Published by 学会事務局 on 25 11月 2014
- 巻頭言“随縁随意”
- 特集 産業微生物の力を深化させる日本の技~育種の最前線~我が国独自の起点・技術から
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―
- バイオミディア
- バイオ系のキャリアデザイン
- Branch Spirit
- 生物材料インデックス
- Fuji Sankei Business i…( 632 )
- Germination
- 今月のJournal of Bioscience and Bioengineering
…( 635 )
- バイオインフォメーション…( 636 )
- 研究部会…( 638 )
- 本部だより…( 639 )
- 支部だより…( 642 )
- 事務局より…( 647 )
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生物工学会誌
Published by 支部:九州 on 20 11月 2014
支部活動
Published by 部会:代謝工学研究部会 on 19 11月 2014
代謝工学研究部会では2014年度の活動の一環として、シンポジウムを開催します。近年、微生物、動物培養細胞の中心炭素代謝機能の理解にむけた代謝フラックスの解析が注目されています。中心炭素代謝制御研究の現状や、13C同位体標識化合物の取り込み実験データに基づく代謝フラックス解析法の基礎、これまでの代謝分析法との違い、また実際の解析例の紹介を行います。ふるってご参加いただきますようよろしくお願い申し上げます。
日時: 2015年1月20日(火) 13:30~17:00
場所: 大阪大学吹田キャンパス 情報科学研究科B棟1 階 B101
【講演内容】
- あいさつ………清水 浩(大阪大学大学院情報科学研究科)
- 「代謝工学を目的としたラン藻の炭素代謝改変法について」
……小山内 崇(理化学研究所環境資源科学研究センター)
- 「中心代謝フラックス解析法の基礎」
……清水 浩(大阪大学大学院情報科学研究科)
- 「トレーサー実験と13C代謝フラックス解析の違い」
……松田 史生(大阪大学大学院情報科学研究科)
- 「代謝フラックス解析の実際<物質生産微生物、光合成微生物、培養細胞>」
……戸谷 吉博 (大阪大学大学院情報科学研究科)
参加費: 無料
参加登録: 不要
連絡先:
〒565-0871
大阪府吹田市山田丘1-5 大阪大学大学院情報科学研究科代謝情報工学講座
松田 史生 (fmatsuda@ist.osaka-u.ac.jp , TEL 06-6879-7432)
►代謝工学研究部会Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 19 11月 2014
日本生物工学会の和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business i.の企画特集に編集協力をし、第3水曜日に記事を掲載しております。2014年4月より新企画「よくわかるバイオ」が始まり、11月19日付で、第8回「核酸-DNAとRNA」
(113KB)が掲載されました。次回は、2014年12月17日に掲載予定です。
⇒過去に掲載された記事一覧はこちら
Fuji Sankei Business i. 2014年11月19日 掲載
新着情報
Published by 学会事務局 on 17 11月 2014
最近、Journal of Bioscience and Bioengineering (JBB) を騙って出版詐欺メールが出回っているようです。このようなメールは、Elsevierも日本生物工学会も一切関係ありません。返信しないようにお願いいたします。
詐欺メールの具体例:
- メールでの論文投稿を受け付けている
(JBBへの投稿はElseveir Editorial System ⇒EVISEで受け付けています) - JBBの規程にない掲載料の請求がある
(掲載料等についての最新情報はInstructions to Authorsをご覧下さい) - 送信元がElsevier (@elsevier.com) あるいはJBB (@sbj.or.jp) と異なる
- Prof. REX HAMMOND, Editorial Assistantと名乗る人物から送信されている
(異なる名前で送信される可能性もあります)
近頃ジャーナル出版に絡んだ詐欺事件が増えておりますので、研究者の皆様におかれましても十分お気をつけ下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。
詳しくは、ElsevierのEditors’ Updateをご参照ください。
⇒Warning regarding fraudulent call for papers
英文誌編集委員会
新着情報
Published by 支部:関西 on 14 11月 2014
2014年10月30日、月桂冠株式会社昭和蔵ホールにて日本生物工学会関西支部主催の国際ワークシップ“Workshop on Asian Brewery Technology”が開催されました。中国江南大学からJian Chen学長、Guocheng Du教授、Jianghua Li教授を招聘するとともに、本会からは奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科より渡辺大輔先生、月桂冠株式会社から小高敦史氏、菊正宗酒造株式会社から増田康之氏を招いて醸造学をテーマにした講演会が開かれました。

Chen先生
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渡辺先生
江南大学は醸造学、食品科学の分野で中国トップクラスの研究業績を誇っており、Chen学長からは中国におけるこれまでの研究開発の動向から、江南大学での最先端の研究内容について、1時間に渡り詳しくご紹介いただきました。
渡辺先生からは網羅的な遺伝子発現解析手法等を活用した酒造酵母の最先端の評価・解析内容について、小高氏からは醸造酵母の特性や独自の育種技術について、増田氏からは菊正宗の代名詞である生もと造りについて、興味深い講演をいただきました。
どの講演も時間を忘れるほどの充実した内容で、講演後の質疑応答では活発な意見交換が交わされ大いに盛り上がりました。さらに、講演会の後は少人数でのテーブルディスカッションを英語で行うことにより招聘した研究者らと国際交流を促進いたしました。
本ワークショップは産学官の若手研究者・技術者の育成と国際化を目的として開催され、産官学から24名の参加者を得て、積極的な議論を行うができました。参加した若手研究者からは、日頃機会のない英語での研究討論で大いに刺激を受けたという声が多数寄せられました。今後も引き続き、さらなる英語教育と国際交流の促進を深めるための企画を検討していく予定です。
(関西支部庶務幹事 蓮沼 誠久)
講演会での質疑応答風景
テーブルディスカッションの様子
►関西支部Topへ
新着情報
Published by 支部:東日本 on 11 11月 2014
日本生物工学会東日本支部主催の賀詞交換会を、下記の日程で開催致します。意見交換ならびに懇親を深める場としていただけますとさいわいです。⇒プログラムはこちら
- 日時
2015年1月23日(金)14:00~18:30 (受付13:45~)
(学生向け特別企画は12:30より受付)
- 場所
講演会: サントリー商品開発センターDCホール(神奈川県川崎市中原区今井上町57)
懇親会: サントリー研修所「夢たまご」の懇親会ルーム(中原区今井上町57-2)
⇒アクセスマップ
- 参加費
講演会: 無料
懇親会: 会員・賛助会員3,000円、非会員4,000 円、学生1,000 円(すべて税込)
※懇親会費は当日会場にてお支払い下さい。
- 申込み締切
2015年1月16日(金)
プログラム
<学生向け特別企画>
13:00~13:50
サントリーの紹介……竹田 雄平(サントリーホールディングス株式会社)
- 13:45~ 受付
- 14:00~14:10 開会の辞
- 14:10~14:55 「微生物コミュニケーション制御の水処理技術への応用:
排水処理とバイオファウリング対策」
……池田 宰(宇都宮大学 )
- 14:55~15:40 「よいワインは良いブドウから」
……大川 栄一(ワインインターナショナル株式会社)
- 15:40~16:00 休憩
- 16:00~16:45 「サントリー流マーケティング」
……山田 眞二(サントリービール株式会社)
- 16:45~16:55 閉会の辞
- 17:00~18:30 懇親会
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学会行事
Published by 学会事務局 on 10 11月 2014
平素より学会活動にご協力賜り、誠にありがとうございます。
2015年の会費の納入をお願い申し上げます。会費は会誌の刊行、大会の開催、講演会、その他学会の事業運営にあてられますので、何卒ご協力下さいますようよろしくお願い申し上げます。なお、振込用紙は12月上旬に会員の皆様宛に直接お送り致します(会費口座振替登録者は除く)。
2015年会費 (1月~12月、不課税)
正会員
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9,800円(だたし、海外在住の正会員は12,000円)
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学生会員
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5,000円
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団体会員
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30,000円
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賛助会員
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50,000円(1口)
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納入期限
- 振込用紙をご利用の場合:
正会員および学生会員: 2014年12月末日
団体会員および賛助会員: 2015年4月末日
- 自動引落(口座振替)をご利用の場合: 2015年4月23日(木)に引落し実施予定
振込用紙がお手元にない場合は、会費のお支払い方法をご参照ください。
海外会員の方は、11月にメールおよび航空便でお送りした会員継続申込書に必要事項を記入の上、2014年12月12日(金)までにご返送ください。
英文誌Journal of Bioscience and Bioengineering (JBB) の有料購読について
2009年より英文誌(JBB)は電子ジャーナルへのアクセス権のみとなりました。冊子体はご希望の正会員および学生会員に年額5,000円(税込)で有料配布しております。年度途中でお申し込みの場合は、欠号が出ることがあります。有料購読をご希望の方は、なるべく年会費をお支払いの際に同時にお申し込みください。
10月末までに購読中止のご連絡がない場合は、次年度は購読継続とみなし、以降、毎年同様とさせていただいております。2014年に有料購読を申し込まれた方で、2015年の購読中止をお考えの方は早急に事務局までご連絡ください。
会費の口座振替について
毎年の会費をご指定の銀行口座からお支払いいただくことも可能です。預金口座振替依頼書
を、下記学会事務局までご送付下さい(押印をご確認下さい)。
異動届出
会誌送付先、住所、会員資格(学生会員から正会員へ移行)などの変更は、会員サービスから異動届出をお願いします。FAXの場合は、ダウンロードした書面にご記入のうえ、下記宛にお送り下さい。
退会届出
2014年12月19日(金)までに理由を付してE-mailまたはFAXにてお届け下さい。なお滞納会費があれば納入をお願いします。⇒詳しくはこちら
年度途中で退会された場合、会費は返金いたしません。年度末退会(12月31日付での退会)を希望する方は、その旨退会届にご記入ください。
お問い合せ先
日本生物工学会事務局
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2番1号
大阪大学工学部内
公益社団法人 日本生物工学会
Tel: 06-6876-2731 Fax: 06-6879-2034
E-mail:
新着情報
Published by 支部:西日本 on 07 11月 2014
主催行事
共催行事
- 広島大学 公開講座「バイオテクノロジーってなぁに?」〈広島: 2014年7月26日・8月2日; 呉市: 2014年8月23日・30日〉
- 第2回国際シンポジウム「New Stages of Phage Biocontrol of Plant Diseases」〈広島〉(2014年9月18日)
- The 4th International Symposium on Utilization of Marine Environment for Development of Sustainable Society (The 2nd Japan-Hawaii Joint Workshop “Marine Biomass Utilization”)〈広島〉(2014年11月6日)
- YEAST WORKSHOP(第32回)〈呉市〉(2014年11月14~15日)
2014年度支部学生賞受賞者
- 安保 紘高(岡山大学大学院自然科学研究科 博士前期課程1年)
- 天野 万里(岡山大学大学院環境生命科学研究科 博士前期課程2年)
- 岡 大貴(徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究科 博士前期課程1年)
- 高原 沙里(山口大学大学院農学研究科 博士前期課程1年)
- 緋田 安希子(広島大学大学院先端物質科学研究科 博士前期課程2年)
関連行事
- 岡山大学若手研究者キャリア支援センターポスドク・博士課程大学院生のための第6回講演会,企業との交流会・合同会社説明会(2015年3月3日)
⇒ポスターはこちら - 岡山大学若手研究者キャリア支援センターポスドク・博士課程大学院生のための企業研究ツアー(2015年3月12日)
⇒ポスターはこちら
これまでの活動
►西日本支部Topへ
支部活動
Published by 学会事務局 on 04 11月 2014
第66回日本生物工学会大会の参加者対象の講演要旨集PDF版のダウンロードサービスは、明日11月5日(水)をもって終了させていただきます。要旨データが必要な方はお早めにお手続きください。⇒講演要旨集PDF版のダウンロードはこちらから
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 10月 2014
生物工学会誌 第92巻 第10号
越智 幸三
「趣味の園芸」という言葉があるように、何事も趣味でできるなら、これ程楽しいことはない。つくばの国立研究所を停年退職し、目下地方の私立大学で教鞭をとっているためか、幸いにも「趣味の研究」に思いを巡らせることが多い。研究がこれ程楽しいものであることに気づいたのは、実に齢60を過ぎてからということになる。遅すぎた目覚めというべきか。
ヒトは26,000余りの遺伝子を保有しているが、その多くは一生使われることなく(つまり発現することなく)生を終えると考えられている。このような通常発現しない遺伝子を「休眠遺伝子」と呼ぶが、ヒトでは“サーチュイン遺伝子”がよく知られている。数年前にNHKのサイエンスZEROで2度も放映されたので、記憶されている方も多いであろう。このサーチュイン遺伝子(SIRT1)は1999年に酵母で発見され、酵母の寿命延長効果を示すのみならず、その後の研究で線虫、ショウジョウバエ、ヒトにも存在することが判ってきた。この遺伝子を覚醒できればヒトの寿命は20才伸びると言われている。長寿遺伝子と呼ばれるゆえんである。ただし、最新の追試実験ではサーチュイン遺伝子と寿命延長の間には因果関係がないとされている。
サーチュイン遺伝子の真偽はともかく、微生物にも多数の休眠遺伝子が予想をはるかに越えて数多く存在することが判ってきた。これは昨今のゲノムプロジェクトの進歩によるもので、放線菌、カビ、ミクソバクテリアには一株あたり通常20~40の二次代謝産物合成遺伝子クラスターが存在することが明らかにされている。ところがいずれの菌株でも二次代謝産物としてせいぜい3~5物質しか発見されていない。明らかにこの事実は、約8割を占める大半の二次代謝遺伝子は通常培養条件下では発現しておらず、それ故これまで発見されることがなかったことを示している。換言すれば、膨大な二次代謝産物の探索源が手つかずのまま現在まで残されていたことになる。この宝の山をいかにして発掘するかは応用微生物学における焦眉の課題の一つであり、私どもの「リボゾーム工学」「転写工学」「希土類元素の利用」も含め、「遺伝子強制発現」「エリシターの利用」などさまざまな方向から強力なアプローチが始まっている。
50年前は生命原理の探究において微生物が主役であったが、現在もそうであるとは言い難い。一方、天然物を探索源とする創薬は、新物質の発見に至る確率が低下したため、困難の度を増している。すなわち、将来における微生物学の繁栄のためには、微生物がいかに“役立つ”ものであるかを示し続けることが必要であり、「休眠遺伝子覚醒技術」がこれに多少とも貢献できることを願っている。
ところで、なぜそんなにも多くの二次代謝遺伝子が休眠状態のまま眠っているのであろうか?ごく特殊な環境下では目覚めて、自分自身または周囲の菌に役立っているのだろうか?二次代謝産物の代表は抗生物質であるが、抗生物質は周囲の菌を殺して、栄養源を独り占めすることにその生理的意義があるとされてきた。しかし、土壌など自然界で殺菌力を示すほどの多量の抗生物質が産生されているとは到底思えない。実験室でさえ高レベルの生産は難しいのである。もし生理的意義があるとすれば、それは極微量で作用可能なものであるはずだ。
これに関して私どもは最近、最少致死濃度(MIC)の1/100~1/1000という極微量の抗生物質添加により、放線菌の休眠遺伝子が強力に目覚めるという非常に興味深い事実を見いだしている。これは、抗生物質の本来の姿は周りの菌を殺すことではなく、むしろ抗生物質という“微生物のことば”を使って互いにCell-to-Cellコミュニケーションを図っていると考えるべきであろう。とすると、目覚めた休眠遺伝子産物は逆に相手方菌になんらかの効果(当然好ましい効果であろう)を及ぼしているのだろうか?もし大半の休眠遺伝子が目覚めるとすれば、そのように多様な二次代謝産物を一度に生産する意義は何なのだろうか?それぞれの二次代謝産物は異なったことばを意味するのだろうか?ここまでくると、趣味を通り越して「道楽の研究」であろう。それだけに楽しさもひとしおなのである。最後に、抗生物質が微生物のことばであるならば、なぜそのリセプターが“リボゾーム”でなければならないのかという命題を提起しておきたい。
著者紹介 広島工業大学生命学部(教授)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 10月 2014
- 巻頭言“随縁随意”
- 特集 植物バイオテクノロジー実用化研究の最前線
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―
- バイオミディア
- Branch Spirit
- バイオ系のキャリアデザイン
- バイオ系のキャリアデザイン(就職支援OG・OBインタビュー編)
- 生物材料インデックス
マイタケ…西堀 耕三・下田 隆史・倉橋 敦…( 572 )
- 大学発!美味しいバイオ
- Fuji Sankei Business i…( 578 )
今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 580 )- バイオインフォメーション…( 581 )
- 本部だより…( 582 )
- 支部だより…( 583 )
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PDFファイルをご利用いただくためにはAdobe Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。
生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 21 10月 2014
大会実行委員長 高木 睦
日本生物工学会第66回大会は、2014年9月9日~11日の3日間の日程で、札幌コンベンションセンターで開催されました。初日の9日は、授賞式および受賞講演が特別会議場で行われ、夕方6時30分から懇親会がロイトン札幌で開催されました。懇親会には、来賓として名和豊春北海道大学大学院工学研究院院長、林眞二北海道造組合会長にご臨席を賜り祝辞を頂戴しました。
2014年度学会各賞受賞者(敬称略)
後列向かって左から,神谷,野口,白木川,張,景山,木田,岡橋,亀井,高原
前列向かって左から,原島,加藤,川面,蓮沼,田代,Jeong,清水,鈴木,二又
9日の午後から11日の午後にわたり、一般講演(ポスター発表、775件)、シンポジウム(104件)、投稿倫理セミナーが行われ、3日間で1500名近い参加者がありました。開催2年前の大会実行委員会立ち上げ時点で、札幌コンベンションセンターを会場と決めましたが、会場費の捻出が不安でした。しかし、ランチョンセミナー(8社)や展示(過去最高の46社)、各種飲料提供などにおける各社の協力により解決でき、結果的には広々とした会場に概ね好評を頂けることになりました。さらに、北海道という遠隔地が参加者数減に作用するのではという心配もありましたが、大盛会のうちに大会を終えることができました(一般講演の件数775件は歴代最多でした)。ランチョンセミナーおよび展示への参加、飲料の提供などでご協力、ご支援いただきました企業および団体、ことにビール酒造組合、九州本格焼酎協議会および北海道酒造組合の皆様に心から感謝申し上げます。また、学会事務局はもちろん中西印刷、ダイナコムおよびエーイー企画などの各社の方々の大会運営に対する積極的な深いかかわりがあってはじめて日本生物工学会大会が順調に運営できたことを再認識し、感謝申し上げます。
日本生物工学会会員をはじめ多くの生物工学の技術者・研究者が一堂に集う本大会の中心は一般講演と考えました。学生諸君の訓練を考えると口頭発表の一般講演も魅力的ですが、今大会の一般講演は参加者がより時間をかけて発表内容をみて、より十分なディスカッションができるポスター発表としました。ポスターに人だかりができても楽に見て頂けるように向かい合うポスターボードの間隔は6メートルと広めにしました。広いポスター会場を歩いてまわって頂くのは疲れますので、休憩用のイス・テーブルを多めにするとともに、ポスターの小さい字もより楽に読んで頂けるように照明の照度も通常の2倍と明るくしました。さらに、重要な技術情報ソースでもあります企業展示への参加者のアクセスの便も考え、ポスター発表会場と展示会場を同じ部屋としました。ただ、全館空調を24℃と低めにはしましたが、大勢が集まるポスター・展示会場は照明のせいもあり実際の気温が高めになってしまったことは申し訳なかったです。
締切日までに頂いたシンポジウム企画は学会本部による企画3件を含めて20件で、公募時に提示した重点テーマごとの件数は「社会への貢献」2件、「産業界へ の貢献、産学連携の推進」12件、「国際交流、国際展開の推進」1件、「新研究分野の開拓、若手会員の育成」5件でした。産業界への貢献、産学連携関係が 多いのは本学会の特徴と思いますが、国際交流、国際展開関係が少ないようでした。関連する企画のシンポジウムが同時間に重ならないようにプログラムを組みましたが、最終日の午後のセッションでも多くの参加者が熱心に聴いておられました。
大会広報活動として、これら20件のシンポジウムの概要および主な受賞研究内容ならびに関係者連絡先をまとめた「トピックス集」を講演要旨集とは別に作成し、7月中旬に報道機関40か所に配布しました。実行委員会で把握できた範囲内だけで、日経バイオテクなどから4名の記者が来場取材され、少なくとも10件の日本生物工学会関連記事が掲載されました。
今大会の主要な反省点として、『託児』と『緊急情報伝達』があげられます。今大会でも乳幼児を連れて参加された女性がおられました。一方「今回は子供を別のところで預かってもらえたので参加できた」と言われた参加者もおられました。実行委員会でも早い時期に「託児」は議題にはなりましたが、「準備しても該当者がいるだろうか?」というようなことで、検討を進めませんでした。しかし、実際には該当者がおられたので、女性の社会進出促進の観点からも検討すべきだったと反省しています。
大会3日目のまだ暗い早朝、札幌が「豪雨」に見舞われ、テレビで「市内退避」や「空港へのJR線不通」の情報が飛び交う中、情報を収集し、講演開始約2時間半前の6時30分には実行委員長の判断として『予定通り開催』を決定しました。問題であったのは、早朝のため会場の外の宿泊施設などにおられた参加者に、この情報をほとんど有効に伝えられなかった点です。今年7、8月の日本各地での「異常気象」をみて、キャンセル時の対応、実行委員や学生スタッフ間の緊急連絡方法、会場内での臨時情報の伝達方法などは検討していました。しかし、会場外にいる参加者への実行委員会からの緊急連絡方法(会期中の問合せ先周知、学会HPへの迅速な最新情報掲載)を十分に検討していなかったのが反省点です。
最後になりましたが、今回の札幌大会実行委員会では、北海道大学工学研究院、農学研究院、医学研究科、北見工業大学の先生方のご協力を得て中心メンバーを組織しました。大会運営にご尽力頂きました実行委員会の先生方に改めて御礼申し上げます。さらに、今回の結果を受けて北日本支部の将来がより明るく感じられるようになったことは、参加者の皆様方、協力頂いた各方面、各社の方々から支部へ頂いたご褒美と思い、感謝いたします。

名誉会員等推戴式(敬称略)
向かって左から,新名,西山,五十嵐,山下,今中,川崎

懇親会,鏡開き

ポスター会場

受賞講演会場
新着情報
Published by 部会:メタボロミクス on 21 10月 2014
2014年10月
メタボロミクス研究部会主催
超臨界流体バイオテクノロジー研究会共催
オームサイエンスの一つとして注目されているメタボロミクスについて理解を深めていただき、実際にメタボロミクスを実施していただけるための技術の習得を目的として、今年も例年通り、下記講習会を開催させていただきます。
- 日時: 2014年12月18日(木)、19日(金)
- 場所: 大阪大学大学院工学研究科 生命先端工学専攻化学系 C2棟C2-211
- 講習内容(予定):
12月18日(木)
(午前)
オリエンテーション
イントロダクション講義(福崎)
(午後)
講義(GC-MS,LC-MS,FT-NIR)
GC実習
解析ソフト(MetAlign,AIoutput)説明
交流会
12月19日(金)
(午前)
GCデータ解析(AIoutput、AMDIS)
(午後)
GCデータ解析(SIMCA-P)
総合討論
- 参加費: 無料
- 募集定員: 若干名
- 申し込み方法: 以下の内容のメールを送信してください。定員に達したら締め切らせていただきます。
- タイトルは、「2014メタボロミクス講習会参加希望(氏名@所属)」としてください。
- 本文中に、以下の項目を記載してください。
氏名
所属
現在の仕事
メタボロミクスを何に使いたいか?
その他
- (申し込み用アドレス) fukusaki[atmark]bio.eng.osaka-u.ac.jp
►メタボロミクス研究部会Top
►超臨界流体バイオテクノロジー研究会Top
学会行事
Published by 学会事務局 on 17 10月 2014
第67回日本生物工学会大会
実行委員長 酒井 謙二
第67回日本生物工学会大会は2015年10月26日(月)~28日(水)に城山観光ホテル(鹿児島市)にて開催されます。つきましては、日本生物工学会大会にふさわしいシンポジウムを募集します。
会員各位におかれましては提案書
に
1) 課題名(日本語によるシンポジウム、英語によるシンポジウムの別)
2) 開催の趣旨
3) 世話人名(連絡先)
4) 参加予定者数(講演者、参加者)
5) その他希望事項
を記入いただき、2014年11月15日(土)~2015年1月22日(木)までの間に、メールにて下記宛、お申込み下さい。なおシンポジウムの世話人は、参加登録開始日(2015年6月7日予定)の時点で本学会正会員である必要がありますのでご注意ください。
会場数に限りがありますので、応募多数の場合には「産業界への貢献、産学連携の推進」、「国際交流、国際展開の推進」、「新研究分野の開拓、若手会員の育成」というコンセプトに沿った申請を優先的に採択させていただきます。
シンポジウムの開催時間は2時間を基本とさせていただきます。採択課題は1) から3) の項目を大会HPにて掲載させていただきます。研究部会からの申請であっても、採択において優先されるものではありません。
上記趣旨をご理解の上、ご応募頂きますようお願い申し上げます。基本的にシンポジウムの講演者への旅費、謝礼は実行委員会ではご用意できませんのでご了解のうえ、お申込み下さい。
採択につきましては3月中旬に世話人にメールにてお知らせいたします。
【申込先】
九州大学大学院農学研究院生命機能科学部門
シンポジウム担当: 竹川 薫
E-mail: takegawa@agr.kyushu-u.ac.jp
►年次大会のページ
年次大会,新着情報
Published by 支部:九州 on 16 10月 2014
D会場 午前の部: 修士の部(学生賞)(9:00~11:45)
(講演時間15分:発表10分,討論・審査5分)
- D-a01 アッケシソウ耐塩性遺伝子の機能スクリーニング
…○鈴木雅憲1、沢邉翔吾2、山内 聡1、中原由揮3、且原真木3、柴坂三根夫3、小栗 秀1、坂本 光1(1東農大・生物産業、2奈良先端大・バイオ、3岡大・植物研)
- D-a02 海産性緑藻が持つ葉緑体クラスⅡアルドラーゼ遺伝子について
…○緒方 猛1、西山祐樹1、田中 聡2、松浦秀幸3、平田收正3、林 修平1、山本進二郎1、宮坂 均1(1崇城大・応生命、2関西電力、3阪大・薬)
- D-a03 ピルビン酸転移酵素変異体を用いた新奇ピルビン酸含有糖鎖の酵素合成
…○吉永 将1、頼経健一1、中北慎一2、舘野浩章3、平林 淳3、竹川 薫1(1九大院・生資環、2香川大・医、3産総研)
- D-a04 分裂酵母のゲノム情報を活用した新しい異種タンパク質生産系の構築
…〇藤木真優1、アリムジャン・イディリス2、竹川 薫1(1九大院・生資環、2旭硝子)
- D-a05 Asian Microbiome Project: 次世代シーケンサーを用いたアジア人腸内細菌叢のプロファイル化
…〇東佳那子1、百田理恵1、山本麻寿紗1、林 哲也2、小椋義俊2、黒川 顕3、豊田敦4、加藤和人5、AMP study group6、園元謙二1、渡辺幸一7、Lee Yuan Kun8、中山二郎1(1九大院・農、2宮崎大・フロンティア科学セ、3東工大・地球生命研、4国立遺伝学研究所、5阪大院・医学、6AFSLAB、7ヤクルト中研、8シンガポール国立大)
- D-a06 二酸化炭素のメタン化に寄与する下水汚泥中の微生物群集解析
…○池上 梓、Mohd Yasin Nazlina Haiza、前田憲成(九工大院・生命体工学)
- D-a07 歯周病患者と健常者における口腔内細菌バランスの比較
…○松尾佳祐、Norzawani Jaffar、前田憲成(九工大院・生命体工学)
- D-a08 細菌溶菌性デロビブリオ属細菌に対する大腸菌の捕食回避機構:弱酸性条件での発現遺伝子の探索
…○吉村純一、前田憲成(九工大院・生命体工学)
- D-a09 ウェルシュ菌における内在性クオラムクエンチング誘導物質の精製
…○河野通生1、大谷 郁2、Ravindra Pal Singh1、石橋直樹1、園元謙二1、清水 徹2、中山二郎1(1九大院・生資環、2金沢大・医)
- D-a10 eMPN-PCR検出法の開発と高度好熱菌Calditerricolaの生態調査
…○淺田 実、酒井謙二、田代幸寛(九大院・生資環)
- D-a11 屎尿の高温好気液肥化プロセスにおける複合微生物系の解明
…○神田晃佑、田代幸寛、酒井謙二(九大院・生資環)
D会場 午後の部:修士の部 (学生賞)(15:10~15:55)
- D-p01 脂肪酸塩によるカビ胞子の制御
…○境 志穂1、惠良真理子1、川原貴佳2、完山陽秀2、森田 洋3(1北九大院・国際環境工、2シャボン玉石けん(株)、3北九大・国際環境工)
- D-p02 異常アミノ酸導入酵素NukMの機能解析とランチビオティック工学への展開
…○野口 萌1、永尾潤一2、園元謙二1,3(1九大院・農、2福岡歯大、3九大・バイオアーク)
- D-p03 細胞包埋肝特異的マトリックスゲルの移植および肝機能発現評価
…○西村聡太、中村晋太郎、白木川奈菜、井嶋博之(九大院・化工)
D会場 午後の部: 博士の部(学生賞)(15:55~16:40)
(講演時間15分:発表10分,討論・審査5分)
- D-p04 生体制御分子硫酸体の調製技術の開発
…○下平武彦1、黒木勝久1、Liu, Ming-Cheh2、榊原陽一1、水光正仁1(1宮崎大・農・応生科、2トレド大・薬)
- D-p05 熱安定な光化学系Ⅱの遺伝子を組み込んだシアノバクテリアGRPS変異株の遺伝育種
…○原口典久、地原稔貴,、長濱一弘、松岡正佳(崇城大・生物生命)
- D-p06 人工遺伝子回路による代謝流束制御を用いた大腸菌でのイソプロパノール生産
…○相馬悠希、鶴野圭悟、花井泰三(九大院・農)
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⇒第21回九州支部熊本大会(2014/12/6)
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支部活動
Published by 支部:九州 on 16 10月 2014
A会場 午前の部(一般講演)(9:00~11:48)
(講演時間12分:発表10分,討論2分)
- A-a01 組換え大腸菌による生分解性共重合ポリエステルの生合成
…○西村綾乃1、外村彩夏2、後藤早希2、脇田 和2、柘植丈治3、松崎弘美1(1熊本県大・環境共生、2熊本県大院・環境共生、3東工大院・総理工)
- A-a02 糖および炭酸ガスからの共重合ポリエステル生合成に関する研究
…○脇田 和1、外村彩夏1、西村綾乃2、田中賢二3、福居俊昭4、柘植丈治5、松崎弘美2(1熊本県大院・環境共生、2熊本県大・環境共生、3近大・産理工、4東工大院・生命理工、5東工大院・総理工)
- A-a03 乳酸ユニットを含む生分解性共重合ポリエステルの生合成
…○後藤早希1、外村彩夏1、田口精一2、松本謙一郎2、田中賢二3、松崎弘美4(1熊本県大院・環境共生、2北大院・工、3近大・産理工、4熊本県大・環境共生)
- A-a04 環境中より分離した乳酸菌の同定とその機能性に関する研究
…○澤井麻衣1、梶原春香2、松崎弘美1(1熊本県大・環境共生、2熊本県大院・環境共生)
- A-a05 越年草のナズナから分離した乳酸菌Enterococcus sp. PUK13が生産するバクテリオシンの精製と特性
…○山下奈菜1、吉岡千奈美1、梶原春香2、松崎弘美1(1熊本県大・環境共生、2熊本県大院・環境共生)
- A-a06 味噌漬け豆腐から分離した乳酸菌Lactobacillus plantarum PUK6が生産するバクテリオシンの精製と特性
…○村上千晶1、岡村浩美1、梶原春香2、松崎弘美1(1熊本県大・環境共生、2熊本県大院・環境共生)
- A-a07 自然界から分離した酵母の製パン適性評価
…○榎原宗一郎、甲斐あすか、多賀直彦(東海大・農)
- A-a08 製パンにおける生地改良剤としての脂肪酸塩の応用
…○森永 賀亮1、森田 洋2(1北九大院・国際環境工、2北九大・国際環境工)
- A-a09 ピルビン酸低減清酒酵母からの一倍体取得とその特性解析
…○田口誠我1、澤田和敬1,2、門脇真史1、佐藤友哉1、福崎久詩1、北垣浩志1(1佐賀大・農、2佐賀県工技セ)
- A-a10 紅麹菌に含まれるGlycosylceramideの構造解析
…○藤川彩美、松永陽香、山城美香子、北垣浩志(佐賀大・農)
- A-a11 白麹菌Aspergillus kawachii の2つの糖質加水分解酵素(GH128)の機能解析
…○平嶋宏樹1、榎本亜紀子2、梶原康博3、高下秀春3、竹川 薫2、後藤正利2(1九大院・生資環、2九大院・農、3三和酒類)
- A-a12 Aspergillus nidulansにおけるガラクトフラノース含有糖鎖の代謝に関わる酵素の諸性質の解析
…○八色奈央、松永恵美子、小野健太郎、樋口裕次郎、竹川 薫(九大院・生資環)
- A-a13 Aspergillus nidulansにおけるガラクトフラノース転移酵素の機能解析
…○片渕由佳子1、篠塚早紀2、泉 実2、浴野圭輔1、竹川 薫3、後藤正利3、野村善幸1、岡 拓二1(1崇城大・生物生命、2岡山大院・環境生命、3九大院・農)
- A-a14 糸状菌の推定ガラクトフラノース転移酵素遺伝子群の機能解析
…○李 秋実1、片渕由佳子1、浴野圭輔1、竹川 薫2、後藤正利2、野村善幸1、岡 拓二1(1崇城大・生物生命、2九大院・農)
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A会場 午後の部(一般講演)(15:10~17:34)
(講演時間12分:発表10分,討論2分)
- A-p01 醸造に於けるAspergillus oryzaeの代替としてのAspergillus kawachiiの効用
…◯猪原 丈生、岡本 啓湖(別府大・食物栄養)
- A-p02 焼酎製造における液体麹の酵素生産性
…○三貝咲紀1、宮崎千佳1、二宮純子1、森田 洋2(1北九大院・国際環境工、2北九大・国際環境工)
- A-p03 韓国麹「ヌルク」から単離した酵母の発酵特性
…○松本典子1、Han-Seok CHOI2、吉﨑由美子1、奥津果優1、二神泰基1、玉置尚徳1、髙峯和則1(1鹿大・農、2韓国国立農業科学院)
- A-p04 春ウコン由来成分のBacillus subtilisによる変換
…○山口将大1、越村匡博1、横山宗明2、山﨑隆志1、里見暢子1、宇月原貴光3、堀内昭4(1佐世保高専、2琉球バイオ、3函館高専、4立教大)
- A-p05 麹に含まれる免疫応答物質の探索
…○松永陽香1、藤川彩美1、柘植圭介2、北垣浩志1(1佐賀大・農、2佐賀県工技セ)
- A-p06 蜂の子に含まれる機能性分子の探索
…○酒谷真以1、松永陽香1、門脇真史1、吉賀豊司1、鶴田裕美2、北垣浩志1(1佐賀大・農、2佐賀県工技セ)
- A-p07 牛乳を原料とした発酵調味液(酪醤)の開発
…○藤本 周1、矢野成和2、若山 守1(1立命大・生命、2山形大・理工院)
- A-p08 スクロースを炭素源とした高温L-乳酸発酵における生ゴミ中の発酵促進因子
…○鷹川恵利、藤崎紗織、奥川友紀、田代幸寛、酒井謙二(九大院・生資環)
- A-p09 シュードモナス属細菌のゲノム配列に基づくオイゲノール・フェルラ酸・バニリン酸代謝系遺伝子の比較解析
…○津田直樹、横井春比古、廣瀬 遵(宮崎大・工・環境応用化)
- A-p10 たくあん漬けから分離した乳酸球菌Lactococcus lactis PJR24株が生産するバクテリオシンの構造解析
…○木村宏和1、松﨑弘美2(1尚絅大・生活科学、2熊本県大・環境共生)
- A-p11 芋焼酎醪中に生息している乳酸菌について
…○宮川博士、鈴木恵利香、小境敏揮、河野邦晃、岩井謙一、高瀬良和(霧島酒造(株))
- A-p12 色落ちノリ由来多糖体ポルフィランの構造と生物活性に関する研究
…井坂章吾、中園 聡、◯小田達也(長崎大・水産)
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B会場 午前の部(一般講演)(9:00~11:48)
(講演時間12分:発表10分,討論2分)
- B-a01 シアノバクテリアSynechococcus elongatus PCC 7942からの光化学系Ⅱのワンステップ精製
…○地原稔貴、原口典久、長濱一弘、松岡正佳(崇城大・生物生命)
- B-a02 エチレン生成酵素の耐熱化のためのコハク酸要求性好熱菌の取得
…○岩木愛奈、長濱一弘、松岡正佳(崇城大・生物生命)
- B-a03 シアノバクテリアPII変異株の育種とエチレン生産への利用
…○三宅歩、長濱一弘、松岡正佳(崇城大・生物生命)
- B-a04 青色光スイッチ作用をもつIclR-Cry融合リプレッサーの構築
…○蓑田航希、長濱一弘、松岡正佳(崇城大・生物生命)
- B-a05 Yarrowia lipolytica 酵母Cbf1転写因子のセントロメア結合部位の同定
…○廣重美咲、長濱一弘、松岡正佳(崇城大・生物生命)
- B-a06 グリセロールを資化する海産性紅色非硫黄細菌の分離とその応用について
…○山内菜央1、樋口 諒1、奥畑博史2、牧 孝昭3、笹平 俊3、幸 大輔4、林 修平1、山本進二郎1、宮坂 均1(1崇城大・応生命、2関西電力(株)、3(株)松本微研、4(株)拓水)
- B-a07 形質転換微生物アレイによる新規有機溶媒耐性遺伝子の探索とその評価
…○中島滉貴、中嶋 駿、塩入祐太朗、林 修平、山本進二郎、塩谷捨明、宮坂 均(崇城大・応生命)
- B-a08 Streptomyces griseoloalbus SN-22由来エラスターゼ様酵素遺伝子のクローニング
…〇浴野圭輔1、尾山 廣2、岡 拓二1、野村善幸1、新 隆志1(1崇城大・応微工、2摂南大・理工)
- B-a09 パクリタキセルの培養生産に有効なイオン液体の選択
…○森﨑智美、髙山晃司、山本進二郎、林 修平、宮坂 均(崇城大・応生命)
- B-a10 スイゼンジノリの効率的培養条件の検討
…○栗山裕美子、河島明人、山本進二郎、林 修平、宮坂 均(崇城大・応生命)
- B-a11 干潟から分離した微細藻類による有機化合物の生産と解析
…○堺眞砂美1、岡本茉那美2、西田千尋2、平川ほのか3、川上満泰3、天田 啓3(1福工大・総研、2福工大院・工、3福工大・工)
- B-a12 微生物燃料電池型バイオセンサーによる焼酎蒸留廃液のBOD測定
…〇黒木悠太1、下条光浩2、川上満泰2(1福工大院・工、2福工大・工)
- B-a13 焼酎蒸留廃液を用いた微生物燃料電池の特性
…〇長島 諒1、川上満泰2、下條光浩2(1福工大院・工、2福工大・工)
- B-a14 微生物燃料電池から分離した起電性微生物の同定
…○岡本茉那美1、天田 啓2(1福工大院・工、2福工大・工)
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B会場 午後の部(一般講演)(15:10~17:22)
(講演時間12分:発表10分,討論2分)
- B-p01 分裂酵母のSNARE関連遺伝子の過剰発現が異種タンパク質分泌生産に与える影響
…○副田大介、八木聖史、竹川 薫(九大院・生資環)
- B-p02 分裂酵母の液胞膜に局在する膜貫通タンパク質の輸送機構の解析
…◯落石 悟、平田晋也、中瀬 舞、竹川 薫(九大院・生資環)
- B-p03 分裂酵母糖鎖合成欠損株の細胞壁安定化に寄与するGPIアンカー型タンパク質の機能解析
…◯桜井雄希、竹川 薫(九大院・生資環)
- B-p04 分裂酵母の代謝改変による有機酸生産への影響
…〇前田祐華、陶山明子、竹川 薫(九大院・生資環)
- B-p05 2本鎖複合型糖鎖を遊離転移する担子菌由来Endo-CC1, Endo-CC2の諸性質の解析
…○江島康成、竹川 薫(九大院・生資環)
- B-p06 放線菌の生産する環状デプシペプチドによるクオラムセンシング阻害作用機構の解明
…○庄島あかね1、松藤貴久1、Said E. Desouky1、大久保謙一1、Ravindra Pal Singh1、清水 徹2、大谷 郁2、五十嵐康弘3、園元謙二1,4、中山二郎1(1九大院・農、2金沢大、3富山県大、4九大・バイオアーク)
- B-p07 新奇ABCトランスポーターによる多成分バクテリオシンの成熟化及び分泌機構の解明
…○須志田浩稔1、石橋直樹1、善藤威史1、中山二郎1、園元謙二1, 2(1 九大院・農, 2 九大・バイオアーク)
- B-p08 Aureobasidium pullulans由来の安息香酸-4-水酸化酵素遺伝子の酵母Pichia pastorisにおける発現系の構築
…○岡部 遼、八源寺里美、吉田ナオト、太田一良(宮崎大・農・応生科)
- B-p09 Pseudomonas nitroreducens由来γ-グルタミルトランスペプチダーゼの反応特性の解析
…○岡住脩平1、日竎隆雄2、伊藤貴文2、矢野成和3、梅川碧里1、若山 守1(1立命大・生命、2福井県大・生資、3山形大・理工院)
- B-p10 Paenibacillus phyllospaerae AS-8由来α-1,3-グルカナーゼの機能解析
…○石原一弘1、Suyotha Wasana1、矢野成和2、若山 守1(1立命大・生命、2山形大・理工院)
- B-p11 珪藻の遺伝子解析
…○西田千尋1、堺眞砂美2、天田 啓1(1福工大・工、2福工大・総研)
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C会場 午前の部(一般講演)(9:00~11:48)
(講演時間12分:発表10分,討論2分)
- C-a01 園芸植物ポーチュラカ(Portulaca oleracea cv.)を用いた高校生を対象としたファイトレメディエーションの実験と講義について
…○近藤真依1、谷口 葵1、栗山裕美子1、緒方 猛1、林 修平1、山本進二郎1、平田收正2、宮坂 均1(1崇城大・応生命、2阪大・薬・応用環境生物)
- C-a02 廃棄物最終処分場の浸出水調整池における窒素除去と微生物群集構造
…○平 大輔1、藤井隆夫1、矢吹芳教2、相子伸之2(1崇城大・応生命、2地独・大阪府立環農水研)
- C-a03 Anammox菌特有ヒドラジン合成酵素の構造と機能の解明
…○市川智美1、平 大輔1、中村照也2、山縣ゆり子2、古川憲治3、藤井隆夫1(1崇城大・応生命、2熊大院・薬、3熊大院・自然)
- C-a04 Gordonia sp. P8219株のフタル酸モノエステル類加水分解酵素への変異導入の影響
…○西山 孝1、岩田眞人1,2、美馬健作1、春口康輔1、藤井隆夫1(1崇城大・応生命、2アイエムビー(株))
- C-a05 Pseudomonas putida KF715 株のビフェニル・サリチル酸分解遺伝子の再編成に関わる遺伝子群
…○小石早希1、秋吉優介1、江藤美彩1、山副敦司2、木村信忠3、末永 光3、渡邊崇人4、廣瀬 遵5、古川謙介1、藤原秀彦1(1別府大・食物栄養、2NITE、3産総研、4京大・生存研、5宮崎大・工)
- C-a06 複合微生物資材を用いた排水浄化能の改良およびその微生物叢の解析
…〇中村 覚1、林田恭介1、坂本順司1、中村宏徳2(1九工大・情報工、 2(株)アール)
- C-a07 Enzymatic analysis of an aerobic and autothermal process of human excreta treatment
…O Huijun Cheng, Kosuke Kanda, Yuki Okugawa, Yukihiro Tashiro, Kenji Sakai(九大院・生資環)
- C-a08 ゴム分解微生物の分解挙動に関する研究
…○笈木宏和(久留米高専・生物)
- C-a09 ゴム分解微生物の遺伝子解析およびゴム分解遺伝子の変異体作成条件の検討
…○田中 涼1、笈木宏和2(1久留米高専・物質、2久留米高専・生物)
- C-a10 Brain Functional Connectivity Network (BFCN) -Task遂行時と安静時の比較-
…○中渡瀬文伽1、浦田理沙1、藤 太一1、山﨑敏正1、黒岩義之2(1九工大・情報工、2財務省診療所)
- C-a11 サイレントスピーチBCI -Trials間比較-
…○廣瀬 瞬、山口ひろみ、伊藤 崇、山﨑敏正(九工大・情報工)
- C-a12 Neural Prosthesis -運動関連電位と筋電図の関係-
…○豊嶋直人1、藤 太一1、山﨑敏正1、二宮純子2(1九工大・情報工、2大分高専)
- C-a13 その場観察/評価が可能な三次元培養系構築に向けた検討
…○永井貴之1、水町秀之2、白木川奈菜2、井嶋博之2(1九大・工、2九大院・化工)
- C-a14 化粧品開発のための皮膚常在菌の性質と利用
…○上野隆弘、今村香乃、多賀直彦(東海大・農)
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C会場 午後の部(一般講演)(15:10~17:34)
(講演時間12分:発表10分,討論2分)
- C-p01 マウス味覚情報処理関連遺伝子発現の成長に伴う定性的解析
…○松永絵里香1、大坪義孝2、越村匡博1、里見暢子1、山崎隆志1(1佐世保高専、2九工大・情報工)
- C-p02 遺伝子発現データ解析による食道癌患者サブタイプ分類
…○村上絢夏1、藤井 聡1、飯田 緑1、山﨑敏正1、青柳一彦2、佐々木博己2(1九工大・情報工、2国がん)
- C-p03 遺伝子発現データに基づく大腸癌サブタイプ探索~教師なし学習法~
…○原田佳織1、山﨑敏正1、藤井 聡1、飯田 緑1、青柳一彦2、山田康秀2、佐々木博己2(1九工大・情報工、2国がん)
- C-p04 一般化線形モデルに基づく再帰分割法を利用した卵子の質向上のための排卵誘発法の選択
…○篠原里菜1、藤井 聡1、山崎敏正1、田中 温2、田中威づみ2(1九工大・情報工、2セントマザー産科)
- C-p05 アソシエーション分析による不妊治療に有効な検査項目の関係解析
…○秦佳奈絵1、藤井 聡1、山崎敏正1、田中 温2、田中威づみ2(1九工大・情報工、2セントマザー産科)
- C-p06 培養皮膚を用いた経皮吸収製剤の評価
…○石井信弥、白尾嘉郎、引間知広(九工大・情報工)
- C-p07 電場による両性界面活性剤の皮膚透過促進
…○松田洋輔、増田貴仁、引間知広(九工大・情報工)
- C-p08 後眼部への薬物送達促進
…○井上茉莉、引間知広(九工大・情報工)
- C-p09 人工胆管構築に向けた抗菌剤除放能を有する足場基材の開発
…○平山貴啓1、徳山慶太郎2、白木川奈菜2、井嶋博之2(1九大・工、2九大院・化工)
- C-p10 初期エンドソーム動態の生理学的役割に関する解析
…○樋口裕次郎1、Gero Steinberg2、竹川 薫1(1九大院・生資環、2エクセター大・生命科学)
- C-p11 穿刺中間体を利用した遺伝子機能解析技術の開発
…○満留裕也1、高濱万美子1、廣瀬 遵2、吉田ナオト1(1宮崎大・農・応生科、2宮崎大・工・環境応用化)
- C-p12 脂肪酸の新規代謝経路としての硫酸化
…○安井政俊1、橋口拓勇1、黒木勝久1、Liu, Ming-Cheh2、榊原陽一1、水光正仁1(1宮崎大・農・応生科、2トレド大・薬)
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支部活動
Published by 学会事務局 on 15 10月 2014
日本生物工学会の和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business iの企画特集に編集協力をし、第3水曜日に記事を掲載しております。2014年4月より新企画「よくわかるバイオ」が始まり、10月15日付で、第7回「細胞とは何か」
(116KB)が掲載されました。次回は、2014年11月19日に掲載予定です。
⇒過去に掲載された記事一覧はこちら
Fuji Sankei Business i 2014年10月15日 掲載
※当サイトでは、Fuji Sankei Business iのご厚意により該当記事を紹介しております。
►生物工学会誌Topへ
新着情報
Published by 学会事務局 on 14 10月 2014
日時
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2015年1月23日(金)13:00~
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場所
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京都大学理学研究科セミナーハウス
(〒606-8502 京都市左京区北白川追分町 京都大学北部構内)
→アクセスマップ のNo.10
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プログラム
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- 13:00 開会の辞
- 13:05 「エーテル型リン脂質、プラスマローゲンの生理機能と代謝特性」
…原 博(北海道大学大学院農学研究院)⇒講演要旨はこちら
- 13:35 「オメガ3脂肪酸の代謝と抗炎症作用のメタボロミクス」
…有田 誠(理化学研究所)⇒講演要旨はこちら
(14:05 休憩)
- 14:15 「新しいリポソーム調製方法とその応用開発」
…清水 佳隆(バイオメッドコア)⇒講演要旨はこちら
- 14:45 「スフィンゴ脂質の食品機能」
…菅原 達也(京都大学大学院農学研究科)⇒講演要旨はこちら
(15:15 休憩)
【一般講演】15:30~
- 食事由来のトランス脂肪酸はジアシル型リン脂質やプラスマローゲンに多量に蓄積される
…(北海道大・院農・応生科)○千葉 俊、原 博
- 北海道留萌地域におけるフコキサンチンのヒト介入試験(第1報)
…(1札医大・医・病態情報、2北大院・水、3札医大・医・医育セ)○三上奈々1、細川雅史2、阿部真幸2、宮下和夫2、相馬 仁1,3、小海康夫1
- 心筋梗塞自然発症モデルウサギにおける血漿リポプロテイン画分のリピドーム解析
…(1大阪大院工,2神戸大院医)○竹田浩章1、小池智也2、和泉自泰1、山田貴之1、吉田 優2、塩見雅志2、福崎英一郎1、馬場健史1
- Δ6及びΔ5脂肪酸不飽和化酵素の基質特異性を規定するアミノ酸残基の同定
…(広島大院・先端)○渡邉研志、大野 洵、田口昌宏、秋 庸裕
- Aurantiochytrium属における新規カロテノイド生合成酵素の機能解析
…(1広島大院・先端、2沖縄科技大院)○長野亜希子1、佐藤亮太1、岩坂宏明1、小柳 亮2、佐藤矩行2、秋 庸裕1
- 油糧性糸状菌Mortierella alpinaの分子育種によるエイコサジエン酸(EDA, 20:2ω9)の生産
…(1京大院農・応用生命、2京大・生理化学、3徳島大院・ソシオ)○奥田知生1、安藤晃規1,2、根来宏明1、櫻谷英治1,3、小川 順1,2
- Lactobacillus plantarm AKU 1009aの不飽和脂肪酸飽和化代謝に関わる水酸化脂肪酸脱水素酵素の諸性質解明
…(1京大院農・応用生命、2京大院農・産業微生物、3日東薬品工業)○竹内道樹1、朴 時範2、内堀良重1,3、岸野重信1、小川 順1
- グリセロホスホコリン コリンホスホジエステラーゼの触媒反応機構の推定
…(福島大院・理工)○奥田航輝、杉森大助
- グリセロホスホエタノールアミン エタノールアミンホスホジエステラーゼの基質認識機構
…(福島大院・理工)○杉森大助、峯田真吾
- 17:45 閉会の辞
- 18:00 懇話会
会場:旧農学部附属演習林事務室内ラウンジ
(京都大学北部構内、上記アクセスマップのNo. 15)
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参加費
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参加費2,000円(非課税)、懇話会費4,000円(税込)ただし、いずれも学生無料
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定員
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100名(先着順)
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申込み方法
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E-mailにて、住所、氏名、所属、メールアドレス等を明記の上、下記宛に。懇話会参加の有無も必ずご記載ください。
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申込先
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〒536-8553 大阪市城東区森ノ宮1-6-5
地方独立行政法人大阪市立工業研究所 生物・生活材料研究部 永尾寿浩
TEL: 06-6963-8073 FAX: 06-6963-8079 E-mail: nagao@omtri.or.jp
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備考
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お申込みいただいたお名前等の個人情報は、参加確認および今後の学際的脂質創生研究部会講演会のご案内以外の目的には使用いたしません。
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主催: 学際的脂質創生研究部会
講演会要旨
- エーテル型リン脂質、プラスマローゲンの生理機能と代謝特性
北海道大学大学院農学研究院 原 博
プラスマローゲン (Pls)は、sn-2位にビニルエーテル結合を持つグリセロリン脂質のサブクラスである。脳や心臓に多く含まれ高いラジカル感受性を有するが、その生理機能にはなぞが多い。私どもは、LC-MS/MSを用いたヒト血清Pls分子種分析より、その生理機能を解析した。また、リンパカニュレ-ションラットを用いて腸管におけるエーテル型リン脂質の吸収特性や代謝特性を明らかにした。
理化学研究所 有田 誠
魚油に多く含まれるオメガ3脂肪酸には、抗炎症作用や心血管保護作用などがあることが知られている。しかしながらこれらの脂肪酸がなぜ体によいのか、分子レベルの解明は遅れている。本講演では、LC-MS/MSを用いた脂肪酸代謝物の包括的解析(メタボロミクス)により、オメガ3脂肪酸の抗炎症作用に関わる代謝経路および新規抗炎症性代謝物の同定を目指した研究について紹介する。
バイオメッドコア 清水 佳隆
当社では、新規なリポソーム調製方法(LibMec法)の開発に成功し、このリポソーム調製方法とマイクロインラインリアクター技術とを融合させたリポ ソーム製造装置の開発を行なっている。この製造装置を用いることで、均一性の高いリポソームを無菌的かつ連続的に製造することができる。本講演では、医薬 用リポソームの開発やその他の応用例に関して紹介する。
京都大学大学院農学研究科 菅原 達也
スフィンゴ脂質は新たな食品機能成分として期待されており、なかでも皮膚に対する効果が注目されている。しかしながら、その消化吸収や作用メカニズムについては不明な点も多い。本講演では、これまでの研究で得られてきたスフィンゴ脂質の消化管吸収機構と皮膚バリア機能改善効果に関する知見を中心に紹介する。
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⇒学際的脂質創生研究部会のページ
学会行事
Published by 学会事務局 on 14 10月 2014
日本生物工学会はThe Korean Society for Biotechnology and Bioengineering (KSBB)との交流協定に基づき、各年度の受賞者(生物工学賞、江田賞、斎藤賞、照井賞、技術賞)から選抜して講演者をKSBBの大会に派遣しています。2014年度からは年に二回の交流をを行っています。
| KSBB大会への派遣者 | 報告記事執筆者および参加報告 |
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2024年 | 秋季
HP | 森田 友岳(2020年度斎藤賞)
吉野 知子(2023年度斎藤賞)
井上 謙吾(2023年度照井賞) | 森田 友岳[第56回 生物工学奨励賞(斎藤賞)]
⇒参加報告 |
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春季
HP | 堀 克敏(2023年度功績賞)
徳岡 昌文(2023年度江田賞) | 徳岡 昌文[第56回 生物工学奨励賞(江田賞)]
⇒参加報告 |
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2023年 | 秋季
HP | 髙木 博史(2023年度工学賞)
青柳 秀紀(2023年度功績賞)
梅津 光央(国際展開委員) | 梅津光央(国際展開委員)
⇒参加報告 |
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春季
HP | 近藤 昭彦(2022年度工学賞)
上平 正道(2022年度功績賞) | ⇒参加報告 |
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2022年 | 秋季
HP | 髙木 昌宏(2022年度工学賞)
神谷 典穂(2022年度功績賞)
戸谷 吉博(2022年度照井賞) | 戸谷 吉博[第45回 生物工学奨励賞(照井賞)]
⇒参加報告 |
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春季
HP | 青柳 秀紀(副会長)
諸星 知広(2021年度斎藤賞) | 諸星 知広[第57回 生物工学奨励賞(斎藤賞)]
⇒参加報告 |
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2021年 | 秋季
HP | 竹山 春子(2021年度功績賞)
金井 宗良(2021年度江田賞)
小西 正朗(2021年度照井賞) | 小西 正朗[第44回 生物工学奨励賞(照井賞)]
⇒参加報告 |
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春季
HP | 大政 健史(2020年度功績賞)
清水 一憲(2020年度照井賞) | ⇒参加報告 |
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2020年 | コロナウィルス感染拡大のため派遣者なし |
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2019年 | 秋季
HP | 紀ノ岡 正博(2019年度功績賞)
佐々木 建吾(2019年度斎藤賞)
杉浦 慎治(2019年度照井賞) | 佐々木 建吾[第55回 生物工学奨励賞(斎藤賞)]
⇒参加報告 |
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春季 | 清水 浩(2018年度功績賞)
井藤 彰(2018年度照井賞) | 井藤 彰[第41回 生物工学奨励賞(照井賞)]
⇒参加報告 |
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2018年 | 秋季 | 髙木 昌宏(副会長)
加藤 竜司(2017年度照井賞) | 加藤 竜司[第40回 生物工学奨励賞(照井賞)]
⇒参加報告 |
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春季 | 髙木 博史(2017年度功績賞)
古賀 雄一(2017年度斎藤賞) | 古賀 雄一[第53回 生物工学奨励賞(斎藤賞)]
⇒参加報告 |
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2017年 | 秋季 | 髙木 昌宏(副会長)
中野 秀雄(国際展開委員) | ⇒参加報告 |
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春季 | 本多 裕之(2016年度功績賞)
松浦 友亮(2016年度斎藤賞)
河原 正浩(2016年度照井賞) | 河原 正浩[第39回 生物工学奨励賞(照井賞)]
⇒参加報告 |
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2016年 | 秋季 | 跡見 晴幸(国際展開委員長)
北本 宏子(国際展開委員) | ⇒参加報告 |
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春季 | 福崎 英一郎(2015年度功績賞)
吹谷 智(2015年度斎藤賞)
金 美海(2015年度照井賞) | 吹谷 智[第51回生物工学奨励賞(斎藤賞)]
⇒参加報告 |
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2015年 | 秋季 | 五味 勝也(会長)
跡見 晴幸(国際展開委員長)
北本 宏子(国際展開委員) | ※KSBB創立30周年記念大会 |
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春季 | 加藤 純一(2014年度功績賞)
蓮沼 誠久(2014年度斎藤賞)
磯谷 敦子(2014年度江田賞) | 磯谷 敦子[第48回生物工学奨励賞(江田賞)]
⇒参加報告 |
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2014年 | 秋季 | 五味 勝也(副会長)
倉橋 修(副会長) | ⇒参加報告 |
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春季 | 髙木 昌宏(2013年度功績賞)
菊地 淳(2013年度斎藤賞)
福田 淳二(2013年度照井賞) | 福田 淳二[第36回生物工学奨励賞(照井賞)]
⇒参加報告 |
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2013年 | 秋季 | 園元 謙二(会長)
五味 勝也(副会長) | 五味 勝也(副会長)
⇒参加報告 |
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2012年 | 秋季 | 原島 俊(会長)
渡辺 大輔(江田賞)
大河内 美奈(斎藤賞)
熊田 陽一(照井賞) | 渡辺 大輔[第45回生物工学奨励賞(江田賞)]
⇒参加報告 |
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2011年 | 秋季 | 髙木 睦(功績賞)
中川 智行(斎藤賞)
荻野 千秋(照井賞) | 中川 智行 [第47回生物工学奨励賞(斎藤賞)]
⇒参加報告 |
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2010年 | 秋季 | 横田 篤(国際交流担当理事)
近藤 昭彦(功績賞)
吉田 聡(江田賞)
馬場 健史(斎藤賞) | 吉田 聡[第43回生物工学奨励賞(江田賞)]
⇒参加報告 |
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2009年 | 秋季 | 飯島 信司(会長)
杉山 峰崇(斎藤賞)
滝口 昇(照井賞)
古田 吉史(技術賞) | 杉山 峰崇[第45回生物工学奨励賞(斎藤賞)]
⇒参加報告 |
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2008年 | 秋季 | 塩谷 捨明(会長)
金山 直樹(斎藤賞)
柘植 丈治(照井賞)
淺田 雅宣(技術賞) | 柘植 丈治[第31回生物工学奨励賞(照井賞)]
⇒参加報告 |
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2007年 | 秋季 | 塩谷 捨明(会長)
古林 万木夫(江田賞)
芦内 誠(斎藤賞)
勝田 知尚(照井賞) | |
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2006年 | 秋季 | 五十嵐 泰夫(会長)
前田 勇(斎藤賞)
中島田 豊(照井賞)
永井 展裕(技術賞) | |
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2005年 | 秋季 | 仁平 卓也(国際交流担当理事)
塩谷 捨明(副会長)
高田 洋樹(技術賞) | |
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春季 | 新名 惇彦(会長)
仁平 卓也(国際交流担当理事) | |
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2004年 | 秋季 | 大宮 邦雄(生物工学賞)
大政 健史(照井賞)
山下 道雄(技術賞) | |
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2003年 | 秋季 | 五十嵐 泰夫(会長)
仁平 卓也(国際交流担当理事)
紀ノ岡 正博(照井賞) | |
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2002年 | 秋季 | 黒田 章夫(斎藤賞)
中野 秀雄(照井賞)
田中 賢二(技術賞) | |
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2001年 | 秋季 | 川崎 東彦(理事)
清水 和幸(理事) | |
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2000年 | 秋季 | 吉田 敏臣(会長)
宮田 令子(技術賞)
西川 誠司(技術賞) | |
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⇒国際交流活動
学会について
Published by 学会事務局 on 14 10月 2014
2014年10月5日から7日に Changwon Exhibition Convention Center (韓国昌原市)で開催されたThe Korean Society for Biotechnology and Bioengineering (KSBB)の秋季大会に、日本生物工学会(SBJ)より五味・倉橋両副会長が参加し、基調講演を行いました。大会初日(10月5日)の、KSBB役員6名との交流会議では、2015年度のKSBB春季大会および同秋季大会(KSBB創立30周年記念大会)への本会会員の派遣、2015年度の第2回SBJシンポジウムおよび第67回日本生物工学会大会へのKSBB会員の招待等、9月の札幌大会期間中に開催されたSBJ-KSBB交流会議で討議された事項について再確認が行われました。

SBJ-KSBB交流会議
左から、 June-Hyung Kim先生(企画・Dong-A Univ.)、Hyung Joon Cha先生(企画・ POSTECH)
倉橋副会長、Byung-Gee Kim先生(会長・Seoul Natl. Univ.)、五味副会長
Eock Kee Hong先生(副会長<次期会長>・ Kangwon Natl. Univ.)
Si Wouk Kim先生(副会長・ Chosun Univ.)、Yong-Sung Kim先生(国際交流・Ajou Univ.)

2014年度KSBB秋季大会が開催された昌原コンベンションセンター(CECO)
♦関連記事:【国際交流】韓国生物工学会(KSBB)大会参加報告
新着情報
Published by 学会事務局 on 09 10月 2014
「生物工学よもやま話-実験の基礎原理から応用まで-」は、好評につき学会在庫分を完売いたしました。ありがとうございました。本日(2014年10月9日)をもって会員向け注文受付を終了します。ご希望の方は、一般書店等にてお買い求め下さい。
♦ 関連記事:
【会員の方へ】「生物工学よもやま話-実験の基礎原理から応用まで-」特価販売のご案内
https://www.sbj.or.jp/news/news_yomoyama_20140107.html
新着情報
Published by 支部:中部 on 09 10月 2014
日本生物工学会中部支部のメールマガジンBBChubuの第6号(2014年10月号)を掲載しました。
⇒
日本生物工学会中部支部 メールマガジン『BBChubu』(第6号)(2.18 MB)
BBChubuは、中部支部の会員相互の交流のためのマガジンで、研究紹介、留学体験、大学ブランド商品紹介、中部地区の企業紹介、コーヒーブレイクという会員交流広場(懸賞問題付き!)もあります。第6号では、中部支部設立20周年を記念して歴代支部長挨拶も掲載しています。
他支部の会員の方々にもお知らせいたしますので、ご覧いただき、ご意見をお送りください。懸賞問題へのご投稿もお待ち申し上げます。
中部支部 BBChubu編集担当
►中部支部Topへ
新着情報
Published by 支部:東日本 on 06 10月 2014
主催行事
- 2014年度 生物工学フォーラム「先端技術による新たなバイオテクノロジー」
日時:2014年7月25日(金)13:00~19:40(懇親会を含む)
場所:独立行政法人 理化学研究所 大河内記念ホール(埼玉県和光市広沢2-1)
- 第9回学生発表討論会
日時:2014年11月7日(金)13:00~11月8日(土)13:00
場所:八王子セミナーハウス(東京都八王子市下柚木1987-1)
- 賀詞交換会
日時:2015年1月23日(金)14:00~18:30
場所:サントリー商品開発センターDCホール(神奈川県川崎市中原区今井上町57)
- 第3回日本生物工学会東日本支部コロキウム
日時:2015年3月3日(火)13:00~20:00(懇親会を含む)
場所:東京工業大学すずかけ台キャンパス(神奈川県横浜市緑区長津田町4259)
すずかけホール(講演会)ラウンジ(懇親会)
共催行事
これまでの活動
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支部活動
Published by 支部:関西 on 06 10月 2014
関西支部主催行事
- 若手企画委員会ワークショップ
⇒開催報告はこちら日時 | 2014年9月18日(木)~19日(金) |
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場所 | 関西セミナーハウス(京都市左京区) |
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- 国際ワークショップ2014 “Workshop on Asian Brewery Technology”
⇒開催報告はこちら日時 | 2014年10月30日(木) |
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場所 | 月桂冠株式会社昭和蔵ホール |
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これまでの活動
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支部活動
Published by 支部:関西 on 06 10月 2014
⇒開催報告はこちら
- 日時: 2015年1月27日(火)13:30~18:00
- 場所: 黄桜株式会社(京都市伏見区横大路下三栖梶原町53)
TEL/FAX: 075-611-4129 (担当:研究所 古川 幸子)
⇒アクセスマップ
- 講演:(13:30~15:00)⇒講演要旨はこちら
「食の循環の健全化に向けた微生物科学研究」
…島 純(龍谷大学法学部及び農学研究所)
「糸状菌の生理活性物質生産に関する研究」
…木下 浩(大阪大学生物工学国際交流センター)
「山廃酒母の安定製造と酒質の多様化について」
…北岡 篤士(黄桜株式会社研究所)
- 見学: 黄桜株式会社 15:00~16:30
- 懇親会: キザクラカッパカントリー 17:00~19:00
- 定員: 90名(定員になりしだい締め切ります。)
- 参加費: 1,000円(税込)・学生は無料
- 懇親会会費: 3,000円(税込)
(参加費、懇親会費は当日会場にてお支払い下さい。)
- 申込み方法: 氏名、一般・学生の別、所属、連絡先(TEL、E-mail)、懇親会の出欠を明記の上、お申込フォーム、または、下記の申込み・問合せ先にFAXまたはE-mailでお申し込み下さい。
- 申込先: 〒657-8501 神戸市灘区六甲台町1-1
神戸大学自然科学系先端融合研究環 関西支部庶務担当 蓮沼 誠久
TEL/FAX. 078-803-6202 E-mail: hasunuma@port.kobe-u.ac.jp
- 交通: 近鉄桃山御陵前駅より徒歩15分、もしくは京阪中書島駅より徒歩20分
「食の循環の健全化に向けた微生物科学研究」
龍谷大学法学部及び農学研究所 島 純
食品ロス(食べられる状態にありながら廃棄されている食品)や食品廃棄物の問題が顕在化している情勢を鑑み、微生物機能利用による食の循環の健全化を介した環境保全技術構築に資することを目的に研究を行った。すなわち、食品製造プロセスの効率化による食品ロスの低減及び食品廃棄物等からの有用物質生産の両面から研究を実施した。本発表では、1) 酵母の環境ストレス耐性機構の解析と食品製造への応用、2)有機酸耐性機構の解明と新規バイオ燃料生産プロセスの構築、3)ノンコンベショナル酵母の機能探索と油脂等の有用物質生産への応用、に関する研究結果を紹介する。
「糸状菌の生理活性物質生産に関する研究」
大阪大学生物工学国際交流センター 木下 浩
一般的にカビ(糸状菌)は食物を腐敗させたり、アレルギーの原因になったりするために、嫌悪されることが多い微生物であるが、発酵食品産業にとっては多大な貢献をしている有益な菌群でもある。特に日本においては、国菌と称される麹菌が日本酒、醤油、味噌作りなど、多岐にわたって利用され和食文化を支えている。また、近年では糸状菌から抗生物質など数多くの生理活性物質が発見されており、新規化合物の主要な探索源ともなっている。しかしながら、糸状菌における遺伝子組換には様々な困難な問題があったため、近年まで分子生物学的手法による研究は特定の菌に限られていた。今回は、糸状菌からの新規生理活性物質の単離から、生合成遺伝子の同定、麹菌を用いた異種生産系の構築に至る研究過程を通じて確立した汎用的な遺伝子工学的技術について報告する。今後、開発した技術を用いて糸状菌の潜在能力を最大限利用し、社会への貢献を目指している。
「山廃酒母の安定製造と酒質の多様化について」
黄桜株式会社研究所 北岡 篤士
山廃酒母は仕込み時に乳酸添加を行わず、乳酸菌をはじめ複数の微生物の働きを利用することで制菌し安全な酵母の発酵を促すユニークな醸造方法である。一般に山廃酒母は、硝酸還元菌と球状乳酸菌(Leuconostoc mesenteroides)、桿状乳酸菌(Lactobacillus sakei)が順に微生物遷移を起こすとされている。近年衛生環境が改善される反面、こうした微生物の酒母への持ち込み量は減少し、安定した酒母の育成が難しくなりつつある。このため、当社では山廃酒母から有用な硝酸還元菌と乳酸菌を単離し、安定した酒母の育成を可能とした。さらに乳酸菌種と酵母種の組み合わせを検討することで、酒質にバリエーションをつけることが可能となった。実際の醸造現場における山廃酒母の製造方法について解説するとともに、自社の山廃酒母の微生物遷移の様子を紹介する。
►Page Top
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学会行事
Published by 学会事務局 on 30 9月 2014
Journal of Bioscience and Bioengineeringでは2015年1月よりNote及びTechnical Noteを廃止します。新規投稿はRegular Paperの形式で作成下さい。2015年1月以前に受け付けたNote及びTechnical Noteの改訂稿は当初のフォーマットで受け付けます(Reject論文の再投稿を除く)。⇒Instructions to Authors
英文誌編集委員会
新着情報
Published by 学会事務局 on 29 9月 2014
生物工学会誌 第92巻 第9号
河合 富佐子
研究者は研究だけに専念できることが理想であるが、人間社会ではそうもいかない。影響するものは研究環境、個人環境、時代背景といろいろあるが、私自身は、特に女性に対する時代の考え方との闘いにかなりのエネルギーを費やした。それでも何とか生き残れたのは私より以前の女性群に比べると時間の経過が助けてくれたおかげだろう。従姉の一人が京大女子学生一期生であったが、ほぼ一回り年齢の違う自分と彼女を比較すると時代の違いを実感する。さらに自分より5年下くらいから、どの分野でも数はともかくとして女子学生が存在するようになった。女性問題という言葉が最近ではあまり取り上げられないのも、時代の変遷を反映している。また、個人というものは確固とした考え方があるようでいて、いかに時代に影響されるものであるかを実感する。私の学生時代の指導者世代から以降、私と同年代およびかなり下の世代でさえ、女性への視点には問題があったが、ある意味ではその時代の考えに従っていたに過ぎない。それらの世代がすっかりいなくなったわけではないのに、気がつくといつの間にか女性の活用が叫ばれているという風潮には、とまどう思いもある。しかし、研究生活の最後にこのような変化を見届けられたのは嬉しいことである。では何が変えたかというと、個々の闘いの蓄積と時代の流れが合うようになった結果だと思う。
残念なことに、最近の理研のSTAP細胞の騒ぎをみていると、研究者としてどこかおかしいという気がする。ミスというより作為的な詐欺行為が露見しないと思っていたのか、あるいは露見したらと不安に苛まれることはなかったのだろうか。大きくアピールすることは、内容がなければ大きく墜落することでもある。光と影は常に表裏一体である。研究テーマに拘らず、成功の確率は研究者自身の判断と責任である。大きな果実を得られるかは賭けであり、努力の結果でもある。理研では理事長が未熟な研究者と断罪したが、その未熟な研究者を選んだ責任と今後の対応策が最終的にどうなるか注目している。この事件を受けて、女性研究者への影響という意見もあったが、あんなことで志望や進路を変える人はいないだろうし、世間の女性研究者への評価に影響することはないと信じたい。そもそもジャーナリズムの取り上げかたは、ゴシップ週刊誌並で違和感があった。あのスタイルで真に実験ができるのかということと、いまだに見かけの評価が女性研究者にはつきまとうという両面の違和感である。最近では、女性リーダーが大きな研究を牽引していることが珍しくなく、日本も国際化したと感じていたのと真逆の印象を受けた。論文疑惑の問題は男女を問わない研究者マインドの確立と存在に関わる。研究倫理以外に生き方の問題でもある。東大の論文疑惑では教授の辞職以外にも、同研究室出身者についても同様の疑惑が生じたようである。断固として虚偽を否定する人はいなかったのだろうか。いたとすればその方達に何が起こったかを知りたい。何グループかを競わせていたということだが、優秀な人材ならば別の世界もあったと思われる。どの組織に籍をおくかは研究費の獲得や学会の序列のようなものに影響する。しかし、それ以外でも研究者としての生き方はあるというのが、文系公立大学の教養からスタートして地方国立大学研究所で定年を迎えた私の実感である。
研究者の闘いの第一の対象は研究そのものであるが、それ以外にも闘わなければならないことは常に存在する。時代に求められるものはとよく言われるが、時代に求められるものに合わせるだけでは迎合に過ぎない。時代がくる前に時代を作ることに貢献するとか、来るべき時代を読み取ることが大切だろう。それではまったく無視できるかというとそうでもない。まったく無視するのはただ頑固、偏狭さを示すにすぎないこともある。自分は研究者としてどう生きるかを考えながら、時代の流れの中にヒントなり取り入れるべきものがないかを探ることから姿勢なり背骨ができ上がっていくのだろう。時代に流されても駄目、下手に竿をさしても抵抗が大きい。時の流れに身をまかせ、かつ先をみることが必要なのだろう。長期的には努力は報われることが多い、だから見る目を磨いて、めげず進みましょうというのが、若い世代へのエールである。
著者紹介 京都工芸繊維大学繊維科学センター(特任教授)、岡山大学名誉教授
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 29 9月 2014
⇒生物工学会誌Topへ

