Published by 学会事務局 on 25 1月 2011

生物工学会誌 – 89巻4号

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Published by 学会事務局 on 21 1月 2011

日本生物工学会 平成21年度生物工学教育委員会

日時 平成21年9月25日(金)12:00-13:00
場所 名古屋大学東山キャンパス 会場は未定です(後日連絡致します)
議題
  1. 生物工学教育の特集記事について(JABEE委員会と共同して和文誌に特集予定)
  2. 生物・生命系の大学院教育に関する質の保証について
  3. 留学生30万人計画に関する各大学の対応について
  4. 「学位論文主査に研究指導教官がなれない」との文科省の意向に対する各大学の対応について
  5. その他

 

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Published by 学会事務局 on 20 1月 2011

よくある質問FAQ – 生物工学会誌

Q1. 生物工学会誌への論文投稿の方法を教えて下さい。

A. 投稿規程および投稿要領をご一読のうえ、メールにて学会事務局宛()に送付してください。詳しくは、生物工学会誌の原稿作成・送付方法をご覧下さい。
 

Q2. 図表は英語表記しないとだめなのでしょうか?英文校閲は必要でしょうか?

A. 生物工学会誌掲載論文ははScopusに収録されています。図表は英語で作成してください。また、審査がスムーズに行われるよう、英文は必ず専門分野の正確なネイティブチェックを済ませてからご投稿ください。
 

Q3. 生物工学会誌を購読したいのですが。

A. 生物工学会の会員には無料で会誌をお送りいたします。正会員・団体会員あるいは賛助会員としてご入会ください。⇒入会案内はこちら
冊子体の有料購読をご希望の場合は、代理店(ミューリサーチ)にお問い合わせください。⇒詳しくはこちら

Q4. 生物工学会誌をオンラインで閲覧することはできないのですか?

A. 生物工学会誌のページで掲載記事を一部公開しておりますのでご利用ください。 第99巻(2021年1月号)より、主要記事をJ-STAGEで公開しております。 創刊号 (1923)~ 第98巻第7号(2020)については国立国会図書館デジタルコレクションでご覧いただけます。


Q5. 生物工学会誌掲載記事の転載について必要な手続きを教えてください。?

A. 生物工学会誌 – 著作権についてをご覧下さい。

 

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Published by 学会事務局 on 19 1月 2011

【学会賞】生物工学アジア若手賞 受賞候補者推薦募集

日本生物工学会では、2011年度生物工学アジア若手賞(Young Asian Biotechnology Prize)受賞候補者の推薦を募集しております。下記生物工学アジア若手賞内規をよくお読みの上、奮ってご推薦ください。

過去の受賞者(2002年 – 2010年)

推薦方法推薦書に必要事項を記入のうえ,必要書類とともにご提出ください.
提出書類
  1. 推薦書(日本語・英語)
  2. 履歴書(CV)
  3. 研究内容の補足図表(A4サイズ・1頁)
  4. 受賞対象となる主要3論文の別刷り、またはコピー
提出締切日2011年3月11日(金)
提出・問合せ先〒565-0871 吹田市山田丘 2-1
(社)日本生物工学会事務局
(「生物工学アジア若手賞推薦」と表書き願います.)
TEL. 06-6876-2731 E-mail:

生物工学アジア若手賞(Young Asian Biotechnologist Prize)内規

日本生物工学会は、生物工学アジア若手賞を設け、21世紀の人類社会の発展と地球環境の保全に必須である生物工学(バイオテクノロジー)の分野で顕著な研究業績をあげたアジアの若手研究者に授与する。

  1. 目的
    生物工学アジア若手賞は、バイオテクノロジー分野で顕著な研究業績をあげたアジアの若手研究者を顕彰することを目的とする。
     
  2. 受賞者の選考
    受賞者は、毎年原則1名とし、選考委員会の推薦により理事会が決定する。
     
  3. 賞の内容
    受賞者を年次大会で表彰し、賞状と賞牌を授与する。受賞者が、授賞式に参加するための経費は本会が負担する。
     
  4. 資格
    候補者は、45才(当該授賞年1月1日現在)までの日本を除くアジアの研究機関に所属し、受賞対象研究は、主として所属機関において独立して行い、過去にJournal of Bioscience and Bioengineeringに掲載されたものを対象とする。
     
  5. 候補者の推薦
    正会員は、生物工学アジア若手賞の受賞候補者を、所定の書式により選考委員会に推薦することができる。
     

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Published by 学会事務局 on 19 1月 2011

【事務局より】2011年度研究部会 募集案内

日本生物工学会では、2011年度(H23)研究部会の設置申請を募集しております。

2010年度(H22)から、第1種研究部会、第2種研究部会及び若手研究会に対して理事会審議決定の補助金を付与するとともに、研究部会を学会運営の重要な柱と位置づけています。また近年、年次大会の目的や効率性などから研究部会にシンポジウムを行っていただきにくいなどの問題も発生しております。

このような状況に鑑み、理事会では研究部会活動を活性化することを目的に、適切な成果発表の方法や場の確保、開かれて活力ある研究部会をめざした制度の改革について議論しております。2011年度におきましては、申請に際して以下の点にご留意をお願いします。

  1. 研究部会承認後、和文誌に会員募集記事を出す(本部より一括してお願いします。記事には研究部会の目的、メリット、アウトプットなどを明示し、意欲ある会員が誰でも参加できるようにすること、会誌6号または7号を予定)。
  2. 一年の活動が終了した後、和文誌に活動報告を掲載する(会誌4号または5号を予定)。
  3. 時代の要求、社会の要請、会員の要請に応えるべく理事会では随時、研究申請の内容を精査し承認する(各研究部会におかれては、適宜(10年以内を目途)、目的、体制等について見直していただくこともお考え下さい)。

研究部会設置ご希望の方は、研究部会規程に従って研究部会設置申請書word2011年3月16日(水)までに学会事務局宛()に提出してください。理事会で審議の上採否を決定し、申請代表者あてに審議結果を通知いたします。

活動報告については、年次大会以外の各種の機会に速やかにご報告いただくともに、年度末には研究部会活動報告書wordおよび会計報告.xls アイコンの提出をお願いいたします。

 

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Published by 学会事務局 on 19 1月 2011

【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線 記事掲載

和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business i の企画特集『バイオ最前線』欄に編集協力をし、毎月第3水曜日に記事を掲載しております。2011年1月19日付で、第8回「有機溶媒中での微生物変換反応」が掲載されました。

掲載記事:「有機溶媒中での微生物変換反応」pdf

次回は、2011年2月16日(水)掲載予定です。

※当サイトでは、Fuji Sankei Business iのご厚意により該当記事のPDFを公開しております。
 

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Published by 学会事務局 on 17 1月 2011

よくある質問FAQ – 人事公募・研究助成・イベント情報の会誌・HP掲載について

  • Q1. 生物工学会誌のバイオインフォメーション欄への掲載を希望しています。原稿はいつまでに送ればよいのでしょうか?

A. 希望掲載月(号)の前月の15日までにWordの原稿を事務局宛()に送付してください。掲載内容については和文誌編集係にご一任ください。なお、掲載紙面に限りがありますので掲載できない場合もある旨ご了承ください。

 

  • Q2. 締切が迫っていて生物工学会誌掲載には間に合わない場合、ホームページのみに掲載することは可能でしょうか?

A. 基本的には生物工学会誌のバイオインフォメーション欄に掲載された情報をホームページで掲載しています。但し、人事公募・研究助成情報は、Webのみの掲載も受け付けますが、掲載できない場合もありますので事務局()にお問い合せ下さい。
 

  • Q3. ホームページに掲載希望の場合、字数制限はあるのでしょうか?

A. スペースに限りがありますので、件名は、全角22字以内にしてください。

 

  • Q4. 掲載料を教えてください。

A. 人事公募、研究助成、各種イベント情報の会誌およびホームページへの掲載は無料です。ただし、内容によっては掲載できない場合もありますので事務局()にお問い合わせください。

 

  • Q5. 企業の人事公募についてホームページに掲載していただけないでしょうか?

A. 企業の人事公募情報は掲載しておりません。

Published by 学会事務局 on 17 1月 2011

【著者の方へ】よくある質問FAQ – Journal of Bioscience and Bioengineering

Journal of Bioscience and Bioengineering 受理から掲載までの流れ

上記以外の質問に関しては下記Elsevierのサイトをご参照ください。

【Author FAQs】 
http://support.elsevier.com/app/answers/detail/a_id/612/c/6261


Q1. 論文を投稿したいのですが、User Name とPasswordを忘れてしまったので再送してもらえませんか?

A. 投稿サイト(https://www.evise.com/evise/jrnl/JBIOSC)のForgotten your username or password?をクリックして登録済みのメールアドレスを入力してください。メールでPasswordをリセットする手順が通知されます。

Q2. 英文校閲はどの段階ですればよいのですか?

A. Journal of Bioscience and Bioengineering編集委員会では、審査がスムーズに行われるよう、英語を母国語としない著者には、投稿前の英文校閲をお勧めしています。ただし、すでに校閲済みの場合でも、審査の段階で編集委員が必要と判断した場合は、受理される前に再度英文校閲に回すことがある旨ご了承ください。その場合の英文校閲料は著者負担になります。
 

Q3. 論文が受理された後、いつ頃校正刷りは送られてくるのですか?

A. 受理後の作業工程についてはTRACK YOUR ACCEPTED ARTICLEでご確認ください。サイトにログインするには論文受理後にメールで送られてくる参照番号(例:JBIOSCXXX)とCorresponding authorのsurnameが必要です。
 

Q4. 論文のオンライン公開と冊子体掲載の流れを教えて下さい。

A. オンライン公開には2段階あります。まず、著者校正済みPDF(Corrected Proof)がArticles in PressとしてScienceDirect(http://www.sciencedirect.com/science/journal/13891723)でオンライン公開されます。Artilces in Pressの論文にはDOI(Digital Object Identifier)が付与され、引用が可能になります。掲載号が決定すると、巻号、ページ数が記載された最終版PDFが公開されます。冊子体は掲載月の25日に発行されます。

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Q5. 最終版PDFはもらえるのでしょうか?

A. Corresponding author宛に最終版著者用PDF(e-offprint)へのリンクをお知らせいたします。著者版PDFの利用にあたっては、Elsevierの著作権規程(http://www.elsevier.com/copyright)をご参照ください。なお、Journal of Bioscience and Bioengineeringの著作権は日本生物工学会に帰属します。
 

Q6. プリント版別刷りの注文方法を教えて下さい。

A. 巻号、ページが記載された最終版PDFがオンライン公開される前と後で注文の方法が異なります。掲載号のオンライン公開後に追加注文されると料金が変わる場合がありますのでご注意ください。

  • 【掲載前】
    受理後に届くElsevierからメールでoffprint order formが送付されます。別刷りを注文される方は必要事項を入力して速やかに返送してください。
     
  • 【掲載後】
    オンライン(http://webshop.elsevier.com/)で注文してください。オンライン決済が難しく、海外送金を希望される場合は、別途注文を受付けております。詳細については、Elsevier Author Support(日本語可)()にお問い合せ下さい。
     

Q7. 請求書がElsevierと学会事務局の両方から送られてきたのですが・・・。

A. 掲載料、英文校閲料(審査中に英文校閲を受けた論文のみ)・カラー印刷料(希望された場合のみ)については、学会事務局から請求させていただきます。別刷りに関しては、別途、Elsevierから請求書が届きます。

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Published by 学会事務局 on 17 1月 2011

よくある質問FAQ – 論文投稿(Journal of Bioscience and Bioengineering 受理から掲載までの流れ)

以下の各項目をクリックして詳細説明をご覧ください。

1. 受理通知2. Reference number 通知 Copyright transfer form・別刷り注文書送付3. Proofs送付4. Article in pressとしてオンライン公開5. 【学会より】掲載号通知(カラー印刷・英文校閲料・掲載料請求のご案内、和文タイトル提供のお願い)6. 最終版PDFオンライン公開7. 著者用PDF版offprint贈呈8. 【学会より】冊子体発行・掲載料請求書発送


1. 受理通知

編集委員からAccept通知メールが届きます。

2. Reference number 通知 Copyright transfer form・別刷り注文書送付

受理論文にはreference number (例:JBIOSCXXX)が付与され、ElsevierからCorresponding authorにCopyright transfer form、別刷り注文書(offprint order form)がメールで送付されます。

Copyright transfer formと別刷り注文書(必要な場合のみ)を返送してください。 

【別刷りの注文】

  • Corresponding authorには、著者用PDF版offprintが無料配布されます。別刷りの印刷版が必要な場合は早めに注文してください。掲載後に追加注文にされると料金が変わる場合があります。
  • カラー印刷代、掲載料、英文校閲料については、掲載号の冊子体発行後に学会事務局より別途請求させていただきます。別刷りの請求書は、別途Elsevierから送られます。

【受理後の作業状況確認】

  • TRACK YOUR ACCEPTED ARTICLEで受理論文に関する編集・製作・冊子体・別刷り発送状況等を調べることができます。
    ⇒Reference number とCorresponding authorのsurnameを入力してご覧下さい。

注)受理から掲載までのElsevierとのやりとりには、論文番号(例:JBIOSC-D-11-00XXX)ではなく、reference number(例:JBIOSCXXX)を明記してください。

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3. Proofs送付

ElsevierからCorresponding authorにproofs(校正刷り)がPDFで届きます。

メールの指示に従って著者校正をし、速やかに返送してください。

 

4. Article in pressとしてオンライン公開

著者校正済みのPDFがScienceDirect(http://www.sciencedirect.com/science/journal/13891723)でオンライン公開されます。

⇒メール内のDOI(Digital Object Identifier)リンクからabstractの閲覧が可能。DOIによる引用も可能です。但し、論文PDFの閲覧には所属機関のScienceDirectとの契約が必要です。

 

5. 【学会より】掲載号通知(カラー印刷・英文校閲料・掲載料請求のご案内、和文タイトル提供のお願い)

学会英文誌編集係()から、掲載号、カラー印刷、英文校閲料・掲載料の請求、また和文タイトル(日本人著者のみ)についての案内メールが届く。

⇒メールで受け取ったPDFフォーム(Color reproduction and billing information)を学会編集事務局()宛に返送してください。

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6. 最終版PDFオンライン公開

掲載号、掲載ページが明記された最終版PDFがScienceDirect(http://www.sciencedirect.com/science/journal/13891723)でオンライン公開されます。
 

7. 著者用PDF版offprint贈呈

著者用PDF版offprint(e-offprint)へのリンクがCorresponding authorに送付されます。

メール内のリンクからダウンロードして保存してください。著者版PDFの利用にあたっては、Elsevierの著作権規程(http://www.elsevier.com/copyright)をご参照ください。なお、Journal of Bioscience and Bioengineeeringの著作権は日本生物工学会に帰属します。⇒著作権について

 

8. 【学会より】冊子体発行・掲載料請求書発送

冊子体発行(毎月25日)後、学会事務局よりカラー印刷・英文校閲料(該当者のみ)、掲載料の請求書が届きます。

⇒指定の銀行口座にお振り込み下さい。請求の宛名と異なる名義で振り込まれる場合は学会事務局までその旨ご連絡ください。

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Published by 学会事務局 on 13 1月 2011

FAQ – 会費のお支払い

Q1. 会費の領収証を発行してもらえますか?
Q2. 正会員なのですが、会社名義で会費を振り込むことはできますか?
Q3. 会費の振り込み先を教えてください。
Q4. 所属機関の会計上、会費の支払いが遅れてしまうのですが。
Q5. 会費は課税対象ですか?
Q6. 学生会員から正会員資格へ変更したいのですが。
Q7. 退会の連絡をするのを忘れていました。会費を支払わなければ自動的に退会になるのでしょうか?


 

Q1. 会費の領収証を発行してもらえますか?

A. お支払い方法によって異なります。

  • 銀行振込でのお支払い】 振込票の控えを領収証としてご利用ください。
  • 【口座振替でのお支払い】 領収証を希望される方は、事務局にお申し出ください。領収証は会費引き落し後(5月初旬)に送付いたします。領収証の宛名は会員名、送付先は会誌送付先と同住所となります。毎年領収証が必要な方はその旨お知らせください。 

紛失による領収証の再発行はいたしませんのでご注意ください。
 

Q2. 正会員なのですが、会社名義で会費を振り込むことはできますか?

A. できます。振込の名義が異なる場合は、必ずメールにて学会事務局( )までお知らせください。
 

Q3. 会費の振り込み先を教えてください。

A. 入会申し込み時に選択された振込先にお振込ください。

  • 【ゆうちょ銀行振込】
    備え付けの振替用紙を使用して、必要金額をお振込下さい。
    振込口座: 00910-3-54007  
    公益社団法人 日本生物工学会  
     
  • 【銀行振込】
    下記指定口座にお振込下さい。
    振込口座: 三菱UFJ銀行 茨木支店 普通口座 3793590  
    公益社団法人 日本生物工学会 (ニツポンセイブツコウガクカイ) 

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Q4. 所属機関の会計上、会費の支払いが遅れてしまうのですが。

A. 氏名、会員番号、振込金額、振込予定日、(振込名義が異なる場合は振込名)を事務局宛てにメールでご連絡ください。
 

Q5. 会費は課税対象ですか?

A. 会費は不課税です。ただしJournal of Bioscience and Bioenigneeringの冊子体購読料(5,000円)は税込み価格になります。
 

Q6. 学生会員から正会員資格へ変更したいのですが。

A. 会員種別の変更(学生会員から正会員)はWeb上(https://www.seibutsu.org/member_login.aspx)で行うことができます。異動届を受領後、事務局で会員資格の変更登録を行いますがWeb上のデータ更新には時間がかかりますので更新情報の確認は翌日以降に行って下さい。次年度より正会員会費をお支払いください。
 

Q7. 退会の連絡をするのを忘れていました。会費を支払わなければ自動的に退会になるのでしょうか?

A. 日本生物工学会では会員の方より退会の申し出がない限り、会員資格を継続します。退会を希望される場合は速やかに書面でお届けください。お届けがない場合、滞納分を次年度会費請求時に加算して請求させていただきます。
 

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Published by 学会事務局 on 13 1月 2011

FAQ – 会員情報の変更


Q1. パスワードを忘れてしまったので教えてもらえませんか?

A. 会員番号とお名前を明記の上メールにて学会事務局()にお問い合わせください。
 

Q2. 所属先が変わったので会誌の送付先を変更してもらいたいのですが。

A. 冊子体送付先はウェブ上で変更ができます。会員番号とパスワードを入力して会員サービスの異動連絡届出(会員名簿Web修正)(https://www.seibutsu.org/member_login.aspx)より手続きを行ってください。
 

Q3. 就職したので正会員への資格変更をしたいのですが。

A. Web(https://www.seibutsu.org/member_login.aspx)上で変更手続きを行ってください。翌年度分から正会員として会費を納入してください。
 

Q4. 海外に赴任(留学)することになりましたが、その間休会することはできますか?

A. 休会はできません。当学会では、入会金は不要ですので海外赴任(留学)される場合は、一旦退会していただき、海外会員への変更手続き(翌年度分から海外会員として会費を納入)をするか、あるいは、帰国された際に再度入会の手続きを行って下さい。
退会の理由を付して会員番号とお名前を明記の上メールにて学会事務局までご連絡ください。
 

Q5. 研究分野が変わったため退会することにしました。同じ研究室・部署の人が、会員番号を引き継ぐことはできますか?

A. 個人会員には各自別の会員番号が付与されます。会員番号の譲渡はできません。各自退会手続き、及び入会手続きを行って下さい。
 

Q6. 団体・賛助会員の担当者が変わった場合の手続きを教えて下さい。

A. Web上(https://www.seibutsu.org/member_login.aspx)で会員名簿の修正を行って下さい。Web上での修正が難しい場合は、異動連絡届出(https://www.sbj.or.jp/member/member_info_update.html)から異動届をダウンロードして事務局宛に送付してください。
 

Q7. 退会する場合どのような手続きが必要ですか?

A. 退会される場合は書面でお届けください。理由(卒業・転勤・分野変更のためなど)を記入の上、E-mail、またはFAXでお送り下さい。電話での連絡は受け付けられません。なお、未納会費があれば納入してください。

年度途中で退会された場合、会費は返金いたしません。年度末退会(12月31日付での退会)を希望する方は、その旨退会届にご記入ください。
 

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Published by 学会事務局 on 13 1月 2011

FAQ – 入会のお申込み


Q1. 入会するにはどうしたらいいのですか?

A. 入会案内ページ(https://www.sbj.or.jp/join/)をご一読の上、Web上でご登録ください。会費は、銀行の指定口座に入金してください。口座振替を選択された場合は、pdf預金口座振替依頼書に捺印の上、事務局宛に郵送してください。

【ゆうちょ銀行振込】
備え付けの振替用紙を使用して、必要金額をお振込下さい。
振込口座: 00910-3-54007
公益社団法人 日本生物工学会
 
【銀行振込】
下記指定口座にお振込下さい。
振込口座: 三菱UFJ銀行 茨木支店 普通口座 3793590 
公益社団法人 日本生物工学会 (ニツポンセイブツコウガクカイ) 

 

Q2. Web上で申し込みをしたのですが受付メールが届きません。

A. 正しいメールアドレスが入力されていなかった可能性があります。再度Web登録を行ってください。(https://www.seibutsu.org/registration.aspx)
 

Q3. 会員番号とパスワードはいつ届くのですか?

A. 会費の入金確認後、メールにてお届けします。入金確認には約1週間ほどかかります。口座振替を選択された場合は、書類到着後、メールでお知らせいたします。なお、システム上に会員情報が反映されるのに約1時間ほどかかります。年次大会の参加登録は会員番号取得後、約1時間後に行って下さい。
 

Q4. 年度途中でも入会できますか?

A. できます。年次大会(通常9月~11月に開催)以降に申し込まれる場合は、次年度会費(1~12月分)として受け付けます。

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Q5. 学生会員の資格について教えてください。

A. 大学・短期大学・工業専門学校等で学ぶ学生でバイオテクノロジーに関心を持つ人ならどなたでもお申し込みいただけます。なお、「博士研究員」は正会員としてのご登録をお願いします。「社会人博士課程学生」は学生会員となります。

 

Q6. 賛助会員と団体会員の違いを教えてください。

A. 団体会員は、当学会の目的に賛同して入会した団体、賛助会員は、当学会の事業を援助する個人または団体です。 団体および賛助会員にはJournal of Bioscience and Bioengineeringと生物工学会誌の冊子体が毎月送られます。それに加えて、賛助会員には、代表者1名分の年次大会参加章と講演要旨集をお送りします。

学会HPでは、賛助会員のホームページへのリンクを公開しています。また、生物工学会誌の”賛助会員のページ”に賛助会員の活動紹介記事を掲載しています。
 

Q7. 会社が賛助会員または団体会員になっている場合、正会員として大会で発表できますか?

A. 講演発表には個人会員資格が必要です。発表予定者は正会員として入会申込みをしてください。

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Q8. 学会誌の冊子体を購読するにはどうしたらいいのですか?

A. 会員には「生物工学会誌」が無料で毎月送られます。
英文誌Journal of Bioscience and Bioengineering (JBB) の冊子体購読(1月号~12月号分・年12冊)には会費の他、別途購読料(年額5,000円・1月~12月号分12冊・送料込み)が必要です。

海外在住会員で、航空便での送付を希望される場合は、送料5,000円が追加されます。JBBの冊子体購読を希望される方は学会事務局()にお申し込みください。購読料は年会費と共にお支払いください。但し、年度途中でお申し込みの場合は欠番がでることがあります。

 

Q9. 海外在住の場合の申込み方法を教えてください。 

A. Application for Membership (PDF / WORD)を下記学会事務局まで送付してください。会費はクレジットカードでお支払いいただけます。生物工学会誌の購読を希望される方には船便(無料)でお送りします。

►Page Top

Published by 学会事務局 on 07 1月 2011

生物工学会誌 – 89巻3号

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Published by 学会事務局 on 07 1月 2011

生物工学会誌 – 89巻2号

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Published by 学会事務局 on 06 1月 2011

【会告】代議員(新公益法人)選挙結果について

日本生物工学会では、公益社団法人への移行認定に備えて、新定款に基づき、代議員選挙(2010年11月29日~12月10日)を実施いたしました。 ここに当選者を告示いたします。なお、代議員の任期は、新公益法人の登記から次の代議員選挙(2013(平成25)年3月予定)終了の時までです。

pdf当選者一覧はこちら

関連記事:【正会員の方へ】代議員選挙についてのお知らせ
https://www.sbj.or.jp/news/news_20101025-9.html
 

Published by 学会事務局 on 04 1月 2011

【研究部会】国際シンポジウム「パームオイル産業におけるバイオマスリファイナリー 2011」(2011/2/8)

International Symposium on Biomass Refinery in Palm Oil Industry 2011

共催: 廃棄物資源循環学会バイオマス部会、日本農芸化学会、九州大学大学院 農学研究院

日時 2011年2月8日(火) 13:30-17:00
会場 九州大学 国際ホール(福岡市東区箱崎6-10-1)
プログラム
  1. 『有機廃棄物の資源化とバイオマスリファイナリー」
    酒井 謙二(九州大学 農学研究院 教授)
     
  2. 「マレーシアにおける持続型パームオイル産業を鳥瞰する」
    Prof. M. Ali Hassan(UPM,マレーシア)
     
  3. 「パーム廃木からのバイオエタノール生産」
    近藤 隆一郞(九州大学 農学研究院 教授)
     
  4. 「パームリグニンの化成品生産原料としての利用」
    舩岡 正光(三重大学 生物資源学研究科 教授)


    (休憩)

     
  5. 「パーム搾油廃液のメタン発酵処理とエネルギー回収」
    Dr. Alawi Bin Sulaiman(Universiti Teknologi MARA,マレーシア)
     
  6. 「パーム椰子芯部及びメタン発酵汚泥からのコンポスト製造」
    Dr. Azhari Baharuddin (UPM,マレーシア)
     
  7. 「パームオイル産業の持続的発展と低炭素社会の実現」
    白井 義人(九州工業大学 生命体工学研究科 教授)
問合先 日本生物工学会 バイオマスリファイナリー研究部会
酒井謙二 Tel: 092-642-2861  E-mail:

本シンポジウムはバイオマスリファイナリー研究部会活動費、日本農芸化学会2010年度国際シンポジウム開催補助費による資金援助を受けています。

⇒ バイオマスリファイナリー研究部会
 

Published by 学会事務局 on 04 1月 2011

新着情報 2011年

このページには2011年の日本生物工学会からのお知らせ一覧を掲載しております。

掲載日内容
2011.12.22【和文誌】89巻9号特集・バイオミディア全文公開
2011.12.22【和文誌】89巻12号一部オンライン公開しました
2011.12.22【随縁随意】バイオマス利用研究のすゝめ
2011.12.22【協賛行事】産総研 環境・エネルギーシンポジウム
2011.12.21【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線記事掲載
2011.12.21【事務局】年末年始休業のお知らせ(12月29日~1月3日)
2011.12.20【協賛行事】大学発・選り抜きバイオセミナー(名古屋大)
2011.12.20【協賛行事】第4回京都大学発・新技術セミナー
2011.12.14JBB Vol. 112, No. 6 (12月号)オンライン公開
2011.12.13【後援行事】岡山大学国際シンポジウム
2011.12.12<重要>【学会賞】授賞規程改訂のお知らせ
2011.12.12【関西支部】第100回醗酵学懇話会のご案内
2011.12.12【東日本支部】賀詞交換会のお知らせ
2011.12.08【学会賞】生物工学アジア若手研究奨励賞(The DaSilva Award)創設 – 受賞候補者推薦募集
2011.12.07【学会賞】生物工学アジア若手賞 受賞候補者推薦募集
2011.11.29【協賛行事】JBAアルコール・バイオマス研究会講演会
2011.11.28【学会賞】生物工学学生優秀賞(飛翔賞)受賞候補者推薦のお願い
2011.11.28【関連行事】IBS2012のご案内
2011.11.25【年次大会】第63回日本生物工学会大会(2011)後記
2011.11.25【随縁随意】心の師となるも心を師とするなかれ
2011.11.25【和文誌】89巻11号の一部オンライン公開しました
2011.11.25【本部だより】2011 KSBB秋季大会に参加して
2011.11.25【和文誌】89巻8号特集・バイオミディア全文公開
2011.11.25【協賛行事】医薬品製造に関わるGMPの最新動向
2011.11.22【協賛行事】バイオエンジニアリング研究会講演会
2011.11.21【協賛行事】The 6th International Conference on Soft Computing and Intelligent Systems and the 13th International Symposium on Advanced Intelligent Systems
2011.11.17【JBB】Vol. 112, No. 5(11月号)オンライン公開
2011.11.16【年次大会】創立90周年記念大会HPを公開しました
2011.11.16【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線記事掲載
2011.11.15【共催行事】日本学術会議 公開シンポジウムのご案内
2011.11.10【共催行事】第12回 日中韓酵素工学会議
2011.11.09【中部支部】生物工学セミナー「企業の研究とは?」
2011.11.08【会員の方へ】2012年会費納入のお願い
2011.11.08【東日本支部】高校生対象実験体験セミナーのお知らせ
2011.11.08【研究部会】2011メタボロミクス講習会 受講生募集!(2011/12/16-17)
2011.11.07【協賛行事】西郷村・生物工学シンポジウム
2011.10.26【北日本支部】札幌シンポジウム プログラム公開しました
2011.10.26Asian Biotechnology Directoryへの登録 協力のお願い
2011.10.25【創立90周年記念事業】記念事業と募金のお願い
2011.10.25【和文誌】89巻7号特集・バイオミディアオンライン公開
2011.10.25【和文誌】89巻10号の一部をオンライン公開しました
2011.10.25【年次大会】創立90周年記念大会 シンポジウム公募のお知らせ
2011.10.25【随縁随意】秋入学に想う – 棟方 正信
2011.10.25【協賛行事】水資源・エネルギー資源対策技術シンポジウム
2011.10.25【協賛行事】第17回高専シンポジウム in 熊本
2011.10.19【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線記事掲載
2011.10.19【九州支部】第18回九州支部大会 プログラム公開
2011.10.14【研究部会】第2回学際的脂質創生研究部会講演会
2011.10.13【JBB】Vol. 112, No. 4(10月号)オンライン公開
2011.10.12【共催行事】日本生物工学会西日本支部・日本農芸化学会中四国支部合同講演会
2011.10.12【研究部会】第1回代謝工学研究部会シンポジウム
2011.10.07【北日本支部】北海道地区シンポジウムのご案内
2011.10.07【北日本支部】2011年度支部シンポジウムのご案内
2011.09.30【セルプロセッシング計測評価研究部会】優秀学生発表賞決定
2011.09.29【年次大会】第63回日本生物工学会大会終了しました
2011.09.29【本部・中部支部】2011年度生物工学技術セミナー
2011.09.22【西日本支部】2011年度支部シンポジウムのご案内
2011.09.22【和文誌】89巻9号 一部オンライン公開
2011.09.22【随縁随意】生物の多様性と若者への期待 – 大宮 邦雄
2011.09.22【和文誌】89巻6号特集・バイオミディアオンライン公開
2011.09.22【協賛行事】ニューメンブレンテクノロジーシンポジウム
2011.09.21【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線 記事掲載
2011.09.15【微生物共生活用発酵工学研究部会】共催シンポジウム
2011.09.15【事務局】不在のお知らせ(9月26日~28日)
2011.09.13【九州支部】第18回支部大会講演要旨作成について
2011.09.09【東日本支部】第6回学生討論会のお知らせ
2011.09.01【JBB】Vol. 112, No. 3(9月号)オンライン公開
2011.08.29【バイオマス循環利用研究部会】公開討論会のご案内
2011.08.25【年次大会】日本生物工学会第63回大会トピックス
2011.08.25【随縁随意】若者よ、Hazardous Journeyを目指せ!- 今中 忠行
2011.08.25【和文誌】89巻8号 一部オンライン公開
2011.08.25【和文誌】89巻5号 特集・バイオミディア オンライン公開
2011.08.25【協賛行事】第24回バイオエンジニアリング講習会
2011.08.25【協賛行事】第31回水素エネルギー協会大会
2011.08.25【協賛行事】第25回日本吸着学会研究発表会
2011.08.25【協賛行事】2011年度オレオマテリアル部会(関東支部)セミナー
2011.08.25【協賛行事】第19回国際質量分析会議
2011.08.24【乳酸菌・腸内細菌工学研究部会】勉強会開催について
2011.08.19【年次大会】事前参加申込の受付を終了しました
2011.08.18【マスコミ・出版関係の皆様へ】大会プレス発表会のお知らせ
2011.08.17【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線 記事掲載
2011.08.16【年次大会】事前参加申込締切: 8月19日(金)17:00
2011.08.10【和文誌】7月号大会案内訂正について
2011.08.03【和文誌】89巻7号 一部 オンライン公開
2011.08.03【協賛行事】第38回炭素材料学会年会
2011.08.03【協賛行事】高付加価値食品開発のためのフォーラム
2011.08.03【協賛行事】第67回熱測定講習会
2011.08.03【随縁随意】“大学教授生態論”の序文 – 緒方 靖哉
2011.08.03【協賛行事】ドリコールおよびイソプレノイド研究会例会
2011.08.03【事務局】夏期休業のお知らせ(8月11日~15日)
2011.08.02【会員の皆様へ】7月号会誌発送の遅れについて
2011.07.29【JBB】Vol. 112, No. 2(8月号)オンライン公開
2011.07.27【協賛行事】BioJapan 2011 ‐World Business Forum‐
2011.07.26【協賛行事】京都大学発・新技術セミナー
2011.07.25【若手会】2011年度 夏のセミナー報告
2011.07.25【和文誌】89巻4号 特集・バイオミディア オンライン公開
2011.07.20【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線 記事掲載
2011.07.12【JBB】Vol. 112, No. 1(7月号) オンライン公開
2011.07.11【研究部会】セルプロセッシング計測評価研究部会「第3回 若手研究シンポジウム」のご案内
2011.07.08【共催行事】第6回メタボロームシンポジウム
2011.06.30【学会賞】2011年度 学会賞受賞者決定
2011.06.30【九州支部】第18回九州支部福岡大会のご案内
2011.06.30【若手会】若手会総会・交流会のご案内
2011.06.29【JBB】2010 Impact Factor – 1.707
2011.06.25【関西支部】第99回醗酵懇話会へのご案内
2011.06.25【和文誌】89巻6号一部オンライン公開
2011.06.25【和文誌】89巻3号特集・バイオミディアオンライン公開しました
2011.06.25【協賛行事】2011年日本イオン交換学会・日本溶媒抽出学会連合年会
2011.06.25【後援行事】分析展2011・科学機器展2011
2011.06.25【協賛行事】第13回日本感性工学会大会
2011.06.24【会長挨拶】新会長を拝命して – 原島 俊
2011.06.21【協賛行事】JBA “未来へのバイオ技術”勉強会月例会(8月)
2011.06.21【協賛行事】JBA “未来へのバイオ技術”勉強会月例会
2011.06.20【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線 記事掲載
2011.06.06【九州支部】2011年度 市民フォーラムのご案内
2011.06.02【中部支部】夏の体験講座へのご案内
2011.06.01【JBB】Vol. 111, No. 6をオンライン公開しました
2011.05.27【年次大会】一般講演の申込受付を終了しました
2011.05.26【研究部会】第4回 バイオアナリシス研究会(2011/7/8)
2011.05.26【随縁随意】時代の変化に応じた国際学術交流を
2011.05.26【和文誌】89巻2号バイオミディアオンライン公開
2011.05.26【和文誌】89巻5号の一部オンライン公開
2011.05.25【協賛行事】第47回熱測定討論会
2011.05.25【共催行事】第25回キチン・キトサンシンポジウム
2011.05.25【協賛行事】化学工学会関西支部セミナー
2011.05.25【協賛行事】産業技術総合研究所中部センター 研究発表会
2011.05.20【研究部会】有機溶媒耐性微生物利用技術研究部会 シンポジウムのご案内
2011.05.18年次大会講演予定者で未入会・会費未納の方へ
2011.05.18【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線 記事掲載
2011.05.16【中部支部】2011年度中部支部例会のご案内
2011.05.09【年次大会】講演要旨受付中 – 5月27日(金)正午締切
2011.04.28東日本大震災で被災された会員の皆様へ-年会費免除について
2011.04.26【年次大会】被災学生の大会参加費特別免除について
2011.04.26【和文誌】新連載『バイオよもやま話』
2011.04.25【研究部会(若手会)】若手会 夏のセミナー
2011.04.25【和文誌】89巻1号 バイオミディア オンライン公開
2011.04.25【随縁随意】健忘症に対するささやかな抵抗 – 谷口誠
2011.04.25【和文誌】89巻4号の一部をオンライン公開
2011.04.25【協賛行事】INCHEM TOKYO 2011
2011.04.25【協賛行事】芝崎勲先生追悼記念講演会
2011.04.25【協賛行事】第24回におい・かおり環境学会
2011.04.25【協賛行事】第24回イオン交換セミナー
2011.04.23事務局休業のお知らせ
2011.04.21【復興支援情報】緊急研究助成金の公募について
2011.04.21【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線 記事掲載
2011.04.21【東日本支部】生物工学フォーラムのご案内
2011.04.20法定点検によるサーバ停止のお知らせ(5月14日13:00~15日10:00)
2011.04.18【JBB】Vol. 111, No.5をオンライン公開しました
2011.04.14【事務局】平成23年会費口座振替のお知らせ(4月25日)
2011.04.13【本部】公益社団法人への移行登記完了のお知らせ
2011.04.12【協賛行事】大阪工研協会バイオ実習セミナー
2011.04.09Asian Federation of Biotechnologyからの寄付について
2011.04.08【JBB】Vol. 111, No.4をオンライン公開しました
2011.04.07【復興支援情報】研究者・学生等の受入等に関する情報(学術会議ニュース)
2011.04.07【被災状況報告】北日本支部より
2011.04.05【共催行事】JBA “未来へのバイオ技術”勉強会
2011.04.04和文誌・講演要旨集 CiNii公開条件の改定について
2011.04.01【本部より】公益社団法人日本生物工学会設立のお知らせ
2011.03.31KSBB会長Kim先生からのお見舞い
2011.03.29【乳酸菌・腸内細菌工学研究部会】2011年度講演会 中止のお知らせ
2011.03.28【事務局より】学会誌3月号を発送しました
2011.03.25【被災状況報告】宇都宮大学
2011.03.25【事務局より】第16回生物工学懇話会(2011/5/27)
2011.03.25【被災状況報告】罹災報告(茨城工業高等専門学校)
2011.03.25【会告】次期理事および監事候補者の告示
2011.03.25【随縁随意】バイオマス活用の促進に向けて-兒玉 徹
2011.03.25【和文誌】第89巻3号の一部をオンライン公開しました
2011.03.25【協賛行事】食品ハイドロコロイドセミナー・シンポジウム
2011.03.25【協賛行事】日本膜学会第33年会
2011.03.24研究者の皆様へ-被災状況報告及び支援情報をお寄せ下さい
2011.03.22計画停電の予定変更に関するお知らせ
2011.03.18東日本大震災のお見舞い
2011.03.16【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線 記事掲載
2011.03.15計画停電によるサーバ停止の予定変更について
2011.03.14計画停電によるサーバ停止のお知らせ(毎日13:00~18:00)
2011.03.14東日本大震災に係るお見舞い
2011.03.09【協賛行事】日本農芸化学会中四国支部 市民フォーラム
2011.02.25【和文誌】第89巻2号の一部をオンライン公開しました
2011.02.25【協賛行事】第27回ファジィ・システム・シンポジウム
2011.02.25【後援行事】日本プロテオーム学会2011年会
2011.02.25【協賛行事】日本ゾル- ゲル学会 第9回討論会
2011.02.25【協賛行事】日本ゾル- ゲル学会 第8回セミナー
2011.02.25【随縁随意】麹菌と溶姫-北本勝ひこ
2011.02.24【JBB】Vol. 111, No.3をオンライン公開しました
2011.02.16【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線 記事掲載
2011.02.15【事務局より】2011年度総会および関連行事(2011/5/27)
2011.02.07【事務局より】シーズ発表会開催とシーズ公募のお知らせ
2011.01.31【本部より】公益社団法人への移行について
2011.01.31【和文誌】表紙デザイン変更のお知らせ
2011.01.31【和文誌】第89巻1号の一部をオンライン公開しました
2011.01.31【学会賞】2011年度受賞候補者推薦のお願い
2011.01.31【随縁随意】若手研究者・技術者の人材育成について思うこと
2011.01.28【JBB】過去号(Vol. 93以降)表紙画像掲載のお知らせ
2011.01.26【JBB】Vol. 111, No.2をオンライン公開しました
2011.01.19【学会賞】生物工学アジア若手賞 受賞候補者推薦募集
2011.01.19【事務局より】2011年度研究部会 募集案内
2011.01.19【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線 記事掲載
2011.01.10【JBB】Vol. 111, No.1をオンライン公開しました
2011.01.06【会告】代議員(新公益法人)選挙結果について

