サスティナブル工学研究部会では、下記の通り、「複合微生物を活用したサスティナブル工学研究の応用と新展開」に関する講演会を開催いたします。

複合微生物は古来より醸造製造に用いられている他、各排水の浄化処理や未利用資源からの有価物生産として、持続的な資源循環利用と環境保全に寄与しています。単一微生物系と異なり、複合微生物系プロセスでは、細菌種・群集構造や各微生物の機能など従来ブラックボックスでしたが、近年の解析技術の進化により、それらが解明されつつあります。本セミナーでは、未利用資源から有価物を生産する異なるプロセス(嫌気消化および自家熱型高温好気消化)に関する複合微生物研究の最新の成果の紹介と今後の展望を議論する機会を提供します。
複合微生物、メタン、液肥、次世代シーケンサー、細菌叢解析、資源循環利用などをキーワードとする研究に興味のある方のご来聴を心より歓迎いたします。(非研究部会員の方も奮ってご参加ください。

  • 日時:2019年3月18日(月)15:00~16:00
     
  • 場所:九州大学伊都キャンパス⇒アクセス

    農学部ウエスト5号館225講義室⇒キャンパスマップpdf 
    (マップ中の番号28が農学部ウエスト5号館で、225講義室は2階です。バス停から225講義室までの経路は添付ファイルpdfをご参照ください。)
     
  • 演題と演者: 
     

    1. 複合系微生物中のサバイバルゲームをクォーラムセンシングで考える
     ~下水汚泥のメタン発酵促進のための細菌間相互作用の理解~
     ……前田 憲成(九州工業大学大学院生命体工学研究科)

    2. 硝化脱窒の進行しない自家熱型高温好気消化を細菌叢の変遷から考える
     ~バイオマスエネルギー直接利用型の液肥製造法として〜
     ……田代 幸寛(九州大学大学院農学研究院)
     

  • 問い合わせ:九州大学大学院農学研究院 田代幸寛(

 

【主催】日本生物工学会サスティナブル工学研究部会
【共催】九州大学大学院農学研究院土壌環境微生物学研究室

 

►サスティナブル工学研究部会Topへ