Published by 若手会 on 30 6月 2011

【若手会】2011(H23)年度生物工学若手研究者の集い総会・交流会

本年も若手会総会・交流会を大会2日目の夕刻に開催いたします。
皆様どうぞご参加ください!!
大盛況のうちに終了いたしました。

  • 日時: 2011年9月27日(火)18:30~20:30
     
  • 場所: 東京農工大学 生協第2食堂
     
  • 会費: 事前登録一般3,000円、 学生2,000円、当日受付一般4,000円、 学生2,500円
         会費(税込み)は当日受付にてお支払いください。
     
  • 定員: 100名  ※当会の参加に年齢制限はございません。皆様どうぞご参加下さい。
     
  • 参加申込: 8月31日(水)9月15日(木)までに、氏名、一般/学生の別、所属、連絡先(E-mailアドレス・電話番号)をご記入の上、E-mailでお申し込み下さい。折り返し確認メールをお送りいたします。
     
  • 申込先: 日本生物工学会 若手会2011 
          受付 E-mail:

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Published by 学会事務局 on 29 6月 2011

【JBB】2010 Impact Factor – 1.707

ISI Web of Knowledgeから、2010年版の科学誌インパクトファクター値 (IF)が発表され、Journal of Bioscience and Bioengineering (JBB) は、1.707でした。

2010年は2009年に比べてやや低下しましたが、5年間の被引用数で計算される5-Year Impact Factorは、2009年の2.174から上昇して2.312となっています。

JBB編集委員会では、前編集長大竹久夫先生のご尽力のもと編集体制の強化・出版形態の改善が行われ、2010年の投稿数は、2009年の484報から10.5%増えて 535報となり、Biotechnology and Applied Microbiology分野でのJBBの国際的な知名度はますます向上してきています。

2011年6月1日より新編集委員長高木昌宏先生を迎え、新しい編集委員会が発足しました。JBBのさらなる飛躍を目指して編集委員一同努力してまいります。

今後とも、JBBへの投稿、査読および引用などご協力をよろしくお願いいたします。

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Published by 学会事務局 on 25 6月 2011

【関西支部】第99回醗酵懇話会へのご案内

日本生物工学会関西支部では2011年8月5日に第99回醗酵学懇話会を開催します。⇒詳しくはこちら

  • 日時: 2011年8月5日(金)13:00~17:30
  • 場所: キリンビール株式会社 神戸工場(〒651-1516 神戸市北区赤松台2-1-1)

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

Published by 学会事務局 on 25 6月 2011

生物工学会誌 – 89巻6号

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Published by 支部:関西 on 25 6月 2011

【関西支部】第99回 醗酵学懇話会

  • 日時: 2011年8月5日(金)13:00~17:30
  • 場所: キリンビール株式会社 神戸工場
                     〒651-1516 神戸市北区赤松台2-1-1 TEL. 078-986-8001
     
  • 講演(13:00~14:50):

「シンセティックバイオエンジニアリングによるバイオエタノール生産酵母の育種」
…(神戸大学自然科学系先端融合研究環)蓮沼 誠久

「食用酵母Candida utilisを用いた有用化合物の生産」
…(キリンホールディングス 株式会社 技術戦略部 フロンティア技術研究所)生嶋 茂仁

第99回醗酵懇話会 交通案内図

  • 見学: キリンビール神戸工場(15:00~15:50) 
  • 懇親会: キリンビール神戸工場(16:00~17:30)
  • 参加費1,000円(不課税・学生無料) 
    *当日会場にてお支払い下さい
     
  • 懇親会会費: 2,000円 学生 1,000円(税込み) 
    *当日会場にてお支払い下さい
     
  • 定員: 70名(定員になりしだい締め切ります)
     
  • 申込み方法: 氏名、連絡先、TEL、懇親会の出欠を明記の上、下記宛にお申し込み下さい。
     
  • 申込先: 大阪大学大学院工学研究科生命先端工学専攻
    日本生物工学会 関西支部庶務担当
    岡澤 敦司
    TEL.&FAX. 06-6879-7425
    E-mail:
     
  • 交通: JR福知山線三田駅前から懇話会出席者専用の送迎バスを運行する予定にしています。詳細は参加申込者に直接ご連絡いたします。三田駅前からキリンビール神戸工場まではタクシーで2,300円程度です。

 

「シンセティックバイオエンジニアリングによるバイオエタノール生産酵母の育種」

     神戸大学自然科学系先端融合研究環  蓮沼 誠久

近年、再生可能で食糧と競合しないリグノセルロース系バイオマス資源を原料としたエタノール生産に注目が集まっている。バイオエタノール生産プロセスにおいて、酵母を用いた発酵工程では、バイオマスの前処理工程で生成する酢酸やギ酸、フルフラールによる発酵阻害が問題となっており、酵母育種の観点からは発酵阻害物耐性を有する酵母の創製が求められているが、発酵阻害の分子メカニズムが明らかになっていないため、耐性を付与するための分子育種戦略の立案が困難であった。

本講演では、メタボロミクスやトランスクリプトミクスなどの網羅的解析技術を用いた発酵阻害物応答因子の特定とグローバルアプローチに基づく有用酵母の育種成果について紹介する。
 

「食用酵母Candida utilisを用いた有用化合物の生産」

    キリンホールディングス 株式会社 技術戦略部 フロンティア技術研究所  生嶋 茂仁

トルラ酵母と呼ばれるCandida utilisは調味料の生産に用いられる食用酵母である。パン酵母Saccharomyces cerevisiaeとは異なり、充分なエアーを与えた培養条件ではエタノールを作らないCrabtree効果陰性の特徴を有しているため、糖を効率よく菌体成分に変換できるメリットがある。そこで我々は、1990年初頭から、このトルラ酵母を素材とした宿主・ベクター系の開発に取り組んできた。さらに、この組換えDNA技術を用いて、バイオマス・プラスチックのモノマーとして注目されている乳酸などの有用化合物を高生産できるトルラ酵母株を構築することに成功した。

本講演では、有用化合物生産のホストとして有望なトルラ酵母に着目した我々のこれまでの研究開発を紹介する。


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Published by 学会事務局 on 24 6月 2011

【会長挨拶】原島 俊(2011年6月)

学会創立90 周年から 100 周年への飛躍を目指して

生物工学会誌 第89巻 第6号
日本生物工学会会長 原島 俊

会長 原島俊

このたび、思いもかけず日本生物工学会会長を拝命致しました大阪大学大学院工学研究科の原島 俊でございます。

去る3月11日の千年に一度とも言える未曾有の大震災によって、ご自身、あるいはご家族など身近な方々が被災をされた会員の皆様には心よりお見舞いを申し上げます。また、一日も早い復興がなされることを願う次第です。本会も、ささやかですが、すでに、被災をされた会員の皆様の年会費免除や被災学生の大会参加費特別免除などの措置をさせて頂きました。

生物工学会は、大阪醸造学会の40年、日本醗酵工学会の30年、日本生物工学会の20年を経て、2012年には創立90周年を迎えます。本会創立の端緒となった大阪高等工業学校醸造会の設立(1910年、明治43年)から数えれば、実に100年の歴史を誇る学会であります。そうした歴史ある学会の会長を拝命致しましたことは、誠に身に余る光栄ではありますが、同時に、その使命と責任の重さで息苦しい気持ちであることも吐露しなければなりません。しかし、園元謙二(九州大学大学院教授)、柳 謙三(元サントリーホールディングス常務取締役、前サントリー生命科学財団理事長)両副会長をはじめ、27名の理事の方々とともに、本会のますますの発展に尽くすべく、微力ながら一生懸命努力したいと考えておりますので、会員の皆様方には、ご協力とご鞭撻の程どうか宜しくお願い申し上げます。

さて私は、飯島信司前会長の執行部で副会長を仰せつかっておりました。その私が、このたび会長を拝命致しましたことは、会員の皆様方が、前会長の方針を引き継いで、これからの2年間本会をさらに発展させることに尽力すべきであると激励して下さっていることと理解しています。前執行部ではいろいろな改革を進めてまいりました。そのひとつは4月1日をもって設立登記を行うことができました本会の公益社団法人化であります。この公益法人化によって生物工学会は、これまでにも増して学会として社会にどのように貢献していくかが問われることになりますが、同時にこのことは、生物工学会に、これまで以上に社会や産業界に貢献するチャンスが与えられたことを意味するものとも思っています。

前執行部では、学会の組織についても改革を進めました。たとえば産学官連携の強化を推進する「産学連携委員会」や、学会活動をさらに魅力的なものにするための「企画委員会」を設置することに致しました。さらに本会が、日本技術者教育評価機構(JABEE)生物工学分野の主幹学会であり、関連諸学会を束ねてきたことにも鑑み、教育担当の理事を新設し、これまで以上に我が国における生物工学教育を主導的に進める体制を整えました。これらは、学会改革のいくつかの例に過ぎませんが、こうした改革の基本方針を引き継ぎ、その実効を上げ、学会創立100周年に向けてアジアはもとより世界のバイオテクノロジーをリードする学会としての礎を確立することが、今期の執行部に課せられた使命であると認識しています。こうした使命のもとで、今期は以下のような7つの課題に重点的に取り組んでまいりたいと考えています。

  • 学から産へ、
    -公益社団法人として社会へのさらなる貢献を目指して-

1) 学会創立90周年記念事業の実施とそれを契機とした、創立100周年に向けての学会発展基盤の確立
2) 産業や社会と密接に関係する産業バイオテクノロジーの学会としてのアイデンティティーの明確化
3) 生物工学基礎学と産業応用について、和文誌「生物工学会誌」を通した社会、市民へのup to dateな情報の発信
 

  • 国内からアジアへ、そして世界へ、
    -世界に向けた生物工学会のプレゼンス向上を目指して-

4) 英文誌「Journal of Bioscience and Bioengineering」を主軸とした国際展開の加速
5) アジア諸国の関連学会との友好と連携におけるリーダーシップの発揮
6) 我が国および世界における生物工学技術者教育の先導
 

  • シニアから若手へ、
    -学会発展と社会貢献の要、世界をつなぐ人材育成を目指して

7) 生物工学を志向する若い世代の育成

 

1)については、創立90周年記念事業が一過性のものにならず、10年後の学会創立100周年に向けた基盤となるべきものにしたいと思っています。

2)については、工学バイオはもとより、農学バイオ、医学バイオ、海洋バイオ、環境バイオなど多様化するバイオテクノロジーのどのような分野においても、工学的なアプローチや展開を特色とする本会のアイデンティティーを大切にしたいと思っています。この思いの中には、本会のルーツでもある醸造工学、発酵工学、培養工学などの伝統的な学問分野も大切にする気持ちも含まれています。

3)については、英文誌とともに本会の主要な情報発信源である和文誌を活用して、市民社会、産業界との関わりをさらに充実させたいと考えています。すなわち、「学から産へ」は、これまでのように学や官を大事にしつつ、同時に産や社会をこれまで以上に意識して学会活動を展開するということであります。

4)については、世界に数多くあるバイオテクノロジー関連国際専門誌の中で、JBBがトップの位置であり続けるべく努力を惜しまないつもりです。

5)については、中国や韓国のバイオテクノロジー関連学会が台頭、発展しつつある昨今の情勢を十分に把握し、友好的な連携の中にもリーダーシップを発揮できるような道筋を見失わないようにしなければと思っています。

6)は、今後、生物工学が扱う科学の分野や技術の領域がますます拡大発展していくことを見据えつつ、生物工学とはどのような学問かを確立するために、我が国だけでなく、世界の中の生物工学教育の発展をリードする学会としての役割を果たしていきたいと考えています。「国内からアジアへ、そして世界へ」は、あらゆることが、グローバル化する流れの中で、これまで以上に常に世界を意識して、先導的な学会運営をしなければという覚悟であります。

7)については、学会の将来に関わる重要な事項であり、産官学のそれぞれに所属する大学院生を含む若い世代がのびのびと活躍できる学会の雰囲気をこれまでにも増して醸成したいと思っています。この思いの中には、学会活動への女性の積極的な参加による学会の変貌、あるいは中高校生までも視野に入れた人材育成、啓発活動も含まれています。また次世代を担う人材を育成することは、学会発展に不可欠な要素であるのは疑いのないことかと思いますが、同時に社会貢献そのものでもあります。すなわち、「シニアから若手へ」は、少し大げさかもしれませんが、シニアを大切にしつつ、創立100周年からその後の一世紀(100年)の間に、生物工学会がどのように変貌を遂げていくべきかについて、若い方々が壮大な夢を持って語ることができるような学会の基盤作りをしたいという思いも込めたつもりです。

言うまでもなく、こうした学会の発展の意図するところは、会員の皆様のための発展ということであります。会員の皆様の満足なくして学会の発展はあり得ません。すなわち賛助会員、団体会員は申すまでもなく、シニアから若手、そして学生会員に至るまで、会員の皆様全員が会員であることに満足して頂ける学会、そして生物工学会の会員であることを誇りに思って頂けるような学会にしていかなければと思っています。

上記の目的は、当然ながら3500有余名の会員の皆様方それぞれのレベルでのご活躍、支部による活発な活動、研究部会の活動、団体会員あるいは賛助会員による精神的あるいは財政的な援助など、あらゆるレベルでの強力なご支援がなければ到底果たしていくことはできません。皆様の絶大なご協力とご鞭撻を切にお願い申しあげ、会長就任の挨拶とさせて頂きます。

2011年
日本生物工学会会長
原島 俊

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Published by 学会事務局 on 22 6月 2011

【関連行事】「食の機能性・安全性、そして安心を科学する」フォーラム

食品の機能性と安全性の評価、および食の「安全」から「安心」に向けた取り組みについて、産学官の専門家によるフォーラムを開催いたします。多数の皆様のご参加をお待ちしております。

主催: 神戸大学大学院農学研究科食の安全・安心科学センター、東京大学大学院農学生命科学研究科食の安全研究センター

日時 2011年9月1日(木)~9月2日(金)
会場 神戸市産業振興センター「ハーバーホール」
(神戸市中央区東川崎町1丁目8番4号 JR神戸駅より東へ徒歩約5分)
定員 400名(申込先着順)
参加費 無料(懇親会参加の場合は、5,000円を当日受付いたします)
内容 プログラム詳細はこちら
申込方法 件名を「フォーラム参加申込」としていただき、
メール本文に(1)お名前、(2)ご所属・部署・役職、(3)E-mailアドレス、(4)参加希望日、(5)懇親会の参加・不参加を明記の上、下記事務局宛にメールにてお申込ください。
問合せ先 神戸大学大学院農学研究科 
食の安全・安心科学センター 事務局 
〒657-8501 神戸市灘区六甲台町1-1
大澤 朗  (Tel/Fax: 078-803-5804)
福田 伊津子(Tel/Fax: 078-803-5873)
E-mail:  

後援: NPO食の安全と安心を科学する会、消費者庁、(独)農林水産消費安全技術センター、(財)京都高度技術研究所、神戸市(企画調整局)、(公財)神戸市産業振興財団、日本生活協同組合連合(順不同)

Published by 学会事務局 on 20 6月 2011

【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線 記事掲載

和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business i の企画特集『バイオ最前線』欄に編集協力をし、毎月第3水曜日に記事を掲載しております。2011年6月15日付で、第13回「進むバイオエタノール燃料電池の開発」が掲載されました。

掲載記事:「進むバイオエタノール燃料電池の開発」pdf

次回は、2011年7月20日(水)掲載予定です。

※当サイトでは、Fuji Sankei Business iのご厚意により該当記事のPDFを公開しております。
 

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Published by 学会事務局 on 06 6月 2011

【九州支部】2011年度 市民フォーラムのご案内

日本生物工学会九州支部では、 2011年8月20日(土) 市民フォーラム「発酵天国大分の食と健康」を開催いたします。 
⇒詳しくはこちら

日時: 2011年8月20日(土) 13:00-16:30 
場所:  別府大学 メディアホール

参加費無料ですので、興味のある方は是非ご参加ください。

Published by 支部:九州 on 06 6月 2011

【九州支部】2011年度 市民フォーラム「発酵天国大分の食と健康」

主催:日本生物工学会九州支部 
共催:別府大学食物栄養科学部

九州支部主催の市民フォーラムを、下記の通り別府大学で開催致します。発酵・醸造産業が盛んな大分県において、県を代表する発酵食品会社から講師をお招き致します。このフォーラムを通して、微生物による発酵・醸造の神秘性やものづくりの楽しさと、発酵食品の持つ機能性食品としての一面を大分県の皆様に知ってもらうことを目的としています。

日時  2011年8月20日(土) 13:00-16:30 
場所  別府大学 メディアホール
対象 一般、学生 (高校生、大学生ほか)
参加費 無料
プログラム
  • 「別府大学発酵食品学科における発酵微生物の研究」
    ……別府大学 准教授 林 毅
     
  • 「麹の魅力」
    ……有限会社糀屋本店 九代目麹師 (別府大学発酵食品学科1期生)浅利 良得
     
  • 「大分県産ワインの魅力」
    ……安心院葡萄酒工房 ワイン醸造課長 古屋 浩二
     
  • 「日本一の大分麦焼酎の魅力と副産物の高度利用」
    ……三和酒類株式会社 専務 下田 雅彦
     
  • 「醤油製造の最前線」
    ……大分醤油協業組合 理事工場長 堺 留夫 
問合せ先 別府大学食物栄養科学部発酵食品学科
(問合せ: 古川)
Tel: 0977-66-9630 Fax: 0977-66-9631  E-mail:

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Published by 支部:中部 on 02 6月 2011

【中部支部】夏の体験講座へのご案内

日本生物工学会中部支部では、静岡県の中高生を対象に 2011年8月11日(木)、8月12日(金)、8月17日(水)の3日間、夏の体験講座「シルクだけじゃない。カイコのバイオテクノロジー」を開催いたします。 
⇒詳しくはこちら

場所: 静岡大学共通教育C棟 生物学実験室 (住所:静岡市駿河区大谷836)
日程: 8月11日(木)13:00~16:00、8月12日(金)10:00~16:00、8月17日(水)10:00~17:00

参加費無料ですので、興味のある方は是非ご参加ください。

Published by 支部:中部 on 02 6月 2011

【中部支部】夏の体験講座「シルクだけじゃない。カイコのバイオテクノロジー」

日本生物工学会 中部支部 2011年 夏の体験講座 ポスター
場所:
静岡大学共通教育C棟 生物学実験室 
(住所:静岡市駿河区大谷836)

日程: 8月11日(木)13:00~16:00
8月12日(金)10:00~16:00
8月17日(水)10:00~17:00

参加対象者: 中・高校生 40名

内容: 本講座は静岡県の中高生を対象に3日間、5名単位の小グループを作り体験型実習を行う。
カイコを観察し、触り、解剖することによって生物の組織を理解する。アミノ酸からできたシルクを題材にし、アミノ酸の構造やタンパク質の性質を身近に感じるようになる。また、生物の生命活動に関わるホルモンなどの役割についても実体験する。更に、カイコはバイオテクノロジーの発展にどのように関わっているのかを含め、生命の原理や生物が持つ機能について学ぶことができ、バイオテクノロジーの研究分野について理解を深める。

 参加費: 無料

https://www.sbj.or.jp/wp-content/uploads/file/branch/chubu/chubu.pdfpdf

 

問い合わせ先:
〒422-8529  静岡市駿河区大谷836
静岡大学創造科学技術大学院統合バイオサイエンス部門
生物工学研究室 (兼)農学部応用生物化学科
朴 龍洙、 教授
Tel/Fax: 054-238-4887
E-mail:
⇒http://www.agr.shizuoka.ac.jp/c/biotech/

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Published by 学会事務局 on 27 5月 2011

【年次大会】一般講演の申込受付を終了しました

第63回日本生物工学会大会の一般講演の申込受付を終了いたしました。

今年度は、750件(シンポジウム講演を含む)以上の講演要旨を受付けました。多数のお申込みありがとうございました。

講演要旨集の発行予定日は8月25日です。参加章と講演要旨集は、8月下旬より、順次発送いたします。
参加章には領収金額および学会印が印字されておりますので領収証としてご利用ください。なお、紛失による参加章の再発行はいたしませんのでご注意下さい。

大会期間中は、お名前を記入した参加章を身に付けてください。
 

Published by 学会事務局 on 26 5月 2011

【研究部会】第4回 バイオアナリシス研究会

共催: 日本生物工学会メタボロミクス研究部会超臨界流体バイオテクノロジー研究部会

日時 2011年7月8日(金)13:00~17:30
会場 大阪大学吹田キャンパス 工学研究科生命先端工学専攻 
サントリーメモリアルホール(C3棟5階)→地図
プログラム 「GC/MSに基づくメタボローム解析におけるデータマイニングシステムの開発」 
 …津川 裕司(大阪大学大学院工学研究科・博士後期課程1年)
 
「MassBank の検索から構造推定まで」
 …西岡 孝明池田 奨(奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科・特任教授/研究員)
 
総合討論 
「メタボロミクスの発展に重要なデータ解析ソフトとデータベースの今後開発に望むこと」
司会:松田 史生(神戸大学自然科学系先端融合研究環重点研究部・准教授)
  • 福崎研究室ラボツアー
  • 懇親会あり

⇒詳しくはこちらpdf

申し込み
問合せ先
馬場健史(大阪大学大学院工学研究科)
E-mail:


 

Published by 学会事務局 on 26 5月 2011

【関連行事】バイオプロセス国際学会・バイオプロセシング学会

第3回 バイオプロセス国際学会:中国

主催: IBC Life Sciences

日時 2011年8月22日(月)~ 23日(火)
会場 中国、上海、グランドハイアット上海
URL http://www.gii.co.jp/conference/bioprocess-china11/
問合せ先 (株)グローバル インフォメーション 
TEL:044-952-0102 FAX:044-952-0109
E-mail:

第3回 バイオプロセシング学会

主催: Cambridge Healthtech Institute

日時 2011年8月22~25日
会場 米国、ボストン、Marriott Long Wharf
URL http://www.gii.co.jp/conference/bioprocessing-summit11/hotel.shtml
問合せ先 (株)グローバル インフォメーション 
TEL:044-952-0102 FAX:044-952-0109
E-mail:


 

Published by 学会事務局 on 26 5月 2011

【随縁随意】時代の変化に応じた国際学術交流を – 石崎 文彬

生物工学会誌 第89巻 第5号
石崎 文彬

随縁随意の執筆依頼を受けて大分時間がたった。何をテーマに書いたらよいか思いまどっているからである。前に巻頭言の依頼を受けて、どうしてもしゃべりたいことがあってそれを話題にしたところ、編集委員会で論議となり、編集委員長にご迷惑をかけたことがあった(生物工学82(9), 2004 巻頭言)。そのような経験があって、今回は一体何を話題にしようかとたいへん迷ったのである。

しかし、マレーシアからの一通の電子メールによって私の心は決まった。その電子メールは私の親友で、長年家族ぐるみのつきあいのあるマレーシア国立サラワク大(UNIMAS)のProf. Kopliからであった。

そのメールによれば、私が彼とともに、マレーシア政府科学技術振興省(MOSTI)の助成金を得て始めたサゴヤシを原料にするバイオエタノール生産のパイロットプラントがいよいよ完工の運びとなり、間もなく完工式を行う見込みとなったという。思えばやっとここまでこぎ着けることができたかと感無量の思いである。

私がサゴヤシの大きな可能性にひかれてこの資源を新しい循環型炭素資源として開発しようとしたのは、民間企業から九州大学に転じた直後の1980年代末であった。以来本学会とも関係の深い大阪大学国際交流センターを拠点とする東南アジアとの国際共同研究(JSPS program)やNEDO国際共同研究を通じてKopliさんとの共同研究を行ってきた。九州大学を定年退官後もこの魅力的な新資源の開発を中途半端にやめる気にならず、新世紀発酵研究所という個人研究開発会社を設立してKopliさんと開発を継続した。

しかし、マレーシア政府のprojectを受注したものの、マレーシア側の運営のやり方は我が国の方法とは大きく異なり、とくにgrantの支払い時期はあてにはならず、工期は2年、3年後と遅れに遅れ、大学発ベンチャー企業とはいえ100%民間資本の零細企業では継続していくことは難しく、新世紀発酵研究所(後に株式会社ネクファーと改称)は資金が続かず閉鎖のやむなきに至ったのである。にも拘わらず、私のパートナーであるマレーシアの彼らは決してあきらめず、遅れに遅れながらも、当初の計画を修正しながら確実な継続を行い、近々世界最初のサゴヤシを原料にしたエタノールプラントが完成する見込みとなったのである。

近年、いわゆる発展途上諸国も成長し、我が国など先進国の援助の受け入れのあり方もずいぶん変わってきている。すなわち、多くの国が自分の力で事を進めようとして、過去のように先進国の援助にすべてを依存するなどということはなくなった。これは至極当然のことであるが、我が国はこの変化に十分対応できていないように思う。我々はこのような時代の変化に対応して、国際共同事業のあり方を見直さなければならない。

当学会では、JSPS programなどによってすでに30年以上にわったて東南アジア諸国との国際交流事業を行ってきている。これは、我が国にとって貴重な知的資源である。この知的資源を我が国の学術・経済の発展に使用しないことはない。しかしそのためには、相手の国との関わり方も常に相手の立場を考えて変えていかねばならないのである。これは、一言では言い得ない難しいことであり、たいへん英知のいる仕事である。

国際共同研究は経済的利益を生むことが目的ではないが、国益とはなにかを考えて現在実施中の共同研究の進め方を柔らかい発想で常に見直す必要があるのではないだろうか。


著者紹介 九州大学名誉教授

 

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

Published by 学会事務局 on 26 5月 2011

生物工学会誌 – 89巻5号

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Published by 学会事務局 on 25 5月 2011

【関連行事】京都大学微生物科学 寄附研究部門主催シンポジウム「微生物科学研究の現状と展望」

日時 2011年6月23日(木)12:30~
場所 芝蘭会館稲盛ホール(京都大学医学部構内)
プログラム
  • 微生物科学寄附研究部門:その役割と領域横断型研究(島 純
  • 生態系の動態を探る:生物は自然界でどうつながっているのか?(東樹 宏和
  • 菌目線で生態系にせまる:熱帯から極地まで(大園 享司
  • 熱水の匠 超好熱菌(左子 芳彦
  • 第3の生物アーキアの特徴的代謝経路(跡見 晴幸
  • C1 微生物-植物複合系による炭素循環:その原理とバイオマスへの再資源化固定(阪井 康能
  • 『これから』についての微生物との対話(小川 順
  • 若手研究者によるポスターセッション
  • ビフィズス菌の巧みなオリゴ糖利用戦略(芦田 久
  • 細菌細胞膜におけるリン脂質の局在化と生理機能(栗原 達夫
  • 宿主免疫系によりモニターされる抗酸菌脂質とその多様性(松永 勇
  • 細胞内寄生菌による病原因子依存的サイトカイン誘導機構(光山 正雄
申込み方法 氏名・所属をご明記の上,メールアドレスにてお申し込み下さい
E-mail:
問合せ先 京都大学微生物科学寄附研究部門
(担当:安藤)
TEL. 075-753-6114 FAX. 075-753-6128
http://www.microbial.kais.kyoto-u.ac.jp


 

Published by 学会事務局 on 20 5月 2011

【研究部会】有機溶媒耐性微生物利用技術研究部会 シンポジウムのご案内

日本生物工学会有機溶媒耐性微生物利用技術研究部会では、2011年7月13日(水)に第2回シンポジウムを開催いたします。⇒詳しくはこちら

日時: 2011年7月13日(水) 13:30~
場所: 京都テルサ(JR京都駅より徒歩15分) 第1会議室
 

多くの皆様の参加をお待ちしております。

Published by 学会事務局 on 20 5月 2011

【研究部会】 有機溶媒耐性微生物利用技術研究部会「第2回シンポジウム」

日時 2011年7月13日(水) 13:30~
場所 京都テルサ(JR京都駅より徒歩15分) 第1会議室
参加費 シンポジウム: 無料 
懇親会: 3,000円 ⇒ 2,000円 (税込・学生無料)
懇親会費は当日お申し受けいたします。
申込方法 氏名・所属・一般/学生の別・連絡先メールアドレス・懇親会参加の有無をE-mailにて、下記のアドレスへご連絡ください。
※お申込みいただいた個人情報は,参加確認および今後のシンポジウムご案内以外の目的には使用いたしません。
問合せ・申込先 大阪大学大学院 工学研究科 生命先端工学専攻(担当:本田孝祐)
TEL. 06-6879-7438 FAX. 06-6879-7439 
E-mail: ostmeng2011@bio.eng.osaka-u.ac.jp
(@を半角に直してからご送付ください。)

プログラム

  • 13:30~13:05  はじめに ……… 加藤 純一(広島大院・先端科学)
     
  • 13:35~14:10  有機溶媒耐性酵素
                …… 荻野 博康(大阪府大院・工)
     
  • 14:10~14:45  転写因子の改変による有機溶媒耐性酵母の分子育種と耐性機構の解析
                …… 黒田 浩一(京大院・農)
     
  • 14:45~15:20  有機溶媒耐性Kocuria rhizophila DC2201を用いた
                                     非水系反応場における化学品生産

                ……  松山 彰収(ダイセル化学工業)
     
  • 15:20~15:55  Rhodococcus opacusを用いた微生物脱硫触媒の開発 
                …… 川口 秀夫(東大院・工)
     
  • 15:55~16:30  耐熱性酵素を用いたグルコースからのエタノール産生
                …… 岩田 英之鹿島 康浩奥 崇(耐熱性酵素研究所)
     
  • 16:30~16:35  おわりに …… 本田 孝祐(阪大院・工)
     
  • 17:00~      懇親会(京都テルサ内 レストラン朱雀)

 

⇒有機溶媒耐性微生物利用技術研究部会Topへ

Published by 学会事務局 on 18 5月 2011

年次大会講演予定者で未入会・会費未納の方へ

日本生物工学会大会で一般講演をされる場合は、本会の個人会員資格(正会員・学生会員・海外会員)が必要です。 一般講演の要旨登録をお考えで本会未入会の方は、事前にWeb上で入会の手続きを行って下さい。

  • 会員番号は入会登録と会費の入金確認ができ次第メールにてお知らせしますが、1週間程度かかりますので早めの手続きをお願いします。
  • 大会への参加申込は会員番号通知メールが届いた後、1時間以上経ってから行って下さい。
  • 本会に既に入会済みで、本年度会費未納入の方も速やかにご納入ください。入金の確認が取れ次第、参加登録システムでの参加申込が可能になります。

会費のお支払い方法

2011年会費(正会員9,800円・学生会員5,000円)は、下記口座へお振り込みください。

お急ぎの方は、銀行振込でお支払い下さい。振込の際は必ず、お名前をフルネームで入力してください。

  • 【郵便振替】備え付けの振替用紙を使用してお振込下さい。
    振込口座: 00910-3-54007
    社団法人 日本生物工学会  
     
  • 【銀行振込】
    振込口座: 三菱東京UFJ銀行 
    茨木支店 普通口座 3793590
    社団法人 日本生物工学会
    シャ)ニッポンセイブツコウガクカイ

講演要旨登録の締切は5月27日(金)正午です。新規登録および、登録内容の修正は、締切までにお願いいたします。

Published by 学会事務局 on 18 5月 2011

【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線 記事掲載

和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business i の企画特集『バイオ最前線』欄に編集協力をし、毎月第3水曜日に記事を掲載しております。2011年5月18日付で、第12回「乳酸菌バクテリオシン実用化への試み」が掲載されました。

掲載記事:「乳酸菌バクテリオシン実用化への試み」pdf

次回は、2011年6月15日(水)掲載予定です。

※当サイトでは、Fuji Sankei Business iのご厚意により該当記事のPDFを公開しております。
 

►生物工学会誌Topへ

Published by 学会事務局 on 16 5月 2011

【中部支部】2011年度中部支部例会のご案内

日本生物工学会中部支部では、2011年度 中部支部例会を2011年8月2日に名古屋大学ベンチャービジネスラボラトリー・ベンチャーホール(3F)で開催いたします。参加費無料ですので、お気軽にご参加下さい。⇒詳しくはこちら

日時: 2011年8月2日(火) 13:00 ~
場所: 名古屋大学ベンチャービジネスラボラトリー・ベンチャーホール(3F)

基調講演1件、招待講演2件、若手講演6件を予定しています。

Published by 支部:中部 on 16 5月 2011

【中部支部】2011年度中部支部例会

浅野泰久先生、紫綬褒章ご受章おめでとうございます!

2011年度 日本生物工学会中部支部例会を下記の要領で開催いたします。参加費無料ですので、お気軽にご参加下さい。
 

日時: 2011年8月2日(火) 13:00 ~

場所: 名古屋大学ベンチャービジネスラボラトリー・ベンチャーホール(3F)

プログラム:

  • 【基調講演】(紫綬褒章ご受章記念講演)   (13:00-13:40) 
    「新規機能性酵素の探索・解析と医薬・診断分野への応用」 
    … 浅野 泰久 (富山県立大学大学院生物工学専攻) 
  • 【招待講演】

(13:40-14:05) 
「環境ストレス応答の網羅的解析;酵母からヒトまで」 
… 岩橋 均 (岐阜大学応用生物科学部) 
(14:05-14:30) 
「カイコ発現系によるウイルス様粒子の発現と応用」
  … 朴 龍洙 (静岡大学創造科学技術大学院)
 

  • 【若手講演】 6件  (14:45-17:05)
     

参加費: 無料

交流会:

  • 場所 レストラン「花の木」ミーティングルーム
  • 会費(税込) 一般4,000円、学生2,000円
  • 時間 17:30-19:30 

 

参加申込 講演会は無料ですが、準備の都合上、講演会および交流会への参加希望の方は、なるべく7月29日(金)までに下記までメールにてご連絡お願いいたします。

申込先・連絡先: 名古屋大学大学院生命農学研究科 中野 秀雄
Tel: 052-789-4142  E-mail:

►中部支部Topへ

Published by 学会事務局 on 11 5月 2011

FAQ – 大会講演要旨集


 

Q1. 過去の大会講演要旨集の電子版の閲覧方法を教えてください。

A. 昭和38年度(1963)大会から平成27年度(2015)大会までの講演要旨(PDF)は国立国会図書館デジタルコレクションで無料公開されています。
平成28(2016年)以降の講演要旨集(PDF)は当サイトの「年次大会」のページで順次無料公開しております。

Q2. 過去の大会の講演要旨集を購入したいのですが。

A. 在庫がある場合は、会員4,000円、非会員5,000円でご購入いただけます。メールで学会事務局( )にお申し込み下さい。

 

Q3. 講演要旨集の著作権について教えて下さい(転載・機関リポジトリへの登載条件など)。

A. 「日本生物工学会大会講演要旨集」及びその前身誌である「日本醗酵工学会大会講演要旨集」の著作権は、日本生物工学会に帰属します。転載および機関リポジトリへの登載条件については、大会講演要旨集の著作権についてをご覧下さい。

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Published by 部会:代謝工学研究部会 on 10 5月 2011

代謝工学研究部会

代謝工学研究部会代表
大阪大学大学院 情報科学研究科
清水 浩

研究概要図pdf

微生物をシステムとして理解し、目的の物質を生産するための最適な手法を開発することを目的とする「代謝工学」の重要性が深く認識されています。また、オミクス情報も含めた細胞状態の解析、定量化技術の高度化によって、細胞に望ましい形質を賦与する有用遺伝子を従来にない範囲で高速に探索する方法の開発が望まれています。ここに、代謝工学研究部会では、本分野の学術の発展、情報の交換を行って、生物工学分野において世界をリードすることを目指すものです。技術交流や情報交換を行って多くの会員に好評を得ております。

皆様にご参加いただければ幸いです。

第11回技術交流会「代謝シミュレーション法」

日時: 2024年12月15日(日)10:00 ~ 18:00
場所: 大阪大学情報科学研究科 B棟 B511 オープンラボ
⇒詳しくはこちら

代謝工学研究部会 活動紹介

委員

清水 浩
(阪大院・情報科学)
近藤 昭彦
(神戸大院・工)
横田 篤
(北海道大院・農)
堀内 淳一
(京工繊大院・工芸科学)
福崎 英一郎
(阪大院・工)
村中 俊哉
(阪大院・工)
吉田 健一
(神戸大院・農)
加藤 純一
(広島大院・ 統合生命科学)
花井 泰三
(九大院・システム生命科学)
松田 史生
(阪大院・情報科学)
蓮沼 誠久
(神戸大院・科学技術イノベ)
古澤 力
(理研・QBiC)
平沢 敬
(東工大・生命理工)
福井 啓太
(味の素)
尾崎 克也
(バイオインダストリー協会)
神田 彰久
(カネカ)
森 英郎
(協和発酵バイオ)
大橋 亮
(協和発酵バイオ)
吉田 聡
(キリンビール)
山本 浩明
(ダイセル化学工業)
和田 光史
(三井化学)
宮奥 康平
(三菱化学科学技術研究センター)
本田 孝祐
(阪大・生物工学国際交流センター)
鈴木 喜義
(生化学工業)
堀之内 貴明
(理研・QBiC)
戸谷 吉博
(阪大院・情報科学)
中島 信孝
(産業技術総合研究所)
尾島 由紘
(大阪公立大・工)
荒木 通啓
(京大院・医)
小西 正朗
(北見工業大・工)
白井 智量
(理研・BMEP)
向山 正治
(日本触媒)
玉野 孝一
(産業技術総合研究所)
浅見 和広
(東工大 化学工学)
堀井 晃夫
(天野エンザイム)
岡野 憲司
(阪大院・工)
山城 寛
(天野エンザイム)
松原 寛敬
(天野エンザイム)
井山 千尋
(天野エンザイム)
矢野 敦士
(カネカ)
高橋 史員
(花王)
根本 泰
(株式会社ブリヂストン)
前田 智也
(北大院・農)
髙橋 秀典
(帝人株式会社)
二井手 哲平
(阪大院・情報科学)
笠置 涼
(神戸大・農)
  

これまでの活動

 

お問合せ先

大阪大学 大学院情報科学研究科
戸谷吉博  E-mail

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Published by 学会事務局 on 09 5月 2011

【年次大会】講演要旨受付中 – 5月27日(金)正午締切

第63回日本生物工学会大会(2011)の一般講演(口頭発表)、およびシンポジウム・ワークショップの要旨登録を受付けております。

講演要旨登録受付期間: 2011年5月9日(月)~5月27日(金)正午

締切(5月27日正午)以降は、要旨を含む訂正ができません。また、終了前はアクセスが集中し申し込みできない場合がありますので、早めの申し込みをお願いします。

一般講演(口頭発表)の発表者は平成23年会費既納の本会正会員または学生会員に限ります。会員番号がない場合には、システム上、一般講演の要旨登録はできません。本会未入会の方は、事前に必ず入会手続きをお願いします。入会手続きには約1週間ほどかかります。

第63回日本生物工学回大会では、東日本大震災で被災された方に特別に年会費免除制度を設けております。また、被災された学生の大会参加費も免除いたします。詳しくは東日本大震災で被災された会員の皆様へ-年会費免除についてをご覧ください。

シンポジウムの発表者はオーガナイザーの指示に従って要旨登録、および参加登録を行って下さい。

第63回日本生物工学会大会ホームページ

Published by 学会事務局 on 28 4月 2011

東日本大震災で被災された会員の皆様へ-年会費免除について

公益社団法人日本生物工学会
会長 飯島 信司

このたびの震災により、被害を受けられた会員の皆様に、心からお見舞いを申し上げます。一日も早い復旧、復興を心よりお祈り申し上げます。

日本生物工学会では、地震の被害が甚大であることから、被災された会員の皆様に対し、全力で支援に努めたいと考えております。このたび理事会では、下記のことを決議いたしました。

 

  1. 学生の研究支援および年大会への参加促進を目的として、事前に手続きをした学生につきましては、大会の参加費を免除いたします。⇒被災学生の大会参加費特別免除について
     
  2. 被災された会員の皆様の会費を免除いたします。

♦ 会費免除申請の対象となる地域(以下被災地)     
   岩手、宮城、福島、茨城の4県

♦ 会費免除申請の対象となる会員 
 (1) 被災地に居住する正会員
 (2) 被災地に居住、被災地にある大学に在学あるいは被災地に実家(保護者)のある学生会員
 (3) 被災地に住所を有する団体会員、賛助会員

♦ 免除対象の会費      
 (1) 2011年会費を既納している会員については、2012年会費を免除
 (2) 2011年会費が未納の会員については2011年会費を免除

♦ 会費免除の申請方法

免除申請書に会員番号、氏名(会社名、団体名)、メールアドレス、勤務先(在学校名)、所属(研究科名)をご記入の上、Faxか、PDFファイルのメール添付で学会事務局に申請してください。学生会員の場合は指導教員から申請下さい。

【正会員・賛助会員・団体会員】

    word年会費免除申請書(52KB)

  
  【学生会員】

   word年会費免除申請書(59KB)

申請先

     〒565-0871
     大阪府吹田市山田丘2番1号 大阪大学工学部内
     公益社団法人 日本生物工学会 事務局
     Tel: 06-6876-2731 Fax: 06-6879-2034
     E-mail:

Published by 学会事務局 on 26 4月 2011

【年次大会】被災学生の大会参加費特別免除について

第63回日本生物工学会大会では、東日本大震災で被災した学生会員の大会参加費を免除します。以下の手順に従って申請してください。

対象 岩手、宮城、福島、茨城に在住、あるいは、保護者が在住する学生
 
  • 学生会員の方: 指導教員を通じて申請してください。
    2011年会費を既納している会員については、参加費と併せて2012年会費が免除されます。
  • 未入会の方: 
    1) 会員登録をしてください。⇒入会申込はこちらから  
    注)2011年会費が免除になります。会員登録の際、「会費の支払方法」は、2012年以降の会費支払い方法を選択してください。 
    2) 指導教員を通じて申請してください。 
申請方法
  1. 指導教員本人が、参加費免除申請書参加費免除申請書を事務局宛に提出して下さい
    • 署名または押印必須
    • 提出は、FaxかPDFファイルのメール添付でお願いします。
    • この申請書は、年会費の免除申請書を兼ねています。
  2. 事務局より指導教員に参加登録の方法をメールでお知らせします。
申請締切 講演発表者:2011年5月25日(水)
大会参加のみを希望する学生:2011年8月17日(水)
問合せ先
申請先
〒565-0871
大阪府吹田市山田丘2番1号 大阪大学工学部内
公益社団法人 日本生物工学会 事務局
Tel: 06-6876-2731 Fax: 06-6879-2034
E-mail:
  • 指導教員からの申請がない場合は、参加費の免除はできません。
  • 大会での講演発表を希望される場合は、申請締切日(5月25日)までに必ず指導教員を通じて参加費免除申請書を提出し、2011年5月27日正午までに講演要旨の登録を行って下さい。

Published by 学会事務局 on 26 4月 2011

【和文誌】新連載『バイオよもやま話』

和文誌編集委員会は『基礎講座』の連載を企画し、会員諸兄からアンケートで意見を募りました。新企画担当を設置し、連載の方向性と内容について議論を重ねて参りました。その結果、実験の原理や技術の裏側にある苦労話を紹介し、楽しみながら基礎知識を学んでもらえる企画にしてはどうかという結論に至りました。毎号、培養関連と生化学関連の内容を組み合わせて掲載したいと思います。

単なるプロトコール集ではなく、生物工学分野の基礎的内容を扱う、“バイオよもやま話集”を目指します。先端的なトピックスはバイオミディア欄で取り上げられているため、本企画は基礎的な事柄に的を絞ります。

会員の関心が高いと思われる内容は、今後取りあげていく予定ですので、質問をお寄せ下さい。
〈質問の宛先〉E-mail:

なお、本企画は日本生物工学会創立90周年記念事業の一環として位置づけられ、副読本としての書籍化を予定しております。

89巻4月号掲載 バイオよもやま話

Published by 学会事務局 on 25 4月 2011

【研究部会(若手会)】若手会 夏のセミナー

このたびの東日本大震災では、被災されました皆様に心よりお見舞いを申し上げます。震災からの復興には日本中の団結が重要となっておりますが、このようなときにこそ、学術面から元気を発信し、復興の原動力としていくことも若手会の使命と考え、平成23年度の若手会夏のセミナーを、下記の要領で開催いたします。 

今年度は、甲斐の国の湯所・石和にて、講演会、キャリアパスセミナー、ポスターセッション(優秀発表者にはポスター賞有り)、交流会等のイベントを通じ、活発な討論の場を提供したいと考えております。大学、研究所、企業の若手研究者や学生の方々を含め、生物工学に興味のある皆様のご参加をお待ちしております。

参加申込受付を締め切らせて頂きました!!(6月9日)
たくさんの申込、誠にありがとうございました!!

日時 2011年7月16日(土)13:00~17日(日)12:00
場所 春日居びゅーほてる (山梨県笛吹市春日居町鎮目178  TEL: 0553-26-3811 )
講演(予定) <1日目>
  • マイクロナノデバイス技術の拓く異分野融合研究
     …(東京大学) 竹内 昌治
  • 放射光を利用した生体超分子複合体の構造解析
     …(大阪大学) 中川 敦史

 (ポスターセッション有り)

  • 海外生物資源へのアクセスと利益配分
     …(製品評価技術基盤機構) 安藤 勝彦 
  • 環境ゲノムで未培養微生物に迫る
     …(海洋開発研究機構) 布浦 拓郎 
<2日目>
  • 微生物はバイオ燃料生産のエースとなり得るのか?
     …(山梨大学) 長沼 孝文 
  • ものづくりで必要とされる技術人材
     …(キユーピー株式会社) 小林 英明 
  • R&Dの現場と望まれる人材とは
     …(カルピス株式会社) 前野 正文 
  • 博士号取得後の世界
     …(ノボザイムズ ジャパン株式会社) 寺本 寛 
申込方法 氏名、性別、一般・学生の別、ポスター発表希望の有無、所属、連絡先住所、電話番号、E-mailアドレスを明記の上、下記申込先にE-mailにてお申し込みください。折り返し、申込確認や参加費振込口座等を連絡させていただきます。(ポスター発表を希望される方には、要旨のフォーマットもお送りします。要旨締切を6月中旬に設定予定ですのであらかじめご予定ください)
参加費(税込) 一般16,000円 (会費 14,000円、懇親会費 2,000円)
学生 8,000円 (会費 7,000円、懇親会費 1,000円)
(ただし、青森、岩手、宮城、福島、茨城の各県より参加される学生の方は参加費5,000円(会費5,000円、懇親会費 無料)といたします。)
定員 75名(定員になり次第締め切らせていただきます)
申込み先
問合せ先
山梨大学工学部生命工学科 大槻隆司
E-mail:  TEL&FAX: 055-220-8646

注)参加費については、生物工学会誌89巻4号に「1泊2食付き、要旨集代を含む、税込み」と記載しておりますが、上記のように変更されました。

 

►生物工学若手研究者の集い(若手会)Topへ

Published by 若手会 on 25 4月 2011

【若手会】2011年度生物工学若手研究者の集い 夏のセミナー開催のお知らせ

当日の様子はこちら

盛況のうちに終了いたしました!
参加者の皆様お疲れ様でした!!
皆様,来年もぜひお会いいたしましょう!!!


 このたびの東日本大震災では、被災されました皆様に心よりお見舞いを申し上げます。震災からの復興には日本中の団結が重要となっておりますが、このようなときにこそ、学術面から元気を発信し、復興の原動力としていくことも若手会の使命と考え、平成23年度の若手会夏のセミナーを、下記の要領で開催いたします。
 今年度は、甲斐の国の湯所・石和にて、講演会、キャリアパスセミナー、ポスターセッション(優秀発表者にはポスター賞有り)、交流会等のイベントを通じ、活発な討論の場を提供したいと考えております。大学、研究所、企業の若手研究者や学生の方々を含め、生物工学に興味のある皆様のご参加をお待ちしております。

日時 2011年7月16日(土)13:00~17日(日)12:00
場所 春日居びゅーほてる (山梨県笛吹市春日居町鎮目178   TEL: 0553-26-3811 )

講演予定
<1日目>

  • マイクロナノデバイス技術の拓く異分野融合研究……(東京大学) 竹内昌治 先生
  • 放射光を利用した生体超分子複合体の構造解析……(大阪大学) 中川敦史 先生

 (ポスターセッション有り)

  • 海外生物資源へのアクセスと利益配分……(製品評価技術基盤機構) 安藤勝彦 先生
  • 環境ゲノムで未培養微生物に迫る …… (海洋開発研究機構) 布浦拓郎 先生

<2日目>

  • 微生物はバイオ燃料生産のエースとなり得るのか?……(山梨大学) 長沼孝文 先生
  • ものづくりで必要とされる技術人材……(キユーピー株式会社) 小林英明 先生
  • R&Dの現場と望まれる人材とは……(カルピス株式会社) 前野正文 先生
  • 博士号取得後の世界……(ノボザイムズ ジャパン株式会社) 寺本 寛 先生

 

申込方法 
氏名、性別、一般・学生の別、ポスター発表希望の有無、所属、連絡先住所、電話番号、E-mailアドレスを明記の上、下記申込先にE-mailにてお申し込みください。折り返し、申込確認や参加費振込口座等を連絡させていただきます。(ポスター発表を希望される方には、要旨のフォーマットもお送りします。要旨締切を6月中旬に設定予定ですのであらかじめご予定ください)

参加費(税込) 
一般16,000円 (会費 14,000円、懇親会費 2,000円)
学生 8,000円 (会費 7,000円、懇親会費 1,000円)
 (ただし、青森、岩手、宮城、福島、茨城の各県より参加される学生の方は参加費5,000円(会費5,000円、懇親会費 無料)といたします。)
               
申込先・問合せ先 山梨大学工学部生命工学科 大槻隆司
         E-mail:  TEL&FAX: 055-220-8646

注)参加費については、生物工学会誌89巻4号に「1泊2食付き、要旨集代を含む、税込み」と記載しておりますが、上記のように変更されました。

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Published by 学会事務局 on 25 4月 2011

【随縁随意】健忘症に対するささやかな抵抗 – 谷口誠

生物工学会誌 第89巻 第4号
谷口 誠

皆さん、綾小路きみまろをご存知でしょうか。彼はテレビで中高年の視聴者に「何を忘れたかも忘れ……」と笑わせる。皆さんも思い当たるでしょう。私の場合は手の施しようがない。トイレの中では覚えていたのに、2階に上がりかけた所で何を探しに行くのかなぁ。それなら、とトイレに戻り、階段の下までを2度3度と繰り返すうちに諦めてしまう。メガネの紛失は厄介だ。私は近視の遠視の乱視なので、頼りは近くに住む8歳の孫、あっという間に探し出してくれる。年齢に言及したので、人間の記憶力について少し述べよう。大脳の記憶領域に存在する細胞数は赤ちゃんの頃から増えはじめ、ほぼ10歳で最大に達し、成人に達すれば少しずつ減っていく。つまり、アルツハイマーに似た状況に陥っているのである。健忘症の原因はその辺りにあると言えそうだ。