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Published by 学会事務局 on 01 1月 2011

生物工学会誌 – 89巻8号

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Published by 支部:九州 on 31 12月 2010

九州支部 – 2010年度(平成22年度)事業

九州支部主催行事

 

これまでの活動

 

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Published by 学会事務局 on 28 12月 2010

日本生物工学会バナー広告仕様書

 

  1. 広告表示の位置   
    トップページの左下 
     
  2. 実施期間       
    掲載は、開始月から1年以内とする。
     
  3. 広告表示開始日と広告表示終了日
    毎月第一就業日午前9時から、翌月第一就業日午前9時までの1か月を単位として最長12か月とする。
    1ヶ月、3ヵ月、1年の契約が可能。
     
  4. 広告掲載料(税別)
    1ヵ月 30,000円     3ヵ月 80,000円     1年 200,000円
     
  5. バナー広告の規格

    バナーサイズ: W123×H63 pixel
    画像フォーマット: GIF、JPEG 形式
    ファイルサイズ: 20KB以下

    ※バナーイメージは広告主にて用意する。なお、画像データに関して著作権や特許等に関わる問題が生じた場合は、広告主の責任にて処理をすること。
     
  6. リンク先
    原則としてトップページにリンクする。但し、日本生物工学会が認めた場合はこの 限りではない。
     
  7. 申込方法
    バナー広告掲載申込書に担当者の名前、会社名、部署名、連絡先住所、電話番号、Faxおよび広告企業情報(業種取り扱い商品など)、契約希望期間を記入のうえ、下記にお申し込みください。

株式会社 エー・イー企画
〒101-0003 東京都千代田区一ツ橋2-4-4 一ツ橋別館4F
TEL:03-3230-2744 FAX:03-3230-2479
E-mail:adinfo@aeplan.co.jp

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Published by 学会事務局 on 24 12月 2010

【年次大会】2011年東京大会 シンポジウム 公募終了

第63回日本生物工学会大会(会期:2011年9月26~28日、会場:東京農工大学小金井キャンパス)の一般シンポジウムの公募受付を終了しました。

多数のお申し込みありがとうございました。

♦ 関連記事: 【年次大会】2011年東京大会シンポジウム公募のお知らせ
 https://www.sbj.or.jp/news/news_20101012-1.html

 

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Published by 学会事務局 on 22 12月 2010

【本部だより】2010 KSBB秋季大会に参加して

 生物工学会誌第88巻11号掲載
吉田 聡

KSBB(Korean Society for Biotechnology and Bioengineering;韓国生物工学会)では毎年2回、春と秋に年次大会が開催されている。今年は秋季大会が10月7日(木)から9日(土)まで、ハブ空港としての開発も進んでいるソウル市街から少し離れた仁川(インチョン、Incheon)のSongdo Convensiaで開催された。KSBBは今年が25周年目にあたり、今回はその記念の開催にもなった。KSBBの会員数は現在約3000人で、今大会には1000人ほどが参加した。また、AFOB(Asian Federation of Biotechnology)の国際シンポジウムも同時に開催され、アジア諸国だけでなくアメリカ、ヨーロッパからも関係者が参加した。

本会からは国際交流担当理事の北海道大学・横田篤先生に加えて、今年度の功績賞を受賞された神戸大学・近藤昭彦先生、斎藤賞を受賞された大阪大学・馬場健史先生、およびキリンホールディングスの筆者が、今大会に参加させていただいた。また、SBJ-KSBBシンポジウムには北里大学・池田治生先生も参加された。シンポジウムでは微生物の発現制御、メタボローム、代謝改変といった発表がなされ、さまざまな質疑応答があり、とても興味深いものとなった。さらに、AFOBのシンポジウムには東京大学・長棟輝行先生、北陸先端大学・高木昌宏先生が日本から参加、発表された。なお長棟先生にはKSBBからResearch Exchange Awardも授与された。

KSBB大会を肌で感じるために、他の口頭発表会場、ポスター会場にも足を運んだ。筆者が入った口頭発表の会場では、ほぼ韓国語のスライドを用いた韓国語での発表であった。一方、ポスター発表はほとんどすべてのポスターが英語で書かれており、韓国語のわからない私のような外国人にはとてもありがたかった。ディスカッションは、ほとんどが韓国語であったが、一部英語でもされており、韓国は日本より進んでいるかもしれない、という印象を持った。

KSBBと本会の交流は12年前より始まったこともあるためか、懇親会では日本に何度も来られたことのある先生方と日本の話、日韓の違いなど話題に事欠かず、親睦を深めることができた。筆者自身、昨年まで一度も韓国に行ったことがなかったが、今回を含めて今年2回も訪問する機会を持ち感じたことは、韓国は国をあげて科学技術・産業の発展に力を入れているということである。日本はこの分野でいつまでもアジアでNo.1 というわけではないことを感じた。

今大会には私自身の予想以上の多くの日本人の研究者が参加しているという印象を受けた。その中で、本会を代表して発表できたこと、また韓国の研究者・先生方と交流できたことは非常に貴重な経験になり、このような機会を与えていただいた日本生物工学会の関係者の方々に厚く感謝申し上げます。また、最後になりましたが、空港まで迎えに来てくださった学生さん、本大会でお世話になったKSBB、AFOBの先生方に重ねて感謝申し上げます。



KSBB秋季大会にて(懇親会)  KSBB大会のポスター会場にて
  KSBBの関係者の方々と懇親会にて           KSBB大会のポスター会場にて
前列右から1人目:横田先生、3人目:近藤先生        ポスター発表の向かいに各社のブースがある
後列右から3人目:馬場先生、5人目:筆者           という配置が印象的

 

関連記事:【国際交流】韓国生物工学会(KSBB)大会参加報告
                                                                       

Published by 学会事務局 on 21 12月 2010

【事務局より】東日本支部賀詞交換会・賛助会員の集い

日本生物工学会東日本支部主催の賀詞交換会を2011年1月26日(水)に開催致します。今回は、アサヒビール茨城工場の見学と講演会を予定しております。また、新たに本部との共催企画として、賛助会員の集いを同時開催いたします。
詳しくはこちら

日時: 2011年1月26日(水)15:00~19:00
場所: アサヒビール(株)茨城工場

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

Published by 学会事務局 on 21 12月 2010

【本部だより】日本生物工学会の改革へ向けて

(社)日本生物工学会
会長 飯島 信司

日本生物工学会は、2010年5月の総会における議を経て公益法人への申請手続きを進めております。これは、法律に基づいた学会の組織の形態の変更ですが、より重要なことは、学会が法人として公益性もって社会で果たすべき役割を明らかにすることであり、また一方では、会員皆様とともに学会の将来の方向性を考え、今まで以上に学会員としてのメリットを感じていただけるように作り上げることだと考えております。

年次大会の開催の機会に、会員の皆様に公益法人化の経緯をはじめ、理事会で議論している学会のあり方などご報告できればと考えています。この中には英文誌、公益法人化、アジアをリードするための国際戦略、産学官の多様な会員の皆様に対するサービスの向上が含まれます。

皆様方からの忌憚ないご意見を頂ければと思います。

 昨年の活性化WG、理事会、アドバイザー委員会などにおける様々なご意見を集約して、次世代を見据え、

♦♦ アジアを拠点として世界をリードする学会となる
♦♦
魅力あるバイオテクノロジーの学会となるとともに、産学官のあらゆる世代の会員へのサービスを充実する

を目標として掲げたいと考えています。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                 この目標を達成するために、理事会では学会の運営の改革について議論してまいりました。

 検討項目は、

  1. 会員サービスの強化
  2. 会費のみでなく広く社会の支持を集めた寄附などを活用した学会活動を行うにはどうしたらよいか
  3. アジアでリーダーシップを発揮しともに進歩するためにはどうすべきか
  4. 魅力ある学会の行事とは
  5. 社会貢献の新たな取り組み
  6. 開かれた学会運営体制と事務局の強化をどのように図るか など

です。 

以下、議論とアクションプラン(案)の大筋を示します。 

pdf『日本生物工学会 本学会が目指すもの』(概要)

1. 会員サービスの向上

産学官の個人会員、賛助会員、展示会出展、広告掲載企業それぞれへのサービス強化

<検討中アクションプラン>

  1. 会員のJBB投稿料、年次大会参加費の引き下げと適正化の方策検討
  2. JBBアラートなどメールサービスの強化(実施済み)
  3. 会員による和文誌などを通じた情報発信の促進
  4. 産業界のニーズに応え、それを学官にフィードバックすることによる新たなイノベーションの創出(産業界のニーズを議論し発信する産学連携委員会の設置)
  5. 賀詞交換会等賛助会員との交流促進、和文誌における賛助会員のページの設定と情報発信の促進

2. 寄附など会費以外の収入に基づく学会活動の展開

これなら寄附してもよいと考えていただける学会活動とは何か

  1. 寄附を必要とする学会活動、行事の的確な説明と寄附の用途の透明性確保方策
  2. 冠シンポジウム、セミナー
  3. 寄附規定の制定(実施済み)
  4. 顕彰制度
  5. 個人及び少額寄附制度の検討

3. アジアでのリーダーシッップ

JBBのオンライン化で激減した海外会員を増強し、どのようにお互いに発展してゆくか。発展著しいアジアの情報を提供し、バイオテクノロジーの海外戦略にどのように貢献できるか。当面JBBを前面に出し国際的リーダーシップを発揮する。

【1】 JBBのインパクトファクター(IF~1.8)を維持上昇させ、リーディングジャーナルとしての地位の維持

  1. 商業ジャーナルに対抗し、レベルの高い論文を海外から集めるために海外からの投稿料を無料化する(実施済)
  2. JBBの海外戦略を理解いただき国内からも質の高い論文を投稿していただく。一方、分野的に不利が起きないよう歴史的にも学会の主要研究分野である培養工学、醸造学分野の論文が不利にならないようにする
  3. 論文賞該当論文の一部の選考に引用回数を考慮した枠を設ける
  4. 会員の投稿料を順次引き下げるよう努力する

【2】 アジアにおける交流の促進と海外会員の増強

  1. 海外アドバイザー制度を作り、生物工学会に対する意見を求めるとともに以下の活動の中心となっていただく。これらの活動により生物工学会の海外会員を増強する

    • アジアの生物工学、生物工業の情報収集、和文誌等での公開
    • アジアにおける人的交流の仲介
    • 将来の海外学会と日本生物工学会のジョイント学会開催
       
  2. 国内における国際シンポジウムの開催
  3. ビール醸造、環境問題などターゲットをしぼり、アジア諸国と交流をはかる

4. 行事の見直し

時代の変化にあわせ学会全体の行事を見直す

  1. 大会におけるシンポジウムは、会員からの募集によるものと学会の長期的展望によるものの2本立てとし、産業界からの提案も積極的に受け入れる 
  2. 支部持ち回りで開催していた生物工学シンポジウムと生物工学技術セミナーのうち前者を廃止し、長期的視野に基づいた国際シンポ、社会貢献に関するシンポ、up to dateな学術シンポを行う。理事会に企画委員会を設け、学会行事の質の向上をはかる。また産学連携委員会を設け、行事、年次大会などに産業界の目線を反映させる 
  3. 企画理事(委員会)が支部行事、本部行事などを調整し、行事の重複を避けるなど効率化をはかる

5. 社会貢献

  1. 現在最も重要な環境問題を中心に産・学・官の連携を、和文誌、シンポジウム開催などを通じてはかる
  2. 中高生をはじめ市民への教育、宣伝活動のあり方について検討する

6. 将来体制

  1. 若手、女性の学会活動への参加を助成する
  2. 若手代表を理事会などへオブザーバー参加させる
  3. 理事会等の議論を積極的に公開する
  4. 教育委員会のミッションを確認し、大学・企業における人材育成のあり方を探る
  5. 人材育成を産学連携の一部ととらえ、学会としての取り組み体制を構築する

7. 事務局

  1. 職務イメージを構築する
  2. 人事考課基準をつくる

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Published by 学会事務局 on 21 12月 2010

【随縁随意】事業仕分けと世界一 – 土佐 哲也

生物工学会誌 第88巻 第12号
土佐 哲也

2009年11月に行われた「行政刷新会議の事業仕分け」では科学技術関連予算も俎上にのぼり、かなりの事業について予算計上の見送りや大幅縮減との判断がなされました。その際、マスコミなどで有名になったキーワードは蓮舫議員の「世界一でないといけないのですか? 二番では駄目ですか?」のコメントでした。このフレーズはいろんなところで面白おかしく使われるようになったことはご存知のとおりです。

その後、事業仕分けは民主党政権の目玉政策として脚光を浴び、2010年になってからは「独立行政法人」を対象としても行われました。その際、日本の科学技術のメッカである理化学研究所が昨年と今年の2回とも事業仕分けのターゲットになり、この砦が崩れると大学の研究費などの削減にも大きな影響が出るということで、ノーベル賞受賞者を筆頭にして、多くの科学者、研究者が大反対されたことは記憶に新しいところです。

その当時、「科学研究」、「科学技術」、「学術論文」などの「世界一」について、私が思いましたことをこの「随縁随意」に書かせて頂きますので、皆様のご意見を賜れば幸甚です。

学術論文とか特許というものは、「世界一」、「世界で初めて」、いわゆる「独創性」がないと認められないことは自明の理です。そのため、学術論文ではその内容がいかに「独創性が高く、新事実の発見、新技術の発明かということ」を、「Introduction」と「Discussion」の項で縷々解き明かすわけです。つまり、決して模造・コピーではないことを主張するわけです。また、特許ではこのことがある面では学術論文よりも厳しく、審査時には審査官からよく「容易に類推できるので、特許性なし」と拒絶されたことを思い出します。今年は6月から7月にかけて、サッカーのW杯が南アフリカで開催され世界中で大賑わいでしたが、韓国のプロサッカーのキャッチフレーズに「二番では誰も憶えてくれない! 一番でなくては駄目だ!」という厳しい戒めがあるそうです。

資源の乏しい日本が生き抜いていくためには、「科学技術創造立国」を目指すことは正しい選択です。そのためには、研究成果をあげることが肝要で、個人でも組織でも、(研究成果)=(論文数)×(質)の数式で示すことができます。日本の国立大学法人などの研究者が世界の学術誌に投稿した科学論文(もちろん世界で初めてで独創性のある学術論文です)の数は2006年度から2008年度の3年間で約10%減ったことが内閣府のまとめでわかったそうです。この理由は2004年の国立大学法人化以降、研究者が外部から資金を獲得するための事務負担が増え、研究に費やす時間が減ったことが背景にあるという記事が日本経済新聞(2010年6月24日版)に掲載されていました。これは憂慮すべき事態です。

「科学論文の質の定量的な評価」はきわめて難しく、実際には、一論文あたりの被引用数で比較するなどいろいろな試みがなされています。ただ、今年の3月に行われた日本学術振興会賞の授賞式で、江崎玲於奈審査委員長が「評価するのもされるのも重要であるが、拙速な評価が一番悪い」と指摘されていることは心すべきだと思います。各研究者への研究費の配分は基本的には研究成果(未来への期待度を含む)に基づいていると思います。そのためには「事業仕分け」をするにも質の定量的な評価は常に重要な課題です。

環境・医療・エネルギー・食料などの問題解決に大きな役割を果たす「バイオサイエンス・バイオテクノロジー」には、まだまだ「世界一」を目指せる研究分野があります。

生物工学会の会員の皆様、これからも世界一を目指して頑張りましょう!


著者紹介 本学会元副会長、名誉会員、元田辺製薬(株)副会長

 

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

Published by 学会事務局 on 21 12月 2010

生物工学会誌 – 88巻12号

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Published by 支部:東日本 on 21 12月 2010

【東日本支部・本部】2011年 日本生物工学会賀詞交換会および賛助会員の集い

東日本支部主催の賀詞交換会を下記の日程で開催致します。今回は、アサヒビール茨城工場の見学と講演会を予定しております。また、新たに本部との共催企画として、賛助会員の集いを同時開催することに致しました。日ごろから生物工学会の活動に対してご協力いただいている賛助会員の皆様との意見交換、および懇親を広く深める場になればと考えております。

日時 2011年1月26日(水)15:00~19:00
場所 アサヒビール株式会社 茨城工場(守谷市緑一丁目1-1)
http://www.asahibeer.co.jp/factory/brewery/ibaraki/index.html
参加費 会員・賛助会員2,000円、非会員3,000円、学生1,000円 (いずれも税込み)
参加費は当日会場にてお支払い下さい。
※懇親会不参加の方は無料です。
会場への送迎 【行き】 つくばエクスプレス・関東鉄道常総線の守谷駅からの専用バスを用意致します。
ご利用の方は、14時40分までに守谷駅中央東口、2番バス乗り場に集合して下さい。
【帰り】 賀詞交換会終了後、守谷駅行きの専用バスを用意致します。
※上記のバス以外の場合は、各自でタクシーなどをご利用下さい。
申込方法 氏名、所属、会員種別、連絡先、E-mail、TEL、 FAX、および懇親会参加の有無、行き・帰りのバスの利 用の有無を明記の上、下記問合せ先までメールまたはFAXでお申し込み下さい。
申込締切 2011年1月14日(金)
問合せ先 宇都宮大学大学院工学研究科物質環境化学専攻内 
東日本支部事務局 諸星知広
E-mail:  FAX. 028-689-6176 

プログラム

  • 15:00~15:10 開会挨拶、事務連絡など(見学棟1F・映写ホール)
     
  • 15:10~16:10 工場見学
     
  • 16:10~16:40 賛助会員の集い(見学棟1F・映写ホール)
     
  • 16:40~17:00 講演会(見学棟1F・映写ホール) 
           
              「麹菌液体培養による酵素高生産、その利用方法の紹介
              …小路 博志(アサヒビール酒類技術研究所ワイン&スピリッツ技術開発部) 
     
  • 17:15~19:00 懇親会(見学棟最上階)

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Published by 学会事務局 on 17 12月 2010

第1回学際的脂質創生研究部会講演会 – 講演要旨

「学際的脂質創生へ向けた微生物機能の活用」

○小川 順1・櫻谷英治1・岸野重信1・安藤晃規2・清水 昌1,3
1京大院・農、2京大・微生物科学、3京都学園大・バイオ環境)13:00~ 

○○工学の中において、水に溶けない対象の物性からslow starterであった脂質工学も、近年の進展により、様々な素材を産業レベルで提供できるまでに成熟してきた。今後、さらに新規な脂質を創出・提供するためにも、発酵工学(微生物油脂など)、酵素工学(リパーゼなど)に加え、栄養学、メタボローム、物性評価、有機合成などを巻き込んだ学際的取組みが求められる。本講演では、この学際的枠組みに対して多彩な脂質素材を供給する立場から、脂肪酸分子種の多様性を創出する微生物機能を紹介する。

 

「脂質メタボロミクスに資する超臨界流体利用技術の開発」

馬場 健史(大阪大学大学院工学研究科)13:25~ 

気体と液体の両方の性質を有するユニークな超臨界流体を代謝物解析に効果的に適用することを目的として,種々の超臨界流体利用技術の開発を試みている.本講演では,疎水性の代謝物を高解像度で分離可能な超臨界流体クロマトグラフィー(SFC)や易酸化物など変化を受けやすい代謝物をインタクトの状態で抽出可能な超臨界流体抽出(SFE)のメタボロミクスにおける適用技術の開発について,実サンプルへの応用例も示しながら紹介する。

 

 「中鎖脂肪酸の新機能」   

寺田 新(日清オイリオグループ・中央研究所)13:50~

中鎖脂肪酸は長鎖脂肪酸に比べ、消化吸収されやすく、かつ容易にβ酸化を受けるという特徴を有することから、体脂肪が蓄積しにくい油脂として知られている。我々は現在、中鎖脂肪酸の新たな機能、特にタンパク質代謝に及ぼす影響についての検討を進めている。本講演では、動物およびヒト試験で得られた我々の最近の研究結果を紹介する。

 

「高度不飽和脂肪酸結合リン脂質の製法開発」

田中 立志(カネカ食品・事業部)14:25~

DHAなどの高度不飽和脂肪酸が結合したリン脂質はトリグリセリド型よりも機能性が高く、養殖魚飼料や機能性食品として注目されている。高度不飽和脂肪酸結合リン脂質は魚卵やイカミールなどから得られるが高価なため、安価で安定供給可能な製造方法が期待されている。今回、食品利用可能な原料を用いた高度不飽和脂肪酸結合リン脂質の製造方法と、今後の展開及び可能性について紹介する。

 

「油脂の機能性とメタボリックシンドロームの予防・改善」

永尾 晃治(佐賀大学農学部生命機能科学科)14:50~ 

メタボリックシンドロームは、肥満を中心病態として、虚血性心疾患の様々な危険因子が集積する状態を示し、人口の高齢化が急速に加速する中にあって、その罹患率の増加が医学領域のみならず社会経済的にも重大な問題となっている。講演では、メタボリックシンドロームの予防・改善におけるCLA・ n-3PUFA・リン脂質などといった機能性脂質活用の有効性とその作用機序について、病態モデル動物を用いた研究例を紹介する。

 

「海洋性カロテノイドの機能探索」  

細川 雅史(北海道大学大学院水産科学研究院)15:15~ 

海洋生物がもつカロテノイドの中には、陸上生物とは異なるユニークな構造をしたものが多く存在する。演者は、これまでに海洋性カロテノイドの健康機能に着目し、抗肥満作用や抗糖尿病作用、抗炎症作用、癌細胞に対するアポトーシス誘導能など種々の機能性を評価してきた。本講演では、カロテノイドを含む海洋生物と演者らの見出した健康機能について紹介する。

 

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Published by 学会事務局 on 15 12月 2010

よくある質問FAQ – 年次大会参加申込み・講演申込み


Q1. 自分は学会に入会する予定ですが、まだ入会手続きが終了していません。 参加登録はできますか?

A. 会員番号がないと会員価格での参加登録ができません。入会の手続きを済ませてからお申込ください。

Q2. 一般講演の発表者ではないのですが講演要旨の登録はできますか?

A. 講演要旨の登録は発表者が行って下さい。参加申込画面で登録した発表者のメールアドレスに、講演要旨登録システムにログインするための参加申込番号とパスワードが送信されます。

Q3. 自分の会員番号を忘れてしまいました。

A. 学会からお届けしております学会誌の宛名ラベルに、会員番号が記載されていますのでご確認ください。 それでも不明な場合は、学会事務局()までお問い合わせください。
 

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Q4. 正しい会員番号を入力しても「正しい会員番号を入力してください。」というエラーメッセージが表示されます。

A. 会員番号欄には、0から始まる6桁の会員番号を入力してください。氏名欄には入会時に登録されたお名前を入力してください。 英語あるいはカタカナで会員登録された名前はHP「会員サービス」https://www.sbj.or.jp/member/で確認することができます。 お名前に「髙」、「﨑」などの外字が含まれている場合、オンライン登録はできませんので学会事務局までご連絡ください。

入金確認後、会員番号が送付されますが、参加登録システム上で有効化されるまで時間がかかります。会員番号を入力してもエラーが表示される場合は、時間をおいて再度お試しください。


Q5. 領収証が必要なのですがどうしたらよいですか?

A. 参加章、および懇親会参加章に領収金額を印字いたしますので、領収証としてご利用ください。その他、参加登録をされた際の受付メール、学会ホームページの大会案内ページのコピーなどが領収証の代替資料となります。 詳しくは所属機関の担当者にお尋ねください。

領収証の宛名等変更をご希望の方は、大会当日に本部受付までお越し下さい。紛失等による領収証の再発行はいたしません。

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Q6. 会社が賛助会員になっています。正会員として参加することは可能ですか?

A.賛助助会員には1名分の参加章と講演要旨集をお送りします。2名以上参加される場合は、非会員扱いになります。但し、講演発表には個人会員資格が必要です。

Q7. 会社が団体会員になっています。正会員として参加することは可能ですか?

A. 大会に会員として参加するには個人会員資格が必要です。
 

Q8. 学生で発表はしないのですが、大会への参加を希望しています。会員でないと大会に参加することはできないのでしょうか?

A. 非会員で参加することも可能ですが、学生の場合、事前に参加申込みをすれば、年会費と参加費を支払っても非会員価格よりは安くなります。また、入会されますと、毎月、生物工学会誌(冊子体)が送付され、英文誌Journal of Bioscience and Bioengineering(オンライン版・1986年以降)へのアクセス権を取得することができます。

Q9. 連名での発表の場合、代表一人が会員であればよいのでしょうか?それとも全員が入会しておく必要があるのでしょうか?

A. 当日会場で講演発表をされる方に関しては、個人会員資格が必要ですが、他の発表者が入会する必要はありません。
 

Q10. 講演要旨集やプログラムはいつ届くのでしょうか?

A. 大会の開催時期によって異なります。大会開催日の約2か月前に大会ホームページでプログラム(PDF)を公開します。講演要旨集は発行後(大会開催日の約1ヵ月前)、参加費の入金確認が取れ次第、順次発送いたします。

確実に講演要旨集が届くように参加申込みのオンライン登録では正確な住所を入力の上、速やかに参加費の納入手続きを行ってください。
 

日本生物工学会 連絡先

会員番号についてのお問い合せや参加申込の登録内容の修正につきましては、学会事務局へご連絡ください。

〒565-0871
大阪府吹田市山田丘2番1号 大阪大学工学部内
公益社団法人 日本生物工学会

E-mail
Tel 06-6876-2731
Fax 06-6879-2034

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Published by 学会事務局 on 15 12月 2010

【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線 記事掲載

和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business i の企画特集『バイオ最前線』欄に編集協力をし、毎月第3水曜日に記事を掲載しております。2010年12月15日付で、第7回「絹由来タンパク質セリシンの細胞培養」が掲載されました。

掲載記事:「絹由来タンパク質セリシンの細胞培養」pdf

次回は、2011年1月19日(水)掲載予定です。

※当サイトでは、Fuji Sankei Business iのご厚意により該当記事のPDFを公開しております。
 

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Published by 学会事務局 on 15 12月 2010

特許出願のための留意点

特許出願前に日本生物工学会主催の年大会、シンポジウム、セミナー、講演会、要旨集、トピックス集等(以下、「本学会」という)において発明を公表してしまうと、新規性を喪失し特許を取得することができなくなってしまいます。そのため、必ず本学会での公表前に特許出願を完了させておくようお願いいたします。

なお、特許法第30条に発明の新規性喪失の例外規定の適用がありますが、これはあくまでも日本国内に限定された規定です。ゆえに、欧州や中国等での特許取得は不可能となります。十分ご留意ください。

日本での発明の新規性喪失の例外規定の適用の申請を希望される方は、特許出願時に発明の新規性喪失の例外規定の適用を受けようとする旨を記載した書面を提出し(または、特許出願の願書にその旨を記載し)、さらに、出願人自らによる証明書を特許出願の日から30日以内に提出することが必要です。詳しくは特許庁の以下のサイトをご覧ください。

⇒発明の新規性喪失の例外規定の適用を受けるための手続について

なお、平成23年の特許法改正により、出願日が平成24年4月1日以降である特許出願に関しては、上記出願人自らによる証明書が提出されていればよく、本会の証明は必ずしも必要ではなくなっております。

本会による証明を希望される方には、従来通り証明書を発行いたしますので、事前に学会事務局までお申し出ください⇒本会による証明書発行を希望される場合はこちら

 

【学会事務局】

〒565-0871
大阪府吹田市山田丘2番1号 大阪大学工学部内
公益社団法人 日本生物工学会
Tel: 06-6876-2731 Fax: 06-6879-2034
E-mail:info@sbj.or.jp

Published by 学会事務局 on 14 12月 2010

【年次大会】第62回 日本生物工学会大会(2010)後記

大会実行委員長 園元 謙二

第62回大会を、2010年10月27日(水)から10月29日(金)の3日間の日程で、宮崎市のワールドコンベンションセンター・サミット(フェニックス・シーガイア・リゾート内)で開催いたしました。多数の会員の皆様のご参加と、展示出展あるいはランチョンセミナーをしていただいた関連企業の皆様のご協力を得て無事実行することができました。参加者の皆様、ならびに宮崎はじめ九州支部からの実行委員の皆様、また特にすべての業務に目を通していただきました大会副実行委員長の水光先生(宮崎大学)、総務の榊原先生(宮崎大学)、総務の中山先生(九州大学)、アルバイト学生諸君に厚く御礼申し上げます。さらに、多大なご支援をいただきました宮崎県・宮崎市・宮崎大学・(財)みやざき観光コンベンション協会、ビール・焼酎・泡盛・ソフトドリンクなどをご寄贈いただいた団体に深く感謝申し上げます。まずは、宮崎での初めての大会開催について、その経緯や狙いなどを述べたいと思います。

九州支部は1994年に設立され、1995年に福岡、2003年に熊本で年次大会をお世話してきました。今回、支部として3回目の大会開催を迎えるにあたり、どこで行うことが支部や延いては学会の発展につながるか2年半ほど前に考えました。九州支部各県を見渡し、東国原知事の下、地方からの発信が著しい神話の里、宮崎を候補としました。しかし、実際にお世話していただく強力なパートナーが必要でしたが、幸いにも水光先生にご快諾いただきました。開催時期と会場について、宮崎へは全国からの多くの参加者が空路を利用することは自明であり、例年、南九州を襲う台風のことを考えればできるだけ遅い時期を選ばざるを得ませんでした。会場は、夏休み期間しか利用できない大学をあきらめ、ワールドコンベンションセンター・サミットと決めました。1 年半ほど前に、九州支部各県の代表者に実際に会場にお越しいただき、下見と今後の運営方針を検討しました。実行委員会を組織するためには、宮崎だけでなく九州支部一丸となった支援体制が不可欠でした。また、高額な会場費を賄うためにも強力な布陣で望む必要がありました。いろいろな困難を乗り越えた暁には、宮崎地域経済への貢献、地域の知的ネットワーク形成の促進、さらには九州支部や学会の発展が期待されました。

次に、大会テーマ「伝統の技と先端科学技術の融合」を設定しました。本学会の出発点である醸造と近年急速に発展している科学技術を研究のみならず教育の場でも、どのように融合させていくかは本学会の大きな使命と考えたからです。また、学会本部と連携し、シンポジウムに本部企画を入れ、学会が目指す中期的な方向性を明確にしました。さらに、展示会の活性化のために、新たな出展企業の発掘を行うと共に、出展企業の展示が最大限の効果をあげられるように配慮しました。では、大会の模様について、以下のようにご報告申し上げます。
 

授賞式にて.前列向かって左から,新名,西山,木田,近藤,石井,吉田,馬場.後列向かって左から,Yu-Hong Wei,加藤,福田,荒木,榊原,湯,芦田.(敬称略)

授賞式にて.前列向かって左から,新名,西山,木田,近藤,石井,吉田,馬場.
後列向かって左から,Yu-Hong Wei,加藤,福田,荒木,榊原,湯,芦田.(敬称略)


会場からは雄大な太平洋を望むすばらしい景観が得られ、参加者の疲れた頭脳に一服の良薬になったと思います。また、この会場の最大の特徴は、授賞式がある初日からすべての発表・展示などや懇親会をも集約して行うことができ、多くの参加者が情報交換や交流を行いやすい環境でした。

本大会の大きな特徴は次の4つでした。①一般講演をポスター発表とした(2、3日目)、②シンポジウムを本部企画と一般公募の二本立てとした、③民間企業のアピールの場として12のランチョンセミナーを設けた、④全国の大学・公設試などから自慢のお酒を展示する「全国酒自慢」コーナーを設けた。

特に、本部企画のシンポジウム3テーマ(①酒類の香気成分研究の新展開-お酒の香りの基礎から最新研究まで-、②醗酵工業とものづくりの最前線、③大学発技術シーズ発表会<物質生産、装置、分析、周辺機器に関するシーズ提案>)は、一般公募で選ばれた優れた企画のシンポジウム13テーマ(総計90演題)とランチョンセミナー12テーマと共に、大会初日から3日目にかけて毎日開催されました。いずれの時間帯も4テーマ同時開催で、各会場の大きさ(約200名収容)と相まって機能的な運営となり、大好評でした。また、広いポスター会場が人で溢れ、ポスター発表でしか得られない熱心な討論が行われ、時間が経つのを忘れるほどでした。
 

KSBB会長あいさつ

KSBB会長あいさつ

ポスター会場にて

ポスター会場にて

 

 

 

 

 

 

 

 

