Published by 学会事務局 on 04 3月 2012

【本部】第17回生物工学懇話会のご案内

日本生物工学会第17回生物工学懇話会のプログラム詳細が決まりました。
会員各位多数ご出席下さいますようご案内いたします。

日時 2012年5月25日(金)14時30分~17時25分
場所 千里ライフサイエンスセンタービル 801-802号室

プログラム

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(司会 大政 健史)

  • 14:35~14:40  
    開会の挨拶 ………………原島  俊

  • 14:45~15:30
    講演1 「東日本大震災後の海洋水産政策」…東京海洋大学大学院 末永 芳美

昨年発生した東日本の地震と津波は、東日本に様々な大きな影響を与えた。東日本の太平洋は世界の三大漁場として知られているが、この沿海部の市町村が壊滅的被害を受けた。とりわけ水産業の被害は甚大だ。しかし現実にその復興の歩みは遅い。何が、復興を阻害しているのか、その要因を分析し、復興を加速するためどのような海洋水産政策が必要かを探ってきた。大学を挙げて取り組んできた震災復興学内研究プロジェクトの成果の一端を報告する。(座長:貝沼 章子) 
 

  • 15:30~16:15
    講演2 「東日本大震災及び原発事故の影響、復興への対策」…福島県西郷村・村長 佐藤 正博

東日本大震災および東京電力福島第一原発事故による本村の被害状況、復旧、復興対策等について報告する。特に放射性物質の拡散は長期に亘ってその影響が懸念され、確立した基準等がないため、自治体、住民ともに困惑している。その中で復旧ではなく復興を目指しての対策等について報告したい。また、福島県町村会長として県内の自治体の苦悩を伝えたい。(座長:大政 健史)
 

  • 16:15~16:30 休 憩  
  • 16:00~16:45
    講演3 「アクセシビリティ技術と超高齢社会」…日本アイ・ビー・エム東京基礎研究所 浅川智恵子

アクセシビリティ技術は視覚をはじめとした障がい者の情報アクセス環境を大きく変え、教育・就労など様々な社会参加を実現してきました。いま、超高齢社会を迎え、情報通信技術(ICT)にはシニアの活躍を支える技術としての新たな役割が求められています。シニアが身体・認知能力の低下を乗り越え、社会の中で知識や経験を生かし続けていくために、ICTに何ができるのか? 情報アクセスのための技術から、社会へのアクセスを実現するための技術へ―アクセシビリティ研究の変化をふまえ、全員参加型社会への道筋を考えたいと思います。(座長:坂口 正明)
 

  • 17:15~17:20  
    閉会の挨拶 ………………水光 正仁

 

►2012(平成24)年総会および関連行事

Published by 学会事務局 on 25 2月 2012

【随縁随意】研究者の楽しみ – 木村 光

 生物工学会誌 第90巻 第2号
木村 光

アメリカでは研究者と教育者を峻別し、教育者には免税などの措置があるが、研究者には、そんな特典はないという。自らの趣味に生きているからだと聞いた。

筆者は、「自然界にはペニシリンのような素晴らしい抗生物質が存在するに違いない」という命題のもとに研究生活を始めた。一体、科学というものは、ニュートンの万有引力以来、予測を立てて、それを証明することに意味があるとえられたが、(微)生物学は「やってみなければ分からない」という典型だった。

ただし、遺伝子の構造が決定されるようになり、生物学も予測科学に仲間入りした。時計仕掛けの天体の運行は、「ラプラスの魔」を生み出したが、生物学や食品の安全性は、決定論的自然観の不得意な問題であることが分かった。我々はむしろ、ボルツマン的確率論を適用して、実験回数や試料数を増やすべきことに気がついた。これによって、微生物学と医学(ヒトの研究)の違いもはっきり認識できるようになった。研究者は、パラダイム変換を認識することが重要で、最近では、スパコンを利用した複雑系による「人工生命」の研究も活発になりつつあるので、従来の生命観だけでは思わぬところから虚を衝かれる可能性がある。

科学は人間の概念枠によって作られてきたもので、事実を離れて成立するといわれる。私どもは、地動説が正しくて、天動説は誤りだと信じてきたが、どちらも同じ、天体の観測データを根拠にしたもので、その違いは、「概念枠」(パラダイム)の違いで、データを処理していることである。識者は「理論なしの実験は単なる手順通りの退屈な習慣に過ぎない」といっている。抗生物質研究から逃げ出して、脂質や膜の問題を手がけたが、これらは生命の本質と直接関係が少ないので止めた。その頃、遺伝子操作技術が開発されたので、これこそ今後の科学技術と考え、アメリカの学会に参加(1978)、日本で初めての国際微生物遺伝学会を京都で開催した(1982)。

新しい技術が開発された時は、その為に研究課題を考えるのではなく、自分の研究にその技術を如何に取り込むかを考えることが肝要である。パスツールは言った。「基礎研究も応用研究もない。あるのは良い研究とその応用である」。筆者らは、食品工業の核酸副産物(CMP、UMP)を有用物質に微生物転換する研究から、酵母の遺伝子研究に入った。始めは、マイヤーホッフの乾燥酵母を用いていたが、DNA合成がほとんどないので、生きているとはいえず、「酵素の袋」では、将来、代謝や制御の研究が出来ないと考えてこれを捨てた。生きた酵母で、核酸関連物質を取り込み物質変換できるシステムを構築した。これがその後「酵母の形質転換法」の開発につながった。

ガルフィールドによると、「発表される科学論文の90%は、被引用回数が10回以下で、2- 3年で消えていく。残りの10%が生き残り、関連領域の研究者に引用されるが、それでも、100回になるものは稀(1%)である」。筆者らが、1982年に京都の国際学会で発表した「酵母の形質転換法」は、その後、約30年間にわたって引用され続け、2011年9月9日に、6,501回になった。トムソンロイター社の「研究者インタビュー」を受けウェブサイトに掲載された。生きている間に何回まで行くか、何処まで生きていられるのか楽しみである。

残りの人生をどう楽しむか最後の最大の関心事である。30年ほど続けてきた国際ジャーナル(AppliedMicrobiology and Biotechnology)の編集はもうしばらく続けたい。これは世界の研究者との接点だからである。ドイツの本部との時間差が効いて、夜発信の返事が朝に来る。若い時に手掛けた「ゴルフ、囲碁、謡曲、書と俳句の鑑賞」などの他、以前買い込んだ本の整理と拾い読み、庭の手入れなども捨てがたい。本稿作成中に叙勲の知らせがあり、皇居へ参上した。

最後に二句。哲学も科学も寒き嚏(くさめ)かな(寅彦)、学問は尻からぬける蛍かな(蕪村)


著者紹介 京都大学名誉教授

 

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

Published by 学会事務局 on 17 2月 2012

【事務局より】2012年度総会・第17回生物工学懇話会のご案内

日本生物工学会の2012年(平成24年)度総会、および第17回生物工学懇話会を下記のとおり開催いたします。会員各位多数ご出席下さいますようご案内します。

2012年(平成24年)度総会

日時 2012年5月25日(金)13時~14時20分
場所 千里ライフサイエンスセンタービル 801-802号室
豊中市新千里東町1-4-2 TEL. 06-6873-2010
アクセス
次第  
  1. 会長挨拶
  2. 会務報告
  3. 監査報告
  4. 議事
    審議事項  
    (1) 2011年度事業報告(案)の件
    (2) 2011年度決算(案)の件
    (3) 2011年度監査報告(案)の件

    報告事項
    (1) 2012年度事業計画(案)
    (2) 2012年度予算(案)の件
    (3) 創立90周年記念事業の件 
     
  5. その他

第17回生物工学懇話会

講演要旨(印刷用PDF)はこちら

日時 2012年5月25日(金)14時30分~17時25分
場所 千里ライフサイエンスセンタービル 801-802号室
参加費 無料
内容
  • 14:35~14:40 開会の挨拶  原島 俊 
     
  • 14:45~15:30 
    講演1 「東日本大震災後の海洋水産政策」
           …東京海洋大学大学院  末永 芳美
     
  • 15:30~16:15 
    講演2 「東日本大震災及び原発事故の影響、復興への対策」
           …福島県西郷村・村長  佐藤 正博
     
  • 16:15~16:30 休憩
     
  • 16:30~17:15 
    講演3 「アクセシビリティ技術と超高齢社会」
           …日本アイ・ビー・エム東京基礎研究所  浅川智恵子
     
  •  17:15~17:20 閉会の挨拶  水光 正仁
詳しくはこちら
問い合せ先 公益社団法人 日本生物工学会事務局(吹田市山田丘2-1大阪大学工学部内)
TEL: 06-6876-2731  FAX: 06-6879-2034  E-mail:

懇親会

日時 2012年5月25日(金)17時30分~19時
場所 千里ライフサイエンスセンタービル 603-604号室
会費 5,000円(税込) お支払いは当日現金でお願いします。
申込方法 懇親会参加者は原則として予め参加申込して下さい。
  1. 氏名
  2. 住所ならびに所属、連絡先TEL/FAX/E-mail
  3. 会員種別
を明記して、下記の申込先までFAXまたはE-mailをお送り下さい。
締切日 2012年5月11日(金)
申込先 公益社団法人 日本生物工学会事務局(吹田市山田丘2-1大阪大学工学部内)
TEL: 06-6876-2731  FAX: 06-6879-2034  E-mail:


 

Published by 学会事務局 on 16 2月 2012

【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線記事掲載

日本生物工学会の和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business i の企画特集『バイオ最前線』欄に編集協力をし、毎月第3水曜日に記事を掲載しております。2012年2月15日付で、第21回「全自動1細胞単離解析装置の第2世代機が完成」が掲載されました。

掲載記事:「全自動1細胞単離解析装置の第2世代機が完成」pdf

次回は、2012年3月21日(水)掲載予定です。

 

過去の掲載記事

※当サイトでは、Fuji Sankei Business iのご厚意により該当記事のPDFを公開しております。
 

►生物工学会誌Topへ

Published by 支部:西日本 on 15 2月 2012

【西日本支部】西日本支部創立30周年記念行事

日本生物工学会西日本支部は、創立30周年記念シンポジウム、講演会、および祝賀会を7月7日(土)に開催いたします。⇒詳しくはこちら

日時: 2012年7月7日(土)
会場: 岡山大学津島キャンパス( 岡山市北区津島中1丁目1-1)

►西日本支部Top

Published by 支部:西日本 on 14 2月 2012

【西日本支部】創立30周年記念シンポジウム・講演会・祝賀会

日時 2012年7月7日(土)
場所 岡山大学津島キャンパス(岡山市北区津島中1丁目1-1)
参加費 シンポジウムおよび講演会: 無料 

西日本支部創立30周年記念シンポジウム
『明日を拓く生物工学 ― Biotechnology, Today and Tomorrow―』

【プログラム】

日本生物工学会西日本支部創立30周年記念シンポジウム「明日を拓く生物工学 - Biotechnology, Today and Tomorrow-」

  • 13:00~13:10 
    開会のあいさつ… 西日本支部長 稲垣 賢二(岡山大)
  • 13:10~13:40  
    「生物工学の歩み」…永井 史郎 (広島大名誉教授)
  • 13:40~14:10  
    「これからの生物工学者への期待」…中西 一弘 (中部大教授)  
  • 14:20~14:50  
    「研究における守・破・離」…今中 忠行 (立命館大教授) 
  • 14:50~15:20   
    「生物工学の未来」…園元 謙二 (九州大教授)
  • 15:20~15:30 
    閉会のあいさつ… 副支部長 山田 隆(広島大)

⇒シンポジウムポスターpdf(358KB)

⇒アクセス情報はこちらpdf(451KB)

 

西日本支部第2回講演会

プログラムはこちらpdf

演題申込み先
日本生物工学会西日本支部 企画幹事 曲 正樹
E-mail: magari@okayama-u.ac.jp

 

西日本支部創立30周年記念祝賀会

  • 時間:18:30~20:30
  • 場所: リーセント カルチャーホテル (岡山市北区学南町1丁目3-2 Tel: 086-253-2233)
  • 参加費: 一般6,000円(税込)、学生3,000円(税込)

参加申込方法
必要事項(氏名、所属、連絡先、 一般・学生の別)を記載のうえ、6月15日(金)までに庶務幹事二見までE-mailにて、申し込んで下さい。

 

お問合せ先

世話人代表
西日本支部 支部長 
岡山大学大学院環境生命科学研究科 稲垣賢二
TEL&FAX: 086-251-8299  E-mail: kinagaki@okayama-u.ac.jp

日本生物工学会西日本支部連絡先
庶務幹事 岡山大学大学院自然科学研究科 二見淳一郎
TEL: 086-251-8217  E-mail: futamij@okayama-u.ac.jp

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Published by 学会事務局 on 08 2月 2012

【年次大会】創立90周年記念 第64回日本生物工学会大会

創立90周年記念第64回日本生物工学会大会が、2012年10月23日(火)から26日(金)まで、兵庫県神戸市ポートアイランドの神戸国際会議場にて開催されます。本大会では、当学会の創立90周年を産学、国内外および世代の違いを越えてともに祝うため、「学から産へ」、「日本から世界へ」、「シニアから若手へ」および「頑張ろうニッポン」の4つを、開催の基本コンセプトとしています。⇒大会ホームページはこちら

会期
  • 2012年10月23日(火)
    創立90周年記念式典、授賞式・受賞講演、特別講演、記念祝賀会
     
  • 2012年10月24日(水)~26日(金)
    第64回年次大会(記念大会)、特別展示
会場
  • 神戸国際会議場(神戸市中央区港島中町6-9-1)
    記念式典、授賞式・受賞講演、特別講演、記念大会、特別展示
     
  • 神戸ポートピアホテル(神戸市中央区港島中町6-10-1)
    記念祝賀会
講演申し込み
要旨オンライン登録
2012年6月4日(月)~6月22日(金) 正午
事前参加登録 2012年6月4日(月)~ 9月21日(金) 正午


 

Published by 学会事務局 on 01 2月 2012

生物工学論文賞

日本生物工学会は、生物工学の進歩に寄与した論文に対し、生物工学論文賞を授与しています。前年に発行された学会誌(生物工学会誌及びJournal of Bioscience and Bioengineering)に、原報文(Regular paper))として発表されたものが対象になります。

過去の受賞論文

※所属は論文掲載時のものです。

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Published by 学会事務局 on 26 1月 2012

【研究部会】若手会夏のセミナー2012(2012/6/30-7/1)

生物工学若手研究者の集い(若手会)は、2012年度の夏のセミナーを宮城県岩沼市において6月30日(土)・7月1日(日)に開催します。

【日時】 2012年6月30日(土)13:00~7月1日(日)12:00
【場所】 モンタナリゾート岩沼(宮城県岩沼市北長谷字切通1-1 グリーンピア岩沼内)

大学、研究所、企業の若手研究者や学生の方々を含め、生物工学に興味のある皆様のご参加をお待ちしております。

Published by 学会事務局 on 25 1月 2012

生物工学会誌 – 90巻1号

PDFファイルをご利用いただくためにはAdobe Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから

 

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Published by 学会事務局 on 25 1月 2012

【随縁随意】年頭所感 – 学会創立90周年を迎えて- 原島俊

生物工学会誌 第90巻 第1号
会長 原島 俊

会長を拝命して半年が経過致しました。昨年は、あの3月11日の東日本大震災とそれに伴う福島原子力発電所の事故が、日本のみならず世界を震撼させました。今も、東北の皆様は復旧・復興に大変な努力をされており、たとえ復興がなされたとしても、多くの亡くなられた方とご遺族の方々の御心情をお察しすると、新年ではありますが、とても明けましておめでとうと申し上げることはできません。ただ、会員の皆様におかれましては、ご無事で、少しでも心穏やかな新年であることを願っています。

さて、本学会は、昨年「公益社団法人」に認定され、これまで以上に社会への貢献が期待される学会として新しく出発致しました。そして、本年は、折しも学会創立90周年という節目の年であります。会長就任にあたり、「学から産へ」「日本から世界へ」「シニアから若手へ」という3つの目標を掲げ、この目標のもと、90周年記念事業準備委員会を設置して以来、会員の皆様方には、記念事業や醵金のことなど多大なご支援を頂いており、改めて厚く御礼を申し上げる次第です。

すでにご案内の通り、記念式典、記念出版、アジアの若手育成のための記念基金、地域との連携、国際シンポジウムなどの多彩な計画が進行中です。また、本年10月には記念大会を開催致しますが、上記の3つの学会運営目標に加え、「頑張ろうニッポン」とのコンセプトを掲げ、大阪大学教授大竹久夫実行委員長、田谷正仁、福崎英一郎のお二人の副委員長を中心に、産学官、国内外、世代を超えて記憶に残る記念大会とすべく準備が進んでいます。

振り返ってみますと、本学会は、この90年間、産業系学会として多彩な役割を果たしてきました。たとえば、その時代時代において、最新の生物工学の学問や技術を発信する場として新しい流れを創造・醸成する場となってきたこと、優れた学問や技術を創造した我が国の研究者のみならず、アジアの若い研究者、技術者を顕彰することによって、アジアの生物工学の発展にも貢献してきたことなど枚挙に暇がありません。

今後も、こうした役割を果たしていくことに変わりはありませんが、公益社団法人として、社会の要望に謙虚に耳を傾け、これまで以上に社会に貢献するとの自覚を持って学会活動を展開しなければと思っています。こうした社会への貢献に関連して、昨年11月17日に、今回の東日本大震災で大きな被害を受けた福島県西郷村(にしごうむら)で、「放射性物質と環境問題」をテーマとした生物工学シンポジウムを開催致しました。この内容については、紙面の都合上詳しく述べることはできませんが、約300名の村民の方々が参加をして下さり、その熱心さに驚きと非常な感銘を受けました。このたびの大震災と原発の事故は、研究者にとって、「学問と社会」との関わりについて今まで以上に深く考えさせられる大きな出来事でありました。これまで、自然科学にかかわる研究者は、ややもすれば、自然現象のメカニズムを解明することを最重要視してきたように思います。論文を出しやすいなど、評価のシステムも含め、いくつかの理由がそうせざるを得ない状況を作り出してきたためとは思いますが、西郷村シンポジウムで村民の皆さんと議論をして、科学や技術を基盤にした復旧・復興のシナリオをデザインできる新しいタイプの若い人材の育成が必要なのではないかと強く感じました。そして、産業系学会である本学会は、大学や国の研究機関あるいは理学系学会とは違う観点から、社会が直面する困難な課題に、バイオを利用して果敢に挑戦する若い研究者や技術者を支援する具体的な方策を考えなければと思った次第です。

学会創立90周年という特別な年を迎え、バイオテクノジーにより社会に益々貢献するために、会員の皆様の本学会への一層のご支援を御願いし、年頭のご挨拶とさせていただきます。

 

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

Published by 学会事務局 on 23 1月 2012

学会賞 – 生物工学論文賞 

日本生物工学会は,生物工学の進歩に寄与した論文に対し,生物工学論文賞を授与しています。前年に発行された学会誌(生物工学会誌及びJournal of Bioscience and Bioengineering)に,原報文(Regular paper) またはノート(Note) として発表されたものが対象になります。

受賞論文一覧

pdf印の付いた論文は生物工学会誌に掲載された紹介記事をPDFファイルでご覧いただけます。

2004年度2005年度2006年度2007年度2008年度2009年度  2010年度  2011年度
2003年度以前の受賞論文はこちら

  受賞年 受賞者 所属(受賞当時) 受賞課題
第19回

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

►Top
2011年
(H.23)
猪熊 健太郎
James C. Liao
岡本 正宏
花井 泰三*
九大
University of California, Los Angeles
Improvement of isopropanol production by metabolically engineered Escherichia coli using gas stripping 
(JBB vol.110, no. 6, p. 696-701, 2010)
Benchaporn Buaban,
井上 宏之
矢野 伸一
Sutipa Tanapongpipat,
Vasimon Ruanglek,
Verawat Champreda,
Rath Pichyangkura,
Sirirat Rengpipat,
Lily Eurwilaichitr*
Chulalongkorn University, BIOTEC, Thailand
AIST
Bioethanol production from ball milled bagasse using an on-site produced fungal enzyme cocktail and xylose-fermenting Pichia stipitis
(JBB vol.110, no. 1, p. 18-25, 2010)
Siraje Arif Mahmud*
平沢  敬
清水  浩
 
阪大院・情報工学 Differential importance of trehalose accumulation in Saccharomyces cerevisiae in response to various environmental stresses
(JBB vol.109, no. 3, p. 262-266, 2010)
兒島 孝明
橋本 陽子
加藤 雅士
小林 哲夫
中野 秀雄*
名大院・農  High-throughput screening of DNA binding sites for transcription factor AmyR from Aspergillus nidulans using DNA beads display system
(JBB vol.109, no. 6, p. 519-525, 2010)
伊達 康博
中西裕美子
福田 真嗣
加藤 完
常田 聡
大野 博司
菊地 淳*
理化学研究所
慶応大
横浜市立大
早稲田大
名大
New monitoring approach for metabolic dynamics in microbial ecosystems using stable-isotope-labeling technologies
(JBB vol.110, no. 1, p. 87-93, 2010)
袴田 和巳
藤田 聡史
三宅  淳*
東京大学 Onset timing of transient gene expression depends on cell division 
(JBB vol.109, no. 1, p. 62-66, 2010)
第18回

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

►Top
2010年 (H.22) 加藤 拓
浪瀬 政宏
北垣 浩志
赤尾 健
下飯 仁*
酒類総合研究所
広大院・先端物質
月桂冠
 
QTL mapping of sake brewing characteristics of yeast
(JBB vol.107, no. 4, p. 383-393, 2009)
pdf論文紹介(生物工学会誌89巻2号掲載)
高橋晋太郎
山添 泰宗
佐々文 洋
鈴木 博章
福田 淳二*
筑波大
産総研
 
Preparation of coculture system with three extracellular matrices using capillary force lithography and layer-by-layer deposition
(JBB vol.108, no. 6, p. 544-550, 2009)
pdf論文紹介(生物工学会誌89巻2号掲載)
荒木 義雄
呉 洪
北垣 浩志
赤尾  健
高木 博史
下飯 仁*
酒類総合研究所
奈良先端大
 
Ethanol stress stimulates the Ca2+-mediated calcineurin/Crzl pathway in Saccharomyces cerevisiae
(JBB vol.107, no. 1, p. 1-6, 2009)
pdf論文紹介(生物工学会誌89巻2号掲載)
榊原 祥清*
Badal C. Saha
Paul Taylor
農業・食品産業技術総合研究機構
米国農務省農業利用研究セ
ズーケム社
Microbial production of xylitol from L-arabinose by metabolically engineered Escherichia coli
(JBB vol.107, no. 5, p. 506-511, 2009)
pdf論文紹介(生物工学会誌89巻2号掲載)
小池 洋潤
安 明哲
湯 岳琴
庄 智裕
大坂 典子
森村 茂
木田 建次*
東京ガス
熊本大学
北京大学
熊本大学
 
Production of fuel ethanol and methane from garbage by high-efficiency two-stage fermentation process
(JBB vol.108, no. 6, p. 508-512, 2009)
pdf論文紹介(生物工学会誌89巻2号掲載)
福田伊津子
小土井理恵
久保麻友子
岡本 隆志
藤田  剛
芦田  均*
神大・農
オリエンタル酵母工業
pdfパン酵母β-グルカンのラットにおける脂質異常症予防効果
(生物工学会誌, 第87巻, 第3号, 29–134, 2009)
pdf論文紹介(生物工学会誌89巻2号掲載)
(海外枠)
Ukrit Rattanachomsri, Sutipa Tanapongpipat,
Lily Eurwilaichitr,
Verawat Champreda*
BIOTEC
(Thailand)
Simultaneous non-thermal saccharification of cassava pulp by multi-enzyme activity and ethanol fermentation by Candida tropicalis
(JBB vol.107, no. 5, p. 488-493, 2009)
第17回

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

►Top
2009年
(H.21)
鮫島 結香*
本田 孝祐
加藤 純一
大政 健史
大竹 久夫
阪大・工
広大・先端物質
 
Expression of Rhodococcus opacus alkB Genes in Anhydrous Organic Solvents
(JBB vol.106, no. 2, p. 199-203, 2008)
pdf論文紹介(生物工学会誌88巻2号掲載)
古田 吉史*
丸岡 生行
中村 彰宏
大森 俊郎
園元 謙二
 
三和酒類・研
九大院・農
九大・バイオアーク
Utilization of Fermented Barley Extract Obtained from a By-product of Barley Shochu for Nisin Production
(JBB vol.106, no. 4, p. 393-397, 2008)
pdf論文紹介(生物工学会誌88巻2号掲載)
渡邉 貴嘉
村中 宣仁
芳坂 貴弘*
北陸先端大・マテリアル Four-Base Codon-Mediated Saturation Mutagenesis in a Cell-Free Translation System
(JBB vol.105, no. 3, p. 211-215, 2008)
pdf論文紹介(生物工学会誌88巻2号掲載)
馬場 健史
下西 成人
松原 惇起
平田 收正
中澤 慶久
小林 昭雄
福崎 英一郎*
阪大院・薬
阪大院・工
日立造船
 
High Throughput and Exhaustive Analysis of Diverse Lipids by Using Supercritical Fluid Chromatography-Mass Spectrometry for Metabolomics
(JBB vol.105, no. 5, p. 460-469, 2008)
pdf論文紹介(生物工学会誌88巻2号掲載)
高屋 朋彰
飛田 和宏
堀内 將史
中山 惠理
出口 央視
田中 孝明
谷口 正之*
新潟大・自然
新潟大・自然系 
Production of Extracellular Bifidogenic Growth Stimulator (BGS) from Propionibacterium shermanii Using a Bioreactor System with a Microfiltration Module and an On-line Controller for Lactic Acid Concentration
(JBB vol.105, no. 3, p. 184-191, 2008)
pdf論文紹介(生物工学会誌88巻2号掲載)
京極 健司
吉田 和央
渡邉 裕幸
山下 敬
河邉 佳典
元野 誠
西島 謙一*
上平 正道
飯島 信司
カネカ
名大院・工
 
Production of Recombinant Tumor Necrosis Factor Receptor/Fc Fusion Protein by Genetically Manipulated Chickens
(JBB vol.105, no. 5, p. 454-459, 2008) 
pdf論文紹介(生物工学会誌88巻2号掲載)
(海外枠)
Gianni Ciofani,
Antonio Migliore,
Vittoria Raffa,
Arianna Menciassi,
Paolo Dario
Center for Res. in Microeng.
Italian Inst. of Technol.
(Italy)
Bicompartmental Device for Dynamic Cell Coculture: Design, Realisation and Preliminary Results
(JBB vol.105, no. 5, p. 536-544, 2008)
 
第16回

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

►Top
2008年
(H.20)
田代 幸寛
進藤 秀彰
林 実希
馬場 俊一
小林 元太*
園元 謙二
九大院・農
佐賀大
九大・バイオアーク
Novel High-Efficient Butanol Production from Butyrate by Non-Growing Clostridium saccharoperbutylacetonicum N1-4 (ATCC 13564) with Methyl Viologen
(JBB vol.104, no. 3, p. 238-240, 2007)
pdf論文紹介(生物工学会誌87巻2号掲載)
知念 秋人
Yuri I. Kozlov
原 吉彦
泉井 裕
安枝 寿*
味の素(株)
味の素・ジェネティカ研
Innovative Metabolic Pathway Design for Efficient L-Glutamate Production by Suppressing CO2 Emission
(JBB vol.103, no. 3, p. 262-269, 2007)
pdf論文紹介(生物工学会誌87巻2号掲載)
佐藤 大
増田 雄介
桐村 光太郎
木野 邦器*
早大・理工 Thermostable ATP Regeneration System Using Polyphosphate Kinase from Thermosynechococcus elongatus BP-1 for D-Amino Acid Dipeptide Synthesis
 (JBB vol.103, no. 2, p. 179-184, 2007)
pdf論文紹介(生物工学会誌87巻2号掲載)
清水 一憲
井藤 彰
有延 学
村瀬 洋介
岩田 佳久
成田 裕司
各務 秀明
上田 実
本多 裕之*
名大院・工
九大院・工
名大院・医
Effective Cell-Seeding Technique Using Magnetite Nanoparticles and Magnetic Force onto Decellularized Blood Vessels for Vascular Tissue Engineering
(JBB vol.103, no. 5, p. 472-478, 2007)
pdf論文紹介(生物工学会誌87巻2号掲載)
中川 強*
黒瀬 高章
日野 武志
田中 克典
川向 誠
丹羽 康夫
豊岡 公徳
松岡 健
神保 哲朗
木村 哲哉
島根大
関西学院大
静岡県立大
理研
九大院・農
三重大院・生活資源
Development of Series of Gateway Binary Vectors, pGWBs, for Realizing Efficient Construction of Fusion Genes for Plant Transformation
(JBB vol.104, no. 1, p. 34-41, 2007)
pdf論文紹介(生物工学会誌87巻2号掲載)
小池 美紀子
榊 秀次郎
天野 義文
黒澤 尋*
山梨大院・医工総合日油(株) Characterization of Embryoid Bodies of Mouse Embryonic Stem Cells Formed under Various Culture Conditions and Estimation of Differentiation Status of Such Bodies
(JBB vol.104, no. 4, p. 294-299, 2007)
pdf論文紹介(生物工学会誌87巻2号掲載)
(海外枠)
Marcela De Leon Gatti,
Katie F. Wlaschin,
Peter Morin Nissom,
Miranda Yap,
Wei-Shou Hu*
Univ. Minnesota(USA)
BTI (Singapore)
Comparative Transcriptional Analysis of Mouse Hybridoma and Recombinant Chinese Hamster Ovary Cells Undergoing Butyrate Treatment
(JBB vol.103, no. 1, p. 82-91, 2007)
第15回

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

►Top
2007年
(H.19)
石田 亘広*
鈴木 登美子
徳弘 健郎
長森 英二
大西 徹
齋藤 聡志
北本 勝ひこ
高橋 治雄
豊田中央研究所
トヨタ自動車バイオ
東大院・農学生命科学
D-Lactic Acid Production by Metabolically Engineered Saccharomyces cerevisiae
(JBB vol.101, no. 2, p. 172-177, 2006) 
PDF論文紹介(生物工学会誌86巻1号掲載) 
白井 智量
松崎 匡浩
葛本 雅宣
永久 圭介
古澤 力
塩谷 捨明
清水 浩*
阪大院・工
阪大院・情報科学
Precise Metabolic Flux Analysis of Coryneform Bacteria by Gas Chromatography-Mass Spectrometry and Verification by Nuclear Magnetic Resonance
(JBB vol.102, no. 5, p. 413-424, 2006)
PDF論文紹介(生物工学会誌86巻1号掲載)
河邉 佳典
上平 正道*
小野 健一郎
京極 健司
西島 謙一
飯島 信司
名古屋大・院
カネカ
Production of scFv-Fc Fusion Protein Using Genetically Manipulated Quails
(JBB vol.102, no. 4, p. 297-303, 2006)
PDF論文紹介(生物工学会誌86巻1号掲載)
原田 和生
福崎 英一郎*
小林 昭雄
阪大院・工 Pressure-Assisted Capillary Electrophoresis Mass Spectrometry Using Combination of Polarity Reversion and Electroosmotic Flow for Metabolomics Anion Analysis
(JBB vol.101, no. 5, p. 403-409, 2006)
PDF論文紹介(生物工学会誌86巻1号掲載)
大友 理宣*
木村 貴一
渡辺 誠衛
戸枝 一喜
秋田銘醸
秋田県農水技術センター
米糠を用いたLactobacillus brevisIFO12005によるγ-アミノ酪酸含有組成物の生産
(生物工学会誌, 第84巻, 第12号, 479-483, 2006)
PDF論文紹介(生物工学会誌86巻1号掲載)
遠山 忠*
于 寧
熊田 浩英
清 和成
池 道彦
藤田 正憲
阪大院
工室蘭工大
工高知高専
Accelerated Aromatic Compounds Degradation in Aquatic Environment by Use of Interaction between Spirodela polyrrhiza and Bacteria in Its Rhizosphere
(JBB vol.101, no. 4, p. 346-353, 2006)
PDF論文紹介(生物工学会誌86巻1号掲載)
(海外枠)Suchada Chanprateep,
Songsri Kulpreecha*
Chulalongkorn Univ.(Thailand) Production and Characterization of Biodegradable Terpolymer Poly(3-Hydroxybutyrate-co-3-Hydroxyvalerate-co-4-Hydroxybutyrate) by Alcaligenes sp. A-04
(JBB vol.101, no. 1, p. 51-56, 2006)
PDF論文紹介(生物工学会誌86巻1号掲載)
第14回

