SBJシンポジウムは、日本生物工学会がカバーする広い科学技術・教育分野について、産官学の連携を深め、さらにはアジアをはじめとした諸外国の情報や動向について討議することを目的として、日本生物工学会創立100周年に向けてスタートしました。

今回は、創立100周年開催年のSBJシンポジウムであることも踏まえ、これからの100年にむけて生物工学の新たな潮流をつくる(考える)契機となるシンポジウムを企画しました。基礎的な知見や現象を、応用や産業化につなげるためには、セレンディビティー(ひらめき)とチャレンジ(挑戦、実行)が必要です(生物工学会にはその土壌があります)。生物工学が果たす役割の大きい食、環境・エネルギー、医療などの分野において、セレンディビティーとチャレンジにより新たな潮流や分野を生み出す、研究・開発を推進している産、官、学の研究者・技術者にご講演いただき、未来の生物工学の新たな潮流について皆様と一緒に考えたいと思います。

最後まで御視聴頂き、活発な議論へと繋げて頂ければ幸いに存じます。

  • 日時:2022年5月25日(水)9:50~17:30(予定)
  • 開催形式:オンライン開催

    【主催】公益社団法人 日本生物工学会
    【後援】一般財団法人 バイオインダストリー協会、公益社団法人 日本農芸化学会
        公益社団法人 化学工学会     

プログラム

  • 9:50~10:00 開会の辞……福﨑 英一郎(大阪大学)
     
  • 10:00~10:45
    <基調講演>
    生物工学における偶然と必然
      …………髙木 昌宏(北陸先端科学技術大学院大学)
     
  • 10:45~11:30
    <招待講演>
    細胞シートを用いた再生医療の事業化を目指して
      ………… 橋本 せつ子(セルシード)
     
  • 11:30~12:10 
    細胞製造性に基づく技術開発と再生医療の産業化
      …………紀ノ岡 正博(大阪大学)

    12:10~13:10 昼休み
     
  • 13:10~13:50
    培地、成長因子等の再生医療への展開         
     …………広瀬 健(味の素株式会社)
     
  • 13:50~14:30
    次世代のメタボロミクス技術の開発と生物工学的展開
     …………馬場 健史(九州大学)
     
  • 14:30~15:10
    結晶を見分けるバイオセンシング技術と「環境検査」「医療診断」への展開
     …………黒田 章夫(広島大学)
     
  • 15:10~15:30 休憩
     
  • 15:30~16:00
    ヒトゲノム大規模改変技術とその可能性
     …………相澤 康則(東京工業大学/KISTEC)
     
  • 16:00~16:30
    分子システムの進化工学システムの進化 
     ………… 梅野 太輔(早稲田大学)
     
  • 16:30~17:00
    機械学習を道先案内とした進化分子工学
     ………… 梅津 光央(東北大学)
     
  • 17:00~17:25 総合討論
     
  • 17:25~17:30 閉会の辞…… 青柳 秀紀(筑波大学)

参加費

会員(ご所属先が本会賛助・団体会員の方を含む):無料
後援団体会員:無料、学生:無料
非会員:3,000円(税込)

※参加費(要旨集代を含む)のお支払方法は、参加確認のメールでお知らせします。

申込方法

こちらのフォームよりお申し込みください。
※当日受付は行いません。必ず事前登録をお願い致します。

申込締切日: 2022年4月25日(月) ⇒ 4月28日(木)延長しました!(終了しました)
   

問い合わせ先

公益社団法人 日本生物工学会事務局 (吹田市山田丘2-1 大阪大学工学部内)
TEL: 06-6876-2731 FAX: 06-6879-2034
E-mail: (SBJシンポジウム担当)