そのほか、韓国生物工学会(KSBB)から招待講演(ポスター発表)が4題で、興味ある内容でした。一般演題は過去最大規模の663演題でした。その主な内訳は、①遺伝学・分子生物学・遺伝子工学(78演題)、②酵素学・タンパク質工学・酵素工学(123演題)、③代謝生理学・発酵生産(73演題)、④醸造・食品工学(65演題)、⑤環境バイオテクノロジー(156演題)、⑥生物化学工学・植物バイオテクノロジー・動物バイオテクノロジー(110演題)、⑦バイオ情報(10演題)、⑧センサー計測技術・生体関連化学・生体分子工学(48演題)となっています。この中から、プログラム編集委員会が特に話題性が高い22 演題をトピックスとして選定しました。また、当該研究の背景や応用をわかりやすく解説していただいたトピックス集を作成し、大会会場で無料配布ました。さらに、大会に先立ち東京で行われた記者会見では、大手新聞社をはじめ10社以上を前に、本大会を代表する研究成果・シーズとして公開しました。

大会参加者は、一般(正会員と非会員)982名、学生会員389名、および招待参加者を含めての合計約1600名で、過去最大のものとなりました。今回の展示会は盛況で、約3割の企業が初出展であり、31社および4団体の参加で51ブースでした。展示会場には休憩スペースを配置し、かつポスター会場で挟み込んだため、活発な情報交換と交流の場ともなり、出展企業の皆様にも喜んでいただけたと自負しています。
 

展示会場にて

展示会場にて

全国酒自慢

全国酒自慢

懇親会・鏡割り

懇親会・鏡割り

懇親会

懇親会

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのほか、特別セミナーとして修士・博士課程在学者をはじめ若手研究者を対象とした「若手理系人のためのキャリアセミナー」、若手の研究者・技術者・学生の自由な交流の場として「若手交流会」、九州地区の産業技術成果をアピールした(財)九州産業技術センターによるセミナーも開催され、大変盛況でした。また、学会本部主催の「会員のつどい」が行われ、学会の公益法人化、学会の存在意義、アジア各国の学会との戦略的な互恵関係などについての説明&質疑応答がありました。さらに、展示会出展業者と学会本部・実行委員会関係者との懇談が行われ、今後の出展の継続をお願いすると共に、公益法人化に伴う学会サポート体制の強化(たとえば賛助会員の増強、寄付による企業メリットのアピールなど)について協力をお願いしました。

初日の授賞式・受賞の挨拶・受賞講演については、誌面の都合で写真のみ紹介しますが、受賞された各位の今後のご発展をお祈りします。懇親会は初日の夕刻、授賞式と同じ会場で開催しました。招待者を含めて約500名の参加を得て、会場に溢れんばかりの大盛況でした。特に、焼酎文化を誇る九州支部各県の多彩な焼酎・泡盛が一堂に会した様子は盛観で、皆様には十分にご賞味いただいたと思います。最後に、次回開催地の東京農工大学の養王田先生からプロジェクターを使った紹介がありました。
 

懇親会に提供された九州各地の焼酎・泡盛

懇親会に提供された九州各地の焼酎・泡盛


宮崎での大会は、今後、他の支部での開催地選択における試金石となると思われます。たとえば、会場設営や運営業務の分担、要旨集などの印刷業務など、宮崎の地元企業に依頼し、地域企業の活性化にも少なからず貢献できました。今大会が、地域の活性化を通じて日本生物工学会における学術推進・産学官交流などのさらなる発展につながるターニングポイントとなることを祈念しています。最後になりましたが、本大会の開催が、口蹄疫に見舞われて甚大な被害を被った宮崎県の復興の一助となれば望外の喜びです。

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Published by 支部:北日本 on 13 12月 2010

北日本支部-2010年度事業

主催行事

これまでの活動

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Published by 学会事務局 on 13 12月 2010

【バイオマスリファイナリー研究部会】国際シンポジウム

バイオマスリファイナリー 研究部会では2011年2月8日に国際シンポジウム「パームオイル産業におけるバイオマスリファイナリー 2011」(International Symposium on Biomass Refinery in Palm Oil Industry 2011)を開催いたします。⇒詳しくはこちら

日時:2011年2月8日(火) 13:30-17:00
場所:九州大学 国際ホール(福岡市東区箱崎6-10-1)

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

Published by 支部:西日本 on 12 12月 2010

西日本支部ー2010年度事業

主催行事

共催行事等

開催日内容開催場所
2010年
7月3・4日
生物工学若手研究者の集い倉敷シーサイドホテル
7月6日分子機能科学セミナー 「アレルギーワクチン米の開発」…(独)農生資研 高岩文雄センター長広島大学
10月29日分子機能科学セミナー
G蛋白質共役型受容体(GPCR)研究の新展開「細胞内輸送制御を目指した研究」
…東大 中村元直准教授
広島大学
11月8日卒業生を通した社会交流事業
新卒学生に会社が求めるスキルとは…カルビー(株) 井本氏
広島大学
11月12・13日第28回イーストワークショップ福山市、ローズイン備後ハイツ
11月26日第60回岡山実験動物研究会岡山市、ピュアリティまきび
12月3・4日第10回宇部国際バイオ分離シンポジウム「溶媒でクロマトグラフィーを制御する」山口大学
12月16日第45回生命科学フォーラム 
“Chromosome ends – challenges and opportunities”
広島大学
2011年
3月3日
特別講演会
“Synergism for combating resistance to ribosome antibiotics” 
…Prof. Ada Yonath 
広島大学
3月9日常盤台コロキアム 
“「ゲノム解析結果を利用した清酒酵母の進化と醸造特性の解析」
「酵母を通して見えるもの」-焼酎作りから生命原理の解明まで”
山口大学
5月21日日本農芸化学会中四国支部主催市民フォーラム
未来を拓く農芸化学―生命・食糧・環境―
岡山大学

2010年度西日本支部学生賞受賞者

  • 安井 裕哉(広島大学大学院 先端物質科学研究科 博士前期課程2年)
  • 上地 敬子(香川大学大学院 農学研究科 修士課程2年)
  • 奥田 洋(鳥取大学大学院 工学研究科 博士前期課程2年)
  • 清遠 亜沙子(岡山大学大学院 自然科学研究科 博士前期課程1年)
     

その他

  • 組換えDNA実験キット配布24校、60キットを配布
     

会議

  • 2010年度第1回支部役員会(於:山口大学)  2010年4月30日開催
  • 2010年度第1回支部役員・評議員会(於:宮崎シーガイア)  2010年10月29日開催


支部長: 赤田 倫治
副支部長: 稲垣 賢二
庶務: 阿座上 弘行
編集: 吉本 誠
会計: 星田 尚司
企画: 山本 修一

 

これまでの活動

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Published by 支部:中部 on 11 12月 2010

中部支部-2010年度事業

事業

H22.7.31中高生対象 体験型講座 富山県立大学プレダ・ヴィンチ祭「つくろう! バイオディーゼル」
日時: 2010年年7月31日(土) 10:00 ~ 16:30
場所: 富山県立大学 工学部 L-205会議室および生物工学実験室
H22.8.2中部支部 「平成22年度 支部例会」
日時 : 2010年8月2日(月) 13:00 ~
場所 : 名古屋大学ベンチャービジネスラボラトリー・ベンチャーホール(3F)
H22.9.11日本生物工学会中部支部シンポジウム 「バイオテクノロジーを目指す人へ」
日時: 2010年9月11日(土) 13:00 ~ 17:00
場所: 河合塾 岐阜校(〒500-8407  岐阜市高砂町1-10-5)

共催・後援行事

H22.9.2平成22年度 グラム陽性菌ゲノム機能会議(共催)
日時: 2010年9月2日(木) 13:00 ~ 3日(金)15:00
場所: ホテル木曽路(南木曽温泉) (長野県木曽郡南木曽町吾妻2278)
H22.10.01信州生物工学シンポジウム「微生物バイオテクノロジーの展開」 (後援)
日時: 2010年10月1日(金) 13:00 ~ 16:45
場所: 信州大学繊維学部総合研究棟7階ミーティングルーム1 (長野県上田市常田3-15-1)

 

これまでの活動

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Published by 学会事務局 on 10 12月 2010

生物工学会誌 – 89巻1号

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Published by 学会事務局 on 10 12月 2010

【代議員選挙】投票受付を終了いたしました。

日本生物工学会代議員選挙の投票受付は、2010年12月10日(正午)をもって終了いたしました。ご協力ありがとうございました。

関連記事:【正会員の方へ】代議員選挙についてのお知らせ
https://www.sbj.or.jp/news/news_20101025-9.html
 

Published by 学会事務局 on 10 12月 2010

《メタルバイオテクノロジー研究部会・日本生物工学会東日本支部 共催》 ">【関連行事】資源・環境保全分野におけるメタルバイオテクノロジーの可能性(その2)《メタルバイオテクノロジー研究部会・日本生物工学会東日本支部 共催》 

メタルバイオテクノロジー研究部会日本生物工学会東日本支部では、2011年1月22日(土)にシンポジウム「資源・環境保全分野におけるメタルバイオテクノロジーの可能性(その2)」(芝浦工業大学主催)を共催いたします。 ⇒詳しくはこちら

日時:2011年1月22日(土) 13:00~16:50
場所:芝浦工業大学 豊洲キャンパス 交流棟501教室(東京都江東区豊洲3-7-5)

趣旨:近年、ハイテク産業の発展によってレアメタルの需要が急増しています。しかし一方で、レアメタルの活用は、資源枯渇や環境汚染等の問題を引き起こす可能性もあるため、さまざまな廃棄物から効率的にレアメタルを回収するための技術の実用化が望まれています。その中で、微生物を活用してレアメタルを回収する技術は、今後の実用化/事業化が期待され、大きな注目を集めつつあります。そこで、資源・環境保全に資する各種メタルバイオ技術を網羅的に紹介するシンポジウムを開催します。

Published by 学会事務局 on 10 12月 2010

メタルバイオテクノロジー研究部会・日本生物工学会東日本支部 共催">【関連行事】シンポジウム「資源・環境保全分野におけるメタルバイオテクノロジーの可能性(その2)」メタルバイオテクノロジー研究部会・日本生物工学会東日本支部 共催

 近年、ハイテク産業の発展によってレアメタルの需要が急増しています。しかし一方で、レアメタルの活用は、資源枯渇や環境汚染等の問題を引き起こす可能性もあるため、さまざまな廃棄物から効率的にレアメタルを回収するための技術の実用化が望まれています。その中で、微生物を活用してレアメタルを回収する技術は、今後の実用化/事業化が期待され、大きな注目を集めつつあります。そこで、下記のように、資源・環境保全に資する各種メタルバイオ技術を網羅的に紹介するシンポジウムを開催します。

                                    記

日時 2011年1月22日(土) 13:00~16:50 (その後、懇親会を予定しています)
場所 芝浦工業大学 豊洲キャンパス 交流棟501教室
(東京都江東区豊洲3-7-5)(東京メトロ有楽町線豊洲駅から徒歩約10分)
参加方法 参加ご希望の方は、お名前、ご所属、連絡先(TEL、E-mail)、懇親会へのご参加の有無を明記の上、2011年1月14日(金)までに、下記申し込み先までメールにてご連絡ください。
参加費は無料で、どなたでもご参加頂けます。
なお、懇親会費は1,000円を当日会場でお支払いください。
申し込み先 メタルバイオテクノロジー研究部会事務局
(受付担当:大阪大学 大学院工学研究科 環境・エネルギー工学専攻 清 和成)
metalbio_sbj_2010@wb.see.eng.osaka-u.ac.jp
主催 芝浦工業大学
共催 メタルバイオテクノロジー研究部会日本生物工学会東日本支部


プログラム

 

  • 12:30~        受 付

 

  • 13:00~13:05    
    開会の挨拶
     ……メタルバイオテクノロジー研究部会代表 池 道彦(大阪大学大学院工学研究科)
     
  • 13:05~13:40    
    「ヨウ素資源と微生物の関わり」
     ……天知 誠吾(千葉大学大学院園芸学研究科)

 

  • 13:40~14:15    
    「微生物による重元素濃集機構の分子レベルでの解明」
     ……大貫 敏彦(日本原子力研究開発機構)

 

  • 14:15~14:50    
    「重金属を認識する抗体と計測への応用」
    ……佐々木 和裕(電力中央研究所)
               
  • 14:50~15:25    
    「クロム除去システムに有用な微生物」
     ……杉山 友康(東京工科大学応用生物学部)
     
  • 15:25~16:00    
    「メタゲノムアプローチによるメタルイオン蓄積関連遺伝子群のスクリーニングとその解析」
     ……竹山 春子(早稲田大学理工学術院)
     
  • 16:00~16:35    
    「地盤環境保全分野における重金属に対する取り組み状況」
     ……根岸 昌範(大成建設株式会社)
     
  • 16:35~16:45    
    「レアメタル抽出技術開発」(産業技術研究開発委託事業の取り組み)
     ……山下 光雄(芝浦工業大学大学院工学研究科)
               
  • 16:45~16:50   
    閉会の挨拶 
     ……(社)日本生物工学会東日本支部長 池田 宰(宇都宮大学大学院工学研究科)
     

 印刷用バージョンは、こちら

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Published by 支部:東日本 on 05 12月 2010

東日本支部-2010年度事業

主催行事

 

これまでの活動

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Published by 学会事務局 on 29 11月 2010

(終了しました)">【代議員選挙】投票受付中 – 締切: 12月10日(金)正午(終了しました)

日本生物工学会では、代議員選挙の電子投票を2010年11月29日(月)~12月10日(金)正午まで受付けております。(終了しました)
以下の手順に従って投票をお願いいたします。
 

  1. 投票の方法
     
    • 代議員選挙は、電子投票システムにより行います。会員番号とパスワードでログイン後、投票画面へ進んでください。
    • 選挙人は2010年10月25日現在の日本生物工学会正会員に限ります。
    • 文書による選挙参加をご希望の場合は、事務局()までお申し出下さい。
       
  2. 電子投票システムの注意点
     
    • 【投票】ボタンをクリックした後、変更できませんのでご注意ください。
    • 投票画面にアクセスできるのは1回だけです。ただし、内容の確認は可能です。
    • 電子投票システムにログインするには、会員番号とパスワードが必要です。
      パスワードをお忘れの方は事務局()までお問い合わせください。

 
 

Published by 学会事務局 on 25 11月 2010

【随縁随意】生物と工学のギャップを埋める“生命の神秘” – 阪井 康能

生物工学会誌 第88巻 第11号
阪井 康能

実用化研究で多くの業績をあげられた山田秀明先生が、「大学で行う研究はすべて基礎研究です」とおっしゃったことがある。学生だった当時の私には今ひとつピンと来なかった。基礎で得られた知識・情報・技術を応用展開していくのが当然と考えていた。が、自身の研究生活を通し、何が起こったのか、まったく訳のわからない不思議な生命現象を何度も目のあたりにするにつれ、その考えが変わってきた。

典型的な工学製品、たとえば材料を加工して作り上げていく機械や化学製品、あるいはコンピュータ・ソフトウェアなどは人間が100%その手で作り上げる。車、時計のようなモノばかりでなく、ソフトウェアもちゃんと動かなければ、それは材料に問題があるほかは、設計が間違っているか、作り手のミスが原因である。綿密な設計図をつくるには数学や物理という基礎的な素養、また製作にはそれに見合った技術がそれぞれ必要なので、工学が“基礎から応用へ”と発展したのは自然な成り行きと言えよう。

一方、生物は、我々が何も手を加えなくても、すでに目の前で生を営み動いている。最も典型的な生物工学であるエタノール発酵にいたっては、微生物の存在が知られる以前より、酒造りのための技術やノウハウを人類が獲得し、それを継承してきた。かと言って、酒造りと科学が無縁であったわけではない。自然発生説の否定と発酵現象の解明こそが、現代生物学・生化学の源流である。フランスの醸造組合が、ワイン製造がうまくいかないのに困ってパスツールを訪ねていなかったら、彼の発酵分野における輝かしい業績はない。応用を出発点にして大きな基礎科学が生み出された。そしてその数十年後に明らかとなった代謝反応や調節機構の解明が、新たな応用領域であるアミノ酸発酵・バイオコンバージョンなどの技術として花開くこととなる。

ここで一つ、注意を喚起したい。こと生き物を対象とする場合、機械のようにすべての部品とその役割がわかっているわけではない。私は生物系の工学研究者は、このことを心に留め、声を大にして訴えるべきであると考える。全ゲノム配列、ある生命現象の分子メカニズムが解明されたといっても、それは生命のごく一部、一つの側面でしかない。生物を部品からなる精巧な機械として扱う機械論的な立場では、まだ限定的にしか生命現象を理解できず、生きていることの本質的な理解にはほど遠い。ゲノムは入れ替えられても工学的に細胞が組み立てたられたとは、まだ言えない。ゲノム情報に従って機能するタンパク質の“TPOを心得た”発現は、細胞レベルで見ても分化の過程や環境によって異なるし、個体レベルで見れば、個体間で異なっている。だからこそ、それぞれの個性や顔が生まれ、生物間相互作用や社会が成り立っている。タンパク質のみならず脂質や糖鎖、そのほか多くの二次代謝産物、そしてこれら生体分子の機能など、生化学でも分子生物学でも、わかっていないことが多すぎる。

このように生き物には、まだその発見を待っている未知の部品、機能、生命現象が数多く潜んでいるが、ここで忘れてはならないのが、生命・自然に対する畏敬の心である。特に研究者にとっては、期待どおりにコトが起こらない結果に対する寛容性が必要だ。そういうデータにこそ、新しい生命現象が潜んでいる。

科研費などのグラント審査をしていると、特に目的指向のねらいが定まった申請において、できすぎた話が多いように感じる。システムとして完璧に完結していて非の打ちどころがなく減点しにくいが、生き物を対象としているにしては面白みに欠け、何か物足りない。

研究の独創性は、基礎科学のみならず、特許取得のためにも重要なファクターである。大学における生命科学研究では、どんな小さなことでもよいから新しい生命現象を自ら見いだし、それを発展させるのが独創的研究の基本ではないだろうか。新しい生命現象を見つけることができたなら、その現象の背後にある本質的な理解と、それを何かに役に立てられないかという両面から考えることも重要である。

何が起こるか予測できない生命相手の研究だからこそ、夢も希望も湧いてくる。そのため私は、生き物を対象とした研究を進める上で、少なくともその出発点には、基礎も応用もない生命の偉大な不思議、まさに神秘ありき、と考えることにしている。


著者紹介 京都大学大学院農学研究科応用生命科学専攻(教授)

 

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

Published by 学会事務局 on 17 11月 2010

【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線 本日掲載

和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business i の企画特集『バイオ最前線』欄に編集協力をし、毎月第3水曜日に記事を掲載しております。本日(11月17日)、第6回「伝統的発酵で新たな活用法(下)」が掲載されました。

掲載記事:「伝統的発酵で新たな活用法(下)」pdf

次回は、2010年12月15日(水)掲載予定です。

 

※当サイトでは、Fuji Sankei Business iのご厚意により該当記事のPDFを公開しております。
 

Published by 支部:北日本 on 16 11月 2010

【北日本支部】仙台シンポジウムのご案内

日本生物工学会北日本支部では、2011年1月12日(水)に仙台シンポジウム「東北地域の生物産業とこれからの産学官連携」を開催いたします。⇒詳しくはこちら

日時: 2011年1月12日(水)13:00~16:40
場所: 仙台市戦災復興記念館 4F 研修室(仙台市青葉区大町2-12-1)

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

Published by 支部:北日本 on 16 11月 2010

【北日本支部】2010年度日本生物工学会仙台シンポジウム「東北地域の生物産業とこれからの産学官連携」

主催:日本生物工学会北日本支部
共催:東北地域バイオインダストリー振興会議(TOBIN)

日時2011年1月12日(水)13:10 ~ 17:00
場所仙台市戦災復興記念館 4F 研修室(仙台市青葉区大町2-12-1 TEL. 022-263-6931)
参加費会員 1,000円(不課税)、非会員 2,000円(税込)、 学生 無料
懇親会費(予定)一般 4,000円(税込)、学生 3,000円(税込)
参加申込み方法2011年1月5日(水)までに、はがき、FAXまたはE-mailにて1) 参加希望者氏名、2) 所属、3) 役職、4) 会員・非会員・学生の別、5) 懇親会参加希望の有無を明記の上、下記「問合せ先」までお申し込み下さい。
問合せ先〒981-8555 仙台市青葉区堤通雨宮町1-1
東北大学大学院農学研究科 生物産業創成科学専攻 
米山 裕
TEL. 022-717-8915 FAX. 022-717-8708 
E-mail:

プログラム

  • 13:00 ~ 13:10  開会の辞… (北海道大学大学院工学研究院)支部長 高木 睦
     
  • 13:10 ~ 13:55  きのこの育種と品種識別技術 …(キノックス)木村 栄一
     
  • 13:55 ~ 14:40  山形県オリジナルの発泡清酒「スパークリング-ワイ」
                 … (山形県工業技術センター)石垣 浩佳
     
  • 14:40 ~ 15:00  休憩 
     
  • 15:00 ~ 15:45  麹その古くて新しいもの… (秋田今野商店)今野 宏
     
  • 15:45 ~ 16:30  産と学はイコールパートナー
                 … (東北大学未来科学技術共同研究センター)渡邉 君子
     
  • 16:30 ~ 16:40  閉会の辞… (東北大学大学院農学研究科)副支部長 五味 勝也
     
  • 17:00 ~      懇親会

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Published by 学会事務局 on 12 11月 2010

【代議員選挙】立候補・推薦の受付を終了しました

2010年11月12日(金)正午をもって、次期代議員の立候補および候補者推薦の受付を終了しました。

電子投票の日程と方法について

代議員選挙を以下の通り行いますので正会員の皆様には、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

  • 投票期間: 2010年11月29日(月)~12月10日(金) 正午
  • 投票は、電子投票システムにより行います。
  • 選挙人は2010年10月25日現在の日本生物工学会正会員に限ります。
  • 文書での投票を希望される場合は事務局()までお問い合せください

⇒ 電子投票システムによる投票の手順

 

電子投票システムにおける注意点

  • 【投票】ボタンをクリックした後、変更できませんのでご注意ください。
  • 投票画面にアクセスできるのは1回だけです。ただし、内容の確認は可能です。
  • 電子投票システムにログインするには、会員番号とパスワードが必要です。
    パスワードをお忘れの方は事務局()までお問い合わせください。

Published by 学会事務局 on 10 11月 2010

【関連行事】国際微生物学連合2011会議(IUMS)

International Union of Microbiological Societies 2011 Congress
– The Unlimited World of Microbes,際限ない微生物の世界 –

主催: 日本微生物学連盟、日本学術会議 (後援:北海道、札幌市)

会期
  • International Congress of Bacteriology and Applied Microbiology
    2011年9月6日(火)~10日(土) 
  • International Congress of Mycology
    2011年9月6日(火)~10日(土) 
  • International Congress of Virology
    2011年9月11日(日)~16日(金)
会場 札幌コンベンションセンター( 〒003-0006 北海道札幌市白石区東札幌6条1丁目1-1 )
札幌市産業振興センター( 〒003-0005 北海道札幌市白石区東札幌5条1丁目1-1 ) 
URL http://www.congre.co.jp/iums2011sapporo/
実行委員長 冨田房男(北海道大学名誉教授)
講演要旨受付 2010年12月15日(水)~2011年2月28日(月) 2011年3月31日 正午 →延長しました!
事前参加申込 2010年12月15日(水)~2011年6月30日(木)
お問合せ先 国際微生物学連合2011会議事務局 
〒102-8481 東京都千代田区麹町5-1 弘済会館ビル 
(株)コングレ東京本社内
TEL.03-5216-5318 FAX.03-5216-5552
E-mail:


 

Published by 学会事務局 on 05 11月 2010

【会員の方へ】2011年会費請求について

2011年会費納入のお願い

平素より学会活動にご協力賜り、誠にありがとうございます。

本年も次年度会費の請求書を11月末~12月にかけてお送りします。(会費口座振替登録者は除く)

2011年会費は12月末までにお手続き下さいますようお願い申し上げます。
個人会員の方は、未納の場合 2011年1月以降JBBオンラインジャーナルへアクセスできなくなる場合があります。

団体会費・賛助会費につきましては、2011年4月末日までにご納入ください。

【2011年会費 (1月~12月)】

正会員 9,800円(だたし、海外在住の正会員は12,000円)
学生会員 5,000円
団体会員 30,000円
賛助会員 50,000円(1口)

(会費は不課税です。)

英文誌JBBの有料購読について

正会員・学生会員の方でJBB冊子体の購読をお申し込みの場合は、上記会費に購読料(5,000円)を加算して請求させて頂きますのでご了承下さい。
(冊子体購入の有無に関わらず、電子ジャーナルへのアクセス権は全員に付与されております。)

団体会員・賛助会員の方へは従来通り、生物工学会誌と英文誌JBBをお届けいたします。
(電子ジャーナルへのアクセス権はございません。)

会費の口座振替について

毎年の会費をご指定の銀行口座からお支払いいただくことも可能です。用紙をダウンロードの上、下記学会事務局までご送付下さい。
(押印をご確認下さい)

預金口座振替依頼書(PDF)

お問い合せ先 

日本生物工学会事務局
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2番1号 
大阪大学工学部内
社団法人 日本生物工学会
Tel: 06-6876-2731   Fax: 06-6879-2034
E-mail:

Published by 支部:九州 on 04 11月 2010

【九州支部】沖縄大会(2010)プログラム公開しました

2010年12月3日(金)・4日(土)に琉球大学 農学部(千原キャンパス)で開催される第17回日本生物工学会九州支部大会のプログラムを公開しました。


発表時間は10分、質疑応答2分、計12分です。学生賞希望の方は発表時間は10分、質疑応答5分、計15分です。
発表はOHC(書画カメラ)を使用して行いますので、A4横の印刷物を持参ください。スライドの交換者は会場に配置しませんので、発表者自身で行うか、発表者の方で手配ください。
なお、12月3日(金)には特別講演とミキサーがありますので、ぜひご参加ください。ミキサーは無料です。

また、12月3日には、微生物の寄生・共生から探る伝統醸造の深淵研究部会主催のシンポジウム『沖縄から探る伝統的発酵における微生物の寄生・共生』を午後1時30分から同キャンパス内にて開催しますので、どうぞそちらもご参加ください。

多数のご参加をお待ち申し上げます。

Published by 支部:九州 on 04 11月 2010

第17回 九州支部 沖縄大会(2010)プログラム

発表時間は10分、質疑応答2分、計12分です。学生賞希望の方は発表時間は10分、質疑応答5分、計15分です。
発表はOHC(書画カメラ)を使用して行いますので、A4横の印刷物を持参ください。
スライドの交換者は会場に配置しませんので、発表者自身で行うか、発表者の方で手配ください。

A会場 午前の部(一般講演)(9:30~11:30)

 (講演時間12分:発表10分,討論2分)

  • A-01  タイ国の壺酒から分離した酵母の発酵温度の検討
    …○高口真徳1,三枝敬明1,寺本祐司1,Aporn Wongwicharn21崇城大院・工・応微工,2King Mongkut's Univ. of Technol.)
     
  • A-02  沖縄微生物ライブラリーとその機能DB構築の試み
    …○森安洋一郎1,新里尚也2,松井 徹2,渡嘉敷唯章31沖縄科学技術セ,2琉球大・熱生研,3トロピカルテクノセンター)
     
  • A-03  沖縄島の亜熱帯サンゴ礁海域における好アルカリ性微生物の分布とその意義
    …○常盤 豊,世嘉良宏斗,市場俊雄(沖縄県工技セ)
     
  • A-04  Lactobacillus pentosus QU66を用いたグリセロールからの乳酸生産
    …○鈴木聖也1,田村佐和子1,阪本直茂1,花田克浩1,田代幸寛2,善藤威史1,園元謙二1,31九大院・農,2西南女短・生,3九大・バイオアーク)
     
  • A-05  塩蔵ワカメより分離された乳酸菌の乳酸生成特性
    …村上 翔,○滝澤 昇(岡山理大・工・バイオ応化)
     
  • A-06  CoA transferase抑制による高ブタノール生産株の育種
    …○田中和佳1,岡田啓介1,吉野貞蔵2,竹川薫21九大院・生資環,2九大院・農)
     
  • A-07  酢酸耐性を付与したキシロース代謝強化株の性能評価
    …○中野芳美1,光増可奈子1,湯 岳琴2,庄 智裕1,赤松 隆3,田口久貴3,木田建次11熊大院・自然科学,2北京大工学院,3崇城大・応微工)
     
  • A-08  無希釈生ごみの連続発酵および繰返し回分発酵によるエタノール生産
    …浦上豊志1,林 純平1,大坂典子2,高橋 徹2,森村 茂1,○木田建次11熊大院・自然科学,2東京ガス・技術研究所)
     
  • A-09  コーンストーバを前処理・酵素糖化した糖化液からの燃料用エタノールの生産
    …○西村浩人1,譚 力2,武井奨太1,湯 岳琴3,太田広人1,森村 茂1,木田建次11熊大院・自然科学研究科,2四川大学軽紡与食品学院,3北京大工学院)
     
  • A-10  竹からのバイオエタノール生産を環境調和型プロセスにするための諸検討
    …○岩永朋弘1, 孫 照勇1,湯 岳琴2,太田広人1,森村 茂1,木田建次11熊大院・自然科学研究科,2北京大工学院)

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A会場 午後の部(一般講演)(13:00~15:24)

(講演時間12分:発表10分,討論2分)
 

  • A-11  Vibrio fischeriの発光とS源要求性
    …○田部井陽介1,惠良真理子1,小川あかね2,森田 洋11北九大・国際環境工,2北九大院・国際環境工)
     
  • A-12  Production of (R)-3-HB acid using resting cells of Azohydromonas lata
    …○Charles Uchenna Ugwu,常盤 豊,市場俊雄(沖縄工技セ)
     
  • A-13 泡盛醸造において原料米の違いが泡盛香味に与える影響
    …○冨木崇史,伊波朋哉,當間士紋,三井清美,鼠尾まい子,塚原正俊(トロピカルテクノセンター)
     
  • A-14  次世代シーケンサSOLiD4を用いた実用泡盛黒麹菌株の遺伝子比較
    …○塚原正俊1,2,鼠尾まい子1,2,照屋盛実3,2,佐藤万仁4,2,城間安紀乃4,2,喜久里育也4,2,小池英明5,2,佐藤友紀4,2,照屋邦子4,2,宮原弘子4,2,下地真紀子1,2,真保栄陽子1,2,藤森一浩5,2,神野浩二6,堀川博司6,細山 哲6,藤田信之6,町田雅之5,2,平野 隆5,21トロピカルテクノセンター,2沖縄先端ゲノム,3沖縄工技セ,4OSTC,5産総研,6NITE)
     
  • A-15  沖縄の伝統的食材「紅麹」を応用した新たな商品開発
    …○伊波朋哉,當間士紋,三井清美,冨木崇史,鼠尾まい子,塚原正俊(トロピカルテクノセンター)
     
  • A-16  次世代シーケンサによる紅麹菌Monascus pilosus のゲノム解析
    …○鼠尾まい子1,2,塚原正俊1,2,照屋盛実3,2,佐藤万仁4,2,城間安紀乃4,2,喜久里育也4,2,佐藤友紀4,2,照屋邦子4,2,宮原弘子4,2,下地真紀子1,2,真保栄陽子1,2,藤森一浩5,2,新里尚也6,2,松井 徹6,2,町田雅之5,2,平野 隆5,21トロピカルテクノセンター,2沖縄先端ゲノム,3沖縄工技セ,4OSTC,5産総研,6琉球大・熱生研)
     
  • A-17  枯草菌への全ゲノム輸送機構解明:定量的組換えモデルのホットスポット
    …林田貴史1,厚山健次2,田口久貴1,○赤松 隆11崇城大・応微工,2崇城大・工)
     
  • A-18  ITS領域配列の違いを利用した松茸株の識別
    …○田口久貴,緒方靖哉,岩原正宜,寺本祐司,新 隆志,松岡正佳,赤松 隆(崇城大学・応微工)
     
  • A-19  Aspergillus nidulansにおけるKre9ホモログ遺伝子の機能解析
    …〇瀬戸和史1,二神泰基2,大森俊郎3,竹川薫2,後藤正利21九大院・生資環,2九大院・農,3三和酒類)
     
  • A-20  ミトコンドリア輸送阻害剤耐性清酒酵母を使って実地醸造した低アルコール清酒の香味解析
    …元村沙織1,平田みよ1,佐々木真1,堀江健太1, 大場孝宏2,柘植圭介3,吉村臣史3,小倉和義3,○北垣浩志11佐賀大農・生環,2福岡工技セ,3佐賀工技セ)
     
  • A-21  腸内共生細菌の各種腸管免疫系に対する作用解析
    …○三坂祐未1,輪島隼一2,八村敏志2,園元謙二1,3,中山二郎11九大院農・生機科,2東大院農生科・食の安全研セ,3九大バイオアーク)
     
  • A-22  in situ メタボロミクスイメージングによる代謝動態可視化
    …○三浦大典1,藤村由紀1,大和真由実1,兵藤文紀1,立花宏文1,2,割石博之1,21九大レドックスナビ,2九大院農)

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B会場 午前の部(一般講演)(9:30~11:30)

(講演時間12分:発表10分,討論2分)
 

  • B-01  Photorhabdus luminescens の発光性
    …○小川あかね1,田部井陽介2,惠良真理子2,森田 洋21北九大院・国際環境工,2北九大・国際環境工)
     
  • B-02  可視光応答型光触媒によるLegionella pneumophila の殺菌効果
    …○山平真由1,小川あかね2,福田 翼3,惠良真理子1,田部井陽介1, 森田 洋11北九大・国際環境工,2北九大院・国際環境工,3水産大・食品化学)
     
  • B-03  Vibrio fischeri の不溶化フィブロイン膜への固定化と発光性
    …○惠良真理子1,田部井陽介1,小川あかね2,森田 洋11北九大・国際環境工,2北九大院・国際環境工)
     
  • B-04  乳酸菌と酵母及び酢酸菌の複合バイオフィルム形成
    …○古川壮一,野坂草馬,磯前亮介,渡邉真哉,平山 悟,深瀬 栄,荻原博和,森永 康(日大・生物資源・食品生命)
     
  • B-05  泡盛もろみ中マイクロフローラの解析
    …○喜舎場拓1,平良東紀1,塚原正俊2,伊藤 進11琉球大・農・亜熱帯生物資源科学,2トロピカルテクノセンター)
     
  • B-06  亜熱帯地域由来の黒麹菌の単離と諸性質の検討
    …○金城悠希菜,渡邉泰祐,外山博英(琉球大農・亜熱生資)
     
  • B-07  泡盛黒麹菌の細胞壁多糖分析
    …○伊川秀治,渡邉泰祐,外山博英(琉球大農・亜熱生資)
     
  • B-08  タモギタケの木材腐朽能
    …◯小川和香奈,田邊俊朗(沖縄高専・創造システム)
     
  • B-09  微生物燃料電池での発電に重要なc型シトクロムOmcZのバイオフィルム内の局在性
    …○井上謙吾1,2,Ching Leang2,Ashely E. Franks2,Trevor L. Woodard2,Kelly P. Nevin2,Derek R. Lovley21宮崎大・IR推進機構,2Univ. of Massachusetts Amherst)
     
  • B-10  ラッカーゼ/メディエーターおよび過酸化水素処理による稲ワラの酵素糖化促進
    …○ 廣瀬 遵,高西大貴,甲斐貴智,横井春比古(宮崎大・工・物質環境化)

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B会場 午後の部(一般講演)(13:00~15:24)

(講演時間12分:発表10分,討論2分)

  • B-11  ステビア粉末の硝酸還元性
    …○塩塚一浩1, 岡本啓湖1,木村新太郎21福岡農高・専攻科・微生物工学,2B&L)
     
  • B-12  黒米アントシアニンの組成変化
    …○加藤貴則,三枝敬明,寺本祐司(崇城大院・工・応微工)
     
  • B-13  Vibrio vulnificus 由来抗菌物質の抽出法の検討
    …○渡辺真理1, 横地奈菜1, 黒田沙織2, 田中重光1, 松本浩一3,神田康三1, 小林元太11佐賀大・農, 2佐賀大・有明海プロ,3佐賀大・医)
     
  • B-14  PCR-DGGE電気泳動法を用いた珪藻の群集解析
    …○堺眞砂美1,川上満泰2,天田啓21福工大院・工・物質生産,2福工大・工・生命環境)
     
  • B-15  光触媒を担持したアルギン酸膜の殺菌効果
    …○伊勢田弘太郎1,石野靖浩2,惠良真理子2,田部井陽介2,森田 洋21北九大院・国際環境工,2北九大・国際環境工)
     
  • B-16  微生物反応器と酸化還元メディエータを用いたフローインジェクション型BODセンサの特性
    …○安倍 輝1,波多江祐太1,太田真一1,神谷英和2,川上満泰21福工大院工,2福工大工)
     
  • B-17  焼酎製造法を用いた廃棄炊き米からのエチルアルコール生成
    …○楠田貴昭,北元嘉秋,川島大蔵,福田直彦,岡本啓湖(福岡農高・専攻科・微生物工学)
     