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生物工学会誌
Published by 支部:中部 on 22 9月 2014
主催行事
BBChubu
これまでの活動
►中部支部Topへ
支部活動
Published by 支部:九州 on 22 9月 2014
第21回日本生物工学会九州支部熊本大会
講演者各位
日本生物工学会九州支部熊本大会実行委員会
実行委員長 森村 茂
第21回日本生物工学会九州支部熊本大会への演題申し込み、誠にありがとうございます。
講演要旨作成要領をよくお読みいただき、テンプレート(Microsoft Word 2003の文書です)に直接ご記入のうえ、メールにて講演要旨送付先までご返送ください。講演要旨集は昨年同様A4版で作成します。事務業務簡略化のため、受け取りました要旨をそのまま印刷する予定ですので、作成要領をよく確認のうえ、ご提出ください。ご協力のほどよろしくお願いいたします。
講演要旨作成要領
- 外枠のサイズ(縦110 mm、横150 mm)は変更しないでください。
- 図、表、写真は挿入できません。
- タイトルはMSゴシック11ポイント、ボールドで書き、左から25 mmあけてください。
- 講演者(所属)はMS明朝11ポイントで書き、左から25 mmあけてください。登壇者に○をつけてください。
- 本文はMS明朝11ポイントで書いてください。イタリック、上付、下付など書体の指定は、そのまま印刷できるようにお書きください。
- 英文で要旨を書く場合はTimes New Roman 11ポイントを使用してください。
- 講演要旨送付先: 森村 茂 (熊本大学・工学部・物質生命化学科)
E-mail: morimura@kumamoto-u.ac.jp
- 講演要旨提出締め切り: 2014年10月25日(土)必着
⇒【九州支部】第21回日本生物工学会九州支部熊本大会(2014/12/6)
新着情報
Published by 学会事務局 on 17 9月 2014
日本生物工学会の和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business iの企画特集に編集協力をし、第3水曜日に記事を掲載しております。2014年4月より新企画「よくわかるバイオ」が始まり、9月17日付で、第6回「体を守る免疫」
(105KB)が掲載されました。次回は、2014年10月15日に掲載予定です。
⇒過去に掲載された記事一覧はこちら
Fuji Sankei Business i 2014年9月17日 掲載
※当サイトでは、Fuji Sankei Business iのご厚意により該当記事を紹介しております。
►生物工学会誌Topへ
新着情報
Published by 学会事務局 on 16 9月 2014
セルプロセッシング計測評価研究部会では、「優秀学生発表賞」を設けています。
優秀学生発表賞は、将来を担う研究者・開発者の卵たち(高専生、学部生および大学院前期課程(修士)学生)の意欲向上や自身の研究に対する更なる理解を促す動機づけを目的としています。
本年度は、第66回日本生物工学会大会で一般講演(ポスター発表)を行った、高専生、学部生および大学院前期課程(修士)学生の発表(11研究グループの22名)に対し、計22名の先生方による厳正な審査を行い、以下の4名に優秀学生発表賞を授与いたしました。
優秀学生発表賞受賞者(五十音順)
- 小野 章彦さん (九州大学 大学院システム生命科学府)
「DNAダメージ誘導型遺伝子発現システムを用いた細胞センサーの開発」
- 角屋 行紀さん (徳島大学大学院 先端技術科学教育部)
「CHO細胞培養における抗体の凝集体形成過程の解析」
- 北川 陽一さん (千葉大学 大学院工学研究科)
「複合型ハイドロゲルファイバーを利用した癌細胞浸潤評価系の構築」
- 堀川 美希さん (名古屋大学 大学院創薬科学研究科)
「短鎖ペプチド全網羅マイクロアレイを用いた細胞培養基質としてのペプチド評価」
受賞された方および関係者の皆様、おめでとうございます!
優秀学生賞は、来年度も実施いたします。
多くのご参加をお待ちしております。
►セルプロセッシング計測評価研究部会Topへ
新着情報,研究部会(若手会)
Published by 支部:西日本 on 12 9月 2014
日本生物工学会西日本支部では2014年度学生賞候補者の推薦募集をしております。下記の要領に従って優秀な学生の推薦をお願いいたします。(終了しました)
(1) 西日本支部地域内の大学の修士課程(博士前期課程)、博士課程(博士後期課程)および高等専門学校専攻科の学生で生物工学会会員
(2) 生物工学会年次大会および支部講演会において口頭・ポスター発表した者もしくは本学会の和文・英文誌に論文を公表した者
- 推薦者 西日本支部の正会員で対象研究室、講座、学科および研究科の代表者
- 推薦方法 推薦用紙
に必要事項を記入して下記提出先へ郵送してください。
- 推薦申込締切日 2014年11月21日(金)
- 問合わせ先・応募書類提出先
〒739-8530 東広島市鏡山1-3-1
広島大学大学院先端物質科学研究科
日本生物工学会西日本支部事務局(庶務 秋 庸裕)
E-mail: aki@hiroshima-u.ac.jp
►西日本支部Topへ
支部活動,新着情報
Published by 学会事務局 on 12 9月 2014
第66回日本生物工学会大会は、おかげさまをもちまして、盛会のうちに終了いたしました。ご参加いただきました皆様、ご協力いただきました関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
第67回日本生物工学会大会は、2015年10月26日(月)~28日(水)に鹿児島 城山観光ホテルにて開催される予定です。
新着情報
Published by 学会事務局 on 12 9月 2014
第3回生物工学教育セミナーは、おかげさまで盛況のうちに終了いたしました。⇒開催報告はこちら
日本生物工学会では、産業界の若手研究者・技術者を主たる対象として、基盤となる知の習得を目的に、「生物工学」(生物化学工学、応用微生物学など)の基礎教育セミナーを年に一度開催しております。企業に入社後数年が経過した若手研究者・技術者の学び直しの場としても、このセミナーをご活用ください。
第3回生物工学基礎教育セミナーでは、前回に引き続き、日本生物工学会創立90周年記念事業の一環として2013年9月に出版された「基礎から学ぶ生物化学工学演習」を教材にして、第5章バイオプロセスにおける単位操作の内容、バイオリアクターにおける殺菌・除菌、通気・撹拌、計測と制御、バイオプロダクトの分離・精製について、執筆者による講義と演習指導を実施いたします。また、産業界の著名な講師から、研究・生産現場で利用される、培養・計測技術、並びに単離・精製技術について最新の知見も含め、紹介いただきます。
⇒プログラムはこちら
企業の研究現場、生産現場で働く若手研究者・技術者のみならず、新たな基盤知識を習得したい、今一度学び直したいと考えておられる方々の参加もお待ちしております。
- 日時
2014年11月28日(金)9:55~17:30
(受付開始9:20~)
- 場所
味の素株式会社 川崎事業所
本館4階 41会議室(川崎市川崎区鈴木町1-1)
京急大師線鈴木町駅下車
⇒アクセスマップ
- 参加費
6,000円(税込み、テキスト「基礎から学ぶ生物化学工学演習」代、昼食代を含む)
テキスト「基礎から学ぶ生物化学工学演習」を持参される方は、参加費4,000円となります。
参加費は当日お支払ください。請求書等は事前発行いたしません。領収書は当日お渡しいたします。
要テキストで申し込まれた方がキャンセルされた場合、後日テキストをお送りしますのでテキスト代のみお支払い下さい。
- 定員
60名(定員になり次第締め切ります)
- 申込み締切
2014年11月20日(木)
- 申込み方法
1) 氏名、2) 住所ならびに所属、連絡先TEL/E-mail、 3) 会員種別、4) テキスト「基礎から学ぶ生物化学工学演習」の要・不要を明記して、申込みフォームよりお申し込みください。
- 申込み先
日本生物工学会事務局 産学連携活動担当
E-mail: sangaku@sbj.or.jp
講演プログラム
- 9:55~10:00 開会の挨拶…………倉橋 修(日本生物工学会副会長)
- 10:00~12:00
「基礎から学ぶ生物化学工学演習」を教材とした講義と演習指導
……中島田 豊 (広島大学大学院 先端物質科学研究科 分子生命機能科学専攻 教授)
- 12:00~13:00 昼食・休憩
- 13:00~14:00
「基礎から学ぶ生物化学工学演習」を教材とした講義と演習指導
……中島田 豊(広島大学大学院 先端物質科学研究科 分子生命機能科学専攻 教授)
- 14:00~14:20 休憩
- 14:20~15:50
講演『最新の培養装置・計測装置とその開発方向性』
……富田 悟志(エイブル株式会社)
近年、培養分野における計測の重要性が高まっている。その一因として蛍光式のpH、DO、DCO2センサーが ある。既存の電極式センサーが作用極と参照極の電位差を利用するのに対して、蛍光式は蛍光 の位相角や、励起光と蛍光のレシオ差を利用して測定するセンサーである。蛍光式センサーは狭い測定 範囲、高価格などの問題はあるものの非接触での測定により、新たな実験系が構築できる。本演題では、 最新の培養装置の紹介とともに、蛍光式センサーの測定原理やその用途、国産化に向けた取り組みに ついて紹介したい。
- 15:50~17:20
講演 『バイオ医薬品製造におけるダウンストリームプロセス』
……伊藤 隆夫(メルク株式会社 メルクミリポア事業本部)
バイオ医薬品の中でも近年注目されているモノクローナル抗体医薬品の製造プロセスに焦点をあて、培 養工程後のダウンストリームプロセスで利用される単離・精製技術を工程ごとに紹介する。細胞や夾雑 物と不純物を取り除き、目的物質の純度を高め高濃度化し原薬ができるまでの各ステップを、設備や 機器・デバイスの概要、工程で求められるポイント、スケールアップ手法などについて、最新のトレンドも踏 まえて解説する。
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学会行事
Published by 支部:東日本 on 09 9月 2014
日本生物工学会東日本支部 第9回 学生発表討論会
(公社)日本生物工学会東日本支部 主催
日時
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2014年11月7日(金)13時~11月8日(土)13時
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場所
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八王子セミナーハウス(東京都八王子市下柚木1987-1)
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開催趣旨
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「研究室から飛び出よう!」
自分の研究をネタに、企業の研究者とじっくり話してみませんか?
~日本生物工学会東日本支部 第9回学生発表討論会のご案内~
「自分の研究の進め方って、企業の人から見たらどうなんだろう?」
「企業での研究ってどんなもの?」
「学生のうちに身につけておかなければならない能力は?」
学生の皆さん、このような疑問を、社会人に直接ぶつけてみませんか? 就職や進学を考えている皆さんの研究内容の発表を通じて、バイオ関連の様々な分野で活躍する先輩方がアドバイスをしてくださいます。
研究発表といっても、学会のようなまとまったデータは必要ありません。もちろん、学会で発表した内容そのままを持ってきても構いませんし、まだ途中の段階でも、うまくいっていなくて滞っているようなものでも歓迎します。むしろ、そのようなうまくいっていない時にどう考えたらよいか、研究室の外に出ればヒントが見つかるかもしれません。
夕食後には、社会人との自由討論会も企画しています。企業の研究ってどういうもの? 社会人になって必要とされる能力は? のような、皆さんの将来に関する疑問など、研究室ではなかなか聞けないことを質問するチャンスです。
学生の皆さんの参加をお待ちしております。
社会人、大学教員の皆様の参加も、もちろん歓迎いたします。近頃の学生に一言いいたいという方、奮ってご参加ください。
内容についての詳細は、以下のURLより、生物工学会誌2010年第88巻第1号のBranch Spirit欄に掲載しました記事をご覧ください。
https://www.sbj.or.jp/wp-content/uploads/file/sbj/8801_branch_spirit.pdf
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募集人数
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学生・一般合わせて 35名
(定員になり次第、締め切らせて頂きます。相互交流の観点から、学生はできるだけ指導教員と一緒に参加されるようお願いします。人数に限りがありますので、広く交流を図る目的から学生さんはなるべく1研究室あたり2名程度までの申し込みにご協力下さい。学生単独での参加も可能ですが、必ず指導教員の許可を得てからお申し込みください。また、特許に係る情報を含むプレゼンテーションには対応できませんので、ご了承ください。)
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内容
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プログラム予定
11月7日(金)
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13:00
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受付
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13:20
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基調講演「民間企業で研究開発に携わってきた一団塊世代人からの若い皆さん方へのメッセージ」
小林 良則 (バイオインダストリー協会)
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14:00
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研究発表会(1)
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17:30
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休憩
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18:00
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夕食
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19:30
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自由討論会
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11月8日(土)
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8:00
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朝食
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9:00
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モーニングプレゼンテーション
生物工学学生優秀賞(飛翔賞)受賞者講演
「成形加工プロセスを模倣した骨組織モールディング」
景山 達斗 (横浜国立大学大学院 工学府)
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9:30
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研究発表会(2)
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12:00
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昼食
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13:00
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解散
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本セミナーは、三つのプログラムから構成されます。
<研究発表会> 参加学生全員に、自分の研究内容について発表していただきます。発表時間は10分間の予定ですが、参加者数により若干短くなる可能性がありますので あらかじめご承知おきください。一度学会で発表したものや、まだデータが出ていないもの、全然うまくいっていないものでも構いません。全体の発表時間は限られておりますので、先着順で受付させていただき、枠が埋まった時点で学生さんの申込みを締め切らせていただきます。研究発表では研究室外の人にも実験の背景や目的、進捗状況などをわかりやすく説明することを心掛けて、スライドを用意してください。(PCはこちらでも用意いたしますが、持参等については申込後に確認します。)
<自由討論会> 企業や研究所などで社会人として研究・開発に携わっている先輩方と、学生時代や現在の経験談、企業で必要とされる能力や研究の心得など様々なことについて、緊密かつ自由に語り合います。ふだんなかなか知ることのできない、企業人や大学教員の経験や知識に触れるチャンスです。
<基調講演、モーニングプレゼンテーション> 本セミナーでは、将来生物工学分野での活躍を目指す皆さんへのエールとして、生物工学分野で活躍されている大先輩に、ご自身の研究歴やご経験をお話しいただいています。また、モーニングプレゼンテーションでは、生物工学学生優秀賞(飛翔賞)受賞者による講演を行います。
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参加申込
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10月8日(水)までに、1) 氏名、2) 性別(部屋割りに必要)、3) 一般会員/大学教員/学生会員/学生非会員の別、4) 所属、5)連絡先住所、TEL、E-mail、6)その他連絡事項、を記入の上、件名を「第9回学生発表討論会申込」として、下記申込先にE-mailにてお申し込みください。プログラム作成のため、学生の方には、参加申込締切後に簡単な要旨(500字程度)を作成して頂きますのであらかじめご承知おきください(要旨〆切は10月30日を予定)。
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参加費
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参加費の支払は、当日受付時にお願いいたします。
学生会員3,000円(不課税)、学生非会員4,000円(税込み)
一般会員・・・大学教員10,000円(不課税)、大学教員以外7,000円(不課税)
(宿泊代・夕朝昼食代・要旨集込)
一般会員の皆様には、研究発表会において学生の発表に対する様々な視点からのご指摘や自由討論会での積極的なアドバイスをお願いします。定員に限りがありますので、下記申し込み先まで早めにお問い合わせください。
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申込先
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日本生物工学会東日本支部 第8回学生発表討論会
担当 大槻隆司(山梨大学大学院医学工学総合研究部)
E-mail: tohtsuki@yamanashi.ac.jp
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学会行事
Published by 若手会 on 05 9月 2014
若手会
Published by 学会事務局 on 03 9月 2014
転載条件
- 著作者自身が自らの著作物を利用するときは、特に本会に届け出る必要はありません。但し、引用される場合は、出典が日本生物工学会大会講演要旨集であることを明記してください。
- 第三者の著作権利用に際しては、著作者自身の利用とは区別し、本会への許諾申請を必須条件と致します。メールにて学会事務局()までお問い合せ下さい。
- 著作物(印刷体および電子版)を商用目的で配布することはできませんが個人的に使用することは可能です。
- 著作者本人ならびに所属機関が著作物をホームページに掲載する場合、著者版原稿であれば掲載可ですが、出版社版を利用することはできません。
機関リポジトリへの登載条件
- 著者版原稿のリポジトリへの登載を許可します。
- 出版社版の登載は認めておりませんので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
- 登載にあたって学会への申し出は不要ですが、出典表示(掲載誌名・巻号・ページ数・出版年)をお願いします。
FAQ
Published by 学会事務局 on 03 9月 2014
2017年3月をもって電子図書館(NII-ELS)の事業は終了しました。⇒講演要旨集電子版の閲覧方法はこちら
日本生物工学会の過去の大会講演要旨集(1963年~2015年)は国立情報学研究所の電子図書館サービス(NII-ELS)で電子化されており、CiNii(NII論文情報ナビゲータ)にて閲覧が可能です。ご所属先がCiNiiの定額機関ユーザである場合、発行後3ヶ月以内は、有料(但し、生物工学会個人会員は無料)ですが、発行後3ヶ月以降は、無料でご利用いただけます。⇒CiNiiの利用区分についてはこちら

【現在公開済みコンテンツの利用料】
- 定額機関に所属している場合: 無料
- 定額機関に所属していない本会個人会員: 無料、但し年間登録料 (2,100円)が必要
- 定額機関に所属していない非会員: 年間登録料 (2,100円)+1頁当たりの利用料262円、あるいは、Pay-per-view(PPV)で735円
FAQ
Published by 学会事務局 on 01 9月 2014
第66回日本生物工学会大会開催のため、9月8日(月)から11日(木)にいただきましたお問い合わせ、および投稿論文の受付については、9月12日(金)より、順次対応いたします。予めご了承ください。
新着情報
Published by 学会事務局 on 29 8月 2014
The 4th International Symposium on Utilization of Marine Environment for Development of Sustainable Society
(The 2nd Japan-Hawaii Joint Workshop “Marine Biomass Utilization”)
我が国は広大な排他的経済水域を有しており、海洋資源の利用技術開発は日本に課せられたより重要な使命である。中国山陽地方は海洋資源の宝庫である瀬戸内海に面しており、生物資源の宝庫であるとともに、造船業を中心とした海洋産業も盛んであることから、将来、海洋環境の有効活用に関する先端研究の発信地となりうる。一方、米国ハワイ州も四方を海に囲まれた孤島であるが、様々なクリーンエネルギーの宝庫であり、海洋温度差発電や海洋生物資源の利用が進められている。
そこで、昨年11月にハワイ大学において第一回Japan-Hawaii Joint Workshop “Marine Biomass Utilization”を開催し、海洋再生可能資源・エネルギー利用に関わる研究交流を通じて今後の共同研究の枠組みを検討した。今回、この試みをさらに発展させるために、ハワイ大学から様々な海洋資源の利活用技術の開発を進めている3名の研究者をお招きするとともに、日本国内の海洋資源利用・理解に関わる研究発表を通じて、海洋資源の有効活用に関わる国際共同研究、及びビジネス展開に関する議論を深めることを目的として本シンポジウムを開催する。
なお、本企画は、広島大学バイオマス研究センターとの共催、JST・CRESTの後援にて開催の予定である。
日時
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2014年11月6日(木) 13:00~17:30
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場所
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広島大学大学院 先端物質科学研究科 401N 講義室(東広島市鏡山一丁目3番1号)
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プログラム
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- 13:00-13:10 Introduction
- 13:10-13:45 (Presentation via internet)
…Dr. Tetsuzan Benny Ron (HNFAS, CTAHR, UHM and PIOS-BRH, Hawaii Univ.)
- 13:45-14:20
Renewable marine energy and bioenergy research at the University of Hawaii
…Dr. Stephen Masutani (HNEI, Hawaii Univ.) , Invited speaker
- 14:20-14:55
Ethanol from ocean biomass
…Dr. Yoza Brandon (HNEI, Hawaii Univ.) , Invited speaker
- 14:55-15:40 Break and small poster session
- 15:40-16:15
Response of marine ecosystem and evaluation of marine biomass production under the global warming and high-CO2 world
…Dr. Yoshimi Suzuki(Shizuoka Univ.)Invited speaker
- 16:15-16:30
Biogas production from ocean biomass by marine microbial ecosystem
…Dr. Yutaka Nakashimada (Hiroshima Univ., JST-CREST)
- 16:30-16:45
Production of value-added lipids using marine resources
…Dr. Tsunehiro Aki (AdSM, Hiroshima Univ., JST-CREST)
- 16:45-17:00
Products by photosynthetic bacteria in the marine biomass waste
…Dr. Yoshiko Okamura (AdSM, Hiroshima Univ., JST-CREST)
- 17:00-17:15
Hydrothermal pretreatment of kelp
…Dr. Yoshihiko Matsumura (AdSM, Hiroshima Univ., JST-CREST)
- 17:15-17:30 General discussion and concluding remarks
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問合せ先
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中島田 豊
広島大学大学院先端物質科学研究科・教授
〒739-8530
東広島市鏡山1-3-1
E-mail: nyutaka@hiroshima-u.ac.jp
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支部活動
Published by 学会事務局 on 29 8月 2014
日時
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2014年11月14日(金)~15日(土)
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場所
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ビュー・ポートくれ(広島県呉市中通1-1-2 )
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内容
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ポスター発表・口頭発表
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問合せ先
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上野 勝
広島大学大学院先端物質科学研究科・准教授
〒739-8530
東広島市鏡山1-3-1
E-mail: scmueno@hiroshima-u.ac.jp
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支部活動
Published by 学会事務局 on 27 8月 2014
Journal of Bioscience and Bioengineering (JBB) の2013年のImpactFactor(IF)は、当初発表された1.790から1.869に変更されることになりました。これは、Journal Citation Reports(JCR)が算出していた2011年のJBBへの論文掲載数(267件)に誤りがあったためで、正しい掲載数(245件)で算出した修正情報は、2014年10月にJournal Citation Reportsに反映される予定です。
今後とも、JBBへの投稿、査読および引用などご協力をよろしくお願いいたします。
2014 Release of Journal Citation Reports with "Source: 2013 Web of Science data."
Journal Citation Reports is a registered trademark of Thomson Reuters. All rights reserved.
新着情報
Published by 支部:中部 on 26 8月 2014
日時: 2014年11月1日(土)
場所: 静岡グランドホテル中島屋
http://www.sn~hotels.com/sgh/
講演会: 13:00~17:00
<基調講演>
- 13:10~13:50
「酵素・活性・分子—将来の酵素化学工学研究に向けて—」
………浅野 泰久(富山県立大学)
<中部支部各県の活動紹介>
- 13:50~14:10
「愛知県における生物化学工学の研究と生物工学会」
…飯島 信司(名古屋大学)
- 14:10~14:30
「母乳オリゴ糖を介したビフィズス菌とヒトの共生・共進化」
…片山 高嶺(石川県立大学)
- 14:30~14:50
「岐阜県のバイオ産業振興と生物工学会会員の活躍」
…高見澤 一裕(岐阜大学)
- 14:50~15:10
「静岡県の生物工学関連産業のご紹介」…河原崎 泰昌(静岡県立大学)
- 15:10~15:30 休憩
- 15:30~15:50
「信州のバイオテクノロジー」…下坂 誠(信州大学)
- 15:50~16:10
「福井県における生物工学」…櫻井 明彦(福井大学)
- 16:10~16:30
「食品(農作物)における赤外分光センシング」…亀岡 孝治(三重大学)
<初代支部長講演>
- 16:30~16:50
「中部支部設立あれこれ」…岡崎 光雄(信州大学名誉教授)
- 16:50~17:00 閉会あいさつ
祝賀会:18:00~ →17:30~ (30分早くなりました)
参加費:6,000円(税込)
主催:日本生物工学会中部支部
参加申込:申込みフォームからご送信下さい
⇒印刷用ポスターPDF(1.46MB)
ダウンロード
学会行事
Published by 学会事務局 on 25 8月 2014
2014年度学会賞の授賞式は、第66回日本生物工学会大会の初日(9月9日)に札幌コンベンションセンターで開催されます。授賞式の後に、生物工学功労賞、生物工学賞、生物工学功績賞の受賞講演が行われます。また、生物工学奨励賞(照井賞・江田賞・斎藤賞)および、生物工学アジア若手賞の受賞講演は、大会2日目(9月10日)に行われる予定です。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
授賞式
【日時】2014年9月9日(火)9:00~9:50
【会場】札幌コンベンションセンター(札幌市白石区東札幌6条1丁目1-1) 1階 A会場(特別会議場)
⇒2014年度受賞者紹介
受賞講演
各賞の推薦要項および過去の受賞者一覧については、学会賞のページをご覧下さい。
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 8月 2014
第66回日本生物工学会大会は、2014年9月9日(火)~11日(木)に札幌コンベンションセンターにて開催されます。当日参加を希望される方は、札幌コンベンションセンター1階エントランスホールの総合受付にお越しください。大会初日の9月9日(火)は、8:00から(10日、11日は8:15から)受付を開始します。
事前参加申込みをされた方には、大会講演要旨集(参加章・領収証同封)をご登録いただいた宛先に送付いたしました。講演要旨集がまだ届いていない方は、事務局まで(info@sbj.or.jp) お問い合わせ下さい。
⇒第66回日本生物工学会大会ホームページ
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 8月 2014

PDFファイルをご利用いただくためにはAdobe Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。
生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 25 8月 2014
生物工学会誌 第92巻 第8号
恒川 博
筆者は大阪大学醗酵工学科修士課程を修了後、酒類メーカーの医薬・化学品事業部門に入社し、2013年6月に定年退職するまで抗生物質などの医薬品原体の発酵生産に従事した者です。この間、先輩・同僚・後輩のご支援のお陰で経営にも参画する機会を頂戴し、企業研究者として恵まれた会社人生を全うさせていただきました。在職当時の経験を踏まえて、企業で活躍されている、あるいはこれから活躍したいと考えておられる若い生物工学研究者の皆様に一言述べさせていただきます。
企業研究者にとってもっとも大きな喜びとは、会社という組織を通して自身の研究成果や技術を活かして社会に役立つ新しい商品を生み出すことであると筆者は考えています。新商品の開発は一人の優秀なスペシャリストの能力だけで達成されることはありません。発酵生産という技術面だけを取り上げても種母調製から本発酵、回収精製、品質分析、設備機器類の維持管理、さらには原料調達から出荷輸送まで含めた品質保証などの単位プロセスから成っており、それぞれのプロセスのスペシャリストを統合して技術課題を解決する人材が必要です。また、新商品開発には法的規制などの多くの問題点が発生しますが、組織内外にまたがるこれらの諸問題を調整し、それらを技術課題に落とし込める人材も不可欠です。要は、専門的な知識・技術を持ち、かつ専門外の人との円滑なコミュニケーションを図れるゼネラリストの存在が新商品開発には必須と言えます。
それではゼネラリストになるにはどうすればよいのでしょうか。筆者自身も若い時は目前の研究課題に没頭し、実験に明けくれた毎日を過ごしましたし、特別なゼネラリスト養成教育を受けた記憶もありません。ただ、歳を経てゼネラリストとしての職務を果たすにあたり、次の点を意識するようになりました。第一は、自分が万能ではなくわからないことが多いという自覚です。この自覚があれば不得手部分を素直に他の人に任せることができますし、場合によっては社外の先生方に教えを請うことも可能となります。ただし、信頼して任せたとしても最後の責任を自分で取る覚悟は必要です。第二は、自分は人とは変わっていることの自覚です。人は得てして自分以外の誰それは変わっているということを簡単に意識できますが、自分自身が人と変わっているとは意識しないものです。特に同じ組織に長くいるとお互いの慣れのために皆が同化したように思いがちで、言葉にしなくても自分の考えは伝わっていると勘違いしてしまいます。自分は変わっているという意識を持っていれば、自らの考えを理解してもらうためには常に徹底したコミュニケーションが必要だということも理解できるはずです。そして第三は、プロジェクトを成功させるのは自分以外の誰でもないという強い主人公意識です。筆者の経験では、組織の上下関係とは無関係に主人公意識を明確に持った人物がプロジェクト内にいた場合はそのプロジェクトが成功したように思います。もちろん、その人が主人公意識を振りかざすのではなく、円滑なコミュニケーションを通して諸課題を解決するゼネラリストに徹した場合ではありますが。
以上、取り留めもなく述べましたが、大学という学問の場を離れ企業研究者の道を選ばれた皆様が、専門性に裏づけられたゼネラリストとして大きく羽ばたかれることを期待してやみません。
著者紹介 日本マイクロバイオファーマ株式会社(元取締役副社長)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 支部:中部 on 21 8月 2014
2014年8月8日(金)、中部支部独自の産学連携活動であるCHUBU懇話会と連携し、第3回CHUBU懇話会・第5回生物工学産学技術研究会を天野エンザイム (株) 岐阜研究所において開催いたしました。
当日は九州の南海上を北上する強い台風11号による交通機関への影響が懸念されましたが、募集定員80名を超える学界、産業界、学生の方々にご参加いただき、講演会場は満席となる盛況振りでした。
講演会では、天野エンザイム (株) 山口庄太郎氏と石原聡氏、ポッカサッポロフード&ビバレッジ (株) 大澤直樹氏、(株) 丸菱バイオエンジ佐久間英雄氏、富山県立大学伊藤伸哉教授から興味深いご講演をいただきました。
講演会終了後、天野エンザイム (株) 岐阜研究所を見学させていただきました。懇親会では、冒頭、天野エンザイム (株) 代表取締役社長天野源之氏にご挨拶いただきました。名古屋大学名誉教授山根恒夫先生による乾杯の御発声で始まった懇親会は、学界、産業界、学生の方々が美味しい食事とお酒を介して、交流を深めることができた2時間でありました。
今回の産学技術研究会の開催に際しては、天野エンザイム (株) 岐阜研究所の方々と中部支部役員の方々に大変お世話になりましたことをここに報告させていただきます。
次回も各界で活躍する講師陣を迎えて開催いたしますので是非ご参加下さい。
日本生物工学会中部支部・本部産学連携委員会
講師の方々
講師と会場との熱心な質疑応答
懇親会の様子
【関連記事】
新着情報
Published by 学会事務局 on 20 8月 2014
日本生物工学会の和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business iの企画特集に編集協力をし、第3水曜日に記事を掲載しております。2014年4月より新企画「よくわかるバイオ」が始まり、8月20日付で、第5回「カビって悪者?」
(91.1KB)が掲載されました。次回は、2014年9月17日に掲載予定です。
⇒過去に掲載された記事一覧はこちら
Fuji Sankei Business i 2014年8月20日 掲載
※当サイトでは、Fuji Sankei Business iのご厚意により該当記事を紹介しております。
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新着情報
Published by 学会事務局 on 07 8月 2014
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Fax: 03-5561-5047
E-mail: jpinfo@elsevier.com
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Journal of Bioscience and Bioengineering
Published by 学会事務局 on 06 8月 2014
第66回日本生物工学会大会講演要旨集(2014年8月5日発行)は、8月5日(火)より、事前参加申込みをされた方に順次発送しております。参加章および領収証を同封しておりますのでご確認ください。参加章は、当日忘れずにご持参のうえ、大会会場では、受付に配置された参加章ホルダーに入れてご着用ください。
事前参加申込みをされた方は、講演要旨集のPDF版を大会ホームページにて閲覧いただけます(公開予定:8月5日~11月5日)。ご利用にあたっては、事前登録の際に受け取った申込み番号(例:E0001)およびパスワードが必要です。⇒詳しくはこちら
当日参加を希望される方は、札幌コンベンションセンター1階エントランスホールの総合受付にお越しください。大会初日の9月9日(火)は、8:00から(10日、11日は8:15から)受付を開始します。
新着情報
Published by 学会事務局 on 31 7月 2014
2014年7月30日、トムソン・ロイター(Thomson Reuter)より、Journal Citation Reports2013年版がリリースされました。Journal of Bioscience and Bioengineering (JBB) のインパクトファクター値(IF)は、1.790でした。2012年の1.737より上昇し、2011年の1.793に次ぐ数値となりました。
2014年6月にJBBの投稿規程を改定しました。今回の改定では、Committee on Publication Ethics (COPE) の元議長であるDr. Elizabeth Wagerのご指導のもと、出版倫理に関する方針や諸問題への対応について項目を追加しました。⇒Instructions to Authors
英文誌編集委員会では日々迅速かつ厳正な審査を続けております。今後とも、JBBへの投稿、査読および引用などご協力をよろしくお願いいたします。
2014 Release of Journal Citation Reports with "Source: 2013 Web of Science data."
Journal Citation Reports is a registered trademark of Thomson Reuters. All rights reserved.
新着情報
Published by 支部:九州 on 28 7月 2014
2014年度九州支部市民フォーラム
- 日時: 2014年11月1日(土)13:00~16:00
- 場所:宮崎市 宮日会館11階ホール (〒880-8570 宮崎市高千穂通1-1-33 )
- プログラム:
13:00~13:10 生物工学会九州支部長の挨拶
13:10~13:30 オーガナイザーによるシンポジウムの趣旨説明
13:30~14:10 鉄酸化細菌がつくりだすユニークな酸化鉄とその利用
………鈴木 智子(岡山大学大学院自然科学研究科)
14:10~14:50 微生物機能を利用した金属ナノ粒子合成への試み
~セレン化カドミウムを例として~
………惣田 訓(大阪大学大学院工学研究科 環境・エネルギー工学専攻)
14:50~15:00 休憩
15:00~15:40 地層をつくる微生物
~好熱性細菌の生物鉱化現象を探る~
………土居 克実
(九州大学大学院農学研究院 生命機能科学部門 システム生物工学講座)
15:40~16:00 総合討論
閉会の挨拶 ~未来の生物工学者に向けて~
- 参加費: 無料
- 問合せ先:
〒889-2192 宮崎市学園木花台西1-1 宮崎大学農学部応用生物科 吉田ナオト
TEL. 0985-58-7218 E-mail: a04109u@cc.miyazaki-u.ac.jp
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学会行事
Published by 学会事務局 on 26 7月 2014
お詫びと訂正
生物工学会誌第92巻7号掲載のプロジェクト・バイオ『「渾沌(カオス)」の制御法…複合培養系を制御するコツ』につきまして、2014年7月26日に当サイトにて公開しましたPDFに不備があり、最後のページ(p.374)がPDF化されておりませんでした。正しいファイルに差し替えさせていただきましたのでお知らせいたします。皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。
- 巻頭言“随縁随意”
- 特集 生薬の安定供給と資源ナショナリズムの共生
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―
- バイオミディア
- 談話室
- バイオ系のキャリアデザイン
- プロジェクト・バイオ
- 解説
- Branch Spirit
- Fuji Sankei Business i…( 380 )
今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 381 )
- バイオインフォメーション…( 382 )
- 2014年度研究部会会員募集…( 383 )
- 本部だより…( 388 )
- 支部だより…( 389 )
- 事務局より…( 391 )

