【研究部会】最新バイオインターフェース研究会・金沢
開催の主旨
バイオインターフェース研究部会では、生体分子の界面における相互作用に着目した高感度検出デバイスや、生体分子と高親和性を示す人工材料などのバイオインターフェース研究の成果をさらに上位の段階に発展させるという観点から“より細胞の表層に近い機能をもつバイオインターフェースのデザイン”を目指している。単なる“表面”ではなく、その両側の領域とのつながりをもった真の“界面”を検討対象とする。また、表面に分子を並べることを主眼とした分子アレイより高度な機能性界面の実現を目指し、輸送、伝達、変換といった機能(トランスダイナミクス)を可能とする生物界面をデザインし、新しい分子デバイスの開発や、人工細胞創生技術への応用などを目標とし、関連研究分野のさらなる発展を目指している。
幅広い分野から当会にご参加いただき、新たな基礎・応用研究、研究者間の共同研究が生まれ、育まれることを目指した。
- 開催日時:2018年1月26日(金)13:00~18:00
- 場所:石川県政記念 しいのき迎賓館
- スケジュール:
<第一部:研究報告>
1:00~3:20(公開セミナー)
1:00~1:10
最新バイオインターフェース研究の潮流
……堀 克敏(名古屋大学大学院・研究部会長)
1:10~1:40
バイオインターフェースで働く合成分子ツールの開発
……山口 哲志(東京大学大学院)
1:40~2:10
バイオミネラリゼーションペプチドライブラリーによるナノ材料界面の制御
……田中 祐圭(東京工業大学大学院)
2:20~2:50
ナノ粒子を用いた新規分析法の開発
……座古 保(愛媛大学大学院)
2:50~3:20
インターフェイスに創る新しい価値を目指して
……石川 聖人(名古屋大学大学院)
<第二部:パネルディスカッション>
3:30 ~5:30(非公開・部会委員及び、事前登録者のみ)
進行役:中村 史(産総研)、高木昌宏(北陸先端大)
「研究戦略の立て方 (より良い研究申請書の準備に向けて)」
研究戦略の立案に必要な要素や、申請書を書くポイント等を、皆さんで考えてみるという企画
<第三部:活動方針検討会>
5:40~6:00(非公開)
進行役:堀 克敏(名古屋大学大学院)
・次年度研究部会開催場所の決定
・今後の運営方針
・その他
<懇親会>
7:00~(会費制 要事前予約)
金沢・片町 割烹懐石 新橋 こうや
- 申込み先:
バイオインターフェース研究部会 部会長
名古屋大学大学院工学研究科化学・生物工学専攻
堀 克敏 Email: