイメージをお持ちでしょうか?筆者らは通常の至適温度で生育する常温菌よりも5–10 °C高温で生育可能な微生物、すなわち概ね40–50 °Cで生育する微生物、あるいはその温度帯に対して耐性を持つ微生物が新規な微生物の一群を形成していることを見つけ、「中高温微生物」と名付けて、その研究を続けてきました。これまで多くの研究者は、常温菌以外では好冷菌や好熱菌、超好熱細菌などいわゆる極限環境微生物に注目してきました。本センターは、長年にわたる東南アジアの研究者との広範な共同研究・研究交流によって、熱帯環境から、我々ヒトの生活に密接に関わっている常温性の発酵・環境・病原微生物でありながら耐熱性や微好熱性を有する微生物を分離・蓄積し、日本でも有数なライブラリーを整備してきました。

本センターは、これらの「中高温微生物」群の至適温度特性を発酵の冷却コストの低減に応用する研究などを世界に先駆けて進めてきました。それと並行して、この特性のメカニズムについて基礎的・基盤的研究を進め、耐熱性細菌から「耐熱性遺伝子」群を発見するとともに、耐熱性酵母の中に高温において独自の代謝戦略をとるものがいることを見いだしました。したがって、「中高温微生物」が有する5–10 °C高温での増殖能は、熱帯環境で獲得された特別な生存戦略であると言えます。このように、「中高温微生物」はそのゲノムに常温菌とは異なる「環境適応」のための独特の分子メカニズムを獲得しており、これが「中高温微生物」の「耐熱性」の要因であることが明らかになってきました。非常に高温であった原始地球が次第に冷えてきたことで繁栄してきた常温菌が、熱帯環境に適応するために獲得した耐熱性とその要因である環境適応分子メカニズムは科学的に非常に興味深いものです。

しかし、常温菌の中には短期間での大幅な地球温暖化に適応できないものもいることが予想され、それらの淘汰は物質循環に悪影響を及ぼす可能性が危惧されています。したがって、これまでの進化の過程で「中高温微生物」が環境に適応してそのゲノム配列に刻んできた「環境適応能力」の利用をはじめ、人類にとってこれからきわめて重要となる「中高温」温度域での微生物研究の進展が注目されます。さまざまな分野で、その「環境適応能力」を基礎科学的に解明していきながら、「中高温微生物」研究で解明された知見を含めて広範な基礎科学分フィードバックすると同時に、応用科学分野にも利用していくことが期待できます。それ故、「中高温微生物」が持つ「環境適応能力」由来のさまざまな機能の解明やその利活用について、従来の微生物科学の領域に留まらない、新たな、かつ独自の研究領域の開拓が求められています。

当センターでは。東南アジアの熱帯環境から、発酵・環境・病原微生物を採集・分離・整理・保存・蓄積し、2,800株の耐熱性微生物を含む中高温微生物カルチャーコレクションを整備してきました。さらに、長年交流のあるタイのカセサート大学のバイオダイバーシティセンターと協力し、カセサート大学が保有する2,000株以上の熱帯性環境微生物を含むカルチャーコレクションの相互利用などが行えるシステムを構築してきました。現在、お互いのコレクションの情報をデータベース化することで、カルチャーコレクションとそのデータをONE-STOPで一体的に利用できるように整備を進めています。皆様のご研究に是非当センターの中高温微生物リソースをご活用ください。

また、近年、当センターでは、奈良先端科学技術大学院大学とMTA契約を締結して、森浩禎先生(奈良先端科学技術大学院大学名誉教授・現当センター客員教授)が作成された大腸菌網羅的解析リソース(KeioコレクションやASKAライブラリー、ASKAバーコード欠損株コレクションなどを含む)の保管・管理も始め、企業などを含めた研究機関への分譲体制も整えました。こちらのリソースの利用をご希望の場合も是非ご連絡ください。

1) 阿座上弘行:生物工学会誌,102, 86 (2024)


著者紹介 山口大学 大学研究推進機構 中高温微生物研究センター(教授)

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

Published by 学会事務局 on 23 8月 2024

生物工学会誌 – 102巻8号

タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGEへのリンクとなっております。(2024年8月25日公開)

►生物工学会誌Top

 

※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。

Published by 学会事務局 on 21 8月 2024

【公募】電力中央研究所 任期なし研究員(放射性廃棄物処分における地下微生物の影響解明)

  • 募集人員: 任期なし研究員
     
  • 分野:サステナブルシステム研究本部 生物・環境化学研究部門
     
  • 詳細URL:https://mypage.111.i-web.jpn.com/criepi/bosyu/career/search/detail.html?no=67
     
  • 応募締切:決定次第募集終了
     
  • 問合せ先:
    一般財団法人 電力中央研究所
    総務グループ 採用担当
    E-mail:

Published by 学会事務局 on 19 8月 2024

【若手会】2024年度 生物工学若手研究者の集い 夏のセミナー活動報告

2024年度の生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナーは、7月13日(土)〜7月14日(日)に、北海道富良野市・ハイランドふらのにて開催されました。 ⇒開催報告はこちら

Published by 若手会 on 19 8月 2024

2024年 若手会夏のセミナー 富良野 開催報告

 2024年度の生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナーは、7月13日(土)〜7月14日(日)に、北海道富良野市・ハイランドふらのにて開催しました。おかげさまをもちまして全国から89名(一般43名、学生46名)に御参加をいただき、3件の招待講演、53件のポスター発表、4件の企業セミナー、23件のキャリアパスに関するワークショップおよびグループワークを行いました。

 

【初日】 

セミナー開始前に中富良野町のワイナリー”DOMAINE RAISON”に集い、ワイナリー見学とともに顔合わせを行いました。ぶどう畑やワイン製造工程の説明をしていただきました。また、ワインの試飲会では、世にも珍しいオレンジ色のワインや、非常に糖度が高いデザートワインなど、豊富な種類のワインを試飲することができ、緊張感を和らげてセミナーのスタートを迎えられました。

開会式

若手会会長の蟹江先生(近畿大学)から開会のご挨拶いただきました。

引き続き、実行委員長の佐藤より謝辞および本セミナーの趣旨説明を致しました。

企業セミナー

初日・2日目の企業セミナーでは、各日2名の方にご講演いただきました。研究内容だけではなく、ご自身のキャリアの中で体験した、他ではなかなか聞けない貴重なお話をしていただきました。

企業セミナー1

『島津製作所質量分析装置最新情報 〜新製品三役そろい踏み〜』

谷口百優 様(株式会社島津製作所)

谷口様には、最新の分析装置のご紹介とともに、自身の経験をもとにした若手研究者のキャリアパスについて講演していただきました。日々の研究で実際に島津製作所の分析装置を使用されている方が会場にも多くいらっしゃり、新鮮で参考になるお話だったのではないしょうか。

 

企業セミナー2

『千代田化工建設株式会社紹介、バイオ分野での技術開発の取り組み』

田畑 一巌 様(千代田化工建設株式会社)

微生物や植物を利用した生産プロセスにおいて、アカデミアで得られたラボスケールの研究をスケールアップして社会実装するための支援を実施されていることを中心にご発表いただきました。生物工学会と親和性の高い取り組みで、共同研究の発展などが期待できそうに感じました。

 

招待講演

 講演会では、北海道に相応しい3名の方に招待講演を行っていただきました。北海道という土地ならではの「研究」と「キャリア」、そして「情熱」について知ることができ、多くの聴講者にとって新鮮なお話しだったのではないでしょうか。


招待講演1『雪と氷の世界に生きる微生物たちの謎に迫る-南極・北極・高山での経験から-』

中井亮佑 先生(産業技術総合研究所 生物プロセス研究部門) 

極限フィールドで暮らす生物の研究成果とともに、極限フィールドでの活動の大変さ、新しい発見の面白さについてご説明いただきました。発表では「南極コケ坊主」と「阿寒湖のマリモ」に関する内容が取り上げられ、それぞれの生物と共生する微生物のユニークさに驚かされました。まだまだ新規性の高い微生物が発見できるだろうという期待感でワクワクが止まりませんでした。これからの研究の発展に期待したいと思います。

 

招待講演2『ビール会社の育種家が語る、作物および天然素材としてのホップの面白さ』

鯉江弘一朗 先生(サッポロビール株式会社 原料開発研究所)

 サッポロビール株式会社の原料開発研究所で原料の研究・生産に関わってきた鯉江先生にご講演いただきました。今回の発表では、「ホップ」に焦点を当て、サッポロビールが誇る品種特異性や栽培技術の紹介、そしてその中で誕生した「ソラチエース」や「フラノマジカル」という日本を代表するホップ品種の誕生秘話などをご講演いただきました。質疑応答では普段聞くことができないビール原料生産者の視点を知ることができました。

 

ポスター発表

53件のポスター発表が実施されました。各ポスター前で激しい議論が飛び交い、濃密な時間を過ごすことができました。

夕食

ホタテやサーモン等の刺身や、蟹、デザートには富良野メロンを食べて、英気を養いました。

懇親会

招待講演3『クラフトビールの大地、北海道』

坂巻紀久雄 先生(Maltheads 店主/ビアジャーナリスト/ビア検 1 級)

懇親会の冒頭に、「日本ビール検定1級」や「ビアテイスター」などの資格を持つ坂巻先生にクラフトビールの歴史や飲み方についてご講演していただきました。特に聴講した先生方からは大きな歓声が湧き、学生も目を輝かせて話を拝聴しておりました。クラフトビールの歴史と飲み方を理解したうえで飲んだサッポロビールの「ソラチエース」は格別でした。

 

懇親会の中では、「未来の教員と学生の絆を築く:コミュニケーションとネットワーキングの新戦略」というタイトルのもと、研究者同士のネットワーキングをいかにして加速させるかについて議論が行われました。各テーブルでの闊達な議論を通じて、実際に現場で役立つ多くのヒントや解決策が見つかったのではないでしょうか。

懇親会の様子

 

授賞式

ポスター発表の投票結果から各ポスター賞が授与されました。
 

最優秀賞(全員対象)

P. 19 内田和希:九州大学 大学院工学府

優秀賞(博士課程以下の学生対象)

P. 10 富士航至:北海道大学

P. 11 谷口赳夫:大阪大学

P. 20 上田帆高:北海道大学

P. 21 村山拳午:山梨大学

P. 30 高橋美郁:大阪公立大学

P. 33 中倉稜也:北見工業大学

P. 38 田中友樹:関西大学

P. 42 古閑友紀:九州大学大学院

P. 47 小坂唯心:京都大学

P. 48 佐々木守:北海道大学

敢闘賞(修士課程以下の学生対象)

P. 5  二ツ橋龍:名古屋大学

P. 26 岡澤空汰:北見工業大学

P. 40 井上義文:大阪公立大学

P. 52 伊関叶互:北海道大学

 

受賞者の皆様、おめでとうございます。

 

 

2日目

委員会企画 

実行委員の黒田恭平先生による挨拶の後、「若者のキャリアを導くベテランの心得:経験から学ぶ新たな自分」というテーマで、23名のアカデミア・企業の”ベテラン”社会人によるポスター発表を行いました。内容としては、研究とキャリアパスをキーワードに闊達な議論が行われ、学生とベテランが見事に融合した素晴らしい会になりました。学生からは「今後も開催してほしい」「ベテランの経験値ってすごい」などの意見が多く、ベテランからは「学生のマインドが知れて新しい発見があった」「学生と深い議論ができ今後の研究生活にも役立つ」などのポジティブな意見が目立ちました。

企業セミナー

企業セミナー3

『PreSens社の酵素計、アプリケーションの紹介』

濱谷 渉 様(三洋貿易株式会社)

非破壊式で非接触式の酸素計をご紹介いただきました。フラスコやディッシュに小さなセンサーチップをつけて外部から酸素濃度を測定することができる様子を動画でも見せていただきました。酸素量のモニタリングは細胞や微生物の代謝測定において、よく必要になる実験系であり、非常に魅力的な製品をご紹介いただきました。

 

企業セミナー4

『微生物試験受託サービス テクノスルガ・ラボについて』

吉田 雄一 様(株式会社テクノスルガ・ラボ)

MALDI TOF-MSでの微生物の同定、微生物群衆構造解析、新種提唱のための生理・生化学的性状解析、保存アンプル作製や保管管理といった、分類学的研究に必要な幅広い受託解析についてご紹介いただきました。また、分析を担当する社員の方々の経歴や成果に加えて、研究への思いについてご紹介いただき、アットホームで情熱的な社風を感じました。

学生企画『コロナを経た今、人材ネットワークを加速させるには?』


初めての試みとして行われた学生実行委員による企画では、学生実行委員が考えたテーマでポストイットディスカッションが行われました。開会の挨拶は学生実行委員の山田あずささんが担当し、参加者は9つのテーブルに分かれ、「研究室内での人間関係がうまく築けず孤立感を感じている」と「初めての学会参加で交流の方法が分からず疎外感を感じる」という2つのテーマについて話し合いました。
 各テーブルでは、学生委員が選抜したファシリテーターを中心に活発な議論が行われ、1分間の発表では独創的かつ斬新なアイデアが次々と紹介されました。これにより、ネットワーク構築の加速にふさわしい企画となりました。

さらに、それぞれのテーマで優秀な発表を行った3チームには、学生実行委員から表彰が行われました。敢闘賞のチームには「学生企画優秀アイデア賞」が、最も素晴らしい発表を行ったチームには「学生企画最優秀アイデア賞」が贈られ、それぞれのチームには景品も贈呈されました。

 

最優秀アイデア賞

 

吉田雄一:株式会社テクノスルガ・ラボ

渡辺淳:株式会社島津製作所

佐々木守:北海道大学

中倉稜也:北見工業大学

濵嶋梨紅:名城大学

長谷彩沙:九州大学

谷口赳夫:大阪大学

扇谷昌宏:旭川医科大学

濱本晋吾:エーエムアール株式会社

上田帆高:北海道大学

富士航至:北海道大学

釣上竜河:三重大学

梅原嘉宏:筑波大学

一色理乃:産業技術総合研究所

武輪能明:旭川医科大学

曽宮正晴:大阪大学

 

 

敢闘賞

 

立上陽平:味の素株式会社/希JAPAN株式会社

髙橋佑太:北海道大学

小林純怜:東京大学

内田和希:九州大学

三吉健太:大阪大学

TAN PEI YU :北見工業大学

黒田恭平:産業技術総合研究所

田島誉久:広島大学

井上雄介:旭川医科大学

 

閉会式

蟹江先生からご挨拶と若手会総会のご案内を頂きました。

次回夏のセミナー実行委員長の中谷先生(九州大学)から、ご挨拶をいただきました。

最後に佐藤実行委員長からお礼を申し上げ、閉会とさせていただきました。

閉会後、ラベンダー畑で集合写真を撮影しました。

 

本セミナーをご支援いただきました日本生物工学会(本部、北日本支部)、テルモ生命科学振興財団、中辻創智社、加藤記念バイオサイエンス振興財団、サントリー生命科学財団、ご協賛・ご寄附を頂きました多数の企業様に深く御礼申し上げます。また、ご多忙の中、講演をお引き受けくださいました講師の先生方、会場のお世話をしてくださいましたハイランドふらののスタッフの皆様、本セミナー開催の機会をくださりサポートくださいました若手会役員の先生方に心より感謝申し上げます。そして、全国よりお集まりいただきました参加者の皆様、誠にありがとうございました。本セミナーをきっかけに、皆様の交流の輪がさらに広がることを祈念しております。

 

来年も九州での夏のセミナーにてお会いしたいと思います。

 

生物工学若手研究者の集い夏のセミナー2024 実行委員一同 (五十音順)

 

生田 宗一郎 

一色 理乃(産総研・生物プロセス)  

扇谷 昌宏(旭川医科大・医・解剖) 

菊川 寛史(北海道大・工・応用化学) 

黒田 恭平(産総研・生物プロセス) 

兒島 孝明(名城大・農・生物資源) 

佐藤 康史(旭川医科大・先進医工学研究センター 実行委員長) 

鈴木 琢磨(大阪大・生物工学国際交流センター) 

高野 力(北海道大・工・環境循環) 

辻 雅晴(旭川高専・物質化学工学) 

蜂須賀 真一(北海道大・工・応用化学) 

堀之内 貴明(産総研・人工知能) 

 

【学生実行委員】 

小坂 唯心(京都大・農・D3) 

篠田 あかり(九州大・生物資源(現:ハンス・クノール研究所、マックス・プランク進

化人類学研究所)) 

橋本 真悟(岡山大・医歯薬・D4) 

村山 拳午(山梨大・医工農・D5) 

山田 あずさ(九州大・生物資源(現:九大農PD))

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♦関連記事:【研究部会】2024年度生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2024
 

⇒若手会Topへ

Published by 学会事務局 on 16 8月 2024

【JBB】Vol. 138, No. 3(2024年9月号)オンライン公開

Journal of Bioscience and Bioengineering(JBB)のVol. 138, No. 3(2024年9月号)をScienceDirectで公開しました。

JBB会員用アクセスの利用方法

日本生物工学会の個人会員(正会員・学生会員・海外会員)は、Journal of Bioscience and Bioengineering および前身誌(Vol. 64, 1986年以降)のオンラインジャーナルに無料でアクセスすることができます。
⇒詳しくはこちら

  • 会員用アクセスのPasswordをお忘れの場合:
    ⇒詳しくはこちら
     
  • 登録したメールアドレスが不明でパスワードのリセットができない場合:
    Webフォーム(日本語可)よりElsevierのScienceDirectサポートセンターにお問合せください。ご連絡の際には、ジャーナル名、 学会名、会員番号をお知らせください。

ScienceDirect 最新号アラートの設定方法  

ScienceDirectでユーザー登録をするとJBBの最新号アラート(掲載記事へのリンク付き目次)をメールで受信することができます。
⇒詳しくはこちら
  

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Published by 学会事務局 on 09 8月 2024

【共同企画】JASIS2024のご案内

会員各位

昨年に引き続き、JASIS2024(9月4日(水)~6日(金)幕張メッセ)において、一般社団法人日本分析機器工業会(JAIMA、所在地:〒101-0054東京都千代田区神田錦町2-5-16会長:足立 正之/株式会社堀場製作所 代表取締役社長)と第2回目の産学連携シンポジウムを開催いたします(9月5日(木)トピックスセミナー、9月6日(金)スクエア講演)。

さらにJASIS2024では、9月5日(木)イブニング企画として「JAIMA/日本生物工学会 共働・ピッチ・ネットワーキング」~生物工学と分析産業の間で「変革の種を見つける交流会」~と題し、はじめての産学連携ネットワーキング会議を実施します。

皆様のご参加をお待ちしております。⇒ポスター(2.4MB)pdfのダウンロードはこちら

JASIS2024 トピックスセミナー「生物工学における自動化の革新」

  • 日時:2024年9月5日(木)
     
  • 場所:幕張メッセ・国際会議場コンベンションホール
     
  • プログラム:

1. 「日本生物工学会の魅力とこれから」
  ……(座長兼司会):青柳 秀紀(筑波大学生命環境系・教授)

2. 「バイオ実験自動化の現状・課題・展望」
  ……堀之内 貴明(産業技術総合研究所 人工知能研究センター・主任研究員)

3. 「バイオ「実験」DXで挑む1細胞オミクス技術開発 2024」
  ……林 哲太郎(理化学研究所 生命機能科学研究センター バイオインフォマティクス研究開発チーム・技師)

【関連企画】JASIS2024 JASISスクエア講演

  • 日時:2024年9月6日(金)
     
  • 場所:幕張メッセ・展示会場内JASISスクエア
     
  • タイトル:メタボローム分析技術の最新動向と今後の課題
    馬場 健史(九州大学 生体防御医学研究所・教授)

【関連企画】JASIS2024 イブニング特別企画
JAIMA/日本生物工学会 共働ピッチ・ネットワーキング
 ~生物工学と分析産業の間で「変革の種を見つける交流会」~

  • 日時:2024年9月5日(木)18:00~20:00
     
  • 場所:会場:アパホテル幕張1F / TKP東京ベイ幕張ホール コッツウォルズ
     
  • 参加費:¥5,000 (事前申し込み制)


     
  • 開催趣旨・内容:
    分子生物学の進化を起点に世界のバイオビジネスが加速する中、タンパク質の生命科学には、多くの未踏領域が存在します。また、発酵を基盤とした日本の技術と産業は、歴史的に見ても世界的ポテンシャルを有し、変革への期待が高まっています。そこでJASIS2024では、 発酵の科学技術をベースに歴史ある活動を推進する日本生物工学会の協力を得て産学アライアンスを目指した、「変革の種を見つける交流会」を共働のピッチ・ネットワーキングとして開催いたします。

    交流会の構成は、前半に4名の講演者による、現状課題に対する明確な解決目的とそれを実現する基盤技術のプレゼンテーションいただき、後半は講演者との交流会による会話の場を提供する企画となります。

<ピッチャー・プレゼンターション>

  • 「多様化する自動化へのヒント:プロセスの柔軟性と固定化の事例から」
     ……若杉 健朗(ヤマト科学株式会社)、塩田晃久(エーエムアール株式会社)
     
  • 「超微量生体試料からの定量的マルチオミクス解析への挑戦」
     ……和泉 自泰(九州大学 生体防御医学研究所附属高深度オミクスサイエンスセンター) 
     
  • 「MAXS/EDT: 溶液中の抗体分子やウイルスベクター類の直接分子像観察」
     ……佐藤 孝(株式会社リガク) 
     
  • 「バイオものづくりプロセス開発におけるデータ取得・保管・解析・活用について」
     ……長森 英二(大阪工業大学工学部生命工学科 生物プロセス工学研究室)
     

本件に関するお問い合わせ先

一般社団法人日本分析機器工業会
担当:伊藤 憲治
TEL: 03-3292-0642(代)FAX: 03-3292-7157
E-mail:

Published by 学会事務局 on 07 8月 2024

【後援行事】GteXバイオモノづくり領域微生物中核チーム 公開シンポジウム 「社会課題解決に貢献する微生物研究」

  • 日時:2024年10月31日(木) 9:30~17:35
     
  • 会場:大阪大学吹田キャンパス銀杏会館3F 阪急電鉄・三和銀行ホール(定員250名、先着順)
     
  • 開催形式:ハイブリッド形式(対面形式・Web講演形式併用)
     
  • 詳細URL:https://sangyobio.jpn.org/?p=6027 
     
  • 参加費(要事前登録):無料
     
  • 事前参加登録締め切り:202年10月29日(火)
     
  • 問合せ先:
    JST革新的GX技術創出事業(GteX)
    バイオものづくり領域微生物中核チーム事務局 
    E-mail:

Published by 支部:西日本 on 05 8月 2024

【西日本支部】西日本支部大会2024(第7回講演会)

日本生物工学会西日本支部大会2024(第7回講演会)を下記の要領で開催しました。多くの方に参加いただきありがとうございました。

  • 日時:2024年11月16日(土)13:00~17:12
  • 場所:KDDI維新ホール~山口市産業交流拠点施設~
       (〒754-0041山口市小郡令和1丁目1−1)

       ポスター(PDF)のダウンロード

プログラム:会場案内を含む詳細を記載したPDFファイルはこちら

  • 11:30~12:30 支部役員会・評議員会
     
  • 13:00~14:10 授賞式と受賞講演

13:00~
第3回西日本支部若手研究者賞の授賞式と受賞講演
「微生物の温度適応機構の解明とその応用に向けて」 
 ……佐藤 悠(山口大・中高温微生物研究センター)

「植物病原細菌の感染における走化性分子機構の研究」 
 ……緋田 安希子(広島大院・統合生命)

13:40~
第18回生物工学功績賞受賞講演
「古くて新しいカーボンリサイクル発酵技術」
 ……中島田 豊(広島大院・統合生命)

  • 14:10~14:40 特別講演
    「生物工学会と醸造発酵」 
     ……秦 洋二(日本生物工学会会長・月桂冠(株))
     
  • 15:00~17:12 一般講演(発表9分,質疑応答2分,交代時間1分)
    ※液晶プロジェクターを用いて行います。PC(Macの方は接続アダプターも含めて)は講演者ご自身でご持参ください。接続はHDMI端子です。
     
  • 18:00~20:00 懇親会(Wedding Court EMILIA 山口市小郡高砂町1-1)

発表申込

  • 一般講演申込締切日 2024年10月4日(金)10月11日(金)締切りを延長しました。終了しました
    発表者メールアドレス、氏名、所属、演題名をご登録の上、お申し込みください。
  • 一般講演要旨締切日 2024年10月11日(金)
    講演要旨テンプレートをダウンロードし、注意書きに従って要旨を作成してください。

⇒一般講演要旨テンプレートはこちら
⇒受賞講演・特別講演要旨テンプレートはこちら

 作成後の要旨は受付メールアドレス()に添付ファイルで送信してください。メールタイトルは「西日本支部大会(第7回講演会)(発信者名)」としてください。

 なお,フォーム入力内容と要旨記載内容が異なっていても,発表者へ問い合わせて修正することは行わず,そのままプログラム,要旨集に掲載しますので,入力・記載内容を十分確認してください。


参加申込み

  • 大会参加登録締切日 2024年10月11日(金)終了しました
    参加費:一般・学生とも無料(事前参加登録が必要)
  • 懇親会参加申込締切日 2024年10月11日(金)終了しました
    懇親会参加費 一般6,000円,学生3,000円(ともに税込み)
    参加費は当日受付で徴収します。

問合せ先

山口大学大学院創成科学研究科(工学系学域)
赤田 倫治(大会実行委員長)
TEL:0836-85-9292 E-mail:

►西日本支部Topへ

Published by 学会事務局 on 04 8月 2024

【協賛行事】JBA “未来へのバイオ技術”勉強会「シン・育種法 Part2」

  • 日時: 2024年9月4日(水)14:00~16:30
     
  • 開催形式: Zoom配信 (定員500名)
     
  • URL: https://www.jba.or.jp/event/_part2/
     
  • 参加費:無料(※事前参加申込制)
     
  • 申込締切: 2024年9月2日(月)
     
  • 問合せ先:
    一般財団法人 バイオインダストリー協会 
    担当:矢田、岸本、橋本、北嶋
    E-mail:
    https://www.jba.or.jp/

Published by 学会事務局 on 02 8月 2024

【協賛行事】KISTEC教育講座「微生物発電が導く未来へのサステイナブル・バイオテクノロジー」

  • 日時:2024年10月4日(金)
     
  • 場所:かながわサイエンスパーク内 201会議室(川崎市高津区坂戸3-2-1 KSP内)
     
  • 詳細URL: https://www.kistec.jp/learn/microorganism
     
  • 受講料:30,000円(税・テキスト代込み)
     
  • 定員:15名
     
  • 問合せ先:
    地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)
    人材育成部 教育研修課 教育研修グループ
    TEL:044-819-2033

 

Published by 学会事務局 on 01 8月 2024

【協賛行事】JASIS2024

  • 日時:2024年9月4日(水)~9月6日(金)
     
  • 会場:幕張メッセ国際展示場(千葉市)
     
  • URL:https://www.jasis.jp/
     
  • 問合せ先:
    NTTハローダイヤル
    TEL:050-5542-8600(9:00〜20:00)


JASIS運営事務局(株式会社日経イベント・プロ)
担当〔冨田、森〕
TEL:03-6812-8690 (9:30~17:30 土・日・祝日を除く)
FAX:03-6812-8649
E-mail:

Published by 学会事務局 on 29 7月 2024

【年次大会】後期・当日参加登録受付中!

第76回日本生物工学会大会 (2024) の後期・当日参加登録を受け付けております。
⇒参加登録はこちらから

※後期・当日参加登録期間の支払方法は、オンラインカード決済のみです (当日受付での現金払い及びクレジット決済はできません)。予めご了承ください。⇒詳しくはこちら

Published by 学会事務局 on 29 7月 2024

【事務局より】夏季休業のお知らせ(8月13日~15日)

学会事務局は、下記の期間休業いたします。

休業期間: 2024年8月13日(火)~8月15日(木)

上記期間中にいただきました新規入会申込および投稿論文の受付は、8月16日(金)より順次対応いたしますのでご了承ください。

Published by 若手会 on 29 7月 2024

【研究部会】2024年度生物工学若手研究者の集い(若手会)総会・交流会

第76回日本生物工学会大会の初日に生物工学若手研究者の集い(若手会)の総会・交流会を開催します。皆様どうぞご参加ください。

  • 日時:2024年9月8日(日)18:30~ 20:30
  • 会場:東京工業大学 大岡山キャンパス つばめテラス(西5号館食堂)
  • プログラム:

           18:30~18:40 若手会総会
           18:40〜20:30 若手会交流会

  • 会費:
    【事前振込み】一般 3,000円,学生 1,000円(税込)
    【当日払い】 一般 4,000円,学生 2,000円(税込)当日受付にてお支払いください。
       
  • 大いに盛り上がり、無事に大成功を収めました!当日の様子をちょっとだけ↓
  • 来年もぜひご参加をお待ちしています!

 

最初に大事なこと言います 「来年の夏のセミナーは福岡ばい!」

夏のセミナー2025、詳細はこちら!!!

【研究部会】生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2025《協賛募集中!》

 

役員の挨拶は短めに、

「乾杯!」

 

交流会の様子1

 

交流会の様子2

 

 

 

学会1日目お疲れ様でした!

 

 

 

Published by 学会事務局 on 28 7月 2024

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Published by 学会事務局 on 26 7月 2024

【協賛行事】24-2エコマテリアル研究会 「環境調和型高分子材料の設計と開発」

  • 日時 : 2024年10月11日(金)13:00~16:45
     
  • 会場:京都工芸繊維大学 60周年記念館1階記念ホール(京都市左京区松ケ崎正田町19)
     
  • 詳細URL: https://member.spsj.or.jp/event/index.php?id=614
     
  • 問合せ先:
    〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F 
    公益社団法人 高分子学会 エコマテリアル研究会係
    TEL: 03-5540-3771  FAX: 03-5540-3737

Published by 学会事務局 on 25 7月 2024

【後援行事】日本動物実験代替法学会 第37回大会「動物実験代替法の新たな潮流と社会実装への取り組み」

  • 会期:2024年11月29日(金)~12月1日(日)
     
  • 会場:ライトキューブ宇都宮(栃木県宇都宮市宮みらい1-20)
     
  • URL:https://jsaae37.secand.net/index.html
     
  • 運営事務局:
    株式会社コーエィ・エージェンシー
    〒370-0845
    群馬県高崎市新後閑町4-2
    TEL:027-323-7417
    FAX:027-325-9564
    E-mail:

Published by 学会事務局 on 25 7月 2024

【協賛行事】連合年会2024(第37回日本イオン交換研究発表会・第43回溶媒抽出討論会)

  • 会期:2024年10月31日(木)~11月1日(金)
     
  • 場所:水戸市民会館(茨城県水戸市泉町1丁目7番1)
     
  • 詳細URL:http://www.solventextraction.gr.jp/symposium/00top.html
     
  • 講演申込締切日:2024年8月30日(金)17:00
     
  • 講演要旨締切日:2024年10月4日(金)17:00
     
  • 参加予約締切日:2024年9月20日(金)17:00(予約外は開催当日に受付でお申し込みください)
     
  • 問合せ先:
    大橋朗(連合年会2024実行委員長/溶媒抽出討論会実行委員長)
    Tel:029-228-8704 E-mail:     

    鈴木達也(イオン交換研究発表会実行委員長)
    Tel : 0258-47-9692 E-mail :                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       

Published by 学会事務局 on 25 7月 2024

【後援行事】第24回 生体触媒化学シンポジウム in 岐阜

  • 会期:2024年10月31日(木)(11:00開始予定)〜11月1日(金)(17:00終了予定)
     
  • 会場:みんなの森 ぎふメディアコスモス(岐阜県岐阜市司町40番地5)
     
  • URL: https://4hmpq7ht26.wixsite.com/sbcj-24thgifu
     
  • 問合せ先:
    第24回生体触媒化学シンポジウム in 岐阜
    ​満倉 浩一(岐阜大学工学部化学・生命工学科)
    E-mail:

 

Published by 学会事務局 on 25 7月 2024

《学会推薦》">【学術賞】第14回(2025年度)三島海雲学術賞(自然科学部門)《学会推薦》

日本生物工学会では、第14回(2024年度)三島海雲学術賞について本会からの推薦候補者を募集しています。三島海雲学術賞の応募に際し、学会長による推薦を希望する方は、学会授賞係()にお問い合わせください。応募書類は、2024年9月13日(金)までに本学会授賞係宛( )に電子ファイルにてご送付下さい。

推薦に関する詳細については、三島海雲記念財団のホームページをご覧下さい。
https://www.mishima-kaiun.or.jp/

  • 目的:自然科学及び人文科学の学術研究領域において、とりわけ、創造性に富み優れた研究能力を有する若手研究者を顕彰し、その研究の発展を支援してゆくこと。
     
  • 対象分野(自然科学部門):「食の科学」に関する研究:食品素材、製造・加工・調理、発酵・微生物利用、栄養・嗜好・生理機能、食の安全、疾病予防などに係る研究
     
  • 候補者資格: 国内外の学術誌などに公表された論文、著書、その他の研究業績により独創的で発展性のある顕著な業績をあげている者で、45歳未満(2025年4月1日現在)、日本在住の研究者(国籍不問)および海外在住の日本人研究者(日本国籍を有する者)
     
  • 賞の内容:賞状ならびに副賞(1件当たり300万円)2件以内
     
  • 本会への書類提出締切日時:2024年9月13日(金)17:00
     
  • 問合せ先・応募書類(電子フォーマット)送付先:
    日本生物工学会授賞係 E-mail:

►研究助成・学術賞Topへ

Published by 学会事務局 on 25 7月 2024

【生物工学会誌】第102巻 第7号(2024年7月号)オンライン公開

生物工学会誌第102巻第7号(2024年7月号)をオンライン公開しました。⇒生物工学会誌第102巻第7号

►生物工学会誌Top

Published by 学会事務局 on 25 7月 2024

【随縁随意】バイオコンビナートは実現したか?– 上田 誠

生物生物工学会誌 第102巻 第7号
上田 誠

40年ほど昔、大学院博士前期課程1年だった私は、和文の学術誌で「バイオコンビナート」に関するコラムを読んだ。記事は、バイオテクノロジーの飛躍的な発展により、バイオマスを原料とした微生物によるエネルギー物質や化学品を製造するバイオコンビナートが将来実現するかもしれない、といった内容であった。

1980年代は組換えDNA技術が農学や工学系の大学や企業の研究室で普及し、大腸菌での有用タンパク質の異種発現など生物機能の改変や向上が注目されていた。そのコラムにおいても、華々しい生物工学の進歩により、供給に不安のある原油を原料(第二次オイルショック後であった)とする石油化学コンビナート(オイルリファイナリー)から再生可能なバイオマスを原料としたバイオリファイナリーへの原料転換の期待を込めたのであろう。私の修論テーマは「有機溶媒中の微生物反応」で、ヘキサンなどの有機溶媒中で水に混和しない脂溶性の物質の微生物変換を研究室で試行錯誤していた。リパーゼなどの加水分解酵素は有機溶媒存在下でも活性を示し、反応平衡をコントロールしたエステル合成やエステル交換といった産業利用例も後に開発されることになるが、多くのタンパク質を生理的でない疎水環境下で機能させるのは難しい課題であった。この経験から、生体中の多様な酵素を制御し、効率よく物質生産するバイオコンビナートの実現は難題だろうと学生ながら感じた。

博士前期課程修了で企業に就職することを決め、2年の春に三菱化成(現三菱ケミカル)の採用面接を受けた。面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれたので、「将来、バイオコンビナートは実現するのでしょうか」と技術系面接官に尋ねた。「そりゃ無理だな…」と即答いただいたことが印象深く今でも覚えているが、その時、私は遠い未来への課題が自分に示された気がした。バイオコンビナートの実現に自分がどの程度貢献できるか予測できないが、少なくともバイオ関係の業務に就き「バイオものづくり」技術の進展を確認(ウオッチング)していくことを決めた。その後、私は、企業研究者からアカデミアに転職し、次代を担う人材育成が主なミッションとなったが、バイオプロセスに関する技術をウオッチングできる立場を継続している。

さて、この40年間でバイオコンビナートは実現したか? 1990年代のタンパク質の進化工学、2000年近くからの代謝工学、近年の生成AIを用いたタンパク質の設計など多くの要素技術は進歩しているが、代謝ルートを設計し、精密かつ柔軟な制御により微生物を望む状態で機能させることは現在でも難しい。日本の工業地帯は相変わらず石油化学コンビナートの風景だが、世界的にはバイオエタノールやバイオプラスチックの製造などのバイオリファイナリーが実現していることを前向きに受け止めたい(日本の貢献が少ないことが気になるが)。研究の進め方も大きく変わってきた。バイオプロセスでの微生物の育種というと個人的には斬新なアイディア、および粘りと頑張りの古いイメージがあるが、2000年以降のバイオプロセス開発においては、国家的な戦略と資本投下により先端技術を持つ技術者集団がロボティクスを活用してスマートセルを構築し、事業化を推進する時代となり、大学の研究室や企業が単独で技術開発できるレベルを超えている。

日本政府はスタートアップ人材の育成に力を入れている。私が所属する小山高専でも2023年度にスタートアップ教育環境整備事業に取り組み、学生が自由に活動できる起業家工房(試作スペース)と起業家マインドを熟成する教育プログラムを整備し運用を開始した。社会のニーズと政治・経済的な支援があり、社会的な課題にアプローチし解決のため行動する優れた人材により、バイオものづくり(=バイオコンビナート)が実現していくことと、日本生物工学会には、優れた若手が活躍できる社会的な雰囲気を醸す役割を期待したい。


著者紹介 
京都大学 大学院農学研究科 産業微生物学講座(産学共同講座)(客員教授)
小山工業高等専門学校 物質工学科(嘱託教授)

 

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

Published by 学会事務局 on 25 7月 2024

生物工学会誌 – 102巻7号

タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGEへのリンクとなっております。

お詫びと訂正

『生物工学会誌』102巻7号(2024年7月25日発行)」に以下の誤りがありました。
謹んでお詫び申し上げるとともに、下記の通り、訂正させていただきます。なお、当サイトでは修正済みPDFを公開しています。

事務局より 第76回日本生物工学会大会(参加案内)(pp. 367-381)
p. 371 「シンポジウム」(9月9日午前 O会場)
【誤】本館・M-78
【正】本館・M-178

►生物工学会誌Top

 

※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。

Published by 支部:九州 on 19 7月 2024

【九州支部】第30回九州支部宮崎大会(2024)・公開シンポジウム

第30回日本生物工学会九州支部宮崎大会および公開シンポジウム・懇親会を下記の要領で開催します。多数のご参加をお待ち申し上げます。九州支部以外の会員からの申込みも歓迎します。

  • 日時:
    <公開シンポジウム> 2024年11月30日(土)13:30~16:30
    <懇親会>  2024年11月30日(土)17:30 開場​
    <支部大会> 2024年12月1日(日)9:00~17:00
  • 場所:
    <公開シンポジウム>宮崎観光ホテル東館3階 緋燿の間(宮崎市松山1-1-1)
    <懇親会> 宮崎観光ホテル 一木一草
    <支部大会> 宮崎大学木花キャンパス(宮崎市学園木花台西1-1)
      
  • ​公開シンポジウム「生物工学研究あれこれ」宮崎観光ホテル東館3階  11月30日(土)13:30~16:30
    ⇒ポスター(PDF)はこちらpdf
    微生物の物質変換能をいかに理解し活用するか -発酵・微生物変換・酵素変換への展開-
     ……… (京都大学大学院農学研究科)小川 順
    従来の微生物培養法の特性と微生物ダークマタ
     ……… (筑波大学生命環境系)青柳秀紀
    日本ワインの魅力を探る・活かす
     ……… ((公財)日本醸造協会)後藤奈美
     
  • 一般講演 
    B会場(農学部講義棟L203室)14:30~16:39
    C会場(農学部講義棟L202室) 9:30~11:52,14:30~16:39
  • 学生賞審査講演 
    博士の部 A会場(農学部講義棟L205室)9:30~10:33
    修士の部 A会場(農学部講義棟L205室)10:34~11:37,14:30~16:21
         B会場(農学部講義棟L203室)9:30~11:37

一般講演・学生賞審査講演のプログラムはこちら
 

  • 評議員会 評議員会室(農学部第一会議室)12:00~13:0
  • 特別講演会 農学部講義棟L204室13:10~14:20 日本生物工学会会長 秦 洋二
  • 学生賞授与式 農学部L204室(特別講演会場)17:00~17:30
    ※学生賞へエントリーした方はご参加ください.
     
  • 参加申込先: 支部大会・懇親会の参加申込は終了しました
     
  • 参加費:                                     
    <公開シンポジウム> 無料
    <懇親会> 一般6,000円,学生3,000円(税込,事前に口座振込にてお支払いください)
    <支部大会> 一般2,000円,学生1,000円(税込,事前に口座振込にてお支払いください)
     
  • 事前参加登録・事前振込締切日:
    支部大会・懇親会の参加申込締切:11月16日(土) 支部大会・懇親会の参加申込は終了しました
    事前振込締切日:2024年11月22日(金)
  • 振込先:
    金融機関名:ゆうちょ銀行(銀行コード 9900),支店名:七〇八(店番号 708)
    口座種類:普通,口座番号:2045965
        (ゆうちょ銀行からの振替の場合,記号17080,番号20459651)
    口座名義:シヤ)ニッホ゜ンセイフ゛ツコウカ゛クカイキュウシュウシフ゛
        (日本生物工学会九州支部実行委員会 会計 井上謙吾)
    ※振込依頼人の入力項目には,申込者の氏名をフルネームで記入してください.
     振込手数料は申込者自身でご負担願います.

演題募集(支部大会)

講演登録受付は終了しました

大会プログラムを公開しました

  ⇒プログラムページへ


担当:清 啓自 E-mail: kiyoshi.keiji.p8@cc.miyazaki-u.ac.jp

(注)一般講演は一人一題のみで,複数の講演はできません.また,すべての講演は液晶プロジェクターを用いて行う予定です.PC(接続アダプターも含めて)は講演者ご自身でご持参下さい.接続はHDMI端子です.なお,PCを持参できない場合は,その旨をあらかじめお知らせください.
 

