Published by 学会事務局 on 25 7月 2016
SBJシンポジウムは、日本生物工学会がカバーする広い科学技術・教育分野において、産官学の連携を深め、さらにはアジアをはじめとした諸外国の情報や動向について討議することを目的として、創立100周年に向けて2014年度にスタートしました。
学会について
Published by 学会事務局 on 21 7月 2016
- 巻頭言“随縁随意”
- 2016年度学会賞受賞者および受賞者紹介…( 374 )
- 大村智先生ノーベル賞受賞記念特集 微生物由来天然物の実用化と未来
- 特集 超臨界流体テクノロジーの新展開
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―
- バイオミディア
- バイオ系のキャリアデザイン
- バイオ系のキャリアデザイン(私のバイオ履歴書編)
- Branch Spirit
- 談話室
- Fuji Sankei Business i…( 442 )
- 今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 444 )
- バイオインフォメーション…( 445 )
- 2016年度研究部会会員募集…( 446 )
- 本部だより…( 451 )
- 支部だより…( 456 )
- 事務局より…( 457 )
⇒生物工学会誌Topへ
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生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 20 7月 2016
日本生物工学会の和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business i.の企画特集に編集協力をし、第3水曜日に記事を掲載しております。2016年7月20日付で、第28回「遺伝子組換え農作物」が掲載されました。
⇒過去に掲載された記事一覧はこちら
Fuji Sankei Business i. 2016年7月20日掲載
新着情報
Published by 支部:九州 on 06 7月 2016
第23回日本生物工学会 九州支部飯塚大会を九州工業大学 情報工学部にて下記の要領で開催します。
多数のご参加をお待ち申し上げます。⇒このページの印刷用PDFダウンロード
日時 | 2016年12月3日(土)9:30~17:36 |
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場所 | 九州工業大学 情報工学部講義棟(飯塚キャンパス:福岡県飯塚市川津680-4)
⇒会場案内図
⇒飯塚キャンパスへのアクセス
飯塚バスターミナル、JR新飯塚駅を巡回するスクールバスを無料運行します。
⇒チャーターバス時刻表 |
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プログラム | 【一般講演】⇒プログラムはこちら- A会場(1103講義室)9:30~11:42,15:00~17:24
- B会場(1104講義室)9:30~11:42,15:00~17:36
- C会場(1203講義室)9:30~11:42,15:00~17:24
【学生賞審査講演】⇒プログラムはこちら- 博士の部 D会場(1201講義室)10:00~11:45
- 修士の部 E会場(1202講義室)10:00~11:45,15:00~16:45
【評議員会】評議員会室(1301講義室)12:00~13:00
【特別講演】特別講演会場(2201教室)13:10~14:50学会会長挨拶…五味 勝也(東北大学大学院農学研究科・日本生物工学会会長) 「細菌の好気的代謝の多様性と微好気型オキシダーゼの最初の立体構造」
…坂本 順司(九州工業大学情報工学部) 「ミトコンドリア呼吸鎖電子伝達系 —創薬ターゲットとして—」
…北 潔(長崎大学熱帯病研究センター) |
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講演申込み
締切 | 2016年10月7日(金)必着 |
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講演要旨
締切 | 2016年11月4日(金)必着 |
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参加費 | 一般2,000円、学生1,000円(税込、講演要旨集代を含む) |
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ミキサー | 2016年12月3日(土)18:00~19:30
九州工業大学 生協食堂(参加費無料) |
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問合せ先 | 九州工業大学 情報工学部 生命情報工学科
日本生物工学会九州支部 飯塚大会実行委員長 坂本 順司
〒820-8502 飯塚市川津680-4 TEL. 0948-29-7823
E-mail:
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講演申込み要領
九州支部以外の会員からの申し込みも歓迎します。(受付は終了しました。)
なお、送信時の件名は「第23回支部大会/発信者名」としてください。
- 講演題名
- 発表者:氏名(ふりがな)、(所属略称)、連名の場合は講演者に○印
- 連絡先:郵便番号、住所、所属、氏名、電話、Fax、E-mailアドレス
- 学生賞審査希望の有無
【学生賞】
学生会員の研究奨励のために、九州支部学生賞を設けています。
一般講演の申し込みをされる学生会員で学生賞の審査を希望される方は、申し込み時に指導教員名とともに学生賞希望(修士の部・博士の部いずれか)を明記してください。
(注)一般講演は一人一題のみで、複数の講演はできません。
また、すべての講演は液晶プロジェクターを用いて行う予定です。
PCは講演者ご自身でご持参下さい。接続はVGA端子(D-Sub 15ピン)です。
- 申込先:
九州工業大学 情報工学部 生命情報工学科
日本生物工学会九州支部 飯塚大会実行委員会
担当: 引間 知広
E-mail:
受信後、確認のメールをお送りします。また、講演要旨集執筆要領をお送りします。
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学会行事
Published by 若手会 on 04 7月 2016
本年も生物工学若手研究者の集い(若手会)総会・交流会を大会2日目の夕刻に開催いたします。
皆様どうぞご参加ください。⇒開催報告はこちら
- 日時: 2016年9月29日(木)18:30~20:30
- 会場: ANAクラウンプラザホテル富山 3階 鳳
- 会費: 事前登録一般3,000円、学生1,500円 / 当日受付一般4,000円、学生2,000円(すべて税込)
混雑緩和のため事前登録に御協力ください。
事前登録をされた方は、参加費を下記の口座に振り込んで頂けますと幸いです。
振込先:
ジャパンネット銀行・すずめ支店(002) 普通預金
口座番号: 7295996
口座名義: 生物工学若手研究者の集い
夏のセミナーの口座とは異なりますので、ご注意ください。
会費は当日若手交流会会場の受付でもお支払いいただけます。
- 定員: 80名
※当会の参加に年齢制限はございません。皆様どうぞご参加下さい。
- 参加申込: 8月19日(金)までに氏名、一般/学生の別、所属、連絡先(E-mail・TEL)をご記入の上、申込みフォームよりお申し込みください。折返し確認メールをお送りいたします。
- 問合せ先: 日本生物工学会 若手会2016
小栁 喬(石川県立大学生物資源環境学部)
E-mail: koyataka@ishikawa-pu.ac.jp
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学会行事
Published by 学会事務局 on 24 6月 2016
生物工学会誌 第94巻 第6号
水光 正仁
今年の3月で定年退職を迎えることになり、最終講義を行った時、今までの研究を振り返ることになった。講義のタイトルを「基盤研究から国際共同研究そして地域創生研究へ」とした。ある若手の先生からは、私に対して「先生は世話焼き人生を送ってこられたから、そのやり方を教えてほしい」とリクエストがあった。
科研費(基盤研究)の申請、採択、活用を通じての「世話焼き」を紹介したい。思い起こすと、宮崎大学赴任当時から、常に科研費を意識し、年の初めの1月には、1年間の論文投稿の計を立てて、必ず9月までに掲載またはアクセプトにもって行くようにし、最新年度の論文をより多く見せることに努めてきた。また、申請書は、必ず身近な研究者に読んでもらうようにし、さらに研究室の学生にも読んでもらった。時々学生のシビアな指摘に肝を冷やしたことも思い出した。言われればなるほどという経験も数多くした。結果的に、ほぼ毎年何らかの科研費を獲得することができた。その科研費で購入する機器などは、私以外の人も利用できるものとすることに徹した。実は、これが研究室や周りの研究者とうまくやる「世話焼き人生」のスタートだったかもしれない。
国際共同研究に関しては、留学した際のボスであるロックフェラー大学ノーベル賞学者Lipmann教授とポスドクであったLiu博士(現、オハイオ州トレド大学薬学部教授)との出会いがきっかけとなった。実は、Lipmann教授が亡くなる前、ノーベル賞受賞金で購入されたニューヨーク近くの山荘で、「今後は水光とLiu博士は共同で「硫酸化」の研究をしてくれ」とお願いされ、その後すぐに亡くなられたので、それが、遺言となった。私達は、そのことを忠実に守り、30年間、国際共同研究を続けている。夏になると、学生を連れて、Liu博士のいるオクラホマ大学、テキサス大学そして現在のトレド大学へ行き実験を行い、また、ビールを飲みながら将来の研究計画を語ってきた。米国へ連れて行った学生は23名にもなっていた。これらの実績が、文部科学省主催の「頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム」へとつながり、今も活発に研究を展開している。
地域創生研究に関しては、まず、基盤研究の応用として宮崎県、企業と連携し大型研究プロジェクトを立ち上げた。2004年、JST主催の「宮崎県地域結集型共同研究」(食の機能を中心としたがん予防基盤技術創出)に採択され、5年間13億円の研究費を頂いた。今まで、購入できなかった遺伝子、タンパク質解析機器そして生理活性物質分離装置が、地方の宮崎に入り、100名もの地域の研究者の基盤技術を構築した。
南九州の風土病といわれるウイルス性の成人T細胞白血病(ATL)とC型肝炎ウイルスによる肝臓がんの発症機構解明と食による予防技術の開発を行った。特に、ただ1度の実験で、10項目の食品の機能性を推定する技術開発は、きわめて優れた成果となった。その推定実験から、ブルーベリー葉の熱水抽出物に両ウイルス原因病に対して予防効果を確認し、その活性物質も特定できた。この研究は、農学と医学そして工学分野が連携した、世の中に貢献する究極の研究であったと思っている。また、食の安心・安全を目指し、宮崎県と連携した農産物の残留農薬分析を基盤技術とした「(一般社団法人)食の安全分析センター」の設置も地域に貢献する事業となった。
これらの一連の研究は、研究技術はもとより、研究管理技術の能力が要求され、人の輪が最終的にもっとも重要であることも勉強した。さて、研究室の整理をしていると、懐かしい本・文献が山ほど出てきた。つい内容を読んでしまい、クラシックな技術も重要、そして最先端の技術はなお重要であることを感じた。多くの卒業生の知の結集は、卒業論文、修士論文そして博士論文となっている。これだけは、捨てられないでいる。
がむしゃらにやってきた36年間の大学での研究生活は、あっという間に過ぎて、まだまだやり残したことは多くあるが、次の世代に任せたい。次の世代の人たちも、研究を面白がってやって頂きたい。好奇心とは、すべてを発展させる原動力である。社会に送り出した多くの卒業生の活躍と学会などでできた多くの友人のご活躍を祈って筆を置きたい。
著者紹介 宮崎大学理事・副学長(研究・企画担当)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 24 6月 2016
- 巻頭言“随縁随意”
- 特集 Non-conventional yeasts:探索と産業利用への展開(後編)
~新しい酵母はどこにでもいる~
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―
- バイオミディア
- 間違いから学ぶ実践統計解析【第2回】
- プロジェクト・バイオ
- バイオ系のキャリアデザイン
- バイオ系のキャリアデザイン(就職支援OG・OBインタビュー編)
…久保亜希子・大橋 貴生…( 358 )
- Branch Spirit
- Fuji Sankei Business i…( 362 )
- 今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 364 )
- バイオインフォメーション…( 365 )
- 本部だより…( 366 )
- 支部だより…( 367 )
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生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 21 6月 2016
生物工学会誌第94巻6号掲載
吹谷 智
今年のKSBB春季大会は、4月20日(水)から4月22日(金)の3日間、韓国南部の都市である慶州(キョンジュ)市で、2014年の12月にオープンした国際会議場HICO(Hwabaek International Convention Center)を会場として開催された。慶州は紀元前から1000年もの間続いた新羅王国の首都であった地で、石窟庵・仏国寺などの仏教建築や王族の墓(古墳)などの史跡が市内に数多く保存されており、これらがユネスコ世界文化遺産に登録されている大変歴史のある都市である。
KSBB春季大会が開催された慶州市HICO
左から金美海先生、福﨑英一郎先生、筆者
大会では、3題のPlenary Lectureおよび9つの国際シンポジウムを含む19のシンポジウムが設置され、約100題の口頭発表が行われた。口頭発表者の4割は海外からの参加者で、非常に国際色豊かな学会との印象を受けた。その他に500題のポスター発表が行われ、約1300人が参加されたとのことであった。日本からは富山県立大学の浅野泰久先生、大阪大学の紀ノ岡正博先生が招待されており、Keynote Speakerとして講演された。本学会からはSBJ Invited Speakerとして、大阪大学の福﨑英一郎先生[功績賞]・金美海先生[奨励賞(照井賞)]、筆者[奨励賞(斎藤賞)]が講演を行った。印象に残ったのは、学生と思われる若い方が、ポスター会場での発表やシンポジウム会場での質疑を英語で活発に行っていた点である。現在進行形で進んでいる国際化の流れを考えると、本学会でもこのような英語でのやり取りを推進する取組みが必要と感じた。
KSBB会長をはじめとして、運営メンバーの先生方および事務局の方には大変親切な対応をしていただき、何の不自由もなく大会を満喫することができた。21日の夕刻に行われた懇親会では、若い先生方からKSBBの重鎮の先生方までさまざまな先生方と交流することができ、韓国流の乾杯の仕方も教わった。また二次会も開催していただき、両国での研究生活の違いなどの話題で大いに交流が深まった。22日早朝には本学会とKSBBのBoard meetingが開催され、朝食をとりながら今後の交流のあり方について意見を交換した。筆者にとっては初めての経験だったが、より良い国際交流のために、両学会の先生方が色々と知恵を絞って議論することの重要性を学ぶことができた。
最後になりましたが、お世話になりましたKSBBの先生方・スタッフの皆様、特に訪問前から大会期間中までさまざまなお気遣いを頂いた漢陽大学のJong Wook Hong先生、事務局のMs. Hyewon Khoに篤く御礼申し上げます。また、本大会に参加する機会を与えていただきました本学会の先生方、事務局の皆様に心より御礼申し上げます。
Board meetingでの記念撮影
左からProf. Choul-Gyun Lee(InhaUniv.)、金先生、筆者、福﨑先生、
Prof. Jong Wook Hong(HanyangUniv.)、Prof. Seung Pil Pack(Korea Univ.)、
Prof. Soonjo Kwon(Inha Univ.)
♦関連記事:【国際交流】韓国生物工学会(KSBB)大会参加報告
新着情報
Published by 学会事務局 on 21 6月 2016
会員の皆様からご推薦いただきました候補者から受賞候補者選考委員会にて選考を行い、2016年5月19日の理事会にて本年度の学会賞受賞者が決定しました。 ⇒受賞者紹介
授賞式は第68回日本生物工学会大会の期間中に開催されます。皆様のご参加をお待ちしております。
第35回生物工学賞
園元 謙二(九州大学 大学院農学研究院)
「アプローチをデザインするスマート発酵工学の基盤研究 」
第10回生物工学功績賞
本多 裕之(名古屋大学 大学院工学研究科)
「短鎖ペプチドの新機能発現に関する研究」
第10回生物工学功労賞
坂口 正明(サントリースピリッツ (株))
「産学連携活動の新規提案と推進による学会の活性化」
松井 和彦(味の素 (株))
「産学連携活動の活性化策の検討と企画・運営」
第49回生物工学奨励賞(江田賞)
伊藤 考太郎(キッコーマン (株))
「しょうゆ醸造に寄与する麹菌由来グルタミナーゼに関する研究」
第52回生物工学奨励賞(斎藤賞)
松浦 友亮(大阪大学 大学院工学研究科)
「セルフリータンパク質合成系を用いた進化分子工学技術の開発」
第39回生物工学奨励賞(照井賞)
河原 正浩(東京大学 大学院工学系研究科)
「キメラ受容体による細胞運命制御系の構築とライブラリー選択への応用」
第25回生物工学技術賞
該当者なし
第13回生物工学アジア若手賞
Choowong Auesukaree (Mahidol University, Thailand)
Molecular mechanisms underlying yeast adaptive responses to environmental stresses and pollutants
第5回生物工学アジア若手研究奨励賞(DaSilva賞)
Uschara Thumarat (Prince of Songkla University, Thailand)
Biochemical characterization and molecular engineering of recombinant cutinases and carboxylesterase from a thermophilic actinomycete, Thermobifida alba AHK119
第24回生物工学論文賞
- 1)古屋 俊樹*・下島 洋・木野 邦器(早稲田大学,*現,東京理科大学)
Alteration of the substrate specificity of cytochrome P450 CYP199A2 by site-directed mutagenesis
(JBB Volume 119, Issue 1, January 2015, Pages 47-51)
- 2)高木 博史1・橋田 恵介1・渡辺 大輔1・那須野 亮1・大橋 正孝2・伊波 朋哉3・鼠尾まい子3・塚原 正俊3(1奈良先端科学技術大学院大学,2奈良県産業振興総合センター,3株式会社バイオジェット)
Isolation and characterization of awamori yeast mutants with L-leucine accumulation that overproduce isoamyl alcohol
(JBB Volume 119, Issue 2, February 2015, Pages 140–147)
- 3)Mohamed Ali Abdel-Rahman1,2・Yaotian Xiao1・田代 幸寛1・Ying Wang1・善藤 威史1・酒井 謙二1・園元 謙二1(1九州大学,2Al-Azhar University, Egypt)
Fed-batch fermentation for enhanced lactic acid production from glucose/xylose mixture without carbon catabolite repression
(JBB Volume 119, Issue 2, February 2015, Pages 153-158)
- 4)稲生 崇規*・河邉 佳典・山城 拓郎**・亀山雄二郎***・汪 雪・井藤 彰・上平 正道(九州大学,*現,テバ製薬,**現,日医工,***現,医薬品医療機器総合機構)
Improved transgene integration into the Chinese hamster ovary cell genome using the Cre-loxP system
(JBB Volume 120, Issue 1, July 2015, Pages 99–106
- 5)佐藤 俊輔・丸山 裕之・藤木 哲也・松本 圭司*((株)カネカ,*現,大阪大学大学院工学研究科 カネカ基盤技術協働研究所)
Regulation of 3-hydroxyhexanoate composition in PHBH synthesized by recombinant Cupriavidus necator H16 from plant oil by using butyrate as a co-substrate
(JBB Volume 120, Issue 3, September 2015, Pages 246–251
- 6)南畑 孝介*・前田 泰一**・山口 哲志・石原 亘***・石渡 晟****・高森 智史*****・山平 真也・長棟 輝行(東京大学,*現,九州大学,**現,(株)キッコーマン,***現,(株)長瀬産業,****現,(株)グリコ,*****現,(株)ユニリーバー)
Photosensitizer and polycationic peptide-labeled streptavidin as a nano-carrier for light-controlled protein transduction
(Volume 120, Issue 6, December 2015, Pages 630–636)
第5回生物工学学生優秀賞(飛翔賞)
- 1)Ellen(東北大学)
「大腸菌のK取込み輸送体の解析」
- 2)西川 洋平(早稲田大学)
「マイクロドロップレットによる単一微生物からの効率的な全ゲノム増幅法の開発」
- 3)劉 秋実(名古屋大学)
「ウイルス表層機能ペプチドを提示する細胞質内送達用ナノキャリアの開発」
- 4)石井 友理(関西学院大学)
「酢酸菌を宿主とした効率的タンパク質発現系の構築」
- 5)白米 優一(愛媛大学)
「ポリ-γ-グルタミン酸バイオシステムの新たな生理機能と応用に関する研究」
- 6)安達 桂香(九州大学)
「Clostridiales目細菌群のクオラムセンシングとクオラムクエンチングに関する研究」
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新着情報
Published by 学会事務局 on 21 6月 2016
*はCorresponding authorを示す。 所属は論文掲載時のもの
- Alteration of the substrate specificity of cytochrome P450 CYP199A2 by site-directed mutagenesis: JBB Volume 119, Issue 1, January 2015, Pages 47-51
…古屋 俊樹・下島 洋・木野 邦器*(早稲田大学)
論文賞紹介(生物工学会誌95巻2号掲載)
- Isolation and characterization of awamori yeast mutants with L-leucine accumulation that overproduce isoamyl alcohol: JBB Volume 119, Issue 2, February 2015, Pages 140–147
…高木 博史1*・橋田 恵介1・渡辺 大輔1・那須野 亮1・大橋 正孝2・伊波 朋哉3・鼠尾まい子3・塚原 正俊3(1奈良先端科学技術大学院大学,2奈良県産業振興総合センター,3株式会社バイオジェット)
論文賞紹介(生物工学会誌95巻2号掲載)
- Fed-batch fermentation for enhanced lactic acid production from glucose/xylose mixture without carbon catabolite repression: JBB Volume 119, Issue 2, February 2015, Pages 153-158
…Mohamed Ali Abdel-Rahman1,2・Yaotian Xiao1・田代 幸寛1・Ying Wang1・善藤 威史1・酒井 謙二1・園元 謙二1*(1九州大学,2Al-Azhar University, Egypt)
論文賞紹介(生物工学会誌95巻2号掲載)
- Improved transgene integration into the Chinese hamster ovary cell genome using the Cre-loxP system: JBB Volume 120, Issue 1, July 2015, Pages 99–106
…稲生 崇規・河邉 佳典・山城 拓郎・亀山雄二郎・汪 雪・井藤 彰・上平 正道*(九州大学)
論文賞紹介(生物工学会誌95巻2号掲載)
- Regulation of 3-hydroxyhexanoate composition in PHBH synthesized by recombinant Cupriavidus necator H16 from plant oil by using butyrate as a co-substrate: JBB Volume 120, Issue 3, September 2015, Pages 246–251
…佐藤 俊輔*・丸山 裕之・藤木 哲也・松本 圭司((株)カネカ)
論文賞紹介(生物工学会誌95巻2号掲載)
- Photosensitizer and polycationic peptide-labeled streptavidin as a nano-carrier for light-controlled protein transduction: JBB Volume 120, Issue 6, December 2015, Pages 630–636
…南畑 孝介・前田 泰一・山口 哲志・石原 亘・石渡 晟・高森 智史・山平 真也・長棟 輝行*(東京大学)
論文賞紹介(生物工学会誌95巻2号掲載)
►生物工学論文賞Topへ
学会賞
Published by 学会事務局 on 15 6月 2016
日本生物工学会の和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business i.の企画特集に編集協力をし、第3水曜日に記事を掲載しております。2016年6月15日付で、第27回「微生物が作る農薬」が掲載されました。
⇒過去に掲載された記事一覧はこちら
Fuji Sankei Business i. 2016年6月15日掲載
新着情報
Published by 学会事務局 on 14 6月 2016
トムソン・ロイター(Thomson Reuter)より、Journal Citation Reportsの2015年版がリリースされました。Journal of Bioscience and Bioengineering (JBB) のインパクトファクター値(IF)は、1.964で過去最高となりました。英文誌編集委員会では日々迅速かつ厳正な審査を続けております。今後とも、JBBへの投稿、査読および引用などご協力をよろしくお願いいたします。
2016 Release of Journal Citation Reports with "Source: 2015 Web of Science data."
Journal Citation Reports is a registered trademark of Thomson Reuters. All rights reserved.
新着情報
Published by 学会事務局 on 07 6月 2016
⇒活動報告はこちら
この度、7月15日(金)にセルプロセッシング計測評価研究部会主催のシンポジウム開催を予定しております。生物工学若手会 夏のセミナー2016(東京、7月16日(土)~17日(日))の前日に東京大学本郷キャンパスで開催されます。
本シンポジウムは、研究部会に関連する皆様のご研究において、大きな貢献をされていると思われる博士後期課程学生およびポスドク研究者の研究を奨励し、表彰の機会を設けることで、研究部会の活性化と、生物工学会を牽引する若手研究者の自覚と育成を、目指すものであります。
シンポジウム内容としては、若手の研究発表が中心となってしまいますが、本会を通じて、次世代を担う若い世代の研究者のアクティビティーを知っていただき、表彰を通じて発表する若手研究者に本研究部会や生物工学会に、愛着と帰属意識を強く持ってもらうことで、研究部会にご所属の多くの研究室の発展にも貢献できると考えております。
是非とも、参加申し込み方法をご参照の上、ご参加頂きますようお願い申し上げます。
また本シンポジウムでのご発表をいただく方々は、研究部会より「日本生物工学会セルプロセッシング計測評価研究部会Young Researcher’s Award(和名:若手研究奨励賞)」の選考対象とさせて頂きます。このため、ご研究室に該当されるような博士後期課程学生またはポスドク研究者の方がご在籍の場合には、発表応募要項をご参照の上、奮ってご応募をご検討いただけますようよろしくお願い申し上げます。
皆様の暖かいご支援を賜れますようお願い申し上げます。
オーガナイザー: 森 英樹(大阪府立大学)、伊野 浩介(東北大学)
募集要項等、詳細につきましてはこちらをご参照ください。
プログラムをアップしました。
⇒セルプロセッシング計測評価研究部会Topへ
学会行事
Published by 支部:関西 on 03 6月 2016
日時
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2016年8月26日(金)13:20~19:30
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場所
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関西大学千里山キャンパス100周年記念会館(大阪府吹田市山手町3丁目3番35号)
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参加費
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1,000円(税込)/学生 無料
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⇒第109回醗酵学懇話会の開催案内はこちら
「嫌気性細菌に特異な不飽和脂肪酸飽和化代謝の解明と新規機能性脂肪酸創出への応用」
京都大学大学院農学研究科 岸野 重信
リノール酸などの不飽和脂肪酸は、腸内細菌にとって生育阻害をもたらすことが知られている。我々は、乳酸菌がリノール酸を効率よく代謝することを見いだし、その代謝について詳細に解析を行った結果、乳酸菌によるリノール酸代謝はさまざまな中間体を含む複雑な飽和化代謝であることを明らかにした。本講演では、乳酸菌の不飽和脂肪酸飽和化代謝と代謝中間体の生理機能について紹介する。
「機能性食品成分の機能性・安全性評価の新展開」
神戸大学大学院農学研究科 大澤 朗
食品には消化管から簡単に吸収されるもの、されないもの、そして胃酸、消化酵素、胆汁あるいは腸内細菌叢に暴露されさまざまな物質へと代謝変換されてヒトの健康状態に影響を及ぼす成分が含まれている。この動態に鑑み、我々はいわゆる「ヒト腸管モデル」に食品成分を供した際の免疫応答、細菌叢および代謝物産物解析によってその食品成分の機能性・安全性をヒト介入試験に先立って評価するシステムを構築したので紹介する。
「腸内細菌の代謝産物コントロールをターゲットとした機能性食品の開発」
協同乳業株式会社 研究所技術開発グループ 松本 光晴
腸内細菌の低分子代謝物は腸管腔から吸収され血中に移行し全身に影響を与える。我々は、代謝物の中でも多様な生理機能を有するポリアミン(PA)に着目してきた。本演題では、腸内細菌を利用して腸内PA濃度を高める機能性食品開発を目指した一連の研究を紹介する。具体的には、PA増強物質探索のための統一食事後のヒト糞便メタボローム解析と有効成分アルギニンの発見、in vivo試験での効果、複数菌種を介したアルギニン—PA産生経路ついて紹介する。
「母乳オリゴ糖とビフィズス菌 -共生と共進化-」
京都大学大学院生命科学研究科 片山 高嶺
ヒトの腸内細菌叢は一生の間で少なからず変動するが、もっとも大きな変化は出生から離乳時にかけて見られる。母乳栄養児の腸管においては授乳開始後速やかにビフィズス菌が増殖するが、このフローラは離乳とともに消失する。このことはつまり、人乳中にはビフィズス菌を選択的に増殖させる因子が存在することを示唆している。本講演では、ビフィズス菌が有する母乳オリゴ糖分解経路について紹介することで、ヒトとビフィズス菌の共生・共進化について考えたい。
「ビフィズス菌種の由来と母乳に対する親和性の違い」
森永乳業株式会社 基礎研究所 清水 金忠
我々は、ヒト常在性ビフィズス菌種Human-Residential Bifidobacteria(HRB)とそれ以外の種non-Human-Residential Bifidobacteria(nHRB)の本質的な差異を見いだすことを目的に、データ駆動型の研究を行っている。本発表では乳児に棲息するHRBの特徴を中心にいかにヒトの母乳との親和性を高めてきたかについて紹介する。
「茶色い宝石が切り拓く病気ゼロの社会」
株式会社メタジェン・慶應義塾大学先端生命科学研究所 福田 真嗣
「茶色い宝石」この言葉が生まれた背景には、長年の腸内フローラ研究で培われた実験技術や知見、そして近年の技術革新による分析装置のブレイクスルーがあったことに他ならない。本発表では、ヒトの健康状態に影響を与えることから、異種生物で構成される「もう一つの臓器」とも言える腸内フローラの機能について概説するとともに、「腸内デザインによる病気ゼロ社会」の社会実装に向けた我々の近年の取組みについて紹介する。
♦ 関連記事:【関西支部】第109回 醗酵学懇話会「腸内フローラ研究の新展開」
⇒関西支部Topへ
支部活動
Published by 支部:関西 on 03 6月 2016
盛況のうちに終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。⇒開催報告はこちら
次世代シーケンサーをはじめとする近年の解析技術の進歩は、私たちの健康に深く関わる腸内フローラ研究に急激な新展開をもたらしています。大学・企業の研究者の方に最先端の研究をご紹介いただくとともに、腸内フローラに関する研究・開発の将来を討論していただきます。多数のご参加をお待ちしています。
- 日時 2016年8月26日(金)13:20~19:30
- 場所 関西大学千里山キャンパス100周年記念会館 →マップ
(大阪府吹田市山手町3丁目3番35号)阪急千里山線関大前駅南口から徒歩5分
- プログラム⇒講演要旨はこちら
12:30~ 受付開始
13:20~13:25 開会の辞……高木 博史(関西支部支部長・
奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科)
13:25~13:55
「嫌気性細菌に特異な不飽和脂肪酸飽和化代謝の解明と新規機能性脂肪酸創出への応用」
…………岸野 重信(京都大学大学院農学研究科)
13:55~14:25
「機能性食品成分の機能性・安全性評価の新展開」
…………大澤 朗(神戸大学大学院農学研究科)
14:25~14:55
「腸内細菌の代謝産物コントロールをターゲットとした機能性食品の開発」
…………松本 光晴(協同乳業株式会社 研究所技術開発グループ)
14:55~15:10 休憩
15:10~15:40
「母乳オリゴ糖とビフィズス菌 -共生と共進化-」
…………片山 高嶺(京都大学大学院生命科学研究科)
15:40~16:10
「ビフィズス菌種の由来と母乳に対する親和性の違い」
…………清水 金忠(森永乳業株式会社 基礎研究所)
16:10~16:40
「茶色い宝石が切り拓く病気ゼロの社会」
…………福田 真嗣(株式会社メタジェン・慶應義塾大学先端生命科学研究所)
16:40~16:50 休憩
16:50~17:20
パネルディスカッション「新技術は腸内フローラ研究に何をもたらすか」
…………片倉 啓雄(関西大学化学生命工学部)
17:20~17:25 閉会の辞……片倉 啓雄 (関西支部副支部長・関西大学化学生命工学部)
17:30~19:30 懇親会 レストラン紫紺(100周年記念会館内)
- 定員 150名
- 参加費 一般:1,000円(税込)、学生:無料
(当日会場受付にてお支払いください。)
- 懇親会会費 一般:4,000円(税込)、学生:2,000円(税込)
(当日会場受付にてお支払いください。)
- 申込み方法 氏名、一般・学生の別、所属、連絡先(Tel、E-mail)、懇親会参加の有無を明記して、*こちらのWEBフォームよりお申し込み下さい。
*Safariの古いバージョンでは申し込みサイトにアクセスできない場合があります。Firefox、Chrome等別のブラウザをご利用ください。
- 申込み締切 2016年8月18日(木)17:00(定員になり次第、締め切ります。)
- 問合せ先
〒630-0192 生駒市高山町8916-5
奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科
植物代謝制御研究室
公益社団法人 日本生物工学会
関西支部庶務担当 加藤 晃
TEL. 0743-72-5461 E-mail: kou@bs.naist.jp
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学会行事
Published by 学会事務局 on 01 6月 2016
研究部会(若手会)
Published by 学会事務局 on 31 5月 2016
- Q1. シンポジウムを開催するにあたって日本生物工学会の協賛を希望しています。申請方法を教えてください。
⇒A. 公益社団法人日本生物工学会宛に共催・協賛・後援名義の使用を申請する場合は、下記の条件へ同意いただく必要があります。条件に同意いただける場合は、学会事務局宛()にお問合せ下さい。
- 日本生物工学会への一切の経費の負担を求めない。
- 参加費を徴収する場合は、日本生物工学会の会員は貴会の会員価格で参加できる。
- 負債(利益)も免責となる。
FAQ
Published by 学会事務局 on 25 5月 2016
生物工学会誌 第94巻 第5号
勝亦 瞭一
周知のように、大村智先生が他2名とともに2015年度ノーベル生理医学賞を受賞されました。受賞業績は放線菌起源の抗寄生虫薬イベルメクチンの開発ということです。この研究は生物工学会のテリトリーである発酵学・応用微生物学分野に属するものであり、我が国の当該分野の研究者にとって大きな喜びであり、若手研究者には大きな励みとなりましょう。発酵学分野では、1945年にペニシリンの発見者たちが初めて受賞してから70年ぶりということですが、1952年のストレプトマイシンの発見者の受賞を合わせると、この分野から3件が受賞したことになります。
一方、この同じ期間に、微生物を研究題材として生命真理の解明に寄与した基礎科学の業績での受賞は十数件ほどではないかと思います。発酵学が有力な科学であることを再認識させられます。上記の三つの受賞研究は、探索研究、すなわち自然界の微生物を探索して所望の生理活性物質を生産する微生物を見つけ出すことによって成果を収めたものです。1980年代以降も日本で行われた探索研究によって、コレステロール合成阻害剤スタチンや免疫抑制剤タクロリムスなどの医薬が開発されており、探索研究がいかに価値あるものであるかを教えられます。大村先生は、「探索研究に駆り立たせるのはロジックではなく、こういうモノを見つけたいというロマンだ」というようなことを述べておられます。
我が国発の発酵学の金字塔として知られるグルタミン酸発酵が、1950年代後期に協和発酵(現協和発酵キリン)の研究者たちによって開発されたのをご存じの方も多いかと思います。初めてアミノ酸発酵という分野を切り開いたこの研究も、自然界を探索し、有望な生産菌(Corynebacterium glutamicum)を分離することによって生まれたものです。私は、その開発グループのリーダーであった故木下祝郎博士からグルタミン酸発酵の開発経緯を詳細にうかがっています。その当時、微生物がアミノ酸を細胞外に大量に産生するなどという知見はなく、「そんなことは微生物にとって自殺行為だから起こるはずがない」というのが一般常識とされていたのですが、「変わり者の微生物もおるかもしれない」と考えて探索を行い、非常に短期間のうちに生産菌を見いだしたということです。続いて実業化されたリジン発酵は、グルタミン酸生産菌からいろんな栄養要求性変異株を誘導し、その中からリジン生産株を探し出すことによって開発されたものです。
今日、教科書にはリジン生合成の代謝調節機構がわかりやすく図解されていますが、それは生産株を解析して後からわかったことです。ロジックより先に目標技術ができていたわけです。アミノ酸発酵もロジックではなくロマンによってもたらされたものであるといえます。
発酵産業は社会に提供する有用物質を徐々に増やしながら発展してきました。その発展は探索研究の成果に支えられてきたのではないかと思います。しかしながら、近年の発酵学の研究をみると、ゲノム情報や遺伝子技術を使った微生物細胞の機能解析や既存物質の組換え生産菌の作製などに多くの力が注がれており、そこから新しい産業シードが出てくるのは期待し難いように感じます。それを期待できる探索研究は少なくなっており、発酵産業はこの先伸びるのだろうか不安を覚えます。探索研究はリスキーとみられがちですが、一概にそうともいえないのではないでしょうか。前述のようにグルタミン酸生産菌はごく短期間に取得されています。また、上記のスタチン生産菌やタクロリムス生産菌は約6,000~10,000株の微生物を探索して得られたといいます。決してリスキーではないように思えます。
今一度、底知れぬ微生物の潜在機能を発掘する探索研究に目を向けるべきではないでしょうか。発酵学・応用微生物学と発酵産業のさらなる発展のために!