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

►Top
2006年
(H.18)
竹田 昌史
山本 麻里衣
磯田 勝広
東山 真二
廣瀬 志弘
大串 始
川瀬 雅也
八木 清仁*
阪大院・薬 Availability of Bone Marrow Stromal Cells in Three-Dimensional Coculture with Hepatocytes and Transplantation into Liver-Damaged Mice
(JBB vol. 100, no. 1, p. 77-81, 2005) 
PDF論文紹介(生物工学会誌85巻1号掲載) 
山田 翼*
下飯 仁
伊藤 清
菊正宗酒造
酒類総合研究所
High Expression of Unsaturated Fatty Acid Synthesis Gene OLE1 in Sake Yeasts
(JBB vol. 99, no. 5, p. 512-516, 2005)
PDF論文紹介(生物工学会誌85巻1号掲載)
道添 純二
一瀬 博文
神谷 典穂
丸山 達生
後藤 雅宏*
九大院・工 Functionalization of the Cytochrome P450cam Monooxygenase System in the Cell-like Aqueous Compartments of Water-in-Oil Emulsions
(JBB vol. 99, no. 1, p. 12-17, 2005)
PDF論文紹介(生物工学会誌85巻1号掲載)
伊藤 武志
中島田 豊
仙波 光一朗
松井 知彰
西尾 尚道*
広島大院・先端 Hydrogen and Ethanol Production from Glycerol-Containing Wastes Discharged after Biodiesel Manufacturing Process
(JBB vol. 100, no. 3, p. 260-265, 2005)
PDF論文紹介(生物工学会誌85巻1号掲載)
岩瀬 哲
青柳 秀紀
高木 優
田中 秀夫*
筑波大院・生命環境
産業技術総合研究所
Development of a Novel System for Producing Ajmalicine and Serpentine Using Direct Culture of Leaves in Catharanthus roseus Intact Plant
(JBB vol. 99, no. 3, p. 208-215, 2005)
PDF論文紹介(生物工学会誌85巻1号掲載)
第13回

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

►Top
2005年
(H.17)
三浦 重信
リス・デュイアルティ*
有村 友宏
星野 美奈子
劉 鉄軍
岡部 満康
武蔵野化学研究所
静岡大・農
Enhanced Production of L-Lactic Acid by Ammonia-Tolerant Mutant Strain Rhizopus sp. MK-96-1196
(JBB vol. 97, no. 1, p. 19-23, 2004) 
PDF論文紹介(生物工学会誌84巻2号掲載) 
米良 信昭
青柳 秀紀
中園 聡
岩崎 一弘
齊木 博
田中 秀夫*
筑波大院・
生命環境
電力中央研究所
国立環境研究所
東京工科大・バイオニクス
Analysis of Gene Expression in Yeast Protoplasts Using DNA Microarrays and Their Application for Efficient Production of Invertase and α-Glucosidase
(JBB vol. 97, no. 3, p. 169-183, 2004)
PDF論文紹介(生物工学会誌84巻2号掲載)
朴 永哲
山下 光雄*
河原市 奈美
阿瀬川 亮
小野 比佐好
室岡 義勝
阪大院・工 Production of Vitamin B12 in Genetically Engineered Propionibacterium freudenreichii
(JBB vol. 98, no. 3, p. 167-173, 2004)
PDF論文紹介(生物工学会誌84巻2号掲載)
黒瀬 直孝*
浅野 忠男
川北 貞夫
垂水 彰二
宝酒造 米麹からの低温発酵性 Leuconostoc citreum の分離と諸性質
(生物工学会誌, 第82巻, 第5号, 183–190, 2004)
PDF論文紹介(生物工学会誌84巻2号掲載)
仲祐 貴江
北澤 彩子
赤石 幸映
清水 範夫*
東洋大院・生命科 Neurite Outgrowths of Neurons Using Neurotrophin-Coated NanoscaIe Magnetic Beads
(JBB vol. 98, no. 5, p. 348-352, 2004)
PDF論文紹介(生物工学会誌84巻2号掲載)
第12回

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

►Top
2004年
(H.16)
Mannix S. Pedro
春田 伸
中村 浩平
葉坂 勝
石井 正治
五十嵐 泰夫*
東大 Isolation and Characterization of Predominant Microorganisms during Decomposition of Waste Materials in a Field-scale Composter
(JBB vol. 95, no. 4, p. 368-373, 2003)
杉本 真也
中山 二郎
福田 大介
曾根崎 志野
渡辺 麻希
Amonlaya Tosukhowong
園元 謙二*
九大 Effect of Heterologous Expression of Molecular Chaperone DnaK from Tetragenococcus halophilus on Salinity Adaptation of Escherichia coli
(JBB vol. 96, no. 2, p. 129-133, 2003)
井藤 彰
田中 功二
本多 裕之
安部 茂
山口 英世
小林 猛*
名大 Complete Regression of Mouse Mammary Carcinoma with a Size Greater than 15 mm by Frequent Repeated Hyperthermia Using Magnetite Nanoparticles
(JBB vol. 96, no. 4, p. 364-369, 2003)
河原崎 泰昌*
山田 恭裕
市森 真紀
新畑 智也
幸田 勝典
中野 秀雄
山根 恒夫
名大 Stabilization of Affinity-Tagged Recombinant Protein during/after Its Production in a Cell-Free System Using Wheat-Germ Extract
(JBB vol. 95, no. 3, p. 209-214, 2003)
迫野 昌文
一瀬 博文
後藤 雅宏*
九大 Protein Refolding in Nanostructured Reversed Micelles Including Molecular Chaperone
(JBB vol. 96, no. 3, p. 275-278, 2003)

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Published by 学会事務局 on 23 1月 2012

2011年度(第19回)生物工学論文賞 受賞論文

 

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2010年度(第18回)生物工学論文賞 受賞論文


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2009年度(第17回)生物工学論文賞 受賞論文

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2008年度(第16回)生物工学論文賞 受賞論文

 

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2007年度(第15回)生物工学論文賞 受賞論文

 

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2006年度(第14回)生物工学論文賞 受賞論文

 

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2005年度(第13回)生物工学論文賞 受賞論文

 

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2004年度(第12回)生物工学論文賞 受賞論文

 

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2003年度(第11回)生物工学論文賞 受賞論文

 

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2002年度(第10回)生物工学論文賞 受賞論文

 

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2001年度(第9回)生物工学論文賞 受賞論文

 

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2000年度(第8回)生物工学論文賞 受賞論文

 

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1999年度(第7回)生物工学論文賞 受賞論文

 

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1998年度(第6回)生物工学論文賞 受賞論文

 

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1997年度(第5回)生物工学論文賞 受賞論文

 

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1996年度(第4回)生物工学論文賞 受賞論文

 

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1995年度(第3回)生物工学論文賞 受賞論文

 

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1994年度(第2回)生物工学論文賞 受賞論文

 

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1993年度(第1回)生物工学論文賞 受賞論文

 

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Published by 学会事務局 on 20 1月 2012

【研究部会】バイオマス循環利用研究部会 特別講演会

バイオマス循環利用研究部会では、2012年2月17日(金)に特別講演会を開催いたします。⇒詳しくはこちら

日時: 2012年2月17日(金)15:00~16:30
場所: 九州大学箱崎理系地区 21世紀交流プラザII 第2講義室

【演題】Development and problems of Sustainable Agriculture in Vietnam: the Case of the Mekong Delta
     …Prof. Vo-Tong Xuan (Tan Tau University, Vietnam)
 

皆様のご参加をお待ちしています。
 

Published by 学会事務局 on 20 1月 2012

【研究部会】バイオマス循環利用研究部会(BRUF)特別講演会開催

Vo-Tong Xuan先生はCantho University在籍中に日本への留学経験をお持ちで、その成果を基に育種学の分野で九州大学農学博士を授与されました。その後、ベトナムにおける農業の振興と持続的な生産に関してご尽力され、1992年にはその功績に対してアジアのノーベル賞と言われるマグサイサイ賞を受賞されておられます。

現在はTan Tau University 学長をされておられますが、日本-ベトナム両国の研究交流に深い造詣をお持ちで、各種国際交流研究にも引き続き参画されています。今回、来日される機会に、下記のような演題でBRUF特別講演をお願いしました。
年度末のお忙しい時期ですが皆様のご参加をお待ちしています。

演題 Development and problems of Sustainable Agriculture in Vietnam: the Case of the Mekong Delta
日時 2012年2月17日(金) 15:00~16:30
場所 九州大学箱崎理系地区 21世紀交流プラザII 第2講義室
(箱崎キャンパス)
 
連絡先 バイオマス循環利用研究部会 
部会長 九州大学農学研究院 酒井謙二 ()
幹事 西南女学院大学 田代幸寛 ()

►バイオマス循環利用研究部会Topへ

Published by 学会事務局 on 18 1月 2012

【年次大会】2012年大会シンポジウム 公募終了しました

第64回日本生物工学会大会(創立90周年記念大会)のシンポジウムの公募受付を終了しました。
多数のお申し込みありがとうございました。

会期: 2012年10月23日(火)~26日(金)
会場: 神戸国際会議場

♦ 関連記事:
【年次大会】創立90周年記念大会 シンポジウム公募のお知らせ

 

►年次大会Topへ

Published by 学会事務局 on 18 1月 2012

【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線記事掲載

日本生物工学会の和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business i の企画特集『バイオ最前線』欄に編集協力をし、毎月第3水曜日に記事を掲載しております。2012年1月18日付で、第20回「熊本大の木田教授らが新規下水処理プロセスを開発」が掲載されました。

掲載記事:「熊本大の木田教授らが新規下水処理プロセスを開発」pdf

次回は、2012年2月15日(水)掲載予定です。

 

過去の掲載記事

※当サイトでは、Fuji Sankei Business iのご厚意により該当記事のPDFを公開しております。
 

►生物工学会誌Topへ

Published by 学会事務局 on 10 1月 2012

【学会賞】2012年度 各賞受賞候補者推薦のお願い

日本生物工学会では、2012年度の学会賞受賞候補者の推薦を募集しております。授賞規程(2011年9月26日改訂)pdfに従って、受賞候補者の推薦をお願いいたします。

詳しくは学会賞のページをご覧下さい。 

【推薦書類の提出先】
公益社団法人日本生物工学会事務局  E-mail:  
※メールのタイトルは「(各賞名)推薦」としてください。

 


♦関連記事:

Published by 学会事務局 on 10 1月 2012

【事務局より】2012年度 研究部会申請募集

2012年度研究部会設置申請の募集は終了しました。

日本生物工学会は、研究部会を学会運営の重要な柱と位置づけ、特定分野の研究集会に対して研究部会制度を設置し、運営費の一部を補助します。現在、2012年度研究部会の設置申請を募集しております。

研究部会設置ご希望の方は、研究部会規程に従って研究部会設置申請書word2012年3月16日(金)までに学会事務局宛()に提出してください。理事会で審議の上採否を決定し、申請代表者あてに審議結果を通知いたします。

 

研究部会設置申請に関しての注意点

近年、年次大会の目的や効率性などから研究部会にシンポジウムを行っていただきにくいなどの問題が発生しております。理事会では研究部会活動の活性化を目的に、適切な成果発表の方法や場の確保、開かれて活力ある研究部会をめざした制度の改革について議論しております。

申請に際しては、以下の点にご留意をお願いします。

  • 研究部会承認後、和文誌に会員募集記事を出す(本部より一括してお願いします。記事には研究部会の目的、メリット、アウトプットなどを明示し、意欲ある会員が誰でも参加できるようにすること、会誌7号を予定)。
  • 一年の活動が終了した後、和文誌に活動報告を掲載する(会誌5号を予定)。
  •  時代の要求、社会の要請、会員の要請に応えるべく理事会では随時、研究申請の内容を精査し承認する(各研究部会におかれては、適宜(10年以内を目途)、目的、体制などについて見直していただくこともお考え下さい)。

活動報告については、年次大会以外の各種の機会に速やかにご報告いただくともに、年度末には研究部会活動報告書wordおよび会計報告.xls アイコンの提出をお願いいたします。

 

►研究部会ページTop

Published by 学会事務局 on 06 1月 2012

【関連行事】大阪大学国際シンポジウム

「グリーン成長のためのバイオテクノロジーと化学」
Biotechnology and Chemistry for Green Growth

主催: 大阪大学フロンティア産業バイオグループ

日時 2012年3月13日(火)~14日(水)
会場 千里ライフサイエンスセンタービル 5階ライフホール(豊中市)
講演者 ドイツ9名、オランダ1名、日本15名
参加費 無料ただし要参加登録(先着順)
申込先 大阪大学大学院工学研究科生命先端工学専攻
生物化学工学研究室
Tel: 06-6879-7437 Fax: 06-6879-7439
E-mail:
http://www.osaka-aachen.jp/


 

Published by 学会事務局 on 06 1月 2012

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 113 (2012)

Vol. 113 (January–June 2012)

JBB Vol. 113 表紙画像

Reporter gene lac-z expression using adenoviral vector AdβGal in experimental liver fibrosis. Slide showing the expression of β-galactosidase in a liver section from a CCl4 chronically intoxicated rat during eight weeks.  Liver samples were cut utilizing a cryostat system 72 h after systemic administration of 2 x 10e11 total IU of AdβGal.  Analysis of protein expression was performed using X-gal reagent and counterstaining with neutral red. Blue cells show the expression of β-galactosidase protein from AdβGal vector indicating that therapeutic genes can be useful to remove liver fibrosis. This photograph was taken in the Institute of Molecular Medicine and Gene Therapy from the University of Guadalajara, Guadalajara, Jalisco, Mexico.

For more information regarding this work, read the article: Armendariz-Borunda, J. et al., “Production of first generation adenoviral vectors for preclinical protocols: Amplification, purification and functional titration”, J. Biosci. Bioeng., volume 112, issue 5, pages 415-421 (2011).



⇒JBBアーカイブ:Vol.107 (2009) ~最新号
⇒JBBアーカイブ:Vol. 93(2002)~Vol. 106(2008)

Published by 学会事務局 on 22 12月 2011

【随縁随意】バイオマス利用研究のすゝめ – 鮫島 正浩

生物工学会誌 第89巻 第12号
鮫島 正浩

木材の利用方法を研究することがそもそもの私の専門分野である。ただ、木材を構成する主要成分がセルロースやヘミセルロースという多糖成分であるということから、最近では、木材をセルロース系バイオマスの中で位置づけることも多くなってきた。このような分野の中で、私は木材を完全分解することができる担子菌類によるセルロース系バイオマスを構成する化学成分の分解機構ならびに関連する酵素の研究に携わってきたが、これらを取り巻く社会環境は今世紀に入ってから大きく変化した。その理由は、セルロース系バイオマスが地球温暖化防止対策としての二酸化炭素排出削減やエネルギー資源セキュリティの問題解決に寄与し、化石資源を代替する持続性資源として大きな注目を集めるようになったからである。また、その動きの中で、国策としてセルロース系バイオマスからのバイオエタノール生産技術の開発が求められるようになり、私もそのことに関連する仕事に関与することになった。

バイオエタノール事業の展開については、さまざまな立場から、その是非が議論されている。しかしながら、輸送用燃料の資源セキュリティならびにバイオマス変換利用に対する技術力確保の観点から少なくとも研究開発は推進すべきであると、私は思っている。そのようなことを考えている中で、本年3月に発生した東日本大震災とそれに引き続く福島第一原子力発電所での事故により、バイオマス利用の位置づけも大きく変わってしまった。

原発事故以前は、バイオマスと原子力は脱化石資源化ならびに二酸化炭素排出削減に向けたよきパートナーになると思われていた。すなわち、前者はマテリアルやバイオエタノールなどのバイオ液体燃料として利用することができる有機資源として、また後者は電力とそれに基づく熱エネルギーを供給する資源として、お互いに補完的な役割を果たしていくべき存在であった。実際、我が国における二酸化炭素排出削減のシナリオも、このような考え方の中で組まれていた。

しかしながら、原子力が賄ってきた膨大な電力を背景としたパートナーシップの構想をもはや描くことはできない。そのような中、本年の8月、電力事業に対する再生可能エネルギーの固定価格買取制度に関する法案が国会で成立し、来年7月から施行されることとなった。発電用エネルギーとして太陽光や風力などがその対象として大きく捉えられているが、バイオマスについても対象となっている。しかしながら、前二者と後者の間には大きな違いが存在する。すなわち、前二者はそもそも発電用エネルギーとして開発されたものであるが、バイオマスは多目的な利用が可能な有機資源であるという点である。バイオマスについては、発電用エネルギー資源としての利用だけに偏らない統合的な利用が望まれる。また、バイオマスの利活用においては、その生産ならびに変換利用プロセスの中で生物工学分野の研究成果を活かせる場が多い。

このようなことから、脱化石資源に加えて脱原子力を掲げなければならない今日こそ、バイオマス利活用推進のために生物工学が大いに力を発揮すべき時である。また、このことを生物工学に携わる多くの若い人たちに認識していただきたい。しかし、一方で研究成果の活用をあまり急ぎ過ぎてはならず、確かな技術の礎となる学問としての掘り下げと、他分野との連携に基づくバランスの取れた総合学としての展開を念頭に置かなければならない。そして、もっとも大事なことは、これらを長く継続していくことである。福沢諭吉の「学問のすゝめ」の中に、「一身独立して一国独立する」という言葉がある。この言葉の意味を考えつつ、新たなパラダイムに立脚した持続性社会の形成を見据えた「バイオマス利用研究のすゝめ」を提案したい。


著者紹介 東京大学大学院農学生命科学研究科(教授)

 

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

Published by 学会事務局 on 22 12月 2011

生物工学会誌 – 89巻12号

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Published by 学会事務局 on 21 12月 2011

【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線記事掲載

和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business i の企画特集『バイオ最前線』欄に編集協力をし、毎月第3水曜日に記事を掲載しております。2011年12月21日付で、第19回「進む動物実験の代替」が掲載されました。

掲載記事:「進む動物実験の代替」pdf

次回は、2012年1月18日(水)掲載予定です。

 

過去の掲載記事

※当サイトでは、Fuji Sankei Business iのご厚意により該当記事のPDFを公開しております。
 

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Published by 学会事務局 on 19 12月 2011

【関連行事】信州大学 国際動物バイオテクノロジー会議

日時 2012年1月31日(火)午前9時10分開始 
場所 信州大学農学部
参加申込み締切 2012年1月10日(火)
参加申込み  ⇒詳しくはこちら外部リンク
問合せ先 〒399-4598
長野県上伊那郡南箕輪村8304
信州大学農学部動物発生遺伝学研究室
鏡味 裕
Tel: 0265-77-1419
E-mail:

プログラム

  • 9:10~9:30 開会挨拶:…信州大学農学部長 中村 宗一郎 教授


【招待講演1】 座長 信州大学農学部 高木 優二 准教授

  •  9:30~10:00
    Perspectives for Animal Biotechnology…信州大学農学部 鏡味 裕 教授
     
  • 10:00~10:30
    Sex Preselection in Bovine…信州大学農学部 濱野 光市 教授
    .
  • 10:30~10:40  休憩

.
【招待講演 2】 座長 信州大学農学部 河原 岳志 助教

  • 10:40~11:10
    Animal Biotechnology in China…中国浙江省農業科学院 潘 建治 教授
     
  • 11:10~11:40
    Behavior of the Mouse Spermatogenic Stem Cells in the Testis
    …基礎生物学研究所 吉田 松生 教授
     
  • 11:40~13:00 昼食
     

【招待講演3】 座長 信州大学農学部 米倉 真一 助教

  • 13:00~13:30
    Reconstitution of the Mouse Germ Cell Specification by Pluripotent Stem Cells
    …京都大学大学院 医学研究科 林 克彦 講師
     
  • 13:30~14:00
    Japanese and American Models for Commercializing University Discovery
    …東京大学先端科学技術研究センター Robert Kneller 教授
     
  • 14:00~14:30
    Avian Biotechnology…畜産草地研究所 田上 貴寛 主任研究官

  • 14:30~14:40  休憩 



【招待講演4】 座長 信州大学農学部 小野 珠乙 教授

  • 14:40~15:10
    Neuroendocrine Control in Animal Production…信州大学農学部 平松 浩二 教授

  • 15:10~15:40
    Neural Development and the Regulation…信州大学農学部 米倉 真一 助教

  • 15:40~16:10
    Cryopreservation of Porcine Oocytes and Zygotes…畜産草地研究所 Tamas Somfai 研究官
     
  • 16:10~16:20  休憩


【口頭講演・特別講演】 座長 信州大学農学部 渡邉 敬文 助教

  • 16:20~16:50 
    口頭講演…基礎生物学研究所 中村 隼明 研究員
    Genetic Conservation at the Cellar Level in Chicken

  • 16:50~17:20  
    特別講演 …枡一市村酒造場 Sarah Marie Cummings 代表取締役
     
  • 17:20~17:30  閉会挨拶…信州大学農学部 鏡味 裕 教授
     
  • 17:30~17:40  記念撮影 
     
  • 18:00~  一般講演(ポスター発表)
     
  • 19:30~21:00  懇親会


 

Published by 学会事務局 on 16 12月 2011

【関連行事】CREST「生命動態の理解と制御のための基盤技術の創出」 研究総括による研究領域説明会

JST 戦略的創造研究推進事業(CREST)「生命動態の理解と制御のための基盤技術の創出」

山本 雅 研究総括(東京大学医科学研究所 教授)による研究領域説明会を下記の通り、東京、大阪にて開催します。ご関心のある多くの方々の参加をお待ちしております。

日時・場所 【東京会場】2012年1月18日(水)14:30~16:30
JST東京本部別館 1階ホール(東京都千代田区五番町7 K's五番町)→アクセス

【大阪会場】2012年1月20日(金)14:30~16:30
大阪大学中之島センター 2F 講義室1(大阪市北区中之島4-3-53)→アクセス
内容
  • 山本 雅 研究総括から、本研究領域の目的・趣旨、研究の進め方等について説明
  • 質疑応答
参加申込み方法 2012年1月13日(金)までに、下記メールアドレスまで、お名前、ご所属をご記入の上、お申し込みください。
参加申し込みメールアドレス:
事前申し込みが無くても、満席でなければ、当日参加いただけます。
問合せ先 科学技術振興機構 イノベーション推進本部 研究領域総合運営部
〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K's五番町
河村 昌哉(カワムラ マサヤ)、藤田 晶子(フジタ アキコ)
Tel: 03-3512-3531 Fax: 03-3222-2066 E-mail:
CRESTホームページ: http://www.jst.go.jp/kisoken/crest/


 

Published by 支部:北日本 on 13 12月 2011

北日本支部-2011年度事業

主催行事

 

これまでの活動

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Published by 学会事務局 on 12 12月 2011

<重要>【学会賞】授賞規程改訂のお知らせ"><重要>【学会賞】授賞規程改訂のお知らせ

日本生物工学会では学会活動の活性化を図る一方策として、このたび生物工学奨励賞候補者の年齢制限を緩和するとともに、国際貢献や若手研究者育成に資する新たな賞を設けることとしました。これに伴い、下記のように授賞規程の改訂をおこないました。詳しくは授賞規程(2011年9月26日改訂)pdfをご覧下さい。

改訂内容

  1. 生物工学奨励賞(江田賞)、生物工学奨励賞(斎藤賞)、生物工学奨励賞(照井賞)において、受賞候補者の年齢制限に関する規程を削除する。
     
  2. 新規授賞(生物工学アジア若手研究奨励賞、生物工学学生優秀賞)の創設

1. 微生物に関連する分野で、顕著な業績をあげることが期待されるアジアの若手研究者に対し、生物工学アジア若手研究奨励賞を授与する。

2. 生物工学の分野で将来活躍することが期待される優秀な大学院生に対し、生物工学学生優秀賞を授与する。
 

実施時期

2012(平成24)年度の授賞から適用実施する。

 

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Published by 支部:関西 on 12 12月 2011

【関西支部】第100回醗酵学懇話会のご案内

日本生物工学会関西支部では2012年2月3日に第100回醗酵学懇話会を開催します。⇒詳しくはこちら

  • 日時: 2012年2月3日(金)13:00~18:00
  • 場所: 大関株式会社 本社工場 (西宮市今津出在家町4-9)

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

Published by 支部:関西 on 12 12月 2011

関西支部 – 第100回醗酵学懇話会 会場へのアクセスマップ

阪神電車もしくは阪急電車の今津駅より徒歩10分
参加される方は、必ず本社工場の受付にお越し頂きますようお願いいたします。

 大関株式 本社工場 アクセスマップ(日本生物工学会第100回醗酵懇話会)

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Published by 支部:関西 on 12 12月 2011

【関西支部】第100回醗酵学懇話会

日時 2012年2月3日(金)13:00~18:00
場所 大関(株) 本社工場 (西宮市今津出在家町4-9 Tel: 0798-32-2011)
阪神電車もしくは阪急電車の今津駅より徒歩10分→ アクセスマップ

ご参加の方は必ず本社工場の受付にお越し頂きますようお願いいたします。
見学 大関(株) 本社工場 13:00~13:50 
(希望者50名のみ、学生を優先とさせて頂きます)
講演 大関(株)瓶詰工場 4F大ホール   14:00~16:30
  • 「アジアにおけるバイオテクノロジー分野の国際交流活動に関わって」
     …吉田 敏臣(大阪府環境農林水産総合研究所長・大阪大学名誉教授)
     
  • 「酵母に学ぶ健康法」
     …永井 史郎 (広島大学名誉教授) 
     
  • 「酒粕から生まれた機能性新素材」
     …峰時 俊貴(大関株式会社 総合研究所)
懇親会 大関(株)社員食堂  16:30~18:00
参加費 懇話会: 1,000円(不課税)、学生無料
懇親会: 2,000円(税込)、学生1,000円(税込)
(いずれも当日会場にてお支払い下さい)
定員 80名 (定員になりしだい締め切ります)
申込方法 氏名、連絡先、TEL、懇親会の出欠を明記の上、下記宛にお申し込み下さい。
申込先 大阪大学大学院工学研究科生命先端工学専攻
関西支部庶務担当 岡澤 敦司
Tel: & Fax: 06-6879-7425
E-mail:

講演1 「アジアにおけるバイオテクノロジー分野の国際交流活動に関わって」

大阪府環境農林水産総合研究所長・大阪大学名誉教授 吉田 敏臣
  

約40年前に始まったアジアを対象とする微生物学国際研修講座による若手研究者育成事業、ならびに拠点大学方式による生物工学分野における国際学術交流事業、バンコク事務所を拠点とする日本学術振興会の国際交流推進活動、そして、アジアバイオテクノロジー学協会連合創設の活動など、アジアにおけるバイオテクノロジー分野の国際交流活動などについて紹介する。
 

講演2 「酵母に学ぶ健康法」

広島大学名誉教授 永井 史郎
        

この60年間、飽食時代は延々と続いており、高齢化社会では動脈硬化、糖尿病、認知症、がん、骨質低下などいわゆる生活習慣病が蔓延している。一方、カロリー制限(70%)にして培養した酵母菌の寿命が 30% UP する事実が発見され(2000年)、長寿遺伝子(サーチュイン)の存在が実証され、線虫、マウス、ヒトに共通する根源的な遺伝子として注目されている。正常な細胞周期の乱れは老化、がんを誘発するが、これらも過食がもたらす糖化ストレス(ブドウ糖とタンパク質複合体)とミトコンドリアにおける酸化ストレス(活性酸素)が要因であるなど考えてみたい。

講演3 「酒粕から生まれた機能性新素材」

大関株式会社 総合研究所 峰時 俊貴

醸造副産物として長い食経験に裏打ちされた安全・安心な素材である酒粕中には、米、米麹、酵母などに由来した多くの有用成分が含まれ、これまでにも様々な生理機能が報告されている。本講演では酒粕の有効利用を目的として、複数の食物繊維様成分に着目した機能性食品素材、及び耐酸性と冷凍耐性に優れた乳化剤の開発について紹介する。

 


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Published by 支部:東日本 on 12 12月 2011

【東日本支部】賀詞交換会のお知らせ

日本生物工学会東日本支部では、2012年1月27日(金)に賀詞交換会を開催します。今回は、講演会とエビスビールセミナーを予定しております。⇒詳しくはこちら

日時: 2012年1月27日(金)13:30~19:00
場所: サッポロビール株式会社 本社講堂 (東京都渋谷区恵比寿四丁目20番1号)

多くの皆様のご参加をお待ちしております。
 

Published by 支部:東日本 on 12 12月 2011

【東日本支部】2012年 日本生物工学会賀詞交換会

日本生物工学会東日本支部主催の賀詞交換会を、下記の日程で開催致します。今回は、講演会とエビスビールセミナーを予定しております。会員の皆様との意見交換および懇親を広く深める場になればと考えております。

日時 2012年1月27日(金)13:30~19:00
場所 サッポロビール(株) 本社講堂(東京都渋谷区恵比寿四丁目20番1号)→アクセスマップ
プログラム 13:30~13:40 開会挨拶、事務連絡など

13:40~15:30 講演会
  • 「抗原結合により光る抗体Quenchbodyの開発」
    上田 宏(東京大学工学系研究科化学生命工学専攻) 

     
  • 「リンのバイオテクノロジー」
    黒田 章夫(広島大学先端物質科学研究科分子生命機能科学専攻) 
     
  • 「サッポログループの品質保証体制について」
    土屋 陽一(サッポロビール株式会社品質保証部)
16:00~16:30 エビスビール出張セミナー

17:00~19:00 懇親会
会場: レストランエスパシオ
東京都渋谷区恵比寿四丁目20番3号 恵比寿ガーデンプレイスタワー3F
Tel: 03-5424-1331
参加費 講演会:無料
懇親会:会員・賛助会員・非会員3,000円(税込)、学生2,000円(税込)
※懇親会費は当日会場にてお支払い下さい。
申込み方法 申し込み締切日までに、氏名、所属、会員種別、連絡先、E-mail、TEL/FAXおよび、懇親会参加の有無を明記の上、下記問合せ先まで、メールまたはFAXでお申し込み下さい。
申込み締切 2012年1月13日(金)
問合せ先 東京農工大学大学院生命工学専攻 養王田研究室
FAX. 042-388-7479 E-mail:


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Published by 学会事務局 on 08 12月 2011

【学会賞】生物工学アジア若手研究奨励賞(The DaSilva Award)創設 – 受賞候補者推薦募集

今年度の募集は終了いたしました。

日本生物工学会では、創立90周年を記念して生物工学アジア若手研究奨励賞(The DaSilva Award)を創設しました。

 

⇒生物工学アジア若手研究奨励賞(The DaSilva Award)の創設についてpdf

本賞は、元ユネスコバイオサイエンス部長であった故Edgar J. Da Silva博士のご寄付により創設されるもので、21世紀の人類社会の発展と地球環境の保全に必須である微生物に関連するバイオテクノロジーの分野で、近い将来に顕著な研究業績をあげることが期待されるアジアの若手研究者に授与されます。

正会員の皆様には、優秀なアジアの若手研究者の推薦を宜しくお願いいたします。

目的 生物工学アジア若手研究奨励賞は、微生物に関連するバイオテクノロジーの分野で、近い将来に顕著な研究業績をあげることが期待されるアジアの若手研究者の研究意欲を高め、その研究推進を助成することを目的とする。
受賞者の選考 受賞者は、毎年原則1名とし、選考委員会の推薦により理事会が決定する。
授賞の内容
  1. 受賞者には賞状(あるいは認定証)を授与する(ただし郵送)。
  2. 研究助成金30万円を支給する。
受賞者の責務
  1. 受賞後3年以内に、「Journal of Bioscience and Bioengineering」に受賞対象研究の成果に関する論文を投稿しなければならない。
  2. 非会員の受賞者は、受賞後に本学会の会員とならなければならない。
候補者の資格要件
  1. 候補者は、35才(当該授賞年1月1日現在)までのアジアの研究機関に所属する日本国籍を有しない研究者であること。
  2. 対象研究は、主として所属機関において独立して行うものであること。
候補者の推薦 日本生物工学会の正会員は、生物工学アジア若手研究奨励賞の受賞候補者を、所定の書式により選考委員会に推薦することができる。
提出書類 以下の書類を電子メールで提出して下さい。
 
  1. 推薦書(日本語英語word
  2. 履歴書(CV)および研究計画pdf
  3. 研究内容の補足図表(A4サイズ・1頁)
提出締切日 2012年3月16日(金)
書類提出先 公益社団法人日本生物工学会事務局 学会賞担当 
E-mail: award@sbj.or.jp

メールの件名は、「生物工学アジア若手研究奨励賞(The DaSilva Award)推薦」としてください。
問合せ先 〒565-0871 吹田市山田丘 2-1  
公益社団法人日本生物工学会事務局 学会賞担当
E-mail: award@sbj.or.jp  TEL. 06-6876-2731

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Published by 支部:西日本 on 07 12月 2011

西日本支部-2011年度事業

主催行事

共催行事

協賛行事

  • 第62回岡山実験動物研究会 (協賛)⇒プログラムpdf
    日時:2011年11月25日(金)
    場所:ピュアリティまきび
  • おかやま医療機器開発プロフェッショナル(OBEP)セミナー2011(協賛)
    「人工臓器・再生医療技術開発の最前線」」⇒ポスターpdf
    日時:2011年12月9日(金)
    場所:アークホテル岡山
     

2011年度支部学生賞

  • 長尾 章子(山口大学大学院・農学研究科 修士課程2年)
  • 林 史明(岡山大学大学院・自然科学研究科 博士前期課程2年)
  • 帆足 理子(徳島大学大学院・ソシオテクノサイエンス研究部 博士前期課程1年)
     

その他

  • 組換えDNA実験キット配布20校、48キットを配布


会議

  • 2011年度第1回支部役員会(於:岡山大学)  2011年5月20日開催
  • 2011年度第1回支部評議員会(於:東京農工大)  2011年9月28日開催
  • 2011年度第2回支部役員会・評議員会(於:鳥取大学)  2012年1月21日開催