  • B-18  焼酎製造法を用いた市販おにぎりからのエチルアルコール生成
    …○川島大蔵,楠田貴昭,和田元一,福田直彦,岡本啓湖(福岡農高・専攻科・微生物工学)
     
  • B-19  米麹の酵素活性に及ぼす周波数の検討
    …○山内祥平,三枝敬明,寺本祐司(崇城大院・工学研究科・応微工)
     
  • B-20  MRE(特殊酵素)処理した竹のアルコール発酵原材料としての可能性
    …伊波宏樹1,松井 勝2,長濱陽二3,○坂井美穂11文理大院,2藤沢環境,3MRE研)
     
  • B-21  イソアルカン資化性放線菌によるテルペン類の酸化
    …○平田真彦1,2,波平知之1,新里尚也1,松井 徹11琉球大熱生研,2琉球大工)
     
  • B-22  沖縄からのピロロキノリンキノン高生産酢酸菌のスクリーニング
    …○照屋拓人,石川裕基,渡邉泰祐,外山博英(琉球大農・亜熱生資)

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C会場 午前の部(学生賞)(9:00~11:50)

(講演時間17分:発表10分,討論5分,審査2分)

  • C-01  Lactococcus lactis が生産するリーダーレスバクテリオシン,ラクティシンQ/Zの生合成機構に関する研究
    …○岩谷 駿1,米山史紀1,善藤威史1,園元謙二1,2(九大院・農,2九大バイオアーク)
     
  • C-02  生理活性脂質プロスタグランジンの新規代謝機構 ―新規硫酸転移酵素SULT7A1によるプロスタグランジンの硫酸化―
    …○黒木勝久1,榊原陽一1,角田住充2,3,馬場健史4,福崎英一郎4,安田 伸5,Ming-Cheh Liu6,木村 誠2,3,吉川博道1,水光正仁11宮崎大・農・応生科,2九大院・農・生物機能,3九大院・システム生命,4阪大院・工・生命先端工,5東海大・農・バイオ,6トレド大・薬)
     
  • C-03  竹の麹菌処理とアルコール発酵の可能性の検討
    …○伊波宏樹1,松井 勝2,長濱陽二3,坂井美穂11文理大院,2藤沢環境,3MRE研)
     
  • C-04  サツマイモに含まれるテルペノイド化合物の分布
    …○山本優,高峯和則,吉崎由美子,玉置尚徳,鮫島吉廣(鹿大・農)
     
  • C-05  沖縄微生物ライブラリーを用いたヘム重合阻害物質の探索
    …○鈴木幸一1,稲福征志2,新里尚也3,松井 徹3,高良健作4,李 長春21琉球大・医,2琉球大・亜熱帯超域,3琉球大・熱生研,4琉球大・農・生物資源)
     
  • C-06  好気性超好熱アーキアPyrobaculum calidifontisの2種のグルタミン酸脱水素酵素推定遺伝子の機能解析
    …○東 千里1,大森勇門2,土居克実2,大島敏久21九大院・生資環・遺資工,2九大院・農・生物機能)
     
  • C-07  抗真菌ペプチドAc-AMPの大腸菌による分泌発現系を用いた生産
    …○田中温子,岩﨑純也,竹下 佳,関 清彦,光富勝(佐賀大・農・生命機能)
     
  • C-08  MCAOラットの脳梗塞進展における脳内代謝動態解析
    …○入江美穂1,藤村由紀2,大和真由実2,三浦大典2,割石博之2,31九大院・生資環,2九大レドックスナビ,3九大院・農)
     
  • C-09  MALDI-MS によるメタボローム動態解析
    …○行平大地1,三浦大典2,藤村由紀2,割石博之2,3,41九大院・生資環,2九大レドックスナビ,3九大バイオアーク,4九大院・農)
     
  • C-10  アセトン・ブタノール菌Clostridium saccharoperbutylacetonicum N1-4における代謝転換因子の精製と機能解析
    …○高本 裕1,吉野貞蔵2,竹川薫21九大院・生資環,2九大院・農)

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C会場 午後の部(一般講演)(13:00~15:12)

(講演時間12分:発表10分,討論2分)
 

  • C-11  混合培養系を用いた液体培養によるグルコアミラーゼ生産
    …○佐藤貴裕1,福田 翼2,森田 洋31北九大院・国際環境工,2水大校・食品科学,3北九大・国際環境工)
     
  • C-12  混合培養を利用した固体発酵によるグルコアミラーゼ生産
    …○福田 翼1,佐藤貴裕2,森田 洋21水大校・食品科学,2北九大・国際環境工)
     
  • C-13  2,4-ジクロロフェノキシ酢酸分解酵素の生化学的解析
    …○内田雄大1,下條光浩2,川上満泰2,天田啓21福工大院工,2福工大工)
     
  • C-14  Aureobasidium pullulans由来の糖質加水分解酵素ファミリー51に属するα-L-アラビノフラノシダーゼ遺伝子の解析
    …○藤井信哉,岡田南希,野口拓也,太田一良(宮崎大・農・応生科)
     
  • C-15  Flavobacteriumイソアミラーゼ基質結合部位に存在するメチオニン残基の変異酵素の性質
    …○白男川純,安部淳一(鹿児島大・農・生物資源化学)
     
  • C-16  高濃度食塩による耐塩性グルタミナーゼの構造変化
    …○吉宗一晃1,河原林裕2,大島敏久1,白木原康雄31九大院農,2NEDO,3国立遺伝研)
     
  • C-17  B. thuringiensis殺虫性毒素蛋白質の活性化機構解析
    …○大橋恵利香,小林元太,神田康三(佐賀大・農)
     
  • C-18  大腸菌由来1,5-Anhydro-D-fructose還元酵素の精製と諸性質
    …○泉 秀作1,栗田真衣2,安部淳一21鹿児島大・連合農学研究科,2鹿児島大・農・生物資源化学)
     
  • C-19  Aspergillus nidulansにおけるマンノシルトランスフェラーゼ遺伝子群の機能解析
    …○井上大輔1,大橋貴生2,二神泰基2,高下秀春3,大森俊郎3,竹川 薫2,後藤正利21九大院・生資環,2九大院・農,3三和酒類)
  • C-20  焼酎酵母のフェルラ酸脱炭酸活性について
    …○高下秀春1,梶原康博1,小埜和久2,下田雅彦11三和酒類,2広島大院・先端・生命機能)
     
  • C-21  紅麹菌の産生するアミノペプチダーゼの精製と性質
    …○安里豪之,橘信二郎,安田正昭(琉球大農・亜熱帯生資)

第17回 九州支部 沖縄大会(2010)の詳細はこちら

九州支部Top

 

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Published by 学会事務局 on 01 11月 2010

(終了しました)">【代議員選挙】立候補・推薦受付中(締切11月12日)(終了しました)

日本生物工学会では、代議員候補者の立候補、推薦を2010年11月1日(月)~12日(金)正午まで受付けております。(終了しました)
以下の手順に従って立候補、または候補者の推薦をお願いいたします。
 

  1. 候補者の立候補・推薦の方法
     
    • 立候補の受付および推薦は、電子投票システムにより行います。会員番号とパスワードでログイン後、「立候補・候補者推薦」画面へ進んでください。
    • 立候補者および推薦者は2010年10月25日現在の日本生物工学会正会員に限ります。
    • 文書による選挙参加をご希望の場合は、事務局()までお申し出下さい。
       
  2. 電子投票システムの注意点
     
    • 【確定】ボタンをクリックした後、変更できませんのでご注意ください。
    • 「立候補・候補者推薦」画面にアクセスできるのは1回だけです。ただし、内容の確認は可能です。
    • 電子投票システムにログインするには、会員番号とパスワードが必要です。
      パスワードをお忘れの方は事務局()までお問い合わせください。

 

電子投票の日程・方法について

立候補・候補者推薦の受付終了後、代議員候補者リストを作成し、電子投票を以下の通り行います。

  • 投票期間: 2010年11月29日(月)~12月10日(金) 正午
  • 投票は、電子投票システムにより行います。会員番号とパスワードでログイン後、投票画面へ進んでください。
  • 選挙人は2010年10月25日現在の日本生物工学会正会員に限ります。

     

Published by 学会事務局 on 01 11月 2010

【和文誌】88-10「スピーカーズコーナー」演習問題解答

  • 1. 270V の定電圧でゲル2枚を並列に配置して電気泳動を行った。このとき、流れる電流値が60mAであった。ゲル1枚あたりの抵抗値を求めよ。 2枚のゲルの抵抗値は同じであるとする。

【解説】

この問題は合成抵抗の抵抗値を求めることが出来れば、すぐに解けます。今、抵抗値R1とR2の2本の抵抗が並列に配置されているので、この2本の抵抗の合成抵抗値Rは

数式1

となります。直列なら 数式1-1です。この関係により、問題より2枚が同じ抵抗値ですので、合成抵抗値をRとするとゲル1枚の抵抗は数式1-2 となります。まず合成抵抗値を求めると、オームの法則より
数式2 が成り立ち、 数式3となります。従ってゲル1枚あたりの抵抗値は9000Ωです。

【答え】 9000Ω


  • 2. 電力1Wは1J/sと定義されている。4.2J=1calである。また、1W=1V×1Aであることから抵抗からの発熱量を求めることが出来る。

2-1. 10Ωの抵抗に5Aの電流を流したとき1分間の発熱量を求めよ。
2-2. 20Ωの抵抗に100Vの電圧をかけたとき、30秒間の発熱量を求めよ。

【解説】

2-1. オームの法則から

数式4

です。ここで、Wはワット数、Vは電圧値、Iは電流値、Rは抵抗値です。問題より1分間で消費する総電力は


2-2. オームの法則から

数式6

問題より

数式7

となり、2-1. と同じ値となります。

【答え】 2-1. 3.6kcal 2-2. 3.6kcal


  • 3. 100V用の500Wの電熱器がある。

3-1. この電熱器の抵抗はいくらか。
3-2. この電熱器を100Vの電源につないだとき、毎秒何カロリーの熱量が発生するか。
3-3. この熱量で1lの水の温度を10℃から100℃まであげるには何分掛かるか。

【解説】

3-1.
数式8 より、数式9

よって、R=20Ωとなります。

3-2. 毎秒500Wの電力を消費し、全て熱に変わるとすると、発熱量は

数式10となります。

3.3.  t分かかるとすると、

数式11

12.5分かかります。

【答え】 3-1. 20Ω 3-2. 120cal/s 3-3. 12.5分

  • 4-1. 1の問題で、電気泳動に60分かかったとする。ゲル1枚あたりの発熱量を求めよ。

【解説】

数式12より、ゲル1枚あたりの60分での発熱量は

数式13

となります。
実際の泳動では、周りに逃げる熱や全ての電力が熱に変換されるわけではないので、発熱量は、この値の半分くらいかと思われます。これで、電気泳動が終わったときにゲルが温かい理由が分かっていただけるのではと思います。

【答え】 13.9kcal

(長浜バイオ大学 川瀬雅也)

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Published by 学会事務局 on 28 10月 2010

【セルプロセッシング計測評価研究部会】
第62回日本生物工学会大会 シンポジウム15 『動物細胞培養で求められる安心・安全:見直される水産品』

『動物細胞培養で求められる安心・安全:見直される水産品』

セルプロセッシング計測評価研究部会・日本動物細胞工学会共催

2010年大会シンポジウムのページはこちら

  • オーガナイザー: 寺田 聡(福井大院・工)・藤原 政司(北大院・工)
  • 開催日時: 2010年10月28日 9:00~11:30
     
  • 開催場所:

ワールドコンベンションセンターサミット
宮崎シーガイア
〒880-8545 宮崎県宮崎市山崎町浜山

  • シンポジウム概要:

抗体医薬など医薬生産手段として、さらにハイブリッド型人工臓器、再生医療 など移植用細胞調製手段として、動物細胞培養の重要性が一層増している。動物 細胞の産業利用をはかるべく、細胞培養の品質 管理・品質保証システムが急務と なっている。このような課題に取り組むべく、若手の育成とバトンタッチを視野 に入れて「セルプロセッシング計測評価研究部会(高木睦会長・北大)」が、 2009年5月に設立された。

そこで、本研究部会の主催でシンポジウムを開催し、若手と産業界からの演者を 交えた講演を通じて産学官の多様な生物工学会員が最新成果の発表と活発な討論 を行い、他の産業(水産業)をも巻き込んだ動物細胞の産業利用を進める。

 

  • シンポジウム内容:

    1. 伊藤 丈洋  株式会社細胞科学研究所
     「細胞培養液の現状と安全性について」
     (座長 加藤竜司)

2. 藤原 政司 北海道大学
 「魚血清を用いた動物細胞培養」
 (座長 小川亜希子)

3. 土井 広幸 中外製薬株式会社
 「Hy-Fish(カツオ加水分解物)を使用したアクテムラ原液製造培養工程の開発」
 (座長 寺田聡)

4. 柚木 俊二 東京都立産業技術研究センター
 「魚類コラーゲンを用いた細胞培養基材の開発‐応用研究の進展と再 生医療支援‐」
 (座長 藤原政司)

5. 柳原 佳奈 福井大学
 「クラゲ由来コラーゲンを用いた動物細胞の培養」
 (座長 藤原政司)

6. 佐藤 正人 東海大学 医学部
 「クラゲ因子を用いた変形性関節症治療」
 (座長 寺田聡)

 

►セルプロセッシング計測評価研究部会Topへ

Published by 学会事務局 on 25 10月 2010

【正会員の方へ】代議員選挙についてのお知らせ

<会告> 代議員選挙(公益社団法人への施行認定に備えて)について

正会員各位

                             2010(平成22)年10月25日
社団法人 日本生物工学会
会長: 飯島 信司

会員の皆様には既にご承知の通り、2008年12月1日に公益法人制度改革関連の新3法が施行され、従来の公益法人は、5年以内(2013年11月30日まで)に「公益社団法人」、または「一般社団法人」に移行することが求められております。

本会では、「公益社団法人」への対応のため、公益法人化WGを結成して検討を進めてきました。

そして、理事会は公益法人化WGの検討結果を受けて、本会の基本方針(公益社団法人への移行認定申請を目指す)を決定し、去る5月28日の通常総会にお諮りし、承認されました。

8月に公益社団法人への移行認定申請をおこない、現在、審査中の段階にあります。

今後は、公益社団法人への移行が認定されますと、2週間以内に登記をして公益社団法人として本会が新たなスタートを切ることになります。

上記登記をするまでに、新定款に基づき、代議員を選出しておく必要がありますので、11月上旬を目標に代議員選挙を予定しております。

代議員選挙はWEBによる電子選挙により、次のスケジュールに従って実施いたします。

  1. 代議員候補者の立候補、推薦の受付
  2. 代議員候補者一覧表の公示
  3. 電子投票の実施
  4. 投票結果の公示

つきましては、電子投票ではなく、文書による選挙参加(上記1.~4.)をご希望される正会員におかれましては、下記により申請下さいますようお願いいたします。

  • 申請先: (社)日本生物工学会事務局
           〒565‐0871 吹田市山田丘2-1 大阪大学工学部内
           TEL: 06-6876-2731  Fax: 06‐6879‐2034
           E-mail:
  • 申請期限: 2010(平成22)年11月12日(金)12:00

Published by 学会事務局 on 25 10月 2010

【年次大会】『会員の集い』のご案内(10月27日)

日本生物工学会は、2010年5月の総会における議を経て公益法人への申請手続きを進めております。これに伴い、法律に基づいて学会の組織形態がかわります。また、学会の公益性と会員の皆様の利益、さらに学会の将来を考え、日常の活動を見直しております。

年次大会の開催(2010年10月27日~29日)にあわせ、会員の皆様に公益法人化の経緯をはじめ理事会で議論している学会のあり方など御報告できればと考えています。この中には英文誌、公益法人化、アジアをリードするための国際戦略、産学官の多様な会員の皆様に対するサービスの向上が含まれます。懇親会前の数十分という短い時間ですが多くの会員の皆様方に御参加いただき御意見を賜われればと考えております。

  • 日時: 2010年10月27日(水)18:00~18:40
  • 会場: C会場 ワールドコンベンションセンターサミット4F シーガイア・フェニックス・リゾート
                    (〒880-8545 宮崎市山崎町浜山 TEL: 0985-21-1081) 


飲み物も用意しておりますので、どうぞお気軽にご参加ください。

日本生物工学会会長 
飯島 信司

Published by 学会事務局 on 25 10月 2010

【随縁随意】微生物増殖学*のすすめ – 福井 作蔵

生物工学会誌 第88巻 第10号
福井 作蔵

昨秋、日本微生物生態学会**の総会(2009.11.22、広島大学)に招かれ、特別講演をしました。ロートルである私(当時85歳)も名誉ある機会を得たわけで、思いの丈を語りました。予定した講演・討論を無事に終え、自分の席にもどった時、思わず目を疑いました。質問のある人たち10人以上が列を作って待っていたのです。幸せを深く感じた一瞬です。その時の熱い気持ちが今も思い出されます。生物工学会の諸
兄諸姉にも、このコラムを借りて講演内容(大要の要約)を紹介させていただきます。

さて、講演は聴衆と一体化できる話題を取り上げるのが原則である。具体的には、“微生物生態学のための微生物学とはどんなもの”を話題にした。進行は、「現在の微生物学分子生物学は、ともに微生物生態学には適さない」から出発して、「微生物増殖学のすすめ」をゴールとした。

導入は、微生物学の特徴を明らかにするために、その生い立ちを振り返ることにした。微生物学の歴史は「食品の腐敗」と「病気の伝染」の事実検証から始まる。微生物の介在を確認し、“腐敗・病気”と“特定微生物”との因果関係を明らかにした。また、微生物(生命)と酵素(触媒)の区別を実証した。それ以前も、その後も、学者たちは一貫して分析的な考え方を微生物学に適用し続けている。すなわち、現象
を単純化、モデル化することで自然を解釈し、微生物学や生物学の発展をリードした。そして、増殖とは遺伝子(DNA)を増幅、子孫細胞に伝達継承する事象であることを分子レベルで明らかにした。分子生物学の創造である。分子生物学は、いまや最先端の科学技術で、人類に絶大な貢献を果たしてきた。単純化を駆使して得た果実(みのり)である。

「果実」はあまりにも豊かで美しく、私たちは眼を奪われ、つい「忘れもの」をしてしまった。
さて、生物学上の「忘れもの」は,「置去りにしたもの」も含め、その数は想像もつかないくらい多い。
2つの例を挙げて「忘れもの」に対する注意を喚起しよう。

忘れもの1. <複合化>
自然界では、各種の微生物たちは同一空間を共有しながら、相互に増殖を抑制・促進しあい、複合化した社会、たとえば「生態」を形成している。複合化は単純化の対極にある概念であり、「集合による機能の創生」を促進し、生物に新しい可能性を与えるものである。したがって、生物学は単純化と複合化で織り成された学問であるべきだ。なのに、私たちは“複合化”を押入れにしまいこみ、とうとう「忘れもの」
にしてしまった。それゆえ、単純化を基本理念として作り上げた現在の微生物学や分子生物学のみでは、複合化された社会(現象)の解読は困難なのである。

忘れもの2.<生残能>
純粋培養(細菌など)での生育(増殖)実験は、細胞数が指数関数的に増加する点のみを強調し、「増殖を停止した」細胞には目もくれない。「生残能」とは、増殖を停止した細胞が、なおも生きようとする力のことであるが、具体的には増殖機能を再起動させる力のことである。生残能のリカバリーやコントロールは、「生命」の作出や「環境」の評価などに連動する高くて鋭い標的である。

“事業仕分け人”の顔を覗きみると、「そんな忘れものを拾って何になる!」と一喝されそう。「基礎研究のレベルが応用研究のレベルを決める」と反論したいのだが。

さて、生物学における「忘れもの」はきわめて多く、枚挙に暇(いとま)がない。この現実を踏まえる時、ただちに新しい微生物学を立ち上げるべきと思う。手始めとして、微生物生態学の基礎となる微生物増殖学の構築を目指すのはどうであろう。

*微生物増殖学は、著書「微生物増殖学の現在・未来」(福井・秦野 編集監修、地人書館、2008)より引用。
**詳細は「第25 回日本微生物生態学会」のレクチャー・ガイドを参照されたい。


著者紹介 広島大学名誉教授

 

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

Published by 学会事務局 on 21 10月 2010

【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線 記事掲載

和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business i の企画特集『バイオ最前線』欄に編集協力をし、毎月第3水曜日に記事を掲載しております。2010年10月20日(水)には、第5回「伝統的発酵で新たな活用法(上)」が掲載されました。

掲載記事:「伝統的発酵で新たな活用法(上)」pdf

次回は、2010年11月17日(水)掲載予定です。

 

※当サイトでは、Fuji Sankei Business iのご厚意により該当記事のPDFを公開しております。
 

Published by 学会事務局 on 19 10月 2010

【年次大会】第63回(2011)東京大会HPを公開しました

第63回(2011)日本生物工学会大会ホームページを公開しました。このホームページでは、「講演要旨の申込」「大会参加申込」のウェブ受付に加え、大会のトピックスやイベント紹介など盛りだくさんの情報を発信していきます。

多くの方の本大会へのご参加を心よりお待ち申し上げます。

会期: 2011年9月26日(月)~28日(水)
会場: 東京農工大学 小金井キャンパス(東京都小金井市中町2-24-16)

社団法人日本生物工学会
第63回年次大会ホームページアドレスはこちら↓
https://www.sbj.or.jp/2011/

Published by 学会事務局 on 13 10月 2010

【研究部会】第1回学際的脂質創生研究部会講演会

日本生物工学会学際的脂質創生研究部会(前: 脂質工学研究部会)では、2011年1月28日(金)に第1回学際的脂質創生研究部会講演会を開催します。なお本講演会では、一般講演を募集します。⇒詳しくはこちら

日時 2011年1月28日(金)13:00~
場所 京都大学百周年時計台記念館 国際交流ホール

►学際的脂質創生研究部会Topへ

Published by 学会事務局 on 13 10月 2010

【研究部会】第1回学際的脂質創生研究部会講演会

主催:日本生物工学会学際的脂質創生研究部会(前: 脂質工学研究部会)

日時 2011年1月28日(金)13:00~
場所 京都大学百周年時計台記念館 国際交流ホール
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm
参加費 参加費2,000円(不課税)、懇話会費3,000円(税込み)
※学生はいずれも無料
定員 100名(先着順)
参加申込方法 E-mailまたはFAXにて、住所、氏名、所属、メールアドレス等を明記の上、下記宛に。
懇話会参加の有無も必ずご記載ください。
※お申込みいただいたお名前などの個人情報は、参加確認および今後の講演会ご案内以外の目的には使用いたしません。
参加申込先 〒536-8553 大阪市城東区森ノ宮1-6-50
地方独立行政法人大阪市立工業研究所 生物・生活材料研究部 永尾寿浩
TEL: 06-6963-8073 FAX: 06-6963-8079
E-mail: (昨年度からアドレスが変わりました)

プログラム

講演要旨(一般講演を除く)はこちら

  • 13:00~ 学際的脂質創生へ向けた微生物機能の活用
          
    …○小川 順1櫻谷 英治1岸野 重信1安藤 晃規2清水  昌1,3 
                        (1京大院・農、2京大・微生物科学、3京都学園大・バイオ環境)
     
  • 13:25~ 脂質メタボロミクスに資する超臨界流体利用技術の開発
                            …馬場 健史(大阪大学大学院工学研究科)
     
  • 13:50~ 中鎖脂肪酸の新機能寺田 新(日清オイリオグループ・中央研究所)
     
  • 14:15~ 休憩
     
  • 14:25~  高度不飽和脂肪酸結合リン脂質の製法開発田中 立志(カネカ食品・事業部)
     
  • 14:50~  油脂の機能性とメタボリックシンドロームの予防・改善
                              
    永尾 晃治(佐賀大学農学部生命機能科学科)
     
  • 15:15~  海洋性カロテノイドの機能探索細川 雅史(北海道大学大学院水産科学研究院)
     
  • 15:40~  休憩
     

 【一般講演】 15:50~ 

  1. 微生物による非メチレン型不飽和脂肪酸の生産
    …○朴 時範1岸野 重信1,2横関 健1清水 昌2,3小川 順2 1京大院・農・産業微生物、2京大院・農・応用生命、3京都学園大・バイオ環境)
     
  2. 嫌気性微生物によるプロピオン酸を経由するコハク酸からの1-プロパノール生産
    …○石渡 隆之1岸野 重信1, 2片岡 道彦1横関 健三2清水 昌1,3小川 順11京大院・農・応用生命, 2京大院・農・産業微生物、3京都学園大・バイオ環境)
     
  3. アルカン資化性微細藻Prototheca zopfiiのsecondary alcohol dehydrogenaseの精製と遺伝子クローニング
    …○長尾 慧1櫻谷 英治1小林 宏治1安藤 晃規2小川 順11京大院・農・応用生命、2京大・微生物科学)
     
  4. 油糧海洋性微生物由来Δ4不飽和化酵素及びΔ5鎖長延長酵素ホモログ遺伝子の機能解析
    …○西馬場 由美1櫻谷 英治1奥田 知生1安藤 晃規2小川 順11京大院・農・応用生命、2京大・微生物科学)
     
  5. 生理活性脂質の硫酸化による機能性発現・制御…○榊原 陽一1黒木 勝久1橋口 拓勇1馬場 健史2、福崎 英一郎2Liu, Ming-Cheh3水光 正仁11宮崎大・農・応用生物科学、2大阪大院・工・生命先端工学、3トレド大・薬)
      
  6. Mg2+によるStreptomyces griseocarneusスフィンゴミエリナーゼCの活性増強メカニズムの解明
       …○杉森 大助1、冨田 優1、松本 優作1村山 和隆2荻野 千秋31福島大院・理工、2東北大院・医工、3神戸大院・工・応化)
     
  7. 二糖ラウリン酸エステルの界面活性および可溶化能の評
    …○高橋 朋子小林 敬安達 修二(京大院・農・食生科)
     
  8. 固定化リパーゼを用いたフェルラ酸グルコースエステルの効率的合成
    …○佐々木 恭平小林 敬安達 修二(京大院・農・食生科)
     
  9. アラキドン酸等油脂添加飼料が比内地鶏の肉の味に及ぼす影響
    …○白砂 尋士1清原 玲子1山口 進1力丸 宗弘2小松 恵2石塚 条次2高橋 秀彰31 (株)J-オイルミルズ、2秋田農技セ畜試、3畜草研)
     

  • 18:00~  懇話会 

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Published by 学会事務局 on 12 10月 2010

【事務局】臨時総会・評議員会開催について

2010(平成22)年度臨時総会・評議員会を年次大会2日目(2010年10月28日)の昼食時に開催いたします。
会員各位多数ご出席下さいますようご案内します。

日時 2010年10月28日(木)12:00~13:00
場所 2010年度大会 会議室(天蘭: 4F 多目的会場)
ワールドコンベンションセンターサミット フェニックス・シーガイア・リゾート
(〒880-8545 宮崎市山崎町浜山 TEL: 0985-21-1081)
次第  
  1. 会長挨拶
  2. 審議議案
     (1) 第1号議案 2010年度事業および会計の中間報告
     (2) 第2号議案 理事1名欠員の補充選任の件
     (3) 第3号議案 次期(2011-2012年度)役員候補者選考手順の件 
  3. その他(報告事項等) 


 

Published by 学会事務局 on 12 10月 2010

【年次大会】2011年東京大会シンポジウム公募のお知らせ

第63回(2011)日本生物工学会大会
実行委員長 養王田 正文 

第63回日本生物工学会大会〈2011年9月26日(月)~28日(水)、 会場: 東京農工大学小金井キャンパス〉の一般シンポジウムを公募致します。多数の応募をお待ちしております。なお会場の関係から、申し込み多数の場合には実行委員会で選考いたしますことをご了承ください。

採択の結果と詳細については、1月中旬までにお知らせする予定です。また、シンポジウム講演者への謝礼を実行委員会がご用意することはいたしません。

シンポジウム
申込期間
2010年11月1日(月)~ 12月22日(水) 終了しました
申込方法 第63回日本生物工学会大会シンポジウム提案書word

  1. シンポジウム課題(仮題で可)
  2. 開催趣旨 (200字程度)
  3. 世話人氏名
  4. 所属
  5. メールアドレス
  6. 電話番号
  7. 予想される参加者数
を記載の上、メール、FAX、または郵便にて下記までお申し込み下さい。
申込先 〒184-8588 東京都小金井市中町2-24-16
東京農工大学 工学府生命工学専攻 養王田研究室内
第63回日本生物工学会大会 実行委員会事務局
FAX: 042-388-7479
E-mail:
大会HP https://www.sbj.or.jp/2011/

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Published by 学会事務局 on 05 10月 2010

生物工学会誌 – 88巻11号


PDFファイルをご利用いただくためにはAdobe Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから

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Published by 支部:九州 on 01 10月 2010

【九州支部】九州支部 沖縄大会 日程変更のお知らせ

第17回日本生物工学会九州支部大会の開催日程が変更になりました。⇒詳しくはこちら

【変更後の日程】

  • 2010年12月3日(金)
    • 17:00~18:00 特別講演
    • 18:30~20:00 ミキサー(琉球大学生協北食堂:参加費無料)
  • 2010年12月4日(土)
    • 9:00~15:00(予定) 一般講演
    • 11:45~12:45 評議員会

【場所】 琉球大学 農学部(千原キャンパス:沖縄県中頭郡西原町千原1)

12月4日は翌日の那覇マラソンのため宿泊予約が取りにくい状況ですのでご注意ください。

なお、12月3日には、微生物の寄生・共生から探る伝統醸造の深淵研究部会主催のシンポジウム『沖縄から探る伝統的発酵における微生物の寄生・共生』を午後1時30分から同キャンパス内にて開催しますので、どうぞそちらもご参加ください。
 

Published by 支部:関西 on 30 9月 2010

【関西支部】中高生・中高教員対象 – バイオカフェ&ラボ

日本生物工学会関西支部では2010年12月23日(木)に中高生と中高教員を対象にしたバイオサイエンス・セミナー「バイオって何やろ?実験で学び対話で納得-バイオカフェ&ラボ2010」を開催します。⇒詳しくはこちら

日時: 2010年12月23日(木・祝) 13:00 ~ 16:50
場所: 大阪大学工学部応用自然科学科 U2棟

多くの皆様のご参加をお待ちしております。
      

Published by 支部:関西 on 30 9月 2010

【関西支部】バイオサイエンス・セミナー「バイオって何やろ?実験で学び対話で納得-バイオカフェ&ラボ2010」

 バイオサイエンス・セミナー「バイオって何やろ?実験で学び対話で納得-バイオカフェ&ラボ2010」はは中高生と中高教員を対象にしたバイオテクノロジー実験講座です。バイオテクノロジーの面白さを知ってもらおうと関西地区の大学で研究を行っている若手の先生方、大学院生が工夫を凝らした実験を披露します。

 本年度の「バイオって何やろ?実験で学び対話で納得-バイオカフェ&ラボ2010」は、文部科学省科学研究費補助金(成果公開促進費)補助事業として開催します。これは、体験実験と環境に役立つバイオって何やろなどバイオテクノロジーの各テーマに関する講演を対話形式で行います(バイオ・カフェと呼んでいます)。

 体験実験は、パン酵母を使った発酵実験を行う「とことん実験コース」とバイオテクノロジーに関係する簡単な実験を行う「いろいろ体験コース」(参加者は次のうち、計2つの実験を体験できます。A:邪魔な不純物を取り除こう!、B:固定化酵素でジュースからアルコールを作ろう!、C:抗体を使って抗原タンパク質を見つけよう!)の2つから選べます。くわしくは下記をご覧ください。 

「バイオって何やろ?実験で学び対話で納得ーバイオカフェ&ラボ2010」ホームページ

http://biocafe.kobe-c.ac.jp
 

開催日時 2010年12月23日(木・祝) 13:00 ~ 16:50
開催場所 大阪大学工学部応用自然科学科 U2棟
アクセスマップ⇒http://www.eng.osaka-u.ac.jp/ja/campusmap.html
対象 中学2・3年生、高校1年生、小・中・高教員(教員は見学のみ)
募集人数
  1. とことん実験コース: 50名
  2. いろいろ実験コース: 60名         
※いずれかのコースをお選びください。
(希望者多数の場合は先着順とさせていただきます。)
申し込み締切日 11月30日(火)
申し込み方法 参加のお申し込みは、下記6項目の必要事項をもれなく記入して、参加者ごとにE−メールで下記のアドレスへお申し込み下さい。
代表者が一括して申し込む場合は、参加者全員の必要事項を必ずご記入のうえ、E−メールでお申し込み下さい。

【必要事項】

E−メールのタイトルは必ず「バイオって何やろ」とする。
 
  1. 参加希望者氏名
    参加希望者に代表者または引率者がいる場合には、括弧内にその方の氏名を記入して下さい。
    教員(代表者あるいは引率者)の方は括弧内に引率する生徒全員の氏名を記入して下さい。
     
  2. 学校名・学年
    教員の方は学校名に続けて「教員」と記入して下さい。
     
  3. 住所(自宅)
     
  4. 緊急連絡先(電話番号)
    緊急時に、参加者本人に確実に連絡できる電話番号を記入して下さい(携帯電話でも可)。
     
  5. PCのE−メールアドレス(携帯電話のE−メールアドレスは不可)
    参加可否の連絡や参加証の送付等に必要ですので必ず記入して下さい。
     
  6. 希望コース
    希望コースについては、必ず、第1希望から第4希望まで記入して下さい。
    「いろいろ実験AB」とは、まず、「いろいろ実験A」を体験して、次に「いろいろ実験B」を体験することを意味しています。
    同じように、「いろいろ実験CA」では、まず「いろいろ実験C」を体験してから「いろいろ実験A」を体験することになります。
    各コースへの振り分けは先着順で行います。

【参加形態に関する注意事項】
教員の参加形態は、原則として「見学」とさせていただきます。
生徒の参加希望が規定人数に満たない場合にのみ、実験に参加することが可能となりますので、予めご了承下さい。

※12月10日までに、参加の可否をお知らせするメールが届かなかった場合は、E-mail: までお問い合わせ下さい。
申し込み・問い合わせ先 日本生物工学会 関西支部事務局 
庶務担当 藤田 憲一
大阪市立大学大学院 理学研究科
生物地球系専攻 生体低分子機能学分野内
〒558-8585 大阪市住吉区杉本3-3-138
E-mail:

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Published by 学会事務局 on 29 9月 2010

【研究部会】伝統発酵部会シンポジウムのご案内

日本生物工学会の微生物の寄生・共生から探る伝統醸造の深淵研究部会(略称:伝統発酵部会)では、2010年12月3日(金)にシンポジウム『沖縄から探る伝統的発酵における微生物の寄生・共生』を開催いたします。⇒詳しくはこちら

日時: 2010年12月3日(金)午後1時30分~
場所: 琉球大学農学部

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

Published by 学会事務局 on 29 9月 2010

【研究部会】微生物の寄生・共生から探る伝統醸造の深淵研究部会シンポジウム

『沖縄から探る伝統的発酵における微生物の寄生・共生』

微生物の寄生・共生から探る伝統醸造の深淵研究部会シンポジウム『沖縄から探る伝統的波高における微生物の寄生・共生』(2010年12月3日)

日時: 2010年12月3日(金) 午後1時30分~
場所: 琉球大学工学部4号館111教室

印刷用ポスターpdf

盛会に終了しました。御関係の皆様、誠にありがとうございました。

 

 

 

 

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Published by 支部:東日本 on 27 9月 2010

【東日本支部】第5回 学生発表討論会

日本生物工学会東日本支部では、2010年11月5~6日に第5回 学生発表討論会を開催します。⇒詳しくはこちらから

日時: 2010年11月5日(金)13時~11月6日(土)13時
場所: 八王子セミナーハウス(東京都八王子市下柚木1987-1)

学生の皆さんの参加をお待ちしております。
社会人、大学教員の皆様の参加も、もちろん歓迎いたします。近頃の学生に一言いいたいという方、奮ってご参加ください。

Published by 支部:東日本 on 27 9月 2010

【東日本支部】第5回 学生発表討論会のお知らせ

日本生物工学会東日本支部 第5回 学生発表討論会

(社)日本生物工学会東日本支部 主催

日時 2010年11月5日(金)13時~11月6日(土)13時
場所 八王子セミナーハウス(東京都八王子市下柚木1987-1)
開催趣旨

「研究室から飛び出よう!」
自分の研究をネタに、企業の研究者とじっくり話してみませんか?