卑近な例で話を進めよう。元大阪大学の蛋白質研究所に在籍され、日本生化学会の会頭までされた脳生化学者の中川八郎先生をご存知の方も多いでしょう。私からの依頼で大阪市立大学大学院の集中講義に何度も来て頂いた。そんな腐れ縁もあり、私の地元岸和田のとある専修学校で先生の仕事を手伝っている。昨年6月~7月に週2回のペースである企画を実施した。

私の担当は整腸と美容に関わる講義と実験であった。もともと微生物屋なので、腸内には善玉菌や悪玉菌が棲みついていることは知っていた。私達の研究室の先輩からオリゴ糖の話を個人的に教わったことがある。小腸で分解吸収されずに大腸に達すると、微生物分解されてpHが下がるそうである。そうなればビフィズス菌などの乳酸菌の仲間が増え、中性付近を好むウエルシュ菌などの嫌気性菌が減るらしい。近くのスーパーで購入したオリゴ糖をヨーグルトの上から垂らして食べてみると便通効果はてきめんであった。

こんな話を広めたところ、異口同音に同じような返答があった。反響は充分であった。これで講義はできると思ったが、食物繊維が気がかりで、何で便に良いのかと考えた。答えはすぐ解った。食物繊維に多数含まれる水酸基と水分子の間の水素結合である。多量の水を抱えて重くなった食物繊維は排泄しやすくなるのであろう。私は若い女性30人から食物繊維で便秘解消との情報を得た。

まだ疑問があった。女性に便秘が多いという問題である。いろいろな女性に生理との関係を聞いたところ、あるパターンがあった。生理の直前は便秘気味、生理が始まると軟らかくなるらしい。書物やパソコンの情報で、女性ホルモンの一つプロゲステロンは血液中の水分含量を上昇させるとある。だったら後は簡単だ。つまり、大腸周辺の血管に大腸内の水が吸い取られ、便が固くなると推察した。便が固くなると同時に皮膚はむくみ、高温期にはプロゲステロンが増え、減少すると生理になる。生理が始まると下痢状態になる人も多いようだ。

残る問題は便秘と美容の関係である。本来排泄されるべき余計な物を体内に留めておけば皮膚に良くないのであろうと思ったが、なぜ肌荒れに結びつくのかは解らない。こんな身近でクサーイ内容の講義を終え、実験は私の十八番、納豆からポリグルタミン酸を抽出して、お肌つるつるを体感してもらった。中川先生から論文にしようや、と言われたが、私には難しい課題なので、本誌をお借りしている次第である。いずれにせよ、今や女性の便秘問題についてはかなり詳しく科学的に話ができるようになった。若い女性にセクハラではないのでと断りながら生理の最中の便について尋ねると、恥ずかしそうに百発百中の回答が得られる。

実は、昨年5月9日に岸和田のだんじり会館に中学校の仲間が集合し、近くの会場に移動してクラス会を開いている。6月5日は備前の同級生の家での小学校のミニ同窓会に参加している。確かではないが、前者の際には食物繊維のことを、後者ではプロゲステロンのことを考えついたのであろう。そもそもさように、私の頭にいろいろな発想が思い浮かぶ時には、常に子供の頃の思い出が関係しているようだ。

皆さん、昔から回想法と言われる手法で少しでもボケを防止しましょう。その一つとして小・中・高校の同窓会に出席しましょう。新しい着想が生まれるのは、そんな時かもしれませんよ。


著者紹介 美作大学大学院(教授)、大阪市立大学名誉教授

 

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Published by 学会事務局 on 25 4月 2011

【関連行事】日本農芸化学会関西支部講演会・ミニシンポジウム

日本農芸化学会関西支部第470回講演会・ミニシンポジウム
「植物生理機能の解明から活用へ」

日時 2011年7月2日(土)
会場 大阪府立大学学術交流会館(大阪府堺市中区)
プログラム 【ミニシンポジウム】
植物における小胞体ストレス応答の分子機構…(小泉 望)
ストマジェンによる気孔密度の調節機構…(嶋田 知生)
フラボノイドの配糖体化酵素の機能進化…(小埜 栄一郎)

【一般講演】
演題募集中
申込締切:6月3日
申込・連絡先 大阪府立大学大学院生命環境科学研究科 
岩城俊雄 TEL. 072-254-9462
E-mail:
http://www.jsbba-kansai.jp

Published by 学会事務局 on 21 4月 2011

【復興支援情報】緊急研究助成金の公募について

アステラス病態代謝研究会 緊急研究助成金

2011年4月21日
山下 道雄(アステラス病態代謝研究会)

アステラス病態代謝研究会から東日本大震災で被災された広義の生命科学研究者に対し緊急研究助成金の公募が出ています。 ⇒緊急研究助成金応募要領はこちらから

 

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Published by 学会事務局 on 21 4月 2011

【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線 記事掲載

和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business i の企画特集『バイオ最前線』欄に編集協力をし、毎月第3水曜日に記事を掲載しております。2011年4月20日付で、第11回「メタボロミクスはものづくりバイオのナビゲーター」が掲載されました。

掲載記事:「メタボロミクスはものづくりバイオのナビゲーター」pdf

次回は、2011年5月19日(水)掲載予定です。

※当サイトでは、Fuji Sankei Business iのご厚意により該当記事のPDFを公開しております。
 

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Published by 学会事務局 on 21 4月 2011

【東日本支部】生物工学フォーラムのご案内

日本生物工学会東日本支部では、5月26日(木)に2011年度生物工学フォーラム「環境」と生物工学を開催いたします。⇒詳しくはこちら

日時:  2011年5月26日(木)13:00~19:00
場所: 東京大学弥生講堂・セイホクギャラリー

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

Published by 支部:東日本 on 21 4月 2011

【東日本支部】2011年度生物工学フォーラム —「環境」と生物工学—

ヒトを含めた生物は、それを取り巻く「環境」に時として適切に応答し、またある場合には「環境」を意図的に変貌させていく能力を有している。このような応答能力、変換能力の現われを生物工学的側面から捉え直し、未来を指し示すことを狙いとして本フォーラムを開催したい。

主催:日本生物工学会 東日本支部

日時 2011年5月26日(木)13:00~19:00
場所 フォーラム: 東京大学弥生講堂(東京大学農学部内:東京都文京区弥生1-1-1)
懇親会: セイホクギャラリー(東京大学弥生講堂至近)
内容

フォーラム(東京大学弥生講堂)(13:00~17:00)

13:00~13:10 はじめに
13:10~13:45 「環境微生物活用のための工学的アプローチ」
(早稲田大学)常田 聡
13:45~14:20 「生物炭酸固定と生物工学」
(東京大学)石井 正治
14:20~14:55 「生物ろ過がつくるおいしい水~微生物複合系による地下水からの重金属除去」
(横浜国立大学)鈴木 市郎
14:55~15:10 休憩
15:10~15:45 「グリーンナノバイオエレクトロニクスと低炭素戦略」
(東京農工大学)早出 広司
15:45~16:20 「キリングループの環境工学的取組み」
(キリンホールディングス)吉田 聡
16:20~16:55 「新・省エネルギーと資源リサイクルに貢献する生物工学」
(電力中央研究所)渡部 良朋
16:55~17:00 おわりに

懇親会(セイホクギャラリー)(17:00~19:00)

参加費 フォーラム: 会員(賛助会員を含む) 1,000円(不課税)、非会員 2,000円(税込)、学生 無料
懇親会: 一般 3,000円(税込)、学生 2,000円(税込)
(参加費は当日、受付にてお支払いください。)
申込先 氏名、所属、会員種別、連絡先、E-mail、TEL、FAX、および懇談会参加の有無を明記の上、下記問合せ先までメールまたはFAXでお申し込み下さい。
※当日受付も行いますが、なるべく事前登録をお願い致します。
事前登録締切:5月20日(金)
問合せ先 【東日本支部事務局】
宇都宮大学大学院工学研究科物質環境化学専攻内
諸星 知広 E-mail:
FAX: 028-689-6176

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Published by 学会事務局 on 20 4月 2011

法定点検によるサーバ停止のお知らせ(5月14日13:00~15日10:00)

ビルの電源設備法定点検による停電のため、ホームページが稼動するwww.sbj.or.jpサーバが以下の期間停止いたします。ホームページおよび2011年度大会の参加登録および講演要旨登録システムが一時利用できなくなりますのでご注意下さい。

サーバ停止日時:
2011年5月14日(土)13:00 ~ 15日(日)10:00

上記期間中も英文誌Journal of Bioscience and Bioengineeringの投稿・査読システム(EES)および閲覧(ScienceDirect)は通常通りご利用いただけます。なお、投稿・査読システム(EES)はメンテナンスのため、5月15日(日)15:30~19:30の間利用ができません。

ご迷惑をおかけいたしますが、何とぞご理解賜りますようお願い申し上げます。

Published by 学会事務局 on 14 4月 2011

【事務局】平成23年会費口座振替のお知らせ(4月25日)

預金口座振替制度を利用されている会員様へ

平成23年会費の口座振替は2011年4月25日(月)に実施させていただきます。

年会費一覧(1月~12月)

  • 正会員      年額 9,800円
  • 学生会員    年額 5,000円
  • 団体会員    年額 30,000円   
  • 賛助会員    年額 1口50,000円(1口以上)

お届けいただいた口座からの引落しができない場合は、英文誌Journal of Bioscience and Bioengineeringのオンラインジャーナルへにアクセスできなくなりますのでご注意下さい。

異動届出

会誌送付先、住所、会員資格(学生会員から正会員へ移行)などに変更があれば、会員サービスから異動届出をして下さい。FAXでも受け付けますので異動届出にご記入のうえ、下記宛にお送りください。

 

連絡先

〒565-0871
大阪府吹田市山田丘2番1号 大阪大学工学部内
公益社団法人 日本生物工学会 事務局

Tel: 06-6876-2731 Fax: 06-6879-2034
E-mail:

Published by 学会事務局 on 13 4月 2011

【本部】公益社団法人への移行登記完了のお知らせ

社団法人日本生物学会は、内閣総理大臣より平成23年3月22日付で公益社団法人として認定 (PDF)を受け、平成23年4月1日に社団法人の解散登記と公益社団法人の設立登記を行いました。平成23年4月13日に公益社団法人への移行登記を完了しましたのでお知らせいたします。

  1. 法人名称:公益社団法人日本生物工学会 
     
  2. 代表理事氏名:会長 飯島 信司、副会長 原島 俊、副会長 奥村 康 
      
  3. 公益目的事業:

    1)学会誌及び学術図書の発行
    2)学術講演会及びシンポジウムなどの開催
    3)関連学会との連絡及び協力
    4)研究の奨励及び研究業績の表彰
    5)生物工学に関連する産学連携の推進事業
    6)生物工学に関連する人材育成の推進事業
    7)生物工学に関連する国際協力の推進事業
    8)その他この法人の目的を達成するために必要な事業

 

関連記事:

【本部だより】日本生物工学会の改革へ向けて
【本部だより】公益法人制度の施行と日本生物工学会


 

Published by 学会事務局 on 09 4月 2011

Asian Federation of Biotechnologyからの寄付について

日本生物工学会は、アジアでのバイオテクノロジーの発展のため、Asian Federation of Biotechnology (AFOB) と協力して活動を行っております。

このたびの東日本大震災の被災地の復興のためにAsian Federation of Biotechnology(AFOB)の韓国支部より、お見舞いのメッセージと寄付が寄せられました。
AFOBの19名の役員からの寄付金2,374,328 ウォン(約187,000円)は、被災地への義援金として4月1日にKorean Red Cross宛に送金されました。

ここに深く感謝の意を表するとともに、今後もAFOBとよりよい協力関係を築きながら、アジアのバイオテクノロジーを益々発展させていくために活動を広げていきたいと考えております。
 

日本生物工学会
会長 飯島信司

Published by 学会事務局 on 07 4月 2011

【復興支援情報】研究者・学生等の受入等に関する情報(学術会議ニュース)

被災された研究者・学生等の受入等に関する情報(2011.4.5現在)が学術会議のホームページ(http://www.scj.go.jp/)に纏められています。

日本学術会議ニュースメール ** No.292 ** 2011/4/6より 

【若手アカデミー活動検討分科会から~被災された研究者・学生等のために~(お知らせ)】

若手アカデミー活動検討分科会では、各大学・研究機関による被災された研究者・学生等の受け入れや研究支援等に関する支援の概要、URL情報等を一覧にまとめました。

   

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Published by 学会事務局 on 07 4月 2011

【被災状況報告】北日本支部より

北日本支部会員から届いた被災状況の報告をお知らせいたします。

東北大学農学部(2) 

五味 勝也
2011年3月26日 

農学部は建物等の崩壊などの多大な被害はありませんでしたが、壁の落下、廊下の陥没、エレベーターの斜傾などの被害がありました。農学部は青葉山移転が決まっていますが、移転が延び延びになっていつになるのか分からないこともあり、耐震強度の低い本館については昨年耐震補強工事を行ったばかりでした。その工事のおかげもあり、倒壊を免れたのではないかと思います。

建物の中におられた先生方は倒壊の恐れを感じていたようですが、耐震工事がなされていたのは本当に幸いだったと思います。機器類についてはそれぞれの研究室ごとにいろいろな不具合が生じていると思われます。特に、高い階にある研究室では多くの物品が棚や机から落ちて被害が大きくなりました。

電源も15日には復旧しましたが、4、5日停電していたために、フリーザーなどにストックしてあった保存菌株や試薬類のダメージがあるかも知れません。ただ、学生が調べたところでは、大腸菌やカビの保存菌株は何とか生えてきたようです。現在はガス以外の電気と水道は復旧しています。また、ガスの復旧には1ヶ月以上かかるとのことでしたが、新潟から引いているパイプラインに被害がなかったことから、このラインを使って早急に復旧が進められるとのことなので、予想よりも早くガスも復旧するものと期待しています。

農学部では、残念なことに学生1名が津波被害で亡くなりましたが、そのほかの学生・教職員の無事が確認されています。なお、生物工学会関係ではありませんが、農学部には水産系の附属フィールドセンターが女川にあるのですが、この施設は女川湾に面しているため、津波により2階建ての研究施設および宿舎が水没し、内部はほぼ全壊しましたが、教職員・学生は皆避難して無事とのことでした。

大学は新学期の講義開始が5月の連休明けとなりそうなので、それまでは研究室の立て直しに専念することになります。また、大津波等の甚大な被害を受けた沿岸部の方々のことを思うと、本当に心が痛みます。
生物工学や農芸化学の領域でも東北地域の復興に力を注ぐことができるはずですので、そのために尽力することができればと思っています。

なお、生物工学会の会員、特に醸造関係の企業などの被害状況についてはまだ十分な情報を得ておりません。分かり次第ご連絡いたします。


東北大学工学部

中山 亨 
報告日 2011年3月25日、4月1日

工学部で生物工学会に関係するのは化学・バイオ系三専攻と環境科学研究科と土木工学専攻が主体となりますが、いずれについても安否確認はとれつつあり、会員で死傷者・行方不明者はでておりません。(追記:3月30日に工学部・工学研究科の全学生・教職員の安全が確認されました)。

工学部の建物がある青葉山キャンパスは東北大学の中でも建物の被害が大きいとのことでした。特に建築・土木系の建物は甚大な損傷を受け、使用禁止・入棟禁止となりました。しかしながら、化学・バイオ系と環境科学研究科の建物は倒壊の難を逃れており、安全です。青葉山キャンパスには一部通電が開始されておりますが、山の上ということもあり、上水道とガスの復旧にはまだ時間を要するとも見込まれております。水が使えないため、薬品の除染などができない状態です(追記:水道は3月31日に開通しました)。

工学研究科では宮城沖地震に備えて室内の装置や什器などの転倒防止策など地震対策に力を入れてきたのですが、それでも多くの研究室で高価な実験装置が損傷を受けました。地震後、数日間にわたって停電が続き、貴重な凍結サンプルが失われたのではないかと覚悟しております。ライフライン・ガソリン供給・公共交通機関の運行が十分に回復するまで、学生は可能な限り帰省させています。
 

山形大学農学部 

小関 卓也 
報告日 2011年3月25日

農学部のある鶴岡市は大きな被害はなく、停電もありませんでした。施設も大きな被害はなかったと聞いております。
なお、山形市のキャンパスや米沢市の工学部キャンパスは被害があるかもしれません。

 

東北大学農学部(1)

米山 裕 
報告日 2011年3月24日

今回の震災では当分野の学生および職員は全員無事です。ただ、建物自体は倒壊を免れましたが、研究室の中は様々な物品が棚より落ち、大きな被害となりました。

皆様の多大なる努力の結果、ガス以外のライフラインも復興しました。
今後の研究室の立て直しにはしばらく時間がかかるとは思いますが、大津波等の甚大な被害を受けた方々のことを思うと、本当に心が痛みます。

東北地域の早急なる復興を願うのみです。

 

岩手大学農学部

礒部 公安
報告日 2011年3月23日

盛岡も非常に強い地震が長く続き、大きな余震が頻繁に起きましたが、盛岡は内陸なので津波の影響はなく、岩手大学農学部の停電と断水は12日夕方に復旧し、ガスも14日に回復しました。農学部の建物に崩壊などの大きな被害はありませんでしたが、一部の建物にはひびが入りました。

また農学部の学生は全員無事でしたが、家族を亡くした学生、実家を失った学生、内定取り消しになった学生がいます。被害の影響は次第に大きくなるように感じられます。

東北新幹線は盛岡~那須塩原間の復旧の見込みが立たないようですが、高速バスは少しずつ運行を始めています。また花巻空港からは関西、羽田、札幌に飛行機が数便運航されるようになりました。

しかし、交通網の影響があり、後期の個別試験、卒業式、入学式を中止し、新学期の講義は5月9日から開始になりました。今日も余震が続いていまして、いつも体が揺れているように感じます。

 

東北学院大学工学部

遠藤 銀朗 
報告日 2011年3月22日

こちらの学部は、津波の被災はなく地震による建物の損壊がありましたが、私も研究室のスタッフも無事でした。研究活動がいつ再開できるかは、建物や装置類の被災状況によりますので、現在その調査を行っているところです。

ただ、キャンパスが津波被害者の避難所になっておりますために、被災者の皆さんの支援活動も行っている状態です。学生の安否確認も進めておりますが、悲惨な状況です。他の支部会員からは現在のところ死亡した方がいる等の連絡はうけておりません。被害がなかったというものばかりでした。

  

弘前大学 農学生命科学部

柏木 明子 
報告日 2011年3月22日

会員及び研究施設の被害は、停電以外はありませんでした。
地震による停電が30時間程度あった関係上、細胞、試薬類がダメになった研究室があるそうです。

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Published by 支部:関西 on 04 4月 2011

関西支部-2011年度の活動

 

これまでの活動

 

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Published by 学会事務局 on 04 4月 2011

和文誌・講演要旨集 CiNii公開条件の改定について

2011年4月 より、CiNii(NII論文情報ナビゲータ)での和文誌(醸造學雜誌、 醗酵工學雑誌,、醗酵工学会誌,、生物工学会誌)、講演要旨集(日本醗酵工学会講演要旨集、日本生物工学会大会講演要旨集)の公開条件および、利用料金が変わりました。発行後3ヶ月以内は、有料ですが、発行後3ヶ月以降は定額アクセスが可能になります。
CiNiiの利用区分についてはこちら外部リンク

【定額機関に所属している本会個人会員】 無料
【定額機関に所属していない本会個人会員】 年間登録料 (2,100円)のみ


【非会員で定額機関に所属している場合】

  • 発行後3ヶ月以内…有料(和文誌:273円/報、講演要旨集:262円/頁)
  • 発行後3ヶ月以降…無料
     

【非会員で定額機関に所属していない場合】

  • 和文誌(醸造學雜誌, 醗酵工學雑誌, 醗酵工学会誌, 生物工学会誌)
    1)年間登録料 (2,100円)+1報当たりの利用料273円
    2)Pay-per-view 745円
     
  • 講演要旨集(日本醗酵工学会講演要旨集, 日本生物工学会大会講演要旨集)
    1)年間登録料 (2,100円)+1ページ当たりの利用料262円 
    2)Pay-per-view 735円

Published by 学会事務局 on 01 4月 2011

【本部より】公益社団法人日本生物工学会設立のお知らせ

社団法人日本生物学会は、平成23年4月1日に社団法人の解散登記と公益社団法人の設立登記を行いました。
今後は公益社団法人日本生物学会として生物工学の更なる進歩普及を目指して、事業を推進していきます。

関連記事:

【本部だより】日本生物工学会の改革へ向けて
【本部だより】公益法人制度の施行と日本生物工学会


 

公益法人化のメリット

  • 公益性に基づく、従来の学会活動との整合・地位向上
    従来より行われてきた日本生物工学会の生物工学分野における数々の学術活動の重要性が広く認められ、一般の方への認知度が高まります。 
     
  • 学問分野、会員の社会的地位向上;社会的信用の維持
    学会の社会的信用やブランド価値が向上します。学会員の社会的地位向上に直結するばかりか、次世代の優秀な生物工学研究者が集まることにつながると考えています。 
     
  • 組織を見直すことによる学会活性化の機会
    学会の恒常的な活動・組織の見直しによって学会が常に活性化することにつながります。公益社団法人に一度認定されたとしても公益社団法人に留まるためには、認定を永続的に満たす必要があります。これは活動の制約にもつながりますが会員の学会活動に公益性があるという自負、絶えざるチェックにもつながります。
     
  • 税務上の優遇措置(公益法人)の享受
    公的に公益性のある組織として認められた場合、税務上の優遇措置を受けることができます。 
     
  • 税務上の優遇措置(寄附者)の享受
    寄附者に対しても税制上の優遇措置があるため、寄附を受けやすくなります。

Published by 学会事務局 on 01 4月 2011

生物工学会誌 – 広告掲載について

生物工学会誌への広告掲載を希望される方は下記代理店までお問い合せ下さい。

株式会社 エー・イー企画 
〒101-0003
東京都千代田区一ツ橋2-4-4 一ツ橋別館4F
TEL: 03-3230-2744  FAX: 03-3230-2479
E-mail:

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Published by 学会事務局 on 01 4月 2011

生物工学会誌 – 著作権について

『生物工学会誌』及びその前身誌である『醸造學雜誌』、『醗酵工學雑誌』、『醗酵工学会誌』に掲載された論文等の著作権は、日本生物工学会に帰属します。

【転載許可について】

  1. 著作者自身が自らの著作物を利用するときは、特に本会に届け出る必要はありません。但し、引用される場合は、出典が生物工学会誌であることを明記してください。
  2. 第三者の著作権利用に際しては、著作者自身の利用とは区別し、本会への許諾申請を必須条件と致します。メールにて学会事務局()までお問い合せ下さい。
  3. 著作物(印刷体および電子版)を商用目的で配布することはできませんが個人的に使用することは可能です。
  4. 著作者本人ならびに所属機関が著作物をホームページに掲載する場合、査読後の著者最終版であれば掲載可ですが、出版社版を利用することはできません。
     

【機関リポジトリへの登載について】

査読済みの著者最終原稿を機関リポジトリで公開することができます 。登載にあたって学会への申し出は不要ですが、出典表示(掲載誌名・巻号・ページ数・出版年)をお願いします。

【複写をされる方へ】

下記協会に複写に関する権利委託をしていますので、本誌に掲載された著作物を複写したい方は、同協会より許諾を受けて複写してください。但し(公社)日本複製権センター(同協会より権利を再委託)と包括複写許諾契約を締結されている企業の社員による社内利用目的の複写はその必要はありません。(社外頒布用の複写は許諾が必要です)
 
権利委託先:(一社)学術著作権協会 〒107-0052 東京都港区赤坂 9-6-41 乃木坂ビル

なお、著作物の転載・翻訳のような複写以外の許諾は学術著作権協会では扱っていませんので、学会事務局()へご連絡ください。また、アメリカ合衆国において本書を複写したい場合は、次の団体に連絡して下さい。
Copyright Clearance Center, Inc. 222 Rosewood Drive, Danvers, MA 01923 USA
PHONE.1-978-750-8400 FAX.1-978-646-8600

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Published by 学会事務局 on 31 3月 2011

KSBB会長Kim先生からのお見舞い

この度の震災につきまして、1998年より学術交流協定を交わしている韓国生物工学会The Korean Society for Biotechnology and Bioengineering (KSBB)会長Prof. Eunki Kimから心温まるメッセージが届けられました。

KSBB会長Prof. Eunki Kimより

Dear Our Colleagues,

I am embarrassed and saddened very much to hear of the unprecedented earthquake and the tsunami that struck Japan recently. On behalf of many Korean colleagues in KSBB, I would like to convey deep commiseration to our dearest colleagues in Japan and extend the sadness to all the people in Japan who lost their beloved family members and friends in the catastrophe.

I would also like to say that the Koreans, who feel the Japanese as the closest neighbors, are all in deep grief and ready to help you to cope with the current crisis together in the earliest possible time. Besides, to see how the entire Japan and its people got united under such an unexpected crisis in such a courageous and orderly manner makes me and many Koreans feel the greatest respect again for you. We will pray for Japan and all the Japanese with our fingers crossed.