著者紹介 東北大学名誉教授
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 5月 2016
- 巻頭言“随縁随意”
- 生物工学功績賞
- 特集 Non-conventional yeasts:探索と産業利用への展開(前編)~酵母はものづくりに役立つ~
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―
- バイオミディア
- バイオ系のキャリアデザイン
- バイオ系のキャリアデザイン(私のバイオ履歴書編)
- 談話室
- Branch Spirit
- プロジェクト・バイオ
- Fuji Sankei Business i…( 289 )
- 今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 291 )
- バイオインフォメーション…( 292 )
- 研究部会活動報告…( 295 )
- 研究部会…( 302 )
- 支部だより…( 303 )
- 熊本地震で被災された会員の皆様へ…( 304 )
⇒生物工学会誌Topへ
PDFファイルをご利用いただくためにはAdobe Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。
生物工学会誌
Published by 支部:中部 on 23 5月 2016
⇒開催報告はこちら
日時: 2016年8月5日(金)13:00~
場所: 名古屋大学農学部・生命農学研究科 第3講義室(※例年と場所が異なりますのでご注意ください。)
→キャンパスマップはこちら
参加費: 無料(交流会参加費 一般 4,000円 学生 2,000円)
プログラム:
- 13:00 はじめに………伊藤 伸哉(支部長、富山県立大学 工学部)
- 13:05~13:50 【招待講演1】
「医療展開を目指したDNAの機能的再インストール」
……浅沼 浩之(名古屋大学大学院 工学研究科)
- 13:50~14:35 【招待講演2】
「Wet-Dry融合による新たな蛋白質工学的手法の開発 ~INTMSAlignの開発と応用~」
……中野 祥吾(静岡県立大学 食品栄養科学部)
- 14:35~15:20 【招待講演3】
「タンパク質架橋化酵素トランスグルタミナーゼの高反応基質ペプチドの多面的活用」
……人見 清隆(名古屋大学大学院 創薬科学研究科)
- 15:30~ 【若手講演】
若手研究者(ポスドク・大学院生)による講演(各15分、最大8件)
※当日出席の中部支部幹事による投票を行い、優秀者に「日本生物工学会中部支部長賞」を授与します。
⇒若手講演発表募集案内はこちら
- 17:30(予定) おわりに
- 18:00~20:00 交流会
場所: グリーンサロン東山 ミーティングルーム(名古屋大学内)
形式: 立食形式
会費(税込): 一般4,000円、学生2,000円
参加申込: 準備の都合上、講演会および交流会への参加希望の方は、できるだけ7月20日(水)までに以下のWebフォームからお申し込みください。
問合せ先:
名古屋大学大学院生命農学研究科
岩崎雄吾
E-mail: iwasaki@agr.nagoya-u.ac.jp
♦ 関連記事:【中部支部】中部支部例会での若手講演 発表演題募集
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学会行事
Published by 支部:中部 on 23 5月 2016
日本生物工学会中部支部では2016年度支部例会にて当日出席の中部支部幹事による投票を行い、優秀者には「日本生物工学会中部支部長賞」を授与いたします。
※時間の制約上、演題数を最大8件としています。
このため、講演希望者多数の場合は、調整することがあります。
- 申込み締切り: 2016年6月10日(金)
- 問合せ:
岩崎雄吾 名古屋大学大学院生命農学研究科
E-mail: info@sbj.or.jp
♦ 関連記事:【中部支部】2016年度中部支部例会開催案内
►中部支部Topへ
支部活動,新着情報
Published by 学会事務局 on 18 5月 2016
日本生物工学会の和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business i.の企画特集に編集協力をし、第3水曜日に記事を掲載しております。2016年5月18日付で、第26回「硬い肉をやわらかくする」が掲載されました。
⇒過去に掲載された記事一覧はこちら
Fuji Sankei Business i. 2016年5月18日掲載
新着情報
Published by 学会事務局 on 16 5月 2016
Bacillus subtilis KBKU21 shows two functions in food waste recycling system: production of optically active l-lactic acid as a monomer chemicals for bio-plastic, and plant growth promoting activity in the anaerobically-fermented compost from food waste. The photograph shows selective staining of the bacteria in the compost, observing with FITC-derivative of order Bacillales-specific 16S rRNA oligonucleotide probe, BACILI02. With improved staining and capturing conditions (re-valance of RGB color), thick colonization of Bacillales cells around food waste residue can be clearly observed.
For more information regarding this work, read the article: Kitpreechavanich, V. et al., “Simultaneous production of l-lactic acid with high optical activity and a soil amendment with food waste that demonstrates plant growth promoting activity”, J. Biosci. Bioeng., volume 122, issue 1, pages 105–110 (2016).
⇒JBBアーカイブ:Vol.107 (2009) ~最新号
⇒JBBアーカイブ:Vol. 93(2002)~Vol. 106(2008)
Journal of Bioscience and Bioengineering
Published by 支部:北日本 on 16 5月 2016
日時 | 2016年9月2日(金)10:00~17:30 |
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場所 | 北海道大学工学部(札幌市北区北13条西8丁目)→アクセスマップ
アカデミックラウンジ3(ポスターセッション)
材料化学棟MC030 教室(シンポジウム) |
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参加費 | 無料 |
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懇親会 | 18:00~ 北海道大学「ファカルティーハウス エンレイソウ」にて開催予定です。懇親会会費:4,000円(税込) |
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参加申込 | *こちらの申込みフォームからお申込み下さい。
*Safariの古いバージョンをお使いの場合はフォームが表示されない場合があります。Firefox、Chrome等別のブラウザをご利用ください。
学生ポスター賞を新設します。
ポスター発表を希望される方は、こちらのポスター要旨テンプレートに必要事項を記入し、8月5日(金)までに事務局 松本(mken@eng.hokudai.ac.jp)宛にお送りください。
件名には「札幌シンポ」を含めてください。
(シンポジウム参加につきましては当日参加も受け付けますが、ポスター発表および懇親会参加につきましては必ず事前にお申し込みください。) |
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申込み締切 | ポスター発表申込み: 2016年8月5日(金)
懇親会参加申込み: 2016年8月19日(金) |
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問合せ先 | 日本生物工学会北日本支部
副支部長: 田口精一(北海道大学) E-mail: staguchi@eng.hokudai.ac.jp
担当幹事: 大井俊彦(北海道大学) E-mail: ooi@eng.hokudai.ac.jp |
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主催: 公益社団法人日本生物工学会北日本支部
共催: フロンティア化学教育研究センター
プログラム
<ポスターセッション>10: 00~12:00 ⇒プログラムはこちら
学生ポスター賞新設
<シンポジウム>
- 13:30~13:35 開会の辞…………田口 精一(日本生物工学会北日本支部 副支部長)
- 13:35~14:10
「酢酸発酵によるリグノセルロースからの高効率エタノール生産」
…………………坂 志朗 (京都大学大学院エネルギー科学研究科)
- 14:10~14:45
「ナノ技術取り入れによる新しい糖化酵素の高機能化」
…………………梅津 光央 (東北大学大学院工学研究科)
- 14:45~15:20
「リグニン由来のフェノール類を原料としたムコン酸のバイオ生産に向けて」
…………………園木 和典 (弘前大学農学生命科学部)
- 15:20~15:40 休憩
- 15:40~16:15
「低分子バイオマスを原料としたナノフィブリル化バクテリアセルロースの大量生産」
…………………田島 健次 (北海道大学大学院工学研究院)
- 16:15~16:50
「油脂系バイオマスから中鎖ホモPHAを生産する微生物工場」
…………………柘植 丈治 (東京工業大学物質理工学院)
- 16:50~17:25
「多糖類の特徴を活かした新しい高性能バイオプラスチックの開発」
…………………岩田 忠久 (東京大学大学院農学生命科学研究科)
- 17:25~17:45
学生ポスター賞授賞式・閉会の辞…………中山 亨(生物工学会北日本支部支部長)
►北日本支部Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 09 5月 2016
終了しました。
第68回日本生物工学会大会(2016)の一般講演(ポスター発表)、およびシンポジウム要旨登録の受付を開始しました。⇒詳しくはこちら
締切(6月1日正午)以降は、要旨を含む訂正ができません。また、終了前はアクセスが集中し申し込みできない場合がありますので、早めの申し込みをお願いします。
►第68回日本生物工学回大会ホームページ
新着情報
Published by 若手会 on 09 5月 2016
盛況のうちに終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。⇒開催報告はこちら
「生物工学若手研究者の集い(若手会)」は、生物工学(生体分子工学、細胞組織工学、醸造・食品工学、代謝工学、生物化学工学、生物情報工学等)に関連した研究を行っている、全国の学生、ポスドク、若手企業研究者、若手教員の相互交流を目的とした団体です。この度、2016年度の若手会夏のセミナー(合宿形式)を東京にて開催する運びとなりました。
本年度は第一線で活躍する若手研究者の特別招待講演や、研修セミナー、優秀発表賞つきのポスターセッションなど、参加者全員が主体的に発表し交流するイベントを企画しております。参加者の皆様が一泊二日でじっくりと熱い議論を行って有意義なつながりを作ることを支援致します。また、ウェルカムイベントとして、本会合前にはサントリー様のご厚意により武蔵野ビール工場見学を企画しております(申込先着90名様限定)。
http://www.suntory.co.jp/factory/musashino/
教育機関、研究所、企業の若手研究者や学生の方々を含め、生物工学に興味のある皆様の多数のご参加を心よりお待ち致しております。
- 日時: 2016年7月16日(土)13:30 ~ 7月17日(日)12:30
- 場所: ホテルコンチネンタル府中(〒183-0055 東京都府中市府中町1-5-1)
京王線府中駅より徒歩1分
- 講演予定
「生体分子の恊働機能形式を進化デザインする」…梅野 太輔(千葉大学)
「電子伝達蛋白質がつなぐもの」…石北 央(東京大学)
「へいおまち!細胞凝集体を“握る”技術!!」…小島 伸彦 (横浜市立大学)
「人工染色体技術の開発と創薬・医療への応用」… 香月 康宏(鳥取大学)
「次世代バイオロジクス創薬の熱い戦い
~製薬企業研究者としての戦い方~」…鈴木 智香子(第一三共株式会社)
「Think Hybrid. 異分野融合研究のすすめ」…竹内 昌治(東京大学)
「起業家マインド養成バイオリーダーズ研修」……松本 正(株式会社レクメド)
►生物工学若手研究者の集い(若手会)Topへ
学会行事
Published by 部会:スローフード共生発酵工学研究部会 on 27 4月 2016
スローフード共生発酵工学研究部会代表
日本大学生物資源科学部
渡邉 泰祐
⇒研究概要図
複数の微生物の相互作用により製造される伝統発酵食品は、健康長寿効果を有することが明らかにされつつあります。一方、具体的にどの成分が体内のどこで働くかについての知見は少なく、そのメカニズムの解明が待たれています。本研究部会では、伝統発酵食品における複雑な微生物発酵工程と、発酵過程で生じた成分が有する健康長寿に対する効果を明らかにしていきたいと考えています。昨年度改訂した発酵食品機能性データベースをさらにバージョンアップするとともに、学会等を介した産学官の情報交換を通して、若手研究者の育成・教育を行っていきます。
興味のある方は是非部会員としての登録をお願いします。
発酵食品機能性データベース
(A database of scientific reports on health benefits of fermented foods and drinks)
日本大学生物資源科学部・発酵化学研究室(木村 新九郎氏、磯部 優也氏、尾出 新氏)に、データベースの更新を担当頂きました。感謝申し上げます。
運営委員
新井 博之(東大院・農学生命) | 北垣 浩志(佐賀大・農) |
木村 啓太郎(農業・食品産業技術総合研究機構) | 古林 万木夫(ヒガシマル醤油) |
秦 洋二(月桂冠) | 渡邉 泰祐(日大・生物資源科学) |
お問い合わせ先
日本大学生物資源科学部
渡邉 泰祐 E-mail
| 自然共生に学ぶ生物工学研究部会 | 代謝工学研究部会 | スローフード共生発酵工学研究部会 | メタボロミクス研究部会 | ナノバイオテクノロジー研究部会 | 次世代植物バイオ研究部会 | 未培養微生物(微生物ダークマター)資源工学研究部会 | 生物資源を活用した地域創生研究部会 | バイオインフォマティクス相談部会 | 次世代アニマルセルインダストリー研究部会 | バイオ計測サイエンス研究部会 | 脂質駆動学術産業創生研究部会 | 非線形バイオシステム研究部会 | 培養技術研究部会 | 生物工学若手研究者の集い(若手会)|
研究部会(若手会)
Published by 部会:未培養微生物(微生物ダークマター)資源工学 on 27 4月 2016
未培養微生物(微生物ダークマター)資源工学研究部会代表
筑波大学大学院 生命環境科学研究科
青柳 秀紀
⇒研究概要図
従来の微生物培養法では自然界の微生物の1%程度しか培養ができていない。残された99%の未培養微生物(Microbial dark matter)資源は、国内外で学術、産業面の利活用が期待され、網羅的なゲノム解析などが活発に行われている。しかしながら、塩基配列だけでは分からない微生物の機能解明や実利用を考えた場合、生物工学的視点から、Dark matter微生物の解析、探索、分離・単離、培養、評価、保存、利用に関連する新規技術開発や、ビッグデータとの連携が必須である。本研究部会では、本分野に関連する研究者・技術者の情報交換や講演会の開催などを通じ、Dark matter微生物に関連する研究、基盤技術開発、利用の活性化を目指します。
ご興味のある皆様のご参加を心よりお待ちしております。
会員
青柳秀紀(筑波大学) | 青井 議輝(広島大) | 今井 優(信州大) |
大槻隆司(山梨大) | 木村 信忠(産総研) | 小西 正朗(北見工大) |
坂元 仁(関西大学) | 玉木 秀幸(産総研) | 中尾 洋一(早稲田大) |
中山 亨(東北大) | 西野 智彦(東京工科大) | 馬場 健史(九大) |
福崎 英一郎(阪大) | 辻 雅晴(旭川高専) | |
これまでの活動
お問合せ先
筑波大学大学院 生命環境科学研究科
青柳秀紀 E-mail
| 自然共生に学ぶ生物工学研究部会 | 代謝工学研究部会 | スローフード共生発酵工学研究部会 | メタボロミクス研究部会 | ナノバイオテクノロジー研究部会 | 次世代植物バイオ研究部会 | 未培養微生物(微生物ダークマター)資源工学研究部会 | 生物資源を活用した地域創生研究部会 | バイオインフォマティクス相談部会 | 次世代アニマルセルインダストリー研究部会 | バイオ計測サイエンス研究部会 | 脂質駆動学術産業創生研究部会 | 非線形バイオシステム研究部会 | 培養技術研究部会 | 生物工学若手研究者の集い(若手会)|
研究部会(若手会)
Published by 学会事務局 on 27 4月 2016
第68回日本生物工学会大会では、平成28年(2016年)熊本地震で被災した学生会員の大会参加費を免除します。参加費免除を希望される方は、大会参加登録の前に免除申請を行ってください。
対象
|
被災された学生、被災地域の大学に在学している学生、あるいは実家(保護者)の方が被災された学生- 学生会員の方:指導教員を通じて申請してください。
- 未入会の方:
1) 会員登録をしてください。⇒入会申込はこちらから
2) 年会費免除対象は2017年ですので2016年会費はお支払いください。
2) 指導教員を通じて申請してください。
|
申請方法
|
1. 指導教員本人が、参加費免除申請書を事務局宛に提出して下さい。- 指導教員の署名、または記名・押印が必要です。
- 提出は、FaxかPDFファイルのメール添付でお願いします。
- この申請書は、2017年会費の免除申請書を兼ねています。
2. 事務局よりご本人に免除申請の受理通知をメールでお知らせします。
3. 大会参加申込フォームの備考欄に「大会参加費免除希望」とご記入ください。
|
申請締切
|
ポスター発表者:2016年5月30日(月)
大会参加のみを希望する学生:2016年8月3日(火)
|
問合せ先
申請先
|
〒565-0871
大阪府吹田市山田丘2番1号 大阪大学工学部内
公益社団法人 日本生物工学会 事務局
Tel: 06-6876-2731 Fax: 06-6879-2034
E-mail:
|
- 学生本人からの申請は受付けておりません。必ず指導教員を通じて申請してください。
- 大会でのポスター発表を希望される場合は、申請締切日(5月30日)までに参加費免除申請書を提出し、2016年6月1日正午までに要旨の登録を行って下さい。
新着情報
Published by 部会:生物資源を活用した地域創生 on 27 4月 2016
生物資源を活用した地域創生研究部会代表
岡山理科大学工学部応用化学科
古賀 雄一
⇒研究概要図
地域経済の衰退、人口減少など地域が抱える課題の解決のために産官学の連携による地域創生が期待されています。本研究部会では、バイオテクノロジーを用いて地域の課題にアプローチし、新しいイノベーションを創出することを目的として活動しています。生物工学には地域の生物資源を活用し、バイオテクノロジー(生物工学)をベースとしたイノベーションを引き起こし、課題先進地域である地域経済の活性化に貢献するポテンシャルがあります。生物工学の切り口で地域の課題をグローバルに考える“グローカルバイオ”に参加していただける会員を募集します。特徴ある生物資源や、地域の課題などをお持ちの方、生物工学の知見を生かした産学連携や人材育成のご経験のある方、グローカルバイオの新しい展開に興味のある方の参加をお待ちしております。
本研究部会では地域の課題、技術、資源、地域創生活動に関する情報を集約し研究部会員に発信します。初年度に発行いたしました、国内外の生物資源活用34事例や、大学での取組みを集めた「地域資源産業化事例集」を、本研究部会員に配布いたしております。
会員
大政 健史(阪大院・工) | 河原崎 泰昌(静岡県大・食品栄養科学) |
古賀 雄一(岡山理大・工) | 櫻谷 英治(徳島大院・社会産業理工) |
高野 和文(京都府大院・生命環境科学) | 土居 幹生(北海道大・産学連携推進本部) |
中武 貞文(鹿児島大・総合科学域共同学系) | 中野 秀雄(名大院・農) |
仲嶋 翼(三菱UFJ リサーチ&コンサルティング株式会社) | |
これまでの活動
お問合せ先
岡山理科大学工学部応用化学科
古賀 雄一 E-mail:
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研究部会(若手会)
Published by 学会事務局 on 25 4月 2016
生物工学会誌第94巻 第4号
土戸 哲明
北里大学大村智先生の地道な微生物からの探索研究によって発見された化合物が、企業の協力を得て薬となり、アフリカの多くの人々を失明から救うという偉業が評価され、2015年のノーベル医学・生理学賞が授与されました。このニュースは、微生物やバイオテクノロジーに携わる科学者・技術者はもちろん、広く日本国民のみなさんに喜びと夢をもたらしました。
ところで、バイオテクノロジー、ここでは単にバイオとしますが、これには工学系でいわれる生産や製造に関わる、「ものづくり」バイオのほかに、安全や保全を目指す「ものまもり」バイオがあると思います。ここで言う「もの」を広い意味にとり、材料・製品や構造物など姿形のあるものだけでなく、環境や健康、人命なども含めるとすると、「ものづくり」と「ものまもり」とはつながったり、部分的にオーバーラップすることになります。たとえば、大村先生らが成し遂げられた研究は、微生物を利用した「ものづくり」によって健康を、さらには人命を守る「ものまもり」バイオでもあるといえるでしょう。しかし、生産・製造業界での用語としての「ものづくり」における「もの」は、通常、物理的に構造や形態のあるものと解釈されています。そもそもバイオテクノロジーという用語は生物を利用する技術を意味し、その利用の手段となる生物は当然、人にとって有用な生物です。
一方、ここで言う「ものまもり」バイオで対象となる「もの」を「ものづくり」と同様なものとし、それを何から守るのかを考えると、それは人にとって有害な生物と言えます。「ものまもり」バイオは、人類の生活や産業活動における有害生物による被害の防止、保全を図ることをミッションとする分野といえるでしょう。つまり、「ものづくり」バイオは有用生物による利用生物工学に、そして「ものまもり」バイオは有害生物を対象とする制御生物工学(ここでの制御の用語は抑制と同義です)に含まれるといえます(これら2つの生物工学の概念はかつて本誌〔77巻、p. 224、1999年〕に紹介したことがあり、当初はpositiveとnegativeとしていましたが、その後それぞれutilizationとcontrolに変更しています)。
「ものまもり」での作用要因の対象を生物に限らず広くとった場合には、自然の力や人的な要因によって発生する劣化や破壊、価値の低下などの変化、またそれが甚大な影響をもたらす事故や災害などの物理的・化学的作用も含まれることになります。私たち日本人が今まで当たり前のように思いがちな「ものまもり」への認識は、あの3.11の東日本大震災とその後の原子力発電所事故を境に大きく変化したように思います。今や世界的にテロ事件が多発し、国内でも食品や医療、建築や工業製品などで安全にかかわる問題が頻発しています。安全・安心の重要性は、いろいろな分野でますます強く認識されるようになってきています。
筆者は「ものまもり」バイオの立場から、基礎研究をベースに食品、医療、環境、工業材料や文化財の保全・保存の研究に従事してきていますが、医療や環境での衛生分野だけでなく、生産・製造業界においても企業の方々とお話する中で微生物学的安全性に直結する製品の品質保証や工程管理など、有害微生物に対する汚染の対策とそのシステム、リスクアセスメントなど、ここで言う制御生物工学の諸問題への意識の高まりを感じます。またそれとともに、そのミッションを担う人材の育成の必要性を感じます。バイオの中ではごく小さい分野ながら、一見単純そうに見えて実は奥の深い、生物の生死に関わる難問にチャレンジし、これらのニーズに応えて世の中の安全・安心に貢献できる「ものまもり」バイオを目指す若人が、一人でも多く現れてくることを期待したいと思います。
著者紹介 関西大学名誉教授・大阪府立大学21世紀科学研究機構微生物制御研究センター(客員教授)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 4月 2016
- 巻頭言“随縁随意”
- 特集 合成生物学の基盤技術の構築
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―
- バイオミディア
- 間違いから学ぶ実践統計解析【第1回】
- プロジェクト・バイオ
- バイオ系のキャリアデザイン
- バイオ系のキャリアデザイン(就職支援OG・OBインタビュー編)
…吉田エリカ・佐藤 美和…( 217 )
- Branch Spirit
- Fuji Sankei Business i…( 221 )
- 今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 223 )
- バイオインフォメーション…( 224 )
- 研究部会…( 226 )
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生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 20 4月 2016
日本生物工学会の和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business i.の企画特集に編集協力をし、第3水曜日に記事を掲載しております。2016年4月20日付で、第25回「多様なデンプン」が掲載されました。
⇒過去に掲載された記事一覧はこちら
Fuji Sankei Business i. 2016年4月20日掲載
新着情報
Published by 学会事務局 on 19 4月 2016
平成28年(2016年)熊本地震の被害に遭われた被災地の皆様に心からお見舞いを申し上げるとともに、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、深くお悔やみを申し上げます。
今なお余震が続いているとのことで、被害状況が明らかになるにつれ、困難な生活を強いられている被災地の方々の健康が案じられます。くれぐれも健康と安全にご留意いただければと存じます。
被災地である熊本県、大分県には本学会会員がおられ、大学、研究所で被害を受けていると伺っております。
一日も早い平穏な日々の訪れと被災地の復興・復旧を心よりお祈り申し上げます。
平成28年4月
日本生物工学会
会長 五味勝也
新着情報
Published by 学会事務局 on 19 4月 2016
公益社団法人日本生物工学会
会長 五味 勝也
このたびの熊本地震により、被害に遭われた会員の皆さまに、心からお見舞いを申し上げます。くれぐれも健康と安全にご留意いただければと存じます。また、一日も早い平穏な日々の訪れと被災地の復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。
本学会では、地震の被害が甚大であることから、被害に遭われた会員の皆様に対し、全力で支援に努めたいと考えております。
さて、このたび理事会では、下記のことを決議いたしました。
- 1. 学生の研究支援および年次大会への参加促進を目的として、事前に手続きした学生につきましては、2016年度大会の参加費を免除いたします。⇒詳しくはこちら
- 2. 被害に遭われた会員の皆様の2017年会費を免除いたします。
♦会費免除申請の対象となる会員
(1) 被災された正会員
(2) 被災された学生会員、被災地域の大学に在学している学生会員、
あるいは実家(保護者)の方が被災された学生会員
(3) 被災地域に住所を有する団体会員、賛助会員
♦免除対象の会費
2017年の会費(2016年11月請求分)を免除いたします。
(年次大会の申し込みも迫っており混乱が予想されるため、恐縮ですが2016年会費はお納めください。)
♦会費免除の申請方法
(1) 正会員、団体会員、賛助会員の方
年会費免除申請書に所定の項目を記入のうえ、事務局に申請してください。
(2) 学生会員の方
年会費免除申請書(学生会員用)に所定の項目を記入のうえ、
指導教員から事務局に申請してください。
申請書送付先
申請書はFaxか、PDFファイルのメール添付で下記事務局宛にお送りください。
〒565-0871
大阪府吹田市山田丘2番1号 大阪大学工学部内
公益社団法人 日本生物工学会 事務局
Tel: 06-6876-2731 Fax: 06-6879-2034
E-mail:
会員サービス
Published by 学会事務局 on 18 4月 2016
第68回日本生物工学会大会(2016年9月28~30日、富山国際会議場-ANAクラウンプラザホテル富山にて開催)では、以下3件の本部企画シンポジウムを開催しました。
培養計測技術の最近のトピックス
微生物のみならず幅広い生物の能力を生物工学的な手法で発揮させ、産業利用につなげることが強く期待されている。そのための培養技術、計測技術の最近のトピックスを学術界および産業界の第一線のシンポジストから御講演いただく。最先端の技術開発とその展開に関するディスカッションは幅広い事業展開を通じた商業的発展に向け、産学連携を介した公益につながることが期待される。⇒プログラム
酒類製造における革新技術
- オーガナイザー:堤 浩子(月桂冠)、安原 貴臣(アサヒグループホールディングス)
髙瀬 良和(霧島酒造)、山田 修(酒類総研)
近年、消費者ニーズは多様化し、酒類醸造業界はそのニーズに対応した商品を開発している。商品開発において、日進月歩しながら醸造技術の開発が同時に行われている。本シンポジウムでは,清酒、ビール、焼酎、リキュールなどそれぞれの分野から今の醸造技術としてなくてはならない技術、新しい取り組みなどについて第一線のシンポジストからご講演いただく。発酵産業を支える技術として、若手会員の育成、産学連携を公益に繋がることが期待される。⇒プログラム
⇒過去大会本部企画シンポジウム一覧はこちら
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産学連携活動
Published by 支部:北日本 on 14 4月 2016
日時 | 2016年7月23日(土)13:30~17:35 (受付13:10~) |
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場所 | 弘前大学 農学生命科学部 コラボレーションセンター 8F 会議室
(文京町キャンパス:青森県弘前市文京町3番地)→アクセスマップ
JR弘前駅より徒歩約20分、JR弘前駅よりバス約15分、JR弘前駅よりタクシー約5分 |
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参加費 | 無料 |
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懇親会 | 18:15~ 青森県弘前市坂本町「創作郷土料理の店 菊富士本店」にて開催予定です。
懇親会会費:4,000円(税込) |
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参加申込 | *こちらの申込フォームに必要事項を記入し、お申し込みください。
(シンポジウム参加につきましては当日参加も受け付けますが、懇親会参加につきましては必ず事前にお申し込み下さい。)
*Safariの古いバージョンでは申し込みサイトにアクセスできない場合があります。Firefox、Chrome等別のブラウザをご利用ください。 |
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申込み締切 | 2016年7月15日(金) |
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問合せ先 | 日本生物工学会北日本支部
担当者:
柏木明子(弘前大学)E-mail: kashi_a1@hirosaki-u.ac.jp
園木和典(弘前大学)E-mail: sonoki@hirosaki-u.ac.jp |
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主催: 公益社団法人日本生物工学会北日本支部
共催: 東北地域バイオインダストリー振興会議(TOBIN)
プログラム
- 13:30~13:35 開会の辞…………中山 亨(日本生物工学会北日本支部 支部長)
- 13:35~14:20
「植物での有用遺伝子高発現系とその活用」
…………………加藤 晃(奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科)
- 14:20~15:05
「ウイロイド ―ノンコーディングRNA病原― の分子構造と病原性」
…………………佐野 輝男(弘前大学農学生命科学部)
- 15:05~15:15 休憩
- 15:15~16:00
「モモシンクイガの食害に対するリンゴ果実の防御反応と生活史に及ぼす影響」
…………………石栗 陽一(青森県産業技術センター りんご研究所)
- 16:00~16:45
「天敵を使った害虫防除技術 ~より成功率の高いIPMを目指す~」
…………………森 光太郎(石原バイオサイエンス株式会社/石原産業株式会社)
- 16:45~17:30
「接ぎ木で行う作物のエピゲノム編集」
…………………原田 竹雄(弘前大学農学生命科学部・名誉教授)
- 17:30~17:35 閉会の辞…………田口 精一(日本生物工学会北日本支部 副支部長)
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学会行事
Published by 学会事務局 on 12 4月 2016
電源設備法定点検に伴うサーバー停止により、日本生物工学会のホームページおよび大会ホームページが以下の期間利用できなくなります。
- サーバー停止日時: 2016年5月21日(土)13:00 ~ 22日(日)10:00
ご不便をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。
なお、上記期間中も会員システム、Journal of Bioscience and Bioengineeringの投稿・査読システム(EES)、および閲覧(ScienceDirect)は通常通りご利用いただけます。
新着情報
Published by 支部:中部 on 04 4月 2016
日本生物工学会中部支部のメールマガジンBBChubuの第9号(2016年4月号)を掲載しました。今号は富山大会の特集です。
⇒日本生物工学会中部支部 メールマガジン『BBChubu』(第9号)(2.37MB)
BBChubuは、中部支部の会員相互の交流のためのマガジンで、研究紹介、留学体験、大学ブランド商品紹介、中部地区の企業紹介、コーヒーブレイクという会員交流広場(懸賞問題付き!)もあります。
他支部の会員の方々にもお知らせいたしますので、ご覧いただき、ご意見をお送りください。懸賞問題へのご投稿もお待ち申し上げます。
中部支部 BBChubu編集担当
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新着情報
Published by 学会事務局 on 25 3月 2016
生物工学会誌 第94巻 第3号
芳本 忠
北里大学特別栄誉教授大村智博士のノーベル医学生理学賞受賞は、日本の生命科学関係では、利根川進博士、下村脩博士、山中伸弥博士の受賞に続く快挙である。特に抗生物質の研究であり、生物工学会の会員には身近な分野である。
ところで、私は40年ほど前、大阪市立大学理学部の微生物酵素研究室(福本寿一郎教授)で学部、修士課程を修了し、短い期間であったが製薬会社に勤務した。開発能力が高いとして知られる会社で、薬の開発現場を見ることができたことは、以後の私の教育研究に非常にプラスとなった。恩師の鶴大典先生が長崎大学薬学部の教授として赴任され、私も講師としてお供した。当時は、それまでの化学一辺倒だった薬学教育と研究において生物学の必要性が高まった頃であった。微生物酵素の研究から始め、鶴先生のご定年退職後、後任となり研究を続けた。奈良の土壌から得たP. putidaの酵素による腎機能診断キットは日本中の健康診断に用いられ、DPP4酵素の研究はそれまで治療薬のなかった2型糖尿病の治療薬(グリプチン)の開発に役立った。
一方、医療の世界では、1980年代、医師の医療ミス(薬剤誤投与)が続き、薬剤師の役割が問題になった。世界の薬学教育は6年制で薬剤師を養成するのに対し、日本だけが、明治以来4年制で創薬に重点を置いた教育であった。薬学部長になりこの問題に直面した。私は理学出身であり、薬学の創薬研究の環境は居心地良いものである。しかし、薬学部はやはり職能教育として薬剤師の教育が必要で、医師とともに医療に携る役割の重要性を感じ、修士課程に臨床薬学独立専攻を設置し4 + 2の薬剤師教育の場を作った。これが後に現在の6年制の薬剤師教育となっている。自分の首を絞める結果となったが、これでよかったと思っている。
以上、私の経歴を書いたのは、本会の会員には薬学の関係者が少なく、薬学教育の変遷と現状を知っていただくためである。大村先生のノーベル賞受賞はまさに創薬研究での成果で、多くの人々を寄生虫感染による失明から救ったことによる。戦後、抗生物質の医療への役割は大きく、各製薬会社こぞって抗生物質を求めたが、私が会社に入った1970年頃はすでに放線菌をスクリーニングしても既知物質ばかりで、古典的な方法として開発から撤退する企業が多かった。むしろ、化学的方法で誘導体を合成するとか、最近では遺伝子組換えや構造生物学に目が行き、大学でも学生がスクリーニングや培養液からの精製などを、泥臭いとしていやがる傾向になっている。そのなかで微生物生産物のスクリーニングを続けられた大村先生を心から賞賛したい。
同様に、微生物からの新規化合物の発見は、放線菌からの免疫抑制剤・タクロリムス(FK506)(藤沢製薬)や、カビからの抗コレステロール剤・スタチン(第一三共)など日本発のビッグドラッグとなっている。薬学の先生には申し訳ないが、これら発見者は薬学以外の生命科学系の研究者である。もはや薬は薬学と考えず、多くの本会員の創薬研究が望まれる。簡単ではないが、ヒトが病気で苦しむのを救えるのは素晴らしいことである。生物工学会のシンポジウムや学会発表で創薬の話がもっと出てきても良いように思われる。
長崎大学薬学部を定年退職した後、摂南大学の理工学部に生命科学科を立ち上げた。理学としてバイオの基礎研究と理工学部としての応用が目的で、食品、環境に加え創薬もポリシーに入っている。若い教員が多い構成で活発な研究が行われているが、私はあえてローテクの研究を選んだ(与えられた期間が短いとは言い訳で、最先端の技術についていけないのが正直なところである)。移ってからの研究で、歯周病菌のキー酵素となるプロリルトリペプチジルペプチダーゼ(PTP)の阻害剤を米糠に見いだし、鹿児島での生物工学会大会で発表した。ターゲットを工夫すれば、まだまだ知られていない有用物質が天然に存在すると感じている。ついつい、講義で「人真似でない独自の研究が重要である」との話をまたくり返している自分に気付き、年を取ったと感じるこの頃である。
著者紹介 摂南大学理工学部生命科学科(教授)、長崎大学薬学部(名誉教授)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 3月 2016
- 巻頭言“随縁随意”
- 生物工学奨励賞(江田賞)
- 生物工学奨励賞(斎藤賞)
- 生物工学奨励賞(照井賞)
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―
- バイオミディア
- バイオ系のキャリアデザイン
- バイオ系のキャリアデザイン(私のバイオ履歴書編)
- Branch Spirit
- 生物材料インデックス
- Fuji Sankei Business i…( 157 )
- 今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 161 )
- バイオインフォメーション…( 162 )
- 本部だより…( 163 )
- 支部だより…( 165 )
- 事務局より…( 166 )
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生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 16 3月 2016
日本生物工学会の和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business i.の企画特集に編集協力をし、第3水曜日に記事を掲載しております。2016年3月16日付で、第24回「微生物が作る油」が掲載されました。
⇒過去に掲載された記事一覧はこちら
Fuji Sankei Business i. 2016年3月16日掲載
新着情報
Published by 学会事務局 on 14 3月 2016
日本生物工学会では、会員システムの更新を行い、2016年3月14日(月)より新しいシステムを運用しております。この更新に伴い、新規入会の手続きが一部変わりますので、会員の皆様にお知らせいたします。
詳しくは入会案内-Web上での入会申込方法をご覧下さい。
⇒入会案内はこちら
新着情報
Published by 学会事務局 on 14 3月 2016
|入会までの流れ|入力上の注意|入会申込みフォーム|お支払い方法 |
入会までの流れ
- メールアドレス登録フォーム(https://www.seibutsu.org/registration.aspx)にお名前と連絡先メールアドレスを正しく入力してください(携帯のメールアドレスは登録できません)。
- 会員情報登録サイトへのリンクが含まれた受付メールが自動配信されます。メールが届かない場合は、登録したメールアドレスが間違っているか無効になっている可能性があります。連絡先メールアドレスを再登録してください。
- 会員情報の入力フォームに必要な情報を入力してください(情報入力画面は日本語です)。確認画面で登録情報をご確認のうえ、フォームの一番下の「登録」ボタンをクリックしてください。
- お支払い方法が記載された入会申込み受付メール(英語併記)が自動配信されます。
- ご登録の会費支払い方法に従い、所定の方法でご入金下さい。年次大会申し込みでお急ぎの場合は、ゆうちょ銀行振替、または銀行振込をご利用ください。振込の際は、必ずお名前をフルネームで入力してください。
- 入金を確認、あるいは預金口座自動振替依頼書の到着をもって入会申込完了となります。
- 会員番号とパスワードがメール送信(英語併記)されます。
※年次大会の参加登録は、会員番号の通知後、1時間以上後に行って下さい。
入力上の注意
- 入会フォームを利用するには お使いのブラウザでCookie を有効にする必要があります。
- 本登録を始める前に、ご本人の連絡先メールアドレスをご登録ください。メールアドレス(携帯のメールアドレスを除く)は半角で正確に入力してください。yahooメールの使用は避けて下さい。システムからの通知メールが迷惑メールと判別されて届かない事例が多発しています。メールが届かない場合は迷惑メールフォルダーをご確認ください。
- 全ての項目を入力したら一番下の「確認」ボタンを押して確認画面で登録内容を確認してください。登録内容が正しければ「登録」ボタンを押してください。
- * が付いている項目は、会員登録に必須な項目になります。 必ず入力、選択を行ってください。
学生会員の場合は指導教官のお名前、メールアドレスが必須となります。
- 半角カタカナや外字等は、文字化けの原因となりますので使用しないでください。
- <お名前の入力について>
- 年次大会の参加登録システムでは、会員システム上に登録されたお名前を会員認証に利用します。講演要旨集には登録名が印字されます。韓国名や中国名など漢字表記ができる場合も要旨を英語で登録される方は、「お名前」欄に必ず英語で姓(Surname/Last name)・名(Given name/First name)を入力してください。
- 英語名は半角文字で頭文字のみ大文字表記してください。
例)姓: Seibutsu 名: Taro
- ミドルネーム等がある場合、名の欄に入力してください。
例)姓: Seibutsu 名: James K.