~日本生物工学会東日本支部 第5回学生発表討論会のご案内~

 「自分の研究の進め方って、企業の人から見たらどうなんだろう?」
 「企業での研究ってどんなもの?」
 「学生のうちに身につけておかなければならない能力は?」

 学生の皆さん、このような疑問を、社会人に直接ぶつけてみませんか? 就職や進学を考えている皆さんの研究内容の発表を通じて、バイオ関連の様々な分野で活躍する先輩方がアドバイスをしてくださいます。

 研究発表といっても、学会のようなまとまったデータは必要ありません。もちろん、学会で発表した内容そのままを持ってきても構いませんし、まだ途中の段階でも、うまくいっていなくて滞っているようなものでも歓迎します。むしろ、そのようなうまくいっていない時にどう考えたらよいか、研究室の外に出ればヒントが見つかるかもしれません。

 夕食後には、社会人との自由討論会も企画しています。企業の研究ってどういうもの? 社会人になって必要とされる能力は? のような、皆さんの将来に関する疑問など、研究室ではなかなか聞けないことを質問するチャンスです。

 学生の皆さんの参加をお待ちしております。

 社会人、大学教員の皆様の参加も、もちろん歓迎いたします。近頃の学生に一言いいたいという方、奮ってご参加ください。

 内容についての詳細は、以下のURLより、生物工学会誌2010年第88巻第1号のBranch Spirit欄に掲載しました記事をご覧ください。
https://www.sbj.or.jp/wp-content/uploads/file/sbj/8801_branch_spirit.pdf

募集人数 学生・一般合わせて 35名
(定員になり次第、締め切らせて頂きます。学生はできるだけ指導教員と一緒に参加されるようお願いいたします。人数に限りがありますので、広く交流を図る目的から学生さんはなるべく1研究室あたり2名程度までの申し込みにご協力下さい。学生単独での参加も可能ですが、必ず指導教員の許可を得てからお申し込みください。また、特許に係る情報を含むプレゼンテーションには対応できませんので、ご了承ください。)
内容

プログラム予定

11月5日(金)
13:00 受付
13:20 基調講演「バイオ:日本の源流から未来へ 」
日本大学 生物資源科学部 教授 森永 康 先生
14:00 研究発表会(1)
17:30 休憩
18:00 夕食
19:30 自由討論会
11月6日(土)
8:00 朝食
9:00 研究発表会(2)
12:00 昼食
13:00 解散

本セミナーは、二つのプログラムから構成されます。

<研究発表会> 参加学生全員に、自分の研究内容について発表していただきます。一度学会で発表したものや、まだデータが出ていないもの、全然うまくいっていないものでも構いません。発表時間は討論も含めて15~20分を予定していますので、研究室外の人にも実験の背景や状況などをわかりやすく説明できるようなスライド 10枚程度を用意してください。(PCはこちらでも用意いたしますが、持参等については申込後に確認します。)

<自由討論会> 企業や研究所などで社会人として研究・開発に携わっている先輩方と、学生時代や現在の経験談、企業で必要とされる能力や研究の心得など様々なことについて、緊密かつ自由に語り合います。ふだんなかなか知ることのできない、企業人や大学教員の経験や知識に触れるチャンスです。

参加申込 10月18日(月)までに、氏名、一般会員/大学教員/学生会員/学生非会員の別、所属、連絡先、TEL、E-mailを記入の上、件名を「第4回学生発表討論会申込」として、下記申込先にE-mailにてお申し込みください。プログラム作成のため、学生の方には、参加申込締切後に簡単な要旨(500字程度)を作成して頂きますのであらかじめご承知おきください(要旨〆切は10月25日を予定)。
参加費 参加費の支払は、当日受付時にお願いいたします。
学生会員2,000円(不課税)、学生非会員3,000円(税込み)
一般会員・・・大学教員10,000円(宿泊代・夕朝昼食込・不課税)
大学教員以外の一般会員は参加費は無料ですが、研究発表会において学生の発表に対する様々な視点からのご指摘をお願いします。また、事前に学生から募集した質問を自由討論会で披露しますので、それに対する積極的なアドバイスをお願いします。定員に限りがありますので、下記申し込み先まで早めにお問い合わせください。
申込先 日本生物工学会東日本支部 第5回学生発表討論会
担当 大槻隆司(山梨大学大学院医学工学総合研究部)
E-mail:

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Published by 学会事務局 on 27 9月 2010

【和文誌】「賛助会員のページ」を始めました

日本生物工学会は公益法人化に伴い、会員の皆様のお役に立てる学会をめざして改革を進めています。その一環として、学会とそれを構成する各種会員の相互の連携と取り組みにより、会員それぞれが活性化し、ともに発展できるような新たなアプローチを模索しています。

「賛助会員のページ」は、こうした考えに基づき企画したもので、賛助会員企業に自社のアクティビティや社会活動を発信していただき、大学や研究機関ではそれを新たなイノベーションや公益活動にフィードバックしていただくことを希望しています。

和文誌編集委員会

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Published by 学会事務局 on 27 9月 2010

【随縁随意】日本生物工学会 うたかたの記 – 山田 靖宙

生物工学会誌 第88巻 第9号
山田 靖宙

はじめに身の上話からすると、私は神戸で生まれ西宮市で育ち、六甲山脈を毎日眺めて小学、中学時代を過ごした。自然環境がよく、我が家の周りは水田、貯水池があり、それをつなぐ水路があり、フナ、モロコ、ドジョウ、ウナギも獲れた。昆虫もカブトムシ、クワガタ、多種類のカミキリムシ、蜂も採集できた。初夏には蛍が多数みられ蛍狩りをして遊んだ。夏は香櫨園の浜に出かけメゴチ、ハゼ釣りなど豊かな自然を楽しむことができた。現在の環境は神戸淡路大震災以後大変容し、池は埋め立てられ、畑は集合住宅になり、海岸はコンクリート護岸されている。

中学2年生のとき父親の転職で東京に移り中学、高校、大学は東京で卒業した。千代田区に居住したが昭和20年代の東京都内の自然環境の悪さにはゴミ処理システムを含めて驚いた。都心の下水は完備していたが千代田区を貫く神田川は、排泄物を東京湾に運び、廃棄する船が通い糞尿臭を撒きちらしていた。生物系を目指し、東京大学農学部を卒業、同大学院博士課程を終え、助手を6年務めた。この間有機合成化学を専攻した。

大学紛争が始まり収まった後1970年に大阪大学工学部醗酵工学科に助教授として赴任した。ちなみに大学紛争はフェーズ遅れで京大を経て阪大にも及び、私は東京、大阪でゲバ棒の襲撃を体験した。当時の北千里の阪大キャンパス付近は万博会場に近く、活気にあふれ、会場来訪者で交通渋滞多発地点であった。日本の景気も良く建築ブームの時代であった。

所属研究室の岡田弘輔教授は酵素工学の専門家であり生物有機化学専門の私に酵素の化学修飾の課題を、学科主任の照井堯造教授は放線菌の抗生物質誘導因子の分離構造決定の課題を下さった。いずれの課題もやりがいのある対象で、特に放線菌抗生物質誘導因子(autoregulator)は1999年の退官に至るまでの私のメインテーマになり多くの共同研究者の寄与により成果を挙げることができた。また多数の卒論生、大学院生、ポスドクの研究論文課題となった。

時代とともに本学会の名称は大阪醸造学会、日本醗酵工学会、日本生物工学会と変化してきた。その間、本学会が関わる分野では分子生物学、遺伝子工学などの 手法が駆使されるようになり、私の研究対象である放線菌抗生物質誘導因子の作用機構なども遺伝子レベルで解明することができた。研究手段が進歩し、精緻になるにつれ、それにかかる試薬、装置、人件費などの費用は莫大なものになり、文部科学省の科研費は干天の慈雨であった。

さて、これらの研究成果がどれだけ日本産業に貢献したのかは定かではないが、現政権下の事業仕分けから判断するとどうであろうか。面白い研究成果ですね。しかしそれはどんな役に立つのですか? と聞かれると大学の研究者としては、成果は研究論文として国際誌に投稿しています。引用もよくされていますとしか答えられない。1980年に1年間のアメリカ留学の機会を与えられ、Stanford 大学Barry Sharpless教授(2001年ノーベル化学賞)の研究室に滞在し、工業的に役に立つ不斉合成反応を追求する姿勢を学んだ。その視点から私の当時の実用的な研究成果としてはむしろ費用のかからない有機合成と微生物酵素を併用した簡単な有用天然物の不斉合成法や新規酵素の開発があげられると思っている。

大阪大学を定年退官後は広島県福山市の私学福山大学に8年間勤務した。ここで私学と国立大学の学生の違いを痛感した。福山大学は研究も重視し、優れた教員を多数抱えていたが在職期間8年間における入学生の資質の低下は著しく、少子高齢化の日本の縮図が顕著に見られた。これからの我が国の自然科学系分野の人材育成は初等教育から見直すべきであろう。


著者紹介 大阪大学名誉教授

 

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Published by 学会事務局 on 21 9月 2010

【年次大会】事前参加申込の受付を終了しました

事前参加申込みの受付を終了いたしました。多数のお申込みありがとうございました。
講演要旨集と参加章(懇親会参加章)は入金確認が終わり次第、9月25日以降に順次発送する予定です。

お支払い期限(9月25日)を過ぎても入金確認がとれない場合は、事前予約は無効になり、講演要旨集、参加章は送付されません。2010年度大会への参加を希望される方は、当日大会受付にて当日料金をお支払いください。

  大会参加費(講演要旨集を含む) 懇親会費
予約 当日 予約 当日
正会員 10,000円 12,000円 8,000円 10,000円
学生会員 6,000円 8,000円 4,000円 5,000円
非会員 14,000円 16,000円 10,000円 12,000円

(大会参加費: 正会員・学生会員は不課税、非会員は消費税を含む)

Published by 学会事務局 on 15 9月 2010

【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線 本日掲載

和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business i の企画特集『バイオ最前線』欄に編集協力をし、毎月第3水曜日に記事を掲載しております。本日(9月15日)、第4回「第62回日本生物工学会大会 10月27~29日に宮崎市で開催」が掲載されました。

掲載記事:「第62回日本生物工学会大会 10月27~29日に宮崎市で開催」pdf

次回は、10月20日(水)掲載予定です。

 

※当サイトでは、Fuji Sankei Business iのご厚意により該当記事のPDFを公開しております。
 

Published by 学会事務局 on 14 9月 2010

【若手会】総会・交流会の参加申込み締切を延長しました

生物工学若手研究者の集い2010年度総会・交流会の参加申込み締切を延長しました。

申込みを希望される方は、10月4日(月)までに、氏名、一般 / 学生の別、所属、連絡先 (E-mail、TEL)をご記入の上、E-mailでお申し込みください。

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

Published by 学会事務局 on 14 9月 2010

サーバー停止のお知らせ(2010年10月2日)

学会ホームページ、大会ホームページが稼動します www.sbj.or.jp サーバーの引越に伴い、以下の時間サーバーを停止させて頂きます。

ご迷惑をおかけいたしますが、何とぞご理解賜りますようお願い申し上げます。

<サーバー停止日時>
 2010年10月2日(土) 9:00~18:00

上記期間中も英文誌Journal of Bioscience and Bioengineeringの投稿・査読システム(EES)および閲覧(ScienceDirect)は通常通りご利用いただけます。

Published by 支部:関西 on 09 9月 2010

【関西支部】第98回醗酵学懇話会へのご案内

日本生物工学会関西支部では2010年11月26日に第98回醗酵学懇話会を開催します。⇒詳しくはこちら

  • 日時:2010年11月26日(金) 15:00~19:30
  • 場所: 奈良市ならまちセンター 
         (〒630-8362 奈良市東寺林町38番地) Tel: 0742-27-1151 (代表)

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

Published by 支部:関西 on 09 9月 2010

【関西支部】第98回醗酵学懇話会

標記例会ならびに懇親会を下記の通り開催いたしますので、多数ご参加下さい.

  • 日時:2010年11月26日(金) 15:00~19:30
  • 場所: 奈良市ならまちセンター 
         (〒630-8362 奈良市東寺林町38番地、近鉄奈良線「奈良駅」下車 徒歩約10分、JR関西本線「奈良駅」下車 徒歩約15分) Tel: 0742-27-1151 (代表)
     
  • 講演: 15:00~16:50

「菩提もと清酒の復活」(奈良県工業技術センター)松澤 一幸
「奈良八重桜から分離した花酵母で造った爽やかな旨味の清酒」(奈良女子大学理学部)岩口 伸一

  • 見学: 17:30~18:00 春鹿酒造(株式会社今西清兵衛商店) 
                   (奈良市福智院町24-1、ならまちセンターより徒歩5分)
     
  • 懇親会: 同上  18:00~19:30 奈良市ならまちセンター・春鹿醸造元 アクセスマップ(日本生物工学会第98回醗酵懇話会)
     
  • 参加費: 500円 (不課税) 学生無料
           (当日会場にてお支払い下さい)
     
  • 懇親会費: 2,000円(税込み) 学生無料
            (当日会場にてお支払い下さい)
     
  • 定員: 50名(定員になりしだい締め切ります)
     
  • 申込み方法: 氏名、連絡先、TEL、懇親会の出欠を明記の上、下記宛にお申し込み下さい。
     
  • 申込先: 

〒558-8585 大阪市住吉区杉本町3-3-138
大阪市立大学大学院理学研究科
(社)日本生物工学会 関西支部庶務担当
藤田 憲一
Tel: 06-6605-3163  Fax: 06-6605-3164
E-mail: 

講演1 「菩提もと清酒の復活」

奈良県工業技術センター 松澤 一幸     

室町時代、日本酒は寺院で競って造られ清酒醸造技術が大躍進した。寺院で造られたお酒は僧坊酒とよばれ 1. 酒母の製造技術 2. 原料処理技術 3. 大量製造技術 4. ろ過技術 5. 加熱殺菌技術など、現在の清酒造りにおいて重要な技術が開発された。酒母の原形である「菩提もと」は、奈良県菩提山正暦寺で創製され全国に普及したが大正時代に途絶えたとされていた。そこで「菩提もと」を復元するため研究に着手し、科学的にそのメカニズムを解明することにより商品化に至った。本講演では、菩提もと復元のプロジェクト(記録映画)を紹介するとともに、菩提もとのメカニズムについて概説する。

講演2 「奈良八重桜から分離した花酵母で造った爽やかな旨味の清酒」

奈良女子大学理学部 岩口 伸一        

奈良八重桜(ナラノヤエザクラ)から分離した酵母を用いて発酵食品の開発を行う「奈良八重桜プロジェクト」が平成18年に発足した。本プロジェクトの一つとして、奈良女子大学の学章、奈良県花、奈良市花に用いられている日本古来の奈良八重桜から酒酵母を分離した。桜から酒酵母を分離する試みは、これまでにもいくつかの大学、県で試みられているが、そのほとんどがソメイヨシノに由来するものである。分離株は、高い有機酸と芳香の生成能など協会酵母にはない際だった特徴を有している。この酵母を用いて製造した清酒「奈良の八重桜」は、これまでの日本酒と趣の異なる爽やかなワイン風味のものと評されている。本講演では、清酒「奈良の八重桜」の開発プロジェクトについて紹介する。(生物工学会誌 第87巻、第7号 「大学発!美味しいバイオ」関連記事掲載…pdf奈良八重桜から分離した花酵母でつくった爽やかな旨味の清酒
 


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Published by 学会事務局 on 09 9月 2010

【共催行事】第1回国際anammoxシンポジウム

IANAS 2011  第一回国際anammoxシンポジウム
(First International Anammox Symposium: IANAS 2011)

主催:第1回国際anammoxシンポジウム組織委員会
共催: 日本生物工学会ほか

日時2011年5月19-20日
会場熊本大学工学部100周年記念館
論文募集
(要旨募集要項)
  •  使用言語: 英語
  •  枚数: A-4 2頁以内
  •  募集分野:

1) Partial Nitritation
2) Anammox
3) Single Stage Nitrogen Removal Using Anammox Reaction
4) Anammox, Biochemistry and Genomics

提出期限2010年12月20日
提出方法郵送又はE-mailで下記まで提出下さい。
〒860-8555 熊本市黒髪2丁目39-1
熊本大学大学院自然科学研究科複合新領域科学専攻
古川 憲治
E-mail:
採用通知2011年1月31日頃
フルペーパー提出期限2010年3月31日
参加費【一般】 
20,000 円(2011年1月31日までの登録)
25,000 円(2011年1月31日以降の登録)
【学生】 
10,000 円(2011年1月31日までの登録)
15,000 円(2011年1月31日以降の登録)
問合せ先第1回国際anammoxシンポジウム(IANAS 2011)組織委員会事務局
(担当:斉藤、佐藤)
Tel: 096-342-3544  Fax: 096-342-3507
E-mail :
URLhttp://www.civil.kumamoto-u.ac.jp/suishitu/ianas2011/index.htm


 

Published by 学会事務局 on 01 9月 2010

【本部・西日本支部】日本生物工学会技術セミナー

2010年11月13日(土)に、2010年度日本生物工学会技術セミナー「お酒の酵母だけが酵母じゃない-いろんな酵母の得意技-」(本部・西日本支部共催)が開催されます。⇒詳しくはこちら

  • 日時: 2010年11月13日(土)
  • 場所: 福山大学社会連携研究推進センター(宮地茂記念館)
              福山市丸之内1丁目2番40号(福山駅北口より徒歩1分)

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

Published by 支部:西日本 on 01 9月 2010

【本部・西日本支部】日本生物工学会技術セミナー「お酒の酵母だけが酵母じゃない-いろんな酵母の得意技-」

酵母といえば清酒酵母、ワイン酵母、ビール酵母やパン酵母などが古くからお酒や身近な食品の発酵に利用されてきました。また、この酵母サッカロミセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)は遺伝学や分子生物学の研究にも世界中で活発に利用され「究極の細胞」とも呼ばれています。もしかすると多くの研究者は、かつて私がそうであったように、サッカロミセスを材料にすれば、どの生物より早く、何でもできると考えているかも知れません。事実、真核生物で最初に6000個もの全遺伝子が解明され、遺伝子破壊などありとあらゆる遺伝子操作が可能となっています。サッカロミセスは知名度の高いスター選手といえます。

しかし、今一度、種の多様性に思いをめぐらしてみますと、サッカロミセスも単に酵母の一種であることに変わりはありません。どんな生き物にも得手不得手があるものです。生物工学とは生き物の得意な技を見つけて伸ばしてやる学問かもしれません。

本技術セミナーでは、様々な酵母に登場していただきます。それぞれの酵母は得意技を持っています。各選手(酵母)の得意技をコーチ(ご講演研究者)から解説していただけば、スター選手をしのぐまぶしい魅力に取り憑かれるはずです。本技術セミナーが様々な酵母の姿とその可能性を堪能できる機会となれば幸いです。

(西日本支部長 赤田 倫冶)

日時 2010年11月13日(土)
場所 福山大学社会連携研究推進センター(宮地茂記念館)
福山市丸之内1丁目2番40号(福山駅北口正面、徒歩1分)
参加費 無料
懇親会費 一般6,000円(税込み)、学生2,000円(税込み)
申込み方法 懇親会への出席希望の有無、連絡先を明記の上、E-mailまたはFAXにて下記までご連絡ください。
申込み先 日本生物工学会西日本支部事務局(山口大学工学部内)
E-mail:
問合せ先 赤田 倫治 (西日本支部長)
E-mail: TEL: 0836-85-9292

主催: 日本生物工学会、日本生物工学会西日本支部
共催: 日本農芸化学会中四国支部

プログラム

  • 13:00-13:10  開会の挨拶………………………………生物工学会会長  飯島 信司

     
  • 13:10-13:35   「酵母の種多様性と生殖隔離」
               ………………………………福山大学生命工学部  久冨 泰資
     
  • 13:35-14:00   「酵母Kluyveromyces marxianusのDNA修復能を組換えDNAに応用する」
               ………………………………山口大学医学系研究科  星田 尚司
     
  • 14:00-14:25   「病原性酵母は敵か味方か?見方を変えると広がる応用」
               ………………………………徳島文理大学理工学部  水野 貴之
     
  • 休憩10分

     
  • 14:35-15:15   「イネに棲む酵母がプラスチックゴミを減らす」
               ………………………………農業環境技術研究所  北本 宏子
     
  • 15:15-15:55   「酵母Yarrowia lipolyticaにおける炭化水素代謝のしくみ」
               ……東京大学農学生命科学研究科 太田 明徳、小林 哲、福田 良一
     
  • 休憩10分

     
  • 16:05-16:45   「担子菌系酵母の魅力、そして応用展開―酵素、蛋白質高発現系構築、油脂生産―」
                 ………………………………酒類総合研究所  家藤 治幸
     
  • 16:45-17:25   「病原性酵母クリプトコッカス実験系の特性と改良」
               ………………………………千葉大学真菌医学研究センター 東江 昭夫

     
  • 17:25-17:30   閉会の挨拶………………………………福山大学生命工学部  秦野 琢之
     
  • 18:00-20:00       懇親会 (福山ニューキャッスルホテル・セラヴィにて)


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Published by 学会事務局 on 26 8月 2010

今月のJournal of Bioscience and Bioengineering Vol. 110, no. 2 (2010)

►JBB Vol. 110 No. 2 目次(PDF)はこちら

遺伝子、分子生物学、および遺伝子工学

  • 1. Characterization of N-glycan structures and biofunction of anti-colorectal cancer monoclonal antibody CO17-1A produced in baculovirus-insect cell expression system …135
  • 2. Bifidobacterium longum BK28株由来内在性プラスミドから同定されたIS様因子 ISBlo15の特性解析…141
    • ⇒Characterization of an insertion sequence-like element, ISBlo15, identified in a size-increased cryptic plasmid pBK283 in Bifidobacterium longum BK28
    •  (dx.doi.org/10.1016/j.jbiosc.2010.02.013)

酵素学、タンパク質工学、および酵素工学

  • 3. Paenibacillus sp. AIU 311由来アルコールオキシダーゼ遺伝子の解析…147
  • 4. Aureobasidium pullulans ATCC 20524の細胞に結合したβ-キシロシダーゼ: 精製,性質およびコードする遺伝子の解析…152
  • 5. キンギョソウの変異型カルコン合成酵素によるテトラケタイドラクトンの生成…158

微生物生理学・発酵生産

  • 6. Enzymatic synthesis of 2'-deoxyadenosine and 6-methylpurine-2'-deoxyriboside by Escherichia coli DH5α overexpressing nucleoside phosphorylases from Escherichia coli BL21 …165
  • 7. 深海性二枚貝シロウリガイから分離されたバイオサーファクタント生産酵母…169
  • 8. Candida glabrata呼吸欠損変異株を用いた同時糖化発酵によるバイオエタノール生産…176

環境バイオテクノロジー

生物化学工学

植物バイオテクノロジー

  • 12. 遺伝子組換えジャガイモおよびイネにおけるサケインターフェロンの生産…201

セル&ティッシュエンジニアリング

  • 13. 肝細胞によるアルブミン合成とスフェロイド形成における肝細胞増殖因子/ ヘパリン固定化コラーゲンシステムの効果…208
  • 14. 成体マウス皮膚由来CD34+/CD49f+分画細胞における増殖・分化に対するWnt-10bの影響…217
  • 15. 細胞マイクロスフェア形成におけるマイクロウェルチップ構造の効果…223
  • 16. マイクロ流路内での細胞パターニングと濃度勾配を利用したアッセイ技術の確立…230
  • 17. マウス胚性幹細胞から分化した神経細胞の培養プレート特定領域上への集積…238

医療バイオテクノロジー

  • 18. Novel implant for transcervical sterilization  …242
  • 19. Paclitaxelで誘導されるHER2過剰発現ヒト乳がん細胞のアポトーシスに対するpertuzumab 擬似ペプチド,HRAPの増強効果…250

バイオ情報

  • 20. ラグランジュ乗数法の利用による最大エントロピー原理に基づくエレメンタリモード解析の適用範囲の拡大…254

その他

  • 21. Stellera chamaejasme抽出物によるヒト慢性白血病細胞(K562)増殖抑制活性に関連したオートファジーおよび細胞分化誘導活性…262
    • ⇒Inhibition of cell growth by Stellera chamaejasme extract is associated with induction of autophagy and differentiation in chronic leukemia K562 cells
    • (dx.doi.org/10.1016/j.jbiosc.2010.02.006

Published by 学会事務局 on 26 8月 2010

【随縁随意】未来技術の予測と検証のすすめ – 古川 謙介

生物工学会誌 第88巻 第8号
古川 謙介

21世紀がスタートして10年になる。新ミレニアムを契機にさまざまな分野で期待を込めた予言、予測がなされた。生命工学に対する未来技術予測も例外ではない。20世紀には科学技術の分野で画期的な発明発見が行われた。現在、我々が享受している生活の多くは20世紀の発明発見によって恩恵を被っている。1903年ライト兄弟による飛行機を皮切りにビタミンの発見、抗生物質、超伝導、合成繊維、コンピュータ、DNA二重らせん構造、トランジスタ、有人宇宙飛行、人類の月着陸、遺伝子組換え技術、スペースシャトル、インターネット、クローン羊など、取捨選択に困るほどである。翻って21世紀には何が発見、発明され、どんな生活が可能になるのだろうか。

1973年、遺伝子組換え技術が世の中に登場して間もなく米国議会はこの技術が産業に及ぼす可能性について調査した。“Impacts of Applied Genetics”の調査書が作られ、我が国では「遺伝子工学の現状と未来」と題して家の光協会から出版された。当時この本を読んで筆者は衝撃と大いなる興味をもった。35年経った今日、これを読み返すとすこぶる興味深い。当時、米国を中心とする学者が予想したことが現在、何がどれほど達成されているのかを検証することは予測に比べて気軽な作業ではある。早々に実現したもの、今後も実現しそうにないものなど、さまざまである。

現在、筆者の大学で1年生を対象にバイオテクノロジー論なる授業を行っているが、2000年に文科省が行ったライフサイエンス分野の未来技術予測調査を紹介している。これは我が国の学者の予言をまとめたものだが、学生と一緒にその実現性を議論し、検証するわけである。この中から筆者の興味でいくつか拾いあげてみたい。50種以上の有用動植物の全ゲノム構造解明(2009年)、タンパク質の構造から生物活性と機能ドメイン予測(2012年)、藻類によるバイオ燃料の生産(2014年)、生分解性プラスチックが全世界のプラスチック生産の過半数、遺伝子組換え農作物が社会的理解を得て普及(2015年)、花粉症やアトピー性などの解明が進み完全治療(2016年)、アルツハイマー病の進行阻止が可能(2017年)、空気中の窒素固定能をもつ作物の開発、砂漠化防止のための耐乾燥性・耐塩性植物の実用化(2018年)、そううつ病の原因解明(2019年)、宇宙空間での生物の飼育・栽培技術の開発(2020年)、生命起源の分子機構が解明(2025年)、生物進化の機構が解明され、実証試験(2028年)などなどである。予想の根拠は不明だが、希望的項目も混在しているようである。

科学技術の進展の裏で負の遺産も急速に増えた。生命は36億年前に誕生したが、20世紀後半からの生物圏の環境悪化は急速だ。ホモサピエンスは67億に増え、このまま増加が継続すれば近未来の更なる環境悪化、食糧とエネルギー不足は自明である。21世紀は科学技術によってもたらされた負の遺産を減らす方向に向かうことを期待したいが、ホモサピエンスの飽くなき欲望との戦いになるのであろう。医学の発達により人類の寿命が延びた。日本発のiPS細胞は2006年、世界で初めてつくられた。分化能と自己複製能をもつこの人工多能性幹細胞は、今後どのように利用されるのであろうか? 傷んだ臓器部品を交換することで病気を治し、寿命を延ばすことが可能になるであろう。しかし、それは自然の摂理に反していないだろうか? 人類にとって真に幸福なことであろうか?

オバマ米大統領は最近(2010年4月)、2030年代半ばまでに、火星の有人周回を目指すことを表明した。隣の中国上海では華々しく万国博覧会が開催されている。科学はミクロとマクロに向かって、未知への挑戦を続けている。現代人は往々にして日々の生活に追いまくられ、目先のことを片付けるのに汲々としがちだが、時には夜空を見て、頭から雑念を取り払って未来(技術)を瞑想したいものである。若い時に瞑想したことをメモにとって10年後、20年後に自身で検証することは楽しい作業であろう。
 


著者紹介 別府大学教授, 九州大学名誉教授

 

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Published by 学会事務局 on 24 8月 2010

【関連行事】日本乳酸菌学会設立20周年記念シンポジウム

関連学会である日本乳酸菌学会が,設立20周年を記念したシンポジウムを開催致します.
国内・海外の著名な先生方の講演が企画されております.みなさま奮ってご参加ください.

テーマ: 進展する乳酸菌研究 - 今後の応用と可能性を探る -

開催日:  2010年11月19(金)、20日(土) 

会場: 北里大学 薬学部コンベンションホール
住所: 〒108-8641 東京都港区白金5-9-1
              03-3444-6161(代)
備考: http://www.kitasato.ac.jp/access/sirokane/index.html

プログラム・参加申し込み方法についてはこちらまで.
 

Published by 部会:メタボロミクス on 24 8月 2010

【研究部会】2010年度 メタボロミクス講習会 参加者募集

日本生物工学会メタボロミクス研究部会主催
超臨界流体バイオテクノロジー研究会共催

オームサイエンスの一つとして注目されているメタボロミクスについて理解を深めていただき、実際にメタボロミクスを実施していただけるための技術の習得を目的として、下記講習会を開催させていただきます.

日時: 2010年11月12日(金)10:00 ~11月13日(土)17:00
場所: 大阪大学大学院工学研究科 生命先端工学専攻 化学系C2棟C2-211


講習内容(予定)

  • 11月12日(金)

10:00~10:30 オリエンテーション
10:30~12:00 イントロダクション講義
12:00~13:00 昼食
13:00~15:00 実習講義:試料調製法、分析法、データ解析法
15:00~15:30 休憩
15:30~17:00 実習 第1クール(3つのグループに分かれて、GC-MS、LC-MS、FT-NIRについてそれぞれを体験する)

  • 11月13日(土)

10:00~12:00 実習 第2クール
12:00~13:00 昼食
13:00~15:00 実習 第3クール
15:00~15:30 休憩
15:30~17:00 ディスカッション


参加費: 無料

募集定員: 若干名

申し込み方法: タイトルに「2010メタボロミクス講習会参加希望」と題記し、氏名、所属を明記し、 E-mail にてお申し込みください。

(申し込み先)
大阪大学大学院工学研究科生命先端工学専攻 福崎英一郎
E-mail:

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Published by 学会事務局 on 19 8月 2010

2010年度 運営委員名簿

2010年度 スローフード微生物工学研究部会 運営委員名簿 50音順

秋田 修 (実践女子大学生活科学部)
石井 正治 (東京大学大学院農学生命科学研究科)
柏木 豊 (東京農業大学応用生物科学部)
北垣 浩志 (佐賀大学農学部)
北本 勝ひこ (東京大学大学院農学生命科学研究科)
木村 啓太郎 ((独)農研機構・食品総合研究所)
古林 万木夫 (ヒガシマル醤油(株)研究所)
五味 勝也 (東北大学大学院農学研究科)
下飯 仁 ((独)酒類総合研究所)
中島 春紫 (明治大学農学部)
橋爪 克己 (秋田県立大学生物資源科学部)
秦 洋二 (月桂冠(株)総合研究所) 部会長
 

本年度から橋爪先生、木村先生、北垣先生に新たに運営委員に加わっていただきました。本年度もどうぞよろしくお願いします。

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Published by 学会事務局 on 19 8月 2010

【スローフード微生物工学研究部会】日本食品科学工学会 第57回大会 シンポジウムに協賛します!

スローフード微生物工学研究部会では、下記のシンポジウムに協賛します。ぜひご参加をお願いします。

日本食品科学工学会 第57回大会  東京農業大学 世田谷キャンパス

2010年9月2日(木) 15時15分~17時35分 
B1.「醸造麹菌の食品利用への新たな展開」
世話人:柏木 豊 (東京農業大) 、竹内道雄(東京農工大)

 

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Published by 学会事務局 on 18 8月 2010

【和文誌】Fuji Sankei Business i – バイオ最前線 本日掲載

和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business i の企画特集『バイオ最前線』欄に編集協力をし、毎月第3水曜日に記事を掲載しております。8月18日に、第3回「天然甘味成分の生産と創薬資源」が掲載されました。

掲載記事:「天然甘味成分の生産と創薬資源」(PDF)はこちら

次回は、9月15日(水)掲載予定です。

 

※当サイトでは、Fuji Sankei Business iのご厚意により該当記事のPDFを公開しております。
 

Published by 学会事務局 on 10 8月 2010

【年次大会】演題番号をメール配信しました(8月6日)

8月6日(金)に、第62回日本生物工学会大会(2010)のポスター発表者、シンポジスト宛に演題番号および、講演場所・日時のお知らせメールを配信いたしました。メールが届いていない方は、下記ウェブ受付係までお問い合せください。

【大会ウェブ受付係】
株式会社ダイナコム
E-mail:

ポスター発表日程・演題番号表はこちら

Published by 支部:九州 on 06 8月 2010

【九州支部】市民フォーラムのご案内

日本生物工学会九州支部では、2010年10月30日(土)に市民フォーラム「発酵微生物が切り開く新しいバイオテクノロジー」を開催します。学会員以外の方、一般市民の方も歓迎しますので奮ってご参加ください。⇒詳しくはこちら

日時: 2010年10月30日(土)13:00より
場所:
宮日会館11階ホール(宮崎市高千穂通1-1-33)

Published by 支部:九州 on 06 8月 2010

【九州支部】市民フォーラム 「発酵微生物が切り開く新しいバイオテクノロジー」

主催: 日本生物工学会・日本生物工学会九州支部 
平成22年度 科学研究費補助金(研究成果公開促進費)「研究成果公開発表(B)」補助事業 

日時 2010年10月30日(土)13:00より
場所 宮日会館11階ホール(宮崎市高千穂通1-1-33)
プログラム 13:00~13:05  開会の挨拶             会長 飯島 信司

【講演】
 
  • 13:05~13:55 「乳酸菌:食、環境、健康への利用」
               …九州大学大学院農学研究院・教授 園元 謙二
     
  • 13:55~14:45  「麹菌ゲノム情報の産業への利用」
               …東北大学大学院農学研究科・教授 五味 勝也
                  
  • 14:45~15:00  休憩 
     
  • 15:00~15:50  「微生物集団の働きで資源循環型社会を造る」
             …東京大学大学院農学生命科学研究科・教授 五十嵐 泰夫
15:50~15:55  閉会の挨拶   宮崎大学農学部・教授 水光 正仁
参加費 無料
問合せ先 〒889-2192宮崎市学園木花台西1-1 
宮崎大学農学部応用生物科学科
太田 一良 TEL/FAX: 0985-58-7217     E-mail:

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Published by 学会事務局 on 02 8月 2010

日本生物工学会 – 事務局

事務局連絡先

〒565-0871
大阪府吹田市山田丘2番1号 大阪大学工学部内 C3棟4F 433
公益社団法人 日本生物工学会

Tel: 06-6876-2731 Fax: 06-6879-2034
E-mail:

アクセス

学会事務局は、大阪大学吹田キャンパス内C3棟4階にあります。
pdfアクセスマップ (262KB)

⇒吹田キャンパスへのアクセス

  • 【電車】阪急「北千里」駅より徒歩約20分
  • 【タクシー】 地下鉄御堂筋線「千里中央」駅より約15分 
     
  • 【バス】 
    地下鉄御堂筋線「千里中央」駅より阪急バス「阪大本部前行」又は「茨木美穂ヶ丘」行に乗車(約15分)   「阪大本部前」 で下車  バス停から学会事務局まで徒歩約10分  
     


より大きな地図で 公益社団法人 日本生物工学会 事務局 を表示

Published by 学会事務局 on 27 7月 2010

【随縁随意】研究者よ、名を残せ - 依田 幸司

生物工学会誌 第88巻 第7号
依田 幸司

「虎は死して皮を残し、人は死して名を残す。」落語・講談の偉人伝の冒頭にいつも使われるので覚えた。良いことで名前を残したいものだが、大悪人として残ってしまうことも……と続けることもある。昨年の本欄に、バッハを聴きながら職業研究者について考察された鎌形洋一先生の名文が載った。本稿の依頼を受けたとき、まず頭に浮かんだのは、その中にあった「研究成果の賞味期間」という言葉と、冒頭の台詞である。研究者の名前の残り方が、日頃から何となく気にかかっている。

学生の頃から、「Publish or perish!」という標語を引き合いに出されて、どんな研究成果も論文を書いて学術雑誌に掲載されなければ消滅して何も残らないと、繰り返し教えられた。進行中の実験の楽しさや先々の成果への期待で、ついつい面倒な論文投稿を先延ばしにする我々への戒めである。思い返せば、バッハもヴィヴァルディも、生涯活躍したあと一度は世の中から完全に忘れ去られてしまった音楽家である。没後、かなり経ってから再評価があり、評価後は長く名声を保っている。自筆や写譜で残されていたものはよいが、失われていれば人類の至宝も取り返しがつかない。