 

  • 問合せ先
    889-2192 宮崎市学園木花台西1-1
    宮崎大学農学部微生物機能開発学研究室
    日本生物工学会九州支部宮崎大会実行委員長 吉田ナオト
    E-mail:

 

►九州支部Topへ

Published by 支部:中部 on 17 7月 2024

【中部支部】2024年度中部支部例会・中部支部30周年記念講演会

日程:2024年8月9日(金) 13:00~17:30
会場:名古屋会議室 プライムセントラルタワー名古屋駅前店13階 第1・第2会議室

《2024年日本生物工学会 中部支部例会》*敬称略

  • 13:00 
    開会挨拶
     ……堀 克敏(名古屋大学大学院工学研究科、現中部支部長)
     
  • 13:05~13:35
    招待講演
     ……吉本 将悟(名古屋大学大学院工学研究科)
       「細菌接着タンパク質AtaAの分子解析と小型化」
     
  • 13:35~15:05
    若手講演
    ……菅野 美月(静岡大学創造科学技術大学院)
    ……井上 翔理(名古屋大学大学院工学研究科)
    ……小河 優玖(名古屋大学大学院工学研究科)
    ……多賀 匠(名古屋大学大学院創薬科学研究科)
    ……二ツ橋 龍(名古屋大学大学院工学研究科)
    ……HOANG Anh Tung(名古屋大学大学院生命農学研究科)
     
  • 15:05~15:20  休憩(15分)

《中部支部30周年記念講演会》*敬称略

  • 15:20~15:25
    開会挨拶
     ……堀 克敏(名古屋大学大学院工学研究科、現中部支部長)

    開会にあたって
     ……秦 洋二(月桂冠・第24代日本生物工学会会長)
     
  • 15:25~16:05
    基調講演
     ……高木 昌宏(北陸先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科、第22代日本生物工学会会長)
             「ボトムアップ時代の産学連携」
     
  • 16:05~16:45
    特別講演
     ……本多 裕之(名古屋大学大学院工学研究科、第10代目支部長)
       「生理活性ペプチドを知る、つくる、使う」
     
  • 16:45~17:25
    特別講演
     ……堀 克敏(名古屋大学大学院工学研究科、第16代目支部長)
       「生物工学者として何を残すか?支部30年と重なる自身の研究人生30年の節目に立って」
     
  • 17:25~17:30
    ご挨拶と講評
     ……青柳 秀紀(筑波大学生命環境系/微生物サステイナビリティ研究センター、第24代日本生物工学会副会長)
     
  • 17:30
    閉会挨拶
     ……二又 裕之(静岡大学大学院工学研究科、現中部支部副支部長)
     
  • 17:35 会場移動 : 祝賀会会場 同フロア別会場へ(第14会議室)
     

《中部支部30周年記念祝賀会》*敬称略

日時:2024年8月9日(金)18:00~20:00
場所:名古屋会議室 プライムセントラルタワー名古屋駅前店 13階 第14会議室 
  (支部例会と同じフロアの別会場)
  • 17:45 記念写真
     
  • 18:00
    祝賀会開会 開会挨拶
     ……堀 克敏(名古屋大学大学院工学研究科、第16代目支部長)
     
  • 18:05
    ご挨拶
     ……秦 洋二(月桂冠・第24代日本生物工学会会長)
     
  • 18:10
    乾杯のご挨拶
     ……小林 猛(名古屋大学名誉教授、第11代日本生物工学会会長)
     
  • 18:15
    ご歓談
     
  • 18:50
    メッセージ
     ……山根 恒夫(名古屋大学名誉教授、第2代目支部長)
     ……伊藤 伸哉(富山県立大学名誉教授、第12代目支部長)
     ……朴 龍洙(静岡大学農学部、第11代目支部長)
     ……田丸 浩(東北大学グリーンクロステック研究センター、第15代目支部長)
     
  • 19:10
    ご歓談
     
  • 19:35
    閉会にあたって
     ……青柳 秀紀(筑波大学生命環境系/微生物サステイナビリティ研究センター、第24代日本生物工学会副会長)
     
  • 19:40
    閉会挨拶
     ……中野 秀雄(名古屋大学生命農学研究科、第13代目支部長)
     
  • 19:45 撤収
     

会場案内図

名古屋会議室 プライムセントラルタワー名古屋駅前店
(〒451-0045 愛知県名古屋市西区名駅2丁目27-8 13F)

 


支部例会会場
プライムセントラルタワー 13階 第1+第2会議室

 


祝賀会 (同フロア 13階)第14会議室

 

問合せ先:
中部支部庶務幹事 加藤竜司(名古屋大学)
E-mail: 

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Published by 学会事務局 on 16 7月 2024

【JBB】Vol. 138, No. 2(2024年8月号)オンライン公開

Journal of Bioscience and Bioengineering(JBB)のVol. 138, No. 2(2024年8月号)をScienceDirectで公開しました。

JBB会員用アクセスの利用方法

日本生物工学会の個人会員(正会員・学生会員・海外会員)は、Journal of Bioscience and Bioengineering および前身誌(Vol. 64, 1986年以降)のオンラインジャーナルに無料でアクセスすることができます。
⇒詳しくはこちら

  • 会員用アクセスのPasswordをお忘れの場合:
    ⇒詳しくはこちら
     
  • 登録したメールアドレスが不明でパスワードのリセットができない場合:
    Webフォーム(日本語可)よりElsevierのScienceDirectサポートセンターにお問合せください。ご連絡の際には、ジャーナル名、 学会名、会員番号をお知らせください。

ScienceDirect 最新号アラートの設定方法  

ScienceDirectでユーザー登録をするとJBBの最新号アラート(掲載記事へのリンク付き目次)をメールで受信することができます。
⇒詳しくはこちら
  

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Published by 学会事務局 on 12 7月 2024

《学会推薦》">【学術賞】第6回小林賞《学会推薦》

日本生物工学会では、第6回小林賞受賞の本会からの受賞候補者推薦(推薦枠1名)を募集しております。小林賞への応募に際し、学会長による推薦を希望する方は、学会授賞係 ()にお問い合わせください。

選考委員会にて推薦対象者を決定し、推薦対象に選定された候補者の推薦書を本会より小林財団に送付します。本学会での推薦対象者の選定結果については、個々の応募者に連絡いたします。

♦対象者:
医学、薬学、農学、工学、理学などの生命科学に関する分野において、独創的な研究を行い、顕著な成果を挙げ、さらにその後も当該研究分野の発展が期待される国内の研究者
 

♦賞の贈呈:

  • 1賞につき、賞状、賞牌および副賞3,000万円を贈呈(1件)。
  • 贈呈式は、2025年2月27日(木) 開催予定です。
  • 受賞者には、受賞の対象となった研究に関する記念講演をしていただきます。
     

♦詳細URL: https://www.kisf.or.jp/honoring.html
 

♦本会への書類提出締切日時: 2024年8月30日(金)

Published by 支部:西日本 on 10 7月 2024

西日本支部-2024年度事業

主催行事

 

 

  • 第3回 西日本支部 若手研究者賞受賞者

佐藤 悠(山口大学・大学研究推進機構・中高温微生物研究センター)
「微生物の温度適応機構の解明とその応用に向けて」

緋田 安希子(広島大学・大学院統合生命科学研究科)
「植物病原細菌の感染における走化性分子機構の研究」

【関連記事】第3回 西日本支部 若手研究者賞 候補者募集

 

これまでの活動

 

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Published by 支部:九州 on 07 7月 2024

【九州支部】2024年度 市民フォーラム「熊本発!生物工学と生命科学が支える健康・医療・食の未来」

2023年度九州支部市民フォーラム ポスター

  • 日時:2024年9月14日(土)13:00~15:20
     
  • 会場: 崇城大学SoLAホール
       (〒860-0082熊本市西区池田4-22-1 崇城大学 池田キャンパス内)

⇒ポスター(PDF)はこちらpdf

【主催】日本生物工学会九州支部

【後援】崇城大学

  • プログラム:

    <講演>
    13:00~13:10
    「生物工学・生命科学で拓く未来」
     ……… (熊本県立大学環境共生学部・教授)松崎 弘美

    13:10~13:40
    「熊本の農産品を活用した安心・安全な機能性表示食品開発」
     ……… (崇城大学生物生命学部・教授)西園 祥子

    13:40~14:10
    「新しい農薬のかたち 〜ピンポイントに、そして殺虫から制虫へ〜」
     ……… (崇城大学生物生命学部・教授)太田 広人

    14:20~14:50
    「線虫技術と天然資源が拓く健康革命:健康寿命解析の最前線」
     ……… ((株)C-HASプラス・取締役社長COO/熊本大学大学院生命科学研究部
          附属グローバル天然物科学研究センター・准教授)首藤 剛
    14:50~15:20
    「感染症からあなたを守るワクチン~平時のワクチン開発と次なるパンデミックへの備え〜」
     ……… (KMバイオロジクス(株)・執行役員・研究開発本部製品開発部長)園田 憲悟
     
  • 参加費:無料

     盛会のうちに終了しました。 
     

問合せ先

崇城大学生物生命学部 岡 拓二
Email:
Tel: 096-326-3986
   

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Published by 学会事務局 on 04 7月 2024

【アンケート】第12回科学技術予測調査(デルファイ調査・第1回アンケート)へのご協力のお願い

文部科学省科学技術・学術政策研究所は、科学技術の中長期的な発展の方向性を把握するための科学技術予測調査を1970年代より実施しています。第12回科学技術予測調査は、科学技術・イノベーション基本計画を始め、科学技術イノベーション関連政策・戦略検討・立案のためのエビデンスを提供するために実施するものであり、社会と科学技術との関係性に複雑化・複合化の度合が増している近年の世界的な状況を踏まえて、社会的な視点や分野横断的な観点を取り入れた科学技術等の未来についての調査です。

本調査の中核となるデルファイ調査では、8つの分野別分科会を設置し、専門家による議論を経て、今後30年間(2055年まで)を見据えた課題として約836のトピック(8分野71細目)を設定しました。アンケートでは、各トピックの重要度、国際優位性、実現時期、実現に向けて日本が優先的に対処すべき点等について専門家の御見解を集めます。
科学技術研究に携わる研究者の方や研究開発マネジメント等に携わる方の回答を賜りたく、下記URLより御参加をお願いいたします。

https://delphi.nistep.go.jp/

  • 回答期限:2024年7月31日(水)(第1回アンケート)

〈実施時期〉
第1回アンケート: 2024年6月20日~7月31日
第2回アンケート: 2024年8月上中旬~9月中旬予定 *1回目の回答者のみ
*同じ質問に対し2回の回答をお願いいたします。2回目アンケートは、1回目アンケートに回答いただいた方に、改めてメールでご案内いたします。

Published by 学会事務局 on 27 6月 2024

【国際交流】2024 BEST Conference & International Symposium参加報告

日本生物工学会(SBJ)は台湾生物工学会(Biotechnology and Biochemical Engineering Society of Taiwan; BEST)と2017年に学術協定を締結し、年次大会を通して両学会および会員間の交流を深めています。

第29回になる今年のBEST大会(The 29th BEST Conference & International Symposium on Biotechnology and Biochemical Engineering)は、2024年6月21日(金)~23日(日)にNational Penghu University of Science and Technology(台湾澎湖県馬公市)で開催されました。”Advancement in Sustainable Innovation: Integrating AI, Biotechnology, and Zero-Carbon for the Future”という大会テーマのもと、米国、韓国、マレーシア、タイ、台湾、および日本の研究者26名が8つのセッションに分かれて講演を行い活発な討論が行われました。本会からは中野秀雄教授(名古屋大学)と本田孝祐教授(大阪大学)が参加し、本田教授は、6月22日(土)午前のセッション”Metabolic Engineering and Synthetic Biology”、中野教授は。同日午後のセッション”Biocatalysts and Protein Engineering”で招待講演を行いました。

大政先生

招待講演の様子(本田孝祐先生)

Sastia 先生

招待講演の様子(中野秀雄先生)


(左より、Prof. Chuenchit Boonchird (TSB (タイ生物工学会)会長)
中野先生、本田先生
Prof. Yu-Kaung Chang (BEST会長)
Prof. I-Song Ng (National Cheng Kung University)

Published by 学会事務局 on 27 6月 2024

【JBB】2023 Impact Factor 2.3

Journal of Bioscience and Bioengineering (JBB) の2023年のImpact Factor(IF)が2.3と発表されました。

クラリベイト、2024年版Journal Citation Reportsで世界をリードする信頼性の高いジャーナルを発表(2024年6月20日)

2023年発表分よりIFの小数点以下が従来の3桁から1桁に変更されています。また2023年発表分よりWeb of Science Core Collectionの全ての収録誌にImpact Factorが付くようになりました。詳しくは2022年6月26日付でClarivateが出した概要をご覧ください。
今年度の変更点は2024年6月20付のJournal Citation Reports 2024: Simplifying journal evaluationでご覧いただけます。

英文誌編集委員会では、日々迅速かつ厳正な審査を続けています。今後とも、JBBへの投稿、査読および引用などご協力をよろしくお願いいたします。


2023 Journal Impact Factor, Journal Citation Reports (Clarivate Analytics, 2024)

Published by 学会事務局 on 26 6月 2024

生物工学会誌 – 102巻6号

タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGEへのリンクとなっております。

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内容変更のお知らせ

『生物工学会誌』102巻6号(2024年6月25日発行)」に掲載しました「支部だより」の内容に、一部変更がございますのでお知らせいたします。

支部だより 関西支部「第122回醗酵学懇話会」会告(pp. 303–304)
工場見学・グループ2の集合時間が変更となりました
【変更前】グループ2の方は見学会開始時刻の13:25に合わせてご来場ください。
【変更後】グループ2の方は見学会開始時刻10分前の13:15までにご来場ください。

 

※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。

Published by 学会事務局 on 25 6月 2024

【生物工学会誌】第102巻 第6号(2024年6月号)オンライン公開

生物工学会誌第102巻第6号(2024年6月号)をオンライン公開しました。⇒生物工学会誌第102巻第6号

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Published by 学会事務局 on 25 6月 2024

【随縁随意】皆さんの学会を創りましょう– 章 超

生物生物工学会誌 第102巻 第6号
章 超

「辰年」に入り、希望と機会に満ちた新たな始まりとなる。「辰年」は陽の気が動いて万物が振動し、活力旺盛になって大きく成長し「形が整う」年だといわれている。2023年までの長く苦しかった新型コロナウイルス禍がようやく明けた。貯め込んでいたエネルギーが爆発するかのように世の中が躍動している。日本生物工学会は2022年に創立100周年を迎えたが、辰年の2024年を次の時代へ向けて、明るく、楽しく、前向きに取り組み、学会の形をしっかりと整える1年としたい。

世界情勢や社会環境の変化が激しく、将来の予測が困難な現代は、volatility(変動性)、uncertainty(不確実性)、complexity(複雑性)、ambiguity(曖昧性)の頭文字をとって、「VUCAの時代」といわれる。このような時代において、我々(学会、企業、研究者)は急激な変化に対応して新たな価値を提供できるように変わっていく必要がある。そのために21世紀の経済社会における科学技術・学術の位置付けはこれまで以上に重要となる。技術の進歩とうまく付き合い、先端技術の実用化・商品化によって経済成長と新しい価値の創出を確実に実現していかなければならない。学会活動においては、情報共有・異業種との連携・技術の実用化および新しい価値の創造が求められる。私は産業界の人間であるが、学会活動を通してアカデミックの素晴らしい研究成果と優秀な人材に魅了されており、企業人として新しい技術の実用化・商品化への応用を大いに期待する一方、技術の産業転換と人材導入の難しさも深く感じている。本学会では、2023年度に産業界から初の会長が誕生した。これまで以上に研究者(学官)と企業(産)間の情報共有を密にし、お互いの課題解決を図ることを期待したい。私も理事の一人として産学官連携の架け橋として大切な役割を果たし、社会貢献に努めていきたい。

VUCAの時代に対応する一つの手段として、オープンイノベーションがある。2016(平成28)年に経団連が提言した「産学官連携による共同研究の強化に向けて」が背景となり、企業と企業だけでなく、企業と大学とのオープンイノベーションによる共創が加速している。この活動により業界や各立場を超えて革新的な製品やサービスを創造することができ、予測困難なVUCAの時代を生き抜くことが期待される。また国内市場の成長鈍化が見込まれる中、海外市場を急速に開拓し、グローバル化を進展させる必要がある。世界的レベルでの競争と共生のためには、海外への研究成果情報の発信、海外ニーズの把握が重要であり、さらにはコミュニケーション能力と新しい価値を創造する能力を持ったグローバル人材が必要と考える。こういう面においても学会には特に国外への技術交流・発信および人材推薦などに力を入れ、アカデミックや企業にとって価値のある活動をすることが期待される。

産学官それぞれの立場によって本質的に求めることは異なるだろう。産業界は新しい技術による事業課題の解決や競争的優位性を得ること、アカデミア関係者は企業が期待する技術・情報の提供と、研究成果の実用化による社会的・経済的な価値の獲得を求め、学生は自身が携わってきた研究成果が就職活動に役立つことを期待している。また公的機関においては科学技術の向上に繋がる研究基盤の構築や地域産業の活性化を求めている。学会としては産学官の架け橋として各関係者とうまく連携し、それぞれの期待に添うような手助けをしていきたい。そのためには理事会の力だけではなく、会員の皆様の協力が必要である。是非積極的に学会活動にご参加いただき、ご意見・ご助言を賜りたいと思う。

最後に、未来の学会活動の主人公となる学生の皆さんには大いに学会を利用していただきたい。学会で積極的に自身の成果を発表し、参加者と直接会話することで研究交流や情報収集を行い、自分の目線で企業の最新の技術や製品、サービスを体感しながら自分の将来像を思い描いて欲しい。


著者紹介 霧島酒造株式会社 研究開発部(課長)

 

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

Published by 支部:関西 on 25 6月 2024

【関西支部】第122回醗酵学懇話会

第122回を迎える醗酵学懇話会を下記の通り開催いたします。今回は、アサヒビール株式会社様のご協力を得て、久しぶりのビール工場での見学会を企画しております。工場見学会(試飲あり)の後にセミナーを実施する変則的なプログラムとなりますが、充実した内容となるよう、会場をご提供いただくアサヒグループ様からのご講演に加えて、ゲノム・DNA合成やバイオエコノミーにまつわる最先端のトピックを各界の著名な先生方からご講演いただく予定です。懇親会も開催しますので、皆様のご参加を是非お待ちしております。

  • 日時:2024年8月19日(月)12:45~19:00
    《見学会》12:45~14:50
    《講演会》15:00~17:00
    《懇親会》17:30~19:00
     
  • 場所:
    《見学会・講演会》アサヒビール株式会社 吹田工場(〒564-0071 大阪府吹田市西の庄町1-45)
     見学会:アサヒビール ミュージアム(ツアー / シアター / 試飲)
     講演会:シアタールーム

    《懇親会》吹田さんくすホール(〒564-0027 大阪府吹田市朝日町1-401さんくす1番館4階)
     
  • プログラム:12:15~ 受付

    12:45~14:10 工場見学・グループ11
    13:25~14:50 工場見学・グループ21
     
    1 グループ1の方は見学会終了後、セミナー開始までお待ちいただくことになります。グループ2の方は見学会開始時刻の10分前13:15に合わせてご来場ください。グループについては申込時に希望をご記入いただきますが、ご希望に添えない場合もあります。ご了承ください。
    15:00~15:05 開式の辞………東 雅之(関西支部支部長/大阪公立大学工学研究科)

    15:05~15:35
    「酵母のチカラで腸を元気に!」
     ………髙橋 夢月(アサヒグループ食品株式会社 研究開発本部 技術開発一部)

    アサヒグループではビール製造工程で発生する副産物「ビール酵母」と、酵母エキス製造過程で得られる副産物「パン酵母由来の酵母細胞壁」の有効活用に向け、様々な機能性研究を行っている。酵母はタンパク質、必須アミノ酸、ビタミンB群、各種ミネラルだけでなく、グルカンやマンナンなどの食物繊維を含んでおり、多様な機能性が期待できる素材である。なかでも食物繊維は、腸内環境を良好にする成分として着目されている。今回は食物繊維を含む「乾燥ビール酵母」と「パン酵母由来の酵母細胞壁」を対象とし、腸内細菌叢や代謝産物への作用について紹介する。

    15:35~16:15
    「ゲノム大規模構築によるゲノム機能探究とその産業展開」
     ………相澤 康則(東京工業大学生命理工学院/
             神奈川県立産業技術総合研究所次世代合成生物基盤プロジェクト/
             株式会社Logomix 共同創業者およびCSO)

    ここ数年間、10-100kbオーダーの長鎖DNAをゲノム内に挿入する技術や、同規模の長鎖ゲノム領域を改変する大規模ゲノム改変技術が発表されるようになり、ゲノム工学時代は編集から構築へ突入したといえます。「構築」には、「設計」と「合成」の意味が込められています。1次元情報体であるゲノムの大部分を書き換えることができれば、4次元情報体である細胞システムを再設計し、再合成できるはずです。ゲノム構築によって次々と開発される人工細胞システムは、これまで探究できなかった学術的問いに対する答えを提示し、さらにはバイオ産業にも革新をもたらすかもしれません。私はこのゲノム構築の可能性に魅せられてこれまでに、ヒト細胞で100kbオーダーのゲノム領域を正確に改変する技術(UKiS法)の開発(Nature Comm, 13, 4219, 2022)や、国際コンソーシアムSc2.0での出芽酵母の人工第4染色体構築(Mol Cell, 83, 4424, 2023)を行なって参りました。本講演ではこれら最近の研究と、その学術的および産業的発展の現状をご紹介します。皆様との共創のきっかけになれば幸いです。

    16:15~16:55
    「バイオエコノミー実現の影のプロデューサー2とは?」
     ………山本 一彦(神戸大学 大学院科学技術イノベーション研究科/
             株式会社シンプロジェン 代表取締役社長兼CEO)

    バイオエコノミーが目指す最終ゴールは、人類と地球環境の共存である。本講演では、生物資源を利用した持続的で再生可能性のある新しい経済社会の概念(マクロ:バイオエコノミー)の分析に始まり、バイオものづくり、(セミマクロ:「デジタル×バイオ」産業)、合成生物学スタートアップ(ミクロ:バイオファウンドリ)、基盤要素技術(マイクロ:データアセット、DNA合成、ゲノム編集など)へと分析の視点をドリルダウン3させることで、バイオエコノミー実現の全体構造を概観する。その上で、バイオエコノミー実現の影のプロデューサーとも言える米国ディープサイエンス系超一流VCの存在を確認し、その役割と機能を分析することで、日本におけるバイオエコノミー実現への実践的なインプリケーションについて考察する。
     
    2 本講演では、企画や制作・創造などで、0から1を生み出すクリエイティブな業務を行い、経済的な成否等も含むプロジェクトの全体管理や全体責任を担う役職・機能を指す。
    3 概念レベルから詳細レベルへと掘り下げて分析する手法で、全体像をより正確に把握でき、問題点が見つけやすくなる。
    16:55~17:00 閉会の辞………蓮沼 誠久(関西支部副支部長/神戸大学先端バイオ工学研究センター)

    17:30~19:00 懇親会(吹田さんくすホール/大阪シティアカデミー)
     
  • 定員: 80名
     
  • 参加費:一般 1,000円(税込) 学生:無料(当日講演会会場受付にてお支払いください。)
     
  • 懇親会会費:一般 3,000円(税込) 学生:1,000円(税込)(当日講演会会場受付にてお支払いください。)
     
  • 申込み方法:以下のWebフォームよりお申し込み下さい。
    https://forms.gle/ap7JyEYAT8jA2uWX8
  • 申込み締切日:2024年8月5日(月)正午 (定員に達したため受付を終了しました。)
     
  • 問合せ先:
    日本生物工学会 関西支部
    支部幹事(企画委員) 石井 純 E-mail:

会場へのアクセス

  • 見学会・講演会会場(アサヒビール株式会社 吹田工場)
    JR東海道本線「吹田駅」下車 東改札(北口)より徒歩約10分
    阪急千里線「吹田駅」下車 東改札・西改札より徒歩約10分
    https://www.asahibeer.co.jp/brewery/suita/access/4
     
    4 JR側の入場門からはミュージアムへは行くことが出来ません。リンクの地図を参照の上、府道14号線側の出入口からご入場ください。
  • 《懇親会会場(吹田さんくすホール/大阪シティアカデミー)
    アサヒビール吹田工場より徒歩約10分
    JR東海道本線「吹田駅」より徒歩約1分(駅直結)
    https://oc-academy.com/hall-access.html


 

 

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Published by 学会事務局 on 24 6月 2024

【協賛行事】バイオエンジニアリング研究会  若手ダイナモ人財オープンセミナー 3 「ラボラトリーオートメーションの逆襲!バイオ実験自動化概論~分類から運用まで~」

 


 

Published by 学会事務局 on 24 6月 2024

【協賛行事】Cutting-edge Bio-seminar 8「研究と事業の間をつなぐ実務」

 

Published by 学会事務局 on 24 6月 2024

【協賛行事】JBA “未来へのバイオ技術”勉強会 AIの利活用シリーズ6/ 健康チェックと発症前診断

 

  • 開催日時: 2024年7月18日(木) 14:00~16:20
     
  • 会場: Zoom配信
     
  • URL: https://www.jba.or.jp/event/post_154/
     
  • 問合せ先:
    (一財)バイオインダストリー協会
    (担当:矢田、橋本、岸本、北嶋)
    E-mail:

Published by 学会事務局 on 19 6月 2024

2024年度(第32回)論文賞受賞論文

 

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Published by 学会事務局 on 18 6月 2024

【学会賞】2024年度学会賞受賞者決定のお知らせ

会員の皆様からご推薦いただきました候補者から受賞候補者選考委員会にて選考を行い、2024年5月23日(木)の理事会にて2024年度の学会賞受賞者が決定しました。
授賞式および受賞講演は、第76回日本生物工学会大会期間中に開催いたします。

(敬称略)