支部長: 稲垣 賢二
副支部長: 山田 隆
庶務幹事: 二見 淳一郎
会計幹事: 今中 洋行 
企画幹事: 谷 明生、金尾 忠芳、曲 正樹 
編集幹事: 原 啓文、金山 直樹
監事: 杉尾 剛、西尾 尚道 
 

これまでの活動

 

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Published by 学会事務局 on 07 12月 2011

【学会賞】生物工学アジア若手賞 受賞候補者推薦募集

日本生物工学会では、2012年度生物工学アジア若手賞(Young Asian Biotechnology Prize)受賞候補者の推薦を募集しております。下記生物工学アジア若手賞内規をよくお読みの上、奮ってご推薦ください。

推薦方法推薦書に必要事項を記入のうえ、必要書類とともにメールで学会事務局(学会賞担当: )宛に送付してください。
メールの件名は、「生物工学アジア若手賞推薦」としてください。
提出書類
  1. 推薦書(日本語・英語)word
  2. 履歴書(CV)pdf
  3. 研究内容の補足図表(A4サイズ・1頁)
  4. 受賞対象となる主要3論文の別刷り、またはコピー
提出締切日2012年3月16日(金)
問合せ先〒565-0871 吹田市山田丘 2-1
公益社団法人 日本生物工学会事務局 学会賞担当 
TEL. 06-6876-2731 E-mail:

生物工学アジア若手賞(Young Asian Biotechnologist Prize)内規

日本生物工学会は、生物工学アジア若手賞を設け、21世紀の人類社会の発展と地球環境の保全に必須である生物工学(バイオテクノロジー)の分野で顕著な研究業績をあげたアジアの若手研究者に授与する。

  1. 目的
    生物工学アジア若手賞は、バイオテクノロジー分野で顕著な研究業績をあげたアジアの若手研究者を顕彰することを目的とする。
     
  2. 受賞者の選考
    受賞者は、毎年原則1名とし、選考委員会の推薦により理事会が決定する。
     
  3. 賞の内容
    受賞者を年次大会で表彰し、賞状と賞牌を授与する。受賞者が、授賞式に参加するための経費は本会が負担する。
     
  4. 資格
    候補者は、45才(当該授賞年1月1日現在)までの日本を除くアジアの研究機関に所属し、受賞対象研究は、主として所属機関において独立して行い、過去にJournal of Bioscience and Bioengineeringに掲載されたものを対象とする。
     
  5. 候補者の推薦
    正会員は、生物工学アジア若手賞の受賞候補者を、所定の書式により選考委員会に推薦することができる。
     

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Published by 支部:中部 on 03 12月 2011

中部支部-2011年度事業

事業

H23.8.22011年度 中部支部例会
日時:2011年8月2日(火) 13:00 ~
場所:名古屋大学ベンチャービジネスラボラトリー・ベンチャーホール(3F)
H23.8.11, 12, 17夏の体験講座「シルクだけじゃない。カイコのバイオテクノロジー」
日時 : 8月11日(木)13:00~16:00, 8月12日(金)10:00~16:00, 8月17日(水)10:00~17:00
場所 : 静岡大学共通教育C棟 生物学実験室(静岡市駿河区大谷836)
H23.11.302011年度生物工学技術セミナー「創薬のための最新スクリーニング技術」
日時:2011年11月30日(水)10:00~17:00
場所:東京大学山上会館 2F大会議室(文京区本郷7-3-1)
H24.1.6生物工学セミナー「企業の研究とは?」
日時:2012年1月6日(金)13:30~17:00
場所:福井県立大学交流センター(福井県吉田郡永平寺町松岡兼定島4-1-1)

後援行事

H22.9.2Shizuoka University International Symposium 2011(後援)
日時:2011年11月28日(月)・29日(火)
場所:静岡大学 B-nest 6-7F (静岡市葵区御幸町3番地の21)

 

これまでの活動

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Published by 支部:東日本 on 03 12月 2011

東日本支部-2011年度事業

年次大会

主催行事

共催行事

 

これまでの活動

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Published by 支部:九州 on 02 12月 2011

九州支部 – 2011年度(平成23年度)事業

九州支部主催行事

 

これまでの活動

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Published by 学会事務局 on 29 11月 2011

【関連行事】日本農芸化学会 産学官若手交流会

日本農芸化学会 産学官若手交流会 さんわか 第15回勉強会
『農・食に貢献するオミクス研究 ~様々なオミクス解析をどう使いこなすか?~』

オミクス技術の進歩により、ゲノムから代謝物に至るまでの生体内の網羅的解析が可能となりつつあります。しかしながら、食・農の分野における活用事例はまだまだ少なく、オミクスで何が出来るのかが分からないという研究者も多いのが現状ではないでしょうか。

そこで、今回のシンポジウムでは、ゲノム、トランスクリプトーム、プロテオーム、メタボロームにまつわる、食・農分野でのオミクス研究のシーズや応用事例について先駆者の先生方にご講演頂き、オミクスへの理解を深めるとともに今後の研究の発展に向けた活発な議論を行いたいと考えております。

日時 2012年1月26日(木)13:00~ 受付、13:30~ シンポジウム、17:00~ 交流会
場所 大阪大学中之島センター 7Fセミナー室
(JR大阪駅よりタクシー約10分、又は阪神電車福島駅より徒歩10分)
プログラム
  • 13:30~13:40
    はじめに…………北野 克和(さんわか第5期メンバー世話人代表)
     
  • 13:40~14:15
    食用キノコ(マイタケ)のDe Novoシーケンスから見えてきたこと
     …………藤森 文啓(東京家政大学)
     
  • 14:15~14:50
    プロテオミクス:農芸化学領域への応用と展開
     …………榊原 陽一(宮崎大学)
     
  • 14:50~15:25
    メタボローム解析の実際-要素技術と効果的な利用法
     …………馬場 健史(大阪大学)

≪休憩≫

  • 15:35~16:10
    実用酵母のオミックス解析と育種への応用
     …………吉田 聡(キリンホールディングス株式会社)
     
  • 16:10~16:45
    オミクス解析と枯草菌ミニマムゲノムファクトリー
     …………影山 泰(花王株式会社) 
     
  • 17:00~ 交流会(大阪大学中之島センター 9階交流サロン)
参加費 無料。ただし交流会参加のみ実費(5,000円)を当日受付にて申し受けます。
参加申込 件名を「シンポジウム参加申し込み」とし、氏名・所属・連絡先メールアドレス・交流会参加の有無をE-mailにて、下記のアドレスへご連絡ください。

※申し込み先着順で定員に達し次第、締め切りとさせていただきます。
※お申込みいただいた個人情報は,参加確認および今後のさんわかシンポジウムご案内以外の目的には使用いたしません。
問合せ先 大阪大学大学院工学研究科生命先端工学専攻 本田孝祐
TEL: 06-6879-7438
E-mail:
(*を@にご変更下さい)

主催: 日本農芸化学会 産学官若手交流会(さんわか)
共催: 生物工学若手研究者の集い(生物工学若手会)


 

Published by 学会事務局 on 28 11月 2011

【学会賞】生物工学学生優秀賞(飛翔賞)受賞候補者推薦のお願い

日本生物工学会では、創立90周年記念事業の一環として生物工学学生優秀賞(飛翔賞)を創設しました。本賞は、博士後期課程に進学して優れた研究業績を上げることが期待される学生会員の研究奨励を目的として、研究奨励金(5万円)を授与するものです。

日本生物工学会の正会員は、生物工学学生優秀賞(飛翔賞)の受賞候補者を、所定の書式により支部長を経由して推薦することができますので、優秀な学生会員の推薦を宜しくお願いいたします。(受付を終了しました)

受賞資格者
  • 応募時に博士前期課程(修士課程)、あるいはそれに同等の大学院教育課程(年次)に在籍する日本生物工学会学生会員
  • 博士後期課程、あるいはそれに同等の大学院教育課程に進学することが決定している者
  • 10月進学予定の学生についても、進学する予定であることを指導教員等が保証することで、同等の扱いをすることができます。
受賞人数各支部1名、合計6名
推薦方法推薦者(指導教員または指導予定教員等の正会員)の推薦書と候補者調書に必要事項を満たし、推薦者から所属支部の支部長宛に電子メールで送付下さい。
提出書類
  1.  日本生物工学会生物工学学生優秀賞候補者推薦書word
  2.  生物工学学生優秀賞(飛翔賞)候補者調書word
提出締切日2012年2月29日(水)
提出先書類(1, 2)は、推薦者から所属支部の支部長に電子メールにて提出して下さい。支部長の電子メールアドレスや連絡先は支部活動のページ(https://www.sbj.or.jp/branch/)でご確認下さい。

電子メールの件名は、「生物工学学生優秀賞推薦」としてください。
問合せ先所属支部の支部長⇒支部活動のページ
または
公益社団法人日本生物工学会事務局 E-mail:  TEL. 06-6876-2731

※本賞は大会時に表彰されます。受賞者は対象となった研究の成果(あるいはその一部)についてi) 本会大会における口頭発表、もしくはii) 本学会の英文誌または和文誌での論文などで発表いただくこととなっております。

word支部推薦書のダウンロード
(支部長は上記書類1, 2と共に支部推薦書を事務局まで提出して下さい。)

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Published by 学会事務局 on 25 11月 2011

【年次大会】第63回日本生物工学会大会(2011)後記

大会実行委員長 養王田 正文

第63回日本生物工学会大会は、2011年9月26日(月)から28日(水)の3日間の日程で東京農工大学小金井キャンパスにおいて行われました。天候にも恵まれ、多く参加者を集めることができ、各会場において活発な議論が展開されました。実行委員会を代表して、本大会の開催にご支援いただいた学会関係者、展示や寄付などをしていただいた企業、講演された皆様及びすべての参加者に感謝いたします。 

大成功だった宮崎大会と90周年記念大会の狭間の大会なので、大会の原点である会員同士が活発に議論する場所を提供することを本大会の主たる目的として企画いたしました。まず、従来のシンポジウムを、シンポジウムとワークショップに分類し、シンポジウムは多くの会員の関心を持てるテーマに関する企画とし、各時間帯で1つだけ行うことにしました。ワークショップは本部と大会が企画するものに加え、公募を行いました。シンポジウムは3テーマ(1.酒類の食味成分研究の新展開(本部企画)、2. 大規模ゲノム情報の生物工学へのインパクト(本部企画)、3. 美しい地球持続のための脱炭素社会の構築(大会企画))、ワークショップは16テーマ(本部企画2、大会企画4、公募10)となりました。昨年度特別セミナーとして行われた「若手理系人のためのキャリアセミナー」も大会企画のワークショプとして開催することにしました。また、世界でもっとも売れている医薬品であるスタチンの開発者である遠藤章先生(東京農工大学特別栄誉教授)が米国アカデミー会員に選出されたことを記念して、特別招待講演をしていただくことにいたしました。 

お気づきの方も多いと思いますが、要旨集の構成も変更しました。従来は編集の都合から会場ごとにまとめられていましたが、参加者の利便性を考えて日程ごとにまとめました。大会の後に質問することが可能なように、責任者のメールアドレスを入れることにいたしました。震災対応として、被害のあった地域から参加する学生の参加費を免除することにいたしました。23名から申請があり、申請者全員の参加費を免除いたしました。 

本大会は、東日本大震災とその後の原子力発電所の事故によるさまざまな問題のため、開催が危惧されていました。さらに直前に台風15号の直撃を受け、キャンパス内で大木が数本倒れるという事態がありましたが、大学当局の迅速な対応により、倒木が処理され、大きな問題もなく大会を迎えることができました。 

2011年度学会賞受賞者

授賞式にて 前列向かって左から、荻野、中川、小髙、清水、髙木、中村、Nguyen Nhu Sang
後列向かって左から、花井、矢野、Siraje A. Mahmud、兒島、伊達、袴田(敬称略)

初日の午前中は、例年どおり授賞式・受賞の挨拶・受賞講演が行われました。誌面の都合で写真のみ紹介しますが、受賞された各位の今後のご発展をお祈りします。懇親会は初日の夕刻、吉祥寺の第一ホテルで開催しました。招待者を含めて約400名の参加を得ることができました。生物工学会の会員でもある松永是東京農工大学学長に来賓としてご挨拶していただきました。松永先生にはシンポジウムでのご講演していただいたほか、本大会の開催に多くのサポートをいただきました。遠藤章先生と中村修二先生にも加わっていただいた鏡割では、東京都の酒蔵である石川酒造の「多満自慢」を使わせていただきました。

遠藤先生は、乾杯のご挨拶で最初に発表したのが「大阪醸造学会・醱酵学懇話会」であるというエピソードを披露されていましたが、本会に参加されたことを大変喜んでおられました。時間が限られているために、挨拶や企画を可能な限り少なくして懇親の時間を確保することに努めましたが、それでも時間が足りなかったようで、私も含めた多くの参加者が吉祥寺の町で深夜まで親交を深めました。 

シンポジウムとワークショップの演題数は特別招待講演も含めて96でした。一般演題は過去最大規模の654演題でした。この中から、プログラム編集委員会が特に話題性が高い26演題をトピックスとして選定しました。また、当該研究の背景や応用をわかりやすく解説していただいたトピックス集を作成し、大会会場で無料配布しました。さらに、大会に先立ち東京で行われた記者会見では、大手新聞社をはじめ10社以上を前に、本大会を代表する研究成果・シーズとして公開しました。その他、KSBBからの招待講演の4演題と受賞講演の一部が一般講演の時間に行われました。 

大会参加者は、一般(正会員と非会員)1048名、学生会員402名(参加費免除者を含む)であり、招待参加者を含めると1500名を超えました。展示会には33社の出展がありました。会場の中心にスペースを確保したので、多くの参加者が展示会場を訪れました。 

今回の大会で、心残りだったことが2つあります。宮崎大会の懇親会のときの次期大会の紹介で、まんが“もやしもん”に関する企画を紹介したことをご記憶の方も多いと思います。実際に、関係者を通じて原作者や編集者との交渉を行ったのですが、残念ながら私の力不足で実現に至りませんでした。多くの会員が“もやしもん”のファンであることから、今後の大会で実現できることを期待しています。また、東日本大震災の影響による資材の不足から、新総合会館の竣工が遅れ、表彰式の会場が変更になったことも残念でした。 

大会の後、多数の関係者から会場係や受付の学生の態度についてお褒めの言葉をいただきました。今大会は東日本支部および東京農工大学のスタッフから構成される実行委員会と多数の学生アルバイトにより運営されました。本大会を成功に導くことができたのも彼らの献身的な貢献によるものであり、改めて感謝いたします。 

さて、2日目の夜に恒例の「生物工学若手研究者の集い(若手会)総会・交流会」が第2食堂で行われ、私も参加いたしました。活発な議論が行われましたが、多くの方が発表を終えた安堵感と適量のエタノールの効果により、若手会の馬場会長のご提案で、急遽ボーリングを行うことになりました。有志十数名が集まり、懇親会が行われたホテルの地下にあるボーリング場で第1回若手会ボーリング大会が行われました。優勝者は、この大会後記で名前を紹介することにしたのですが、私が優勝してしまったので誰も紹介できないという残念な結果となりました。来年以降も行うということなので、研究と同時に若手の奮起を期待しています。 

最後になりましたが、本大会が90周年記念大会への助走となり、生物工学会の発展につながることを祈念しています。

受賞講演会場にて   

受賞講演会場にて

招待講演会場にて

招待講演会場にて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Published by 学会事務局 on 25 11月 2011

【随縁随意】心の師となるも心を師とするなかれ – 神尾 好是

生物工学会誌 第89巻 第11号
神尾 好是

「相構え相構えて心の師とはなるとも心を師とすべからずと仏は記し給ひしなり」。仏経典に記された一句である。岩手、宮城、福島3県の海岸沿いの住民は、2011年3月11日午後2時46分に発生した東日本大震災時の巨大津波による未曾有の大災害に見舞われた。行方不明者を含めて19,719名(10月12日現在:警察庁)もの尊い命が一瞬のうちに奪われた。

私の親友である佐藤鶴治さんは津波で流されていく被災者の救助ため津波に飛び込み命を失った。大震災から1ヶ月経過した頃であったろうか、捜索自衛隊員の一人が海水を被った瓦礫の中から黄色いランドセルを背負った小学校低学年の少女の亡骸を発見し、抱きしめたまま放すことがなかったとの新聞記事を見て、ただただ涙した。

私は、東北学院大学工学部多賀城キャンパスでの生物学の講義を行うたびに、必ず津波被災現場を通るが、今なお手つかずの瓦礫の山の傍を通るたびにただただ首を垂れる。命を奪われた方々のこと、家屋を奪われた被災者のこと、原発で自宅を離れ避難生活を余儀なくされている方々のことを幾度となく想うにつけ、軽度な被災の私は、亡くなられた方々に深甚なる哀悼の念を捧げるとともに、生かされたことへの感謝の気持を持ち、頑張らねばと思う。

今回の数十メートルもの巨大津波と同等の津波が、東北地方に1000年前にも奇襲していたことが、本震災以前からのデータで明らかにされていた。しかし科学者は、「1000年間も襲来していないのだから今すぐには来ないだろう」との予測から、1960年三陸海岸を襲った6メートルのチリ地震津波を想定して防波堤を築き、避難マップを作成した。これはまさに、規範となるデータを心の師とせず、心を師とした余りにも大きな誤りであった、と言えよう。

今震災による福島第一原子力発電所事故による多量の放射性物質の流出による広範囲な環境への放射能汚染が起きた。心(現時点ではこれくらいの設計でよかろうと云う妥協心)を師とした科学技術への不信感が一気に噴き出した。風評被害もそうである。一部ではあろうが、データを信用するどころか、どこからともなく広まる風評が、東北地方の家畜、水産物、穀類、野菜、果物などの生産者を苦しめている。政治家の「心を師とした」不適切な言動も目立つ。非常に悲しく、また恥ずかしい。対岸の火事と高をくくるのが世の常だが、国を揺るがした災害に真摯に向き合って欲しい。

大震災直後から、「想定外」という言葉が飛び交った。私ども実験科学者はこれまで発見された事実を規範にして、予想を立て実験で証明する。想定外の結果は大発見につながる。しかし、科学者は心を師とした想定を決してやってはならない。

最近、全国の大学工学部で学科を問わず、生物学が履修科目として本格的に取り入れられるようになったが、約9割の履修生(私の授業担当学生数は190名)は全く高校で生物を履修してこない。理由を聞いたら、「中学生時代に、分類とか聞いたこともない生物名がやたら出てきて何も分からない」とのことであった。

中学理科、高校の生物学の教科書は近代生物学を取り入れた充実したものになっている様に見えるが、全体を通して「生物学という学問」としての生物学であり、内容も高等生物が主体で、私たちの暮らしに密接に係わっている微生物の世界に関する記述がほぼ皆無に近い。実学、所謂「生物を利用して産業を興す」という身近な生物学はまったく感じられない。これは教科書の編集委員の片寄りから生じているのではと感じた。言い過ぎかもしれないが、これも心を師とした教科書作りではないだろうか。

私は、「私たちの暮らしと微生物」から授業を始めているが、学生たちの驚きの目での受講態度はいつも印象深い。私は、学生がアンケートに「生物学はとても面白く、もう少し早くから興味を持てばよかった」と書いてくれるのが嬉しい。最近若い大学教員から、「会議や大学院生の実験指導で多忙のため、自分自身で実験する時間がない」ということをよく耳にするが、極論を申し上げると、院生には手とり足とりの実験指導はいらない。院生は実験操作の試行錯誤を繰り返して必ず実験科学の真髄を会得する。この期間が一人前の実験科学者に成長するためにとても重要であると思う。さらに院生は、若手教員がたぎる情熱を燃やし寸暇を惜しんで実験をして論文を仕上げる姿を目の当たりにした時、彼らを心の師として成長していくのではなかろうか。情熱を失う時に青春は終わる。


著者紹介 東北大学名誉教授、山形大学大学院理工学研究科特任教授

 

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

Published by 学会事務局 on 25 11月 2011

【本部だより】2011 KSBB秋季大会に参加して

生物工学会誌第89巻11号掲載
中川 智行

日本生物工学会は、1998年よりKSBB(The Korean Society for Biotechnology and Bioengineering;韓国生物工学会)と学術交流協定を交わしており、この交流協定に基づき、本学会とKSBBは各自の年次大会において招待講演を通じて学術交流を行っている。今回、筆者はこの国際交流の一環でKSBBの2011年度大会に参加させていただく機会をいただいた。KSBBでは毎年2回の大会が開催されているようだが、今回、10月5日(水)から8日(土)の間に開催されたKSBB秋季大会での学術交流について報告させていただく。

2011年度KSBB秋期大会は、韓国の仁川市(インチョン)の松島(ソンド)新都市で開催された。ソンド新都市は、韓国政府が戦略的経済政策の一環として設定した仁川自由貿易地域の一角を占め、2年前に完成した仁川大橋を利用することで仁川国際空港から30分もかからないという地の利を活かしたスマートシティ構想をもつ近未来型都市である。ソンド新都市は現在も開発途中ではあるが、地域内には高層ビル・高層マンションが立ち並び、今回の今大会会場であるSongdo Convensiaも斬新なデザインの建造物であり、とにかく「近未来」と言う言葉がもっとも似合う街であった。

さて、今大会は、大会プログラムによれば、2件のPlenary lectureと36件の口頭発表、400件を越えるポスター発表、さらには18演題にもおよぶシンポジウムが設定され、たくさんの研究者がそれぞれの研究に対して活発な議論を行っていた。その中でもシンポジウムは、本学会(SBJ)のみならずIBE(Institute of Biological Engineering, USA)やAFOB(Asian Federation of Biotechnology)などとの国際シンポジウムも多数組まれていた。筆者らが参加したKSBB-SBJシンポジウムは-Keeping up with Innovative Biotechnology-という題目であり、シンポジウムの演者は、SBJからは本年度の生物工学功績賞を受賞された髙木睦先生(北大院・工)、生物工学奨励賞(照井賞)を受賞された荻野千秋先生(神戸大・工)と筆者、KSBBからは延世大学のShin先生と成均館大学のUm先生の計5名であった。講演内容はナノ粒子レベルの生物工学分野の研究からセルエンジニアリングに関する研究までと幅広く、大変興味深いシンポジウムとなった。ただ一つ残念だったのは、筆者の講演でPCとともに本人も少々バグってしまったことであり、個人的にPCとともにリセットすることにした。

また、シンポジウムの後は懇親会にて親睦を深めることとなった。懇親会には長棟輝行先生(東大院・工)も会場に駆けつけていただき、KSBBの先生方のみならず、AFOBやIBEの先生方とも貴重な親睦の機会を持つことができ、筆者にとって本当に有意義な経験となった。

最後になりましたが、今回のシンポジウムでお世話になったKSBBの先生方に厚く御礼申し上げます。また、このような貴重な学術交流の機会をお与えいただきました日本生物工学会の先生方、スタッフの皆様に厚く御礼申し上げます。

KSBB2012大会会場

KSBB秋季大会会場(Songdo Convensia)

大会講演要旨集とプログラム

KSBB秋季大会の要旨集(左)とプログラム(右)
(洗練されたデザインで、要旨集はCD-ROM)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

関連記事:【国際交流】韓国生物工学会(KSBB)大会参加報告

Published by 学会事務局 on 25 11月 2011

生物工学会誌 – 89巻11号

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Published by 学会事務局 on 16 11月 2011

【年次大会】創立90周年記念大会HPを公開しました

2012年10月23日(火)~26日(金)に神戸で開催される日本生物工学会創立90周年記念大会のホームページを公開しました。このホームページでは、「講演要旨登録」「大会参加申込」のウェブ受付に加え、大会のトピックスやイベント紹介など盛りだくさんの情報を発信していきます。

多くの方の本大会へのご参加を心よりお待ち申し上げます。

公益社団法人日本生物工学会
創立90周年記念大会(第64回年次大会)ホームページアドレス
https://www.sbj.or.jp/2012/

Published by 学会事務局 on 16 11月 2011

【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線記事掲載

和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business i の企画特集『バイオ最前線』欄に編集協力をし、毎月第3水曜日に記事を掲載しております。2011年11月16日付で、第18回「応用広がるメタボローム解析技術」が掲載されました。

掲載記事:「応用広がるメタボローム解析技術」pdf

次回は、2011年12月21日(水)掲載予定です。

 

過去の掲載記事

※当サイトでは、Fuji Sankei Business iのご厚意により該当記事のPDFを公開しております。
 

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Published by 支部:中部 on 09 11月 2011

【中部支部】生物工学セミナー「企業の研究とは?」

日本生生物工学会中部支部では、2012年1月6日(金)に、『生物工学セミナー「企業の研究とは?」』を開催いたいます。今回のセミナーでは、第一線で活躍する企業の研究者をお招きして、一緒に討論へ参加することで生物工学をより身近なものに感じてもらうことを目的としています。⇒詳しくはこちら

日時: 2012年1月6日(金) 13:30~17:00 
場所: 福井県立大学交流センター(福井県吉田郡永平寺町松岡兼定島4-1-1)

多くの方のご参加をお待ちしております。

Published by 支部:中部 on 09 11月 2011

【中部支部】生物工学セミナー「企業の研究とは?」

日本生物工学会中部支部では、学会の支持活動の一環として種々のセミナーを企画しています。今回のセミナーでは、第一線で活躍する企業の研究者をお招きして、一緒に討論へ参加することで生物工学をより身近なものに感じてもらうことを目的としています。

印刷用ポスターpdf(348KB) 中部支部生物工学セミナー「企業の研究とは?」 ポスター

後援: 福井県立大学、福井大学、福井県                

日時 2012年1月6日(金) 13:30~17:00 
場所 福井県立大学交流センター
アクセスマップ外部リンク
参加費 無料
問合せ先 〒910-1195  
福井県吉田郡永平寺町松岡兼定島 4-1-1 
福井県立大学 生物資源学部 生物資源学科
分子機能科学研究領域 微生物機能学分野 
木元 久(庶務係)
TEL: 0776-61-6000(内線3402)  
FAX: 0776-61-6011
E-mail:

   

プログラム

  • 13:30~13:35 開会の辞………………本多 裕之  (日本生物工学会中部支部・支部長) 
     
  • 13:35~14:15 
    講演1 「産業用酵素~基礎から応用まで」 
         …橋田 みよ子(ノボザイムズ ジャパン株式会社・上席研究員)
     
  • 14:15~14:55 
    講演2 「日本の強み”実学”と“ものつくり”」 
         …横関 健三 (味の素株式会社 バイオファイン研究所アドバイザー
            京都大学大学院農学研究科・産業微生物学講座(寄付講座)・客員教授)
     
  • 14:55~15:15 コーヒーブレイク
     
  • 15:15~15:55 
    講演3 「ビール酵母の育種 ~酵母の力を最大限に引き出すために~」 
         …児玉 由紀子(サントリー ビジネスエキスパート株式会社・スペシャリスト)
     
  • 15:55~16:35
    講演4 「バイオプラスチック展開の現状 ~カネカPHBH開発を通じてみた世界~」
           …高橋 里美 (カネカ株式会社・シニアフェロー)
     
  • 16:35~16:55 
    総括 「企業における研究開発」 
         …西山 徹(NPO法人バイオ・食・味覚コミュニケーションセンター理事長
                    元味の素株式会社・副社長)
     
  • 16:55 閉会の辞………………宇多川 隆(福井県立大学・生物資源学部・学部長)


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Published by 学会事務局 on 08 11月 2011

【会員の方へ】2012年会費納入のお願い

平素より学会活動にご協力賜り、誠にありがとうございます。

2012年の会費の納入をお願い申し上げます。会費は会誌の刊行、大会の開催、講演会、その他学会の事業運営にあてられますので、ご協力のほどよろしくお願致します。

なお、振込用紙は12月上旬に会員の皆様宛に直接お送り致します(会費口座振替登録者は除く)。

2012年会費 (1月~12月、不課税)

正会員 9,800円(だたし、海外在住の正会員は12,000円)
学生会員 5,000円
団体会員 30,000円
賛助会員 50,000円(1口)

納入期限

  • 振込用紙をご利用の場合:

    正会員および学生会員: 2011年12月末日
    団体会員および賛助会員: 2012年4月末日
     
  • 自動引落(口座振替)をご利用の場合: 2012年4月23日(月)に引落し実施予定

 

英文誌Journal of Bioscience and Bioengineering (JBB) の有料購読について

2009年より英文誌(JBB)は電子ジャーナルへのアクセス権のみとなりました。冊子体はご希望の会員に年額5,000円(税込)で有料配布しております。正会員および学生会員の方で、新規に有料購読をご希望の方はできるだけ早めにお知らせ下さい。また、冊子体購読を中止される場合も早めに事務局までご一報下さい。

 

会費の口座振替について

毎年の会費をご指定の銀行口座からお支払いいただくことも可能です。預金口座振替依頼書pdfを、下記学会事務局までご送付下さい(押印をご確認下さい)。

 

異動届出

会誌送付先、住所、会員資格(学生会員から正会員へ移行)などの変更は、会員サービスから異動届出をお願いします。FAXの場合は、ダウンロードした書面にご記入のうえ、下記宛にお送り下さい。

退会届出

2011年12月20日までに理由を付してE-mailまたはFAXにてお届け下さい。なお滞納会費があれば納入をお願いします。

 

お問い合せ先 

日本生物工学会事務局
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2番1号 
大阪大学工学部内
公益社団法人 日本生物工学会
Tel: 06-6876-2731   Fax: 06-6879-2034
E-mail:

Published by 支部:東日本 on 08 11月 2011

【東日本支部】高校生対象実験体験セミナーのお知らせ

日本生物工学会東日本支部では、2011年12月3日(土)に高校生を対象にした実験体験セミナー「実験で考えるバイオ研究者・技術者へのキャリアパス」を開催します。⇒詳しくはこちら

日時: 2011年12月3日(土) 9:30-17:00(予定)
場所: 横浜国立大学理工学部 化学・生命系学科 バイオ教育プログラム 生物・電子情報棟4階
申込み締切: 2011年11月18日(金)

参加を希望される方はお早めにお申し込み下さい。

Published by 支部:東日本 on 08 11月 2011

【東日本支部】2011年度 高校生対象実験体験セミナー

日本生物工学会東日本支部
横浜国立大学理工学部化学・生命系学科バイオ教育プログラム 共催
高校生実験体験セミナー「実験で考えるバイオ研究者・技術者へのキャリアパス」
(締切り 11/18まで)

日時 2011年12月3日(土) 9:30-17:00(予定)
場所 横浜国立大学理工学部 化学・生命系学科 バイオ教育プログラム 生物・電子情報棟4階
横浜市保土ヶ谷区常盤台79-5(JR横浜駅西口より横浜市営バス・岡沢町、相鉄バス・ひじりが丘など下車)
 横浜国立大学へのアクセス:http://www.ynu.ac.jp/access/index.html
 横浜国立大学キャンパスマップ:http://www.ynu.ac.jp/access/map_campus.html
 (生物・電子情報棟はマップ左側のS7-2の建物です。)
対象 高校生(および高校教員)
募集人数 24人程度
内容

「実験で考えるバイオ研究者・技術者へのキャリアパス(※)では、バイオテクノロジーに興味を持つ高校生の皆さんを対象に、実験体験型のセミナーを開催します。

実験では皆さんに、横浜国立大学バイオ教育プログラムの大学生が考案したバイオの実験を一緒に体験してもらい、また講演では日本発のバイオテクノロジーである「旨味(うまみ)」を生み出す発酵調味料を通してバイオテクノロジーと社会とのかかわりについて考えてもらうことで、皆さんが将来、大学でバイオを学び、就職してバイオ分野の研究者・技術者として活躍するためのきっかけを作りたいと思っています。皆さんの参加をお待ちしています。

なお、高校生物を履修している人だけでなく、履修していないけれどもバイオテクノロジーに興味がある皆さんの参加も歓迎します。
 

※【キャリアパス】=将来、社会に出て働くときにに必要となる能力を、高校、大学そして就職してから先、どのようにして身につけるかという、「仕事に必要な能力を身につける道筋」のこと。

プログラム

9:00~9:30 受付(生物・電子情報棟4F)
9:30~10:00 開会式、「横浜国立大学理工学部化学・生命系学科 バイオ教育プログラムの紹介」
  (横浜国立大学バイオ教育プログラム主任) 栗原 靖之
10:00~10:45 特別講演 「バイオテクノロジーと社会」
  (味の素株式会社) 外内 尚人
10:45~16:30 実験体験教室(昼休憩 12:00~13:00) 次の3つのテーマのうち、どれかひとつを体験します。
A. 「味の不思議」・・・甘味料の入った水に着色料・香料を添加し、味覚・視覚・嗅覚について考える
B. 「身近な食べ物と酵素」・・・大根のペルオキシダーゼ活性をルミノール反応で観察し、酵素とその応用について考える
C. 「ベジパネル:野菜から抽出した色素による色素増感型太陽電池の作成」・・・植物由来の素材を利用して、環境問題について考える
16:30~17:00 閉会式、アンケート記入
参加費 無料
申込方法 官製はがきまたはEメールにて「高校生セミナー参加申込」と標記し、
1) 氏名(ふりがな)
2) 生年月日・学校名・学年
3) 連絡先(郵便番号・住所・電話番号・Fax番号・Eメールアドレス)
4) 保護者氏名
5) 実験希望テーマ(A, B, Cのうち1つ)を明記の上、下記宛にお申し込みください。参加決定者には決定通知を送ります。
なお、申し込みに伴う個人情報は厳正に管理し、本セミナーの運営および参加者への連絡にのみ使用させて頂きます。 
申込締切 11月18日(金)必着。定員を大きく超えた場合は、抽選により参加者を決定します。
申込・問合せ先 〒240-8501
横浜市保土ヶ谷区常盤台79-5 生物・電子情報棟5F
横浜国立大学理工学部バイオEP
(担当) 鈴木 市郎
Tel: 045-339-4268、Fax: 045-339-4267
E-MAIL:
(注意:@の次のmlは小文字のエム・エルです)

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Published by 部会:メタボロミクス on 08 11月 2011

【研究部会】2011メタボロミクス講習会 受講生募集!