Best wishes,

Eunki Kim
On behalf of KSBB and many other Korean colleagues
 

Published by 学会事務局 on 29 3月 2011

【乳酸菌・腸内細菌工学研究部会】2011年度講演会 中止のお知らせ

関係各位

日本生物工学会 乳酸菌・腸内細菌工学研究部会
部会長 横田 篤

2011年3月11日に発生しました「東北地方太平洋沖地震」により被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早く復興を遂げられますようお祈りいたします。

乳酸菌・腸内細菌工学研究部会では地震発生以後、さまざまな状況を鑑み、2011年5月19・20 日(木・金)に大分県での開催を予定しておりました当部会恒例の泊まり込み講演会について、協議の結果、中止とさせて頂くこととなりました。

生物工学会誌 第89巻3号には会告が掲載されておりますが、中止となりましたので、ご注意ください。

誠に残念ではありますが、以上につきご了承いただけますよう、お願い申し上げます。

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Published by 学会事務局 on 28 3月 2011

【事務局より】学会誌3月号を発送しました

生物工学会誌89巻3号およびJournal of Bioscience and Bioengneering, Vol. 111, No. 3 (2011年3月25日発行)を発送いたしました。

一部の地域では、東日本大震災の影響で配達に遅れが生じる場合があります。また、宛先にお届けできない場合は、学会事務局に返送されます。学会誌送付先の変更を希望される方は事務局(E-mail: , Tel: 06-6876-2731)にお知らせください。

ご理解とご協力のほど宜しくお願いいたします。

Published by 学会事務局 on 25 3月 2011

【被災状況報告】宇都宮大学

3月15日~3月22日の状況

宇都宮大学では、地震直後、ほぼ1日、広域停電が発生し、農学部の方では冷凍試 料やカイコなどの生物検体にかなりのダメージを受けたようです。

現在、計画停電がかなりきちんと行なわれておりますが、3時間であれば、-75℃設定のディープフリーザーも、通電無しで-60℃程度を何とか保っており、何とか凌いでおります。

また、地元の蔵元も被害が出ているようです。

ガソリン不足はまだ解消されておらず、今後の停電に対する発電機の使用の見通しが立たない状況です。
従いまして、長期間の培養実験等は行なえない状況でありますが、これらは、今後の様子見、といったところと思っております。

3月25日

ガソリンは、やっと、宇都宮市内でも、まだまだ並びますが、少々手に入るように なってきました。
その代わりに、水騒ぎです。原発が落ち着かないと、なかなか上向きに復興が進まないようです。

宇都宮大学では、放射線に関する解説文を配付して風評被害防止に努めております。

 

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Published by 学会事務局 on 25 3月 2011

【本部】第16回生物工学懇話会

日時 2011年5月27日(金)14:10~16:50
場所 サントリーホール(ブルーローズ:小ホール) ⇒アクセス
〒107-8403 東京都港区赤坂1-13-1 TEL: 03-3505-1001
参加費 無料(事前に下記事務局までメールでお申し込みください)
プログラム

(司会 町田 雅之)

  • 14:10~14:15  開会の挨拶……飯島 信司
     
  • 14:15~15:00 
    講演1「動物から来るウイルス感染症の脅威」
          …甲斐 知恵子(東京大学医科学研究所)
     
  • 15:05~15:50 
    講演2「ホンダのDNA:挑戦・創造・革新」
          …小林 三郎(中央大学大学院)
     
  • 15:50~16:00 休憩
     
  • 16:00~16:45 
    講演3「脳とイノベーション」
         …茂木 健一郎(ソニーコンピュータサイエンス研究所)
     
  • 16:45~16:50  閉会の挨拶……稲垣 賢二
問い合せ先 〒565-0871
大阪府吹田市山田丘2番1号 大阪大学工学部内
公益社団法人 日本生物工学会
Tel: 06-6876-2731 Fax: 06-6879-2034
E-mail:

講演1 「動物から来るウイルス感染症の脅威」 14:15~15:00 


東京大学医科学研究所 甲斐 知恵子

近年、これまで知られていなかったウイルス感染症が世界各地に出現している。これらは人や物資のグローバルな流通に乗って広がることから、時にはSARSのように世界を震撼させる。新たに出現するウイルス感染症のほとんどは、自然宿主である動物からの人への伝播に由来する。本講演では、最近アジアで出現した致死性の流行等を例として、その及ぼす甚大な被害や、制圧までの経緯を概説し、様々な謎に迫る基礎的研究や対策研究の現状を紹介する。   

 (座長:飯島 信司)

講演2 「ホンダのDNA:挑戦・創造・革新」 15:05~15:50


中央大学大学院 小林 三郎

戦後多くの企業が頑張って数々のイノベーションを生み出し、日本の発展・経済成長を担ってきたが、最近日本からあまり新しいものが出てこない。資源のない日本は、世界的な創造・革新が生まれない限り、外貨は稼げないし、我々の子供・孫たちが幸せになれない。何がイノベーション阻害しているのか、どうするとイノベーションが生まれやすいのかをホンダでの原体験をもとに明らかにする。                

(座長:町田 雅之)

講演3 「脳とイノベーション」 16:00~16:45

ソニーコンピュータサイエンス研究所 茂木 健一郎

科学技術が大きく変容する中で、新たな発明・発見をいかにして生み出し、イノベーションを見いだすかは大きな命題です。今日、イノベーションは何か一つの要素技術によって起こせた時代から、総合的に対象を理解し、その複雑なふるまいの本質をとらえなければならない時代になっています。その「総合性」や「システム性」の象徴が脳であり、特に脳の創造性、ひらめきのメカニムが注目されています。その創造性について最新の研究成果をご紹介しつつお話したいと思います。

(座長:坂口 正明)

►2011(平成23)年総会および関連行事

Published by 学会事務局 on 25 3月 2011

【被災状況報告】罹災報告(茨城工業高等専門学校)

2011年3月17日

本校は茨城県ひたちなか市にあり震度6強地域でした。本校に電気が通ったのは15日(火)午後、水道は未だ復旧の見込みも無い状態です。実験機器類は水をかぶったものなどもあり、実験室の通電は行えません。-85度冷凍庫も復旧させた時はすでに6度であったので、保存菌、制限酵素等冷蔵試薬は使用できないかもしれません。
被害状況写真を添付しました。海外でも大きく報道されているようで、同じ写真をかつて留学したパスツール研に送付したら、声援の返信も頂きました。

⇒被害状況写真はこちらpdf(2.07MB)

2011年3月25日

余震が続く中、少しずつですが復興は進んでいます。茨城高専にもやっと今日水道が復旧するとの情報がありましたが、途中の配管等を修理しながららしく、我々の建物にはいつ順番が回ってくるのかまだ不明です。

 2011年3月28日

なお、情報錯乱で先に掲示して頂いた内容にあやまりがわかりました。本校所在地ひたちなか市の震度は6強と記載しましたが6弱が正しい値でした。
本校では、土日休日にも係わらず水道復旧を進めて頂いた結果、本日28日午前11時に物質工学科棟にも17日ぶりに水が出るようになりました。排水管の損傷がないシンクで、まず洗い物から再出発です。
 

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Published by 学会事務局 on 25 3月 2011

【会告】次期理事および監事候補者の告示

会員各位

2011(平成23)年3月
社団法人 日本生物工学会
会長 飯島 信司

4月1日より公益社団法人となります。新法人の定款に則り、任期が2011年5月27日総会終了から始まる理事および監事の改選をおこないます。つきましては、候補者を下記のとおり告示いたします。

【理事候補者】

赤松 隆(崇城大学) 五味 勝也(東北大学) 秦 洋二(月桂冠)
池 道彦(大阪大学) 坂口 正明(サントリー)  原島 俊(大阪大学)
稲垣 賢二(岡山大学) 水光 正仁(宮崎大学) 日野 資弘(アステラス製薬)
植田 充美(京都大学) 園元 謙二(九州大学) 福崎 英一郎(大阪大学)
大政 健史(徳島大学) 高木 博史
(奈良先端科学技術大学院大学)
本多 裕之(名古屋大学)
貝沼 章子(東京農業大学) 高木 昌宏
(北陸先端科学技術大学院大学)
松井 和彦(味の素)
川面 克行(アサヒビール) 高下 秀春(三和酒類) 柳 謙三(サントリー生命科学財団)
木野 邦器(早稲田大学) 田谷 正仁(大阪大学) 山本 憲二(石川県立大学)
黒田 章夫(広島大学) 中山 亨(東北大学) 養王田 正文(東京農工大学)
後藤 奈美(酒類総合研究所) 西村 顕(白鶴酒造) 横田 篤(北海道大学)

【監事候補者】

関口 順一(信州大学) 播磨 武(東和薬品)

[定 款]

第22条 この法人に,次の役員等を置く.

1) 理事 20名以上30名以内
2) 監事 2名以内
3) 顧問 10名以内

2. 理事のうち1名を会長,会長以外の理事のうち2名以内を副会長とする.

3. 前項の会長及び副会長をもって,法人法に規定する代表理事とし,会長及び副会長以外の理事をもって同法第91条第1項第2号に規定する業務執行理事(理事会の決議により法人の業務を執行する理事として選定された理事をいう.以下同じ)とする.

第23条 役員は社員総会の議決によって選任する.

2. 会長及び副会長は,理事会の議決によって理事の中から選任する.

3. 業務執行理事は,理事会において理事の中から選任する.

4. 顧問はこの法人に特に功績のあった者で,理事会において推薦され,社員総会の承認を得る.

5. 監事は,理事または使用人を兼ねることができない.

6. 理事のうち,理事のいずれか1名とその配偶者または3親等内の親族その他特別の関係にある者の合計数は,総理事数の3分の1を超えてはならない.監事についても同様とする.

7. 他の同一の団体の理事又は使用人である者,その他これに準ずる相互に密接な関係にある理事の合計数は,総理事数の3分の1を超えてはならない.監事についても,同様とする.

8. 理事または監事に異動があったときは,2週間以内に登記し,遅滞なくその旨を行政庁に届け出なければならない.

Published by 学会事務局 on 25 3月 2011

【随縁随意】バイオマス活用の促進に向けて-兒玉 徹

生物工学会誌 第89巻 第3号
兒玉 徹

“バイオマス”なる言葉は、今でこそ当たり前のように新聞紙上にもしばしば現われるようになったが、筆者が第17期日本学術会議第6部・生物工学研連の会員に選出された約13年前は、関連する話の前には必ず「生態学で用いられる用語で…」という注釈を付けるのが常であった。その第17期の期間中を通じて、京都大学教授(当時)の上野民夫先生ほか第6部会員数名とともに、石油資源漬けの文明に警鐘を鳴らすための報告作りを進め、次世代以降に化石資源という人類共有の財産を遺すために現在われわれがなすべきこととして、バイオマスの有効利用を最有力候補に挙げたのである。

この検討結果は、第17期終了間際の2000年7月に日本学術会議第6部会報告として、当時の森内閣に向けて「生物資源とポスト石油時代の産業科学 -生物生産を基盤とする持続・循環型社会の形成を目指して-」と題して発表された。ほどなく政権は小泉内閣に代わったが、この報告の内容は2002年12月に同内閣によって閣議決定された「バイオマス・ニッポン総合戦略」の立案に影響を与えたと考えている。「バイオマス・ニッポン総合戦略」の骨子は地球温暖化の防止、循環型社会の形成、戦略的産業の育成、農山漁村の活性化の4本柱となっているが、要は限りある化石資源の使用を抑制し、バイオマス資源の活用により新産業を創出して農業、農村を活性化することを謳い上げたものである。

バイオマス政策推進に関するその後の動きとして、この戦略が2006年3月に「バイオマスタウン構築の加速化」、「バイオ燃料の利用促進」などに重点を置いて見直され、さらに2009年6月には国会全会派一致で「バイオマス活用推進基本法」が成立、9月に施行された。バイオマス活用に向けて政策的支援や法整備が着々と行われるようになったことは大変喜ばしい。

筆者は3年ほど前から(社)日本有機資源協会(JORA)において、主として見直し後の「バイオマス・ニッポン総合戦略」の目玉の一つとされたバイオマスタウン構築加速化の支援に携わっており、最近ようやく政府が2010年度末時点での目標としているバイオマスタウン構想公表数である全国300地域(自治体)を達成する見込みがついたところである(2010年11月末現在286地域)。

ところがバイオマスの有効活用を実現する問題の解決が容易でないことも同時に顕在化してきつつある。構想公表数がまずまず順調に増加している半面、肝心のバイオマス活用の事業化が必ずしも順調に進まず、このままでは構想が絵に描いた餅になることが危惧される地域が少なからず存在するからである。JORAではその問題点を詳細に分析し、バイオマス利活用事業の採算性の確保、燃料を含めたバイオマス製品利用の促進、地域人材の充実、国民の理解を得るための啓発が不可欠であることを2010年6月に主務官庁である農林水産省、環境省に具体的な方策を示して提言した。

その後、2010年12月にようやく「バイオマス活用推進基本計画」が閣議決定、公表された.計画では2020年に国が達成すべき目標として、600市町村でのバイオマス推進計画の策定、5,000億円規模のバイオマス産業の創出、炭素量換算で約2,600万トンのバイオマスの活用が示され道筋が整うこととなった。JORAでは農林水産省の支援を受け、人材養成の一環として5年にわたって170名のバイオマスタウンアドバイザーを養成し全国9ブロックに配置し、地域市町村のタウン構想立案に取り組んできたが、まだまだ人材不足であること、特に事業化に際しての採算性を含めた技術的な面での力不足を痛感している。

今さら言うまでもなく、バイオマス活用の技術的プロセスでは微生物の能力を借りる場面が多いが、それは伝統的に日本生物工学会の最も得意とする分野の一つであり、本学会会員諸兄姉の中にはその分野のスペシャリストとして全国各地で活躍しておられる方が多い。

今強く希望したいことは、学会としてそれらの方々の力を結集して、バイオマスタウンアドバイザーと協力しながら上述の問題点を一つずつ克服し、地域ごとに循環型社会を作り上げることである。さらに望ましくは同様の構想を進めている韓国や中国と協力して事業を東アジア全域にも広げたいと考えている。

ご協力頂ける方々のご連絡を切にお待ちしております。


著者紹介 日本生物工学会顧問、日本有機資源協会会長、東京大学名誉教授
E-mail: (日本有機資源協会)

 

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Published by 学会事務局 on 25 3月 2011

【関連行事】Summer Program 2011 “The Collective Brain”

日時
  • PLAN A (Internship & Lecture) 2011年6月15日(水)~8月10日(水) 
  • PLAN B (Lecture) 7月12日(火)~7月20日(水)
会場 理化学研究所脳科学総合研究センター(埼玉県和光市)
問合せ先 理研BSIサマープログラム実行委員会 FAX. 048-462-4914 
E-mail:
http://www.brain.riken.jp/jp/summer/

Published by 学会事務局 on 25 3月 2011

生物工学会誌 – 90巻3号

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Published by 学会事務局 on 24 3月 2011

研究者の皆様へ-被災状況報告及び支援情報をお寄せ下さい

今回の災害に遭われた多くの方々に改めてお見舞いを申し上げます。 

日本生物工学会では、会員の皆様の情報交換の場として復興支援情報をホームページで掲示していきたいと考えております。「研究資源の保護」、「学生の教育の継続」などについての情報やお願いを広く掲示ご希望の方は、連絡先を明記の上、事務局へ()メッセージをお寄せください。ホームページに掲示し、会員に、ご希望をお伝えしたいと思います。

学会としては、少しでも被災された皆様のお役に立ち、社会的責任を果たすことは重要と考えております。その他、学会へのご要望、ご提案がありましたら事務局までお知らせ下さい。

復興支援情報

 件名提供者(投稿者)掲載日
5NBRC 「東北地方太平洋沖地震で被災した生物遺伝資源の無償分譲について」独立行政法人製品評価技術基盤機構バイオテクノロジーセンター(NBRC)2011.6.17
4緊急研究助成金の公募についてアステラス病態代謝研究会
山下道雄
2011.4.21
3学術会議ニュース:
若手アカデミー活動検討分科会から~被災された研究者・学生等のために~
学会事務局2011.4.7
2お知らせ「遺伝子組換え生物等の移送について」文部科学省 
ライフサイエンスの広場 生命倫理・安全に対する取組
2011.3.25
1震災等に関わる遺伝子組換え生物材料の移送・保管に関する注意とお願い全国大学等遺伝子研究支援施設連絡協議会2011.3.25

被災状況の報告

 件名発信者報告日
3北日本支部より東北大学農学部(2)
五味 勝也  
2011.3.26 
東北大学工学部
中山 亨 
2011.3.25 
山形大学農学部
小関 卓也 
2011.3.25 
東北大学農学部(1)
米山 裕  
2011.3.24 
岩手大学農学部
礒部 公安 
2011.3.23 
東北学院大学工学部
遠藤 銀朗 
2011.3.22 
弘前大学 農学生命科学部
柏木 明子 
2011.3.22 
2震災につきまして宇都宮大学
池田 宰
2011.3.25
2011.3.23
1罹災報告茨城高専物質工学科
鈴木 康司
2011.3.28
2011.3.25
2011.3.17

 

本件に関する連絡先

〒565-0871
大阪府吹田市山田丘2番1号 大阪大学工学部内
公益社団法人 日本生物工学会 事務局

Tel: 06-6876-2731 Fax: 06-6879-2034
E-mail:

Published by 学会事務局 on 22 3月 2011

計画停電の予定変更に関するお知らせ

3月22日に予定されていた計画停電は ホームページ、大会ホームページが稼動しますhttp://www.sbj.or.jpサーバの所在地では実施されず、学会ホームページ、大会ホームページへのアクセスが可能になっております。また、3月23日も計画停電の影響を受けずに当サイトをご利用いただくことができる見通しです。

サーバ所在地の計画停電の予定と実施の見通しについては、こちらのページ外部リンクの 「イベント情報」の部分の表記をご参照下さい。

 ご迷惑をお掛けしまして申し訳ございませんが、ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。

Published by 学会事務局 on 18 3月 2011

東日本大震災のお見舞い

日本生物工学会会員各位

日本生物工学会
 会長 飯島 信司

<東日本大震災のお見舞い>

3月11日に発生した巨大地震の被害に遭われた被災地の皆様に心からお見舞い申し上げます。
犠牲になられた方々、ご遺族の皆様に深く哀悼の意を表します。

未曾有の大津波による被害状況が明らかになるにつれ、困難な生活を強いられている被災地の方々の健康が案じられます。くれぐれも健康に御留意いただければと存じます。

関東、東北エリアには多くの本学会会員がおられ、多くの大学、研究所で被害を受けているとも伺っております。 情報を共有していきたいと考えておりますので、当該地域の会員の皆様には、おりをみて可能な範囲で事務局まで現況をお知らせいただければと存じます。

なお、学会ホームページのサーバーが東京電力の計画停電対象地域の第4グループにあるため、3月14日からの計画停電実施に伴い、日本生物工学会のホームページが利用できない時間帯が発生しております。

ご迷惑をおかけいたしますが、何とぞご理解賜りますようお願い申し上げます。

上記期間中も英文誌Journal of Bioscience and Bioengineeringの投稿・査読システム(EES)および閲覧(ScienceDirect)は通常通りご利用いただけます。

►JBB投稿・査読システム
http://ees.elsevier.com/jbiosc/

►ScienceDirect(会員用閲覧サイト)
http://www.sciencedirect.com/jbiosc

►ScienceDirect(一般用)
http://www.sciencedirect.com/science/journal/13891723

Published by 学会事務局 on 16 3月 2011

【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線 記事掲載

和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business i の企画特集『バイオ最前線』欄に編集協力をし、毎月第3水曜日に記事を掲載しております。2011年3月16日付で、第10回「幅広い用途で使用されるセレン」が掲載されました。

掲載記事:「幅広い用途で使用されるセレン」pdf

次回は、2011年4月20日(水)掲載予定です。

※当サイトでは、Fuji Sankei Business iのご厚意により該当記事のPDFを公開しております。
 

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Published by 学会事務局 on 15 3月 2011

計画停電によるサーバ停止の予定変更について

東日本大震災に係わる計画停電の実施時間の変更により、日本生物工学会のホームページ、大会ホームページのサーバ停止時間が変更されております。ホームページ、大会ホームページが稼動しますhttp://www.sbj.or.jpサーバーの所在地は、計画停電対象地域の第4グループになります。

今後も計画停電の予定変更に伴い、学会ホームページ、大会ホームページサーバの停止時間が変更されます旨ご了承ください。計画停電の実施時間帯につきましては東京電力のホームページにてご確認頂きますようお願いいたします。

ご迷惑をおかけいたしますが、何とぞご理解賜りますようお願い申し上げます。

 

上記期間中も英文誌Journal of Bioscience and Bioengineeringの投稿・査読システム(EES)および閲覧(ScienceDirect)は通常通りご利用いただけます。

Published by 学会事務局 on 14 3月 2011

計画停電によるサーバ停止のお知らせ(毎日13:00~18:00)

東日本大震災に係わる計画停電実施に伴い、以下の時間学会ホームページ、大会ホームページが稼動します www.sbj.or.jp サーバーを停止させて頂きます。

ご迷惑をおかけいたしますが、何とぞご理解賜りますようお願い申し上げます。

<サーバー停止日時>
 2011年3月14日(月)より 毎日13:00~18:00 2011年4月末までの予定 

注)3月18日以降、サーバ所在地の計画停電が実施されない場合は、ホームページへのアクセスが可能になっております。

上記期間中も英文誌Journal of Bioscience and Bioengineeringの投稿・査読システム(EES)および閲覧(ScienceDirect)は通常通りご利用いただけます。

Published by 学会事務局 on 14 3月 2011

東日本大震災に係るお見舞い

東日本大震災による被災地の皆様には心からお見舞いを申し上げるとともに、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、深くお悔やみを申し上げます。被災地の一日も早い復興・復旧をお祈り申し上げます。

社団法人 日本生物工学会
会長 飯島 信司

Published by 学会事務局 on 09 3月 2011

【関連行事】日独共同大学院プログラム国際シンポジウム→中止延期

Biotechnology for Green Growth

日独共同大学院プログラム国際シンポジウムは中止延期いたします。今後の開催予定については、現時点では未定ですが詳細が決まり次第お知らせいたします。

⇒印刷用ポスター(PDF1.2MB)はこちら

日時 2011年4月28日(木)9:00~17:30
場所 千里ライフサイエンスセンター ライフホール(大阪府豊中市新千里東町1丁目4-2) 
アクセス
目的 産業社会のグリーン成長へのバイオテクノロジーの貢献について、最先端の話題を提供するとともに、国際的な視野から議論する。
参加費 無料(下記Eメールアドレスへ事前にお申し込みください)
使用言語 英語
問合せ先 大阪大学大学院工学研究科 生命先端工学専攻 大竹研究室
TEL: 06-6879-7437 FAX: 06-6879-7439
E-Mail:

主催: 日本学術振興会
協賛: 旭硝子株式会社、株式会社カネカ、東レ株式会社三井化学株式会社、メルシャン株式会社
     リン産資源リサイクル推進協議会 (順不同)

Program

Welcome  

  • 9:00-9:30
    Prof. Akio Baba(Dean of GSE,Osaka University)
    JSPS (to be announced)
    Prof. Sakayu Shimizu (Toray, NEDO)
    Dr. Alexander Olbrich (Consulate General of FRG, Osaka-Kobe)
    Prof. Toshiya Muranaka (Head of FIB, Osaka University)

Phosphorus Recycling

  • 9:30-9:55 Peak Phosphorus: Global Food Security or Global Food Scarcity? 
             …Dr. Stuart White (University of Technology Sydney, Australia)
     
  • 9:55-10:20 Phosphate Refinery and Recycling for Green Growth          
             …Dr. Hisao Ohtake (Osaka University, Japan)

Biorefinery and Biofuels

  • 10:20-10:45 Tailor-Made Fuels from Biomass
               …Dr. Jochen Buechs (RWTH Aachen University, Germany)

<Coffee Break>
 

  • 11:00-11:25 Production of Biofuels and Chemicals from Lignocellulosic Biomass
               …Dr. Akihiko Kondo (Kobe University, Japan)
     
  • 11:25-11:50 Bioproduction of D-Lactic Acid and Isopropyl Alcohol
               …Dr. Mitsufumi Wada (Mitsui Chemicals, Inc., Japan)

<Lunch Break>

Biocatalysis and Bioconversion

  • 1:20-1:45 Multi-Enzyme Systems for the Production of Chiral Compounds
           Dr. Yoshihiko Yasohara (Kaneka Corporation, Japan)
     
  • 1:45-2:10 Combination of Chemo-and Biocatalysis toward
           Chemoenzymatic One-Pot Processes in Aqueous Medium

            …Dr. Harald Groeger (University of Erlangen, Germany)
  • 2:10-2:35 Minimum Genome Factory: Novel Tool for Breeding Fermentation Strain
           Dr. Hideharu Anazawa (Japan Bioindustry Association, Japan)
     
  • 2:35-3:00 Fission Yeast Schizosaccharomyces pombe Minimum Genome Factory
            …Dr. Hideki Tohda (Asahi Glass Co. , Ltd., Japan) 

<Coffee Break>
 

  • 3:15-3:40 Protein Engineering by Directed Evolution
            …Dr. Ulrich Schwaneberg (RWTH Aachen University, Germany) 
     
  • 3:40-4:05 Bioproduction of Calcitriol from Vitamin D3
           by Actinomycete Cytochrome P450
            …Dr. Akira Arisawa (Mercian Corporation, Japan)
     
  • 4:05-4:30 Selective Substrate Oxygenations Using Bacterial Monooxygenases
            …Dr. Anett Schallmey (RWTH Aachen University, Germany)
     
  • 4:30-4:55 Membrane-integrated Fermentation Reactor (MFR) System:
           Application to D-Lactic Acid Production
             …Dr. Kenji Sawai (Toray Industries, Inc., Japan)
     
  • 4:55-5:20 Biocatalytic Cascade Reactions for the Synthesis of Glycoconjugates
            …Dr. Lothar Elling (RWTH Aachen University, Germany)