第43回生物工学賞

福﨑 英一郎(大阪大学大学院工学研究科・教授)
「生物工学分野におけるメタボロミクスに関わる先駆的研究」

第18回生物工学功績賞

中島田 豊(広島大学大学院統合生命科学研究科・教授)
「嫌気性微生物によるカーボンリサイクル型発酵技術に関する研究」

第18回生物工学功労賞

該当者なし

第57回生物工学奨励賞(江田賞)

中山 俊一(東京農業大学応用生物科学部・准教授)
「清酒酵母の特性解明に関する生化学的・遺伝学的研究」

第60回生物工学奨励賞(斎藤賞)

田中 祐圭(東京工業大学物質理工学院・准教授)
「微生物によるバイオナノミネラリゼーションの解析とその研究展開」

第47回生物工学奨励賞(照井賞)

石井 純(神戸大学先端バイオ工学研究センター・准教授)
「バイオものづくりに向けた酵母の発現制御・センシング基盤の開発と応用」

山野‐足立 範子(大阪大学大学院工学研究科・准教授)
「バイオ医薬品生産に関わるセルエンジニアリング」                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  

第33回 生物工学技術賞

竹下 正彦1黒川 昌彦2山﨑 正夫3上村 修司4竹田 志郎51南日本酪農協同株式会社,2九州医療科学大学,3宮崎大学,4鹿児島大学,5麻布大学)
「モンゴル伝統的乳製品由来乳酸菌のスクリーニングと新規機能性発酵食品の開発」

第3回生物工学若手賞

  • 白木川 奈菜(九州大学大学院工学研究院・助教)
    「脱細胞化肝臓を足場とした臓器工学的肝臓構築の試み」
     
  • 吉本 将悟(名古屋大学大学院工学研究科・助教)
    「バイオものづくりを志向した細菌接着タンパク質の分子解析と改変」

第21回生物工学アジア若手賞 

Jianqiao Wang(Associate Professor; Guangzhou University, China)
“Studies on the biodegradation of xenobiotics (recalcitrant environmental pollutants and lignin) by white-rot fungi”

第13回生物工学アジア若手研究奨励賞(DaSilva賞)

該当者なし

第32回生物工学論文賞

第13回生物工学学生優秀賞(飛翔賞)

  • 髙橋 尚央(東北大学大学院農学研究科)
    「麹菌の細胞表層を構成する界面活性タンパク質の自己組織化機構解明」
     
  • 多胡 光(東京農工大学工学府,現 東京農工大学生物システム応用科学府)
    「コロニーフィンガープリント法に基づく簡易迅速な微生物検査技術の開発」
     
  • 百瀬 賢吾(名古屋大学大学院創薬科学研究科)
    「アンビエントインテリジェンスを用いた細胞培養手技の定量化と標準化」
     
  • 岩倉 崇文(大阪大学大学院情報科学研究科)
    「ターゲットプロテオミクスに基づく出芽酵母のブタンジオール生産性の向上」
     
  • 山下 璃貢(山口大学大学院創成科学研究科)
    「酢酸菌におけるシグナルペプチドに依存しないタンパク質分泌」
     
  • 浜口 愛勇生(崇城大学大学院工学研究科)
    「新奇Spathaspora属酵母によるペントース発酵に関する研究」

Published by 支部:東日本 on 10 6月 2024

【東日本支部】生物工学フォーラム「タンパク質・生命デザインの最前線」

2024年度生物工学フォーラムでは、昨今、発展が著しいタンパク質・生命のデザインに関わる研究について、これらに関する我が国の動向や課題について紹介します。
第2部では、日本生物工学会東日本支部で活躍する若手研究者を顕彰する「日本生物工学会東日本支部長賞」の選考会を兼ねた、受賞候補者の研究講演会を行います。
日本生物工学会東日本支部長賞のお知らせ
本イベントの一部は、「東日本支部若手奨励基金」によって運営されます。なお、当該基金は、前東日本支部長である故上田宏元理事のご遺族からの寄付金によって賄われています。


【主催】日本生物工学会 東日本支部  
【共催】早稲田大学 先進生命動態研究所

  • 日時:2024年8月6日(火)13:00~
     
  • 場所:早稲田大学 121号館 コマツ100周年記念ホール 
       (〒162-0041 東京都新宿区早稲田鶴巻町513) 
                                                               
  • プログラム:

    第1部 「タンパク質・生命デザインの最前線」


    13:00~13:05
    開会の挨拶……細川 正人 (早稲田大学)

    13:05~13:35
    酵素を探索・最適化するための方法論開発
    …中野 祥吾 (静岡県立大学)

    13:35~14:05
    思い通りにタンパク質の立体構造を創るタンパク質工学
     …小林 直也 (奈良先端科学技術大学院大学)

    14:05~14:15 休憩

     

14:15~14:45
 「人工タンパク質の合理設計への挑戦: タンパク質構造安定性の大規模定量法開発
 …坪山 幸太郎 (東京大学)


14:45~15:15
 「生命の起源に迫る分子システムデザイン
 …水内 良 (早稲田大学)

15:15~15:30 休憩

 

第2部「日本生物工学会東日本支部長賞候補者講演会」

15:30~16:10 講演1
……西川 洋平(産業技術総合研究所)

16:10~16:15 閉会の挨拶
……田中 剛(東京農工大学)
 

懇親会 東日本支部長賞 表彰式

17:00~19:00
森の風 早稲田大学早稲田キャンパス26号館15F

  • 参加費:
    【フォーラム】無料
    【懇親会】会員・一般:4,000円 (税込)/学生:2,000円 (税込)
    ※懇親会費は当日、受付にてお支払いください。
     
  • 事前登録締切:2024年7月31日(水)17:00
    ※当日受付も行いますが、なるべく事前登録をお願い致します。
     
  • 申込方法:こちらのフォームに必要事項(氏名、所属、会員種別、E-mail)を明記してお申込みください。
     
  • 申込・問合せ先:
    日本生物工学会 東日本支部
    支部長:田中 剛(東京農工大学)E-mail:
    担当幹事:細川 正人(早稲田大学)E-mail:

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Published by 学会事務局 on 10 6月 2024

《学会推薦》">【学術賞】令和7年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 受賞候補者の推薦募集《学会推薦》

日本生物工学会では、令和7年度科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞候補者の推薦を募集しています。文部科学大臣表彰科学技術賞、若手科学者賞および研究支援賞にふさわしい会員の推薦をお願いします。推薦にあたっては、推薦要領をご確認の上、所定の様式(候補調査書、履歴書、推薦書、付属資料等)を、2024年7月8日(月)までに本学会授賞係宛()に電子ファイルにてご送付下さい。

詳しくは下記サイトをご覧下さい。
https://www.mext.go.jp/b_menu/boshu/detail/000029536.htm
 

【表彰の対象】

  • 科学技術賞

1)開発部門:我が国の社会経済、国民生活の発展向上等に寄与する画期的な研究開発若しくは発明であって、現に利活用されているものを行った個人若しくはグループ又はこれらの者を育成した個人

2)研究部門:我が国の科学技術の発展等に寄与する可能性の高い独創的な研究又は発明を行った個人又はグループ

3)科学技術振興部門: 研究開発の社会的必要性に関する研究等の分野において、科学技術の振興に寄与する活動を行い、顕著な功績があったと認められる個人又はグループ

4)技術部門:中小企業、地場産業等において、地域経済の発展に寄与する優れた技術を開発した個人若しくはグループ又はこれらの者を育成した個人

5)理解増進部門:青少年をはじめ広く国民の科学技術に関する関心及び理解の増進等に寄与し、又は地域において科学技術に関する知識の普及啓発等に寄与する活動を行った個人又はグループ
 

  • 若手科学者賞
    萌芽的な研究、独創的視点に立った研究等、高度な研究開発能力を示す顕著な研究業績をあげた40歳未満(出産・育児により研究活動に専念できない期間があった場合は42歳未満)の若手研究者個人
     
  • 研究支援賞
    科学技術の発展や研究開発の成果創出に向けて、高度で専門的な技術的貢献を通じて研究開発の推進に寄与する活動を行い、顕著な功績があったと認められる個人又はグループ

本会への書類提出締切:2024年7月8日(月)17:00

応募書類(電子フォーマット)送付先:
日本生物工学会授賞係 E-mail:

 

Published by 学会事務局 on 08 6月 2024

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 138 (2024)

Vol. 138 (July–December 2024)

JBB Vol. 138 Cover

Chinese hamster ovary (CHO) cells are currently the most widely used host cells in the production of biopharmaceuticals such as antibody
drugs, and it is known that the karyotype of CHO cells can be easily changed. The effect of the karyotype changeability of CHO cells on the production of recombinant proteins is an interesting subject. The photograph shows the results of karyotyping of CHO cells with increased chromosome number using the multicolor FISH method, with each chromosome number indicated by a different pseudocolor.

For more information regarding this work, read the article: Noriko Yamano-Adachi, Hirofumi Hata, Yuto Nakanishi, Takeshi Omasa, “Effects of genome instability of parental CHO cell clones on chromosome number distribution and recombinant protein production in parent-derived subclones”, J. Biosci. Bioeng., volume 137, issue 1, pages 54–63 (2024) (Copyright@2024 The Society for Biotechnology, Japan).



⇒JBBアーカイブ:Vol.107 (2009) ~最新号
⇒JBBアーカイブ:Vol. 93(2002)~Vol. 106(2008)

 

Published by 学会事務局 on 08 6月 2024

【JBB】Vol. 138, No. 1(2024年7月号)オンライン公開

Journal of Bioscience and Bioengineering(JBB)のVol. 138, No. 1(2024年7月号)をScienceDirectで公開しました。

JBB会員用アクセスの利用方法

日本生物工学会の個人会員(正会員・学生会員・海外会員)は、Journal of Bioscience and Bioengineering および前身誌(Vol. 64, 1986年以降)のオンラインジャーナルに無料でアクセスすることができます。
⇒詳しくはこちら

  • 会員用アクセスのPasswordをお忘れの場合:
    ⇒詳しくはこちら
     
  • 登録したメールアドレスが不明でパスワードのリセットができない場合:
    Webフォーム(日本語可)よりElsevierのScienceDirectサポートセンターにお問合せください。ご連絡の際には、ジャーナル名、 学会名、会員番号をお知らせください。

ScienceDirect 最新号アラートの設定方法  

ScienceDirectでユーザー登録をするとJBBの最新号アラート(掲載記事へのリンク付き目次)をメールで受信することができます。
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Published by 支部:東日本 on 06 6月 2024

【東日本支部】2024年度日本生物工学会東日本支部長賞のお知らせ

2024(令和6)年6月6日
日本生物工学会 東日本支部長
田中 剛

日本生物工学会東日本支部長賞のお知らせ

日本生物工学会東日本支部は、生物工学の基礎、応用、技術の進歩に寄与した、若手の東日本支部所属本会会員に対して、『日本生物工学会東日本支部長賞』を授与いたします。

本年は、2024年7月19日(金)を応募締切とし、書類選考による一次選考通過者を対象として、8月6日(火)第二次選考を兼ねた発表会を行います。なお、同発表会は、日本生物工学会会員に対して公開いたします。

多くの会員の皆さまのご応募をお待ちしています。

日程
  1. 応募締切:2024年7月19日(金)中。電子メール受信をもって受付とします。
  2. 第二次選考会:2024年8月6日(火)、早稲田大学にて行います。
  3. 受賞者発表:2024年8月6日(火)の第二次選考会終了後、受賞選考委員会にて決定、発表し、授賞式を執り行う予定です。
応募について

電子メール宛先:
※メールのタイトルは「日本生物工学会東日本支部長賞推薦」としてください。

日本生物工学会東日本支部長賞 授賞規程
日本生物工学会東日本支部長賞受賞対象者について

日本生物工学会東日本支部長賞は、以下5点全てに該当する者を対象とする

  1. 主たる業績を、本学会大会で発表しているか、JBB誌、若しくは、生物工学会誌に発表している者
  2. 生物工学の基礎、応用、技術の進歩に寄与した者
  3. 受賞年の4月1日において、年齢が満40歳以下の者、または博士取得後8年以内の者。但し産休育休介護期間等があればそれらを考慮する
  4. 第二次選考会までに日本生物工学会会員となっている者
  5. 日本生物工学会東日本支部所属の会員である者
日本生物工学会東日本支部長賞選考方法について
  1. 日本生物工学会東日本支部長賞選考委員は、日本生物工学会東日本支部委員が務める
  2. 日本生物工学会東日本支部長賞選考委員は、日本生物工学会東日本支部長賞選考委員会を構成する
  3. 日本生物工学会東日本支部長賞選考委員会委員長は、日本生物工学会東日本支部長が務める
  4. 日本生物工学会東日本支部長賞選考委員会は、日本生物工学会東日本支部長賞を選考する
  5. 日本生物工学会東日本支部長賞選考委員会は、応募者からの書類を審議して、一次選考を行う
  6. 日本生物工学会東日本支部長賞選考委員会は、一次選考通過者に対して、口頭発表形式の二次選考を行う
  7. 日本生物工学会東日本支部長賞選考委員会は、一次、二次の選考結果を総合し、日本生物工学会東日本支部長賞対象者を決定できるものとする
日本生物工学会東日本支部長賞受賞者に対して
  1. 賞状を授与する
  2. 副賞を授与できることとする
  3. なお東日本支部長賞の受賞は、生物工学若手賞への応募を妨げない
日本生物工学会東日本支部長賞授賞規程の変更について
  1. 本授賞規程の変更は、日本生物工学会東日本支部長賞選考委員の発議に基づき、日本生物工学会東日本支部長賞選考委員会で審議の上、行われるものとする

 

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Published by 学会事務局 on 06 6月 2024

《学会推薦》">【学術賞】第33回木原記念財団学術賞 受賞候補者推薦募集《学会推薦》

日本生物工学会では、第33回木原記念財団学術賞について本会からの推薦候補者を募集しています。木原記念財団学術賞の応募に際し、学会長による推薦を希望する方は、学会授賞係()にお問い合わせください。応募書類は、9月13日(金)までに本学会授賞係宛( )に電子ファイルにてご送付下さい。

推薦に関する詳細については、木原記念財団のホームページをご覧下さい。
http://www.kihara.or.jp
 

【対象】生命科学分野の50才以下(2024年9月30日現在)の国内の研究者で、高い基礎研究レベルを持つ優れた独創的研究であって、すでにインパクトのある研究成果を上げつつも今後のさらなる発展が大きく期待できる研究を行っている方。
※ただし、推薦の研究課題で他の著名な賞を受けていないこととします。

【賞の内容】記念碑、賞金200万円および賞状 1件

本会への書類提出締切日時:
2024年9月13日(金)17:00

問合せ先・応募書類(電子フォーマット)送付先:
日本生物工学会授賞係 E-mail:

なお、本会推薦によって受賞された場合には、学会ホームページに掲載される旨予めご了承下さい。

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Published by 部会:培養技術 on 05 6月 2024

【研究部会】培養技術研究部会 第8回技術セミナー

培養技術研究部会・第8回技術セミナーでは、タンパク質生産のための組換え大腸菌の作成と培養に焦点を当てた講演と意見交換会を行います。合成DNAやIn-fusionクローニング技術などの普及により、遺伝子組換え実験の利便性が向上した一方で、「どの方法を使えば良いかわからない」というケースも増えてきたのではないでしょうか?本セミナーでは、ベンチスケールの遺伝子組換え実験で長年の経験をお持ちの宮崎健太郎先生より、そのノウハウの一部を解説いただきます。また部会幹事より、タンパク質生産のための組換え大腸菌培養のコツや、大腸菌用培地組成の設計に関する最新の成果をご紹介いただきます。

日時: 2024年10月4日(金)13:30~17:30 (Zoom開催)

プログラム

13:30~14:00 入室

14:00~14:50 ゲノム情報を活用した遺伝子クローニング〜発現系構築まで
                                                      /大阪大学生物工学国際交流センター・特任教授 宮崎健太郎 先生

  ゲノムからの遺伝子クローニング、発現系構築は、新規タンパク質の探索・利用する研究者にとって日常的に行われている。一方、遺伝子(ORF)の規定、タグの位置、リンカーなど、個性豊かなタンパク質が相手となると必ずしも「正解」はなく、アプローチもさまざまである。これらの問題に対しては研究室ごとの流儀やノウハウがあると思われるが、門外不出の部分も多く共有する機会も意外にないのではないか? 今回の話題提供では、微生物(好熱菌)ゲノムからの遺伝子クローニングについてオムニバス形式で事例紹介する。宿主は大腸菌に限定、タグもHis tagのみ、「正解」を教えるという内容ではないが、なるほどと思える部分が少しでもあれば幸いである。

14:50~15:10 細胞濃度測定のイロハ
                                       /関西大学化学生命工学部・教授 片倉啓雄 先生

  培養の研究では細胞濃度のモニターは必須といっても過言ではない。生菌数カウント、濁度、乾燥細胞重量、充填容量などによる測定において留意すべき点やノウハウを紹介する。

15:10~16:00 培地プロファイリングと大腸菌の栄養学的理解
                                    /北見工業大学工学部・教授 小西正朗 先生

 大腸菌にタンパク質を生産させる際、LB培地やSOB培地等天然培地が多用されている。意外にもこれらの培地にどのような栄養成分が含まれているか正確に議論できていない。演者らは、栄養学的理解を深めるため、これらの培地に使用される酵母エキスやペプトン類を複数の分析機器により定量プロファイリングする方法を開発している。プロファイリングデータを利用することで、天然培地に匹敵する合成培地を作成したり、ロット間差により生じる課題解決にも繋がっている。これらの成果を紹介するとともに、得られた合成培地の最適化により得られる大腸菌の栄養学的理解についても紹介する。大腸菌が機嫌よくタンパク質を作ってくれるエサ(培地)について、理解を深める機会にしていただきたい。

16:00~ 技術懇談会 (部会員限定)

※部会員未入会で参加ご希望の方は事前に部会への入会をお願いいたします。

 

参加資格:生物工学会の正会員・学生会員・賛助会員
参加費:無料
申込方法:下記のフォームから申し込みください。後日、事前資料や当日の会議リンクを登録アドレスにお送りします。

     URL: https://forms.gle/naWqBjUMq1xPSPw77(締切:2024年9月27日(金)

技術懇談会では、講師の先生を交えてフリートークと質疑応答を行います。申し込みの際に、具体的な質問をお寄せ頂ければ、講師と幹事で可能な限り対応します。技術懇談会のZoomアドレスは前日までに参加申し込みをいただいた参加者にお知らせします。

質問登録先:下記のフォームから質問をお寄せください。

     URL: https://forms.gle/MNa2CHx5F1UEUCWYA (締切:2024年10月2日(水))

問合せ先: 関西大学 片倉啓雄 E-mail:
      北見工業大学 小西正朗 E-mail:
          (登録フォームが利用できない方はこちらにお申し込みください。)

 

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Published by 学会事務局 on 25 5月 2024

【後援行事】第60回熱測定討論会~新しい生まれ変わり~

  • 日時:2024年9月26日(木)~ 28日(土)
      
  • 会場:京都府立京都学・歴彩館、稲盛記念会館(京都府立大学下鴨キャンパス)
     
  • 詳細URL:https://www.netsu.org/60touron/index.html
     
  • 発表申込締切:2024年8月2日(金)
     
  • 発表要旨締切:2024年8月30日(金)
     
  • 参加登録予約締切:2024年9月6日(金)
     
  • 問合せ先:
    第60回熱測定討論会実行委員会
    日本熱測定学会 事務局内
    TEL. 03-6310-6831 FAX. 03-6759-3981
    E-mail:

Published by 学会事務局 on 25 5月 2024

【後援行事】第18回 バイオ関連化学シンポジウム2024[第39回生体機能関連化学シンポジウム・第27回バイオテクノロジー部会シンポジウム]

  • 日時:2024年9月12日(木)~9月14日(土)
     
  • 会場:つくば国際会議場(茨城県つくば市竹園2-20-3)
     
  • URL: https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/biosympo2024
     
  • 討論主題:
    ペプチド・タンパク質・酵素・核酸・糖鎖・脂質・分子認識・超分子・生体モデル系・遺伝子・DDS 等が関連する幅広いバイオ関連化学
     
  • 発表申込期間・予稿原稿提出期間:2024年6月3日(月)~6月21日(金)
     
  • 事前参加登録申込期間: 2024年6月3日(月)~7月19日(金)
     
  • 招待講演:
    柳沢正史(筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構)
    宮脇敦史(理化学研究所脳神経科学研究センター )
     
  • 特別講演:
    菅 裕明(東京大学大学院理学系研究科)
     
  • 問合せ先:
    第18回バイオ関連化学シンポジウム事務局
    E-mail:
     

Published by 学会事務局 on 25 5月 2024

【協賛行事】24-1エコマテリアル研究会「機能性エコマテリアル研究の最前線」

  • 日時:2024年7月5日(金) 13:00~16:45
     
  • 会場:東京大学生産技術研究所 S棟プレゼンテーションルーム
     
  • 詳細URL: https://member.spsj.or.jp/event/index.php?id=583
     
  • 申込み:高分子学会ホームページ(https://member.spsj.or.jp/event/)からお申込みください。
     
  • 定員:80名
     
  • 締切日:2024年6月26日(水)
     
  • 問合せ先:
    公益社団法人高分子学会 エコマテリアル研究会係
    TEL 03-5540-3771 FAX 03-5540-3737

Published by 学会事務局 on 25 5月 2024

【協賛行事】第36 回イオン交換セミナー「挑戦するイオン交換 Ⅷ」

  • 日時︓2024年7月19日(金)10:00~17:00
     
  • 会場︓上智大学四ツ谷キャンパス(東京都千代田区紀尾井町 7-1)
       図書館 9 階 L-921 室
     
  • 詳細URL:http://www.jaie.gr.jp/00japanese/index.html
    (「セミナー」>「概要」をご参照下さい。)
     
  • 参加申込方法:日本イオン交換学会のホームページの「参加申込」フォームに必要事項をご記入の上、お申し込み下さい。
     
  • 参加申込締切日:2024年7月5日(金)
     
  • 参加費:
    (振込) 日本イオン交換学会会員・協賛学会会員 5,000 円、非会員 8,000 円、学生無料
    (当日) 会員・非会員ともに 10,000 円(学生は予約外も無料です)
     
  • 問合せ先:
    長岡技術科学大学 技学研究院 量子原子力系 鈴木達也
    TEL: 0258-47-9692
    E-mail:

Published by 学会事務局 on 25 5月 2024

【協賛行事】第26回日本感性工学会大会 

  • 会期:2024年9月12日(木)~14日(土)
     
  • 開催形式:タワーホール船堀(東京都江戸川区船堀4丁目1−1)
     
  • 大会テーマ:感性工学の夏への扉
     
  • URL: https://www.jske.org/taikai/jske26/
     
  • 演題登録・原稿提出 受付期間:2024年6月10日(月)~7月10日(水)
     
