【セルプロセッシング計測評価研究部会】第5回若手研究シンポジウム報告
第5回若手研究シンポジウム
総括:
「セルプロセッシング計測評価研究部会主催・第5回若手研究シンポジウム」が2013年7 月14日(13:00~16:00)シーガイアコンベンションセンター(宮崎)で開催されました。共催させて頂いた「生物工学若手研究者の集い(若手会)」実行委員の皆様に厚く御礼申し上げます。
今年は、博士課程学生6名の候補者を含む15名の若手研究者が集い、「動物細胞培養」を一つのキーワードとした研究発表と活発な討論を行いました。今年も大変優れた研究成果が発表されました。特に今年度は質疑の時間を10分と例年より長くとることができ、非常に活発で深い議論が繰り広げられました。若手会と共催することで、若手会では広い分野の研究者とワイワイ交流し、自分の専門を分かりやすく説明する勉強にもなり、さらに本シンポジウムで、自分の専門を深める大きなきっかけになったのではないかと思います。
本年度は大変レベルが高くて僅差でしたが、厳正な審査の結果、下記の2名がYoung Researcher's Award(研究奨励賞)に選ばれました。
H25(2013)年度 Young Researcher's Award(研究奨励賞)受賞者:
- 曽宮 正晴さん
(名古屋大学大学院 生命農学研究科 生命技術科学専攻 産業生命工学研究分野 博士後期課程1年)
「バイオナノカプセル-リポソーム複合体の細胞内侵入機構に基づいたナノキャリア開発」
- 中林 秀人さん
(東京大学 大学院工学系研究科 化学生命工学専攻 博士後期課程1年)
「抗体/受容体キメラを用いた培養細胞の分化制御」
本シンポジウムに参加された若手研究者の方々の今後のさらなるご発展を祈念しております。