- 姓を持たない方は、姓の代わりにアスタリスク(*)を入力してください。
- フリガナはカタカナで入力してください。
- 名前の表記方法について特に希望がある場合は、事務局( )までご連絡ください。
お支払い方法
振込の際は必ず、お名前をフルネームで入力してください。
本人名義以外で振込をされる場合は、振込日、振込人名義、金額を学会事務局までメールでお知らせください。
⇒領収証に関するよくある質問と回答(FAQ)はこちら
- 【ゆうちょ銀行振替】
下記指定口座にご送金下さい。
振替口座:00910-3-54007
公益社団法人 日本生物工学会
- 【銀行振込】
下記指定口座にお振込下さい。
振込口座:三菱UFJ銀行 茨木支店 普通口座 3793590
公益社団法人 日本生物工学会 (ニツポンセイブツコウガクカイ)
- 【預金口座振替】
預金口座振替依頼書(PDF)に必要事項を記入の上、下記に郵送してください。
※入金確認に1ヶ月以上かかります。
送付先:〒565-0871 吹田市山田丘2番1号 大阪大学工学部内
公益社団法人 日本生物工学会
TEL: 06-6876-2731 FAX: 06-6879-2034
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入会案内
Published by 学会事務局 on 03 3月 2016
システムメンテナンスのため下記の期間、会員システムが停止いたします。
- 会員システム停止期間: 2016年3月11日(金)18:00~ 3月14日(月)9:00
システムのメンテナンス中は、新規入会および異動届をお受けすることができません。
ご不便をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。
なお、上記期間中も学会ホームページ、Journal of Bioscience and Bioengineeringの投稿・査読システム(EES)、および閲覧(ScienceDirect)は通常通りご利用いただけます。
新着情報
Published by 学会事務局 on 02 3月 2016
生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 01 3月 2016
第68回日本生物工学会大会(2016)のホームページを開設しました。
大会ホームページでは、2016年9月28日(水)~30日(金)に、富山国際会議場とANA クラウンプラザ 富山で開催されます年次大会に関する情報を発信していきます。
講演要旨登録と大会参加申込のウェブ受付は、2016年5月9日(月)より開始いたします。
本大会への皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
公益社団法人日本生物工学会
第68回年次大会(2016)ホームページアドレス
https://www.sbj.or.jp/2016/
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 2月 2016
日時 | 2016年5月19日(木)14:40~17:00 |
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場所 | 東京大学 伊藤国際学術研究センター 伊藤謝恩ホール
〒113-0033 東京都文京区本郷 7-3-1 TEL. 03-5841-0779 |
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参加費 | 無料(事前申込み不要) |
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プログラム
⇒開催報告はこちら
(司会:大政 健史)
- 14:40~14:45 開会の挨拶………………五味 勝也
- 14:45~15:45
「“海を耕す”近大マグロの完全養殖」……家戸 敬太郎(近畿大学 教授)
近畿大学初代総長・世耕弘一は、海を畑と捉え「海を耕せ」という理念を提唱し1948年に水産研究所を設立した。当時、海水魚養殖は普及していなかったが、近畿大学は現在では世界各国に普及している網生簀養殖技術を開発し、さらに重要な養殖魚種を卵から親まで育てる完全養殖に次々と成功して資源に影響しない養殖の実現に貢献してきた.1970年からは不可能とされたクロマグロの養殖を開始、2002年には世界初の完全養殖を達成し、2007年からは養殖用人工種苗(幼魚)を養殖業者へ出荷し、持続可能なクロマグロ養殖の実現にむけて努力を続けている。
(座長:堤 浩子)
- 15:45~15:55 休憩
- 15:55~16:55
「日本の食文化の伝統と革新」……橋本 直樹(食の社会学研究会 代表)
縄文、弥生の昔から、私たち日本人はこの国で採れる食材を大切に食べて暮らしてきた.高温多雨の国土によく生育する米を中心にして、季節ごとの新鮮な魚介類や野菜を生かした料理を作り、家族や仲間と仲良く食べてきた.ところが、この伝統的な和食の文化は、明治になって西洋料理を受け入れ、さらに第二次大戦後には欧米食文化の大津波に押し流されてその姿を大きく変えてしまった。 飽食と放食そして崩食に悩む今こそ、二千年の歳月をかけて発展し、変容してきた日本独自の食文化を見直して、明日の食卓の在り方を考えてみたい。
(座長:坂口 正明)
- 16:55~17:00 閉会の挨拶………………上平 正道
♦ 関連記事:【事務局より】 2016年度総会および関連行事のお知らせ
学会行事
Published by 学会事務局 on 25 2月 2016
日本生物工学会の2016年度総会および第21回生物工学懇話会を下記のとおり開催いたします。会員のみなさまにおかれましては、多数ご出席くださいますようご案内申し上げます。
⇒このページの印刷用PDFダウンロードはこちら
2016年度総会
日時
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2016年5月19日(木)13:00~14:20
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場所
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東京大学 伊藤国際学術研究センター 伊藤謝恩ホール
(〒113-0033 東京都文京区本郷 7-3-1 TEL. 03-5841-0779)
→アクセス
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次第
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- 会長挨拶
- 2015年度事業報告
- 2015年度決算報告・2015年度監査報告
- 定款の変更
- 役員等報酬規程の変更
- 名誉会員等の推戴
- 2016年度事業計画
- 2016年度予算案
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第21回生物工学懇話会
日時
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2016年5月19日(木)14:40~17:00
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場所
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東京大学 伊藤国際学術研究センター 伊藤謝恩ホール
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参加費
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無料(事前申込み不要)
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プログラム
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(司会:大政 健史)
- 14:40~14:45
開会の挨拶………五味 勝也
- 14:45~15:45
講演1「“海を耕す”近大マグロの完全養殖」
……家戸 敬太郎(近畿大学 教授)
- 15:45~15:55 休 憩
- 15:55~16:55
講演2「日本の食文化の伝統と革新」
……橋本 直樹(食の社会学研究会 代表)
- 16:55~17:00
閉会の挨拶………上平 正道
⇒詳しくはこちら
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懇親会
日時
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2016年5月19日(木)17:00~19:00
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場所
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東京大学 伊藤国際学術研究センター 多目的スペース
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会費
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5,000円(税込) 懇親会費は当日受付にてお支払いください。
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申込方法
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懇親会参加者希望者は、原則として予め参加申込してください。
- 日本生物工学会代議員の方には事務局から個別に案内メールをお送りします。メールの案内に従って申込みフォームよりお申し込みください。
- 代議委員以外で懇親会への参加を希望される方は1) 氏名、2) 住所、3) 所属、4) 連絡先TEL/FAX/E-mail、5) 会員種別を明記して、下記の申込先までE-mailまたはFAXをお送り下さい。
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締切日
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2016年5月6日(金)
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申込・問合せ先
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公益社団法人 日本生物工学会事務局(吹田市山田丘2-1 大阪大学工学部内)
TEL: 06-6876-2731 FAX: 06-6879-2034 E-mail:
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学会行事
Published by 学会事務局 on 25 2月 2016
生物工学会誌 第94巻 第2号
福田 秀樹
日本生物工学会80年史に記述されている名称変遷の歴史をみると、大正12年(1923年)に大阪高等工業学校醸造科の醸造会を源流として発足された「大阪醸造学会」が設立されて以降、醸造、発酵の分野に生物化学工学という新しい研究を取り入れるため、昭和37年(1962年)に「日本醗酵工学会」へと改組改名されたとされている。さらに平成4年(1992年)には、微生物に加えて広く動植物をも取り扱う学会として成長発展することを期して「日本生物工学会」と改称され、学問領域の拡大に伴って学会は大きく変貌をとげ発展してきた。現在の学問領域は、発酵工学、生物化学工学、生体情報工学、環境工学、酵素工学、動植物細胞工学、生体医用工学となっており、生物科学分野の基礎学問の発展と工学や医学などの学問分野との連携によって育まれる学際分野への展開に大きく寄与している。
さて、最近の国立大学法人においては、さまざまな議論をベースに「大学の機能強化」が強く求められ、各国立大学法人は特徴のある改革を推進している。神戸大学は、明治35年(1902年)創立以来の理念である「学理と実際の調和」を実践するため、新たな学際分野の創出とそれらによって生み出される成果の社会への普及を図るため、分野横断型組織を積極的かつ戦略的に構築してきた。
平成19年(2007年)には、理学、工学、農学、海事科学の4部局から構成される大学院自然科学研究科をそれぞれ独立した研究科組織に再編成すると同時に学際分野を発展させるため、選抜された戦略的研究チームが核となって構成される「自然科学系先端融合研究環」を設置した。本研究環は、学際性と総合性の調和を考慮した教育研究を推進する組織である。
学長に就任して以来、平成23年(2011年)には、人文・人間科学系、自然科学系、社会科学系、生命・医学系の分野に所属する教員メンバーにより構成される「統合研究拠点」を神戸ポートアイランド地区に設置し分野横断型の先端的融合研究の推進を図った。本拠点では、バイオリファイナリーや先端膜工学のグリーンイノベーション分野、創薬や健康学のライフイノベーション分野、惑星科学や宇宙開発のフロンティア分野、そして計算科学分野に係わる総計10チームによる先端融合研究プロジェクトを発足させた。
そして、平成24年(2012年)には、経済、経営、法学などの分野に所属する社会科学系5部局の教員メンバーから構成される「社会科学系教育研究府」を設置した。本教育研究府は、学際的理論研究だけでなく産学連携で事業創造に関連した研究や臨床型のフィールド研究も行う実践型の教育研究を実施する組織である。
このようなさまざまな分野横断型組織においては、異分野の研究者間でのコミュニケーションが促進され学際領域における研究成果が数多く創出されている。
ところで、近年我が国ではエネルギー問題や地球環境問題などグローバルな難題を克服し日本の国際競争力を高めるために、科学技術イノベーションを自ら創出できる力を持った理系人材の育成が急務とされている。このような社会的ニーズに対し、神戸大学では経済学、経営学、法学などの社会科学分野と医学、工学、農学、理学、システム情報学など自然科学分野の構成員が一体となった「科学技術イノベーション研究科」を設置することとした(平成28年度設置予定)。本研究科は、神戸大学がフラッグシップ研究と位置づける重点4分野(バイオプロダクション、先端膜工学、先端IT、先端医療学)と事業創造に焦点を当てたアントレプレナーシップとの融合による日本初の文理融合型の独立大学院であり、産業界のさまざまな分野から求められているイノベーションを推進するリーダーとして活躍できる理系人材の養成を主眼にしている。
このように、学問の深化と領域の拡大を促す新たな学際領域の構築は、組織基盤の強化につながるものと思われる。
著者紹介 神戸大学名誉教授
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 2月 2016
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生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 22 2月 2016
第4回生物工学教育セミナーは、おかげさまで盛況のうちに終了いたしました。
産業界の若手研究者・技術者を主たる対象として、基盤となる知の習得を目的に、「生物工学」(生物化学工学、応用微生物学など)の基礎教育セミナーを以下の要項にて開催いたします。企業に入社後数年が経過した若手研究者・技術者の学び直しの場としても、このセミナーをご活用ください。
第4回生物工学基礎教育セミナーでは、前回に引き続き、日本生物工学会創立90周年記念事業の一環として2013年9月に出版された『基礎から学ぶ生物化学工学演習』を教材にして、第2章「バイオキャタリストの特性」、第5章「バイオプロセスにおける単位操作」を中心に、執筆者等による講義と演習指導を実施いたします。また、産業界の著名な講師から、研究・生産現場で利用される、培養・計測技術、並びに単離・精製技術について最新の知見も含め、紹介いただきます。
⇒プログラムはこちら
企業の研究現場、生産現場で働く若手研究者・技術者のみならず、新たな基盤知識を習得したい、今一度学び直したいと考えておられる方々の参加もお待ちしております。
- 日時
2016年5月13日(金) 10:00~17:00 (受付開始9:30~)
テキスト『基礎から学ぶ生物化学工学演習』を持参される方は、参加費4,000円となります。
参加費は当日お支払ください。請求書等は事前発行いたしません。領収書は当日お渡しいたします。
要テキストで申し込まれた方がキャンセルされた場合、後日テキストをお送りしますのでテキスト代のみお支払い下さい。
- 意見交換会 2,000円(税込)17:00~
- 定員
60名(定員になり次第締め切ります)
- 申込み締切
2016年4月28日(木)
- 申込み方法
1) 氏名、2) 住所ならびに所属、連絡先TEL/E-mail、 3) テキスト『基礎から学ぶ生物化学工学演習』の要・不要、4) 意見交換会参加の有無、5) 会員種別を明記して、申込みフォームよりお申し込みください。
- 問合せ先
日本生物工学会事務局 産学連携活動担当
E-mail: sangaku@sbj.or.jp
講演プログラム
- 9:55~10:00 開会の挨拶…………坂口 正明(日本生物工学会 監事)
- 10:00~12:00
『基礎から学ぶ生物化学工学演習』を教材とした講義と演習指導
……荻野 千秋(神戸大学大学院工学研究科応用化学専攻 准教授)
- 12:00~13:00 昼食・休憩
- 13:00~15:00
『基礎から学ぶ生物化学工学演習』を教材とした講義と演習指導
……長森 英二(大阪工業大学工学部生命工学科 准教授)
- 15:20~16:40
バイオプロセスエンジニアリングの現場
……佐久間 英雄(株式会社丸菱バイオエンジ 代表取締役専務)
生物工学の基礎を学んだ研究者、エンジニアのすべてではないが、いずれバイオプロセスによる物質生産の設備の新規構築、既設の運用などに従事する機会が訪れることがあると思われます。実験室で使われる機器の新規導入、実際の運用については、比較的機会が多いが中規模以上の設備になると自身の職業人生の中で、頻繁にあるわけもなく、経験の積重ねも限られたものになり種々の戸惑いが生じることがあります。プラント設備はおびただしい数、種類の機器、部品から構成されており、建設の過程では多くの異分野のエンジニアとの共同作業が発生します。醗酵工学を履修して、バイオエンジニアリング分野の業務に従事してきた演者の経験をお話することが、少しでも皆さまのお役に立てることを願っています。
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学会行事
Published by 学会事務局 on 17 2月 2016
日本生物工学会の和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business i.の企画特集に編集協力をし、第3水曜日に記事を掲載しております。2016年2月17日付で、第23回「酒造りはバイオテクノロジーの原点」が掲載されました。
⇒過去に掲載された記事一覧はこちら
Fuji Sankei Business i. 2016年2月17日掲載
新着情報
Published by 支部:東日本 on 03 2月 2016
2016(平成28)年1月23日
日本生物工学会 東日本支部長
石井 正治
東日本支部長賞、日本生物工学会生物工学学生優秀賞(飛翔賞)候補者推薦のお願い
日本生物工学会では、創立90周年記念事業の一環として2012年に生物工学学生優秀賞(飛翔賞)を創設しました。この賞は、博士後期課程に進学して、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される学生会員の研究奨励を目的とするものです。生物工学学生優秀賞受賞者には研究奨励金(5万円)が授与されます。
さらに、2013年より生物工学会東日本支部独自の試みとして、東日本支部長賞を創設しました。東日本支部長賞は生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される学生会員(全学年を対象)の研究奨励を目的とするものです。
つきましては、東日本支部長賞ならびに生物工学学生優秀賞への応募者を募集いたします。東日本支部の各大学の先生方におかれましては、是非、優秀な学生会員のご推薦をお願いいたします。
東日本支部長賞への応募ならびに選考方法 |
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- 対象者は当学会学生会員(全学年対象)であり、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される者とする。
- 応募は「生物工学学生優秀賞候補者調書」と「生物工学学生優秀賞候補者推薦書」による自薦および他薦によるものとする。
- 応募書類をもとに、東日本支部長より指名された選考委員会による第1次選考を行い、学生発表会(第4回東日本支部コロキウム: 2016年3月1日東京工業大学大岡山キャンパスにて開催)における東日本支部委員による第2次選考により東日本支部長賞受賞者を決定する。
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生物工学学生優秀賞への応募ならびに選考方法 |
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- 対象者は、東日本支部長賞応募者のうち、大学院博士前期課程等に在籍しており、博士後期課程への進学を予定し、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される者とする。
- 応募書類をもとに、東日本支部長より指名された選考委員会による第1次選考を行い、学生発表会(第4回東日本支部コロキウム: 2016年3月1日東京工業大学大岡山キャンパスにて開催)における東日本支部委員による第2次選考を経て生物工学学生優秀賞候補者を選出し、生物工学会本部に推薦する。
- 生物工学学生優秀賞受賞者は、各支部より推薦された候補者から生物工学会本部での選考を経て決定される。
過去の生物工学学生優秀賞受賞者に関しましては、以下のサイトを御参照ください。
https://www.sbj.or.jp/awards/awards_hisho.html |
「生物工学学生優秀賞候補者調書」と「生物工学学生優秀賞候補者推薦書」に必要事項を記入し、「生物工学学生優秀賞」、「東日本支部長賞」または「生物工学学生優秀賞と東日本支部長賞」への応募であることを明記の上、電子メールにて、日本生物工学会東日本支部事務局 E-mail: amishii@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp(TEL. 03-5841-5142)宛、2016年2月15日(月)迄にお送りください。
ご多忙中とは思いますが、どうかよろしくお願いいたします。
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新着情報
Published by 支部:東日本 on 03 2月 2016
盛況のうちに終了しました。多数のご参加ありがとうございました。
日本生物工学会東日本支部では、毎年度の生物工学フォーラムなどの行事のほか、随時、小規模な「コロキウム」を開催します。
今回のコロキウムでは、併せて2012年度より設けられた日本生物工学会学生優秀賞(飛翔賞)および2013年度より設けられた東日本支部支部長賞の選考を兼ねた、学生ポスター発表・講演を実施します。これらの賞は、生物工学分野での活躍が期待される学生の皆さんの研究を応援する目的で設けられました。飛翔賞、東日本支部長賞の詳細は、こちらの案内をご参照ください。
学生の皆さんの積極的なご応募をお待ちしています。
主催:日本生物工学会 東日本支部
協賛:一般財団法人バイオインダストリー協会
日時 | 2016年3月1日(火)13:00~20:00(懇親会を含む) |
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場所 | 東京工業大学大岡山キャンパス
西9号館ディジタル多目的ホール(講演会)、コラボレーションルーム(懇親会) |
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プログラム | - 13:00~13:05 開会の挨拶…………上田 宏(東京工業大学)
- 13:05~13:50
細菌の「会話」がもたらすイノベーション
………………諸星 知広(宇都宮大学)
- 13:50~14:15
タンパク質より成る液状物質「タンパク質凝縮体」の開発・解析・応用
………………野島 達也(東京工業大学)
- 14:15~14:40
磁性細菌におけるmms遺伝子発現調節による磁気微粒子の形態制御
………………山岸 彩奈(産業技術総合研究所)
- 14:40~14:50 休憩
- 14:50~15:50 学生ポスター発表
15:55~16:20 学生講演1
16:20~16:45 学生講演2
16:45~17:10 学生講演3
17:10~17:35 学生講演4 - 17:35~17:40 閉会の挨拶…………石井 正治(東京大学)
- 18:00~20:00 懇親会
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申し込み方法 | 申込みフォームに必要事項を記入し、お申し込みください。
※当日受付も行いますが、原則として事前登録をお願い致します。
(ポスター発表者は必ず事前登録を行ってください。) |
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事前登録締切 | 2016年2月18日(木) |
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学生ポスター
発表希望者 | 申し込みフォームより、参加申込をしてください。
また、こちらの要旨フォーマットをダウンロードし、要旨および必要事項を記入のうえ、東京工業大学 大河内(okochi@chemeng.titech.ac.jp)までお送り下さい。
ポスター発表の定員は30名です。お早めにお申し込み下さい。
要旨提出締切: 2016年2月19日(金) |
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参加費 | - コロキウム: 無料
- 懇親会: (参加費は当日、受付にてお支払いください。)
一般 3,000円(税込)、学会員・協賛団体 2,000円(税込)
学生 1,000円(税込) ※ポスター賞の発表・授与は懇親会のときに行いますので、応募者は是非御参加ください。 |
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問合せ先 | 上田 宏 E-mail: ueda@res.titech.ac.jp
大河内 美奈 E-mail: okochi@chemeng.titech.ac.jp |
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►東日本支部Top
学会行事
Published by 学会事務局 on 03 2月 2016
盛況のうちに終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。⇒開催報告はこちら
SBJシンポジウムは、日本生物工学会がカバーする広い科学技術・教育分野について、産官学の連携を深め、さらにはアジアをはじめとした諸外国の情報や動向について討議することを目的として、創立100周年に向けて新たにスタートしたものです。
今回は、生物工学の原点である発酵・醸造分野に着目し、食品をはじめとする有用物質の生産やその主役となる微生物に関する新たな知見や開発された先進技術を、主に企業研究者の方々にご紹介いただき、明日の生物工学を議論するシンポジウムにしたいと思います。多数の皆様のご参加をお待ちしております。
- 日時: 2016年5月20日(金)9:50 ~ 17:10
- 場所: 東京農業大学 世田谷キャンパス アカデミアセンター内B1 横井講堂 ⇒キャンパスマップ
(〒156-6502 東京都世田谷区桜丘1-1-1)⇒アクセスマップ
- 参加費:
会員(賛助・団体会員・後援学会ご所属の方を含む)/ 学生:無料
非会員:1,000円(税込・要旨集代を含む)
※参加費は当日受付にてお支払いください。
- 申込方法: こちらの申込みフォームよりお申し込み下さい。
【後援】公益社団法人 日本農芸化学会、公益社団法人 化学工学会
公益財団法人 日本醸造協会、一般財団法人 バイオインダストリー協会
プログラム
- 9:50~10:00 開会の辞……五味勝也(東北大学)
- 10:00~10:40
酒(しゅ)を科学して107年 酒造技術の革新のこれまでとこれから
……秦 洋二(月桂冠(株)総合研究所)
- 10:40~11:20
ウイスキーものづくりの理論と実践
……坂口 正明(サントリースピリッツ(株)スピリッツ事業部商品開発部)
- 11:20~12:00
ビール産業における品質危害乳酸菌検出・同定法開発の進展
……鈴木 康司(アサヒビール(株)製品保証センター)
- 12:00~13:20 昼休み
- 13:20~14:00
しょうゆ醸造における時代を越えたイノベーション
……仲原 丈晴(キッコーマン(株)研究開発本部)
- 14:00~14:40
機能性ペプチドの開発
……山本 直之(アサヒグループホールディングス(株)R&D推進部)
- 14:40~15:00 休憩
- 15:00~15:40
メタゲノム技術を用いた微生物叢解析
……服部 正平(早稲田大学先進理工学研究科)
- 15:40~16:20
Integrative microalgal biotechnology for human benefits
……Yoon-E Choi(Korea University)
- 16:20~17:00
Corynex®:アミノ酸生産菌を利用したタンパク質分泌生産系
……菊池 慶実(味の素(株)バイオ・ファイン研究所)
- 17:00~17:10 閉会の辞……木野 邦器(早稲田大学)
問い合わせ先
公益社団法人 日本生物工学会事務局 (吹田市山田丘2-1 大阪大学工学部内)
TEL: 06-6876-2731 FAX: 06-6879-2034
E-mail: sympo@sbj.or.jp (SBJシンポジウム担当)
学会行事
Published by 学会事務局 on 25 1月 2016
生物工学会誌 第94巻 1号掲載
五味 勝也
私が会長を拝命してからほぼ半年が過ぎました。その間の10月末に鹿児島で開催された年次大会では、過去最高の一般発表数と参加者数を数えました。天候にも恵まれ成功裡というよりも、大成功のうちに終了しました。私の力が及ぶところではないとは言え、本当に嬉しい限りでした。大会を企画し、滞りなく開催運営に当たられた九州支部の会員の皆様方と、特にご苦労の多かった鹿児島大学をはじめとする地元の皆様方には心より御礼申し上げる次第です。申すまでもなく、年次大会は学会のもっとも重要な活動の一つです。大会が多くの会員の参加を得て盛況に行われることは、私たち本部役員一同、強く望んでいることです。しかし、実際に開催運営するとなると、担当いただく支部の皆様のご努力に頼らざるを得ない状況にあります。
今回の大会に関しては、開催地が各地からの交通の便に必ずしも恵まれているわけではなく、私の場合でも、自分が住んでいる仙台から鹿児島までの直行便がありませんでした。また、企業の採用選考開始が半年ほど遅くなり、もっとも成果が出始める修士2年の学生が、学会要旨の申込時期に、就職活動に時間を費やさざるを得ませんでした(私の研究室でも修士2年の発表はありませんでした)。これらの要因が発表数にどのような影響を及ぼすのか、少し不安に思っておりました。しかし、いざふたを開けてみれば、このような不安はまったくの杞憂に終わりました。大会の成功はひとえに会員の皆様方の学会へのご協力の賜物と感謝申し上げる次第です。
さて、大会の成功を喜んでいるばかりではなく、会長として大会や学会運営の将来像も考えておくことが必要と感じております。ここ数年の年次大会では、一般講演はポスター発表で行われていますが、この発表形式については会員の皆様にも賛否両論あるかと思います。国内外の学会では、ポスター発表が一般的になってきていますが、学生のプレゼンテーション能力の向上など、教育的な面を考えると口頭発表という形式も重要です。口頭発表は受動的で聴いているだけで、内容が理解できるという利点があります。その一方で、発表が一過性で、聞き漏らしや不十分な理解につながる恐れもあります。また、質疑応答時間が限られていることや、質問があまり多く出ないケースもあり、必ずしも十分な討議が行えていないこともあると思います。一方、ポスター発表では、参加者が積極的に内容を読み込む必要がありますが、詳細なデータをじっくり検討することができます。また、発表者との緊密な質疑応答が可能であるなどの利点もあります。実際に学生に大会での発表を勧めると、ポスター発表を好む傾向があります。したがって、年次大会でポスター発表の形式をとることは、発表数増加の一因になっているかと思います。大会での発表数、ひいては参加者数の増加は、学会の財政事情も考えると重要な点であります。このようなポスター発表の利点を活かしていくことは大事だと思いますが、口頭発表の良さも活かせていける方策があると良いと思っています。発表数が800件を超すという中規模以上の大会に発展してきた中では難しいのかもしれませんが、学生などの若手研究者を対象にし、いくつかのトピックスをショートトークのような形式で発表してもらうという方法も検討する価値があるのかもしれません。
今回の大会では、主には学生かと思いますが、多くの若手研究者からの発表がなされました。ここ数年の会員数の推移をみると、学生会員数がやや増加する一方で、正会員数はやや減少傾向にあるように見受けられます。学生に限られるわけではありませんが、大会で発表するだけのために会員になるのではなく、会員としてのメリットを感じてもらえる、会員になって良かったと思えるような学会の在り方を考えていくことが重要だと思っています。これは本学会に限られたことではなく、簡単にできることでもありません。会員の皆様のニーズをしっかり把握し、少しでもそのよう学会の方向性が見いだせれば嬉しいと、今回の大会の盛況ぶりを見ながら感じた次第です。
著者紹介 東北大学大学院農学研究科(教授)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 1月 2016
- 巻頭言“随縁随意”
- 生物工学賞
- 生物工学功労賞
- 続・生物工学基礎講座-バイオよもやま話-
- バイオミディア
- バイオ系のキャリアデザイン
- バイオ系のキャリアデザイン(私のバイオ履歴書編)
- プロジェクト・バイオ
- 生物材料インデックス
- Branch Spirit
- Fuji Sankei Business i…( 43 )
- 今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 46 )
- 投稿規程…( 47 )
- バイオインフォメーション…( 50 )
- 支部だより…( 51 )
- 事務局より…( 53 )
⇒生物工学会誌Topへ
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生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 25 1月 2016
生物工学会誌の投稿要領が変わりました。
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旧版
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改訂版
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表記方法
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3. 引用文献
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引用URLは本文中ではなく,文献欄に記す.
[例]
5) 日本生物工学会:https://www.sbj.or.jp/
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引用URLは本文中ではなく,文献欄に最新確認年月日とともに記す.
[例]
5) 日本生物工学会:https://www.sbj.or.jp/ (2015/11/30)
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4. 字体,
記号略号
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(追記)
略語を用いる場合には初出時に正式名称を表記(スペルアウト)すること.2回目からは略名で表記する.
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図表の作成
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(追記)
4. 図および表のカラー印刷を希望する場合は投稿時に申し出ること.
5. 図および表の二次使用にあたって,出版社の版権許諾が必要な場合は,著者自身で版権許諾の手続きをすること.
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原稿送付方法
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5. 郵送などによる投稿:1号巻末の「送り状」を添付のうえ,事務局宛に送付する.