  • 事前参加登録:
    早期参加申込受付期間:2024年6月10日(月) 13:00 ~7月17日(水)13:00
    後期参加申込受付期間:2024年7月17日(水)14:00 ~9月14日(土)13:00
     
  • 申込・問合せ先:
    第26回日本感性工学会大会事務局 
    E-mail:

 

Published by 学会事務局 on 25 5月 2024

【協賛行事】分離技術会「第4回実力養成基礎研修コース ~撹拌技術の基礎と応用~」

  • 日時︓2024 年7月9日(火)、10日(水)
     
  • 会場︓横浜国立大学 化工・安工棟(N8-5 棟)111号室
     
  • 詳細URL:https://www.sspej.gr.jp/events/events/20240709.html
     
  • 定員:先着50名
     
  • 申込締切日:2024年7月2日(火)
    ※定員に達した場合は、その時点で締め切らせて頂きますのでお早目の申し込みをお願いします。
     
  • 参加費:
    正・維持・特別会員・協賛団体会員 30,000 円、同時入会 35,000 円、
    非会員 40,000 円,学生 10,000 円
     
  • 問合せ先:
    分離技術会事務局
    TEL:044-874-0337
    E-mail:

Published by 学会事務局 on 25 5月 2024

【生物工学会誌】第102巻 第5号(2024年5月号)オンライン公開

生物工学会誌第102巻第5号(2024年5月号)をオンライン公開しました。⇒生物工学会誌第102巻第5号

►生物工学会誌Top

Published by 学会事務局 on 25 5月 2024

生物工学会誌 –『特集』第102巻(2024年)掲載記事一覧

こちらでは、生物工学会誌第102巻(2024年)の『特集』をご覧いただけます。
過去号掲載記事(記事種別)一覧はこちら

5号6号7号8号9号10号11号12号

第102巻第12号(2024年12月号)
特集 下面発酵酵母のすべてを理解するために

第102巻第11号(2024年11月号)
特集 日本列島日本酒の旅!西日本編

第102巻第10号(2024年10月号)
特集 日本列島日本酒の旅!東日本編

第102巻第9号(2024年9月号)
特集 Precision fermentationによる代替食品原料生産の未来(後編)

第102巻第8号(2024年8月号)
特集 Precision fermentationによる代替食品原料生産の未来(前編)

第102巻第7号(2024年7月号)
特集 非線形バイオシステム研究の世界~非線形・非平衡なゆらぎと秩序~

第102巻第6号(2024年6月号)
特集 発酵食品のフードメタボロミクス

第102巻第5号(2024年5月号)
特集 セルインダストリー発展に向けた細胞製造工学の進化
~世界をリードする細胞製造を目指して~

►このページのTopへ

 

過去号掲載『特集』記事一覧

※第98巻第7号(2020)以前の掲載記事は、国立国会図書館デジタルコレクションに収録されています。
♦生物工学会誌 https://dl.ndl.go.jp/pid/10387559

掲載記事(記事種別)一覧へ

Published by 学会事務局 on 25 5月 2024

【随縁随意】シングルタスクからマルチタスクへ– 田丸 浩

生物生物工学会誌 第102巻 第5号
田丸 浩

2023年はプロ野球が熱かった。WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)での14年ぶりの優勝に始まり、何といっても、故・新名惇彦先生が大好きであった阪神タイガースが38年ぶりに日本一になったのだ!俄かファンには申し訳ないが、大阪人にとって阪神タイガースは日常的に生活の中にある。39年前の1985年、当時、私は高校3年生であった。この年、阪神タイガースは初めて日本一になった。リーグ優が道頓堀川に投げ入れられた)。また2023年は、3年あまり猛威をふるった新型コロナウイルス感染症も5月8日に「5類移行」され、ようやく日常的な生活が戻ってきた。

さて、そもそも「プロ」はどのようにして生み出されるのか?「一芸に秀でる者は多芸に通ず」ということわざがある。何か一つの道に秀でる者は、他の道でも秀でるようになる、という意味である。将棋の藤井聡太8冠は将棋というゲーム、すなわち「一芸に秀でる者」の代名詞となっている。彼は若干21歳であるが、すでに前人未到の偉業を成し遂げている。一方、メジャーリーガー大谷翔平選手も2023年日本人で初めてホームラン王になるとともに、満票で2度目のMVPに選出され、これは大リーグ史上初の快挙であった。大谷選手の代名詞はご存知「二刀流」である。すなわち、メジャーリーガーの中で投打のバランスがもっとも良い選手、“ベーブ・ルース以来”の104年ぶりの偉業を成し遂げた訳である。まさに「投手大谷が勝つためには、打者大谷が打つしかない」と評されている。

さて、私が三重大学に着任して23年、教授に昇進して10年が経過した。カリフォルニア大学デービス校でポスドクをしていた時代は、「研究」だけできれば幸せであった。すなわち、研究者として「シングルタスク」が性に合うと今でも自負している。だが、2000年に帰国して、母校である三重大学の出身研究室に助手として採用されてからは、案の定“PAD: Post America Depression(命名:山中伸弥先生)”になった。つまり研究だけでなく、教育はもちろんのこと、管理運営、さらには社会貢献も要求される、まさに「マルチタスク」がプロの証という洗礼を受けた。今に思うと、この状況は三重大学に限った話ではなく、全国の大学で同じ状況になっていたと感じる。では、「マルチタスク」はただ大変なだけなのか?いや、そうとも言えない。現に、私は45歳で出身研究室の教授になれたし、「マルチタスク」は独創的な「二兎流の研究(二兎を追い、二兎を狩り、二兎を得る)」を実践する気づきを与えた。研究活動は自分自身が“面白い(おもろい)”と思えるテーマを見つけ出し、それに対して寝食を忘れて実験し、得られたデータから新規性や発見を見いだし、これらを考察した後に論文として発表する。すなわち、この一連の活動はまさに「マルチタスク」の成せる技であり、それが「プロフェッショナル(研究でお金を稼ぐ人)」に相当する職場であると考える。

そう考えると、ヒトの脳で処理していることは相当複雑なことであり、「シングルタスク」が楽であるとか、「マルチタスク」がしんどいとか、そう言う観念はもはやAIを超越した作業を長年にわたり繰り返すトレーニングのように思える。大学教員として、自分にしかできない研究を楽しんでやってきたと思うと、これまで歩んできた研究者としての人生はとても感慨深いものである。皆さん、感染症を克服して長生きしよう!


著者紹介 東北大学大学院工学研究科(教授)

 

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

Published by 学会事務局 on 25 5月 2024

生物工学会誌 – 102巻5号

タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGEへのリンクとなっております。

►生物工学会誌Top

 

※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。

Published by 学会事務局 on 22 5月 2024

【協賛行事】先端技術情報セミナー「宇宙未来ヴィジョン:夢と未来が交差する革新の舞台」

Opening talk: 宇宙はニュースに満ちている!~最近の話題から
……中野 恵子(日経BPコンサルティング)

未来の産業創造に向けた舞台裏:宇宙でのモノ創りと宇宙リサイクルシステム開発
……五十嵐 圭日子 (東京大学 大学院農学生命科学研究科 生物材料科学専攻)

流体制御機器専門メーカーが切り拓く宇宙への夢
~微小重力空間で醸造できる宇宙ビール醸造デバイスを一例に
……浅井 直也・前川 敏郎(高砂電気工業株式会社)

星空に願いを:宇宙流れ星プロジェクトとそのもたらす可能性
……岡島 礼奈(株式会社ALE)

  • 参加費:無料
     
  • 参加申込締切日:2024年6月11日(火)
     
  • 問合せ先:
    (一財)バイオインダストリー協会
    担当:矢田、岸本、北嶋
    E-mail:
    https://www.jba.or.jp/

Published by 学会事務局 on 22 5月 2024

《締切:6月18日(火)正午(締切厳守)》">第76回日本生物工学会大会 講演要旨受付中《締切:6月18日(火)正午(締切厳守)》

第76回日本生物工学会大会の講演要旨を受付けております。
大会で発表をされる方は、要旨の登録をお願いいたします。⇒詳しくはこちら

  • 講演要旨の受付締切:2024年6月18日(火)正午(締切厳守)

Published by 学会事務局 on 20 5月 2024

【後援行事】熱測定講習会2024

  • 開催日:
    【オンライン講義】2024年6月14日(金)、7月5日(金)、7月19日(金)
    【対面実習】2024 年8月27日(火)
     
  • 実施方法:講義(Zoom によるライブ配信およびオンデマンド配信)、および実機を用いた対面実習
     
  • 実習会場:東京理科大学 神楽坂キャンパス6号館4階 理科実験室(東京都新宿区若宮町 20)
     
  • 詳細URL:https://www.netsu.org/2024lecture/
     
  • 参加申込締切日:
    第1回の個別申込みと全4回一括申込み締切日:2024月6月7日(金)
    第2~4回の個別申込締切日:各回の1週間前

    ※オンライン講習については、申込期限を過ぎても、個別に申込を受付可能ですので、下記熱測定学会事務局までお問い合せ下さい。
    ただし、申込時点で既に終了している回についてはオンデマンド視聴のみとなります。
     
  • 問合せ先:
    日本熱測定学会事務局 
    TEL. 03-6310-6831,FAX. 03-6759-3981 
    E-mail:

Published by 部会:自然共生に学ぶ生物工学 on 19 5月 2024

自然共生に学ぶ生物工学研究部会【転送用】

該当ページへ転送

Published by 学会事務局 on 17 5月 2024

【JBB】Vol. 137, No. 6(2024年6月号)オンライン公開

Journal of Bioscience and Bioengineering(JBB)のVol. 137, No. 6(2024年6月号)をScienceDirectで公開しました。

JBB会員用アクセスの利用方法

日本生物工学会の個人会員(正会員・学生会員・海外会員)は、Journal of Bioscience and Bioengineering および前身誌(Vol. 64, 1986年以降)のオンラインジャーナルに無料でアクセスすることができます。
⇒詳しくはこちら

  • 会員用アクセスのPasswordをお忘れの場合:
    ⇒詳しくはこちら
     
  • 登録したメールアドレスが不明でパスワードのリセットができない場合:
    Webフォーム(日本語可)よりElsevierのScienceDirectサポートセンターにお問合せください。ご連絡の際には、ジャーナル名、 学会名、会員番号をお知らせください。

ScienceDirect 最新号アラートの設定方法  

ScienceDirectでユーザー登録をするとJBBの最新号アラート(掲載記事へのリンク付き目次)をメールで受信することができます。
⇒詳しくはこちら
  

►JBBのTopページへ

Published by 学会事務局 on 15 5月 2024


《要旨受付期間:2024年5月22日~ 6月18日正午(締切厳守)》">【年次大会】講演申込受付終了のお知らせと要旨登録のご案内
《要旨受付期間:2024年5月22日~ 6月18日正午(締切厳守)》

第76回日本生物工学会大会(2024)の講演申込の受付を終了いたしました。多数のお申し込みありがとうございました。

要旨本文の受付は、2024年5月22日(水)に開始します。講演申込みをされた方は、2024年6月18日(火)正午までにテキストデータ (一般講演:全角770文字/シンポジウム:全角 2,135文字以内) をご登録ください。⇒詳しくはこちら

<大会で一般講演をされる方へ>

講演番号および講演日時の通知メールは、6月中旬にご登録いただいたアドレス宛に配信する予定です。
2024年5月22日(水)17:00までに参加費の入金確認が取れない場合は講演番号を通知いたしません。参加費のお支払いがまだの方はお早めにお手続きください。

Published by 学会事務局 on 09 5月 2024

【国際交流】2024KSBB春季大会に参加して

徳岡 昌文
2023年度生物工学奨励賞(江田賞)受賞者
(東京農業大学)

2024年4月17日(水)~19日(金)の日程で、韓国のThe Korean Society for Biotechnology and Bioengineering(KSBB)の春季大会(2024 KSBB Spring Meeting and International Symposium)が昌原のChangwon Exhibition Convention Center(CECO)で開催された。日本生物工学会(SBJ)はKSBBと学術交流協定を交わしており、それぞれの年次大会に講演者を派遣することで学術交流を推進している。

招待講演(左:堀克敏先生、右:筆者)

(左)堀克敏先生、(右)筆者

コロナ禍を経て2023年の秋季大会より対面での国際交流が再開されることになり、SBJからは学会賞受賞者である堀克敏先生(生物工学功績賞・名古屋大学)、筆者(生物工学奨励賞(江田賞)・東京農業大学)の2名が招待され、講演を行った。

18日からのInternational Symposiumの開会式では、SBJを代表して秦 洋二会長からのビデオメッセージが放映された。同日、SBJからの招待講演者2名の口頭発表が行われた。各々の内容に合わせて、堀先生は「Advanced Microbial and Bioprocess Engineering: Future Technologies and Innovation」のセッションにおいて「A Novel Bacterionanofiber Adhesin and the Development of Innovative Bioprocesses」というタイトルで、筆者は「Integrating Biotechnology and Food Science: A Multidisciplinary Approach」のセッションにおいて「Studies on Unidentified Oligosaccharides in Sake」というタイトルで各25分の講演を行った。各講演に対する質疑も白熱し、研究内容に対する強い興味がうかがわれた。その他の口頭発表ではKSBBの若手研究者の発表が行われ、ポスターセッションでは主に学生による発表が行われた。どの発表も質が高く、会場は熱気に包まれていた。筆者がいくつかのポスター発表について質問をしたところ、きちんと英語で回答できる学生が多く、英語教育の質の高さが感じられた。

会期中は各セッションのメンバーが円卓で食事をする形式でランチタイムが設けられ、初日の夜には隣接したホテルでレセプションが行われ、堀先生が挨拶をされた。2日目朝にはKSBBとSBJとのBreakfast Meetingが行われ、双方の身近な話題も含め、今後の研究者交流を深めていくことが確認された。会期を通じて、研究者間の交流機会が積極的に設けられ、筆者も幅広い分野で韓国の研究者と交流を深めることができた。

昌原は韓国第2の都市である釜山から車で1時間ほどの場所にあり、非常に緑の多い町であった。釜山の金海国際空港と成田空港はわずか1時間半の距離であり時差もなく、また、現地ではKSBBの皆様からの手厚いサポートもあり、ストレスなく学会に参加できた。

大変お世話になりましたKSBB会長のKyungmoon Park教授、Hyun Ho Lee教授(総務担当)及びKSBB事務局の皆様、またSBJの先生方と事務局スタッフの皆様に厚く御礼を申し上げます。

会場となった昌原コンベンションセンター(CECO)

会場となった昌原コンベンションセンター (CECO)
 

大会2日目のSBJとKSBBとのBreakfast meetingにて

2日目朝に行われたSBJとKSBBとのBreakfast Meeting

左から,Prof. Yoosoo Yang (Korea Institute of Science and Technology),筆者,
堀 克敏先生,KSBB会長のProf. Kyungmoon Park (Hongik University),
Prof. Hyun Ho Lee (Myongji University),Prof. Jong Youn Baik (Inha University).

 

関連記事:【国際交流】韓国生物工学会(KSBB)大会参加報告

 

Published by 学会事務局 on 08 5月 2024

【協賛行事】バイオエンジニアリング研究会 オープンセミナー 「バイオデータサイエンスの逆襲!」

  • 日時:2024年5月29日(水)14:00~16:50
     
  • 会場: (一財)バイオインダストリー協会( 会場参加 先着20名)およびMS-Teams配信
     
  • URL: https://www.jba.or.jp/event/post_148/
     
  • 内容:

    「ゲノムデータの逆襲!~ゲノミクスを用いた培養製品の安全性管理」
     ……緒方 法親(株式会社日本バイオデータ/大阪大学大学院 工学研究科生物工学専攻)
           
    「ニシキゴイのゲノムデータで世界に日本文化を発信せよ!」
     ……保坂 碧(株式会社日本バイオデータ)

    「バイオインフォマティクスによる酵素開発と展開(仮題)」
     ……渡来 直生(株式会社digzyme)
     
    「CO2からのバイオものづくりを加速する微生物データの一元化と利活用促進
     ~GIフォーラムの設立について」
     ……森 浩二((独)製品評価技術基盤機構 バイオテクノロジーセンター) 

    総合討論
     
  • 参加費:無料(※事前参加申込制)
     
  • 申込締切日:2024年5月27日(月)
     
  • 問合せ先:
    一般財団法人 バイオインダストリー協会 
    担当:橋本、矢田、岸本
    E-mail:
    https://www.jba.or.jp/

Published by 学会事務局 on 08 5月 2024

【協賛行事】JBA “未来へのバイオ技術”勉強会 AIの利活用シリーズ5「生産DXを実現する最適化AIとデジタルツイン」

  • 日時:2024年5月28日(火) 13:00~14:00
     
  • 開催形式: ZOOM(定員500名)
     
  • URL: https://www.jba.or.jp/event/ai5dxai/
     
  • 内容:

    生産DXを実現する最適化AIとデジタルツイン
    ……橋場 優(株式会社グリッド AI事業本部)

    質疑応答
     
  • 参加費:無料(※事前参加申込制)
     
  • 申込締切:2024年5月26日(日)
     
  • 問合せ先:
    一般財団法人 バイオインダストリー協会 
    担当:矢田、橋本、岸本、北嶋
    E-mail:
    https://www.jba.or.jp/

Published by 部会:脂質駆動学術産業創生研究部会 on 08 5月 2024

【研究部会】2024年度第6回脂質駆動学術産業創生研究部会講演会

脂質駆動学術産業創生研究部会は2024年度第6回脂質駆動学術産業創生研究部会講演会を開催しました。
 

ご参加いただいた皆様、お忙しい中ご参加いただき、ありがとうございました。

学生優秀発表賞は、藤田 智帆さん(徳島大院)が受賞されました。
誠におめでとうございます。

 主催:北海道大学大学院工学研究院・総合化学院 生物合成化学研究室
    公益社団法人日本生物工学会 脂質駆動学術産業創生研究部会
 共催:北海道大学FCC事務局
 後援:日本生物工学会北日本支部

  • 日時:2024年10月4日(金) 
     
  • 場所:北海道大学 工学部 フロンティア応用科学研究棟2階 レクチャーホール(鈴木章ホール)
               

      (世話人:北海道大学・菊川 寛史)

      
  • 講演会参加費:  一般: 3,000円(税込)、学生: 無料
  • 意見交換会参加費:一般: 4,000円(税込)、学生: 無料
  • プログラム: 

      9:30    受付開始
    10:00    開会の辞

    【招待講演】 (講演時間35分,質疑10分)
    10:05~10:50「セラミドによる皮膚透過性バリア形成」
            〇木原 章雄(北海道大学 大学院薬学研究院)

    10:50~11:35「微生物脂質の包括的計測技術の開発」
            〇岡橋 伸幸(大阪大学 大学院情報科学研究科)

    11:35~13:00 昼休憩

    13:00~13:45「糖脂質マンノシルエリスリトールリピッドのテーラーメイド合成に向けた
           生産菌の改良」
            〇雜賀 あずさ(国立研究開発法人 産業技術総合研究所)

    13:45~14:30「ドライ熟成肉における微生物の働きと肉質に与える影響」
            〇三上 奈々(帯広畜産大学)

    14:30~15:15「水産物由来エーテル型脂質の健康機能性」
            〇別府 史章(北海道大学 大学院水産科学研究院)

    15:15~15:30 休憩

    【一般講演】 6演題(発表12分、質疑交代5分)
    15:30~15:47 「カンジダ菌に対する各種脂肪酸の抗菌活性」
            ○吉井未貴, 田中重光, 永尾寿浩 ((地独)大阪産業技術研究所)

    15:47~16:04 「植物におけるグリコシルイノシトールホスホセラミド分解酵素の解析」
            〇藤田智帆,松本尚子,髙井誠道,住友歩美, Majidul Islam, Rumana Yesmin Hasi,
            粟飯原睦美,田中保(徳島大院・生物資源)

    16:04~16:21  「好酸性微細藻類の活用に向けた培養特性調査と脂質評価」
            ○岡澤空汰1, 小西正朗2 (1北見工大院・工, 2北見工大)

    16:21~16:38  「微細藻類Nannochloropsis 増殖促進細菌の探索」
            〇重石りおん1, TAN PEI YU1, 加藤勇太2, 小西正朗3
           (1北見工大院・工, 2環境大善株式会社, 3北見工大)

    16:38~16:55  「顕微鏡観察法によるポリヒドロキシアルカン酸生産過程における
            エネルギー代謝動態解析」
           〇富士航至1、梶川彩香1、蜂須賀真一2、冨田宏矢2、菊川寛史2、今村博臣3
            松本謙一郎2 (1北大院総化, 2北大院工, 3京大院生命)

    16:55~17:12 「重合酵素PhaCAR 変異体の3-ヒドロキシオクタン酸取込み能解析」
           〇戸ノ崎あゆみ1, Phan Thi Hien1, 蜂須賀真一2, 菊川寛史2, 松本謙一郎2
            
    1北大院・総合化学院,2北大院・工学研究院)

    17:15    閉会の辞

    (徒歩移動)

    18:00 意見交換会(場所:カフェdeごはん(https://cafedegohan.com/))
             (学生優秀発表賞は意見交換会にて発表いたします。)

 

 

参加申込み締切:2024年9月20日(金)

参加申込みを締切ました。

一般講演発表申込み締切(要旨提出を含む): 2024年9月6日(金)

一般講演の申込みを締切ました。

学生を対象とした優秀発表賞を企画しておりますので、積極的な参加をお待ちしております。

 ・形式:口頭発表(発表10分、質疑4分を予定)(発表12分、質疑+交代5分)
 ・募集演題数:6演題程度(予定数に達しましたら申込みを締切る可能性がございます.)
 発表資格:すべての方が対象です。非会員の方もご発表いただけます。
 ・要旨の書式:A4で1ページ(PDF)。様式には特に制限を設けておりません。
 ・一般講演発表登録された方は、お手数ですが参加申込みも別途ご入力をお願いいたします。

 

 

►脂質駆動学術産業創生研究部会Topへ

Published by 学会事務局 on 08 5月 2024

氏名の漢字入力に関する注意

日本生物工学会の入会の際には使用する文字について下記に注意して下さい。

機種に依存する文字、インターネットでの表示やメール送信が保証されていない文字は使用しないてください。入力禁止された文字を使用した場合、大会の講演要旨集やプログラムには正しく掲載されません。

  • 日本語パソコンで使われる文字には、他のパソコンでは正しく表示されない文字があります。(機種依存文字)
  • 日本語の姓名に見られる特殊文字は、JIS第1、2水準の最も近い文字を当てはめて下さい。
    (髙⇒高 﨑⇒崎 𠮷⇒吉など)
  • 半角カタカナは使用しないで下さい。
  • 中国や韓国で用いられている漢字姓名で日本語JIS第1、2水準で対応できない場合、及び漢字姓名のない外国人の漢字欄にはアルファベットで記入して下さい。

 