微生物学の歴史について講義するとき、レーウェンフック(1632.10.24-1723.8.26)から始める。オランダの画家フェルメール(1632.10.31-1675.12.15)と一緒に洗礼を受け、遺産管財人にもなったなどと、名画をスクリーンに映して話し始める。「誰が最初に微生物を見たか?」である。レーウェンフック以前に「微生物を見た」人間はいたかもしれない。しかし、観察の報告を、フック(1635.7.18-1703.3.3)がいたロンドン王立協会に送り、機関紙に掲載されたからこそ、発見の栄誉が認められたのである。フックも、没後は若いライバルで後任の王立協会事務長ニュートンによって業績をほとんど抹消され、バネの伸びと力の法則くらいしか一般に名を留めていないが、コルクの細胞の図版を載せた不朽の著作「顕微鏡図譜(Micrographia)」が残されている。この頃に限らず、傑出した人物が同時期に活躍する歴史は限りなく興味深い。パスツールやコッホになれば、もっと具体的な微生物の話が楽しめる。賞味期間はだいぶ長い。

さて、生きている我々の評価など、あまりに暫定的でいつ消えるかしれないが、もう確定的な先代や先々代の頃の業績は、もっと讃えられるべきではないか? 日本の研究は欧米の真似と応用ばかりでオリジナリティがないのに製品を作り稼いでいるなどと、海外の政治家がでたらめな発言をしても、そのまま報道に垂れ流されてしまう。旨み成分の発見から発酵生産までを筆頭に、スタチンをはじめとする医薬や酵素の開発など応用微生物学の成果には、日本オリジナルな業績が無数にある。一度は埋もれた論文でも、インターネットで掘り起こすのは容易になった。企業の研究成果では、ひとりの人名を挙げるのは困難かもしれないし、科学に国境はないけれど、我国の微生物学研究者の名誉は、しっかり守り高めねばならない。

近代・現代の生物科学史の卓越した担い手が欲しい。


著者紹介 東京大学大学院農学生命科学研究科応用生命工学専攻(教授)

 

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

Published by 学会事務局 on 27 7月 2010

今月のJournal of Bioscience and Bioengineering Vol. 110, No.1 (2010)

►JBB Vol. 110 No. 1 目次(PDF)はこちら

遺伝子、分子生物学、および遺伝子工学

  • 1. 清酒酵母協会7号の胞子非形成性におけるCln3タンパク質の役割… 1
  • 2. 生合成遺伝子の高発現によるAspergillus oryzaeでのペニシリン高生産…8

酵素学、タンパク質工学、および酵素工学

  • 3. Enhancing the thermostability of α-glucosidase from Thermoanaerobacter tengcongensis MB4
    by single proline substitution  
    … 12
  • 4. Bioethanol production from ball milled bagasse using an on-site produced fungal enzyme cocktail and xylose-fermenting Pichia stipitis … 18
  • 5. Substrate specificity of a recombinant D-lyxose isomerase from Providencia stuartii
    for monosaccharides
     … 26
  • 6. 蛍光標識非天然アミノ酸のタンパク質N末端タグへの導入とその部位および周辺コドン依存性… 3
    • ⇒Incorporation of fluorescent non-natural amino acids into N-terminal tag of proteins in cell-free translation and its dependence on position and neighboring codons
    • (dx.doi.org/10.1016/j.jbiosc.2010.01.003)

  •  7. Photorhabdus luminescens subsp. laumondii TT01由来新規アミノ酸リガーゼの特性解析… 39

微生物生理学・発酵生産

  •  8. ノカルジア型細菌 Rhodococcus rhodochrousのシトクロムbcc-aa3型の呼吸鎖… 42
  •  9. 石油系芳香族化合物で汚染された熱帯海域のCycloclasticus属およびAltererythrobacter属細菌による浄化の可能性… 48
    • ⇒The potential of Cycloclasticus and Altererythrobacter strains for use in bioremediation of petroleum-aromatic-contaminated tropical marine environments
    • (dx.doi.org/10.1016/j.jbiosc.2009.12.008)
       
  • 10. Capsular and slime-polysaccharide production by Lactobacillus rhamnosus JAAS8 isolated from Chinese sauerkraut: Potential application in fermented milk products … 53
  • 11. Translational comparison of HPV58 long and short L1 mRNAs in yeast (Saccharomyces cerevisiae) cell-free system … 58
  • 12. 宿主域拡張型組換えバキュロウイルスの迅速な単離法の開発… 66

醸造・食品工学

  • 13. Acetobacter pasteurianus NBRC 3283のclpBのクローニングと特徴… 69 

環境バイオテクノロジー

  • 14. Treatment capability of an up-flow anammox column reactor using polyethylene sponge strips as biomass carrier … 72
  • 15. 種々の前処理方法を用いたスギの効率的糖化と発酵… 79
  • 16. 安定同位体標識技術を活用した微生物生態系における新規代謝動態解析法… 87
  • 17. 異なる有機水銀分解酵素遺伝子merBを保有する細菌による有機水銀の除去特性… 94
  • 18. 園芸種サルビアによる環境ホルモンの浄化… 99
  • 19. 進化適応手法によるキシロース資化性焼酎酵母の育種…102
  • 20. CCSに由来する地中貯留二酸化炭素の源位置再資源化を想定したMethanothermobacter thermautotrophicusによる二酸化炭素のメタン変換反応…106 

生物化学工学

セル&ティッシュエンジニアリング

  •  22. 褐藻類Ascophyllum nodosum由来硫酸化多糖体、アスコフィランの種々の細胞に対する影響:アスコフィランとフコダインの比較研究…113
    • ⇒Effects of sulfated fucan, ascophyllan, from the brown Alga Ascophyllum nodosum on various cell lines: A comparative study on ascophyllan and fucoidan
    • (dx.doi.org/10.1016/j.jbiosc.2010.01.007)

実験技術

  • 23. DNAシャッフリングを用いた放射線応答プロモーターの改良とその特性…118
  • 24. 細胞マニピュレーションのを目指したマグネタイト正電荷リポソームによる磁気細胞ラベリング…124
  • 25. 共焦点反射顕微鏡法を用いたマイクロフルーディックデバイス内における細菌増殖のモニタリング…130 

Published by 支部:九州 on 27 7月 2010

【九州支部】第17回 九州支部 沖縄大会のご案内

第17回日本生物工学会九州支部大会を2010年12月4日(土)に琉球大学 農学部(千原キャンパス)で開催します。
多数のご参加をお待ち申し上げます。⇒詳しくはこちら

  • 日時: 2010年12月4日(土)10:00~17:00
  • 場所: 琉球大学 農学部(千原キャンパス:沖縄県中頭郡西原町千原1)

Published by 支部:九州 on 27 7月 2010

【九州支部】第17回日本生物工学会九州支部 沖縄大会

第17回日本生物工学会九州支部大会を下記の要領で開催します。多数のご参加をお待ち申し上げます。12月3日(金)には特別講演とミキサーがありますので、ぜひご参加ください。ミキサーは無料です。第17回 九州支部 沖縄大会 (2010/12/3-4)

 

また、12月3日には、微生物の寄生・共生から探る伝統醸造の深淵研究部会主催のシンポジウム『沖縄から探る伝統的発酵における微生物の寄生・共生』を午後1時30分から同キャンパス内にて開催しますので、どうぞそちらもご参加ください。 

微生物の寄生・共生から探る伝統醸造の深淵研究部会

 

日時 2010年12月3日(金)・4日(土)
場所 琉球大学 農学部(千原キャンパス:沖縄県中頭郡西原町千原1)
内容 【特別講演】 12月3日(金) 17:00~18:00  琉球大学農学部本館207教室
  • 「有用物質生産の生物工学的ストラテジー -微生物、動物細胞、そして動物個体-」
    …(名古屋大学工学研究院 日本生物工学会会長)飯島 信司
【一般講演】 12月4日(土) 9:30~11:30、13:00~15:30  A,B,C会場

【学生賞】 12月4日(土) 9:00~11:50(1件17分:発表10分,討論5分,審査2分) C会場

【ミキサー】 12月3日(金) 18:30~20:00  琉球大学生協北食堂(参加費無料)

【評議員会】 12月4日(土) 11:45~12:45  農学部会議室
プログラム https://www.sbj.or.jp/branch/branch_kyushu_2010meeting_program_20101111.html
参加費 一般 2,000円、学生 1,000円(税込み・講演要旨集代を含む)
問合せ先 琉球大学 農学部 亜熱帯生物資源科学科
外山博英
TEL&FAX. 098-895-8805
E-mail:
備考
  • 発表時間は10分、質疑応答2分、計12分です。
  • 学生賞希望の方は発表時間は10分、質疑応答5分、計15分です。
  • 発表はOHC(書画カメラ)を使用して行いますので、A4横の印刷物を持参ください。
  • スライドの交換者は会場に配置しませんので、発表者自身で行うか、発表者の方で手配ください。

講演申込み

講演申込み受付は終了しました。多数のお申し込みありがとうございました。

講演申込み要領 講演申込みは、下記の項目について基本的にE-mailで受け付けます。E-mailが利用できない場合のみ郵送またはFAXで受け付けます。なお、九州支部以外の会員からの申し込みも歓迎します。なお、件名は「第17回九州支部大会/発信者名」として下さい。
 
  1. 講演題名
  2. 発表者: 氏名(ふりがな)、(所属略称)、[連名の場合は講演者に○]
  3. 連絡先: 郵便番号、住所、所属機関、氏名、電話番号、Fax番号、E-mailアドレス
  4. 学生賞希望の有無
(注)一般講演は一人一題のみで、複数の講演はできません。また、すべての講演は液晶プロジェクターを用いて行います。
申込み締切日 2010年10月8日(金)必着
申込み先 E-mail: (講演申込み専用)

〒903-0213 沖縄県中頭郡西原町千原1
琉球大学 農学部 亜熱帯生物資源科学科
日本生物工学会九州支部大会実行委員会
TEL & FAX. 098-895-8805
※受信後、受理確認のメールまたはFAXをお送りします。また、講演要旨執筆要領をお送りします。
学生賞 学生会員の研究奨励のために、九州支部学生賞を設けています。一般講演の申し込みをされる学生会員で、学生賞の希望をされる方は、申し込み時に学生賞希望(修士・博士)と明記して下さい。
講演要旨の締切日 2010年11月5日(金)必着

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Published by 学会事務局 on 23 7月 2010

【中部支部】シンポジウムのご案内

日本生物工学会 中部支部では、2010年9月11日(土)に支部シンポジウム 「バイオテクノロジーを目指す人へ」を開催いたします。参加費無料ですので、お気軽にご参加下さい。⇒詳しくはこちら

日時: 2010年9月11日(土)13:00 ~ 17:00
場所: 河合塾 岐阜校(〒500-8407  岐阜市高砂町1-10-5)

Published by 支部:中部 on 23 7月 2010

【中部支部】2010年度 シンポジウム 「バイオテクノロジーを目指す人へ」

日本生物工学会 中部支部では下記の要領でシンポジウムを開催いたします。参加費無料ですので、お気軽にご参加下さい。

日時  2010年9月11日(土) 13:00 ~ 17:00
場所 河合塾 岐阜校(〒500-8407  岐阜市高砂町1-10-5)
プログラム
  • 食品とバイテク (1)
    13:00−13:30 発酵乳の可能性 -日本発のカルピスを例に
              …(カルピス株式会社)臺 誠
  • 食品とバイテク (2)
    13:30−14:00 機能性食品 -緑茶と健康-
              …(太陽化学株式会社)朱 政治
  • 食品とバイテク (3)
    14:00−14:30 人々の知恵の結晶 発酵食品の魅力を探る-
              …(岐阜大学教育学部)長野 宏子
  • 日常生活とバイテク
    14:30−15:00 バイテクを学ぶ = 日々の活力
              …(愛知県立安城農林高等学校)内田 昭二
  • 仕事とバイテク
    15:00−15:30 バイテクを仕事にする、ということ
              …(株式会社コンティグ・アイ)山田 博子
     
  • 16:00-17:00 パネルディスカッション
参加費 無料
連絡先 岐阜大学応用生物科学部 
中川 智行
Tel: 058-293-2927  E-mail:

 

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Published by 支部:中部 on 23 7月 2010

《日本生物工学会中部支部共催》">【関連行事】平成22年度 グラム陽性菌ゲノム機能会議〈長野〉《日本生物工学会中部支部共催》

主催 枯草菌研究会
共催 日本生物工学会 中部支部
後援 NBRP原核生物運営委員会

日時 2010年9月2日(木)13:00 ~ 3日(金)15:00
場所 ホテル木曽路(南木曽温泉)
〒399-5302 長野県木曽郡南木曽町吾妻2278
TEL: 0264-58-1126   FAX: 0264-58-1234
会議内容 グラム陽性菌を中心としたゲノム、遺伝子の機能解析および分子生物学全般の内容を含みます。
発表形式 口答発表、ポスター発表(口答発表はポスター発表の中から選ばせて頂きます)
参加費 学生の方は和室で1万円(1泊3食);スタッフの方、ツインご希望の方については、未定です。リゾートホテルですのでシングルルーム対応の部屋は有りません。1泊3食を含む会議参加が原則です。
申込方法 1)氏名、2)所属、3)スタッフまたは学生(博士、修士または学部の別と学年を記載)の別、4)男女の別、5)連絡先郵便番号・住所、6)連絡先電話番号、7)連絡先メールアドレス、8)発表の有無、 9)発表の場合は発表演題、10)部屋の希望を下記連絡先までお知らせください。
申込締切 2010年7月25日(日) 定員(130名)になり次第締め切らせて頂きます。
連絡先 世話人代表 信州大学大学院総合工学系研究科 
関口 順一
E-mail:
平成22年度会議世話人 関口 順一(代表)
山本 博規
橋本 昌征
児玉 武子

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Published by 学会事務局 on 22 7月 2010

2010年度学会賞受賞者決定

2010年6月25日に受賞候補者選考委員会が開催され、公正かつ慎重な審議の結果、本年度の受賞者が決定しました。
pdf受賞者紹介はこちら

2010年度大会期間中に授賞式・受賞講演が行われますので是非ご参加ください。

第29回 生物工学賞

木田 建次(熊本大学・教授)…「バイオマスのバイオガス化・バイオエタノール化のための基盤技術開発とその応用」

第4回 生物工学功績賞

近藤 昭彦(神戸大学・教授)…「細胞表層工学技術の広範な展開と合成生物工学の開拓によるバイオ燃料・グリーン化学品生産のための細胞工場の創製-バイオリファイナリーの構築を目指して-」

第4回 生物工学功労賞

  • 石井 茂孝(財団法人野田産業科学研究所・副理事長兼専務理事)…「公益法人としての本会事業運営に対する貢献」
  • 髙﨑 實(髙﨑科学器械株式会社・代表取締役社長)…「培養機器開発による生物工学技術の発展および本会事業発展に対する貢献」

第43回 生物工学奨励賞(江田賞)

吉田 聡(キリンホールディングス株式会社・グループリーダー)…「メタボロミクスを利用した下面発酵酵母の育種」

第46回 生物工学奨励賞(斎藤賞)

馬場 健史(大阪大学・准教授)…「メタボロミクスの技術開発と応用」

第33回 生物工学奨励賞(照井賞)

該当なし

第19回生物工学技術賞 

該当なし

第7回 生物工学アジア若手賞 

Yu-Hong Wei (Yuan Ze University, Taiwan, Associate professor) …"Development of a natural anti-tumor drug by microorganisms"

第18回 生物工学論文賞

  1. 加藤 拓1,2*・浪瀬 政宏3・北垣 浩志1**・赤尾 健1・下飯 仁1,2
    1酒類総合研究所,2広大院・先端物質,3月桂冠,*現,アサヒビール,**現,佐賀大・農)
    …"QTL mapping of sake brewing characteristics of yeast"

  2.  高橋晋太郎1*・山添 泰宗2・佐々文 洋1・鈴木 博章1・福田 淳二1
    1筑波大,2産総研,*現,オリンパス)
    …"Preparation of coculture system with three extracellular matrices using capillary force lithography and layer-by-layer deposition"
     
  3. 荒木 義雄1*・呉 洪1**・北垣 浩志1***・赤尾  健1・高木 博史2・下飯  仁1
    1酒類総合研究所,2奈良先端大,*現,広大院・生物圏,**現,新奥科技(中国),***現,佐賀大・農)
    …" Ethanol stress stimulates the Ca2+-mediated calcineurin/Crzl pathway in Saccharomyces cerevisiae"
     
  4. 榊原 祥清1・Badal C. Saha2・Paul Taylor3
    1農業・食品産業技術総合研究機構,2米国農務省農業利用研究セ,3ズーケム社)
    …"Microbial production of xylitol from L-arabinose by metabolically engineered Escherichia coli"
     
  5.  小池 洋潤1・安 明哲2*・湯 岳琴3・庄 智裕4**・大坂 典子1・森村 茂4・木田 建次4
    1東京ガス,2熊本大学,3北京大学,4熊本大学,*現,五粮液集団技術中心,**現,三井造船)
    …"Production of fuel ethanol and methane from garbage by high-efficiency two-stage fermentation process"
     
  6. 福田伊津子1・小土井理恵2・久保麻友子1・岡本 隆志1・藤田  剛2・芦田  均1
    1神大・農,2オリエンタル酵母工業)
    …「パン酵母β-グルカンのラットにおける脂質異常症予防効果
     
  7. Ukrit Rattanachomsri, Sutipa Tanapongpipat, Lily Eurwilaichitr, Verawat Champreda
    (Enzyme Technology Laboratory, Bioresource Technology Research Unit, National Center for Genetic Engineering and Biotechnology (BIOTEC), Thailand) 
    …"Simultaneous non-thermal saccharification of cassava pulp by multi-enzyme activity and ethanol fermentation by Candida tropicalis"

Published by 学会事務局 on 21 7月 2010

【和文誌】 『Fuji Sankei Business i』への編集協力

和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business i の企画特集『バイオ最前線』欄に編集協力をし、毎月第3水曜日に記事を掲載しております。7月21日に、第2回「植物繊維からエタノールを精製」が掲載されました。

掲載記事:「植物繊維からエタノールを精製」(PDF)はこちら

次回は、8月18日(水)掲載予定です。


第1回 「海の植物性素材の発酵技術開発に挑む」(PDF) 2010年6月16日(水)掲載

 

※当サイトでは、Fuji Sankei Business iのご厚意により該当記事のPDFを公開しております。
 

Published by 学会事務局 on 15 7月 2010

【若手会】生物工学若手研究者の集い総会・交流会

2010年度生物工学若手研究者の集い(若手会)総会・交流会が大会2日目(10月28日)の夜に開催されます。総会で若手会の報告・決議を行った後、例年の様に交流会を持ちます。本会の参加に年齢制限はございません、皆様どうぞご参加ください。

日時 : 2010年10月28日(木) 19:00~21:00
会場 : コテージヒムカ (シーガイアリゾートエリア内)

詳しくはこちら


   

Published by 若手会 on 15 7月 2010

【若手会】2010年度 生物工学若手研究者の集い総会・交流会

日時 : 2010年10月28日(木) 19:00~21:00

台風接近のためシンポジウム会場にて開催しました。
多数のご参加誠にありがとうございました。

世話人 : 日本生物工学会 若手会2010  善藤 威史 (九州大学大学院 農学研究院 生命機能科学部門)
       E-mail:

 

 

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Published by 学会事務局 on 06 7月 2010

生物工学会誌 – 88巻10号


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Published by 学会事務局 on 06 7月 2010

《日本生物工学会中部支部後援》">【関連行事】シンポジウム「微生物バイオテクノロジーの展開」《日本生物工学会中部支部後援》

主催: 信州生物工学シンポジウム実行委員会
共催: 信州大学繊維学部、信州大学ヒト環境科学研究支援センター生命科学分野遺伝子実験部門
後援: 日本生物工学会中部支部、社団法人千曲会

日時 2010年10月1日(金) 13:00 ~ 16:45
場所 信州大学繊維学部総合研究棟7階ミーティングルーム1
(長野県上田市常田3-15-1)
http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/textiles/
プログラム
  • 13:30−13:35 主催者挨拶
     
  • 13:35−14:15 微生物のシリコンバイオサイエンスと融合テクノロジー
            
     … (広島大学大学院先端物質科学研究科)黒田 章夫
  • 14:15−14:55 アミノ酸発酵菌の酸素要求性の改変に臨む 
              … (信州大学農学部)池田 正人
  • 14:55−15:10 休 憩
     
  • 15:10−15:50 枯草菌を中心とした種の壁を越える遺伝育種 
             
    … 
    (崇城大学生物生命学部)赤松 隆
  • 15:50−16:30 細菌細胞表層蛋白質の機能 
              … (信州大学繊維学部)関口 順一
  • 16:30−16:45 閉会の挨拶
参加費 無料
懇親会 17:00−18:00 信州大学繊維学部生協マルベリーホール(懇親会費:3,000円)
参加申込 講演会は無料ですが、準備の都合上、参加希望者は9月15日までに、事務局まで電子メールにて申し込み願います。
申込先・連絡先  事務局(E-mail:

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Published by 学会事務局 on 04 7月 2010

【セルプロセッシング計測評価研究部会】
第2回 Young Researcher’s Award(研究奨励賞)受賞者紹介

第2回若手研究シンポジウム~次世代を担う生物工学技術~

総括:

本年もセルプロセッシング計測評価研究部会主催・第2回若手研究シンポジウム~次世代を担う生物工学技術~が2010 年7 月4 日(13:00~15:30)、倉敷シーサイドホテル(岡山)で開催されました。本年は、博士課程学生4名、博士研究者2名の候補者と共に、約20名の全国各地の若手研究者が集い、研究発表と活発な研究討論を行いました。昨年に引き続き、本年も全国からの応募があり、「動物細胞」というキーワードのもと、大変優れた研究成果が若手研究者によって発表されました。どの若手研究者も豊富な研究データと共に、高い新規性・オリジナリティーを持ったテーマを展開しており、その発表の姿は今後の生物工学を支える次世代としての風格を感じさせるものでした。議論は充分な時間をとって行われたため、通常の学会本会とは全く異なる、シビアで本質的な議論がなされ、参加研究者の方々にとっても大きな刺激となったことと思われます。

結果、下記2名の若手研究者が厳正な審査の上、研究部会代表として徳島大学・大政健史教授より。Young Researcher's Award(研究奨励賞)を表彰されました。本シンポジウムに参加された若手研究者の方々の今後のさらなるご発展を祈念しております。

H22(2010)年度 Young Researcher's Award(研究奨励賞)受賞者:

  • 博士課程部門: 堀江 正信 さん (九州大学 工学研究科)
  • 博士研究者部門: 柳原 佳奈 さん(福井大学 産学連携本部)

 

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Published by 学会事務局 on 02 7月 2010

生物工学会誌 – 88巻9号


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Published by 学会事務局 on 28 6月 2010

【年次大会】講演申込の受付を終了しました

第62回日本生物工学会大会(2010)講演申込の受付を終了いたしました。

今年度は750件(シンポジウム講演を含む)以上の講演要旨を受付けました。多数のお申込みありがとうございました。

一般講演要旨の内容確認はこちらから
シンポジウム講演の登録内容確認はこちら

※シンポジストの方でオンラインでの参加登録がお済みでない場合は参加申込画面

ポスター掲示時間、ポスター説明時間、ポスターサイズ等については、演題確定後お知らせいたします(7月末予定)。
講演要旨集の発行予定日は9月25日です。参加章と講演要旨集は、9月下旬より、順次発送いたします。

参加章には領収金額および学会印が印字されておりますので領収証としてご利用ください。なお、紛失による参加章の再発行はいたしませんのでご注意下さい。

大会期間中は、お名前を記入した参加章を身に付けてください。

Published by 学会事務局 on 25 6月 2010

今月のJournal of Bioscience and Bioengineering Vol. 109, No.6 (2010)

►JBB Vol. 109 No. 6目次(PDF)はこちら

遺伝子、分子生物学、および遺伝子工学

  • 1. DNAのビーズディスプレイ法を用いた糸状菌転写因子AmyR結合DNAハイスループットスクリーニング…519
  • 2. 心房性ナトリウム利尿ペプチドはラット腎虚血再灌流障害からの回復を促進する…526

酵素学、タンパク質工学、および酵素工学

  • 3. Engineering of a truncated α-amylase of Bacillus sp. strain TS-23 for the simultaneous improvement of thermal and oxidative stabilities …531
  • 4. Biocatalytic resolution of glycidyl phenyl ether using a novel epoxide hydrolase from a marine bacterium, Rhodobacterales bacterium HTCC2654 …539

微生物生理学・発酵生産

  • 6. Streptomyces sp. SA8の酸化系を利用した1-アダマンタノールから1,3-アダマンタンジールへの変換…550
  • 7. リパーゼ触媒によるアルブチン誘導体の酵素的創製…554

醸造・食品工学

  • 9. 酵母Saccharomyces cerevisiaeにおいてPAD1とFDC1はフェニルアクリル酸脱炭酸反応に必須である…564
  • 10. 乳酸菌由来バクテリオシンによる生酒中の火落菌の増殖抑制…570

環境バイオテクノロジー

  • 11. 土壌から分離したRhodococcus sp. およびSphingomonas sp.による天然エストロジェンの分解と代謝産物の同定…576

生物化学工学

  • 12. タンパク質の部位特異的固定化のためのポリスチレン親和性ペプチドの特性解析…583
  • 14. インフルエンザウィルスA型のヘマグルチニンH1、H2、H5サブタイプを認識するモノクローナル抗体InfA-15の性質…598
  • 16. 表面有機鎖修飾メソポーラスシリカに固定化されたBurkholderia cepaciaリパーゼの活性安定性…615
  • 17. Preparation of cell-enclosing microcapsules through photopolymerization of methacrylated alginate solution triggered by irradiation with visible light…618

セル&ティッシュエンジニアリング

  • 18. マウスiPS細胞とマウスES細胞からのオリゴデンドロサイトin vitro誘導分化効率比較…622
    • ⇒Comparison of efficiency of terminal differentiation of oligodendrocytes from induced pluripotent stem cells versus embryonic stem cells in vitro
    • (doi.org/10.1016/j.jbiosc.2009.11.013)

医療バイオテクノロジー

  • 19. カテコール誘導体はアミロイドβペプチドの線維形成を阻害する…629

バイオ情報

  • 20. 適切な開始AUGコドン周辺配列(AUG context)の認識をつかさどる真核生物翻訳開始因子1(eIF1)の遺伝子自身は、あらゆる生物できわめて不適切なAUG contextを持っている…635
    • ⇒Eukaryotic translation initiation factor 1 (eIF1), the inspector of good AUG context for translation initiation, has an extremely bad AUG context
    • (doi.org/10.1016/j.jbiosc.2009.11.022)

実験技術

  • 21.メタロチオネイン解離亜鉛の吸光検出に基づく重金属毒性の評価方法…638
  • 22.ビフェニル二水酸化物に対してメタ開裂活性を有する細菌のフローサイトメトリを用いた単離法…645

Published by 学会事務局 on 25 6月 2010

【随縁随意】新しい産業革命の渦中にあって-植田 充美

生物工学会誌 第88巻 第6号
植田 充美

「エコ」という言葉が世の中に満ち溢れ、幼児教育に至るまで「エコ教育」が浸透していることに比べて、バイオテクノロジーの基幹技術である「遺伝子組換え」という言葉やイメージ、さらに、「遺伝子組換えの教育」はどうであったのか、「教育」のもつ見えざる潜在力の重要性を痛感する今日です。ところが、地球は、さらに、その環境を保持し、生物の多様性を維持しつつ、持続的社会、すなわち循環型社会の実現という実践的な形態を創れという難題を課してきています。

日本が、「ものづくり」を基盤とする科学技術立国として、また、自然と共生した安心安全な持続可能な社会構築で世界をリードしていくためにも、遺伝子組換え技術を含む環境適合技術によるグローバルで適正なバイオ技術のマネージメントが求められています。地球の未来を予測する時、人口問題、食料問題、資源やエネルギー問題、水問題は避けられない障害であり、これらは、それぞれ独立した問題ではなく、連携したグローバルな問題であるという認識をもたなければ、バイオテクノロジーの将来性は危ういと言わざるをえません。

京都議定書で唯一評価された「クリーン開発メカニズム(CDM)」という国際協調による目標達成の仕組みは、先進国も開発途上国も巻き込んで、開発途上国への経済的かつ技術的協力を含み、デンプン源としての食料増産とセルロース廃棄物によるエネルギー生産という途上国の貧困の解消へも導きうる多次の効果をもちます。植物個体は、食料とエネルギーの両方を共存した素晴らしいバイオテクノロジーによる増産対象であります。食料と自然循環型エネルギーの創出のためには発展途上国への投資と技術移転を促し、地球環境を保全しながら、先進国も発展途上国も世界の国々がスパイラルに発展していく要素が内在しています。こういう自然循環型エネルギーやものづくりの資源ともなる農業をベースとした穀物資源や、林業をベースとした森林資源をもつ国とこれらを有用資源に変換できる工学技術と資本をもつ国が共同して、農工連携という新しい枠組みの「クリーン開発メカニズム(CDM)」を基盤に協調しあって発展する姿は日本にとって、また、地球にとっても未来のあるべき姿であると言えます。これは、廃棄物ゼロをめざすリサイクル社会の実現をめざすゼロエミッション志向の技術の広範な開発と技術移転にも通じるものであります。

ポスト京都議定書に関する種々の国際会議での先進・新興・途上国のエゴのぶつかり合いを目の当たりにして、大地に基盤をおく農業や林業をベースとするグリーンバイオテクノロジーと、それらを変換できる多彩な能力を持つ微生物機能をベースとするホワイトバイオテクノロジーの共同融合連携は、地域から国へ、そして、世界へとボトムアップ的に拡大していかねばならないとの認識の重要性がますます大きくなってきています。

化石燃料をもとに発展してきたこの世界を、食料生産と共存し、しかも食料生産と競合しない環境と調和した新しいバイオテクノロジーを基盤とする循環型の世界へのギアチェンジは、人口問題もからんで、人類を含む地球上すべての生物の種の絶滅を防ぐことにつながっていきます。我々人類は、今こそ、その叡智により、これまでの化石燃料依存の産業構造と決別し、環境保全を基盤とする産業構造へ変えていくという新しい産業革命を実現しつつある渦中にいるという意識を強く持ち、私自身はその縁の下の力持ちになって、新しい世界へ踏み出すバイオテクノロジーの発展に貢献していきたいと考えています。


著者紹介 京都大学大学院農学研究科応用生命科学専攻(教授)

 

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

Published by 学会事務局 on 23 6月 2010

【年次大会】ポスター発表者へ – 会費の納入について

日本生物工学会大会で一般講演(ポスター発表)をされる場合は、本会の個人会員資格(正会員・学生会員・海外会員)が必要です。

要旨登録をお考えで本会未入会の方は、早急に入会案内で入会の手続きを行い、6月25日(金)までに下記銀行口座へ平成22年会費(正会員9,800円・学生会員5,000円)をお振り込みください(郵便振替より銀行振込の方が、入金確認が早くできます)。

入金の確認が取れ次第、会員番号をメールにてお知らせいたします。会員データの更新作業に時間がかりますので、参加申込は会員番号取得後、1時間以上後に行って下さい。

本会に既に入会済みで、本年度会費未納入の方も速やかにご納入ください。入金の確認が取れ次第、参加登録システムでの参加申込が可能になります。

振込先: 三菱東京UFJ銀行
茨木支店 普通口座 3793590
社団法人 日本生物工学会

講演要旨登録の締切は6月28日(月)正午です。新規登録および、登録内容の修正は、締切までにお願いいたします。

Published by 学会事務局 on 19 6月 2010

【JBB】Impact Factor 2009 – 1.749

ISI Web of Knowledgeから、2009年版の科学誌インパクトファクター値 (IF) が発表され、Journal of Bioscience and Bioengineering (JBB) は、2008年の1.702から上昇し、1.749になりました。

5年間の被引用数で計算される5-Year Impact Factorは2.174となっており、JBBのBiotechnology and Applied Microbiology分野での国際的な知名度はますます向上してきています。

今後とも、JBBへの投稿および引用をよろしくお願いいたします。

英文誌編集委員会

 

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Published by 学会事務局 on 15 6月 2010

保護中: キャリアパス 生物工学研究者の進む道 – 目次

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Published by 学会事務局 on 10 6月 2010

【東日本支部】高校生対象の「バイオ夏の実験講座」

日本生物工学会東日本支部は、8月26日に高校生対象の「バイオ夏の実験講座」"実践、生物工学研究の最先端"を開催いたします。この講座では実際の大学院生たちが取り組んでいる最先端の研究に関連する実験を小グループで行うことで、研究の面白さや醍醐味を経験してもらいます。⇒詳しくはこちら

日時: 2010年8月26日(木) 9:30-17:00
場所: 東京農工大学工学部生命工学科実験室 10号館1階
定員: 20名

Published by 支部:東日本 on 10 6月 2010

【東日本支部】2010年度 高校生「バイオ夏の実験講座」のお知らせ

日本生物工学会東日本支部主催
高校生「バイオ夏の実験講座」"実践、生物工学研究の最先端"
(締切り延長 8/6まで)

日時 2010年8月26日(木) 9:30-17:00
場所 東京農工大学工学部生命工学科実験室 10号館1階
東京都小金井市中町2−24−16(最寄り駅 JR中央線東小金井)
 農工大学キャンパスマップ :  http://www.tuat.ac.jp/access/index.html 
 (工学部は小金井キャンパスにあります。)
 小金井キャンパスマップ : http://www.tuat.ac.jp/access/tra5.html
 (10号館は10番の建物です。)
対象 高校生
募集人数 20人 (先着順。ただし、同じ高校からの応募が多い場合は調整いたします。)
内容 「実践、生物工学研究の最先端」では、実際の大学院生たちが取り組んでいる最先端の研究に関連する実験を小グループで行うことで、研究の面白さや醍醐味を経験してもらいます。具体的には、以下のテーマを考えています。
  1. シャペロニンによるGFP(蛍光タンパク質)のフォールディング
  2. 環境中の汚染物質を浄化する微生物の遺伝子解析
  3. 蛋白質の結晶化と構造解析
  4. 酵母を用いた嗅覚センサーの開発

実験の指導には、それぞれの研究を実際に行っている大学院生が参加するので、大学での研究を実感することができます。
申込方法 メールにて下記の情報を<>宛、8月6日(金)までにお送り下さい。
1) 名前(ふりがな)
2) 所属(高校名、学年)
3) 自宅住所、連絡先(連絡が取れる電話番号)
4) 希望する研究テーマ
5) 応募動機(200字以内)
注意事項
  1. 各自お弁当、筆記用具、ノートを用意
  2. 実習にあたり保険に入っていただきます(実習者に後日連絡。)
  3. 実習しやすい服装と靴(ヒール厳禁)、白衣を持っている場合は持ってきて下さい。
問合せ先 東京農工大学工学部生命工学科
養王田(よおだ)正文
〒184-8588
東京都小金井市中町2-24-16
TEL・FAX: 042-388-7479
E-MAIL:

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Published by 学会事務局 on 07 6月 2010

【年次大会】講演申込受付中(6月28日正午締切)

6月7日(月)より、2010年度日本生物工学会大会のポスター発表および、シンポジウム講演の要旨登録を受け付けております。締切(6月28日正午)以降は、要旨を含む訂正ができません。また、終了前はアクセスが集中し申し込みできない場合がありますので、早めの申し込みをお願いします。

詳しくは、第62回日本生物工学会大会(2010)のホームページ(https://www.sbj.or.jp/2010/)をご覧下さい。

Published by 学会事務局 on 03 6月 2010

【研究部会】第2回若手研究シンポジウム

セッシング計測評価研究部会では、7月4日(日)に第2回若手研究シンポジウム~次世代を担う生物工学技術~を開催します。このシンポジウムは、生物工学(セルプロセッシング計測評価分野)における若手研究者(ドクター、ポスドク)の研究を奨励し表彰することを目的としています。⇒詳しくはこちら

若手研究者(ドクター・ポスドクの方)の応募は、研究部会員と関係なく受付けております。(発表者には後日入会をご案内)。

日時: 2010年7月4日(日) [若手会夏のセミナー終了後]  13時00分~16時30分
場所: 倉敷シーサイドホテル 206会議室(2F) 