Closing Remarks

  • 5:20-5:30 Dr. Jun Okuda (RWTH Aachen University, Germany)

Published by 学会事務局 on 25 2月 2011

生物工学会誌 – 90巻2号

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Published by 学会事務局 on 25 2月 2011

【随縁随意】麹菌と溶姫-北本勝ひこ

生物工学会誌 第89巻 第2号
北本 勝ひこ

麹菌のゲノム解析が完了してから5年ほどたち、約12,000と推定される遺伝子の個々の機能について、日本の大学や産官の研究所を中心として精力的に解析が進められている。私の研究室でもさまざまな遺伝子の機能解析のために、毎日たくさんの学生が麹菌をさまざまな条件で培養している。東京大学本郷キャンパスでは、麹菌を主たる研究対象としている研究室は他にないので、麹菌の培養量では、間違いなくトップであると自負している。これは、歴史的にみても同様であると思っていたが、最近、かつて本郷キャンパスの赤門の近くで麹菌が大量に培養されていたことが推定される下記のようなことを知り、少し驚くとともに嬉しく思っている。

東京大学の赤門は、1827年(文政10年)に第12代加賀藩主である前田斉泰と11代将軍徳川家斉の娘である溶姫が結婚する際に建てられたものである。正式名称を御守殿門といい、将軍家の娘が三位以上の大名と結婚した場合にのみ許されたものであり、火災などで消失した場合、再建は許されなかったので、建設の際には、周辺の町屋などは強制的に立ち退かされたといわれている。

現在の東京大学の本郷キャンパスは加賀藩主前田家の屋敷跡であり、新しい研究棟の建設に際して行われる地下埋蔵物調査では、江戸時代の遺跡が数多く発掘されている。数ヶ月前、埋蔵文化財調査室の先生から、赤門脇の建設予定地で江戸時代の地下式麹室の跡が発掘されたとの連絡を受けた。

さっそく現場を見学させてもらったところ、地下3 mほど掘り返した調査地には、中央の縦穴につづき、四方八方に横穴が開けられており、横穴の入り口には扉をたてたと思われる柱の跡が、また、麹を作っていたと思われる横穴の壁には棚を支えていた竹をさした穴がはっきりと確認できた。あかりを灯したと思われる壁には焼けた土なども見いだされるとのことだった。

江戸時代の書物にも本郷近辺では麹が作られており、味噌などが特産品として売られていたということが書かれているとのこと。関東ローム層からなる本郷台地は、地下式麹室を作るのに最適の場所であったようで、近年、お茶の水の東京医科歯科大学キャンパス付近でも同様の地下麹室が発掘されている1)。また、これらの構造は、神田明神前にある江戸時代から続く甘酒屋「天野屋」の地下式麹室と構造もよく似ていることからも、赤門ができる前は、町屋が並んでおり、麹造りが盛んであったことは間違いないと思われる。

しかし、実際に調査室の先生から、「発掘した麹室に江戸時代に使用していた麹菌が残ってはいないだろうか? これまで、直接、麹菌の検出は試みられたことはないのだが」という相談を受け、現在、麹室近辺のサンプルからPCRなどの最新の技術を駆使して麹菌を検出する試みを大学院生が行っている。もし、江戸時代の麹菌のDNAが増幅できれば、考古学的にも貴重な貢献となるばかりでなく、当時使用されていた麹菌が現代のものとどの程度違うのかなど、醸造学にとっても興味深い結果が期待される。

ところで、一昨年メキシコで開催された糸状菌の国際学会に参加したときに、カビのことをスペイン語でHongo(英語ではFungus)ということをあらためて認識した。以前、東京大学で開催した糸状菌のシンポジウムに招待した英国の研究者が、東京大学の住所を見て、「Hongoはカビという意味ですよ。カビの研究者にとってここは実にいいところだ」と教えてくれたことを思い出した。

私の研究室のある東京大学本郷キャンパスが、麹菌と深い縁のあることを知り、久々に豊かな気持ちを感じながら、あらためて「国菌である麹菌の研究を通じて、文化の香りのするサイエンスを世界に発信する」という研究室の目標を押し進めたいと考えている。これを読まれた皆様も、「麹菌の聖地、本郷キャンパス」に来られる際は是非、赤門まで足を運んでいただき、200年ほど前にはここで麹が造られていたことに思いを馳せていただければと思う。

1) http://www.sakebunka.co.jp/archive/history/010_1.htm


著者紹介 東京大学大学院農学生命科学研究科(教授)

 

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

Published by 学会事務局 on 24 2月 2011

過去の研究部会 – 微生物共生活用発酵工学研究部会[前身:微生物の寄生・共生から探る伝統醸造の深淵研究部会](2011年~2015年)

研究概要図pdf

伝統食品の醸造の多くは、複数の微生物が寄生・共生により複雑な微生物相を構成して達成されてきたものだと考えられる。これらの微生物間の相互作用を探ることは、先人達が守り継承してきた伝統醸造の深淵を理解することでもある。本部会では、最先端の技術を使って、共生している酵母・乳酸菌・酢酸菌・麹菌などの微生物や、内在寄生生物であるミトコンドリアの相互作用を明らかにし、得られた知見をもとに新たな次世代型発酵の可能性を考えることを目的とする。

微生物共生活用発酵工学研究部会 研究内容の紹介図

 

連絡先 ktgkhrs アットマークを付ける cc.saga-u.ac.jp

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データベース-文献リスト

 

○研究リソース

産学官連携を促進するため、伝統醸造・発酵に関わる微生物やその共生の研究をしている研究室のリソースをまとめました。ご活用いただければと思います。 

●奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス研究科 ストレス微生物科学研究室(高木研究室)
○研究室のリソース: 有用微生物(酵母、大腸菌など)の育種技術(突然変異、接合、セルフクローニング、遺伝子組換えなど)、アミノ酸の代謝制御・生理機能の解析技術、アミノ酸の定量法、硫黄化合物のモニタリング法、酵素機能の解析と改変技術(ランダム・部位特異変異)、細胞内タンパク質の局在解析技術、酵母ミトコンドリア・液胞の解析技術、活性酸素種・活性窒素種の定量法、各種環境ストレス耐性の評価法など。
○研究内容: 酵母、細菌などの微生物が有する様々な細胞機能について、環境ストレス(酸化・還元、温度、水分、浸透圧、化学物質、栄養など)への新しい適応機構を中心に、分子・代謝・細胞レベルで詳細な解析を行ない、微生物の複雑かつ巧妙な機能に対する理解を深めます。また、得られた研究成果を有用な微生物育種、物質生産などの技術開発に応用し、食糧、エネルギー、環境、生命に関連するバイオテクノロジーに貢献することを目指しています。
HPアドレス: http://bsw3.naist.jp/takagi/takagi-j.html
問い合わせ先: 教授 高木博史 hiro (atmark) bs.naist.jp

●東京大学大学院農学生命科学研究科 応用生命工学専攻 微生物学研究室
○研究室のリソース:麹菌の細胞生物学解析の技術 (タンパク質分泌やオートファジーなどの膜輸送。糸状菌特異的オルガネラWoronin bodyによる多細胞生物としての生存維持装置など)。
麹菌の育種技術の開発 (効率的な多重遺伝子破壊のための技術。有用変異株のスクリーニング技術。菌糸融合・有性生殖の誘導による交配技術の開発)。
麹菌の異種タンパク質生産への利用 (様々な異種タンパク質高生産宿主の開発。動物由来、植物由来の各種有用タンパク質の生産実績)。
○研究内容:麹菌の細胞内におけるオルガネラやタンパク質の動きという基礎的な観点から、産業有用株育種への応用を行っている。さらに、麹菌の育種技術に改良を加えることで、有用タンパク質の効率的な生産を行っている。
HPアドレス http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/Lab_Microbiology/hyousi.html
問い合わせ先 教授:北本勝ひこ akitamo (atmark) mail.ecc.u-tokyo.ac.jp

●九州大学大学院農学研究院 生命機能科学部門 分子微生物学・バイオマス資源化学講座 微生物工学研究室(園元謙二、中山二郎、 善藤威史)
○研究のリソース: 乳酸菌等の有用微生物の分離技術、分離株ライブラリー、乳酸発酵とその解析技術、アセトン・ブタノール・エタノール発酵と その解析技術、抗菌ペプチド・バクテリオシンの探索と評価、バクテリオシンの精製・構造解析・遺伝子解析技術、クオラムセンシングの評価技 術、クオラムセンシング阻害剤の探索と合成、ヒトおよび食品中の網羅的細菌叢解析技術
○研究内容: 食品・医薬・環境保全技術への微生物利用を目的とした、新奇微生物・微生物由来新奇物質の探索、分子育種、微生物叢解析、および 生理活性物質・バイオ燃料などの有用物質生産への工学技術の開発に関する研究を行っている。
HP: http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/lab/microbt/
問い合わせ先: 助教 善藤威史 zendo (atmark) agr.kyushu-u.ac.jp

●琉球大学農学部亜熱帯生物資源科学科 発酵微生物学研究室
○研究室のリソース:酢酸菌、酵母、泡盛黒麹菌を中心とした発酵微生物の生化学的解析(酵素化学的解析、糖組成分析)、分子生物学的解析(遺伝子組換え技術)、新規発酵微生物のスクリーニング、発酵産物の成分評価、官能評価、製麹技術
○研究内容:酢酸菌による発酵生産、酢酸菌が生産する補酵素ピロロキノリンキノン、泡盛黒麹菌のルーツや醸造特性の研究を通して、発酵微生物の開発と産業への利用を目指しています。
HPアドレス http://www.agr.u-ryukyu.ac.jp/wp/pqq-quinoprotein
問い合わせ先 教授:外山博英 toyama  (atmark) agr.u-ryukyu.ac.jp
  助教:渡邉泰祐 t-wata (atmark) agr.u-ryukyu.ac.jp

●日本大学生物資源科学部 食品生命学科 食品微生物学研究室(森永 康・古川 壮一)
○研究室のリソース:酵母、乳酸菌、酢酸菌等食品有用微生物の相互作用解析技術、食品有用微生物の分離技術・分離菌株ストック、大腸菌、乳酸菌、酵母の遺伝遺伝子工学実験系 など
○研究内容:伝統的発酵における微生物間相互作用に関する研究、バイオフィルムの利用と制御に関する研究 など
HPアドレス: http://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~shokubi/
問い合わせ先:准教授;古川壮一 furukawa.souichi (atmark) nihon-u.ac.jp

●佐賀大学農学部生物環境科学科 北垣研究室
○研究室のリソース:醸造酵母のミトコンドリア解析、醸造酵母の育種技術(交配育種、突然変異育種、遺伝子組換技術)、有機酸解析技術、セラミド定量・精製・構造解析技術、脂肪酸解析技術、麹菌培養技術、麹造り技術、官能評価技術、香気成分測定技術。
○研究内容:醸造酵母のミトコンドリアや麹菌のセラミドをアプローチとして、醸造微生物の共生や生理活性物質を明らかにすることを目指しています。
HPアドレス: http://seisansystem.ag.saga-u.ac.jp/index.html
問い合わせ先: 准教授 北垣浩志 ktgkhrs (atmark) cc.saga-u.ac.jp

 

○産学官連携研究の例
本研究部会の委員が育種を行い、産官学連携により実用化されている醸造酵母の事例をまとめました。

 

●尿素非生産性清酒酵母
 東京大学大学院農学生命科学研究科の北本勝ひこ教授(当時:国税庁醸造試験所)は、カナバニン・オルニチン・アルギニンの適正な濃度を含む培地で選択することにより、positive selectionでアルギナーゼ欠損・尿素非生産性清酒酵母を育種する育種手法を考案され、実用化されました。特に輸出用清酒の製造に現在に至るまで広く使われており、日本醸造協会から全国に頒布されています。

Journal of Fermentation and Bioengineering, 75, 5, 359-363 (1993)
Mutant isolation of non-urea producing sake yeast by positive selection.
Katsuhiko Kitamoto, Kaoko Oda-Miyazaki, Katsuya Gomi, Chieko Kumagai

 

●イソアミルアルコール高生産泡盛酵母
 奈良先端科学技術大学院大学 高木博史教授らは、株式会社バイオジェット、琉球大学と共同研究を行っている沖縄県「琉球泡盛調査研究支援事業」の一環として、イソアミルアルコールを高生産する泡盛酵母(101H酵母)を育種しました。また、来年度中の商品化をめざし、新里酒造で泡盛の試験醸造を行うことになりました。
Journal of Bioscience and Bioengineerng, 2015 Feb;119(2):140-7. doi: 10.1016/j.jbiosc.2014.06.020.

Isolation and characterization of awamori yeast mutants with l-leucine accumulation that overproduce isoamyl alcohol.
Takagi H, Hashida K, Watanabe D, Nasuno R, Ohashi M, Nezuo M, Tsukahara M.

記事掲載
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-239237-storytopic-4.html

●ピルビン酸低減清酒酵母
 佐賀大学農学部の北垣浩志准教授は、ミトコンドリアを活性化しピルビン酸を輸送・代謝させるという戦略でピルビン酸が低減した清酒酵母を育種する育種手法を考案され、実用化されています。本酵母は日本醸造協会から全国に頒布されています。
Journal of Bioscience and Bioengineering, 117(4):383-93. doi: 10.1016/j.jbiosc.2013.09.01
Mitochondrial metabolism and stress response of yeast: Applications in fermentation technologies.
Kitagaki H, Takagi H.

Bioscience, Biotechnology and Biochemistry. 2010;74(4):843-7.
Breeding of a low pyruvate-producing sake yeast by isolation of a mutant resistant to ethyl alpha-transcyanocinnamate, an inhibitor of mitochondrial pyruvate transport.
Horie K, Oba T, Motomura S, Isogai A, Yoshimura T, Tsuge K, Koganemaru K, Kobayashi G, Kitagaki H.

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1020141218eaag.html

 

産学官連携に関するアンケート

本研究部会委員に、産学官連携に関するアンケートを行い、その結果を取りまとめたものです。
 

  1 企業の方:

大学・公的研究機関に期待する発酵微生物関連の研究は何ですか。

(企業)大学や公的機関では、機能性の研究は多数あるのですが、”発酵”等モノ作りの部分に関する研究はほぼ皆無です。 商品として最も重要なモノ作りの部分で、大学や公的研究機関と共同研究が出来るようになればと感じます。

(企業)発酵微生物(実用株)が有している特性に関する基礎研究です。

そのメカニズムを解明することで,応用研究,実用化に繋げることができます。

(企業) 発酵微生物関連の研究が理学的な方面に向う傾向が強くでており、ものづくりのおもしろさとの関連が希薄になっているように感じます。 新しく入社する学生のなかにも、ものづくりのおもしろさではなく、生物機能の解明だけに興味を持ち、その機能をものづくりに利用することのワクワク感や重要性を価値感として持っていない方が増えているように思います。 そこで、ものづくりの可能性を追求する姿勢を土台にした発酵微生物の研究・教育を大学・公的研究機関にも期待しています。 

(企業)分野は特に限定されませんが、「新規事業をイメージできる研究」が望ましいです。もちろん、事業化には多くの課題があるはずですが、ゴールと課題を明確に意識した研究が重要です。

(企業)・モデル生物だけでなく実用微生物でも役立つ(実用微生物の)基礎研究。

・遺伝子組換え体(GMO)のPAを得られるような研究活動。(会社ではできません)

(企業)発酵食品を対象として、微生物共生の視点から本質に迫るようなおもしろい研究を期待しています。発酵食品は世の中にたくさんありますし、どのような微生物が存在しているかも知られているケースは多いと思います。しかし、実際の発酵食品は固体やペースト状のものが多く、発酵基質の状態やそこに潜んでいる微生物共生の観点からみると、まだまだ未知な部分が多い上に、十分に検証されていないケースもあると思います。地味な部分もありますが、「微生物共生」の視点で発酵食品が検証されてくると物事も見えかたも変わるでしょうし、「発酵食品」のよさを伝えるあらたな一面や「発酵食品」を作る際の本質的な側面など分かり、それに関わる研究が盛り上がるのではないかと考えています。

(企業)基礎的な原理に近い研究。さまざまな方面に応用可能な技術。

大学・公的研究機関の方:

大学・公的研究機関に期待されていると思われる発酵微生物関連の研究は何ですか。

(大学・公立)培養工学や生物化学工学の教科書に混合培養系のプロセス制御についての記述はほとんどありません(あったとしても活性汚泥プロセスを取り上げているぐらいです)。混合培養系のプロセス制御には,まず生態学的な要素が入るという難しさが一つあり,バイオフィルムのような形態を用いる場合は移動速度論的な要素が入るのでさらに難しくなります。分子生物学的解析から得られる情報に加え,数理モデルやシミュレーション技術などを積極的に採り入れることが重要かと思います。

(大学・公立) 真に役立つ実学的研究(また、防衛的特許ではなく、真の特許が取得できるなど)かと思っております。

(大学・公立) 発酵微生物を用いた、独自の視点に基づくオリジナリティーのある基礎的な研究であると思います。科学的観点からもサイエンスへの貢献が期待でき、同時に産業への貢献も期待できるような内容の研究であると思います。

(大学・公立)革新的な、あるいは普及していないアプローチによる、もしくは創造的な発想に基づく、発酵の実用的かつ困難な研究に大学、公的研究機関の研究者は取り組むべきと考えます。

(大学・公立)トランスレーショナルな応用研究でレベルの高い、革新的な研究が必要と思います。

(大学・公立)微生物学だけにとらわれることなく幅広い分野を見渡した総合的な発酵の研究を進めることが必要と思います。

(大学・公立) 大学は、教育+研究

 公的研究機関(独法)は、研究+研究(製品)開発上の問題解決

(大学・公立)シーズの発掘であると考えております。企業における研究レベルは極めて高く なっていると認識しております。ただし、リターンに関するリスクが大きいテーマについて は、大学や公的研究機関が担うべきであると考えております。シーズの発掘におきましては、科学的な裏打ちをしっかりしていくことが重要かと思います。

(大学・公立)企業では取り組めない先端的、革新的な研究で、かつ実用化意識した研究が期待されていると思います。

これからの時代の発酵関連企業と大学・公的研究機関の産学官連携のあるべき姿や望ましい関係について記述してください。

(企業)企業では、すぐに結果の出ない(売上や利益にすぐに直結しない)、10年先、20年先を見据えた研究というのは、やりにくので、大学・公的研究機関には、このような研究に関してはこれまで通り進めてもらいたいと思います。ただし、常にアウトプットを強く意識した研究が必要と思います。

(企業)日本発の、世界をリードできる事業の創成と推進を期待しております。

(企業)企業側に課題が発生した場合に,大学・公的研究機関とのネットワークを通じて相談できる相手の「顔」が思い浮かぶことが大事だと思います。

(企業)企業の研究開発者がワクワクする研究開発テーマをイメージするための価値や技術のシーズが大学公的研究機関から出てくることを期待しますが、企業研究者と大学・公的研究機関の情報の交換が密になることが、その基盤になると思いますので、明確な意図を持たない段階からの情報の交換がより密になることが重要になってくるように思います。 

(企業)・現在の産学連携には、企業が対価を払っても「是非とも欲しい成果」のみが大学に求められます。そのためには、新規事業がイメージできる必要があります。

・極端にいうと、「企業による大学の成果活用を期待」ではなく、「大学主体で企業を活用して成果を事業化」を意識する努力が必要と考えます。

(企業)大学等の公的機関からのシーズ提案、会社からのニーズ発表(クローズドが望ましい)のマッチングが効率よくできること。

(企業)企業としては、「製品」を通して、社会に貢献することはできると思いますし、運がよければ「製品」を通して、世の中で流行を作りだすことはできると思います。しかし、企業の一製品が売れることで、産官学の研究が大きく発展するような事例は少ないのではないでしょうか?

 一方で麹菌を「国菌」として認定し、それによって産学官における麹菌を利用した研究や産業(酵素、食品など)が確実に盛り上がっているのはよい事例ではないでしょうか?学官を含む学会が「国菌」として旗揚げし、様々な報告が増えるなかで、研究が活発化し、研究者間が結束することで大きなウェーブができ、結果としていくつかの産業が大きく発展するような流れが理想だと考えています。

(企業)大学と直接共同研究する利点が少なくなっている。法人化されたため知財の問題等あって大学とは組みにくい。海外のように大学からスピンアウトしたベンチャーであれば、日本の研究も進むような気がする。

(大学・公立)昭和の中盤くらいまでの企業では研究ができなく大学が研究の機能を担っていた時代とは役割分担が異なっているとは思いますが、一方で日本の産業の世界での地位が低下するに伴い、過去20年間の米国に次ぐ超大国であった時代の「基礎研究重視」の空気とは異なった役割が大学には与えられるべきと考えます。「基礎研究、応用研究」という区分け自体が特定のパラダイムを誘導するものなのでこの区分けをやめる発想の転換の時期に来ています。世界の中でいかにオンリーワンのコンテンツを発酵の分野で産学官連携により開発し新産業を創出できるかが問われていると思います。

(大学・公立)製造現場の問題解決に資する研究は、今後も引き続き重要と思います。

(大学・公立)新たな技術開発につながる革新的かつ困難な研究に大学は取り組み、それをもとに企業が新市場を開拓する姿が大事と思います。

(大学・公立) 大学・公的研究機関は独自の視点に基づくオリジナリティーのある基礎的な研究を推進・展開し、企業は興味をもった研究者と相互にコミュニケーションをとりながら、共同研究でしかできないような方向を志向しながら、基礎・応用の両面に展開させることが、望ましい姿ではないかと思っております。

(大学・公立)企業秘密や同業者間競争があるため、情報をオープンにした連携は難しいのではないか。

業界共通の課題を見つけ、産学官共同で公的研究助成費を獲得する。

(大学・公立)大学や公的機関で発掘したシーズを高度な技術を有する企業の研究者が、現場レベルに落とし込んでいくという形がよろしいのではと感じております。そのためには、 大学や公的機関がいかに科学的に高水準なデータを取得しておく必要があるように思います。

(大学・公立)大学・公的研究機関の研究テーマ設定の際に、企業側のニーズを意識する姿勢があっても良いと思います。

これまでの活動を踏まえ、今後微生物共生活用発酵工学研究部会に期待することを記述してください。

(企業) 本部会は、常に応用を意識した基礎研究が中心となってますので、このままのスタンスでいっていただきたいと願います。 

 企業に属する者の立場としては、「微生物共生活用発酵工学研究部会」は、非常に素晴らしいものであると感じております。

(企業)この研究部会が「産学連携の在り方を考える」を担う部会であることを内外に示すこと、および、部会メンバーの交流を促進する施策(定例会やセミナー)等を実施継続すること。

(企業)・実績を積んで、発言力を持つような研究会に成長することを期待します。

・大学・公的研究機関と企業のマッチングの場の提供。

(企業)

①微生物共生を大きな旗として上げること

②そのツールを準備して提供すること

③これらを私利私欲に流されずに、高い理念を持って推し進めること。

を期待しますし、それによって、色んな企業を含む「産」が後からついてくるような形が望ましい関係であると思います。

また、部会のレベルにとどまらず、研究者間が結束し、大きな「微生物共生」の波を作っていくことが必要ではないかと考えています。

(企業)知の結集というか、さまざまな知をMIXすることで新しいことのヒントになるような場を開催すること。

(企業)企業と大学・公的研究機関とのネットワークの「場」として今後も期待します。

(大学・公立) 「共同研究が組みやすい、ソフトな環境作りのサポート」でしょうか。

(大学・公立) 部会員がそれぞれ独自の視点に基づく研究・開発活動を展開し、個々に情報交換を行いながら、シンポジウムなどを通して新しい情報を発信してゆくことが重要であると思います。産学官情報交流でしょうか。そのようなことを通して、発酵産業の発展に貢献することが、本部会に求められることであると思います。そのためには、若手を中心に、フレキシブルに運営をすることが大切であると思います。

 加えまして、実際に部会員の企業の方からご相談を受けることもございます。一般化することは難しいのかもしれませんが、そのような取り組みをすることも大切なのではないかと思っております。

(大学・公立)システマティックな大学・公的機関と企業のマーケティングは、国ベースで進めるべき課題であると認識しております。研究部会では、それを下支えするような、人的なレベルでの交流を促進に貢献したらいいように感じられます。

(大学・公立)現在の発酵工学で足りない分野を洗い出し、産学官連携のきっかけの場となることを期待しております。

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これまでの活動

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Published by 学会事務局 on 16 2月 2011

【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線 記事掲載

和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business i の企画特集『バイオ最前線』欄に編集協力をし、毎月第3水曜日に記事を掲載しております。2011年2月16日付で、第9回「トチュウゴム産生遺伝子の解明と生産技術開発」が掲載されました。

掲載記事:「トチュウゴム産生遺伝子の解明と生産技術開発」pdf

次回は、2011年3月16日(水)掲載予定です。

※当サイトでは、Fuji Sankei Business iのご厚意により該当記事のPDFを公開しております。
 

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Published by 学会事務局 on 15 2月 2011

【本部】2011年度総会および関連行事

2011年4月1日に公益社団法人になりました。公益社団法人としての第1回総会およびその後の諸行事下記のとおり開催いたします。会員各位多数ご出席下さいますようご案内します。

このページの印刷用PDFはこちら

2011年(平成23年)度総会

日時 2011年5月27日(金)12時40分~14時
場所 サントリーホール(ブルーローズ:小ホール) ⇒アクセス
〒107-8403 東京都港区赤坂1-13-1 TEL: 03-3505-1001
次第  
  1. 会長挨拶
  2. 会務報告
  3. 監査報告
  4. 議事

