2010年5月21日の新聞紙上に「人工生命が誕生か」という見出しが躍り、合成生物学という言葉が注目されたことは記憶に新しい。その後も特定の物質生産のための代謝経路設計は進んでいるが,細胞全体ないしは生命体そのものを設計し、合成生物学的手法で専用ゲノムを構築するには必ずしも至っていない。しかしながら生物工学の視点から考えると、設計から製作という工学的手法はなじむものであり、「ものづくり」の効率を飛躍的に高める可能性を秘めている。そこで本フォーラムでは、本分野の先端研究者、さらに企業における研究開発の最前線に携わる方に、その魅力と課題について講演を御願いし、生物工学における合成生物学の役割と今後の展望について議論したい。

主催:日本生物工学会 東日本支部

日時 2013年7月19日(金)13:30~19:40(懇親会を含む)
場所 東京農工大学小金井キャンパス 140周年記念館(エリプス)
3階会議室(東京都小金井市中2-24-16)
プログラム
  • 13:30-13:40  
    開会の辞…東田 英毅(旭硝子)
     
  • 13:40-14:20
    微細藻類の代謝改変によるバイオ燃料生産への挑戦 
    …田中 剛(東京農工大学)
     
  • 14:20-15:00
    最小哺乳類システム構築の試み
    …田川 陽一(東京工業大学)
     
  • 15:00-15:15 休憩
     
  • 15:15-15:55
    植物からつくるプロピレン           
    …和田 光史(三井化学)
     
  • 15:55-16:35
    再構築型蛋白質合成系と人工細胞           
    …上田 卓也(東京大学)
     
  • 16:35-17:15
    インフォマティクスを糸口とした合成生物工学の展開   
    …荒木 通啓(神戸大学)
     
  • 17:15-17:25 閉会の辞…養王田正文(東京農工大学)
17:40-19:40
懇親会(同建物3階会議室)
参加費 フォーラム: 会員(賛助会員を含む) 1,000円(不課税)、非会員 2,000円(税込)、学生 無料
懇親会: 一般 3,000円(税込)、学生 1,500円(税込)
(参加費は当日、受付にてお支払いください。)
申込先 こちらの申込フォームに必要事項を記入し、お申し込みください。
または、氏名、所属、会員種別、連絡先、E-mail、TEL、FAXおよび懇親会参加の有無を明記のうえ、下記問い合わせ先までメールまたはFAXでお申し込みください。
※当日受付も行いますが、なるべく事前登録をお願い致します。
事前登録締切 2013年7月10日(水)
問合せ先 【東日本支部事務局】
東京農工大学大学院工学府生命工学専攻 尾高 雅文
E-mail: modaka@cc.tuat.ac.jp
FAX: 042-388-7479

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