【被災状況報告】宇都宮大学
投稿日: 2011.03.25 最終更新日: 2011.03.28
3月15日~3月22日の状況
宇都宮大学では、地震直後、ほぼ1日、広域停電が発生し、農学部の方では冷凍試 料やカイコなどの生物検体にかなりのダメージを受けたようです。
現在、計画停電がかなりきちんと行なわれておりますが、3時間であれば、-75℃設定のディープフリーザーも、通電無しで-60℃程度を何とか保っており、何とか凌いでおります。
また、地元の蔵元も被害が出ているようです。
ガソリン不足はまだ解消されておらず、今後の停電に対する発電機の使用の見通しが立たない状況です。
従いまして、長期間の培養実験等は行なえない状況でありますが、これらは、今後の様子見、といったところと思っております。
3月25日
ガソリンは、やっと、宇都宮市内でも、まだまだ並びますが、少々手に入るように なってきました。
その代わりに、水騒ぎです。原発が落ち着かないと、なかなか上向きに復興が進まないようです。
宇都宮大学では、放射線に関する解説文を配付して風評被害防止に努めております。
- 原子力発電所の事故は宇都宮でどのくらい危険ですか?(150KB)