• オーガナイザー:圍 彰吾(白鶴酒造)・岡野 憲司(阪大)
     
  • 日時:2020年9月3日(木)15:30~17:30 会場:B

【趣旨】 大学や研究機関、企業のいずれの研究開発においても、事業化を通じた研究成果の社会還元が最終目的の一つと言える。しかしながら大学の研究においては、基礎研究の成果を事業へ応用する機会が常にあるとは言えず、逆に企業は事業化へ繋がる基礎研究を見つけ出せないことがある。そこで我々は基礎研究成果の事業化について、産と官学の双方の視点から考えるきっかけを聴講者の方々に提供することで、少しでもミスマッチを解消し、日本の産官学の相互発展を促したいと考えている。以上の目的から、本シンポジウムでは産と官学の演者の方々に、基礎研究が事業化に繋がった実例について講演していただく。特に、連携のきっかけや事業化への経緯、今後の展望に焦点を当ててもらう。また、組織の垣根を越えた知識・情報共有に基づいたオープンイノベーションを起こすための取り組みについて、メーカーとコンサルタント企業を招いて第三者の視点から講演していただく。

プログラム*

  • 15:30 はじめに …… 圍 彰吾(白鶴酒造株式会社)

座長:圍 彰吾

  • 15:32(WS12-B01)
    「腸内細菌の脂肪酸代謝とその産業利用」を学の視点から
    …… 岸野 重信(京都大学 大学院農学研究科)

  • 15:50(WS12-B02)
    「腸内細菌の脂肪酸代謝とその産業利用」を産の視点から
    …… 米島 靖記(Noster株式会社)

座長:中澤 昌美

  • 16:08(WS12-B03)
    皮膚細菌叢を制御する脂肪酸:公設試における基礎研究と企業支援
    …… 永尾 寿浩(大阪産業技術研究所)
     
  • 16:26(WS12-B04)
    皮膚細菌叢を制御する脂肪酸:新しい化粧品の開発
    …… 杉野 哲造(株式会社桃谷順天館)
     
  • 16:44 休憩

座長:岡野 憲司

  • 16:49(WS12-B05)
    サントリーにおけるオープンイノベーションの変革と活用
    …… 福山 勝実(サントリーグローバルイノベーションセンター)
     
  • 17:07(WS12-B06)
    バイオ分野におけるオープンイノベーションの動向とパートナーリングの機会
    …… 緒方 清仁(ナインシグマ・アジアパシフィック)

     
  • 17:25 おわりに …… 岡野 憲司(大阪大学 生物工学国際交流センター)
     

⇒生物工学Webシンポジウム – 日程表・プログラム


*講演要旨には複数の著者名が記載されているものがありますが、プログラムにはオンラインでの発表者の情報しか掲載していません。また、お一人で複数のご所属をお持ちの方については、そのうちの一つのみを掲載しております。詳細は講演要旨をご覧下さい。