Published by 学会事務局 on 31 5月 2010

生物工学会誌 – 88巻7号

  • 巻頭言“随縁随意”
    pdf研究者よ,名を残せ…依田 幸司
     
  • 特集「地球環境問題へのバイオテクノロジーの貢献の新時代」
    • pdf特集によせて…植田 充美…(332)
    • 次世代燃料・化成品原料製造に向けたバイオリファイナリー戦略
      …近藤 昭彦・荻野 千秋・蓮沼 誠久・田中  勉・中島 一紀…(333)
    • ソフトバイオマス完全糖化を目指したデザイナブルセルロソームの構築…三宅 英雄・田丸  浩…(336)
    • セルロソームの特徴を生かしたセルロース系バイオマス糖化技術の展開…小杉 昭彦・森   隆…(340)
    • バイオリファイナリーに向けたリグニンのバイオ処理技術…黒田 浩一・植田 充美…(345)
    • 廃棄物系バイオマスのエネルギー化:メタン発酵と電気発
      …上野 嘉之・多田羅昌浩・山澤  哲・福井 久智…(348)
    • 5-アミノレブリン酸の発酵生産と用途開発…田中  徹・舩田 茂行・石塚 昌宏…(352)
  • バイオミディア
    • ゲノムに潜む未知な機能と遺伝子…田島 誉久…(355)
    • 酵素としてのDNA …日比  慎…(356)
    • バイオ「チーズ」の味わい…安田  伸・井越 敬司…(357)
    • 応答曲面法で楽に培養最適化…櫻井 明彦…(358)
    • メタゲノム解析による活性汚泥機能の理解…井上 大介…(359)
  • Branch Spirit
  • プロジェクト・バイオ
  • Fuji Sankei Business i. …(366)
  • Germination
    • 変わりモノの微生物学…若井  暁…(368) 
  • 今月のJournal of Bioscience and Bioengineering …(369)
  • 談話室
  • バイオインフォメーション…(371)
  • 本部だより…(373)
  • 支部だより…(374)


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Published by 学会事務局 on 31 5月 2010

【年次大会】講演要旨受付:2010年6月7日~28日正午

第62回日本生物工学会大会(2010)の一般講演(ポスター発表)、およびシンポジウムの要旨登録は、2010年6月7日に受付を開始いたします。

講演要旨登録受付期間: 2010年6月7日(月)~6月28日(月)正午

締切(6月28日正午)以降は、要旨を含む訂正ができません。また、終了前はアクセスが集中し申し込みできない場合がありますので、早めの申し込みをお願いします。

一般講演(ポスター発表)の発表者は平成22年会費既納の本会正会員または学生会員に限ります。会員番号がない場合には、システム上、一般講演の要旨登録はできません。本会未入会の方は、事前に必ず入会手続きをお願いします。入会手続きには約1週間ほどかかります

シンポジウムの発表者はオーガナイザーの指示に従って要旨登録、および参加登録を行って下さい。

⇒詳しくは第62回日本生物工学会大会ホームページ(https://www.sbj.or.jp/2010/)をご覧下さい。

Published by 支部:中部 on 25 5月 2010

【中部支部】中高生対象体験型講座と支部例会のご案内

日本生物工学会中部支部では、2010年7月31日(土)に中高生対象の体験講座 富山県立大学プレダ・ヴィンチ祭「つくろう! バイオディーゼル」、また、8月2日(月)には、2010年度支部例会を名古屋大学で開催します。参加費無料ですのでお気軽にご参加ください。

詳しくは中部支部ページをご覧下さい。
https://www.sbj.or.jp/branch/branch_chubu.html

 

Published by 支部:中部 on 25 5月 2010

【中部支部】 2010年度 支部例会

2010年度 中部支部例会を下記の要領で開催いたします。参加費無料ですので、お気軽にご参加下さい。

日時 2010年8月2日(月) 13:00 ~
場所 名古屋大学ベンチャービジネスラボラトリー・ベンチャーホール(3F)
参加費 無料
交流会 場所:レストラン「花の木」ミーティングルーム(一般 4,000円、学生 2,000円)
時間:17: 30-19:30 
参加申込 講演会は無料ですが、準備の都合上、講演会および交流会への参加希望の方は、なるだけ7月29日(木)までに下記までメールにてご連絡お願いいたします。
申込先・連絡先 名古屋大学大学院生命農学研究科 中野 秀雄
Tel: 052-789-4142  E-mail:

プログラム

【基調講演】

  • 13:00−13:40 枯草菌細胞壁溶解酵素群の多様な役割 
               …(信州大学大学院総合工学研究科)関口 順一

【招待講演】

  • 13:40−14:05 バクテリオナノファイバーによる非特異的付着と工学利用 
               …(名古屋工業大学大学院工学研究科)堀 克敏
     
  • 14:05−14:30 福井産の天然物の細胞培養への展開
               … (福井大学大学院工学研究科)寺田 聡

【若手講演】

  • 14:45-15:05 
    医療機器応用に向けた機能性ペプチドの探索 
              …(名古屋大学大学院工学系研究科博士課程)蟹江 慧
  • 15:05-15:25 
    High-throughput monoclonal antibody production using single-cell RT-PCR and cell-free protein synthesis system
             …(名古屋大学大学院生命農学研究科博士課程)Yunita Sabrina
  • 15:25-15:45 
    Cell wall lytic enzyme, CwlQ (YjbJ), in Bacillus subtilis
             …(信州大学大学院総合工学系研究科博士課程)I Putu Sudiarta
  • 15:45-16:05 
    Studies on the plant enzyme hydroxynitrile lyase from Baliospermum montanum and Manihot esculanta: its characterization and mechanism of functional expression
          …(富山県立大学大学院工学研究科博士課程)Mohammad DADASHIPOUR-LAKMEHSARI
  • 16: 05-16:25 
    出芽酵母のアセトアルデヒドストレス制御機構の解明
             … (岐阜大学応用生物科学部 日本学術振興会特別研究員)松藤 淑美
  • 16: 25-16:45 
    全自動1細胞単離装置による新しい細胞育種に関して
             …(名古屋大学大学院生命農学系研究科博士研究員)良元 伸男
  • 16: 45-17:05 
    D-アミノ酸オキシダーゼを用いたD-アミノ酸微量定量法の開発
             …(名古屋大学大学院生命農学系研究科博士研究員)加藤 志郎

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Published by 支部:中部 on 25 5月 2010

【中部支部】2010年度 中高生対象体験型講座

富山県立大学プレダ・ヴィンチ祭「つくろう! バイオディーゼル」

日時 2010年7月31日(土) 10:00 ~ 16:30
場所 富山県立大学 工学部 L-205会議室および生物工学実験室
対象・人数 中学生または高校生 40名程度(参加無料)
プログラム 午前講義(L-205室) 
  • 「バイオテクノロジーと遺伝子組換え食品」…(富山県大・工)伊藤 伸哉
  • 「バイオ燃料とは?」…(富山県大・工)米田 英伸
午後実験(実験室)
  • 植物油からのバイオディーゼルの合成と化学分析
申込先・連絡先 富山県立大学 工学部生物工学科 伊藤 伸哉 またはダ・ヴィンチ祭担当
TEL: 0766-56-7500 (内線560 伊藤)/(内線230 ダ・ヴィンチ祭担当)
FAX: 0766-56-2498/6182   E-mail:

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Published by 学会事務局 on 25 5月 2010

【若手会】2010年度 生物工学若手研究者の集い 夏のセミナー

主催: 生物工学若手研究者の集い   
後援: (社)日本生物工学会

「生物工学若手研究者の集い(若手会)」は応用生物工学、遺伝子工学、生物化学工学などの生物工学に関連する全国の若手教員、研究者、学生の「相互交流」を目的とした団体です。その企画として、毎年夏にセミナーを開催しています。本年度も岡山にて「生物工学若手研究者の集い 夏のセミナー2010」を以下の要領で開催いたします。

本年は講演会、キャリアパスセミナー、交流会を含め、各種イベントを企画しております。昨年から始まった研究のポスター発表会も引き続き実施します(優秀発表者にはポスター賞あり)。大学、研究所、企業の若手研究者や学生の方々を含め、生物工学に興味のある方はどなたでも参加できます。幅広く、気軽に交流できる場を提供できるよう尽力したいと思っています。

⇒活動報告はこちら

日時 2010年7月3日(土)13:00~7月4日(日)12:00
場所 倉敷シーサイドホテル(岡山県倉敷市児島塩生2767-21) TEL. 086-475-1616
申し込み方法 氏名、性別、学生・一般の区別、ポスター発表希望の有無、所属、連絡先住所、電話番号、E-mailアドレスを明記の上、下記宛にE-mailで申し込みください。折り返し申し込み確認および手続き方法、会費振込用の口座などを連絡させていただきます。
定員 80名   受付を締め切らせていただきました。
          多数の参加申し込みありがとうございました!
申込先 岡山大学大学院自然科学研究科 今中 洋行
E-mail:  TEL. 086-251-8202
事務局・問い合わせ先

【実行委員】

  • 今中 洋行(岡山大学大学院自然科学研究科)
    E-mail:
  • 金尾 忠芳(岡山大学大学院自然科学研究科)
    E-mail:
  • 谷  明生(岡山大学資源植物科学研究所)
    E-mail:
  • 二見淳一郎(岡山大学大学院自然科学研究科)
    E-mail:
  • 曲  正樹(岡山大学大学院自然科学研究科)
    E-mail:


 

Published by 学会事務局 on 25 5月 2010

生物工学会誌 – 88巻5号

  • 巻頭言“随縁随意”
  • 特集「生物工学教育の現状と課題」
    • pdf特集によせて…清水 和幸・関口 順一・川瀬 雅也…(210)
    • 1.日本の高等教育の現状とJABEEによる工学教育の実質化…清水 和幸…(211)
    • 2.大学院JABEEの現状と課題…大島 敏久…(216)
    • 3.海外における生物工学教育-JABEE生物工学および生物工学関連分野の視点から-…原島 俊…(218)
    • 4.生物工学におけるコアカリキュラムの考え方…川瀬 雅也…(223)
    • 5.JABEE認定校のカリキュラムと教育内容の特色
       (1)徳島大学工学部生物工学科の教育プログラム…高麗 寛紀…(226)
       (2)崇城大学応用微生物工学科のプログラム…赤松  隆…(229)
       (3)九州工業大学生命情報工学科のプログラム…倉田 博之・清水 和幸…(233)
       (4)鳥取大学工学部生物応用工学科のプログラム-教育プログラム改善の歩み- …溝端 知宏…(237)
       (5)東北大学工学部化学・バイオ工学科 バイオ工学コースのプログラムとJABEE受審…中山 亨…(241)
    • 6.産業界から望まれる生物工学教育…播磨  武…(244)
    • 7.技術士(生物工学)からみた生物工学教育のあり方…矢田 美恵子・坂井 美穂・平井 輝生…(247)  

Published by 学会事務局 on 25 5月 2010

今月のJournal of Bioscience and Bioengineering Vol. 109, No.5 (2010)

►JBB Vol. 109 No. 5目次(PDF)はこちら

総 説

  • 1. バクテリアのリン代謝とそのリン回収およびバイオプロセスへの応用…423

遺伝学,分子生物学,および遺伝子工学

  • 2. 発現プロファイルの比較解析による出芽酵母プロテインホスファターゼの機能推定…433
    • ⇒Deciphering cellular functions of protein phosphatases by comparison of gene expression profiles in Saccharomyces cerevisiae
      (doi:10.1016/j.jbiosc.2009.10.023)
  • 3. 清酒酵母SED1破壊による表層提示されたβ-グルコシダーゼ活性の強化…442

酵素学,タンパク質工学,および酵素工学

  • 4. 大腸菌不溶性画分からの組換えタンパク質巻き戻しプロセスへのPEG修飾操作の導入:一本鎖抗体への適用例…447
    • ⇒Integration of PEGylation and refolding for renaturation of recombinant proteins from insoluble aggregates produced in bacteria—Application to a single-chain Fv fragment
      (doi:10.1016/j.jbiosc.2009.10.016)  

微生物生理学・発酵生産

  • 5. Rhodotorula glutinisにおける新規なアルミニウム適応耐性に関与する遺伝子…453
  • 6. 放線菌Strepotmyces incarnatus rpoB 変異と休止菌体反応によって向上した抗かび・抗トリパノゾーマ性核酸系抗生物質シネフンギン生産…459
    • ⇒Production improvement of antifungal, antitrypanosomal nucleoside sinefungin by rpoB mutation and optimization of resting cell system of Streptomyces incarnatus NRRL 8089
      (doi:10.1016/j.jbiosc.2009.10.017)

醸造・食品工学

  • 7. Characterisation of fermentation of high-gravity maize mashes with the applicationof pullulanase, proteolytic enzymes and enzymes degrading non-starch polysaccharides …466(doi:10.1016/j.jbiosc.2009.10.024)

環境バイオテクノロジー

  • 8. 異なる自然環境においてキチン・キトサンの添加がもたらす細菌群の変動に関する解析…472
  • 9. ジンクピリチオンの毒性についての酵母Saccharomyces cerevisiaeを用いたDNAマイクロアレイ解析の結果は,鉄欠乏を示唆した…479
  • 10. Effect of aeration rate on the emission of N2O in anoxic-aerobic sequencing batch reactors (A/O SBRs)…487
    (doi:10.1016/j.jbiosc.2009.11.001)

生物化学工学

セル&ティッシュエンジニアリング

  • 12. 位相シフトレーザー顕微鏡によるヒト正常細胞と悪性腫瘍細胞との非侵襲的識別…499
  • 13. CHO細胞ゲノム中におけるDhfr遺伝子増幅近傍領域の解明と利用…504
    • ⇒Identification and analysis of specific chromosomal region adjacent to exogenous Dhfr-amplified region in Chinese hamster ovary cell genome
      (doi:10.1016/j.jbiosc.2009.10.019)
  •  14. シュワン細胞を培養したコラーゲンゲルのロール状シート:神経突起伸長を促進する誘導管のモデル…512

Published by 学会事務局 on 25 5月 2010

【随縁随意】E-バイオの幕開け-石井 正治

生物工学会誌 第88巻 第5号
石井 正治

40年ほど時を遡る。筆者は小学校5年生であった。記事全文などは到底読み切れてはいなかったが、ある日の朝刊の見出しに、石油タンパク……なる言葉を見かけた。「石油からプラスチックができるように、タンパク質も化学的に合成できるようになったんだ……。」と、一人合点していた。親や先生に質問すれば間違いにすぐ気づいたであろうが、なぜか、その合点を心の奥に留めておいた。石油成分を微生物に資化させ、得られた微生物菌体を飼料などに使う、というプロジェクトの記事化であったこと、さらに我が国では当該プロジェクトの実用化には至らなかったことを知ったのは、随分後になってからだった。

30年ほど前のこととなる。筆者は東大農学部農芸化学科に在籍していた。微生物利用学I(蓑田泰治先生担当)の講義で石油タンパクが取り上げられていた時、先生は、同時に微生物タンパク(single cellprotein)という言葉も紹介されていた。同じ事柄を紹介するにしても、使う言葉でニュアンスがまったく異なることに愕然とした。特にsingle cell proteinには、余分なものが削ぎ落とされた後に残る切れ味の鋭さをも感じた。「もし、10年前にsingle cell proteinという言葉が使われていたら、歴史は変わっていたかもしれない。SCPポークがスーパーマーケットに並んでいたかもしれない。」と思い、概念の言語化の重要性を噛みしめていた。

10数年前、現在所属している研究室(応用微生物学研究室)の助教授に任命された。研究室の研究対象は広い範囲に及んでおり、さらには学生一人一テーマを掲げていることから、テーマの羅列だけで紙1枚を充分に使ってしまえるほどであった。そこで、「この機会に研究室内のテーマを、自分なりに統一概念で括っておこう」と考えた。出てきた答えは「微生物代謝」であった。単一微生物を対象として、生理生化学を遂行するにも、ものつくりを行うにも、その微生物の代謝のありようを経時的にあるいはリアルタイムに知る必要がある。多種類の微生物が関わる物質変換現象(伝統的発酵食品製造や有機性廃棄物分解)を解析し改質改良するにも、個々の微生物の代謝と微生物群全体としての代謝との両方を知悉していることが肝要である。このような背景のもと、それ以降は、「代謝」という軸でテーマを捉えるように心がけている。

筆者は多年にわたり化学独立栄養細菌(水素細菌)を研究対象としている。分子状水素を扱っていると、プロトンやエレクトロンといった化学浸透圧説の世界が自分の目の前に拡がってくるようであり、二酸化炭素を唯一炭素源として微生物が生育するさまは、太古の生物的営みを垣間見るようで心が澄み渡る気がしてくる。

そんなある日、電気化学専門の京都大学加納先生と親しくお話しする機会に恵まれた。微生物代謝や微生物によるものつくりに対して、統合的観点(言語)を創造することの重要性、導入することの喫緊性、で意見が一致した。過熱気味の討論の中、熟慮していた頭の中に過電流が流れたのであろうか、E-バイオなる言葉が閃き、その概念も芋蔓式に湧いて出てきた。すなわち、E-バイオとは、電子指向型バイオテクノロジー(electron-oriented biotechnology for energy and ecology)のことを指し、脱化石燃料化(ecologyconscious)とuphillバイオの積極的導入を軸とする概念である。さらに、uphillバイオは、E-バイオの技術的基盤を形成するものであり、現状のバイオシステムで生じているエネルギーロスのミニマム化を図るシステム、さらには、エネルギー物質(電子、水素)を反応の場に適切に注入することにより成立するバイオプロセスのことも指すものと定義できた。

言葉の次は実践である。可能な限りの宣伝活動と共に、産官学の先生方に概念をお伝えし、ご批判ご批評を賜ること、概念のさらなるブラッシュアップ、さらには概念をより明確な形に仕上げていくことを旨としている。諸先生方からのご意見をお聴きすることができれば大変幸いである。


著者紹介 東京大学大学院農学生命科学研究科応用生命工学専攻(准教授)

 

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

Published by 学会事務局 on 21 5月 2010

生物工学会誌 – 88巻8号

  • 巻頭言“随縁随意”
  • 報 文
  • 特集「温故知新:伝統医薬学からの挑戦」
    • pdf特集によせて…髙橋 京子・川瀬 雅也…(384)
    • 漢方医学の初歩的概論:グローバル化に向けて…佐藤 広康…(385)
    • Mahalanobis-Taguchi法を用いた漢方医学的病態の数量化…柴原 直利・条 美智子…(389)
    • 生薬の国内生産の重要性…姜  東孝…(392)
    • 和漢薬の特質:ウコン類生薬における品質の多様性…髙橋 京子…(395)
    • 伝統薬製剤化の最前線:剤形の進化と製剤学研究 
    • ~迅速な崩壊性と吸収性を備えた剤形の開発~…髙橋 幸一…(399)
    • セルフメディケーションとハーブ療法…東  由子…(402)
    • 生薬製剤治療の臨床評価:QOL評価法…森﨑 智子…(405)
    • 生薬と生物工学…川瀬 雅也…(407)
  • バイオミディア
    • 下水処理を担う活性汚泥…藤田 昌史…(409)
    • ボトムアップ手法による組織再生…津田 行子…(410)
    • 東西南北ブロット法:東は終着駅?…森永  紀…(411)
    • メタボも免疫病?…河本 正次…(412)
    • 米の一番量の多いタンパク質…髙橋 圭…(413)
  • 女性研究者のキャリアを考える
    • 私と工業技術センター…高阪 千尋…(414)
    • 研究独法で働く…後藤 奈美…(417)
    • つくばから一言…西村麻里江…(419)
    • 途上国で働くということ…八百屋さやか…(420)
  • Branch Spirit
  • Fuji Sankei Business i…(423)
     
  • Germination
    • 身近な高分子「加工デンプン」…福田 元…(425)
  • 今月のJournal of Bioscience and Bioengineering …(426)
  • バイオインフォメーション…(427)
  • 支部だより…(428) 
  • 事務局より…(429) 
  • 大会プログラム(別冊)


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Published by 学会事務局 on 14 5月 2010

2009-2010年度役員・評議委員・代議員

(50音順)【注】全員非常勤

執行部役員(2009年6月~ 2011年5月)

会長 飯島 信司(総括)    
副会長 奥村 康(産学連携) 原島 俊 (将来構想)  

理事
稲垣 賢二(企画) 大竹 久夫(英文誌編集) 加藤 純一(広報)
川面 克行(産学連携) 木野 邦器(和文誌編集) 後藤 雅宏(学術活動)
坂口 正明(企画) 清水 浩(庶務) 下飯 仁(将来構想)
高木 昌宏(電子情報編集) 中山 亨(JABEE) 秦 洋二 (企画)
日野 資弘(産学連携) 町田 雅之(企画) 松井 和彦(産学連携)
山本 憲二(会計) 横田 篤(国際交流)  
監事 川崎 東彦(監査) 宮 晶子(監査)  
支部長 高木 睦 (北日本) 池田 宰 (東日本) 高見澤 一裕(中部)
田中 俊雄(関西) 赤田 倫治(西日本) 園元 謙二(九州)

評議員(支部別):計119名

北日本支部(北海道・青森・秋田・岩手・山形・宮城・福島):6名

浅野 行蔵 遠藤 銀朗 五味 勝也 高木 睦 坪田 康信 棟方 正信

東日本支部(茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・新潟・山梨):38名

青柳 秀紀 五十嵐 泰夫 池田 宰  石井 茂孝 石井 正治 石川 陽一 泉田 仁
今井 泰彦 尾崎 克也 貝沼 章子 柏木 豊 川面 克行 北本 勝ひこ 倉橋 修
黒澤 尋 佐久間 英雄 佐藤 誠吾 鈴木 市郎 武田 俊哉 竹山 春子 蓼沼 誠
谷口 正之 恒川 博 常田 聡 富田 悟志 長棟 輝行 西尾 敏男 西山 徹
野田 尚宏 水谷 悟 平井 光治 松永 是 山縣 民敏 山下 光雄 湯 不二夫
横関 健三 依田 幸司 渡部 良朋        

中部支部(長野・静岡・愛知・三重・岐阜・富山・石川・福井:14名

浅野 泰久 荒井 基夫 宇多川 隆 倉根 隆一郎 下坂 誠 朱 政治  末 信一朗
関口 順一 高見澤 一裕 武田 耕治 朴 龍洙 久松 眞 本多 裕之 山根 恒夫

関西支部(大阪・京都・兵庫・滋賀・奈良・和歌山):31名

浅田 雅宣 東 雅之 池 道彦 牛尾 公平 河合 冨佐子 川口 剛司 川瀬 雅也
喜多 恵子 紀ノ岡 正博 栗木 隆 近藤 昭彦 近藤 恭一 新名 惇彦 高木 敦子
高木 博史 田中 俊雄 田谷 正仁 寺嶋 正明 西村 顕 仁平 卓也 林 英雄
平田 收正 広常 正人 福井 希一 福崎 英一郎 藤山 和仁 溝口 晴彦 三宅 淳
村田 幸作 安井 修二 和田 忠昭        

西日本支部(岡山・鳥取・島根・広島・香川・徳島・高知・愛媛・山口:15名

赤田 倫治 阿賀 創 小埜 和久 黒田 章夫 後藤 邦康 佐々木 健 杉尾 剛 
谷口 誠  西尾 尚道 野村 重雄 秦野 琢之 室岡 義勝 簗瀬 英司 山田 隆
山本 修一            

九州支部(福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄:15名

赤松 隆 伊藤 清  大島 敏久 大森 俊郎 木田 建次 塩谷 捨明 清水 和幸
下田 雅彦 水光 正仁 園元 謙二 常盤 豊 古川 謙介 光富 勝 安田 正昭
芳本 忠             

代議員(支部別):計143名

飯島 信司 稲垣 賢二 大竹 久夫 奥村 康 加藤 純一 木野 邦器 後藤 雅宏
坂口 正明 清水 浩 下飯 仁 高木 昌宏 高橋 治雄 中山亨 秦洋二
原島 俊 日野 資弘 町田 雅之 松井和彦 山本 憲二 横田 篤  
川崎 東彦 宮 晶子          

北日本支部(北海道・青森・秋田・岩手・山形・宮城・福島):10名

礒部 公安 魚住 信之 柏木 明子 北川 尚美 田口 精一 田島 健次 津田 雅孝
堀内 淳一 湯本 勲 米山 裕        

 東日本支部(茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・新潟・山梨):42名

阿野 貴司 伊藤 嘉浩 大槻 隆司 岡村 好子 片山 葉子 北本 宏子 木村 信忠
桐村 光太郎 楠本 憲一 久保 晶子 小泉 幸道 斎木 祐子 澤井 淳 清水 志保
鈴木 健一朗 田中 剛 丹治 保典 柘植 丈治 徳田 宏晴 中川 智 中川 洋史
中村 史 野村 名可男 原口 和朋 林 素子 東端 啓貴 福田 雅夫 前田 勇
松本 邦男 三橋 敏 三原 康博 諸星 知広 安原 貴臣 矢田 美恵子 山縣 敏彦
山本 英樹 養王田 正文 吉川 智啓 吉田 聡 吉野 知子 渡邉 剛志 王 碧昭

中部支部(長野・静岡・愛知・三重・岐阜・富山・石川・福井):16名

天野 良彦 蟻川 幸彦 市原 茂幸 伊藤 伸哉 岩堀 恵祐 大河内 美奈 小川 亜希子
河合 啓一 粟冠 和郎 寺田 聡 中崎 清彦 中野 秀雄 濱野 吉十 間瀬 民生
村中 勝 山口 庄太郎          

 関西支部(大阪・京都・兵庫・滋賀・奈良・和歌山):28名

井上 善晴 大政 健史 岡井 直子 笠井 尚哉 片倉 啓雄 勝田 知尚 金子 嘉信
河原 秀久 岸田 正夫 熊田 陽一 栗原 達夫 酒井 清文 阪本 龍司 島内 寿徳
清水 将年 炭谷 順一 高野 和文 樽井 直樹 團迫智子 堤 浩子 仲山 英樹
橋本 渉 原 正之 福田 伊津子 藤田 憲一 古川 幸子 松永 將義 松村 吉信

 西日本支部(岡山・鳥取・島根・広島・香川・徳島・高知・愛媛・山口):12名

秋 庸裕 阿座上 弘行 芦内 誠 岩下 和裕 柿薗 俊英 川向 誠 品川 恵美子
滝澤 昇 多田 宏子 中島田 豊 畑中 唯史 吉井 英文    

九州支部(福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄):13名

安部 淳一 伊藤 潔 岡本 啓湖 上平 正道 川上 幸衛 川瀬 直樹 北垣 浩志
竹川 薫 外山 英男 外山 博英 一二三 恵美 松岡 正佳 米元 俊一  

Published by 学会事務局 on 11 5月 2010

所属機関で登録済みのユーザー名・パスワード再送について

1. 所属機関で登録済みのScienceDirectのアカウント情報(User NameとPassword)が不明な場合は、ScienceDirect(http://www.sciencedirect.com/)の画面の右上の"Forgotten password"をクリックしてください。

ScienceDirect パスワード再送

2. "Forgotten password"をクリックされるとメールアドレスを入力するよう求められますのでScienceDirectの登録に使われたアドレスを入力してください。メールにてUser NameとPasswordが届きます。

過去にUser NameとPasswordを取得されていても、しばらくScienceDirectにアクセスされていなかった場合は、この画面で一度User NameとPasswordを入力してログインし、そしてすぐにログアウトしてください。

既存のアカウントの有効化1

 

お問い合わせ

お問い合せの前によくある質問FAQをお読み下さい。

ご不明点・ご質問等は、エルゼビア・ジャパン・カスタマーサポートまでご連絡ください。
ご連絡の際にはジャーナル名、URL(http://www.sciencedirect.com/jbiosc )、学会名をお知らせください。

エルゼビア・ジャパン株式会社
Eヘルプデスク
Telephone: +03-5561-5035
Fax: 03-5561-5047
E-mail:

 

 

Published by 学会事務局 on 11 5月 2010

よくある質問FAQ – JBB会員用フリーアクセスについて


 

Q1. JBBの会員用アクセスを利用するためのPasswordがわかりません。

A. https://www.sciencedirect.com/science/activate/jbioscで6桁の会員番号を入力してユーザー登録してください。メールアドレスがユーザー名となります。Passwordはご自分で指定してください。詳しくはJBB:会員用アクセスの利用方法をご覧ください。
 

Q2. 学会の会員システムの会員番号とパスワードでScienceDirectにログインできませんでした

A. ジャーナル閲覧サイト用のユーザー名とPasswordは、会員システムへのログイン時に使用する会員番号及びパスワードとは異なります。新たにユーザー登録を行って下さい。詳しくはJBB:会員用アクセスの利用方法をご覧ください。
 

Q3. 初回登録画面で会員番号を入力するとエラーが表示され、次の画面に進むことができません。

A. 0で始まる6桁の正確な会員番号を入力してください。会員番号はわからない場合は学会事務局()までお問い合せ下さい。問題が解決しない場合は、 お問い合わせフォームよりScienceDirectサポートセンターにご連絡ください。

 

Q4. JBBの会員用アクセスを利用するためのメールアドレスとpasswordを忘れてしまいました。メールで再送してもらえませんか?

A. 【JBB】ScienceDirectのPasswordを忘れた方へをご覧ください。 登録されたメールアドレスが不明(あるいは無効) の場合は、お問い合わせフォームよりScienceDirectサポートセンターに新しいメールアドレスをお知らせください。

Q5. 自分が所属機関でScienceDirectのユーザー登録をしたことがあるのかどうかよく覚えていません。

A. 所属機関ですでにユーザー登録済みの場合は、ScienceDirect(https://www.sciencedirect.com/)の画面の右上の”Sign in”をクリックすると利用可能な所属機関経由のアクセス方法が表示されます。複数の機関を通してアクセス権をお持ちの方は、利用する所属機関を選択してください。
 

Q6. 賛助会員や団体会員には、オンラインジャーナルへのアクセス権はないのでしょうか?

A.  団体会員、賛助会員の皆様には従来通り冊子体を送付いたします(オンラインジャーナルへのアクセス権は対象外です)。
 

お問合せ先

ご不明点・ご質問等は、こちらのお問い合わせフォームよりScienceDirectサポートセンターまでご連絡ください。
ご連絡の際には、以下の情報をお知らせください。

  • ジャーナル名
  • 学会名
  • 有効な会員番号

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Published by 学会事務局 on 11 5月 2010

JBB:会員用アクセスの利用方法

日本生物工学会の個人会員(正会員・学生会員・海外会員)は、Journal of Bioscience and Bioengineering および前身誌(Vol. 64, 1986年以降)のオンラインジャーナルに無料でアクセスすることができます。

ジャーナル閲覧サイト用のPasswordは、会員システムへのログイン時に使用するパスワードとは異なります。
団体会員、賛助会員の皆様には従来通り冊子体を送付いたします(オンラインジャーナルへのアクセス権は対象外です)。

JBBオンラインジャーナル 会員用アクセスの利用方法

  • ScienceDirectのユーザーアカウントをお持ちでない方:会員番号を使って新たにユーザー登録をしてください。
  • ご所属先機関でScienceDirectへのアクセス権をお持ちの方:会員番号を使って会員用アクセスの有効化手続きを行ってください。
    注)登録されたメールアドレスが不明(あるいは無効)でパスワードのリセットができない場合は、こちらのフォームよりElsevierのScienceDirectサポートセンターにお問い合わせください(日本語可)。
  1. 会員専用登録サイト(https://www.sciencedirect.com/science/activate/jbiosc)で6桁の会員番号を入力して、”Continue”をクリックしてください。

    すでに登録済みというエラーが表示される場合は、4.に進んで登録済みのメールアドレスとPasswordでScienceDirectに”Sign In”してください。
    Passwordをお忘れの場合はパスワードのリセットを行ってください。

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    メールアドレスの登録
     
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    登録完了

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  5. ScienceDirect(https://www.sciencedirect.com/)では、前身誌Journal of Fermentation and BioengineeringとJournal of Fermentation Technology(Vol. 64, 1986年以降)のオンラインジャーナルを利用することができます。検索ボックスを利用して閲覧を希望されるジャーナル(あるいは論文に直接)にアクセスしてください。

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お問い合わせ

お問い合わせの前によくある質問FAQをお読み下さい。
ご不明点・ご質問等は、以下のフォーム(日本語可)よりElsevierのScienceDirectサポートセンターにご連絡ください。

お問合せの際には、以下の情報をお知らせください。

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Published by 学会事務局 on 10 5月 2010

「遺伝子組換え植物」に関するPA(Public Acceptance)資料貸し出しについて

農林水産先端技術産業振興センター(STAFF)との共催でシンポジウム「バイオテクノロジーと市民との接点―生物工学者は今,市民に何を伝えられるか?―」がありました.「遺伝子組換え植物の安全性を専門家はどう市民に伝えられるか」が主題でしたので,講演された先生方は,一般市民にも解りやすい図表をたくさん使われていました.

会場から図表を貸してもらえるかとの質問が多数寄せられましたので,この度講演者の了解を得て図表(いずれもPower Point)のCDを作成し,会員希望者に貸し出すことにいたしました.市民講座,高校,大学等での講演・講義にぜひご利用下さい.

