今回の日本生物工学会技術セミナーは北日本支部が担当して仙台の地で開催することになりました。そこで、日本の食糧基地でもある東北地域の特徴を生かして、「食品」をターゲットにして、食品加工に関連する技術の現状と将来の展望に加えて食品の品質評価技術として期待されるメタボロミクス(代謝物総体解析)に関する最新研究を紹介するセミナーを企画いたしました。東日本大震災から3年目の春を迎えようとしているこの機会に、復興を助けるものづくり、特に「食」に焦点を当て、食とものづくりにメタボロームをからませ、東北のみならず日本全国をエンカレッジするような技術セミナーになればと願っています。

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

日時 2013年3月23(土)13:00~18:00
会場 せんだいメディアテーク 7階 スタジオシアター
(〒980-0821 宮城県仙台市青葉区春日町2-1)
参加費 セミナー:一般1,000円(税込み)、学生無料
懇親会:3,000円(税込み)
プログラム

13:00~13:05 開会の辞…日本生物工学会長 原島 俊(阪大院・工)

第1部 食品加工技術の最前線
  • 13:05~13:40
    「高圧利用のルネッサンス」…藤井 智幸(東北大院・農)
     
  • 13:40~14:15
    「加工食品における食品加工技術の現状と課題」
    古橋 敏昭(テーブルマーク (株) 研究開発部)
     
  • 14:15~14:50
    「サケ氷頭プロテオグリカンの実用化と地域イノベーション戦略プログラム事業の取組み」
    阿部 馨(青森県産業技術センター)
     
  • 14:50~15:25
    「メタボローム解析を活用した血圧降下素材開発」
    山本 直之(カルピス (株) 研究戦略部)

15:25~15:40 休憩                 


第2部 食のメタボロミクスの最前線
  • 15:40~16:15
    「食品のメタボローム解析」…及川 彰(山形大・農)
  • 16:15~16:50
    「生鮮野菜の品質評価に対するメタボローム解析の応用」
    飯島 陽子(神奈川工科大・応用バイオ科学)
  • 16:50~17:25
    「GC/MSを用いたメタボローム解析のチーズ品質評価への応用」
    越智 浩(森永乳業 (株) 食品基盤研究所)
  • 17:25~18:00
    「メタボリックフィンガープリンティングの原理と食品/生薬品質解析への応用」
    福崎 英一郎(阪大院・工)

18:10~20:00(予定)懇親会

申込み方法 名前、一般・学生の別、所属、連絡先(Tel、E-mail)、懇親会参加の有無を明記して下記の申込み・問合せ先にFaxまたはE-mailでお申し込み下さい。
参加費等は当日受付にてお支払い下さい。
申込み・
問合せ先
日本生物工学会北日本支部長 五味勝也(東北大学大学院農学研究科)
Fax: 022-717-8902  E-mail: gomi@biochem.tohoku.ac.jp

主催:日本生物工学会、日本生物工学会北日本支部
共催:バイオインダストリー協会新資源生物変換研究部会、日本農芸化学会東北支部
   東北地域バイオインダストリー振興会議(TOBIN)
協賛:日本農芸化学会、東北地域農林水産・食品ハイテク研究会、メタボロミクス研究部会