日時 2014年5月21日(水)14:10~16:50
場所 サントリーホール ブルーローズ
(東京都港区赤坂1-13-1 TEL. 03-3505-1001)
参加費 無料(事前申込み不要)

プログラム

(司会:大政 健史)

  • 14:10~14:15     開会の挨拶………………園元 謙二
     
  • 14:15~15:00
    「Sakeから観光立国」
       ……平出 淑恵(酒サムライコーディネーター)

何年もワインを学び親しんできた私は多くの人たちと国や人種を超えて「ワインの素晴らしさ」について共感する経験をしてきました。京都の蔵で、搾りたての大吟醸を飲んだ時「この利き猪口には日本が詰まっている、日本酒は日本そのものだ。」と感じたことがきっかけで、ワインで経験したその素晴らしい共感の輪を、日本そのものである日本酒を通じて、世界に伝え、広げていく事ができるのではないかと思いました。日本酒を通じて日本の文化や地方を世界に紹介したい、それを実現するために会社を興しました。「Sakeから観光立国」それに向かってのこれまでの取組みをお話したいと思います。  
(座長:貝沼 章子)
 

  • 15:05~15:50
    「サントリーの商品開発—技術による生活文化の創造—」
       ……高橋 賢蔵(サントリーグローバルイノベーションセンター)

サントリーは今年で創業115年となりました。この長い時間、企業として存続し発展してこられたのは、「やってみなはれ」というサントリーを象徴する言葉に表れているように新しいことに挑戦し続ける企業風土によるものと思います。ただサントリーの事業領域は酒類・食品という非常に生活に密着した商品を扱うもので、決して最先端の事業領域ではありません。そのような領域の中での新しい取組みや挑戦とはどのようなものかというと、ゆるやかに変化する生活文化の一翼を担うことと考えています。そのようなサントリーの活動のなかの技術者としての取組みについてご紹介したいと思います。
(座長:坂口 正明)
 

  • 15:50~16:00  休 憩
     
  • 16:00~16:45
    「研究者・技術者に期待すること—グローバル事業を成功に導くために—」
       ……成瀬 淳(岡山大学客員教授、大阪電気通信大学監事、日本工学アカデミー会員)
  1. 自己紹介と40年間に渡る会社生活での体験談
     
  2. 人材育成の重要性と教育論について
     
  3. 「グローバル性」とは「多様性の受諾」「サイロメンタリティーからの脱却」のこと。先ずはこの本質を見極めねばならない。
     
  4. サイロメンタリティー事例1:
    最近の若いものは、ジェンダーバランス、技術者と経営者、など
     
  5. サイロメンタリティー事例2:
    「それは私の仕事の枠外だ」
     
  6. 計測しやすくしてから計測しよう。原価計算に興味がありますか?
     
  7. 成功する組織に求められる条件は何か。

以上の話を踏まえて、さて次は皆さんのご意見を拝聴したいと思います。どうぞ挙手してください。   
(座長:坂口 正明)
 

  • 16:45~16:50  閉会の挨拶………………水光 正仁
     

 

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