PDFファイルをご利用いただくためにはAdobe Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。
生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 26 7月 2014
生物工学会誌 第92巻 第7号
藤井 隆夫
研究者、技術者で大切なことは、研究対象に強い興味を持てること。つぎに、対象を自分の五感を動員してよく観察すること、それをよく吟味し、自身の経験や知識を駆使して考えること。対策や仮説を立て、積極的に実験(トライ)を繰り返し、本質を見極め、成果を出すことだろう。くわえて、まだ競合者が少ない、誰も考えつかなかったテーマに巡り会うなど研究のタイミングがよければ、成果を出せる確立がさらに高くなる。これらは当たり前の事柄だが、どこか恋愛と似ている気がする。
私の場合、嫌気性アンモニア酸化(anammox)というテーマに出会った。anammoxは、1990年代中盤に発見された、アンモニアと亜硝酸の酸化還元、脱窒反応であり、新発見のanammox菌と呼ばれる一群の細菌が行う化学独立栄養のエネルギー代謝である。当初、発見者のオランダ、デルフト工科大学のグループ以外に誰もanammox菌を培養できなかった。anammoxに関する解説を読んだ記憶があり、興味をそそられたが、すぐに手を出せるような状況ではなかった。ところが、90年代末に、古川憲治先生(熊本大学教授)がanammox菌の集積培養に日本で初めて成功し、先生から、anammoxの研究を、まさにグッドタイミングで、勧められたのがこの研究に入った契機であった。
anammoxの発見時から窒素含有廃水の処理の革新が期待された。熊大でのanammox菌の集積培養成功によって、廃水処理へのanammoxの適用をめざした日本の研究、開発が始まった。自分は、酸化還元酵素を長く取り扱っていたこともあり、競合者も少なかった生化学的側面からanammoxを攻略することにした。一方で、anammox菌は単離できない細菌で混合微生物系の汚泥状態でしか機能しない。純化できなければ、生化学の研究の対象にはならない不安もあった。ところが、扱ったリアクターの汚泥はanammox菌KSU-1株が60%程の割合で優占していた。メタゲノム解析や遺伝子による菌叢解析などの分子生物学的技術の進歩もあり、純化細菌と同じように、汚泥からタンパク質を精製できた。さらに、精製タンパク質の反応解析、結晶化、構造解析も通常の方法が適用できた。言ってみれば、私の研究履歴とanammoxは相性が良く、こちらのアプローチに応えて、相手が微笑みを返してくれたようなものであった。
研究を進めていくと、エネルギー代謝系のほとんどの酵素や電子伝達のタンパク質に多種類のc型ヘムタンパク質が関与していると考えられ、事実、多種類のヘムタンパク質が発現していた。なかには、データベースのタンパク質と相同性がなく、未知なヘムタンパク質も複数ある。どこに導くのかわからない、未知のものの持つ魅力が益々私達を引きつける。一方で、過去の知識がほとんど参考にならない。相手を理解し、全貌を自分のものにすることの難しさ。本質を掴みかけるが、自分の掌からするりと逃げてしまうもどかしさ。解決策を求めてもがき苦しむ日々を過ごしている。ゴールはまだ見えない。
私の拙い「未完成の」anammox研究の経験を書いてしまったが、冒頭に書かなかった一番大切なことがある。それは、自然や研究対象に対する感性(センス)である。自分の感性に共鳴しないような相手には好意をもてないだろうし、どだい感じるもののない対象に興味など湧くはずもない。年を重ねる程に総じて鈍感になってくる。これは、次々生じるさまざまな事柄に必要以上に動揺しなくなり、冷静に対処できる良い点もある。しかし、若い時は多感で一見些細なことと思えるものにさえ感動できる特権がある。研究者や技術者をめざす人、これから未来を切り開かれる人、若い間に是非感性を磨いて欲しい。そうすれば、日々の研究、実験の中で感動する場面に多く出会うことができ、ひいては大きなチャンスに巡り会えるに違いない。
著者紹介 崇城大学生物生命学部(学部長)
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新着情報
Published by 支部:九州 on 26 7月 2014
第21回日本生物工学会九州支部熊本大会を熊本大学工学部にて下記の要領で開催します。
多数のご参加をお待ち申し上げます。
日時
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2014年12月6日(土)9:00~17:34
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場所
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熊本大学 工学部2号館(黒髪南地区: 熊本市中央区黒髪2-39-1)
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プログラム
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【特別講演】13:20~15:00 工学部2号館223教室 「生物工学の研究:好奇心と共に」
…会長 園元 謙二(九州大学農学研究院生命機能科学部門)
「乳酸菌由来物質による多能性細胞の創造」
…太田 訓正(熊本大学大学院生命科学研究部)
【一般講演】⇒プログラムはこちら
- 9:00~11:48,15:10~17:34 A会場(225教室),C会場(221教室)
- 9:00~11:48,15:10~17:22 B会場(222教室)
【学生賞】⇒プログラムはこちら
- 9:00~11:45,15:10~16:40 D会場(224教室)
【ミキサー】18:00~19:30 熊本大学FORICO(参加費無料)
【評議員会】12:10~13:10 2号館211教室
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参加申込み締切
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2014年9月27日(土)必着
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講演要旨締切日
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2014年10月25日(土)必着
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申込み先
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熊本大学工学部物質生命化学科 日本生物工学会九州支部熊本大会実行委員会
担当:森村 茂 E-mail: morimura@kumamoto-u.ac.jp
受信後、確認のメールをお送りします。また、講演要旨集執筆要領をお送りします。
⇒講演要旨作成要領について
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参加費
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一般2,000円、学生1,000円(税込み、講演要旨集代を含む)
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問合せ先
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熊本大学工学部物質生命化学科
日本生物工学会九州支部熊本大会実行委員長 森村 茂
〒860-8555 熊本市中央区黒髪2-39-1 TEL&FAX. 096-342-3669
E-mail: morimura@kumamoto-u.ac.jp
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<演題募集>
講演申込み要領
九州支部以外の会員からの申し込みも歓迎します。なお、送信時の件名は「第21回支部大会/発信者名」としてください。
- 講演題名
- 発表者:氏名(ふりがな)、(所属略称)、連名の場合は講演者に○印
- 連絡先:郵便番号、住所、所属、氏名、電話、Fax、E-mailアドレス
- 学生賞審査希望の有無
【学生賞】
学生会員の研究奨励のために、九州支部学生賞を設けています。一般講演の申し込みをされる学生会員で学生賞の審査を希望される方は、申し込み時に学生賞希望(修士の部・博士の部)と明記してください。
(注)一般講演は一人一題のみで、複数の講演はできません。また、すべての講演は液晶プロジェクターを用いて行う予定です。PCは講演者ご自身でご持参下さい。接続はVGA端子(D-Sub 15ピン)です。
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学会行事
Published by 学会事務局 on 25 7月 2014
第66回日本生物工学会大会の事前参加申込みの受付を終了いたしました。多数のお申込みありがとうございました。大会への参加を希望される方は、当日総合受付にお越しください。9月9日(火)8:00から(10日、11日は8:15から)受付を開始します。 詳しくは大会ホームページ(https://www.sbj.or.jp/2014/)をご参照ください。
新着情報
Published by 学会事務局 on 22 7月 2014
第66回日本生物工学会大会の事前参加申込の締切は、2014年7月25日(金)正午となっております。大会への参加を希望されている方は速やかにお申込みください。
⇒参加申込はこちら
講演要旨集の発行予定日は、8月5日(火)です。参加章(懇親会に参加 される場合は、懇親会参加章も)、および領収書は、参加費の入金確認後、講演要旨集に同封で8月5日以降に順次発送いたします。講演要旨集のPDF版は、8月5日より3ヶ月間(11月4日まで)ダウンロードしてご利用いただくことができます。
7月31日(金)17:00の時点で入金が確認できない場合は、事前予約が無効になり、参加章および、講演要旨集は送付されません。講演要旨集のPDF版も大会前に利用することができない旨ご了承ください。当日、大会受付で当日料金をお支払いの上、当日参加者用ログインIDとパスワードを取得してダウンロードしてください。
新着情報
Published by 学会事務局 on 17 7月 2014
セルプロセッシング計測評価研究部会主催の第6回若手研究シンポジウムが2014年7月13日(13:00~16:00)神戸市立神戸セミナーハウス(兵庫県神戸市)で開催されました。今年は、博士課程学生・ポスドク合わせて7名の発表者が全国から集い、発表9分質疑8分というスケジュールで、熱のこもった研究発表と活発な討論を行いました。例年同様、今年も大変優れた研究成果が発表されました。厳正な審査の結果、下記の2名がYoung Researcher’s Award(研究奨励賞)に選ばれました。おめでとうございます。本シンポジウムに参加された皆様の今後のさらなるご発展を祈念しております。
H26(2014)年度 Young Researcher’s Award(研究奨励賞)受賞者:
西川 麻裕さん (大阪府立大学 理学系研究科 生物科学専攻 細胞組織工学分野)
「神経幹細胞/前駆細胞および分化誘導細胞の亜鉛感受性」
景山 達斗さん (横浜国立大学 工学府 機能発現専攻 福田研究室)
「三次元組織構築のための血管構造モールディング」
最後になりましたが、前日からの若手会・夏のセミナー2014でお疲れのところ、多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。また、審査にご協力いただきました先生方に感謝申し上げます。

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新着情報
Published by 学会事務局 on 16 7月 2014
日本生物工学会の和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business iの企画特集に編集協力をし、第3水曜日に記事を掲載しております。2014年4月より新企画「よくわかるバイオ」が始まり、7月16日付で、第4回「細胞から臓器を作る再生医療」
(99.5KB)が掲載されました。次回は、2014年8月20日に掲載予定です。
⇒過去に掲載された記事一覧はこちら
Fuji Sankei Business i 2014年7月16日 掲載
※当サイトでは、Fuji Sankei Business iのご厚意により該当記事を紹介しております。
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新着情報
Published by 学会事務局 on 25 6月 2014
生物工学会誌 第92巻 第6号
山根 恒夫
バイオマス(澱粉や砂糖などの作物系、草本系および木質系リグノセルロース、藻類)からの燃料生産関連の研究が盛んです。正確な数字ではありませんが、本学会年会での口頭発表でも、1/4から1/3位の発表件数はこの分野の研究のようです。そこで、エタノールなどのバイオ燃料の研究開発について、少し長い目で日本の歴史を振り返ってみたいと思います。
まず、今から70年前(1945年、昭和20年)の太平洋戦争末期の出来事です。マリアナ諸島陥落により、東南アジアからの石油運搬も難しくなると、軍艦や戦闘機の燃料をどのように調達するかが大問題となりました。戦争末期、海軍省軍需部では、本土内で得られる原料から燃料を生産しようとする「新燃料戦備」計画が査定されました。計画では、最初は、松の切り株から取れる「松根油」、次はブタノール発酵をエタノール発酵に転換、そして最終的にもっとも期待したのは、全国各地に多数存在する日本酒蔵元の燃料用エタノール工場への転換でした。国内で得られる原料としてはサツマイモに絞られました。準備は順調に推移し、1945年10月から本格生産に入る計画でしたが、戦争は8月に終わり、幸か不幸か、この計画は実行されませんでした。この太平洋戦争末期が近代日本における最初のエネルギー危機と言えましょう。
戦後、経済が復興し、1955年頃から日本は高度経済成長期に入り、その後およそ18年間発展を続けました。
そして、1973年から始まった石油危機(石油ショック)に巻き込まれました。それまで1~2ドル/バレルであった原油価格が最大で40ドル付近(1980年)まで急上昇したのですから、大変でした。1973年から1985年位までは、2回目のエネルギー危機と言えましょう。このころは、日本でも蔗糖やブドウ糖などの糖質原料からのアルコール発酵の研究が盛んに行われ、学会(当時は日本醗酵工学会)の年会でもアルコール発酵の発表が沢山あったことを覚えています。特に、1979年とその翌年に発表された田辺製薬(当時)の
固定化増殖酵母による連続アルコール発酵技術は大きな反響を呼びました。筆者らもこの時代、固定化酵母用バイオリアクターや凝集性酵母によるアルコール発酵について、3報発表しました。日本は、相当インフレとなりましたが、エネルギー源の多様化、省エネルギー技術、産業構造の転換などでこのエネルギー危機を乗り切りました。原油価格も1986年には10ドル/バレル位まで下がっています。それとともに、アルコール発酵の研究もしぼんでしまいました。
さて、時代は進み、21世紀に入ってから現代に至る潮流です。原油価格は2007年に30ドル/バレルから再び急上昇し、2008年5月には146ドル/バレルまで上昇しましたが、これはサブプライムローン問題と深く関係して、投機的な思惑で一時的に急騰したためであるとされ、数年で沈静化しました。しかし、それでも、現在100ドル前後で高止まりしています。日本だけに限れば、現在は円安になって、リーマンショック時と同じぐらいです。2005年以降、アメリカではブッシュ政権の政策もあって、トウモロコシからのバイオエタノール生産のブームが加速しましたが、「食糧とエネルギーとの競合」が問題となりました。この頃から、再びバイオマスからのエタノール生産の研究が盛んになってきたように思います。真っ只中に生きているとかえって実感できにくいですが、日本は、現在第3のエネルギー危機にあると思います。
以上のことから、「エネルギー危機時にはエタノール発酵関連の研究が盛んになる」と言えましょう。
しかし、現在の日本のエネルギー危機とバイオ燃料を取り巻く環境は複雑です。1)電力事情(原発の停止)、2)化石燃料の使用による地球温暖化の進行、3)バイオ燃料はカーボンニュートラル、4)再生可能エネルギー(太陽光、風力、地熱、バイオマス発電etc)の推進、5)LCAの進歩、6)北米のオイルサンドやシェールガス&シェールオイルの開発、7)非可食性バイオマスの糖化技術は進歩しましたがそれでも日本では依然としてコスト面で難点あり、8)遺伝子工学、代謝工学、合成生物学の進歩は著しいが、大規模な工業的実施にはカルタヘナ法の制約あり、9)多量のエネルギー作物(エリアンサスやネピアグラスなど)をどこで栽培するか、など正負の要因が複雑に絡まって、容易に解決策が見いだせない状態となっています。
日本について時代を超えて変わらない真実は、「石油や天然ガスをほぼ100%輸入しているエネルギー資源小国であり、エネルギー問題はアキレス腱である(さらに言いますと、ウラン鉱石や鉄鉱石を始めほとんど総ての鉱物資源も同様です。)」ことと、「台風(とそれに伴う高潮と高波)や地震(とそれの伴う津波)に、毎年あるいは間欠的に必ず襲われる天災大国である」、という2点です。叡智を集めて、多少不安定でも安心安全で持続可能かつ十分なエネルギーを確保したいものです。
著者紹介 名古屋大学名誉教授、中部大学元教授
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 6月 2014

A novel intelligent galactosylated-chitosan/hyaluronic acid hybrid sponge was developed for use in a dense co-culture system designed to simulate the liver microenvironment. The hematoxylin and eosin staining indicates that murine primary hepatocytes and human endothelial cells adhered to the sponges and formed clusters.
For more information regarding this work, read the article: Shang et al., “Hybrid sponge comprised of galactosylated chitosan and hyaluronic acid mediates the co-culture of hepatocytes and endothelial cells”, J. Biosci. Bioeng., volume 117, issue 1, pages 99–106 (2014).
⇒JBBアーカイブ:Vol.107 (2009) ~最新号
⇒JBBアーカイブ:Vol. 93(2002)~Vol. 106(2008)
Journal of Bioscience and Bioengineering
Published by 学会事務局 on 25 6月 2014
- 巻頭言“随縁随意”
- 報 文
- 特 集 いま放射能除染を考える~バイオからの挑戦と課題~
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―
- バイオミディア
- Branch Spirit
- バイオ系のキャリアデザイン
- プロジェクト・バイオ
- ニワトリ抗体の医薬品への応用展開…庄屋 雄二・豊浦 雅義…( 312 )
- 生物材料インデックス
- Fuji Sankei Business i…( 320 )
今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 322 )- バイオインフォメーション…( 323 )
- 本部だより…( 325 )
- 支部だより…( 326 )

PDFファイルをご利用いただくためにはAdobe Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。
生物工学会誌
Published by 若手会 on 23 6月 2014
盛会のうち終了しました。多数のご参加ありがとうございました。
本年も生物工学若手研究者の集い(若手会)総会・交流会を大会2日目の夕刻に開催いたします。
皆様どうぞご参加ください。
- 日時: 2014年9月10日(水)18:30~20:30
- 場所: 札幌コンベンションセンター 1階B会場(中ホール)
- 会費: 事前登録:一般3,000円、学生2,000円/当日受付:一般4,000円、学生2,500円
混雑緩和のため、事前登録に御協力ください。
事前登録をされた方は、参加費を下記の口座に振り込んで頂けますと幸いです。
振込先:
ジャパンネット銀行・すずめ支店(002) 普通預金
口座番号: 7295996
口座名義: 生物工学若手研究者の集い
振込締切: 2014年8月31日(会場での支払い確認のため、厳守ください。)
会費は当日若手交流会会場の受付でもお支払いいただけます。
- 定員: 150名 ※当会の参加に年齢制限はございません。皆様どうぞご参加下さい。
- 参加申込: 8月8日(金)までに、氏名、一般/学生の別、所属、連絡先(E-mail、TEL)をご記入の上、申込みフォームよりお申し込み下さい。折り返し確認メールをお送りいたします。
- 問合せ先: 日本生物工学会 若手会2014
松本謙一郎(北海道大学工学研究院)
E-mail: sbj2014kaigi@eng.hokudai.ac.jp
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学会行事
Published by 支部:北日本 on 19 6月 2014
主催: 日本生物工学会北日本支部
共催: 東北地域バイオインダストリー振興会議(TOBIN)
日本農芸化学会東北支部
日時
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2014年9月26日(金)13:30~17:30
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場所
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カレッジプラザ(秋田市中通2丁目1-51 明徳館ビル2階)
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参加費
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会員 500円(不課税)、一般 1,000円(税込)、学生 無料
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懇親会費
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4,000円(税込)
シンポジウム終了後、会場付近の秋田ビューホテルで懇親会を開催いたします。
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参加申込
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こちらの申込フォームに必要事項を記入し、お申し込みください。
または、1) 氏名、2) 所属、3) 連絡先、4) 一般、会員、学生の別、5) 懇親会参加の有無を下記までお知らせください。
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申込み締切
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2014年9月19日(金)
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問合せ
申込先
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秋田県立大学生物資源科学部応用生物科学科 橋爪克己
E-mail: hashizume@akita-pu.ac.jp
TEL: 018-872-1584(直通) FAX: 018-872-1767
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プログラム
- 13:30-13:35 開会の辞
- 13:35-14:15 白神こだま酵母の開発と応用
…………………高橋 慶太朗 (秋田県総合食品研究センター)
- 14:15-14:55 白神こだま酵母より分離した胞子クローンのトレハロース高蓄積メカニズム
…………………中沢 伸重(秋田県立大学)
- 14:55-15:05 休憩
- 15:05-15:45 納豆の製造と機能性
…………………新保 守(株式会社ヤマダフーズ)
- 15:45-16:25 「秋田蔵付分離酵母」の分離と利用
……大野 剛(秋田県総合食品研究センター)
- 16:25-17:25 「清酒酵母の系統と特性をゲノムから探る」
…………………下飯 仁(岩手大学)
- 17:25-17:30 閉会の辞
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学会行事
Published by 学会事務局 on 18 6月 2014
日本生物工学会の和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business iの企画特集に編集協力をし、第3水曜日に記事を掲載しております。2014年4月より新企画「よくわかるバイオ」が始まり、6月18日付で、第3回「大腸菌のあれこれ」
(107KB)が掲載されました。次回は、2014年7月16日に掲載予定です。
⇒過去に掲載された記事一覧はこちら
Fuji Sankei Business i 2014年6月18日 掲載
※当サイトでは、Fuji Sankei Business iのご厚意により該当記事を紹介しております。
►生物工学会誌Topへ
新着情報
Published by 部会:次世代植物バイオ on 16 6月 2014
次世代植物バイオ研究部会研究部会代表
大阪大学大学院工学研究科
村中 俊哉
⇒研究概要図
従来のバイオテクノロジーに加え、精密かつ包括的な代謝物分析、大規模遺伝子解析技術、環境制御技術の発展、さらには、ゲノム編集などの新植物育種技術(NBT)の開発やAIとの融合などにより、植物バイオが、産業化につながる技術として注目されています。本研究部会では、植物分野の他の研究会とも連携を図り、日頃のメーリングリストによる情報交換、国内・国際セミナーの開催などを行い、未利用の植物機能の解明とその応用を目指します。民間企業の方、学生会員を含め、幅広い学会員の参加を募ります。これから植物バイオ研究をやってみよう、という学会員も是非ご入会ください。

委員
村中 俊哉(阪大院・工) | 岡澤 敦司(大阪公大・生命環境) |
田口 悟朗(信州大・繊維) | 梶浦 裕之(阪大・生物工学国際セ) |
安本 周平(阪大院・工) | 魚住 信之(東北大院・工) |
大橋貴生(摂南大学・理工) | 加藤 晃(奈良先端大・バイオサイエンス) |
梶山 慎一郎(近畿大・生物理工) | 關 光(阪大院・工) |
中澤慶久(徳島大・生物資源) | 中山 亨(東北大院・工) |
原田 和生(阪大院・医) | 福井希一(阪大院・工 名誉教授) |
藤山 和仁(阪大・生物国際セ) | 松田 史生(阪大院・情報) |
松浦 秀幸(阪大院・薬) | 三﨑 亮(阪大・生物国際セ) |
森川 正章(北大院・工) | 浜本 晋(東北大院・工) |
高橋 征司(東北大院・工) | 堀江 智明(信州大・繊維) |
加藤 康夫(富山県立大・工) | 池澤 信博(三菱化学科学技術研究センター) |
問合せ先
大阪大学大学院工学研究科
村中 俊哉 E-mail
| 自然共生に学ぶ生物工学研究部会 | 代謝工学研究部会 | スローフード共生発酵工学研究部会 | メタボロミクス研究部会 | ナノバイオテクノロジー研究部会 | 次世代植物バイオ研究部会 | 未培養微生物(微生物ダークマター)資源工学研究部会 | 生物資源を活用した地域創生研究部会 | バイオインフォマティクス相談部会 | 次世代アニマルセルインダストリー研究部会 | バイオ計測サイエンス研究部会 | 脂質駆動学術産業創生研究部会 | 非線形バイオシステム研究部会 | 培養技術研究部会 | 生物工学若手研究者の集い(若手会)|
研究部会(若手会)
Published by 学会事務局 on 13 6月 2014
第66回日本生物工学会大会実行委員会では、2014年6月13日(金)に一般講演(ポスター発表)およびシンポジウムの講演者宛に、演題番号の通知メールをお送りしました。⇒詳しくはこちら
通知メールが届いていない方は学会事務局(info@sbj.or.jp )までお問い合わせ下さい。
【年次大会までのスケジュール】
- プログラムPDF版オンライン公開:7月(暫定版は7月上旬公開予定)
- 生物工学会誌7月号(プログラム同封)発送: 7月末~8月初旬
- オンライン参加申込締切: 7月25日(金)正午
- ランチョンセミナー申込み受付開始 7月末予定
- 講演要旨集発行予定日: 8月5日(火)
新着情報
Published by 部会:代謝工学研究部会 on 11 6月 2014
代謝工学研究部会では2014年度の活動の一環として、技術交流会を開催します。第2回交流会では、対象を大学院生、アカデミア若手研究者へと拡げ、計算機をもちいた代謝シミュレーション技術の基礎を講習するとともに、実際に計算機を用いた実習を行います。初学者向けの内容から、実際の課題解決への利用法まで少人数のセミナー形式で行います。ふるってご参加いただきますようよろしくお願い申し上げます。
- 日時: 2014年11月8日(土)14:00~9日(日)14:30
- 場所: 大阪大学情報科学研究科 B棟 B618演習室 →アクセス
- プログラム
計算機をもちいた代謝シミュレーション技術の基礎を講習するとともに、実際に計算機を用いた実習を行います。初学者向けの内容から、実際の課題解決への利用法まで少人数のセミナー形式で行います。
11月8日(土)
14:00-15:00 講義:代謝シミュレーションの基礎(講師:清水 浩大阪大学教授)
15:00-16:00 演習:代謝シミュレーションの実行(講師:吉川勝徳)
16:30-18:00 講義+演習:代謝シミュレーションの実行(講師:吉川勝徳)
11月9日(日)
9:00-10:30 講義+演習:代謝シミュレーションの実際(講師:戸谷吉博)
10:30-12:00 講義:代謝モデル作成の実際(講師:吉川勝徳)
13:00-14:30講義+演習:データベース情報の活用法(講師:松田史生)
- 定員: 8人(多数の場合選考あり)
- 参加費: 5,000円、資料代、11月9日昼食込み。懇親会費別。参加費は当日徴収します。
- 申込先、問合せ先: 2014年9月30日(火)までに1) 参加希望者名、2) 所属、3) メールアドレス、4) 電話番号を記入したメールを下記までご送付ください。
大阪大学大学院情報科学研究科 代謝情報工学講座
松田 史生 (fmatsuda@ist.osaka-u.ac.jp, TEL 06-6879-7432)
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学会行事
Published by 学会事務局 on 02 6月 2014
日時
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2014年8月8日(金)13:30~16:20
(企業見学 16:30~17:20 / 懇親会 17:30~19:00)
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場所
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天野エンザイム株式会社岐阜研究所(岐阜県各務原市テクノプラザ一丁目6番)
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講演要旨
- 13:30~14:10
「天野エンザイムの紹介と糖転移酵素α-グルコシダーゼの機能改変」
……山口 庄太郎、石原 聡(天野エンザイム(株))
天野エンザイムの会社紹介と共に、新製品開発を担う岐阜研究所から、糖転移酵素α-グルコシダーゼの機能改変について紹介する。予測した立体構造上の活性中 心ポケット近傍にあるアミノ酸の置換により、糖転移能が向上し、さらにα-1,4結合に選択性を示す変異体、α-1,6結合に選択性を示す変異体、それぞ れの変異体を得ることに成功した。
- 14:10~14:50
「新しい殺菌法(交流高電界殺菌法)を利用した果汁製品の製造」
……大澤 直樹(ポッカサッポロフード&ビバレッジ(株))
交流高電界殺菌法は、「直接加熱」と「電界効果」を組み合わせた殺菌方法である。従来の蒸気を熱源する液体への間接加熱による殺菌方法に比べ、殺菌時間の短縮により、加熱による品質劣化を大幅に抑えることができる。基礎的な殺菌・品質データから、実証試験、本格稼動に至った経緯を述べる。
- 15:00~15:40
「培養装置と計装システムの今昔」
……佐久間 英雄((株)丸菱バイオエンジ)
第二次世界大戦末期に抗生物質工業が勃興し、生産用大型培養槽だけではなく、試験研究用及びパイロット試験用の小型培養槽の需要が高まってきた。1954年イタリアローマで、欧米の研究者を中心に研究成果が報告され、そこには今日の培養装置の原型となるものが数多くみられ、当時の研究者の熱い息吹がくみ取れる。その後の発展の歴史を顧み、現状を俯瞰するとともに、将来に向けての問題点、発展の方向などについても述べる。
- 15:40~16:20
「メタゲノムからの酵素触媒の開発とキラル化合物合成」
……伊藤 伸哉(富山県大)
メタゲノムから各種酸化還元酵素遺伝子の単離と解析を行い、触媒酵素のライブラリー化と、その応用を目的として研究を行っている。今回screening of gene-specific amplicons from metagenome (S-GAM)の手法を用い、Leifsonia sp. S749由来ADH(LSADH)のホモログに加え、さまざまな新規adh遺伝子(相同性が73-75%, 50-63%, 36-44%, 17%以下)を多数取得することができた。それらの解析を行った結果、有機溶媒耐性酵素、基質特異性がLSADHと異なり優位にキラルアルコールを合成できる酵素など、本法の有用性を証明することができた。
♦ 関連記事:
【中部支部・本部】第3回CHUBU懇話会・第5回生物工学産学技術研究会(2014/8/8)
支部活動
Published by 学会事務局 on 30 5月 2014
*はCorresponding authorを示す。 所属は論文掲載時のもの
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学会賞
Published by 学会事務局 on 29 5月 2014
会員の皆様からご推薦いただきました候補者から受賞候補者選考委員会にて選考を行い、2014年5月21日の理事会にて本年度の学会賞受賞者が決定しました。 授賞式は第66回日本生物工学会大会の期間中に開催されます。多数の皆様のご参加をお待ちしております。
授賞式
- 日時: 2014年9月9日(月)9:00~
- 会場: 札幌コンベンションセンター(札幌市白石区東札幌6条1丁目1-1) 1階 特別会議場
第33回生物工学賞
原島 俊(大阪大学)「酵母を用いた真核生物遺伝子機能の解明とバイオテクノロジーへの応用」
第8回生物工学功績賞
加藤 純一(広島大学)「細菌走化性の分子生態工学的研究と微生物機能を活用するケミカル生産に関する研究」
第8回生物工学功労賞
川面 克行(アサヒグループホールディングス(株))「学会創立90周年記念事業運営に対する多大な貢献」
第47回生物工学奨励賞(江田賞)
磯谷 敦子(酒類総合研究所)「清酒の老香成分ジメチルトリスルフィド(DMTS)の生成に関する研究」
第50回生物工学奨励賞(斎藤賞)
蓮沼 誠久(神戸大学)「代謝プロファイリングに基づく微生物育種技術の開発と応用」
第37回生物工学奨励賞(照井賞)
田代 幸寛(九州大学)「バイオ燃料生産におけるデザインドバイオマスの創生と高速高効率化に関する新生物化学工学研究」
第23回生物工学技術賞
該当者なし
第10回生物工学アジア若手賞
Ki Jun Jeong (KAIST, Korea)
"Antibody engineering and production in bacterial hosts"
第3回生物工学アジア若手研究奨励賞(DaSilva賞)
Zhiling Li (Harbin Institute of Technology, P.R. China)
"Accelerated reductive dechlorination of chlorinated hydrocarbons by anaerobic bacteria formed biocathode system and the corresponding reaction mechanism"
第22回生物工学論文賞
第3回生物工学学生優秀賞(飛翔賞)
- 張 斯来(東北大学大学院)
「麹菌におけるイントロン導入 Cre を用いた自己切断型選択マーカーリサイクリングシステムの構築」
- 景山 達斗(横浜国立大学大学院)
「In situ 架橋ハイドロゲルを用いた三次元臓器モールディング」
- 木田 晶子(名古屋大学大学院)
「全自動1細胞解析単離装置と細胞表層FIA(CS-FIA)を用いた有用 タンパク質高分泌細胞の1細胞育種法の構築」
- 岡橋 伸幸(大阪大学大学院)
「遊離代謝物質を用いた13C代謝フラックス解析法の構築と生物反応プロセスへの応用」
- 亀井 力哉(広島大学大学院)
「シソからの新規I型アレルギー抑制因子の発見と疾病予防食品設計への展開」
- 高原 茉莉(九州大学大学院)
「機能性核酸-酵素コンジュゲートの分子設計とその高度利用」
⇒学会賞のページへ
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新着情報
Published by 学会事務局 on 28 5月 2014
第66回日本生物工学会大会実行委員会では、6月中旬に事前登録をされた講演者で参加費の入金確認がとれた方に講演番号をメールでお知らせします(6月13日配信予定)。メールに記載された講演日時、会場をご確認のうえ、各自でホテル等の手配をしてください。
注)講演番号の通知メールは、5月30日(金)までに参加費の入金確認がとれた方にのみ送信させていただきます。予めご了承ください。
⇒第66回日本生物工学会大会(2014)
新着情報
Published by 学会事務局 on 26 5月 2014
生物工学会誌 第92巻 第5号
高木 敦子
本稿では、「ヒトの遺伝子の解析」の倫理に関わる手続について書くことで、ヒト遺伝子解析はDNA配列決定と変異の機能解析だけではないことを、自分の経験から述べたいと思います。
循環器疾患は日本人の死因の第2位であり、独立行政法人国立循環器病研究センター(国循)においても、その克服のための努力が続けられています。高トリグリセリド血症も循環器疾患である心疾患の危険因子の一つであり、この病因の解明や予防、治療は、心疾患の危険因子を減らすことにもなります。私は、本症の病因を調べるため、血清中のトリグリセリド代謝に関わる酵素であるリポタンパクリパーゼ(LPL)と肝性トリグリセリドリパーゼの活性測定系、タンパク質測定系を開発し、これら酵素で異常値を示す患者様の遺伝子解析を行ってきました。こういった経緯で、施設内部以外に、日本国内の他の病院などからも、高トリグリセリド血症者の遺伝子解析の依頼を受ける事もあります。
施設内外に拘らず、ヒト遺伝子解析研究では、2001年4月以降、行政指針の『ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針』(2013年2月全部改正)に基づいて、倫理審査申請書を作成し、倫理委員会で倫理審査を受けます。倫理審査申請書は研究計画書、説明文書、遺伝子解析の解説文書、同意文書、試料などの取扱い(破棄・変更)依頼書などから成ります。研究計画書には、研究計画概要、研究協力の任意性および撤回の自由、問題発生時の対応、予測される危険性、被験者の利益および不利益、費用負担に関する事項、知的所有権に関する事項、倫理的配慮、試料などの種類・量・保存の有無および保存場所、インフォームド・コンセントのための方法、個人情報保護の方法、遺伝情報の開示に関する考え方、遺伝カウンセリングの体制などが記載されます。
他施設からの依頼の場合には、指針に沿うように、国循では次のような手続きをとっています。まず、他施設の主治医が、その施設での倫理委員会での審査を申請し、承認を受け、それら申請書と承認書のコピーが当方に送られます。私は、「脂質代謝異常を示す患者および家族の遺伝子解析:他施設からの検体を用いる研究計画」の課題名で、国循の倫理委員会からの承認を得ていますが、新たな施設からの依頼ごとに、施設追加の変更申請を行っています。このとき、追加施設を書き入れた新たな研究計画書、他施設からの申請書と承認書のコピーおよびその施設の個人情報保護方針を提出し、変更申請をします。施設追加のような軽微な研究計画の変更の場合には迅速審査が適用され、倫理委員会でのプレゼンは省略されますが、新規申請や軽微でない変更の場合には、迅速審査が適用されず、委員会でのプレゼンも行います。迅速審査を行っても良いか、また、申請書に不備はないかなどに関し、倫理委員会の前に予備調査もなされます。承認後、依頼施設の主治医に連絡し、同意書(個人情報を黒く塗りつぶし、匿名化番号を記載したもの)とともに検体(血液)を郵送いただき、晴れて、解析を行うことが可能となります。毎年、実施状況の報告も倫理委員会に提出します。このような倫理申請を行うためには、臨床研究に関する倫理研修の受講が必須で、国循でも、年に数度、倫理研修が開催されます。倫理研修は、2010年設置の研究倫理研究室を前身とする医学倫理研究室(2013年~)の室長、室員の先生が担当されています。また、本研究室では、倫理コンサルテーションも受ける事ができ、私も、昨年度は3回相談させていただきました。
ところで、1990年代前半頃まで、上記のような指針は施行されていなかったとは言え、疾患遺伝子の原因変異部位が決まった場合、たとえば、LPL遺伝子の原因変異部位に、「Cys239→stop/TGC972 →TGA;LPL○○○(○の所に患者様の住所の都市名を入れる)」といった標記が論文にも見られました。私自身も、この頃の論文では、同様の記載をしていました。しかし、今にしてみれば、これは患者様など被験者に配慮した対応とは思えません。被験者の立場に立って考えることができていなかったと感じます。もちろん、被験者の立場に立って考えているつもりでも、自分の経験不足、知識不足などから、倫理にかなっていないことをする可能性があります。このようなことを回避するために倫理研修を受け、また、医師、研究者以外の立場の方も含まれている倫理審査委員会での審査を受ける事が必要ですが、臨床研究において、第一歩は「被験者の立場を意識する」ではないかと思います。
以前、研究費の審査に関わったときに、研究計画調書にヒト由来検体を使用すると書かれているのに、その検体を使用することの倫理的配慮に関しての記載のないものを何度か見ました。今回、自分のわずかな経験を踏まえ、「被験者の立場を意識する」重要性を紹介させていただきました。
著者紹介 (独)国立循環器病研究センター研究所分子薬理部(室長)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 26 5月 2014
- 巻頭言“随縁随意”
- 特集 いま放射能除染を考える~バイオからの挑戦と課題~
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―
- バイオミディア
- Branch Spirit
- プロジェクト・バイオ
- Fuji Sankei Business i…( 244 )
今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 246 )
- バイオインフォメーション…( 247 )
- 研究部会活動報告…( 249 )
- 研究部会…( 255 )
- 本部だより…( 256 )
- 支部だより…( 257 )

PDFファイルをご利用いただくためにはAdobe Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。
生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 22 5月 2014
日本生物工学会の和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business iの企画特集に編集協力をし、第3水曜日に記事を掲載しております。2014年4月より新企画「よくわかるバイオ」が始まり、5月21日付で、第2回「腐敗と醗酵の違い」
(88KB)が掲載されました。次回は、2014年6月18日に掲載予定です。
⇒過去に掲載された記事一覧はこちら
Fuji Sankei Business i 2014年5月21日 掲載
※当サイトでは、Fuji Sankei Business iのご厚意により該当記事を紹介しております。
►生物工学会誌Topへ
新着情報
Published by 学会事務局 on 22 5月 2014
終了しました。
第66回日本生物工学会大会の事前参加申込を受付けております。大会への参加を希望される方は、2014年7月25日(金)正午までに事前登録をお願いします。
⇒参加申込はこちらから
講演要旨集の発行予定日は8月5日(火)です。参加章(懇親会に参加 される場合は、懇親会参加章も)、および領収書は、講演要旨集に同封で8月5日以降に順次発送いたします。各支払い方法の指定期日までに入金が確認できない場合は、事前予約が無効になり、参加章・講演要旨集は送付されませんのでご注意ください。
新着情報
Published by 支部:関西 on 16 5月 2014
⇒開催報告はこちら
日本生物工学会関西支部では、第105回醗酵学懇話会を以下の通り開催いたします。
- 日時 2014年8月19日(火)13:30~18:00
- 場所 キリンビール(株)神戸工場
(〒651-1516 兵庫県神戸市北区赤松台2-1-1)
Tel: 078-986-8005
- 講演(13:30~15:00)
「キリン一番搾り生ビールのおいしさとこだわりについて」
……野口 勝弘(キリンビール (株) 神戸工場 )
⇒講演要旨はこちら
「代謝デザインへ向けたシステムバイオロジー」
……古澤 力(理化学研究所 生命システム研究センター)
⇒講演要旨はこちら
- 見学(15:00~15:50 ) キリンビール(株)神戸工場
- 懇親会(16:00~17:30) キリンビアパーク神戸
- 定員 80名(定員になりしだい締め切ります)
- 参加費 1,000円(不課税)/学生 無料(当日会場にてお支払い下さい)
- 懇親会会費 2,000円/学生 1,000 円(当日会場にてお支払い下さい)
- 申込み方法 氏名、一般・学生の別、所属、連絡先(Tel、E-mail)、懇親会参加の有無を明記して、WEBのお申込フォーム、または、下記の申込み・問合せ先にFaxまたはE-mailでお申し込み下さい。
- 申込み・問い合わせ先
〒657-8501
神戸市灘区六甲台町 1-1 神戸大学自然科学系先端融合研究環
日本生物工学会 関西支部庶務担当
蓮沼 誠久
TEL.&FAX: 078-803-6202
E-mail: hasunuma@port.kobe-u.ac.jp
- 交通
JR福知山線三田駅前から懇話会出席者専用の送迎バス(日本交通株式会社)を運行します。12:30に出発いたしますので、ホテルメルクス向かい側(地図参照)からご乗車ください。タクシーの場合、三田駅前からキリンビール神戸工場までは2300円程度です。
講演要旨
- 「キリン一番搾り生ビールのおいしさとこだわりについて」
キリンビール株式会社 神戸工場 醸造エネルギー担当 野口 勝弘
麦芽100%ビールは、麦本来のうまみが味わえる一方で、「重厚な、渋み、雑味が多い」味わいになってしまうことがデメリットとして挙げられる。そこで、 当社の一番搾り生ビールでは、一番搾り製法を用いることで、渋みや雑味を低減し、麦本来のうまみが純粋に感じられる味わいに仕上げている。
一番搾り製法 は、世界的にも極めてユニークな製法であるが、通常ビールを製造する際、麦の皮を取り除く麦汁濾過工程で、もろみから自然に流れ出る一番搾りと皮の周りに ついたエキス分を洗い流す二番搾りを合わせて使用する。二番搾りを用いる理由は、エキス損失を抑える経済的な理由とともに、皮から抽出されるポリフェノー ル類に由来する渋みが味全体にコクを付与するためである、一番搾りはそのコンセプト上、すっきりした味わいを大事にしていることからあえて二番搾りは使用せず一番搾りのみを用いることにした。本年度は、すっきりした味わいを更に強化させ、チェコ産のファインアロマホップもふんだんに使うことで一番搾りを進 化させるリニューアルを行った。
理化学研究所 生命システム研究センター 古澤 力
多くの微生物のゲノムが解読され、主要な代謝経路や遺伝子機能の多くが明らかになった今日、バイオプロセスの標的生産物質の収率や生産性を改変する合理 的、かつ体系的な「代謝デザイン」の手法の確立が重要となっている。本講演では、代謝デザインへ向けて我々のグループで行っている以下の2つの試みを紹介 する。
- in silico 代謝シミュレーションによる代謝デザインとその実験的検証。ゲノムスケールの代謝モデルを用い、標的生産物質の収率を上昇させる遺伝子改変を計算機上で予測する手法を開発し、その実験的検証を行った。
- 大腸菌の進化実験を用いた環境ストレス耐性機構の解析。様々な環境ストレスの下で長期植え継ぎ培養による進化実験を行い、次世代シーケンサによる変異解析、トランスクリプトーム解析、メタボローム解析を組み合わせることにより、ストレス耐性獲得の分子機構を解析した。
►Page Top
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学会行事
Published by 学会事務局 on 14 5月 2014
第66回日本生物工学会大会の講演申込の受付を終了いたしました。
多数のお申し込みありがとうございました。
講演要旨集の発行予定日は8月5日です。参加章と講演要旨集は、参加費の入金確認が取れ次第、8月5日以降、順次発送いたします。参加章、(懇親会に参加される場合は、懇親会参加章も)および領収書は、要旨集に同封で8月5日以降に順次発送いたします。期限までに入金確認が取れない場合、参加章、講演要旨集は送付されませんのでご注意ください。
大会でポスター発表をされる方へ
講演番号および講演日時・場所等の通知メールは、6月中旬にご登録いただいたアドレス宛に配信する予定です。2014年5月30日(金)までに参加費の入金確認が取れない場合は講演番号を通知いたしません。
参加費のお支払いがまだの方はお早めにお手続きください。
新着情報
Published by 支部:中部 on 07 5月 2014
2014年度 日本生物工学会中部支部例会開催のお知らせ
2014年度 日本生物工学会中部支部例会を下記の要領で開催いたします。
参加費無料ですので、お気軽にご参加下さい。
日時: 2014年8月1日(金) 13:00~17:30
場所: 名古屋大学工学研究科ES総合館1階 ESホール
参加費: 無料(交流会参加費 一般 4,000円 学生 2,000円)
プログラム:
13:00 はじめに 朴 龍洙(支部長、静岡大学農学研究科)
【招待講演】
13:05 【招待講演1】 内田 浩二 (名古屋大学大学院生命農学研究科)
「生体防御反応に関わる機能性食品成分」
13:55 【招待講演2】 濱野 吉十 (福井県立大学 生物資源学部)
「抗生物質ストレプトスリシンの生合成を担う新奇非リボソームペプチド合成酵素」
14:45 【招待講演3】 黒田 俊一 (名古屋大学大学院生命農学研究科)
「全自動1細胞解析単離装置(ASONECell Picking System)の開発」
【若手講演】
15:45 若手講演① 福田 洸平 (静岡大学創造科学技術大学院)
「特殊な汽水湖より単離された極小細菌の解析」
16:00 若手講演② 山本 康介 (三重大学生物資源学研究科)
「未利用柑橘類からのバイオブタノール生産に関する研究」
16:15 若手講演③ Syed Rahin Ahmed (静岡大学創造科学技術大学院)
「Gold Nanoparticles (Au NPs): On the way of different Synthetic Routes」
16:30 若手講演④ MP Ali (静岡大学創造科学技術大学院)
「Development of an improved baculovirus insecticide containing an insect-specific spider venom toxin gene」
16:45 若手講演⑤ 小畑 晴香 (三重大学大学院工学研究科)
「Advanced hybridoma technology for simultaneous production of novel monoclonal antibodies」
17:00 若手講演⑥ 佐々木 寛人(名古屋大学工学研究科)
「幹細胞品質評価に向けた細胞画像情報解析と遺伝子発現解析」
17:15 若手講演⑦ 曽宮 正晴 (名古屋大学生命農学研究科)
「バイオナノカプセル-リポソーム複合体によるヒト肝臓細胞特異的な細胞質への物質送達機構の解明」
17:30 おわりに
交流会:
時間: 17:30~19:30
場所: 名古屋大学工学研究科ES総合館1階会議室
会費(税込): 一般4,000円、学生2,000円
参加申込:
講演会は無料ですが、準備の都合上、講演会および交流会への参加希望の方は、なるべく7月25日(金)までに下記(西島)までメールにて連絡、またはフォームから参加申込みをお願いいたします。
申込先・連絡先:
名古屋大学大学院工学研究科 西島 謙一
Tel: 052-789-4279
E-mail: nishijma(ここにatmarkを挿入して下さい)nubio.nagoya-u.ac.jp
参加申込みフォーム(https://www.sbj.or.jp/home/chubu_regionmeeting_form.html)
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学会行事
Published by 学会事務局 on 25 4月 2014
第6回 若手研究シンポジウム開催のお知らせ (参加者 及び 発表者 の募集)
⇒活動報告はこちら
セルプロセッシング計測評価研究部会の皆様
この度、7月13日(日曜日)に本研究部会主催のシンポジウム開催を予定しております。
生物工学若手会 夏のセミナー2014(7月12日(土)~7月13日(日)、神戸にて開催予定)とジョイントをさせていただき、同じ会場で、夏のセミナー終了後に開催されます。
本シンポジウムは、研究部会に関連する皆様のご研究において、大きな貢献をされていると思われる博士後期課程学生およびポスドク研究者の研究を奨励し、表彰の機会を設けることで、研究部会の活性化と、生物工学会を牽引する若手研究者の自覚と育成を、目指すものであります。
シンポジウム内容としては、若手の研究発表が中心となってしまいますが、本会を通じて、次世代を担う若い世代の研究者のアクティビティーを知っていただき、表彰を通じて発表する若手研究者に本研究部会や生物工学会に、愛着と帰属意識を強く持ってもらうことで、研究部会にご所属の多くの研究室の発展にも貢献できると考えております。
是非とも、参加申し込み方法
をご参照の上、ご参加頂きますようお願い申し上げます。
また本シンポジウムでのご発表をいただく方々は、研究部会より「日本生物工学会セルプロセッシング計測評価研究部会Young Researcher’s Award(和名:若手研究奨励賞)」の選考対象とさせて頂きます。このため、ご研究室に該当されるような博士後期課程学生またはポスドク研究者の方がご在籍の場合には、発表応募要項
をご参照の上、奮ってご応募をご検討いただけますようよろしくお願い申し上げます。
皆様の暖かいご支援を賜れますようお願い申し上げます。
オーガナイザー 清水一憲(大阪大学)、長森英二(大阪大学)
募集要項等、詳細につきましては、こちら
をご確認ください。
⇒セルプロセッシング計測評価研究部会Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 25 4月 2014
生物工学会誌 第92巻 第4号
岡部 満康
アンチエイジング治療とは、より美しく老いたいという願いもこめ、人間の本来の姿、本来の寿命、至適な状態に心身ともに持っていく事を目的とする医療である。秦の始皇帝はアンチエイジングの妙薬を探し求めたが結局その夢は叶わなかった。しかし後漢時代(25–220)にはいると『神農本草経』に不老不死の霊薬として霊芝(マンネンタケGanoderma lucidum)を珍重していた事、また我が国の卑弥呼(邪馬台国)から献上されていた事などが記されている。
美しく老いることへの障害物はガン、高脂血症、糖尿病、アルツハイマー病などがあるが、目下のところ最大の難敵はガンで、我々高齢者のアイドルであった島倉千代子さんの例にもあるように、最近有名人のガンによる死亡がマスコミを賑わしている。我が国には元々シイタケ、カワラタケ、ヒメマツタケなどのキノコをよく食べる人はガンになりにくいという民間伝承があったので医学、薬学および農学分野でキノコは絶好の研究テーマになり、遂にシイタケから免疫機能を有する多糖が分離精製され、この有効成分がβ-(1,3)(1,6)-グルカン(以下β-グルカンと略称)であることが明らかとなった。これは1985年抗悪性腫瘍剤(レンチナン)として認可され、現在もさらに改良されて使用されている。なお、β- グルカンには高脂血症や糖尿病などに対しても何らかの予防・治療効果があると報告されているが、基礎、臨床両面から研究が鋭意進められている。β- グルカンはその後キノコ以外にパン酵母細胞壁などに含まれることが明らかとなったが、昨年そのパン酵母細胞壁β-グルカンの免疫機能に関わる分子生物学的研究がカリフォルニア大学などの研究グループによってNatureに発表された。
最近バイオの最先端技術を駆使して分子標的治療薬(モノクロナール抗体)なる抗ガン剤が開発されたが、副作用も強く、なるべく投与量を下げる必要性が出てきた。補体と結合したガン細胞と好中球や単球などのエフェクター細胞との結合をβ-グルカンがさらに強化する事により、薬効(補体依存性細胞傷害など)を高め、結果的に副作用を抑える事が可能な事がルイズビル大学などの研究結果から明らかとなり、複数の分子標的薬とβ-グルカンとの併用治療法が現在米国でそれぞれ臨床実験に入っている。
アメリカではβ-グルカンがアンチエイジング治療のエースとして食品添加物やサプリ、さらには保湿性が高く、しかも免疫機能を有する事から化粧品原料としても大量に製造販売され始めた。従来β-グルカンの供給源はキノコやパン酵母細胞壁に限られていたが、これらを前記目的に利用するためには固形物からの分離精製が必要となり、その過程でアレルギー物質などが混入する可能性が高く、またキノコ栽培が大量生産になじまないなどの背景もあり10年ほど前から黒酵母菌(Aureobasidium pullulans)による発酵生産法の開発が始まった。同菌による醗酵生産はさまざまな理由からスケールアップが非常に困難であったが、いわゆる当学会18番(オハコ)の発酵工学的手法により、抗生物質やアミノ酸同様に商業用大型発酵タンクでの培養が可能となり、キノコやパン酵母細胞壁由来と機能的にも品質的にも勝るとも劣らない発酵β-グルカンの生産が可能となった。しかし、その培養は大変奥が深いものであり、今後も絶え間ない技術革新が必要である。そのためにも当学会の果たす役目は大きい。今後、よりよい培養方法が確立され、β-グルカンの用途の多様化と拡大が進み、いつまでもより美しく、より健康でありたいという始皇帝以来の人類の究極の夢の実現に一歩でも近づくことを希望してやまない。
著者紹介 静岡大学名誉教授・日本生物工学会功労会員 工学博士・技術士(農芸化学)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 4月 2014
- 巻頭言“随縁随意”
- 生物工学功績賞
- 特集 マイクロバイオ技術の潮流と展望~動物細胞の培養・計測・評価技術への応用~
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―
- バイオミディア
- 談話室
- プロジェクト・バイオ
- 大学発!美味しいバイオ
- Branch Spirit
- Fuji Sankei Business i…( 200 )
今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 202 )
- バイオインフォメーション…( 203 )
- 研究部会…( 205 )
- 本部だより…( 206 )
- 支部だより…( 207 )

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生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 21 4月 2014
日本生物工学会の和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business iの企画特集に編集協力をし、第3水曜日に記事を掲載しております。2014年4月より新企画「よくわかるバイオ」が始まり、4月16日付で、第1回「ゲノムとは」
(89KB)が掲載されました。次回は、2014年5月21日に掲載予定です。
⇒過去に掲載された記事一覧はこちら
Fuji Sankei Business i. 2014年4月16日 掲載
※当サイトでは、Fuji Sankei Business iのご厚意により該当記事を紹介しております。
►生物工学会誌Topへ
新着情報
Published by 学会事務局 on 17 4月 2014
生物工学会誌92巻5号掲載
福田 淳二
韓国生物工学会(KSBB: The Korean Society for Biotechnology and Bioengineering)と日本生物工学会は、15年ほど前からそれぞれの年次大会に講演者などを招待・派遣し交流している。昨年までは、KSBB秋季大会に日本生物工学会学会賞受賞者が派遣されてきたが、双方の学会長、副会長の協議により、今回から春季大会への派遣に変更し、より派遣者の研究分野にフィットしたセッションで講演できるよう配慮された。今回筆者は、この記念すべきKSBB春季大会に参加する機会を頂いたので、その概要を報告する。

KSBBが開催された
慶州市Hyundaiホテルと桜
2014 KSBB春季大会は、4月9日-11日に韓国の慶州市にあるHyundaiホテルで開催された。慶州は、釜山の金海国際空港から高速バスで1時間のところ にある。かつて新羅王国が栄えた地で、石窟庵・仏国寺などの世界遺産に登録された歴史的な建造物が立ち並ぶ歴史文化都市である。桜の名所としても知られて いるそうで、20万本とも言われる桜が咲き誇っていた(大会の数日前には慶州さくらマラソンが実施されたそうで、筆者も次回は参加することを誓いまし た)。

満員のplenary lecture会場の様子
KSBB春季大会は、3件のPlenary lecture、15のシンポジウムにて約70件の口頭発表が実施された。また、それ以外に22件のポスターショートプレゼン、370件のポスター発表、 ランチョンセミナーが実施された。参加者は、3日間で延べ1000名とのことであった(主な講演は後半2日間に実施)。Plenary lectureでは、名古屋大・馬場嘉信先生が講演され、またシンポジウムにはChina-Japan-Korea Metabolic Engineeringが大きなセッションの一つとして組まれていた。本学会からは、北陸先端大・高木昌宏先生(功績賞)、理研・菊池淳先生(奨励賞(斎藤賞))、筆者(奨励賞(照井賞))が講演した。
会長の意図したように、研究分野の近いシンポジウムにて発表させてもらったため質問も的確で、共同研究な どにつながる関係も構築できたと思われる。一方、ポスター含め発表資料はすべて英語で作成されていたが、国際セッションでも講演が韓国語で行われることが 多く、スライドとポインタを見て発表内容を推測する必要があった。
KSBB会長はじめ、運営の先生方には、大変温かい歓迎を受けた。大会の懇親会では会場内で紹介して頂き、また韓国式の料亭にて2次会を実施してもらい親睦を深めることができた。これにはKSBBの若手の先生方も複数参加され、日韓のアカデミアの状況から日常生活の違いまで議論し、楽しい時間を過ごした。
また、最終日に大会長に朝食ミーティングに招待して頂き、意見交換を行った。KSBB側からは、本学会の年次大会に招待するKSBB会員には口頭発表させて欲しいこと、韓国の休日や土日と重ならないと参加しやすいとのことであった。
最後に、お世話になったKSBBの先生方やスタッフの方々、機会を与えて頂いた本学会の先生方やスタッフの方に心より御礼申し上げます。
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KSBB会長(Prof. Byung Gee Kim)らとのBreakfast meeting
♦関連記事:【国際交流】韓国生物工学会(KSBB)大会参加報告
新着情報
Published by 学会事務局 on 16 4月 2014
第66回日本生物工学会大会(2014)の一般講演(ポスター発表)、およびシンポジウム要旨登録の受付を開始しました。
講演要旨登録の受付期間: 2014年4月16日(水)~5月14日(水)正午
締切(5月14日正午)以降は、要旨を含む訂正ができません。また、終了前はアクセスが集中し申し込みできない場合がありますので、早めの申し込みをお願いします。
- 一般講演の要旨登録をお考えで本会未入会の方は、早急にWeb上で入会の手続きを行い、下記口座へ2014年会費(正会員9,800円・学生会員5,000円)をお振り込みください。お急ぎの場合は下記口座をご利用下さい。
振込先: 三菱東京UFJ銀行
茨木支店 普通口座 3793590
公益社団法人 日本生物工学会
入金の確認が取れ次第、大会参加申込みに必要な会員番号をメールにてお知らせいたします(入会手続きには約1週間ほどかかります)。
- 本会に既に入会済みで、本年度会費未納入の方も速やかにご納入ください。入金の確認が取れ次第、参加登録システムでの参加申込が可能になります。
- シンポジウムで講演される方は、オーガナイザーの指示に従って要旨の登録、および参加申込をしてください。
新着情報
Published by 支部:東日本 on 15 4月 2014
先端技術や研究手法の開発は科学・工学の発展の両輪です。近年では次世代シークエンサーやメタボローム解析をはじめとする大規模解析法の発展により、難培養性の菌体や極微量の生体物質の同定が活発に行われつつあります。一方、細胞の特性や状態を一細胞解析により定量計測することによる、細胞の個性を明らかにできる新しい医療デバイスの開発がおこなわれています。本フォーラムでは、これらの先端技術・実験手法の開発、応用展開など様々なフェーズにおける先端研究者、さらには企業における研究開発の最前線に携わる方に、原理から実際の研究成果、課題についてご講演頂き、先端技術が生物工学に果たしうる役割と今後の展望について議論したいと思います。
主催:日本生物工学会 東日本支部
協賛:化学工学会バイオ部会、日本化学会バイオテクノロジー部会、
日本生物工学会ナノバイオテクノロジー研究部会、日本農芸化学会、
極限環境生物学会、日本バイオマテリアル学会、バイオインダストリー協会
日時
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2014年7月25日(金)13:00~19:40(懇親会を含む)
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場所
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独立行政法人 理化学研究所 大河内記念ホール(埼玉県和光市広沢2-1)
→アクセスマップ
<当日のご案内>
⇒会場案内
当日は西門の守衛所で生物工学会シンポジウムで来所された旨を伝え、
- 事前登録された方はリストで名前を確認してもらってください(事前にリスト提出します)
- 当日参加の方はリストにお名前・ご所属をお書きください。
(当日は12:30-13時までは係の者が守衛所付近にいるようにします)
通常、来所者は名前・所属・目的・行き先などを記入し、入構証を受け取りますが今回は手続きを簡素化しています。入構証は不要です。
- シンポジウム会場の大河内記念ホールは9番の建物になります。入り口は本館(建物番号1)との間にあります。
- 理研所内にいる間はシンポジウム名札を常につけるようにしてください。
- 懇親会は広沢クラブ(食堂施設、建物番号24)で行います。
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プログラム
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- 13:00-13:10
開会の辞…座古 保(理化学研究所)
- 13:10-13:55
シークエンス技術の過去・現在・未来
…養王田 正文(東京農工大学)
- 13:55-14:40
オンチップ・セロミクステクノロジー:構成的細胞ネットワーク技術の生命科学研究、創薬支援技術から早期医療診断応用まで
…安田 賢二(東京医科歯科大学)
- 14:40-15:00 休 憩
- 15:00-15:45
メタボローム解析に基づくチーズ品質評価技術の開発
…越智 浩(森永乳業)
- 15:45-16:30
統合オミクスが解き明かす腸内エコシステムの生体恒常性維持機構
…福田 真嗣(慶応義塾大学)
- 16:30-17:15
海洋無脊椎動物共在微生物の遺伝子情報の解析と利活用
…竹山 春子(早稲田大学)
- 17:15-17:25 閉会の辞…養王田 正文(東京農工大学)
- 17:40-19:40 懇親会
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参加費
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【講演会】- 一般:3,000円(税込)
- 学会員・協賛団体会員:2,000円(税込)
- 学生(無料)
【懇親会】
- 一般・学会員・協賛団体会員:
3,500円(予定、税込) ⇒3,000円(税込)
- 学生:
1,500円(予定、税込) ⇒1,000円(税込)
(参加費は当日、受付にてお支払いください。)
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申込先
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こちらの申込フォームに必要事項を記入し、お申し込みください。
または、氏名、所属、会員種別、連絡先、E-mail、TEL、FAXおよび懇親会参加の有無を明記のうえ、下記問い合わせ先までメールまたはFAXでお申し込みください。
※当日受付も行いますが、なるべく事前登録をお願い致します。
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事前登録締切
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2014年7月16日(水)
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申込・
問合せ先
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【東日本支部事務局】
東京農工大学大学院工学府生命工学専攻 尾高 雅文
E-mail: modaka@cc.tuat.ac.jp
FAX: 042-388-7479
理化学研究所前田バイオ工学研究室 座古 保
E-mail: zako@riken.jp
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学会行事
Published by 支部:中部 on 08 4月 2014
日本生物工学会中部支部のメールマガジンBBChubuの第5号(2014年4月号)を掲載しました。
⇒
日本生物工学会中部支部 メールマガジン『BBChubu』(第5号)(2.68 MB)
中部支部の会員相互の交流のためのマガジンで、研究紹介、留学体験、大学ブランド商品紹介、中部地区の企業紹介、コーヒーブレイクという会員交流広場(懸賞問題付き!)もあります。
他支部の会員の方々にもお知らせいたしますので、ご覧いただき、ご意見をお送りください。懸賞問題へのご投稿もお待ち申し上げます。
中部支部 BBChubu編集担当
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新着情報
Published by 支部:中部 on 03 4月 2014
盛況のうちに終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。⇒開催報告はこちら
⇒活動報告
企業見学、セミナー、懇親会をセットにした中部支部産学官共同企画の第3弾です。昨年の第2回CHUBU懇話会は、多数の方にご参加いただき、大変好評でした。支部創立20周年の今年は、本部産学連携委員会と共同で第3回CHUBU懇話会・第5回生物工学産学技術研究会を開催します。
今回(第3回)のCHUBU懇話会は天野エンザイム株式会社様のご協力のもと、岐阜県各務ヶ原市にある天野エンザイム岐阜研究所において、以下の日時・内容で開催する予定で準備を進めています。なお、懇話会を満喫できるよう、名古屋駅から会場への往復にはバスを準備しています。多くの学生さん、会員の皆様のご参加をお待ちしております。⇒印刷用ポスターはこちら
(1.28MB)
- 日時:2014年8月8日(金)13:30~19:00
- 場所:天野エンザイム株式会社岐阜研究所(〒509-0109 岐阜県各務原市テクノプラザ一丁目6番)
当日JR名古屋駅と天野エンザイム(株)岐阜研究所間の無料の送迎バスを準備いたします。
- 内容:(以下は予定)
(13:15 バス(名古屋駅より)にて現地着)
【講演会】⇒講演要旨はこちら
(「懇話会」の趣旨により敬称は「さん」に統一しました。)
13:30~14:10
天野エンザイムの紹介と糖転移酵素α-グルコシダーゼの機能改変
山口庄太郎さん、石原聡さん (天野エンザイム(株))
14:10~14:50
新しい殺菌法(交流高電界殺菌法)を利用した果汁製品の製造
大澤直樹さん (ポッカサッポロフード&ビバレッジ(株))
15:00~15:40
培養装置と計装システムの今昔
佐久間英雄さん ((株)丸菱バイオエンジ)
15:40~16:20
メタゲノムからの酵素触媒の開発とキラル化合物合成
伊藤伸哉さん(富山県大)
【企業見学】16:30~17:20
天野エンザイム株式会社・岐阜研究所
【懇親会】17:30~19:00
天野エンザイム株式会社・カフェテリア
(終了後バスにて名古屋駅まで)
- 参加費(税込): 講演会 無料
懇親会 一般3,000円/学生1,000円(当日会場にてお支払ください)
- 定員: 80名(定員になり次第締め切ります)
- 申込み方法:(定員に達しましたので申込みを締切ました)
- 担当委員:加藤竜也(静岡大学)、河原崎泰昌(静岡県立大学)
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学会行事,支部活動,産学連携活動
Published by 学会事務局 on 25 3月 2014
第66回日本生物工学会大会(2014)
- 【会期】 2014年(平成26年)9月9日(火)~ 11日(木)
- 【会場】 札幌コンベンションセンター (札幌市白石区東札幌6条1丁目1-1 )
第66回日本生物工学会大会の一般講演(ポスター発表)、およびシンポジウムの要旨登録は、2014年4月16日(水)に受付を開始いたします。
講演要旨登録受付期間: 2014年4月16日(水)~5月14日(水)正午
締切(5月14日正午)以降は、要旨を含む訂正ができません。また、終了前はアクセスが集中し申し込みできない場合がありますので、早めの申し込みをお願いします。
一般講演(ポスター発表)の発表者は平成26年会費既納の本会正会員または学生会員に限ります。会員番号がない場合には、システム上、一般講演の要旨登録はできません。本会未入会の方は、事前に必ず入会手続きをお願いします。入会手続きには約1週間ほどかかります。
シンポジウムの発表者はオーガナイザーの指示に従って要旨登録、および参加登録を行って下さい。
詳しくは第66回日本生物工学会大会ホームページ(https://www.sbj.or.jp/2014/)をご覧下さい。
学会行事
Published by 学会事務局 on 25 3月 2014
生物工学会 第92巻 第3号
小埜 和久
自然科学を探求することで、自己の考え・思いを具現化する「学術・研究」生活を卒業し、次世代を担う人材を育てる「教育」生活に身を転じた。生活スタイルの劇的変化に伴うカルチャーショックによる戸惑を感じつつも、今までの生活では得られなかった多くのことを学び楽しんでいる今日この頃である。これを機に、アメリカで研究する機会に恵まれた経験を基に、当時感じた日米の教育格差の一端を回想しつつ、人材育成としての「教育」のあり方についての思いを述べてみたい。
渡米後、はじめに驚いたことは、博士課程(博士課程後期)の学生が高度な講義を受けていたことである。しかも、講義資料には、当時の代表的な生化学の教科書がすべて引用され、教科書出版後の研究の進捗にも対応して、速報版Current Contentsに収録された論文の研究内容も瞬く間に収録され、常に最新の知識が提供されて学生に刺激を与えていた。ここに博士研究員の段階で大きく伸びる要因の一つがあり、まさに“抗体産生機構”を連想させて人材育成としての基盤となる「教育」の重要性を感じた。
次に、“独創的な研究”を高く評価する土壌があることである。ヴェクトルは“いかに独創的な研究ができるか”が研究者に求められていたのである。生化学分野の発展に貢献した研究業績から、日本人では岡崎令治、八木國夫、早石修、利根川進博士がよく知られていたが、日本ではどうだろうか?アメリカの糖質関連のある研究者の一例であるが、当時29歳にもかかわらず論文数98報もあり、将来この分野の指導的な役割を担うだろうと日本では目されていたが、助教授から准教授への昇任は認められなかった。理由は明快で、1)彼の全論文に先行論文があり、それぞれに類似しているために研究のoriginalityが低い、2)彼が雇用した博士研究員が独立した研究者として育っていない、というものであった。日本ではどうだろうか?と衝撃を受けた。これも、個性(=独創性)を大切にして、これを伸ばす「教育」ができるかどうかが、人材育成を担う研究者・教育者としての評価の底流にあるように思えた。
一方で、アメリカに滞在していた間に、日本でも独創性の高いものを見抜く目や独創性を育む教育環境を創成する努力があることを知った。Current Contentsの裏表紙に、当時、もっとも引用された文献の著者によるコメント欄があり、東北薬科大学の箱守仙一郎先生が開発された糖水酸基の完全メチル化法についての投稿秘話が書かれていた。そこには、J. Biochem.にFull paperとして投稿してrejectされたが、当時、Editorをされていた山川民夫先生から“独創的な研究”と内容で評価され、Noteで出すことを勧められたと書かれていた。山川先生が評価されなければ、一世を風靡した箱守法は陽の目を見なかったかもしれない。また、早石修先生がMiami Winter Symposiaでの招待講演後、懇親会で「自分の弟子、あるいは孫弟子の段階で、ノーベル賞が受賞できる研究者を育てたい」と述べられておられた。早石先生もまた、今でいうiPS細胞研究所のような独創的な研究を推進する機関を想定され、そこでノーベル賞級の研究者を多く輩出したいと考えられたのだろう。
中教審答申で「学習」から「学修」へと大学教育の質的転換が強調されている。現実に戻って、“学生の主体的学びを促して将来性豊かな人材を育てたい”と考えていた時に、「学生の主体的学びを促す学修ポートフォリオによる授業改善」という講演を聞く機会に恵まれた。教員のための「ティーチング・ポートフォリオ」と学生のための「ラーニング・ポートフォリオ」を上手に組み合わせた「学修ポートフォリオ」が授業改善に効果的であるとのことであった。次々と多用される「ポートフォリオ!?」とは何ぞや?と感じる固い頭に悩まされながら、素晴らしい可能性を秘めた、次世代を担う個性(=独創性)豊かな人材が大学教育の質の向上によって育つことを夢見つつ、日々、試行錯誤を繰り返している。
著者紹介 広島工業大学生命学部食品生命科学科(教授)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 3月 2014
- 巻頭言“随縁随意”
- 生物工学奨励賞(斎藤賞)
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―
- バイオミディア
- Branch Spirit
- プロジェクト・バイオ
- 科学者が知っておきたいビジュアルデザインの心得12【最終回】
- Fuji Sankei Business i…( 124 )
今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 127 )
- バイオインフォメーション…( 128 )
- 本部だより…( 130 )
- 支部だより…( 132 )
- 事務局より…( 133 )

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生物工学会誌
Published by 若手会 on 20 3月 2014
「生物工学若手研究者の集い(若手会)」は、応用生物工学、遺伝子工学、生物化学工学、細胞工学などの生物工学に関連する各分野に属する全国の学生、ポスドク、若手企業研究者、若手教員の相互交流を目的とした団体です。この度、2014年度の若手会夏のセミナーを関西にて行う運びとなりました。活発な討論の場を提供するべく、ポスターセッション(優秀発表者にはポスター賞あり)や交流会に加え、日本醸造学会若手の会との共同企画やRound Table Discussionなどのイベントを企画しております。また特別講演として、完全養殖に成功し産業化されている大学発ブランドの近大マグロや、伝統的な泡盛醸造技術と最先端次世代シーケンス技術の融合、世界でもっともタフな繊維であり次世代のバイオ素材として注目される人工クモ糸、臓器など立体組織の作製を可能とするバイオ3Dプリンタなど、世界初の独創的な技術やアイデアを基に実用化を進めておられる新進気鋭の先生方がご講演くださいます。教育機関、研究所、企業の若手研究者や学生の方々を含め、生物工学に興味のある皆様のご参加をお待ちしております。
⇒活動報告はこちら
- 日時: 2014年7月12日(土)13:00 ~ 7月13日(日)12:00
- 場所: 神戸市立神戸セミナーハウス(神戸市北区道場町生野字ロクゴ318-2)
・ JR道場駅よりマイクロバス約15分
・ JR三田駅よりタクシー約15分
・ 阪急バス平田停留所より徒歩約20分
- プログラム予定:
<1日目>
(特別講演1)海水魚の完全養殖とその産業化
……………家戸 敬太郎(近畿大学水産研究所)
日本醸造学会若手の会との共同企画
Round Table Discussion ~学生・若手研究者・企業研究員間の垣根を越えた情報交換会~
(大学・企業研究の魅力、醸造の魅力、生物工学の魅力から実験現場の情報交換まで、みんなで語って盛り上がりましょう!)
ポスターセッション
夕食・懇親会
<2日目>
ポスター賞授賞式
(特別講演2)伝統的な泡盛醸造技術には意味があった ~先端技術による付加価値の解明~
……………塚原 正俊(株式会社バイオジェット)
(特別講演3)“QMONOS”実用化への挑戦
……………菅原 潤一(スパイバー株式会社)
(特別講演4)骨折の治療から着想したあたらしい再生医療とバイオ3Dプリンタの開発について
……………中山 功一(佐賀大学大学院工学系研究科)
- 申込方法: こちらの申込みフォームからお申込み下さい。折り返し、申込確認や参加費振込口座等を連絡させて頂きます。また、申込時にポスター発表を希望された方は、要旨フォーム
をダウンロードの上、事務局 荒木・岡崎(araki@port.kobe-u.ac.jp)宛にお送りください。6月6日(金)締切予定ですので、予めご予定ください。
- 参加費:
一般:15,000円 (参加費8,000円、宿泊費4,500円、食費・懇親会費2,500円)
学生: 7,000円 (参加費4,000円、宿泊費2,000円、食費・懇親会費1,000円)
- 定員:100名(定員になり次第締め切らせていただきます。)
- 問合せ先:
神戸大学自然科学系先端融合研究環重点研究部 石井 純
E-mail: junjun@port.kobe-u.ac.jp TEL. 078-803-6633
- 事務局実行委員:
牧野智宏(アスビオファーマ株式会社)、西 輝之(株式会社カネカ)、堤 浩子(月桂冠株式会社)、岡﨑文美(住友化学株式会社)、大津厳生(奈良先端科学技術大学院大学)、山田亮祐(大阪府立大学)、原田和生(大阪大学)、松田史生(大阪大学)、荒木通啓(神戸大学)、石井 純(神戸大学)
【主催】生物工学若手研究者の集い
【後援】公益社団法人 日本生物工学会
►生物工学若手研究者の集い(若手会)Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 13 3月 2014
内容 | 開催日 |
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【協賛行事】サイエンス友の会特別教室「微生物がパンを作る! 筑波大学で微生物実験&見学会」〈つくば市〉 | 2015.03.07 |
【協賛行事】第10回理研「バイオものづくり」シンポジウム〈和光市〉 | 2015.03.06 |
【協賛行事】第74回熱測定講習会 ― 初心者のための熱分析の基礎と応用 ―~高分子材料と医薬品~〈大阪〉 | 2015.03.02-3 |
【後援行事】第9回日本バイオベンチャー大賞(贈賞式:関西大学) | 2015.02.27 |
【協賛行事】平成26年度 産総研 環境・エネルギーシンポジウムシリーズ
「21世紀の化学反応とプロセス~原料転換から材料評価技術まで~」〈つくば市〉 | 2015.02.12 |
【共催行事】第4回日本微生物学連盟フォーラム『ユネスコ無形文化遺産「和食」とそれを支える微生物』〈東京〉 | 2015.02.07 |
【協賛行事】第9回大阪大学フロンティア産業バイオシンポジウム「生物工学のフロンティア—共同研究講座を通した産業界との連携—」〈吹田市〉 | 2015.02.06 |
【後援行事】第8回高度医療都市を創出する未来技術国際シンポジウム
「がん治療と診断のための分子標的研究最前線」〈岡山〉 | 2015.02.06 |
【協賛行事】GMPセミナー「医薬品製造に関わるGMPの最新動向:講演会&見学会」〈大阪〉 | 2015.02.05-6 |
【協賛行事】JBA バイオエンジニアリング研究会 2014年度講演会「バイオ医薬品製造における新展開」〈東京〉 | 2015.01.28 |
【協賛行事】JBA”未来へのバイオ技術”勉強会「ゼロの魅力」〈東京〉 | 2015.01.26 |
【協賛行事】第20回高専シンポジウムin函館〈函館〉 | 2015.01.10 |
【協賛行事】第27回バイオエンジニアリング講演会〈新潟〉 | 2015.01.09-10 |
【後援行事】2014年酵素活性分子シンポジウム・ 酵素工学研究会第72回講演会〈富山〉 | 2014.12.17-19 |
【協賛行事】第41回炭素材料学会年会〈福岡〉 | 2014.12.08-10 |
【協賛行事】国際会議 SCIS-ISIS 2014 〈北九州〉 | 2014.12.03-6 |
【協賛行事】第34回水素エネルギー協会大会〈東京〉 | 2014.11.25-26 |
【協賛行事】第31回ニューメンブレンテクノロジーシンポジウム2014〈東京〉 | 2014.11.18-21 |
【西日本支部共催行事】YEAST WORKSHOP(第32回)〈呉市〉(2014/11/14-15) | 2014.11.14-15 |
【協賛行事】JBA“未来へのバイオ技術”勉強会 月例会 「寄生雑草防除技術は食糧・エネルギー問題を解決する」〈東京〉 | 2014.11.13 |
【協賛行事】グリーン・イノベーションEXPO2014〈東京〉 | 2014.11.12-14 |
【協賛行事】JBA”未来へのバイオ技術”勉強会「バイオ医薬品生産分野における研究開発とオミクス活用の展望」〈東京〉 | 2014.11.10 |
【西日本支部共催行事】 第4回 国際シンポジウム「持続的社会構築のための海洋環境保全と利用」〈広島〉(2014/11/6) | 2014.11.06 |
【協賛行事】JBA 未来へのバイオ技術”「食品のリスク管理と安全強化~ヒスタミンを制御する」〈東京〉 | 2014.10.29 |
【協賛行事】第28回日本吸着学会研究発表会〈札幌市〉 | 2014.10.23-24 |
【協賛行事】14-2エコマテリアル研究会「高性能化が進むエコマテリアル~自動車用途などへの展開」〈東京〉 | 2014.10.10 |
【協賛行事】第50回記念熱測定討論会〈豊中市〉 | 2014.09.28-30 |
【後援行事】第12回シトクロムP450国際シンポジウム
- 生物多様性とバイオテクノロジー〈京都〉 | 2014.09.24-28 |
【西日本支部共催行事】第2回国際シンポジウム「New Stages of Phage Biocontrol of Plant Diseases」〈広島〉(2014/9/18) | 2014.09.18 |
【協賛行事】第24回イソプレノイド研究会例会〈岡山〉 | 2014.09.12 |
【協賛行事】第12回高付加価値食品開発のためのフォーラム「シーズとニーズの新たな出会い」〈裾野市〉 | 2014.09.05-6 |
【協賛行事】第16回日本感性工学会大会「進化する感性」〈東京〉 | 2014.09.04-6 |
【協賛行事】バイオプロセス講演・見学会「培養細胞を利用した生産プロセスの我が国における歴史と最新状況および展望」〈岐阜〉 | 2014.09.04-5 |
【後援行事】JASIS2014〈千葉〉 | 2014.09.03-5 |
【共催行事】第27回国際ポリフェノール会議 (ICP2014)〈名古屋〉 | 2014.09.02-6 |
【協賛行事】第30回ファジィシステムシンポジウム(FSS2014)
―新しいファジィの夜明けは近いぜよ!―〈高知市〉 | 2014.09.01-3 |
【協賛行事】第27回におい・かおり環境学会〈東京〉 | 2014.08.27-28 |
【後援行事】平成26年度創薬等支援技術基盤プラットフォーム 公開シンポジウム〈東京〉 | 2014.08.27 |
【協賛行事】第73回熱測定講習会―熱分析の基礎と高分子材料・医薬品への応用 ―〈大阪〉 | 2014.08.26-27 |
【共催行事】第33回日本糖質学会年会〈名古屋〉 | 2014.08.10-12 |
【協賛行事】日本ゾル- ゲル学会 第12回討論会〈つくば市〉 | 2014.08.07-8 |
【共催行事】第28回キチン・キトサンシンポジウム〈東京〉 | 2014.08.07-8 |
【後援行事】日本プロテオーム学会2014年会(JHUPO第12回大会)
―プロテオミクス技術の生物学・医療へのさらなる応用―〈つくば市〉 | 2014.07.17-18 |
【協賛行事】大阪工研協会 バイオ実習セミナー
―微生物・細胞取扱いの基本操作と検査・試験への応用―〈大阪〉 | 2014.07.04, 2014.07.07 |
【協賛行事】14-1エコマテリアル研究会「バイオマスプラスチックの研究最前線」〈東京〉 | 2014.07.04 |
【協賛行事】第27回イオン交換セミナー「挑戦するイオン交換Ⅲ -どうするセシウム-」〈東京〉 | 2014.07.04 |
【協賛行事】第59回低温生物工学会セミナー「低温/乾燥に適応した生物の生き残り戦略としての休眠」 《福岡》 | 2014.06.28 |
【協賛行事】2014年産業技術総合研究所中部センターオープンラボ 〈名古屋〉 | 2014.06.24-25 |
【協賛行事】日本ゾル- ゲル学会 第11回セミナー「新規な有機-無機ハイブリッド材料の設計と機能発現」〈東京〉 | 2014.06.06 |
【協賛行事】第16回マリンバイオテクノロジー学会大会〈三重〉 | 2014.05.31-2014.06.01 |
【後援行事】NIASシンポジウム(日本組織培養学会第87回大会サテライトシンポジウム) 「再生医療、創薬および動物実験代替法の分野における実用化を指向したコラーゲンビトリゲルの開発状況」〈東京〉 | 2014.05.31 |
【協賛行事】食品ハイドロコロイドセミナー2014・第25回食品ハイドロコロイドシンポジウム〈東京〉 | 2014.05.22-23 |
【協賛行事】第21回HAB研究機構学術年会「研究開発生産性を向上する創薬戦略と革新的技術の進展」〈東京〉 | 2014.05.16-17 |
【協賛行事】界面コロイドラーニング
第30回現代コロイド・界面化学基礎講座〈東京:5月15・16日/関西:6月12・13日〉 | 2014.05.15-16/2014.06.12-13 |
【協賛行事】JBA“未来へのバイオ技術”勉強会 月例会
「バイオ素材百花繚乱5:シリコンバイオテクノロジーと応用展開」〈東京〉 | 2014.04.21 |
【協賛行事】14-1ポリマーフロンティア21「地球環境とポリマー -高分子で地球環境改善に貢献できることは?-」〈東京〉 | 2014.04.11 |
関連団体行事
Published by 学会事務局 on 03 3月 2014
第66回日本生物工学会大会(2014)のホームページを開設しました。当サイトでは、2014年9月9日(火)から11日(木)に、札幌コンベンションセンターで開催される年次大会に関する情報を発信していきます。
講演要旨登録と大会参加申込のウェブ受付は、2014年4月16日(水)より開始いたします。
本大会への皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
公益社団法人日本生物工学会
第66回年次大会(2014)ホームページアドレス
https://www.sbj.or.jp/2014/
新着情報
Published by 学会事務局 on 26 2月 2014
2014年2月24日(月)、味の素(株)川崎事業所にて第2回生物工学基礎教育セミナーを開催いたしました。
今回の基礎教育セミナーでは、日本生物工学会創立90周年記念事業の一環として2013年9月に出版された「基礎から学ぶ生物化学工学演習」を教材にして、バイオリアクション(微生物反応、酵素反応)における量論・速度論、バイオリアクターの設計、バイオプロセスにおける単位操作(通気・撹拌)について、執筆者でもある徳島大学大政健史教授、金沢大学仁宮一章准教授から講義と演習指導をいただきました。また、アステラス製薬(株)の山下道雄氏から 『医薬品としての微生物二次代謝産物の探索・工業化研究』と題して、ものづくりの現場における課題発掘と課題解決の経験談を講演いただきました。
企業からの54名の若手研究者・技術者に加え、大学・公的研究機関から6名の方、合計60名(会員19名、非会員41名)の方々に参加いただき、9:30から17:30まで、講義と演習に取り組んでいただきました。
次回の生物工学基礎教育セミナーは、今回参加された方々の意見も踏まえ、今回と同様な講義と演習を組み合わせた形式での開催を考えております。生物工学(生物化学工学、応用微生物学など)に関する基盤となる知の習得の場、学び直しの場として、このセミナーをご活用ください。
日本生物工学会産学連携委員会
大政教授、仁宮准教授による講義と演習指導

生物化学工学に関る
様々な教科書の紹介
熱心に講義を聴講する参加者
アステラス製薬(株)山下氏による講演
【関連記事】
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 2月 2014
日時
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2014年5月21日(水)14:10~16:50
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場所
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サントリーホール ブルーローズ
(東京都港区赤坂1-13-1 TEL. 03-3505-1001)
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参加費
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無料(事前申込み不要)
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プログラム
(司会:大政 健史)
- 14:10~14:15 開会の挨拶………………園元 謙二
- 14:15~15:00
「Sakeから観光立国」
……平出 淑恵(酒サムライコーディネーター)
何年もワインを学び親しんできた私は多くの人たちと国や人種を超えて「ワインの素晴らしさ」について共感する経験をしてきました。京都の蔵で、搾りたての大吟醸を飲んだ時「この利き猪口には日本が詰まっている、日本酒は日本そのものだ。」と感じたことがきっかけで、ワインで経験したその素晴らしい共感の輪を、日本そのものである日本酒を通じて、世界に伝え、広げていく事ができるのではないかと思いました。日本酒を通じて日本の文化や地方を世界に紹介したい、それを実現するために会社を興しました。「Sakeから観光立国」それに向かってのこれまでの取組みをお話したいと思います。
(座長:貝沼 章子)
- 15:05~15:50
「サントリーの商品開発—技術による生活文化の創造—」
……高橋 賢蔵(サントリーグローバルイノベーションセンター)
サントリーは今年で創業115年となりました。この長い時間、企業として存続し発展してこられたのは、「やってみなはれ」というサントリーを象徴する言葉に表れているように新しいことに挑戦し続ける企業風土によるものと思います。ただサントリーの事業領域は酒類・食品という非常に生活に密着した商品を扱うもので、決して最先端の事業領域ではありません。そのような領域の中での新しい取組みや挑戦とはどのようなものかというと、ゆるやかに変化する生活文化の一翼を担うことと考えています。そのようなサントリーの活動のなかの技術者としての取組みについてご紹介したいと思います。
(座長:坂口 正明)
- 15:50~16:00 休 憩
- 16:00~16:45
「研究者・技術者に期待すること—グローバル事業を成功に導くために—」
……成瀬 淳(岡山大学客員教授、大阪電気通信大学監事、日本工学アカデミー会員)
- 自己紹介と40年間に渡る会社生活での体験談
- 人材育成の重要性と教育論について
- 「グローバル性」とは「多様性の受諾」「サイロメンタリティーからの脱却」のこと。先ずはこの本質を見極めねばならない。
- サイロメンタリティー事例1:
最近の若いものは、ジェンダーバランス、技術者と経営者、など
- サイロメンタリティー事例2:
「それは私の仕事の枠外だ」
- 計測しやすくしてから計測しよう。原価計算に興味がありますか?
- 成功する組織に求められる条件は何か。
以上の話を踏まえて、さて次は皆さんのご意見を拝聴したいと思います。どうぞ挙手してください。
(座長:坂口 正明)
- 16:45~16:50 閉会の挨拶………………水光 正仁
♦ 関連記事:【事務局より】 2014年度総会および第19回生物工学懇話会開催のお知らせ(2014/5/21)
学会行事
Published by 学会事務局 on 25 2月 2014
日本生物工学会の2014年度総会および第19回生物工学懇話会を下記のとおり開催いたします。
会員のみなさまにおかれましては、多数ご出席下さいますようご案内申し上げます。
⇒このページの印刷用PDF
2014年度総会
日時
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2014年5月21日(水)12:40~14:00
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場所
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サントリーホール ブルーローズ
〒107-8403 東京都港区赤坂1-13-1 TEL. 03-3505-1001
→アクセス
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次第
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- 会長挨拶
- 2013年度事業報告
- 2013年度決算報告・2013年度監査報告
- 顧問、名誉会員、功労会員の推戴
- 2014年度事業計画
- 2014年度予算案
- 創立90周年記念事業報告
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第19回生物工学懇話会
日時
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2014年5月21日(水)14:10~16:50
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場所
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サントリーホール ブルーローズ
〒107-8403 東京都港区赤坂1-13-1 TEL. 03-3505-1001
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参加費
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無料(事前申込み不要)
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内容
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(司会 大政 健史)
- 14:10~14:15 開会の挨拶 園元 謙二
- 14:15~15:00
講演1「Sakeから観光立国」
…平出 淑恵(酒サムライコーディネーター)
- 15:05~15:50
講演2「サントリーの商品開発—技術による生活文化の創造—」
…高橋 賢蔵(サントリーグローバルイノベーションセンター)
- 15:50~16:00 休憩
- 16:00~16:45
講演3「研究者・技術者に期待すること
—グローバル事業を成功に導くために—」
…成瀬 淳(岡山大学客員教授、大阪電気通信大学監事、
日本工学アカデミー会員)
- 16:45~16:50 閉会の挨拶 水光 正仁
⇒詳しくはこちら
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懇親会
日時
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2014年5月21日(水)17:10~19:00
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場所
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響 風庭 赤坂
〒107-0052 東京都港区赤坂1-11-44 赤坂インターシティ2F
TEL. 03-5545-0817
⇒アクセス
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会費
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5,000円(税込) 懇親会費は当日受付にてお支払いください。
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申込方法
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懇親会参加者は原則として予め参加申込して下さい。- 氏名
- 住所ならびに所属、連絡先TEL/FAX/E-mail
- 会員種別
を明記して、下記事務局宛にお申し込みください。件名は「2014年度日本生物工学会総会懇親会」としてください。
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締切日
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2014年5月7日(水)
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申込・問合せ先
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公益社団法人 日本生物工学会事務局(吹田市山田丘2-1 大阪大学工学部内)
TEL: 06-6876-2731 FAX: 06-6879-2034 E-mail:
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学会行事
Published by 学会事務局 on 25 2月 2014
生物工学会 第92巻 第2号
西野 徳三
世の中がいわゆるバイオブームで沸いていた昭和63年、バイオ系の研究者や研究機関の数としては西高東低と言われた(それ以降は耳にすることは少なくなったが、当時はそのように呼ばれていた)東北の地にも生物化学工学科が東北大学工学部化学系の学科改組で誕生した。時を同じくして当時の通産省の肝いりで全国にできたバイオテクノロジー団体の一つ「東北地域バイオインダストリー振興会議」(通称TOBIN)もバイオ団体としては東北地域唯一の組織として発足し、私も当初から副会長のかばん持ちとして関与することとなった。
TOBINの発足時は東北大学の農学部と工学部が主となり三つの部会を擁する大きな組織でバイオテクノロジーの情報発信や啓蒙活動を行ってきた。しかし、時代の波に乗って目新しさにひかれて会員になったものの、企業にとっては成果が得られるのに時間がかかると見切りをつけて早々に退会する企業が続出した。その後は小人数ながらも活動して多くの人的ネットワークを構築しながら現在につながっている。しかし、今でいうところのコンソーシアムを作るとか、コーディネーターとしての機能を持つまでには至らなかった。
私自身工学部に移り地域への貢献が必要となると同時に、TOBINの活動とも相まって多くの地元中小企業との接触が増え、専門以外の雑多な相談や質問を受けることになった。たとえば農水産物業者から残渣の有効利用や排水処理、さらに生ごみ処理の新規微生物探索に関して、飲食業界の排水中の油分解に関して、種々の健康食品・機能性食品の製造法や機能に関してなどの相談、また、養豚業者や堆肥施設での臭気対策、特殊土壌菌の評価の依頼、はたまた美白化粧品の製造法などの話が集まるようになった。インターネットのまだない時代にそれらに応えるため、その都度情報収集に奔走し、当時は新たな挑戦の日々であった。そのような交流の中から人と人の輪ができ上がり、新しい製品や改良につながったものも多く、産と学との連携において、さらに官との関連において人の果たす役割を痛感した時代であった。
中小企業からの質問・相談に対する討論にあたっては学からの内容を理解してもらう困難さを再三実感した。バイオとは直接関係のない異業種の中小企業の社長さんが相談に見えた時などはなおさらであり、間入って双方の溝を埋めるか通訳(?)をしてくれる人がいないもどかしさを味わいながら努力したものである。
その後しばらくしてから方々にリエゾンオフィスが設置され、さらに母体の異なる種々のコーディネーターが組織化されてそれらの役割を果たすようになり、それまでの産から学への個人的な方向だけでなく、確実かつ的確なパイプで意思の疎通ができるようになり喜ばしいことと感じた。さらに学から産への情報の流れも加速されるようになり、ニーズ指向よりシーズを広める方向に変化していき、さらにその上研究シーズの発掘も手助けしてくれるように変化してきたことは大きな進歩と思われる。それに加えて、学において細々と行ってきた研究成果をも、しかるべき研究費獲得へと助言してくれ、特許申請の情報まで提供してもらえるように変化したなど、産学官の連携も様変わりしてきたように見受けられる。
しかし、すべての連携がこのように手厚い手助け・援助のもとにあるわけではなく、ベンチャー的な研究や過去からのつながりのあるものなどはやはり個と個との関係に結びついた提携も多く残っており、中小企業に対しての技術の移譲や共同研究を進めるにあたっては科学的知識が伝わるような人と人とのつながりが重要である事を改めて実感している。
著者紹介 東北大学名誉教授、公益財団法人日本化学研究会(理事)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 2月 2014
- 巻頭言“随縁随意”
- 生物工学技術賞
- 生物工学論文賞
- 続・生物工学基礎講座-バイオよもやま話-
- バイオミディア
- Branch Spirit
- Fuji Sankei Business i…( 85 )
- Germination
- 談話室
- 科学者が知っておきたいビジュアルデザインの心得11
- 解説
今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 94 )
- バイオインフォメーション…( 95 )
- 支部だより……( 96 )

PDFファイルをご利用いただくためにはAdobe Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。
生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 19 2月 2014
日本生物工学会第1回SBJシンポジウムは盛会のうちに終了いたしました。
多数のご参加ありがとうございました。⇒開催報告はこちら
SBJシンポジウムは、日本生物工学会がカバーする広い科学技術・教育分野について、産官学の連携を深め、さらにはアジアをはじめとした諸外国の情報や動向について討議することを目的として、創立100周年に向けて新たにスタートするものです。
今回は、韓国生物工学会(KSBB)からの講演者や生物工学アジア若手賞受賞者も招待し、アジアとの連携も図りたいと思います。前日5月21日(水)の総会および第19回生物工学懇話会に引き続き、多数の皆様のご参加をお待ちしております。⇒このページの印刷用PDFはこちら
【主催】 公益社団法人 日本生物工学会
【後援】 公益社団法人 日本農芸化学会・公益社団法人 化学工学会・ 一般財団法人 バイオインダストリー協会
日時 | 2014年5月22日(木)9:15~16:40 |
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場所 | 早稲田大学 国際会議場 井深大記念ホール(東京都新宿区西早稲田1-20-14 )
早稲田キャンパス18号館 早稲田大学総合学術センター
⇒早稲田大学キャンパスマップ - JR 山手線・西武新宿線「高田馬場」駅(徒歩20分)
- 地下鉄東西線「早稲田」駅(徒歩8分)
- 都バス(学バス)高田馬場-早大正門行き(西早稲田下車徒歩4分)
- 都電荒川線「早稲田」駅(徒歩5分)
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懇親会 | 日時: 5月21日(水)17:10~ <2014年度総会および生物工学懇話会との合同懇親会>
場所: サントリーレストラン「響 風庭 赤坂店」
(港区赤坂1-11-44 赤坂インターシティー2F)- 地下鉄銀座線・南北線 溜池山王駅 13番出口 徒歩2分
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参加費
(税込) | 【シンポジウム】- 会員:3,000円(賛助・団体会員・後援学会ご所属の方を含む)
- 非会員: 5,000円
- 学生: 無料
【懇親会】5,000円
※参加費・懇親会費は当日受付にてお支払いください。領収書は当日お渡しいたします。 |
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参加申込み | こちらの申込みフォームよりお申し込みください。 |
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問合せ先 | 公益社団法人 日本生物工学会事務局 (吹田市山田丘2-1 大阪大学工学部内)
TEL: 06-6876-2731 FAX: 06-6879-2034
E-mail: (SBJシンポジウム担当) |
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プログラム
- 9:15~ 9:20 開会の辞…………園元 謙二(日本生物工学会会長)
- 9:20~10:00
何処へゆく?-私の微生物学-…… 五十嵐 泰夫(中国・西南大学)
- 10:00~10:40
醤油醸造の近年の進歩と今後の展望 ……濱田 孝司(キッコーマン食品株式会社)
- 10:40~11:20
ポテリジェント技術と抗体医薬品への応用について
……設楽 研也,丹羽 倫平(協和発酵キリン株式会社)
- 11:20~12:00
酒育について ……石毛 直道(国立民族学博物館)
- 12:00~13:00 昼休み
- 13:00~13:40
遺伝子組換え植物を用いた高付加価値物質生産の基盤技術開発
……松村 健(独立行政法人 産業技術総合研究所)
- 13:40~14:20
Korean Policy Measures for the Age of Bioeconomy
……Youn-Hee Choi (Korean Institute for Industrial Economics and Trade (KIET))
- 14:20~14:30 休 憩
- 14:30~14:40
合成生物学研究部会の紹介……花井 泰三(九州大学)
- 14:40~15:10
Bacterial Genomics: from Microbial Catabolism of Heterocycles to Chemicals Synthesis
……Ping Xu (Shanghai Jiao Tong University)
- 15:10~15:40
合成代謝工学による嫌気性微生物を用いた再生可能資源・エネルギー変換技術の開発
……中島田 豊(広島大学)
- 15:40~16:10
動物細胞で作動する環境応答型合成プロモーターシステムの開発と応用
……上平 正道(九州大学)
- 16:10~16:40
日本から,アジアへ,そして世界へと発信する生物工学会-学会創立100周年を目指した国際展開-
……原島 俊(大阪大学)
学会行事
Published by 支部:東日本 on 31 1月 2014
平成26年1月24日
日本生物工学会 東日本支部長
養王田正文
東日本支部長賞、日本生物工学会生物工学学生優秀賞(飛翔賞)候補者推薦の御願い
日本生物工学会では、創立90周年記念事業の一環として2012年に生物工学学生優秀賞(飛翔賞)を創設しました。この賞は、博士後期課程に進学して、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される学生会員の研究奨励を目的とするものです。生物工学学生優秀賞受賞者には研究奨励金(5万円)が授与されます。
さらに、2013年より生物工学会東日本支部独自の試みとして、東日本支部長賞を創設しました。東日本支部長賞は生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される学生会員(全学年を対象)の研究奨励を目的とするものです。
つきましては、東日本支部長賞ならびに生物工学学生優秀賞への応募者を募集いたします。東日本支部の各大学の先生方におかれましては、是非、優秀な学生会員のご推薦をお願いいたします。
東日本支部長賞への応募ならびに選考方法
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- 対象者は当学会学生会員(全学年対象)であり、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される者とする。
- 応募は「生物工学学生優秀賞候補者調書」と「生物工学学生優秀賞候補者推薦書」による自薦および他薦によるものとする。
- 応募書類をもとに、東日本支部長より指名された選考委員会による第1次選考を行い、学生発表会(2014年3月4日、日本生物工学会東日本支部コロキウムにて開催、詳細はこちら)における東日本支部委員による第2次選考により東日本支部長賞受賞者を決定する。
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生物工学学生優秀賞への応募ならびに選考方法
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- 対象者は、東日本支部長賞応募者のうち、大学院博士前期課程等に在籍しており、博士後期課程への進学を予定し、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される者とする。
- 応募書類をもとに、東日本支部長より指名された選考委員会による第1次選考を行い、学生発表会(2014年3月4日、日本生物工学会東日本支部コロキウムにて開催、詳細はこちら)における東日本支部委員による第2次選考を経て生物工学学生優秀賞候補者を選出し、生物工学会本部に推薦する。
- 生物工学学生優秀賞受賞者は、各支部より推薦された候補者から生物工学会本部での選考を経て決定される。
過去の生物工学学生優秀賞受賞者に関しましては、こちらを御参照ください。
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応募者は、件名に「生物工学学生優秀賞・東日本支部長賞」と記し、必要事項を記入した「生物工学学生優秀賞候補者調書」と「生物工学学生優秀賞候補者推薦書」を添付の上、電子メールにて、日本生物工学会東日本支部事務局 E-mail: modaka@cc.tuat.ac.jp(TEL. 042-388-7793)宛、2月14日(金)迄にお送りください。
「生物工学学生優秀賞候補者調書」と「生物工学学生優秀賞候補者推薦書」のフォーマットは日本生物工学会のホームページ『【学会賞】生物工学学生優秀賞(飛翔賞)受賞候補者推薦のお願い』よりダウンロードしてください。
►東日本支部Topへ
新着情報
Published by 支部:東日本 on 31 1月 2014
日本生物工学会東日本支部では、毎年度の生物工学フォーラムなどの行事のほか、随時、小規模な「コロキウム」を開催します。
今回のコロキウムでは、併せて2012年度より設けられた日本生物工学会学生優秀賞(飛翔賞)および2013年度より設けられた東日本支部支部長賞の選考を兼ねた、学生ポスター発表・講演を実施します。これらの賞は、生物工学分野での活躍が期待される学生の皆さんの研究を応援する目的で設けられました。飛翔賞、東日本支部長賞の詳細は、こちらの案内をご参照ください。学生の皆さんの積極的なご応募をお待ちしています。
主催:日本生物工学会 東日本支部
協賛:一般財団法人バイオインダストリー協会
日時
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2014年3月4日(火)13:00~20:00(懇親会を含む)
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場所
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東京大学 弥生講堂一条ホール(講演会) 東京大学農学部生協(懇親会)
(東京都文京区弥生1-1-1)
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プログラム
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- 13:00-13:10
開会の挨拶…石井 正治(東京大学)
- 13:10-13:55
分裂酵母を用いた有用物質生産の試み
…東田 英毅(旭硝子 ASPEX事業部)
- 13:55-14:40
血中アミノ酸による診断法<アミノインデックス®>の開発と事業展開
…今泉 明(味の素(株)イノベーション研)
- 14:40-14:50 休憩
- 14:50-16:00
学生ポスター発表(ポスター賞選考)
- 16:00-16:30
学生講演1(飛翔賞選考)
- 16:30-17:00
学生講演2(飛翔賞選考)
- 17:00-17:30
学生講演3(飛翔賞選考)
- 17:30-17:45
閉会の挨拶…養王田正文(東京農工大学)
18:00-20:00
懇親会(東京大学農学部生協)
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申し込み方法
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こちらの申込フォームに必要事項を記入し、お申し込みください。
※当日受付も行いますが、原則として事前登録をお願い致します。
(ポスター発表者は必ず事前登録を行ってください。)
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事前登録締切
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2014年2月20日(木)
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学生ポスター
発表希望者
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上記の申し込みフォームより、参加申込をしてください。
また、こちらの要旨フォーマット をダウンロードし、要旨および必要事項を記入のうえ、理化学研究所 座古 保(zako@riken.jp)までお送り下さい。
ポスター発表の定員は30名です。お早めにお申し込み下さい。
(要旨提出締切:2月20日(木))
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参加費
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コロキウム:無料
懇親会: 一般 3,000円(税込)、学会員・協賛団体 2,000円(税込)、学生 1,000円(税込)
※ポスター賞の発表・授与は懇親会のときに行いますので、応募者は是非御参加ください。 (参加費は当日、受付にてお支払いください。)
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問合せ先
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座古 保
E-mail: zako@riken.jp
【東日本支部事務局】
尾高 雅文
E-mail: modaka@cc.tuat.ac.jp
FAX: 042-388-7479
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世話人
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石井正治(東大)、尾高雅文(東京農工大)、座古保(理研)
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学会行事
Published by 学会事務局 on 28 1月 2014
このページには2013年の日本生物工学会からのお知らせ一覧を掲載しております。
掲載日 | 内容 |
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2013.12.26 | 「生物工学よもやま話-実験の基礎原理から応用まで-」発行のお知らせ |
2013.12.25 | 【和文誌】第91巻9号バイオミディア・特集全文オンライン公開 |
2013.12.25 | 【和文誌】第91巻12号の一部オンライン公開 |
2013.12.25 | 【本部だより】2013 KSBB秋季大会に参加して |
2013.12.25 | 【随縁随意】産学官連携と技術者視点 – 下田 雅彦 |
2013.12.24 | 【事務局】年末年始休業のお知らせ(12月28日~1月5日) |
2013.12.13 | 【JBB】Vol. 117, No. 1 (2014年1月号)オンライン公開 |
2013.12.10 | 【産学連携活動】第4回 生物工学産学技術研究会 開催報告 |
2013.12.10 | 【学会賞】2014年度 生物工学アジア若手賞/生物工学アジア若手研究奨励賞(The DaSilva Award) 受賞候補者推薦募集 《締切:2014年3月14日》 |
2013.12.06 | 【産学連携活動】賛助会員の工場見学申込み先一覧掲載 |
2013.11.25 | 【和文誌】第91巻11号の一部オンライン公開 |
2013.11.25 | 【和文誌】第91巻8号バイオミディア・特集全文オンライン公開 |
2013.11.25 | 【学会賞】生物工学学生優秀賞(飛翔賞)受賞候補者推薦のお願い |
2013.11.25 | 【随縁随意】学生に技術士を勧めよう – 浅野 行蔵 |
2013.11.12 | 【九州支部】2013年度日本生物工学会九州支部 市民フォーラム(於:四川大学)の報告 |
2013.11.05 | 【会員の方へ】2014年会費納入のお願い |
2013.10.28 | 【随縁随意】国公立大学における教育研究費に想う - 林 英雄 |
2013.10.28 | 【和文誌】第91巻10号の一部オンライン公開 |
2013.10.28 | 【JBB】Vol. 116, No. 6 (12月号)オンライン公開 |
2013.10.25 | 【和文誌】91巻7号特集・バイオミディアオンライン公開 |
2013.10.24 | 【年次大会】第66回日本生物工学会大会(2014)シンポジウム公募のお知らせ |
2013.10.23 | 【年次大会】第65回日本生物工学会大会(2013)後記 |
2013.10.15 | 【JBB】Vol. 116, No. 5 (10月号)オンライン公開 |
2013.10.10 | 【中部支部】メールマガジンBBChubu第4号 発刊 |
2013.10.03 | 【賛助会員の皆様へ】工場見学申込先リスト作成に関するお願い |
2013.09.26 | 【和文誌】第91巻9号の一部オンライン公開 |
2013.09.26 | 【随縁随意】われわれはタンパク質を理解しているだろうか–大島 泰郎 |
2013.09.26 | 【和文誌】91巻6号特集・バイオミディアオンライン公開 |
2013.09.25 | 【九州支部】第20回九州支部佐賀大会 – 九州支部大会−講演要旨作成および一般講演についてのお願い Updated! |
2013.09.24 | 【研究部会】セルプロセッシング計測評価研究部会 2013年度優秀学生発表賞決定 (2013/9/23) |
2013.09.24 | 【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線記事掲載 |
2013.09.24 | 【年次大会】第65回日本生物工学会大会 盛会のうちに終了 |
2013.09.02 | 【JBB】Vol. 116, No. 4(2013年10月号)オンライン公開 |
2013.08.29 | 【お詫びと訂正】生物工学会誌 第91巻7号・8号 |
2013.08.29 | 【和文誌】第91巻8号の一部オンライン公開 |
2013.08.28 | 【随縁随意】「科学」と「技術」 - 高木 昌宏 |
2013.08.26 | 【和文誌】91巻5号特集・バイオミディアオンライン公開 |
2013.08.26 | 大会講演要旨集の発送とPDF版の公開について |
2013.08.21 | 【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線記事掲載 |
2013.08.08 | 【事務局】夏期休業のお知らせ(8月14日~16日) |
2013.07.31 | 【JBB】Vol. 116, No. 3(2013年9月号)オンライン公開 |
2013.07.27 | 【和文誌】第91巻7号一部オンライン公開 |
2013.07.26 | 【会員の皆様へ】7月号会誌発送の遅れについて |
2013.07.26 | 【随縁随意】医療イノベーションと知財教育 – 石埜 正穂 |
2013.07.25 | 【和文誌】91巻4号バイオミディアオンライン公開 |
2013.07.18 | 【セルプロセッシング計測評価研究部会】第5回若手研究シンポジウム報告 |
2013.07.17 | 【本部】第3回生物工学産学技術研究会 開催報告 |
2013.07.17 | 【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線記事掲載 |
2013.06.25 | 【和文誌】第91巻6号一部オンライン公開 |
2013.06.25 | 【和文誌】91巻3号バイオミディアオンライン公開 |
2013.06.20 | 【JBB】2012 Impact Factor 1.737 |
2013.06.20 | 【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線記事掲載 |
2013.06.17 | 【JBB】Vol. 116, No. 2(2013年8月号)オンライン公開 |
2013.06.17 | 【学会賞】2013年度学会賞受賞者決定のお知らせ |
2013.06.13 | 【年次大会】参加申込受付中 – 締切:8月20日(火)正午 |
2013.05.28 | 【年次大会】講演申込・要旨登録受付終了のお知らせ |
2013.05.27 | 【年次大会】講演要旨登録受付中 – 締切: 5月28日(火)正午 |
2013.05.27 | 【JBB】Vol. 116, No. 1 (2013年7月号) オンライン公開 |
2013.05.26 | 【和文誌】第91巻5号一部オンライン公開 |
2013.05.25 | 【和文誌】91巻2号バイオミディアオンライン公開 |
2013.05.25 | 【随縁随意】中国での共同ラボに託した夢の実現に向けて – 木田 建次 |
2013.05.16 | 【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線記事掲載 |
2013.05.14 | 『生物工学基礎講座-バイオよもやま話-』一覧掲載 |
2013.05.09 | 【JBB】Vol. 115, No. 6 (2013年6月号) オンライン公開 |
2013.04.26 | 事務局休業のお知らせ(2013年5月3日~6日) |
2013.04.25 | 【事務局より】平成25年会費口座振替のお知らせ(4月23日) |
2013.04.25 | 【和文誌】91巻1号バイオミディアオンライン公開 |
2013.04.24 | 【随縁随意】実中研の歴史と未来-野村 龍太 |
2013.04.24 | 【和文誌】第91巻4号一部オンライン公開 |
2013.04.18 | <法定点検によるサーバ停止のお知らせ>
2013年5月18日(土)13:00~ 5月19日(日)10:00 |
2013.04.18 | 【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線記事掲載 |
2013.04.16 | 【年次大会】講演申込み受付: 2013年5月7日~28日正午 |
2013.04.12 | 【JBB】Vol. 115, No. 5 (2013年5月号) オンライン公開 |
2013.04.02 | 【中部支部】メールマガジンBBChubu第3号 発刊 |
2013.03.25 | 【和文誌】90巻12号バイオミディア・特集全文公開 |
2013.03.25 | 【和文誌】第91巻3号一部オンライン公開 |
2013.03.25 | 【随縁随意】新しい時代への飛躍 – 五十嵐泰夫 |
2013.03.25 | 【会告】代議員選挙の結果について |
2013.03.21 | 【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線記事掲載 |
2013.03.20 | 【JBB】Vol. 115, No. 4 (2013年4月号) オンライン公開 |
2013.03.15 | 【年次大会】第65回日本生物工学会大会サイトオープン |
2013.03.12 | 【本部】第2回生物工学産学技術研究会の報告 |
2013.03.05 | 【本部】第18回生物工学懇話会のご案内(2013/5/24) |
2013.02.28 | 【和文誌】第91巻2号一部オンライン公開 |
2013.02.25 | 【和文誌】90巻11号バイオミディア・特集全文公開 |
2013.02.20 | 【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線記事掲載 |
2013.02.15 | 【代議員選挙】投票受付を終了いたしました。 |
2013.02.04 | 【代議員選挙】投票受付中 – 締切: 2月15日(金)17:00 |
2013.01.28 | 【和文誌】Fuji Sankei Business i バイオ最前線記事掲載 |
2013.01.25 | 【本部】創立90周年記念事業のご報告 |
2013.01.25 | 【和文誌】第91巻1号の一部オンライン公開 |
2013.01.25 | 【随縁随意】生物工学会100周年に向かって |
2013.01.25 | 【和文誌】90巻10号特集・バイオミディア全文オンライン公開 |
2013.01.23 | 【西日本支部】2012年度支部学生賞決定 |
2013.01.18 | 【代議員選挙】立候補・推薦受付を終了しました |
2013.01.15 | 【学会賞】2013年度受賞候補者推薦のお願い |
2013.01.14 | 【JBB】Vol. 115, No. 3 (2013年3月号) オンライン公開 |
2013.01.10 | 2012年 新着情報 |
2013.01.08 | 【学会賞】2013年度生物工学アジア若手研究奨励賞(The DaSilva Award) 受賞候補者推薦募集 |
2013.01.08 | 【学会賞】2013年度生物工学アジア若手賞 受賞候補者推薦募集 |
2013.01.08 | 【代議員選挙】立候補・推薦受付中(締切 1月18日 17:00) |
2013.01.08 | 【会員サービス】メールアドレスの登録について |
2013.01.07 | 【事務局より】2013年度 研究部会設置申請 募集 |
2013.01.07 | 【JBB】Vol. 115, No. 2 (2013年2月号) オンライン公開 |
過去の新着情報
Published by 学会事務局 on 25 1月 2014
生物工学会誌 第92巻 第1号
会長 園元 謙二
30世紀の西暦2922年、惑星連邦生物工学会は創立1000周年を迎えた。惑星連邦生物工学会は、21世紀の日本生物工学会、22世紀の地球生物工学会などを経て、24世紀の星間連邦国家設立に伴って、連邦加盟惑星の生物工学に関する研究の進歩普及、人材育成の推進、産学連携の促進、人的交流の促進、星間連邦国家協力の促進を図り、もって惑星連邦の学術および科学技術の振興、福祉の発展に寄与することを目的として拡大・改組されたものである。
約300の惑星および植民星が加盟している。これまでの科学技術の進展より、21世紀では不可能と思われたSFもどきのことが30世紀では実現している。たとえば、21世紀初頭に明らかとなった物質に質量を与えるヒッグス場は宇宙空間に常に存在しているため物質を光子のように光速で動かすことができないと言われていたが、ヒッグス場を瞬間的に遠ざける技術革新によりいわゆる『ワープ』が最近可能となった。また、星間連邦国家ではいくつかの種族が独自の言語を使用しているため、高性能な宇宙翻訳機は24世紀に早々と開発されている。
一方、生命科学分野では、生物ゲノム情報の解析が進み、休眠遺伝子やジャンクDNAなどの機能が明らかになり、合成生命の誕生や合成微生物からヒト臓器の作製などが実現している。さらに、記憶の階層研究が進み、コンピュータでの情報の保存・上書きに相当するヒトでの他者の記憶の転移などが可能となっている。しかし、高度の記憶情報処理、たとえば記憶の干渉・再構成やインスピレーション力、セレンディピティなどは未開拓事例である。場面が変わり、惑星連邦下の学会では、加盟惑星の種族、年代の相違による交流の低下と次世代の育成が問題になり、連邦理事会・代議員会で議論が続いている。
“これは21世紀の学会と同じ悩みだ。学会の伝統を重んじ、かつ新たな進展を担う次世代の若手育成は30世紀の科学技術でも対処できないのだな!”と思っていると目が覚めた。前述の夢は、子供の頃、ガガーリンの人類初の宇宙飛行(1961年)、人の月面歩行(1969年)に歓喜し、テレビの『宇宙大作戦』やその後の映画『スター・トレック』で空想し、そして私自身の科学的瞑想の世界から生まれたものであった。面白い初夢を見たものだ。
ここ数年、生物工学若手研究者の集い(若手会)の夏のセミナー(泊まり込み合宿)に参加しています。他には若手会の幹部との飲み会などを通じて、次世代を担う若手を知り、交流する喜びを感じています。この過程から私は今後も次世代を担う若手が続々と出てくると確信しています。ただし、人材育成に携わる年齢になった者(シニア)が若手との交流で大事にすべきこととして、SNSでも可能な単なる“チャット(雑談)”ではなく、Face to Faceを最大限利用した会話、特に目先の課題より自らの経験・情熱などを語りかけ、彼らの興味をかき立てることから始めるとよいと思います。
シニア自身は独自の価値観を持っていますが、その範疇を飛び越える若手にも寛容である、むしろ喜びとする余裕が必要でもあると思います。望外には、彼らの夢や才能を引き出すことができ、自らも高揚できればと思います。夢を紡ぎ、次世代に繋ぐためには、若手との共感・共有からスタートし、若手に学会のことを知ってもらうことも重要と思っています。右頁の提言は、2013年7月、宮崎での若手会の夏のセミナーで講演した際の私の要旨から抜粋したものです。大学人としての私の経験と価値観が背景にありますが、若手に少しでもお役に立てればと思います(准教授、教授版もありますが、ここでは割愛します)。なお、別の機会に産での人材育成をぜひお聞きしたいとも思っています。
異色の年頭所感となりましたが、年代を超えた交流の促進が30世紀の科学技術でもなし得ない世界へ我々を導いてくれると信じて、年頭のご挨拶といたします。
≪大学の3つの階層(年代別)への提言≫
学部生、修士課程学生
- 目標とする人を持つ
- 深く考える(脳に植えつける)
- きちんと学ぶ姿勢が大事、これがないとどんなサポートをしてもダメ
- この時期は研究に没頭する時期
- エリート意識を持つ
- 実験事実は経験を凌ぐ!
- 常に問題意識を持つ(なぜ?など)、ここからInspiration, Serendipityが始まる、これがないと単なる技術習得になる
- 真面目は最大の長所であり、欠点でもあることを認識する
- 先生や年長者を恐れるな!同じ研究者として対話する、ただし、敬意は払う
博士課程学生
- こだわりは持つ、しかし諦める決断も大事(頑固と柔軟性)(独りよがり、唯我独尊に陥らない)
- 取捨選択、視点を変える
- 自分と同じ人間は居ない!先で待つ余裕、意外な(想定外の)展開と喜び
- 異分野の人とつき合う、特に世代を超えて
- 世界にはすごい研究者が居る!
助教
- バックグラウンドは大切に、しかし他分野へのチャレンジ
- 個の力と集団・組織の力(1 + 1は?)、個性か組織か? → 旗印の重要性
- 道場破りをする(新たな刺激と展開のために)
- 集中と開放:研究を離れる時を持つ、研究は人生の一部
- エリートを育てる、すべての学生?
- 世界のトップに立つことをいつも意識する、困難を伴うがチャレンジする気持ちがないとダメ
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 1月 2014
- 巻頭言“随縁随意”
- 生物工学賞
- 生物工学功労賞
- 生物工学奨励賞(照井賞)
- 続・生物工学基礎講座-バイオよもやま話-
- バイオミディア
- 生物材料インデックス
- 大学発!美味しいバイオ
- Branch Spirit
⇒生物工学会誌Topへ