    審議議案
    (1) 2010年度事業報告(案)の件
    (2) 2010年度決算(案)の件
    (3) 2010年度監査報告(案)の件
    (4) 役員選任に関する件  

    報告事項
    (1)2011年度事業計画(案)の件
    (2)2011年度予算(案)の件 
     
  5. その他 

第16回生物工学懇話会

日時 2011年5月27日(金)14時10分 ~ 16時50分
場所 サントリーホール(ブルーローズ:小ホール) ⇒アクセス
〒107-8403 東京都港区赤坂1-13-1 TEL: 03-3505-1001
参加費 無料(事前にメールで下記事務局までお申し込みください)
内容
  • 14:10~14:15  開会の挨拶  飯島 信司 
     
  • 14:15~15:00 講演1 「動物から来るウイルス感染症の脅威」
                     …東京大学・医科学研究所  甲斐 知恵子
  • 15:05~15:50 講演2 「ホンダのDNA:挑戦・創造・革新」
                    …中央大学・大学院  小林 三郎
  • 15:50~16:00 休憩
     
  • 16:00~16:45 講演3 「脳とイノベーション」
               …ソニーコンピュータサイエンス研究所  茂木 健一郎
  • 16:45~16:50  閉会の挨拶  稲垣 賢二

⇒詳しくはこちら

問い合せ先 公益社団法人 日本生物工学会事務局(吹田市山田丘2-1大阪大学工学部内)
TEL: 06-6876-2731  FAX: 06-6879-2034  E-mail:

懇親会

日時 2011年5月27日(金)17時10分~19時
場所 サントリーレストラン「響 風庭 赤坂店」(サントリーホールから徒歩5分)
〒107-0052  東京都港区赤坂1-11-44 赤坂インターシティー2F TEL: 0120-776-368
会費 5,000円(税込) お支払いは当日現金でお願いします。
申込方法 懇親会参加者は原則として予め参加申込して下さい。参加申込方法は、
  1. 氏名
  2. 住所ならびに所属,連絡先TEL/FAX/E-mail
  3. 会員種別
を明記して、下記の申込先までFAXまたはE-mailをお送り下さい。
締切日 2011(平成23)年5月11日(水)
申込先 公益社団法人 日本生物工学会事務局(吹田市山田丘2-1大阪大学工学部内)
TEL: 06-6876-2731  FAX: 06-6879-2034  E-mail:


 

Published by 学会事務局 on 07 2月 2011

【事務局より】シーズ発表会開催とシーズ公募のお知らせ

会員各位

日本生物工学会 会長 飯島 信司

日本生物工学会第63回大会(2011年9月26日~28日)では、各研究機関で保有するシーズを知っていただき活用することを目的として、シーズ発表会をワークショップとして開催いたします。

募集シーズは、昨年に引き続き生物工学会の基本である物質生産に関する内容<方法(宿主・ベクター系、培養法、精製法、培地など)、装置、分析・解析、周辺機器など>といたします。大学、公的研究機関、ベンチャー、企業から広く募集いたします。奮って応募くださいますようお願い申し上げます。

募集シーズ 物質生産に関する
  • 方法(宿主・ベクター系、培養法、精製法、培地など)
  • 装置
  • 分析・解析
  • 周辺機器
             など
申込方法
  1. シーズ名称(和文・英文;仮題で可)
  2. シーズ内容(100字程度)
  3. 提案者氏名・所属
  4. 連絡先(TEL・FAX・E-mail)
  5. その他希望事項
各項目をご記入の上、E-mail、FAXあるいは郵送で下記までお申し込み下さい。
採択および詳細の連絡 できるだけ多くのシーズをご提案いただくことにしておりますが、限られた時間枠ですので、ご提案が多い場合には理事会で選考させていただきます。採択されない場合もあることをご了解くださいますようお願い申し上げます。採択された提案は、その他詳細情報と併せて提案者にご連絡いたします。
申込締切 2011年3月31日(木)必着 
申込先 〒565-0871 
大阪府吹田市山田丘2番1号 
大阪大学工学部内 (社)日本生物工学会 
TEL. 06-6876-2731 FAX. 06-6879-2034
E-mail:


 

Published by 学会事務局 on 31 1月 2011

【本部より】公益社団法人への移行について

社団法人 日本生物工学会は、2011年4月1日に「公益社団法人 日本生物工学会」として新たなスタートを切ることになりました。

公益法人化のメリット

  • 公益性に基づく、従来の学会活動との整合・地位向上
    従来より行われてきた日本生物工学会の生物工学分野における数々の学術活動の重要性が広く認められ、一般の方への認知度が高まります。 
     
  • 学問分野、会員の社会的地位向上;社会的信用の維持
    学会の社会的信用やブランド価値が向上します。学会員の社会的地位向上に直結するばかりか、次世代の優秀な生物工学研究者が集まることにつながると考えています。 
     
  • 組織を見直すことによる学会活性化の機会
    学会の恒常的な活動・組織の見直しによって学会が常に活性化することにつながります。公益社団法人に一度認定されたとしても公益社団法人に留まるためには、認定を永続的に満たす必要があります。これは活動の制約にもつながりますが会員の学会活動に公益性があるという自負、絶えざるチェックにもつながります。
     
  • 税務上の優遇措置(公益法人)の享受
    公的に公益性のある組織として認められた場合、税務上の優遇措置を受けることができます。 
     
  • 税務上の優遇措置(寄附者)の享受
    寄附者に対しても税制上の優遇措置があるため、寄附を受けやすくなります。

 

♦ 関連記事: 【本部だより】公益法人制度の施行と日本生物工学会

Published by 学会事務局 on 31 1月 2011

【和文誌】表紙デザイン変更のお知らせ

生物工学会誌は、89巻1号より表紙のデザインが新しくなりました。生物工学会誌89巻1号表紙

新しいデザインは、細胞分裂をイメージさせた連続フォルム、さらにDNA鎖でバイオテクノロジーの世界を表現しています。以前よりさらにすっきりとしたデザインに仕上がっています。

これを機により一層、皆様に愛される会誌となるよう努力をしていく所存です。新しい表紙についてのご感想・ご意見を編集委員会までお寄せいただければ幸いです。             

 和文誌編集委員会
 

Published by 学会事務局 on 31 1月 2011

【学会賞】2011年度受賞候補者推薦のお願い

日本生物工学会では、2011年度の学会賞(生物工学賞・生物工学功績賞・生物工学功労賞・生物工学奨励賞・生物工学技術賞・生物工学論文賞・生物工学アジア若手賞)受賞候補者の推薦を募集しております。⇒学会賞のページはこちら
授賞規定pdfおよびアジア若手賞内規pdfをご一読の上、奮ってご推薦ください。

推薦書類は、2011年3月11日(金)までに事務局宛()に送付してください。

推薦書類のダウンロードはこちら

Published by 学会事務局 on 31 1月 2011

【随縁随意】若手研究者・技術者の人材育成について思うこと – 奥村 康

生物工学会誌 第89巻 第1号
副会長 奥村 康

Nature, 466,19 August(2010)にMarc Hauser(Harvard大学)のデータ捏造に関する記事が掲載された。またかである。Evolutionary psychology領域のセレブリティであった人物だけに影響は大きく残っているそうである。被害者は大学やグラントを出していたNIHであろうが、最大の被害者は彼のラボで学位を取った、あるいはポスドクを経験した多くの若手研究者と言えよう。これまでも大学の研究室などにおいてしばしばデータ捏造や不正経理が明らかにされているが、そのような行為は当時者一人が科学界から消えるということだけで済むわけではない。そこに在籍した者、特に若手研究者に対して責任の取りようがない影響を及ぼす。競争的資金獲得や自分の地位保全や向上のためにデータ捏造を含めた不正行為は、世界中で昔も今も発生している。

「石川や 浜の真砂は 尽きるとも 世に盗人の 種は尽きまじ」である。研究活動の目的は研究成果を出し最終的に社会に還元することであるが、それだけではない。研究を通して次世代を担う人材の育成が研究成果と同等、あるいはそれ以上に重要な目的である。研究を主導する者には、いわゆる“メンター”としての役目を果たすことも求められているのである。

では、人材とは何か。このところ“企業で求める人材”がいないということを産業界の方から伺うことが多い。企業、あるいは社会が経験の浅い若手の研究者、技術者に期待していることは何かといえば、問題を見つけ自分で調べ考えることの素養であって、大学で教わる初歩の知識や技術ではないだろう。自己学習する能力、それを継続する能力が求められているのである。人はその組織のレベルまでは育つ。それ以上に育てば組織から巣立っていくことになる。組織に所属している人のレベルを引き上げることが、その組織の若手を育成する必要条件である。

いかなる組織においても、若手の手本となる憧れの人材がいること、加えてその方の処遇が見合ったものであれば放任していても先に述べた素養のある若手なら間違いなく育つ。単に技術・スキルが高度ということではなく、考え方や実行力、広い見識、日々の努力などが高いレベルにある人材が傍にいることが必要なのである。人材育成とは、真のプロフェッショナルの傍にいて討論やアドバイスを受けることを通して正しい刺激を受けさせることである。免疫応答のように刺激があればnaïveである若手は活性化し成熟するのである。

若手研究者の基礎を作る段階の大学では、どの研究室も研究資金を獲得するために日々ご苦労されている。
インパクトファクターの高い雑誌への論文投稿を可能とする研究や時代に合った課題を選択されている。それを否定するものではないが、時間や効率を重視するあまり教育・指導といった点が聊か手薄になっているのではなかろうか。結果を出すことを急ぐばかりに、考えることを求めず指示されたことを実施することだけを若手に要求してしまっているのではないか。考えるという習慣を軽視することは、人材育成の立場から絶対に避けなければならない。社会が必要としている人材とは、自分の座標軸を持ち自分で考え学習する力を持った者である。大学は、若手に時間はかかっても自ら問題を見いだし自分で考え解決するという習慣をつけさせることに努めていただきたいものである。

最後に育成される側に立って考えてみたい。誰しもそうだが、特に若手にとっては自分が取り組んでいることや考え方が評価されることが重要で、自信もつくし努力する原動力になる。F. HerzbergやA. H. Maslowが提唱しているように自己実現の欲求が満たされることが成長するために必要である。もちろん、その前に健康や生活の不安がないことなど欠乏欲求を満たしておかなければならない。

大学は研究機関であると同時に教育機関であることを再認識し、人材としての基礎を築いていただければ幸いである。閉塞感のあるこの時期こそ、産学で力を合わせ人材育成に注力しようではないか。本学会もその一助となるよう活動していきたい。

誤解・曲解を恐れずに私見を述べた。年寄りの繰り言としてご容赦願いたい。


著者紹介 鳥居薬品株式会社(開発企画担当・顧問)

 

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

Published by 学会事務局 on 28 1月 2011

【JBB】過去号(Vol. 93以降)表紙画像掲載のお知らせ

Journal of Bioscience and Bioengineering のVol. 93 (2002) 以降の表紙画像をホームページで公開しました。拡大図および各画像についての説明も掲載しておりますのでご覧下さい。⇒過去号の表紙一覧はこちらから

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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 94, No.6 (2002)

創立80周年記念特集号 
Vol. 94, No. 6 (December 2002)

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 94, No. 6 (December 2002) Cover

Y. Aoi review the in situ identification of microorganisms in biofilm communities both in natural environments and in engineered systems such as wastewater treatment processes. This figure shows analysis of the in situ organization of a biofilm community using various methods and the connection with reactor performance.

Related article: Aoi, Y., In situ identification of microorganisms in biofilm communities“, J. Biosci. Bioeng., vol. 94, 552-556 (2002).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 94, Nos. 1–5 (2002)

Vol. 94 (July–November 2002)

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 94, No. 1 - 5 (July-November 2002) Cover

Takiguchi et al. found that the ciliated protozoan Paramecium caudatum ON-1 was repelled by 2,4-dichlorophenoxyacetic acid (2,4-D). The figure shows that after retarding the cell’s movement with glass fibers, a KCl-filled microelectrode was slowly inserted into the midsection of the cell on the coverslip by using a three-axis oil hydraulic micromanipulator.

Related article: Takiguchi et al., “Behavioral responses of the ciliated protozoan Paramecium caudatum to 2,4-dichlorophenoxyacetic acid and its analogues“, J. Biosci. Bioeng., vol. 93, 416-420 (2002).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 93 (2002)

Vol. 93 (January–June 2002)

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 93 (2002) Cover

Schematic drawing of the process of culturing monolayer keratinocytes in the presence and absence of vacant surface.

Related article: Kino-oka et al., “Valuation of growth parameters in monolayer keratinocyte cultures based on a two-dimensional cell placement model“, J. Biosci. Bioeng., vol. 89, 285-287 (2000).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 99, No. 5 (2005)

Vol. 99, May 2005

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 99, No. 5 (May 2005) Cover

Flagellin as a cell surface protein with alginate-binding activity.

Immunogold electron microscopy showing the specific expression and localization of flagellin on the surface of macromolecule (alginate)-grown cells (right, above) of Sphingomonas sp. strain A1, an unflagellated and pit-forming bacterium (left) found for the first time in the history of microbiology, is presented in comparison with that of yeast extract-grown cells (right, below). Flagellin is also shown to be able to bind alginate strongly and specifically, and to regulate cell surface structure. These findings are exciting and provide significant insights into the origin, evolution, and novel function of flagellin unrelated to flagella.

Related article: Hashimoto, W., Yamasaki, M., Itoh, T., Momma, K., Mikami, B., and Murata, K., “Super-channel in bacteria: structural and functional aspects of a novel biosystem for the import and depolymerization of macromolecules“, J. Biosci. Bioeng., vol. 98, 399–413 (2004).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 99, No. 4 (2005)

Vol. 99, April 2005

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 99, No. 4 (April 2005) Cover

An efficient method for delivery of proteins into living cells.

A novel method for delivering functional proteins into living cells involving proteins cationized with polyethylenimine (PEI) was presented. The photos on the cover show the transduction of PEI-cationized green fluorescent protein (GEP) into mouse kidney (above left), peritoneum (above right), and liver (below left), which was analyzed by fluorescence micrography of tissue sections. Other than GFP, PEI-cationized RNase (ribonuclease) and PEI-cationized immunoglobulin (IgG) were also incorporated into the cells, in receptor- and transporter-independent manners, and functioned in the cytosol, suggesting the usefulness of this method for the development of protein transduction technology in the post-genomic era.

Related article: Futami, J., Kitazoe, M., Maeda, T., Nukui, E., Sakaguchi, M., Kosaka, J., Miyazaki, M., Kosaka, M., Tada, H., Seno, M., Sasaki, J., Huh, N.-H., Namba, M., and Yamada, H., “Intracellular delivery of proteins into mammalian living cells by polyethylenimine-cationization“, J. Biosci. Bioeng., vol. 99, 95–103 (2005).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 99, No. 3 (2005)

Vol. 99, March 2005

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 99, No. 3 (March 2005) Cover

Epifluorescence micrographs of anaerobic sludge.

Tyramide signal amplification (TSA) system was used in combination with a conventional fluorochrome-labeled 16S rRNA oligonucleotide probe to increase the sensitivity of fluorescence in situ hybridization (FISH), which is frequently used in various fields of microbiology. The fluorescence signal of the probe obtained using the TSA system (right panel) was much higher than that obtained in the absence of the system (left panel), indicating that the TSA-dependent technique is readily applicable to the in situ detection of microbial communities, for example, in anaerobic sludge.

Related article: Jupraputtasri, W., Cheevadhanarak, S., Chaiprasert, P., Tanticharoen, M., and Techkarnjanaruk, S., “Use of fluorochrome-labeled rRNA targeted oligonucleotide probe and tyramide signal amplification to improve sensitivity of fluorescence in situ hybridization“, J. Biosci. Bioeng., vol. 98, 282-286 (2004).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 99, No. 2 (2005)

Vol. 99, February 2005

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 99, No. 2 (February 2005) Cover

Functionalization of the cytochrome P450cam monooxygenase system.

Functionalization of the cytochrome P450cam monooxygenase system, which requires electron transfer among three different proteins, was successfully attained in the micro-scale aqueous compartments of stable water-in-oil (W/O) emulsions, which can be easily formed by mixing organic and aqueous solutions. The activity of the cytochrome P450 monooxygenase system as to hydroxylation of camphor, as a model, was efficiently improved through coupling of the system with the NADH regeneration process, as illustrated on the cover of this issue, suggesting the potential utility of the micro-scale cell-like aqueous compartments of W/O emulsions for practical multicomponent enzymatic reactions, especially for substrates with low aqueous solubility.

Related article: Michizoe, J., Ichinose, H., Kamiya, N., Maruyama, T., and Goto, M., “Functionalization of the cytochrome P450cam monooxygenase system in the cell-like aqueous compartments of water-in-oil emulsions“, J. Biosci. Bioeng., vol. 99, 12-17 (2005).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 99, No. 1 (2005)

Vol. 99, January 2005

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 99, No. 1 (January 2005) Cover

A model for the structure of a novel lectin, PCL-M.

Pleurotus cornucopiae synthesizes two types of lectins, PCL-F and PCL-M, in a developmental-stage-specific manner. The former occurs in a fruiting body, and the latter does only in a solid-grown mycelial aggregate and appears just prior to fruiting body formation, indicating the participation of PCL-M in the process of fruiting body formation. The most active form of PLC-M is composed of an oligomer (hexamer to octamer) of the subunits linked through disulfide bonds.

Related article: Sumisa, F., Ichijo, N., Yamaguchi, H., Nakatsumi, H., Ando, A., Iijima, N., Oguri, S., Uehara, K., and Nagata, Y., “Molecular properties of mycelial aggregate-specific lectin of Pleurotus cornucopiae“, J. Biosci. Bioeng., vol. 98, 257-262 (2004).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 99, No. 6 (2005)

Vol. 99, June 2005

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 99, No. 6 (June 2005) Cover

A novel production method for useful chemicals involving direct culture of plant leaves.

Current production systems for plant secondary metabolites involving dedifferentiated cells (callus) have some disadvantages for industrial scale application. The instability of metabolite productivity by cells is one of the most important factors. As illustrated on the cover, a novel method for the production of secondary metabolites involving direct culture of intact plant leaves, but not dedifferentiated cells (callus), was developed. Terpenoid indole alkaloids such as ajmalicine and serpentine were shown to be efficiently produced when intact leaves of Catharanthus roseus were cultured in the phytohormone-free liquid medium, this being the first step in the development of a novel and promising production system for plant secondary metabolites.

Related article: Iwase, A., Aoyagi, H., Ohme-Takagi, M., and Tanaka, H., “Development of a novel system for producing ajmalicine and serpentine using direct culture of leaves in Catharanthus roseus intact plant“, J. Biosci. Bioeng., vol. 99, 208-215 (2005).

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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 98, No. 6 (2004)

Vol. 98, December 2004

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 98, No. 6 (December 2004) Cover

Structure of vitamin B12 (cyanocobalamin).

To increase the production of the vitamin by Propionibacterium freudenreichii, a known producer of this important vitamin in medical and food areas, more than 10 genes belonging to the hem, cob and cbi gene families involved in the vitamin B12 synthetic pathway of P. freudenreichii and other bacteria were overexpressed in the bacterium, and approximately 2-fold higher productivity was attained, confirming the greater usefulness of the bacterium for the production of vitamin B12 compared to chemical synthesis, which requires more than 70 complicated steps.

Related article: Piao, Y., Yamashita, M., Kawaraichi, N., Asegawa, R., Ono, H., and Murooka, Y., “Production of vitamin B12 in genetically engineered Propionibacterium freundenreichii“, J. Biosci. Bioeng., vol. 98, 167-173 (2004).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 98, No. 5 (2004)

Vol. 98, November 2004

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 98, No. 5  Cover

Optical micrographs of cells of aerial microalga Coelastrella striolata var. multistriata cultured with (left panel) or without (right panel) a nitrogen source.

The cells of the microalga exhibit abilities to be reddish orange (right panel) to green (left panel), depending on the nitrogen source and have the ability to remove environmental nitrogen, suggesting the usefulness of such a photosynthetic microorganism for environmental biomonitoring and remediation.

Related article: Abe, K., Takizawa, H., Kimura, S., and Hirano, M., “Characteristics of chlorophyll formation of the aerial microalga Coelastrella striolata var. multistriata and its application for environmental biomonitoring“, J. Biosci. Bioeng., vol. 98, 34-39 (2004).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 98, No. 4 (2004)

Vol. 98, October 2004

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 98, No. 4 (October 2004) Cover

Inverted light micrographs of human periodontal ligament cells on porcine atelocollagen (left panel, incubated for 3 d) and 1-ethyl-3-(3-dimethylaminopropyl)-carbodiimide (EDC) cross-linked salmon atelocollagen (SC) (right panel, incubated for 3 d).

The treatment of SC with EDC highly improved the thermostability of SC and the proliferative potential of the human cells, suggesting the EDC cross-linked SC fibrillar gel can be utilized for the development of cellular matrices and tissue engineering.

Related article: Yunoki, S., Nagai, N., Suzuki, T., and Munekata, T., “Novel biomaterial from reinforced salmon collagen gel prepared by fibril formation and cross-linking“, J. Biosci. Bioeng., vol. 98, 40-47 (2004).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 98, No. 3 (2004)

Vol. 98, September 2004

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 98, No. 3 (September 2004) Cover

Transmission- (left) and scanning-electron-microscopy (right) photographs showing the penetration of chrysolite fibers into Escherichia coli cells under the sliding friction force. By using the fibers coated with DNAs, bacterial cells are expected to be efficiently transformed.

Related article: Yoshida, N. and Saeki, Y., “Chrysotile fibers penetrate Escherichia coli cell membrane and cause cell bursting by sliding friction force on agar plates“, J. Biosci. Bioeng., vol. 97, 162-168 (2004).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 98, No. 2 (2004)

Vol. 98, August 2004

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 98, No. 2 (August 2004) Cover

Transfection of mammalian cells, human lymphocytes (above) and human carcinoma HeLa cells (below), by means of calcium alginate microbeads bearing immobilized DNAs. Phase-contrast micrographs (left panel), and fluorescent micrographs (right panel) show expression of the pEGFP-C1 plasmid containing the CMV promoter and the EGFP gene.

Related article: Higashi, T., Nagamori, E., Sone, T., Matsunaga, S., and Fukui, K., “A novel transfection method for mammalian cells using calcium alginate microbeads“, J. Biosci. Bioeng., vol. 97, 191-195 (2004).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 98, No. 1 (2004)

Vol. 98, July 2004

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 98, No. 1 (July 2004) Cover

Schematic diagram of the secretory characteristics of Saccharomyces cerevisiae protoplasts inferred from DNA microarray results. The secretory pathway in protoplasts (right panel: red arrows) is significantly activated in protoplasts compared to in intact cells (left panel), implying the usefulness of protoplasts for the production of enzymes.

Related article: Mera, N., Aoyagi, H., Nakasono, S., Iwasaki, K., Sakai, H., and Tanaka, H., “Analysis of gene expression in yeast protoplasts using DNA microarrays and their application for efficient production of invertase and α-glucosidase“, J. Biosci. Bioeng., vol. 97, 169-183 (2004).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 97, No. 6 (2004)

Vol. 97, June 2004

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 97, No. 6 (June 2004) Cover

Typical atomic force microscopy images of the streptavidin layers adsorbed on a mica surface (left panel) and the pretreated gold surface (right panel) in the originally scanned 1 x 1 μm2 areas.

Related article: Kim, J., Yamasaki, R., Park, J., Jung, H., Lee, H., and Kawai, T., “Highly dense protein layers confirmed by atomic force microscopy and quartz crystal microbalance“, J. Biosci. Bioeng., vol. 97, 138-140 (2004).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 97, No. 5 (2004)

Vol. 97, May 2004

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 97, No. 5 (May 2004) Cover

Photomicrographs of contrast view (left panel) and FISH result (right panel) for the acetate-degrading methanogenic communities.

Related article: Shigematsu, T., Tang, Y., Kawaguchi, H., Ninomiya, K., Kijima, J., Kobayashi, T., Morimura, S., and Kida, K., “Effect of dilution rate on structure of a mesophilic acetate-degrading methanogenic community during continuous cultivation“, J. Biosci. Bioeng., vol. 96, 547-558 (2003).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 97, No. 4 (2004)

Vol. 97, April 2004

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 97, No. 4 (April 2004) Cover

Ferrocene-labeled NAD which has a biological activity as substrate in the alcohol dehydrogenase system. Left and right panels show NAD moiety and ferrocene moiety, respectively.

Related article: Kijima, T., Suzuki, T., and Izumi, T., “Electrical communication between NAD-dependent enzyme and metal electrode using ferrocene-labeled NAD derivatives“, J. Biosci. Bioeng., vol. 96, 585-587 (2003).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 97, No. 3 (2004)

Vol. 97, March 2004

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 97, No. 3 (March 2004) Cover

Microscopic observation of yeast strains.

Phase-contrast micrograph (left panel), immunofluorescence micrograph showing ZZ displayed on the cell surface by labeling with rabbit IgG and goat antirabbit IgG conjugated with Alexa Fluor 546 (middle panel), and fluorescence micrograph showing the fluorescence of GFP displayed on the cell surface (right panel).

Related article: Shimojyo, R., Furukawa, H., Fukuda, H., and Kondo, A., “Preparation of yeast strains displaying IgG binding domain ZZ and enhanced green fluorescent protein for novel antigen detection systems“, J. Biosci. Bioeng., vol. 96, 493-495 (2003).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 97, No. 2 (2004)

Vol. 97, February 2004

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 97, No. 2 (February 2004) Cover

Light microscopic images of 70% polished rice endosperm of low-glutelin rice of Tashu-kei 1001 (left panel) and Hyogokitanishiki (right panel). These rices are often used as a raw material for brewing Japanese sake. Storage proteins are stained blue with CBB. The starch granules appear as white spheres.

