このたび、2016年9月9日にバイオマス循環利用研究部会(BRUF)の活動の一つとして、BRUF講演会を開催します。本研究部会のテーマの一つであるバイオマス循環利用・持続型生産体系の構築には、環境保全・生態維持に加えて、生物種の保護も考慮する必要があります。そこで今回は、霊長類の生態学研究で著名な松田一希先生(中部大学)をお招きして、特別講演会を開催します。

松田先生は、豊かな原生林と多様な生物が生息するマレーシアサバ州キナバタンガン地域で、主に絶滅危惧種テングザルの生態を長期に渡って追跡・解明されています。生物工学とは全く異なる観点から、バイオマス循環利用ならびに生態保全に関する知見・見分・人脈を拡げる絶好の機会になりうると期待されます。

初秋のお忙しい時期ですが、研究部会員および研究部会員以外の皆様のご参加をお待ちしています。
申し込み希望者は恐れ入りますが、2016年9月6日(火)までに田代宛にご返信(名前、所属、連絡先等)願います。

講師 松田 一希 先生(中部大学)
講演タイトル マレーシア・サバ州における長期テングザル研究:森林開発とテングザルの保全
日時 2016年9月9日(金) 15:00~16:00(予定)
場所 九州大学農学部5号館211教室 ⇒アクセス
⇒キャンパスマップpdf
マップ中の番号68が農学部5号館で、211号室は2階です
企画代表者 バイオマス循環利用研究部会 部会長 
九州大学農学研究院 酒井謙二 (kensak@agr.kyushu-u.ac.jp )
問合せ
申込先
バイオマス循環利用研究部会 幹事 
同上 田代幸寛 (tashiro@agr.kyushu-u.ac.jp )

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