PDFファイルをご利用いただくためにはAdobe Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。
生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 22 1月 2014
生物の細胞表層は、細胞の内と外を隔てる界面として、外来物質の受容や選択的取り込み、外部環境からの情報伝達やエネルギー変換等、生命の維持において多様な機能を発現しています。一 方、生物機能を組込んだ人工界面やナノバイオデバイスの創出においては、生物由来材料と異種材料との界面の合理的な設計が鍵を握ります。本ワークショッ プでは、細胞表層に存在する生体分子の基礎的研究から、細胞内の生体分子の動的挙動、細胞表層の改変・設計を通した機能制御された人工生物界面の構築なら びにこれらに関連する研究を精力的に展開している研究者を一堂に会し、新たな研究開発や共同研究の芽生まれることを期待したワークショップを開催しま す。
- 日時: 2014年年2月7日(金)13:00~
- 会場: 福岡市産学連携交流センター (FiaS)交流ホール
- プログラム:
(発表者、順不同)
「生体ダイナミクスと弱秩序:モデル細胞膜の相分離離構造」
…高木 昌宏(北陸先端科学技術大学院大学)
「細菌固定化蛋白質の構造・機能と応用」
…堀 克敏(名古屋大学)
「セルロソーム生産菌によるデザイナブルバイオインターフェイス」
…田丸 浩志(三重大学)
「アーキアの特異な代謝とその強化」
…跡見 晴幸(京都大学)
「細胞膜透過性電子メディエーターを介した生物時計の電気化学制御」
…中西 周次(東京大学)
「原子間力顕微鏡の微生物表面解析への挑戦」
…荻野 千秋(神戸大学)
- 参加費: 無料
- 問合せ先:未来化学創造センター バイオテクノロジー部門
神谷典穂(nori_kamiya@mail.cstm.kyushu-u.ac.jp)
【主催】九州大学未来化学創造センター
、 バイオインターフェイス・界面生物工学研究部会
研究部会(若手会)
Published by 学会事務局 on 16 1月 2014
日本生物工学会では、2014年度の学会賞(生物工学賞・生物工学功績賞・生物工学功労賞・生物工学奨励賞・生物工学技術賞・生物工学論文賞・生物 工学アジア若手賞・生物工学アジア若手研究奨励賞(DaSilva賞)・生物工学学生優秀賞(飛翔賞))受賞候補者の推薦を募集しております。
(終了しました)
授賞規程(2013年5月25日改正)
および以下の推薦要領に従って、各賞にふさわしい候補者の推薦をお願いいたします。
【推薦書類の提出先】
公益社団法人日本生物工学会事務局 E-mail: award@sbj.or.jp
メールの件名は「(各賞名)推薦」としてください。
【書類提出締切】 2014年3月14日(金)
生物工学学生優秀賞(飛翔賞)の推薦書類は、2014年2月28日(金)までに各支部長宛にお送りください。
受賞候補者の方は、事務局から連絡があり次第、調書の提出をお願いいたします。
►学会賞Topへ
新着情報
Published by 学会事務局 on 16 1月 2014
日本生物工学会では、2014年度研究部会の設置申請を募集しております。(→終了しました)研究部会の設置をご希望の方は、研究部会規程に従って研究部会設置申請書
を2014年3月14日(金)までに学会事務局宛()に提出してください。理事会で審議の上採否を決定し、申請代表者あてに審議結果を通知いたします。
研究部会設置申請に関しての注意点
近年、年次大会の目的や効率性などから研究部会にシンポジウムを行っていただきにくいなどの問題が発生しております。理事会では研究部会活動の活性化を目的に、適切な成果発表の方法や場の確保、開かれて活力ある研究部会をめざした制度の改革について議論しております。
申請に際しては、以下の点にご留意をお願いします。
- 研究部会承認後、和文誌に会員募集記事を出す(本部より一括してお願いします。記事には研究部会の目的、メリット、アウトプットなどを明示し、意欲ある会員が誰でも参加できるようにすること、会誌7号を予定)。
- 一年の活動が終了した後、和文誌に活動報告を掲載する(会誌5号を予定)。
- 時代の要求、社会の要請、会員の要請に応えるべく理事会では随時、研究申請の内容を精査し承認する(各研究部会におかれては、適宜(10年以内を目途)、目的、体制などについて見直していただくこともお考え下さい)。
活動報告については、年次大会以外の各種の機会に速やかにご報告いただくともに、年度末には研究部会活動報告書
および会計報告
の提出をお願いいたします。
►研究部会ページTop
新着情報
Published by 学会事務局 on 16 1月 2014
研究部会設置ご希望の方は、設置申請募集期間中(例年1月~2月末)に研究部会規程
に従って研究部会設置申請書
を学会事務局宛()に提出してください。 理事会で審議の上採否を決定し、申請代表者あてに審議結果を通知いたします。
活動報告については、年次大会以外の各種の機会に速やかにご報告いただくともに、年度末には研究部会活動報告書および会計報告の提出をお願いいたします。
►研究部会(若手会)Topへ
研究部会(若手会)
Published by 学会事務局 on 07 1月 2014
好評発売中の「生物工学よもやま話-実験の基本原理から応用まで-」の会員向け注文受付を開始しました。会員の皆様には定価3,800円のところ会員特価:2,800円(税・送料込み金額:2,940円<2014年3月末日まで>3,024円)を設定しております。部数に限りがありますので、ご希望の方はお早めにお申し込みください。(好評につき完売いたしました。)
⇒生物工学よもやま話-実験の基本原理から応用まで-
新着情報
Published by 学会事務局 on 07 1月 2014
第1部生体成分の取扱い
- どうして核酸は変性するのか?
- プラスミド抽出法の原理
- エタノール沈殿あれこれ
- pUCプラスミドにまつわるエトセトラ
- 大腸菌を宿主とした異種タンパク質高発現のイロハ
- 姿をかえるタンパク質
- 脂肪酸を分析する
- 質量分析データの正しい見方
第2部微生物とその取扱い
- 培地の成分知っていますか?
- フラスコ培養とジャー培養の違い
- 顕微鏡は微生物額の基本
- 微生物名ってどうやって決まるの?
- 大腸菌研究の歴史
- 酵母,この上なく優れたモデル生物,温泉に住む微生物・好熱菌
- 見えない微生物を見る-微生物共生系事始め-
第3部バイオ技術と社会
- 味を決めるアミノ酸
- 甘い糖と甘くない糖
- 意外に知らない乳酸菌・ビフィズス菌の姿
- 微生物から知る食の安全性
- 油脂発酵クロニクル
- ビ一ル造りの研究とは?
- 日本のビールこの10年
- バイオ洗剤とスクリーニング
- タクロリムス(FK506)開発物語
►生物工学よもやま話-実験の基本原理から応用まで-
その他の出版物
Published by 学会事務局 on 07 1月 2014

生物工学会誌で、大好評だったシリーズ企画「生物工学基礎講座—バイオよもやま話—」(2011年4月号~2013年3月号に掲載)が書籍になりました。
⇒目次抜粋はこちら
意外に知られていないバイオ実験の基本原理から、微生物の取扱いや社会で役立てられているバイオ技術に関する話題など、バイオ技術に携わるすべての方に役立つ情報を満載しております。大学の講義や演習の際の技術解説書としてご活用ください。
生物工学会誌編集委員会一同
発行年月日:2013/11/25
ISBN:978-4-907773-05-2 B5判 350頁
出版社:学進出版
カバー装丁:ウチダヒロコ
会員特価販売は終了しました。ご希望の方は、一般書店等にてお買い求めください。
その他の出版物
Published by 学会事務局 on 06 1月 2014
2014年1月13日(月)より、Journal of Bioscience and Bioengineering (JBB)の改訂稿提出期限は、改定依頼通知後、60日となります(従来の提出期限は、90日)。
英文誌編集委員会では、より迅速かつ公正な審査を行ってまいります。皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
新着情報
Published by 支部:中部 on 28 12月 2013
主催行事
共催行事
協賛・後援行事
BBChubu
これまでの活動
►中部支部Topへ
支部活動
Published by 支部:九州 on 28 12月 2013
支部活動
Published by 支部:東日本 on 28 12月 2013
主催行事
- 第8回学生発表討論会
日時:2013年11月8日(金)13:30~11月9日(土)13:00
場所:八王子セミナーハウス(東京都八王子市下柚木1987-1)
- 2014年日本生物工学会 賀詞交換会
日時:2014年1月24日(金)13:30~19:30
場所:味の素株式会社 川崎事業所 51/52会議室(神奈川県川崎市川崎区鈴木町1-1)
これまでの活動
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支部活動
Published by 学会事務局 on 26 12月 2013
生物工学会誌で、大好評だったシリーズ企画「生物工学基礎講座バイオよもやま話」(2011年4月号~2013年3月号に掲載)が書籍になりました。
意外に知られていないバイオ実験の基本原理から、微生物の取扱いや社会で役立てられているバイオ技術に関する話題など、バイオ技術に携わるすべての方に役立つ情報を満載しております。大学の講義や演習の際の技術解説書としてご活用ください。
生物工学よもやま話
-実験の基礎原理から応用まで-
発行年月日:2013/11/25
定価:本体3,800円 +税
ISBN:978-4-907773-05-2 B5判 350頁
出版社:学進出版
カバー装丁:ウチダヒロコ
生物工学会会員の皆様には、特別価格を設定する予定です。
詳しくは、後日当サイトおよび生物工学会誌1月号にてご案内いたします。
新着情報
Published by 支部:北日本 on 25 12月 2013
日時
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2014年3月14日(金)13:00~17:30 懇親会は18:00~
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場所
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せんだいメディアテーク 7F スタジオシアター(仙台市青葉区春日町2-1)
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参加費
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シンポジウム: 一般1,000円(税込)、学生無料
懇親会: 3,500円 ⇒4,000円(変更しました)
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懇親会
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場所:ブレアハウス(BLAIR HOUSE)
〒980-0811 仙台市青葉区一番町4-7-17 小田急ビルB1F
http://blair-blair.com/blairhouse.html
TEL. 022-262-2538
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参加申込み
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2014年3月12日(水)までにこちらのフォームよりお申込ください。
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問合せ先
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- 東北大学大学院工学研究科バイオ工学専攻 中山 亨
E-mail: nakayama@seika.che.tohoku.ac.jp TEL. 022-795-7270
- 東北大学大学院農学研究科生物産業創成科学専攻 阿部敬悦
E-mail: kabe@biochem.tohoku.ac.jp TEL. 022-717-8779
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主催: 公益社団法人日本生物工学会 北日本支部
共催: 東北地域バイオインダストリー振興会議(TOBIN)、日本農芸化学会東北支部
プログラム
- 13:00~13:05 開会の辞
- 13:05~13:45 新規の透明発泡清酒の開発
……(株式会社一ノ蔵)坪田 康信
- 13:45~14:25 味噌の醸造について
……(仙台味噌株式会社)遠藤 勝之
- 14:25~15:05 機能性トリペプチドの作用機序とアンチエイジング効果
……(ゼライス株式会社中央研究所)酒井 康夫
- 15:05~15:25 休憩
- 15:25~16:05 地域農産物の新たな着目点とその利用
……(日東ベスト株式会社)松田 企一
- 16:05~16:45 シイタケの基礎研究を育種に応用する-シイタケが教えてくれたこと
……(岩手生物工学研究センター)坂本 裕一
- 16:45~17:25 ベリー類のインフルエンザウイルス吸着阻害活性
……(福島県農業総合センター)関澤 春仁
- 17:25~17:30 閉会の辞
- 18:00~ 親睦会
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学会行事
Published by 学会事務局 on 25 12月 2013
- 巻頭言“随縁随意”
- 特集 進む規制緩和とバイオテクノロジーのこれから
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―
- バイオミディア
- 生物材料インデックス
- Branch Spirit
- Fuji Sankei Business i…( 727 )
- Germination
- 談話室
- 科学者が知っておきたいビジュアルデザインの心得9
今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 734 )
- バイオインフォメーション…( 735 )
- 本部だより…( 736 )
- 支部だより…( 743 )
- 総目次
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生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 25 12月 2013
生物工学会誌91巻12号掲載
五味 勝也
日本生物工学会はアジアを中心としたバイオテクノロジー分野における国際交流事業の一環として、15年前から韓国生物工学会(KSBB;The Korean Society for Biotechnology and Bioengineering)との学術交流協定に基づき、それぞれの年次大会に講演者などを招待・派遣して交流を行っている。
昨年度まで本会からは年2回開催されているKSBBの大会のうち秋季大会に、当年度の学会受賞者を3名程度派遣し、国際シンポジウムにおける発表・討議に加えて、懇親会などを通して多くの韓国側研究者との交流を続けてきた。しかし、学会受賞者の研究分野の広がりから共通テーマを掲げたシンポジウムの1セクションとして開催することが適切でなくなりつつあったこともあり、今年度から秋季大会への受賞者の派遣を取りやめ、その代わりにプログラムのフレキシビリティのある春季大会に派遣することにより、受賞者の研究分野にフィットしたシンポジウムでの講演を行えるように変更した。今年度はそのような交流形式の変更初年度に加えて本学会役員の交代期でもあったことから、今後の交流に関する討議もあわせて、新会長の九州大学・園元先生と副会長である筆者の2名で表敬訪問を兼ねて参加することと相成った。ここでは今回参加した2013年度KSBB秋季大会について報告させていただくこととしたい。
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KSBB秋季大会が開催された
釜山市BEXCO
2013年度KSBB秋季大会は、10月16日~18日に韓国の釜山市のBEXCOで開催された。ご存知の通り、釜山は韓国の南東端に位置している韓国第二の大都市(人口は350万人)であり、韓国の主要都市の中ではもっとも日本に近く、博多港から高速フェリーを使えば3時間ほどで到着できる昔からわが国と関係の深い都市である。BEXCOは10年ほど前に完成した大きなコンベンションセンターで、これまで日韓ワールドカップの組合せ抽選会場やAPECサミット会議などを開催したことで知られている。
今回の大会プログラム(手帳サイズを縦に長くした形でコンパクト、要旨はインターネットからアクセス)によると、1件のプリナリーレクチャーと2件の特別講演に加えて16件のシンポジウム(うち4件は国際シンポジウム)、65件の口頭発表、440件のポスター発表(うち31演題は3分間スピーチも行われた)というたくさんの発表が行われた。国際シンポジウムのうちの1件は、日本動物細胞工学会(JAACT)とのジョイントシンポジウムで、JAACTの副会長でもある北海道大学・髙木睦先生が参加され講演を行った。また、本会の中部支部長である静岡大学・朴龍洙先生も「生物工学特講」というセッションの講演のため参加されていた。

大会のポスターセッション会場
今回の参加は本会とKSBBとの今後の交流に関する討議が主であったことと滞在期間が短かったため、多くのシンポジウムやポスター発表を聞くことはできなかったが、出席したプリナリーレクチャーと国際シンポジウムともにバイオリファイナリーに関わる代謝工学や合成生物学に関するものであり、韓国においてもこの領域の研究が活発に進められていることと、その研究レベルもきわめて高いことが十分窺われた。また、ポスター発表では学生たちが非常に熱心に討議を行っているだけでなく、すべてのポスターが英語表記であり、韓国語のわからない我々の質問にもしっかり英語で回答してくれていたことにも感心した。ポスター発表を行うことが多くなってきた生物工学会の年次大会でも参考にすべきことのように強く感じた次第である。
なお、来年4月に開催予定の2014年度KSBB春季大会(開催地は慶州)には、今年度の学会受賞者のうち、北陸先端科学技術大学院大学・高木昌宏先生(功績賞)、理化学研究所・菊地淳先生(奨励賞(斎藤賞))、横浜国立大学・福田純二先生(奨励賞(照井賞))の3名の先生方を派遣することとなっている。
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懇親会後にKSBB関係者と会場にて
左から、Byung-Gee Kim先生(KSBB副会長・ソウル大学)
筆者、Seung Wook Kim先生(KSBB会長・高麗大学)
園元先生、SeungPil Pack先生(KSBB国際交流担当・高麗大学)
♦関連記事:【国際交流】韓国生物工学会(KSBB)大会参加報告
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 12月 2013
生物工学会誌 第91巻 第12号
下田 雅彦
産学官連携が、我が国の科学技術振興や地域活性化の一翼を担う重要施策と位置づけられて久しい。筆者は、九州地域の伝統醸造産業である本格焼酎製造現場でさまざまな技術課題に関わってきた。その経験を踏まえて、産学官連携における技術者視点の重要性について述べてみたい。
大分県の麦焼酎は、1970年代にろ過・精製技術の進歩や減圧蒸留機の普及に加えて、麹原料も大麦を使用し、麦麹・麦掛け仕込み(麦100%)を特徴として商品化された。その後、1980年代の第1次焼酎ブームの追い風に乗り、生産量が飛躍的に伸長したが、製造技術確立の為の研究は緒についたばかりであった。「麦焼酎に適した大麦の新品種開発」は、1企業の取組みでは不可能なテーマで、農林水産省九州農業試験場(現農研機構九州沖縄農業研究センター)、大分県農業技術センター(現大分県農林水産研究指導センター)、大分県酒造組合などを中心とした産(学)官連携の課題として1994年にスタートした。1998年には、新品種「ニシノホシ」が全国で初めて麦焼酎に適した麦として大分県の奨励品種に登録された。その後、2001年に麦焼酎「西の星」が弊社より発売され、以来、地元で焼酎原料麦として毎年1000トン以上生産されている。
この取組みは、地産地消の先端的成功事例の一つとして高く評価された。産・学・官は言うまでもなく3者が異なる「場」と「目的」を持っている。大学は「研究ニーズと技術シーズを深堀する場で、科学技術進歩への貢献と研究成果の技術移転が目的」である。産業界(企業)は「技術開発と商品化による市場競争の場であり、事業展開による企業経営が目的」となる。さらに、行政は「制度・行政による社会支援の場であり、地域振興・産業経済の活性化が目的の一つ」である。異なる「場・目的」の発想からの連携論議では、表面上の形を整えても技術シーズ移転・技術開発・商品開発・製品化はうまくつながりにくいと感じている。
その理由は、先の事例でいえば製品化までの過程で、二つのハードルがあり、そのハードル越えは「場・目的」の連携ではなく、別の捉え方である「機能・人」の連携によって成し得るからである。すなわち、第1のハードルは、「基礎研究・応用研究を担う科学者・研究者」から「技術開発・実用化を担う技術者」への連携である。そして、第2のハードルは、「技術開発・実用化を担う技術者」から「成果の普及・製品化を担う行政・経営者」への連携である。この二つのハードルはベンチャー起業における魔の川、死の谷のハードルと同様と捉えても差し支えない。その成否の鍵を握るのは中心となる次のような人材の連携と考えている。
すなわち、1)「技術者視点を持った科学者・研究者」から2)「経営者視点を持った技術者」へ、さらに、2)「経営者視点を持った技術者」から3)「技術開発に理解のある経営者・行政」への連携である。これは、麦焼酎用の大麦品種の概念が存在しなかった段階で、試験系統の麦を研究開発用に準備していただいた研究者から、求める品種特性を設定し選別する行政・企業の技術者への連携、さらに、新品種麦の栽培普及と企業への産業利用の働きかけを担う行政、商品化を弊社経営層が決断したことで実現した連携を考えると理解しやすい。
ここで、人材について2)「経営者視点を持った技術者」、3)「技術開発に理解のある経営者・行政」は理解を得られやすいが、1)「技術者視点を持った科学者・研究者」については少し補足説明したい。筆者は以前、「JABEEと企業」という拙文を本誌に寄稿する機会を得たことがある1)。その頃から、技術者教育に関心を抱いていたが、日本技術者教育認定基準にある学習・教育目標の多くは、たとえば「種々の科学・技術・情報を利用して社会の要求を解決するためのデザイン能力」など、産学官連携を推進する人材に必要な素養や能力に合致する。その意味で、技術者視点を持った科学者・研究者の存在は重要である。
最後に、麦焼酎の製造技術に関わる30年近い取組みの中で、弊社では7名が博士号を取得し、今年ようやく技術士(生物工学部門)が1名誕生した。多くが産学官連携の成果であり、ご縁をいただいた大学や公設研究機関の先生方に深謝申し上げる次第である。
1) 下田雅彦:生物工学、82, 331 (2004).
著者紹介 三和酒類株式会社(専務取締役)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 16 12月 2013
バイオマス循環利用研究部会(BRUF)では、2014年2月19日にバイオマス循環利用施設見学とBRUF講演会を開催します。
福岡県三潴郡大木町は町内から排出される生ゴミやし尿を資源循環利用しているバイオマスタウンとして知られています。その中心施設である『おおき循環センター』では、生ゴミと屎尿をメタン発酵によりバイオガスと有機肥料に変換する技術を活用しています(詳細は http://kururun.jp/ をご参照願います)。
今回は、研究者が普段見ることのできない実際の利活用現場を見学することができます。また、BRUF講演会には、農業資源経済学・環境学で著名な九州大学農学研究院 矢部光保先生の研究グループによるバイオマス循環利用に関する特別講演を予定しています。生物工学とは異なる視点と研究手法からバイオマス循環利用に関する知見・見聞・人脈を拡げ、ご自身の研究にフィードバックする絶好の機会となりうると期待されます。
年度末のお忙しい時期ですが、研究部会員および研究部会員以外の皆様のご参加をお待ちしています。申し込み希望者は恐れ入りますが、2014年1月27日(月)までに田代宛にご返信願います。
日時
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2014年2月19日9:00~16:30(予定)
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集合場所
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九州大学箱崎理系地区 農学部1号館正面玄関前(車を用意しています)
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施設見学先
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おおき循環センター
〒830-0405 福岡県三潴郡大木町大字横溝1331-1 (Tel: 0944-33-1231)
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講演会会場
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九州大学農学部5号館211教室
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日程表
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- 9:00~10:30 九州大学農学部集合、移動
- 10:30~12:00 おおき循環センター施設見学
- 12:00~14:30 昼食、移動
- 15:00~16:30 講演会
終了後解散
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募集人数
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15名程度
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申込締切
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2014年1月31日(金)
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企画代表者
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バイオマス循環利用研究部会 部会長
九州大学農学研究院 酒井謙二 (kensak@agr.kyushu-u.ac.jp )
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問合せ
申込先
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バイオマス循環利用研究部会 幹事
同上 田代幸寛 (tashiro@agr.kyushu-u.ac.jp )
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学会行事
Published by 学会事務局 on 14 12月 2013

Bacterial magnetic particles (BacMPs) are ultrafine nano-sized magnetite crystals produced by magnetotactic bacteria, Magnetospirillum magneticum AMB-1. The techniques of functional protein display onto BacMPs by genetic engineering have been developed, and a variety of biomedical and environmental applications has been demonstrated. However, recombinant human proteins are often poorly expressed on BacMPs because of proteolytic degradation by endogenous proteases. In this study, to improve the amount of displayed heterologous proteins onto BacMPs, Kanetsuki et al. constructed lon gene deletion mutant (Δlon) strain. Consequently, the expression of target proteins was increased significantly in the Δlon strain. The constructed strain would be an efficient strain to display of heterologous proteins on BacMPs, and a useful tool for various applications.
For more information regarding this work, read the article: Kanetsuki et al., “Enhanced heterologous protein display on bacterial magnetic particles using a lon protease gene deletion mutant in Magnetospirillum magneticum AMB-1″, J. Biosci. Bioeng., volume 116, issue 1, pages 65–70 (2013).
⇒JBBアーカイブ:Vol.107 (2009) ~最新号
⇒JBBアーカイブ:Vol. 93(2002)~Vol. 106(2008)
Journal of Bioscience and Bioengineering
Published by 支部:北日本 on 13 12月 2013
支部活動
Published by 支部:東日本 on 11 12月 2013
日本生物工学会東日本支部主催の賀詞交換会を、下記の日程で開催致します。皆様との意見交換および懇親を広く深める場になればと考えております。
- 日時
2014年1月24日(金)13:30~19:30 (受付13:00~)
- 場所
味の素(株) 川崎事業所(51/52会議室)⇒アクセスマップ
〒210-8680 神奈川県川崎市川崎区鈴木町1-1
- 参加費
講演会:無料
懇親会:会員・賛助会員・非会員3,000 円(税込)、学生2,000 円(税込)
※懇親会費は当日会場にてお支払い下さい。
- 申込み締切
2014年1月10日(金) ⇒延長しました。1月17日(金)
- 申込み方法
1) こちらの申込みフォームにて必要事項を入力し、確認の上お申し込みください。
※当日受付も行いますが、なるべく事前登録をお願い致します。
- 問合せ先
東京農工大学大学院生命工学専攻 養王田研究室
FAX. 042-388-7479 E-mail: modaka@cc.tuat.ac.jp
- 交通アクセス
京浜急行「京急川崎駅」から大師線に乗り「鈴木町駅」で下車 徒歩1分
工場内に自家用車の乗り入れはできません。 ご不便をおかけいたしますが、公共交通機関をご利用ください 。
プログラム
- 13:00~ 受 付
- 13:30~13:40 開会の辞
- 13:40~15:00 工場見学
- 15:10~15:15 休 憩
- 15:15~15:45 「ニトリル水和酵素の触媒機構―時間分割構造解析による反応中間体の同定―」
……尾高 雅文(東京農工大学大学院工学研究院)
- 15:45~16:25 「味の素(株)の食機能素材の生理機能研究 ―確かな科学的エビデンスの追及―」
……鈴木 克也(味の素株式会社イノベーション研究所フロンティア研究所)
- 16:25~17:05 「グルタミン酸生理研究の最前線」
……北村 明彦(味の素株式会社イノベーション研究所フロンティア研究所)
- 17:05~17:10 閉会の辞…………養王田 正文(日本生物工学会東日本支部長)
- 17:10~17:30 休 憩
- 17:30~19:30 懇親会
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学会行事
Published by 支部:西日本 on 10 12月 2013
年次大会
関連行事
岡山大学若手研究者キャリア支援センター
- ポスドク・博士課程大学院生のための第3回講演会「博士人財の活躍のために」(2013年7月17日)
⇒ポスターはこちら - ポスドク・博士課程大学院生のための「第4回講演会,企業との交流会・合同会社説明会」(2014年3月14日)
⇒ポスターはこちら
2013年度西日本支部学生賞受賞者
- 宇田 成利(広島大学大学院医歯薬保健学研究科 博士課程後期2年)
- 中井 隆一郎(岡山大学大学院環境生命科学研究科 博士前期課程2年)
- 野田 真広(徳島大学大学院先端技術科学教育部 博士前期課程1年)
- 藤田 佳那(岡山大学大学院自然科学研究科 博士前期課程1年
)
これまでの活動
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支部活動
Published by 学会事務局 on 10 12月 2013
日本生物工学会では、2013年12月7日(土)、佐賀大学農学部大講義室にて第4回生物工学産学技術研究会を開催いたしました。
昨年7月の第1回、本年3月、7月の第2回、第3回に引き続き、今回の生物工学産学技術研究会も産・学・学生の皆様110名の参加を得て盛会のうちに終了しました。
今回は同日開催された第20回日本生物工学会九州支部佐賀大会の一つのプログラムとして実施いたしました。研究会終了後、九州支部佐賀大会の懇親会に3名の講師の方と4名の産学連携委員会委員も参加させていただき、九州支部佐賀大会に参加された方々との交流を深めることができました。産学技術研究会の実施に際し、九州支部、九州支部佐賀大会実行委員会の方々には大変お世話になりましたことを併せて報告いたします。
第5回生物工学産学技術研究会は、2014年夏頃に中部支部のご協力を得て、開催する予定です。次回も各界で活躍する講師陣を迎えて開催いたしますので是非ご参加下さい。
日本生物工学会産学連携委員会
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会場前に掲示された
産学技術研究会の案内板

講師の方々

講演を熱心に聞き入る参加者


講師と会場との熱心な質疑応答
【関連記事】
新着情報
Published by 学会事務局 on 10 12月 2013
今年度の募集は終了いたしました。
日本生物工学会では、生物工学アジア若手賞(Young Asian Biotechnologist Prize)、および生物工学アジア若手研究奨励賞(The DaSilva Award)の2014年度受賞候補者の推薦を募集しております。
正会員におかれましては、以下のサイトをご参照のうえ、賞の趣旨にふさわしい優秀な若手研究者の推薦をよろしくお願いいたします。
推薦書類は、2014年3月14日(金)までにメールで学会事務局(学会賞担当: award@sbj.or.jp )宛に送付してください。
新着情報
Published by 学会事務局 on 10 12月 2013
日本生物工学会は、生物工学アジア若手賞を設け、21世紀の人類社会の発展と地球環境の保全に必須である生物工学(バイオテクノロジー)の分野で顕著な研究業績をあげたアジアの若手研究者に授与しています。
⇒受賞者一覧はこちら
- 目的:
生物工学アジア若手賞は、バイオテクノロジー分野で顕著な研究業績をあげたアジアの若手研究者を顕彰することを目的とする。
- 受賞者の選考:
受賞者は、毎年原則1名とし、選考委員会の推薦により理事会が決定する。
- 賞の内容:
受賞者を年次大会で表彰し、賞状と賞牌を授与する。受賞者が、授賞式に参加するための経費は本会が負担する。
- 資格と条件:
候補者は、45才(当該授賞年1月1日現在)までの日本を除くアジアの研究機関に所属し、受賞対象研究は、主として所属機関において独立して行い、過去にJournal of Bioscience and Bioengineering(JBB)に掲載されたものを対象とする。受賞者は、原則として当該授賞年11月末までにReview論文をJBBに投稿すること。
- 候補者の推薦:
正会員は、生物工学アジア若手賞の受賞候補者を、所定の書式により選考委員会に推薦することができる。
- 推薦方法:
推薦書に必要事項を記入のうえ、必要書類とともにメールで下記学会事務局宛に送付してください。メールの件名は、「生物工学アジア若手賞推薦」としてください。
- 提出書類:
- 推薦書(日本語・英語)