年次大会で発表される方へのお願い

年次大会の参加登録および講演申込をされる場合は、会員システム上に登録された代替文字を使ったお名前を入力する必要があります。その際、申込フォームの下部にある備考欄にお名前の正しい漢字表記を明記してください

Published by 学会事務局 on 02 5月 2024

【後援行事】学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2024

  • 会期:2024年7月14日(日)
     
  • 会場:東北大学川内北キャンパス講義棟 等
     
  • URL:https://www.science-day.com/
     
  • 入場料:無料
     
  • 対象:こどもからおとなまでどなたでも
     
  • 出展費用:無料(ただし出展に関わるその他の費用はご負担下さい)
     
  • 出展募集:リアル会場での出展(講座プログラム型,体験ブース型)のほか、オンライン出展やハイブリッド出展も可
     
  • 出展申込締切日:2024年6月14日(金)
     
  • 問合せ先:
    特定非営利活動法人 natural science
    事務局  大草芳江
    〒980-0023 仙台市青葉区北目町4-7 HSGビル7階
    Tel: 022-721-2035
    E-mail:
    https://www.natural-science.or.jp/

Published by 学会事務局 on 02 5月 2024

【国際交流】Thai Society of Biotechnology(TSB)主催の国際シンポジウム(TSB2024)参加者募集

日本生物工学会は、Thai Society of Biotechnology(TSB)と2023年5月23日に学術協定を締結し、年次大会を通して両学会および会員間の交流を深めていくことになりました。TSBから、タイのアユタヤで11月14日(木)~16日(土)に開催予定のTSB主催の国際シンポジウムに生物工学会会員に対して招待枠2名を頂戴しました。

民間企業、研究機関、大学等に所属する会員を派遣し、国際シンポジウムでの発表の機会が得られるとともに、タイを中心とする東南アジア地域におけるバイオテクノロジーの基礎・応用研究の現状を学ぶ機会になると考えています。
 
つきましては、本企画の趣旨に賛同いただき、参加を希望される会員を募りたいと思います。下記の実施要領をご一読の上、奮って応募いただければ幸いです。

<シンポジウム概要>

【日時】2024年11月14日(木)~16日(土)
【場所】Krungsri River Hotel, Ayutthaya, Thailand

<募集内容>

  • 募集人数:2名
     
  • 資格:
    民間企業、教育・研究機関に所属の生物工学会会員(学生会員を含む)であること。民間企業の若手研究者、もしくは実用化を強く志向した研究を展開する官学の若手研究者を優先します。
     
  • 支援内容:
    本会より補助金5万円(1人当たり)が支給されます。
    TSBからはタイでの宿泊費(2泊分)のサポートが受けられます。 空港から会場までの交通費補助については、TSBから正式な通知があり次第、当サイトにてご案内いたします。
     
  • 必要な費用:
    本学会およびTSBからの支援以外に必要となる交通費、旅行保険(ご自身の負担で必ずご加入ください。)
     
  • 応募方法:
    推薦者、もしくは応募者本人から、以下をご連絡下さい。応募者多数の場合は、国際展開理事で審査を行います。この際、ご講演の簡単な内容等を追加で提出していただく場合があります。

    ・所属
    ・役職または学年
    ・氏名
    ・年齢(2024年11月14日現在)
    ・会員番号
    ・講演タイトル(仮題)

    <送付先>
    中野 秀雄(名古屋大学):
    (C.C. 日本生物工学会事務局:
     
  • 応募締切日:2024年5月22日(水)
     
  • 問合せ先:
    中野 秀雄(名古屋大学) E-mail:

Published by 支部:北日本 on 26 4月 2024

【北日本支部】2024年度北日本支部秋田シンポジウム

2024年6月15日(土)に秋田大学にて,支部シンポジウムを開催いたします。秋田での開催は,コロナ禍を挟んで2018年以来6年ぶりの開催となります。2022年の北見での開催と同様に,対面でのシンポジウムを予定しています。午前中はポスターセッションを行い,若手研究者や学生からの多くの発表を期待しております。優秀な発表を行った学生に対しては,「学生優秀発表賞」として表彰します。学生の皆様には,是非,日頃の研究の成果を発表して下さい。午後は招待講演として,アカデミック・企業で御活躍の先生に御講演いただくのに加えて,2023年度の学生精励賞受賞者に記念講演をしていただき,活発な議論の場を提供いたします。また,シンポジウム後の情報交換会も企画しております。

  • 日時:2024年6月15日(土)9:00 ~ 17:30(予定)
     
  • 場所:秋田大学(秋田県秋田市手形学園町1-1)
     
  • 参加費:無料

    参加申込は以下のGoogleフォームからお願いします。
    https://forms.gle/5aF48ExEB2paQaZn9
    (ポスター発表を希望する方も同じフォームより申込を御願いします。)
     
  • 参加申込締切:5月31日(金)24:00
     
  • ポスター発表申込締切:5月31日(金)24:00
     
  • 要旨提出締切:6月5日(水)24:00
     
  • 講演要旨テンプレート
     
  • 提出先: (尾高)
     

プログラム:

9:00~ 9:30 ポスター会場設営

9:30~10:00 ポスター掲示

10:00~11:00 奇数番号者発表

11:00~12:00 偶数番号者発表

12:00~13:30 昼食・休憩(支部役員会)

13:20~13:25 開会の挨拶

13:25~14:10 池袋一典(東京農工大学)〔オンライン講演〕
        「近日確定」

14:10~14:45 高橋征司(東北大学大学院工学研究科バイオ工学専攻)
        「植物における超長鎖ポリイソプレノイド生合成機構」

14:45~15:00 休憩

15:00~15:35 宮田直幸(秋田県立大学生物資源科学部)
        「微生物機能を利用した坑廃水のパッシブトリートメント」

15:35~16:00 保坂善仁(株式会社秋田今野商店)
        「近日確定」

16:00~16:10 休憩

16:10~16:20 学生精励賞授与

16:20~16:40 山梨太郎(東北大学・学生精励賞受賞者)
        「近日確定」

16:40~17:00 柳川謙吾(北海道大学・学生精励賞受賞者)
        「近日確定」

17:00~17:20 優秀発表賞の発表・表彰,閉会の挨拶

17:20~17:30 集合写真撮影

 

情報交換会(懇親会):18:00~20:00

秋田長屋酒場
TEL: 018-837-0505

参加費:一般5,000円(消費税10% 455円含む)
    学生2,000円(消費税10% 182円含む)
    (事前予約制,先着40名様まで)

 

問合せ先:

秋田大学大学院理工学研究科 尾髙 雅文
E-mail:

⇒北日本支部Topへ

 

Published by 学会事務局 on 25 4月 2024

【生物工学会誌】第102巻 第4号(2024年4月号)オンライン公開

生物工学会誌第102巻第4号(2024年4月号)をオンライン公開しました。⇒生物工学会誌第102巻第4号

►生物工学会誌Top

Published by 学会事務局 on 25 4月 2024

【随縁随意】日本生物工学会とのご縁– 青柳 秀紀

生物生物工学会誌 第102巻 第4号
青柳 秀紀

私は、恩師の田中秀夫先生(筑波大学名誉教授)のご紹介で日本生物工学会とのご縁をいただき、大学4年生の時に第39回大会(1987年阪大)で初めて学会発表をいたしました。時が経つのは早く、約37年にわたり本学会にお世話になり続けております(長いようですが過ぎてしまいますとあっという間です)。非常に幸運なことに、本学会の創立100周年記念事業1)に参加させていただく貴重な機会を賜り、改めて、本学会の伝統と素晴らしさを感じると共に、本学会は、歴代の執行部、産官学の会員、事務局、関係する多くの皆様のご努力、熱い想い(愛情)、人と人とのつながりがベースとなり育まれてきたことを実感する場面が多くございました。生物工学の産官学に関わる最新情報を得るのみならず、本学会でのさまざまな活動を通じて、得られる経験、多様な世代、専門性、視点をもつ会員様とのご縁は素晴らしく、産学連携や共同研究にもつながることが多々あります。

1972年と2022年にローマクラブのレポート“The Limit to Growth”および“Earth for All: A Survival Guidefor Humanity”がそれぞれ発表され、SDGsが誕生しています。生命・環境・人間が調和した持続可能な未来社会の創造が必須であることは誰もが共通認識を持つようになり、バイオエコノミー社会の実現も謳われる中、次の100年に向け歩み始めた本学会が学界や社会に果たすべき役割への期待はますます大きくなっています。

2004年の独法化以降、講座制など大学の環境は変化し続け、現在、PIとして研究室運営をしている先生も多いと思います。私は講座制で11年間、PIとして16年間、大学に勤務しておりますが、PIには講座制とは異なる良い面がある一方で、課題もあるように感じております。また、研究(あるいは教育)では“ひらめき”が大切ですが、“ひらめき”は研究(あるいは教育)について考えに考えを重ね抜いた中で、「ぼおっとしている状態」の時に出ることが多いと言われています。もしかしたら日々に忙しい先生方には時間的、心の余裕がなく、“ひらめき”が出にくい面があるかもしれません。私は研究、教育にPI として取り組む中で、支部活動も含め、本学会で繋がりました多くの産官学の会員様にご相談に乗っていただき、ご助言をいただくことで、励まされ、助けていただきました(良いご縁に恵まれてまいりました)。

また、研究室の学生達と接する中で感じていることですが、最近は価値観が非常に多様化すると共に、さまざまな情報が簡単に手に入り非常に便利なのですが、逆にそのことについて深く考えて判断したり、推測したり、周りの人とそのことについて話す機会や、直接的な実験以外の議論(あなたはなぜ科学をするのか? 2))が年々、減っている感じがいたします。天然資源に乏しい日本において資源の一つは人であります。明治、大正時代の政治家 後藤新平(医師、拓殖大学学長)は「財を遺すは下、仕事を遺すは中、人を遺すを上とする」と遺しています。システムが変化しても組織や社会を構成しているのは人であり、その多様性が組織のポテンシャルに、考え方、目的意識や方向性のトータルが組織全体の活性に反映することに変わりはないと思います。このような現状の中、今後、生物工学に関する研究、教育、人材育成の面でも、本学会や支部が担う役割や重要性が増えてくると思います。また、他ではできないような長期的視点に立ち、議論できる場としての役割も重要だと思います。

私が大学院生の時に集中講義にいらっしゃいました著名な先生が、「オリジナルな研究をなさい。あまり流行を追わず自分が興味のあることをこつこつ続けるといつか花が開くものです」とお話しされていました。時代に合っているかはわかりませんが、個人的には大切だと想いますし、それが良いとも思っています。実際に、興味を持って実験に取り組む中で見いだした予期しない現象から研究が展開することが数多くあることも事実であります。実験中に予期しない現象に出会うことは、多くの研究者が経験していると思います。それを見逃さず、解明を進め、創造愉快に創意工夫してゆくと、新しい分野の開拓につながる場合が多いと思います。

以上、生物工学会とのご縁についてとりとめなく勝手な内容を書いてしまいましたが(ご無礼の段、お許しくださいませ)、ぜひ(特に若い皆様は)、今よりも一歩踏み込んで積極的に本学会に参加する(参加し続ける)ことをお薦めいたします(良いご縁に恵まれますよ)。今後ともご指導ご鞭撻、幾久しく宜しくお願い申し上げます。

1) 日本生物工学会「創立100周年記念事業」: https://www.sbj.or.jp/centennial/(2024/1/22).
2) Nature, Career Column (04 January 2024): https://www.nature.com/articles/d41586-024-00011-0 (2024/1/22).


著者紹介 筑波大学 生命環境系(教授)

 

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

 

Published by 学会事務局 on 25 4月 2024

【協賛行事】第40回ファジィシステムシンポジウム(FSS2024)「不確実の中の確実性」

  • 会期:2024年9月2日(月)~4日(水)
     
  • 会場:椙山女学園大学 星が丘キャンパス
     
  • 詳細URL: https://soft-cr.org/fss/2024/
     
  • 講演申込締切日:2024年5月24日(金)
     
  • 講演原稿締切日:2024年7月5日(金)
     
  • 事前参加申込締切日:2024年8月2日(金)
     
  • 問合せ先:
    FSS2024実行委員会
    E-mail:

Published by 学会事務局 on 25 4月 2024

【協賛行事】界面コロイドラーニング 第40回現代コロイド・界面化学基礎講座(東京会場)

  • 日時:2024年6月13日(木)~ 14日(金)
     
  • 会場:同志社大学 東京オフィス(東京都中央区京橋2丁目7番19号 京橋イーストビル3階)
     
  • 詳細URL: https://colloid.csj.jp/202403/learning-40th-tokyo/
     
  • 参加費:
    部会員 30,000円、日化・協賛学会員 35,000円、非会員 40,000円、学生 10,000円(いずれも要旨集・教科書代込)
    ※ご勤務先が法人部会員の場合は部会員、日本化学会法人会員の場合は日本化学会会員、協賛学会法人会員の場合は協賛学会員扱いとなります。
     
  • 問合せ先:
    第40回 現代コロイド・界面化学基礎講座 事務局
    E-mail:

Published by 学会事務局 on 25 4月 2024

【協賛行事】界面コロイドラーニング 第40回現代コロイド・界面化学基礎講座(大阪会場)

  • 日時:2024年6月27日(木)~28日(金)
     
  • 会場:大阪産業創造館(大阪市中央区本町1丁目4-5)
     
  • 詳細URL: https://colloid.csj.jp/202403/learning-40th-osaka/
     
  • 参加費:
    部会員 30,000円、日化・協賛学会員 35,000円、非会員 40,000円、学生 10,000円(いずれも要旨集・教科書代込)
    ※ご勤務先が法人部会員の場合は部会員、日本化学会法人会員の場合は日本化学会会員、協賛学会法人会員の場合は協賛学会員扱いとなります。
     
  • 問合せ先:
    第40回 現代コロイド・界面化学基礎講座 事務局
    E-mail:

Published by 学会事務局 on 25 4月 2024

生物工学会誌 – 102巻4号

タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGEへのリンクとなっております。

※お詫びと訂正

『生物工学会誌』102巻4号(2024年4月25日発行)に以下の誤りがありました。
謹んでお詫び申し上げるとともに、下記の通り、訂正させていただきます。

目次
【誤】追悼文「谷 𠮷樹先生の逝去を悼んで」………………秦 洋二・髙木 博史・坂井 康能・吉田 信行…( 156 )
【正】追悼文「谷 𠮷樹先生の逝去を悼んで」………………秦 洋二・髙木 博史・阪井 康能・吉田 信行…( 156 )

なお、当サイトでは正しいお名前を掲載しております。

►生物工学会誌Top

 

※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。

Published by 支部:北日本 on 23 4月 2024

北日本支部-2024年度事業

主催行事

北日本支部学生精励賞 2024年度受賞者

  • 林田 宗記(岩手大学大学院)
    「エチレングリコールを原料とした様々なグリコール酸分率を有するポリ(グリコール酸-ran-3-ヒドロキシ
    酪酸)の微生物合成」
  • 清水川 晴人(東北大学大学院)
    「藍藻における超硫黄分子の生理学的役割」

これまでの活動

►北日本支部Topへ

Published by 学会事務局 on 10 4月 2024

《申込締切:5月15日(水)正午(締切厳守)》">【年次大会】第76回日本生物工学会大会 講演申込受付中!
《申込締切:5月15日(水)正午(締切厳守)》

第76回日本生物工学会大会(2024)の一般講演、およびシンポジウムの講演申込を開始しました。

今大会も昨年同様、講演申込と要旨登録の期間が別になっております。一般講演を希望される方は、参加申込後に、講演内容(タイトル・著者名・所属略称・発表概要等)をご登録ください。シンポジウムに関しては、今大会より「発表概要」の登録は不要です。「演題」、「著者情報」、「キーワード」と「講演者のメールアドレス」をご登録ください。⇒参加申込はこちらから

終了前はアクセスが集中し申し込みできない場合がありますので、早めの申し込みをお願いします。

一般講演の発表者は、2024年会費既納の本会正会員または学生会員に限ります。講演申込みには発表者の会員番号が必須となり、会員番号がない場合には登録できません。事前に必ず入会手続きをお願いします。会員番号は入会登録と会費の入金確認ができ次第お知らせしますが、1週間程度かかりますので早めの手続きをお願いします。会員番号が不明の場合は、事務局()にお問い合わせ下さい。⇒入会はこちらから

能登半島地震で被災された学生で事前に手続きした方につきましては、2024年度大会の参加費を免除いたします。⇒参加費免除の申請はこちら

主なスケジュール

  • 講演申込受付期間: 2024年4月10日(水) ~5月15日 (水) 正午
  • 講演要旨受付期間: 2024年5月22日(水) ~6月18日 (火) 正午
  • 前期参加登録締切日: 2024年7月16日(火) 17時
  • 講演要旨集[PDF版]発行日: 2024年8月26日(月) 予定
  • 懇親会開催日:2024年9月9日(月)※例年と違って大会2日目になります。

Published by 学会事務局 on 08 4月 2024

【協賛行事】Cutting-edge Bio-seminar 7「再生医療のネクストステージ」

  • 日時: 2024年 5月15日(水)12:30~14:00
     
  • 開催形式: Zoom配信 (定員500名)
     
  • URL: https://www.jba.or.jp/event/cutting-edge_bio-seminar_7/
     
  • 内容:

    【趣旨説明】
    Coordinator:新城 雅子(奈良先端科学技術大学院大学)

    【講演】
    「ロート製薬の再生医療R&Dについて(仮)」
     …黒木 輝(ロート製薬株式会社)

    「世界初の変形性膝関節症に対する同種軟骨細胞シートの事業化を目指して」
     …橋本 せつ子(株式会社セルシード)

    【クロストーク】
     
  • 参加費:無料(※事前参加申込制)
     
  • 申込締切日: 2024年5月13日(月)
     
  • 問合せ先:
    一般財団法人 バイオインダストリー協会 
    担当:矢田、岸本、北嶋
    E-mail:
    https://www.jba.or.jp/

Published by 学会事務局 on 04 4月 2024

【JBB】Vol. 137, No. 5(2024年5月号)オンライン公開

Journal of Bioscience and Bioengineering(JBB)のVol. 137, No. 5(2024年5月号)をScienceDirectで公開しました。

JBB会員用アクセスの利用方法

日本生物工学会の個人会員(正会員・学生会員・海外会員)は、Journal of Bioscience and Bioengineering および前身誌(Vol. 64, 1986年以降)のオンラインジャーナルに無料でアクセスすることができます。
⇒詳しくはこちら

  • 会員用アクセスのPasswordをお忘れの場合:
    ⇒詳しくはこちら
     
  • 登録したメールアドレスが不明でパスワードのリセットができない場合:
    Webフォーム(日本語可)よりElsevierのScienceDirectサポートセンターにお問合せください。ご連絡の際には、ジャーナル名、 学会名、会員番号をお知らせください。

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ScienceDirectでユーザー登録をするとJBBの最新号アラート(掲載記事へのリンク付き目次)をメールで受信することができます。
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Published by 学会事務局 on 02 4月 2024

《学会推薦》">【研究助成】第52回(2024年度)内藤記念講演助成金《学会推薦》

日本生物工学会では、2024年度内藤記念科学振興財団講演助成金申請について学会長による推薦を受け付けています。応募に際し、学会推薦を希望する方は、必要書類(電子ファイル)を学会授賞係 ()宛にお送りください。選考委員会にて推薦対象を決定し、本会での選定結果を個々の応募者に連絡いたします。

申請要領については、内藤記念科学振興財団のホームページをご覧下さい。
https://www.naito-f.or.jp/jp/index.php

  • 趣旨:
    自然科学の基礎的研究に関する国内で開催される国際会議の開催に対し、費用を補助。
     
  • 助成額:上限は1件50万円
     
  • 本会への提出書類(電子ファイル):
    内藤記念講演助成金申請書
    開催趣意書(収支予算書を含む)ならびにプログラム・アブストラクト、会議の概要が分かる資料
     
  • 本会への書類提出の締切
    【夏季】2024年5月2日(木)17:00(開催開始月が2024年7月~9月の国際会議)
    【秋季】2023年8月6日(火)17:00(開催開始月が2024年10月~12月の国際会議)
     
  • 書類送付先:
    日本生物工学会 助成・授賞担当 E-mail:

なお、本会推薦によって採択された場合には、学会ホームページに掲載される旨予めご了承下さい。

 

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Published by 学会事務局 on 02 4月 2024

《学会推薦》">【研究助成】第1回(2024年度)内藤記念国際会議開催助成金《学会推薦》

日本生物工学会では、第1回(2024年度)内藤記念国際会議開催助成金申請について学会長による推薦を受け付けています。応募に際し、学会推薦を希望する方は、2024年8月30日(金)までに必要書類(電子ファイル)を学会授賞係 ()宛にお送りください。選考委員会にて推薦対象を決定し、本会での選定結果を個々の応募者に連絡いたします。

申請要領については、内藤記念科学振興財団のホームページをご覧下さい。
https://www.naito-f.or.jp/jp/index.php

  • 趣旨:
    自然科学の基礎的研究に関する国内で開催される国際会議のうち、新しい研究分野や挑戦的課題に取り組む比較的規模が小さい国際会議の開催に対し、費用を補助。
     
  • 申請者資格:
    1)国内で開催する自然科学の基礎的研究に関する本国際会議の開催責任者(主催者)であること。
    2)日本の研究機関に所属する研究者であること。
    3)本国際会議は、参加者総数が50名以上500名以下で、かつ参加国が日本を含む 2ヵ国以上であること。
    4)本国際会議の開始日が以下の期間内であること。

前期:2025年1月1日~2025年6月30日
後期:2025年7月1日~2025年12月31日


5)本助成金における国際会議は、上位の大規模な国際会議下で開催されるシンポジウム、講演会、セミナー等を含むものとする。
6)同一の開催責任者による申請は、同一申請年度で1件までとする。
7)当財団の理事・監事・評議員および選考委員による申請はできない。

  • 助成額:1件 上限50万円
     
  • 本会への提出書類(電子ファイル):
    内藤記念 海外学者招聘助成金 申請書
    開催趣意書(収支予算書を含む)ならびにプログラム・アブストラクト、会議の概要・規模が分かる資料
     
  • 本会への申請書類(電子フォーマット)の締切日時:
    前期:2024年5月17日(金)17:00 
    後期:2024年8月30日(金)17:00
     
  • 応募書類(電子フォーマット)送付先:
    日本生物工学会授賞係 E-mail:

なお、本会推薦によって採択された場合には、学会ホームページに掲載される旨予めご了承下さい。

 

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Published by 学会事務局 on 02 4月 2024

《学会推薦》">【学術賞】第56回(2024年度)内藤記念科学振興賞 候補者推薦募集《学会推薦》

日本生物工学会では、内藤記念科学振興賞の本会からの推薦候補者を募集しています。応募に際し、学会長による推薦を希望する方は、学会授賞係 ()にお問い合わせください。応募書類は、2024年8月30日(金)までに本学会授賞係宛に電子ファイルにてご送付下さい。選考委員会にて推薦対象者を決定し個々の応募者に連絡いたします。

