【創立100周年記念事業】第11回SBJシンポジウム ―生物工学における産官学連携の新たな潮流―
SBJシンポジウムは、日本生物工学会がカバーする広い科学技術・教育分野において、産官学の連携を深め、さらにはアジアをはじめとした諸外国の情報や動向について討議することを目的として、日本生物工学会創立100周年に向けて新たにスタートしたものです。一昨年、学会創立100周年を迎えましたが、これからの学会のさらなる発展に向けて本シンポジウムを学会のフラッグシップと位置付け、新たなスタートを切りました。
第11回目となる今回は、創立100周年の記念事業の一環として、産官学連携に焦点を当て開催いたします。シンポジウムでは、4名の先生方から産官学連携での研究開発の実例を取りあげてご講演いただくとともに、産、官、学の5名の先生方から外部の機関との共同研究を効率よく推進していくためのきっかけづくりやコツなどについてご意見をいただきます。さらに、パネルディスカッションを通して、参加者の方々から生の声をいただき、産官学連携に関して議論することで、より良い共同の場づくりの一助となることを期待し
- 日時:2024年5月24日(金)9:50~17:30(予定)
- 開催形式:ハイブリッド開催(現地参加あるいはWeb [Zoom] )
- 会場:早稲田大学121号館コマツ100周年記念ホール
(〒162-0041 東京都新宿区早稲田鶴巻町513)
- 定員:現地参加100名
- 参加費:無料
事務局からメールでお知らせしたIDとパスワードでログインしてください。
プログラム
- 9:50~10:00
本会の趣旨説明……吉田 聡(キリンホールディングス株式会社)
- 10:00~10:05
開会の辞……秦 洋二(月桂冠株式会社)
〈産官学連携の事例紹介〉
- 10:05~10:45
<基調講演>
「生命の根源物質5-アミノレブリン酸~大学とともに歩んだ39年~」
…………田中 徹(キヤンファーマ株式会社)
- 10:45~11:10
「産学連携による技術開発~乳ペプチド開発の新展開へ向けて~」
…………越智 浩(森永乳業株式会社)
- 11:10~11:35
「いつまでも元気に歩き続けられる脚を目指して」
…………金田 喜久(サントリーウエルネス株式会社)
- 11:35~12:00
「大学との共同開発技術の社会実装に向けた取組みについて~“エレキソルト”の事例紹介~」
…………佐藤 愛(キリンホールディングス株式会社)
〈産官学からの連携紹介〉
- 13:30~13:55
「“酒(しゅ)”を科学して115年~酒造研究のこれまでとこれから~」
…………秦 洋二(月桂冠株式会社)
- 13:55~14:20
「産学官連携による共同研究強化のためのガイドラインの深化をはじめとする産学連携政策の進展について」
…………大石 知広(新エネルギー・産業技術総合開発機構)
- 14:20~14:45
「より良い未来社会の実現に参加する~早稲田大学の組織的な産学連携の取組み~」
…………丸山 浩平(早稲田大学)
- 14:45~15:10
「社会課題解決を目指した産総研生命工学領域の連携に対する取組み」
…………金 賢徹(産業技術総合研究所)
- 15:10~15:35
「新テーマ創出に繋がる共創システムとコミュニケーション」
…………環野 真理子(株式会社リバネス)
- 15:35~15:50 休憩
〈産官学連携の新たな潮流〉
- 15:50~17:20
パネルディスカッション……吉田 聡(キリンホールディングス株式会社)
- 17:20~17:25
年次大会のご紹介……大河内 美奈(東京工業大学)
- 17:25~17:30
閉会の辞……青柳 秀紀(筑波大学)
申込方法
こちらのフォームよりお申し込みください。
申し込み時に、パネルディスカッションで取り上げてほしい課題、質問があればご記載ください。
※当日受付は行いません。必ず事前登録をお願い致します。
申込締切日: 2024年5月17日(金)
問い合わせ先
公益社団法人 日本生物工学会事務局 (吹田市山田丘2-1 大阪大学工学部内)
TEL: 06-6876-2731 FAX: 06-6879-2034
E-mail: (SBJシンポジウム担当)