Related article: Furukawa, S., Mizuma, T., Kiyokawa, Y., Masumura, T., Tanaka, K., and Wakai, Y., “Distribution of storage proteins in low-glutelin rice seed determined using a fluorescent antibody“, J. Biosci. Bioeng., vol. 96, 467-476 (2003).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 97, No. 1 (2004)

Vol. 97, January 2004

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 97, No. 1 (January 2004) Cover

A novel bead-alignment device and images of a single bead traveling from a bead stocker to the microchamber. White arrow indicates the movement of the bead as it is trapped in the microchamber. Insets a and d are magnified images of the microchamber before and after capturing a single bead.

Related article: Noda, H., Kaise, M., Kohara, Y., Okano, K., and Kambara, H., “A bead-alignment device with a bead-sized microchamber on a rotating cylinder for fabrication of a miniaturized probe array“, J. Biosci. Bioeng., vol. 96, 86-88 (2003).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 96 (2003)

Vol. 96 (July-December 2003)

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 96 (2003) Cover

Fluorescent images of photoautotrophic hairy roots, culture with (right panel) and without paraquat (left panel).

Related article: Ninomiya, K., Oogami, Y., Kino-oka, M., and Taya, M., “Assessment of herbicidal toxicity based on non-destructive measurement of local chlorophyll content in photoautotrophic hairy roots“, J. Biosci. Bioeng., vol. 95, 264-270 (2003).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 95 (2003)

Vol. 95 (January-June 2003)

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 95 (2003) Cover

Conceptual scheme of the immobilized liposome chromatography for the evaluation of membrane-membrane interaction by stimuli responsive polymer and protein.

Related article: Felix, M. M., Umakoshi, H., Shimanouchi, T., Yoshimoto, M., and Kuboi, R., “Evaluation of interaction between liposome membranes induced by stimuli responsive polymer and protein“, J. Biosci. Bioeng., vol. 93, 498-501 (2002).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 100, No. 3 (2005)

Vol. 100, September 2005

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 100, No. 3 (September 2005) Cover

New approaches for microbial synthesis of chitin and hyaluronan. 

A novel method for synthesizing chitin was presented. Some chloroviruses have a gene for functional chitin synthase and produce chitin fibers surrounding the external surface of infected Chlorella cells. The photos of the cover show the chitin accumulation on the CVK2-infected Chlorella cells revealed by electron micrograph (left, indicated by an arrow) and fluoromicroscopy treated with biotin-chitin-binding protein and avidin-Cy3 conjugates (right).

Chitin fibers are loosely associated with the host cell wall matrix and can be easily released by vortexing or ultrasonication. Similar method was also applied to the production of hyaluronan using the Chlorella-virus system, which has some advantages: recovery is easy, pathogen factor is avoided, clean light energy and CO2 are utilized, and high molecular weight polysaccharide is obtained.

Related article: Yamada, T. and Kawasaki, T., “Microbial synthesis of hyaluronan and chitin: new approaches“, J. Biosci. Bioeng., vol. 99, 521-528 (2005).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 100, No. 2 (2005)

Vol. 100, August 2005

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 100, No. 2 (August 2005) Cover

Hypothesis on the evolution of glucose kinases.

A putative evolutionary process for glucose kinases through the acquisition of flexible subdomains, which are enclosed by dotted lines, was postulated based on the three-dimensional structures of Arthrobacter sp. KM1 inorganic polyphosphate/ATP-glucomannokinase (left), Escherichia coli ATP-specific glucokinase (middle), and human ATP-specific hexokinase (right).

The hypothesis emphasizes that glucose kinases evolved from an ancestral “polyphosphate/ATP-dependent glucokinase” into an ATP-specific hexokinase, via an ATP-specific glucokinase, thereby losing polyphosphate-utilizing capability and acquiring flexible subdomains of increasing sizes, which enable enzymes to be regulated more precisely and ingeniously.

Related article: Kawai, S., Mukai, T., Mori, S., Mikami, B., and Murata, K., “Hypothesis: structure, evolution, and ancestor of glucose kinases in the hexokinase family“, J. Biosci. Bioeng., vol. 99, 320-330 (2005).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 100, No. 1 (2005)

創刊100号記念特集 Vol. 100, July 2005
“Advances in Biomedical Science and Engineering”

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 100, No. 1 (July 2005) Cover

A therapeutic strategy using magnetic nanoparticles.

Tumor-specific Fab’ antibody-conjugated magnetoliposomes accumulate in the tumor tissues via the drug delivery system (DDS). Magnetite nanoparticles can be used for cancer diagnosis by magnetic resonance imaging (MRI) or for a magnetoimpedance (MI) sensor. Hyperthermia can then be induced by an alternating magnetic field (AMF) exposure. Thus, functionalized magnetite nanoparticles can offer a powerful tool for cancer therapy as well as diagnosis.

Related article: Ito, A., Shinkai, M., Honda, H., and Kobayashi, T., “Medical application of functionalized magnetic nanoparticles“, J. Biosci. Bioeng., vol. 1001-11 (2005).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 100, No. 4 (2005)

Vol. 100, October 2005

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 100, No. 4 (October 2005) Cover

Finding of a new family of NAD(P)H-dependent oxidoreductases with no Rossmann-fold.

The Overall structure of Δ1-piperideine-2-carboxylate (Pip2C)/Δ1-pyrroline-2-carboxylate (Pyr2C) reductase from Pseudomonas syringae (left) is distinct from that of a typical Rossmann-fold enzyme, malate dehydrogenase from Escherichia coli (right). α-Helices and α-sheets are shown in red and blue, respectively. NADP+ (left) and NAD+ (right) molecules are in green.

The new NAD(P)H-dependent oxidoreductase family proteins which have no Rossmann-fold were classified into eight clades. Pip2C/Pyr2C reductase belongs to the DpkA clade in the new family. This classification would be useful for reliable functional annotation of the new family of NAD(P)H-dependent oxidoreductases.

Related article: Muramatsu, H., Mihara, H., Goto, M., Miyahara, I., Hirotsu, K., Kurihara, T., and Esaki, N., “A new family of NAD(P)H-dependent oxidoreductases distinct from conventional Rossmann-fold proteins“, J. Biosci. Bioeng., vol. 99, 541-547 (2005).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 100, No. 5 (2005)

Vol. 100, November 2005

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 100, No. 5  (November 2005)  Cover

Terminal oxidation models postulated in alkaliphilic (upper) and neutralophilic (lower) bacilli.

Some alkaliphilic bacilli produce much cytochrome c responsible for their growth at high pHs. Based on the difference in the midpoint redox potential between cytochrome c and cytochrome a in alkaliphiles in contrast to neutralophiles, H+-coupled electron transfer of cytochrome c is probably demonstrated to play a crucial role in the adaptation of alkaliphiles at high pHs.

Related article: Goto, T., Matsuno, T., Hishinuma-Narisawa, M., Yamazaki, K., Matsuyama, H., Inoue, N., and Yumoto, I., “Cytochrome c and Bioenergetic Hypothetical Model for Alkaliphilic Bacillus spp.“, J. Biosci. Bioeng., vol. 100, 365-379 (2005).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 100, No. 6 (2005)

Vol. 100, December 2005

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 100, No. 6  (December 2005) Cover

Immunocytochemical detection of poly-γ-glutamate (γPGA) expressed in tobacco leaf tissues.

Left panel, Whole mount staining of leaf containing parts transformed with control vector (left) or a mixture of pgsA, pgsB, and pgsC Agrobacterium strains (right) separated by a vein. Right panel, Cross-section of leaf (4 μm thick) transformed with a mixture of pgsA, pgsB, and pgsC Agrobacterium strains.

The pgsA, pgsB, and pgsC form the γPGA synthetase system (pgs) complex. These immunocytochemical results indicate that the pgs complex expressed transiently in tobacco tissues could produce sufficient γPGA.

Related article: Tarui, Y., Iida, H., Ono, E., Miki, W., Hirasawa, E., Fujita, K., Tanaka, T., and Taniguchi, M., “Biosynthesis of poly-γ-glutamic acid in plants: transient expression of poly-γ-glutamate synthetase complex in tobacco leaves“, J. Biosci. Bioeng., vol. 100, 443-448 (2005).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 101, No. 1 (2006)

Vol. 101, January 2006

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 101, No. 1  (January 2006) Cover

RGD43 hydrogel scaffold overview (left) and scanning electron microscopic observation of the RGD43 hydrogel scaffold (right).

RGD43 is recombinant artificial extracellular matrix protein with 43 repeats of Arg-Gly-Asp (RGD) sequence. RGD43 hydrogel scaffold was prepared by cross-linking the RGD43 using glutaraldehyde. NIH3T3 cells adhered on the RGD43 hydrogel surface. The adherent cells extended filopodia and spread on the hydrogel. Thus the RGD43 hydrogel scaffold might be suitable for use as a biodegradable scaffold for tissue engineering.

Related article: Kurihara, H. and Nagamune, T., “Cell adhesion ability of artificial extracellular matrix proteins containing a long repetitive Arg-Gly-Asp sequence“, J. Biosci. Bioeng., vol.100, 82-87 (2005).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 101, No. 2 (2006)

Vol. 101, February 2006

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 101, No. 2  (February 2006) Cover

Crystallization of human triosephosphate isomerase.

Left-upper panel, Crystal of human triosephosphate isomerase from the microstirring technique at a rotation speed of 75 rpm. Stirring the protein solution prevents excess spontaneous nucleation and accelerates the growth of protein crystals, resulting in production of large and high-quality crystals. Large and left-lower panels, X-ray diffraction patterns of human triosephosphate isomerase crystal grown by the microstirring technique.

The outermost circle represents 1.2 Å resolution. The crystals showed diffraction maximally at a resolution of 1.2 Å and the data were processed at 1.41 Å resolution.

Related article: Adachi, H., Niino, A., Kinoshita, T., Warizaya, M., Maruki, R., Takano, K., Matsumura, H., Inoue, T., Murakami, S., Mori, Y., and Sasaki, T., “Solution-stirring method improves crystal quality of human triosephosphate isomerase“, J. Biosci. Bioeng., vol.101, 83-86 (2006).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 101, No. 3 (2006)

Vol. 101, March 2006

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 101, No. 3  (March 2006) Cover

Arabidopsis PHT1 promoter available for root-specific expression of heterologous genes in dicots and monocots.

The promoter of PHT1 encoding phosphate transporter of Arabidopsis thaliana was fused to β-glucuronidase (GUS) gene and the construct (PHT1 promoter::GUS) was introduced into Arabidopsis and rice. Histochemical localization of GUS activity of a T1 rice plant indicated that plantlet exhibits strong GUS activity in roots (above left), GUS signal is not found in the leaves (above right), strong GUS signal is observed in the roots except for root tip (below left), GUS signaling is stronger in cells that generate root hairs than in cells that do not (below middle), and that root hair cells show strong GUS activity (transverse section).

The results obtained indicated that the dicot promoter can function efficiently in monocot plants, and that the PHT1 promoter is a practical promoter for root-specific expression of heterologous genes both in dicots and monocots.

Related article: Koyama, T., Ono, T., Shimizu, M., Jinbo, T., Mizuno, R., Tomita, K., Mitsukawa, N., Kawazu, T., Kimura, T., Ohmiya, K., and Sakka, K., “Promoter of Arabidopsis thaliana phosphate transporter gene drives root-specific expression of transgene in rice“, J. Biosci. Bioeng., vol.99, 38-42 (2005).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 101, No. 4 (2006)

Vol. 101, April 2006

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 101, No. 4  (April 2006)  Cover

Beneficial biofilms have opened the way for the development of new biotechnology.

Biofilms are densely packed multicellular communities of microorganisms attached to a surface or interface. Bacteria can initiate biofilm formation in response to specific environmental conditions. Understanding the mechanism of biofilm formation is important for exploring effective strategies to control harmful biofilm formation, such as the one by pathogenic bacteria, and to promote beneficial biofilm formation. Regarding the latter case, the author indicates, by presenting scientific caricatures, that biofilms can function as a biocontrol agent to protect plants against infection by pathogenic bacteria (upper part), as a bioreactor for the production of various metabolites never attained by the cells under planktonic growth conditions (lower part), as an inhibitor of mild steel corrosion, and so on, thus suggesting the exploitation of beneficial bacterial biofilms may lead to a new biotechnology.

Related article: Morikawa, M., “Beneficial biofilm formation by industrial bacteria Bacillus subtilis and related species“, J. Biosci. Bioeng., vol.101, 1-8 (2006).

Illustration by Tojo, T.



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 101, No. 5 (2006)

Vol. 101, May 2006

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 101, No. 5  (May 2003) Cover

Binding sites of inorganic polyphosphate/ATP-glucomannokinase (GMK) for glucose (red), Pi-A (orange), and Pi-B (yellow) (left), and C-terminal half of human hexokinase I (C-HK I) for glucose (red) and ADP (orange) (right). Hydrogen bonds are indicated by dotted lines. In C-HK I, interactions of amino acid residues with the β-phosphoryl group are not indicated, since this group was not located at the proper site. These pictures suggest that Pi-A in GMK represents the binding site for phosphoryl group of ATP and inorganic polyphosphate.

Related article: Kawai, S., Mukai, T., Mori, S., Mikami, B., and Murata, K., “Hypothesis: structures, evolution, and ancestor of glucose kinases in the hexokinase family“, J. Biosci. Bioeng., vol.99, 320-330 (2005).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 101, No. 6 (2006)

Vol. 101, June 2006

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 101, No. 6  (June 2006) Cover

Membrane-bound lipase responsible for biodiesel-fuel production.

The use of immobilized fungal cells as whole-cell biocatalysts represents an attractive process for creating new application, particularly in the bulk production of commodity-type products such as biodiesel and polyesters. The immobilized fungus Rhizopus oryzae cells catalyze the methanolysis of plant oils, the products of which can be used as biodiesel fuel. Immobilized growing cells of R. oryzae produce two types of lipases, cell wall- and membrane-bound lipases, both of which are induced in the presence of olive oil or oleic acid.

The microscopy of immunofluorescence-labeled R. oryzae cells indicated that the green fluorescence of immunostained lipase was more clearly observed in the hyphal cell wall of cells cultivated with olive oil (below, right), when compared with that of cells cultured in the absence of the oil (above, right). Together with the biochemical analysis of lipase localization, the authors concluded that the membrane-bound lipase plays a crucial role in the methanolysis activity of the fungus cells.

Related article: Hama, S., Tamalampudi, S., Fukumizu, T., Miura, K., Yamaji, H., Kondo, A., and Fukuda, H., “Lipase localization in Rhizopus oryzae cells immobilized within biomass support particles for use as whole-cell biocatalysts in biodiesel-fuel production“, J. Biosci. Bioeng., vol. 101, 328-333 (2006).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 102, No. 1 (2006)

Vol. 102, July 2006

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 102, No. 1  (July 2006)  Cover

Novel probe useful for detection of Bacillus coagulans.

To produce L-lactic acid necessary for the production of poly-L-lactic acid plastic, kitchen refuse was inoculated with Bacillus coagulans under nonsterilized openculture conditions as a model system. At the temperature above around 50°C, the culture was shown to accumulate only L-lactic acid efficiently. The microflora in this type of culture is often disturbed by contaminated microorgansisms, and analysis of the microflora is, therefore, indispensably required to maintain the productivity of the acid.

The feasibility of 16S rRNA-targeted oligonucleotide probe for B. coagulans, Bcoa191, was examined by whole-cell fluorescence in situ hybridization (FISH) method. When the probe was applied to the culture of B. coagulans mixed with Lactobacillus plantarum (top panel), Lactobacillus rhamnosus (middle panel), and with Escherichia coli (bottom panel), the probe Bcoa191 specifically recognized B. coagulans, and differentiated the species from other bacteria (right column), although, as a matter of course, phase contrast microscopic (left column) and fluoro-microscopic observations using rhodamine-EUB338 (middle column) did not.

Related article: Sakai, K. and Ezaki, Y., “Open L-lactic acid fermentation of food refuse using thermophilic Bacillus coagulans and fluorescence in situ hybridization analysis of microflora“, J. Biosci. Bioeng., vol. 101, 457-463 (2006).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 102, No. 2 (2006)

Vol. 102, August 2006

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 102, No. 2 (August 2006)  Cover

Tapping mode atomic force microscopy (AFM) topographic images of L3-liposome.

The AFM images of electron-beam-developed areas in the scales of 30 x 30 μm2 (left) and 5 x 5 μm2 (right). L3-liposome was prepared on the patterned substrate by electron-beam lithography technique. This method is greatly anticipated for biosensor application.

Related article: Jung, H. S., Kim, J. M., Park, J. W., Lee, S. E., Lee, H. Y., Kuboi, R., and Kawai, T., “Atomic force microscopy observation of highly arrayed phospholipid bilayer vesicle on a gold surface“, J. Biosci. Bioeng., vol. 102, 28-33 (2006).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 102, No. 3 (2006)

Vol. 102, September 2006

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 102, No. 3  (September 2006)  Cover

Observation of the cynomolgus monkey embryonic stem (cES) cell lines expressing GFP.

cES1 cells expressed fluorescent GFP (upper right) and showed high alkaline phosphatase activity (lower right). The same fields in bright field are shown in left. The cES cell lines are considered useful for basic research, including cell transplantation.

Related article: Ueda, S., Yoshikawa, M., Ouji, Y., Saito, K., Moriya, K., Nishiofuku, M., Hayashi, N., Ishizaka, S., Shimada, K., Konishi, N., and Fukui, H., “Cynomolgus monkey embryonic stem cell lines express green fluorescent protein“, J. Biosci. Bioeng., vol. 102, 14-20 (2006).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 102, No. 4 (2006)

Vol. 102, October 2006

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 102, No. 4  (October 2006) Cover

Simple and efficient wheat transformation method using Agrobacterium tumefaciens.

For the genetic transformation of plants, Agrobacterium mediated and microparticle bombardment methods have currently been used, of which the latter is more frequently employed by wheat investigators. However, the in planta transformation method recently developed by Supartana et al. took away some disadvantages of the conventional in vitro Agrobacterium mediated transformation method, which requires sterile conditions and time-consuming processes, in addition to the low transformation frequency and induction of mutation or somaclonal variation during in vitro cultures.

The in planta transformation method involves no in vitro culture of plant cells or tissues, which is the greatest advantage. This simple and efficient method was applied to the transformation of wheat, Triticum aestivum L. var. Shiranekomugi. The seeds were inoculated with three strains of A. tumefaciens, M-21 mutant strain (second left), the LBA4404 strain harboring a pBI-res binary vector (second right), and the LBA4404 strain harboring a pIG121-Hm binary vector (right), and grown to maturation in pots. The transformants thus obtained (To) showed the altered phenotypes, when compared with that of nontransformant (left), suggesting the great applicability of the in planta transformation method for the breeding of wheat.

Related article: Supartana, P., Shimizu, T., Nogawa, M., Shioiri, H., Nakajima, T., Haramoto, N., Nozue, M., and Kojima, M., “Development of simple and efficient in planta transformation method for wheat (Triticum aestivum L.) using Agrobacterium tumefaciens“, J. Biosci. Bioeng., vol. 102, 162-170 (2006).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 102, No. 5 (2006)

Vol. 102, November 2006

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 102, No. 5  (November 2006)  Cover

Localization of alternative oxidase in mitochondoria of citric acid-producing Aspergillus niger.

A filamentous fungus Aspergillus niger is industrially used for the production of citric acid. However, it remains unclear why citric acid is overproduced by A. niger. The cyanide-insensitive respiratory pathway, catalyzed by an alternative oxidase (AOX) has been shown to contribute to the production of a large amount of the acid. As the first step to analyze the mechanism underlying the overproduction of citric acid, a fusion gene, aox1-egfp, encoding AOX and enhanced green fluorescent protein (EGFP) were constructed and introduced into A. niger.

In A. niger transformant, the fusion protein AOX-EGFP was confirmed to occur in mitochondria through the comparison of the sites of the green fluorescence by AOX-EGFP (middle panel) with those of the red fluorescence stained with Mito Tracker Red CMXRos (bottom panel), suggesting the relation between citric acid production and AOX in A. niger.

Related article: Kirimura, K., Ogawa, S., Hattori, T., and Kino, K., “Expression analysis of alternative oxidase gene (aox1) with enhanced green fluorescent protein as marker in citric acid-producing Aspergillus niger“, J. Biosci. Bioeng., vol. 102, 210-214 (2006).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 102, No. 6 (2006)

Vol. 102, December 2006

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 102, No. 6  (December 2006) Cover

Transgenic avian as a transgenic bioreactor for production of recombinant proteins.

To generate genetically manipulated quails having ability to produce recombinant proteins, concentrated retroviral vector was injected into quail embryo. The figure shows the expression of LacZ in quail embryos to which viral vector carrying LacZ gene were injected at the following various incubation times; top left, 0 h; top right, 24 h; down left, 36 h; down right, 48 h. LacZ was expressed in the whole body of embryos injected at 48 h incubation (down right).

The anti-prion scFv-Fc gene was also expressed in serum and egg white of the injected quail embryos. This system exhibits the potential of transgenic quails for the commercial production of recombinant protein.

Related article: Kawabe, Y., Kamihira, M., Ono, K., Kyogoku, K., Nishijima, K., and Iijima, S., “Production of scFv-Fc fusion protein using genetically manipulated quails“, J. Biosci. Bioeng., vol. 102, 297-303 (2006).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 103, No. 1 (2007)

Vol. 103, January 2007

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Effect of polymer surface properties on morphology, growth rate, and differentiation of mouse embryonic stem (ES) cells.

Alkaline phosphatase staining of mouse ES cells cultured on different photoimmobilized polymers: an anionic polymer (top, left), a cationic polymer (bottom, left), a zwitterionic polymer (top, right), and a biological polymer (bottom, right). The red color indicates the cells stained for alkaline phosphatase, a marker of the undifferentiated state of the cells. The polymer surface properties can affect the morphology, growth rate, and differentiation of mouse ES cells.

Related article: Konno, T., Kawazoe, N., Chen, G., and Ito, Y., “Culture of mouse embryonic stem cells on photoimmobilized polymers“, J. Biosci. Bioeng., vol. 102, 304-310 (2006).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 103, No. 2 (2007)

Vol. 103, February 2007

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 103, No. 2  (February 2007) Cover

Fluorescence in situ hybridization (FISH) analysis of bacteria and archaea in chemostat.

Authors established a chemostat cultivation method for a mesophilic methanogenic consortium degrading long-chain fatty acids. Left panel shows a phase-contrast image of microorganisms in chemostat. Right panel shows bacteria (red) and archaea (green) visualized by FISH using archaeal- and bacterial-domain-specific probes. Authors detected the following major groups of methanogen within the archaeal community: the aceticlastic genera Methanosaeta and Methanosarcina and the hydrogenotrophic genus Methanospirillum.

Related article: Shigematsu, T., Tang, Y., Mizuno, Y., Kawaguchi, H., Morimura, S., and Kida, K., “Microbial diversity of mesophilic methanogenic consortium that can degrade long-chain fatty acids in chemostat cultivation“, J. Biosci. Bioeng., vol. 102, 535-544 (2006).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 103, No. 3 (2007)

Vol. 103, March 2007

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 103, No. 3  (March 2007) Cover

Macrophage network theory.

Information related to the external environment and stimuli could be transferred from local macrophages to other tissue macrophages. Authors hypothesized the existence of a network formed by tissue macrophages and termed this putative communication network a macrophage network. Based on this theory, lipopolysaccharide derived from Pantoea agglomerans can be applied to health care.      

Related article: Kohchi, C., Inagawa, H., Nishizawa, T., Yamaguchi, T., Nagai, S., and Soma, G., “Applications of lipopolysaccharide derived from Pantoea agglomerans (IP-PA1) for health care based on macrophage network theory“, J. Biosci. Bioeng., vol. 102, 485-496 (2006).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 103, No. 4 (2007)

Vol. 103, April 2007

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 103, No. 4  (April 2007)  Cover

Conidia formation of Aspergillus oryzae in wheat bran powder medium.

A. oryzae was grown in wheat bran powder media at K2HPO4 concentrations of 0.02% (left) and 0.05% (right). As shown in these micrographs, an increase in the amount of phosphate resulted in more conidia. This increase is likely to be associated with the increased production of dye-decolorizing peroxidase, which can be applied to treat colored wastewater.

Related article: Shakeri, M., Sugano, Y., and Shoda, M., “Production of dye-decolorizing peroxidase (rDyP) from complex substrates by repeated-batch and fed-batch cultures of recombinant Aspergillus oryzae“, J. Biosci. Bioeng., vol. 103, 129-134 (2007).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 103, No. 5 (2007)

Vol. 103, May 2007

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 103, No. 5 (May 2007)  Cover

Superimposition of structures of amylomaltase.

The structure of Thermus aquaticus amylomaltase in native form (white) was superimposed on that in acarbose-complex form (blue). Upper panels show the overall structures and lower panels indicate the enlarged view of proposed accepter binding site. This superimposition revealed a conformational change around the acceptor binding site which is caused by the binding of substrate to the second substrate binding site 14Å away from catalytic residues.

Related article: Fujii, K., Minagawa, H., Terada, Y., Takaha, T., Kuriki, T., Shimada, J., and Kaneko, H., “Function of second glucan binding site including tyrosines 54 and 101 in Thermus aquaticus amylomaltase“, J. Biosci. Bioeng., vol. 103, 167-173 (2007).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 103, No. 6 (2007)

Vol. 103, June 2007

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Typical fluorescence images of immunostained neurosphere sections.