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(削除)
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投稿論文につきましては投稿規程および投稿要領をご一読の上、、事務局・和文誌編集係宛(info@sbj.or.jp)に送付してください。
メールの件名はは「生物工学投稿」とし、メール本文には下記1.~6.の項目を明記してください。
- 標題
- 表紙用タイトル
- 著者名
- 連絡先(住所・Tel, Fax, E-mail)
- 原稿種別(一般報文 / ノート / 総合論文 / 総説/講座 / 資料 / レター / 生物工学教育 / その他)
- 原稿枚数(本文/表/図(図説明文)/合計枚数)
新着情報,生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 20 1月 2016
日本生物工学会では、2016年度の学会賞(生物工学賞・生物工学功績賞・生物工学功労賞・生物工学奨励賞・生物工学技術賞・生物工学論文賞・生物工学アジア若手賞・生物工学アジア若手研究奨励賞・生物工学学生優秀賞)受賞候補者の推薦を募集しております。
授賞規程(2013年5月25日改正)および以下の推薦要領に従って、各賞にふさわしい候補者の推薦をお願いいたします。
【推薦書類の提出先】公益社団法人日本生物工学会事務局 E-mail: award@sbj.or.jp
メールの件名は「(各賞名)推薦」としてください。
【書類提出締切】2016年3月11日(金)
生物工学学生優秀賞(飛翔賞)の推薦書類は、2016年2月29日(月)までに各支部長宛にお送りください。
(ただし、東日本支部の提出締切日は、2016年2月15日(月))
受賞候補者の方は、事務局から連絡があり次第、調書の提出をお願いいたします。
►学会賞Topへ
♦ 関連記事:
新着情報
Published by 学会事務局 on 20 1月 2016
日本生物工学会の和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business i.の企画特集に編集協力をし、第3水曜日に記事を掲載しております。2016年1月20日付で、第22回「アミノ酸とは」が掲載されました。
⇒過去に掲載された記事一覧はこちら
Fuji Sankei Business i. 2016年1月20日掲載
新着情報
Published by 学会事務局 on 20 1月 2016
日本生物工学会では、2016年度研究部会の設置申請を募集しております。研究部会の設置をご希望の方は、研究部会規程に従って研究部会設置申請書を2016年2月26日(金)までに学会事務局宛(info@sbj.or.jp )に提出してください。理事会で審議の上採否を決定し、申請代表者あてに審議結果を通知いたします。 (上記研究部会申請設置書の入力が難しい場合はこちらのフォーマットをお使いください)。
研究部会設置申請に関しての注意点
日本生物工学会は、特定分野の研究集会に対して研究部会制度を設置し運営費の一部を補助します。
2010年度から、第1種研究部会、第2種研究部会および若手研究会に対して理事会審議決定の補助金を付与するとともに、研究部会を学会運営の重要な柱と位置づけています。近年、年次大会の目的や効率性などから研究部会 にシンポジウムを行っていただきにくいなどの問題も発生しております。
このような状況に鑑み、理事会では研究部会活動の活性化を目的に、適切な成果発表の方法や場の確保、開かれて 活力ある研究部会をめざした制度の改革について議論しており、研究部会の存続期間などを含めた研究部会規程の見直しを検討しています。
申請に際して以下の点にご留意をお願いします。
- 研究部会承認後、和文誌に会員募集記事を出す(本部より一括してお願いします。記事には研究部会の目的、メリッ ト、アウトプットなどを明示し、意欲ある会員が誰でも参加できるようにすること、会誌7号を予定)。
- 一年の活動が終了した後、和文誌に活動報告を掲載する(会誌5号を予定)。
- 時代の要求、社会の要請、会員の要請に応えるべく理事会では随時、研究申請の内容を精査し承認する。
活動報告については、年次大会以外の各種の機会に速やかにご報告いただくともに、年度末には研究部会活動報告書および会計報告の提出をお願いいたします。
►研究部会ページTop
新着情報
Published by 学会事務局 on 19 1月 2016
日時
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2016年2月5日(金)14:00~17:00
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場所
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やまと会議室 (近鉄奈良駅 100メートル) http://yamatobill.jp/
〒630-8213
奈良県奈良市登大路町36番地 大和ビル2F
大東興産株式会社
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プログラム
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【第一部 発表会】(公開:自由参加)14:00~15:15
- 14:00~14:10
「バイオインターフェースにおける弱い分子間相互作用が生む秩序構造ダイナミクス」
…高木昌宏(北陸先端科学技術大学マテリアルサイエンス研究科)
- 14:10~14:20
「バイオインターフェースで機能するタンパク質複合材料の設計」
…神谷典穂(九州大学未来化学創造センター)
- 14:20~14:30
「細胞・オルガネラディスプレイ技術によるバイオプロセス創成」
…吉野知子(東京農工大学大学院工学研究院)
- 14:30~14:40
「微生物固定化蛋白質の徹底追究:基礎から応用まで」
…堀 克敏(名古屋大学大学院工学研究科)
- 14:40~14:50
「細胞接着を制御するバイオインターフェース」
…中村 史(産業技術総合研究所バイオメディカル研究部門)
- 14:50~15:00
「魚類バイオテクノロジーによるバイオインターフェース研究とその展望」
…田丸 浩(三重大学生物資源学研究科)
- 15:00~15:15
「生命の複雑系をオミクスインターフェースから解きほぐし、新しい研究を生み出すには?」
…植田充美(京都大学大学院農学研究科)
【第二部 パネルディスカッション】(非公開:事前登録者のみ)15:30~17:00
「バイオインターフェースの将来」
進行役: 高木昌宏
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申込み方法
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第二部は非公開としますので、参加をご希望の方は2016年2月4日(木)までに、下記までメールにてお申し込みください。お名前(フルネーム)とご所属の明記をお願い致します。お申し込みをもちまして、第二部内容の守秘義務にご了承いただいたものとさせていただきます。
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申込先
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名古屋大学大学院工学研究科生物機能工学分野 堀研究室
E-mail: dai3hisho@nubio.nagoya-u.ac.jp
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⇒バイオインターフェイス研究部会のページ
学会行事
Published by 支部:北日本 on 06 1月 2016
日時
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2016年3月26日(土)13:00~17:00
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場所
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北海道大学フロンティア応用科学研究棟 2階 鈴木章ホール
(札幌市北区北13条西8丁目)
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参加費
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無料
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懇親会
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17:30~ 北海道大学「ファカルティーハウス エンレイソウ」にて開催予定です。
懇親会会費:4,000円(税込)
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参加申込
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こちらの申込フォームに必要事項を記入し、お申し込みください。
(シンポジウム参加につきましては当日参加も受け付けますが、懇親会参加につきましては必ず事前にお申し込み下さい。)
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申込み締切
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2016年3月18日(金)
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問合せ先
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日本生物工学会北日本支部
副支部長: 田口精一(北海道大学) E-mail: staguchi@eng.hokudai.ac.jp
担当幹事: 大井俊彦(北海道大学) E-mail: ooi@eng.hokudai.ac.jp
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主催: 公益社団法人日本生物工学会北日本支部
共催: フロンティア化学教育研究センター
プログラム
- 13:00~13:05 開会の辞…………田口 精一(日本生物工学会北日本支部 副支部長)
- 13:05~13:40
「微生物を用いたフラスコの中での実験進化」
…………………柏木 明子(弘前大学農学生命科学部)
- 13:40~14:15
「物質生産を目指した新規オキシダーゼの活用~微生物スクリーニングから人工進化まで~」
…………………山田 美和(岩手大学農学部)
- 14:15~14:50
「バクテリアセルロースを用いたゲル材料開発」
…………………沼田 ゆかり(小樽商科大学商学部)
- 14:50~15:10 休憩
- 15:10~15:45
「栄養要求量低下による不良栄養環境に耐性な植物の作出」
…………………三輪 京子(北海道大学地球環境科学研究院)
- 15:45~16:20
「植物色素の抗酸化機能と環境ストレス保護作用」
…………………崎浜 靖子(北海道大学大学院農学研究院)
- 16:20~16:55
「培養困難な昆虫腸内微生物の機能を探る」
…………………大坪 和香子(東北大学大学院農学研究科)
- 16:55~17:00 閉会の辞…………中山 亨(生物工学会北日本支部支部長)
►北日本支部Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 05 1月 2016
このページには2015年の日本生物工学会からのお知らせ一覧を掲載しております。
掲載日
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内容
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2015.12.24
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大会講演要旨集電子版(PDFおよびEPUB)の公開終了について
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2015.12.24
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【和文誌】93巻12号の一部を公開しました
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2015.12.24
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【和文誌】第93巻9号の特集とバイオミディア公開
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2015.12.24
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【随縁随意】ある研究者の履歴書から-中西 一弘
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2015.12.22
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【学術賞】第13回江崎玲於奈賞受賞候補者推薦のお願い《学会推薦》
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2015.12.18
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【JBB】Vol. 121, No. 1 (2016年1月号)オンライン公開
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2015.12.17
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【事務局】年末年始休業のお知らせ(12月29日~1月3日)
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2015.12.16
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【和文誌】Fuji Sankei Business i. 企画特集「よくわかるバイオ」記事掲載
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2015.12.15
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【学会賞】2016年度生物工学アジア若手賞/生物工学アジア若手研究奨励賞(The DaSilva Award) 受賞候補者推薦募集
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2015.12.10
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【西日本支部】2015年度日本生物工学会西日本支部学生賞受賞者決定のお知らせ
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2015.11.25
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【随縁随意】地球環境問題に対して我が国はどこまで貢献できる?-菅 健一
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2015.11.25
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【和文誌】93巻11号の一部を公開しました
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2015.11.24
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【和文誌】第93巻8号の特集とバイオミディア公開
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2015.11.24
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【学会賞】2016年度生物工学学生優秀賞(飛翔賞)受賞候補者推薦のお願い
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2015.11.18
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【和文誌】Fuji Sankei Business i. 企画特集「よくわかるバイオ」記事掲載
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2015.11.12
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【事務局より】2016年会費納入のお願い
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2015.11.04
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【事務局より】NHK甲府放送局による大村智博士の論文撮影について
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2015.11.04
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【セルプロセッシング計測評価研究部会】2015年度優秀学生発表賞決定(2015/11/02)
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2015.11.02
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【随縁随意】 発見と発明に関する怪談-浅野 泰久
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2015.11.02
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【JBB】Vol. 120, No. 6 (2015年12月号)オンライン公開
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2015.10.30
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【学術賞】第57回藤原賞受賞候補者の推薦について《学会推薦》
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2015.10.29
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第67回日本生物工学会大会 盛会のうちに終了
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2015.10.23
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【和文誌】第93巻10号掲載の特集「名古屋議定書に関して」オンライン公開
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2015.10.23
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【和文誌】93巻7号の特集・バイオミディア公開
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2015.10.22
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【事務局より】大会開催期間(2015年10月26日~28日)中の事務局業務について
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2015.10.21
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【和文誌】Fuji Sankei Business i. 企画特集「よくわかるバイオ」記事掲載
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2015.10.20
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【年次大会】第68回日本生物工学会大会(2016)シンポジウム公募
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2015.10.09
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【JBB】Vol. 120, No. 5 (2015年11月号)オンライン公開
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2015.10.05
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【中部支部】メールマガジンBBChubu 第8号 発刊
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2015.09.25
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【若手会】2015年度生物工学若手研究者の集い 夏のセミナー開催報告掲載
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2015.09.25
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【随縁随意】外国人留学生の育成と支援 -高木 博史
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2015.09.25
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【和文誌】第93巻9号の一部を公開しました
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2015.09.25
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【会告】英文誌(Journal of Bioscience and Bioengineering)掲載料改定のお知らせ
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2015.09.25
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【和文誌】93巻6号特集とバイオミディア公開
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2015.09.24
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【研究助成】山田科学振興財団 2016年度研究援助候補 推薦募集《学会推薦》
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2015.09.16
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【和文誌】Fuji Sankei Business i. 企画特集「よくわかるバイオ」記事掲載
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2015.09.11
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【西日本支部】2015年度学生賞候補者推薦募集
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2015.09.07
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【JBB】Vol. 120, No. 4 (2015年10月号)オンライン公開
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2015.09.04
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【年次大会】事前参加登録の受付を終了しました
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2015.08.25
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【和文誌】第93巻8号の一部を公開しました
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2015.08.25
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【和文誌】93巻5号特集とバイオミディア公開
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2015.08.25
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【随縁随意】酵素阻害剤とくすり -森原 和之
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2015.08.21
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【学会賞】2015年度授賞式および受賞講演のご案内
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2015.08.19
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【和文誌】Fuji Sankei Business i. 企画特集「よくわかるバイオ」記事掲載
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2015.08.05
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【事務局より】夏季休業のお知らせ(8月12日~14日)
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2015.08.03
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【JBB】Vol. 120, No. 3 (2015年9月号)オンライン公開
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2015.07.31
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【年次大会】演題番号の通知メールについて(7月31日配信済み)
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2015.07.29
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【年次大会】演題番号通知メールについて(7月31日配信予定)
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2015.07.29
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【セルプロセッシング計測評価研究部会】第一回研究討論シンポジウム実施報告
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2015.07.25
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【随縁随意】微生物学の発展と広がりの中で思うこと-松下 一信
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2015.07.25
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【和文誌】第93巻4号特集とバイオミディア公開
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2015.07.25
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【和文誌】第93巻7号の一部を公開しました
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2015.07.17
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【JBB】Vol. 120, No. 2 (2015年8月号)オンライン公開
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2015.07.17
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【和文誌】Fuji Sankei Business i. 企画特集「よくわかるバイオ」記事掲載
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2015.07.03
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【年次大会】参加申込み受付中 締切: 2015年9月4日(金)17:00
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2015.06.25
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【本部だより】2015 KSBB春季大会に参加して
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2015.06.25
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【和文誌】第93巻6号の一部を公開しました
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2015.06.25
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【和文誌】第93巻3号バイオミディア公開
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2015.06.23
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【セルプロセッシング計測評価研究部会】2015年度優秀学生発表賞に関するお知らせ
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2015.06.23
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【学会賞】2015年度学会賞受賞者決定のお知らせ
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2015.06.19
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【JBB】2014 Impact Factor 1.884
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2015.06.17
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【和文誌】Fuji Sankei Business i. 企画特集「よくわかるバイオ」記事掲載
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2015.06.09
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【JBB】新編集委員会発足のお知らせ
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2015.06.08
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【学術賞】平成28年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 受賞候補者の推薦募集《学会推薦》
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2015.06.04
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【学術賞】第24回木原記念財団学術賞 受賞候補者推薦募集《学会推薦》
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2015.06.03
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【年次大会】講演要旨登録受付中 締切: 7月1日(水)正午
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2015.06.01
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【JBB】Vol. 120, No. 1 (2015年7月号)オンライン公開
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2015.05.25
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【随縁随意】喜んでばかりはいられない?-正田 誠
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2015.05.25
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【和文誌】93巻5号の一部を公開しました
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2015.05.25
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【和文誌】93巻2号バイオミディア公開
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2015.05.22
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【本部より】生物多様性条約・名古屋議定書に関する要請書
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2015.05.20
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【和文誌】Fuji Sankei Business i. 企画特集「よくわかるバイオ」記事掲載
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2015.05.07
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【JBB】Vol. 119, No. 6 (2015年6月号)オンライン公開
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2015.04.27
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【会告】代議員選挙の結果について
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2015.04.27
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【事務局】学会事務局休業のお知らせ
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2015.04.24
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【和文誌】93巻1号バイオミディア公開
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2015.04.24
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【随縁随意】これから研究室を立ち上げる方へ – 関口 順一
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2015.04.24
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【和文誌】第93巻4号の一部を公開しました
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2015.04.23
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【学術賞】第5回三島海雲記念財団「三島海雲学術賞」候補者推薦募集《学会推薦》
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2015.04.21
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【セルプロセッシング計測評価研究部会】第34回動物細胞工学シンポジウム共催のお知らせ
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2015.04.17
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【本部】第6回産学技術研究会 開催報告
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2015.04.15
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<法定点検によるサーバ停止のお知らせ>
2015年5月30日(土)13:00~ 5月31日(日)10:00
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2015.04.15
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【和文誌】Fuji Sankei Business i. 企画特集「よくわかるバイオ」記事掲載
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2015.04.15
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【中部支部】メールマガジンBBChubu 第7号 発刊
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2015.04.14
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《公益社団法人 日本生物工学会》寄附のお願い
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2015.04.01
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【年次大会】第67回日本生物工学会大会サイトオープン
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2015.04.01
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【研究助成】2015年度内藤記念 講演助成金《学会推薦》
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2015.04.01
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【研究助成】第47回内藤記念 海外学者招へい助成金《学会推薦》
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2015.04.01
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【学術賞】第47回内藤記念科学振興賞 候補者推薦募集《学会推薦》
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2015.03.25
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【和文誌】第93巻3号の一部を公開しました
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2015.03.25
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【和文誌】92巻12号特集・バイオミディア公開
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2015.03.25
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【随縁随意】国立大学改革について思うこと – 江崎 信芳
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2015.03.25
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【学術賞】平成27年度 島津賞候補者推薦募集《学会推薦》
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2015.03.23
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【JBB】Vol. 119, No. 5 (2015年5月号)オンライン公開
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2015.03.20
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【学術賞】第6回(平成27年度)日本学術振興会 育志賞受賞候補者募集《学会推薦》
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2015.03.18
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【和文誌】Fuji Sankei Business i. 企画特集「よくわかるバイオ」記事掲載
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2015.03.17
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【学会賞】2015年度受賞候補者推薦募集終了のお知らせ
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2015.03.17
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【JBB】EndNoteアウトプットスタイル提供開始
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2015.03.03
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【JBB】Vol. 119, No. 4 (2015年4月号)オンライン公開
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2015.03.02
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【代議員選挙】投票受付を終了いたしました
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2015.02.25
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【和文誌】第93巻2号の一部を公開しました
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2015.02.25
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【和文誌】92巻11号特集・バイオミディア公開
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2015.02.25
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【随縁随意】糖質制限とミトコンドリア - 永井 史郎
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2015.02.23
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【東日本支部】2015年度日本生物工学会学生優秀賞(飛翔賞)候補者推薦 受付終了のお知らせ
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2015.02.18
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【和文誌】Fuji Sankei Business i. 企画特集「よくわかるバイオ」記事掲載
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2015.02.16
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【代議員選挙】投票受付中(締切: 2015年3月2日正午)
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2015.02.10
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【学術賞】第12回日本学術振興会賞 (JSPS Prize)受賞候補者推薦募集《学会推薦》
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2015.02.09
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【JBB】Vol. 119, No. 3 (2015年3月号)オンライン公開
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2015.01.28
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【東日本支部】東日本支部長賞、日本生物工学会学生優秀賞(飛翔賞)候補者推薦のお願い(締切:2015/2/13)
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2015.01.25
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【和文誌】92巻10号特集・バイオミディア公開
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2015.01.25
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【和文誌】第93巻1号の一部を公開しました
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2015.01.25
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【随縁随意】伝統は革新の連続~原点を見つめ、能動的に変化していこう~ - 倉橋 修
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2015.01.23
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【年次大会】2015年鹿児島大会 シンポジウム公募終了
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2015.01.22
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【事務局より】代議員選挙(電子投票の実施)について
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2015.01.22
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【学会賞】2015年度各賞受賞候補者推薦のお願い
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2015.01.21
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【和文誌】Fuji Sankei Business i. 企画特集「よくわかるバイオ」記事掲載
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2015.01.19
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【事務局より】2015-2016年度代議員の立候補・推薦受付を終了しました
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2015.01.15
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【JBB】Vol. 119, No. 2 (2015年2月号)オンライン公開
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2015.01.14
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【事務局より】2015年度研究部会設置申請募集
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2015.01.14
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新着情報 2014年
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2015.01.08
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【正会員の方へ】2015-2016年度代議員立候補・推薦受付中(締切:1月19日正午)
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2015.01.06
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【JBB】2015年1月よりNote及びTechnical Noteを廃止しました
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過去の新着情報
Published by 学会事務局 on 24 12月 2015
第67回日本生物工学会大会講演要旨集電子版の公開(大会参加者対象)は、2015年12月24日(木)をもって終了する予定です。まだお手元にPDF版およびEPUB版を保存されていない方は、お早めにお手続きください。⇒講演要旨集電子版(PDFおよびEPUB)のダウンロードはこちら
大会講演要旨集の冊子体(会員 4,000円/非会員 5,000円)を希望される方は、学会事務局宛(info@sbj.or.jp)にお申し込みください。⇒購入方法はこちら
新着情報
Published by 学会事務局 on 24 12月 2015
生物工学会誌 第93巻 第12号
中西 一弘
今から四十数年前の学生の時、筆者は、京都大学工学部で触媒反応工学の研究に携わっていた。この頃、すでに大学のポストを見つけることは難しかったが、幸運にも農学部食品工学科の農産製造学研究室の助手として採用された。実質的に新設の研究室であったので、研究テーマを探すことから始めたが、長年にわたり試行錯誤の日々が続いた。ようやく、研究が軌道に乗り始めたころに、岡山大学工学部に新設された生物応用工学科の教授として赴任したが、一期生がまだ2年生であり、学科の建物ができるまで3年近く待たねばならなかった。ここでも本格的に研究できるようになるまでに随分年月が経過した。
二つの新設の研究室で苦労したことは、研究者であれば誰しも同じではあるが、研究テーマと研究費である。筆者が助手のときには自由に申請できる研究費は科研費のみであった。現在では、さまざまな競争的資金制度や民間の助成金制度が利用できるので隔世の感がする。研究費の面からは、昔よりはるかに研究しやすい環境になっている。一方、教育やいわゆる雑用に取られる時間が増え、研究時間が減っていることも事実である。特に、雑用に対する取組み方を工夫して、研究に必要な時間を確保することが求められる。
さて、研究は、ナンバーワンを目指す研究とオンリーワンを目指す研究に大別される。ナンバーワン研究では、同じ分野で多くの研究者が競って頂点を目指す。通常、多額の研究費が使われる。オンリーワン研究では、それまでは注目されていなかった分野で独創的な研究に挑む。研究テーマ選択の自由度は高いが、リスクは大きいと言える。ただし、ナンバーワン研究でも、その過程では新規性を追求する必要があることは言うまでもない。どちらがよいかは研究者の置かれている立場や考え方により異なる。
上述した事情などにより、筆者は、一貫してオンリーワン研究を志向した。しかし、通常、オンリーワン研究の糸口を探すことは簡単ではない。文献調査、学会・シンポジウム、研究者との交流、あるいは企業との共同研究などを通して得られるさまざまな情報に基づいて納得がいくまで考え抜くことが肝要である。一方、研究室で得られた実験結果、特に、当初の予想とは異なる結果からオンリーワン研究が生まれる場合もある。さらに、同じ研究室に留まるのではなく、機会があれば複数の研究室を経験することもよい。
筆者の場合は、助手のときに留学したミュンヘン工科大学で行った研究が、オンリーワン研究の糸口の一つになった。雑用がまったくない環境で、自分の思うように研究を行えたことは幸運であった。与えられた研究テーマは、スキムミルクの濃縮に使用した限外ろ過膜の水洗浄速度の解析という食品工学分野のテーマであった。初めての分野の研究であったが、最終的に、膜面上に付着しているタンパク質の構造・状態が、洗浄速度に支配的な影響を及ぼすことを示し、一段落をつけることができた。本研究の過程で、付着あるいは相互作用が関与する事象に興味を抱くようになった。このような体験が糸口となって、後日、微生物菌体懸濁液のろ過、糸状菌の膜面液体培養、さらには、物質の固体表面への吸着・脱離現象、有機溶媒系での固定化酵素反応、相互作用を伴う酵素反応、配向制御固定化など多くのオンリーワン研究が生まれた。いずれのテーマにも共通するキーワードは付着・相互作用である。
オンリーワン研究も自己満足で終わるのではなく、学会などで認められると喜びも一入である。筆者の場合、当時はオンリーワンを目指した研究を行っていると自負していたが、今、振り返ると、本物のオンリーワン研究を行っていたと言えるのかどうか、ニッチな分野の研究を行っていただけではないのかと思うことがしばしばである。本会の特に若手の会員諸氏には、本物のオンリーワン研究に挑んで、功をなしていただければと期待しております。
著者紹介 中部大学応用生物学部(教授)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 24 12月 2015
- 巻頭言“随縁随意”
- 特集 バイオベンチャー2015(後編)
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―
- バイオミディア
- Branch Spirit
- プロジェクト・バイオ
- バイオ系のキャリアデザイン
- バイオ系のキャリアデザイン(就職支援OG・OBインタビュー編)
- 生物材料インデックス
- 談話室
- Fuji Sankei Business i…( 779 )
- 今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 781 )
- バイオインフォメーション…( 782 )
- 本部だより…( 783 )
- 支部だより…( 787 )
- 総目次
⇒生物工学会誌Topへ
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生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 18 12月 2015
海外功労者
1
|
Prof. Dewey Ryu
|
University of California, Davis
|
2
|
Prof. Pornchai Matangkasombut
|
Mahidol University(元学長)
|
3
|
Prof. Napavarn Noparatnaraporn
|
Kasetsart University
|
4
|
Prof. Jochen Büchs
|
RWTH Aachen University
|
5
|
Prof. Jung-Keug Park
|
Dongguk University(元KSBB会長)
|
6
|
Prof. Byung-Gee Kim
|
Seoul National University
|
7
|
Prof. Yoon-Mo Koo
|
Inha Univ(元KSBB会長)
|
8
|
Prof. Jian Jiang Zhong
|
Shanghai Jiao Tong University
|
9
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Prof. Wei-Shou Hu
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University of Minnesota
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10
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Prof. Virendra Bisaria
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Indian Institute of Technology, Delhi
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11
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Prof. Emer. Amaret Bhumiratana
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Mahidol University名誉教授(元理学部長)
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12
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Prof. Watanalai Panbangred
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Mahidol University
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海外感謝状贈呈
- Elsevier B.V Prof. Anders Karlsson(Vice President for Academic Relation, Japan/APAC)
感謝状贈呈
展示出展企業
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王子計測機器(株), (株)サンキ精機, 三洋貿易(株), (有)ジオサポート,(株)島津製作所,(株)セントラル科学貿易, タイテック(株), (株)高杉製作所, (株)バイオット, (株)平山製作所,フェニックスサイエンス(株), (株)マルハニチロ食品, (株)丸菱バイオエンジ, 安井器械(株), 和光純薬工業(株), 神戸天然物化学(株), スクラム(株), (株)トーホー, 日本ベクトン・ディッキンソン(株), ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(株), 不二製油(株)
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業務協力企業
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(株)アサイコンピュータサービス, (株)ダイナコム, 和田総合会計事務所
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顧問・名誉会員・功労会員
顧問
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小林 猛, 吉田 敏臣
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名誉会員
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塩谷 捨明, 奥村 康
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功労会員
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冨田 房男, 西野 徳三, 石井 茂孝, 蓼沼 誠, 田中 秀夫, 山縣 民敏, 大宮 邦雄, 岡崎 光雄, 岡部 満康, 山根 恒夫, 安部 康久, 荒井 基夫, 加藤 暢夫, 菅 健一 , 高野 光男, 山田 靖宙, 長谷川 徹, 室岡 義勝, 石崎 文彬, 緒方 靖哉
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⇒創立90周年記念事業概要に戻る
学会について
Published by 学会事務局 on 18 12月 2015
3D image of the hydroxyapatite (HA) disk and mixed-species oral biofilm visualized by continuous-optimizing confocal reflection microscopy (COCRM). Oral biofilm was produced by mixed-species oral bacteria cultured in TSB medium (1% saliva) on an HA disk. The reflection microscopy-based method COCRM uses reflected light, instead of fluorescence in confocal laser scanning microscopy, as a signal. Thus, COCRM does not depend on fluorescence and permits three-dimensional visualization of biofilms without genetic transformation or fluorescent probing. The COCRM technique can sequentially visualize intact biofilms and reveal their basal materials (in this case, on HA disks). Furthermore, a combination of COCRM and fluorescent proteins or staining can be used to visualize the localization of the subpopulation in the biofilm.
The image was taken by Dr. Tomohiro Inaba at Prof. Nobuhiko Nomura laboratory, Faculty of Life and Environmental Sciences, University of Tsukuba (http://www.envr.tsukuba.ac.jp/~microbio/).
⇒JBBアーカイブ:Vol.107 (2009) ~最新号
⇒JBBアーカイブ:Vol. 93(2002)~Vol. 106(2008)
Journal of Bioscience and Bioengineering
Published by 学会事務局 on 16 12月 2015
日本生物工学会の和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business i.の企画特集に編集協力をし、第3水曜日に記事を掲載しております。2015年12月16日付で、第21回「乳酸菌の働き」が掲載されました。
⇒過去に掲載された記事一覧はこちら
Fuji Sankei Business i. 2015年12月16日掲載
新着情報
Published by 学会事務局 on 15 12月 2015
日本生物工学会では、生物工学アジア若手賞、および生物工学アジア若手研究奨励賞(The DaSilva Award)の2016年度受賞候補者の推薦を募集しております。
生物工学アジア若手賞は、21世紀の人類社会の発展と地球環境の保全に必須である生物工学(バイオテクノロジー)の分野で顕著な研究業績をあげたアジアの若手研究者に授与されます。
生物工学アジア若手研究奨励賞(The DaSilva Award)は、元ユネスコバイオサイエンス部長であった故Edgar J. DaSilva博士のご寄付により創設されたもので微生物に関連するバイオテクノロジーの分野で、近い将来に顕著な研究業績をあげることが期待されるアジアの若手研究者に授与されます。
正会員におかれましては、推薦要領をご参照のうえ、各賞の趣旨にふさわしい優秀な若手研究者の推薦をよろしくお願いいたします。
推薦書類は、2016年3月11日(金)までにメールで学会事務局(学会賞担当: award@sbj.or.jp )宛に送付してください。
►学会賞Topへ
PDFファイルをご利用いただくためにはAdobe Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。
新着情報
Published by 支部:北日本 on 13 12月 2015
支部活動
Published by 支部:西日本 on 10 12月 2015
共催行事
2015年度支部学生賞受賞者
- 藤野 志保子(岡山大学大学院環境生命科学研究科M2)
- 森重 なつみ( 山口大学大学院農学研究科M2)
- 渡邉 研志(広島大学大学院先端物質科学研究科D3)
- 松山 莉麻(徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究科M2)
- 桑村 修司(徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究科M2)
関連行事
- 岡山大学若手研究者キャリア支援センターポスドク・博士課程大学院生のための第7回講演会,企業との交流会・合同会社説明会(2015年7月7日)
⇒ポスターはこちら - 岡山大学若手研究者キャリア支援センターポスドク・博士課程大学院生のための第8回講演会,企業との交流会・合同会社説明会(2015年9月25日)
⇒ポスターはこちら - 岡山大学若手研究者キャリア支援センター ポスドク・博士課程大学院生のための企業研究ツアー(2015年11月19日)
⇒ポスターはこちら - 岡山大学若手研究者キャリア支援センターポスドク・博士課程大学院生のための第8回講演会・成果報告会(2016年3月8日)
⇒ポスターはこちら
これまでの活動
►西日本支部Topへ
支部活動
Published by 支部:西日本 on 10 12月 2015
日本生物工学会西日本支部では、生物工学に関連する優れた実績を讃え、下記の5名に2015年度の支部学生賞を授与することに決定しました。誠におめでとうございます。
藤野 志保子(岡山大学大学院環境生命科学研究科M2)
森重 なつみ( 山口大学大学院農学研究科M2)
渡邉 研志(広島大学大学院先端物質科学研究科D3)
松山 莉麻(徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究科M2)
桑村 修司(徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究科M2)
⇒西日本支部Topへ
支部活動,新着情報
Published by 支部:中部 on 04 12月 2015
主催行事
共催行事
- 第8回 北陸合同バイオシンポジウム
日時:2015(平成27)年10月30日(金)~31日(土)
場所:シンポジウム会場:「山中節と温泉の館 山中座」
ポスター会場:「微笑みのお宿すゞや今日楼(こんにちろう)」
BBChubu
これまでの活動
►中部支部Topへ
支部活動
Published by 支部:九州 on 04 12月 2015
年次大会
- 第67回日本生物工学会大会
会期:2015年(平成27年)10月26日(月)~28日(水)
会場:城山観光ホテル (鹿児島県鹿児島市新照院町41−1)
⇒大会後記(生物工学会誌 第93巻12号掲載)
主催行事
共催行事
これまでの活動
►九州支部Topへ
支部活動
Published by 支部:東日本 on 04 12月 2015
主催行事
- 2015年度 生物工学フォーラム「来たる高齢化社会に向け生物工学が貢献できること」
日時:2015年7月24日(金)13:00~
場所:東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部 フードサイエンス棟
中島董一郎記念ホール (文京区弥生1-1-1)
- 第10回学生発表討論会
日時:2015年11月13日(金)13:00~11月14日(土)16:00
場所:八王子セミナーハウス(東京都八王子市下柚木1987-1)
- 賀詞交換会
日時:2016年1月22日(金)13:10~19:30(受付12:50~)
場所:キリンビール株式会社 横浜工場(神奈川県横浜市鶴見区生麦1-17-1)
- 第4回日本生物工学会東日本支部コロキウム
日時:2016年3月1日(火)13:00~20:00(懇親会を含む)
場所:東京工業大学大岡山キャンパス
西9号館ディジタル多目的ホール(講演会)、コラボレーションルーム(懇親会)
共催行事
これまでの活動
►東日本支部Topへ
支部活動
Published by 支部:関西 on 04 12月 2015
⇒開催報告はこちら
日本生物工学会関西支部では、例会ならびに見学会/懇親会を下記の通り開催いたします。多数ご参加下さい。
- 日時 2016年2月10日(水)13:30~18:30
- 場所 白鶴酒造株式会社(神戸市東灘区住吉南町4-5-5)
- プログラム ⇒講演要旨はこちら
12:45~ 受付開始
13:30~13:40 開会の辞……高木 博史(奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科)
13:40~14:20 「細菌の自殺制御系 toxin-antitoxin system の多様性とその応用」
……山口 良弘(大阪市立大学複合先端研究機構)
14:20~15:00 「アフリカの食料危機の一因となっている根寄生雑草の防除標的の探索」
……岡澤 敦司(大阪府立大学大学院生命環境科学研究科)
15:00~15:10 休憩
15:10~15:50 「清酒のおいしさの解析に関する研究」
……玉田 佳大(白鶴酒造株式会社)
15:50~16:00 閉会の辞……加藤 晃(奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科)
16:10~16:50 見学会 白鶴酒造株式会社 本店三号工場もしくは酒造資料館
(本店三号工場見学の申込み受付は終了しました)
17:00~18:30 懇親会 白鶴酒造株式会社
- 定員 70名(本店三号工場の見学には定員がございますので、WEBの申込みフォームよりお申込み下さい。)
- 参加費 1,000円(税込)/学生 無料(当日会場にてお支払い下さい)
- 懇親会会費 2,000円(税込)/学生 1,000 円(税込)(当日会場にてお支払い下さい)
- 申込み方法 氏名、一般・学生の別、所属、連絡先(Tel、E-mail)、本店三号工場見学会参加の有無、懇親会参加の有無を明記して、WEBのお申込フォームよりお申し込み下さい。
- 申込み締切 2016年2月5日(金)17:00(ただし定員になりしだい締め切らせていただきます)
- 交通
阪神住吉駅 徒歩約5分,JR住吉駅徒歩約15分 (それぞれ南へ徒歩)
http://www.hakutsuru.co.jp/community/common/map_shiryo.shtml
- 問合せ先
〒630-0192 生駒市高山町8916-5
公益社団法人 日本生物工学会 関西支部庶務担当 加藤 晃
TEL: 0743-72-5461 FAX: 0743-72-5469
E-mail: kou@bs.naist.jp
講演要旨
- 細菌の自殺制御系 toxin-antitoxin system の多様性とその応用(山口 良弘)
アポトーシス(機能的細胞死)およびプログラム細胞死は真核生物にのみ存在し、分化などに必須の機能であることが知られているが、原核生物にアポトーシスは存在しないのだろうか?近年、原核生物にも多数の toxin-antitoxin (TA) system と呼ばれる自殺遺伝子制御系が存在することが明らかとなり、様々な生理機能を有することが示唆されてきた。また、自殺遺伝子であるtoxinを利用して様々な応用技術が開発されている。私たちは、MazF toxin (ACA 配列特異的RNA分解酵素) を用いて RNA ウイルスであるヒト免疫不全ウイルス(HIV) や C型肝炎ウイルス(HCV) を細胞内から根絶できることが可能であることを示した。また、細胞内で目的タンパク質のみを発現できる “single protein production (SPP) system” をさらに応用し、目的タンパク質のアルギニン残基をすべて毒性があるカナバニン (アルギニン誘導体) に置換したタンパク質の創生に成功した。今回は、TA system の生理的役割およびこれまで開発した応用技術について紹介する。
- アフリカの食料危機の一因となっている根寄生雑草の防除標的の探索(岡澤敦司)
アフリカおよび地中海沿岸諸国を中心に、根寄生雑草による農作物への被害は年間一兆円に上ると推定されている。また、アフリカの開発途上国での農作物の減収は飢餓問題に直結するため、この問題の早期解決が求められている。これまでに多くの研究者らによって様々な防除方法が提案されてきたが、実用化にいたった例はなく、依然、根寄生雑草による被害は拡大中である。我々は、根寄生雑草に選択的な除草剤の開発に向けて、その標的となる分子を探索している。日本に帰化した根寄生植物であるヤセウツボ(Orobanche minor)を実験材料として、発芽種子のメタボローム解析を行ったところ、この過程でガラクトシルスクロースであるプランテオースが代謝されることが明らかとなった。本講演では、根寄生雑草の発芽におけるプランテオース代謝の重要性と、防除標的としての可能性について、これまでに得られている知見を紹介する
清酒の分析項目としては、日本酒度・アルコール度数・酸度・アミノ酸度が一般的であるが、それらの分析値が同一であっても清酒の味わいに違いが見られることがある。こうした味わいの違いを客観的な指標に落とし込むことができれば、清酒のおいしさの追求やおいしさを担保するような品質管理に役立てられると期待される。そこで我々は、味認識装置とメタボロミクス技術を組み合わせて、上記のような一般分析値では把握できないような清酒の酒質特性を客観的な指標に落とし込むことを試みている。本講演では、「白鶴錦を使用した大吟醸酒の酒質特性の解析」、「清酒の押し味の解析」の2つの具体的な事例を取り上げて、我々の取り組みを紹介する。
►Page Top
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学会行事
Published by 部会:代謝工学研究部会 on 01 12月 2015
有用物質生産微生物、植物の代謝工学研究は、細胞内の代謝解析、ゲノム編集、合成生物工学などの成果を取り込みながら産学で大きな進展を見せています。そこで、代謝工学研究の現状とこれからの方向性を展望するためのシンポジウムを企画しました。産学の研究者、学生の皆様の来聴を歓迎します。
日時: 2016年1月21日(木) 13:30~17:30
場所: 大阪大学吹田キャンパス 工学研究科C2棟メモリアルホール
【講演内容】
- 13:30~13:35
あいさつ………松田 史生(大阪大学大学院情報科学研究科)
- 13:35~14:15
「企業における代謝解析技術の活用による微生物の培養生産性向上への取り組み」
……早川 謙嗣(株式会社カネカ、大阪大学大学院情報科学研究科)
- 14:15~15:00
「コンビナトリアル生合成による有用トリテルペノイドの生産 Combinatorial biosynthesis of useful triterpenoids」
……福島 エリ オデット(大阪大学大学院工学研究科)
- 15:00~15:45
「代謝工学のフロンティアと将来展望」
……清水 浩(大阪大学大学院情報科学研究科)
- 15:45~16:00 休憩
- 16:00~16:45
「代謝トグルスイッチと菌体密度センサーによる代謝制御」
……花井 泰三(九州大学)
- 16:45~17:30
「組換え大腸菌による1-プロパノール発酵生産のための代謝工学」
……片岡 道彦(大阪府立大学)
- 18:00~ 交流会
参加費: 無料
参加登録: 不要
連絡先:
〒565-0871
大阪府吹田市山田丘1-5 大阪大学大学院情報科学研究科代謝情報工学講座
松田 史生 (fmatsuda@ist.osaka-u.ac.jp , TEL 06-6879-7432)
►代謝工学研究部会Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 25 11月 2015
生物工学会誌 第93巻 第11号
菅 健一
1960年代、我が国の高度経済成長に伴って発生した深刻な公害問題、この危機を克服した技術、さらに1990年代に入り、地球規模での環境保護で大きな課題になっている地球温暖化、その原因と考えられる温室効果ガスの削減など、我々が得た経験や技術を発展途上国に広く導入できれば、地球の環境破壊を最小限に抑えることができるかもしれません。このことを踏まえて、日本が経験した公害の歴史とその対策を振り返ってみたいと思います。
戦後70年という言葉が新聞紙上を賑わしていますが、敗戦から10年足らずの1956年(昭和31年)、政府は高度経済成長を促進させるため、四日市に石油コンビナートを建設し、さらに全国に同様のコンビナートを建設するなど、経済の飛躍的な成長政策を打ち出しました。昭和33年度版科学技術白書によれば、この当時、日本は先進国から科学技術を輸入して近代化を図ることに汲々とし十分な研究能力を持つ余裕がなかったようです。また、これらの技術には排ガスや排水処理に対する考慮がなされていなかったため、1960年代、各地で大気汚染、水俣病、イタイイタイ病などのいわゆる公害が発生することとなりました。当時はまだ公害の深刻さに対する政府の認識が甘かったこと、さらに、日本の国際競争力が弱かったこともあって、公害対策に力を入れれば、経済の発展が立ち遅れるという考えがあったといわれています。
しかし、高度経済成長の中、各地の公害問題の発生に加えて、自動車の排ガス、光化学スモッグ、河川、湖沼、湾岸地域などの水質汚染などが発生して、国も本格的に公害対策を講じる必要が生じるようになりました。こうして、1970年のいわゆる公害国会で公害防止のための法律、公害対策基本法が成立し、さらに、1971年、公害対策本部に代わって環境庁を設立させ、本格的に環境問題に取り組む体制が誕生しました。大学関係の研究者の間でも環境問題解決に向けて関心が高まり、公害関連問題をいろいろな角度から総合的に研究するため1970年代に「科学研究費補助金特定研究」という共同プロジェクトが発足しました。私どもも市川邦介教授、前田嘉道先生(現・姫路工大名誉教授)の下、東京大学農学部有馬啓教授を研究代表者として1974年に発足した「微生物による環境浄化」という特定研究に参加しました。本研究室では富栄養化の原因となる窒素、リンの除去について研究しました。このころ環境問題の持つ総合科学的な性格と、対象とする分野の広がりから、その解決のために新たな科学を構築することが必要という認識も生まれ、環境問題に対する科研費はその後「環境科学特別研究」として1977年から10年間続き、全国の大学の研究室が参加し、既存の学問領域を越えて環境科学を体系づけることとなりました。
日本ではこのような公害に対する取組みによって、大気中の二酸化硫黄の濃度については大幅に改善がなされ、水質汚濁についても有害物質濃度は環境基準を達成するようになっています。このように日本は70年代においてさまざまな公害に悩まされましたが、その経験から、現在では高いレベルの汚染防止技術が築かれました。
一方、1980年後半から人間の社会、経済活動によって増加した地球上の温室効果ガスによって、平均気温が上がり、海水面が上昇、生態系の変化が生じるという温暖化問題が生じてきました。地球温暖化は人類の生存基盤を直接脅しかねない問題であり、早急な対策が必要であります。この問題は先進国と開発途上国の双方がともに取り組むべき問題でありますが、途上国においては、高度経済成長に伴う大気汚染や水質汚濁などの深刻な環境汚染問題を抱えているため、地球温暖化と環境汚染対策を同時に行うことは困難です。公害対策先進国である日本はこれまで獲得してきた技術やノウハウ、さらには新しい省エネ技術やバイオ技術を活用して、途上国を技術支援し、世界全体の温室効果ガス削減に益々貢献して欲しいものです。
著者紹介 大阪大学名誉教授
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 11月 2015
- 巻頭言“随縁随意”
- 特集 バイオベンチャー2015(前編)
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―
- バイオミディア
- プロジェクト・バイオ
- バイオ系のキャリアデザイン
- バイオ系のキャリアデザイン(私のバイオ履歴書編)
- Branch Spirit
- 解説
- Fuji Sankei Business i…( 712 )
- 今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 714 )
- バイオインフォメーション…( 715 )
- 研究部会…( 717 )
- 支部だより…( 718 )
- 事務局より…( 722 )
⇒生物工学会誌Topへ
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生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 24 11月 2015
本学会では、創立90周年記念事業の一環として生物工学学生優秀賞(飛翔賞)を設置しました。本賞は、日本の大学の博士後期課程(あるいはそれに同等の大学院教育課程)に進学して優れた研究業績を上げることが期待される学生会員の研究奨励を目的として、研究奨励金(5万円)を授与するものです。⇒受賞者一覧はこちら
正会員は同賞の受賞候補者を、所定の書式により支部長を経由して推薦することができますので、優秀な学生会員の推薦を宜しくお願いいたします。
- 受賞対象学生:
応募時に博士前期課程(修士課程)(あるいはそれに同等の大学院教育課程(年次))に在籍する本会学生会員で、受賞年度において日本の大学の博士後期課程(あるいはそれに同等の大学院教育課程)に進学することが決定(予定)されている者を対象とします。
10月進学予定の学生についても、進学する予定であることを指導教員等が保証することで、同等の扱いをすることができます。
- 受賞人数: 各支部1名、合計6名に授賞される予定です。
- 推薦方法:
推薦者(指導教員または指導予定教員等の正会員)の推薦書1) と候補者調書2) に必要事項を満たし、推薦者から所属支部の支部長宛に電子メールで送付下さい。
- 提出書類:
- 日本生物工学会生物工学学生優秀賞候補者推薦書 [ / / PDFフォーム(575KB)]
- 生物工学学生優秀賞(飛翔賞)候補者調書 [ / ]
- 提出締切日: 2016年2月29日(月)
※ただし、東日本支部の提出締切日は、2016年2月15日(月)です。
- 提出先:
書類1), 2) は、推薦者から所属支部の支部長に電子メールにて提出して下さい。
各支部長の連絡先は支部活動のページをご参照ください。
電子メールのSubjectタイトルに、「生物工学学生優秀賞推薦」と記載下さい。
- 問合せ先: 所属支部の支部長 または
公益社団法人日本生物工学会事務局
E-mail: info@sbj.or.jp TEL. 06-6876-2731
※本賞は大会時に表彰されます。受賞者は対象となった研究の成果(あるいはその一部)についてi) 本会大会における発表、もしくはii) 本学会の英文誌または和文誌での論文などで発表いただくこととなっております。
支部長は上記書類1, 2と共に支部推薦書を事務局まで提出して下さい。
⇒生物工学学生優秀賞(飛翔賞)支部推薦書 [Word / PDF / PDFフォーム(576KB)]
►学会賞Topへ
新着情報
Published by 学会事務局 on 18 11月 2015
日本生物工学会の和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business i.の企画特集に編集協力をし、第3水曜日に記事を掲載しております。2015年11月18日付で、第20回「地球にやさしいプラスチック」が掲載されました。
⇒過去に掲載された記事一覧はこちら
Fuji Sankei Business i. 2015年11月18日掲載
新着情報
Published by 支部:東日本 on 13 11月 2015
日本生物工学会東日本支部主催の賀詞交換会を、下記の日程で開催致します。意見交換ならびに懇親を深める場としていただけますとさいわいです。
- 日時
2016年1月22日(金)13:10~19:30(受付12:50~)
- 場所
講演会: キリンビール株式会社 横浜工場総合棟1Fホール
(〒230-8628 神奈川県横浜市鶴見区生麦1-17-1)
懇親会: キリンビール株式会社 横浜工場総合棟2F食堂
- プログラム
12:50~ 受付
13:10~13:20 開会の辞
13:20~14:20 講演会
「交雑による下面発酵酵母育種の新たな展開
~交雑育種技術の開発と新規菌株の作出・評価~」
………太田 拓(キリン株式会社)
「生物工学における睡眠」
………柏木 香保里(スリープウェル株式会社)
14:20~14:30 休憩
14:30~15:30 講演会
「先端膜技術を活用した農業(アイメック)」
………森 有一(メビオール株式会社)
「茶飲料におけるカフェイン除去技術について」
………塩野 貴史(キリン株式会社)
15:30~15:40 閉会の辞
16:00~17:50 ビール工場見学
18:00~19:30 懇親会
- 参加費
講演会、工場見学: 無料
懇親会: 会員・賛助会員3,000円、非会員5,000 円、学生1,000 円(すべて税込)
※懇親会費は当日会場にてお支払い下さい。
- 申込み締切
2016年1月15日(金) 延長しました⇒1月20日(水)(ただし、定員に達し次第締め切ります。)
- 申込み方法
こちらの申込みフォームにて必要事項を入力し、確認の上お申し込みください。
※当日受付も行いますが、なるべく事前登録をお願い致します。
- 問合せ先
東京大学大学院農学生命科学研究科 石井研究室
FAX: 03-5841-5272 E-mail: amishii@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp
- 交通アクセス
京浜急行線「生麦駅」より徒歩7分
►このページのトップへ
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学会行事
Published by 学会事務局 on 12 11月 2015
平素より学会活動にご協力賜り、誠にありがとうございます。
2016年の会費の納入をお願い申し上げます。会費は会誌の刊行、大会の開催、講演会、その他学会の事業運営にあてられますので、何卒ご協力下さいますようよろしくお願い申し上げます。なお、振込用紙は12月上旬に会員の皆様宛に直接お送り致します(会費口座振替登録者は除く)。
2016年会費 (1月~12月、不課税)
正会員
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9,800円(だたし、海外在住の正会員は12,000円)
|
学生会員
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5,000円
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団体会員
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30,000円
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賛助会員
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50,000円(1口以上)
|
納入期限
- 振込用紙をご利用の場合:
正会員および学生会員: 2015年12月末日
団体会員および賛助会員: 2016年4月末日
- 自動引落(口座振替)をご利用の場合: 2016年4月25日(月)に引落実施予定
振込用紙がお手元にない場合は、会費のお支払い方法をご参照ください。
海外会員の方は、11月にメールおよび航空便でお送りした会員継続申込書に必要事項を記入の上、2015年12月18日(金)までにご返送ください。
英文誌Journal of Bioscience and Bioengineering (JBB) の購読について
2009年より英文誌(JBB)は電子ジャーナルへのアクセス権のみとなりました。冊子体はご希望の会員に年額5,000円(税込)で有料配布しております。正会員および学生会員の方で、新規に有料購読をご希望の方はできるだけ早めにお知らせください。また、冊子購読を中止される場合も早めに事務局までご一報ください。
会費の口座振替について
毎年の会費をご指定の銀行口座からお支払いいただくことも可能です。預金口座振替依頼書を、下記学会事務局までご送付下さい(押印をご確認下さい)。
異動届出
会誌送付先、住所、会員資格(学生会員から正会員へ移行)などの変更は、会員サービスから異動届出をお願いします。FAXの場合は、ダウンロードした書面にご記入のうえ、下記宛にお送り下さい。
退会届出
2015年12月18日(金)までに理由を付してE-mailまたはFAXにてお届け下さい。なお滞納会費があれば納入をお願いします。⇒詳しくはこちら
年度途中で退会された場合、会費は返金いたしません。年度末退会(12月31日付での退会)を希望する方は、その旨退会届にご記入ください。
お問い合せ先
日本生物工学会事務局
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2番1号
大阪大学工学部内
公益社団法人 日本生物工学会
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新着情報
Published by 学会事務局 on 04 11月 2015
2015年11月4日にNHK甲府放送局のディレクターが、ノーベル医学・生理学賞を受賞された大村智博士の特集番組(NHK甲府放送局にて2015年11月6日夜 放送予定)の取材のため、日本生物工学会事務局を訪れました。
今回の取材では、大村先生が山梨大学で行った研究の成果で日本生物工学会の「醗酵工学雑誌」に掲載された論文の撮影が行われました。
- 「イオン交換樹脂の醸造工業への応用に関する研究 : (第14報)ブドウ酒の重金属障害に対する安定化について(その2)」
…加賀美 元男, 大村 智
(醗酵工學雑誌 42巻9号, p. 571-575, 1964年9月15日発行)
醗酵工學雑誌 42巻9号
1964年9月15日発行
「イオン交換樹脂の醸造工業への応用に関する研究 :
(第14報)
ブドウ酒の重金属障害に対する安定化について(その2)」
…加賀美 元男, 大村 智
(醗酵工學雑誌 42巻9号, p. 571-575)
新着情報
Published by 学会事務局 on 04 11月 2015
セルプロセッシング計測評価研究部会では、「優秀学生発表賞」を設けています。
優秀学生発表賞は、将来を担う研究者・開発者の卵たち(高専生、学部生および大学院前期課程(修士)学生)の意欲向上や自身の研究に対する更なる理解を促す動機づけを目的としています。
本年度は、第67回日本生物工学会大会で一般講演(ポスター発表)を行った、高専生、学部生および大学院前期課程(修士)学生の発表(16研究グループの30名)に対し、計33名の先生方による厳正な審査を行い、以下の6名に優秀学生発表賞を授与いたしました。
優秀学生発表賞受賞者(五十音順)
- 赤塚 愛里さん (筑波大院・生命環境)
「糖尿病性腎症における糸球体基底膜ECMの変遷解析と修復の試み」
- 戚 蟠さん (東大院・医)
「カルボキシメチルセルロース不織布/リン酸カルシウム複合シートによる骨再生促進効果の検討」
- 小畑 玲奈さん (九大院・工・化工)
「遺伝子導入ニワトリによるアレルギー治療のためのTGF-beta1の生産」
- 小松 将大さん (九大院・工・化工)
「逐次遺伝子組込みしたCHO細胞におけるインスレーターによるscFv-Fc発現増強」
- 園山 由希江さん (横浜国大・理工)
「細胞包埋石灰化ビーズ (Bone beads) を用いた血管導入骨組織の構築」
- 宮崎 満理さん (千葉大院・工)
「コラーゲン微粒子を用いた毛細血管内包3次元ブロック状組織の形成」
受賞された方および関係者の皆様、おめでとうございます!
優秀学生賞は、来年度も実施いたします。
多くのご参加をお待ちしております。
►セルプロセッシング計測評価研究部会Topへ
新着情報,研究部会(若手会)
Published by 学会事務局 on 02 11月 2015
生物工学会誌 第93巻 第10号
浅野 泰久
講演会に付随したパネルディスカッションに何度か出演させていただいたことがある。あらかじめ、座長と大まかな到達点について話し合うのだが、傍から思うほどはっきりと結論を決めて臨むものではなく、ありとあらゆる発言が可能なアドリブの世界である。滔々と自分の意見をうまく述べる演者もあり、また予想しなかったような発言もあって、異なった方向に展開していく場合もある。全体の意見を踏まえ、その流れに沿うように、また自分からの新しい視点を入れるように、瞬時に協調点などを探って発言しなければならず、表現に慣れていない者は大変冷や汗をかくものである。自己の発言記録を読むと、論理が整然とせず紆余曲折しているなど、記録とするには大幅に修正を要することが多い。このように、パネルディスカッションは、研究と似ていて、瞬間のきっかけで局面が展開する芸のようにも思える。
数年前、アメリカで開催された産業用酵素の講演会で、私は、各国における酵素の産業利用についてのパネルディスカッション要員として乞われて壇上に上がった。テーマ以外の打ち合わせはまったくなかった。外国人として口下手は当然なので、ある種の気楽さもあったが、まったく準備がない状況で窮地に陥り、最後の瞬間に自分が思いついた話題は、以下のようなものだった。
「私は幸運にも比較的長く研究に従事する機会を得ました。発見・発明について言えば、たとえば1000の発明をして特許を取ったとしても、3つさえ産業化のきっかけにもならないそうだ。日本の酵素応用技術が世界を先導してきたことは周知のとおりである。そのプロセスの多くは、発見を伴った発明であったことに気づいて欲しい。発明だけしようとしてもコピーになることが多いのではないか。発見についてたとえ話をさせていただきます。発明に先立つMr.発見君は、いわばものすごいスピードで駆け抜けてゆくので、彼が通る瞬間は、普通の人間はほとんどわからないそうです。彼を見た人は少ないが、前髪だけに毛が生えているが、頭の後ろはのっぺらぼうであり、とても変わった姿であるらしい。人間は発見・発明をしようといつも待ち構えており、彼を捕まえようとするのだが、なかなか捕まえられない。なぜなら彼が駆け抜けた後に彼を捕まえようとしても、後頭部がのっぺらぼうだから、つるりと逃げられてしまうのだ。まれに捕まえることができるのは、彼が真正面から走ってきたときであり、そのときだけ前髪をがっちり捕まえることができるのである。」会場は大爆笑となり、この短いスピーチで難を切り抜けた。実は、これは私が在籍した(財)相模中央化学研究所に伝えられていた、有機化学上の発見に関する怪談の一つであった(注)。
豊富な自然の中で遊びながら育った私が、実験科学に魅せられ大きく研究の方向に進路を転換させていただいたのは、有機化学を専門とする研究室で卒業研究の機会を得た時のことである。さらに、大学院では応用微生物学を専門とする研究室に所属し、ご指導をいただいた優れた先生や先輩方のおかげで、実験室での実験生活の楽しさと、自然の中での幼年期の遊びとをいわば重ね合わせることができた。ありとあらゆる実験と数限りない失敗を重ねることを許していただいた、先生方の大らかなご指導に感謝している。
自然は永遠であり、人間はそのほんの一部を解明してきたに過ぎない。これまでの研究人生の中で、はたして彼がMr.発見君だったのかどうかは釈然としないが、偶然と思われる生物現象の発見に何度も遭遇した。一方、自分の自然に対する洞察力のなさを痛感し、悔しい思いをすることもあった。それらの発見を、発明として形にし、産業化へと導いていただいたのは、やはり優れた先生方、同僚、学生諸君、そして企業の研究者の皆様であった。分子生物学が発展し、研究がデジタル化されている現在であっても、私は自然界を超高速で走るMr.発見君の気配を以前にもまして大きく感じている。過去のアナログ的な時代の研究だけにMr.発見君が潜んでいるのではないと思う。彼になかなか巡り合えない苦しみも大きいが、別のMr.発見君を正面から捕まえてみえたいものである。
(注)「「幸福」が来たら、躊らわず前髪をつかめ、うしろは禿げているからね。」『レオナルド・ダ・ヴィンチの手記(上)』(杉浦民平訳、p. 40、岩波文庫)に由来していると考えられる。
著者紹介 富山県立大学工学部生物工学科(教授)、JST、ERATO浅野酵素活性分子プロジェクト研究総括
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 29 10月 2015
第67回日本生物工学会大会(2015年10月26日~28日、城山観光ホテル)は、盛会のうちに終了いたしました。
ご参加いただきました皆様、ご協力いただきました関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
第68回日本生物工学会大会は、2016年9月28日(水)~30日(金)に富山国際会議場にて開催される予定です。
新着情報
Published by 学会事務局 on 23 10月 2015
- 巻頭言“随縁随意”
- 特集 名古屋議定書に関して
- 特集 「細胞を創る」研究とその展開
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―
- バイオミディア
- 大学発!美味しいバイオ
- プロジェクト・バイオ
- バイオ系のキャリアデザイン
- バイオ系のキャリアデザイン(就職支援OG・OBインタビュー編)
- Branch Spirit
- 談話室
- Fuji Sankei Business i…( 648 )
- 今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 650 )
- バイオインフォメーション…( 651 )
- 本部だより…( 652 )
- 支部だより…( 653 )
- 事務局より…( 655 )
⇒生物工学会誌Topへ
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生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 22 10月 2015
第67回日本生物工学会大会開催のため、2015年10月26日(月)から28日(水)にいただきましたお問い合わせ、および投稿論文の受付については、10月29日(木)より、順次対応いたします。予めご了承ください。
新着情報
Published by 部会:メタボロミクス on 22 10月 2015
メタボロミクス講習会 2015
日本生物工学会メタボロミクス研究部会主催
オームサイエンスの一つとして注目されているメタボロミクスについて理解を深めていただき,実際にメタボロミクスを実施していただけるための技術の習得を目的として,今年も例年通り,下記講習会を開催させていただきます.今年は新たに質量イメージング講習をメニューに加え,3日間の講習とします.
日時:2015年12月9日(水)~12月11日(金)
場所:大阪大学生物工学国際交流センター(大阪大学吹田キャンパス内)β棟3階セミナー室
講習内容(予定)
12月9日(第1日)
(午後) イントロダクション:メタボロミクスについて 基本講義:ガスクロマトグラフィー(GC)と多変量解析
12月10日(第2日)
(午前)
福崎講義「メタボロミクスの精密表現型解析への応用」
実習:GC/MSを用いたサンプル分析
(午後)
実習:GC/MSデータの多変量解析
実習終了後,懇親会(予定)
12月11日(第3日)
(午前)
実習:イメージングMSを用いたサンプル分析
(午後)
ラウンドテーブルディスカッション,総括
終了予定 17:00頃
参加費:無料
募集定員:若干名
申し込み方法: 以下の内容のメールを送信してください.定員に達したら締め切らせていただきます.
1)メールのタイトルは,「2015メタボロミクス講習会参加希望(氏名@所属)」としてください.
2)本文中に,以下の項目を記載してください. 氏名 所属 現在の仕事 メタボロミクスを何に使いたいか? その他
3)(申し込み用アドレス) fukusaki[atmark]bio.eng.osaka-u.ac.jp
以上です.
2015年10月
福崎英一郎
日本生物工学会メタボロミクス研究部会代表
大阪大学工学研究科生命先端工学専攻教授
学会行事
Published by 学会事務局 on 21 10月 2015
日本生物工学会の和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business i.の企画特集に編集協力をし、第3水曜日に記事を掲載しております。2015年10月21日付で、第19回「有機系廃棄物からの燃料用バイオガス生産」が掲載されました。
⇒過去に掲載された記事一覧はこちら
Fuji Sankei Business i. 2015年10月21日掲載
新着情報
Published by 学会事務局 on 20 10月 2015
第68回日本生物工学会大会
実行委員長 伊藤 伸哉
第68回日本生物工学会大会は2016年9月28日(水)~30日(金)まで富山国際会議場-ANAクラウンプラザホテル(富山市)にて開催されます。つきましては、日本生物工学会大会にふさわしいシンポジウムを公募します。
会員各位におかれましては提案書に
1) 課題名(日本語によるシンポジウム、英語によるシンポジウムの別)
2) 開催の趣旨
3) 世話人名(連絡先)
4) 参加予定者数(講演者、参加者)
5) その他希望事項
をお書きいただき、2015年11月16日(月)~2016年1月15日(金)の間に、メールにて下記宛までお申込みください。
なおシンポジウム世話人は、参加登録開始日(2016年5月9日予定)の時点で本学会正会員である必要がありますので、ご注意ください。
会場数に限りがありますので、応募多数の場合には、「国際展開推進のための英語によるシンポジウム」、「産業界への貢献」、「新研究分野の開拓」、「若手会員の育成」というコンセプトに沿った申請を優先的に採択させていただきます。
シンポジウムの開催時間は2時間を基本とさせていただきます。採択課題は上記1から3の項目を大会HPにて掲載させていただきます。研究部会からの申請であっても、採択において優先されるものではありません。基本的にシンポジウムの講演者への旅費、謝礼は実行委員会ではご用意できません。
上記趣旨をご理解の上、ご応募いただきますようお願い申し上げます。
採択につきましては2月中旬に世話人にメールにてお知らせいたします。
【申込先】
名古屋大学大学院生命農学研究科生命技術科学専攻
シンポジウム担当: 中野 秀雄
E-mail: hnakano@agr.nagoya-u.ac.jp
日本生物工学会 大会シンポジウム開催に関する中期的方針
【募集 】
- 会員各位より広くシンポジウムを募る.
- 本会として重要なテーマに関するシンポジウムを理事会から応募する場合がある.
【選考の手続き】
- 応募多数の場合は,理事会から応募されたシンポジウムを含めて,時代に即した重要なテーマを中心に大会実行委員会で選考し,理事会で承認する.
研究部会からの応募に対しては,- 1)本部からの資金援助も行っていることから,基本的には大会期間中以外の機会にシンポジウム等の報告会の場を設けて頂くことを前提として選考する.
- 2)大会中開催の必然的理由がある場合には,応募時にその旨を明記していただくものの, 順位が低くなることがありうる.
- 前年に引き続き応募されたシンポジウムについては,採択順位が下がる場合がある.
- 他の学会などとの共催・協賛によるシンポジウムについては,記載された共催・協賛の理由を採否判断材料の一つとする.
■関連記事:【年次大会】シンポジウムの開催と運営に関する理事会方針
https://www.sbj.or.jp/meeting/meeting2010_sympo_board_policy.html
►年次大会のページ
新着情報
Published by 支部:九州 on 15 10月 2015
|第22回九州支部宮崎大会開催案内|九州支部Topページ|
A会場(202教室)午前の部 10:00~11:48
(講演時間12分:発表10分、討論2分)
- A-a01 みやざきサクラマスを用いたγ-アミノ酪酸(GABA)強化魚醤の開発
…○深谷一斗1、田中竜介2、内田勝久2、田岡洋介2(1宮崎大院・農、2宮崎大・農)
- A-a02 脂肪酸塩の抗アメーバ活性
…○田中 彩1、惠良真理子1、川原貴佳2、完山陽秀2、森田 洋3
(1北九大院・国際環境工、2シャボン玉石けん(株)、3北九大・国際環境工)
- A-a03 脂肪酸カリウム及び脂肪酸によるアカントアメーバの不活化
…○増田愛実1、恵良真理子1、川原貴佳2、完山陽秀2、森田 洋3
(1北九大院・国際環境工、2シャボン玉石けん(株)、3北九大・国際環境工)
- A-a04 ヘパリンとコラーゲンから成るECM模倣培養基材の開発
…○池上康寛1、永井貴之2、原田祐希2、白木川奈菜2、井嶋博之2(1九大・工、2九大院・化工)
- A-a05 肝組織構築に向けた脱細胞化ブタ肝臓由来可溶化マトリックスの開発
…○木村遥奈1、西村聡太2、原田祐希2、白木川奈菜2、井嶋博之2(1九大・工、 2九大院・化工)
- A-a06 組織工学的新規人工血管構築のためのアガロース‐ゼラチンスポンジ基材の開発
…○森保紘樹1、我有紘彰2、徳山慶太郎2、白木川奈菜2、井嶋博之2 (1九大・工、 2九大院・化工)
- A-a07 細胞形態制御による軟骨細胞の機能向上
…○近藤真依、坂本眞子、山本進二郎、林 修平、宮坂 均(崇城大・応生命)
- A-a08 清酒醸造における混合培養麹のグルコアミラーゼ生産
…○竹藤春香1、二宮純子1、森田 洋2(1北九大院・国際環境工、2北九大・国際環境工)
- A-a09 棚田特産香り米の焼酎開発に於ける品質比較
…○高橋義樹、都甲花織、岡本啓湖(別府大・食物栄養科学)
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A会場(202教室)午後の部(一般講演) 15:00~17:12
(講演時間12分:発表10分、討論2分)
- A-p01 ラッカーゼ二相系反応によるポリフェノールの変換
…◯龍岡未希、鶴田彩乃、横井春比古、廣瀬 遵(宮崎大・工・環境応用化)
- A-p02 キメラ型ビフェニルジオキシゲナーゼによるフラボンの効率的変換
…○原田幸音1、藤元勇樹1、廣瀬 遵1、横井春比古1、菅本和寛1、松本朋子2、藤原秀彦3、古川謙介3
(1宮崎大・工・環境応用化、2宮崎大・産学連携セ、3別府大・食物栄養)
- A-p03 Aureobasidium pullulans ATCC 20524株の安息香酸-4-水酸化酵素遺伝子の解析と発現の検討
…○日高智裕、安田健人、太田一良(宮崎大・農・応生科)
- A-p04 Bacillus属細菌由来ピルビン酸化ガラクトース含有糖鎖分解酵素の同定と諸性質の解析
…○松藤仁美、樋口裕次郎、竹川 薫(九大院・生資環)
- A-p05 Characterization and Evaluation of Lactic Acid Bacteria Isolated from Fermented Foods as Probiotic Candidate for Sustainable Aquaculture
…○NGUYEN THI HUE LINH1、大谷真怜2、田岡洋介3(1宮崎大院・農工、2宮崎大院・農、3宮崎大・農)
- A-p06 豆腐の味噌漬けから単離した乳酸菌の生体アミン生成能の評価
…○田中弘子1、竹部洋平2、太田広人2、新留琢郎2、森村 茂2
(1熊大・工・物質生命、2熊大院・自然科学)
- A-p07 抗菌性ペプチドNukacin ISK-1の作用機構の解明:Nukacin ISK-1とその標的分子lipidⅡとの相互作用解析
…○芝田拓己1、藤浪大輔2、Abdullah-Al-Mahin1、永尾潤一3、神田大輔2、園元謙二1
(1九大院・農、2九大・生体防御医学研究所、3福岡歯科大・機能生物化学講座)
- A-p08 ナズナから分離した乳酸菌Enterococcus sp. PUK13が生産する多成分バクテリオシンの精製と同定
…○山下奈菜1、善藤威史2、松崎弘美1,3
(1熊本県大院・環境共生、2九大院・農、3熊本県大・環境共生)
- A-p09 味噌漬け豆腐から分離した乳酸菌Lactobacillus plantarum PUK6が生産する多成分バクテリオシンの精製と同定
…○旭 郁美1、村上千晶1、山下奈菜2、善藤威史3、松崎弘美1,2
(1熊本県大・環境共生、2熊本県大院・環境共生、3九大院・農)
- A-p10 環状バクテリオシンenterocin NKR-5-3Bの環状化部位のアミノ酸残基が生合成と抗菌活性に及ぼす影響
…○杉野春貴1、Perez R. H.1、石橋直樹1、善藤威史1、中山二郎1、園元謙二1,2
(1九大院・農、2九大バイオアーク)
- A-p11 ラクティシンQ生合成機構を利用した新奇抗菌ペプチドの創出・評価系の構築
…○矢野瑞季1、緒方詩保1、石橋直樹1、善藤威史1、園元謙二1,2(1九大院・農、2九大・バイオアーク)
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B会場(205教室) 午前の部(一般講演) 10:00~11:48
(講演時間12分:発表10分、討論2分)
- B-a01 アサリ消化管におけるヤブレツボカビ類の生残性とDHA強化
…○日高一彰1、林 雅弘2、田岡洋介2(1宮崎大院・農、2宮崎大・農)
- B-a02 海洋性真核微生物ヤブレツボカビにおける抗酸化酵素(SOD、CAT、GPX)の分布とその挙動
…○岡戸 遊1、本多大輔2、林 雅弘3、田岡洋介3(1宮崎大院・農、2甲南大・理工・生物、3宮崎大・農)
- B-a03 Saccharomyces cerevisiaeのamplicon DNAによる二重形質転換の解析
…○谷 龍典、田口久貴、赤松 隆(崇城大・生物生命)
- B-a04 Schizosaccharomyces pombeにおける2つの液胞局在セリンプロテアーゼの輸送機構の解析
…○大久保和真、樋口裕次郎、竹川 薫(九大院・生資環)
- B-a05 分裂酵母のSNARE関連遺伝子の過剰発現による異種タンパク質分泌生産向上株の創製
…○副田大介、竹川 薫(九大院・生資環)
- B-a06 大腸菌を用いたバクテリオファージQβ由来RNA複製酵素の改良法確立
…○小林操妃1、市橋伯一2、四方哲也2,3、柏木明子1
(1弘前大院・農学生命、2阪大院・情報科学、3阪大院・生命機能)
- B-a07 大腸菌の有機溶媒耐性遺伝子の探索とその評価
…○山本慎太郎1、中島滉貴2、中嶋 駿2、林 修平2、山本進二郎2、宮坂 均2
(1崇城大院・工、2崇城大・生物生命)
- B-a08 大腸菌の抗原タイプを遺伝学的に判定するシステムの開発
…○井口 純(宮崎大・農・畜産)
- B-a09 大腸菌の酸刺激惹起によるプラスミド導入
…○渡邉修平、吉田ナオト(宮崎大・農・応生科)
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B会場(205教室)午後の部(一般講演) 15:00~17:00
(講演時間12分:発表10分、討論2分)
- B-p01 Rhodovulum属光合成細菌の応用について
…○山内菜央1、樋口 諒1、今村眞夕1、浦田美奈1、倉山ともみ1、奥畑博史2、牧 孝昭3、岡崎亮浩4、林 修平1、山本進二郎1、宮坂 均1(1崇城大・応用生命、2関西電力、3(株)松本微生物研究所、4(株)拓水)
- B-p02 環境中からの光合成細菌の分離とその植物栽培への応用
…◯林 修平、山本進二郎、宮坂 均(崇城大・生物生命)
- B-p03 スイゼンジノリの効果的培養法の検討
…◯栗山裕美子、岩岡 和、山本進二郎、林 修平、宮坂 均(崇城大・応生命)
- B-p04 様々な微細藻類における葉緑体クラスⅡAアルドラーゼ遺伝子の分布について
…○緒方 猛1、津田貴久1、田中 聡2、松浦秀幸3、平田收正3、林 修平1、山本進二郎1、宮坂 均1(1崇城大・応用生命、2関西電力環境技術研究センター、3阪大・薬・応用環境生物)
- B-p05 藻類の葉緑体クラスIIAアルドラーゼは海の酵素か?
…○宮坂 均1、緒方 猛1、田中 聡2、大濱 武3、藤原和弘4、鹿野早苗4、松浦秀幸5、平田收正5、林 修平1、山本進二郎1(1崇城大・生物生命、2関西電力、3高知工科大、4 中外テクノス、5 阪大・薬)
- B-p06 耐熱性D1/D2ヘテロダイマーを組込んだシアノバクテリア光化学系Ⅱ複合体の精製とその特性
…○川添 優、住吉光樹、中山泰宗、長濱一弘、松岡正佳(崇城大・生物生命・応微工)
- B-p07 シアノバクテリアSynechococcus elongatus PCC 7942の光化学系Ⅱ複合体の酸素発生に及ぼすベタインの安定化効果
…○住吉光樹、川添 優、中山泰宗、長濱一弘、松岡正佳(崇城大・生物生命・応微工)
- B-p08 Synechococcus elongatus PCC 7942におけるカルビンサイクルからの乳酸生産
…○後藤僚太、広川安孝、梅谷剛崇、田附常幸、花井泰三(九大院・農)
- B-p09 Riboswitch制御でのシアノファージ由来Sigma factorによるシアノバクテリアの糖代謝改変
…○沢 稔彦、廣川安孝、小山内 崇、小川敦司、花井泰三(九大院・農)
- B-p10 干潟で分離された無色珪藻の培養と同定
…○西田千尋1、木嶋久美子1、堺眞砂美2、天田 啓3(1福工大院・工、2福工大・総研、3福工大・工)
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C会場(103教室)午前の部(一般講演) 10:00~11:48
(講演時間12分:発表10分、討論2分)
- C-a01 Pseudomonas aeruginosa KF702のビフェニル・サリチル酸・安息香酸分解系をコードするDNA領域(bph・sal・bza)の解析
…○寺野貴洋1、廣瀬 遵1、横井春比古1、山副敦司2、細山 哲2、末永 光3、木村信忠3、渡邊崇人4、二神泰基5、後藤正利6、藤原秀彦7、古川謙介7(1宮崎大・工・環境応用化、2NITE、3産総研、4京大・生存研、5鹿大・農、6九大・農、7別府大・食物栄養)
- C-a02 Pseudomonas putida KF703のビフェニル・サリチル酸・安息香酸分解系をコードするDNA領域(bph・sal・bza)の解析
…○米村 淩1、廣瀬 遵1、横井春比古1、山副敦司2、細山 哲2、末永 光3、木村信忠3、渡邊崇人4、二神泰基5、後藤正利6、藤原秀彦7、古川謙介7(1宮崎大・工・環境応用化、2NITE、3産総研、4京大・生存研、5鹿大・農、6九大・農、7別府大・食物栄養)
- C-a03 Pseudomonas stutzeri KF716のビフェニル・サリチル酸分解系をコードするDNA領域(bph・sal)の解析
…○河辺崇宏1、平井晋哉1、廣瀬 遵1、横井春比古1、山副敦司2、細山 哲2、末永 光3、木村信忠3、渡邊崇人4、二神泰基5、後藤正利6、藤原秀彦7、古川謙介7(1宮崎大・工・環境応用化、2NITE、3産総研、4京大・生存研、5鹿大・農、6九大・農、7別府大・食物栄養)
- C-a04 Pseudomonas pseudoalcaligenes KF707のサリチル酸および安息香酸代謝酵素群の誘導
…○宮島 亘1、廣瀬 遵1、横井春比古1、山副敦司2、細山 哲2、末永 光3、木村信忠3、渡邊崇人4、二神泰基5、後藤正利6、藤原秀彦7、古川謙介7(1宮崎大・工・環境応用化、2NITE、3産総研、4京大・生存研、5鹿大・農、6九大・農、7別府大・食物栄養)
- C-a05 ビフェニル資化性細菌Comamonas testosteroni KF712の種々の芳香環分解遺伝子の機能解析
…○出口明喜1、平田雄也1、廣瀬 遵1、横井春比古1、山副敦司2、細山 哲2、末永 光3、木村信忠3、渡邊崇人4、二神泰基5、後藤正利6、藤原秀彦7、古川謙介7(1宮崎大・工・環境応用化、2NITE、3産総研、4京大・生存研、5鹿大・農、6九大・農、7別府大・食物栄養)
- C-a06 トマトに感染する植物病原菌の生育を抑制する細菌のコンポストからの分離
…○松澤 俊、田代幸寛、酒井謙二(九大院・生資環)
- C-a07 液系FISH法のフローサイトメトリーへの適用による細菌相解析
…○江口 亮1、石田夏美1、鵜木陽子2、田代幸寛1、酒井謙二1(1九大院・生資環、2九大・農)
- C-a08 熊本地域の地下水から検出されたアーキアの群集構造解析
…○竹下美海1、曾 祥勇2、細野高啓3、太田広人2、新留琢郎2、嶋田 純2、森村 茂2
(1熊大・工・物質生命、2熊大院・自然科学、3熊大院・先導機構)
- C-a09 Clostridium perfringensの毒素産生を制御するクオラムクエンチングに関する研究
…○安達桂香1、Ravindra Pal Singh1、大谷 郁2、河野通生1、園元謙二1、中山二郎1
(1九大院・農、2ミヤリサン製薬)
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C会場(103教室)午後の部(一般講演) 15:00~17:12
(講演時間12分:発表10分、討論2分)
- C-p01 海洋性発光細菌Allivibrio fischeriniによる毒性検査
…○長浜千夏1、桑原 眸1、二宮純子1、森田 洋2
(1北九大院・国際環境工、2北九大・国際環境工)
- C-p02 「泥の電池」の発電量に及ぼすアノード炭素材料の影響
…○開 礼菜、竹永由季、中川真通、冨永昌人(熊大院・自然科学)
- C-p03 下水汚泥を用いた「泥の電池」
…○竹永由季、開 礼菜、中川真通、冨永昌人(熊大院・自然科学)
- C-p04 anammox汚泥を利用した人工ヒドラジン排水の処理
…○廣岡琢也1、宮副雅士1、○西山孝1、古川憲治2、藤井隆夫1(1崇城大・応生命、2熊大院・自然科学)
- C-p05 2,4-ジクロロフェノキシ酢酸分解酵素の構成成分CadCの解析
…○木嶋久美子1、江上結菜2、川上満泰2、天田 啓2(1福工大院工、2福工大工)
- C-p06 低温発現系によるエチレン生成酵素の精製
…○赤池利仁、中山泰宗、長濱一弘、松岡正佳(崇城大・生物生命・応微工)
- C-p07 Thermus thermophilusのコハク酸要求性変異株の解析
…○下藤佑香、中山泰宗、長濱一弘、松岡正佳(崇城大・生物生命・応微工)
- C-p08 キクイムシ腸内細菌Ewingella sp.の窒素固定系の解析
…○田中美和、中山泰宗、長濱一弘、松岡正佳(崇城大・生物生命・応微工)
- C-p09 共重合ポリエステルを合成するRalstonia eutrophaの分子育種
…○倉富優季1、脇田 和2、外村彩夏3、田中賢二4、福居俊昭5、柘植丈治6、松崎弘美1,2(1熊本県大・環境共生、2熊本県大院・環境共生、3理研、4近大・産理工、5東工大院・生命理工、6東工大院・総理工)
- C-p10 組換え大腸菌による新規モノマー組成からなる共重合ポリエステルの生合成
…○中上美歩1、後藤早希2、西村綾乃1、外村彩夏3、田口精一4、松本謙一郎4、田中賢二5、松崎弘美1,2(1熊本県大・環境共生、2熊本県大院・環境共生、3理研、4北大院・工、5近大・産理工)
- C-p11 フィリピンの子どもの腸内細菌叢:食との関連性
…○山本麻寿紗1、本田倫子1、田中 優1、百田理恵2、Ladie Palermo3、Julie Tan3、Yuan Kun Lee4、園元謙二2、中山二郎2(1九大院・生資環、2九大・農、3ビサヤ州立大、4シンガポール国立大)
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支部活動
Published by 支部:九州 on 15 10月 2015
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D会場(109教室) 午前の部: 修士の部 10:00~11:15
(講演時間15分:発表10分、討論・審査5分)
- D-a01 「泥の電池」の発電量に及ぼすセル構造の影響
…○中川真通、開 礼菜、竹永由季、冨永昌人(熊大院・自然科学)
- D-a02 ECM模倣基材を用いた薄層ゲル培養系構築による神経毒性試験
…○永井貴之1、原田祐希1、池上康寛2、白木川奈菜1、井嶋博之1
(1九大院・化工、2九大・工)
- D-a03 好熱性ファージ由来Holinのミトコンドリア局在によるガン細胞のアポトーシス誘導
…○黒木未知瑠1、千羽 啓太1、原田額郎2、 片倉喜範1、土居克実1
(1九大院・生資環、2九大院・シス生科)
- D-a04 担子菌由来のエンド-β-N-アセチルグルコサミニダーゼ変異体を用いた均一糖鎖含有糖タンパク質の酵素合成
…〇江島康成、竹川 薫(九大院・生資環)
- D-a05 外部環境が糖分泌型藻類の分泌挙動に与える影響の解析
…〇八久保真子1、高橋利幸2(1都城高専専攻科・物質工、2都城高専・物質工)
D会場(109教室)午後の部: 修士の部 15:00~15:45
(講演時間15分:発表10分、討論・審査5分)
- D-p01 Enterococcus mundtii QU 25株のポストゲノム研究:RNA−seq解析を用いた混合糖条件下での転写解析
…○藤原治子1、鍋田啓介2、門多真理子4,2、吉川博文2,3、園元謙二5
(1九大院・農、2東農大・バイオ、3東農大・ゲノムセンター、4武蔵野大・環境、5九大バイオアーク)
- D-p02 Synechococcus elongatus PCC 7942による1,3-propanediol生産性向上のための代謝フラックスバランス解析
…○松尾真吾1、広川安孝1、吉川勝徳2、松田史生2、戸谷吉博2、清水 浩2、花井泰三1
(1九大院・農、2阪大院・情報)
- D-p03 リン酸塩及びカリウム塩によるAspergillus kawachii の酵素生産性
…○井 菜々子1、三貝咲紀1、二宮純子1、森田 洋2
(1北九大院・国際環境工、2北九大・国際環境工)
D会場(109教室)午後の部: 博士の部 15:45~16:00
(講演時間15分:発表10分、討論・審査5分)
- D-p04 地熱環境から単離したThermus属繊維状ファージの特性解析
…○永吉佑子1、相川浩輝1、熊谷健太1、藤野泰寛2、土居克実3
(1九大院・生資環、2九大・基幹、 3九大・農)
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支部活動
Published by 学会事務局 on 13 10月 2015
⇒印刷用パンフレット(605KB)
日時 | 2016年1月22日(金)13:00~ |
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場所 | 徳島大学 常三島キャンパス内 工業会館 2階 メモリアルホール
(〒770-8506 徳島市南常三島町2-1 ) |
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プログラム | - 13:00 開会の辞
- 13:05 「脂質ラフトにおける抗酸化物質の分布と機能」
…寺尾 純二(徳島大学大学院医歯薬学研究部)
- 13:35 「表皮肥厚性疾患を調節する新しい脂質メカニズムの発見」
…山本 圭(徳島大学生物資源産業学部)
(14:05 休憩) - 14:15 「免疫制御における腸内環境の影響と免疫創薬、機能性食品、
ワクチンへの展開」
…國澤 純(国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所)
- 14:45 「微生物機能を活用した機能性脂質生産とその生理機能について」
…岸野 重信(京都大学大学院農学研究科)
(15:15 休憩) 【一般講演】(演題申込み受付は終了しました)「長鎖モノエン脂肪酸を含む魚油による抗動脈硬化作用」
…○板東正浩1、竹尾仁良2、福田大受3、宮原裕子2、Zhi-Hong Yang2、西本幸子1、植田知瑶1、齋藤沙緒理1、川上真智子1、佐野周平1、佐田政隆3、阪上浩1
(1徳大院・医歯薬・代謝栄養、2日水・中央研、3徳大院・医歯薬・循環器内科)
「HDL機能測定の現状と課題」
…小倉正恒(国立循環器病研究センター研究所)
「酵素によるホスファチジル-β-1-グルコースの合成」
…◯井上ありさ、安立昌篤、ダムニャノビッチ ヤスミナ、中野秀雄、岩崎雄吾
(名大院・生命農学)
「高濃度塩の添加によるホスファチジルイノシトール酵素合成の効率化」
…◯村木美智子、ダムニャノビッチ ヤスミナ、中野秀雄、岩崎雄吾
(名大院・生命農学)
「新規アミンオキシダーゼとホスホリパーゼDを用いたエタノールアミン型リン脂質の定量」
…長南圭介1、酒瀬川信一2、前場良太3、松本英之2、○杉森大助1
(1福島大院・理工、2旭化成ファーマ、3帝京大学・医)
「麹菌Aspergillus oryzaeの代謝改変による遊離脂肪酸の生産性向上」
…玉野孝一(産総研生物プロセス)
「グリセロールを利用した微生物油脂生産」
…○亀川優一、栗田千波、阪本鷹行、櫻谷英治(徳大・工・生物工)
「油脂生産性糸状菌Mortierella alpinaによるオメガ3脂肪酸の生産」
…○安藤晃規1,2、奥田知生2、櫻谷英治3、小川順1,2
(1京大・生理化学、2京大院・農・応用生命、3徳島大・ソシオ)
「油脂生産性糸状菌Mortierella alpinaの代謝改変による希少脂肪酸生産」
…○菊川寛史1、櫻谷英治2、安藤晃規1,3、小川順1,3
(1京大院農・応用生命、2徳島大院・ソシオ、3京大・生理化学)
- 17:30 閉会の辞
- 18:00 懇話会 (会場:常三島キャンパス内 第1食堂 2階)
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参加費 | 参加費2,000円(非課税)、懇話会費4,000円(税込)ただし、いずれも学生無料 |
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定員 | 100名(先着順) |
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申込み方法 | E-mailにて、住所、氏名、所属、メールアドレス等を明記の上、下記宛に。懇話会参加の有無も必ずご記載ください。 |
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申込先 | 〒536-8553 大阪市城東区森ノ宮1-6-50
地方独立行政法人大阪市立工業研究所 生物・生活材料研究部 永尾寿浩
TEL: 06-6963-8073 FAX: 06-6963-8079 E-mail: nagao@omtri.or.jp |
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備考 | お申込みいただいたお名前等の個人情報は、参加確認および今後の学際的脂質創生研究部会講演会のご案内以外の目的には使用いたしません。 |
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⇒学際的脂質創生研究部会のページ
学会行事
Published by 支部:東日本 on 13 10月 2015
東京都立戸山高等学校
日本生物工学会東日本支部 共催
~高校生セミナー~「生物工学と生命工学研究が支える食品産業」
日時
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2015年12月19日(土) 13:30~
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場所
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東京都立戸山高等学校
(東京都新宿区戸山3丁目19−1)
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対象
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高校生およびその父兄
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内容
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プログラム
13:30
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開会のことば
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(都立戸山高等学校 校長) 大野 弘
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13:35~15:30
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第一部
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<企業の研究者による講演>
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うま味調味料「味の素」の製造方法:微生物の産業利用
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(味の素 バイオ・ファイン研究所) 外内 尚人 先生
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キッコーマンのバイオテクノロジー ~発酵から発光へ~
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(キッコーマン 研究開発本部) 梶山 直樹 先生
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15:30~16:30
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第二部
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<高校生、大学生によるポスター発表>
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16:45
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閉会のことば
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(日本生物工学会東日本支部長 東京大学教授) 石井 正治
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参加申込
・
問合せ先
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日本生物工学会 東日本支部
支部長: 石井 正治(東京大学)
E-mail: amishii@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp
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支部活動
Published by 支部:中部 on 05 10月 2015
日本生物工学会中部支部のメールマガジンBBChubuの第8号(2015年10月号)を掲載しました。
⇒日本生物工学会中部支部 メールマガジン『BBChubu』(第8号)(2.70MB)
BBChubuは、中部支部の会員相互の交流のためのマガジンで、研究紹介、留学体験、大学ブランド商品紹介、中部地区の企業紹介、コーヒーブレイクという会員交流広場(懸賞問題付き!)もあります。
他支部の会員の方々にもお知らせいたしますので、ご覧いただき、ご意見をお送りください。懸賞問題へのご投稿もお待ち申し上げます。
中部支部 BBChubu編集担当
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支部活動,新着情報
Published by 学会事務局 on 25 9月 2015
2015年7月11日・12日に、愛知県北名古屋市(タナベ名古屋研修センター)で開催された2015年度生物工学若手研究者の集い 夏のセミナーの活動報告を公開しました。⇒開催報告はこちら
新着情報
Published by 若手会 on 25 9月 2015
研究部会(若手会)
Published by 学会事務局 on 25 9月 2015
生物工学会誌 第93巻 第9号
高木 博史
筆者が支部長を務めている関西支部では、昨年度から産学官の若手人材の国際化を目的とした活動を始めている。たとえば、今年度は支部に所属する産学官機関から選抜した若手研究者に、タイバイオテクノロジー学会主催の国際シンポジウムにおいて、口頭発表の機会を与えるとともに、現地の企業と研究機関を訪問し、見学・討論を行うことで、タイを中心とする東南アジアにおけるバイオテクノロジーの現状を学ぶ機会を提供する。
こうした取組みは、本学会の重点化課題(国際交流・国際展開の推進)に支部として貢献できることの一つとして、今後も積極的に実施していきたい。また、学会としては「アジアの生物工学を先導する学会」を目標に、リーダーシップを発揮しながら、アジア諸国における関連学会との連携強化や若い研究者・技術者の顕彰などを行っている。一方で、おもに国内の大学で修学し、その数が増えている留学生についても、大学だけでなく、学会として彼らの育成・支援を組織的に行う時期が来ているかもしれない。
そこで、学術・経済の両面で発展が著しい東南アジアからの留学生について、所属大学で学生のキャリア支援を担当している立場も含め、最近感じていることを纏めてみた。
- 優れた留学生を育成する国(大学)に、高い意欲や能力を有する留学生が集まる
現在、留学生の受入れは2008年に政府が発表した「留学生30万人計画」に基づき、急速に進んでいる。そのリクルート活動は以前の欧米や中国・韓国から東南アジア地域にシフトし、優秀な留学生確保のための競争が激化している。筆者もある国の首都のホテルで同じ目的で滞在している別の大学の知人と偶然会い、なぜか気分が凹んだ。大型の競争的資金として、大学の国際化を推進する国費留学生優先配置プログラム、スーパーグローバル大学等事業などで、数値目標の達成に苦労されている教職員も多いと思う。
- 最先端のコースワークと研究指導、およびキャリア支援が重要である
筆者の所属大学では、活発な教育研究交流を展開している東南アジア4か国の連携大学から毎年10名程度の学生を選抜し、博士前期または後期課程に受け入れている。そして、英語による最先端バイオ分野のコースワークと研究指導を行い、博士号を授与している。在学中の経済的支援は十分に保証しているが、彼らの高い目的意識(学位取得)と教員へのリスペクトは多くの日本人学生も見習ってほしい。加えて重要なことは、個々の留学生のニーズに対応したキャリアパス教育と支援を通して、アカデミアや企業において東南アジアと日本との良好な関係の構築に貢献できるリーダー人材の育成である。今後は、アカデミア以外の出口支援も重要であろう。
- 留学生を研究室に受入れることで、日本人学生の国際化教育を実践できる
留学生は日本人の学生へもさまざまな影響や刺激を与えている。筆者の研究室では、ミーティングやセミナーに日本人学生と留学生が一緒に参加し、ほとんどの場合英語で行っている。日本人学生にとって、欧米のnative speakerではなく、東南アジアの留学生と英語で会話することにそれほど抵抗はない。また、英語での実験指導や研究討論を行う能力が養われるだけでなく、相手国の文化や歴史を学ぶこともできる。こうした研究室活動や教育カリキュラムを通して、国境や国籍を意識せず、人類共通の価値観を認識する「グローバル人材」に必要な能力を身につけることができる。
大学としては、留学生に最先端の教育を提供し、学位を取得させた上で、日本での就職(アカデミア、企業を問わず)を支援することが優秀な留学生の獲得に直結するであろう。そのためには、大学・企業・国が密に連携し、国には留学生が国内で就職できる制度を充実していただき、企業には大学が育成した人材の就職機会を増やしていただければ有り難い。現在、本学会に所属している留学生は概数で100名弱である。関西支部も具体的な活動を通して学会組織と協力し、国際交流・国際展開の活性化に貢献したい。
著者紹介 奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科(教授)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 9月 2015
平素より生物工学会英文誌Journal of Bioscience and Bioengineering(JBB)をご利用、ご支援いただき、誠にあり がとうございます。
高木編集委員長はじめ前年度の編集委員、編集事務局、それになによりも論文を投稿いただいた会員の皆様のお力でJBBのインパクトファクター(IF)が上昇し、IF = 2目前の1.884となっております(5年間―IFは2.032)。このJBB の質を維持、さらには益々向上させるためにも経済的なバックアップはなくてはならないものであります。一方、 JBBは会員の学会活動を通じた生物工学の研究成果の発表の場でもありますから、JBBのさらなる発展のためには学会活動そのものの活発化が必須であります。しかし、消費税の値上げや科研費の中止など経済的圧迫があり、現状では学会活動の活発化とJBBの発展を両立させることは極めて困難になってきております。そこで、自助努力でJBBの 向上を図るために、Vol. 121, No. 1(2016年1月号)掲載分よりJBB掲載料の値上げ(4,500円(税抜)/ページから5,500円(税抜)/ペー ジへの改定)の決断に至りました。
会員の皆様に負担を求める誠に苦渋の決断ではありますが、より一層のJBBの発展に尽力する所存ですので、どうぞ理解いただきたく存じます。
日本生物工学会 英文誌編集委員長
加藤 純一
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 9月 2015
- 巻頭言“随縁随意”
- 特集 合成生物工学の未来展望
- ノート
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―
- バイオミディア
- Branch Spirit
- プロジェクト・バイオ
- バイオ系のキャリアデザイン
- バイオ系のキャリアデザイン(私のバイオ履歴書編)
- Germinaton
- Fuji Sankei Business i…( 570 )
- 今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 572 )
- バイオインフォメーション…( 573 )
- 支部だより…( 574 )
⇒生物工学会誌Topへ
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生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 18 9月 2015
盛況のうちに終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。⇒活動報告
第7回生物工学産学技術研究会をカルピス株式会社本社にて開催いたします。今回は、国際的評価の高まる日本のワイン、日本の競争力の源泉である食品加工技術、そしてニーズの高まる機能性食品における産業界ならではの「ものづくり」に対するチャレンジや商業化技術の最前線について、広範にわたる生物工学産学技術研究会を企画いたしました。
多数の方々のご参加をお待ち申し上げます。
日時 | 2015年12月9日(水)14:00~19:00 |
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場所 | カルピス株式会社 本社 大会議室(東京都渋谷区恵比寿南2-4-1)
(http://www.calpis.co.jp/corporate/group/map_headoffice.html) |
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参加費 | 講演会:無料
懇親会:一般3,000円(税込)、学生1,000円(税込) 当日会場にてお支払ください。 |
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定員 | 120名(定員になり次第締め切ります) |
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申込み方法 | 参加を希望される方はこちらの申込フォームからお申し込み下さい。 |
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申込み締切 | 2015年11月27日(金) ⇒延長しました 12月3日(木)まで |
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問合せ先 | 日本生物工学会事務局 TEL. 06-6876-2731 E-mail: info@sbj.or.jp |
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講演会プログラム
- 13:20 受付開始
- 14:00 開会あいさつ……………川面 克行(日本生物工学会副会長)
- 14:10~15:00
「ワイン造りのグローバルスタンダードと未来の日本ワインへの戦略」
……安蔵 光弘(メルシャン(株)SCM本部 シャトーメルシャン 製造部長 チーフ・ワインメーカー)
近年日本ワインが注目されており、国内にワイナリーが多数誕生している。日本ワインならではの味わいや和食との相性など、特色のあるワインが造られている。日本ワインの産業は、海外に比べると規模が小さく、栽培醸造の機械もほぼ輸入のため、その分コストがかかる。長い間、ワイン造りを産業として維持してきた海外の産地に学ぶべきことは多い。輸入ワインに対する競争力を意識し、業界全体でコストの適正化に取り組む必要がある。近年の日本ワインの技術的トピックと、日本ワインのとるべき戦略を紹介する。
- 15:00~15:50
「食品の凍結・保管装置と食肉加工ロボットの実用化技術」
……町田 明登((株)前川製作所 取締役 技術研究所 所長)
前川製作所は、1924年製氷業(町の氷屋)からスタートし、現在では産業用冷凍分野としては国内外でトップメーカーに成長した。そこにはお客様との「共創」を通して潜在ニーズを掘り起こし、オンリーワン製品を提供してきた結果であると認識している。本講演では、伝統的な「日本モノづくり文化」の進化系として、弊社製品の中でも特徴的な製品である食品の凍結・保管装置、食肉加工ロボットの開発について紹介する。
- 16:00~16:50
「カルピスの開発とその後の技術展開」
……山本 直之(カルピス(株) 理事 研究戦略部 部長)
「カルピス」は、創業者三島海雲が青年期にモンゴルでのさまざまな発酵食品を体験したことがきっかけとなって、生まれた日本発の乳酸菌飲料である。乳酸菌発酵乳にショ糖を添加して酵母発酵することで、あの独特な風味が付与される。近年、その独特の風味に関連した生理機能や発酵工程で生産された代謝産物によるさまざまな保健効果が確認されつつある。「カルピス」の開発以来、現在に至る関連した技術の開発について紹介したい。
- 17:20~19:00 懇親会(於:カルピス本社 食堂)
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学会行事
Published by 学会事務局 on 16 9月 2015
第67回日本生物工学会大会(2015年10月26~28日、城山観光ホテルにて開催)では、以下3件の本部企画シンポジウムを開催しました。
食品のおいしさを極める生物工学
- オーガナイザー:今井 泰彦 (キッコーマン)、貝沼 章子(東農大)、松井 和彦(味の素)
髙下 秀春(三和酒類)、坂口 正明(サントリースピリッツ)
北川 泰(アサヒフードアンドヘルスケア)、池 道彦(阪大)
食品の「おいしさ」は食品が持つ大きな機能の一つであると考えられる。そして最近では、様々な手法により、身体の生理的変化、希求メカニズムの研究や、実際 の食品への展開を図る試みがなされている。この「おいしさ」の研究成果は製品(食品)に適用してはじめて価値を生み出せる、まさに産学官連携が必要な分野 である。そこで、食品の「おいしさ」に関わる研究について、最近の取組みを紹介してこの分野の研究と産学官連携の一層の活性化を図ることを目的とする。⇒プログラム
魅力ある商品を支える醸造技術
- オーガナイザー:髙下 秀春(三和酒類)坂口 正明(サントリースピリッツ)
貝沼 章子(東農大)、今井 泰彦 (キッコーマン)
発酵食品は、お客様の生活に潤いを与え、楽しく豊かな生活を実現するための一役を担っている。お客様に支持されている発酵食品(商品)には魅力があり、その 魅力を支えているのが醸造技術である。本シンポジウムでは、ものづくりの醍醐味も合わせて産業界のシンポジストからヒット商品に秘められた技術開発につい て講演していただく。産業界のニーズ把握の考え方については他業界にも参考になる。⇒プログラム
培養・計測技術はここまで来た!
- オーガナイザー:安原 貴臣 (アサヒグループホールディングス)
坂口 正明(サントリースピリッツ)、佐久間 英雄(丸菱バイオエンジ)
富田 悟司(エイブル)、松井 和彦(味の素)
北川 泰(アサヒフードアンドヘルスケア)
生物工学的手法によるモノづくりは培養計測・制御技術を中心とした手法を駆使し、商業的国際競争力を得て初めて社会に還元される。本シンポジウムでは、原点 に回帰し、培養・計測の新技術を学術界および産業界の第一線のシンポジストからご講演いただく。新技術と実用への課題および展開に関するディスカッション は、発酵産業の商業的発展に向け、産学連携を介した公益に繋がることが期待される。⇒プログラム
⇒過去大会 本部企画シンポジウム一覧はこちら
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産学連携活動
Published by 学会事務局 on 16 9月 2015
第66回日本生物工学会大会(2014年9月9~11日、札幌コンベンションセンターにて開催)では、以下3件の本部企画シンポジウムを開催しました。
-温故知新‐醸造物の機能性研究
- オーガナイザー:髙下 秀春(三和酒類)、坂口 正明(サントリー酒類)、貝沼 章子(東農大)
今井 泰彦(キッコーマン)
生活習慣病の増加に伴い、その予防のため、三次機能を有する食品の摂取が重要となっている。本来、食品には自然治癒力を高め、健康の維持・増進を行なう様々な機能性が認められており、最近の研究では、食品が有する生体防御、体調リズム調節、疾病予防及び回復といった三次機能に光が当たっている。本シンポジウムでは、日本の伝統的な発酵産業で培われてきた醸造物が有する機能性に関して、最新の研究に基づく情報を紹介したい。⇒プログラム
トータルバイオプロセスの効率化、サスティナビリティ
- オーガナイザー:北川 泰(アサヒフードアンドヘルスケア)、松井 和彦(味の素)
佐久間 英雄(丸菱バイオエンジ)、富田 悟志(エイブル)、石川 陽一(バイオット)
バイオインダストリーにおけるプロセス全体の効率化やサスティナビリティに関しては、従来から研究開発が進められている分野ですが、今後も更なる研究開発と 技術革新が必要とされ期待される重要な領域です。そこで今回は、プロセス全体についての効率化、サスティナビリティについて、現状技術の俯瞰と今後の方向 性について広く意見交換する場を持つことにより、参加して下さる皆様の一助にさせて頂く企画といたしました。⇒プログラム
食品のおいしさを極める生物工学
- オーガナイザー:今井 泰彦(キッコーマン)、髙下 秀春(三和酒類)、坂口 正明(サントリー酒類)
北川 泰(アサヒフードアンドヘルスケア)、松井 和彦(味の素)
貝沼 章子(東農大)、池 道彦(阪大)
食品の「おいしさ」は食品が持つ大きな機能の一つであると考えられる。そして最近では、様々な手法により、身体の生理的変化、希求メカニズムの研究や、実際 の食品への展開を図る試みがなされている。この「おいしさ」の研究成果は製品(食品)に適用してはじめて価値を生み出せる、まさに産学官連携が必要な分野 である。そこで、食品の「おいしさ」に関わる研究について、最近の取組みを紹介してこの分野の研究と産学官連携の一層の活性化を図ることを目的とする。⇒プログラム
⇒過去大会本部企画シンポジウム一覧はこちら
►産学連携活動Topへ
産学連携活動
Published by 支部:関西 on 16 9月 2015
⇒開催報告はこちら
関西地域企業と公設試験研究機関の研究・開発業務内容をご講演頂き、地域のみならず国内外の産業を支えるコア技術や独自の魅力を産学官の若手研究者、学生の方々に広く知って頂くことを目的としています。また、テーブルディスカッション、懇親会を通して学会などでは難しいこれら企業・研究機関の方との交流を深めて頂ければと考えております。是非奮ってご参加ください!
- 日時: 2015年11月12日(木)13:00 ~ 19:00
(懇親会 17:00~19:00)
- 会場:【講演会】京都市産業技術研究所 大ホール(京都リサーチパーク 西地区)
【懇親会】レストランPATIO(京都リサーチパーク内 東地区1号館1階)
- 参加費(すべて税込):
【講演会】一般:1,000円、学生:無料
【懇親会】一般:2,000円、学生:1,000円
※参加費は、当日受付にてお支払ください。
- 申込方法: こちらの申込みフォームからお申込み下さい。
- 定員: 50名
- 申込締切: 2015年10月16日(金)17:00(※ただし定員に達し次第締め切らせて頂きます)
- 問合せ先:
日本生物工学会関西支部若手企画委員 (大阪大学)原田 和生
TEL. 06-6879-8235 E-mail: harada6@phs.osaka-u.ac.jp
プログラム
- 13:00~13:10 「開会の辞」
……岡崎 悟志(大関株式会社 /関西支部若手企画委員会 世話人代表)
- 13:10~13:20 「京都市産業技術研究所の紹介」
……廣岡 青央((地独) 京都市産業技術研究所 バイオ系チーム)
- 13:20~13:50 「小川珈琲と珈琲業界のこれまでとこれから」
……沖永 憲生(小川珈琲株式会社)
小川珈琲の歴史と現在活動している事を解説する。合わせて大きく変化するコーヒー市場を時代の流れの中でとらえ、現在喫茶店が抱えている問題点や課題を明らかにすることによりコーヒーと喫茶店の未来を考察したい。
- 13:50~14:20 「京都の酒造会社としてのアプローチ」
…齊藤 透(齊藤酒造株式会社)
京都府だけの酒造好適米「祝」を中心に酒造りをする齊藤酒造の酒造りへの思いと清酒の楽しみの世界のご紹介を通じて業界の現状をお話します。
- 14:20~14:30 休憩
- 14:30~14:40 「奈良県産業振興総合センターの紹介」
…大橋 正孝(奈良県産業振興総合センター 生活・産業技術研究部)
- 14:40~15:10 「トウモロコシを原料とした機能性糖質L-アラビノースの開発」
…柴崎 賀彰(三和澱粉工業株式会社)
弊社は澱粉関連製品の研究開発、製造、販売を一貫して行う研究開発型の企業である。本会では、澱粉製造時の副産物であるトウモロコシの皮を原料として生産している機能性糖質の話題を中心に、業務内容などを交えて紹介する。
- 15:10~15:20 「大阪市立工業研究所の紹介」
…田中 重光((地独)大阪市立工業研究所 生物・生活材料研究部)
- 15:20~15:50 「130年目の挑戦」
…杉野 哲造(株式会社桃谷順天館 Next R&D研究所)
我々、桃谷順天館は今から130年前に・・・大切な人への想いからはじまりました。産学連携、西洋医学という現在の世にも通ずる研究から、今日でもニキビで悩むたくさんのお客様に愛される「美顔水」が開発されました。そのDNAは今日までつながれ、新たなイノベーションを起こすべく研究開発をすすめております。
- 15:50~16:00 休憩
- 16:00~16:45 テーブルディスカッション 講演者の方を囲んで交流を深めて頂きます!
- 17:00~19:00 懇親会
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学会行事
Published by 学会事務局 on 16 9月 2015
日本生物工学会の和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business i.の企画特集に編集協力をし、第3水曜日に記事を掲載しております。2015年9月16日付で、第18回「植物工場」が掲載されました。
⇒過去に掲載された記事一覧はこちら
Fuji Sankei Business i. 2015年9月16日掲載
新着情報
Published by 支部:西日本 on 11 9月 2015
日本生物工学会西日本支部では2015年度学生賞候補者の推薦募集をしております。下記の要領に従って優秀な学生の推薦をお願いいたします。
(1) 西日本支部地域内の大学の修士課程(博士前期課程)、博士課程(博士後期課程)および高等専門学校専攻科の学生で生物工学会会員
(2) 生物工学会年次大会および支部講演会において口頭・ポスター発表した者もしくは本学会の和文・英文誌に論文を公表した者
- 推薦者 西日本支部の正会員で対象研究室、講座、学科および研究科の代表者
- 推薦方法 推薦用紙に必要事項を記入して下記提出先へ郵送してください。
- 推薦申込締切日 2015年11月20日(金)
- 問合わせ先・応募書類提出先
〒770-8506 徳島市南常三島町2-1
徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部
日本生物工学会西日本支部事務局(庶務・櫻谷英治)
E-mail: sakuradani.eiji@tokushima-u.ac.jp
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支部活動,新着情報
Published by 支部:東日本 on 10 9月 2015
日本生物工学会東日本支部 第10回 学生発表討論会
(公社)日本生物工学会東日本支部 主催
日時
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2015年11月13日(金)13時~11月14日(土)16時
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場所
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八王子セミナーハウス(東京都八王子市下柚木1987-1)
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開催趣旨
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「研究室から飛び出よう!」
自分の研究をネタに、企業の研究者とじっくり話してみませんか?
~日本生物工学会東日本支部 第10回学生発表討論会のご案内~
「自分の研究の進め方って、企業の人から見たらどうなんだろう?」
「企業での研究ってどんなもの?」
「学生のうちに身につけておかなければならない能力は?」
学生の皆さん、このような疑問を、社会人に直接ぶつけてみませんか? 就職や進学を考えている皆さんの研究内容の発表を通じて、バイオ関連の様々な分野で活躍する先輩方がアドバイスをしてくださいます。
研究発表といっても、学会のようなまとまったデータは必要ありません。もちろん、学会で発表した内容そのままを持ってきても構いませんし、まだ途中の段階でも、うまくいっていなくて滞っているようなものでも歓迎します。むしろ、そのようなうまくいっていない時にどう考えたらよいか、研究室の外に出ればヒントが見つかるかもしれません。
夕食後には、社会人との自由討論会も企画しています。企業の研究ってどういうもの? 社会人になって必要とされる能力は? のような、皆さんの将来に関する疑問など、研究室ではなかなか聞けないことを質問するチャンスです。
この「学生発表討論会」は、おかげさまで今回で10周年を迎えることとなりました。10周年記念ということで、基調講演には、第1回学生発表討論会にもご登壇いただいた神奈川工科大学の松本邦男先生をお招きして、若い学生さんにもわかりやすく「温故知新」の意味を語っていただく予定です。
学生の皆さんの参加をお待ちしております。
社会人、大学教員の皆様の参加も、もちろん歓迎いたします。近頃の学生に一言いいたいという方、奮ってご参加ください。
内容についての詳細は、以下のURLより、生物工学会誌2010年第88巻第1号のBranch Spirit欄に掲載しました記事をご覧ください。
https://www.sbj.or.jp/wp-content/uploads/file/sbj/8801_branch_spirit.pdf
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学生・一般合わせて 35名
(定員になり次第、締め切らせて頂きます。相互交流の観点から、学生はできるだけ指導教員と一緒に参加されるようお願いします。人数に限りがありますので、広く交流を図る目的から学生さんはなるべく1研究室あたり2名程度までの申し込みにご協力下さい。学生単独での参加も可能ですが、必ず指導教員の許可を得てからお申し込みください。また、特許に係る情報を含むプレゼンテーションには対応できませんので、ご了承ください。)
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内容
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プログラム予定
11月13日(金)
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12:30
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受付
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13:00
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開会の辞
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13:05
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基調講演「温故知新 – 国産ペニシリン開発の歴史とバイオテクノロジー -」
松本 邦男 (神奈川工科大学教育開発センター顧問)
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14:05
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社会人参加者紹介
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14:15
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研究発表会(1)
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17:45
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休憩
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18:00
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夕食
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19:30
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自由討論会
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11月14日(土)
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8:00
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朝食
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9:00
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モーニングプレゼンテーション
日本生物工学会東日本支部長賞受賞者講演
「(タイトル未定)」
宮岡 理美 (早稲田大学大学院)
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9:30
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研究発表会(2)
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12:00
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昼食
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13:10
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研究発表会(3)
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15:30
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閉会の辞、アンケート記入、写真撮影
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16:00
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解散
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本セミナーは、三つのプログラムから構成されます。
<研究発表会> 参加学生全員に、自分の研究内容について発表していただきます。発表時間は10分間(+質疑10分間)の予定ですが、参加者数により若干短くなる可能性がありますので あらかじめご承知おきください。一度学会で発表したものや、まだデータが出ていないもの、全然うまくいっていないものでも構いません。全体の発表時間は限られておりますので、先着順で受付させていただき、枠が埋まった時点で学生さんの申込みを締め切らせていただきます。研究発表では研究室外の人にも実験の背景や目的、進捗状況などをわかりやすく説明することを心掛けて、スライドを用意してください。(PCはこちらでも用意いたしますが、持参等については申込後に確認します。)
<自由討論会> 企業や研究所などで社会人として研究・開発に携わっている先輩方と、学生時代や現在の経験談、企業で必要とされる能力や研究の心得など様々なことについて、緊密かつ自由に語り合います。ふだんなかなか知ることのできない、企業人や大学教員の経験や知識に触れるチャンスです。
<基調講演、モーニングプレゼンテーション> 本セミナーでは、将来生物工学分野での活躍を目指す皆さんへのエールとして、生物工学分野で活躍されている大先輩に、ご自身の研究歴やご経験をお話しいただいています。また、モーニングプレゼンテーションでは、3月に行われた「第3回日本生物工学会東日本支部コロキウム」における東日本支部長賞受賞者による講演を行います。
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参加申込
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10月9日(金)までに、1) 氏名、2) 性別(部屋割りに必要)、3) 一般会員/大学教員/学生会員/学生非会員の別、4) 所属、5)連絡先住所、TEL、E-mail、6)その他連絡事項、を記入の上、件名を「第10回学生発表討論会申込」として、下記申込先にE-mailにてお申し込みください。プログラム作成のため、学生の方には、参加申込締切後に簡単な要旨(500字程度)を作成して頂きますのであらかじめご承知おきください(要旨〆切は11月2日を予定)。
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参加費
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参加費の支払は、当日受付時にお願いいたします。
学生会員3,000円(税込)、学生非会員4,000円(税込)
一般会員・・・大学教員10,000円(税込)、大学教員以外7,000円(税込)
(宿泊代・夕朝昼食代・要旨集込)
一般会員の皆様には、研究発表会において学生の発表に対する様々な視点からのご指摘や自由討論会での積極的なアドバイスをお願いします。定員に限りがありますので、下記申し込み先まで早めにお問い合わせください。
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申込先
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日本生物工学会東日本支部 第10回学生発表討論会
担当 大槻隆司(山梨大学大学院医学工学総合研究部)
E-mail: tohtsuki@yamanashi.ac.jp
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►東日本支部Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 04 9月 2015
事前参加登録の受付を終了しました。多数のお申し込みありがとうございました。大会への参加を希望される方は、当日総合受付の窓口にお越しください。城山観光ホテル フロントロビー側入口(エメラルドホール)前にて10月26日(月)・27日(火)は8:00から、28日(水)は7:45から受付を開始します。
講演要旨集・参加章は、参加費の入金確認後、要旨集発行日(9月25日)以降に発送いたします。事前申し込みをされた方は、当日必ず参加章をご持参ください。
9月15日(火)17:00の時点で入金が確認できない場合は、事前予約が無効になり、参加章および、講演要旨集は送付されません。また、講演要旨集の電子版を大会前に利用することができない旨ご了承ください。当日、大会受付で当日料金をお支払いの上、当日参加者用ログインIDとパスワードを取得してダウンロードしてください。⇒要旨集電子版の閲覧方法はこちら
⇒第67回日本生物工学会大会ホームページ
新着情報
Published by 部会:代謝工学研究部会 on 26 8月 2015
日本生物工学会代謝工学研究部会では2015年度の活動の一環として、技術交流会を開催します。ご好評いただきました第1回、第2回につづき、第3回交流会では、研究部会関係企業や大学院生、アカデミア若手研究者を対象として、計算機をもちいた代謝シミュレーション技術の基礎を講習するとともに、実際に計算機を用いた実習を行います。初学者向けの内容から、実際の課題解決への利用法まで少人数のセミナー形式で行います。ふるってご参加いただきますようよろしくお願い申し上げます。
詳しくは、大阪大学大学院情報科学研究科 代謝情報工学講座ホームページ(http://www-shimizu.ist.osaka-u.ac.jp/hp/me.html)をご覧下さい。
- 日時: 2015年11月7日(土)14:00~8日(日)14:30
- 場所: 大阪大学情報科学研究科 B棟 B618演習室 →アクセス
- プログラム
計算機をもちいた代謝シミュレーション技術の基礎を講習するとともに、実際に計算機を用いた実習を行います。初学者向けの内容から、実際の課題解決への利用法まで少人数のセミナー形式で行います。
11月7日(土)
14:00-15:00 講義:代謝シミュレーションの基礎(講師:清水 浩大阪大学教授)
15:00-16:00 演習:代謝シミュレーションの実行(講師:戸谷吉博)
16:30-18:00 講義+演習:代謝シミュレーションの実行(講師:松田史生)
11月8日(日)
9:00-10:30 講義+演習:代謝シミュレーションの実際(講師:戸谷吉博)
10:30-12:00 講義:代謝モデル作成とデータベース情報の活用法(講師:松田史生)
- 定員: 8人(多数の場合選考あり)
- 参加費: 5,000円(資料代) 懇親会費別
参加費は当日徴収します。
- 申込先、問合せ先: 2015年10月9日(金)までに1) 参加希望者名、2) 所属、3) メールアドレス、4) 電話番号を記入したメールを下記までご送付ください。
大阪大学大学院情報科学研究科 代謝情報工学講座
松田 史生 (fmatsuda@ist.osaka-u.ac.jp, TEL 06-6879-7432)
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学会行事
Published by 学会事務局 on 25 8月 2015
生物工学会誌 第93巻 第8号
森原 和之
終戦後から1950年代にかけて日本の多くの製薬企業は抗生物質の発見に狂奔していた。しかし、抗菌作用によるスクリーニング方法には限界があり、成果は乏しかった。その間、画期的な業績をあげたのは三共研究所の遠藤章氏だった。彼はラットの肝臓抽出液を用いてコレステロール合成阻害剤を探索、1972年、青カビの生産するスタチンを発見した。スタチン製剤が動脈硬化や心臓病の特効薬として世界で広く使用されているのは周知のことである。同様に劇的だったのは米国NIHに在籍中の満屋裕明氏であろう。彼は免疫細胞を用いて多数の化合物を検索、エイズ治療薬AZTを発見する(1985)。AZTは逆転写酵素阻害剤であった。同種阻害剤のddIやddCもエイズ治療薬として認可される。
翻って、私自身の半世紀に及ぶ研究の大半は酵素関係であった。最初に与えられた研究テーマは緑膿菌プロテアーゼ(エルギノリシン)の結晶化だった。3年かかってやっと成功した。1955年、まだ日本が貧しい頃の話である。酵素の活性部位に関する研究はフィリップスによるX-線解析から始まる(1965)。リゾチーム-基質類似オリゴマー複合体の解析により、酵素と基質との結合部位(活性部位)の構造が分子のレベルで明らかとなる。それを酵素的手法でアプローチしたのはイスラエルのシェクターとバーガーであった(1967)。彼らはサブサイトマッピングという手法を考案、パパインの活性部位のサイズを測定した。私達はその手法を利用して多数のプロテアーゼについて検討し、数々の成果をあげた。たとえば、ズブチリシン(枯草菌プロテアーゼ)の活性部位指向性阻害剤を発見する(1970)。同阻害剤で失活したズブチリシンのX-線解析をクラウトら(米)が行い(1971)、我々のサブサイトマッピングの結果(1970)とよく一致することを認めた。
私達はサブサイトマッピングの研究をアスパルティックプロテアーゼにも拡げた。ペプシンや黴酵素を対象とし、有効なヘキサペプチド基質を発見した(1973)。1976年初頭、米オクラハマ大で開催されたアスパルティックプロテアーゼに関するワークショップに招待される。もっとも関心を集めたのは、梅沢らの発見したペプシン阻害剤ペプスタチンの阻害機構に関する同会主催者タン教授の発表であった。ペプスタチンを構成する新アミノ酸残基がペプシン触媒における遷移状態アナログと認定、それを同阻害剤の示す強力な親和性(抗原―抗体反応に匹敵する)の理由とした。タン教授と台湾大學で同級だったというメルク社のリン博士と親しくなる。彼はレニン阻害剤の研究をしていた。ユーゴスラビアのヴィトー・トルク博士とも親しくなり、彼との親交はその後も続く。
1987年の年末、トルクは突然私の研究所を訪ねた。これは内緒だがと断りながら、エイズプロテアーゼはアスパルティックプロテアーゼで、その阻害剤はエイズ治療薬になる可能性があるから、君は早急にその研究を始めるべきだと言って帰っていった。しかし諸般の事情でその研究に着手できなかった。エイズプロテアーゼ阻害剤に関する第一報は、1990年、サイエンス誌に発表される。同阻害剤は遷移状態アナログとサブサイトマッピングの知識をフルに活用して構築された化合物であった。同酵素の立体構造も同薬の創生に貢献した。メルク社ではレニン阻害剤の研究がその後押しをした。その後、同プロテアーゼ阻害剤を含む多剤併用療法が始まり、エイズ死亡者数は激減する。
今や、くすり探しの主流は、スクリーニングではなく、病気発症に関与する酵素の発見、結晶化、X-線解析、活性部位指向性阻害剤構築の時代に入っているようである。時代の変遷とともに進化する研究の有り様を赤裸々に描いた「ザ・科学者、企業体研究員奮闘記」(文芸社、七百円)を最近出版した。ご一読願えれば幸いである。
著者紹介 東亜大学大学院(元教授)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 8月 2015
⇒生物工学会誌Topへ
PDFファイルをご利用いただくためにはAdobe Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。
生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 21 8月 2015
2015年度学会賞の授賞式は、第67回日本生物工学会大会の初日(10月26日)に城山観光ホテルで開催されます。授賞式の後に、生物工学功労賞、生物工学賞、生物工学功績賞、生物工学技術賞の受賞講演が行われます。また、生物工学奨励賞(江田賞・斎藤賞・照井賞)および、生物工学アジア若手賞の受賞講演は、大会2日目(10月27日)に行われる予定です。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
授賞式
【日時】2015年10月26日(月)9:00~9:40
【会場】城山観光ホテル(〒890-8586 鹿児島県鹿児島市新照院町41−1) 2階 A会場(ロイヤルガーデン)
⇒2015年度受賞者紹介
受賞講演
- 生物工学功労賞、生物工学賞、生物工学功績賞、生物工学技術賞
日時:10月26日(月)9:50~11:25
会場:城山観光ホテル 2階A会場(ロイヤルガーデン)
- 生物工学奨励賞(江田賞)
日時:10月27日(火)9:00~9:20
会場:城山観光ホテル 5階E会場(ルビーホール飛天)
- 生物工学奨励賞(斎藤賞,照井賞)、生物工学アジア若手賞
日時:10月27日(火)15:30~15:50
会場: 斎藤賞:3階C会場(サファイアホール飛鳥),照井賞:4階D会場(パールホール天平)
生物工学アジア若手賞:2階B会場(アメジストホール鳳凰)
♦ 関連記事:【学会賞】2015年度学会賞受賞者決定のお知らせ
新着情報
Published by 支部:中部 on 19 8月 2015
日時
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2015年10月30日(金)~31日(土)
※10月30日(金)13時 ~ 31日(土)12時30分までを予定
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会場
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- シンポジウム会場:「山中節と温泉の館 山中座」
(〒922-0123 石川県加賀市山中温泉薬師町ム−1 Tel: 0761-78-5523)
- ポスター会場:「微笑みのお宿すゞや今日楼(こんにちろう)」
(〒922-0127 石川県加賀市山中温泉下谷町二340 Tel: 0761-78-4848)
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URL
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http://host-microbe.ishikawa-pu.ac.jp/hokuriku-baio/index.html
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参加申込み
ポスター演題
(仮登録)締切
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2015年10月7日(水)
定員95名まで
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参加費
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学生 8,000円
ポスドク・ポスマス 10,000円
社会人(ポスドク・ポスマス以外) 15,000円
※講演会参加費、宿泊費、懇親会費込
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実行委員長
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三沢 典彦 (石川県立大学生物資源工学研究所)
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問合せ先
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事務局(世話人)
〒921-8836 石川県野々市市末松三丁目570番
石川県立大学腸内細菌共生機構学寄付講座
栗原 新
TEL:076-227-7522
E-mail: kuri711@ishikawa-pu.ac.jp
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【主催】石川県立大学生物資源工学研究所、富山県立大学生物工学研究センター、福井県立大学生物資源学部
【共催】 日本生物工学会中部支部ほか
支部活動
Published by 学会事務局 on 19 8月 2015
日本生物工学会の和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business i.の企画特集に編集協力をし、第3水曜日に記事を掲載しております。2015年8月19日付で、第17回『「糖類ゼロ」の秘密』が掲載されました。
⇒過去に掲載された記事一覧はこちら
Fuji Sankei Business i. 2015年8月19日掲載
新着情報
Published by 学会事務局 on 31 7月 2015
第67回日本生物工学会大会実行委員会では、2015年7月31日(金)に一般講演(ポスター発表)およびシンポジウムの講演者宛に、演題番号の通知メールをお送りしました。⇒詳しくはこちら
通知メールが届いていない方は学会事務局(info@sbj.or.jp )までお問い合わせ下さい。
新着情報
Published by 学会事務局 on 29 7月 2015
第67回日本生物工学会大会実行委員会では、2015年7月31日(金)にご登録いただいた発表者のアドレス宛に演題番号、発表日時、会場についての案内メールを配信する予定です。演題番号より、発表日、発表時間および会場がわかります。⇒各種演題番号の読み方はこちら
メールがお手元に届かない場合は、学会事務局までお問い合わせ下さい。なお、参加費の入金確認がとれていない方にはこの通知メールは配信されません。予めご了承ください。
メールを受け取られたらご自分の発表日をご確認のうえ各自でホテル等を手配してください。
今大会では、大会ホームページにて鹿児島市内のホテルの宿泊予約を受け付けております。参加者の皆様には、特別価格を設定しておりますので是非ご利用ください。⇒参加者専用宿泊予約サイトはこちら
【今後の予定】
- プログラムPDF公開: 2015年8月末
- 事前参加申込締切: 2015年9月4日(金)17:00
- 講演要旨集発行予定日: 2015年9月25日(金)
新着情報
Published by 学会事務局 on 29 7月 2015
第1回研究討論シンポジウム実施報告
セルプロセッシング計測評価研究部会主催の第一回研究討論シンポジウムが2015年7月10日(18:00~23:00)に名古屋市内の旅館名龍にて開催されました。初めての試みであったにもかかわらず、アカデミック志望の学生さん数名を含む18名の若手研究者が全国から集いました。
参加者全員の研究発表によって相互理解を深めた後、研究・教育や進路などにおいて日頃から疑問に思っていることについて、学生と教員の垣根のないフランクな議論が活発に行われました。また、本学会非会員の研究者のご参加もあり、共同研究につながるようなお話しが実に気軽にできて有意義でしたとの感想をいただきました。本シンポジウムのフランクな特性は、新規会員の裾野を広げていくための一助ともなり得ると実感いたしました。そして、活発な議論は閉会後も日付が変わるまで続けられ、本会の目的である共同研究のお話も方々で行われた様子でありました。今後の発展が大いに期待さる討論会となりました。
最後になりましたが翌日の若手会・夏のセミナー2015に参加予定のところ、多くの方にご参加いただきありがとうございました。本シンポジウムに参加された皆様の今後の益々のご発展を祈念しております。
オーガナイザー 国立循環器病研究センター 岩井 良輔
京都大学 堀江 正信
►セルプロッセシング計測評価研究部会のページへ
新着情報
Published by 支部:九州 on 27 7月 2015
生き物の力を人の暮らしに生かす技術を「バイオテクノロジー(生物工学)」と言います。「生き物」には,おなじみの動物や植物も含まれますが、目に見えない微生物も働いており、これらを対象に様々な研究が繰り広げられています。これらの技術が恩恵を与える「標的」が人であることを考えると、研究対象には人も含まれます。この市民フォーラムでは、これらの研究の実例を講演と実体験コーナーで生き生きと感じ取ってもらおうと準備しました。
⇒ポスターはこちら
- 日時: 2015年10月31日(土)10:30~16:30
- 場所:九州工業大学 飯塚キャンパス
(〒820-8502 福岡県飯塚市川津 680-4)
- プログラム:
講演の部(10:30~13:50)
10:30~
植物の「目」の基礎研究から偶然発見した、
植物の生産性を高めるバイオテクノロジー
……松下 智直(九州大学 大学院農学研究院 准教授)
11:10~
遺伝子ネットワークを網羅的に解明・活用するシステム微生物学
……森 浩禎(奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス研究科 教授)
13:20~
健康な肌と血管を生み出すエラスチンの不思議
~伸び縮みするタンパク質の無限の可能性~
……前田 衣織(九州工業大学 大学院情報工学研究院 准教授)
実体験コーナーの部(14:00~16:30)
花田耕介研究室………ナズナの葉っぱを染色して、遺伝子発現を直接観察しよう!
坂本順司研究室………君も「菌」鉱を掘り当てよう!酵素パワー最強の株を寒天培地で新発見
引間知広研究室………医療の発展に貢献するヒト培養細胞を実体験
山﨑敏正研究室………脳活動(脳波)のみから「心の叫び」を解読する実体験
前田衣織研究室………投げて実感!エラスチンとコラーゲンのぷるぷる体験
主催:日本生物工学会 九州支部
共催:九州工業大学 情報工学部
本フォーラムは、JSPS 科研費15HP0026 の助成を受けたものです。
坂本順司(九州工業大学 情報工学部 生命情報工学科 教授)
TEL: 0948-29-7823 E-mail: sakamoto@bio.kyutech.ac.jp
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学会行事
Published by 学会事務局 on 25 7月 2015
生物工学会誌 第93巻 第7号
松下 一信
微生物学の授業を担当される方は、はじめに微生物学の成り立ちの話をされることと思います。私自身、Leeuwenhoekに始まり、Pasteurの発酵学、Kochの細菌学、そしてBeijerinckとWinogradskyの土壌(環境)微生物学が生まれ、その後の発展を通して生化学・分子生物学が生まれ、現代の生命科学(微生物学)へと発展したと説明しています。これらの微生物学は、現在それぞれ産業微生物学(応用微生物学)、医学微生物学(病原微生物学)、農業微生物学(土壌微生物学・環境微生物学)へと展開しています。一方、欧米では、これら微生物学全体を統合した微生物学会が生まれ、ASM(1935年発足;前身Society of AmericanBacteriologists、1899年)、SGM(1945年;前身Society of Agricultural Bacteriologists、1931年)、FEMS(1974年;前身1968年)などとして活動しています。しかし、日本を見てみると、同様に古い歴史をもちながら、発酵微生物は生物工学会(1992年;前身1923年)や農芸化学会(1924年)、病原微生物は植物病理学会(1918年)や細菌学会(1927年)、環境微生物は土壌微生物学会(1998年;前身1954年)や微生物生態学会(1985年)などに細かく分かれ、それぞれの学会がほぼ独立して活動を進めており、全体を統括するような微生物学会は生まれていません。
私自身は、酢酸菌を中心に発酵微生物、つまり応用微生物学の研究を進めてきました。しかし、最近の研究の中で、「発酵微生物とは」と考えてしまうことがあります。酢酸菌の分離源に遡れば、植物上で他の多くの微生物と競合しており、酢酸発酵にしろ、カカオ発酵にしろ、自然発酵系の中にあっては酵母、乳酸菌、その他多くの微生物とともにその発酵系を形成しています。最近では、昆虫の腸内にも数多くの酢酸菌が発見され、しかも昆虫の生育に重要な働きをしていることもわかってきました。動物の体内に生育し病原性を示すものまで見つかっています。それ故、酢酸菌に限らず大腸菌と言えども、人工的な発酵槽の中での生理学だけでは大腸菌を理解することはできず、自然環境の中での他の微生物との競合、植物・動物との相互作用なども含めて、その進化や生理学を見て行くことが必要となっています。微生物学全般に目を向ければ、ゲノム解析技術の急速な発展と相まって、腸内フローラの研究、根圏微生物群の研究、自然発酵・環境浄化(バイオガス生成)系のメタゲノム解析など、病原微生物・環境微生物・発酵微生物の垣根はどんどんなくなってきているように思えます。
自身の話で恐縮ですが、私は現在、山口大学の中高温微生物研究センターに所属しています。このセンターは、東南アジアなどの研究者との共同で見つかってきた耐熱性微生物を中心に研究展開するために組織されたものですが、メンバーは本学の理系全学部(農・獣医・工・理・医)から参加しています。発酵・環境・病原微生物それぞれを研究対象とするグループが交流しながら研究を進めているため、垣根を越えた共同研究も生まれてきています。
最近、生命科学研究の中で微生物学の位置付けが相対的に低下してきているように感じているのは私だけでしょうか。国内の学会は上述したように多岐に分かれていますが、昨今の微生物学研究はさまざまな分野(発酵・環境・病原・農学・工学・ゲノムなど)が相互に密接に関係して展開するようになってきていると思います。いくつかの微生物関係の学会(研究会)では共催で学会を開催することも増えているようですが、今後、国内の微生物関連学会がもっと交流を深め、時には一つの課題で連携を進めるなど横の繋がりを深めて、生命科学における「微生物学」の役割を高めるべく努力する時期にきているのではないかと思っています。
著者紹介 山口大学農学部教授(特命)・山口大学中高温微生物研究センター長
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 7月 2015
- 巻頭言“随縁随意”
- 特集 カロテノイド研究開発の現状と展望
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―
- バイオミディア
- プロジェクト・バイオ
- バイオ系のキャリアデザイン
- バイオ系のキャリアデザイン(私のバイオ履歴書編)
- 生物材料インデックス
- Branch Spirit
- Fuji Sankei Business i…( 431 )
- 今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 433 )
- バイオインフォメーション…( 434 )
- 2015年度研究部会会員募集…( 435 )
- 本部だより…( 440 )
- 支部だより…( 441 )
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生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 17 7月 2015
日本生物工学会の和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business i.の企画特集に編集協力をし、第3水曜日に記事を掲載しております。2015年7月15日付で、第16回『遺伝子組み換え技術』が掲載されました。
⇒過去に掲載された記事一覧はこちら
Fuji Sankei Business i. 2015年7月15日掲載
新着情報
Published by 若手会 on 03 7月 2015
盛会のうち終了しました。多数のご参加ありがとうございました。
本年も生物工学若手研究者の集い(若手会)総会・交流会を大会2日目の夕刻に開催いたします。
皆様どうぞご参加ください。
- 日時: 2015年10月27日(火)18:30~20:30
- 会場: 城山観光ホテル 2階若手交流会会場
(開聞の間) 変更しました→(ロイヤルガーデン)
- 会費: 事前登録:一般3,000円,学生2,000円/当日受付:一般4,000円,学生2,500円
(上記金額はすべて税込み)
混雑緩和のため,事前登録に御協力ください。
事前登録をされた方は、参加費を下記の口座に振り込んで頂けますと幸いです。
振込先:
ジャパンネット銀行・すずめ支店(002) 普通預金
口座番号: 7295996
口座名義: 生物工学若手研究者の集い
会費は当日若手交流会会場の受付でもお支払いいただけます。
- 定員:
80名 変更しました→120名
※当会の参加に年齢制限はございません。皆様どうぞご参加下さい。
- 参加申込:
9月15日(火)までに、氏名、一般/学生の別、所属、連絡先(E-mail・TEL)をご記入の上、申込みフォームよりお申し込み下さい。折返し確認メールをお送りいたします。
- 問合せ先: 日本生物工学会 若手会2015
二神泰基(鹿児島大学農学部)
E-mail: futagami@chem.agri.kagoshima-u.ac.jp
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学会行事
Published by 学会事務局 on 03 7月 2015
申込受付は終了しました。多数のお申し込みありがとうございました。
第67回日本生物工学会大会の事前参加申込を受付けております。大会への参加を希望される方は、2015年9月4日(金)17:00までに事前登録をお願いします。⇒参加申込みはこちらから
講演要旨集の発行予定日は、9月25日(金)です。参加章(懇親会に参加 される場合は、懇親会参加章も)、および領収書は、講演要旨集に同封で9月25日以降に順次発送いたします。各支払い方法の指定期日までに入金が確認でき ない場合は、事前予約が無効になり、参加章・講演要旨集は送付されませんのでご注意ください。
新着情報
Published by 学会事務局 on 26 6月 2015
ホーム
Published by 学会事務局 on 25 6月 2015
生物工学会誌第93巻6号掲載
磯谷 敦子
韓国生物工学会(KSBB: The Korean Society for Biotechnology and Bioengineering)と日本生物工学会は学術交流を行っており、その一環として今回筆者はKSBB春季大会に参加する貴重な機会を与えていただいた。実は筆者が出発する2日前に広島空港で事故があり、参加を断念しかけたが、なんとか前日夜に振替便を手配することができた。韓国、日本双方の事務局の方には大変ご迷惑をおかけしたことをお詫びします。
海を隔てての会場
今年のKSBB春季大会は4月15日(水)から17日(金)まで、ヨス(麗水)市のYeosu EXPOで行われた。ヨスは韓国南部の麗水半島に位置し、海の美しい港町である。ソウルから直線距離で約300 kmあるが、KTX(韓国の新幹線)に乗れば約3時間で到着できる。文禄の役ではこの地で豊臣軍を迎え撃ったとのことで、その際使ったとされる亀甲船のオブジェがヨス駅に飾られている。2012年には国際博覧会が開催され、今回の学会はその会場で行われた。
KSBB春季大会は、3件のPlenary lecture、シンポジウムや一般講演を含む141件の口頭発表、20件のポスターショートプレゼン、386件のポスター発表、およびランチョンセミナーが実施された。参加者は、3日間で1541名とのことであった。学会の発表内容は、細胞工学、バイオマテリアル、バイオエネルギー、環境工学など多様であったが、今回はMarine biotechnologyに関するシンポジウムが重点的に組まれていた。日本からも複数の参加者があり、Plenarylecture では東大・片岡一則先生が講演され、International program では早稲田大・竹山春子先生、製品評価技術基盤機構・紙野圭先生、信州大・大川浩作先生が講演された。本学会からは、広島大・加藤純一先生(功績賞)がMicrobial engineering/Enzyme and protein engineering セッション、神戸大・蓮沼誠久先生(奨励賞(斎藤賞))がMetabolic engineering and Synthetic biotechnologyセッション、筆者(奨励賞(江田賞))がFood biotechnologydivision / Bioenergy and environmental biotechnologyセッションにてそれぞれ講演を行った。また、日本以外にアメリカや中国からの参加者もおられた。
KSBB会長はじめ運営の先生方、事務局の方には大変温かく歓迎していただくともに、細やかな心遣いをいただいた。大会の懇親会では、歴代会長と記念撮影をしていただいた。懇親会後には2次会をセッティングして、韓国、日本、中国の先生方との交流の場を設けていただいた。筆者は飛行機が遅れたため懇親会に参加できなかったが、遅くに到着した筆者を気遣い、2次会のためわざわざホテルまで迎えにきてくださった。研究からお酒の飲み方までいろいろな話をできたのは楽しかった。しかしもっと英語を勉強しなければ、と反省もさせられた…
最後に、お世話になったKSBBの先生方や事務局の方々、貴重な機会を与えてくださった本学会の先生方や事務局の方に心より御礼申し上げます。また、多忙な時期に快く送り出してくれた上司、同僚に感謝いたします。
懇親会にて歴代会長との記念撮影
左から、Prof. Jeong-Woo Choi、Prof.Seung Wook Kim、Prof. Young Je Yoo
Prof. Eock-Kee Hong (現会長)、加藤純一先生、Prof. Don-Hee Park
蓮沼誠久先生、Prof. Tai Hyun Park (次期会長)
♦関連記事:【国際交流】韓国生物工学会(KSBB)大会参加報告
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 6月 2015
- 就任挨拶
- 特集 昆虫を活用した医療関連タンパク質生産の発展
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―
- バイオミディア
- 支部長および支部組織紹介と活動方針
……中山 亨・石井 正治・伊藤 伸哉・高木 博史・辻 明彦・酒井 謙二…( 354 ) - プロジェクト・バイオ
- バイオ系のキャリアデザイン
- バイオ系のキャリアデザイン(就職支援OG・OBインタビュー編)
- 大学発!美味しいバイオ
- Branch Spirit
- Fuji Sankei Business i…( 370 )
- 今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 373 )
- バイオインフォメーション…( 374 )
- 本部だより…( 375 )
- 支部だより…( 376 )
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生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 23 6月 2015
セルプロセッシング計測評価研究部会では、「優秀学生発表賞」を設けています。
優秀学生発表賞は、将来を担う研究者・開発者の卵たち(高専生、学部生および大学院前期課程(修士)学生)の意欲向上や自身の研究に対する更なる理解を促す動機づけを目的としています。
当部会では、昨年に引き続き、第67回日本生物工学会大会(鹿児島 城山観光ホテル、 2015年10月26日(月)~28日(水))において、演者として優れた一般講演発表をおこなった高専生、学部生、大学院前期課程(修士)学生に「優秀学生発表賞」を授与する企画を進めさせていただいております。
対象となるご発表は
- 研究部会部会員より発表(候補者)について申請があること
(会員1名につき応募数の制限はなし。候補者の過去の受賞歴は問わない)
- 該当発表の共同発表者に、セルプロセッシング計測評価研究部会員(正会員)が1名以上含まれていること
を条件とさせていただきます。
エントリーされる方は、以下の内容を記載したメールをmiyamoto-ys@ncchd.go.jp(国立成育医療研究センター・宮本)までお送りください(@を半角に変換してください)。
申請者名:
申請者連絡先(E-mail):
候補者名:
候補者連絡先(E-mail):
候補者所属:
発表演題名(和文):
発表著者名:
発表要旨(学会登録に用いたもの):
なお、学会参加登録の講演要旨登録受付のメールをご転送いただいても差し支えありません。
エントリー期間は、2015年7月3日(金)~8月28日(金)と致します。
応募された方には、確認のメールをお送りいたします(確認メールをもって「優秀学生発表賞」へのエントリー完了となります)。
また、本部会にご加入でない方は、これを機に、研究部会員(正会員)として部会へのご参加をご検討いただけますと幸いです。
皆様、奮ってご応募をご検討いただけますようよろしくお願い申し上げます。
優秀学生発表賞選考委員: 河邉 佳典 (九州大学)、宮本 義孝 (国立成育医療研究センター)
新着情報
Published by 学会事務局 on 23 6月 2015
会員の皆様からご推薦いただきました候補者から受賞候補者選考委員会にて選考を行い、2015年5月21日の理事会にて本年度の学会賞受賞者が決定しました。 授賞式は第67回日本生物工学会大会の期間中に開催されます。皆様のご参加をお待ちしております。
授賞式
- 日時: 2015年10月26日(月)9:00~9:40
- 会場: 城山観光ホテル 2階 A会場(ロイヤルガーデン) (鹿児島県鹿児島市新照院町41−1)
第34回生物工学賞
飯島 信司(名古屋大学 大学院工学研究科)
「動物における遺伝子発現の制御および有用タンパク質生産技術の開発」
第9回生物工学功績賞
福崎 英一郎(大阪大学 大学院工学研究科)
「メタボロミクスの技術開発と精密表現型解析への応用」
第9回生物工学功労賞
西尾 敏男((株) エー・イー企画)
「研究者と企業との交流の促進および本会事業運営への貢献」
第48回生物工学奨励賞(江田賞)
髙下 秀春(三和酒類(株) 三和研究所)
「大麦焼酎製造に適した焼酎酵母BAW-6の醸造適性に関する研究」
第51回生物工学奨励賞(斎藤賞)
吹谷 智(北海道大学 大学院農学研究院)
「ビフィズス菌における実用的な遺伝子変異導入系の開発」
第38回生物工学奨励賞(照井賞)
金 美海(大阪大学 大学院工学研究科)
「幹細胞の足場タンパク発現制御に基づく分化誘導プロセスの開発」
第24回生物工学技術賞
高橋 俊成1、増田 康之1、吉田 和利2、水野 雅史3
(1菊正宗酒造(株) 総合研究所、2兵庫県立工業技術センター、3神戸大学大学院農学研究科)
「生酛乳酸菌のバイオジェニックス効果に着目した米乳酸発酵飲料の開発」
第12回生物工学アジア若手賞
Xinqing Zhao (Shanghai Jiao Tong University, China)
"Towards efficient bio-based production: new aspect of zinc for improved stress tolerance and low cost cell harvest by controlled cell flocculation"
第4回生物工学アジア若手研究奨励賞(DaSilva賞)
該当者なし
第23回生物工学論文賞
- 森本 有美・本田 孝祐・Xiaoting Ye・岡野 憲司・大竹 久夫*(大阪大学,*現,早稲田大学)
Directed evolution of thermotolerant malic enzyme for improved malate production
(JBB Volume 117, Issue 2, February 2014, Pages 147-152)
- Fuqin Mu1・益田 時光1・善藤 威史1・小野 浩2・北川 博史2・伊藤 晴夫2・中山 二郎1・園元 謙二1
(1 九州大学,2 東海漬物(株))
Biological function of a DUF95 superfamily protein involved in the biosynthesis of a circular bacteriocin, leucocyclicin Q
(JBB Volume 117, Issue 2, February 2014, Pages 158-164)
- 佐藤 康治1・倉都 将宏2・小林 大毅1・大利 徹1(1 北海道大学,2 協和発酵バイオ)
New gene responsible for para-aminobenzoate biosynthesis
(JBB Volume 117, Issue 2, February 2014, Pages 178-183)
- 鬼塚 正義1・龍澤 実季1・浅野竜太郎2・熊谷 泉2・白井 昭博1・間世田英明1・大政 健史1*
(1 徳島大学,2 東北大学,*現,大阪大学)
Trehalose suppresses antibody aggregation during the culture of Chinese hamster ovary cells
(JBB Volume 117, Issue 5, May 2014, Pages 632-638)
- 三村奈津紀1*・磯谷 敦子2・岩下 和裕2・馬場 健史1**・福崎英一郎1
(1 大阪大学,2 酒類総合研究所,*現,住友化学,**現,九州大学)
Gas chromatography/mass spectrometry based component profiling and quality prediction for Japanese sake
(JBB Volume 118, Issue 4, October 2014, Pages 406-414)
- 上田 清貴・大河原錬也・山﨑将太朗・眞田 裕司・木下 恵利・米田 新・出村 拓・加藤 晃
(奈良先端科学技術大学院大学)
Efficient transgene expression by alleviation of translational repression in plant cells
(JBB Volume 118, Issue 4, October 2014, Pages 434-440)
- Emre Oğuz Köroğlu, Bestamin Özkaya, Cenk Denktaş, Mehmet Çakmakci
Electricity generating capacity and performance deterioration of a microbial fuel cell fed with beer brewery wastewater
(JBB Volume 118, Issue 6, December 2014, Pages 672-678)
第4回生物工学学生優秀賞(飛翔賞)
- 一瀬 桜子(東北大学 大学院農学研究科)
「麹菌のカーボンカタボライト抑制関連因子の制御による有用物質高生産」
- 榎本 詢子(横浜国立大学 大学院工学府)
「電気化学的な原理に基づく選択的な細胞のキャッチ&リリース」
- 磯﨑 勇志(三重大学 大学院工学研究科)
「SST法に基づく立体構造認識モノクローナル抗体作製法の開発と次世代抗体医薬への応用」
- 徳山 健斗(大阪大学 大学院情報科学研究科)
「代謝シミュレーションと実験室進化実験の統合による有用発酵微生物育種の実践」
- 緋田 安希子(広島大学 大学院先端物質科学研究科)
「青枯病菌Ralstonia solanacearumの植物感染における走化性の役割の研究」
- 須志田 浩稔(九州大学 大学院生物資源環境科学府)
「多成分バクテリオシンの菌体外分泌機構の解明」
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新着情報
Published by 学会事務局 on 23 6月 2015
*はCorresponding authorを示す。 所属は論文掲載時のもの
- Directed evolution of thermotolerant malic enzyme for improved malate production: JBB Volume 117, Issue 2, February 2014, Pages 147-152
…森本 有美・本田 孝祐*・Xiaoting Ye・岡野 憲司・大竹 久夫*(阪大)
論文賞紹介(生物工学会誌94巻2号掲載)
- Biological function of a DUF95 superfamily protein involved in the biosynthesis of a circular bacteriocin, leucocyclicin Q: JBB Volume 117, Issue 2, February 2014, Pages 158-164
…Fuqin Mu・益田 時光・善藤 威史・小野 浩・北川 博史・伊藤 晴夫・中山 二郎・園元 謙二*(九大,東海漬物)
論文賞紹介(生物工学会誌94巻2号掲載)
- New gene responsible for para-aminobenzoate biosynthesis: JBB Volume 117, Issue 2, February 2014, Pages 178-183
…佐藤 康治・倉都 将宏・小林 大毅・大利 徹*( 北海道大, 協和発酵バイオ)
論文賞紹介(生物工学会誌94巻2号掲載)
- Trehalose suppresses antibody aggregation during the culture of Chinese hamster ovary cells: JBB Volume 117, Issue 5, May 2014, Pages 632-638
…鬼塚 正義*・龍澤 実季・浅野竜太郎・熊谷 泉・白井 昭博・間世田英明・大政 健史(徳島大,東北大)
論文賞紹介(生物工学会誌94巻2号掲載)
- Gas chromatography/mass spectrometry based component profiling and quality prediction for Japanese sake: JBB Volume 118, Issue 4, October 2014, Pages 406-414
…三村奈津紀・磯谷 敦子・岩下 和裕・馬場 健史・福崎英一郎*(阪大,酒類総研)
論文賞紹介(生物工学会誌94巻2号掲載)
- Efficient transgene expression by alleviation of translational repression in plant cells: JBB Volume 118, Issue 4, October 2014, Pages 434-440
…上田 清貴・大河原錬也・山﨑将太朗・眞田 裕司・木下 恵利・米田 新・出村 拓・加藤 晃*(奈良先端大)
論文賞紹介(生物工学会誌94巻2号掲載)
- Electricity generating capacity and performance deterioration of a microbial fuel cell fed with beer brewery wastewater: JBB Volume 118, Issue 6, December 2014, Pages 672-678
…Emre Oğuz Köroğlu*, Bestamin Özkaya, Cenk Denktaş, Mehmet Çakmakci (Yildiz Technical University (Turkey), Tampere University of Technology (Finland))
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学会賞
Published by 学会事務局 on 19 6月 2015
トムソン・ロイター(Thomson Reuter)より、Journal Citation Reportsの2014年版がリリースされました。Journal of Bioscience and Bioengineering (JBB) のインパクトファクター値(IF)は、1.884(2013年は1.869)で過去最高となりました。
5-Year Impact Factorは2.032(2013年は1.979)、Eigenfactor Scoreは0.00996(2013年は0.00986)、Article Influence Scoreは0.517(2013年は0.491)といずれも上昇しました。
英文誌編集委員会では日々迅速かつ厳正な審査を続けております。今後とも、JBBへの投稿、査読および引用などご協力をよろしくお願いいたします。
2015 Release of Journal Citation Reports with "Source: 2014 Web of Science data."
Journal Citation Reports is a registered trademark of Thomson Reuters. All rights reserved.
新着情報
Published by 学会事務局 on 17 6月 2015
日本生物工学会の和文誌編集委員会は、Fuji Sankei Business i.の企画特集に編集協力をし、第3水曜日に記事を掲載しております。2015年6月17日付で、第15回『オミクス、「まるごと分析」からわかるサイエンス』が掲載されました。
⇒過去に掲載された記事一覧はこちら
Fuji Sankei Business i. 2015年6月17日掲載
新着情報
Published by 支部:中部 on 15 6月 2015
2015年度 日本生物工学会中部支部例会を下記の要領で開催いたします。
参加費無料ですので、お気軽にご参加下さい。
日時: 2015年9月4日(金) 13:00~
場所: 名古屋大学ベンチャービジネスラボラトリー・ベンチャーホール(3F)
参加費: 無料(交流会参加費 一般 4,000円 学生 2,000円)
プログラム:
- 13:00 はじめに………伊藤 伸哉(支部長、富山県立大学 工学部)
【招待講演】
- 13:05
「ホットメルト質量分析イメージングによる脳細胞活動の測定と薬物動態解析への応用」
……澤田 誠(名古屋大学 環境医学研究所)
- 13:50
「無細胞タンパク質合成系と生細胞発現系を駆使した活性タンパク質合成法とスクリーニング手法」
……中野 秀雄(名古屋大学大学院 生命農学研究科)
- 14:35
「化学反応性分子と生体分子からつくる刺激応答性材料」
……池田 将(岐阜大学 工学部 化学・生命工学科)
【若手講演】15:30~ 若手研究者(PD、博士後期学生)に8名よる講演(各15分を予定)
※当日出席の中部支部幹事による投票を行い優秀者には「日本生物工学会中部支部長賞」を授与致します。
<交流会>
時間: 17:30~19:00(予定)
場所: 名古屋大学ベンチャービジネスラボラトリー・ベンチャーホール(3F)
形式:バイキング形式
会費(税込): 一般4,000円、学生2,000円
参加申込:
講演会は無料ですが、準備の都合上、講演会および交流会への参加希望の方は、なるべく8月28日(金)までに下記(清水)までメールにて連絡、または申込フォームから参加申込みをお願いいたします。
申込先・連絡先:
名古屋大学大学院工学研究科 清水一憲
Tel: 052-789-3213
E-mail: shimizu@nubio.nagoya-u.ac.jp
►中部支部Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 12 6月 2015
新会長を拝命して
この度、日本生物工学会会長という大任を拝することになりました東北大学大学院農学研究科の五味勝也でございます。あらためて私と生物工学会との関わりについて思い起こしますと、大学院修士課程修了後に国税庁醸造試験所に配属になった30数年前に、大阪の日本生命中之島研修所における年次大会に参加するため本会(当時は日本醗酵工学会)に入会してからのお付き合いになります。中之島研修所は宿泊所も兼ねており、自分の部屋から直接会場に行くことができて非常に便利だったのを懐かしく思い出します。その当時はまだ大会での発表数や会員数もそれほど多くなかったかと思いますが、その後のバイオテクノロジー関連の研究分野の拡大に伴い、年次大会の発表数は750件、会員数は一般会員・学生会員合わせて3000名を越えるような大きな学会に発展してきました。
このような発展を遂げ、設立後90有余年の伝統を誇る由緒ある学会の会長の役を担うとなると、私自身がその重責に耐えられるかどうか不安に感じることも事実です。ただ、大役を任された以上気を引き締めて今後の2年間の学会運営に一生懸命努力していきたいと思っています。当然のことながら、私一人の力でなし得ることは限られており、強力な理事や支部長などの執行部の方々のご協力を仰ぎながら、また代議員をはじめ会員の皆様のお力添えをいただきながら、本会の発展のためにお役に立てればと思っております。
さて、生物工学会は4年ほど前に飯島元会長とその執行部のご尽力により公益法人化への移行がスムーズに完了致しました。また、原島元会長のもと創立90周年記念事業が成功裡に執り行われ、100周年に向けて順調なスタートを切ることができました。しかし、生物工学会を取り巻く諸般の情勢は決して楽観視できるものではありません。そのような状況に鑑み、過去2年間においては園元前会長の強力なリーダーシップのもと、10年間の行動目標が掲げられました。そこには、3つのアクションプラン(1. 学会を維持運営するための財政基盤の確保(財政健全化)、2. 公益目的事業の企画・明確化と寄付文化の醸成(公益と寄付)、3. 年代・職種が異なる会員間の交流促進(交流・連携))を基本として、7つの具体的な重点項目(1. 斬新な学会活動の企画、2. 産学連携の推進、3. 地域社会への貢献、4. 会員サービスと事業活動の積極的な広報、5. 国際交流、国際展開の推進、6. バイオ産業を担う学生の教育活動の推進、7. 若手会員の学会運営への参画促進)が設定されています。前執行部ではその達成目標に向かって鋭意取り組んでまいりました。特に、喫緊の課題としてあげられたアクションプラン1の学会の財政健全化に関しては、会議関係費や委員手当ての削減、英文誌の掲載料の値上げなど大ナタが振るわれ、当面の財政基盤の確保はできたものと考えています。ただ、学会活動のさらなる活性化を考えると予算の拡充措置を考えるべき項目があります。加えて、将来的な状況変化が見通しにくいこともあり、今後も不断の検討が必要と思っています。
私は園元前会長の執行部でサポート役の副会長として、これらの課題に取り組んでまいりました。しかし、2年間という短期間で必ずしもすべての課題について目標を達成できたというわけではありません。このような中で会長を拝命することになった私の大きな使命の一つは、前会長の方針を引き継ぎ、設定された課題解決を目指して尽力することにより、100周年さらには次の時代に向かって、学会を発展させるための基盤を固めることではないかと認識しています。したがって新執行部として新たな基本方針を掲げることは敢えてせず、今後の2年間は前執行部で取り上げた3つのアクションプランと7つの重点検討項目について、残された目標の達成に向けて引き続き一生懸命取り組んでいく所存です。このような取組みを効率的かつ効果的に実施するため、前執行部で取り入れた新運営体制(庶務・会計の一体化、各職務複数制の理事による職務の継続性と負担軽減など)のもとで活発な議論を重ねながら、それぞれのミッションを果たせるように努力したいと考えています。
最後に重ねてのお願いで申し訳ありませんが、会員の皆様方や事務局の皆様のご協力なしでは生物工学会の発展は到底考えられません。皆様のご協力とご鞭撻を心よりお願い申し上げますとともに、忌憚のないご意見ご助言をいただければありがたく存じます。
2015年6月
日本生物工学会会長
五味 勝也
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学会について
Published by 支部:北日本 on 09 6月 2015
日時
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2015年9月4日(金)13:00~17:00
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場所
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エル・パーク仙台 5階 セミナーホール1・2
(仙台市青葉区一番町4-11-1 141ビル(仙台三越定禅寺通り館)5階)
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参加費
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無料
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懇親会
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18:00~ 仙台小田急ビルB1階「ブレアハウス」にて開催予定です。
懇親会会費: 4,000円(税込)
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参加申込
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こちらの申込フォームに必要事項を記入し、お申し込みください。
(シンポジウム参加につきましては当日参加も受け付けますが、懇親会参加につきましては必ず事前にお申し込み下さい。)
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申込み締切
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2015年8月25日(金) ⇒8月31日(月) <延長しました!>
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問合せ先
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日本生物工学会北日本支部
支部長: 中山 亨(東北大学) E-mail: nakayama@seika.che.tohoku.ac.jp
担当幹事: 遠藤銀朗(東北学院大学)E-mail: gendo@mail.tohoku-gakuin.ac.jp
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主催: 公益社団法人日本生物工学会北日本支部
共催: 東北地域バイオインダストリー振興会議(TOBIN)、日本農芸化学会東北支部
プログラム
- 13:00~13:05 開会の辞…………中山 亨(日本生物工学会北日本支部 支部長)
【シンポジウム】
- 13:05~13:40
「葉緑体機能改変によるステイグリーン植物の創出」
…………………田中 歩(北海道大学低温科学研究所)
- 13:40~14:15
「根圏微生物共生系を活用した高次植生バイオプロセスの開発」
…………………森川 正章(北海道大学大学院地球環境科学研究科)
- 14:15~14:50
「PCB分解細菌の転写制御機構の解明と高効率分解菌の作製」
…………………宮内 啓介(東北学院大学工学部)
- 14:50~15:00 休憩
- 15:00~15:35
「環境保全型農業を支えるコンポストの製造技術と利用の取り組み」
…………………宮竹 史仁(帯広畜産大学地域環境学研究部門)
- 15:35~16:10
「途上国の水と衛生,感染症のリスク」
…………………渡部 徹(山形大学農学部)
- 16:10〜16:45
「途上国が適用可能な水処理技術の開発と展望」
…………………久保田 健吾(東北大学大学院工学研究科)
【総合討論】
- 16:50~17:15
「北日本発の環境バイオ技術を世界に向けてどう発信するか」
司会: 遠藤 銀朗(東北学院大学工学部)
- 17:15~17:20 閉会の辞…………五味 勝也(日本生物工学会 会長)
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学会行事
Published by 学会事務局 on 09 6月 2015
英文誌編集委員会では、2015年6月1日に加藤純一教授(広島大学)が新編集委員長に就任し、新体制が発足しました。
- 加藤 純一(編集委員長・広島大学大学院先端物質科学研究科)
- 赤尾 健 (酒類総合研究所)
- 荒川 賢治 (広島大学大学院 先端物質科学研究科)
- 井上 謙吾 (宮崎大学農学部 応用生物科学科)
- 岡村 好子 (広島大学大学院 先端物質科学研究科)
- 河原 正浩 (東京大学大学院 工学系研究科 化学生命工学専攻)
- 河原崎 泰昌 (静岡県立大学 食品栄養科学部)
- 境 慎司 (大阪大学大学院 基礎工学研究科)
- 座古 保 (愛媛大学大学院 理工学研究科)
- 滝口 昇 (金沢大学 理工研究域自然システム学系)
- 柘植 丈治 (東京工業大学大学院 総合理工学研究科)
- 中村 史 (産業技術総合研究所)
- 西島 謙一 (名古屋大学大学院 工学研究科 化学・生物工学専攻)
- 野田 尚宏 (産業技術総合研究所)
- 野村 暢彦 (筑波大学大学院 生命環境科学研究科)
- 福﨑 智司 (三重大学大学院 生物資源学研究科)
- 本田 孝祐 (大阪大学大学院 工学研究科 生命先端工学専攻)
- 松田 史生 (大阪大学大学院 情報科学研究科)
- 山地 秀樹 (神戸大学大学院 工学研究科 応用化学専攻)
- 山田 修 (独立行政法人酒類総合研究所 醸造技術基盤研究部門)
- 吉野 知子 (東京農工大学大学院 工学研究院 生命機能科学部門)
- 渡辺 昌規 (山形大学農学部食料生命環境学科)
前編集長高木昌宏先生のリーダーシップのもと、Journal of Bioscience and Bioengineering(JBB)の国際的な認知度はますます向上し、2013年のJBBのインパクトファクター値(IF)は、1.869 で過去最高となりました。英文誌編集委員会では、今後もJBBのさらなる飛躍を目指して編集委員一同努力してまいります。
JBBへの投稿、査読および引用などご協力をよろしくお願いいたします。
►JBBのTopへ
新着情報
Published by 支部:九州 on 05 6月 2015
第22回日本生物工学会九州支部宮崎大会を宮崎大学農学部にて下記の要領で開催します。多数のご参加をお待ち申し上げます。
日時
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2015年12月5日(土)10:00~19:00
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場所
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宮崎大学 農学部講義棟(木花キャンパス:宮崎市学園木花台西1丁目1番地)
⇒宮崎大学キャンパスマップ
⇒会場案内図(部屋配置図)
⇒アクセス
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プログラム
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【一般講演】⇒プログラムはこちら- A会場(202教室)10:00~11:48、15:00~17:12
- B会場(205教室)10:00~11:48、15:00~17:00
- C会場(103教室)10:00~11:48、15:00~17:12
【学生賞審査講演】⇒プログラムはこちら
- D会場(109教室)10:00~11:15、15:00~16:00
【評議員会】評議員会室(203教室)12:00~13:00
【特別講演】特別講演会場(206教室)13:10~14:50
「麹菌のアミラーゼ生産制御に関わる転写因子研究の新展開」
…五味勝也(東北大学大学院農学研究科・日本生物工学会会長)
「エタノール生産性大腸菌KO11 ~その開発から実用化まで~」
…太田一良(宮崎大学農学部)
【ミキサー】宮崎大学生協食堂17:30~19:00(参加費無料)
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申込み締切
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2015年10月2日(金)必着
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講演要旨締切日
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2015年11月6日(金)必着
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参加費
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一般2,000円、学生1,000円(税込、講演要旨集代を含む)
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その他
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- 大学生協食堂は営業しています。ご利用下さい。
- ミキサーの後は、宮崎駅方面行きのバスを1台チャーターしています。ご利用下さい。
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問合せ先
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宮崎大学農学部応用生物科学科
日本生物工学会九州支部宮崎大会実行委員長 太田一良
〒889-2192 宮崎市学園木花台西1丁目1番地
TEL&FAX. 0985-58-7217
E-mail: k.ohta@cc.miyazaki-u.ac.jp
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演題募集
講演申込み要領
九州支部以外の会員からの申し込みも歓迎します。なお、送信時の件名は「第22回支部大会/発信者名」としてください。
- 講演題名
- 発表者:氏名(ふりがな)、(所属略称)、連名の場合は講演者に○印
- 連絡先:郵便番号、住所、所属、氏名、電話、Fax、E-mailアドレス
- 学生賞審査希望の有無
【学生賞】
学生会員の研究奨励のために、九州支部学生賞を設けています。一般講演の申し込みをされる学生会員で学生賞の審査を希望される方は、申し込み時に学生賞希望(修士の部・博士の部)と明記してください。
審査を希望する学生は修士、博士の部、各研究室1名ずつに限ります。
(注)一般講演は一人一題のみで、複数の講演はできません。また、すべての講演は液晶プロジェクターを用いて行う予定です。PCは講演者ご自身でご持参下さい。接続はVGA端子(D-Sub 15ピン)です。
- 申込み先 :
宮崎大学農学部応用生物科学科 日本生物工学会九州支部宮崎大会実行委員会
担当:吉田ナオト E-mail: a04109u@cc.miyazaki-u.ac.jp
受信後、確認のメールをお送りします。また、講演要旨集執筆要領をお送りします。
併設シンポジウムについて(九州支部共催)
【日時】2015年12月6日(日)13:15~7日(月)15:00
【会場】ANAホリデイ・イン リゾート 宮崎
►九州支部Topへ
学会行事
Published by 支部:九州 on 05 6月 2015
日時
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2015年12月6日(日)13:15~12月7日(月)15:00
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会場
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ANAホリデイ・イン リゾート 宮崎(宮崎市青島1丁目16 番1号)
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参加申込み
発表演題申込み締切
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2015 年 9 月 30 日(水)
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発表要旨締切
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2015年 10 月 30 日(金)
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参加費
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(一般)参加費: 3,000円 交流会参加費 1,000円
(学生)参加費: 1,500円 交流会参加費 500円
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申込み
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開催案内および発表申込み募集案内
⇒申し込み様式(PDF/ Word)
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実行委員会事務局
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九州大学大学院 農学研究院
極限環境微生物ゲノム機能開発講座
〒812-8581 福岡市東区箱崎 6-10 -1
Tel/Fax: 092-642-7609
E-mail: microbialsympo@agr.kyushu-u.ac.jp
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共催: 日本生物工学会九州支部ほか
支部活動
Published by 支部:中部 on 03 6月 2015
多数の方にご参加いただき、大変好評をいただいている「CHUBU懇話会」も今年で4回目です。日本生物工学会中部支部では昨年に引き続き、企業見学・セミナー・懇親会をセットにした「第4回CHUBU懇話会」を以下の通り開催いたします。今回の開催地は「北陸新幹線」開業で今ホットな富山。アステラスファーマテック株式会社様のご協力のもと、富山市にあるアステラスファーマテック株式会社 富山技術センターにおいて、以下の日時・内容で開催予定です。会員・学生の皆様、是非ご参加ください。⇒印刷用ポスター (701KB)
- 日時:2015年8月21日(金) 13:30~19:00
- 場所:アステラスファーマテック株式会社 富山技術センター
(〒930-0809 富山県富山市興人町2−178)
当日「富山駅」および「アステラスファーマテック株式会社 富山技術センター」間の無料の送迎バスを準備いたします。
♦ 集合場所: JR富山駅、あいの風とやま鉄道富山駅
北口(正面南口ではありません)
♦ 集合時間: 13:00
- 内容:(以下は予定)
【講演会】
13:30~14:10
画像情報処理技術を用いた再生医療における細胞品質管理
…加藤竜司 氏(名古屋大学)
14:10~15:00
再生医療の産業化と国際標準化が果たす役割
…柳田 豊 氏(アステラス製薬株式会社)
【企業見学】15:20~17:00
アステラスファーマテック株式会社 富山技術センター
【懇親会】17:30~19:00
富山県民会館8F 富山電気ビルレストラン(講演会場よりバスで移動)
- 参加費(税込): 講演会 無料
懇親会 一般4,000円/学生2,000円(当日会場にてお支払ください)
- 定員: 50名(定員になり次第締め切ります)
- 申込み方法:申込フォームに必要事項(氏名、所属、一般・学生の別、E-mail、連絡先(Tel)および懇親会参加の有無)を明記の上、お申し込み下さい。
- 担当委員:
生物工学会中部支部庶務幹事:戸田 弘(富山県立大学) htoda@pu-toyama.ac.jp
生物工学会中部支部編集委員:清水一憲(名古屋大学) shimizu@nubio.nagoya-u.ac.jp
►中部支部Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 03 6月 2015
講演要旨の受付は終了いたしました。多数のお申込ありがとうございました。
第67回日本生物工学会大会(2015)の一般講演(ポスター発表)、およびシンポジウム要旨登録の受付を開始しました。
講演要旨登録の受付期間: 2015年6月3日(水)~7月1日(水)正午
締切(7月1日正午)以降は、要旨を含む訂正ができません。また、終了前はアクセスが集中し申し込みできない場合がありますので、早めの申し込みをお願いします。
- 一般講演の要旨登録をお考えで本会未入会の方は、早急にWeb上で入会の手続きを行い、2015年会費(正会員9,800円・学生会員5,000円)の納入をお願いいたします。お急ぎの場合は下記口座をご利用下さい。
振込先: 三菱東京UFJ銀行
茨木支店 普通口座 3793590
公益社団法人 日本生物工学会
入金の確認が取れ次第、大会参加申込みに必要な会員番号をメールにてお知らせいたします(入会手続きには約1週間ほどかかります)。⇒入会申し込みはこちらから
- 本会に既に入会済みで、本年度会費未納入の方も速やかにご納入ください。入金の確認が取れ次第、会員番号が有効化され、会員価格での参加申込みが可能になります。
- シンポジウムで講演される方は、オーガナイザーの指示に従って要旨の登録、および大会への参加申込をしてください。
新着情報
Published by 学会事務局 on 01 6月 2015
Magnified merged CLSM images of Peyer’s patch sections stained with anti-dengue, anti-M cell complement receptor antibody (C5aR, red),
M cell-specific antibody (NKM 16-2-4), and WGA. There were well-defined patches of overlap between sections stained with anti-dengue antibody (green), M-cell specific lectin (red), and anti-M cell antibody (purple) in the merged image, which indicate that the Tet-EDIII-Co1 protein bound to M-cells, particularly to the C5aR receptor, on the M cell surface.
For more information regarding this work, read the article: Nguyen, N.-L. et al., “Expression and characterization of an M cell-specific ligand-fused dengue virus tetravalent epitope using Saccharomyces cerevisiae“, J. Biosci. Bioeng., volume 119, issue 1, pages 19–27 (2015).
⇒JBBアーカイブ:Vol.107 (2009) ~最新号
⇒JBBアーカイブ:Vol. 93(2002)~Vol. 106(2008)
Journal of Bioscience and Bioengineering
Published by 支部:関西 on 26 5月 2015
日時
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2015年8月20日(木)13:30~19:00
<講演>13:30~15:40(途中10分休憩有り)
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場所
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サントリーワールドリサーチセンター
京都府相楽郡精華町精華台8-1-1 Tel: 0774-66-1110
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参加費
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1,000円(税込)/学生 無料
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講演要旨
- 「意外と知らない硫黄同化を最大限に利用した有用物質生産」
奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科 大津 巌生
生 物にとって炭素、窒素、硫黄は三大元素である。炭素源や窒素源が複数存在する場合、生物は、より好ましい栄養源を優先的に利用し代謝する機構が備わってい る。これはより効率的な代謝(同化、異化)が可能な栄養源を選択的に利用することで細胞の増殖速度を高め、生育する環境下でより早期に占有し、他の生物よ り優位な状況を確立するための生物の巧みな生存戦略の一つである。しかし、硫黄源の選択的利用に関する報告はなく、その機構については理解されていない。 そこで大腸菌における硫黄の選択的利用機構を利用したアミノ酸(システイン, エルゴチオネイン)発酵生産への応用について最新の情報を報告する。これらの知見を用いて、硫黄バランスで健康チェック可能なシステムの構築について紹介 する。
- 「増殖非依存型バイオプロセスによるバイオ燃料・グリーン化学品生産」
地球環境産業技術研究機構バイオ研究グループ 乾 将行
バ イオマス資源からのバイオ燃料やグリーン化学品製造を行う新規産業を意味するバイオリファイナリー社会の実現が近づいている。このような背景の下、 RITEではリグノセルロース系バイオマスを原料として、有用工業微生物コリネ型細菌を用いたバイオ燃料・グリーン化学品製造技術開発を行ってきた。我々 は、このコリネ型細菌が還元条件下では、増殖は抑制されるものの代謝機能は維持され、糖類を代謝し有機酸を効率よく生成する現象を見出した。これを基に、 高効率バイオプロセス“増殖非依存型バイオプロセス”の開発を進めている。本講演では、該バイオプロセスを用いた各種バイオリファイナリー製品の生産技術 開発の現状と今後の展望について紹介する。
- 「光合成機能を向上させた形質転換植物による代謝・形態形成制御機構の解明」
近畿大学農学部バイオサイエンス学科 田茂井 政宏
光 合成の過程において、カルビン回路により大気中のCO2を固定してショ糖やデンプンに変換するまでに多くのプロセスを含んでおり、ソース(光合成)能力、 シンク(貯蔵)能力および転流能力のバランスによって植物の炭素代謝は成り立っている。従って、植物の収量を増大させるにはこれらをバランス良く強化する ことが望ましいが、まずは光合成能力を向上させることが最も重要となる。一方、光合成により葉で作り出した糖と、根から吸収した窒素は、いずれもアミノ酸 などの主要な構成成分であり、植物細胞における炭素・窒素代謝物の相対量比(C/Nバランス)は厳密に制御を受けている。そこで、光合成炭素代謝に関連し た酵素遺伝子を導入した形質転換植物を用いて、光合成能およびソース・シンク器官の炭素代謝、さらには窒素代謝、形態形成などに及ぼす影響を検討し、光合 成増大および生育促進に関連する因子を網羅的に解析した結果について紹介する。
サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社 研究部 松井 宏夫
ホッ プは麦芽・酵母と並んでビールにとって重要な原料である。ビール品質の苦味、香り、コクへの寄与が知られており、これらホップ由来の香味を制御する手段と して、品種の選択、ペレット・エキスなどの加工形態の選択、また、煮沸工程での投入タイミングの設定、酵母種の選択や発酵条件の検討が行われている。しか しながら、ホップは農作物であるためこれらを調整するだけでは狙いのビール品質を安定的に造りこむことは難しい。ホップ品質に影響を及ぼす要因として、気 温・雨量・土壌などの環境要因、株齢や栽培方法などの作業要因が挙げられる。本報告では、これら要因の中で制御可能である作業要因がホップ品質に及ぼす影 響について紹介する。
♦ 関連記事:【関西支部】 第107回醗酵学懇話会(2015/8/20)
⇒関西支部Topへ
支部活動
Published by 支部:関西 on 26 5月 2015
盛会のうちに終了しました。多数のご参加ありがとうございました。⇒開催報告はこちら
日本生物工学会関西支部では、第107回醗酵学懇話会を以下の通り開催いたします。
- 日時 2015年8月20日(木)13:30~19:00
- 場所 サントリーワールドリサーチセンター
(〒619-0238 京都府相楽郡精華町精華台8-1-1)
Tel: 0774-66-1110 ⇒アクセスマップ
- 講演(13:30~15:40 途中10分休憩有り)⇒講演要旨はこちら
「意外と知らない硫黄同化を最大限に利用した有用物質生産」
……大津 巌生(奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科)
「増殖非依存型バイオプロセスによるバイオ燃料・グリーン化学品生産」
……乾 将行(地球環境産業技術研究機構バイオ研究グループ)
「光合成機能を向上させた形質転換植物による代謝・形態形成制御機構の解明」
……田茂井 政宏(近畿大学農学部バイオサイエンス学科)
「ホップ品質に影響を及ぼす栽培要因の制御」
……松井 宏夫(サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社 研究部)
- 見学(16:00~17:00) 国立国会図書館(京都府相楽郡精華町精華台8−1−3)
- 懇親会(17:20~19:00) サントリーワールドリサーチセンター食堂
- 定員 100名(定員になりしだい締め切ります)
- 参加費 1,000円(税込)/学生 無料(当日会場にてお支払い下さい)
- 懇親会会費 2,000円(税込)/学生 1,000 円(税込)(当日会場にてお支払い下さい)
- 申込み方法 氏名、一般・学生の別、所属、連絡先(Tel、E-mail)、懇親会参加の有無を明記して、WEBのお申込フォーム、または、下記の申込み・問合せ先にFaxまたはE-mailでお申し込み下さい。
- 申込み・問合せ先
〒630-0192 生駒市高山町8916-5
日本生物工学会 関西支部庶務担当 加藤 晃
TEL: 0743-72-5461 FAX: 0743-72-5469
E-mail: kou@bs.naist.jp
- 交通
【大阪方面から】
近鉄けいはんな線「学研奈良登美ヶ丘駅」より
→奈良交通バス(1時間に4~5本あります)に乗り換え約15分
→「国立国会図書館」停留所下車 徒歩約3分
【京都方面から】
近鉄京都線「新祝園駅」又はJR学研都市線「祝園駅」より
→奈良交通バス(1時間に5~6本あります)に乗り換え約10分
→「国立国会図書館」停留所下車 徒歩約3分/「国立国会図書館」停留所下車 徒歩約3分
⇒関西支部Topへ
学会行事
Published by 支部:東日本 on 25 5月 2015
「高齢化社会到来の問題」には、介護、医療、生産年齢人口の減少、さらには連動する少子化の発生ばかりでなく、非常に多岐にわたる複雑な事象が含まれており、我が国の今後の発展にも暗い影を落としている。このような問題を解決する足掛かりの1つのキーが「健康長寿」であり、高齢者が元気に就労して経済的に自立することで、若者世代への負担軽減やそれに伴う良好な経済発展が見込めると考えられている。
本フォーラムでは、生物工学の近隣領域に位置し身近な話題である「健康長寿」に関して、「商品開発(モノづくり)」、「栄養生化学・医学」、「キノコ学」、あるいは「運動生理学」的観点からの講演を拝聴する。「健康長寿研究」と各人の研究との新規接点を探るキッカケとなるだけでなく、ご参加頂いた皆様が健康的な研究生活を継続するための一助となれば幸いである。
日時
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2015年7月24日(金)13:00~
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場所
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東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部
フードサイエンス棟 中島董一郎記念ホール (文京区弥生1-1-1)
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プログラム
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- 13:00~13:10
開会の辞…徳田 宏晴(東京農業大学)
- 13:10~13:50
「生体データを統計解析で健康指標に」
-計測を発展させてきたタニタの商品開発と取り組み-
…西澤(児玉)美幸((株)タニタ開発部)
- 13:55~14:35
「お酒でテロメアが縮む?」
…相田 順子(東京都健康長寿医療センター)
- 14:35~14:55 休 憩
- 14:55~15:35
「きのこの多機能性を科学する」
…江口 文陽(東京農業大学)
- 15:40~16:20
「高齢化に対処する新栄養学への生物工学の応用」
…香川 靖雄(女子栄養大学)
- 16:25~17:05
「三浦家の元気の秘密」
…三浦 豪太(プロスキーヤー/順天堂大学)
- 17:05~17:25
総合討論・閉会の辞…石井 正治(東京大学)
- 17:40~19:40 懇親会
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参加費
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【フォーラム】- 会員(含: 所属先が賛助会員あるいは協賛団体の方): 2,000円(税込)(含: 要旨集代込)
- 一般(非会員): 4,000円(税込)(含:要旨集代)
- 学生: 無料(要旨集は有料(500円、税込))
【懇親会】
- 会員・一般: 3,000円(税込)
- 学生:1,000円(税込)
(参加費は当日、受付にてお支払いください。)
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事前登録締切
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2015年7月17日(金)17:00
※当日受付も行いますが、なるべく事前登録をお願い致します。
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申込方法
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こちらのフォームに必要事項(氏名、所属、会員種別、E-mail、TELおよび懇親会参加の有無)を明記してお申込みください。
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申込・
問合せ先
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日本生物工学会 東日本支部
支部長: 石井 正治(東大)
E-mail: amishii@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp
担当幹事: 徳田 宏晴(東農大)
E-mail: tokuda@nodai.ac.jp
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►東日本支部Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 25 5月 2015
生物工学会誌 第93巻 第5号
正田 誠
2014年のノーベル物理学賞は3名の日本人に与えられた。受賞者ならびに関係者の喜びは大変なものであろう。私自身も、2000年に白川英樹先生がノーベル化学賞を授与されたときのことを思い出した。先生は私が奉職していた研究所において伝導性ポリマーを発見し、その功績で受賞されたが周囲の盛り上がりは大変なものであった。重厚なメダルを直接拝見でき、受賞にまつわる各種のエピソードが披露された。中でも先生は自分が必ずしも優秀な学生でなかったことを独白され、これが多くの若い研究者や大学院生に研究意欲を高揚させたことも確かである。
最近のノーベル賞受賞者は、他の追従を許さない程に群を抜いた秀才タイプというよりも、粘り強く一つのことをやり遂げるタイプの人が多い。今回の青色LEDも2000年の伝導性ポリマーも、実用化に非常な困難がともなっていたが、諦めずに20年近く奮闘した成果である。こうした努力の報いとして「幸運の女神がほほえんだ」ことも共通している。
今後も日本において研究の発展と成果が期待されるが、いくつかの課題もある。思いつくまま列挙してみる。まず今までのノーベル賞受賞者は必ずしも研究環境に恵まれていたとは言えない。むしろ逆境の中で出された成果である。現在は科学技術基本法が成立して以来、数十兆円の税金が使われ、研究費および研究環境も充実して恵まれた状況と言える。こうした良い研究環境からノーベル賞が輩出されることが望まれるが、研究費の分配方法や費用対効果などについて批判があることも事実である。日本の科学技術政策の方向性について、厳しい議論がなされる必要がある。
日本人は新たな問題を提起したり、仮説を立てることが苦手である。海外の情報と動向をいち早く察知して、類似の課題を提案したり、いち早く仮説を証明してきた。海外のノーベル賞受賞者から「感謝」されている研究者も多い。こうした体質は、実質がなくても、プレゼンテーションがうまい人が目立つという結果を生む。今後は大きなブレークスルーを生み出す新しい概念や方法を提示する能力が望まれる。研究を推進する上で若い人の力が必須である。実は次の時代を担う優秀な高校生が日本の大学を選択しなくなっている。日本人の海外留学者数が全体としては減少しているが、それは「安心、安全」を重視する内向な若者が増えたことと、海外の厳しさが分かってきたことによろう。しかし、トップクラスの若者にとって今後20–30年間、日本が人生を賭けるに値する国であるのか疑問視しているとすると、今後の日本の科学技術の発展に大いに影響するであろう。すでに優秀な野球やサッカーの選手が海外に出て活躍しているし、海外の国籍を取得して活躍している研究者もいるが、今後は若い優秀な頭脳が流出し続けることが心配である。
日本人の頭脳流失を補うために、海外から優秀な若者を受け入れることにした結果、大学が主にアジアの国に事務所をおき、宣伝活動を活発化するに至っている。果たして優秀なアジアの若者が日本を目指してやってくるであろうか。障害の一つが日本語という言葉である。仮に日本語が堪能であっても日本の企業には就職しにくいばかりか、将来の昇進に関して必ずしも平等ではない。私の研究室を出て、日本で職を得た外国人は、日本社会のflexibilityの少なさへの不満を国内外に発信している。私自身、海外の大学に授業に出かけ、授業後のfree talkingにおいて学生の本音を聞き出すと、彼らは欧米志向であることを正直に言う。特に優秀な学生は日本に関する正確な情報を持ち合わせており、彼らが日本を遠ざけているこうした要因を是非改善すべきである。
最近は火山噴火などの自然災害の予想も頻繁に報道されているが、こうした情報が外国人学生に対して、留学先としての日本の魅力をさらに失うことになるのではないかと危惧している。
著者紹介 東京工業大学名誉教授、エイブル株式会社顧問
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 5月 2015
- 巻頭言“随縁随意”
- 総合論文
- 特集 高濃度タンパク質溶液の理解と会合・凝集・溶解の制御
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―
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- バイオ系のキャリアデザイン
- バイオ系のキャリアデザイン(私のバイオ履歴書編)
- 解 説
- Fuji Sankei Business i……( 309 )
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- 支部だより…( 323 )
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