2011メタボロミクス講習会

【主催】メタボロミクス研究部会   
【共催】 超臨界流体バイオテクノロジー研究部会

オームサイエンスの一つとして注目されているメタボロミクスについて理解を深めていただき、実際にメタボロミクスを実施していただけるための技術の習得を目的として、下記講習会を開催させていただきます。

  • 日時: 2011年12月16日(金)10:00 ~12月17日(土)17:00
  • 場所: 大阪大学大学院工学研究科 生命先端工学専攻 化学系C2棟C2-211
  • 講習内容(予定):

【12月16日(金)】

10:00~10:30 オリエンテーション

10:30~12:00 イントロダクション講義
            ………………………福崎 英一郎 教授

12:00~13:00 昼食

13:00~14:30 メタボロミクス技術基礎講義(試料調製法、分析法、データ解析法など)
            ………………………馬場 健史 准教授

14:30~15:00 休憩

15:00~17:00 実習1(GC用試料調製、GC/MS実習、GC/MSデータ解析実習講義など)

【12月17日(土)】

10:00~11:30 実習2(GC/MSデータ解析実習1)

11:30~12:30 昼食

12:30~14:00 実習3(GC/MSデータ解析実習2)

14:00~14:30 休憩
 

14:30~17:00 総合討論

  • 申し込み先:
    大阪大学大学院工学研究科生命先端工学専攻 福崎 英一郎
    E-mail:
     
  • 参加費: 無料
     
  • 募集定員: 若干名
     
  • 申込み方法: タイトルに「2011メタボロミクス講習会参加希望」と題記し氏名、所属を明記し、 E-mail にてお申し込みください。
     

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Published by 学会事務局 on 07 11月 2011

【協賛行事】西郷村・生物工学シンポジウム

日本生物工学会は公益社団法人として新たな出発をし、これまで以上に社会への貢献が期待されております。
このことを鑑み、生物工学に関連する色々なテーマで、地域との連携を深めるためのシンポジウムや講演会、あるいはその他の行事を 企画していく方針です。この一環として、福島県西郷村で開催される、「西郷村・生物工学シンポジウム」に協賛することにいたしました。

主催:西郷村   後援:福島県
協賛:公益社団法人日本生物工学会・(株)丸菱バイオエンジ

日時 2011年11月17日(木)14:00~18:30
場所 西郷村文化センター (〒961-8501 福島県西白河郡西郷村大字熊倉字折口原76-1)
問合せ先 西郷村 総務課 山崎昇
TEL: 0248-25-1112(課直通) FAX: 0248-25-2689
E-mail:

【プログラム】

  • 14:00~14:05  開会の挨拶………………………………………………(西郷村 村長)佐藤 正博
  • 14:05~14:10 シンポジウム開催の狙いについて………((株) 丸菱バイオエンジ 会長 )山縣 民敏
  • 14:10~14:15 公益社団法人日本生物工学会の活動について…… (日本生物工学会 会長)原島 俊 

 

14:15~16:20  テーマ1:放射性物質の問題について(セシウム除去の方法等)

座長:飯島信司 (名古屋大学大学院 教授)
tomita_photo 14:15~14:35
講演1 「微生物によるCsの除去の可能性について」
       …… ((有) A-HITBio代表取締役社長、北海道大学名誉教授) 冨田 房男

微生物によるCsの除去の可能性について文献調査をした結果を紹介する。少なくとも100倍程度の濃縮が可能と報告されている。適切な水抽出が可能ならば Csの濃縮は可能と考えられる。
 okami_photo 14:35~15:00
講演2 「イオン交換膜/ゼオライト/幹細胞利用による除染」
        …… (環境バイオ工学研究所・所長) 岡見 吉郎

1) 果実や食肉への放射性物質の移行阻止
2) 非染細胞の培養増殖による水産食品の生産

uozumi_photo 15:00~15:25
講演3 「植物のセシウム吸収力について」 ……(東北大学大学院・教授) 魚住 信之

セシウムは、ナトリウム(食塩)やカリウム(細胞の主要元素)と同じアルカリ金属として種類分けされるため、植物が本来持っているこれらの吸収装置を通って流入すると考えられることがあります。しかし、実際はそれほど単純ではないようです。分子レベルから、植物のセシウムを吸収、または排除するメカニズムを考察してみたいと思います。
fugo_photo 15:25~15:50
講演4 「イナゴの放射能汚染度の測定」……(東京農工大学・理事・副学長)普後 一

福島県ではイナゴを食する地区が多くある。豊かな水田地帯では、イナゴは大量に生息している。しかし、今般の原子力発電所の事故で、一つの昆虫食文化が失われる危険性がある。福島各所でイナゴを採集し、イナゴ体内の放射性物質について測定を行っている。また、生息地域の土壌や植物についても測定しており、その結果について報告する。
 murooka_photo 15:50~16:20  
講演5 「蓮華草はFUKUSHIMAを福する:農地の浄化とアグロインダストリー構想」
      
…… (広島工業大学・教授、大阪大学名誉教授) 室岡 義勝

日本生物工学会の英知を結集して、放射線汚染土壌の植物による浄化方法と 汚染バイオマス有効利用システムを提案し、浄化後の豊かなアグロインダストリー構想を紹介する。
  • 16:20~16:30         《  休  憩  》

16:30~17:30 テーマ2:環境問題について

座長: 原島 俊(大阪大学大学院 教授)
kita_photo 16:30~16:50
講演1 「地域のバイオマスを利活用した資源循環センター‘くるるん’」 
         ……(熊本大学大学院・教授) 木田 健次

福岡県大木町は、住民と共同して地域の廃棄物系バイオマスを利活用することにより資源循環センター‘くるるん’を建設した。本技術は、主として1) 生ごみの分別収集システム、2) メタン発酵によるバイオガス化、3) 嫌気性消化液の液肥化からなり、2) や3) は熊本大学や佐賀大学などとの共同で確立された。バイオマスタウンの中で最も注目されている一つである。
nishino_photo 16:50~17:10
講演2 「アシドロコンポストによる有機性廃棄物の処理」
       ……(東北生活文化大学・教授、東北大学名誉教授)西野 徳三

乳酸菌が主となるコンポスト化方式を確立しアシドロコンポストと命名した。この方式は家庭用処理器から業務用、1日20-30トン処理の堆肥化プラントにおいても機能し、臭気が少なく、長期間持続し、回復力もあることなどが分 かった。
fugo_photo 17:10~17:30
講演3 「昆虫産業の復活と福島の再生」 ……(東京農工大学・理事・副学長)普後 一

カイコ(養蚕)は、東北や関東で盛んに行われてきたが、日本の養蚕は現在壊滅的な状況である。養蚕は近代日本の礎を築いた稀有な昆虫産業である。明治から昭和そして第二次世界大戦後には養蚕業が我国の経済的発展に貢献した。第三回目の貢献として、福島における養蚕復興を提唱したい。
  •  17:30~17:40            《  休  憩  》

17:40~18:25 総合討論    

司会: 吉田 敏臣(大阪府環境農林水産総合研究所 所長)

西郷村における放射能、環境問題への取組み状況の紹介後に総合討論する(上記講演者の他、下記3名が参加)。

             yoshida_photo     iijima_photo    harashima_photo
吉田 敏臣
日本生物工学会 元会長
大阪府環境農林水産総合研究所 所長
大阪大学名誉教授
飯島 信司
日本生物工学会 前会長
名古屋大学大学院 教授
原島 俊
日本生物工学会 会長
大阪大学大学院 教授
  • 18:25~18:30 閉会の挨拶………………(西郷村・村長) 佐藤 正博

Published by 支部:北日本 on 26 10月 2011

【北日本支部】札幌シンポジウム プログラム公開しました

2011年度日本生物工学会北日本支部 札幌シンポジウム『バイオテクノロジーによる代替エネルギー開発』のプログラムを公開しました。⇒詳しくはこちら

日時: 2012年1月20日(金)13:30~17:30
場所: 北海道大学学術交流会館

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Published by 学会事務局 on 26 10月 2011

【関連行事】日本微生物系統分類研究会年次大会

第31回日本微生物系統分類研究会年次大会

日時 2011年11月25 日(金) 13:00 ~ 19:45(受付12:30 ~)
場所 独立行政法人理化学研究所和光キャンパス内
鈴木梅太郎記念ホール(埼玉県和光市広沢2-1)→アクセス
プログラム
  • 【細菌】
    「全ゲノム情報からFamily Enterobacteriaceae の菌種、属レベルの分類指標となる多型遺伝子群および保存遺伝子群の選択とその根拠」…江崎 孝行
  • 【アーキア】
    「ゲノム情報に見るアーキアの系統進化」…伊藤 隆
  • 【原生生物】
    「新奇真核微生物からの大規模配列データで変貌し続ける、我々の真核生物大系統像」…稲垣 祐司
  • 【菌類】
    「糸状菌の比較ゲノム解析~多様性の理解を目指して~」…小池 英明
  • 【全ゲノム比較】
    「原核・真核微生物の全ゲノム比較データベースMBGD」…内山 郁夫

総合討論
懇親会  会場:理化学研究所内統合支援施設(第一食堂)

問合せ・連絡先 JSMS-31 年次大会事務局
株式会社テクノスルガ・ラボ内
担当: 望月淳
〒424-0065 静岡県静岡市清水区長崎330 番地
TEL: 054-349-6211  FAX: 054-349-6121
E-mail:
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsms/


 

Published by 学会事務局 on 26 10月 2011

Asian Biotechnology Directoryへの登録 協力のお願い

Asian Federation of Biotechnology(AFOB)では、アジア地域におけるバイオ テクノロジー関連研究者の相互理解・協力を促進するためにバイオ研究者のデー タベース、Asian Biotechnology Directory (ABD) の作成に取り組んでいます。

本会では、会員の皆様にも有益なツールになりうるABDについては生物工学会誌 (85巻9号)、および学会ホームページで案内をしてまいりました。しかしながら、日本の研 究者の登録が伸び悩んでおり、登録についての協力要請がありましたので再度ご案内申し上げます。

本趣旨にご賛同頂ける方は、AFOBのHP(http://www.afob.org/)より、Asian Biotechnology Directory (ABD) に名前と所属、研究テーマなどの研究者情報をご登録頂ければ幸いです(その他の個人情報についてはすべて入力していただく必要はありません)。

ABDに登録することによって、AFOBの個人会員として認められ、ABDを利用することも可能になります。また、AFOB登録会員には、来年のIBS2012の参加登録費割引を組織委員会では考えているとのことです。

Published by 学会事務局 on 25 10月 2011

【創立90周年記念事業】記念事業と募金について

会員ならびに関係各位におかれましては、平素は本学会の活動にご参加,お力添えを賜り誠にありがとうございます。かねてよりご賛同,ご協力をいただきました創立90周年記念事業のうち下記の事業は皆様方の格別のご支援によりきわめて有意義に行うことができました。ご報告かたがた厚くお礼申し上げます。

♦ 記念式典      ♦ 特別記念講演  ♦ 記念祝賀会   ♦ 記念大会  
♦ 国際シンポジウム  ♦ 特別展示会   ♦ 記念出版(一部)

今後、残りの事業に全力で取り組み、本会の一層の充実と発展、会員の学術活動に貢献していく所存です。
これまで(2013年3月31日現在)に、各位のご協力により、556名、66社、2団体、2616.8万円の募金(入金ベース)が集まりました。ここに厚くお礼申し上げます。

なお、創立90周年記念事業募金は、2013年3月末をもちまして受け付けを終了させていただきました。

公益社団法人 日本生物工学会 
創立90周年記念事業実行委員会 
委員長  原島  俊 

昨年度末、公益社団法人として認定された日本生物工学会は、2011(平成23)年4月1日に、その移行登記を済ませ、これまで以上に社会への貢献が期待される学会として、新しく出発致しました。
折しも、2012(平成24)年には学会創立90周年を迎えます。これを機会に、本学会の一層の充実と発展をはかり、会員の学術活動や社会に貢献するために有意義な記念事業を計画いたしました。

この記念事業計画は、前理事会および創立90周年記念事業準備委員会において検討され、記念式典、記念大会、記念祝賀会、特別展示、記念出版、未来の生物工学を担う我が国やアジアの若手育成のための記念基金、地域連携シンポジウム、記念国際シンポジウムなどの記念事業から成っており、2011年度第2回理事会において承認をされたものでございます。その後、さらに創立90周年記念事業実行委員会において、事業の具体案や資金計画などについて協議を重ねた結果、特別予算2404万円の記念事業計画として策定をしたものであります。

こうした創立90周年記念事業の実施は、正会員はもとより、学生会員、団体会員、賛助会員、関連企業団体各位の本学会に対するご好意と絶大なるご支援を頂かねば到底不可能であります。
会員各位におかれましては、趣旨をご理解いただき何卒ご協力ご支援を賜りたくお願い申し上げます。
 

      創立記念事業概要   募金要項

Published by 学会事務局 on 25 10月 2011

【年次大会】創立90周年記念大会 シンポジウム公募のお知らせ

日本生物工学会創立90周年記念大会
実行委員長 大竹 久夫

日本生物工学会創立90周年記念大会は2012年10月23日~26日まで神戸国際会議場にて開催されます。本大会は本学会の誕生から90年の節目を祝うとともに100年に向けての10年間のスタートと位置付け、「日本から世界へ」「学から産へ」「シニアから若手へ」「頑張ろうニッポン」という基本コンセプトのもと、産学官、国内外、世代を超えた記念大会とするべく準備を進めております。

本記念大会のコンセプトに沿った日本生物工学会にふさわしいシンポジウムを公募しますので、会員各位におかれましては提案書wordに必要事項(下記参照)をお書きいただき、2011年11月1日(火)~ 2012年1月17日(火)までの間にお申し込みください。

本記念大会は英語による国際シンポジウムの開催を多く開きたいと考えております。会場数に限りがありますので、大会のコンセプトに沿った申請を優先的に採択させていただきます。一シンポジウムの開催時間は2時間を基本とさせていただきます。採択課題は1から4の項目を大会HPにて掲載させていただきます。本大会は10年に一度の記念大会という特別な会であるため、研究部会からの応募も受け付けます。ただし、研究部会からの申請であっても、採択において優先されるものではありません。

上記趣旨を御理解の上ご応募いただきますようお願い申し上げます。なお、基本的にシンポジウムの講演者への旅費、謝礼は実行委員会ではご用意できませんのでご了解のうえお申し込みください。

なお採択は2月中旬にメールにてお知らせします。

シンポジウム申込期間 2011年11月1日(火) ~ 2012年1月17日(火)
申込方法 創立90周年記念大会シンポジウム提案書word
  1. 課題名(日本語によるシンポジウム、英語による国際シンポジウムの別)
  2. 開催の趣旨
  3. 世話人氏名(連絡先)
  4. 参加予定者数(講演者、参加者)
  5. その他希望事項)
を記載の上、メールにて下記までお申し込み下さい。
申込先 〒565-0871 大阪府吹田市山田丘1-5
大阪大学大学院情報科学研究科バイオ情報工学専攻
日本生物工学会創立90周年記念大会実行委員会
シンポジウム担当:清水 浩
E-mail:
大会ホームページ https://www.sbj.or.jp/2012/

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Published by 学会事務局 on 25 10月 2011

【随縁随意】秋入学に想う – 棟方 正信

生物工学会誌 第89巻 第10号
棟方 正信

「秋入学、東大が移行検討」という記事が目についた。文部科学省が「原則4月入学」を各大学の裁量にまかせるとしたのは確か2008年だったと思う。すでにいくつかの大学で秋入学は実施されているのにこの騒ぎが起きたのは、東京大学が本格的に検討し始めたことによって、高卒から大学入学までの半年間の空白、卒業後就職までのギャップイヤーといった以前から問題視されていた弊害が全国規模になる可能性があるからだと思う。私も欧米大学院の9月入学でかつて悩んだことを思いだした。

6年前「魅力ある大学院教育イニシアティブ」に「π型フロントランナー博士育成プログラム」が採択され、実行した時のことである。企業の研究所に25年間居た時、研究者の採用に関り、すべてとは言わないが、大学院での実験技術・スキルを買うという観点からの採用はあまり重要ではなく、上から与えられた研究開発テーマでも「研究開発する喜び」を見いだし問題を見つけ、調べ企画実行する能力が欠如した者は役に立たないということが判った。また即、研究チームリーダーになれる年齢の博士後期課程修了者のなかには、リーダーシップが欠如、あるいは専門以外には興味を示さない者も少なからずいた。異業種の開発でしかも後発のため、売り手市場だった遺伝子組換えや動物細胞培養の大学院修了者を求めた時期だったのでやむを得ない面もあった。

その後、異業種開発部門はリストラの対象となり、私は実学重視の工学系の大学・大学院で16年間、生物工学関係の研究・教育をする立場となった。欧米並みに企業で活躍できる人材を育成したいと思い、卒論、修論のテーマを選択させる際には「よく遊び(探し回り)よく学べ」と「好きこそ物の上手なれ」をキーワードに、苦しい時もあるが、教科書にないサプライズに巡り会う喜び、すなわち「研究開発の喜び」を得る事ができるようにと指導し、少なくとも自己学習能力は身につけて育っていってくれた。教育担当副研究科長の時、博士後期課程進学率向上に取り組んだが、なかなか進まなかった。個々の教員の努力では、博士後期課程進学者を増やし、しかも就職口の広い企業研究に目を向けさせるのは難しいと考えていた時、「魅力ある大学院教育イニシアティブ」の公募があり、スクーリングと経済的支援欠如の弊害を除くチャンスと考えた。

ダブルメジャーからなるπ型教育システム、経済支援(リサーチアシスタント制度活用の授業料全額相当分の賃金:全国に波及)、研究費助成(審査有り)、研究チームメンバーへの支援(リーダーシップ育成目的:博士後期課程学生が前期課程学生をメンバーとしてプロジェクト研究する場合、前期課程学生への経済的支援)、短期海外大学留学を含むインターンシップ制度、などを2年間行い、一部は制度化した。経済的支援の効果はあったが、問題も残った。

一つは研究リーダーシップ育成目的の「研究チーム」申請が少なかったことである。学位論文は「個人の研究」という教授の考えが多かったためと思う。次に問題だったのは、海外インターンシップである。単位互換制度がなく、しかも秋入学なので、半年~1年間の留年をせざるを得ないという弊害があった。この弊害は企業よりも大学院の方が大きかった。工学系では大学より大学院留学が出入りともに多いのが現状で、メインの大学院入学を9月にすることのほうが、大学秋入学より社会への弊害も少なく有意義と考えられた。

自己学習能力を有した研究者を育てるには経済的支援だけではだめで、自分の性に合った、指導を受けたいと思う指導者に巡り会い「研究開発の喜び」を得ることが重要だと思う。工学系では本格的な研究教育を受けられるのは大学院なので、大学院入学前に自分にあった研究テーマ、指導者を探すチャンスが重要となる。大卒から大学院入学までの空白の5ヶ月間を自分の将来探しの旅にでるのも良いのではないかと思った(修了後の4月就職までのギャップは、努力し短縮修了すれば回避可能)。大学機関別認証評価がすすみ、Bologna Process に参加し、単位互換制度がグローバルとなり、大学院入学がグローバルスタンダードの9月になることは、若手研究開発者育成に大事ではないかと今でも想っている。


著者紹介 北海道大学名誉教授、井原水産(株)顧問

 

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

Published by 学会事務局 on 25 10月 2011

生物工学会誌 – 89巻10号

PDFファイルをご利用いただくためにはAdobe Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから

 

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Published by 学会事務局 on 21 10月 2011

創立90周年記念事業 – 募金要項

日本生物工学会は、2012年に創立90周年を迎えます。

                             創立90周年記念事業概要

創立90周年記念事業募金は、2013年3月末をもちまして受け付けを終了しました。皆さまからいただいたご支援・ご協力に感謝申し上げます。

趣意書

昨年度末、公益社団法人として認定された日本生物工学会は、2011(平成23)年4月1日に、その移行登記を済ませ、これまで以上に社会への貢献が期待される学会として、新しく出発致しました。本学会は、大阪醸造学会の40年、日本醗酵工学会の30年、日本生物工学会の20年を経て、2012(平成24)年には、創立90周年を迎えます。

本学会創立の端緒となった大阪高等工業学校醸造会の設立(明治43年、1910年)から数えれば、実に100年の歴史を誇る学会であります。その間、会員数は、当初の250名から3,500名にまで増加し、また、対象とする分野も、醸造学から発酵工学へ、そして生物化学工学へと拡大を続け、さらに、関連する生命科学基礎学の進展も積極的に取り入れ、微生物はもちろん、植物、動物細胞も対象として、遺伝子工学、タンパク質工学、酵素工学、細胞工学、生物機能工学、バイオ情報工学、さらに近年では、システム生物工学、合成生物工学とも称される研究領域をも含む、非常に幅広い学問と技術の領域を扱う魅力あふれる学会へと発展してまいりました。

このような発展途上の時期に折しも学会創立90周年を迎えたことを寿ぎ、これを機に本学会の一層の発展をはかり、そのことによって、会員の皆様の学術活動や社会、産業への一層の貢献を念願して、創立90周年事業を行う事を計画いたしました。すなわち、記念事業実行委員会を設置し、種々議論を重ねた結果、記念式典、記念祝賀会、特別展示、記念出版、未来の生物工学を担う我が国やアジアの若手育成のための記念基金、地域連携シンポジウム、記念国際シンポジウムなどを柱とする多彩な記念事業を計画するに至りました。しかし、こうした記念事業の実施には、特別予算として約2,404万円の費用が必要であり、その実現は、正会員はもとより、学生会員、団体会員、賛助会員、関連企業団体各位の本会に対するご好意と絶大なるご支援を頂かねば到底不可能であります。

今から、ちょうど半世紀前の1961(昭和36)年、第5代会長の照井堯造教授は、その会長就任時の挨拶で、「本会は、基礎科学から末端工業技術に至るひろがりの中で、Engineeringに指向し、“工学する心”ないし “工学を育てる心”をバックボーンとし、これによって特徴付けられるところの、この領域の代表的な学会として、今後一層、その役割を発揮するものである」と予見しています。こうした精神のもとで、これらの記念事業が一過性の祝賀行事としてだけではなく、創立100周年に向かって本会がこれまでにも増して世界に飛翔する礎となるべく努力したいと思っております。会員の皆様方の絶大なるご協力とご支援を切にお願い申し上げる次第です。
 

記念事業および記念事業計画

創立90周年記念事業の詳細はこちらpdf
(創立90周年記念事業計画、創立90周年記念事業予算、記念事業実行委員会・記念事業募金委員会について)

 ►Page Top

寄附金額

正会員1口 5,000円
学生会員1口 2,000円
賛助会員1口 50,000円
団体会員1口 10,000円

個人会員各位におかれましては、下記をおおよその目安としてお考えいただき、何卒ご協力下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。

  • 現理事、現監事、および現代議員  6口以上
  • 名誉会員、元役員、元評議員および元代議員  5口以上
  • 大学および国公立研究所の教授、准教授、所長、室長  4口以上
  • 企業の研究所長、室長、主席研究員、主任研究員  4口以上
  • 大学および国公立研究所の助教、研究員、その他  2口以上
  • 企業の研究員、従業員、その他  2口以上
  • 学生会員 1口以上

寄附金に対する税制優遇について

日本生物工学会は、内閣総理大臣の認定を受け2011年4月1日付で、「公益社団法人」に移行しました。日本生物工学会への寄附金や賛助会費には、税制上の優遇措置が適用され、所得税や法人税の控除がうけられます。

また、2011年6月30日に成立した法律により、要件等を満たすことの証明を受けた公益社団・財団法人に対し、個人が寄附金を支出した場合には、税額控除を適用できるという新制度が施行されました。日本生物工学会は2011年8月1日付で、この証明を取得いたしました。皆様が、日本生物工学会へ寄附金を支出した場合、税額控除制度によりこれまで以上の高い減税効果を得ることができます。

日本生物工学会への寄附金に対する税制優遇についてpdf

 

振込方法

ゆうちょ銀行振込、銀行振込のいずれかを利用してお振込下さい。なお、お振込の際には、会員番号を明記して下さい。

ゆうちょ銀行振込生物工学会誌に同封された振込用紙を用いてお振込下さい。振込手数料は無料です。
銀行振込下記口座にお振込下さい。手数料は自己負担となります旨ご了承下さい。

【振込口座】
三菱東京UFJ銀行 茨木支店 普通0104353 
日本生物工学会創立90周年記念事業実行委員会 

(ニッポンセイブツコウガクカイソウリツキュウジュッシュウネンキネンジギョウジッコウイインカイ)

ATMにてお振込の場合は、下記のように名前の前に会員番号をご入力下さい。
[例]生物 太郎 → 001234 セイブツタロウ


【賛助・団体会員の方へ】

ご寄附いただく際には、お手数ですが「寄附申込書」に必要事項をご記入の上、学会事務局まで郵送でお送りください。「寄附申込書」は、「募金のお願い」を郵送した際に同封しておりますが、下記よりダウンロードでも入手できます。

寄附申込書のダウンロード (PDF)
 

寄附申込書の送付先:
〒565-0871 
大阪府吹田市山田丘2番1号 大阪大学工学部内
公益社団法人 日本生物工学会

 

領収書発行について

  • 寄附金拝受後に「領収書」を郵送致します。
  • 領収書の発行日は、寄付金の入金日、宛名はご送金人名義(個人名のみまたは企業・団体名のみ)とさせて頂きますのでご了承下さい。
  • 本寄附は寄附金控除の対象となりますので、領収書類は大切に保管して頂きますようお願い申し上げます。

 

お問合せ

〒565-0871
大阪府吹田市山田丘2番1号 大阪大学工学部内
公益社団法人 日本生物工学会
Tel: 06-6876-2731 Fax: 06-6879-2034
E-mail:

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Published by 学会事務局 on 21 10月 2011

日本生物工学会創立90周年 記念事業概要

創立90周年記念事業募金は、2013年3月末をもちまして受け付けを終了しました。皆さまからいただいたご支援・ご協力に感謝申し上げます。

創立90周年記念事業計画

日本生物工学会では、創立90周年を記念して、学会の一層の充実と発展をはかり、会員の学術活動や社会に貢献するために以下のような記念事業を計画いたしました。多くの皆様のご支援、ご協力をお願いいたします。

Published by 学会事務局 on 19 10月 2011

【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線記事掲載

和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business i の企画特集『バイオ最前線』欄に編集協力をし、毎月第3水曜日に記事を掲載しております。2011年10月19日付で、第17回「動物細胞のゲノム育種時代はじまる」が掲載されました。

掲載記事:「動物細胞のゲノム育種時代はじまる」pdf

次回は、2011年11月16日(水)掲載予定です。

 

過去の掲載記事

※当サイトでは、Fuji Sankei Business iのご厚意により該当記事のPDFを公開しております。
 

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Published by 支部:九州 on 19 10月 2011

【九州支部】第18回九州支部大会 プログラム公開

2011年12月10日(土)に、九州大学工学部 (伊都キャンパス)で開催される第18回九州支部福岡大会のプログラムをオンライン公開しました。⇒詳しくはこちら

【特別講演】

  • 「低炭素社会構築のための環境調和型プロセスの開発」
    木田 健次(熊本大学大学院自然科学研究科) 
     
  • 「微生物育種におけるパラダイムシフト-ゲノムのワードプロセシング技術の開発と応用-」
    原島 俊(大阪大学大学院工学研究科 日本生物工学会会長)

 

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Published by 支部:九州 on 18 10月 2011

第18回九州支部福岡大会- プログラム(学生賞)

D会場 午前の部(学生賞)(9:00-12:00)

 (講演時間15分:発表10分,討論5分)

  • D-01  分裂酵母におけるエタノールによるグリセロール資化誘導機構の解析
    …○松沢智彦,竹川 薫(九大院・農・生資環)
     
  • D-02  翻訳後修飾酵素を利用した部位特異的タンパク質脂質修飾技術の開発
    …○安倍弘喜,後藤雅宏,神谷典穂(九大院・工)
     
  • D-03   ABCトランスポーターのドメイン間協調的作用に関する研究
    …○西江麻美,園元謙二(九大院・農)
     
  • D-04  補酵素再生系を活用した新規大腸菌内金ナノ粒子調製法
    …○二井手哲平,後藤雅宏,神谷典穂(九大院・工)
     
  • D-05  Photorhabdus luminescensにおける無機塩類と発光量の関係
    …○小川あかね1,惠良真理子2,田部井陽介2,森田 洋21北九大院・国際環境工,2北九大・国際環境工)  
     
  • D-06  銅添加Fe-ルチル型TiO2の抗菌効果
    …○鷲巣 孝1,伊勢田弘太郎1,森田 洋21北九大院・国際環境工,2北九大・国際環境工) 
     
  • D-07  銅添加S-TiO2を担持したアルギン酸ゲルビーズの殺菌効果
    …○伊勢田弘太郎1,惠良真理子2 ,田部井陽介1,森田 洋21北九大院・国際環境工,2北九大・国際環境工) 
     
  • D-08  臓器由来細胞外マトリックスを模した機能性培養基材の開発
    …○友田泰宏,中村晋太郎,井嶋博之,武井孝行,川上幸衛(九大院・工・化工) 
     
  • D-09  Streptococcus intermedius DnaKシステムのin vitroにおける機能解析
    …○宮崎 彩1,鶴野圭吾1,友安俊文2,園元謙二11九大院・農,2徳島大院・STS)
     
  • D-10  酵母と大腸菌KO11を用いるネピアグラスからの効率的エタノール生産
    …○三浦昭晃,保田昌秀,太田一良,永井駿人(宮崎大院・工)
     
  • D-11  グルコース・キシロース混合糖を基質とした組換え大腸菌によるイソプロパノール生産性の向上
    …○合庭亮太,岡本正宏,花井泰三(九大院・システム生命)
     
  • D-12  温熱遺伝子治療のためのハイブリッドHSPプロモーターシステムの開発
    …○岡本憲明,山口雅紀,井藤 彰,河邉佳典,上平正道(九大院・工・化工)

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D会場 午後の部(学生賞)(13:00-15:00)

 (講演時間15分:発表10分,討論5分)

  • D-13  Paecilomyces variotii No. 5由来グルタチオン依存型ホルムアルデヒド脱水粗酵素FldAの機能解析
    …○大嶋一史,長濱一弘,福田耕才,田中稔篤,岡 拓二,野村善幸(崇城大・生物生命・応微工)
     
  • D-14  逐次遺伝子組込みシステムによる抗体生産CHO細胞の作製
    …○大林弘和1,槙坪寛勝2,河邉佳典2,井藤 彰2,上平正道1,21九大院・シス生命,2九大院・工・化工) 
     
  • D-15  組換え酵素を用いた配列特異的遺伝子組込の効率化に関する研究
    …○浦田佳子1,山城拓郎2,河邉佳典2,井藤 彰2,上平正道1,21九大院・シス生命,2九大院・工・化工) 
     
  • D-16  熱ストレスによる人工筋組織の機能強化
    …○菅野翔太,井藤 彰,河邉佳典,上平正道(九大院・工・化工)
     
  • D-17  ES/iPS細胞培養のための遺伝子導入フィーダーの開発
    …○岩本佳央梨1,堀江正信2,井藤 彰2,河邉佳典2,上平正道21九大院・シス生命,2九大院・工・化工) 
     
  • D-18  凍結-融解によってゲル化可能なPVA-キトサン誘導体混合ゲルの開発と創傷被覆材への応用
    …○中原秀樹,武井孝行,井嶋博之,川上幸衛(九大院・工・化工)
     
  • D-19  由来の異なる電子伝達タンパク質との3量化CYP119の活性化
    …○鈴木里沙,平川秀彦,長棟輝行(東大院・工)
     
  • D-20  P450/電子伝達タンパク質自己集合複合体の構築
    …○芳賀智亮,平川秀彦,長棟輝行(東大院・工) 

 

第18回 九州支部 福岡大会(2011/12/10)

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Published by 支部:九州 on 18 10月 2011

第18回九州支部福岡大会 – プログラム(一般講演)

A会場 午前の部(一般講演)(9:30-11:54)

 (講演時間12分:発表10分,討論2分)

  • A-01   D-キシロースを糖源とするBacillus coagulansの非殺菌系高温乳酸発酵
    …○緒方友孝1,酒井謙二1,Saowanit Tongpin2,Vichai Leelavatcharamas21九大院・生資環,2Khonkaen Univ.)
     