The neurosphere sections were counterstained with TO-PRO-3 (blue) and immunostained with a proliferating cell marker (anti-BrdU antibody: green) and a glial cell marker (left-hand image: anti-GFAP antibody, red) or neuronal cell marker (right-hand image: anti-β III tubulin antibody, red). Image cytometry revealed new findings in terms of the localization of specific types of neural cells and the regional fluctuation of cell density in neurospheres.

Related article: Mori, H., Ninomiya, K., Kanemura, Y., Yamasaki, M., Kino-oka, M., and Taya, M., “Image cytometry for analyzing regional distribution of cells inside human neurospheres“, J. Biosci. Bioeng., vol. 103, 384-387 (2007).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 104, No. 1 (2007)

Vol. 104, July 2007

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The crystal structure of a chemical oxidant-resistant alkaline phosphatase (KP-43).

α-helices and β-strands are shown as red and blue ribbons, respectively, while calcium ions are represented by green spheres. KP-43 has been produced on an industrial-scale and can be incorporated into laundry detergents. Although the detailed mechanism is still puzzling, a possible mechanism underlying the oxidative stability of KP-43 would be the slow oxidation of Met256 in the vicinity of the catalytic Ser255.

Related article: Saeki, K., Ozaki, K., Kobayashi, T., and Ito, S., “Detergent alkaline proteases: enzymatic properties, genes, and crystal structures“, J. Biosci. Bioeng., vol. 103, 501-508 (2007).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 104, No. 2 (2007)

Vol. 104, August 2007

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 104, No. 2  (August 2007)  Cover

Comparison of gene expression patterns between 0.75 M NaCl and 1 M sorbitol additions in laboratory and brewing strains of yeast using clustering analysis.

Each graph indicates the gene expression patterns of genes in its cluster. The first and second curves in each graph represent the gene expression patterns of the laboratory and brewing strains, respectively, under 0.75 M NaCl addition condition, and the third and forth curves represent those of the laboratory and brewing strains under 1 M sorbitol addition condition. The horizontal axis indicates the time points of the data, and vertical axis indicates the log (base 2) expression ratio. The three horizontal lines represent twofold expression level changes (log22=1 and log21/2=-1) and no change (log21=0). The upper and lower numbers on the right side of each graph represent the cluster number and the number of the genes included in the corresponding cluster, respectively.

Related article: Hirasawa, T., Ashitani, K., Yoshikawa, K., Nagahisa, K., Furusawa, C., Katakura, Y., Shimizu, H., and Shioya, S., “Comparison of transcriptional responses to osmotic stresses induced by NaCl and sorbitol additions in Saccharomyces cerevisiae using DNA microarray“,  J. Biosci. Bioeng., vol. 102, 568-571 (2006).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 104, No. 3 (2007)

Vol. 104, September 2007

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 104, No. 3  (September 2007)   Cover

Atomic force microscope (AFM) images of unmodified and RGDS modified chitosan membranes.

The phase images viewed side-by-side on the left hand side provide information about the surface structure. Three-dimensional data are obtained from the height images on the right hand side.

Related article: Karakecili, A. G., Demirtas, T. T., Satriano, C., Gümüsderelioglu, M., and Marletta, G. J.,”Evaluation of L929 fibroblast attachment and proliferation on Arg-Gly-Asp-Ser (RGDS)-immobilized chitosan in serum-containing/serum-free cultures“, J. Biosci. Bioeng., vol. 104, 69-77 (2007).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 104, No. 4 (2007)

Vol. 104, October 2007

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Cell wall-binding (CWB) domain of Staphylococcus aureus autolysin is used as an affinity reagent for bacteria.

Fluorescence image of CWB-GFP (green-fluorescent protein) fusion that binds to gram-positive bacteria is shown in this cover page. Growing bacteria are mixed with purified CWB-GFP and then observed with a fluorescence microscope. S. aureus, Corynebacterium glutamicum, Bacillus subtilis, Escherichia coli, Agrobacterium tumefaciens, and Pseudomonas aeruginosa were used (from top left to bottom right). Phase-contrast (left) and GFP (right) images are shown. CWB-GFP bound to a wide range of gram-positive bacteria, but not to most gram-negative bacteria.

Related article: Ahmed, A. B. F., Noguchi, K., Asami, Y., Nomura, K., Fujii, H., Sakata, M., Tokita, A., Noda, K., and Kuroda, A., “Evaluation of cell wall binding domain of Staphylococcus aureus autolysin as affinity reagent for bacteria and its application to bacterial detection”, J. Biosci. Bioeng., vol. 104, 55-61 (2007).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 104, No. 5 (2007)

Vol. 104, November 2007

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 104, No. 5  (November 2007)  Cover

Fluorescence images of typical mini podia and long podia on mouse neural stem cells (NSCs) with staining of cytoplasm (upper images) and F-actin (lower images). NSCs were found to possess the protrusions of various lengths emerging from the cell body.

Related article: Mori, H., Fujitani, T., Kanemura, Y., Kino-oka, M., and Taya, M.,“Observational examination of aggregation and migration during early phase of neurosphere culture of mouse neural stem cells”, J. Biosci. Bioeng., vol. 104, 231-234 (2007).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 104, No. 6 (2007)

Vol. 104, December 2007

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In planta monitoring of phytopathogenic Ralstonia solanacearum cells.

Bacterial cells tagged with GFP-expressing plasmid pRSS12 are visualized by strong green fluorescence emission. They accumulate in the stem xylem vessels (upper left panel), penetrate into the root tissues via xylem vessels (lower left panel) and form aggregates on the root surface (lower right panel) of tomato plants.

Related article: Kawasaki, T., Satsuma, H., Fujie, M., Usami, S., and Yamada, T., “Monitoring of phytopathogenic Ralstonia solanacearum cells using green fluorescent protein-expressing plasmid derived from bacteriophage φRSS1”, J. Biosci. Bioeng., vol. 104, 451-456 (2007).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 105, No. 1 (2008)

Vol. 105, January 2008

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 105, No. 1  (January 2008)  Cover

Schematic drawings of the fabrication of a double-layered tubular construct composed of vascular endothelial cells and smooth muscle cells.

The bioengineering-based technique enabled the fabrication of tubular constructs consistent with the makeup of native blood vessels, increasing the potential of our system for manufacturing whole organs and ultimately connecting up with the host vasculature.

Related article: Takei, T., Yamaguchi, S., Sakai, S., Ijima, H., and Kawakami, K.,“Novel technique for fabricating double-layered tubular constructs consisting of two vascular cell types in collagen gels used as templates for three-dimensional tissues”, J. Biosci. Bioeng., vol. 104, 435-438 (2007).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 105, No. 2 (2008)

Vol. 105, February 2008

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 105, No. 2  (February 2008)   Cover

Extending and growing bacterial cell appendages on a highly adhesive bacterium, Acinetobacter sp. Tol 5.

This bacterium has at least two kinds of cell appendages, which are responsible for high adhesiveness of this bacterial cell. The bacterial cells have a small number (typically one) of anchor for a long distance interaction of several hundred nanometers with surfaces. They also have many peritrichate fibrils for a short distance interaction of several to several ten nanometers. These bacterial adhesive nanofibers are produced from a carbon source in the presence of surface areas sufficient for cell adhesion. We can see the peritrichate fibrils just sprouting and the anchors growing to longer than 3 μm on the photomicrographs.

Related article: Ishii, S., Miyata, S., Hotta, Y., Yamamoto, K., Unno, H., and Hori, K., Ishii, S., Miyata, S., Hotta, Y., Yamamoto, K., Unno, H., and Hori, K., “Formation of filamentous appendages by Acinetobacter sp. Tol 5 for adhering to solid surfaces”, J. Biosci. Bioeng., vol. 105, 20-25 (2008).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 105, No. 3 (2008)

Vol. 105, March 2008

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 105, No. 3 (March 2008)  Cover

New transgenic techniques using bioactive beads that have entrapped the DNA-lipofectin complex have been developed for introducing exogenous genes.The green fluorescence protein-expressing tobacco BY-2 protoplasts (left, phase contrast images; right, fluorescence images) resulted in fourfold higher transformation efficiency than that by the conventional method.

Related article: Murakawa, T., Kajiyama, S., Ikeuchi, T., Kawakami, S., and Fukui, K., “Improvement of transformation efficiency by bioactive-beads-mediated gene transfer using DNA-lipofectin complex as entrapped genetic material”, J. Biosci. Bioeng., vol. 105, 77-80 (2008).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 105, No. 4 (2008)

Vol. 105, April 2008

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Comparison of the surface structure of RuBisCO surrounding the bound xylulose bisphosphate.

Homology model of vulcanus RuBisCO was constructed by MOE homology modeling tool using the crystal structure of 6301 RuBisCO with xylulose bisphosphate as the template.  And the model of the vulcanus RuBisCO was refined by amber8. Tobacco RuBisCO with three Pi (PDB code 1EJ7) was bound with etidronate virtually by ASEDock in MOE.

Red and green spheres show oxygen and carbon atoms, respectively. Blue surface shows nitrogen of 326K. Yellow spheres show a cluster of 8 etidronates with highest binding energy calculated by ASEDock. Binding positions of xylulose bisphosphate against model were determined by superimposing the models on the crystal structure of 6301 RuBisCO with the ligand.

Related article: Iwaki, T., Shiota, K., Al-Taweel, K., Kobayashi, D., Kobayashi, A., Suzuki, K., Yui, T., and Wadano, A., “Inhibition of RuBisCO cloned from Thermosynechococcus vulcanus and expressed in Escherichia coli with compounds predicted by molecular operation environment (MOE)”, J. Biosci. Bioeng., vol. 105, 26-33 (2008).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 105, No. 5 (2008)

Vol. 105, May 2008

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 105, No. 5  (May 2008)  Cover

Fluorescent images showing organization of actin cytoskeleton (green) and glucose transporters, GLUTs, 1 and 4 (red) of human epithelial cells cultured on the surfaces with 0% (upper images) and 100% D-glucose (lower images) display.

The cells on the 100% D-glucose-displayed surface exhibited a stretched shape with a nebulous distribution of GLUTs1 and 4 expressions (lower, left and right images, respectively) in the entire cell body including the tip of the filopodia, whereas the cell on the 0% D-glucose-displayed surface showed extensive GLUT4 spots only on the cell body (upper, right image). It can be stated that the morphological changes of epithelial cells mainly depends on GLUT mediation on the D-glucose-displayed surfaces.

Related article: Kim, M.-H., Kino-oka, M., Kawase, M., Yagi, K., and Taya, M., “Glucose transporter mediation responsible for morphological changes of human epithelial cells on glucose-displayed surfaces”, J. Biosci. Bioeng., vol. 105, 319-326 (2008).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 105, No. 6 (2008)

Vol. 105, June 2008

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 105,  No. 6  (June 2008)  Cover

A biotin-containing phospholipid vesicle layer is used for surface resonance plasmon (SPR) biosensing.

When a suspension of vesicle composed of 1,2-dioleoyl-sn-glycero-3-phosphocholine (DOPC) and a biotinylated phospholipid is applied on a self-assembled monolayer (SAM) deposited on a gold-coated SPR sensor chip, the layer of the phospholipid vesicle (phospholipid vesicle layer) forms on the surface.

The vesicle layer can immobilize a biotinylated protein A through the biotin-avidin-biotin linkage. Furthermore, immunoglobulin G (IgG) can bind to the protein A immobilized on the vesicle layer. Because these reactions are designed to take place on the gold surface, the protein immobilization based on the biotin-containing phospholipid vesicle layer is a useful technique for SPR biosensing.

Related article: Ishizuka-Katsura, Y., Wazawa, T., Ban, T., Morigaki, K., and Aoyama, S. J., “Biotin-containing phospholipid vesicle layer formed on self-assembled monolayer of a saccharide-terminated alkyl disulfide for surface plasmon resonance biosensing”, J. Biosci. Bioeng., vol. 105, 527-535 (2008).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 106, No. 1 (2008)

Vol. 106, July 2008

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Activated neutrophils infiltrating into tissue release a variety of inflammatory cytokines and reactive oxygen species, leading to tissue injury.

Activated neutrophils are implicated in the development of ischemia/reperfusion (I/R)-induced renal failure. JTE-607, an N-benzoyl-L-phenylalanine-derived compound, is a multi-cytokine inhibitor that strongly suppresses the production of proinflammatory cytokines. JTE-607 reduced renal dysfunction and histopathologic changes in the kidneys of rats subjected to renal I/R by inhibiting neutrophil activation.

Figures are shown for rats in the sham group (upper left), rats treated with I/R plus saline (lower left), and rats treated JTE-607 prior to I/R (right).

Related article: Asaga, T., Ueki, M., Chujo, K., and Taie, S. J., “JTE-607, an inflammatory cytokine synthesis inhibitor, attenuates ischemia/reperfusion-induced renal injury by reducing neutrophil activation in rats“, J. Biosci. Bioeng., vol. 106, 22-26 (2008).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 106, No. 3 (2008)

Vol. 106, September 2008

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Enrichment of carotenoids in flaxseed.

Left: an untransformed flax plant (WARD cultivar). The transgenic flax plants were the same to untransformed control plants in their appearance except for seed color.

Right top: section of an untransformed flaxseed.

Right below three: sections of transgenic flaxseeds. These transgenic plants were generated by introduction of the phytoene synthase gene (crtB) derived from soil bacterium Pantoea ananatis (formerly called Erwinia uredovora 20D3). 

The inner color of the transgenic flaxseeds was altered into orange due to the accumulation of β-carotene and α-carotene. Total carotenoid amounts in these seeds were 65.4-156.3 μg/g fresh weight, which corresponded to 7.8- to 18.6-fold increase, compared with those of untransformed controls. 

Related article: Fujisawa, M., Watanabe, M., Choi, S.-K., Teramoto, M., Ohyama, K., and Misawa, N., “Enrichment of carotenoids in flaxseed (Linum usitatissimum) by metabolic engineering with introduction of bacterial phytoene synthase gene crtBJ. Biosci. Bioeng., vol. 105, 636-641 (2008).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 106, No. 4 (2008)

Vol. 106, October 2008

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Glycosylation is the most extensive of all post-translational modifications and plays an important role in secretion, antigenicity, in vivo function, and the clearance of glycoproteins in blood. Glycosylation control is an important issue for the industrial production of therapeutic proteins. Human antithrombin III (AT-III) is a plasma glycoprotein and is used as a biopharmaceutical for preventing and regulating blood coagulation. The α-1,6 fucosylation of AT-III, which has four N-asparagine glycosylation sites, significantly reduces antithrombin–heparin affinity. Hence, defucosylation is one of the most important issues for quality control of commercial AT-III production using mammalian cell culture.

Figure illustrates the biosynthesis of GDP-fucose and protein fucosylation in a mammalian cell. Cytosol GDP-mannose is converted to GDP-4-keto-6-deoxymannose by GDP-mannose dehydratase (GMD). This intermediate is converted to GDP-fucose by GDP-4-keto-6-deoxymannnose-3,5-epimerase-4-reductase (GMER). GDP-fucose is transported through Golgi membrane by GDP-fucose transporter (GFT). In the Golgi apparatus, fucose is transferred from GDP-fucose to N-linked-type complex glycoprotein by α-1,6 fucosyltransferase (FUT8).

Related article: Omasa, T., Tanaka, R., Doi, T., Ando, M., Kitamoto, Y., Honda, K., Kishimoto, M., and Ohtake, H., “Decrease in antithrombin III fucosylation by expressing GDP-fucose transporter siRNA in Chinese hamster ovary cells“, J. Biosci. Bioeng., vol. 106, 168-173 (2008).



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Vol. 106, November 2008

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Microbial population dynamics and performance in lab-scale conventional, anaerobic, and aerobic landfill bioreactors specialized for high-organic wastes were investigated. Three acrylic cylindrical bioreactors of 10 cm diameter, 30 cm height, and 2.85 l in total volume were constructed as shown in the figure.

The configuration of these reactors includes three separate ports on the top for the addition of water, leachate recirculation, and gas measurement. The perforated plates on the top and at the bottom are used respectively for distributing liquid to the solid waste and for draining leachate into the container. Each reactor (2.35 l) was loaded with 1.5 kg of organic solid waste made of sludge cake, dry dog food, and wood chips.

The conventional reactor was operated without leachate recirculation and aeration, but the other reactors used leachate recirculation at 200 ml/d and without aeration (anaerobic bioreactor) or with aeration at 2 l/min (aerobic bioreactor).

Related article: Sang, N. N., Soda, S., Sei, K., and Ike, M., “Effect of aeration on stabilization of organic solid waste and microbial population dynamics in lab-scale landfill bioreactors“, J. Biosci. Bioeng., vol. 106, 425-432 (2008).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 106, No. 6 (2008)

Vol. 106, December 2008 

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Optimization of the timing for effective gene transduction into the chicken gonads.

To determine the best timing of viral injection for the expression and transduction of a transgene in the gonads, a viral solution was injected into chicken embryos at various stages of development after incubation for 50–60 h (stages 14–17).

The left panel shows embryonic developmental stage at the time of viral injection which was determined by microscopically assessing their size and shape; upper left, stage 14; upper right, stage 15; lower left, stage 16; lower right, stage 17.

The right panel shows the expression of LacZ in gonads isolated from manipulated embryos (just before hatching) after injecting a retroviral vector carrying LacZ gene at stage 15; upper, testis (L); middle, testis (R); lower, ovary.

Related article: Kawabe, Y., Naka, T., Komatsu, H., Nishijima, K., Iijima, S., and Kamihira, M., “Retroviral gene transduction into chicken embryo gonads through blood circulation”, J. Biosci. Bioeng., vol. 106, 598–601 (2008).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 108 (2009)

Vol. 108 (July-December 2009)

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 108 (2009) Cover

Sake is the Japanese traditional alcohol beverage. Two microbes, Aspergillus oryzae and Saccharomyces cerevisae, are utilized for brewing of sake from steamed rice.

Upper-left: Scanning electron micrograph of a conidial head in A. oryzae.

Upper-middle: Photograph of koji (steamed rice cultivated with A. oryzae). The photo of koji was kindly provided by Saga Prefectural Sake Brewers Guild.

Upper-right: Photograph of sake mash into which koji, steamed rice and S. cerevisiae are added.

Researches on the role of organelles of these microbes in sake brewing is now providing novel and critical insights into the technologies of sake brewing, and of general fermentation industries. Two fluorescent figures are representatives of these researches.

Lower-left: Dynamic morphology of Endoplasmic reticulum (ER) in A. oryzae. Fluorescent images show the ER morphologies at two time points (0 s and 30 s represented in green and red, respectively).
In the overlaid image green and red colors out of the co-localized yellow areas reveal the ER motility. This dynamic behavior of the ER may support vigorous filamentous growth and high ability of enzyme production in A. oryzae.

Lower-right: Morphology of mitochondria in S. cerevisiae during sake brewing. Tubular image is the mitochondrial morphology of wild type strain, and networked image is the mitochondrial morphology of fis1 disruptant, which produces an increased amount of malate. Malate exhibits a crispy sour taste, which is an important taste component in sake.

The image by Dr. Hiroshi Kitagaki at the Saga University, Prof. Katsuhiko Kitamoto and Dr. Jun-ichi Maruyama at The University of Tokyo was selected as the winner in the JBB Cover Contest. The JBB editorial board and journal staff would like to thank all participants of the contest for their contributions.



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 107 (2009)

Vol. 107 (January–June 2009)

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 107 (2009) Cover

Podocyte, a terminal differentiated cell, outgrew from glomeruli and proliferated in the culture dish at day 6 after removal of glomeruli. Podocyte was double stained with fluorescence-labeled anti-Ki-67 (green) and rhodamine-conjugated phalloidin (red), respectively. The former showed that podocyte was in an active proliferation phase of cell cycle in the nuclei, and the latter showed the specific foot processing cytoskeleton formed in the differentiated cell.

This image by Prof. Pi Chao Wang at the University of Tsukuba was selected as the winner in the JBB Cover Contest. The JBB editorial board and journal staff would like to thank all participants of the contest for their contributions.



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 109 (2010)

Vol. 109 (January–June 2010)

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 109 (2010) Cover

Oil-containing lipid bodies (green) are visible within live Ophiocytium maius Naegeli algal cells after vital staining with the fluorescent dye, BODIPY 505/515. Chloroplasts in these filamentous algal cells fluoresce red under the same blue light excitation.

Biotechnological applications of using BODIPY 505/515 to visualize and detect intracellular oil stores in live algal cells are discussed in Cooper, M.S. et al., “Visualizing green oil in live algal cells”, J. Biosci. Bioeng., vol. 109, 198-201 (2010).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 110 (2010)

Vol. 110 (July-December 2010)

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 110  (2010) Cover

Photomicrograph of CRFK cell-enclosing microcapsules prepared from a photopolymerizable polysaccharide which was chemically-derivatized from a natural polysaccharide via irradiation with a visible light source. Diameters of the cell-enclosing microcapsules can be controlled and a low-cost LED device was used as the visible light source.

Related article: Mu, C.J. et al., “Preparation of cell-enclosing microcapsules through photopolymerization of methacrylated alginate solution triggered by irradiation with visible light”, J. Biosci. Bioeng., vol. 110, 618–620 (2010).



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 106, No. 2 (2008)

Vol. 106, August 2008

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 106 No. 2  (August 2008)  Cover

Motile bacteria sense changes in the concentration of chemicals in environments and behaviorally respond to them. This behavioral response is called chemotaxis (background photos show positive chemotaxis to agarose plugs containing an attractant).

The molecular mechanisms underlie bacterial chemotaxis have been studied extensively with Escherichia coli (the left panel). It is thought that the chemotaxis machinery of other motile bacteria is basically similar to that of E. coli.

E. coli possesses only five chemotaxis sensory proteins. However, sequence analysis of bacterial genomes revealed that quite a few environmental bacteria have a number of (20-50) chemotaxis sensory proteins, suggesting that these environmental bacteria can respond to much more chemical compounds than E. coli does. For example, Pseudomonas aeruginosa is attracted to inorganic phosphate (Pi), but not E. coli. Pi taxis in P. aeruginosa is induced under conditions of Pi limitation. P. aeruginosa PAO1 possesses two chemotaxis sensory proteins for Pi, CtpH and CtpL, which are functional at different concentrations of phosphate (the right panel).

CtpL serves as the major chemoreceptor for phosphate at low concentrations, while CtpH is required for exhibiting phosphate taxis at high concentrations of phosphate. The induction mechanism of phosphate taxis in P. aerguginosa is complicated. In P. aeruginosa, phosphate limitation elicits the synthesis of several proteins such as alkaline phosphatase, phosphate-specific transport (Pst) complex, a hemolytic phospholipase C and a nonhemolytic phospholipase C. These gene promoters are positively regulated by a PhoB/PhoR two component regulatory system, whereas the Pst complex, together with PhoU, negatively regulates the phosphate regulon in P. aeruginosa. CtpH expression is not dependent on the PhoB/PhoR proteins.

The Pst complex and PhoU are likely to exert a negative control on CtpH expression at posttranscriptional level. The ctpL gene is a member of the phosphate regulon and PhoB/PhoR are essential for its transcription. A putative PhoB-binding sequence (pho box) exists in the ctpL promoter region. The ctpL gene is constitutively transcribed in pst and phoU mutants of P. aeruginosa, however, the mutant strains fail to show a chemotactic response toward low concentrations of phosphate, suggesting that the Pst complex and PhoU are required for the phosphate detection by CtpL.

Related article: Kato, J., Kim, H-E., Takiguchi, N., Kuroda, A., and Ohtake, H., “Pseudomonas aeruginosa as a model microorganism for investigation of chemotactic behaviors in ecosystem“, J. Biosci. Bioeng., vol. 106, 1-7 (2008).

Illustration designed by Ms. Azusa Fujita.



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 99 No. 6 (2005)

Vol. 99, June 2005

JBB Vol. 99, No. 6 表紙

A novel production method for useful chemicals involving direct culture of plant leaves.

Current production systems for plant secondary metabolites involving dedifferentiated cells (callus) have some disadvantages for industrial scale application. The instability of metabolite productivity by cells is one of the most important factors. As illustrated on the cover, a novel method for the production of secondary metabolites involving direct culture of intact plant leaves, but not dedifferentiated cells (callus), was developed. Terpenoid indole alkaloids such as ajmalicine and serpentine were shown to be efficiently produced when intact leaves of Catharanthus roseus were cultured in the phytohormone-free liquid medium, this being the first step in the development of a novel and promising production system for plant secondary metabolites.

Rlated article: Iwase, A., Aoyagi, H., Ohme-Takagi, M., and Tanaka, H.,“Development of a novel system for producing ajmalicine and serpentine using direct culture of leaves in Catharanthus roseus intact plant”, J. Biosci. Bioeng., vol. 99, 208-215 (2005), dx.doi.org/10.1263/jbb.99.208.



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Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 111 (2011)

Vol. 111 (January–June 2011)

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 111  Cover

Photomicrograph of neuronal cells projected from an attached embryoid body (EB) of mouse ES cells. βIII-tubulin, a neuron-specific marker, was stained with Alexa Fluor 594. βIII-tubulin-positive cells more abundantly developed from the EBs grown in 5.5 mM glucose than from the EBs grown in 20 mM glucose.

[Related article] Hidemi Mochizuki, Yoshitsugu Ohnuki, Hiroshi Kurosawa: Effect of glucose concentration during embryoid body (EB) formation from mouse embryonic stem cells on EB growth and cell differentiation. J. Biosci. Bioeng., vol. 111, p. 92-97 (2011)

Original image was taken by Mayumi Maeda at University of Yamanashi.



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