1.貸出要領・提出書類 (1)利用希望者は「PA資料利用許可願word」に所定事項を記入してFAXにて事務局(FAX: 06-6879-2034)に提出する.このとき,利用に際しての遵守事項を確認のうえ押印する.
(2)事務局より利用希望者に受付の連絡をするとともにCDを貸し出す.
(3)利用者は使用後,速やかにCDを返却するとともに「PA資料利用報告書word」に所定事項を記入して事務局に提出・報告する.
2.貸出資料一覧 (CDには資料1~5がすべて収められています)
資料1.遺伝子組換え植物の必要性と安全性(大学生向け)
資料2.遺伝子組換え食品って何?(一般用)
資料3.遺伝子組換え食品とその安全性(教育用)
資料4.遺伝子組換え食品
資料5.ほんとはどうなの!遺伝子組換え食品


 

Published by 学会事務局 on 10 5月 2010

【会員の方へ】メールアドレス登録のお願い

日本生物工学会では、大会の最新情報、シンポジウムのご案内、学会誌の紹介、人事公募・研究助成情報などの会員向けメールニュースを定期的に(月1回程度)配信しております。また、会費納入に関するお知らせ(請求書発送・口座振替完了通知等)、学会からの緊急連絡につきましても、随時メールでお知らせしています。

学会からのお知らせメールが届いていない方は、会員システムに登録されたメールアドレスが無効、あるいは、メールアドレスが未登録である可能性があります。メールアドレスの登録にご協力をお願い申し上げます。

メールアドレスの訂正登録はこちらから (会員番号とパスワードで会員システムにログインしてください。)

  • 会員番号とパスワードがわからない場合、下記事務局までお問い合せください。
  • ウェブ上での訂正登録が難しい場合は、有効なメールアドレスを事務局までご連絡ください。
  • メールニュースの定期受信を希望されない場合でも、学会からの緊急連絡メールを確実に受信できるようアドレスの確認・訂正をお願いいたします。(定期的なメールニュースの配信を希望されない場合は、その旨事務局までお知らせください)。

ご連絡いただいたメールアドレスは学会活動の案内等のみに適切に利用・保護し、第三者への提供はいたしませんのでご理解とご協力をお願いいたします。

お問い合せ先

〒565-0871 
吹田市山田丘2番1号 大阪大学工学部内
公益社団法人 日本生物工学会
TEL: 06-6876-2731 FAX: 06-6879-2034
E-mail:

Published by 学会事務局 on 26 4月 2010

【年次大会】大会ホームページをオープンしました

第62回日本生物工学会年次大会のホームページをオープンしました。

このホームページでは、「講演要旨の申込」「大会参加申込」のウェブ受付に加え、大会のトピックスやイベント紹介など盛りだくさんの情報を発信していきます。

多くの方の本大会へのご参加を心よりお待ち申し上げます。

社団法人日本生物工学会
第62回年次大会ホームページアドレスはこちら↓
https://www.sbj.or.jp/2010

Published by 学会事務局 on 26 4月 2010

【随縁随意】アジアにおける今後の国際交流活動のあり方 – 小林 猛

生物工学会誌 第88巻 第4号
小林 猛

鳩山首相は「友愛」というキーワードでアジアとの関係を強めようとしています。日本のGDP(国内総生産、2008年のデータ)は世界第2位、中国は第3位で、インドは第12位ですが、2010年には中国が第2位になると予測されています。また、インドのGDPの伸び率は大変高いといわれています。このような状況を考えれば、鳩山首相の考えがすんなりとアジア諸国に受け入れられるかどうかは別として、日本はアジア諸国との交流、特に経済的な交流を今以上に強めなければ生き残っていけません。トヨタ、日産、ホンダは主として中国で、スズキはインドで多くの車を生産しており、この動きはさらに加速されるでしょう。

これと同様に、本学会もアジアとの関係を今まで以上に視野に入れ、交流を深めていく必要があると思われます。他学会と比較して、本学会は多くの先達の努力によってアジアとの関係を強めてきました。田口久治先生を始めとする大阪大学の先生方の努力は特筆されるものです。韓国生物工学会との学術交流も1998年以来着実に進められています。歴代の英文誌編集委員長の努力によって、J. Biosci. Bioeng.のアジア地域のEditorial Boardは現在9人が指名されており、アジア地域からの投稿論文数も着実に増えてきています。

人口では中国が約13億人で世界第1位、第2位がインドで約12億人、日本は約1.3億人です。中国とインドの人口は増加しているのに対して、日本は緩やかに減少しています。大学生数に関する詳しいデータは知りませんが、日本では大学への進学率が横ばいなのに対して、中国とインドは大幅に増加しています。

この両国の多くの大学での研究施設も急速に改善されてきています。これらの結果、ごく近い将来、両国の大学の研究能力は数の上でも、質的にも日本の大学に近づくか、場合によっては凌駕するでしょう。2009年5月にイギリスの教育情報会社Quacquarelli Symonds社が発表した2009年版アジア大学ランキングによれば、上位50大学の国別数は、日本16、韓国8、中国7、香港5、台湾とインド4、シンガポールとタイ2、マレーシアとインドネシア1、となっています。外国人留学生数や外国人教員数も評価対象に含まれていますから、評価の仕方が問題かもしれませんが、1位香港大学、2位香港中文大学、3位東京大学、4位香港科技大学、5位京都大学、という順番も衝撃的です。

これらの趨勢から、本学会がカバーしている学問領域における今後の研究者数は、これらのアジア諸国において日本より多くなると予想されます。さらに、もう少し時間的に後になるでしょうが、研究者の質も日本より高くなる可能性も有り得ましょう。研究者数に関しては、今以上に高校生に対する情報発信力を高めて、日本でのバイオ分野の研究者数が増える努力をするしかないと思います。本学会としては、国際会員などの制度を設けてアジアの会員を増やしたり、英文誌の論文掲載料を無料化するなどして、アジアの研究者が本学会の活動に参加しやすくする環境づくりも必要でしょう。

研究者の質に関しては、今以上の努力をもっとするしかないようにも思います。日本の教育界の悪い点は、自分の頭で考え、その考えを論理的に説明する能力の養成を怠ってきたことです。研究者を年齢別に見てみますと、若年層ほどこの訓練がなされていません。アジアとの関係では、自分の考えを英語で説明する必要がありますが、自分の考えさえしっかりしていれば、英語が流暢でなくても聴いてくれます。立花隆氏の英語でのインタビューを聞いたことがあります。英語は訥々としていましたが、きわめて論理的な内容でした。大学院のみならず、学部教育、さらには高校や義務教育においてディベートの訓練をすることが肝要でありましょう。本学会としては、どのような取り組みをすれば研究者の質が高まるのでしょうか。このことに関しては、会員各位はいろいろの考え方をお持ちでしょう。

これらのトレンドを念頭に、本学会がどのようにしてアジア諸国の類似の学会と共に協力しながら今後の国際交流活動を策定し、それを実行していくか、が重要であると思います。すぐには効果は出ないことですが、理事会などを中心として会員各位が議論をし、これまでの本学会の伝統をより強めていくことが望まれます。


著者紹介 中部大学教授、日本生物工学会名誉会員、名古屋大学名誉教授

 

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

Published by 学会事務局 on 26 4月 2010

生物工学会誌 – 88巻4号

  • 巻頭言“随縁随意”
  • 総 説
  • 特集「構造色の原理,その生物的意義と応用」
    • pdf特集によせて…木下 修一…(158)
    • モルフォチョウの青色の謎に魅せられて…木下 修一…(159)
    • 魚類の体色変化と個体間のコミュニケーション…大島 範子…(163)
    • 動物の視覚コミュニケーションと構造色…針山 孝彦…(167)
    • モルフォ蝶の発色原理を製品開発に応用する…水村 知雄…(171)
    • 構造色原理を用いた光学機能性粉体と化粧品の開発…美崎 栄一郎…(174)
  • バイオミディア
    • 酒類での原料識別技術…堀井 幸江…(177)
    • ノバ・アシロマ会議へ? 研究者たちが動き始めた遺伝子組換え実験の安全管理…田中 伸和…(178)
    • 健康な種モヤシに必要なシグナル伝達…坂本 和俊…(179)
    • 新機能をもつ細菌の発掘…池永 誠…(180)
    • 乳酸を生産可能な微生物…田中 勉…(181)
  • 女性研究者のキャリアを考える
    • インドネシアから日本に来て18年…下岡 リリー…(182)
    • Still alive …柏木 明子…(184)
    • 生物工学技術に関わって…村上 洋…(186)
    • アカデミアにおけるキャリア形成に大切なこと…本橋 令子…(188)
    • 自分の殻を破って…本間美和子…(190)
  • Branch Spirit
  • スピーカーズ・コーナー
    • 健康食品の品質保証にGMPは適当か…高松 智…(194)
  • Fuji Sankei Business i…(195)
  • 大学発!美味しいバイオ
  • Germination
    • 「ケミカル」な職場で「バイオ」を研究する…諸星 知広…(197)
  • pdf今月の Journal of Bioscience and Bioengineering  …(198)
     
  • バイオインフォメーション…(199)
  • 事務局より…(201)


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Published by 学会事務局 on 26 4月 2010

今月のJournal of Bioscience and Bioengineering Vol. 109, No.4 (2010)

JBB Vol. 109, No. 4目次(PDF)はこちら

遺伝学,分子生物学,および遺伝子工学

  • 1. 精製始原生殖細胞の遺伝子操作によるトランスジェニックニワトリの作製…315
  • 2. Production of human growth hormone by Lactococcus lactis …322(doi:10.1016/j.jbiosc.2009.10.006)

酵素学,タンパク質工学,および酵素工学

  • 3. B型シトクロムc酸化酵素とその天然基質シトクロムc-551との相互作用の変異酵素による解析…325
  • 4. Enhancement of the thermostability and activity of mesophilic Clostridium cellulovorans EngD by in vitro DNA recombination with Clostridium thermocellum CelE …331
    (doi:10.1016/j.jbiosc.2009.10.014
     
  • 5.  改変型ホスホリパーゼDによる種々のイノシトール立体異性体を含有したホスファチジルイノシトール類の合成…337

微生物生理学・発酵生産

  • 6.  新規糖転移酵素による1,2-dipalmitoylglycerolからのMycoplasma fermentans特異的糖グリセロリン脂質の合成…341
  • 7. Effect of light on growth, intracellular and extracellular pigment production by five pigment-producing filamentous fungi in synthetic medium …346
    (doi:10.1016/j.jbiosc.2009.10.003)  
     
  • 8. Process development for mycelial growth and polysaccharide production in Tricholoma matsutake liquid culture  …351
    (doi:10.1016/j.jbiosc.2009.10.010)
     
  • 9.Streptococcus thermophilus YIT 2084株によるヒアルロン酸生産における培養条件と大豆ペプチド添加の影響…356
    • ⇒Effects of fermentation conditions and soybean peptide supplementation on hyaluronic acid production by Streptococcus thermophilus strain YIT 2084 in milk
      (doi:10.1016/j.jbiosc.2009.10.011)
       
  • 10.  Use of response surface methodology in a fed-batch process for optimization of tricarboxylic acid cycle intermediates to achieve high levels of canthaxanthin from Dietzia natronolimnaea HS-1  …361
    (doi:10.1016/j.jbiosc.2009.10.013)
     
  • 11.Production of 4-hydroxyphenyllactic acid by Lactobacillus sp. SK007 fermentation …369(doi:10.1016/j.jbiosc.2009.10.005)

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環境バイオテクノロジー

  • 12. 硫酸還元集積培養より単離されたClostridium属近縁株によるポリ硫化物還元…372

生物化学工学

  • 13. 耐熱性ブランチングエンザイムを作用させたデンプンからの環状ニゲロシルニゲロースの生成…381

植物バイオテクノロジー

  • 14. Nicotiana tabacum由来N-アセチルグルコサミン転移酵素Iの組換酵素発現と諸性質の解析…388
  • 15. センシングツールとして光独立栄養パックブン毛状根を用いる細胞光損傷の評価…392

セル&ティッシュエンジニアリング

  • 16. ラット肝細胞スフェロイドアレイを利用したアルコキシレゾルフィンO-脱アルキル化反応アッセイ…395
  • 17. Hydrodynamic conditions induce changes in secretion level and glycosylation patterns of Von Willebrand factor (vWF) in endothelial cells …400
    (doi:10.1016/j.jbiosc.2009.10.002)
     
  • 18. DT40 B細胞株におけるXRCC3発現制御による遺伝子変換から点変異へのイムノグロブリン変異様式の条件付き変換…407
    •  ⇒Conditional transformation of immunoglobulin mutation pattern from gene conversion into point mutation by controlling XRCC3 expression in the DT40 B cell line
      (doi:10.1016/j.jbiosc.2009.09.050)

実験技術

  • 19. マイクロビーズディスプレイ法を用いたアンギオテンシンII阻害ペプチドの進化分子工学…411 

その他
 

  • 20. Production of polyhydroxyalcanoates (PHAs) using milk whey and dairy wastewater activated sludge: Production of bioplastics using dairy residues …418   
    (doi:10.1016/j.jbiosc.2009.10.012)  

 

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Published by 学会事務局 on 09 4月 2010

【JBB】未送信分E-offprintの送信スケジュール

2010年3月30日付でお知らせしました、Journal of Bioscience and Bioengineeringのe-offprintファイル未送信問題につきまして、Elsevierから今後の対応について連絡がありました。以下の6号分115件の論文のe-offprintは、4月12日以降Elsevierから手動で順次送信されます。作業は4月19日の週までに終わる予定だそうです。

Vol. 108, No. 5(2009年11月号) 19件
Vol. 108, No. 6(2009年12月号) 18件
Vol. 109, No. 1(2010年1月号) 18件
Vol. 109, No. 2(2010年2月号) 19件
Vol. 109, No. 3(2010年3月号) 21件
Vol. 109, No. 4(2010年4月号) 20件

計115件

なおVol. 109, No. 5(2010年5月号)のe-offprintファイルは、2010年3月25日付で送信済みとのことです。

著者の先生方にはご迷惑をおかけして、大変申し訳ございませんでした。今回の件についてお問い合わせの際は、論文番号と掲載号をお書き添えの上、までご連絡下さい。

2010年4月9日
英文誌編集係

関連事項:E-offprintの未送信問題について(2010年3月30日)

Published by 支部:関西 on 31 3月 2010

関西支部 – 2010年度の活動

 

これまでの活動

 

⇒関西支部Topへ

Published by 学会事務局 on 30 3月 2010

【JBB】E-offprintの未送信問題について

Journal of Bioscience and Bioengineeringでは、掲載論文のCorresponding authorに、論文の電子版ファイル(e-offprint)を、掲載号のオンライン公開後24時間以内に無料でお送りしております。このたび著者の方からe-offprintが届いていないとのご指摘を受け、Elsevierに問い合わせたところ、Vol. 108, No. 5(2009年11月号)からVol. 109, No. 4(2010年4月号)の掲載論文については、全てe-offprintファイルが送信されていなかったことが判明しました。

未送信のファイルについては早急にお届け出来るように、現在Elsevierに対応を依頼しています。

オンライン公開中の最新号Vol. 109, No. 5(2010年5月号)以降は、正しい設定になっているとのことです。なお"Articles in Press"として公開された時点では、掲載号及びページ番号は決まっていないので、e-offprintは発送されません。

著者の先生方にはご迷惑をおかけして、大変申し訳ございませんでした。今後このようなことがないよう、Elsevier側に対応を求めていく所存です。今回の件についてお問い合わせの際は、論文番号と掲載号をお書き添えの上、 までご連絡下さい。

2010年3月30日
英文誌編集係

Published by 学会事務局 on 26 3月 2010

【本部・北日本支部】日本生物工学会シンポジウム

2010年度 日本生物工学会シンポジウム「天然生物資源のバイオ利用」を本部と北日本支部主催で開催いたします。

日時: 2010年(平成22年)7月23日(金)9:30~17:05
場所: 北見工業大学総合研究棟(正門入ってすぐの建物)(北海道北見市公園町165番地)

詳しくはこちらから

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

Published by 支部:北日本 on 26 3月 2010

【本部・北日本支部・九州支部】2010年度 シンポジウム「天然生物資源のバイオ利用」

主催: 日本生物工学会、日本生物工学会北日本支部、日本生物工学会九州支部
後援: 北見市,北見工業大学北方圏バイオ資源創成研究センター

日時 2010年(平成22年)7月23日(金)9:30~17:05
場所 北見工業大学総合研究棟(正門入ってすぐの建物)(北海道北見市公園町165番地)
JR北見駅よりタクシー10分、女満別空港から空港バス北見工大前バス停より徒歩5分
シンポジウム参加費 無料
懇親会費(税込み):一般5,000円,学生3,000円
エクスカーション シンポジウムの翌日7/24開催予定,近郊観光,昼食,本州方面の航空便に間に合うように14:00頃女満別空港着予定.費用は未定です.希望者が少ない場合,開催しない可能性があります.
申込方法 申込書wordに連絡先,ポスター発表の有無,懇親会への参加希望等を明記の上,E-mailまたはFaxにてお申し込みください.E-mailの場合は,件名を「生物工学シンポジウム申し込み」と記載お願いします.
申込締切日 2010年6月30日(水) 7月20日(火) 締切を延長しました
申込先 北見工業大学バイオ環境化学科 多田清志
TEL. 0157-26-9392   FAX. 0157-24-7719  
E-mail:
ポスター発表申込締切 2010年6月30日(水)
ポスター発表は一般公募です。要旨もこの期日までに提出ください。要旨はA4,1ページ、様式自由、PDF形式とし、ポスターはA0サイズ1枚とします。
問合せ先  堀内 淳一(オーガナイザー,北見工業大学)
TEL. 0157-26-9415 FAX. 0157-26-9385
E-mail:

プログラム

  • 9:30~ 9:35  開会の挨拶 … 会長 飯島 信司
     
  • 9:35~10:15  魚の廃棄物「血清」利用で安心・安全な医薬タンパク質の細胞培養生産!
                   
    高木 睦(北大院工)
     
  • 10:15~10:55  新規素材!「鮭鼻軟骨由来プロテオグリカン」の事業化 
                   
    鳴海 正樹(バイオマテックジャパン)
     
  • 10:55~11:35  風土病と戦う:食の機能でがん予防に挑戦
               「宮崎発!ブルーベリー葉の生理機能解明」
           
             
    水光 正仁(宮崎大・農)
     
  • 11:35~12:15  オホーツク地域資源を活用した発泡酒の醸造   
                     
    永島 俊夫(東農大・網走)
     
  • 12:15~13:00  昼食 
     
  • 13:00~14:00  ポスターセッション(一般公募、総合研究棟1Fロビー)
     
  • 14:00~14:40  テンサイシックジュース・チーズホエー混合原料からのバイオエタノール生産
                    
    小田 有二(帯広畜産大学・食品科学)
     
  • 14:40~15:20  水俣地域で竹からのバイオリファイナリーによるエタノール生産などにより
                低炭素社会を実現させよう!
     
                     …木田 建次(熊本大院・自然科学)                            
                          
  • 15:20~15:40  休憩 
     
  • 15:40~16:20  バイオリファイナリー;北海道産トウキビの芯からエタノール,
                乳酸,キシリトール,アスタキサンチンを作る
                  
                    …堀内 淳一(北見工大・バイオ環境化学) 
     
  • 16:20~17:00  焼酎王国・九州のバイオマス資源,焼酎粕のゼロエミッションバイオ利用 
              -バイオ燃料,生理活性物質,そして食品開発-
          
                    …園元 謙二(九大院・農)
     
  • 17:00~17:05  閉会の挨拶  … 北日本支部長 高木 睦
     
  • 18:00~20:00  懇親会 (会場:オホーツクビール,地ビール飲み放題)
     

►北日本支部Topへ

Published by 学会事務局 on 23 3月 2010

【研究部会】乳酸菌・腸内細菌工学研究部会 講演会

日本生物工学会乳酸菌・腸内細菌工学研究部会は、2010年5月14日(金)~15日(土)に、十勝川温泉 笹井ホテルにて講演会を開催いたします。⇒詳しくはこちらから

 多くの皆様のご参加をお待ちしております。

►乳酸菌・腸内細菌工学研究部会のページへ

Published by 学会事務局 on 23 3月 2010

【研究部会】2010年度 乳酸菌・腸内細菌工学研究部会 講演会

乳酸菌・腸内細菌工学研究部会では毎年、日本乳酸菌学会の協賛を頂き、関連の研究者が一同に会して、昼は各自の研究成果を発表し、夜は車座になって情報交換を行う講演会を企画しております。

本年度は新企画として「若手からのミニプレゼン」および会の終了後、チーズ工房への見学バスツアー(オプショナルツアー)を企画致しました。

以下の要領で開催しますので奮ってご参加下さい。

日時 2010年5月14日(金)13:50 ~5月15日(土)11:00 ⇒変更しました!
オプショナルツアー: 5月15日(土)11:30~14:30
場所 十勝川温泉 笹井ホテル
〒080-0262 北海道河東郡音更町十勝川温泉北15丁目1番地
TEL: 0155-46-2211  FAX: 0155-46-2216
会費 一般 18,000円,学生 12,000円(一泊宿泊費・懇親会費含む)
オプショナルツアー: 参加料金別途3,000円(お弁当付き)
定員 70名
申込締切日 2010年4月16日(金)
申込方法 下記事務局まで御連絡下さい.折り返し申込書をお送り致しますので,
必要事項を御記入の上,再度事務局へ申込書を御返送下さい.
連絡先 日本生物工学会乳酸菌・腸内細菌工学研究部会
2010年度講演会事務局
株式会社近畿日本ツーリスト北海道 札幌法人旅行支店内
TEL 011-280-8855 FAX 011-280-2732
E-mail:  
担当:小田・山下

プログラム

一日目(5月14日)

13:50-14:00    はじめに     部会長 横田 篤

14:00-14:40    ビフィズス菌の線毛様蛋白の多型性にみる宿主特異的定着メカニズム
           
○大澤 朗(神戸大院・農) 

Bifidobacterium longumのヒト宿主特異的な定着について検証するため、レクチン様線毛タンパクをコードすると思われるBL0675遺伝子に着目し、異なるヒトの糞便より分離されたB. longum株における本遺伝子のシークエンス解析及び比較解析を行った。その結果、BL0675遺伝子の配列は菌株間で非常に多様性に富み、5つの系統 グループに分類された。菌株のGroup分類結果を宿主間で比較すると、Groupの分布は概ね宿主ごとに偏る傾向が見られたことから、B. longum株の宿主特異的な定着においてはこの線毛様タンパク質が主に関与していることが示唆された。

14:40-15:00    乳酸菌と炭水化物の相互作用
           
○片倉啓雄、橋本高志、田中祥之、植松亜弥、紀ノ岡正博(阪大院・工)

Lactococcus lactis IL1403株の細胞表層に局在するタンパク質を等張液中で溶菌酵素処理をすることにより可溶化し、セルロースに親和性をもつタンパク質を分離したところ、DnaK、GroEL、GAPDHなどの細胞質タンパク質が同定された。このうちDnaKは、IL1403株およびキチンに対して105 M-1オーダーの、セルロースおよびムチンに対して106 M-1オーダーの吸着定数をもち、IL1403株をセルロースに接着させた。

15:00-15:40    乳酸菌発酵技術を使った機能性食品等の開発
           
○園元謙二(九大院・農、九大・バイオアーク)

日本の得意分野である発酵技術によるものつくり研究開発の中で、「乳酸菌」を利用した機能性食品・素材の開発を紹介します。特に、優れた「乳酸菌」を見つけ出し、食品や未利用資源を活用して機能性食品・素材をどのようにしてつくり出すのか、九州地域においてのさまざまな研究(乳酸菌機能の戦略的活用の具現化と新産業の創出)を例にとり講演します。

15:40-16:00    休憩

16:00-17:30    若手からのミニプレゼン(6題)

16:00-16:15    Bifidobacterium breve ヤクルト株がマウス皮膚機能に及ぼす影響
           ○杉本 沙穂、伊澤 直樹、曽根 俊郎、千葉 勝由、宮崎 幸司(ヤクルト本社中央研)

16:15-16:30    乳酸菌と酵母をモデルとした接着による細胞応答の解析 
            ○澤田浩志、片倉啓雄、紀ノ岡正博(阪大院・工)

16:30-16:45    牛乳ラクトフォリンの有する修飾糖鎖の多様性
           
○稲垣瑞穂1、中家修一2、野原大輔3、矢部富雄1、金丸義敬1、鈴木徹4
             (1岐阜大・応生、2島津製作所、3岐阜大・工、4岐阜大・連農)

16:45-17:00    製糖工程から分離した乳酸菌を用いたサワーブレッドの風味と防カビ性能
            ○仲田弘明・長谷川秀樹・櫻井博章・田村雅彦(日本甜菜製糖)

17:00-17:15    ヒトミルクオリゴ糖を炭素源としたビフィズス菌培養物中のオリゴ糖の定量分析
            ○畑山恵美1、朝隈貞樹2、北岡本光3、浦島 匡1、芦田 久4、廣瀬潤子5、片山高嶺6
               
1帯畜大・畜産衛生,2北農研,3食総研,4京大院・生命,5滋賀県大・人間文化,
             6石川県大・生物資源工)

17:15-17:30    乳酸菌によるインフルエンザウイルス感染防御効果について
           
○芦田延久、篠田直、山本直之(カルピス・健康機能研)

(このあと部会幹事会の予定)

19:30-21:30    懇親会

21:30-       夜の部

二日目(5月15日)

9:30-9:50     胆汁酸添加食摂取ラットにおける胆汁酸代謝と腸内細菌叢の解析
           ○横田 篤,K. B. M. Saiful Islam, 萩尾 真人,石塚 敏,吹谷 智(北大院・農)

ヒトの主要な一次胆汁酸であるコール酸 (CA)は,腸内でClostridium属の一部の菌種により二次胆汁酸の一種であるデオキシコール酸 (DCA)に変換される.DCAは,実験動物において大腸癌発癌プロモーター活性を持つこと,ヒトにおいては発癌性物質となる可能性が報告されている.また,近年本邦において大腸癌が増加している理由として,食生活の欧米化による脂質摂取量の増加と,それに伴う腸内胆汁酸量の増加との関連が指摘されている.そこで本研究では,腸内胆汁酸量の増加が,胆汁酸組成と腸内細菌叢に与える影響を明らかにするため,CA添加食摂取ラットを用いて,胆汁酸組成と菌叢の変化を解析した.

9:50-10:30    乳酸菌由来細胞外多糖に対する培養条件の影響
           ○福田健二1、石 塔拉1、Fiame Leo1、元島英雅2、浦島 匡1
            (1帯畜大・畜産衛生、2よつ葉乳業・中央研)

細胞外多糖(Exopolysaccharide, EPS)は微生物が生産し細胞外に分泌する多糖であり、乳酸菌にもEPS生産性を示す菌株が存在する。化学構造の違いから、EPSはホモ型とヘテロ型に分類され、代表的な例として、それぞれデキストランとキサンタンガムが挙げられる。特に食品由来の乳酸菌が生産するEPSに関して、高い安全性や健康増進効果が期待できることから、その産業利用が期待されている。伝統的発酵乳から単離したLactobacilus fermentum TDS030603は、非常に粘性の高いEPSを分泌する。完全合成培地を用いた実験により、培養条件が本菌のEPSに及ぼす影響について調査した。

10:30-10:50    乳酸菌を利用した環境調和型生産プロセスへの試み
            ○永利浩平1,2、林いずみ2,3、園元謙二2,4,5
            (1オーム乳業㈱、2Qok・Bio LLP、3熊本製粉㈱、4九大院・農、5九大バイオアーク)

ものづくりには、必ず副産物が発生します。特に九州には多くの農産物、醸造食品等の特産品がありますが、ほとんどは未利用資源や産業廃棄物として処理され大きな問題となっております。このような問題に対して、我々は未利用資源(乳製品や焼酎粕由来等)の積極的活用を行っております。さらに、未利用資源を利用した発酵生産の過程でもさまざまな副産物が廃棄物として発生しますが、これら副産物に対しては、いくつかの有用物質や機能性を見出し、魅力的な商品への転換を行っております。このような取り組みの一部を紹介します。

10:50-11:00    おわりに   部会長 横田 篤

11:30-15:30    チーズ工房見学バスツアー(オプショナルツアー)

11:30-       十勝川温泉を出発・バス内で昼食
12:30頃      十勝野フロマージュ到着 見学・お土産購入など
14:00頃      十勝野フロマージュ出発
14:30頃      とかち帯広空港到着(15:20発 羽田便に間に合うように)
15:30頃      JR帯広駅到着
 

 

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Published by 学会事務局 on 23 3月 2010

今月のJournal of Bioscience and Bioengineering Vol. 109, No. 3 (2010)

JBB Vol. 109, No. 3 目次(PDF)はこちら

遺伝学,分子生物学,および遺伝子工学

  • 1. Identification of a heat shock-responsive cis-acting DNA sequence and its transcriptional regulator: Their roles in the expression of the Spirulina-desD gene in response to heat stress…205
    (doi:10.1016/j.jbiosc.2009.09.002)

酵素学,タンパク質工学,および酵素工学

  • 2. Thermostable Kunitz trypsin inhibitor with cytokine inducing, antitumor and HIV-1 reverse transcriptase inhibitory activities from Korean large black soybeans …211 (doi:10.1016/j.jbiosc.2009.08.483)
     
  • 3. Microbacterium luteolum由来ジヒドロリポアミド脱水素酵素遺伝子のクローニングとその諸性質: 酵素的NAD+再生システムへの応用…218
    • ⇒Gene cloning and characterization of dihydrolipoamide dehydrogenase from Microbacterium luteolum: A useful enzymatic regeneration system of NAD+ from NADH
      (doi:10.1016/j.jbiosc.2009.09.040)  
  • 4. 麹菌液面固定化(LSI)培養による組換えキシラナーゼの生産…224
    • ⇒Production of Xylanase with a transformant of Aspergillus oryzae RIB40 in a Liquid-Surface Immobilization (LSI) System
      (doi:10.1016/j.jbiosc.2009.08.006
  • 5. Aspergillus japonicus由来の細胞外エンド-1,4-β-キシラナーゼ: 精製,性質および コードする遺伝子の解析…227
    • ⇒An extracellular endo-1,4-β-xylanase from Aspergillus japonicus: Purification, properties, and characterization of the encoding gene
      (doi:10.1016/j.jbiosc.2009.09.005)

微生物生理学・発酵生産

  • 6. Reducing the variability of antibiotic production in Streptomyces by cultivation in 24-square deepwell plates …230
    (doi:10.1016/j.jbiosc.2009.08.479
     
  • 7. Heterotrophic growth and nutritional aspects of the diatom Cyclotella cryptic (Bacillariophyceae): Effect of some environmental factors …235
    (doi:10.1016/j.jbiosc.2009.08.480
     
  • 8. Serratia levanicum NNにより調製したレバンからArthrobacter nicotinovorans由来レバンフルクトトランスフェラーゼを用いた一槽反応によるダイフルクトースアンハイドライドIVの生産…240
    • ⇒One-pot conversion of levan prepared from Serratia levanicum NN to difructose anhydride IV by Arthrobacter nicotinovorans levan fructotransferase Pages
      (doi:10.1016/j.jbiosc.2009.09.041)

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環境バイオテクノロジー

  • 9. リブロース-1,5-ビスリン酸カルボキシラーゼ/オキシゲナーゼ遺伝子を用いた黄鉄鉱鉱山からの酸性鉱山廃水処理プラント中の鉄および硫黄酸化細菌の解析…244
    • ⇒Analysis of iron- and sulfur-oxidizing bacteria in a treatment plant of acid rock drainage from a Japanese pyrite mine by use of ribulose-1, 5-bisphosphate carboxylase/oxygenase large-subunit gene
      (doi:10.1016/j.jbiosc.2009.08.007
  • 10. 半回分式堆肥化処理による“Dehalococcoides”の集積を伴う高塩素化ダイオキシンの除去…249

生物化学工学

  • 11. Effects of acetic acid and its assimilation in fed-batch cultures of recombinant Escherichia coli containing human-like collagen cDNA …257
    (doi:10.1016/j.jbiosc.2009.08.008)
     
  • 12. Saccharomyces cerevisiaeにおける複数の環境ストレスに対するトレハロース蓄積の効果の差異…262
    • ⇒Differential importance of trehalose accumulation in Saccharomyces cerevisiae in response to various environmental stresses
      (doi:10.1016/j.jbiosc.2009.08.500
  • 13. 膜面液体培養法,振盪フラスコ培養法および寒天プレート培養法におけるAspergillus oryzaeの培養特性および遺伝子発現プロファイル…267
    • ⇒ Cultivation characteristics and gene expression profiles of Aspergillus oryzae by membrane-surface liquid culture, shaking-flask culture, and agar-plate culture
      (doi:10.1016/j.jbiosc.2009.09.004
  • 14. 繰り返し回分培養を用いた抗体大量生産におけるChinese hamster ovary細胞の安定性評価…274
    • ⇒ Evaluation of Chinese hamster ovary cell stability during repeated batch culture for large-scale antibody production
      (doi:10.1016/j.jbiosc.2009.09.044)  
  • 15. Chinese hamster ovary細胞の培養死滅期における産生抗体の品質変化…281

植物バイオテクノロジー

  • 16. Bioconversion of the antihistaminc drug loratadine by tobacco cell suspension cultures expressing human cytochrome P450 3A4 …288
    (doi:10.1016/j.jbiosc.2009.09.001)

セル&ティッシュエンジニアリング

  • 17. Labisia pumila extract protects skin cells from photoaging caused by UVB irradiation …291 (doi:10.1016/j.jbiosc.2009.08.478
     
  • 18. 圧縮力はCOX-2を介したPPARγ2およびC/EBPα発現抑制により脂肪分化を抑制する…297
  • 19. 静電紡糸シリカファイバー細胞培養担体の熱処理の効果…304
  • 20. 魚血清を利用したウシ血清を含まないCHO細胞浮遊培養…307 
  • 21. コンフルエント状態におけるヒト骨格筋筋芽細胞の増殖・分化ポテンシャル…310 

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Published by 学会事務局 on 23 3月 2010

生物工学会誌 – 88巻3号


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Published by 学会事務局 on 23 3月 2010

【本部だより】公益社団法人申請 – 新定款案ご意見募集

庶務担当理事 清水 浩

会員各位

すでにご承知の通り,2008年12月1日に公益法人制度改革関連の新3法が施行され,従来の公益法人は,5年以内(2013年11月30日まで)に「公益社団・財団法人」,または「一般社団・財団法人」に移行することが求められております.日本生物工学会では,「公益社団法人」の認定を目指すとの基本方針により,申請に向けた取り組みを進めております.

会員の皆様には,昨年「生物工学会誌」10 月号の「公益法人制度の施行と日本生物工学会」にて,「公益認定を受けるメリットとデメリット」を中心として「公益法人制度の概要」をお知らせいたしました.

今回は,「公益社団法人」申請時に提出が求められます本会運営の根幹となる新定款案をここに公開いたします.会員皆様方のご意見・ご助言をお願いいたします.

新定款案pdf (894 KB)
 

  1. 【募集期間】 2010年4月1日(木)9時~4月30日(金)17時
  2. 【ご意見等送付先】(題名は「定款変更意見」として下さい.)
  • 電子メールの場合 ⇒  
  • FAXの場合 ⇒ 06-6879-2034

※新公益法人制度については,制度概要・関連法令・ガイドライン・詳細なQ&Aを含め,政府公益認定等委員会のウェブサイト(https://www.koeki-info.go.jp/pictis_portal/common/portal.do)に掲載されていますのでご参照下さい.

本件に関する問合せ先

〒565-0871 吹田市山田丘2-1 大阪大学工学部内
社団法人日本生物工学会 事務局
TEL. 06-6876-2731  FAX. 06-6879-2034
E-mail:

Published by 学会事務局 on 23 3月 2010

【随縁随意】「科学者」からの提言 – 室岡 義勝

生物工学会誌 第88巻 第3号
室岡 義勝

まだ助教授時代の若かった頃のこと。米国の研究者仲間(といっても初めて会ったのだが)の教授から大学での講義依頼を受けたことがある。アトランタから車で1時間ばかり走った大学街のアッセンスのジョージア大学で講義を行った。その後、この田舎町のレストランで食事をとった時、隣のカウンターに腰かけていた街のおじさんが、うさんくさげに私を見た。教授はすかさず「この人は日本から来たサイエンティストです」と、おじさんに私を紹介した。おじさんは一瞬驚いた顔をして「何と若いサイエンティストですね。この街はめてですか?」と愛そうが良くなった。

私はサイエンティストといわれて面映ゆかったが、サイエンティストは裁判官と同じように特殊な専門職として尊崇を集めていることに初めて気がついた。そういえば、米国だけでなく日本以外(?)どの国の人でもそうである。国際線の飛行機で乗り合わせた隣の人にはまず挨拶することにしている。職業までは紹介しない。話が進んで「国際学会からの帰りです」ということになると、必ず「何が専門ですか?」と聞かれる。この東洋の貧相なおじさんが、バイオとか遺伝子工学をやっている科学者だと知ると、おばちゃんまでが「最先端ですね」と尊敬をこめて感嘆される。たいていの場合、会話はここで終わる。科学者とこれ以上何を話していいかわからないから。

日本人は、控え目を美徳とし、あまり自分のことを学者とか科学者とは言わない。科学者の代わりに研究者であると自分を紹介する。しかし、研究者と科学者は違う。科学者は世の中の科学技術についての深い知見と洞察をもち、国を超えてそれぞれの専門分野で責任を背負っている。だから、世界のどこでも尊敬されるのである。

職業に貴賎はないことは観念的に分かってはいるが、性別や生まれのように自分で選択できないものと、職業のように自分の意思や努力で選択できるものとは違う。後者の意味において、日本は極端な平等主義社会であり、科学者も大学教授も一般労働者と収入も扱いもあまり変わらない。これは、昔から学者たるもの清貧に甘んじることを潔しとする朱子学的思想からきたものであろう。我が国の研究者の社会的地位が高くないのは、一方で研究者自身が科学者として重要な責任を負っていることを自覚しなかったからでもあり、科学者が国の教育・文化・科学政策に対して積極的に提言してこなかったことにもよる。欧米の科学者の多くは優秀なロビイストでもある。

私たちは、研究者から科学者に脱皮し、次世代に続く国の科学政策や地球の未来に責任を負って、堂々と提言することを始めよう。そして、自分の職業は「科学者」であると自信を持って自己紹介しよう。当然ながら、こうした科学者の集まりである学会は、社会に対して影響力のある良きオピニオンリーダーであらねばならない。


著者紹介  広島工業大学健康情報学科 (教授)

 

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

 

Published by 学会事務局 on 23 3月 2010

生物工学会誌 – 88巻6号

  • 巻頭言“随縁随意”
  • 特集「きぼう,新たな宇宙時代の幕開け」
    • pdf特集によせて…保尊 隆享…(270)
    • 国際宇宙ステーションKibo利用宇宙実験「Rad Gene」の成果
      …高橋 昭久・永松 愛子・鈴木 雅雄・鶴岡 千鶴・Xiaoming Su・鈴木 ひろみ・大森 克徳・嶋津 徹・関 真也・橋爪 藤子・石岡 憲昭・大西 武雄…(271)
    • 宇宙放射線の生物影響検出ISS実験と今後の展開…谷田貝 文夫・本間 正充・石岡 憲昭…(280)
    • 「DomeGene」宇宙環境が両生類培養細胞に及ぼす影
      …浅島 誠・中島 由郎・矢野 幸子・内田 智子・嶋津 徹・伊藤 弓弦…(285)
    • 国際宇宙ステーションでの Space Seed実験…神阪 盛一郎・唐原 一郎・笠原 宏一・山田 晃・矢野 幸子・谷垣 文章・笠原 春夫・桝田 大輔・嶋津 徹・福井 啓二・西谷 和彦・保尊 隆享…(288)
    • 国際宇宙ステーション実験による植物の抗重力反応機構の解明
      …保尊 隆享・曽我 康一・若林 和幸…(292)
  • ノート
  • バイオミディア
    • 微生物の予知能力:ストレス応答研究の新展開…渡辺 大輔…(301)
    • ずぶとい酵母―清酒酵母の魅力―…小高 敦史…(302)
    • 細胞間接合制御による臓器再生への挑戦…田口 哲志…(303)
    • バイオナノモーターとしての植物ミオシン…藤江 誠…(304)
    • トイレの先にあるものは…見島 伊織…(305)
  • 女性研究者のキャリアを考える
    • 大学院生出張授業プロジェクト…千葉 洋子…(306)
    • 私を反面教師としてください…髙木 敦子…(308)
    • 東京農工大学における女性研究者支援システム改革…宮浦 千里…(310)
    • ただいま,人生の『橋』建設中…成尾 佳美…(313)
    • 女性が働き続けるということ…安東 晶子…(315)
  • Branch Spirit
  • 大学発!美味しいバイオ
  • Fuji Sankei Business i…(320)
     
  • Germination
    • 世界のバイオ産業の現状比較 ~海外インターンシップに参加して~…佐藤 益弘…(322)
  • 今月の Journal of Bioscience and Bioengineering …(323)
     
  • バイオインフォメーション…(324)
     
  • 支部だより…(326)


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