  • A-02  MPN-PCRを用いた各種コンポスト・下水汚泥における高度好熱性Calditerricola属細菌の分布調査
    …○村山 幸,塩塚皇太,酒井謙二(九大院・生資環)
     
  • A-03   酸化還元メディエータを利用したフローインジェクション型BODバイオセンサの特性
    …○中野来紗1,太田真一1,下條光浩2,川上満泰11福工大院・工,2福工大・工) 
     
  • A-04  固定化微生物を用いた2,4-Dバイオセンサシステムの特性
    …○中垣博之1,天田 啓2,下條光浩2,川上満泰21福岡工大院・工,2福岡工大・工) 
     
  • A-05  竹のアルコール発酵(第3報)
    … ○伊波宏樹1,松井 勝2,坂井美穂11文理大院・工,2藤沢環境(株))
     
  • A-06  伝統的製造法による醤油諸味中の物質動態と菌叢解析
    …○田中友紀子1,齋藤悠衣2,濱田英介11都城高専,2サントリー(株)) 
     
  • A-07  Impedimetric Estimation of the Blending Ratio of Biodiesel with Carbon Paste Electrode Pair
    …○Yi Kung,Bo-Chuan Hsieh,Tzong-Jih Cheng,Richie L.C. Chen (台湾大・生物産業工程学科)
     
  • A-08  Establishing an Aptamer-Based Capacitive Biosensing Platform for Thrombin Detection
    …○Hsin-Ju Chen, Richie L.C. Chen, Tzong-Jih Cheng(台湾大・生物産業工程学科) 
     
  • A-09  Impedimetric Investigation of the Affinity between Borate and Glycated Hemoglobin
    …○You-Syuan Gao,Chih-Wei Weng,Tzong-Jih Cheng,Richie L.C. Chen(台湾大・生物産業工程学科) 
     
  • A-10  円盤容器内における色素濃度分布の定量的解析
    …○田口久貴1,厚山健次2,新隆 志1,松岡正佳1,安藤祥司1,寺本祐司1,赤松 隆11崇城大・生物生命,2崇城大・工)
     
  • A-11  簡単で迅速な高分子量の酵母染色体DNA抽出法の開発
    …蓮尾美穂,○植田悠木,田口久貴,赤松 隆(崇城大・生物生命)
     
  • A-12  パン酵母発酵乾燥おからの実験動物飼料としての利用性について
    …○平木章葉1,滝澤 昇1,城ヶ原貴通2,織田銑一2(1岡山理大・工・バイオ応化,2岡山理大・理・動物)

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A会場 午後の部(一般講演)(13:00-15:00)

(講演時間12分:発表10分,討論2分)
 … 

  • A-13  光スイッチ作用をもつリプレッサーの構築
    …○内田貴之,長濱一弘,松岡正佳(崇城大・応微工)
     
  • A-14  前処理バガスの予備糖化・同時糖化発酵によるバイオエタノール生産
    …○西村浩人,太田広人,森村 茂,木田建次(熊本大院)
     
  • A-15  焼酎もろみから分離した新規酵母の特性評価と焼酎製造への応用
    …○山本英樹1,2,森村 茂2,水谷政美1,山田和史1,越智 洋1,高山清子1,工藤哲三1,太田広人2,木田建次21宮崎県食品開発センター,2熊大院・自然科学研究科) 
     
  • A-16  アセトン・ブタノール発酵に及ぼすグルコースとキシロースの影響
    …○王  爍,横地奈菜,田中重光,神田康三,小林元太(佐賀大・農) 
     
  • A-17  連続培養による実用酵母由来isogenic diploid株への耐熱性の付与
    …○寺林敬浩1,光増可奈子2,田口久貴3,赤松 隆3,木田建次21熊大・物生化,2熊大院・自然科学,3崇城大・応微工) 
     
  • A-18  メタン発酵の性能に及ぼすアンモニア阻害と対策
    …山路翔二郎,譚  力,西村浩人,○浦上豊志,木田建次(熊本大院)
     
  • A-19  新規に分離したバイオ脱硫菌Gordonia sp. TM414の基質特異性に関する検討
    …○宮路 裕1,2,青山洋昭1,中野和真1,新里尚也1,松井 徹11琉球大学熱帯生物圏研究センター,2琉球大学工学部環境建設工学科) 
     
  • A-20  炊き米焼酎製造に於ける蒸米との比較及びその応用
    …○佐々木啓晃,田山智士,岡本啓湖(別府大学食物栄養科学部発酵食品学科)
     
  • A-21  大分土壌からの酵母分離とその特性,及びその酵母による焼酎製造
    …○金丸拓洋,浅田貴美子,岡本啓湖(別府大学食物栄養科学部発酵食品学科)
     
  • A-22  賞味期限切れおにぎりを用いたバイオアルコール生成法
    …○熊井由紀,林  毅,岡本啓湖(別府大学食物栄養科学部発酵食品学科)

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B会場 午前の部(一般講演)(9:30-11:42)

(講演時間12分:発表10分,討論2分)
 

  • B-01  新規ラベル部位設計によるタンパク質高次構造体の創製
    …○森裕太郎1,後藤雅宏1,2,神谷典穂1,21九大院・工・応用化学,2九大・未来化学創造センター) 
     
  • B-02  土壌より分離した放線菌が生産するβ-D-ガラクトフラノシダーゼの諸性質の解析
    …○松永恵美子,小野健太郎,竹川 薫(九大院・農・生命機能)
     
  • B-03  分裂酵母の細胞質に局在する推定糖転移酵素Omh6pの機能解析
    …○駒田哲也,大橋貴生,竹川 薫(九大院・農・生資環)
     
  • B-04  分裂酵母におけるエンドソーム及び液胞膜の融合に関するタンパク質の機能解析
    …○平田晋也,中瀬 舞,竹川 薫(九大院・農・生資環)
     
  • B-05  分裂酵母におけるエイソソーム局在Pil1ホモログタンパク質の機能解析
    …○石津佳祐,中瀬 舞,竹川 薫(九大院・農・生資環)
     
  • B-06  エネルギー共役をする特別なコハク酸脱水素酵素の反応
    …○正木康太,坂本順司(九州工大・情報工・生命情報)
     
  • B-07  膜とペリプラズムタンパク質に着目したPseudomonas putidaのプロテオーム解析
    …○中里研太,年森和明,黒田研太,楠本朋一郎,坂本順司(九工大・情報工・生命情報工)
     
  • B-08  好熱菌のコハク酸要求性変異株の作成とエチレン生成酵素の機能的改変への利用
    …○荒木琢麿,長濱一弘,松岡正佳(崇城大・応微工)
     
  • B-09  アミノ酸生産菌の分岐した呼吸鎖酵素複合体の発現調節に関するプロテオーム解析
    …○佐々木みなせ,楠本朋一郎,坂本順司(九工大・情報工・生命)
     
  • B-10  大腸菌由来耐熱性 (R)-1,2-propanediol 脱水素酵素の機能解析
    …○大橋昌弘1,若松泰介2,土居克実2,大島敏久21九大院・生資環,2九大院・農)
     
  • B-11  チロシルラジカルを介したタンパク質架橋反応の電荷による制御
    …○南畑孝介,後藤雅宏,神谷典穂(九大院・工)

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B会場 午後の部(一般講演)(13:00-15:00)

(講演時間12分:発表10分,討論2分)

  • B-12  Substrate Inhibition of Bacterial Oligopeptidase B
    …○Malik Suliman1,中嶋義隆2,岩田修永1,伊藤 潔11長崎大院・医歯薬,2摂南大・理工) 
     
  • B-13  プロテオーム解析による有用酵母の分類・同定技術開発
    …○釘本龍平1,榊原陽一1,森永浩通2,境田博至2,中原徳昭2,水光正仁11宮崎大・農・応生科,2雲海酒造) 
     
  • B-14  麹菌由来β-galactosidaseの諸性質
    …○真下陽介,石谷優季,伴野達哉,矢野成和,若山 守(立命大・生命)
     
  • B-15  Aspergillus nidulans の分生子形成に関与する糖転移酵素様機能未知膜タンパク質の解析
    …○石井千尋1,浴野圭輔1,二神泰基2,竹川 薫2,後藤正利2,野村善幸1,岡 拓二11崇城大・生物生命・応微工,2九大院・農) 
     
  • B-16  2,4-ジクロロフェノキシ酢酸分解酵素の生化学的解析
    …○内田雄大1,下條光浩2,川上満泰2,天田 啓21福工大院・工,2福工大・工) 
     
  • B-17  変異型ビフェニルジオキシゲナーゼが触媒する一原子酸素添加反応におけるPhe335の役割
    …児玉 崇1,○廣瀬 遵1,甲斐原貴裕1,横井春比古1,古川謙介21宮崎大・工・物質環境化,2別府大・食物栄養・発酵食品) 
     
  • B-18  PCR-DGGE電気泳動法を用いた珪藻の群集解析
    …○堺眞砂美1,川上満泰1,天田 啓21福工大院・工・物質生産,2福工大・工・生命環境) 
     
  • B-19  導管を利用する植物体への直接遺伝子導入の検討
    …○三池美佳,田浦耕平,山本進二郎,林 修平,塩谷捨明(崇城大・応生命)
     
  • B-20  酵素反応を用いたペクチン‐ゼラチン複合インジェクタブルゲルの開発と特性評価
    …○杉原光太郎,武井孝行,井嶋博之,川上幸衛(九大院・工・化工)
     
  • B-21  スギ花粉アレルゲンT細胞エピトープ含有卵白の経口投与による花粉症治療に関する研究
    …○林田悠希,原田翔太,河邉佳典,井藤 彰,上平正道(九大院・工・化工)

     

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C会場 午前の部(一般講演)(9:30-11:42)

 (講演時間12分:発表10分,討論2分)

  • C-01  微好気排水より分離した高過酸化水素耐性硫酸還元菌の性状分析
    …○原田奏也1,森下由唯1,水野康平1,田中賢二21北九州高専・物化,2近大・産理工) 
     
  • C-02  乳酸菌と大腸菌の共凝集体形成因子遺伝子の探索
    … ○石場まどか1,工藤大喜1,宗像 鈴1,水野康平1,臼井有美2,田中元治2,古川壮一2,荻原博和2,森永 康21北九州高専・物化,2日大・生物資)
     
  • C-03  鍾乳洞より分離した新種細菌Jeongeupia sp. HS-3の分類同定
    …○中ノ森慧子1,水野康平1,平山 悟2,深瀬 栄2,古川壮一2,荻原博和2,森永 康2,柘植丈治3,田中賢二41北九州高専・物化,2日大・生物資,3東工大・総理工,4近大・産理工) 
     
  • C-04  海水より分離した中度好塩性細菌Halomonas sp. O-1のPHA synthaseの解析
    …○福本 圭1,山口夏美1,中ノ森慧子1,刀根美沙都1,水野康平1,柘植丈治21北九州高専・物化,2東工大,総理工) 
     
  • C-05  沖縄産タデアイからの沈澱藍の製造に関わる微生物の特性
    …○常盤 豊,世嘉良宏斗,市場俊雄(沖縄県工技セ)
     
  • C-06  コンピテントな枯草菌comEAのDNA取り込み速度
    …西村彩乃,竹野正臣,田口久貴,○赤松 隆(崇城大・生物生命)
     
  • C-07  有明海由来乳酸菌が生産する抗菌性物質
    …○的塲仁志,渡辺真理,横地奈菜,田中重光,神田康三,小林元太(佐賀大・農・生命機能)
     
  • C-08  Vibrio vulnificusの遺伝型解析
    …○横地奈菜1,田中重光1,松本浩一2,大石浩隆2,中島幹夫2,神田康三1,小林元太11佐大・農,2佐大・医) 
     
  • C-09  Vibrio vulnificusが生産する抗菌性物質
    …○渡辺真理1,横地奈菜1,黒田沙織2,田中重光1,神田康三1,小林元太11佐大・農,2 佐大有明プ) 
     
  • C-10  フィブロイン膜固定化 Vibrio fischeriのバイオアッセイへの利用
    …○惠良真理子1,田部井陽介1,小川あかね2,森田洋11北九大・国際環境工,2北九大院・国際環境工)
     
  • C-11  Vibrio fischeriにおいて含硫化合物により誘導される細胞密度非依存型発光
    …○田部井陽介1,惠良真理子1,小川あかね2,森田 洋11北九大・国際環境工,2北九大院・国際環境工)

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C会場 午後の部(一般講演)(13:00-15:00)

(講演時間12分:発表10分,討論2分)
 

  • C-12   酢酸耐性を持つキシロース発酵酵母の育種と性能評価
    …○中野芳美1,光増可奈子1,湯 岳琴2,赤松 隆3,田口久貴3,木田建次11熊大院・自然科学,2四川大,3崇城大・応微工)
     
  • C-13  L-乳酸生能を有する好熱性細菌Bacillus coagulansの多様性
    …○岩見亮久1,Saowanit Tongpin2,Vichai Leelavatcharamas21九大院・生資環,2KhonKaen Univ.)
     
  • C-14  Ralstonia eutrophaにおける脂肪酸合成経路からの共重合ポリエステル生合成に関する検討
    …○岩崎美佳1,外村彩夏2,田中賢二3,柘植丈治4,元村あかね1,松崎弘美11熊本県大・環境共生,2熊本県大院・環境共生,3近大・産業理工,4東工大院・総理工) 
     
  • C-15  2分子ペプチドバクテリオシンsalivacin K21の異種発現
    …○飯干翔子1,元村あかね1,Sunee Nitsinprasert2,善藤威史3,中山二郎3,園元謙二3,松崎弘美11熊本県大・環境共生,2カセサート大学,3九大院・農) 
     
  • C-16  江津湖水草から分離した乳酸菌が生産するバクテリオシン
    …○郡山恵子,元村あかね,松崎弘美(熊本県大・環境共生)
     
  • C-17  沖縄微生物ライブラリーの利用
    …○松井 徹1,稲福征志1,中野和真1,鈴木幸一1,高良健作21琉球大学熱帯生物圏研究センター,2琉球大学農学部)
     
  • C-18  形質転換大腸菌の網羅的表現型解析法の改良とその応用
    …○塩入祐太朗,林 修平,山本進二郎,塩谷捨明(崇城大・応生命)
     
  • C-19  Paecilomyces variotii No. 5株由来ホルムアルデヒド代謝関連遺伝子群の構造解析
    …○稲留奨一郎,大嶋一史,岡 拓二,野村善幸(崇城大・生物生命・応微工)
     
  • C-20  Aspergillus nidulansのガラクトマンナン生合成に関与する遺伝子の機能解析
    …○元松 遥1,畠山信太郎1,浴野圭輔1,二神泰基2,竹川 薫2,後藤正利2,野村善幸1,岡 拓二11崇城大・生物生命・応微工,2九大院・農)
     
  • C-21  Aspergillus fumigatusのガラクトフラノース転移酵素遺伝子の探索
    …○畠山信太郎1,浴野圭輔1,二神泰基2,竹川 薫2,後藤正利2,野村善幸1,岡 拓二11崇城大・生物生命・応微工,2九大院・農)

第18回 九州支部 福岡大会(2011/12/10)

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Published by 学会事務局 on 14 10月 2011

【研究部会】第2回学際的脂質創生研究部会講演会

学際的脂質創生研究部会は、2012年1月27日(金)に第2回学際的脂質創生研究部会講演会を開催します。
詳しくはこちら

日時: 2012年1月27日(金)13:00~
場所: 地方独立行政法人 大阪市立工業研究所 講堂(大阪市城東区森ノ宮1-6-50)
一般講演申込み締切: 2011年12月15日(木)

Published by 学会事務局 on 14 10月 2011

【研究部会】第2回学際的脂質創生研究部会講演会

日時 2012年1月27日(金)13:00~
場所 地方独立行政法人大阪市立工業研究所 講堂
(〒536-8553 大阪市城東区森ノ宮1-6-50)
参加費 参加費2,000円(税込み)、懇話会費3,000円(税込み)
※学生はいずれも無料
定員 100名(先着順)
参加申込方法 E-mailまたはFAXにて、住所、氏名、所属、メールアドレス等を明記の上、下記宛に。懇話会参加の有無も必ずご記載ください。
※お申込みいただいたお名前等の個人情報は、参加確認および今後の学際的脂質創生研究部会講演会のご案内以外の目的には使用いたしません。
参加申込先 〒536-8553 大阪市城東区森ノ宮1-6-50
地方独立行政法人大阪市立工業研究所 生物・生活材料研究部 永尾寿浩
TEL: 06-6963-8073 FAX: 06-6963-8079
E-mail:

プログラム

  • 13:00- 開会の辞 
     
  • 13:05- 
    改変型ホスホリパーゼDによるホスファチジルイノシ トールの酵素合成 
    岩崎 雄吾(名古屋大学大学院生命農学研究科)
     
  • 13:35- 
    ホウレン草グリセロ糖脂質のDNA合成酵素阻害活性と健康機能性                        
    水品 善之(神戸学院大学栄養学部)
     
  • 14:05- 
    生理活性脂質の硫酸化による機能性発現・制御○榊原 陽一1、黒木勝久1,2、橋口 拓勇1、Ming-Cheh Liu2、水光 正仁1 1宮崎大学農学部応用生物科学科、2トレド大学薬学部)
     
  • 14:35- 
    微生物法による新規脂肪酸および脂肪族アルコールの生産 
    永尾 寿浩渡辺 嘉(地方独立行政法人大阪市立工業研究所)
     
  • 15:05- 
    微細藻類を利用した燃料生産について藤田 朋宏(株式会社ネオ・モルガン研究所)
                   
  • 15:35    <休憩>

 

【一般講演】15:50-

  1. 微生物がつくる様々な共役脂肪酸の癌細胞増殖抑制効果について
    …○朴時範1、岸野重信1,2、菅原達也3、平田孝3、横関健三1、清水昌2,4、小川順21京大院農・産業微生物、2京大院農・応用生命、3京大院農・応用生物、4京都学園大・バイオ環境)
     
  2. ラッカーゼによる不飽和脂肪酸からのジカルボン酸生産
    …○竹内道樹1、岸野重信1,2、日比慎2、小川順11京大院農・応用生命、2京大院農・産業微生物)
     
  3. 油糧微生物Mortierella alpina 1S-4に由来するω3脂肪酸不飽和化酵素の機能性評価
    …○菊川寛史1、櫻谷英治1、安藤晃規1,2、落合美佐3、清水昌1,4、小川順11京大院農・応用生命、2京大・生理化学ユニット、3サントリービジネスエキスパート(株)、4京都学園大・バイオ環境)
     
  4. Streptomyces sp. NA684由来新規ホスホリパーゼBの大量発現とその特性解析
    …○松本優作、杉森大助(福島大院理工)
     
  5. Streptomyces albidoflavus由来金属イオン非要求性Phospholipase A1の大量発現、キャラクタリゼーション、X線結晶構造解析
    …○加納功大1、村山和隆2、杉森大助11福島大院理工、2東北大院医工)
     
  6. 耐酸性油脂分解菌Burkholderia multivorans R128株の油脂分解特性
    …○宇津江智宏、杉森大助(福島大院理工)
     
  7. O/Wエマルション系で脂質の酸化が遅延される油滴径に関する考察
    …○高橋朋子、馬鉄錚、水野奈穂、小林敬、安達修二(京大院農 )

 

【懇話会】18:30-

  •  会場:ラパス森之宮店(大阪市城東区森之宮1-6-111、近鉄森之宮ビル1階)

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►学際的脂質創生研究部会Topへ

Published by 支部:西日本 on 12 10月 2011

【西日本支部】2011年度学生賞候補者推薦募集(締切 11/30)

対象・資格 次の1.および2.を満たす者
  1. 西日本支部地域内の大学の修士課程(博士前期課程)、博士課程(博士後期課程)および高等専門学校専攻科の学生で生物工学会会員
  2. 生物工学会年次大会において口頭発表した者、もしくは本学会の和文・英文誌に論文を公表した者
推薦者 推薦申込締切日
推薦方法 推薦用紙wordに必要事項を記入して下記提出先へ郵送してください。
推薦申込締切日 2011年11月30日(水)
問合わせ先
応募書類提出先
〒700-8530 
岡山市北区津島中3-1-1
岡山大学工学部 
日本生物工学会西日本支部事務局(庶務・二見)
E-mail:


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Published by 支部:西日本 on 12 10月 2011

【関連行事】日本生物工学会西日本支部・日本農芸化学会中四国支部合同講演会

日時 2012年1月21日(土)14:30 ~ 17:30
場所 鳥取大学農学部 大講義室他(鳥取市湖山町南4丁目101) ⇒アクセス
プログラム
  • 【農芸化学会技術賞 受賞講演】
    14:30 ~ 15:00  
    「FADグルコース脱水素酵素の発見とそれを応用した新規血糖値センサの開発」
    小村 啓悟 (池田糖化工業)
     
  • 【一般講演】
    15:15 ~ 17:30 (農学部1号館 第1~第5講義室) 
    発表10分(予定)、質疑応答2分(予定)、発表者のコンピューターを使用
ポスターはこちらpdf
講演申込・
要旨締切
2011年12月23日(金)
講演要旨提出様式はこちら
一般講演
申込方法
11月以降に所定の様式(Word様式)をアップしますので、必要事項を記載のうえE-mailにて送付していただきます。
懇親会 18:00 ~ 19:30
場所: 鳥取大学生協第2食堂
参加費: 一般(3500円)、学生(2000円)
合同講演会
世話人代表
鳥取大学農学部 中島廣光
TEL. 0857-31-5362  E-mail:
日本生物工学会
西日本支部連絡先
庶務幹事 
岡山大学大学院自然科学研究科 二見淳一郎
TEL. 086-251-8217  E-mail:

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Published by 部会:代謝工学研究部会 on 12 10月 2011

【研究部会】第1回代謝工学研究部会シンポジウム

日時 2011 年11 月11 日(金) 13:00~17:00
場所 大阪大学吹田キャンパス 情報系先端融合科学研究棟1 階 A110
参加費 無料
申込方法 下記、問い合わせ宛にお申し込み下さい。
非会員の方のご参加も歓迎致します。
問合せ先 大阪大学 大学院情報科学研究科 バイオ情報工学専攻
吉川 勝徳
E-maiil:

印刷用プログラムpdf

プログラム

  • 13:00~13:10 開催あいさつ……………………清水 浩
     
  • 13:10~13:50 「ゲノムワイドな代謝デザインと代謝フラックス評価」
               ……清水 浩(大阪大学 大学院情報科学研究科 バイオ情報工学専攻)
     
  • 13:50~14:30 「大腸菌の中枢代謝活性化にまつわるいくつかの試みについて」
               ……横田 篤(北海道大学 大学院農学研究院 応用生命科学部門)
     
  • 14:30~15:10 「枯草菌の代謝改変による有用希少イノシトールの生産」
               ……吉田 健一(神戸大学 大学院農学研究科 生命機能科学専攻)
     
  • 15:10~15:30 休憩
     
  • 15:30~16:10 「バイオアルコール生産大腸菌のための代謝工学」
               ……花井 泰三(九州大学 大学院システム生命科学府 生命情報科学講座)
     
  • 16:10~16:50 「合成代謝工学による有用化学品生産」
               ……本田 孝祐(大阪大学 大学院工学研究科 生命先端工学専攻)
     
  • 16:50~17:00 閉会

 

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Published by 学会事務局 on 12 10月 2011

【研究部会】第1回代謝工学研究部会シンポジウム

代謝工学研究部会では、2011 年11 月11 日(金) に第1回 代謝工学研究部会シンポジウムを開催します。
詳しくはこちら

日時:2011 年11 月11 日(金) 13:00~17:00
場所:大阪大学 吹田キャンパス 情報系総合研究棟 1階A110

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

代謝工学研究部会Topへ

 


 

Published by 支部:北日本 on 07 10月 2011

【北日本支部】2011年度 日本生物工学会北日本支部 札幌シンポジウム「バイオテクノロジーによる代替エネルギー開発」

主催: 日本生物工学会北日本支部
共催: 日本農芸化学会北海道支部、北海道バイオ産業振興協会(HOBIA)

日時 2012年1月20日(金) 13:30~17:30
(シンポジウム終了後、会場隣接のレストランきゃら亭で17:40より懇親会を開催いたします。)
場所 北海道大学百年記念会館
参加費 会員 500円(不課税)、会員外 1,000円(税込み)、学生 無料
懇親会費  4,000円(税込み)
参加申込 2012年1月10日(水)までに1) 氏名、2) 所属、3) 役職、4) 会員・非会員・学生の別、5) 懇親会参加希望の有無
をお知らせください。
問合せ
申込先
北見工業大学工学部バイオ環境化学科 佐藤利次
TEL: 0157-26-9411(直通)、FAX: 0157-24-7719(学科事務室)
E-mail:

プログラム

  • 13:30-13:40 開会の辞………支部長 五味 勝也(東北大学大学院工学研究科)
     
  • 13:40-14:30 非可食バイオマス資源からのバイオ燃料生産技術の開発
            …………………近藤 昭彦(神戸大学大学院) 
     
  • 14:30-15:20 栽培ヤナギを原料とするバイオエタノールの製造技術
            …………………菊地 伸一((地独) 北海道立総合研究機構 林産試験場 
     
  • 15:20-15:40 休憩
     
  • 15:40-16:30 十勝地域におけるバイオエタノール事業の取組
            …………………大庭 潔((財) 十勝圏振興機構)  
     
  • 16:30-17:20 バイオマスエネルギーに関する技術開発プロジェクトについて
            ……井出本 穣((独) 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO))北海道 
     
  • 17:20-17:30 閉会の辞………副支部長 堀内 淳一(北見工業大学工学部) 
     
  • 17:40~    懇親会

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Published by 支部:北日本 on 07 10月 2011

【北日本支部】北海道地区シンポジウムのご案内

日本生物工学会北日本支部では、2012年1月20日に2011年度 日本生物工学会北日本支部シンポジウム(北海道地区) 「バイオテクノロジーによる代替エネルギー開発」を開催いたします。

主催:日本生物工学会北日本支部  共催:NPO法人北海道バイオ産業振興協会(HOBIA)

  • 日時: 2012年1月20日(金)午後
  • 場所: 北海道大学学術交流会館
  • 講演者: 近藤昭彦先生(神戸大)、井出本穣様(NEDO北海道) 他2名
  • 講演時間: 各40分程度

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

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Published by 支部:北日本 on 07 10月 2011

【北日本支部】2011年度支部シンポジウムのご案内

日本生物工学会北日本支部では、12月3日(土)に2011年度日本生物工学会北日本支部シンポジウム「微生物・酵素の利用拡大への試み」を開催いたします。⇒詳しくはこちら

日時: 2011年12月3日(土)13:30~16:40
場所: いわて県民情報交流センター(盛岡駅西通1丁目7番1号)

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

Published by 支部:北日本 on 07 10月 2011

【北日本支部】2011年度 日本生物工学会 北日本支部シンポジウム「微生物・酵素の利用拡大への試み」

主催: 日本生物工学会北日本支部 
共催: 日本農芸化学会東北支部

日時 2011年12月3日(土)13:30~16:40
場所 いわて県民情報交流センター501号室(盛岡駅西通1丁目7番1号)
参加費 会員: 無料、会員外: 1,000円(税込み)
学生: 無料
懇親会 シンポジウム終了後17:30から開催いたします。
会費 4,000円(税込み)(予定)
参加申込 11月25日(金)までに1) 氏名、2) 所属、3) 役職等、4) 会員・非会員・学生の別、5) 懇親会参加希望の有無を下記までお知らせ下さい。
申込先・問合せ先 岩手大学農学部応用生物化学課程 
礒部 公安
E-mail:

プログラム

  • 13:30-13:35 開会の辞 ……………………………… 生物工学会北日本支部長 五味 勝也 
     
  • 13:35-14:15 Kocuria rhizophila DC2201を使って非水系反応場で化学品を生産する 
              …(株式会社ダイセル)松山 彰収
     
  • 14:15-14:55  大腸菌のL-アラニン合成経路の全容解明とL-アラニン排出輸送体の同定
              … (東北大学大学院農学研究科)米山 裕
  • 14:55-15:15 休憩
     
  • 15:15-15:55 バイオプラスチック生産を目指した微生物工場の開発
              … (岩手大学農学部)山田 美和
     
  • 15:55-16:35 微生物を利用した石油汚染環境浄化 
              … (北里大学海洋バイオテクノロジー釜石研究所)笠井 由紀
     
  • 16:35-16:40 閉会の辞 ……………………………    生物工学会北日本副支部長 堀内 淳一
     
  • 17:30-19:30 懇親会

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Published by 学会事務局 on 30 9月 2011

【セルプロセッシング計測評価研究部会】優秀学生発表賞決定

セルプロセッシング計測評価研究部会では、第63回日本生物工学会大会で一般講演を行った、高専生、学部生および大学院前期課程(修士)学生の発表に対し、優秀学生発表賞を授与いたしました。
詳しくはこちら

Published by 学会事務局 on 30 9月 2011

【セルプロセッシング計測評価研究部会】優秀学生発表賞決定

セルプロセッシング計測評価研究部会では、「学生発表賞」を設けています。
学生発表賞は、将来を担う研究者・開発者の卵たち(高専生、学部生および大学院前期課程(修士)学生)の意欲向上や自身の研究に対する更なる理解を促す動機づけを目的としています。
本年度は、第63回日本生物工学会大会で一般講演を行った、高専生、学部生および大学院前期課程(修士)学生の発表(8研究グループの17名)に対し、計11名の先生方による厳正な審査を行い、優秀学生発表賞を授与いたしました。

優秀学生賞受賞者

2Ep22 大脇潤己さん(名古屋大学)
「再生促進医療機器被覆のための細胞選択的接着ペプチドの効率的探索」

2Gp18 増田英里さん(大阪大学)
「ヒトiPS細胞のコロニー内における未分化細胞と分化細胞の挙動解析」

1Gp21 山口雅紀さん(九州大学)
「ハイブリッドプロモーターシステムを用いた温熱誘導型遺伝子治療の開発」

2Gp10 和田知明さん(東京電機大学)
「電界制御に基づく繊維性スキャフォルドの構造設計」

(名前順、敬省略)

 

受賞された方および関係者の皆様、おめでとうございます。


優秀学生賞は、来年度も実施いたします。
多くのご参加をお待ちしております。

⇒セルプロセッシング計測評価研究部会Topへ

Published by 学会事務局 on 30 9月 2011

過去の大会

年度会期会場大会後記
プログラム
2022 (R.4)
創立100周年記念
第74回大会
10月17日(月)~20日(木)オンライン開催pdf和文プログラム
pdf英文プログラム
pdf大会トピックス (10.2MB)
⇒大会後記外部リンク
2021
(R.3)
第73回大会
10月27(水)
~29日(金)
オンライン開催pdf和文プログラム
pdf英文プログラム
pdf大会トピックス (12.7MB)
⇒大会後記外部リンク
2020
(R.2)
Webシンポジウム
9月2日(水)
~3日(木)
オンライン開催pdfプログラム
⇒開催報告
2020
(R.2)
第72回大会
9月2日(水)
~4日(金)

開催中止
東北大学 川内北キャンパス 
2019
(R.1)
第71回大会
9月16日(月・祝)
~18日(水)
岡山大学津島キャンパスpdf和文プログラム
pdf大会トピックス(17.2MB)
2018 (H.30)
第70回大会
9月5日(水)
~7日(金)
関西大学千里山キャンパスpdf第70回大会後記
PDF和文プログラム
pdf大会トピックス (12.1MB)
2017 (H.29)
第69回大会
9月11日(月)
~14日(木)
早稲田大学pdf第69回大会後記
PDF和文プログラム
pdf大会トピックス (6.83MB)
2016 (H.28)
第68回大会
9月28日(水)
~30日(金)
富山国際会議場
ANAクラウンプラザホテル富山
pdf第68回大会後記
PDF和文プログラム
pdf大会トピックス (3.40MB)
2015年 (H.27)
第67回大会
10月26日(月)
~28日(水)
城山観光ホテル(鹿児島)pdf第67回大会後記
PDF和文プログラム
pdf大会トピックス (6.63MB)
2014年 (H.26)
第66回大会
9月9日(火)
~11日(木)
札幌コンベンションセンターpdf第66回大会後記
PDF和文プログラム
2013年 (H.25)
第65回大会
9月18日(水)
~20日(金)
広島国際会議場pdf第65回大会後記
PDF和文プログラム
2012年 (H.24)
創立90周年記念
第64回大会
10月23日(火)
~26日(金) 
神戸国際会議場pdf創立90周年記念
第64回大会後記

PDF和文プログラム
PDF英文プログラム 
PDF国際シンポジウム
プログラム
2011年 (H.23)
第63回大会
9月26日(月)
~28日(水)
東京農工大学
小金井キャンパス
⇒第63回大会後記
PDF和文プログラム
2010年 (H.22)
第62回大会
10月27日(水)~29日(金)宮崎シーガイア 
ワールドコンベンションセンターサミット
⇒第62回大会後記
PDF和文プログラム
2009年 (H.21)
第61回大会
9月23日(水)
~25日(金)
名古屋大学
東山キャンパス
⇒第61回大会後記
PDF和文プログラム
2008年 (H.20)
第60回大会
8月27日(水)
~29日(金)
東北学院大学
土樋キャンパス
PDF和文プログラム
PDF英文プログラム
2007年 (H.19)
第59回大会
9月25日(火)
~27日(木)
広島大学
東広島キャンパス
PDF和文プログラム
PDF英文プログラム
2006年 (H.18)
第58回大会
9月11日(月)
~13日(水)
大阪大学豊中キャンパス
2005年 (H.17)
第57回大会
11月15日(火)
~17日(木)
つくば国際会議場
2004年 (H.16)
第56回大会
9月21日(火)
~23日(木)
名城大学天白キャンパス
2003年 (H.15) 
第55回大会
9月16日(火)
~18日(木)
熊本大学黒髪キャンパス
2002年 (H.14)
第54回大会
(創立80周年記念)
10月27日(日)
~30日(水)
大阪国際会議場
2001年 (H.13)
第53回大会
9月26日(水)
~28日(金)
山梨大学
2000年 (H.12)
第52回大会
8月3日(木)
~5日(土)
北海道大学
1999年 (H.11) 
第51回大会
9月16日(木)
~18(土)
関西大学
1998年 (H.10) 
第50回大会
9月28日(月)
~30(水)
広島大学東広島キャンパス
1997年 (H.9) 
第49回大会
9月17日(水)
~19日(金)
東京農業大学世田谷キャンパス
1996年 (H.8)
第48回大会
10月2日(水)
~4日(金)
名古屋大学
1995年 (H.7)
第47回大会
10月11日(水)
~13日(金)
九州大学工学部
1994年 (H.6)
第46回大会
11月28日(月)
~30日(水)
神戸国際会議場
1993年 (H.5) 
第45回大会
12月7日(火)
~9日(木)
筑波大学大学会館
1992年 (H.4) 
第44回大会
(創立70周年記念)
11月16日(月)
~19日(木)
大阪国際交流センター
1991年 (H.3) 
第43回大会
11月6日(水)
~8日(金)
広島国際会議場
1990年 (H.2)
第42回大会
11月14日(水)
~16日(金)
大阪国際交流センター
1989年 (H.1)
第41回大会
10月11日(水)
~13日(金)
名古屋大学教養部
1988年 ((S.63) 
第40回大会
11月9日(水)
~11日(金)
大阪国際交流センター
1987年 (S.62) 
第39回大会
11月2日(月)
~5日(木)
大阪大学吹田キャンパス 
日本醗酵工学会創立65周年記念講演会は千里阪急ホテル
1986年 (S.61) 
第38回大会
11月17日(月)
~19日(水)
日本生命中之島研修所
1985年 (S.60) 
第37回大会
10月15日(火)
~17日(木)
東京大学教養部
1984年 (S.59) 
第36回大会
11月18日(日)
~20日(火)
日本生命中之島研修所
1983年 (S.58) 
第35回大会
11月7日(月)
~9日(水)
日本生命中之島研修所
1982年 (S.57) 
第34回大会
11月10日(水)
~12日(金)
日本生命中之島研修所
1981年 (S.56) 
第33回大会
11月19日(木)
~21日(土)
日本生命中之島研修所
1980年 (S.55) 
第32回大会
11月6日(木)
~8日(土)
日本生命中之島研修所
1979年 (S.54) 
第31回大会
11月5日(月)
~7日(水)
日本生命中之島研修所
1978年 (S.53) 
第30回大会
11月20日(月)
~22日(水)
日本生命中之島研修所
1977年 (S.52) 
第29回大会
11月10日(木)
~12日(土)
日本生命中之島研修所
1976年 (S.51)
第28回大会
10月25(月)
~27日(水)
日本生命中之島研修所
1975年 (S.50)
第27回大会
10月30日(木)
~11月1日(土)
日本生命中之島研修所
1974年 (S.49)
第26回大会
11月20日(水)
~22日(金)
日本生命中之島研修所
1973年 (S.48)
第25回大会
11月20日(火)
~22日(木)
日本生命中之島研修所
1972年 (S.47)
第24回大会
11月15日(水)
~17日(金)
日本生命中之島研修所
1971年 (S.46)
第23回大会
11月17日
~20日
日本生命中之島研修所
1970年 (S.45)
第22回大会
11月19日
~21日
日本生命中之島研修所
1969年 (S.44)
第21回大会
11月13日
~15日
日本生命中之島研修所
1968年 (S.43)
第20回大会
11月20日
~22日
日本生命中之島研修所
1967年 (S.42)
第19回大会
11月16日
~18日
日本生命中之島研修所
1966年 (S.41)
第18回大会
10月13日
~15日
学士会館・一ツ橋講堂
1965年 (S.40)
第17回大会
11月4日
~7日
日本生命中之島研修所
1964年 (S.39)
第16回大会
11月9日
~11日
日本生命中之島研修所
1963年 (S.38)
第15回大会
11月4日
~6日
日本生命中之島研修所

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Published by 学会事務局 on 29 9月 2011

【年次大会】第63回日本生物工学会大会終了しました

第63回日本生物工学会大会は、1500名を超える参加者を得て、盛会のうち終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。
来年は、以下の通り、創立90周年記念式典および第64回日本生物工学会大会が開催されます。

【会期】 90周年記念式典: 2012年10月23日(火)
     第64回年次大会: 2012年10月24日(水)~26日(金)
 
【会場】 神戸国際会議場(神戸市中央区港島中町6-9-1)

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

Published by 学会事務局 on 29 9月 2011

【関連行事】東京大学生物生産工学研究センター国際シンポジウム

植物バイオテクノロジーの将来展望(Future Prospects of Plant Biotechnology)

日時 2011年11月15日(火)10:00~18:05
会場 東京大学弥生講堂(東京大学農学部キャンパス内)
プログラム 詳細は東京大学生物生産工学研究センターのホームページをご覧下さい。
http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/biotec-res-ctr/
問合せ先 東京大学生物生産工学研究センター 山根久和
E-mail:


 

Published by 学会事務局 on 29 9月 2011

【本部・中部支部】2011年度生物工学技術セミナー

日本生物工学会では、2011年度生物工学技術セミナー「創薬のための最新スクリーニング技術」を2011年11月30日に開催いたします。⇒詳しくはこちら

日時: 2011年11月30日(水)10:00~17:00
場所: 東京大学山上会館 2F大会議室(〒113-8654 文京区本郷7-3-1)
 

多くの皆様のご参加をお待ちしております。


 

Published by 支部:中部 on 29 9月 2011

【本部・中部支部】2011年度生物工学技術セミナー「創薬のための最新スクリーニング技術」

網羅性の高いスクリーニング技術は、分子間あるいは分子-細胞間相互作用解明を通した生命機能の理解を通して、創薬探索の場や食品応用可能な機能性小分子探索により、医薬・食品などのバイオ産業への多大な貢献が期待できる。これら最近のスクリーニング技術に焦点を絞って最新の技術を紹介し、バイオ開発研究への応用展開について議論する場にしたい。

日時 2011年11月30日(水)10:00~17:00
場所 東京大学山上会館 2F大会議室(〒113-8654 文京区本郷7-3-1)
地下鉄丸の内線本郷三丁目駅より徒歩8分、地下鉄大江戸線本郷三丁目駅より徒歩6分
参加費 無料(懇親会に参加される方は別途2,000円をいただきます)
定員 100名
問合せ先 問合せ先 日本生物工学会中部支部長 本多裕之(名古屋大学大学院工学研究科)
Tel:  052-789-5302
E-mail:

主催: 日本生物工学会、日本生物工学会中部支部
共催: 日本農芸化学会、化学工学会バイオ部会,日本化学会バイオテクノロジー部会、日本動物細胞工学会、酵素工学研究会、バイオインダストリー協会
後援: 日本薬学会構造活性相関部会

講演内容(すべて仮題です)

  • 開会挨拶  ………………………………日本生物工学会会長 原島 俊
     
  • 10:10-11:00   「DNAチップを用いた診断マーカースクリーニング」
               ………………………………DNAチップ研究所 的場 亮
     
  • 11:00-11:50   「レクチンアレイを用いた創薬探索」
               ………………………………GPバイオサイエンス 武石 俊作
     
  • 1150-12:40   「ペプチドアレイと情報解析を用いた創薬ペプチドスクリーニング技術」
               ………………………………名古屋大学 本多 裕之
     
  • 昼食休憩
     
  • 13:40-14:30   「in silico screening (コンピュータによる化合物スクリーニング)」
               ………………………………中外製薬株式会社 森上 賢治
     
  • 14:30-15:20   「One Cellピックアップ装置を用いるハイスループット創薬システム 」
               ………………………………名古屋大学 黒田 俊一
  • 休憩
     
  • 15:30-16:20   「エマルジョンPCRを用いた分子間相互作用ハイスループットスクリーニング系」
               ………………………………名古屋大学 中野 秀雄兒島 孝明
     
  • 16:20-17:10   「発光酵素の反応機構に基づく迅速相互作用スクリーニング系の開発」
               ………………………………東京大学 上田 宏
     
  • 閉会の挨拶    ………………………………日本生物工学中部支部支部長 本多 裕之
     
  • 懇親会(17:20-19:20予定)


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Published by 支部:西日本 on 22 9月 2011

【西日本支部】2011年度支部シンポジウムのご案内

日本生物工学会西日本支部では、2012年1月21日(土)にシンポジウム「バイオテクノロジーの未来を開拓する研究討論会」を開催いたします。⇒詳しくはこちら

日時: 2012年1月21日(土)9:30~11:50
会場: 鳥取大学農学部大講義室(鳥取市湖山町南 4-101)

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

Published by 支部:西日本 on 22 9月 2011

【西日本支部】2011年度西日本支部シンポジウム「バイオテクノロジーの未来を開拓する研究討論会」

2011年度日本生物工学会西日本支部シンポジウム「バイオテクノロジーの未来を開拓する研究討論会」

  • 日時: 2012年1月21日(土)9:30~11:50
     
  • 会場: 鳥取大学農学部大講義室
         (鳥取市湖山町南 4-101)
         JR 山陰線 鳥取大学前駅すぐ
     
  • 連絡先:〒680-8552 鳥取市湖山町南4-101
          鳥取大学大学院工学研究科 
          化学・生物応用工学専攻 
          大城 隆
          TEL: 0857-31-5269 
          E-mail:
     

⇒シンポジウムポスターpdf(540KB)

 

プログラム

  • 9:30   開会挨拶………………支部長 稲垣 賢二(岡山大学大学院自然科学研究科)
     
  • 9:35  「人工DNA結合タンパク質の開発と応用:ウイルス耐性植物の開発等」 
           ………………世良 貴史(岡山大学大学院自然科学研究科)
     
  • 10:05  「膜タンパク質結晶化促進ツールとしての抗体利用」 
            ……………………日野 智也(鳥取大学大学院工学研究科)
     
  • 10:35   休 憩
     
  • 10:45  「還元型リンの微生物代謝とその利用」
            ………………廣田 隆一(広島大学大学院先端物質科学研究科)
     
  • 11:15  「ゲノム情報を活用したジペプチド生産菌の育種」
            ………………林 幹朗(協和発酵バイオ株式会社・生産技術研究所) 
     
  • 11:45   閉会の辞 ……………………大城 隆(鳥取大学大学院工学研究科)   

 

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Published by 学会事務局 on 22 9月 2011

【関連行事】第48回植物化学シンポジウム

関西発 代謝工学研究のチカラ

関西で植物代謝研究を精力的に行っている研究者が一同に介したシンポジウム「関西発 代謝工学研究のチカラ」を下記の要領で開催します。またフランス国立科学研究センターのHubert Schallerによる特別講演を行います。ふるってご参加下さい。

主催:植物化学研究会   共催:大阪大学フロンティア産業バイオグループ

日時 2011年11月25日(金)10:00~17:30
場所 大阪大学会館・講堂(大阪大学豊中キャンパス:豊中市待兼山町1-13)
参加費 植物化学研究会会員: 2,500 円(年会費と参加費の合計金額となります。なお非会員として参加される場合は 3,000 円となります。)事前の参加申し込みは必要ありません。
問合せ先 〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-1 
大阪大学大学院工学研究科  生命先端工学専攻細胞工学領域 
村中俊哉
Tel: 06-6879-7423 Fax: 06-6879-7426、
Email:

プログラム

  •  10:00-10:05  開会にあたって……………………海老塚 豊(植物化学研究会 代表)
     
  • 10:05-10:25  イントロにかえて……………………村中 俊哉(大阪大学大学院工学研究科)
     
  • 10:25-11:10   特別講演 ……………………Hubert Schaller (フランス国立科学研究センター)
     
  • 11:10-11:50  「イソキノリンアルカロイド生合成系にみる代謝工学の可能性と課題」
                 ………………………佐藤 文彦(京都大学大学院生命科学研究科)
     
  • 13:15-13:55  「植物の酸素添加酵素の多彩な機能と代謝工学への展開」
                 ………………………水谷 正治(神戸大学大学院農学研究科)
     
  • 13:55-14:35  「代謝工学研究への次世代型シーケンサーの寄与」
                 ………………………大場 利治(タカラバイオ株式会社)
     
  • 14:35-15:15  「植物の持続可能な利用に向けた多目的データベース (KNApSAcK Family) の構築」
                 …………………金谷 重彦(奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科)
     
  • 15:30-16:10  「新規の生合成経路解明におけるメタボロミクスの貢献」
                ……………太田 大策(大阪府立大学大学院生命環境科学研究科)
     
  • 16:10-16:50  「メタボリックプロファイリングの精密表現型解析への応用」
               ………………………福﨑 英一郎(大阪大学大学院工学研究科)
     
  • 16:50-17:30  「植物バイオマスからのバイオベース製品生産に向けた合成生物工学」
               ………………………近藤 昭彦(神戸大学大学院工学研究科)
     
  • 17:45-20:00   懇親会(大阪大学会館アセンブリー・ホール)

Published by 学会事務局 on 22 9月 2011

【随縁随意】生物の多様性と若者への期待 – 大宮 邦雄

生物工学会誌 第89巻 第9号
大宮 邦雄

2010年10月に名古屋の国際会議場で「生物多様性条約第10回締約国会議COP10」が開かれた。会場の周辺では、世界の各地から集まった参加者が行き交い、ヒトにもかくも多様性があるものだと改めて認識した。ヒトは生活環境に合わせて進化するとともに、自然環境も変えてきた。会議場わきを流れる堀川は名古屋城築城の資材の運搬のためにヒトが作ったものであるが、今ではヒトの生活を水面に映し、ヒトに癒しとゆとりを与えている。

この会議では、資源保有国(提供国)と資源利用国との間で、活用資源から生まれる利益の配分で激しい駆け引きが行われたすえ、土壇場でのギリギリの妥協で「名古屋議定書」が採択された。これに加え、生き物の絶滅に歯止めをかける「愛知ターゲット(目標)」も採択され、いよいよ生物多様性の保全と「山川里海」、すなわち海と水の流域である山、川、里に育まれる「ヒトと生き物」が、その繋がりの中でいかに共存共栄をはかるかがヒトに課せられた大きな課題となっている。

現在活動の主軸であるヒトは次の世代のヒトや生き物にどのような自然を残せるのか? この問題は我々がどのような行動を、先のCOP10の合意に基づいて実行に移していくかにかかっている。資源保有国から提供された多様な生き物のなかから、能力の高いものを選抜し、変異技術でさらに生産能力を高めるなどの利用に関するノウハウは、利用国である我々が長年にわたって蓄積してきたものである。

このノウハウをさらに生かすには、生物と工学の両分野に蘊蓄のある若者に期待するところが大きい。生物の利用に関する伝統的知識をフルに活用し工学的取り扱いをして初めて、生物の能力を生かした産業が生まれ、ヒトの働く場所ができ、製品がヒトに購入されて初めて、利益が発生する。わかりきったことではあるが、この一連のプロセスには生物工学的分野に習熟した多くの若者の力が必要である。資源保有国の豊かな自然環境と豊かな資源に囲まれて生まれ育っている若者にも、資源生物から利益を生み出すノウハウを習熟してもらうために、生物工学会は会員をあげて、学会設立以来今日まで多大の努力を払ってきているし、今後も引き続き尽力されると信じている。

私も数年前にJICAのプロジェクトでハノイの食品工業研究所(FIRI)に2ヶ月滞在する機会を得たことがある(2005年末)。自己紹介を兼ねたプレゼンをするために入ったセミナー室は、それより数年前に、大阪大学国際交流センターの皆さんに連れられてベトナム研究者との交流をした時と同じ部屋であることを思い出した。そのときには初顔合わせのヒトばかりであったが、今回は三重大学で学位を取られた女性が主任研究員として、私のセミナーに参加いただいているのを発見した。博士論文審査のときに垣間見た彼女の初々しさに加え、若手研究者を指導しておられる自信と貫禄が滲み出ていた。現在ではさらに重鎮になっておられるはずである。

ハノイの町中では、漢字で書かれた看板が随所で見られ心安まった。孔子廟に見られる儒教精神のせいか、FIRIからホテルに帰る満員バスでは、私が乗り込むたびに即座に若者が席を譲ってくれるのには感激した。名古屋の地下鉄では、ゲームに夢中になって私の白髪に気づいてくれない若者もいるが、最近ではそれとなく席を譲ってくれる若者の好意に出会う機会も多くなった。多様な若者への期待が年を追うごとに膨らんでくる昨今である。

蛇足ではあるが、私の家の隣に雲閑寺という古い大寺がある。2011年3月まで檀家総代を勤めていた関係で、5月末には親鸞上人の750回忌のご遠忌にも参加し、京都の東本願寺に参詣した。そんなこんなでお寺の行事にも参加する機会ができ、「門前の小僧経を読む?……」うちに、心打たれる一文を見つけた。

「能発一念喜愛心、不断煩悩得涅槃」である。蛇足にさらに足を書くようなものであるが、この経文の意味は「南無阿弥陀仏のお念仏を一心に唱え、いたわりと感謝の気持ち(喜愛心)を忘れなければ、日々湧き上がってくる欲望(煩悩)を無理に押さえなくてもやすらぎの境地(涅槃=悟り)に達することができる」と勝手に解釈している。他の生物の生命をもらって生きているヒトは他の生き物への「思いやり」と「感謝」の念を忘れないようにすれば、生物の多様性を保全し絶滅危惧種を減らすことができると信じている。これができる若者への期待に胸膨らませて、日々を大切に送っている。


著者紹介 
元三重大学生物資源学部(教授)、名古屋産業科学技術研究所研究部(上席研究員)
NPO東海地域生物系先端技術研究会(アドバイザー)

 

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

Published by 学会事務局 on 22 9月 2011

生物工学会誌 – 89巻9号

PDFファイルをご利用いただくためにはAdobe Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから

 

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Published by 学会事務局 on 21 9月 2011

【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線 記事掲載

和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business i の企画特集『バイオ最前線』欄に編集協力をし、毎月第3水曜日に記事を掲載しております。2011年9月21日付で、第16回「核酸-酵素ハイブリッド化技術 日本発の核酸検出キット」が掲載されました。

掲載記事:「核酸-酵素ハイブリッド化技術 日本発の核酸検出キット」pdf

次回は、2011年10月19日(水)掲載予定です。

 

過去の掲載記事

※当サイトでは、Fuji Sankei Business iのご厚意により該当記事のPDFを公開しております。
 

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Published by 学会事務局 on 16 9月 2011

学会について – 歴代会長・副会長

歴代会長任期副会長
初代西脇 安吉1923(大12)~岩井 喜一郎
2斎藤 賢道1929(昭和4)~ 
3中村 静1940(昭和15)~ 
4斎藤 賢道1950(昭和25)~ 
5照井 堯造1961(昭和36)
~1977(昭和52)
小田 雅夫
小田 雅夫
合葉 修一
(1963~)
合葉 修一
(1965~)
合葉 修一
芝崎 勲
(1968~)
福井 三郎
高橋 雅弘
(1975~)
6福井 三郎1977(昭和52)/6/1
~1983(昭和58)/5/31
田口 久治
妹尾 四郎
7田口 久治1983(昭和58)/6/1
~1987(昭和62)/5/31
駒形 和男
千畑 一郎
8岡田 弘輔1987(昭和62)/6/1
~1991(平成3)/5/31
戸田 清
中尾 義雄
9永井 史郎1991(平成3)/6/1
~1995(平成7)/5/31
小林 猛
今中 宏
10兒玉 徹1995(平成7)/6/1
~1997(平成9)/5/31
新名 惇彦
岡 徹夫
11小林 猛 1997(平成9)/6/1
~1999(平成11)/5/31
吉田 敏臣
土佐 哲也
12吉田 敏臣1999(平成11)/6/1
~2001(平成13)/5/31
谷 𠮷樹
西山 徹
13谷 𠮷樹2001(平成13)/6/1
~2003(平成15)/5/31
新名 惇彦
隅野 靖弘
14新名 惇彦2003(平成15)/6/1
~2005(平成17)/5/31
五十嵐 泰夫
北村 勲平
15五十嵐 泰夫2005(平成17)/6/1
~2007(平成19)/5/31
塩谷 捨明
山下 道雄
16塩谷 捨明2007(平成19)/6/1
~2009(平成21)/5/31
飯島 信司
手柴 貞夫
17飯島 信司2009(平成21)/6/1
~2011(平成23)/5/31
原島 俊
奥村 康
18原島 俊2011(平成23)/6/1
~2013(平成25)/5/31
園元 謙二
柳 謙三
19園元 謙二2013(平成25)/6/1
~2015(平成27)/5/21
五味 勝也
倉橋 修
20五味 勝也2015(平成27)/5/21
~2017(平成29)/5/25
木野 邦器
川面 克行
21木野邦器2017(平成29)/5/25
~2019(令和元)/5/23
髙木 昌宏
川面 克行
22髙木 昌宏2019(令和元)/5/23
~2021(令和3)/5/25
福﨑 英一郎
秦 洋二
23福﨑 英一郎2021(令和3)/5/25
~2023(令和5)/5/31
青柳 秀紀
秦 洋二
24秦 洋二2023(令和5)/5/31~青柳 秀紀
清水 浩

Published by 学会事務局 on 15 9月 2011

【微生物共生活用発酵工学研究部会】共催シンポジウム

微生物共生活用発酵工学研究部会は、2011年12月2日(金)に日本大学ハイテクリサーチセンター整備事業との共催シンポジウムを開催します。⇒詳しくはこちら

日時: 2011年12月2日(金)13:00 ~
会場: 日本大学生物資源科学部・大講堂(小田急江ノ島線六会日大前駅下車徒歩5分)

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

Published by 学会事務局 on 15 9月 2011

【研究部会】微生物共生活用発酵工学研究部会・日本大学ハイテクリサーチセンター整備事業 共催シンポジウム「伝統発酵食品研究の新展開~微生物共生から探る~」

主催: 微生物共生活用発酵工学研究部会
共催: 日本大学ハイテクリサーチセンター整備事業微生物共生活用醗酵工学研究部会シンポジウム 「伝統発酵食品研究の新展開~微生物共生から探る~」

日時2011年12月2日(金)13:00~
会場日本大学生物資源科学部・大講堂
アクセスマップ
(小田急江ノ島線六会日大前駅下車徒歩5分)
参加費無料
懇親会費一般 3,000円、学生 1,000円(税込み・要登録)
世話人古川 壮一(日本大学)・北垣 浩志(佐賀大学)・渡邉 泰祐(琉球大学)
上田賢志(日本大学)・森永 康(日本大学)
問合せ先日本大学生物資源科学部
古川 壮一
E-mail:

印刷用ポスターはこちらpdf

プログラム

  • 13:00 はじめに……………………………………森永 康(日本大学)
     
  • 13:05 中国の酢の生産とその歴史及び現在………李 再貴(中国農業大学)
     
  • 13:55 沖縄の伝統発酵食品と微生物~泡盛を中心に~………渡邉 泰祐(琉球大学)
     
  • 14:35 納豆研究の新展開 ~納豆菌とファージの共進化から探る~
           ………………………………………木村 啓太郎(食品総合研究所)
     
  • 15:15  コーヒーブレイク
     
  • 15:30 醤油醸造に関わる微生物とその働き………田中 昭光(ヒゲタ醤油株式会社)
     
  • 16:10 ウィスキー醸造における乳酸菌の役割………鰐川 彰(アサヒビール株式会社)
     
  • 16:50 伝統的なパン種のおいしさと微生物の関わりについて
           ………………………………………藤本 章人(キリン協和フーズ株式会社)
     
  • 17:30 ヨーグルト乳酸菌の共生作用と酸素~ブルガリア国伝統ヨーグルトの研究から~
            ………………………………………………堀内 啓史(株式会社明治)
     
  • 18:10 おわりに………………………………………………古川 壮一(日本大学)
     
  • 18:30   懇親会

    懇親会に参加される方は11月18日(金)までに古川までご連絡いただけると幸いです。

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Published by 学会事務局 on 15 9月 2011

醗酵工学賞受賞者(1982-1991)

 受賞受賞者所属(受賞当時)受賞課題
第10回1991
(H. 3)
山田 秀明 京大 微生物の新しい生産機能の開発と工業的応用
(生物工学会誌71巻2号掲載) 
第9回1990
(H. 2)
高橋 穣二 筑波大 醗酵工学の発展に対する顕著な貢献 
第8回1989
(H. 元)
栃倉 辰六郎 京大 醗酵工学の発展に対する顕著な貢献 
第7回1988
(S. 63)
清水 祥一 名大 醗酵工学の発展に対する顕著な貢献 
第6回1987
(S. 62)
故 田口 久治 阪大名誉教授 醗酵工学の発展に対する顕著な貢献 
第5回1986
(S. 61)
岡田 弘輔 阪大 醗酵工学の発展に対する顕著な貢献 
第4回1985
(S. 60)
合葉 修一 阪大 醗酵工学の発展に対する顕著な貢献 
第3回1984
(S. 59)
千畑 一郎 田辺製薬 醗酵工学の発展に対する顕著な貢献 
第2回1983
(S.58)
福井 三郎 京大名誉教授 醗酵工学の発展に対する顕著な貢献
第1回1982
(S. 57)
照井 堯造 阪大名誉教授 醗酵工学の発展に対する顕著な貢献 

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Published by 学会事務局 on 15 9月 2011

【事務局】不在のお知らせ(9月26日~28日)

第63回日本生物工学会大会の開催期間中(2011年9月26日~28日)は、学会事務局が不在になります。

9月23日(金)から28日(水)にいただきました新規入会申込、および投稿論文の受付は、9月29日(木)より、順次対応いたしますので、ご了承ください。

Published by 学会事務局 on 14 9月 2011

学会賞受賞者(1959~1977)

  受賞 受賞者 所属(受賞当時) 受賞課題
第18回 1977
(S. 52)
山根 恒夫 京大・工 半回分醗酵の速度論的研究
第17回 1976
(S. 51)
橋本 彦堯 キッコーマン 醤油のにオリ関する研究
 
第16回 1975
(S. 50)
田中 秀夫 東教大・農 糸状菌の液内培養における菌糸に与える撹拌の影響に関する研究
第15回 1974
(S. 49)
藤尾 雄策 九大・農 Aerobacter aerogenes による Isoamylase の生産
新名 惇彦 阪大・工 糸状菌の酵素生産の動力学的および生理学的研究
第14回 1973
(S. 48)
秋葉 晄彦 理化学研 気体巻込み方式の塔型醗酵装置に関する研究 
第13回 1972
(S. 47)
河野 竹彦 武田薬品工業 醗酵の動力学的研究
三村 精男 旭化成 炭化水素醗酵の生物化学工学的研究
第12回 1971
(S. 46)
橋本 奨 阪大・工 活性汚泥の浄化反応理論とその機構に関する研究
第11回 1970
(S. 45)
清水 達雄 阪大・工 シアン含有の産業廃液処理
田中 輝男 キッコーマン醤油 醤油の官能検査法に関する研究
第10回 1969
(S. 44)
北井 淳夫 三楽オーシャン 多孔板段塔醗酵槽に関する研究
第9回 1968
(S.43)
戸田 清 東京教育大・農 熱殺菌に関する研究
第8回 1967
(S. 42)
江角 新一郎
芦田 敬三
科研科学 P.V.A. フィルターの実用化に関する研究
第7回 1965
(S. 40)
中村 以正 東京教育大・農 イタコン酸醗酵に関する研究
第6回 1964
(S. 39)
永井 史郎 阪大・工 醸造醪のろ過圧搾に関する研究
第5回 1963
(S. 38)
佐藤 公男 明治製菓 醗酵液のレオロージ的研究
第4回 1962
(S. 37)
遠藤 滋俊 大和化成 高温細菌の耐熱性アミラーゼおよび耐熱プロテアーゼに関する研究
第3回 1961
(S. 36)
高原 義昌 工技院発酵研 細菌による藍の工業的還元に関する研究
第2回 1960
(S. 35)
坂本 征仁 理化学研 微生物の生産する酵素並びにその利用に関する研究
第1回 1959
(S. 34)
小玉 健吉 小玉醸造 産膜酵母菌に関する研究

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Published by 支部:九州 on 13 9月 2011

【九州支部】第18回支部大会講演要旨作成について

日本生物工学会九州支部大会実行委員会
実行委員長 後藤 雅宏

第18回日本生物工学会九州支部福岡大会の講演要旨を募集しております。以下の講演要旨作成要領に従って、テンプレート(Microsoft Word文書)に直接ご記入の上、メールにて要旨を下記送付先までご提出下さい。 要旨は講演1件につきA4用紙半頁です。

事務業務簡略化のため、ご提出頂きました要旨をそのまま印刷する予定ですので、作成要領をよくご確認の上、ご提出ください。ご協力のほど宜しくお願い致します。

講演作成要領

⇒講演要旨テンプレートword

  1. 外枠のサイズ(縦110 mm、横150 mm)は変更しないでください。
  2. 図、表、写真は挿入できません。
  3. タイトルはMSゴシック11ポイント、ボールドで書き、左から25 mmあけてください。
  4. 講演者(所属)はMS明朝11ポイントで書き、左から25 mmあけてください。登壇者に○をつけてください。
  5. 本文はMS明朝11ポイントで書いてください。イタリック、上付、下付など書体の指定は、そのまま印刷できるようにお書きください。
  6. 英文で要旨を書く場合はTimes New Roman 11ポイントを使用してください。
     
  • 講演要旨送付先:  E-mail:
     
  • 申込み締切日: 2011年10月7日(金)必着
  • 講演要旨の提出締切日: 2011年11月4日(金)必着

 

⇒【九州支部】第18回九州支部福岡大会(2011/12/10)

Published by 学会事務局 on 09 9月 2011

【東日本支部】第6回学生討論会のお知らせ

日本生物工学会東日本支部では、2011年10月21日~22日に第6回学生討論会を開催いたします。
詳しくはこちら

日時: 2011年10月21日(金)13時~10月22日(土)13時
場所: 八王子セミナーハウス(東京都八王子市下柚木1987-1)

学生の皆さん、また社会人、大学教員の皆様、どうぞ奮ってご参加ください。

Published by 支部:東日本 on 09 9月 2011

【東日本支部】第6回学生発表討論会のお知らせ

日本生物工学会東日本支部 第6回 学生発表討論会

(社)日本生物工学会東日本支部 主催

日時 2011年10月21日(金)13時~10月22日(土)13時
場所 八王子セミナーハウス(東京都八王子市下柚木1987-1)
開催趣旨

「研究室から飛び出よう!」
自分の研究をネタに、企業の研究者とじっくり話してみませんか?