- 履歴書(CV) (PDF / Word)
- 研究内容の補足図表(A4サイズ・1頁)
- 受賞対象となる主要3論文のPDF
- 提出締切: 2025年3月14日(金)
- 提出・問合せ先:
公益社団法人 日本生物工学会事務局 学会賞担当
TEL: 06-6876-2731 E-mail:
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学会賞
Published by 学会事務局 on 10 12月 2013
日本生物工学会は、21世紀の人類社会の発展と地球環境の保全に必須である微生物に関連するバイオテクノロジーの分野で、近い将来に顕著な研究業績をあげることが期待されるアジアの若手研究者に生物工学アジア若手研究奨励賞を授与しています。
本賞は、元ユネスコバイオサイエンス部長であった故Edgar J. DaSilva博士のご寄付により創設されたものです。
⇒受賞者一覧はこちら
- 目的:
生物工学アジア若手研究奨励賞は、微生物に関連するバイオテクノロジーの分野で、 近い将来に顕著な研究業績をあげることが期待されるアジアの若手研究者の研究意欲を高め、その研究推進を助成することを目的とする。
- 受賞者の選考:
受賞者は、毎年原則1名とし、選考委員会の推薦により理事会が決定する。
- 賞の内容:
1)受賞者には賞状(あるいは認定証)を授与する(ただし郵送)。
2)研究助成金10万円を支給する。
- 受賞者の責務:
1)受賞後3年以内に、「Journal of Bioscience and Bioengineering」に受賞対象研究の成果に関する論文を投稿しなければならない。
2)非会員の受賞者は、受賞後に本学会の会員とならなければならない。
- 資格:
1)候補者は、35才(当該授賞年1月1日現在)までの日本を除くアジアの研究機関に所属する日本国籍を有しない研究者であること。
2)対象研究は、主として所属機関において独立して行うものであること。
- 候補者の推薦:
1)正会員は、生物工学アジア若手研究奨励賞の受賞候補者を、所定の書式により選考委員会に推薦することができる。
2)推薦者は 上記4,1)に十分配慮すること。
- 推薦方法:
推薦書に必要事項を記入のうえ、必要書類とともにメールで下記学会事務局宛に送付してください。メールの件名は、「DaSilva Award 推薦」としてください。
- 提出書類:
- 提出締切日: 2025年3月14日(金)
- 提出・問合せ先:
公益社団法人 日本生物工学会事務局
学会賞担当 E-mail: TEL: 06-6876-2731
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学会賞
Published by 学会事務局 on 10 12月 2013
日本生物工学会は、生物工学アジア若手賞を設け、21世紀の人類社会の発展と地球環境の保全に必須である生物工学(バイオテクノロジー)の分野で顕著な研究業績をあげたアジアの若手研究者に授与する。
- 目的
生物工学アジア若手賞は、バイオテクノロジー分野で顕著な研究業績をあげたアジアの若手研究者を顕彰することを目的とする。
- 受賞者の選考
受賞者は、毎年原則1名とし、選考委員会の推薦により理事会が決定する。
- 賞の内容
受賞者を年次大会で表彰し、賞状と賞牌を授与する。受賞者が、授賞式に参加するための経費は本会が負担する。
- 資格
候補者は、45才(当該授賞年1月1日現在)までの日本を除くアジアの研究機関に所属し、受賞対象研究は、主として所属機関において独立して行い、過去にJournal of Bioscience and Bioengineeringに掲載されたものを対象とする。
- 候補者の推薦
正会員は、生物工学アジア若手賞の受賞候補者を、所定の書式により選考委員会に推薦することができる。
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学会賞
Published by 学会事務局 on 06 12月 2013
日本生物工学会産学連携委員会では、この度、賛助会員の皆様から工場見学内容や申し込み先等を記載したWebサイト情報を学会ホームページに掲載することにご同意いただき、工場見学申し込みリストを作成いたしました。工場の見学を希望される会員諸氏におかれましては、下記リストを参照いただければ幸いです。
尚、新たに、工場見学に関る情報掲載に同意いただける賛助会員様には登録フォームより、工場見学の内容や申込み先URL等をご登録ください。
新着情報
Published by 学会事務局 on 06 12月 2013
この度、賛助会員の皆様から工場見学内容や申し込み先等を記載したWebサイト情報を学会ホームページに掲載することにご同意いただき、工場見学申込みサイトのリストを作成いたしました。
工場の見学を希望される会員諸氏におかれましては、下記リストを参照いただければ幸いです。
尚、新たに、工場見学に関る情報掲載に同意いただける賛助会員様には登録フォームより、工場見学の内容や申込み先URL等をご登録ください。
登録企業一覧
⇒地域別一覧はこちら (見学可能な工場が所在県別にご覧いただけます)
産学連携活動
Published by 学会事務局 on 06 12月 2013
産学連携活動
Published by 学会事務局 on 01 12月 2013
内容 | 開催日 |
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【協賛行事】第8回大阪大学フロンティア産業バイオシンポジウム「生物工学のフロンティア~産業化を見据えて~」〈吹田市〉
(The 8th International Symposium on the Frontiers of Industrial and Environmental Biotechnology) | 2014.03.31 |
【協賛行事】JBAセミナー「ライフイノベーションに貢献する最先端繊維研究」〈東京〉 | 2014.03.17 |
【協賛行事】第9回理研「バイオものづくり」シンポジウム〈和光市〉 | 2014.03.13 |
【後援行事】第1回持続的リン利用シンポジウム〈東京〉 | 2014.03.10 |
【協賛行事】JBAアルコール・バイオマス研究会講演会バイオエタノール:新たなステージに向けて-辿ってきた道筋と今後の展望-〈東京〉 | 2014.03.05 |
【協賛行事】第72回熱測定講習会「初心者のための熱分析の基礎と応用」―専門家による講義・実習,個別質問―〈東京〉 | 2014.03.03-4 |
【協賛行事】13-3エコマテリアル研究会『バイオベースマテリアル開発の最前線』〈東京〉 | 2014.02.28 |
【協賛行事】JBA”未来へのバイオ技術”勉強会「食品機能の一斉分析とデータライブラリー」〈東京〉 | 2014.02.27 |
【後援行事】2月度技術士CPD中央講座(第120回)「微生物のパワーを産業の発展に活かす」〈東京〉 | 2014.02.22 |
【協賛行事】JBA 未来へのバイオ技術”『勉強会機能性食品開発のカギを握る免疫賦活・抗酸化・抗炎症作用』〈東京〉 | 2014.02.19 |
【協賛行事】平成25年度 産総研 環境・エネルギーシンポジウムシリーズ
「21世紀の化学反応とプロセス-光が創る先端化学材料の世界-」〈つくば市〉 | 2014.02.14 |
【後援行事】第7回高度医療都市を創出する未来技術国際シンポジウム
「異分野融合によるがん生物学の新展開」〈岡山〉 | 2014.02.07 |
【協賛行事】化学工学会関西支部 – 医薬品製造に関わるGMPの最新動向:講演会&見学会〈大阪〉 | 2014.02.06-7 |
【協賛行事】JBA”未来へのバイオ技術”勉強会「バイオ素材百花繚乱4:バイオ系素材の化粧品への利用〜スキンケアの新展開」〈東京〉 | 2014.01.30 |
【協賛行事】第19回高専シンポジウム in 久留米 高専から発進!「科学技術・知の創造」〈久留米〉 | 2014.01.25 |
【協賛行事】第26回バイオエンジニアリング講演会〈仙台市〉 | 2014.01.11-12 |
【協賛行事】JBA新資源生物変換研究会シンポジウム「産業微生物の力を深化させる日本の技~育種の最前線~我が国独自の起点・技術から」〈東京〉 | 2013.12.17 |
【協賛行事】JBAバイオエンジニアリング研究会講演会「バイオ医薬品生産におけるGMPの進歩とシングルユース」 | 2013.12.13 |
【協賛行事】第33回水素エネルギー協会大会〈東京〉 | 2013.12.12-13 |
【協賛行事】JBA”未来へのバイオ技術”勉強会「機能性食品の科学的エビデンス~脂質と糖の代謝改善」〈東京〉 | 2013.12.05 |
【協賛行事】第40回炭素材料学会年会〈京都〉 | 2013.12.03-05 |
【協賛行事】第30回ニューメンブレンテクノロジーシンポジウム2013〈東京〉 | 2013.11.26-29 |
【協賛行事】“未来へのバイオ技術”勉強会「安全安心社会実現のためのテロ、犯罪対策技術」〈東京〉 | 2013.11.25 |
【協賛行事】2013年電気化学会関東支部セミナー「電気化学の生命科学・医療分野への応用」〈東京〉 | 2013.11.22 |
【協賛行事】第27回日本吸着学会研究発表会〈千葉市〉 | 2013.11.21-22 |
【後援行事】サイエンスエキスポ2013〈大阪〉 | 2013.11.13-15 |
【協賛行事】“未来へのバイオ技術”勉強会「ラクトフェリンの機能と展望」〈東京〉 | 2013.11.06 |
【後援行事】講演会「日本における持続可能な農業のための遺伝子組換え作物(GM Crops for Sustainable Agriculture in Japan)」〈大阪〉 | 2013.11.06 |
【後援行事】講演会「遺伝子組換え作物・食品の現状と将来- 日本における持続可能な農業のための遺伝子組換え作物(GM Crops for Sustainable Agriculture in Japan)」〈札幌〉 | 2013.11.05 |
【協賛行事】第49回熱測定討論会〈千葉〉 | 2013.10.31-11.02 |
【協賛行事】INCHEM TOKYO 2013〈東京〉 | 2013.10.30-11.01 |
【協賛行事】第71回熱測定講習会 『蛋白質・バイオ医薬研究のための熱分析の基礎と応用― 専門家による講義・実習,個別質問 ―』〈大阪〉 | 2013.10.21-22 |
【協賛行事】第29回日本イオン交換研究発表会〈仙台〉 | 2013.10.17-18 |
【協賛行事】公益社団法人日本技術士会・生物工学部会・10月例会秋の例会「テーマ:バイオベンチャー最前線」〈東京〉 | 2013.10.12 |
【後援行事】BioJapan 2013 ‐World Business Forum‐バイオ新産業革命を目指して〈横浜〉 | 2013.10.09-11 |
【共催行事】第10回アジア・太平洋キチン&キトサンシンポジウム
第27回キチン・キトサンシンポジウム(併催) | 2013.10.04-08 |
【協賛行事】JBA“未来へのバイオ技術”勉強会「シミへの新たなアプローチ」〈東京〉 | 2013.10.02 |
【共催行事】第30回 動物細胞工学シンポジウム「バイオ医薬品の物理化学特性解析」〈東京〉 | 2013.09.30 |
【協賛行事】第11回高付加価値食品開発のためのフォーラム〈裾野市〉 | 2013.09.25-26 |
【後援行事】平成25年度創薬等支援技術基盤プラットフォーム 公開シンポジウム〈東京〉 | 2013.09.24 |
【共催行事】Enzyme Engineering XXII<br />(第22回酵素工学国際会議)〈富山市〉 | 2013.09.22-26 |
【協賛行事】JBA 発酵と代謝研究会シンポジウム「放線菌によるヒト・動物医薬と農薬への貢献―探索と選抜、機能解析から新規開拓へ―」〈東京〉 | 2013.09.11 |
【協賛行事】第61回質量分析総合討論会〈つくば市〉 | 2013.09.10-12 |
【協賛行事】第29回ファジィシステムシンポジウム
「ファジィ・ルネサンスに むけて」〈枚方市〉 | 2013.09.09-11 |
【協賛行事】第15回日本感性工学会大会・総会「しなやかな感性」〈東京〉 | 2013.09.05-7 |
【後援行事】JASIS2013(分析展2013(第51回)/科学機器展2013(第36回))〈千葉〉 | 2013.09.04-06 |
【協賛行事】JBA“未来へのバイオ技術”勉強会 月例会
「健康長寿社会を支える咀嚼、嚥下研究と食品開発」〈東京〉 | 2013.09.03 |
【後援行事】第5回国際デザイン学会連合国際会議(IASDR2013)「デザインにおける知の統合と革新」〈東京〉 | 2013.08.26-30 |
【協賛行事】第26回におい・かおり環境学会〈東京〉 | 2013.08.21-22 |
【共催行事】第32回日本糖質学会年会〈大阪〉 | 2013.08.05-07 |
【協賛行事】日本ゾル – ゲル学会 第11回討論会〈東広島市〉 | 2013.08.01-2 |
【協賛行事】JBA “未来へのバイオ技術”勉強会
「『バイオ燃料・バイオリファイナリー研究開発』における菌株育種とプロセス開発の潮流と最先端オミクス解析の活用による新展開」〈東京〉 | 2013.07.18 |
【協賛行事】第26回イオン交換セミナー「イオン交換体 新しい形状と材質」〈東京〉 | 2013.07.12 |
【協賛行事】大阪工研協会 バイオ実習セミナー
-微生物・細胞取扱いの基本操作と検査・試験への応用-〈大阪〉 | 2013.07.05, 2012.07.08 |
【協賛行事】化学工学会関西支部セミナー「バイオマスプロセスの最新状況と課題」-未来に向けたキーテクノロジーの将来動向-〈大阪〉 | 2013.06.28 |
【協賛行事】2013年産業技術総合研究所中部センター研究発表会〈名古屋〉 | 2013.06.25-26 |
【協賛行事】第58回低温生物工学会大会(セミナー・年会)〈大阪〉 | 2013.06.22-23 |
【協賛行事】界面コロイドラーニング第29回現代コロイド・界面化学基礎講座〈関西:6月20・21日〉 | 2013.06.20-21 |
【協賛行事】JBA“未来へのバイオ技術”勉強会 月例会
「バイオ素材百花繚乱3」〈東京〉 | 2013.06.14 |
【協賛行事】JBA新資源生物変換研究会シンポジウム
『モノづくりバイオの新展開―合成生物工学の行く道』〈神戸〉 | 2013.06.10 |
【協賛行事】日本ゾル – ゲル学会第10回セミナー「機能性ナノスケール材料の最先端」 〈大阪〉 | 2013.06.07 |
【協賛行事】第15回マリンバイオテクノロジー学会大会〈沖縄〉 | 2013.06.01-2 |
【協賛行事】JBA”未来へのバイオ技術”勉強会
「右か左か?それが問題だ!~D-アミノ酸研究の新展開~」〈東京〉 | 2013.05.29 |
【協賛行事】バイオプロセス講演・見学会「ジェネリック医薬品の動向と生産プロセスの新展開―高活性低分子薬と遺伝子組換え製剤」〈山形〉 | 2013.05.22-23 |
【協賛行事】食品ハイドロコロイドセミナー2013「~初心者のためのハイドロコロイド研究法の解説~」および第24回食品ハイドロコロイドシンポジウム〈東京〉 | 2013.05.22-23 |
【協賛行事】“未来へのバイオ技術”勉強会「バイオリソースの新しい風」〈東京〉 | 2013.05.20 |
【協賛行事】界面コロイドラーニング第29回現代コロイド・界面化学基礎講座〈東京:5月9・10日〉 | 2013.05.09-10 |
【協賛行事】JBA 先端技術情報セミナー「乳酸菌による新たな価値の創造」〈東京〉 | 2013.04.26 |
【協賛行事】JBA “未来へのバイオ技術”勉強会「バイオマス利用の真実~日本の智力を結集できるか」〈東京〉 | 2013.04.24 |
【協賛行事】日本工学アカデミー シンポジウム「日本農業の原(現)状と未来」〈東京〉 | 2013.04.05 |
関連団体行事
Published by 学会事務局 on 25 11月 2013
第2回生物工学教育セミナーは大好評のうちに無事終了いたしました。⇒開催報告はこちら
日本生物工学会では、産業界の若手研究者・技術者を主たる対象として、基盤となる知の習得を目的に、「生物工学」(生物化学工学、応用微生物学など)の基礎教育セミナーを年に一度開催しております。企業に入社後数年が経過した若手研究者・技術者の学び直しの場としても、このセミナーをご活用ください。
第2回生物工学基礎教育セミナーでは、日本生物工学会創立90周年記念事業の一環として2013年9月に出版された「基礎から学ぶ生物化学工学演習」を教材にして、バイオリアクション(微生物反応、酵素反応)における量論・速度論、バイオリアクターの設計、バイオプロセスにおける単位操作(通気・撹拌)について、執筆者による講義と演習指導を実施いたします。また、産業界の著名な講師から、ものづくりの現場における課題発掘と課題解決の経験談を講演いただきます。
企業の研究現場、生産現場で働く若手研究者・技術者のみならず、新たな基盤知識を習得したい、今一度学び直したいと考えておられる方々の参加をお待ちしております。
- 日時
2014年2月24日(月)9:30~17:15
(受付開始9:00~)
- 場所
味の素株式会社 川崎事業所
本館4階 41会議室(川崎市川崎区鈴木町1-1)
京急大師線鈴木町駅下車
⇒アクセスマップ
- 参加費
6,000円(税込み、テキスト「基礎から学ぶ生物化学工学演習」代、昼食代を含む)
参加費は当日お支払ください。請求書等は事前発行いたしません。領収書は当日お渡しいたします。
- 定員
60名(定員になり次第締め切ります)
- 申込み締切
2014年2月4日(火) ⇒定員に達したため受付を終了しました。
- 申込み方法
1) 氏名、2) 住所ならびに所属、連絡先TEL/E-mail、 3) 会員種別を明記して、申込みフォームよりお申し込みください。
- 申込み先
日本生物工学会事務局 産学連携活動担当
E-mail: sangaku@sbj.or.jp
講演プログラム
- 9:30~9:35 開会の挨拶…………倉橋 修(日本生物工学会副会長)
- 9:35~12:00
「基礎から学ぶ生物化学工学演習」を教材とした講義と演習指導
……大政 健史(徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部教授
兼 フロンティア研究センター教授)
……仁宮 一章(金沢大学 環日本海域環境研究センター 生物機能性材料研究室助教)
- 12:00~13:00 昼食・休憩
- 13:00~15:30
「基礎から学ぶ生物化学工学演習」を教材とした講義と演習指導
……大政 健史(徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部教授
兼 フロンティア研究センター教授)
……仁宮 一章(金沢大学 環日本海域環境研究センター 生物機能性材料研究室助教)
- 15:30~15:45 休憩
- 15:45~17:15
講演 『医薬品としての微生物二次代謝産物の探索・工業化研究』
……山下 道雄(アステラス製薬株式会社・ 元日本生物工学会副会長)
発酵生産を伴う医薬品製造には、合成品とは異なる難しさがある。企業内研究者として、免疫抑制剤タクロリムス(FK506)、深在性抗真菌剤ミカファンギン(FK463)、抗がん剤FK228などの発見・開発・製造に係わり各種課題を克服した経験と学んだ事、さらにはプロジェクトを成功させるために私自身が選択した戦術・戦略・心掛けた事などを、次代を担う若手研究者にお伝えしたい。
►産学連携活動Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 25 11月 2013
- 巻頭言“随縁随意”
- 特集 美味しい健康生活は微生物が作る~作物生産,食品素材開発,健康支援~
- 続・生物工学基礎講座-バイオよもやま話-
- バイオミディア
- Branch Spirit
- プロジェクト・バイオ
- 生物材料インデックス
- Fuji Sankei Business i…( 666 )
- Germination
- 科学者が知っておきたいビジュアルデザインの心得8
今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 672 )
- バイオインフォメーション…( 673 )
- 研究部会…( 674 )
- 本部だより…( 675 )
- 支部だより…( 679 )
- 事務局より…( 684 )
⇒生物工学会誌Topへ

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生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 25 11月 2013
日本生物工学会では、創立90周年記念事業の一環として生物工学学生優秀賞(飛翔賞)を設置しました。本賞は、日本の大学の博士後期課程(あるいはそれに同等の大学院教育課程)に進学して優れた研究業績を上げることが期待される学生会員の研究奨励を目的として、研究奨励金(5万円)を授与するものです。
日本生物工学会の正会員は、生物工学学生優秀賞(飛翔賞)の受賞候補者を、所定の書式により支部長を経由して推薦することができますので、優秀な学生会員の推薦を宜しくお願いいたします。
受賞資格者 | 応募時に博士前期課程(修士課程)(あるいはそれに同等の大学院教育課程(年次))に在籍する本会学生会員で、授賞年度において日本の大学の博士後期課程(あるいはそれに同等の大学院教育課程)に進学することが決定(予定)されている者を対象とします。
10月進学予定の学生についても、進学する予定であることを指導教員等が保証することで、同等の扱いをすることができます。 |
---|
受賞人数 | 各支部1名、合計6名に授賞される予定 |
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推薦方法 | 推薦者(指導教員または指導予定教員等の正会員)の1) 推薦書と2) 候補者調書に必要事項を満たし、推薦者から所属支部の支部長宛に電子メールで送付下さい。 |
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提出書類 | - 日本生物工学会生物工学学生優秀賞候補者推薦書
 - 生物工学学生優秀賞(飛翔賞)候補者調書

|
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提出締切日 | 2014年2月28日(金) |
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提出先 | 書類(1, 2)は、推薦者から所属支部の支部長に電子メールにて提出して下さい。
- 堀内 淳一 (北日本支部) horiucju@mail.kitami-it.ac.jp
- 養王田 正文(東日本支部) yohda@cc.tuat.ac.jp
- 朴 龍 洙(中部支部) acypark@ipc.shizuoka.ac.jp
- 近藤 昭彦(関西支部) akondo@kobe-u.ac.jp
- 山田 隆(西日本支部) tayamad@hiroshima-u.ac.jp
- 安部 淳一(九州支部) j_abe@chem.agri.kagoshima-u.ac.jp
電子メールの件名は、「生物工学学生優秀賞推薦」としてください。 |
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問合せ先 | 所属支部の支部長⇒支部活動のページ
または
公益社団法人日本生物工学会事務局 E-mail: TEL. 06-6876-2731 |
---|
※本賞は大会時に表彰されます。受賞者は対象となった研究の成果(あるいはその一部)についてi) 本会大会における発表、もしくはii) 本学会の英文誌または和文誌での論文などで発表いただくこととなっております。
⇒
支部推薦書のダウンロード
(支部長は上記書類1, 2と共に支部推薦書を事務局まで提出して下さい。)
►学会賞Topへ
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 11月 2013
生物工学会誌 第91巻 第11号
浅野 行蔵
技術士(Professional Engineer)という制度がある。産業分野のほぼすべてをカバーする21の技術部門に 専門が分かれており、生物工学部門もその一つである。私は企業経験があったこともあり、紹介されて技術 士試験を受験し、幸いにも技術士となれた。現在は学生に技術士(補)になることを大いに勧めている。
私どもの学生のほとんどは修士課程に進み、修了後は産業分野へと巣立ってゆく。技術士(補)であると、 社会へ出てからの技術ネットワークを拡大しやすいことに気がついてからは、積極的に学生に受験を勧めて いる。
技術士とは国による資格認定制度(文部科学省所管)で、国によって科学技術に関する高度な知識と応用 能力が認められた技術者という位置づけになっている。
発端は、第二次世界大戦後、吉田茂首相からの荒廃した日本の復興に技術者の奮起を促すことへの強い要 請を受けたことにあり、「国の復興に尽力し、世界平和に貢献するため、社会的責任をもつて活動できる権 威ある技術者」を資格化するため、米国のコンサルティングエンジニア制度を参考に「技術士等の資格を定め、 その業務の適正を図り、もって科学技術の向上と国民経済の発展に資することを目的」とした技術士法が制 定された(1957年)。生物工学部門は、18番目の部門として新設された(1988年)。
私が学生に技術士(補)になることを薦めている理由は、生物工学部門の活発な活動の中に入ることで得 るものが大きいからである。第2土曜日には、会員同士の発表会、外部講師の講演会などを開き、発表後の 多様な質疑応答では、参加者の知識と経験の幅の広さを感じることができ、発表が2倍おもしろくなる。年 に1度は、見学会でいろいろな地域の会社や研究所を訪問している。運営は、それぞれ職を持ちながらのボ ランティアで、多様な企画を進めている。もっとも活発なのは東京だが、地方でもそれぞれ活動している。 北海道も人数は少ないが定期的な集まりを開いている。
生物工学部会は、1990年に合格者8名によって活動グループとして発足し、技術士121名、技術士補179 名(2013年現在)に成長した。若い技術士補が多いのも特徴である。出版活動も熱心で10周年記念「バイ オの扉」(2000年)、「もう少し深く理解したい人のためのバイオテクノロジー」(2007年)、「翻訳 バイオエ レクトロニクス」(2008年)、「新 バイオの扉」(2013年)と上梓している。
生物工学分野はどんどんと発展しており裾野も広がっている。学会では出席しないような分野の話を聞い て、新たな発想が浮かぶことも多い。社会へ出てからは、会社を超えて同業あるいは近い分野での気の置け ない友人を作るチャンスが少なくなる。切磋琢磨できる友人を得られることが、私が学生に技術士(補)を 薦める大きな理由である。種々の会の後には懇親会があり、情報と熱い気持ちの交流となっている。その中 で互いの技術の機密部分は尊重するマナーも学ぶ。
技術士1次試験に合格すれば、公益法人日本技術士会に登録することによって技術士補となる(登録料 と年会費が必要)。技術士補から技術士へは、2次試験を合格する必要があり、合格率は10~30%程度である。
シニアの方も技術士になられることをお勧めします。技術屋の長年の目的として定年とともに受験される すばらしい方々もおられます。若い人と飲むのも楽しく、若い人にご自身の知恵と経験を伝えるのも喜ばれ、 そして若い人と意見が合わないこともあり、その中から新しいアイデアもわいてきます。シニアも楽しめる 技術士生物工学部門です。
著者紹介 北海道大学農学部応用菌学(技術士)(生物工学/総合技術管理部門)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 12 11月 2013
日本生物学会(以下、学会)では、学会のホームページ(https://www.sbj.or.jp/)上の各種申込みフォームへ入力いただいたデータを送信していただくことにより、利用者様の個人情報をお預かりすることになります。学会は、収集した個人情報に細心の注意を払い、これを適正に取り扱います。
1. 利用目的
収集した情報は、下記の目的の達成に必要な範囲内で利用いたします。
- お申込みいただいたサービスの提供
- 利用者からのお問い合わせ、ご依頼に対する回答
- サービス改善のための調査、分析
- 大会、シンポジウム、セミナー、展示会等イベント開催のご案内
- 学会からの情報提供
- 学会活動に関する調査、統計、分析のためのアンケート
2. 利用及び第三者への開示
学会では、法令に基づく開示請求があった場合、不正アクセス、脅迫等の違法行為があった場合、その他特別の理由のある場合を除き、収集した情報を「1. 利用目的」以外の目的のために自ら利用せず、又第三者に提供いたしません。
3. 個人情報についての窓口
ご提供いただいた個人情報についての開示等のご請求、異議等のお申し出、上記内容に関するご質問などがございましたら、下記連絡先にお申し出ください。
公益社団法人日本生物工学会
事務局
大阪府吹田市山田丘2番1号
大阪大学工学部内
Tel: 06-6876-2731 Fax: 06-6879-2034
E-mail:
►個人情報・サイト利用条件Topへ
個人情報について
Published by 支部:九州 on 12 11月 2013
2013年度日本生物工学会九州支部市民フォーラムは、2013年11月2日(土)に熊本大学と四川大学の共催で四川大学にて開催されました。お陰様で多数の参加者を得て盛会のうちに終了いたしました。
毎年恒例の九州支部市民フォーラムですが海外の開催は今回が初の試みでした。市民フォーラム開催にご協力いただいた日中双方の関係者の皆様に御礼申し上げます。

木田 建次先生(四川大学)
「廃棄物系バイオマスのメタン発酵によるおおき循環センターくるるん」

田中 章浩先生(九州沖縄農業研究センター)
「山鹿バイオマスセンターにおける家畜糞尿の堆肥化とエネルギー化」
►九州支部Topへ
新着情報
Published by 支部:関西 on 05 11月 2013
⇒開催報告はこちら
- 日時: 2014年2月13日(木)13:30~18:00
- 場所: 辰馬本家酒造株式会社(〒662-8510 兵庫県西宮市建石町2番10号)
Tel: 0798-32-2831(担当:研究開発室 酒井 大樹)
- 講演:(13:30~15:20)
「細胞内外で機能する核酸分子の設計開発」⇒講演要旨はこちら
…三好 大輔(甲南大学フロンティアサイエンス学部 先端生命工学研究所)
「灘酒プロジェクトの取り組みについて」⇒講演要旨はこちら
…小川 義明(辰馬本家酒造株式会社 製造部)

- 見学: 辰馬本家酒造株式会社 15:30~16:20
- 懇親会: 辰馬本家酒造株式会社 16:30~18:00
- 定員: 80名(定員になりしだい締め切ります。)
- 参加費: 1,000円(不課税)・学生は無料
- 懇親会会費: 2,000円(税込)・学生は1,000円(税込)
(参加費、懇親会費は当日会場にてお支払い下さい。)
- 申込み方法: 氏名、一般・学生の別、所属、連絡先(TEL、E-mail)、懇親会の出欠を明記の上、お申込フォーム、または、下記の申込み・問合せ先にFAXまたはE-mailでお申し込み下さい。
- 申込先: 〒657-8501 神戸市灘区六甲台町1-1
神戸大学自然科学系先端融合研究環 関西支部庶務担当 蓮沼 誠久
TEL/FAX. 078-803-6202 E-mail: hasunuma@port.kobe-u.ac.jp
- 交通: 阪神西宮駅より南西へ徒歩18分、もしくは、阪急西宮北口駅、JR西宮駅より阪急バス22、23、23A系統「朝凪町」行き「東町」下車、西へ徒歩10分
「細胞内外で機能する核酸分子の設計開発」
甲南大学フロンティアサイエンス学部 先端生命工学研究所 三好 大輔
希薄で均一な試験管内とは異なり、細胞内はタンパク質などの生体高分子や代謝産物などの低分子化合物が高濃度に存在するため、きわめて分子が込み合った状態にある。このように分子が込み合った状態は、「分子クラウディング状態」と呼ばれる。細胞内の生体分子の濃度は、400 g/Lにも達し、細胞内の40%程度を占有している。この占有率は、さまざまな物質の結晶内での占有率と同等であり、細胞内環境が試験管内環境とまったく異なることが明らかである。そのため、細胞内で機能する分子を合理的に設計開発するためには、分子の諸性質や機能に及ぼす分子クラウディングの効果を解明することが必要である。
本発表では、核酸の構造やその安定性に及ぼす分子クラウディングの効果を報告する。また、分子クラウディングをはじめとする細胞内環境因子に応答してスイッチする核酸の構造を利用した、細胞内外で機能する分子の開発例についても紹介する。
「灘酒プロジェクトの取り組みについて」
辰馬本家酒造株式会社 製造部 小川 義明
江戸時代より酒どころとして醸造技術が培われてきた灘。しかし日本酒の消費低迷とともに、灘酒のブランド力も徐々に低下していた。そこで灘酒研究会では、「灘」を元気に盛り上げるため醸造技術者たちが企業の枠を超えて集結し、酒質審査委員会を立ち上げた。その活動のひとつ灘酒プロジェクトは、兵庫県産米のみを使用して各蔵の伝統と技術により醸した純米酒「灘の生一本」を、消費者にわかりやすい表示、裏付けられた品質とすることをめざした。これにはまず各社の自主基準であった味や香りの表現を統一することが必要であった。同時にプロファイリング法を用いて、商品の酒質表現が適正であるかを評価するシステムを構築した。このように個性的でおいしい日本酒造りはもちろんのこと、酒質表示や品質保証の取組みを推進して、消費者に灘酒の新たな魅力を発信し、灘酒ブランドの向上をめざし活動している。
►Page Top
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学会行事
Published by 学会事務局 on 05 11月 2013
平素より学会活動にご協力賜り、誠にありがとうございます。
2014年の会費の納入をお願い申し上げます。会費は会誌の刊行、大会の開催、講演会、その他学会の事業運営にあてられますので、何卒ご協力下さいますようよろしくお願い申し上げます。なお、振込用紙は12月上旬に会員の皆様宛に直接お送り致します(会費口座振替登録者は除く)。
2014年会費 (1月~12月、不課税)
正会員
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9,800円(だたし、海外在住の正会員は12,000円)
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学生会員
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5,000円
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団体会員
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30,000円
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賛助会員
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50,000円(1口)
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納入期限
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お問い合せ先
日本生物工学会事務局
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2番1号
大阪大学工学部内
公益社団法人 日本生物工学会
Tel: 06-6876-2731 Fax: 06-6879-2034
E-mail:
新着情報
Published by 学会事務局 on 28 10月 2013
生物工学会誌 第91巻 第10号
林 英雄
今では死語に近い「学園紛争」の時から45年間を過ごした大学における教育研究活動を終え、私は3月末に定年退職した。学園紛争におけるスローガンの一つが「産学連携反対」であったように記憶している。今では想像もできない時代であった。本稿では大学、特に国公立大学における教育研究に関して気になる点を記載したいと思う。
私は興味の赴くままに研究室の教員と共同研究を行ってきた。その一例としてアーバスキュラー菌根菌(AM菌根菌)と植物の共生に関する研究を取り上げてみたい。研究室を主宰することになった1996年に、新たに採用した助手と新しい研究課題「菌根共生」に取り組むことにした。4.6億年前に始まった菌根共生は80%以上の陸上植物に見られる普遍的な現象であり、共生がどのようにして起こるかは興味深い課題であった。しかしながらAM菌根菌が絶対共生菌であるためその取り扱いが難しいこともあり、当時天然物化学の研究対象ではなかった。AM菌根菌の取扱いに習熟した後、宿主認識シグナル物質の同定を目指した結果、2005年にシグナル物質がストリゴラクトン(SL)であることを世界に先駆けて明らかにした1)。SLは根寄生雑草の種子発芽刺激因子として知られている物質群であった。後にSLが植物の枝分かれを制御していることが明らかにされ、これらの研究成果が認められ、2012年にトムソンロイター社から第3回リサーチフロントアワードを4名の研究者とともに受賞した。研究成果が得られるにつれて研究費は得やすくなったものの研究開始当時は当然ながら乏しい研究費であった。
大学教員の研究費は科研費に多くを依存している。2012年度学校基本調査報告書によると国立大学および公立大学、私立大学の本務教員数はそれぞれ62,825名および12,876名、101,869名である。また、文科省資料によると2013度における新規採択と継続分を合わせた科研費の採択件数は国立大学および公立大学、私立大学それぞれ39,101件および5207件、18,002件である。2013年度の教員数も2012年度と同じであると仮定して、重複して採択されている教員あるいは研究分担者として科研費の配分を受けている教員を考慮に入れると国立大学では6割、公立大学では4割程の教員が科研費の補助を受けているのではないかと想像される。また、1課題あたりの配分額の平均は222万円余りである。分野別の採択件数が生物系49.2%、理工系28.3%、人文・社会系19.0%であるのに対し、配分額は生物系47.9%、理工系36.3%、人文・社会系12.4%であるから、理工系は平均額以上の配分を受けているものと思われる。ここで私が特に注目したい点はかなり多くの教員が科研費の配分を受けていない点である。
校費として配分される基盤的教育研究費減少し、社会貢献として産官学連携を促進することによる
外部資金を獲得することが教員に求められている。さらに、教員は科研費以外の競争的資金の獲得を目指さなければならない。このような研究費を目指すためには自ら研究テーマを研究費獲得に有利なものにせざるを得ない。本来、いつ社会のために役立つかは不明であっても、未知の現象を明らかにする研究が大学においてのみ可能な研究活動ではなかっただろうか。研究費獲得のためとはいえ、研究テーマの設定が影響される事態は憂慮すべきものと考える。
現在、種々の巨大プロジェクトが動いている。これらにも参画していない多くの教員は乏しい教育研究費で日々の活動をしており、彼らの研究室で活動している学生諸君もまた劣悪な環境に置かれていることが容易に想像される。前述の報告書によると2012年度の在籍学部生数は国立大学618,134名、公立大学145,578名、私立大学2,112,422名である。また、大学院の修士課程および博士課程に在籍する学生数は全体でそれぞれ74,985名および15,557名である。何割の学生が充分な経費を用いて研究実験をしているのであろうか。
社会で役立つ課題解決能力を習得するための教育研究を充実させるとともに、教員および学生にとって大学における最低限度の教育研究を行うことができる基盤的教育研究費の整備が強く望まれる。なぜなら、このことが日本の活力を下支えすることにつながるものと思うからである。
1) Akiyama, K. et al.: Nature, 435, 824 (2005).
著者紹介 大阪府立大学名誉教授 兼 (株)ファーマフーズ技術顧問
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 28 10月 2013
- 巻頭言“随縁随意”
- 特 集 バイオマス利活用の現状と課題~酵素糖化のブレークスルー~
- 続・生物工学基礎講座-バイオよもやま話-
- バイオミディア
- 生物材料インデックス
- Branch Spirit
- Fuji Sankei Business i…( 594 )
- Germination
- 科学者が知っておきたいビジュアルデザインの心得7
- 談話室
今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 601 )
- バイオインフォメーション…( 602 )
- 支部だより…( 604 )
- 事務局より…( 607 )
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生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 25 10月 2013
日本生物工学会の国際展開委員会は、アジアに位置する学会としてアジア諸国との連携に力をいれて国際交流活動を行っています。
役員(2023.6~2025.5)
委員長 | 中野 秀雄 (名古屋大学) |
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委員 | 梅津 光央 (東北大学) |
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尾高 雅文 (秋田大学) |
張(竹山)春子 (早稲田大学) |
2012年には、創立100周年に向けて日本生物工学会がアジア諸国と友好的な連携を展開しながら、アジアでリーダーシップを発揮する「アジア戦略」について検討することを目的として国際展開会長諮問委員会が設置されました。⇒国際展開会長諮問委員会報告
(生物工学会誌第91巻第3号掲載)
国際展開会長諮問委員会は、その後国際展開戦略特別部会として再編され、2019年5月に活動を終了しました。
学会について
Published by 学会事務局 on 25 10月 2013
細胞の産業利用は、タンパク質医薬品から再生医療、細胞評価まで様々な分野に広がっています。そこで、本分野の最前線で研究をされている若手研究者をお招きして、エンジニアリング的な観点からみた本分野の課題や可能性について議論を深めたいと考えています。
日時: 2013年11月11日(月)16:00~18:00 (予定)
場所: 徳島大学工学部機械・生物棟8階 第二セミナー室(801号室)
主催: 徳島大学STS研究部フロンティア研究センター 医薬イノベーション工学分野
共催: 徳島大学STS研究部フロンティア研究センター、セルプロセッシング計測評価研究部会
参加費: 無料
<プログラム>
- はじめに…………大政 健史(徳島大STS研)
- 招待講演
糖機能材料の再生・細胞医療への応用
…宮本 義孝(東工大院・情報理工)
- 招待講演
ヒト多能性幹細胞の特性評価およびヒトiPS由来前駆細胞の培養法の構築
…柳原 佳奈(医薬基盤研・ヒト幹細胞応用開発室)
- パネルディスカッション
工学的視点から見た本分野における技術的課題は何か—現在から将来について考える—
話題提供:大政 健史(徳島大STS研)
►セルプロセッシング計測評価研究部会Topへ
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