詳細については、内藤記念科学振興財団のホームページをご覧下さい。
https://www.naito-f.or.jp/jp/index.php

【趣旨】

  • 人類の健康の増進に寄与する自然科学の基礎的領域において、進歩発展に顕著な功績のあった研究者に対して褒賞を授与するものである。

【顕彰・贈呈式】

  • 受賞者には内藤記念科学振興賞<正賞:金メダル、副賞:1,000万円>を贈呈。
  • 受賞者は2025年3月14日(金)に行う贈呈式に出席いただきます。

本会への応募書類(電子フォーマット)提出締切日時: 2024年8月30日(金)17:00

送付先: 日本生物工学会授賞係 E-mail:

なお、本会推薦によって受賞された場合には、学会ホームページに掲載される旨予めご了承下さい。

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Published by 学会事務局 on 01 4月 2024

【協賛行事】”未来へのバイオ技術”勉強会 「超高速革新的大量薬剤生産」

  • 日時: 2024年5月10日(金)14:00~16:20
     
  • 会場: Zoom配信(定員500名)
     
  • URL: https://www.jba.or.jp/event/post_137/
     
  • 講演内容:

    極微量の触媒で抗がん剤を体内で大量生産する!
    …田中 克典(東京工業大学 物質理工学院/理化学研究所 開拓研究本部)

    新規大容量PCR法による核酸製造の短納期化と低コスト化
    …赤田 倫治(山口大学大学院 創成科学研究科/ヘリックスエクステンション株式会社)

    二残基ずつペプチド鎖を伸長できる超高速マイクロフロー合成法による医薬品候補化合物の創出
    …布施 新一郎(名古屋大学大学院 創薬科学研究科)

     
  • 参加費:無料(※事前参加申込制)
     
  • 申込締切:2024年5月8日(水)
     
  • 問合せ先:
    一般財団法人 バイオインダストリー協会 
    担当:矢田、橋本、岸本、北嶋
    E-mail:
    https://www.jba.or.jp/

Published by 学会事務局 on 01 4月 2024

【協賛行事】JBA “未来へのバイオ技術”勉強会「革新的核酸医薬で目指す 人に寄り添う医療」

  • 日時:2024年4月16日(火)14:00~16:20
     
  • 開催形式: MS-Teams(定員500名)
     
  • URL: https://www.jba.or.jp/event/post_143/
     
  • 内容:

    Blockmer™を構築単位とするオリゴヌクレオチドの化学合成
    ……片岡 正典(株式会社ナティアス)

    一塩基変久異を含むmRNAのみ特異的に抑制可能な革新的配列設計法(仮題)
    ……程 久美子(株式会社ANRis 技術顧問/東京医科歯科大学)

    核酸医薬のポテンシャルを引き出す「BROTHERS核酸」
    ……和田 郁人(リードファーマ株式会社)

    総合討論

     
  • 参加費:無料(※事前参加申込制)
     
  • 申込締切:2024年4月14日(日)
     
  • 問合せ先:
    一般財団法人 バイオインダストリー協会 
    担当:岸本、北嶋、矢田
    E-mail:
    https://www.jba.or.jp/

Published by 部会:培養技術 on 01 4月 2024

保護中: 【研究部会】培養技術研究部会 第7回技術セミナー 資料ダウンロード

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Published by 学会事務局 on 29 3月 2024

2023年度 共催・協賛・後援行事一覧

内容開催日
【協賛行事】JBA バイオエンジニアリング研究会講演会「日本のバイオ医薬品産業の飛躍に向けて~拠点整備、部素材供給、人材育成」2024.03.27
【協賛行事】JBAバイオエンジニアリング研究会・新⼩委員会 プレ討論会:バイオ由来製品開発のボトルネックは何か2024.03.21
【協賛行事】バイオプロセス講演会 ~「生物機能を利用したモノづくり」に貢献するプロセス強化~(化学工学会誌 特集に関するオンライン講演会)2024.03.15
【協賛行事】JBA 4大学+1企業アグリ食品セミナー「食の未来を創るパートナーシップ:産学連携がもたらす機能性革新」2024.03.15
【協賛行事】コロイド先端技術講座2023 柔らかい多孔性材料 -その構造と機能をさぐる2024.03.14
【協賛行事】バイオエンジニアリング研究会 若手ダイナモ人財オープンセミナー 「国内バイオものづくり&医薬品製造の逆襲 1」2024.03.06
【協賛行事】第5回世界エンジニアリングデー記念シンポジウム
~ダイアローグ:多様性と包摂性のある社会のための工学の未来~
2024.03.04
【協賛行事】JBA “未来へのバイオ技術” 勉強会 AIの利活用シリーズ4「肌のAI解析で健やかに、より美しく」2024.03.01
【協賛行事】23-3エコマテリアル研究会 「資源循環戦略におけるバイオプラスチックの役割」2024.02.29
【後援行事】第十回日本微生物学連盟フォーラム 「微生物は地球の救世主になれるか?」2024.02.10
【協賛行事】GMPセミナー「医薬品製造に関わるGMPの最新動向:講演会&見学会」2024.02.01-2024.02.02
【協賛行事】第29回高専シンポジウム2024.01.26-2024.01.27
【協賛行事】JBA “未来へのバイオ技術” 勉強会 「「第5のがん治療」として期待されるBNCT(Boron Neutron Capture Therapy ; ホウ素中性子捕捉療法)」2024.01.26
【協賛行事】第18回理研「バイオものづくり」シンポジウム2024.01.24
【後援行事】大阪公立大学シンポジウム「自然共生を基盤とする農学を考える」—Galaxy of able species: 多士済々な生物種間相互作用研究で農を拓く—2023.12.15
【協賛行事】第43回 水素エネルギー協会(HESS)大会・2023HESS特別講演会2023.12.13-2023.12.15
【協賛行事】JBA “未来へのバイオ技術” 勉強会 「アニマルウェルフェアとWell-being〜貴方の愛犬と、ともに永く幸せに」2023.12.12
【協賛行事】第198回腐食防食シンポジウム~微生物腐食における最新のプロジェクトおおよび事例紹介~2023.12.11
【協賛行事】第36回日本吸着学会研究発表会2023.12.07-2023.12.08
【協賛行事】JBA バイオエンジニアリング研究会 オープンセミナー「製造業の国内回帰とサプライチェーン対策のために何が必要か」2023.12.07
【協賛行事】JBA “未来へのバイオ技術”勉強会「ゲノム歴史学」2023.12.05
【後援行事】第2回 日本抗体学会学術大会2023.12.01-2023.12.03
【協賛行事】第50回炭素材料学会年会2023.11.29-12.01
【後援行事】日本動物実験代替法学会第36回大会2023.11.27-2023.11.29
【協賛行事】JBA バイオエンジニアリング研究会 オープンセミナー「細胞医療分野を支える基盤としてのインフラストラクチャーとその司令&管理プラットフォーム戦略」2023.11.24
【協賛行事】第25回日本感性工学会大会 2023.11.20-2023.11.22
【後援行事】岡山大学寄付講座 微生物インダストリー講座 主催シンポジウム「SDGs時代の『麴菌×固体培養』を活かした新たなものづくり-発酵食品からアップサイクルまで-」2023.11.10
【後援行事】第59回熱測定討論会2023.10.24-2023.10.26
【協賛行事】23-2エコマテリアル研究会「環境に調和するバイオプラスチック・エコマテリアルの最前線」2023.10.20
【協賛行事】連合年会2023(第36回日本イオン交換研究発表会・第42回溶媒抽出討論会)2023.10.19-2023.10.20
【後援行事】第23回 生体触媒化学シンポジウム in 鹿児島2023.09.28-2023.09.29
【協賛行事】Cutting-edge Bio-seminar 6「食品成分の構造および機能解明と予防医療への応用」2023.09.26
【後援行事】日本薬物動態学会第38回年会/第23回シトクロムP450国際会議国際合同大会2023.09.25-2023.09.29
【協賛行事】INCHEM TOKYO 20232023.09.20-2023.09.22
【協賛行事】第20回高付加価値食品開発のためのフォーラム~東アジアの食の広がりと動向・健康の見える化とヘルスケア~2023.09.19-2023.09.20
【協賛行事】JBA “未来へのバイオ技術”勉強会 SDGsと未来食シリーズ8「食のアップサイクル」2023.09.14
【協賛行事】第74回コロイドおよび界面化学討論会「コロイド・界面化学がつなぐ時間と空間」2023.09.12-2022.09.15
【協賛行事】JBA “未来へのバイオ技術” 勉強会 SDGsと未来食シリーズ7「食メディアデザインと感覚研究」2023.09.11
【協賛行事】JASIS20232023.09.08-2023.09.10
【協賛行事】第39回ファジィシステムシンポジウム(FSS2023)「人間知能と人工知能のSOFTな融合へ」2023.09.05-2023.09.07
【共催行事】第37回日本キチン・キトサン学会大会2023.09.05-2023.09.06
【協賛行事】第36回におい・かおり環境学会2023.08.31-2022.09.01
【協賛行事】JBA Food Bio Plus 研究会 公開市民講演会「人・社会・地球の健康を実現する未来の食」2023.08.28
【協賛行事】Cutting-edge Bio-seminar 5「食品成分の構造・機能の見える化」2023.08.22
【協賛行事】Cutting-edge Bio-seminar 4「次世代培養技術によるサステナブル社会構築への展望」2023.08.17
【協賛行事】”未来へのバイオ技術”勉強会 AIの利活用シリーズ3「開かれた医療・医薬のためのAI活用」2023.08.07
【協賛行事】JBA 先端技術情報セミナー「3D細胞培養技術と社会実装」2023.08.03
【協賛行事】Cutting-edge Bio-seminar 3「日本発オリジナル技術が世界を変える!」2023.07.25
【後援行事】学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ20232023.07.16
【協賛行事】”未来へのバイオ技術”勉強会「昆虫利用学~食べる、楽しむ、活用する」2023.07.13
【協賛行事】JBA バイオエンジニアリング研究会 テクニカルセミナー3「治験薬や細胞および遺伝子治療におけるサプライチェーンの最新動向」2023.07.12
【協賛行事】第35回イオン交換セミナー「挑戦するイオン交換 VII」2023.07.07
【協賛行事】大阪工研協会 初心者のためのバイオ実習セミナー
―微生物取扱いと検査・試験の基本操作―
2023.06.29-2023.06.30 2023.07.03
【協賛行事】バイオエンジニアリング研究会 講演会「バイオ医薬品におけるNext Generation Sequencing (NGS)を用いた外来性病原体の検出と品質特性の評価」2023.06.22
【協賛行事】JBA “未来へのバイオ技術”勉強会 SDGsと未来食シリーズ6「代替食材の明日」2023.06.22
【協賛行事】先端技術情報セミナーバイオ地政学 シリーズ 2「世界の食料と農業をめぐる状況と食の多様性」2023.06.16
【後援行事】熱測定オンライン講習会20232023.06.15/06.30/07.14/07.28
【協賛行事】 界面コロイドラーニング 第39回現代コロイド・界面化学基礎講座(大阪会場)2023.06.15-2023.06.16
【協賛行事】界面コロイドラーニング 第39回現代コロイド・界面化学基礎講座(東京会場)2023.06.1-2023.06.02
【後援行事】環境バイオテクノロジー学会2023年度大会2023.06.08-2023.06.09
【協賛行事】JBA “未来へのバイオ技術” 勉強会AIの利活用シリーズ2 懇話会「ChatGPT×バイオってぶっちゃけどうなの?!」2023.05.31
【協賛行事】第23回マリンバイオテクノロジー学会大会2023.05.27-202305.28
【協賛行事】”未来へのバイオ技術”勉強会 シリーズ: With コロナ時代を生きる!②コロナ2019抑制2023.05.26
【協賛行事】JBA バイオエンジニアリング研究会小委員会「バイオエンジニアリングにおけるオミックス解析技術」講演会「Next Generation Sequencing (NGS) を用いた細胞培養の品質管理」2023.05.24
【協賛行事】Cutting-edge Bio-seminar 2「リパーパシングと患者データを活用した創薬エコシステム」2023.05.17
【協賛行事】JBA “未来へのバイオ技術”勉強会 AIの利活用シリーズ1「AIによる業務改善と刺さるマーケティング」2023.04.26

Published by 学会事務局 on 25 3月 2024

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Published by 学会事務局 on 25 3月 2024

【後援行事】環境バイオテクノロジー学会2024年度大会

  • 会期:2024年5月30日(木)・31日(金)
     
  • 会場:KITENビルコンベンションホール(宮崎市)
     
  • 詳細URL: https://www.jseb.jp/news/jseb2024/
     
  • 講演申込締切日:2024年4月26日(金)
     
  • 事前参加申込締切日:2024年5月16日(金)
     
  • 参加申込方法:大会ホームページよりお申込みください。
     
  • 問合せ先:
    環境バイオテクノロジー学会2024年度大会実行委員会
    廣瀬 遵 (宮崎大学⼯学部)
    Email:  Tel: 0985-58-7322

Published by 学会事務局 on 25 3月 2024

【随縁随意】ウイルスは考えない,とお天道さまはお見通し– 藤井 力

生物生物工学会誌 第102巻 第3号
藤井 力

家族に高リスク者がいるので気をつけていたのに、ついに新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に感染してしまった。今年度再開し、楽しみにしていた「真核微生物交流会」にも行くことができなかった。

COVID-19が長く流行しているのは、ヒトに感染する機会が豊富で変異を繰り返しているからにほかならない。正確にいうと「変異を繰り返す」わけではなく、ウイルスは一定割合で変異するが、多くの人に感染し、いろいろな種類が生まれ、多様性が増え、最適株が増殖し、それまでの株に置き換わる。ウイルスは「次こうやって感染力をあげよう」と考えているわけではなく、ポンコツで淘汰される変異も多いが、免疫を偶然すり抜けやすくなったり、放出される時期が偶然発症前になったりするなどして、選択圧に対し最適な株に置き換わる。高校の生物の授業で、工業の発展に伴い、淡い色のオオシモフリエダシャクが暗色に置き換わる工業暗化という現象を習ったが、多様な種類から選択されたものが優占するという仕組みは同じ。多様性があれば、選択圧で最適株が選ばれる。オオシモフリエダシャクの多様性獲得(≒最適株の創出)の源泉は有性生殖であるが、ウイルスは突然変異。その時だけを考えるとポンコツも含めた多様性を持つことは非効率だが、多様性があることで環境の変化に強く、ロバストネス(頑健性)も高い。病原菌に抗生物質耐性菌が出現したり、驚くような環境に微生物が存在したりしているのも同じ原理か。

先日、学生とある工場を見学させていただく機会を得た。もっとも感銘をうけたのは、工場に貼ってあった行動指針「私は、今日の仕事を振り返り、誇りをもって家族に話すことができます」であった。効率アップとか安全とかではなく、「仕事を振り返り、誇りをもって家族に話せるか」が行動指針になっていた。この行動指針の場合、正しい効率アップ法が選択され、安全は守られ、問題は起きにくいであろう。昔なら「お天道さまはお見通し」か。うそやずるは短期的には得するように見えるが、人生100年かつSNS時代では必ずばれ、大手芸能事務所やマスメディア、中古車販売業者や保険業界、あるいは一部の政治家や芸能人の例を挙げるまでもなく、その人や組織を揺るがす。結果の確認に時間はかかるが、こちらも効率的な仕組みのように思える。

多様性を背景にした自然選択による最適化と「お天道さまはお見通し」による最適化。大学研究資金配分には活かされていないように思う。筆者は5年前に大学に来たが、基礎的経費はきわめて少額で、外部資金などを確保しなければ、卒論生や修士の学生の研究費を賄えない。乱暴でもぱっと見て伝わる文章が求められ、攻略本や攻略セミナーも開催されている。流行りの研究分野の方が取りやすいから「寄せに」行く者もいて、資金配布側の効率も悪い。その分野のブレークスルーより、確実に結果が出て報告書を書いてくれそうな人や分野を選びがちに見える。不正防止のために規制ができ、正直を証明するのに、ぱっとみてわかる文章を書くのに、膨大な応募を審査するのに、成果を出すための研究時間がどんどん削られていく。この選択圧は、科学技術発展のために正しいか。分野や手法の偏りを誘起し、多様性が生まれることを阻害していないか。

いまの仕組みが正しいかどうかも「お天道さまはお見通し」、歴史が証明する。短期的には効率が悪いように思うかもしれないが、研究時間を確保し、多様性を生み出すのに最小限の基礎的経費が出るようにならないと、社会が大きく変わった時に必要な研究成果は得られそうもないような気がする。いまの仕組みは本当に有効か。頑健性は高いか。成功するにはある程度の失敗と試行錯誤が必要なのである。多様性+自然選択による最適化と「お天道さまはお見通し」による最適化、信じてみませんか?



著者紹介 福島大学食農学類(教授)

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

Published by 学会事務局 on 25 3月 2024

【生物工学会誌】第102巻 第3号(2024年3月号)オンライン公開

生物工学会誌第102巻第3号(2024年3月号)をオンライン公開しました。⇒生物工学会誌第102巻第3号

►生物工学会誌Top

Published by 学会事務局 on 25 3月 2024

生物工学会誌 – 102巻3号

タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGEへのリンクとなっております。

►生物工学会誌Top

※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。

Published by 学会事務局 on 18 3月 2024

【JBB】Vol. 137, No. 4(2024年4月号)オンライン公開

Journal of Bioscience and Bioengineering(JBB)のVol. 137, No. 4(2024年4月号)をScienceDirectで公開しました。

JBB会員用アクセスの利用方法

日本生物工学会の個人会員(正会員・学生会員・海外会員)は、Journal of Bioscience and Bioengineering および前身誌(Vol. 64, 1986年以降)のオンラインジャーナルに無料でアクセスすることができます。
⇒詳しくはこちら

  • 会員用アクセスのPasswordをお忘れの場合:
    ⇒詳しくはこちら
     
  • 登録したメールアドレスが不明でパスワードのリセットができない場合:
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Published by 学会事務局 on 08 3月 2024

【協賛行事】JBA “未来へのバイオ技術” 勉強会「美味しい食肉の確保と食品ロス解消に向けた新しい取り組み~腐敗コントロールと食品加工の面から」

  • 日時:2024年4月15日(月)14:00~16:30
     
  • 開催形式: ZOOM(定員500名)および 会場参加先着23名
         (東京都千代田区丸の内一丁目7 番12 号 サピアタワー8 階 JBA会議室)  
     
  • URL: https://www.jba.or.jp/event/post_135/
     
  • 内容:

    食品ロス削減に向けた腐敗コントロール対策のための腐敗菌ライブラリー構築と活用 
    ……平田 真樹(徳島大学 バイオイノベーション研究所)

    ブタを対象とした「アニマルウェルフェア」(動物福祉)の研究と、安心安全のハム造りによる地域貢献  
    ……森松 文毅(徳島大学 生物資源産業学部)

    ドライ熟成肉を中心とした美味しく安全なお肉の探求~有用微生物や機能性成分を活用した食肉加工~ 
    ……三上 奈々(帯広畜産大学 グローバルアグロメディシン研究センター生命・食料科学研究部門 )

    総合討論 
    交流会
     
  • 参加費:無料(※事前参加申込制)
     
  • 申込締切:2024年4月13日(土)
     
  • 問合せ先:
    一般財団法人 バイオインダストリー協会 
    担当:矢田、岸本、北嶋
    E-mail:
    https://www.jba.or.jp/

Published by 学会事務局 on 01 3月 2024

【年次大会】第76回日本生物工学会大会 (2024) サイトオープン

第76回日本生物工学会大会(2024)のホームページを開設しました。大会サイトでは、2024年9月8日(日)から10日(火)に開催される第76回日本生物工学会大会(2024)に関する情報を発信していきます。

講演申込み、および大会参加申込のウェブ受付は、2024年4月10日(水)より開始いたします。

本大会への皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

公益社団法人日本生物工学会
第76回年次大会(2024)ホームページアドレス
https://www.sbj.or.jp/2024/

Published by 学会事務局 on 01 3月 2024

【協賛行事】第24回マリンバイオテクノロジー学会大会

  • 日時:2024年5月25日(土)~ 26日(日)
     
  • 会場:筑波大学 春日キャンパス(〒305-8550 茨城県つくば市春日 1 丁目 2)
     
  • URL: http://marinebiotechnology.jp/mbt2024/
     
  • 発表申込期間: 2024年3月1日(金)~ 4月11日(木)
     
  • 事前参加申込登録l期間:2024年3月1日(金)~ 4月25日(木)
     
  • 参加費
    事前参加登録費:会員 5,000 円 学生 2,000 円 非会員 9,000 円 学生非会員 4,000 円
    当日参加費: 会員 7,000 円 学生 3,000 円 非会員 10,000 円 学生非会員 5,000 円
    懇親会費: 一般 6,000 円 学生 3,000 円
    (協賛団体の会員は会員価格での参加が可能です。但し発表は学会会員に限ります。)
     
  • 問合せ先:
    第24回マリンバイオテクノロジー学会大会会長 鈴木 石根
    E-mail:

 

Published by 学会事務局 on 29 2月 2024

【事務局より】2024年度総会および関連行事のお知らせ

総会およびその後の諸行事を下記のとおり早稲田大学において開催いたします。

2024年度総会

日時:2024年5月23日(木)13時~14時20分

場所:早稲田大学 リサーチイノベーションセンター(121号館)地下1階 コマツ100周年記念ホール
  (〒162-0041 東京都新宿区早稲田鶴巻町513)

次第:

  1. 会長挨拶
  2. 2023年度事業報告
  3. 2023年度決算報告・2023年度監査報告
  4. 功労会員の推戴
  5. 2024年度事業計画
  6. 2024年度予算
  7. 創立100周年記念事業報告

第29回生物工学懇話会

日時:2024年5月23日(木)14時40分~17時
場所:早稲田大学 リサーチイノベーションセンター(121号館)地下1階 コマツ100周年記念ホール
  (〒162-0041 東京都新宿区早稲田鶴巻町513)
参加費:無料(事前申込み不要)

プログラム: ⇒講演要旨はこちら

  • 14:40~14:45  
    開会の挨拶………秦 洋二
     
  • 14:45~15:30 
    講演1「Photo-Isolation Chemistryによる組織内遺伝子発現の高深度空間解析」
    ……本田 瑞季(京都大学)
     
  • 15:30~15:40  休憩
     
  • 15:40~16:25 
    講演2「なぜ,女性エンジニア養成プログラムが必要なのか」
    ……芝﨑 学(奈良女子大学)
     
  • 16:25~16:55  パネルディスカッション
     
  • 16:55~17:00  閉会の挨拶………青柳 秀紀

懇親会

日時:2024年5月23日(木)17時20分~19時20分

場所:リーガロイヤルホテル東京 1F ダイニング フェリオ
   (〒169-8613 東京都新宿区戸塚町 1-104-19)