~日本生物工学会東日本支部 第6回学生発表討論会のご案内~

 「自分の研究の進め方って、企業の人から見たらどうなんだろう?」
 「企業での研究ってどんなもの?」
 「学生のうちに身につけておかなければならない能力は?」

 学生の皆さん、このような疑問を、社会人に直接ぶつけてみませんか? 就職や進学を考えている皆さんの研究内容の発表を通じて、バイオ関連の様々な分野で活躍する先輩方がアドバイスをしてくださいます。

 研究発表といっても、学会のようなまとまったデータは必要ありません。もちろん、学会で発表した内容そのままを持ってきても構いませんし、まだ途中の段階でも、うまくいっていなくて滞っているようなものでも歓迎します。むしろ、そのようなうまくいっていない時にどう考えたらよいか、研究室の外に出ればヒントが見つかるかもしれません。

 夕食後には、社会人との自由討論会も企画しています。企業の研究ってどういうもの? 社会人になって必要とされる能力は? のような、皆さんの将来に関する疑問など、研究室ではなかなか聞けないことを質問するチャンスです。

 学生の皆さんの参加をお待ちしております。

 社会人、大学教員の皆様の参加も、もちろん歓迎いたします。近頃の学生に一言いいたいという方、奮ってご参加ください。

 内容についての詳細は、以下のURLより、生物工学会誌2010年第88巻第1号のBranch Spirit欄に掲載しました記事をご覧ください。
https://www.sbj.or.jp/wp-content/uploads/file/sbj/8801_branch_spirit.pdf

募集人数 学生・一般合わせて 35名
(定員になり次第、締め切らせて頂きます。相互交流の観点から、学生はできるだけ指導教員と一緒に参加されるようお願いします。人数に限りがありますので、広く交流を図る目的から学生さんはなるべく1研究室あたり2名程度までの申し込みにご協力下さい。学生単独での参加も可能ですが、必ず指導教員の許可を得てからお申し込みください。また、特許に係る情報を含むプレゼンテーションには対応できませんので、ご了承ください。)
内容

プログラム予定

10月21日(金)
13:00 受付
13:20 基調講演「企業における研究と大学での研究」
早稲田大学 理工学術院 先進理工学部 教授 木野 邦器 先生
14:00 研究発表会(1)
17:30 休憩
18:00 夕食
19:30 自由討論会
10月22日(土)
8:00 朝食
9:00 研究発表会(2)
12:00 昼食
13:00 解散

本セミナーは、二つのプログラムから構成されます。

<研究発表会> 参加学生全員に、自分の研究内容について発表していただきます。一度学会で発表したものや、まだデータが出ていないもの、全然うまくいっていないものでも構いません。発表時間は討論も含めて15~20分を予定していますので、研究室外の人にも実験の背景や目的、進捗状況などをわかりやすく説明することを心掛けて、スライド 10枚程度を用意してください。(PCはこちらでも用意いたしますが、持参等については申込後に確認します。)

<自由討論会> 企業や研究所などで社会人として研究・開発に携わっている先輩方と、学生時代や現在の経験談、企業で必要とされる能力や研究の心得など様々なことについて、緊密かつ自由に語り合います。ふだんなかなか知ることのできない、企業人や大学教員の経験や知識に触れるチャンスです。

参加申込 9月30日(金)までに、1) 氏名、2) 性別(部屋割りに必要)、3) 一般会員/大学教員/学生会員/学生非会員の別、4) 所属、5)連絡先住所、TEL、E-mailを記入の上、件名を「第6回学生発表討論会申込」として、下記申込先にE-mailにてお申し込みください。プログラム作成のため、学生の方には、参加申込締切後に簡単な要旨(500字程度)を作成して頂きますのであらかじめご承知おきください(要旨〆切は10月7日を予定)。
参加費 参加費の支払は、当日受付時にお願いいたします。
学生会員2,000円(不課税)、学生非会員3,000円(税込み)
一般会員・・・大学教員10,000円(宿泊代・夕朝昼食込・不課税)
大学教員以外の一般会員は参加費は無料ですが、研究発表会において学生の発表に対する様々な視点からのご指摘をお願いします。また、事前に学生から募集した質問を自由討論会で披露しますので、それに対する積極的なアドバイスをお願いします。定員に限りがありますので、下記申し込み先まで早めにお問い合わせください。
申込先 日本生物工学会東日本支部 第6回学生発表討論会
担当 大槻隆司(山梨大学大学院医学工学総合研究部)
E-mail:

►東日本支部Topへ

Published by 学会事務局 on 29 8月 2011

【バイオマス循環利用研究部会】公開討論会のご案内

2011年9月26~28日に東京農工大で開催される第63回日本生物工学会大会期間中に「バイオマス循環利用研究部会の今後の活動に関する公開討論会」を開催致します。⇒詳しくはこちら

  • 日時: 2011年9月27日(火)13:00~14:00
  • 場所: 東京農工大 小金井キャンパス 12 号館1階 L1215教室

この討論会では、部会員に限定せず、オープン形式と致しますので、バイオマス、バイオリファイナリー、バイオエネルギー、バイオマテリアル、バイオエコノミーなどに興味をお持ちの研究者の方々、どうぞ奮ってご参加いただきたく存じます。

Published by 学会事務局 on 29 8月 2011

【研究部会】バイオマス循環利用研究部会 公開討論会〈参加者限定なし・オープン:於第63回日本生物工学会大会〉

『バイオマス循環利用研究部会』は未利用バイオマス資源活用とバイオマス資源循環を念頭に置いた生物工学的技術の研究開発を目指して、平成23年度より発足した研究部会です。

9月26~28日に東京農工大で開催される第63回日本生物工学会大会期間中に「バイオマス循環利用研究部会の今後の活動に関する公開討論会」を開催致します。この討論会では、部会員に限定せず、オープン形式と致しますので、バイオマス、バイオリファイナリー、バイオエネルギー、バイオマテリアル、バイオエコノミーなどに興味をお持ちの研究者の方々、どうぞ奮ってご参加いただきたく存じます。
⇒バイオマス循環利用研究部会の詳細はこちら

公開討論会では、一般学会員の方々に「本研究部会の扱う研究分野」をご案内するとともに、「本研究部会の活動方法」、「本研究部会の短・中期的目標」を議論する予定です。また、議論を通して活動に興味を持って頂いた方の部会への参加を募ります。参加申し込みなどは不要ですので、お気軽にご参加ください。

バイオマス循環利用研究部会 部会長 九州大学農学研究院 酒井謙二 

日時 2011年9月27日(火)13:00~14:00
場所 東京農工大 小金井キャンパス 12 号館1階  L1215教室
問合せ先  バイオマス循環利用研究部会幹事 西南女学院大学 田代幸寛
E-mail:


 

Published by 学会事務局 on 25 8月 2011

【年次大会】日本生物工学会第63回大会トピックス

第63回日本生物工学会大会は、2011年9月26日(月)から28日(水)の3日間、東京農工大学小金井キャンパスにおいて開催されます。東日本大震災とその後の原子力発電所事故に伴う電力不足などから、一時開催が危ぶまれ、皆様にご心配をおかけしましたが、予定通り開催できることになりました。

今大会の発表はシンポジウム、ワークショップおよび一般講演であり、すべて口頭発表で行います。本年度は、従来のシンポジウムをシンポジウムとワークショップに分け、シンポジウムは本部および大会が企画する3テーマのみとしました。ワークショップは、本部、大会企画の6テーマの他、公募企画の10テーマの計16テーマとなっています。本部企画のシンポジウムは、『酒類の食味成分研究の新展開』と『大規模ゲノム情報の生物工学へのインパクト』の2つであり、多くの会員の関心があるテーマとなっています。

また、地球環境問題は生物工学会員に限らず人類の共有する問題であることから、大会企画として『美しい地球持続のための脱炭素社会の構築』というテーマでシンポジウムを行います。本シンポジウムでは、持続的発展が可能な社会の実現を目指す日本のリーダーの1人である小宮山宏先生(三菱総合研究所理事長)に基調講演をしていただきます。また、招待講演者として、世界で初めて青色ダイオードを実現し省エネルギーの象徴であるLED研究の世界的な第一人者である中村修二先生(カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授)にご講演いただきます。皆様の積極的な討論を期待しています。

大会2日目には、東京農工大学特別栄誉教授の遠藤 章先生が米国科学アカデミーの外国人会員に選出されましたことを記念して、特別招待講演をしていただきます。遠藤特別栄誉教授は、血中コレステロール値を下げる物質の探索を、確かな科学的見通しの下にスタートさせ、画期的な物質「スタチン」を発見されました。2006年4月に日本国際賞、同年11月にマスリー賞、2008年9月にラスカー臨床医学研究賞および2009年6月に国際動脈硬化学会賞を受賞されています。

一般演題は654件であり、シンポジウム、ワークショプ、特別招待講演、受賞講演、KSBBからの招待講演を合わせると計778演題となり、過去最大規模の大会になる予定です。また、一般講演の中からプログラム編集委員会が選定した26演題をトピックスとして紹介しております。これらに関しては、大会に先立ち東京で行われます記者会見にて、本大会を代表する研究成果・シーズとして公開します。

懇親会は初日に電車で10分ほどの距離にある吉祥寺の第一ホテルで行います。吉祥寺は6年連続で関東の住んでみたい街のトップにランキングされており、東京でも有数のおしゃれな街です。大会2日目には若手者の集いを東京農工大学生協第2食堂で行います。会員同士の交流を深める機会としてください。

小金井キャンパスは新宿から中央線快速電車で約25分と交通の便も良いですが、何より東京都内の大学としては緑の豊かな美しいキャンパスです。それでは、9月末に皆様とお会いできることを楽しみにしております。

第63回日本生物工学回大会実行委員会

第63回日本生物工学会大会(2011)ホームページ

Published by 学会事務局 on 25 8月 2011

【随縁随意】若者よ、Hazardous Journeyを目指せ!- 今中 忠行

生物工学会誌 第89巻 第8号
今中 忠行

昔から「かわいい子には旅をさせよ」という言葉があります。「ライオンは子供を千仞の谷に突き落とす」とも言われます。いずれも子供をぬくぬくと甘やかせて育てるのは良くないということでしょう。最近、草食系男子という言葉も耳にします。大学でも海外留学を希望する人が減少していますし、企業でも海外赴任を嫌がる人が増えていると聞いています。

2010年のノーベル化学賞を受賞されたアメリカ・パデュー大学特別教授の根岸英一先生が、記者会見で「日本は居心地のいい社会でしょうが、若者よ、海外に出よと言いたい」と言われました。アメリカの経済界ではよく「comfort zoneを越えよ!」とも言われています。安心できる慣れ親しんだ場所や既知の分野を離れ、新しい分野、未知の世界に向けて挑戦することを勧める言葉です。

私は昭和44年に大学院を修了してから約40年間にわたり微生物学に関する研究を続けてきました。研究内容も生物化学工学、分子生物学、生化学、応用微生物学、環境バイオテクノロジーと変遷しましたし、場所も大阪大学、マサチューセッツ工科大学(MIT)、京都大学、立命館大学と移りました。アメリカ留学時には、良く働くポスドクは日本人と台湾人だと言われていましたが、今では中国人と韓国人ということになっています。やはり日本人も豊かになるとその環境に安住し、新しい冒険に飛び出すのが億劫になっているのかもしれません。

講義でも、若い学生に「旅に出なさい。できれば一人旅がいいです」とけしかけています。旅に出るときは少し不安でも、いろいろな人や自然と接するうちに新しい発見に出会うことが多いのです。

MEN WANTED for Hazardous Journey.
Small wages, bitter cold, long months of complete darkness, constant danger, safe return doubtful.
Honour and recognition in case of success.
Ernest Shackleton

これはシャックルトンが1900年にロンドンの新聞に出した南極探検隊募集広告の全文です。すごいことに、応募が殺到したと言われています。

私は2004年11月から2005年3月にかけて第46次南極地域観測隊の一員として南極に行きました。露岸地域でテントを張り、真っ白い氷の世界を眺めながら、隊員と交流し、多くの試料を採取してきました(写真)。

南極風景  筆者(南極海上にて)

そこからは興味ある特殊な微生物も多く発見できましたが、それ以外にもオーロラを見たり、ペンギンの栄巣地に行くなど非日常の経験をすることができました。それがどのようにその後の生活に役立ったかは分かりませんが、充実感があったことは事実です。日本生物工学会の中には若い(と思っている)人たちが多いと思いますので、このような話題を提供した次第です。


著者紹介 立命館大学生命科学部 今中 忠行

 

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

Published by 学会事務局 on 24 8月 2011

【乳酸菌・腸内細菌工学研究部会】勉強会開催について

乳酸菌・腸内細菌工学研究部会では、東京農工大で開催される第63回日本生物工学会大会の終了後、勉強会を開催致します。⇒詳しくはこちら

  • 日時: 2011年9月28日(水)13:30開始 17:00までに終了予定
  • 場所: 東京農工大 小金井キャンパス 11 号館1階  L1113教室

この勉強会は当研究部会の部会員に限定せず、オープンな会と致しますので、乳酸をはじめとした有用物質生産、乳酸菌や腸内細菌の研究に興味をお持ちの研究者の皆様、どうぞ奮ってご参加頂けますようお願い致します。


 

Published by 学会事務局 on 24 8月 2011

【研究部会】乳酸菌・腸内細菌工学研究部会 2011(平成23)年度勉強会〈参加者限定なし・オープン〉

乳酸菌・腸内細菌工学研究部会では、9月に東京農工大で開催される第63回日本生物工学会大会の終了後、午後から東京農工大の教室をお借りしまして、勉強会を開催致します。この勉強会は当研究部会の部会員に限定せず、オープンな会と致しますので、乳酸をはじめとした有用物質生産、乳酸菌や腸内細菌の研究に興味をお持ちの研究者の皆様、どうぞ奮ってご参加頂けますようお願い致します。

ご発表頂く先生方は4名で、新規に当研究部会にご入会頂いた3名の先生方に加えまして、招待講演者として理化学研究所免疫アレルギー科学総合研究センターの福田 真嗣先生にご講演を頂ける事になりました。福田先生は新進気鋭の若手研究者で、ビフィズス菌が病原性大腸菌O157:H7の病原性を抑制するメカニズムを解明され、今年の初めにNature誌に筆頭著者として発表されています(doi:10.1038/nature09646).

参加費・参加申し込みなどは不要です。相互交流の時間も設ける予定ですので、お気軽にご参加頂けますと幸いです。どうぞよろしくお願い致します。

乳酸菌・腸内細菌工学研究部会 部会長 横田 篤

日時 2011年9月28日(水)13:30開始 17:00までに終了予定
場所 東京農工大 小金井キャンパス 11 号館1階  L1113教室
地図  こちらをご覧ください。

予定演題・講演者(順不同・敬称略)

  • Rhizopus oryzae の乳酸生成能の解析
    …○齋藤 勝一(農研機構・食品総合研究所)
     
  • デザインドバイオマスによる有用物質生産プロセス
    …○田代 幸寛(西南女学院大学短期大学部)
     
  • 乳酸菌を利用した化粧品素材の開発
    …○伊澤 直樹(ヤクルト本社中央研究所 )
     
  • マルチオーミクス解析技術が解き明かす腸内エコシステムの様相
    …○福田 真嗣1, 21理研RCAI・2横市大院・生命ナノ)
     

⇒乳酸菌・腸内細菌工学研究部会Topへ

Published by 学会事務局 on 19 8月 2011

【年次大会】事前参加申込の受付を終了しました

第63回日本生物工学会大会(2011)の事前参加申込受付を終了しました。
多数のお申込みありがとうございました。

講演要旨集と参加章(懇親会参加章)は入金確認が終わり次第、8月25日以降に順次発送します。

各支払い方法の指定期日までに入金が確認できない場合は、事前予約は無効になり、講演要旨集、参加章は送付されません。2011年度大会への参加を希望される方は、当日大会受付にて当日料金をお支払いください。

  大会参加費(講演要旨集を含む) 懇親会費
予約 当日 予約 当日
正会員 8,000円 10,000円 10,000円 12,000円
学生会員 6,000円 8,000円 5,000円 6,000円
非会員 12,000円 14,000円 12,000円 14,000円

(大会参加費: 正会員・学生会員は不課税、非会員は消費税を含む)

Published by 部会:有機溶媒耐性微生物利用技術 on 19 8月 2011

有機溶媒耐性微生物利用技術研究部会 – 構成員研究紹介(中島 一紀)

氏名 中島 一紀
所属 東北大学大学院工学研究科化学工学専攻
ウェブサイト http://www.che.tohoku.ac.jp/~rpel/

研究紹介

水でも有機溶媒でもない第3の溶媒「イオン液体」が新たな生体触媒の反応場として注目されている。イオン液体は室温で液体として存在する塩の総称であり、カチオン、アニオンの組み合わせを変えることで、様々な種類のイオン液体を得ることができる。イオン液体をバイオプロセスに用いた場合、イオン液体は(A)極性溶媒であるため、糖やアミノ酸といった極性の生体関連化合物を容易に溶解することができ(water-like)、一方で(B)非水溶媒であるため、酵素的合成反応が可能であり(organic solvent-like)、さらに(C)不揮発性であるため、それを利用した新たな非水系バイオプロセスを構築できる(salt-like)、といった反応溶媒としての特異性を示す。

中島研究紹介図(イオン液体の特徴とバイオプロセスへの応用)
イオン液体の特徴とバイオプロセスへの応用

 

塩のみから構成されるイオン液体中においても様々な生体触媒(リパーゼ、プロテアーゼ、ペルオキシダーゼ、whole-cell biocatalyst)がその機能を発現することが報告されているが、その触媒活性は水溶液中と比べると非常に低い。本研究ではイオン液体中での酵素活性の向上を目指し、酵素のイオン液体への可溶化を試みた。酵素可溶化のアプローチとして酵素への化学修飾(共有結合的修飾)を検討し、くし型のPEGを酵素の修飾剤として用いた。このくし型PEG(PM13)は主鎖に酵素との結合点を有し、複数本のグラフト状PEG鎖をもつ。これを修飾剤として用いると、直鎖状PEGよりも多量のPEG鎖をタンパク質表面に修飾できる。

モデル酵素としてスブチリシン(プロテアーゼ)を用いてPM13の化学修飾を行ったところ、PM13修飾スブチリシン(PM13-Sub)はイオン液体に均一に可溶化することが明らかとなった。酵素表面をイオン液体への溶解性が高いPEGが多量に酵素表面を被覆しているため可溶化できたと思われる。

さらに、酵素活性を調査したところ、未修飾の凍結乾燥酵素では全く反応が進行しなかったのに対し、可溶化したPM13-Subは極めて高い触媒活性を示した。つまり、酵素の溶解性がイオン液体中での高活性発現のための重要なファクターであることが示された。

さらに、PM13-Subの触媒活性は一般有機溶媒よりもイオン液体中の方が高かった。イオン液体中での酵素反応は、水を全く添加しない非水系反応であるため効率的な合成反応・エステル交換反応が可能であり、また有機溶媒に溶解しない極性化合物を基質として用いることができる新たな生体触媒反応系である。
 

 中島研究紹介図(タンパク質へのくし型PEGの化学修飾とイオン液体への可溶化)
タンパク質へのくし型PEGの化学修飾とイオン液体への可溶化

 

発表論文

  • K. Nakashima, K. Yamaguchi, N. Taniguchi, S. Arai, R. Yamada, S. Katahira, N. Ishida, H. Takahashi, C. Ogino, A. Kondo, “Direct Bioethanol Production from Cellulose by the Combination of Cellulase displaying Yeast and Ionic Liquid Pretreatment” Green Chem. (2011) in press.
  • S. Arai, K. Nakashima, T. Tanino, C. Ogino, A. Kondo, H. Fukuda, “Production of Biodiesel Fuel from Soybean Oil Catalyzed by Fungus Whole-cell Biocatalysts in Ionic Liquids” Enz. Microb. Technol., 46 (1), 51-55 (2010).
  • K. Nakashima, N. Kamiya, D. Koda, T. Maruyama, M. Goto, “Enzyme Encapsulation in Microparticles Composed of Polymerized Ionic Liquids for Highly Active and Reusable Biocatalysts” Org. Biomol. Chem., 7 (11), 2353-2358 (2009).
  • N. Kamiya, Y. Matsushita, M. Hanaki, K. Nakashima, M. Narita, M. Goto, H. Takahashi, “Enzymatic in situ Saccharification of Cellulose in Aqueous-Ionic Liquid Media” Biotechnol. Lett., 30, 1037-1040 (2008).
  • 中島一紀,神谷典穂,後藤雅宏,「新たな非水溶媒イオン液体中での酵素反応」,月刊バイオインダストリー,第25巻(7号),24-34(2008)
  • K. Nakashima, T. Maruyama, N. Kamiya, M. Goto, “Spectrophotometric Assay for Protease Activity in Ionic Liquids Using Chromogenic Substrates” Anal. Biochem., 374, 285-290 (2008).
  • 中島一紀,後藤雅宏,「生体触媒の新しい反応場としてのイオン液体 -水中から有機溶媒へ、そして今イオン液体へ-」化学工学,Vol.70,No.2,111–113(2006)
  • K. Nakashima, T. Maruyama, N. Kamiya, M. Goto, “Homogeneous Enzymatic Reaction in Ionic Liquids with Poly(ethylene glycol)-Modified Subtilisin.” Org. Biomol. Chem., 4, 3462-3467 (2006).
  • K. Nakashima, T. Maruyama, N. Kamiya, M. Goto, “Comb-Shaped Poly(ethylene glycol)-Modified Subtilisin Carlsberg is Soluble and Highly Active in Ionic Liquids.” Chem. Commun., 4297-4299 (2005).
     

 

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Published by 学会事務局 on 18 8月 2011

【マスコミ・出版関係の皆様へ】大会プレス発表会のお知らせ

9月26日(月)より28日(水)まで、東京農工大学・小金井キャンパスにおいて第63回日本生物工学会大会(2011)を開催いたします。これに先立ち、下記のとおりプレス発表会を開催いたします。

日本生物工学会は、急速かつ多様に展開するバイオテクノロジーの中心にあり、最先端の技術と情報が集結します。是非ともご出席下さいますようご案内申し上げます。

日時 2011年9月8日(木)10:30~12:00頃まで
場所 広島大学東京オフィス(キャンパス・イノベーションセンター 408号会議室)
(〒108-0023 東京都港区芝浦3-3-6  TEL: 03-5440-9065)
JR山手線・京浜東北線田町駅下車 徒歩1分 
http://www.hiroshima-u.ac.jp/liaison/access/
陪席者
  • 日本生物工学会広報担当理事: 黒田 章夫(広島大学大学院先端物質科学研究科)
  • 2011年度大会実行委員会委員長: 養王田 正文(東京農工大学大学院工学研究科)
内容 研究の最先端のハイライト紹介・説明
*当日は、講演要旨集、一般講演トピックスガイドなどの資料をお配りします。
申込方法 下記宛に8月26日(金)までに、お申込下さい。
問い合せ先 公益社団法人 日本生工学会事務局 岩永 祐治
Tel: 06-6876-2731 FAX: 06-6879-2034
E-mail:

第63回日本生物工学会大会(2011) 

会期 9月26日(月) 9:00~12:00 授賞式・受賞講演  13:00~17:30 一般講演・シンポジウム
9月27日(火) 9:00~17:30 一般講演・シンポジウ
9月28日(水) 9:00~12:00 一般講演・シンポジウム
場所 東京農工大学・小金井キャンパス
  • 一般講演(654件)、シンポジウム(19課題 124件)、受賞者講演(7件)
  • 9月26日に開催されますシンポジウム『美しい地球持続のための脱炭素社会の構築』では、小宮山 宏先生(三菱総合研究所理事長、前東京大学総長)に基調講演、また、世界で初めて青色ダイオードを実現した発光ダイオードの世界的な第一人者である中村 修二先生(カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授)に招待講演者をしていただきます。
  • 大会2日目(9月27日)には、東京農工大学特別栄誉教授の遠藤 章先生が米国科学アカデミー(National Academy of Sciences/NAS)の外国人会員に選出されましたことを記念して、特別招待講演をしていただきます。

注)遠藤特別栄誉教授は、血中コレステロール値を下げる物質の探索を確かな科学的見通しの下にスタートさせ、画期的な物質「スタチン」を発見されました。2006年4月に日本国際賞、同年11月にマスリー賞(米国)、2008年9月にラスカー臨床医学研究賞(米国)および2009年6月に国際動脈硬化学会賞を受賞されています。

第63回日本生物工学会大会(2011)ホームページ

Published by 学会事務局 on 17 8月 2011

【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線 記事掲載

和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business i の企画特集『バイオ最前線』欄に編集協力をし、毎月第3水曜日に記事を掲載しております。2011年8月17日付で、第15回「進むコンビナトリアルバイオ工学研究」が掲載されました。

掲載記事:「進むコンビナトリアルバイオ工学研究」pdf

次回は、2011年9月21日(水)掲載予定です。

 

過去の掲載記事

※当サイトでは、Fuji Sankei Business iのご厚意により該当記事のPDFを公開しております。
 

►生物工学会誌Topへ

Published by 学会事務局 on 16 8月 2011

【年次大会】事前参加申込締切: 8月19日(金)17:00

第63回日本生物工学会大会のオンラインでの参加申込締切は、2011年8月19日(金)17時となっております。大会への参加を希望されている方は速やかにお申込ください。

 ⇒参加申込はこちらから
   
講演要旨集・参加章は、参加費の入金確認後、要旨集発行日(8月25日予定)以降に発送いたします。 参加費の領収証は、参加章に印刷しております。各支払い方法の指定期日までに入金が確認できない場合は、事前予約が無効になり、参加章・講演要旨集は送られませんのでご注意下さい。

Published by 学会事務局 on 10 8月 2011

【関連行事】気候変動に関する対話シンポジウム

将来の安全・安心な社会をめざして

温暖化影響・適応策等の研究に取り組んでいる文部科学省「気候変動適応研究推進プログラム」と環境省による環境研究総合推進費S-8「温暖化影響評価・適応政策に関する総合的研究」の研究成果を紹介し、安全・安心な将来社会のあり方について皆様と共に考えたいと思います。また、これらの研究が東日本大震災の復興にどう貢献できるかも議論したいと思います。

主催:文部科学省 気候変動適応研究推進プログラム
環境省 環境研究総合推進費S-8「温暖化影響評価・適応政策に関する総合的研究」(共催)

日時 2011年10月12日(水)13:30-17:30
場所 日本科学未来館(東京都江東区青海2-3-6)
参加費 無料
参加方法 下記HPより事前登録をお願いします。
http://www.mext-isacc.jp/staticpages/index.php/inq-101
問合せ 気候変動適応研究推進プログラム
www.mext-isacc.jp/article.php/event_symposium_s8recca


 

Published by 学会事務局 on 10 8月 2011

【和文誌】7月号大会案内訂正について

生物工学会誌7月号の大会案内に誤記がありました。
謹んでお詫び致しますとともに下記の通り訂正させていただきます。

生物工学会誌89巻7号 435ページ

  • 懇親会  曜日訂正

    (誤)9月26日(水)
     ⇒(正)9月26日(月)

     
  • 生物工学若手研究者の集い(若手会)総会・交流会  開催日・締切日訂正

    【開催日】
    (誤)9月26日(木)
     ⇒(正)9月27日(火)

    【締切日】
    (誤)8月31日(金)
     ⇒(正)8月31日(水)
     

♦ 第63回日本生物工学会大会(2011)ホームページ

Published by 学会事務局 on 03 8月 2011

【関連行事】第24回日本Archaea研究会講演会

日時 2011年9月2日(金)14:30~ 9月3日(土)12:30(予定)
会場 慶應義塾大学先端生命科学研究所・メタボロームキャンパス大会議室(山形県鶴岡市)
問合せ先 京都大学大学院工学研究科 金井 保 
TEL. 075-383-2776 FAX. 075-383-2779
E-mail:
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsa/index.html


 

Published by 学会事務局 on 03 8月 2011

【随縁随意】“大学教授生態論”の序文 – 緒方 靖哉

生物工学会誌 第89巻 第7号
緒方 靖哉

生まれ変わったら就きたい職業の一番人気は「大学教授・研究者」だそうだ。3千人余に対する調査の回答(朝日新聞be ランキング2010年8月3日)である。私は国立大学で15年間、私立大学で7年間の教授生活を送った。大学教授の生態は多くの人にとって、秘密のベールに包まれた摩訶不思議に映るらしく、「大学教授はストレスの少ない職業と聞いていますが、仕事の内容は?」「大学教授を目指した動機は?」「大学教授になる秘策は?」のようなことをよく質問された。2度目の退職の機会に、自らの体験を生かして“大学教授の生態論”でも書いておこうと思い立った。

大学教授を分けるのにいろんな分類法があるだろうが、大学の門から一歩も出ることなく教授になるストレート組と官庁や企業からの転向組に分けるのが、大学教授の生態を論じやすいように思われた。現在は、ストレート組が多数派であるが、ストレート組の登竜門である助手(現 助教)席の減少などの環境の変移に伴って、将来は転向組の増加が予想できる。両者の違いを強いて挙げると、ストレート組にロマン派が多く、転向組には現実派が多いと感じる。

大学教授を目指す動機は人によって異なるが、大学教授に適する人は、自分で調べることが好きな人、教えることが好きな人であればいい。これに好奇心と探究心が備わり、想像力も豊かであれば鬼に金棒である。学問・研究はゴールのない競争に挑戦するようなもので、長い間、大学で研究や仕事を続けられるのには、衰えることのない好奇心、探究心、想像力、さらに適度の自己顕示欲と自尊心も必要になる。

大学教授の最大の魅力を挙げると、他の職業に比べて、自由な時間を持てること、自由な研究が保障されていることである。だが、教授になり、さらに教授の地位を向上させるためには、研究業績(論文の質と数)を上げることが必要である。また、教授には、想像以上に知的武装も必要になる。これらには、若い時に、懸命に学び、努力することで対応できる。学ぶことにも旬の時期があり、この時期に阿修羅の如く働いたお陰で、自分自身で実験ができなくなってからも、満足感が持続しているように思う。

名野球人広岡達朗氏が、「どんなに素質のある人でも一度は猛烈に練習に励まねば、何かを掴むことが出来ずに、一流になれないまま何時か消えてしまう」と言っておられる。相通じるものを感じるので、若い人達へのメッセージとしていろんな所で、この言葉を引用している。

こんな内容で、“大学教授の生態論”の執筆構想を練り、後は、若い人が関心を持つように、大学教授の仕事の内容、大学教授を目指す人に知らせたい秘策なども入れようと思いはじめた。執筆の前に、一応、類似の内容を著した書籍の存在を調べたところ、“大学教授という仕事”(杉原厚吉著・水曜社)と“新 大学教授になる方法”(鷲田小彌太著・ダイヤモンド社)が見つかった。杉原先生の著書には、私も経験した仕事の内容がこと細かく記述されている。杉原先生は、私と同様、国立大学の理系の教授であるので、当然と言えば当然のことである。

しかし、鷲田先生の著書を読んで驚いた。先生の主義主張や教授を目指す人への要望などで、私と似た考えが多い。この本の目玉、「大学教授をめざす人に大声で知らせたい10の裏技」(“周囲の研究者の論文を読め”“敵を作らない”“配偶者の選択を誤るな”、以下略)では、これらの裏技の7割は実践していた。しかし、これらの方策は、自分の役割を粛々と果たしていた間に、故意も悪意も持たずに、無意識のうちに実践していたのである。

これら2書は、私が追求しようとしている“大学教授生態論”の本編の核心をついている。この時点で、“大学教授生態論”の著述を放棄し、本編はこの2書に譲ることにし、私の執筆の構想は“大学教授生態論の序文”としてここに残すことにした。国の将来は大学教育に依存するところが大きいと思っており、多くの優秀な若い人に大学教授を目指して欲しいからである。次の世代にノーベル賞の夢を託したい。ちなみに我が家では、医学、農学、工学と領域は異なるが、3代続いている。


著者紹介 九州大学名誉教授、元崇城大学教授

 

►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧

Published by 学会事務局 on 03 8月 2011

生物工学会誌 – 89巻7号

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Published by 学会事務局 on 03 8月 2011

【関連行事】第28回資源植物科学国際シンポジウム

東アフリカにおける作物生産と植物ストレス科学イノベーション

日本学術振興会アジア・アフリカ学術基盤形成事業

日時  2011年10月7日(金) 9:30~18:00
会場 倉敷市芸文館アイシアター(岡山県倉敷市中央1-18-1)
参加費 無料 懇親会費:3,000円(事前登録要)
プログラム
  • Transposon activity and the erosion of genomic synteny
    Thomas Wicker (University of Zurich, Switzerland)
  • Evaluation of stress induced-hydroxycinnamic acid amides of serotonin asnutraceuticals or pharmaceuticals
    Seong-Gene Lee (Chonnam National University, Korea)
  • Multilocational wheat trials in selecting for drought and acid soiltolerance in Kenya
    Peter Njau (Kenya Agricultural Research Institute, Njoro, Kenya)
  • International cooperation between Japan and Kenya in horticulture -Breeding, Production and Transportation
    Yasutaka Kubo久保 康隆) (Okayama University, Japan)
  • Utilization of African wild species for productivity improvement understress conditions in rice
    Masahiko Maekawa前川 雅彦) (Okayama University, Japan)
  • Citrullus and Jatropha: Harnessing plant genetic resources for biomassproduction in Botswana
    Kinya Akashi明石 欣也) (Nara Institute of Science and Technology)
  • Finally understanding Stress Tolerance through Genomics
    Hans Bohnert (University of Illinois, USA)
  • Strigolactone function and action: how can we reduce Striga infestation?
    Shinjiro Yamaguchi (Tohoku University, RIKEN)
申込み先
問合せ先
〒710-0046
倉敷市中央2-20-1
岡山大学資源生物科学研究所
Tel: 086-424-1661  Fax: 086-434-1249
E-mail:
http://www.rib.okayama-u.ac.jp/sympo/sympo2011/


 

Published by 学会事務局 on 02 8月 2011

【会員の皆様へ】7月号会誌発送の遅れについて

学会誌(Journal of Bioscience and Bioengineering / 生物工学会誌)の7月号は、別冊大会プログラム同送のため、発送が遅れております。現在のところ、8月4日発送の予定です。会誌がお手許に届くまで今しばらくお待ちいただきますようお願い申し上 げます。

Published by 学会事務局 on 27 7月 2011

【セルプロセッシング計測評価研究部会】第3回 若手研究シンポジウム報告

セルプロセッシング計測評価研究部会では、「第3回若手研究シンポジウム~次世代を担う生物工学技術~」を2011年7月17日(13:00~15:20)に、春日居びゅーほてる(山梨)で開催しました。昨年度までは博士課程部門と博士研究者部門の2部門に分けての開催でしたが、本年度はそれらが統合され1部門での開催となりました。

部会関連の先生方のご推薦を受けた若手研究者6名が最新研究成果の発表を行いました。参加者も30名を超え、充分な時間を設定した質疑時間を超えてもまだ議論が尽きない、非常に活発なシンポジウムとなりました。どの発表も新規性・オリジナリティーが高く、今後の研究の発展が期待されるものであり、これからの生物工学を支える若手研究者への期待が大いに膨らむ発表となりました。

発表後、厳正な審査の上、若手研究奨励賞が決定しました。授賞式では、研究部会代表者の徳島大学・大政健史教授から受賞者に賞状が授与されました。

本シンポジウムに参加された若手研究者の方々の今後のさらなるご発展を祈念しております!

平成23(2011)年度 Young Researcher's Award(若手研究奨励賞)受賞者

安藤 友子
山梨大学大学院 医学工学総合教育部 人間環境医工学専攻(博士課程1年)
慶應義塾大学 医学部生理学教室(共同研究員)
発表タイトル…レット症候群疾患特異的ヒトiPS細胞の樹立とその特徴

平成23年度Young Reasearcher's Award(若手研究奨励賞)受賞者 安藤友子さん(大政健史先生と)

       受賞された安藤友子氏(右)と大政部会長
*************************************

その他の発表者と発表タイトル一覧(発表順):

杉田 智哉(名古屋大学大学院 工学研究科 化学・生物工学専攻)
乳酸菌接着ペプチドの探索と細胞接着誘導

千田 泰史(福井大学大学院 工学研究科 物質工学専攻)
高エネルギー線照射による自己増殖制御可能な動物細胞株の創出

富名腰 敬(東京農工大学大学院 生物システム応用科学府)
トレハローストランスポーター発現による哺乳類細胞への凍結耐性付与プロセッシング

菅谷 紗里(千葉大学大学院 工学研究科 共生応用化学専攻)
マイクロ流路内非平衡系を利用した微小ハイドロゲル粒子の作製と応用

小出 昌弘(東北大学大学院 環境科学研究科)
酸素の変換濃縮法を応用したミジンコの呼吸活性計測

 

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Published by 学会事務局 on 25 7月 2011

【若手会】2011年度 夏のセミナー報告

2011年7月16日・17日に、山梨県(石和温泉)で開催された2011年度日本生物工学会の若手会夏のセミナーは、盛況のうち終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。⇒写真はこちら

Published by 若手会 on 25 7月 2011

【若手会】生物工学若手研究者の集い 夏のセミナー 2011 (2011/07/16-17)

今年度は、山梨県、石和温泉にて開催されました。

本年度の実行委員長 山梨大学 大槻 隆司 先生の挨拶からスタートです!

 
まずは講演会

東京大学 竹内 昌治 先生 「マイクロナノデバイス技術の拓く異分野融合研究」
マイクロ流路でナノ粒子、生体分子を思いのまま操り、医療診断、再生医療の技術を開発しておられます。
異分野で培った経験やユニークな発想、そして異分野の研究者との交流が、優れた研究成果の源であることを感じ取ることができました。
  
 
続いて 大阪大学 中川 敦史 先生 「放射光を利用した生体超分子複合体の構造解析」
X線結晶構造解析の基礎から、高輝度X線である放射光を利用した超分子複合体解析についての最新研究例まで、詳しく紹介していただきました。


 
次はポスター発表です。
初めての発表の方も多く若干緊張気味??



でも、時間の経過とともにあちこちで熱い議論が交わされるようになりました!
 

再び講演会です。

製品評価技術基盤機構(NITE) 安藤 勝彦 先生 「海外生物資源へのアクセスと利益配分」
生物資源、遺伝資源の取り扱いのルールを知っておかないと、将来痛い目に合うかも。勉強、勉強。


続いてイブニングレクチャー

山梨大学 長沼 孝文 先生 「微生物はバイオ燃料生産のエースとなり得るのか?」

油脂生産酵母Lipomycesの研究紹介を通して、数々の含蓄のあるお言葉を頂きました!


みんな真剣に聞き入っています・・・

    
さぁ、お待ちかね!!
 夕食の時間
です!!
まずは九州大学 園元 謙二 先生 の乾杯のご挨拶から。

 
では、かんぱーい!! 
さぁ、飲もう!!


みんな大学、研究室の枠を越えて、交流を楽しんでます!
この日、山梨も暑かったので、ビールがうまかった!!

 
続いて、若手会初代会長 北陸先端科学技術大学院大学 高木 昌宏 先生 から一言頂きました。 
 
さぁ、恒例行事 研究室紹介    がいよいよスタート です!!

大分大学 宇田・一二三研



山梨大学 黒澤研



日本大学 森永研



東京農工大 養王田研
 
 
で、終了

・・・と思いきや・・・

 
九州大学 園元研 乱入


  
ユニークな大学、研究室紹介で会を盛り上げていただきました!!
発表者のみなさん、ありがとうございました!!!


ここからは例年のごとく、夜通しでの交流会です!!
各部屋で酒を飲み交わしながら、語り合いました!!!

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そして夜が明けて・・・
二日目のプログラム開始です。
  

 
まずは講演会
海洋開発研究機構 布浦 拓郎 先生 「環境ゲノム解析で・・・を探る」

微生物分類の歴史、メタゲノム解析や難培養微生物の研究についてわかりやすく解説していただきました!
この日の夜、テレビでも先生の御研究が紹介されました!


つづいてはキャリアパスセミナーです。
ものづくりの現場で働いている方のお話が聞ける若手研究者の集いの目玉イベントです!!

最初は キューピー株式会社 小林 英明 先生 「ものづくりで必要とされる技術人材」
商品開発の種を見つけ、商品として花開き、市場で大きく成長させるまでの過程を説明していただきました。
いろんな職種の人が関わっていること、その中で自分達が活躍するためには、専門性を深めておくことが重要であることを説いていただきました。
 


続いては カルピス株式会社 前野 正文 先生 「R & D の現場と望まれる人材とは」
特定保健用食品開発の紹介を通して、目標に集中すること、仕事に熱意をもつこと、創造することに意味があること、競争に勝つことの重要性などを強調され、現場の方ならではの熱いメッセージが込められていました。


最後は ノボザイムズ ジャパン株式会社 寺本 寛 先生 「博士号取得後の世界」
Global Graduateという人材育成プログラムについて紹介していただき、グロバール企業で仕事、研究することの意義、楽しさを教えていただきました。明確な目標を設定し、それに向けてチャレンジしていくことでチャンスが訪れる、というメッセージは参加者の皆さんの心の支えになったのではないでしょうか?


 
当然、質疑応答も熱を帯びます!!


 
閉会式です。
ポスター賞が発表されました。
若手会副会長 大阪大学 馬場 健史 先生から賞状と景品(山梨特産のワインとお菓子)が贈呈されました。
受賞者は次の方々です。
(写真左から)
佐々木 寛人 さん (名古屋大学大学院工学研究科)
「細胞画像解析法を用いた間葉系幹細胞の分化能予測モデル構築」
杉田 智哉 さん (名古屋大学大学院工学研究科)
「ペプチドアレイを用いた乳酸菌の接着と菌叢化に関与するペプチドの探索」
島崎 純次 さん (日本大学大学院生物資源科学研究科)
(「崎」は環境依存文字です。ご了承ください。)
「アミノ酸代謝遺伝子の欠失が大腸菌のバイオフィルム形成に及ぼす影響」
馬場 健史 先生
遠藤 智史 さん (北陸先端科学技術大学院大学マテリアルサイエンス研究科)
「T細胞活性化シグナルにおける脂質ラフトダイナミクス」
榊原 唯起 さん (山梨大学大学院医学工学総合研究部)
「半硬質チーズの保存中における品質劣化と微生物相変化の解析」
深瀬 栄 さん (日本大学大学院生物資源科学研究科)
「酢酸菌と乳酸菌の相互作用とバイオフィルム形成」

   
    
最後に参加者全員で記念撮影です!!
 
 
本当に充実した、あっという間の二日間でした!!
 
本年度の若手研究者の集い夏のセミナーをお世話頂きました実行委員の
山梨大学 大槻 隆司 先生、小久保 晋 先生、新森 英之 先生、野田 悟子 先生、山村 英樹 先生、中川 洋史 先生
産業技術総合研究所 藤田 聡史 先生

本当にお疲れ様でした。
そして、ありがとうございました!!

来年は東北で開催予定です。
皆さん、またお会いしましょう!!

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Published by 学会事務局 on 25 7月 2011

【関連行事】近畿バイオ- バイオマス研究会公開セミナー

日時 2011年8月31日(水)14:30~17:30
場所 大阪科学技術センター 8階 中ホール
(大阪市西区靱本町1-8-4)
内容 開会挨拶…新名 惇彦会長( 奈良先端科学技術大学院大学 副学長)

  • バイオマスプラスチックの広がりと課題~ポリ乳酸を中心として~
    上田 一恵(ユニチカ株式会社 中央研究所 研究開発グループ)
     
  • バイオディーゼル副産物を原料としたバイオプラスチックの製造
    岸田 央範(日立造船株式会社 エンジニアリング本部 )
     
  • マーケットのブレークスルーを目指す、サラヤとバイオの取り組み!
    更家 悠介(サラヤ株式会社 代表取締役社長)

詳しくはこちら

参加費 無料
申込み締切 8月24日(水)
申込先 近畿バイオインダストリー振興会議  事務局 塚谷
E-mail:


 

Published by 学会事務局 on 20 7月 2011

【関連行事】Shizuoka University International Symposium 2011

日本生物工学会中部支部は、静岡大学主催のShizuoka University International Symposium 2011を後援します。⇒詳しくはこちら

日時: 2011年11月28日(月)・29日(火)
場所:  B-nest 6-7F (静岡市葵区御幸町3番地の21)
 

Published by 支部:中部 on 20 7月 2011

【中部支部】Shizuoka University International Symposium 2011(2011/11/28-29)

Circularpdf

Symposium Program

Mon, 28 NOVEMBER

9:50-17:50
Session 1 Nano-Biotechnology
Session 2 Bioscience
Session 3 Chemistry & Food Science
Session 4 Environmental Science

Tue, 29 NOVEMBER

9:45-13:00
Poster Session
Information Booth
Environmental Leaders Program
Double Degree Program
Nanobio Project
Vitalizing Brain Circulation Project

13:30-17:00
Summit Meeting for Crossing Boundaries within Science and Technology

18:00
Symposium Party

 

Organizers

Prof. Yoshimi Suzuki
Prof. Naoharu Watanabe
Prof. Enoch Y. Park
Dr. Deo Vipin Kumar
Dr. Susanne Baldermann

 

Contact persons

Double Degree Program Office
Marie Chigiri
+81(0)54-238-3520
dmchigi@ipc.shizuoka.ac.jp
Nanobio Project Office
Yasuko Kamoshida
+81(0)54-238-4887
oykamos@ipc.shizuoka.ac.jp
Environmental Leaders Program Office
Miki Imamura
+81(0)54-238-4927
omimamu1@ipc.shizuoka.ac.jp

Published by 学会事務局 on 20 7月 2011

【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線 記事掲載

和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business i の企画特集『バイオ最前線』欄に編集協力をし、毎月第3水曜日に記事を掲載しております。2011年7月20日付で、第14回「世界のバイオ技術をリード」が掲載されました。

掲載記事:「世界のバイオ技術をリード」pdf

次回は、2011年8月17日(水)掲載予定です。

※当サイトでは、Fuji Sankei Business iのご厚意により該当記事のPDFを公開しております。
 

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Published by 学会事務局 on 12 7月 2011

Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 112 (2011)

Vol. 112 (July-December 2011)

JBB Vol. 112 表紙画像

Plants produce a wide variety of isoprenoid compounds. Sesquiterpenes, triterpenes, and sterols are biosynthesized via the mevalonate (MVA) pathway. The enzyme 3-hydroxy-3-methylglutaryl-CoA reductase (HMGR) catalyzes the first rate-limiting step in the MVA pathway. The model plant Arabidopsis thaliana contains two differentially expressed HMGR genes, HMG1 and HMG2. Histochemical GUS staining of transgenic plants carrying promoter::GUS reporter fusions showed that HMG1 is expressed mainly in veins, but HMG2 is expressed exclusively in three-branched trichomes (picture) that differentiate from single epidermal cells on the leaves.

The image was provided by Dr. Hikaru Seki at Plant Metabolism and Cell Technology Laboratory, Department of Biotechnology, Graduate School of Engineering, Osaka University.



⇒JBBアーカイブ:Vol.107 (2009) ~最新号
⇒JBBアーカイブ:Vol. 93(2002)~Vol. 106(2008)

Published by 学会事務局 on 11 7月 2011

【研究部会】セルプロセッシング計測評価研究部会「第3回 若手研究シンポジウム」のご案内

日本生物工学会セルプロセッシング計測評価研究部では、2011年7月17日(日)に第3回若手研究シンポジウムを開催いたします。
詳しくはこちら

日時: 2011年7月17日(日) 13:00~15:20
場所: 春日居びゅーほてる 大会議室
 

多くの皆様の参加をお待ちしております。

Published by 学会事務局 on 11 7月 2011

【研究部会】セルプロセッシング計測評価研究部会
第3回 若手研究シンポジウム開催のご案内

⇒活動報告はこちら

今年も若手研究者を中心とした研究シンポジウムを開催いたします。

  •  セルプロセッシング計測評価研究部会がどういうものか知りたい!
  •  同世代の研究仲間を増やしたい。
  •  いろいろ学びたい。

などなど、皆様のご参加をお待ちしております。なお、参加費は無料です。

日時2011年7月17日(日)13:00~15:20
場所春日居びゅーほてる 大会議室
参加費無料
問合せ先シンポジウムオーガナイザー
清水一憲(京都大学)kshimizu$pharm.kyoto-u.ac.jp
長森英二(大阪大学)nagamori$bio.eng.osaka-u.ac.jp
(メールは、$を@に変えて下さい)

プログラム

pdf印刷用プログラム

  • 13:00~13:10  Opening Remarks(大阪大学 長森英二)

研究発表

  • 13:10~13:25 杉田 智哉(名古屋大学大学院 工学研究科 化学・生物工学専攻)
  • 13:25~13:40 千田 泰史(福井大学大学院 工学研究科 物質工学専攻)
  • 13:40~13:55 安藤 友子(山梨大学大学院 医学工学総合教育部 人間環境医工学専攻)
  • 13:55~14:00 (休憩)
  • 14:00~14:15 富名腰 敬(東京農工大学大学院 生物システム応用科学府)
  • 14:15~14:30 菅谷 紗里(千葉大学大学院 工学研究科 共生応用化学専攻)
  • 14:30~14:45 小出 昌弘(東北大学大学院 環境科学研究科)
  • 14:45~14:55 (集計・休憩)
  • 14:55~15:05 表彰(研究部会代表者 徳島大学 大政健史)
  • 15:05~15:10 Closing Remarks(京都大学 清水一憲)
  • 15:10~15:20 全員写真撮影

解散

⇒セルプロセッシング計測評価研究部会Topへ

Published by 学会事務局 on 06 7月 2011

執行部役員・代議員名簿

(50音順)【注】全員非常勤

執行部役員(2023年5月30日~)

(は担当職務責任者)

会長秦 洋二 (月桂冠)  
副会長清水 浩 (大阪大学)青柳 秀紀 (筑波大学)
企画(委員長)
 

理事
阿座上 弘行 (山口大学)
西日本支部長/学術・広報
東 雅之 (大阪公立大学)
関西支部長/学術・広報
石井 正治 (東京大学名誉教授)
教育(委員長)
井藤 彰 (名古屋大学)
英文誌編集委員長
梅津 光央 (東北大学)
学術・広報/国際展開
岡澤 敦司 (大阪公立大学)
和文誌編集委員長
門瀬 (岡村) 好子 (広島大学)
企画/学術・広報
尾高 雅文 (秋田大学)
北日本支部長/国際展開
上平 正道 (九州大学)
学術・広報(委員長)
小西 正朗 (北見工業大学)
教育/産学連携
榊原 陽一 (宮崎大学)
九州支部長/学術・広報
章 超 (霧島酒造)
企画・産学連携
張(竹山)春子 (早稲田大学)
企画/国際展開
田中 剛 (東京農工大学)
東日本支部長/企画
中島田 豊 (広島大学)
庶務・会計
中野 秀雄 (名古屋大学)
国際展開(委員長)
中村 彰宏 (三和酒類)
産学連携/教育
堀 克敏(名古屋大学)
中部支部長/教育
本田 孝祐 (大阪大学)
庶務・会計
本多 裕之 (名古屋大学)
学術/広報/企画
 
安原 貴臣
(アサヒクオリティアンドイノベーションズ)
産学連携(委員長)
山田 翼 (菊正宗酒造)
産学連携/企画
吉田 聡 (科学技術振興機構)
会長特命(産学連携)
監事今井 泰彦 (野田産業科学研究所)後藤 奈美 (日本醸造協会) 

代議員(2023年4月~次期代議員選挙終了時<2025年3月予定>まで) 

北日本支部(北海道・青森・秋田・岩手・山形・宮城・福島)8名

梅津 光央 (東北大学)尾高 雅文 (秋田大学)川﨑 了 (北海道大学)
小西 正朗 (北見工業大学)杉森 大助 (福島大学)田丸 浩 (東北大学)
張 傛喆 (室蘭工業大学)吹谷 智 (北海道大学) 

東日本支部(茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・新潟・山梨)50名

青柳 秀紀 (筑波大学)阿部 哲也 (協和発酵バイオ)新井 博之 (東京大学)
飯嶋 益巳 (東京農業大学)池 正和
(農業・食品産業技術総合研究機構)
石井 正治 (東京大学名誉教授)
稲留 弘乃 (キリンホールディングス)今井 泰彦 (野田産業科学研究所)上野 嘉之 (アルケミックラボ)
大河内美奈 (東京工業大学)大槻 隆司 (山梨大学)越智 浩 (森永乳業)
亀谷 将史 (東京大学)木賀 大介 (早稲田大学)菊地 淳 (理化学研究所)
木野 邦器 (早稲田大学)五味 恵子 (キッコーマン)雑賀あずさ (産業技術総合研究所)
佐久間 英雄 (丸菱バイオエンジ鈴木 市郎 (横浜国立大学)髙木 忍 (農林水産省)
武内 章 (キユーピー)竹山 春子 (早稲田大学)田中 剛 (東京農工大学)
田中 祐圭 (東京工業大学)柘植 丈治 (東京工業大学)常田 聡 (早稲田大学)
寺田 昭彦 (東京農工大学)東田 英毅 (ちとせ研究所))徳田 宏晴 (東京農業大学)
西野 智彦 (東京工科大学野田 尚宏 (産業技術総合研究所)平川 秀彦 (筑波大学)
平沢 敬 (東京工業大学)深田 寛朗 (味の素)福田 淳二 (横浜国立大学)
福谷 洋介 (東京農工大学)古屋 俊樹 (東京理科大学)細川 正人 (早稲田大学)
松浦 友亮 (東京工業大学)宮本 義孝 (国立成育医療研究センター)村松 和明 (東京電機大学)
諸星 知広 (宇都宮大学)安原 貴臣
(アサヒクオリティアンドイノベーションズ)
矢田 美恵子
(バイオインダストリー協会)
山田 千早 (明治大学)楊 英男 (筑波大学)養王田 正文 (東京農工大学)
吉田 聡 (科学技術振興機構)吉野 知子 (東京農工大学) 

中部支部(長野・静岡・愛知・三重・岐阜・富山・石川・福井)15名

伊藤 創平 (静岡県立大学)井藤 彰 (名古屋大学)加藤 雅士 (名城大学)
金井 保 (富山県立大学)里村 武範 (福井大学)嶋村 隆 (豊田中央研究所)
髙木 昌宏
(北陸先端科学技術大学院大学)
富田 因則 (静岡大学)中野 秀雄 (名古屋大学)
濱野 吉十 (福井県立大学)平井 浩文 (静岡大学)二又 裕之 (静岡大学)
堀 克敏 (名古屋大学)本多 裕之 (名古屋大学)吉田 信行 (静岡大学)

関西支部(大阪・京都・兵庫・滋賀・奈良・和歌山)31名

明石 貴裕 (白鶴酒造)東 雅之 (大阪公立大学)大橋 博之 (大阪産業技術研究所)
大政 健史 (大阪大学)岡澤 敦司 (大阪公立大学)小川 順 (京都大学)
荻野 千秋 (神戸大学)鎌田 望
(サントリーグローバルイノベーションセンター)
神田 彰久 (カネカ)
紀ノ岡 正博 (大阪大学)久保 幹 (立命館大学)熊田 陽一 (京都工芸繊維大学)
Sastia Prama Putri (大阪大学)清水 浩 (大阪大学)堤 浩子 (月桂冠)
中澤 昌美 (大阪公立大学)蓮沼 誠久 (神戸大学)秦 洋二 (月桂冠)
原 正之 (大阪公立大学)福﨑 英一郎 (大阪大学)藤田 聡史 (産業技術総合研究所)
藤原 伸介 (関西学院大学)坊垣 隆之 (大関)堀江 正信 (京都大学)
本田 孝祐 (大阪大学)松村 吉信 (関西大学)森 英樹 (大阪公立大学)
山崎 思乃 (関西大学)山田 翼 (菊正宗酒造)山本 佳宏 (京都市産業技術研究所)
渡辺 大輔
(奈良先端科学技術大学院大学)
  

西日本支部(岡山・鳥取・島根・広島・山口・香川・徳島・高知・愛媛)15名

赤尾 健 (酒類総合研究所)阿座上弘行 (山口大学)阿野 嘉孝 (愛媛大学)
大城  隆 (鳥取大学)大西 浩平 (高知大学)岡村 好子 (広島大学)
金尾 忠芳 (岡山大学)川向 誠 (島根大学) 櫻谷 英治 (徳島大学)
高田 悟郎 (香川大学)中島田 豊 (広島大学)二見 淳一郎(岡山大学)
松鹿 昭則 (近畿大学)三井 亮司 (岡山理科大学)森田 友岳 (産業技術総合研究所)

九州支部(福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄)13名

井嶋 博之 (九州大学)伊東 祐二 (鹿児島大学)岡 拓二 (崇城大学)
上平 正道 (九州大学)小林 元太 (佐賀大学)榊原 陽一 (宮崎大学)
坂本 寛 (九州工業大学)章 超 (霧島酒造)玉置 尚徳 (鹿児島大学)
外山 博英 (琉球大学)中村 彰宏 (三和酒類)仲山 英樹 (長崎大学)
馬場 健史 (九州大学)  

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Published by 学会事務局 on 30 6月 2011

【学会賞】2011年度 学会賞受賞者決定

2011年6月3日に受賞候補者選考委員会が開催され、公正かつ慎重な審議の結果、本年度の受賞者が決定しました。 2011年度大会期間中に授賞式・受賞講演が行われますので是非ご参加ください。

授賞式

  • 日時: 2011年9月26日(月)9:00~ 
  • 会場: 東京農工大学小金井キャンパス(東京都小金井市中町2-24-16) 
         S1会場(講義棟2階 L0026教室) ⇒会場案内図はこちら外部リンク      

第30回 生物工学賞

清水 和幸(九州工業大学・教授)…「システム生物工学および細胞の統合的代謝制御に関する研究」

第5回 生物工学功績賞

髙木 睦(北海道大学・教授)…「新分野セルプロセッシング工学の展開」

第5回 生物工学功労賞

該当なし

第44回 生物工学奨励賞(江田賞)

小髙 敦史(月桂冠株式会社・研究員)…「二倍体清酒酵母の新しい育種法の開発とその応用」

第47回 生物工学奨励賞(斎藤賞)

中川 智行(岐阜大学・准教授)…「酵母のメタノール代謝制御の分子メカニズムの解明とその応用」

第34回 生物工学奨励賞(照井賞)

荻野 千秋(神戸大学・准教授)…「生体分子融合ナノ粒子の生物化学工学領域への高度応用に関する研究」

第20回生物工学技術賞 

中村 幸宏1山中 寛之1秦 洋二1江波戸厚2小池 謙造2
1月桂冠株式会社総合研究所,2花王株式会社ビューティーケア研究センター)
…「麹菌チロシナーゼで製造したメラニン前駆体による新規染毛料の開発」

第8回 生物工学アジア若手賞 

Nguyen Nhu Sang(Vietnam National University, Vietnam)
…"Effects of intermittent and continuous aeration on accelerative stabilization and microbial population dynamics in landfill bioreactors"

第19回 生物工学論文賞

  1. 猪熊 健太郎1*・ James C. Liao2・岡本 正宏1・花井 泰三1
    1九州大学,2University of California, Los Angeles,*現,富山大学)
    …"Improvement of isopropanol production by metabolically engineered Escherichia coli using gas stripping"

  2. Benchaporn Buaban*1,2, 井上 宏之3, 矢野 伸一3, Sutipa Tanapongpipat2, Vasimon Ruangle2, Verawat Champreda2, Rath Pichyangkura1, Sirirat Rengpipat1, and Lily Eurwilaichitr2 1Faculty of Science, Chulalongkorn University, 2National Center for Genetic Engineering and Biotechnology (BIOTEC), Thailand, 3産業技術総合研究所,*現,BIOTEC, Thailand)
    …"Bioethanol production from ball milled bagasse using an on-site produced fungal enzyme cocktail and xylose-fermenting Pichia stipitis"
     
  3. Siraje Arif Mahmud*, 平沢  敬・清水  浩
    (大阪大学, *現,Jahangirnagar University)
    …" Differential importance of trehalose accumulation in Saccharomyces cerevisiae in response to various environmental stresses "
     
  4. 兒島 孝明・橋本 陽子*・加藤 雅士**・小林 哲夫・中野 秀雄
    (名古屋大学,*現,湖池屋,**現,名城大学)
    …"High-throughput screening of DNA binding sites for transcription factor AmyR from Aspergillus nidulans using DNA beads display system"
     
  5.  伊達 康博1・中西裕美子2・福田 真嗣1,3・加藤  完3・常田  聡4・大野 博司1,3・菊地  淳1,3,5
    1理化学研究所,2慶応大学,3横浜市立大学,4早稲田大学,5名古屋大学)
    …"New monitoring approach for metabolic dynamics in microbial ecosystems using stable-isotope-labeling technologies"
     
  6. 袴田 和巳*・藤田 聡史**・三宅  淳*
    (東京大学,*現,大阪大学,**現,産業技術総合研究所)
    … "Onset timing of transient gene expression depends on cell division"

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Published by 学会事務局 on 30 6月 2011

【九州支部】第18回九州支部福岡大会のご案内

第18回日本生物工学会九州支部福岡大会を下記の要領で開催します。多数のご参加をお待ち申し上げます。なお、本支部大会のプログラムは本誌11月号と本HPに掲載予定です。

 日時   2011年12月10日(土)10:00~17:00
 場所  九州大学工学部 総合学習プラザ(伊都キャンパス:福岡市西区元岡744)
アクセス⇒http://suisin.jimu.kyushu-u.ac.jp/info/index.html

※伊都キャンパスへは、なるべく公共交通機関をご利用ください。
※自家用車で来場の方へ:伊都キャンパス内に車で入構される場合、入構ゲート左横の門衛所にて入構目的の通告が必要です。「学会HPあるいは会告のコピー」の提示により、一般入構時の課金(300円)が免除されますので、忘れずにご持参下さい。

講演募集

⇒講演要旨の作成・提出方法はこちら

  • 講演申込み要領

講演申し込みは、下記の項目についてE-mailで受け付けます。なお、九州支部以外の会員からの申し込みも歓迎します。なお、送信時の件名は「第18回九州支部大会/発信者名」とし、以下の各項目をご連絡ください。
(注意)一般講演は、会員一人一題のみで、複数の発表はできません。発表には各自のPCを用い、会場備え付けの液晶プロジェクターを使用します。可能な限り、事前に接続の確認をお願いします。

1)講演題目
2)発表者:氏名(ふりがな)、(所属略称)、連名の場合は講演者に○印
3)連絡先:郵便番号、住所、所属、氏名、電話、FAX、E-mailアドレス
4)共著者の参加の有無:共著者のうち、参加予定者の氏名を併せてお知らせ下さい。研究室毎に纏めてご連絡頂いても結構です。
5)学生賞審査希望の有無
【学生賞】
学生会員の研究奨励のために、九州支部学生賞を設けています。一般講演の申し込みをされる学生会員で、学生賞の審査を希望される方は、学生賞審査希望(修士の部、博士の部)と明記して下さい。
 

  • 申込み締切日 2011年10月7日(金)必着
       *プログラム編成の都合上、締切日以降は受付けませんのでご注意下さい。

  • 申込み先 E-mail:
         日本生物工学会九州支部福岡大会実行委員会
          *受理確認後、講演要旨執筆要領をお送り致します。

     
  • 講演要旨の締切日 2011年11月4日(金)必着
       
    *要旨作成の都合上、締切日以降は受付けませんのでご注意下さい。

     
  • 参加費(税込み) 一般2,000円、学生1,000円
     
  • ミキサー 17:00~18:30(九州大学伊都キャンパス ビッグどら)
     
  • 問合せ先 日本生物工学会九州支部福岡大会 庶務担当
         九州大学 未来化学創造センター 神谷 典穂
         E-mail: (申込み先E-mailアドレスとは異なります。)
          TEL/FAX:092-802-2807/同-2810

 

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Published by 支部:九州 on 30 6月 2011

【九州支部】第18回九州支部福岡大会

参加および講演に際してのご注意

【参加費に関して】

  • 釣り銭が多く用意できませんので、釣り銭が出ない様にご準備ください。

【講演に際して】

  • 各自の発表用PCをご持参ください。
  • 発表ファイルのバックアップをご持参ください。
  • 発表にMacを利用される方は、コネクターをご持参ください。
日時 2011年12月10日(土)10:00~17:00
場所 九州大学工学部 総合学習プラザ(伊都キャンパス:福岡市西区元岡744)
アクセス⇒http://suisin.jimu.kyushu-u.ac.jp/info/index.html
内容 【特別講演】 15:15~16:45 工学部大講義室
 
  • 「低炭素社会構築のための環境調和型プロセスの開発」
    木田 健次(熊本大学大学院自然科学研究科)
     
  • 「微生物育種におけるパラダイムシフト-ゲノムのワードプロセシング技術の開発と応用-」
    原島 俊(大阪大学大学院工学研究科 日本生物工学会会長)

【一般講演】 9:30~11:54,13:00~15:00 A会場(第5講義室)
9:30~11:42,13:00~15:00 B会場(第6講義室),C会場(第12講義室)

【学生賞】 9:00~12:00,13:00~15:00 D会場(第13講義室)

【ミキサー】 17:00~18:30 伊都キャンパス「ビッグどら」(参加費無料)

【評議員会】 12:00~13:00 第11講義室
参加費 一般2,000円 学生1,000円(税込,要旨集代含む)
問合せ先 日本生物工学会九州支部福岡大会 庶務担当
九州大学 未来化学創造センター 神谷 典穂
E-mail: (申込み先E-mailアドレスとは異なります。)
TEL/FAX:092-802-2807/同-2810

※伊都キャンパスへは、なるべく公共交通機関をご利用ください。
※自家用車で来場の方へ:伊都キャンパス内に車で入構される場合、入構ゲート左横の門衛所にて入構目的の通告が必要です。「学会HPあるいは会告のコピー」の提示により、一般入構時の課金(300円)が免除されますので、忘れずにご持参下さい。

講演募集

講演申込みは締め切りました。多数のご応募ありがとうございました。

⇒講演要旨の作成・提出方法はこちら

  • 講演申込み要領

講演申し込みは、下記の項目についてE-mailで受け付けます。なお、九州支部以外の会員からの申し込みも歓迎します。なお、送信時の件名は「第18回九州支部大会/発信者名」とし、以下の各項目をご連絡ください。
(注意)一般講演は、会員一人一題のみで、複数の発表はできません。発表には各自のPCを用い、会場備え付けの液晶プロジェクターを使用します。可能な限り、事前に接続の確認をお願いします。

1)講演題目
2)発表者:氏名(ふりがな)、(所属略称)、連名の場合は講演者に○印
3)連絡先:郵便番号、住所、所属、氏名、電話、FAX、E-mailアドレス
4)共著者の参加の有無:共著者のうち、参加予定者の氏名を併せてお知らせ下さい。研究室毎に纏めてご連絡頂いても結構です。
5)学生賞審査希望の有無
【学生賞】
学生会員の研究奨励のために、九州支部学生賞を設けています。一般講演の申し込みをされる学生会員で、学生賞の審査を希望される方は、学生賞審査希望(修士の部、博士の部)と明記して下さい。
 

  • 申込み締切日 2011年10月7日(金)必着
       *プログラム編成の都合上、締切日以降は受付けませんのでご注意下さい。
     
  • 申込み先 E-mail:
    日本生物工学会九州支部福岡大会実行委員会
    *受理確認後、講演要旨執筆要領をお送り致します。

     
  • 講演要旨の締切日 2011年11月4日(金)必着
    *要旨作成の都合上、締切日以降は受付けませんのでご注意下さい。

     

 

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Published by 学会事務局 on 30 6月 2011

【若手会】若手会総会・交流会のご案内

生物工学若手研究者の集い(若手会)では、第63回日本生物工学会大会の2日目(9月27日)に総会および交流会を開催いたします。 多くの皆様のご参加をお待ちしております。

  • 日時: 9月27日(火)18:30~20:30
     
  • 場所: 東京農工大学 生協第2食堂
     
  • 会費: 事前登録一般3,000円、 学生2,000円、当日受付一般4,000円、 学生2,500円
         会費(税込み)は当日受付にてお支払いください。
     
  • 定員: 100名  ※当会の参加に年齢制限はございません。皆様どうぞご参加下さい。
     
  • 参加申込: 8月31日(水)までに、氏名、一般/学生の別、所属、連絡先(E-mailアドレス・電話番号)をご記入の上、E-mailでお申し込み下さい。折り返し確認メールをお送りいたします。
     
  • 申込先: 日本生物工学会 若手会2011 
          受付 E-mail:

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