参加費:6,000円(税込)

申込方法:

  • 日本生物工学会代議員の方には事務局から個別に案内メールをお送りします。メールの案内に従って申込みフォームよりお申し込みください。
     
  • 代議員以外で懇親会への参加を希望される方は、
    • 1) 氏名
    • 2) 所属
    • 3) 連絡先TEL/E-mail
    • 4) 会員種別

を明記して、下記E-mail宛にお申し込みください。

申込締切日:2024年5月9日(木)

決済方法:参加費のお支払いはクレジットカード決済のみです。Square社よりメールで請求書をお送りします。
※領収書は支払完了メールをもって代えさせて頂きます。
当日受付はございませんので、必ず事前申し込みと決済をお願い致します。
※お支払い済みの参加費につきましては、当日ご欠席の場合も返金致しませんので、あらかじめご了承ください。

申込先:日本生物工学会事務局
    TEL: 06-6876-2731  E-mail:

Published by 学会事務局 on 29 2月 2024

【本部】第29回生物工学懇話会

日時:2024年5月23日(木)14時40分~17時
場所:早稲田大学 リサーチイノベーションセンター(121号館)地下1階 コマツ100周年記念ホール
   (〒162-0041 東京都新宿区早稲田鶴巻町513)
参加費:無料(事前申込み不要)

プログラム

(司会:本多 裕之)

  • 14:40~14:45 開会の挨拶………………秦 洋二
     
  • 14:45~15:30  講演1「Photo-Isolation Chemistryによる組織内遺伝子発現の高深度空間解析
                ……本田 瑞季(京都大学)

組織や臓器は時空間的に定められた遺伝子発現により厳密に制御されている。そのため、その仕組みを正確に理解するには空間情報と遺伝子発現情報を紐付けた解析が不可欠である。そこで、我々は組織切片上の光照射した領域だけの遺伝子発現情報を包括的に解析できる手法、Photo-Isolation Chemistry(PIC)を開発した。PICはマウス胚や成体マウス海馬などのマクロ領域から細胞内構造体などの1µm以下のミクロ領域と大小さまざまな領域の遺伝子発現を高感度かつ定量的に解析できる。さらに、未固定や固定凍結切片に加えパラフィン切片にも適応できるため、生物学的研究から病理診断などの臨床研究にまで幅広く応用されることが期待できる。本発表では、PICの原理からPICを用いたさまざまな解析事例を紹介しつつ、PICの今後の技術展開についても議論する。

(座長:岡村 好子) 

  • 15:30~15:40 休憩
     
  • 15:40~16:25 講演2「なぜ、女性エンジニア養成プログラムが必要なのか
                …………芝﨑 学(奈良女子大学)

女子大学の役割は、女性の社会進出をサポートすることです。日本の低いジェンダーギャップ指数を改善するためにも社会で活躍する女性人材を育成しなければなりません。「リケジョ」を合言葉に理学系は躍進していますが、女性エンジニアの育成体制は十分ではありません。多様性を前提にした社会を支える工学領域のダイバーシティ実現を目指し、工学部を設置しました。そして、裾野を拡げるために中高生に向け、女性エンジニア養成プログラムを開始しました。女性エンジニア輩出を目指す本学の10年間の取組みを紹介します。

(座長:山田 翼)

  • 16:25~16:55 パネルディスカッション (座長:竹山 春子)
     
  • 16:55~17:00 閉会の挨拶………………青柳 秀紀

 

関連記事:【事務局より】2024年度総会および関連行事のお知らせ

Published by 学会事務局 on 29 2月 2024

【創立100周年記念事業】第11回SBJシンポジウム ―生物工学における産官学連携の新たな潮流―

SBJシンポジウムは、日本生物工学会がカバーする広い科学技術・教育分野において、産官学の連携を深め、さらにはアジアをはじめとした諸外国の情報や動向について討議することを目的として、日本生物工学会創立100周年に向けて新たにスタートしたものです。一昨年、学会創立100周年を迎えましたが、これからの学会のさらなる発展に向けて本シンポジウムを学会のフラッグシップと位置付け、新たなスタートを切りました。

第11回目となる今回は、創立100周年の記念事業の一環として、産官学連携に焦点を当て開催いたします。シンポジウムでは、4名の先生方から産官学連携での研究開発の実例を取りあげてご講演いただくとともに、産、官、学の5名の先生方から外部の機関との共同研究を効率よく推進していくためのきっかけづくりやコツなどについてご意見をいただきます。さらに、パネルディスカッションを通して、参加者の方々から生の声をいただき、産官学連携に関して議論することで、より良い共同の場づくりの一助となることを期待し

  • 日時:2024年5月24日(金)9:50~17:30(予定)
     
  • 開催形式:ハイブリッド開催(現地参加あるいはWeb [Zoom] )
     
  • 会場:早稲田大学121号館コマツ100周年記念ホール
       (〒162-0041 東京都新宿区早稲田鶴巻町513)
     
  • 定員:現地参加100名
     
  • 参加費:無料


    事務局からメールでお知らせしたIDとパスワードでログインしてください。

    プログラム

    • 9:50~10:00 
      本会の趣旨説明……吉田 聡(キリンホールディングス株式会社)
       
    • 10:00~10:05 
      開会の辞……秦 洋二(月桂冠株式会社)
       

    〈産官学連携の事例紹介〉

    • 10:05~10:45
      <基調講演>
      「生命の根源物質5-アミノレブリン酸~大学とともに歩んだ39年~」
        …………田中 徹(キヤンファーマ株式会社)
       
    • 10:45~11:10
      「産学連携による技術開発~乳ペプチド開発の新展開へ向けて~」
        …………越智 浩(森永乳業株式会社)
       
    • 11:10~11:35
      「いつまでも元気に歩き続けられる脚を目指して」
        …………金田 喜久(サントリーウエルネス株式会社)
       
    • 11:35~12:00
      「大学との共同開発技術の社会実装に向けた取組みについて~“エレキソルト”の事例紹介~」
        …………佐藤 愛(キリンホールディングス株式会社)


    〈産官学からの連携紹介〉

    • 13:30~13:55
      「“酒(しゅ)”を科学して115年~酒造研究のこれまでとこれから~」
       …………秦 洋二(月桂冠株式会社)
       
    • 13:55~14:20
      「産学官連携による共同研究強化のためのガイドラインの深化をはじめとする産学連携政策の進展について」
       …………大石 知広(新エネルギー・産業技術総合開発機構)
       
    • 14:20~14:45
      「より良い未来社会の実現に参加する~早稲田大学の組織的な産学連携の取組み~」 
       …………丸山 浩平(早稲田大学)
       
    • 14:45~15:10
      「社会課題解決を目指した産総研生命工学領域の連携に対する取組み」
       …………金 賢徹(産業技術総合研究所)
       
    • 15:10~15:35
      「新テーマ創出に繋がる共創システムとコミュニケーション」
       …………環野 真理子(株式会社リバネス)
       
    • 15:35~15:50 休憩
       

    〈産官学連携の新たな潮流〉

    • 15:50~17:20 
      パネルディスカッション……吉田 聡(キリンホールディングス株式会社)

       
    • 17:20~17:25 
      年次大会のご紹介……大河内 美奈(東京工業大学)
       
    • 17:25~17:30 
      閉会の辞……青柳 秀紀(筑波大学)

     

    申込方法

    こちらのフォームよりお申し込みください。
    申し込み時に、パネルディスカッションで取り上げてほしい課題、質問があればご記載ください。

    ※当日受付は行いません。必ず事前登録をお願い致します。

    申込締切日: 2024年5月17日(金)
       

    問い合わせ先

    公益社団法人 日本生物工学会事務局 (吹田市山田丘2-1 大阪大学工学部内)
    TEL: 06-6876-2731 FAX: 06-6879-2034
    E-mail: (SBJシンポジウム担当)

     

    Published by 学会事務局 on 29 2月 2024

    【JBB】Vol. 137, No. 3(2024年3月号)オンライン公開

    Journal of Bioscience and Bioengineering(JBB)のVol. 137, No. 3(2024年3月号)をScienceDirectで公開しました。

    JBB会員用アクセスの利用方法

    日本生物工学会の個人会員(正会員・学生会員・海外会員)は、Journal of Bioscience and Bioengineering および前身誌(Vol. 64, 1986年以降)のオンラインジャーナルに無料でアクセスすることができます。
    ⇒詳しくはこちら

    • 会員用アクセスのPasswordをお忘れの場合:
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    Published by 学会事務局 on 25 2月 2024

    【生物工学会誌】第102巻 第2号(2024年2月号)オンライン公開

    生物工学会誌第102巻第2号(2024年2月号)をオンライン公開しました。⇒生物工学会誌第102巻第2号

    ►生物工学会誌Top

    Published by 学会事務局 on 25 2月 2024

    【随縁随意】パスツールが降りてくる– 赤田 倫治

    生物生物工学会誌 第102巻 第2号
    赤田 倫治

    久しぶりの対面授業のせいなのか、ある日の微生物学の講義中、殺菌法や発酵現象の解明について話しているときに、ふとパスツールが私に降りてきて、なぜか岡山弁でしゃべり始めたんです。他でもない、生物がどこからともなく自然に発生することがあるという「自然発生説」の否定や、Chance favors only the prepared mindの名言で知られるあのパスツール先生です。

    “そこら中に微生物がうようよおるってことをみんな知っとる? 肉汁を置いとったら生物が自然発生するとか言うとったやつらは間違っとるってことを言いたいんじゃ。肉汁を煮るだけで、目に見えん微生物が死んでしもうて、何も起こらんようになったのをみせたじゃろ。煮んと、肉汁にコンタミしとった微生物が増殖しただけじゃが。”

    パスツールは、パスツールピペットと呼ばれるようになった細い管を持つフラスコを作製して、自然発生説を否定してみせたわけですが、それ以上に、殺菌が、目に見えない微生物たちを扱うことを可能にした本質的な実験法なんだということを、私に言わせようとしていると感じるわけです。

    ところで、煮ればよい殺菌法は、科学の基礎でしょうか、それとも応用でしょうか?0から1を作り出すのが基礎で、1から100の量や種類を作り出すのが応用っていうイメージはどうなんでしょう? 科学の歴史で考えてみると完全な0はないのかもしれませんが。

    最近、私たちは大容量PCR法という技術を近所のカニカマ機械メーカーの人と開発しています。PCR法は、新型コロナウイルス検査で広く一般に知られた技術となりましたが、多くの場合、微量のDNAを10~50μLの反応液中で増幅します。この技術を0辺りから1の基礎とすると、1mLの反応液で同じことをすれば、1から100への応用となり、1LができればDNAの新しい製造法となると思いつき、始めたわけです。でもこれが全然できない。そこであれこれ、0辺りに戻って実験してみることとなりました。そうしてわかったことは、DNAが不安定な物質だった、ということでした。ここでは煮過ぎがよくなかったのです。DNAはmRNAより安定ですが、それは程度の問題で、DNAは安定だという常識がすっかり邪魔になっていたのでした。現代は、情報が多すぎて、0辺りに戻ることや常識から距離を置くことが難しい時代なのかもしれませんね。

    パスツールは、若くして光学異性体を発見したので、化学界を牽引して行けたはずと思われます。しかしながら彼は、一度、地方工業都市にあるリール大学に移り、そこで、アルコール醸造業者から品質管理の相談を受けて、アルコール腐敗の原因を探り始めました。

    “困っとった会社の人をなんとか科学で解決してあげたかったんじゃ。せーでもなあ、それを解決するには、そこら中におる微生物を殺菌して、微生物がおらん空間を作らにゃおえんかったんで、煮りゃあええという方法を思いついたんじゃ。これが、論争じゃった自然発生説の否定に通じたんじゃが、それよりなあ、わしがうれしかったんが、煮る殺菌法でおいしいワインや牛乳を飲めるようになったことじゃが。”

    “人の役に立つことは、幸せな気分にさせてくれるじゃろ。わしが科学に基礎も応用もねえと言うたんは、そんな議論より、人の役に立つことを目標に、根本からの解決を科学で図ってみることが重要じゃあと言いてーんじゃが。わしが晩年、流行り病やワクチンの研究をしとったいうのを知っとるか。未来でもコロナとかいうて困っとるらしいのう。mRNAワクチンとかいうのができたんか。頑張ったのう。でもなんでより安定なDNAでやらんのじゃ? 未来でもまだまだ科学で解決せんといけん課題がぎょうさんあるようじゃのう。0から100まで頑張りんさい。子供たちへの幸せが作れるからのう。”

    The prepared mindとは、困っている人を科学で助けたいと思う心なんですね。パスツール先生、ありがと。



    著者紹介 山口大学 大学院創成科学研究科 化学・ライフサイエンス系専攻(教授)

    ►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

    Published by 学会事務局 on 25 2月 2024

    生物工学会誌 – 102巻2号

    タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
    主要記事については、J-STAGEへのリンクとなっております。

    ※お詫びと訂正

    『生物工学会誌』102巻2号(2024年2月25日発行)に以下の誤りがありました。
    謹んでお詫び申し上げるとともに、下記の通り、訂正させていただきます。

    書評
    ・p.92  2か所
     誤)技術情報組合 編 → 正)技術情報協会 編
     誤)技術情報組合   → 正)技術情報協会

    ※なお、当サイトでは修正済みのPDFを掲載しています。

    ►生物工学会誌Top

    ※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。

    Published by 支部:西日本 on 24 2月 2024

    【西日本支部】日本生物工学会 第3回 西日本支部 若手研究者賞 候補者募集

    日本生物工学会西日本支部では、「第3回西日本支部若手研究者賞」の受賞候補者を募集しています。この賞は、生物工学の基礎、応用、技術の進歩に寄与した優れた若手研究者の研究を奨励し、さらにステップアップしていただくことを目的とするものです。
     

    1. 受賞要件
      以下の4項目すべてに該当すること
      1)生物工学分野において優れた成果をあげている日本生物工学会正会員、もしくは受賞時に正会員である者。
      2)2024年4月1日時点での年齢が35歳以下であること、または博士の学位取得後8年以内であること。
      3)西日本支部内(中国・四国9県内)の大学、公的研究機関もしくは民間企業等に在籍していること。
      4)過去3年間に下記のいずれかの実績を有すること。
       ・日本生物工学会年次大会での口頭またはポスター発表
       ・日本生物工学会西日本支部講演会での口頭発表
       ・日本生物工学会英文誌J. Biosci. Bioeng. での論文発表
       ・日本生物工学会誌での論文発表または解説記事等の掲載
       
    2. 応募方法
      1)自己推薦のみとします。
      2)応募用紙wordに必要事項を記載して、支部事務局宛に電子メールで送付してください。
       
    3. 応募締切日:2024年5月31日(金)
       
    4. 提出・書類送付先
      公益社団法人 日本生物工学会西日本支部事務局
      庶務幹事 星田 尚司
      E-mail:

    ⇒西日本支部Topへ

     

    Published by 学会事務局 on 19 2月 2024

    【協賛行事】JBA “未来へのバイオ技術” 勉強会 「異分野・複合・新領域研究の現在地」

    • 日時:2024年4月9日(火)14:00~16:00
       
    • 開催形式: ZOOM(定員500名)
       
    • 詳細URL:https://www.jba.or.jp/event/post_139/
          
    • 内容:

      未利用サメ資源×陸上養殖×抗体工学=次世代抗体開発プラットフォーム
      ……竹田 浩之(愛媛大学 プロテオサイエンスセンター プロテオ創薬科学部門)

      細胞が持つやわらかい車輪の回転メカニズム解明と未来の画期的移動体の開発
      ……岩楯 好昭(山口大学 大学院創成科学研究科(理学部))

      ディスカッション
       
    • 参加費:無料(※事前参加申込制)
       
    • 申込締切:2024年4月7日(日)
       
    • 問合せ先:
      一般財団法人 バイオインダストリー協会 
      担当:矢田、岸本、橋本、北嶋
      E-mail:
      https://www.jba.or.jp/

    Published by 部会:バイオインフォマティクス on 09 2月 2024

    【研究部会】バイオインフォマティクス相談部会 DIY自動化ハンズオンセミナー

    このたび日本生物工学会バイオインフォマティクス相談部会は、2024年3月15日にハンズオンセミナーを開催する運びとなりました。

    バイオインフォマティクス相談部会 DIY自動化ハンズオンセミナー

    主催:日本生物工学会バイオインフォマティクス相談部会(リンク
    協力:Laboratory Automation研究会(リンク

    • 日時: 2024年3月15日(金)13:00開始~17:00頃終了予定
    • 会場: 産業技術総合研究所臨海副都心センター(リンク)ならびにオンライン(zoom)
    • 参加資格:どなたでもご参加いただけます
    • 参加申込: こちらからご登録ください。(リンク
    • 申込締切:現地参加:2月28日(水)締め切りました / オンライン参加:3月14日(木)
    • 参加費:現地参加:20000円 / オンライン参加:無料
      • (注1)参加費は、製作するデバイス用の部品購入費用を含みます。製作したデバイスはお持ち帰りいただくことが可能です。
      • (注2)会場都合により、現地参加者の人数には上限を設けます(最大8名を予定)。応募者多数の場合は志望内容等を考慮して選抜を行うためご希望に沿えない場合がございますが、ご了承いただけますと幸いです。選抜結果は3月1日中にメールにてご連絡いたします。

    ​概要

     生物工学分野ならびにバイオインフォマティクス分野において、近年急速に進歩している機械学習や生成AIを利用することが研究開発の加速や効率化のために喫緊の課題となっている。高品質、大規模データの取得のための実験自動化はその重要技術であることには疑いないものの、(1)その導入には高いコストや特有のノウハウなどの参入障壁がある。また、現在は何らかの形で人間の介入を必須とするが、(2)その動作ログやデータログの欠如はデジタルトランスフォーメーションやデジタルツイン環境などの次世代自動化技術を実現するための大きな課題である。
     これに対して3DプリンターやシングルボードPCなどを用いた簡易的な自動化システムやその構成要素を実装するDIY自動化が、(1)ならびに(2)の課題に対して突破口となりうる。そこで本ハンズオンセミナーでは本分野の第一人者である野口大貴博士を講師として、実際にいくつかのシステム(後述)の製作を体験していただく。ハンズオンセミナーではラボ環境のデジタル化のためのモニタリングシステムの製作を体験していただく。オンラインではその模様を中継し、より多くの方にDIY自動化について学ぶ機会を提供したい。

    ハンズオンセミナー内容詳細

    • 製作物名称:ラズパイを用いた環境モニター&ライブカメラシステム
    • 実習概要:小型IoTデバイス「Raspberry Pi Zero2」を使用したハンズオン講習会を開催します。この講習会では、実験環境をデジタル化するための第一歩として、Raspberry Pi Zero2を活用して、室内の温度と湿度を測定し、そのデータをサーバーへ送信・可視化するシステムの開発を行います。また、インターネット経由でリアルタイムに映像を確認できるライブカメラの設定も行います。
    • 学習内容:Raspberry Pi Zero2の使い方、はんだ付け、温度・湿度センサーの使い方(シリアル通信)、Linux、APIの活用、時系列データベースの使用、データの可視化、Rasberry Pi Cameraの使い方

    講師:野口大貴 先生(理研・客員研究員)

    実行委員:蟹江慧(近大・准教授)、兒島孝明(名城大・准教授)、堀之内貴明(産総研・主任研究員)※五十音順・敬称略

    問合せ先:産業技術総合研究所 人工知能研究センター 
          堀之内貴明 E-mail:takaaki.horinouchi[at]aist.go.jp

    ⇒バイオインフォマティクス相談部会Topへ

     

    Published by 部会:培養技術 on 08 2月 2024

    【研究部会】培養技術研究部会 第7回技術セミナー

    培養技術研究部会では、第7回技術セミナーとして、培養に欠かせない殺菌技術や無菌技術に関するセミナーを開催します。大阪公立大学研究推進機構微生物制御研究センター土戸哲明先生に殺菌プロセスの効果と対象物特性のトレードオフや損傷菌生存リスクについて、損傷のレベル、モード、メカニズムなどの基礎についてご講演いただきます。またPHC株式会社様からクリーンベンチ・安全キャビネットの基礎および実際についてご講演いただきます。

     

    日時: 2024年4月3日(水)13:30~17:30 (Zoom開催)

    プログラム

    13:30~14:00 入室

    14:00~15:00 殺菌の常識と非常識(殺菌処理で発生する損傷菌とその生死を分ける培養方法)
                      /大阪公立大学研究推進機構微生物制御研究センター 土戸哲明 先生

    殺菌処理はバイオプロセスでの培地無菌化、広くは食品・環境・医療などにおける重要な操作であるが、対象物の特性との関係でトレードオフ問題を考慮した条件緩和は損傷菌生残のリスクを生じる。生死の境にある損傷菌の運命は、殺菌直後ではなくその後の培養(保存・流通)過程で決まる。損傷菌の殺菌処理中の損傷のレベル、モード、メカニズムとともに、後培養中のストレス応答を含む細胞の修復能の機能性が殺菌効果を左右する。

    15:00~15:20 質疑応答、休憩

    15:20~16:00 クリーンベンチのはなし
                      /PHC株式会社 バイオメディカ事業部 堂本恵造 先生

    【講演内容予定】 1. クリーンベンチの基礎(クリーン度について) 2. クリーンベンチの気流の流れ(標準型タイプと循環型タイプ) 3. バイオハザード対策用キャビネットの指針と基準 4. バイオハザード対策用キャビネットのタイプ(Aタイプ、A2タイプ、B2タイプ) 5. 循環型クリーンベンチとバイオハザード対策用キャビネットの違い 6. 正しいご使用方法について(動画を用いた解説) 7. 定期検査の重要性について

    16:00~ 技術懇談会 (部会員限定)
         ※部会員未入会で参加ご希望の方は事前に部会への入会をお願いいたします。

     

    参加資格:生物工学会の正会員・学生会員・賛助会員  

    参加費:無料

    申込方法:下記のフォームから申し込みください。後日、事前資料や当日の会議リンクを登録アドレスにお送りします。

         URL:https://forms.gle/J98mgrnu1ZpFpqbC9(締切:3月27日(水))

    技術懇談会では、講師の先生を交えてフリートークと質疑応答を行います。申し込みの際に、具体的な質問をお寄せ頂ければ、講師と幹事で可能な限り対応します。技術懇談会のZoomアドレスは前日までに参加申し込みをいただいた参加者にお知らせします。

    質問登録先:下記のフォームから質問をお寄せください。

         URL:https://forms.gle/mdCFbokUhwmnNsQn8 (締切:3月27日 (水) )

    問合せ先: 関西大学 片倉啓雄 E-mail:
          北見工業大学 小西正朗 E-mail:
              (登録フォームが利用できない方はこちらにお申し込みください。)

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